JP2015169490A - 動作検出装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な構成や処理を必要とせずに、検知対象物の形状や大きさに拘わらず、検知対象物の動きを的確に捉えてその移動速度を適切に検出できる動作検出装置を提供する。
【解決手段】制御部1は、複数個の受光センサのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を計測する。そして、制御部1は、この計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、検知対象物の動き(ジェスチャ)を検知する動作検出装置及びプログラムに関する。
従来、人体を検知するセンサとしては、焦電素子を使用せず、発光部からの光の反射光をマトリックス配列した複数個の感光部で受光することによって得られる距離を画素値に変換することによって、誤検出を防止して検知エリア内の人を検出できるようにした人体検知センサが知られている(特許文献1参照)。
特開2006−46961号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術は、受光部(光検出素子)を構成する複数個の感光部をマトリックス配列したものであるが、その複数個の感光部を精密に配列する必要があると共に、各感光部での受光量から対象物までの距離及び対象物の濃度値を求めることによって距離画像を得るようにしているため、複雑な処理を必要とし、しかも検知エリア内に人が存在しているか否を検出するだけの技術であった。
本発明の課題は、複雑な構成や処理を必要とせずに、検知対象物の形状や大きさに拘わらず、検知対象物の動きを的確に捉えてその移動速度を適切に検出できるようにすることである。
上述した課題を解決するために、本発明の動作検出装置は、
複数個の受光センサを縦横複数列にマトリックス配列した構成のセンサ手段と、
前記複数個の受光センサのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複雑な構成や処理を必要とせずに、検知対象物の形状や大きさに拘わらず、検知対象物の動きを的確に捉えてその移動速度を適切に検出することができる。
動作検出装置として適用した携帯端末装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 動作検出機能(ジェスチャ検出機能)を構成する受光部8の構成を説明するための図。 (1)は、受光部8に対する検知対象物の動き(ジェスチャ)として、1本の指を左方向に移動する場合を例示した図、(2)は、手のひら全体を左方向に移動する場合を例示した図。 検知対象物が手のひら全体の場合の受光メモリ32の内容を例示した図。 検知対象物が1本の指の場合の受光メモリ32の内容を例示した図。 ジェスチャ検出機能の起動に応じて実行開始されるジェスチャ検出処理を示したフローチャート。 図6の動作に続くフローチャート。
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、動作検出装置として携帯端末装置に適用したもので、図1は、この携帯端末装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯端末装置、例えば、タブレット端末装置であり、各種のアプリケーション機能として通信機能、計時機能(タイマ機能含む)、文書作成機能、インターネット接続機能などの基本機能のほか、操作者(人物)の動作を検出する動作検出機能(ジェスチャ検出機能)を備えている。この動作検出機能(ジェスチャ検出機能)は、操作者(人物)の動作の動作を光学的に検知してコマンドを発行する機能である。
制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯端末装置(タブレット端末装置)の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリなどを有している。記憶部2は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図6及び図7に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ31と、後述する受光センサの検知状況(受光量)を蓄積(順次記憶)する受光メモリ32と、ジェスチャの検出に応じてコマンドを発行するコマンドメモリ33、ジェスチャ検出機能用のタイマ(例えば、加算タイマ)34などを有している。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
制御部1には、入出力デバイスとして、通信部4、操作部5、表示部6、発光部7、受光部8などが接続され、それらの入出力動作を制御する。通常部4は、高速大容量の通信が可能な無線通信モジュールで、無線LAN(Local Area Network)通信でインターネットに接続可能となっている。操作部5は、各種の押しボタン式の各種のキーを有し、制御部1は、この操作部5から操作キーに対応して出力される入力操作信号に応じた処理を行う。表示部6は、高精細液晶ディスプレイあるいは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。
発光部7、受光部8は、上述した動作検出機能(ジェスチャ検出機能)を構成する要素の一部であり、携帯端末装置を構成する筐体の同一面上に所定間隔(例えば、10mm)を空けて配設されている。例えば、筐体上面の表示部6の一側部近傍に配設されている。発光部7は、例えば、高輝度の赤外線発光ダイオード(LED)によって構成されたもので、この発光部7から照射された赤外線は、検知対象物(操作者の指や手のひら)に反射し、その反射光が受光部8で受光される。すなわち、操作者は、携帯端末装置を机上に載置した状態において、表示部6の近傍に配設されている受光部8の上方で手のひらや指をかざして、受光部8を通過する方向に移動するジェスチャ操作を行うと、発光部7からの光が検知対象物に反射して受光部8で受光される。制御部1は、この受光部8の検知状況に基づいて検知対象物の動きとしてその移動速度を検出すると共に、後述する留め置きの有無を検知するようにしている。
図2は、動作検出機能(ジェスチャ検出機能)を構成する受光部8の構成を説明するための図である。
受光部8は、複数個(本実施形態では4個)の受光センサSPを縦横複数列(2列)に配設したもので、2×2のマトリッマクス配列となっている。各受光センサSPは、フォトダイオードによって構成され、その受光面は同形同大の正方形を成している。また、マトリッマクス配列の一端(図中、右端)から中心までの距離をD1とし、また、その中心から他端(図中、左端)までの距離をD2とすると、D1=D2となっている。そして、各受光センサSPは、検知対象物が受光部8上を通過移動する過程、つまり、受光部8に近づいてから遠ざかる過程において、受光部8からの照射光(赤外線)が検知対象物で反射して入射される光(反射光)をそれぞれ独立して受光するようにしている。
この受光部8が検知対象物での反射光を受光する際に、発光部7と受光部8とは接近して配設されているので、例えば、検知対象物が受光センサSPに近づく場合に検知対象物の端が受光センサSPの端にさしかかったタイミングでその受光センサSPが反射光を受光するようになる。そして、各受光センサSPで光電変換された受光量(検知状況)は、受光メモリ32に蓄積(順次記憶)される。なお、便宜上、マトリッマクス配列の右上位置の受光センサSPを0番センサと呼称し、左上位置の受光センサSPを1番センサ、左下位置の受光センサSPを2番センサ、右下位置の受光センサSPを3番センサと呼称するものとする。
図3(1)は、受光部8に対する検知対象物(操作者の指又は手のひら)の動き(ジェスチャ)として、1本の指を左の方向に移動する場合を例示した図、図3(2)は、手のひら全体を左の方向に移動する場合を例示した図である。
図3(1)に示すように、受光部8に対して検知対象物が右の方向から移動してきたときには、最初に0番センサ及び3番センサが反射光を受光して検知対象物の接近を検知するようになる。その後、受光部8の真上に検知対象物が位置するようになると、すべてのセンサが検知対象物を検知するようになり、更に、検知対象物が左の方向に移動すると、0番及び3番センサが検知対象物を検知できなくなり、その後、1番及び2番センサが検知対象物を検知できなくなる。なお、検知対象物が左の方向から移動してきて右の方向に向かう場合にも基本的には同様である。
また、受光部8に対して検知対象物が上の方向から移動してきたときには、最初に0番センサ及び1番センサが反射光を受光して検知対象物の接近を検知する。その後、受光部8の真上に検知対象物が位置すると、すべての受光センサSPが検知対象物を検知するが、更に、検知対象物が下の方向に移動すると、0番及び1番センサが検知対象物を検知できなくなり、その後、2番及び3番センサが検知対象物を検知できなくなる。なお、検知対象物が下の方向から移動してきて上の方向に向かう場合にも基本的には同様である。
このような検知対象物の移動に応じてその検知対象物の移動速度を検出する場合に、受光部8のいずれかの受光センサSPが検知対象物を検知してから、いずれかの受光センサSPが検知しなくなるまでの時間を計測し、その計測時間と受光センサSPのサイズ(距離)とから検知対象物の移動速度を計測することができる。この場合、検知対処物の幅(受光センサSP上を通過する部分の幅)が一定であれば、正しく移動速度を計測することが可能であるが、検知対象物の幅が一定ではない場合、例えば、図3(1)、(2)に示したように検知対象物が指1本の場合と手のひらの場合には、正しく移動速度を計測することができなくなる。
そこで、本実施形態においては、以下の3種類の方法から移動速度を求めるようにしている。すなわち、第1の移動速度検出方法は、すべての受光センサSPが何も検知していない状態において、1個以上の受光センサSPが検知対象物を検知してから、すべての受光センサSPが検知対象物を検知するまでのt1時間をタイマ34によって計測する。例えば、図3(1)に示したように、検知対象物が右の方向から移動してきた場合を例に挙げると、初めに0番センサ、3番のセンサが検知されたときから0番〜3番センサのすべてが検知するまでのt1時間をタイマ34によって計測し、このt1時間と距離D1から移動速度を検出する方である。
第2の移動速度検出方法は、すべての受光センサSPが検知対象物を検知している状態において、1個以上の受光センサSPが検知対象物を検知できなくなったときから、すべての受光センサSPが検知対象物を検知できなくなるまでのt2時間をタイマ34によって計測する。例えば、図3(1)に示したように、すべての受光センサSPが検知対象物を検知した後、0番、3番センサが検知できなくなったときから0番〜3番センサが検知できなくなるまでのt2時間をタイマ34によって計測し、このt2時間と距離D2から移動速度を検出する方法である。第3の移動速度検出方法は、上述のt1時間とt2時間を合わせた合計時間と距離D1と距離D2を合わせた合計距離から移動速度を検出する方法である。上述のいずれかの方法で移動速度を算出する場合、例えば、低速、中速、高速のいずれかを検出する方法である。
図4及び図5は、受光部8を構成する各受光センサSP(0番〜3番センサ)に対応して、受光メモリ32に蓄積(順次記憶)された各検知状況(受光量:数値列データ)を例示した図である。
制御部1は、所定のサンプリング周波数(例えば、100Hz)にしたがって各受光センサSPからその検知状況を所定のタイミング毎に取得して受光メモリ32に逐次蓄積させると共に、この受光メモリ32の内容に基づいて上述のt1時間、t2時間を計測し、この計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出するようにしている。
図4の例は、1本の指を左方向に移動させた場合の受光メモリ32の内容を例示したもので、各受光センサSPの値は、最初のタイミングで「0」、「0」、「0」、「0」、次のタイミングで「0」、「25」、「24」、「0」となり、検知対象物が近づいたことを1個以上の受光センサSPで検知されるため、制御部1は、このタイミングでタイマ34の計測動作をスタートさせてt1時間の計測を開始する。そして、検知対象物が近づき、すべての受光センサSPの値が「0」を超えると、つまり、「141」、「785」、「647」、「107」となると、検知対象物が受光部8の真上に位置するようになるが、制御部1は、このタイミングでタイマ34の計測動作をストップさせてt1時間の計測を停止する。
その後、検知対象物が受光部8の真上に位置している状態において、検知対象物が遠ざかると、各受光センサSPの値は、「676」、「0」、「0」、「860」となり、1個以上の受光センサSPが検知対象物を検知できなくなるため、制御部1は、このタイミングでタイマ34の計測動作をスタートさせてt2時間の計測を開始する。そして、検知対象物が遠ざかり、すべての受光センサSPの値が「0」となると、制御部1は、このタイミングでタイマ34の計測動作をストップさせてt2時間の計測を停止する。
図5の例は、手のひらを左方向に移動させた場合の受光メモリ32の内容を例示したもので、各受光センサSPの値は、最初のタイミングで「0」、「0」、「0」、「0」、次のタイミングで「5」、「0」、「0」、「0」となり、検知対象物が近づいたことを1個以上の受光センサSPで検知されるため、制御部1は、このタイミングでタイマ34の計測動作をスタートさせてt1時間の計測を開始する。そして、検知対象物が近づき、すべての受光センサSPの値が「0」を超えると、つまり、「927」、「660」、「59」、「114」となると、検知対象物が受光部8の真上に位置するようになるが、制御部1は、このタイミングでタイマ34の計測動作をストップさせてt1時間の計測を停止する。なお、図5のt1時間は、図4のt1時間に比べて長くなっている。
その後、検知対象物が受光部8の真上に位置するようになる。この状態において、検知対象物が遠ざかると、各受光センサSPの値は、「25」、「0」、「337」、「405」となり、1個以上の受光センサSPが検知対象物を検知できなくなるため、制御部1は、このタイミングでt2時間の計測を開始する。そして、検知対象物が遠ざかり、すべての受光センサSPの値が「0」となると、制御部1は、このタイミングでt2時間の計測を停止する。なお、図5のt2時間は、そのときの移動速度が同じであれば、図4のt2時間に比べて長くなっている。
このように本実施形態において動作検出装置(ジェスチャ検出機能付きの携帯端末装置)は、複数個の受光センサ(受光センサSP)を配列した構成のセンサ手段(発光部7、受光部8)と、前記複数個の受光センサのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を計測する計測手段(制御部1、プログラムメモリ31)と、前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段(制御部1、プログラムメモリ31)と、を備える構成となっている。
次に、本実施形態におけるジェスチャ検出機能付きの携帯端末装置の動作概念を図6及び図7に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図6及び図7は、携帯端末装置の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図6及び図7のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図6及び図7は、ジェスチャ検出機能の起動に応じて実行開始されるジェスチャ検出処理を示したフローチャートである。
先ず、制御部1は、受光部8を構成する各受光センサSPで光電変換された受光量(検知状況)を取得して受光メモリ32に蓄積させる動作を開始する(図6のステップS1)。この場合、受光メモリ32には所定のサンプリング周波数にしたがって各受光センサSPから所定のタイミング毎に取得した検知状況(数値列データ)が逐次蓄積されているので、制御部1は、このタイミング毎の数値列データを順次参照し、検知対象物が近づいてきたか、つまり、1個以上の受光センサSPが検知したかを調べる(ステップS2)。
ここで、1個以上の受光センサSPが検知したときには(ステップS2でYES)、このタイミングでタイマ34の計測動作をスタートさせてt1時間の計測を開始する(ステップS3)。そして、検知対象物が近づいて検知対象物が受光部8の真上に位置するようになったか、つまり、すべての受光センサSPが検知したかを調べ(ステップS4)、すべての受光センサSPが検知しなければ(ステップS4でNO)、再び、1個以上の受光センサSPが検知したかを調べる(ステップS5でYES)。いま、1個以上の受光センサSPが検知していれば(ステップS5でYES)、上述のステップS4に戻るが、すべての受光センサSPが検知しなくなった状態に変化したときには(ステップS5でNO)、想定外の移動であると認識して検出不能とするために、タイマ34の計測動作を停止してその計測時間をクリアする(ステップS6)。その後、上述のステップS2に戻る。
いま、すべての受光センサSPが検知したときには(ステップS4でYES)、検知対象物が受光部8の真上に位置するようになった場合であるからステップS7に移り、このタイミングでタイマ34の計測動作をストップさせてt1時間の計測を停止する(ステップS7)。そして、すべての受光センサSPが検知している状態(全センサ検知の状態)が継続しているかを調べ(ステップS8)、継続していれば(ステップS8でYES)、その状態のまま所定時間(例えば、1秒間)が経過したかを調べ(ステップS9)、所定時間が経過するまでステップS8に戻る。
この所定時間が経過する前に、検知対象物が遠ざかり、いずれか1個の受光センサSPが検知しなくなったときには(ステップS8でNO)、次のステップS11に移るが、全センサ検知の状態が所定時間継続したときには(ステップS9でYES)、検知対象物が受光部8の真上で留め置きされたものと判断し、留め置きされたことを示すために留め置きフラグ(図示省略)をオンしておく(ステップS10)。その後、ステップS11に移り、設定フラグは“1”であるかを調べる。この設定フラグは、第1〜第3の移動速度検出方法の中から予めユーザ操により任意に選択されて設定された検出方法を示すフラグで、その値が“1”のときには、第1の移動速度検出方法が選択されたことを示し、その値が“2”のときには、第2の移動速度検出方法が選択されたことを示し、その値が“3”のときには、第3の移動速度検出方法が選択されたことを示している。
ここで、設定フラグの値が“1”(第1の移動速度検出方法)であれば(ステップS11でYES)、t1時間と距離D1から移動速度を検出する(ステップS12)。この場合、低速、中速、高速のいずれかを検出する。そして、図7のステップS22に移り、上述した留め置きフラグを参照して留め置きの有無(留め置きされたか否か)を決定し、この移動速度と留め置きの有無との組み合わせに応じてコマンドメモリ33を参照し、その組み合わせに該当するコマンドを発行する。そして、図6及び図7のフローから抜ける。
また、設定フラグの値が“1”でなければ(ステップS11でNO)、図7のフローに移り、検知対象物が受光部8の真上に位置している状態において、検知対象物が遠ざかり、1個以上の受光センサSPが検知対象物を検知できなくなったときには(ステップS13でYES)、このタイミングでt2時間の計測を開始する(ステップS14)。そして、検知対象物が遠ざかり、すべての受光センサSPが検知しなくなったか、つまり、全センサ不検知であるかを調べ(ステップS15)、1個以上の受光センサSPが検知していれば(ステップS15でNO)、全センサ検知に変化したかを調べる(ステップS16)。ここで、全センサ検知に変化したときには(ステップS16でYES)、想定外の移動であると認識して検出不能とするために、タイマ34の計測動作を停止してその計測時間をクリアする(ステップS17)。その後、上述のステップS13に戻る。
いま、検知対象物が遠ざかって全センサ不検知となれば(ステップS15でYES)、このタイミングでタイマ34の計測動作をストップさせてt2時間の計測を停止する(ステップS18)。そして、設定フラグは“2”であるかを調べ(ステップS19)、その値が“2”(第2の移動速度検出方法)であれば(ステップS19でYES)、t2時間と距離D2から移動速度を検出する(ステップS20)。この場合、低速、中速、高速のいずれかを検出する。そして、上述した留め置きフラグを参照して留め置きの有無(留め置きされたか否か)を決定し、この移動速度と留め置きの有無との組み合わせに応じてコマンドメモリ33を参照し、その組み合わせに該当するコマンドを発行する(ステップS22)。そして、図6及び図7のフローから抜ける。また、設定フラグは“2”でなければ(ステップS19でNO)、設定フラグが“3”(第3の移動速度検出方法)であるので、ステップS21に移り、上述のt1時間とt2時間を合わせた合計時間と距離D1と距離D2を合わせた合計距離から移動速度を検出する。
この場合、下式にしたがって移動速度vを求める。
K:定数(距離D1と距離D2を合わせた合計距離)
a:0〜1の値(変数)。a<0.5の場合、遠ざかるときの速度の影響がより大きくなり、a=0.5の場合、近づくときと遠ざかるときの速度の影響は同じ、a>0.5の場合、近づくときの速度の影響がより大きくなる。
V=K/(a*t1+(1−a)t2)
この場合、低速、中速、高速のいずれかを検出する。そして、上述した留め置きフラグを参照して留め置きの有無(留め置きされたか否か)を決定し、この移動速度と留め置きの有無との組み合わせに応じてコマンドメモリ33を参照し、その組み合わせに該当するコマンドを発行する(ステップS22)。そして、図6及び図7のフローから抜ける。
以上のように、本実施形態において制御部1は、複数個の受光センサSPのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサSPが初めに検知したときから、すべての受光センサSPが検知対象物を検知したときまでの時間を計測し、この計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出するようにしたので、複雑な構成や処理を必要とせずに、検知対象物の形状や大きさに拘わらず、検知対象物が指や手のひらであっても検知対象物の動きを的確に捉えてその移動速度を適切に検出することができる。
複数個の受光センサSPのうち、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサSPが初めに検知したときから、すべての受光センサSPが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を計測し、この計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出するようにしたので、複雑な構成や処理を必要とせずに、検知対象物の形状や大きさに拘わらず、検知対象物が指や手のひらであっても検知対象物の動きを的確に捉えてその移動速度を適切に検出することができる。
制御部1は、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサSPが初めに検知したときから、すべての受光センサSPが検知対象物を検知したときまでの時間を第1時間(t1時間)として計測すると共に、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサSPが初めに検知したときから、すべての受光センサSPが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を第2時間(t2時間)として計測し、このt1時間とt2時間とを合わせた時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出するようにしたので、検知対象物の移動速度をより適切に検出することが可能となる。
制御部1は、各受光センサSPの検知状況を所定のタイミング毎に取得して受光メモリ32に逐次蓄積している状態において、この受光メモリ32の内容に基づいて時間計測を行うようにしたので、時間をリアルタイムに計測する場合に限らず、より確実に計測することが可能となる。
制御部1は、すべての受光センサSPが検知対象物を検知している状態が所定時間継続しているか否かに基づいて検知対象物が受光部8上に留まっているか否かの留め置き有無を検出するようにしたので、ジェスチャに応じたコマンドを発行する場合、検知対象物の移動速度と留め置き有無との組み合わせに応じてコマンドを発行することができ、多種類のコマンド発行が可能となる。このようにジェスチャの一部として留め置きを含めることにより、留め置き後の移動速度が留め置き前の移動速度とに差が生じても全体の移動速度を適切に検出することが可能となる。
受光部8は、複数個の受光センサSPを縦横複数列にマトリックス配列した構成であるので、受光部8に対して検知対象物が斜めに移動した場合でもそれに対応して移動速度の検出が可能となる。
上述した実施形態においては、4個の受光センサSPを縦横2列にマトリックス配列した場合を例示したが、これに限らず、3×3などのマトリックス配列であってもよく、更に、マトリックス配列に限ら、直列配置であってもよい。
また、上述した実施形態においては、動作検出装置として携帯端末装置(タブレット端末装置)に適用した場合示したが、動作検出機能付きのパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、腕時計、音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
複数個の受光センサを配列した構成のセンサ手段と、
前記複数個の受光センサのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段と、
を備えたことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の動作検出装置において、
前記計測手段は、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を第1時間として計測すると共に、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を第2時間として計測し、
前記検出手段は、前記計測手段によって計測された前記第1時間と第2時間とを合わせた時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の動作検出装置において、
前記各受光センサによって検知された検知状況を蓄積する蓄積手段を更に備え、
前記計測手段は、前記蓄積手段に蓄積された各受光センサの検知状況に基づいて、時間計測を行う、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の動作検出装置において、
前記検出手段は、更に、前記すべての受光センサが検知対象物を検知している状態が所定時間継続しているか否かに基づいて検知対象物が前記受光センサ上に留まっているか否かを検出する、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の動作検出装置において、
前記センサ手段は、前記複数個の受光センサを縦横複数列にマトリックス配列
した構成である、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、
複数個の受光センサを配列した構成のセンサ手段と、
前記複数個の受光センサのうち、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段と、
を備えたことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の動作検出装置において、
前記計測手段は、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を第1時間として計測すると共に、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を第2時間として計測し、
前記検出手段は、前記計測手段によって計測された前記第1時間と第2時間とを合わせた時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載の動作検出装置において、
前記各受光センサによって検知された検知状況を蓄積する蓄積手段を更に備え、
前記計測手段は、前記蓄積手段に蓄積された各受光センサの検知状況に基づいて、時間計測を行う、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載の動作検出装置において、
前記検出手段は、更に、前記すべての受光センサが検知対象物を検知している状態が所定時間継続しているか否かに基づいて検知対象物が前記受光センサ上に留まっているか否かを検出する、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の動作検出装置において、
前記センサ手段は、前記複数個の受光センサを縦横複数列にマトリックス配列した構成である、
ことを特徴とする動作検出装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、
動作検出装置のコンピュータを、
複数個の受光センサのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を計測する計測手段、
前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段、
として機能させるためのプログラムである。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、
動作検出装置のコンピュータを、
複数個の受光センサのうち、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を計測する計測手段、
前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段、
として機能させるためのプログラムである。
1 制御部
3 記憶部
7 発光部
8 受光部
31 プログラムメモリ
32 受光メモリ
34 タイマ
SP 受光センサ

Claims (12)

  1. 複数個の受光センサを配列した構成のセンサ手段と、
    前記複数個の受光センサのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段と、
    を備えたことを特徴とする動作検出装置。
  2. 前記計測手段は、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を第1時間として計測すると共に、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を第2時間として計測し、
    前記検出手段は、前記計測手段によって計測された前記第1時間と第2時間とを合わせた時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の動作検出装置。
  3. 前記各受光センサによって検知された検知状況を蓄積する蓄積手段を更に備え、
    前記計測手段は、前記蓄積手段に蓄積された各受光センサの検知状況に基づいて、時間計測を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動作検出装置。
  4. 前記検出手段は、更に、前記すべての受光センサが検知対象物を検知している状態が所定時間継続しているか否かに基づいて検知対象物が前記受光センサ上に留まっているか否かを検出する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の動作検出装置。
  5. 前記センサ手段は、前記複数個の受光センサを縦横複数列にマトリックス配列
    した構成である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の動作検出装置。
  6. 複数個の受光センサを配列した構成のセンサ手段と、
    前記複数個の受光センサのうち、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段と、
    を備えたことを特徴とする動作検出装置。
  7. 前記計測手段は、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を第1時間として計測すると共に、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を第2時間として計測し、
    前記検出手段は、前記計測手段によって計測された前記第1時間と第2時間とを合わせた時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の動作検出装置。
  8. 前記各受光センサによって検知された検知状況を蓄積する蓄積手段を更に備え、
    前記計測手段は、前記蓄積手段に蓄積された各受光センサの検知状況に基づいて、時間計測を行う、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の動作検出装置。
  9. 前記検出手段は、更に、前記すべての受光センサが検知対象物を検知している状態が所定時間継続しているか否かに基づいて検知対象物が前記受光センサ上に留まっているか否かを検出する、
    ことを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載の動作検出装置。
  10. 前記センサ手段は、前記複数個の受光センサを縦横複数列にマトリックス配列した構成である、
    ことを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の動作検出装置。
  11. 動作検出装置のコンピュータを、
    複数個の受光センサのうち、検知対象物が近づいたことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知したときまでの時間を計測する計測手段、
    前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段、
    として機能させるためのプログラム。
  12. 動作検出装置のコンピュータを、
    複数個の受光センサのうち、検知対象物が遠ざかったことをそのいずれかの受光センサが初めに検知したときから、すべての受光センサが検知対象物を検知しなくなるまでの時間を計測する計測手段、
    前記計測手段によって計測された計測時間に基づいて検知対象物の移動速度を検出する検出手段、
    として機能させるためのプログラム。

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