JP2015156233A - 医療支援システムおよびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに遠隔地であって、どのような回線状況であっても、ネットワークを通じて医療用画像を共有し、双方向にやり取りが可能な医療支援システムを提供する。【解決手段】一方の端末4とネットワークを介して双方向接続した一方のサーバ2と、他方の端末5とネットワークを介して双方向接続した他方のサーバ3と、を互いにネットワークを介して双方向通信可能にした医療支援システム1である。一方のサーバ2及び他方のサーバ3は、一方の端末4と他方の端末5との間のカンファレンスを実行するカンファレンス処理部と、一方のサーバ2及び他方のサーバ3との間で双方向に画像を共有させる画像共有処理部と、ネットワークを介してサーバ全体の制御を行う制御部と、をそれぞれ備える。一方のサーバ2の制御部は、一方の端末4から送られる操作情報のみを他方のサーバ3の制御部へ送信し、他方のサーバ3の制御部は、受信した操作情報に基づいて制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、医療支援システムおよびその方法に関する。具体的には、ネットワークを用いて双方向に画像を共有し、会議が可能なシステムおよびその方法に関する。
通信技術の発達により、お互いに遠く離れた場所にいてもインターネットなどのネットワークを介してテレビ会議を行うことが可能である。例えば、医療現場でカンファレンスを行う場合、音声のみ、または音声と映像(ビデオ)を表示して(ビデオ会議)行うことが一般的である。また、医療用画像を、ネットワークを介して送受信し、表示することも一般に行われている。しかしながら、カンファレンス時に画像の所見の詳細を議論する場合、解剖学用語をいくら駆使してもある特定の箇所を画像無しで相手に理解してもらうことは難しい。また、医療用画像の送受信の際、一般的に圧縮したデータで行われるため、画像が劣化してしまう恐れがある。さらに、外国などの遠隔地では、ネットワーク回線の帯域が異なる場所とのやり取りが必要となる場合があり、その場合においてカンファレンスを可能にするシステムも必要とされる。例えば、特許文献1では、医療施設内にいる医師と医療施設外にいる医師とが医療用画像を用いてリアルタイムで協議する技術を開示している。
特開2008−217294号公報
しかしながら、特許文献1では、医療用画像を用いてのリアルタイムでの協議であるが、画像の中の特定の箇所を示す手段が無く、協議中に特定の箇所の認識が互いに正しく共有されていない可能性がある。また、操作情報が一方向のみであり、互いの操作情報を共有することは開示されていない。医療用画像を用いてリアルタイムでカンファレンスを行う際には、いずれかの画像の特定の箇所が正確に示さなければ、言葉だけでのやり取りで特定箇所の認識をすることが難しく、誤った診断を下してしまう恐れがある。そのため、互いの認識した特定の箇所を双方向に共有し、その他の操作情報も互いに共有することが望ましい。また、互いに遠隔地でカンファレンスを行う場合、ネットワーク回線の帯域が狭いと、医療用画像を圧縮して送受信を行うため、画像の劣化などで、互いに共有した画像の品質に差が生じてしまう恐れがある。
本発明は、このような状況を鑑みて、互いに遠隔地であって、どのような回線状況であってもネットワークを通じて医療用画像を共有し、特定の箇所を互いに正確に認識しつつ、双方向にやり取りが可能な医療支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、一方の端末と双方向接続した一方のサーバと、他方の端末と双方向接続した他方のサーバとを、ネットワークを介して互いに双方向通信可能にした医療支援システムであって、前記一方のサーバおよび前記他方のサーバは、前記一方の端末と前記他方の端末との間で互いの映像および音声、若しくは音声のみを相互に伝達することにより行うカンファレンスを実行するカンファレンス処理部と、前記一方のサーバおよび前記他方のサーバとの間で双方向に、医療施設のデータベースに保存された前記映像とは異なる医療用画像を共有させる画像共有処理部と、前記画像共有処理部により共有した共有画像を一時保存する画像保管部と、前記一方または他方の端末から送られた操作情報に基づいて自身のサーバを制御する制御部と、前記制御部が表示の制御をした前記共有画像を前記一方または他方の端末が表示するための表示情報を、前記一方または他方の端末に送信する画像表示部と、をそれぞれ備え、前記一方または他方の端末は、前記一方または他方の画像表示部から送られる前記表示情報に基づいて前記共有画像を表示し、前記操作情報を前記一方または他方サーバの制御部に送信し、前記一方のサーバにおいて、前記制御部は、前記一方の端末上に第1のポインタを表示させるための操作情報を前記一方の端末から受信し、前記画像表示部に対して前記操作情報に基づいて前記第1のポインタを前記一方の端末に表示させるための表示情報を前記一方の端末に送信させると共に、前記操作情報を前記他方のサーバの制御部に送信し、前記他方のサーバにおいて、前記制御部は、受信した前記操作情報に基づいて、前記画像表示部に対して前記第1のポインタが表示される位置と同じ位置に前記他方の端末では操作できない第2のポインタを表示させるための表示情報を前記他方の端末に送信させ、前記他方の端末は、前記他方の端末から送信された表示情報に基づいて前記第2のポインタを表示することを特徴とする。
本発明によれば、互いに遠隔地であって、どのような回線状況であってもネットワークを通じて医療用画像を共有し、特定の箇所を互いに正確に認識しつつ、双方向にやり取りが可能な医療支援システムを提供することができる。
本発明に係る2点間カンファレンスの場合の概略図である。 本発明の一実施形態に係るサーバのブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカンファレンス処理のフロー図である。 共有画像が有る場合の画像共有処理のフロー図である。 共有画像が無い場合の画像共有処理のフロー図である。 本発明の一実施形態に係る画像選択の概略図である。 本発明の一実施形態に係る2画面選択の概略図である。 本発明の一実施形態に係るポインタ表示の概略図である。 本発明に係る複数間カンファレンスの場合の概略図である。
本発明の医療支援システムの一実施形態に係る遠隔医療ネットワークシステムについて、図面を参照して説明する。尚、以下に示す実施例は本発明の遠隔医療ネットワークシステムにおける好適な具体例であり、施術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載が無い限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。従って、以下に示す実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
まず、図1を参照して、遠隔医療ネットワークシステム1は、ネットワークを通じて互いに双方向通信可能に接続したサーバ2(一方のサーバ)および3(他方のサーバ)と、サーバ2および3にそれぞれ双方向通信可能に双方向接続した端末4(一方の端末)および5(他方の端末)と、を備える。サーバ2および3は、本発明に係るカンファレンス接続、画像共有などに係る全ての処理情報を双方向に共有させる。端末4および5は、ネットワークに接続され、医療用画像が表示可能な装置、カンファレンスが可能なウェブカメラなどのビデオ機器、およびマイクなどの音声機器を備える汎用な装置であってよい。例えば、小型PC、携帯電話、スマートフォンなどの携帯用端末、またはディスクトップPCなどの据え置きの装置などであってもよい。ここで、本実施形態において、カンファレンスとは、2以上の複数の端末で行われ、互いの映像および音声を相互に伝達することにより行うカンファレンスであるが、映像無しの音声のみのカンファレンスであってもよい。また、医療用画像とは、MRI画像やCT画像などの医療現場で使用される2D(2次元)または3D(3次元)の画像であるが、これに限定することなく、一般に広く使用されている、例えば、JPEGやGIFなどの画像であってもよい。なお、遠隔医療ネットワークシステム1は、いわゆるクラウドコンピューティングによって提供される。ここでいうクラウドコンピューティングとは、サーバ2および3のようなコンピューティング資源を、ソフトウェア、ハードウェア、処理性能、記憶領域、ファイル、データなどを含めて、ネットワークを通じて外部の利用者に提供する形態をいう。
図2を参照して、サーバ2および3は、カンファレンス処理部6および13と、画像共有部7および14と、画像保管部8および15と、表示部9および16と、制御部10および17と、をそれぞれ備える。カンファレンス処理部6および13は、端末4および5からのカンファレンス開始の操作情報によりカンファレンス開始の処理を行う。画像共有部7および14は、カンファレンスの際に必要な医療用画像を共有させる処理を行う。画像保管部8および15は、画像共有部で共有させたカンファレンス時に必要な医療用画像を一時的に(カンファレンス時のみ)保存する。表示部9および16は、端末4および5に、共有した医療用画像およびカンファレンス時のビデオ画像などの表示情報を送って表示させる。制御部10および17は、自身のサーバ全体の制御を行い、病院などの医療施設にある医療機器などに接続され、医療用画像を保存するデータベース12および19にそれぞれ接続される。
次に、図3を参照して、端末4から5へカンファレンスを開始する場合のカンファレンス処理のフローを説明する。まず、端末4からカンファレンス処理の開始の操作情報がサーバ2の制御部10に送られ、サーバ2の制御部10は、サーバ2のカンファレンス処理部6へカンファレンス処理を開始させる。カンファレンス処理部6は、ステップS301でカンファレンスを開始する。次に、ステップS302でサーバ2のカンファレンス処理部6からサーバ3のカンファレンス処理部13へカンファレンス要求が送られる。カンファレンス要求を受けたサーバ3のカンファレンス処理部13は、ステップS303でカンファレンスの接続の可否を決定する。カンファレンスをしない場合、ステップS304に進み、終了となる。カンファレンスをする場合、ステップS305に進み、接続の回答をサーバ2のカンファレンス処理部6に送る。
次に、ステップS306でサーバ2のカンファレンス処理部6は、ウェブカメラなどのカンファレンス時に使用する映像機器の有無を確認する。映像機器が無い場合、ステップS307に進み、映像を表示しないでカンファレンスを行う。映像機器がある場合、ステップS308に進み、サーバ3のカンファレンス処理部13へ映像機器の接続要求を送る。映像機器の接続要求を受けたサーバ3のカンファレンス処理部13は、ステップS309で映像機器の有無を確認する。映像機器が無い場合、ステップS310に進み、映像を表示しないでカンファレンスを行う。映像機器がある場合、ステップS311に進み、映像機器接続回答をサーバ2のカンファレンス処理部6へ送る。
次に、サーバ2のカンファレンス処理部6は、ステップ312で音声機器の有無を確認する。音声機器が無い場合、ステップS313に進み、音声を出さないでカンファレンスを行う。音声機器がある場合、ステップS314に進み、音声機器の接続要求をサーバ3のカンファレンス処理部13へ送る。音声機器の接続要求を受けたサーバ3のカンファレンス処理部13は、ステップS315で音声機器の有無を確認する。音声機器が無い場合、ステップS316に進み、音声を出さないでカンファレンスを行う。音声機器がある場合、ステップS317に進み、音声機器の接続回答をサーバ2のカンファレンス処理部6へ送る。映像機器および音声機器の接続処理の完了後、ステップS318でカンファレンスを開始する。なお、本実施形態では、端末4から5へのカンファレンス処理に関して説明したが、端末5から4へカンファレンスを開始してもよい。その場合は、前述のカンファレンス処理と逆のフローとなる。また、フローについては、これに限定することなく、それぞれ順番を変更して実行してもよく、または同時に実行してもよい。
次に、図4および5を参照して、画像共有処理のフローを説明する。まず、図4において、カンファレンスで共有する必要がある医療用画像をサーバ2および3の双方で保有している場合のフローを説明する。サーバ2の制御部10は、ステップS401で画像共有を開始する。ステップS402で制御部10は、サーバ2の画像共有処理部7へカンファレンスで共有する医療用画像の共有指示を送る。次に、画像共有処理部7は、ステップS403でカンファレンス処理が完了しているか確認する。カンファレンス処理が未だの場合、ステップS404に進み、上述のカンファレンス処理を行う。カンファレンス処理が完了している場合、ステップS405で、カンファレンスで共有する医療用画像の有無の確認をサーバ3の画像共有部14へ送る。ステップS406で、共有する医療用画像がある場合、ステップS407に進みサーバ2の画像共有処理部7へ画像共有の回答を送る。共有する医療用画像が無い場合は、図5にて後述する。
次に、ステップS408でサーバ2の画像共有部7は、共有する医療用画像をロードして画像保管部8へ一時保存する。サーバ2の画像保管部8に一時保存する際、ステップS409で、サーバ2の制御部10は、共有する医療用画像の制御サムネイルを作成する。ステップS409の後または同時にステップS410で、画像をロードした操作情報をサーバ3の画像共有処理部14へ送る。サーバ2の画像共有処理部7から送られた操作情報を受けて、サーバ3の画像共有処理部14は、ステップS411で共有する医療用画像をロードしてサーバ3の画像保管部15へ一時保存する。画像保管部15に一時保存する際、ステップS412で、サーバ3の制御部17は、制御サムネイルを作成する。サーバ2およびサーバ3における制御サムネイル作成の完了で、カンファレンス時に必要となる医療用画像の共有処理が完了(ステップS413)し、お互いのサーバが同じ医療用画像を保有している状態となる。
次に、図5において、カンファレンスで共有する必要がある医療用画像が一方に無い場合のフローを説明する。ステップS501〜ステップS505は、前述のステップS401〜ステップS405と同様なので、詳細は省略する。ステップS506で、共有する医療用画像が無いので、ステップS507に進み、サーバ2の画像共有処理部7へ共有する医療用画像の要求を送る。共有する医療用画像の要求を受けたサーバ2の画像共有処理部7は、ステップS508で、共有する医療用画像の準備を行う。このとき、サーバ2の画像共有処理部7は、制御部10を介して医療施設内のデータベース12にある圧縮処理などの処理をしていない医療用画像を準備する。共有する画像の準備が完了したら、サーバ2の画像共有処理部7は、ステップ509で医療用画像をサーバ3の画像共有処理部14へ送信する。この際、画像は、圧縮処理などの処理は行わず、そのままの医療用画像を送信する。サーバ3の画像共有処理部14は、ステップS510で医療用画像を受信し、ステップS511で受信完了をサーバ2の画像共有処理部7へ送る。
ステップS512〜ステップS517は、前述のステップS408〜ステップS413と同様なので、詳細を省略する。なお、本実施形態では、サーバ2から3への画像共有処理に関して説明したが、サーバ3から2への画像共有処理であってもよい。その場合は、前述の画像共有処理と逆のフローとなる。また、フローについては、これに限定することなく、それぞれ順番を変更して実行してもよく、または同時に実行してもよい。共有した医療用画像は、表示部9および16を介して、それぞれ端末4および5へ表示させる。このとき、共有した医療用画像は、圧縮処理など処理をしていないため、端末4および5の双方が同じ表示装置を使用している場合、表示された医療用画像の忠実度は同じである。
本実施形態では、カンファレンス処理の後に画像共有処理を行うフローを説明したが、これに限定することなく、独立して同時に実行してもよく、画像共有処理の後にカンファレンス処理を実行してもよい。カンファレンス処理と画像共有処理を独立して同時に実行することによって、カンファレンスを行う者同士の端末による接続開始から実際のカンファレンスの開始までの時間を短縮することができる。
次に、図6〜8を参照して、カンファレンス中の共有する医療用画像の操作およびその操作の情報の共有方法について説明する。まず、図6において、端末4に表示されたサムネイル画像から画像1を選択する場合の操作情報の共有方法を説明する。まず、端末4でサムネイル画像から画像1を選択する操作を行う。次に、端末4からサーバ2へサムネイル画像から画像1を選択する操作情報が送られる。サーバ2の制御部10は、送られた操作情報を基に、サムネイル画像から選択した画像1の医療用画像をサーバ2の表示部9に表示させ、表示部9は、その表示情報を端末4へ送り、端末4では、選択した画像1が画面に表示される。サーバ2の制御部10は、表示部9へ画像1を表示させた後、またはそれと同時に、サーバ3の制御部17へ操作情報を送る。サーバ3の制御部17は、受信した操作情報を基にサムネイル画像から画像1を選択し、サーバ3の表示部16へ表示させ、表示部16は、その表示情報を端末5へ送り、端末5では、選択した画像1が画面に表示される。
次に、図7において、端末5に表示されたサムネイル画像から画像1に加えて画像2を並べて表示させる、複数の画面を表示させる場合の操作情報の共有方法を説明する。まず、端末5で表示されている画像1に加え、サムネイル画像から画像2を選択し、画像2を表示させるための画像レイアウトを選択する操作を行う。次に、端末5からサーバ3の制御部17へ、端末5で実行した操作の操作情報を送る。このとき、図7のように、画像1および画像2を表示させるレイアウトを選択するとする。端末5から送られた操作情報を基に制御部17は、サーバ3の表示部16に医療用画像を2つ並べて表示させ、表示部16は、その表示情報を端末5へ送り、端末5では、選択した画像1および画像2が選択したレイアウトに基づいて画面に表示される。サーバ3の制御部17は、表示部16へ端末5の操作情報に基づいて表示させた後、またはそれと同時に、サーバ2の制御部10へ操作情報を送る。サーバ2の制御部10は、受信した操作情報を基にサムネイル画像から画像2を選択し、画像レイアウトに従ってサーバ2の表示部9に医療用画像を2つ並べて表示させ、表示部9は、その表示情報を端末4へ送り、端末4では、画像1および画像2が選択されたレイアウトに従って画面に表示される。本実施形態では、2つの医療用画像を並べて表示させる方法を説明したが、これに限定されず、2つ以上の画像を並べて表示させる場合も同様に、お互いの操作情報に基づいて、お互いの画像を操作する方法を用いて実施される。
次に、図8において、端末4および5で互いのポインタを表示させる場合の操作情報の共有方法を説明する。まず、端末4からサーバ2の制御部10へ、端末4が操作可能なポインタ1を表示させる操作を行い、その操作情報を送る。サーバ2の制御部10は、サーバ2の表示部9へポインタ1を表示させ、表示部9は、その表示情報を端末4へ送り、端末4では、端末4上で操作可能なポインタ1が画面に表示される。サーバ2の制御部10は、表示部9へポインタ1を表示させた後、またはそれと同時に、サーバ3の制御部17へ操作情報を送る。サーバ3の制御部17は、受信した操作情報を基にポインタ1をサーバ3の表示部16に表示させ、表示部16は、その表示情報を端末5へ送り、端末5では、端末5上で操作できないポインタ1が画面に表示される。のあ、端末5の画面上で表示されるポインタ1は、端末4の画面上に表示されているポインタ1と同じ箇所(位置)に表示される。
次に、サーバ3の制御部17は、ポインタ1を表示した後、またはそれと同時に、端末5上で操作可能なポインタ2を表示部16に表示させ、表示部16は、その表示情報を端末5へ送り、端末5では、ポインタ1に加え、端末5上で操作可能なポインタ2が表示される。サーバ3の制御部17は、表示部16へポインタ2を表示させた後、またはそれと同時に、サーバ2の制御部10へポインタ2の表示情報を送る。サーバ2の制御部10は、受信した表示情報を基にポインタ2をサーバ2の表示部9へ表示させ、表示部9は、その表示情報を端末4へ送り、端末4では、ポインタ1に加え、端末4上で操作できないポインタ2が画面に表示される。のあ、端末4の画面上で表示されるポインタ2は、端末5の画面上に表示されているポインタ2と同じ箇所(位置)に表示される。
このとき、画面に表示されるポインタ1および2の色を変えることにより、区別をする。例えば、端末4の画面上では、端末4上で操作可能なポインタ1の色は白で、操作できないポインタ2の色は黒で表示される。逆に、端末5の画面上では、端末5上で操作可能なポインタ2の色は白で、操作できないポインタ1の色は黒で表示される。互いのポインタが表示された後は、端末4または端末5から送られる操作情報に基づいてポインタ1またはポインタ2が動く。例えば、端末4上で操作可能なポインタ1を左右に動かす操作を行った場合、まず、端末4は、サーバ2の制御部10へ操作情報を送る。サーバ2の制御部10は、サーバ2の表示部9へ操作情報を基に動くポインタ1を表示させ、表示部9は、その表示情報を端末4へ送り、端末4では、操作した通りにポインタ1が左右に動いて表示される。サーバ2の制御部10は、表示部9へ表示させた後、またはそれと同時に、サーバ3の制御部17へポインタ1の操作情報を送る。サーバ3の制御部17は、受信した操作情報を基にサーバ3の表示部16へ左右に動くポインタ1を表示させ、表示部16は、その表示情報を端末5へ送り、端末5では、ポインタ1が左右に動いて表示される。本実施形態では、ポインタの色を白と黒とにしたが、これに限定されることなく、各端末の画面に表示されるポインタの色は、操作可能なポインタと他の(操作できない)ポインタとの区別ができれば何色であってもよい。
以上、カンファレンス中の共有する医療用画像の操作およびその操作の情報の共有方法について説明した。しかしながら、この方法に限定することなく、端末4または端末5が行った操作情報がネットワークを介して互いに共有された状態であり、その操作情報を基に操作が行われ、互いの端末で表示されていればよい。また、医療用画像の操作についても、本実施形態に限定することなく、例えば、輝度/コントラスト調整表示、拡大縮小表示、パンニング、部分拡大表示、ウィンドウ枠フィッティング表示、ピクセル等倍表示、実寸大表示、白黒反転表示、カラーパレット、RGB成分、HSV成分、LUT、スムーシング、鋭敏化、エッジ検出、メディアン・フィルタ、閾値、表示条件プリセット、左右回転表示、上下反転表示、左右反転表示、同一シリーズ内画像同期表示、複数シリーズ内画像同期表示、角度計測、対基準線角度計測、長さ計測、CT値計測、楕円形ROI計測、多角形ROI計測、任意領域ROI計測、図形描画、テキスト描画、ヒストグラム表示、マーキング、心胸比計測、描画オーバーレイ消去、画像情報表示、オーバーレイ表示/非表示、表示レイアウト設定、タイルモード表示、スタックモード表示、複数シリーズ表示、複数シリーズ同期表示、サムネイル画像表示、スカウト画像表示、リファレンスライン表示、シネ表示、動画表示、シリーズモード表示、スタディモード表示、ハンギングプロトコル機能、マンモ画像左右並べ表示、マンモ画像乳房位置自動合わせ、マンモ画像左右連動拡大鏡、コブ角、FTA、Sharp角、などの各種整形計測、インプラントシミュレーション、拡大補正などの機能、および3D画像の場合は、ボリュームレンダリング、3Dカーソル、MPR、CPR、MIP、MinIP、Curved MPR、オブリーク、フュージョン、ボリューム間演算、仮想内視鏡、体積、距離などの計測、脂肪計測、抽出、合成、編集、解析などの医療用画像に係る様々なワークステーションの機能の少なくとも一つを含む操作であってよい。その場合も同様に操作情報が互いに共有され、端末間で同じ画像などが表示されていればよい。なお、カンファレンスの終了後、画像保管部8および15に一時保存した画像は、そのまま保存した状態であってもよく、または、画像を消去してもよい。
さらに、本実施形態では、サーバ2および3を介して端末4と端末5との間のカンファレンス時のカンファレンス処理、画像共有処理、および共有した画像の操作について説明した。しかしながら、端末4および端末5を使用することなく、例えば、サーバ2および3のそれぞれで、カンファレンスが可能なウェブカメラなどのビデオ機器、マイクなどの音声機器、および共有させる画像を表示させるためのモニタやディスプレイなどを備えていれば、サーバ間のみで、本実施形態を適用してもよい。
次に、図9を参照して、3以上の複数の端末間でカンファレンスを行う際の流れについて説明する。3以上の端末でカンファレンスおよび医療用画像の共有を行う際は、各サーバに接続され、それぞれで双方向通信可能にする複数接続ユニットを介して行われる。このとき、例えば、端末25からカンファレンス処理および画像共有処理を行う場合、上記の処理が同時に複数で実行されることになる。さらに、医療用画像の操作情報は、複数接続ユニットを介して、全てのサーバで操作情報が共有され、各端末で同じ画像などが表示される。その際も、表示するポインタは、操作可能なポインタと他のポインタとの区別ができれば何色であってもよく、色の数の限定もしない。
このように、本実施形態によれば、互いの映像および/または音声を相互に伝達することにより行うカンファレンスの最中に医療用画像などの画像を表示し、かつ該画像の操作が可能となる。従って、操作情報を互いに共有させることにより、互いに遠隔地であって、どのような回線状況であってもネットワークを通じて医療用画像を共有し、双方向にやり取りが可能な医療支援システムを提供することができる。
1 遠隔医療ネットワークシステム
2、3 サーバ
4,5 端末
6、13 カンファレンス処理部
7、14 画像共有処理部
10、17 制御部

Claims (5)

  1. 一方の端末と双方向接続した一方のサーバと、他方の端末と双方向接続した他方のサーバとを、ネットワークを介して互いに双方向通信可能にした医療支援システムであって、
    前記一方のサーバおよび前記他方のサーバは、
    前記一方の端末と前記他方の端末との間で互いの映像および音声、若しくは音声のみを相互に伝達することにより行うカンファレンスを実行するカンファレンス処理部と、
    前記一方のサーバおよび前記他方のサーバとの間で双方向に、医療施設のデータベースに保存された前記映像とは異なる医療用画像を共有させる画像共有処理部と、
    前記画像共有処理部により共有した共有画像を一時保存する画像保管部と、
    前記一方または他方の端末から送られた操作情報に基づいて自身のサーバを制御する制御部と、
    前記制御部が表示の制御をした前記共有画像を前記一方または他方の端末が表示するための表示情報を、前記一方または他方の端末に送信する画像表示部と、
    をそれぞれ備え、
    前記一方または他方の端末は、前記一方または他方の画像表示部から送られる前記表示情報に基づいて前記共有画像を表示し、前記操作情報を前記一方または他方サーバの制御部に送信し、
    前記一方のサーバにおいて、前記制御部は、前記一方の端末上に第1のポインタを表示させるための操作情報を前記一方の端末から受信し、前記画像表示部に対して前記操作情報に基づいて前記第1のポインタを前記一方の端末に表示させるための表示情報を前記一方の端末に送信させると共に、前記操作情報を前記他方のサーバの制御部に送信し、
    前記他方のサーバにおいて、前記制御部は、受信した前記操作情報に基づいて、前記画像表示部に対して前記第1のポインタが表示される位置と同じ位置に前記他方の端末では操作できない第2のポインタを表示させるための表示情報を前記他方の端末に送信させ、前記他方の端末は、前記他方の端末から送信された表示情報に基づいて前記第2のポインタを表示する
    ことを特徴とする医療支援システム。
  2. 前記一方のサーバの制御部は、前記一方の端末からの前記第1のポインタを動作させるための操作情報に従って前記第1のポインタを動作させると共に、前記操作情報を前記他方のサーバの制御部に送信し、
    前記他方のサーバの制御部は、受信した前記操作情報に従って前記他方の端末に表示された前記第2のポインタを動作させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療支援システム。
  3. 前記第1のポインタと前記第2のポインタの色は異なる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の医療支援システム。
  4. 前記一方の画像共有処理部は、前記他方の画像保管部に前記共有画像が無い場合、前記一方のサーバに接続された前記医療施設のデータベースから前記共有画像を前記他方の画像共有処理部へ送信し、前記他方の画像保管部に保存することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の医療支援システム。
  5. 前記カンファレンスの最中に、前記共有画像の表示および前記ポインタの操作を同時に実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療支援システム。
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