JP2015151156A - タイヤ保存袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気を抜いた状態でタイヤを劣化させずに保管することができるタイヤ保存袋を提供する。
【解決手段】タイヤ保存袋10を、一端に開口する開口部11を有し、他端に閉塞した底部12を有し、開口部11から底部12に向かって形成された筒状の周壁部13を備え、内部にタイヤTを収納可能とする。周壁部13の開口部11側の内周面に、タイヤ保存袋内を密封可能とするシールファスナ20を周方向に沿って配設し、周壁部13に、脱気口13dを形成し、脱気口13dに、脱気弁部材30を配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤを劣化させずに保管可能とするタイヤ保存袋に関する。さらに詳しくは、逆止弁を有して空気を抜いた状態で保管するタイヤ保存袋に関する。
スタッドレスタイヤ等の装着が要求される積雪地帯において、冬季以外では、スタッドレスタイヤをノーマルタイヤに換装してベランダや、倉庫等にスタッドレスタイヤを保管する必要が出てくる。しかし、紫外線、オゾン、酸素等によりスタッドレスタイヤが劣化し易いので何らかの方法で、密封状態で遮光保存する必要があった。
特許文献1には、タイヤを製造後の流通過程で異物、空気中の酸素、オゾンから保護して、タイヤの劣化を防止するタイヤの密封パック包装が提案されている。これによれば、気密性のシートからなる真空パック材の内部、あるいは気密性のシートからなる窒素充填パック材の内部にタイヤを密封していた。
また、特許文献2には、タイヤを購入後に劣化を防止する、タイヤ収納袋が提案されている。これによれば、軟質合成樹脂フィルムで収納袋が形成され、収納袋は、上面部と、下面部と、上面部と下面部とを連結する側壁部と、を有していた。そして、側壁部にファスナーを取り付け、タイヤを出し入れ可能としていた。タイヤを横置きにしたときの上面と下面となる面に、重ね合わせたときにタイヤ収納袋どうしが接触しないように隙間を設けられるように突起物が設けられていた。そして、太陽光線により、タイヤが劣化しないように、タイヤ収納袋の表面に、光線反射被膜を、被覆加工したり、光線反射材を塗布、混合させたりしていた。
なお、本発明の発明性に影響を与えるものではないが、布団等収納袋用脱気弁として、特許文献3に記載されたものが存在する。
特開2006−168682号公報 実開平6−59278号公報 実開平5−44837号公報
しかし、特許文献1のタイヤの密封パック包装では、製造後の流通過程におけるタイヤの劣化は防止することができるが、一旦開封してしまうと、再度タイヤを、一般のタイヤ購入者が真空状態や窒素充填状態にすることは、事実上困難であった。
上記の特許文献2のタイヤ収納袋においては、タイヤを真空状態にすることは明示されていない。
また、特許文献3の布団等収納袋用脱気弁では、ふとんのように体積を三分の一程度に縮めるものを使用対象としていて、タイヤのように変形しないことが求められるものを保管することに関しては何ら開示されていない。
本発明は、上記にかんがみて、空気を抜いた状態でタイヤを劣化させずに保管することができるタイヤ保存袋を提供することを目的とする。
本発明では、一端に開口する開口部を有し、他端に閉塞した底部を有し、開口部から底部に向かって形成されたガスバリア性又は/及び紫外線遮断性を有する周壁部を備え、内部にタイヤが収納されるタイヤ保存袋であって、周壁部の開口部側の内周面には、タイヤ保存袋内を密封可能とするシールファスナが周方向に沿って配設され、周壁部には、脱気口が形成され、脱気口には、逆止弁機構を備えた脱気弁部材が配設されている。
これによれば、周壁部の脱気口に配設された脱気弁部材により、タイヤ保存袋内の空気を抜くことが可能となるので、空気を抜いた状態でタイヤを劣化させずに保管することができる。
また、脱気弁部材は、周壁部の脱気口を挿通する通気筒を有し周壁部に取り付けられるベース体と、周壁部の外側に配置されるカバー体と、ベース体の通気筒内に配設される弁体と、を有し、弁体は、周壁部の内側の面を上面とし、周壁部の外側の面を下面としたときに、略円錐台形状をなし、通気筒の内周面は、周壁部の内側に向かって狭小となるようとともに弁体に対応した形状に形成されたテーパ部を有し、弁体と、テーパ部と、が密接可能に形成され、カバー体は、掃除機の吸引口と接続可能に形成された蓋体と、蓋体からベース体に向かって延設される通気筒と螺合可能、かつ、通気筒と連通可能に形成された内筒と、を有し、蓋体には、内筒内と連通する通気口が形成され、タイヤ保存袋内を脱気した後に、内筒と、通気筒と、を螺合することによって、弁体を密封状態に維持する。
これによれば、ベース体の通気筒内に配設される弁体が、タイヤ保存袋内を脱気してタイヤ保存袋内を負圧状態にした後に、蓋体に設けられた通気口から正圧の空気が流入し、弁体を通気筒のテーパ部に密接させることになる。つまり、内筒にのみ空気が流入して負圧力が分散することなくなり、部品点数を少なくするとともに脱気作業終了後のタイヤ保存袋内の負圧による弁体の動きの応答性を高めることができる。
また、タイヤ保存袋内を脱気するときに、内筒と、弁体と、が当接可能に形成し、内筒の弁体と当接する側の端部に、脱気して弁体と内筒とが当接するときに、周壁部の内側から外側に空気を流通可能とする空気流通部を形成すれば、タイヤ保存袋内を脱気するときに、空気流通部により、空気が流通して脱気作業を円滑に行なうことができる。
また、周壁部を、ガスバリア性を有する素材で形成された第一の層と、遮光性を有する素材で形成された第二の層と、からなる複合フィルムで形成すれば、上記効果に加え、
タイヤのにおいを遮断するとともに紫外線によるタイヤの劣化を防止することができる。
本発明のタイヤ保存袋の一実施形態における平面図である。 図1のシールファスナ部位の部分拡大断面図である。 図1のIII−III間断面図である。 カバー体の(a)は平面図、(b)は横断面図である。 ベース体の(a)は底面図、(b)は横断面図である。 弁体の(a)は平面図、(b)は側面図である。 タイヤ保存袋の、(a)はタイヤを入れる前の状態を示す、(b)はタイヤを入れた状態を示す、使用状態説明図である。 タイヤ保存袋の、(a)は掃除機で脱気する状態を示す、(b)は脱気が完了した状態を示す、使用状態説明図である。 本発明を適用するタイヤ保存袋の(a)掃除機で脱気するときの脱気弁部材の作用を示す、(b)は脱気が完了したときの脱気弁部材の作用を示す、説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明をする。以下の説明において、各図面の矢印の、Fを前、Bを後ろ、Rを右、Lを左、Uを上、Dを下、とする。
タイヤ保存袋10は、図1に示すように、上端が開口する開口部11を有し、下端端が閉塞した底部12を有し、開口部11から底部12に向かって形成された周壁部13を備えて構成される。
周壁部13は、図3の丸部分に示すように、外側から、遮光性を有するアルミ蒸着層13cと、ガスバリア性を有するポリアミド(ナイロン6)層13aと、ポリエチレン共材層13bと、を備える複合シートSで構成されている。周壁部13は、上側が矩形状に、下側が半円状に、形成され、略同一形状の複合シートSが重ね合わされ、開口部11の端縁を除く周縁部分が熱溶着されて袋体として形成され、内部にタイヤTを収納可能とされている。
周壁部13の開口部11近傍には、前後方向に貫通する長円状の貫通孔として形成された把持用穴14を備え、手で把持可能とされている。
周壁部13の内面の中央部には、タイヤTに嵌められるホイールWをキズつけないためポリエチレン発泡体等で形成された緩衝材15が配設されている。
周壁部13の開口部11側の内周面には、タイヤ保存袋10内を密封可能とする長尺状のシールファスナ20が、周壁部13の周方向に沿って配設されている。シールファスナ20は、図2(a)、(b)に示すように、首部21aを介して先端に膨出係合部21bを備えた帯状の咬合部21と、導入溝部22aを介して奥側に膨出係合部21bと係合する係合溝22bを備えた帯状の被咬合部22と、を備えている。シールファスナ20には、開閉作業をしやすくするシールスライダ23が配設されている。咬合部21と、被咬合部22とを咬合させることで、タイヤ保存袋10内が密封される。
前側の周壁部13の左上部には、前後方向に貫通する脱気口13dが形成されている。脱気口13dには、逆止弁機構を備えた脱気弁部材30が取り付けられている。
脱気弁部材30は、ベース体31と、弁体36と、カバー体37と、を有している。
ベース体31は、合成樹脂製(プラスチック)で、周壁部13の脱気口13dを挿通する通気筒32と、周壁部13に取り付けられるフランジ部35と、を有している。
通気筒32は、円筒状に形成された円筒部33と、テーパ筒部34と、を有している。円筒部33の内周面には、雌ねじ部33aが形成され、後述する内筒39の雄ねじ部39aと螺合可能とされている。テーパ筒部34の内周面は、周壁部13の内側に向かって縮径するとともに、弁体36の周壁面に対応した形状に形成されたテーパ部34aを有して、弁体36と、テーパ部34aとが密接(テーパ嵌合)可能に形成されている。
テーパ部34aの下端部は、段差が設けられて前面部分が弁体36の下端面を受け止め可能な受け止め部34bとされるとともに、テーパ筒部34の内周面の下端部には、軸心方向に向かって延びるリブ34cが複数配設され、弁体36の下端面を受け止め可能とされている。
フランジ部35は、通気筒32の円筒部33とテーパ筒部34との境界部分から径方向外側に、前後方向からみて外形形状が円形となるように延設されている。
フランジ部35の後面には、図5(a)に示すように、タイヤ保存袋10の内側からみて、テーパ筒部34の径方向外側に向かって延びたのち時計回り方向に湾曲する主フィン35aと、主フィン35aの間に配置され主フィン35aの湾曲と同様に湾曲する副フィン35bが、配設されている。
主フィン35a、副フィン35bは、脱気作業時に、周壁部13がベース体31に密着して脱気しにくくなることを防止するものである。
フランジ部35の前面において、前側の周壁部13の後面(内面)が溶着されて、脱気弁部材30は、周壁部13に取り付けられている。
弁体36は、シリコーン製で、図3、6(a)、(b)に示すように、ベース体31の通気筒32内に配設され、周壁部13の内側の面を上面とし、周壁部13の外側の面を下面としたときに、略円錐台形状をなすように形成されている。
弁体36の上面には、球面状の有底孔として形成された凹部36aが配設されている。
弁体36の周壁面は、テーパ筒部34のテーパ部34aに対応した形状に形成されるとともに、通気筒32内を移動可能に形成されている。
カバー体37は、合成樹脂製(プラスチック)で、図3、4(a)、(b)に示すように、周壁部13の外側に配置され、蓋体38と、内筒39と、を有している。
蓋体38は、円盤状に形成され、外周縁部から後方に円筒状に延びる押え部38aと、前側に突出する突出部38bと、を有している。突出部38bを除いた前面部分は、掃除機の吸引口としてのノズルNが当接可能な平坦面に形成されている。蓋体38の突出部38bには、前後方向に貫通する複数の通気口38cが形成され、内筒39内と蓋体38の外側とを連通にしている。
内筒39は、突出部38bの後面から後方に向かって延びて、蓋体38からベース体31に向かって延設され、通気筒32と連通可能とされている。内筒39の外周面には、雄ねじ部39aが形成され、円筒部33の雌ねじ部33aと螺合可能に形成されている。
内筒39の後端部には、タイヤ保存袋10の内側から外側に空気を流通可能とする空気流通部39bが形成されている。本実施形態では、後端面から前端面に向かって切り欠かれた凹部として形成されている。
次に上記実施形態のタイヤ保存袋10の使用態様を説明する(図7、8参照)。
タイヤTは、変形を防止するためホイールWを装着した状態にしておく。予め、タイヤ保存袋10のシールファスナ20の咬合部21と、被咬合部22との咬合を解除して開口部11を開放させておき、また、カバー体37の内筒39の雄ねじ部39aと、ベース体31の円筒部33の雌ねじ部33aと、の螺合を半解除状態にして、弁体36がベース体31の通気筒32内を移動可能にしておく。そして、図7(a)に示すように、開口部11からタイヤTを入れる。このとき、緩衝材15によりホイールWがキズつくことがない。
タイヤ保存袋10内にタイヤTを収納したら、図7(b)に示すように、シールファスナ20の咬合部21と、被咬合部22とを咬合させ、タイヤ保存袋10内を密閉させる。
そして、図8(a)、9(a)に示すように、掃除機(吸気装置)のノズルNを、脱気弁部材30のカバー体37の蓋体38の前面に当接させて、掃除機を作動させ、タイヤ保存袋10内の脱気作業を行なう。脱気作業が完了したら、カバー体37の内筒39の雄ねじ部39aと、ベース体31の円筒部33の雌ねじ部33aと、を螺合することによって、図8(b)に示すように、弁体36を密封状態に維持させる。
シール作用について説明する。掃除機を作動させ空気を吸引すると、掃除機のノズルN内は負圧状態となり、弁体36が吸引されて、図9(a)に示すように、弁体36の前端面と内筒39の後端面とが当接する。内筒39の後端部には、空気流通部39bが設けられているので、仮に、弁体36の前端面と内筒39の後端面とが密接したとしても、空気の流通路が確保されることになるので、脱気作業に支障をきたすことはない。
掃除機の動作を停止させて脱気作業を完了させ、ノズルNをカバー体37から離脱させると、タイヤ保存袋10内は負圧状態であるので、通気口38cから空気が流入する。内筒39内に流入した空気は、図9(b)に示すように、弁体36の前面に当り弁体36を後方に移動させる。弁体36の周壁面は、テーパ筒部34のテーパ部34aに対応した形状に形成されているので、弁体36と、テーパ部34aは密接状態となる。なお、このとき、テーパ部34aの受け止め部34bで弁体36の下端面を受け止め可能とされるとともに、テーパ筒部34の内周面の下端部には、軸心方向に向かって延びるリブ34cが配設され、弁体36の下端面を受け止め可能とされているので、弁体36が、タイヤ保存袋10内に入り込んでしまうこともない。カバー体37の内筒39と、ベース体31の円筒部33と、を螺合することによって、図3に示すように、弁体36が移動を規制されるので密封状態を維持することになる。
タイヤ保存袋10では、一端に開口する開口部11を有し、他端に閉塞した底部12を有し、開口部11から底部12に向かって形成された筒状の周壁部13を備え、内部にタイヤTが収納されるタイヤ保存袋であって、周壁部13の開口部11側の内周面には、タイヤ保存袋10内を密封可能とするシールファスナ20が周方向に沿って配設され、周壁部13には、脱気口13dが形成され、脱気口13dには、脱気弁部材30が配設されている。
これによれば、周壁部13の脱気口13dに配設された脱気弁部材30により、タイヤ保存袋10内の空気を抜くことが可能となるので、空気を抜いた状態でタイヤTを劣化させずに保管することができる。
また、脱気弁部材30は、周壁部13の脱気口13dを挿通する通気筒32を有し周壁部13に取り付けられるベース体31と、周壁部13の外側に配置されるカバー体37と、ベース体31の通気筒32内に配設される弁体36と、を有し、弁体36は、周壁部13の内側の面を上面とし、周壁部13の外側の面を下面としたときに、略円錐台形状をなし、通気筒32の内周面は、周壁部13の内側に向かって狭小となるようとともに弁体36に対応した形状に形成されたテーパ部34aを有し、弁体36と、テーパ部34aと、が密接可能に形成され、カバー体37は、掃除機のノズルNと接続可能に形成された蓋体38と、蓋体38からベース体31に向かって延設され、通気筒32と螺合可能、かつ、通気筒32と連通可能に形成された内筒39と、を有し、蓋体38には、内筒39内と連通する通気口38cが形成され、タイヤ保存袋10内を脱気した後に、内筒39と、通気筒32と、を螺合することによって、弁体36を密封状態に維持する。
これによれば、ベース体31の通気筒32内に配設される弁体36が、タイヤ保存袋10内を脱気してタイヤ保存袋10内を負圧状態にした後に、蓋体38に設けられた通気口38cから正圧の空気が流入し、弁体36を通気筒32のテーパ部34aに密接させることになる。つまり、内筒39にのみ空気が流入して負圧力が分散することなくなり、部品点数を少なくするとともに脱気作業終了後のタイヤ保存袋10内の負圧による弁体36の動きの応答性を高めることができる。
また、タイヤ保存袋10内を脱気するときに、内筒39と、弁体36と、が当接可能に形成し、内筒39の弁体36と当接する側の端部に、脱気して弁体36と内筒39とが当接するときに、周壁部13の内側から外側に空気を流通可能とする空気流通部39bを形成しているので、タイヤ保存袋10内を脱気するときに、空気流通部39bにより、空気が流通して脱気作業を円滑に行なうことができる。
また、周壁部13を、ガスバリア性を有する素材で形成されたポリアミド(ナイロン6)層13a(第一の層)と、遮光性を有する素材で形成されたアルミ蒸着層13c(第二の層)と、を有する構成としているので、上記効果に加え、タイヤTのにおいを遮断するとともに太陽光線を介しての紫外線によるタイヤTの劣化を防止することができる。
本発明のタイヤ保存袋は上記構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
たとえば、周壁部13を構成する複合シートSは、ガスバリア性を有する素材であれば、ポリアミド(ナイロン6)以外の素材で積層することができる。例えば、ポリエステル、ポリテレフタル酸エチレン、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、セロファン、乾燥ポリ塩化ビニルデン、等が挙げられる。
また、アルミ蒸着以外の素材で、遮光性を有する層を形成することも可能である。
また、円筒部33の内周面に、雌ねじ部33aを形成し、内筒39の外周面に、雄ねじ部39aを形成しているが、円筒部33の外周面に、雄ねじ部を形成し、内筒39の内周面に、雌ねじ部を形成することも可能である。この場合、内筒39の内側に円筒状の部材を配置して、弁体36と当接させることが考えられる。
10 タイヤ保存袋
11 開口部
12 底部
13 周壁部
13a ポリアミド(ナイロン6)層
13b ポリエチレン共材層
13c アルミ蒸着層
13d 脱気口
20 シールファスナ
30 脱気弁部材
31 ベース体
32 通気筒
34a テーパ部
36 弁体
37 カバー体
38 蓋体
38c 通気口
39 内筒
39b 空気流通部
N ノズル
T タイヤ
S 複合シート

Claims (4)

  1. 一端に開口する開口部を有し、他端に閉塞した底部を有し、前記開口部から前記底部に向かって形成されたガスバリア性又は/及び紫外線遮断性を有する周壁部を備え、内部にタイヤが収納されるタイヤ保存袋であって、
    前記周壁部の前記開口部側の内周面には、前記タイヤ保存袋内を密封可能とするシールファスナが周方向に沿って配設され、
    前記周壁部には、脱気口が形成され、
    前記脱気口には、逆止弁機構を備えた脱気弁部材が配設されていることを特徴とするタイヤ保存袋。
  2. 前記脱気弁部材は、
    前記周壁部の脱気口を挿通する通気筒を有し前記周壁部に取り付けられるベース体と、前記周壁部の外側に配置されるカバー体と、前記ベース体の前記通気筒内に配設される弁体と、を有し、
    前記弁体は、前記周壁部の内側の面を上面とし、前記周壁部の外側の面を下面としたときに、略円錐台形状をなし、
    前記通気筒の内周面は、前記周壁部の内側に向かって狭小となるようとともに前記弁体に対応した形状に形成されたテーパ部を有し、
    前記弁体と、前記テーパ部と、が密接可能に形成され、
    カバー体は、掃除機の吸引口と接続可能に形成された蓋体と、前記蓋体から前記ベース体に向かって延設される前記通気筒と螺合可能、かつ、前記通気筒と連通可能に形成された内筒と、を有し、
    前記蓋体には、前記内筒内と連通する通気口が形成され、前記タイヤ保存袋内を脱気した後に、前記内筒と、前記通気筒と、を螺合することによって、前記弁体を密封状態に維持することを特徴とする請求項1記載のタイヤ保存袋。
  3. 前記タイヤ保存袋内を脱気するときに、前記内筒と、前記弁体と、が当接可能に形成され、
    前記内筒の前記弁体と当接する側の端部には、前記タイヤ保存袋内を脱気して前記弁体と前記内筒とが当接するときに、前記周壁部の内側から外側に空気を流通可能とする空気流通部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のタイヤ保存袋。
  4. 前記周壁部が、ガスバリア性を有する素材で形成された第一の層と、遮光性を有する素材で形成された第二の層と、からなる複合フィルムで形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のタイヤ保存袋。
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