JP2015171115A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】記録済みの動画ファイルに対して、新たに撮影した動画を追加記録して、1つのファイルにまとめた動画において、撮影時の時間情報を記録し、再生表示できる撮像装置を提供すること。
【解決手段】被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、この撮像手段によって動画を生成する動画生成手段と、前記第2の動画に時間情報を画像として合成する画像合成手段と、前記第2の動画を前記第1の動画に追記する動画追記手段と所定の時間が経過したかを判定する時間比較手段を備え、所定の時間経過していると判別された際に、時間情報を画像として合成して動画に追記する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静止画及び動画または、連続画の両方を記録可能な撮像装置に係わり、特に静止画の前後の動画又は、連続画を静止画に関連付けて記録可能な電子カメラに関する。
従来、動画撮影可能なカメラや静止画撮影可能なビデオカメラがある。近年、撮影画像を楽しむ方法について様々な機能が提案されており、その一つに所定期間の撮影画像をダイジェスト表示し、振りかえるものが提案されている。
係るカメラにおいて、静止画を撮影した際に関連する動画を撮影記録し、1つの動画にまとめて記録するものがある。これを再生することにより、一日撮影した状況を動画によりダイジェストで確認する事ができる。これは、撮影時の待機中から動画エンコードを開始し、静止画撮影前の2乃至4秒前の動画を記録するものである。前述の動画像は、静止画撮影に連動して生成されるスナップ動画は、ダイジェスト動画として記録される。
ここで、ダイジェスト中の動画において撮影時の時刻を表示させるニーズがある。
特許文献1では、記録済みの動画ファイルに対して新たに撮影した動画を追加記録して1つのファイルにまとめる機能に関する技術が開示されている。
特許文献2では、再生時に撮影時のタイムスタンプ情報を読み出し撮影時の実刻を表示する事に関する技術が開示されている。
特開2003−219325号公報 特開2000−270292号公報
従来の動画によるダイジェスト表示機能では、撮影時間の異なるスナップ動画を1つの動画に連結するため、何時撮影されたものかユーザが判断しにくい問題がある。しかしながら、前述したダイジェスト機能を備えたカメラのダイジェスト表示中の動画再生において、時刻等の時間情報をユーザに明示する方法について未だ考慮されていない。
特許文献1では、動画の追加記録に関して開示されているが、連結された動画の時間表示については、何ら示唆も開示もされていない。
また、特許文献2では、再生時に撮影時のタイムスタンプ情報を読み出し撮影時の実刻を表示する技術について開示されている。しかし、撮影開始時の時刻とインターバル撮影周期から実時間を計算するため、ダイジェスト表示の様に不連続な時間間隔で撮影され結合した動画の時間情報の表示には適さない。さらに、タイムスタンプ情報から実時間を再計算して表示する必要があるため、時刻表示可能なアプリケーションが限られてしまう問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的とする所は、動画によるダイジェスト表示を行う際に、ユーザに撮影時の時刻を提示する事である。
本発明の撮像装置は、被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像に時間情報を合成する画像合成手段と、
前記撮像手段及び画像合成手段によって生成された画像を用いて動画を生成する動画生成手段と、
前記動画生成手段によって生成された第1の動画に対して、新たに生成された第2の動画
を前記第1の動画に追記する動画追記手段と、
を備えたことを特徴としている。
画像内に時間情報を合成し、1つの動画に連結することで、撮影時間をユーザに直接提示することが可能となり、より撮影時の状況を楽しむ事が可能となる。また、再生するアプリケーションを問わず、時間情報をユーザへ提示可能である。
システム全体の構成を示すブロック図である。 本実施例における撮影フローを示すフローチャートである。 本実施例における撮影条件を設定するフローチャートである。 本実施例の合成画像及び動画像を示す概略図である。 本実施例の撮影状況を示す概略図である。 本実施例の時間情報が合成された動画の構成を示す概略図である。
[実施例1]
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
なお、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、構成、動作等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
図1は、本発明による撮像装置の第1実施形態の構成を示す図である。撮像装置100は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等であり、撮影レンズ10により得られる被写体像を撮像素子14の撮像面に結像させて撮像する。
撮影レンズ10は、不図示の複数のレンズからなり、焦点距離を変更するズーム機構と、焦点位置を移動させるフォーカス機構とを有している。撮影レンズ10と撮像素子14との間には、絞り機能を備えるシャッタ12が設けられている。
撮像素子14は、光学像を電気信号に変換する光電変換手段である。本実施形態の撮像素子14は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを用いている。なお、撮像素子としては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等、他のタイプのイメージセンサでもよい。
A/D変換器16は、撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。
タイミング発生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。また、タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ又はメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20によって画像の切り出し、拡大処理を行うことで電子ズーム機能が実現される。さらに、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。この演算処理により得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、フォーカス制御手段42に対して制御を行う。例えば、システム制御回路50は、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。 メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16が出力したデジタルデータは、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、又は、A/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。
画像表示部28は、TFT−LCD(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display)等から成り、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データをD/A変換器26を介して表示する。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納する記憶部であり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT:Adaptive Discrete Cosine Transform)等により画像データの圧縮伸長を行う。圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理又は伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御手段40は、シャッタ12を制御し、撮像した画像データを画像処理回路20で所定の演算を行い、得られた演算結果に基づいて、AE(自動露出)処理を行っている。また、露光制御手段40は、フラッシュ48と連携してフラッシュ48の調光を行うフラッシュ調光機能も有する。
フォーカス制御手段42は、システム制御回路50を介して撮影レンズ10のフォーカシング動作を制御する。 これら露光制御手段40及びフォーカス制御手段42は、TTL方式を用いて制御されている。すなわち、撮影光学系を介して撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、フォーカス制御手段42に対して制御を行う。 ズーム制御手段44は、撮影レンズ10のズーミングを制御する。
システム制御回路50は、撮像装置100全体を制御する制御部である。
メモリ52は、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
表示部54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する。表示部54は、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数又は複数設置され、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。また、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体97の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示等もLCD等に表示する。表示部54はLCD等であれば、画像表示部28と共用することも可能である。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能な不揮発性記憶手段であり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等が用いられる。
モードダイアルスイッチ60、シャッタスイッチ62,64及び操作部70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段である。これらは、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数又は複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定するときに操作される。
シャッタスイッチ62は、不図示のシャッターボタンの操作途中のいわゆる半押し状態でONとなるスイッチ(SW1)である。シャッタスイッチ62(SW1)がONすることにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始をシステム制御回路50が指示する。
シャッタスイッチ64は、不図示のシャッターボタンの操作完了のいわゆる全押し状態でONとなるスイッチ(SW2)である。シャッタスイッチ64(SW2)がONすることにより、システム制御回路50が露光処理、現像処理、記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
この露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む。
また、現像処理では、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を行う。
さらに、記録処理では、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体97に画像データを書き込む。
操作部70は、各種ボタンやタッチパネル等からなり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等の機能を持つ。また、操作部70は、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等の機能を持つ。さらに、操作部70は、プリント出力ボタン、記録ボタン、ズームレバー(望遠・広角)、十字ボタン(上、下、左、右)、カーソル表示ボタン等の機能も持っている。
電源制御手段80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。
コネクタ82は、撮像装置100の内部と電池収容部に収容された電池又はACアダプター等の電源86とを接続する。
電源86は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等である。
インタフェース94は、記録媒体97との接続を仲介する。
コネクタ92、93は、記録媒体97との接続を行う。
記録媒体97は、メモリカードやハードディスク等である。
合成処理回路100は、撮影した画像に文字情報や画像を合成する合成処理回路である。時間情報取得回路101は、現在の時間情報の取得を行う。リアルタイムクロック(RTC)などの回路から構成される。時間情報の取得方法はこれに限定するものではない。外部通信を行い時報等の時刻情報を取得する様な構成でも構わない。
時間比較回路102は、予め設定した所定の時刻と時間情報取得回路で取得した時刻情報を比較する手段である。メモリ30等に予め設定した時間範囲と比較し、結果をシステム部50へ返す。
図2に示すフローチャートを用いて、本実施例の説明を進める。
S200で静止画撮影毎に、静止画撮影の直前の所定期間スナップ動画を撮影し、動画ファイルに追記記録していく撮影モード(以後、ダイジェスト動画モードと呼ぶ)が選択される。
これは撮影時の待機中から動画エンコードを開始し、静止画撮影前の2乃至4秒前のスナップ動画を記録するものである。撮影されたスナップ動画は日付毎に管理され、新たに撮影する度に追記され連結された1つの動画として記録される。この静止画撮影に連動して生成されるスナップ動画を連結した動画を、以後ダイジェスト動画と呼ぶ。
S200でのダイジェスト動画撮影モードの選択は、モードダイヤル60に撮影モードとして用意してユーザが適宜選択してもよい。また、表示部54にメニュー表示し、操作部70で選択する構成でも構わない。
S201では、ダイジェスト動画モードが選択されると、動画のバッファリングを開始する。撮像素子で撮影された画像データは、デジタルデータに変換され、画像処理された後、メモリ30に逐次記憶される。メモリ30にバッファリングされた画像データは、所定時間蓄積され、一定期間の時間経過と共に新しいものに更新されていく。
S202では、SW2動作が行われたかを判定する。SW2が押されていない場合は、動画のバッファリングを続ける。
SW2が押された事を検出すると、S203では、動画のバッファリングを停止する。メモリ30にバッファリングされた画像データは、画像処理前のRAWデータでも構わないし、圧縮伸長回路32により圧縮された画像でもよい。
S204では、撮影日時の情報を時間取得回路102から取得する。S205では、静止画の撮影を行う。S206では、ダイジェスト動画に時間表示を行うかを判定する。ダイジェスト動画モード中の時間表示選択は、メニュー表示画面等からユーザが適宜指定する事が出来る。
S207では、撮影済みのダイジェスト動画が記録されているかを判断する。撮影済みのダイジェスト動画がないと判断されるとS209へ進み、新たなダイジェスト動画として新規記録する。作成されたダイジェスト動画は、記録部96等の外部メモリに記録される。
内臓メモリや、外部メモリである記録部96に記録済みのダイジェスト動画がある場合、S208に進む。S208では、バッファに記録された動画のエンコードを行い、記録済みのダイジェスト動画にメモリ30に記録された動画データを追記する。
S206でダイジェスト動画に時刻表示を行うことを決定すると、S212へ進み撮影済みのダイジェスト動画が記録されているかを判断する。S212で撮影済みのダイジェスト動画がないと判断されるとS218へ進む。
S218では、時間表示を行うための合成表示条件の取得を行う。合成表示条件の設定については、後に図3のフローチャートを用いて詳細を示す。
S218で合成表示条件を取得するとS220で合成画像の取得を行う。メモリに蓄積した動画データに合成される時間画像はS204で時間取得部101から取得した時間情報に基づく画像となる。例えば、画像比較手段102で判定する時間範囲が1時間の場合、撮影時刻が13時〜14時の動画データに合成される時間画像は13時を示すものとなる。同様に撮影時刻が18〜19時の場合、動画データに合成される時間画像14時を示すものになる。画像比較手段102で判定する時間範囲が15分単位の場合、13時0分〜15分の間の時間画像は13時の画像となり、13時15分〜30分の間に撮影された動画データに合成される画像は、13時15分を示す画像となる。
このように所定の時間範囲である事を時間比較部102で判定し、対応する画像を選定する。時間画像は画像テンプレートとして予めメモリ30に記憶して置きそれを選定する。または、取得した時間情報を基に、逐次時間画像データを生成しても構わない。
S221では、時間比較部で選定した時間画像を合成処理回路100でメモリ30に蓄積された動画データに合成する。時間画像は、伸長圧縮後の動画データに対して行ってもよいし、撮影直後のRAWデータをメモリに蓄積させて置き、その画像に対して行っても構わない。時間画像の合成は、S218で取得した合成表示条件である表示時間に対応したフレーム数に対して行う。
S222では、S221で時間画像を合成した際の合成条件をメモリ30に記憶する。時間画像を合成した際の撮影時間や、合成した時間画像の表示形式・表示位置等のS218で取得した合成表示条件が該当する。
その後S209へ進み、S221で時間画像を合成した動画データをエンコードし、作成したダイジェスト動画を記録部96へ新規記録する。メモリ30に記憶された画像データは、圧縮処理等の画像処理が行われ、所定のファイル形式で記憶媒体に記録される。動画ファイル形式は特定の形式に限定せず、MotionJPEGや、MPEGなど広く知られたファイル形式を適用してもよい。
S212において、内臓メモリや外部メモリである記録部96に記録済みのダイジェスト動画がある場合はS213へ進み、合成表示条件を取得する。取得する合成表示条件は、S222でメモリに記憶した、記録済みダイジェスト動画の合成表示条件とする。連結された1つダイジェスト動画において、時間表示形態や位置、サイズは基本的には統一されている事が望ましい。しかし、特定の表示位置に限定した場合、撮影済み画像の主被写体に被ってしまう様な場合も考えられるため、状況に応じて変更できる構成が好ましい。例えば、記録済みのダイジェスト動画の時間画像表示位置に被写体の顔が重なってしまう様な場合は、図示しない顔検出回路を用いて、画角内の顔表示位置を検出し、時間画像の表示位置をよける構成としても良い。
S214では、S213で取得した前回の時間画像を合成した撮影時間と、S204で取得した現在の撮影時間を時間比較部で比較し、所定の時間経過があったかを判定する。
経過時間が所定の時間範囲以内だった場合、時間画像の合成を行わずにS208へ進む。S208では、メモリに蓄積された動画データのエンコードを行い、記録済みのダイジェスト動画に追加記録する。
例えば、予め設定した必要経過時間が1時間であり、前回の時間画像の合成を行った撮影時間が14時30分だった場合、15時30分以降まで、次の時間画像の合成を行わない。時間画像の合成した前回の撮影時間から経過した時間範囲の設定は、実時間で設定せずに、合成画像の作成に用いた時間範囲を用いても構わない。例えば、1時間置きに時間画像を取得する設定の場合に、13〜14時に取得された画像を合成すると、次に時間画像を合成するのは14〜15時の間に撮影された動画データとなる。また、経過した時間範囲の設定を行わない場合や、経過した時間範囲を0とした場合は、撮影の度に時計画像を合成することとなる。
S214で現在の撮影時間が所定の時間範囲内に無い場合は、S215へ進み合成画像の取得を行う。メモリに蓄積した動画データに合成される時間画像は、S204で時間取得部101から取得した時間情報に基づき作成するか、或いはメモリ30に予め記憶されたテンプレート画像から選択する。
S216では、メモリに逐次保持された動画像データにS215で取得した時間画像を合成する。時間画像は、伸長圧縮後のデータで行ってもよいし、撮影直後のRAWデータで行っても構わない。
S217では、時間画像を合成した際の合成条件をメモリ30に記憶する。その後、S208へ進み、時間画像が合成された動画データをエンコードし、記憶済みのダイジェスト動画に追記記録する。
ダイジェスト動画の記録が終了すると、S210でメモリ30に保持された静止画像データを現像処理し、記録部96等に記録する。ここまででSW2動作に連動した一連の撮影を終了する。S211で撮影終了かを判定する。撮影モードの変更によりダイジェスト動画モードの終了が指示される、或いはカメラの電源OFFが選択されると、S223でカメラ動作を終了する。S211でダイジェスト動画モードの終了が指示されない場合は、S201に戻り、再度動画像のバッファリングを開始する。
図3のフローチャートを用いて撮影条件の設定方法を示す。
S300で時計表示条件の設定を選択する。撮像装置は、撮影した動画データに時刻表示を付加して記録するモード、と時間情報を付加せずに動画を記録するモードを有し、ユーザはメニュー画面などの所定のインターフェースを利用して、所定のモードを選択する事が出来る。
S301では、表示形式を選択する。図4に時計表示の合成例を示す。400は、メモリ30に記録された元の画像データである。411〜414は、合成した時計画像データである。401〜404は、時計画像データを合成した合成済み画像データである。合成処理回路100で時計画像データを合成し、画像処理部20で動画ファイルにエンコードして記録手段97に記録する。
撮影画像401の画面左上隅部に時刻を示す時計画像411が付加されている。時計画像410は、撮影時の時刻を視覚的に提示するものであり、アナログ時計表示の図形によって表示される。スナップ動画が取得される度に、時計画像は随時更新される。
時計の表示形態は、アナログ時計表示に限定されず、412のバー表示、413のデジタル表示の様に文字と図形を組み合わせた表示態様など適宜変更が可能である。また、表示形式は、12時間表示でもよいし、24時間表示でも構わない。
表示形態の選択方法としては、例えばメニュー画面表示上で401〜414の様に表示内容の選択を受け付ける構成でもよいし、表示色や、フォントの選択、数字形式を受け付ける構成もある。合成画像401〜403は、撮影した画像内に時計画像を合成しているが、合成画像404では、縮小した元画像400の枠外に時計画像414を合成している。このように被写体を遮らない様に撮影画角外に時計画像を合成する構成でも良い。
S302では、表示位置を変更する。また、画面内における時刻表示情報の表示位置は、ユーザが適宜指定する事が出来る。表示位置の指定方法としては、予め用意された表示位置の候補の中から所望の位置を選択する構成でもよいし、画面内で任意の位置を指定する構成でもよい。また、413のデジタル時計表示の様に横方向に表示してもよいし、412のバー表示のように縦方向表示してもよい。横方向に表示する際には、画角内の上端或いは下端に沿って配置する事が、被写体の表示に対して邪魔にならず好ましい。また、縦方向表示については、左辺或いは、右辺に沿うように配置することが被写体の表示に対して邪魔にならず好ましい。前述したように、顔検知回路等を用い、被写体位置を検出して被写体をよける位置に時計画像を表示するような構成でも良い。
S303では、表示するサイズ及び表示させる時間をユーザの選択に応じて変更できる。S304では、時計画像の更新間隔を変更する。
ここで述べる更新間隔には、時間比較部が時間画像を選択する際の時間範囲と、時間画像を合成後に所定の時間経過があったかを判断する時間範囲の設定が含まれる。
S305では、時計画像の表示時間を変更する。表示時間としては、動画のバッファリングを行い蓄積された所定時間の動画データに対して、所定の時間範囲を指定する。これに限らず、所定のフレーム数を指定する構成でもよい。
時刻情報の合成は、全てのフレームに対して行う必要はない。動画記録中に一定の割合で時間情報を合成したフレームを挿入する様にしても構わない。時刻の情報の更新サイクルは、ユーザが任意に選択可能である。時計画像の合成を毎フレーム更新すると、表示画像が著しく変動し、観察しづらくなる事が予想される。また、画像の変動が気になって、ユーザに不快感を与える可能性があるため、ある程度更新する間隔を長くして変化を少なくする事が好ましい。そこで、所定の更新間隔が経った事を時間比較部101で比較し、時刻表示を変更する。ここでは一例として、1時間ごとに時間表示を変更する事を設定した場合について説明を続ける。前回時計画像を合成してから所定の時間が経過したことを検出すると合成を行う構成でも良い。
合成する画像データは、時間取得部で取得した時間情報を基に、その都度作成しても構わない。また、メモリ30に予めテンプレートを用意し、時間比較部102で比較した時間に応じて最適な画像を選択する構成でもよい。
時間取得部で取得する時間情報は、静止画撮影時間でもよいし、SW2動作に基づき動画バッファリングを停止させた際の記録動画の先頭時間を用いても構わない。
S306で設定を完了する。S301〜S305を順に説明したが、特に設定順に制約は無い。ユーザは必要な設定項目のみを適宜設定・変更可能な構成が好ましい。
また、既に記録済みのダイジェスト動画がある場合は、表示形式を統一できる事が望ましい。このため、メモリに記憶された合成条件を照合し、記録済みのダイジェスト動画が既にある場合は、図2のS213、S218で取得した合成表示条件を参照してもよい。また、ユーザがメニューから、合成表示条件を変更した場合には、記録済みのダイジェスト動画に時計画像を合成した動画ファイルを追記するのではなく、新たな合成表示条件に基づき、新規ダイジェスト動画として記録してもよい。
図5に一連の撮影を行った際のダイジェスト動画を示す。図中の501〜513は、それぞれ静止画撮影を行った際に記録されたスナップ動画である。それぞれのスナップ動画データは破線区切られた時間軸で撮影されたものである。530はそれぞれの画像のSW2のタイミングを示す。521〜525は、それぞれの時間に対応する時計画像である。これらの画像は、メモリ30内に予めテンプレートとして記憶して置き、撮影時間を取得した際に時間比較部で比較した結果に基づき選択する。ここでは1時間置きの時計画像が更新され合成される。時間比較部によって、動画501〜503は2時、504〜505は3時。506〜508は4時、509は5時、510〜513は6時の時計画像が合成される。
図6(A)に図5で撮影されたダイジェスト動画の構成を示す。静止画撮影に関連して撮影されたスナップ動画は、連結されダイジェスト動画601となる。静止画撮影を行う度に新たなスナップ動画がダイジェスト動画601に追記されていく。
611は、ダイジェスト動画610における時計画像表示のON時間を示す。ここでは、ダイジェスト動画におけるすべてのフレームで時計画像が表示されている。前述したように各スナップ動画501〜513には、それぞれ撮影時間に対応する時計画像521〜525が合成されている。このため、ダイジェスト動画を再生するとシーンの切り替わりごとにアナログ時計表示の時間更新される事となり、撮影時間が一目瞭然となる。
612は、時間比較部によって撮影時間が1時間ごとの所定の時間範囲内にある場合、時計画像の合成を行わない設定における時計画像表示のON時間を示す。ここでは、スナップ動画501、504、506、509、510に対してのみ時計画像の合成が行われる。一時間置きに時間が表示・更新されるため、どのシーンから時間が変わっているのか一目瞭然となる。
(B)は、ダイジェスト動画610の構成の拡大図である。613は、S305で表示時間を変更した場合のダイジェスト動画610における時計画像表示のON時間を示す。
時刻情報の合成は、全てのフレームに対して行う必要はない。動画記録中に一定の割合で時間情報を合成したフレームを挿入する様にしても構わない。時計画像を合成した場合、時計画像の合成位置に撮影された被写体表示が遮られてしまうめ、時計画像の表示時間をユーザが適宜設定できることが望ましい。時計画像の合成・表示時間はフレーム単位、時間単位で選択しても構わないし、612のように生成されるスナップ動画単位、611の用に全ダイジェスト動画としても良い。
このように、本実施形態にかかる撮像装置によって記録された動画データには、フレーム画像中に時間情報が合成されているため、当該動画データを再生すると、動画映像と共に静止画撮影時の時刻が表示される。したがって、一日の撮影記録をダイジェスト表示した際に、撮影内容だけでなく撮影時間を振りかえる事ができる優れた効果を奏し得る。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
100 撮像装置
10 撮影レンズ
14 撮像素子

Claims (12)

  1. 被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像に時間情報を合成する画像合成手段と、
    前記撮像手段及び画像合成手段によって生成された画像を用いて動画を生成する動画生成手段と、
    前記動画生成手段によって生成された第1の動画に対して、新たに生成された第2の動画
    を前記第1の動画に追記する動画追記手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を撮像して画像を得る撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮影した時間を取得する時間取得手段と、
    前期時間取得手段で取得した時間が所定の時間範囲内の時に時間情報を合成する画像合成手段と、
    前記撮像手段及び画像合成手段によって生成された画像を用いて動画を生成する動画生成手段と、
    前記動画生成手段によって生成された第1の動画に対して、新たに生成された第2の動画
    を前記第1の動画に追記する動画追記手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記動画生成手段によって生成された第1の動画に対して、新たに生成された第2の動画を追記する際に、所定の時間が経過したかを判定する時間比較手段を備え、前記画像合成手段は、前記時間比較手段によって所定の時間経過していると判別された際に、前記第2の動画に時間情報を合成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 静止画を撮像するレリーズ手段と、所定時間の動画像を撮像し続け蓄積する動画蓄積手段を備え、前記動画生成手段は、前記レリーズ手段により静止画を撮影するタイミングで前期動画蓄積手段に蓄積した動画像を記録することを特徴とした請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記画像合成手段によって合成する前記時間情報がアナログ時計表示であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記画像合成手段によって合成する前記時間情報がバー表示であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記画像合成手段によって合成する前記時間情報がデジタル時計表示であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記画像合成手段によって合成する前記時間情報が24時間表示であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記画像合成手段によって合成する前記時間情報が12時間表示であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記画像合成手段によって合成する前記時間情報が横方向表示であり、撮影画像の上端部或いは下端部から所定の距離に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記画像合成手段によって合成する前記時間情報が縦方向表示であり、撮影画像の左端部或いは右端部から所定の距離に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記撮像装置は撮影画像を記憶する記憶手段を備え、前記画像合成手段によって合成する前記時間情報は、テンプレート画像として予め前記記憶手段に備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190020392A (ko) * 2017-08-21 2019-03-04 소프트상추주식회사 횡령 사고 방지를 위해 pos 단말기의 조작을 감시하는 pos 보안시스템

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KR20190020392A (ko) * 2017-08-21 2019-03-04 소프트상추주식회사 횡령 사고 방지를 위해 pos 단말기의 조작을 감시하는 pos 보안시스템
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