JP2015137772A - ガス焜炉 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの増加を抑制しつつ容易に設置することができるガス焜炉を提供する。
【解決手段】キッチンカウンター4の開口部400に落とし込んで設置される焜炉本体2と、焜炉本体2を吊り下げ支持するための把手5と、焜炉本体2上に設置される天板3とを備えたドロップイン式のガス焜炉である。焜炉本体2は、左右方向に離間して配置された焜炉バーナー21と、焜炉バーナー21毎に設けられて対応する焜炉バーナー21を支持するバーナー受け棧22を備える。把手5が両バーナー受け棧22に架け渡されて、平面視で焜炉本体2の重心位置を含む前後方向の所定の範囲内に位置するように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は焜炉本体をキッチンカウンターに設けられた開口部に落とし込んで設置するドロップイン式のガス焜炉に関するものである。
特許文献1には焜炉本体と焜炉本体上に設置される天板を備えたガス焜炉が開示されている。このガス焜炉はいわゆるドロップイン式のガス焜炉であって、焜炉本体をキッチンカウンターに設けられた開口部に落とし込み、この後、焜炉本体上に天板を設置することでキッチンカウンターに設置される。
特開2012−63093号公報
ところで、前記のようなドロップイン式のガス焜炉にあっては、作業者が焜炉本体をキッチンカウンターに設置する際に焜炉本体を容易に支持することができるようにするため、焜炉本体を吊り下げ支持するための把手を設けることが好ましい。しかし、このような把手を焜炉本体に設けるには、焜炉本体に把手を取付けるための取付具が別途必要になり、製造コストが増加することが懸念される。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、製造コストの増加を抑制しつつ容易に設置することができるガス焜炉を提供することを目的とする。
本発明のガス焜炉は、キッチンカウンターに設けられた開口部に落とし込んで設置される焜炉本体と、前記焜炉本体を吊り下げ支持するための把手と、前記焜炉本体上に設置される天板とを備えたドロップイン式のガス焜炉であって、前記焜炉本体は、左右方向に離間して配置された焜炉バーナーと、前記焜炉バーナー毎に設けられて対応する前記焜炉バーナーを支持するバーナー受け棧を備え、前記把手が前記両バーナー受け棧に架け渡されて、平面視で前記焜炉本体の重心位置を含む前後方向の所定の範囲内に位置するように構成されたことを特徴とする。
また、前記把手が前記両バーナー受け棧に対して回動可能に設けられることが好ましい。
また、前記把手が前記焜炉本体の重心位置よりも後側に位置するように構成されることが好ましい。
本発明に係るガス焜炉は、把手を焜炉バーナーを支持するためのバーナー受け棧を利用して焜炉本体に設けることができる。このため、把手を焜炉本体に取り付けるための取付具等を別途設ける必要がない。従って、ガス焜炉の製造コストの増加を抑制することができる。
本発明の実施形態のガス焜炉の焜炉本体の斜視図である。 前記ガス焜炉の斜視図である。 前記焜炉本体の平面図である。 前記焜炉本体の把手を前側に倒した状態を示した斜視図である。 前記焜炉本体の設置する様子を示した説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態のガス焜炉1は、焜炉本体2が図5に示されるようにキッチンカウンター4(キッチン台)に設けられた開口部400に落とし込んで設置されるドロップイン式の焜炉である。なお、以下ではガス焜炉1の設置状態における方向を基準にして説明する。また、以下ではキッチンカウンター4に設置されたガス焜炉1から見て利用者が立つ側を前側として説明する。
図2には本実施形態のガス焜炉1の斜視図が示されている。ガス焜炉1は焜炉本体2と、焜炉本体2上に設置される天板3とを備えている。
焜炉本体2は、図1に示されるように、筐体20、グリル23、複数のバーナー受け棧22、複数の焜炉バーナー21、及び複数のガス供給管24を備えている。
焜炉本体2の外殻を構成する筐体20は、上方に開口した左右に長い略矩形箱状に形成されている。筐体20の前端部における上端部を除く部分は、上端部よりも前方に突出した突出部分200となっている。
突出部分200の前面部208の左右両側には、操作部202が設けられている。操作部202には、各焜炉バーナー21の点火と消火を切替えるもの、各焜炉バーナー21の火力の強弱を調節するもの、グリル用バーナー(不図示)の点火と消火を切替えるもの、及びグリル用バーナーの火力を調節するものがある。
筐体20の上端部(上開口部201の周縁部)には、外方に向かって突出したフランジ部203が周方向に亘って形成されている。フランジ部203は図5に示されるようにキッチンカウンター4の上面を構成するカウンタートップ40上に載置される。
図1に示されるように、筐体20の前端部において、筐体20の前側に形成されたフランジ部203とこの下方に配置された突出部分200との間には、前方に開口した凹溝部204が形成されている。凹溝部204は筐体20の左右方向の全長に亘っている。図5に示されるように凹溝部204にはカウンタートップ40の開口部400の前縁部が嵌め込まれる。
筐体20の後側に形成されたフランジ部203は、筐体20の後面部よりも後方に突出して筐体20の最も後側の端部に位置している。すなわち、筐体20の後端部において、筐体20の後側に形成されたフランジ部203の下方の空間に向かって突出する部分は存在しない。このため、焜炉本体2は図5に示されるように前側が後側よりも下方に位置する前傾姿勢にした状態から徐々に水平な状態にしていくことで、凹溝部204にカウンタートップ40の開口部400の前縁部を嵌め込みつつ、カウンタートップ40に形成された開口部400に簡単に落とし込むことができるようになっている。
グリル23はグリル用バーナーに加えて、図1に示されるグリル庫230とグリル扉231を備えている。グリル庫230は筐体20内に設けられている。グリル用バーナーはグリル庫230内に設けられている。グリル庫230は筐体20の前面部208の左右方向の中央部から前方に向かって開口している。グリル扉231はグリル庫230に対して前後方向に引出可能に設けられており、グリル庫230の前開口部232を開閉可能に閉塞する。グリル扉231の後面には、図示しない受け皿が連結されている。受け皿はグリル扉231を前後に移動することでグリル庫230から出入することができる。
筐体20の内側には、上開口部201を介して上方に開放された空間207が形成されている。空間207の左右方向の中央の底部は、グリル庫230の上面部で構成されている。
各バーナー受け棧22及び各焜炉バーナー21は、空間207に配置されている。
バーナー受け棧22は筐体20の前部の左右両側と筐体20の後部の計3ヵ所に設けられている。以下、特に区別する場合には、筐体20の前部に配置されたバーナー受け棧22のうち、向かって左側に配置された一方のバーナー受け棧22を第1受け棧22Aと記載し、向かって右側に配置された他方のバーナー受け棧22を第2受け棧22Bと記載する。また、筐体20の後部に配置されたバーナー受け棧22を第3受け棧22Cと記載する。
各バーナー受け棧22は、金属板を折り曲げて形成された左右に長い長尺物である。第1受け棧22A及び第2受け棧22Bは、左右に並べて配置され前後方向において同じ位置に配置されている。
第1受け棧22A及び第2受け棧22Bは、左右方向において筐体20の中央部側と反対側の端部が筐体20の対応する側壁部205に掛止等によって連結されている。第1受け棧22A及び第2受け棧22Bは、筐体20の中央部側の端部が、グリル庫230の上面部にビス等の固着具を用いて連結されている。
天板3を取り外した状態における焜炉本体2の重心は、左右方向において第1受け棧22Aと第2受け棧22Bの間の部分と重なる位置に存在している。また、この焜炉本体2の重心は、前後方向において第1受け棧22A及び第2受け棧22Bと重なる位置にある、あるいは第1受け棧22A及び第2受け棧22Bよりも前側に位置している。
第3受け棧22Cは第1受け棧22A及び第2受け棧22Bの後方に離れた位置に配置されている。第3受け棧22Cは、長さ方向の両端部が筐体20の対応する側壁部205に掛止等によって連結されている。これにより第3受け棧22Cは、筐体20の後部の両側壁部205の間に架け渡されている。
焜炉バーナー21は、筐体20の前部の左右両側と、後部の左右方向における中央部の計3ヵ所に設けられている。以下、特に区別する場合には、筐体20の前部において左右方向に離間して配置された焜炉バーナー21のうち、向かって左側に配置された一方の焜炉バーナー21を第1バーナー21Aと記載し、向かって右側に配置された他方の焜炉バーナー21を第2バーナー21Bと記載する。また、以下では筐体20の後部に配置された焜炉バーナー21を第3バーナー21Cと記載する。
各焜炉バーナー21はバーナー本体210とバーナー本体210上に載置されたバーナーキャップ211を備えている。
バーナー本体210は、燃料ガスと一次空気が供給される混合管部212と、混合管部212の下流側端部に設けられた本体部213とを備えている。本体部213の内部には、混合管部212に通じる混合室214が形成されている。
バーナーキャップ211は本体部213上に載置されている。本体部213の上面とバーナーキャップ211の下面との間には、外周側に開口した炎孔215が周方向に多数設けられている。これら炎孔215は混合室214を介して混合管部212に連通している。
第1バーナー21A及び第2バーナー21Bは、混合管部212を本体部213から後方に向けて突出させた状態で筐体20に設けられている。
第1バーナー21Aは、本体部213の後部又は混合管部212の前部が第1受け棧22Aに載置され、混合管部212の後部が第3受け棧22Cの左側部分に載置されている。第1バーナー21Aは、本体部213の後部又は混合管部212の前部が第1受け棧22Aにビス等の固着具を用いて固定され、混合管部212の後部が第3受け棧22Cの左側部分にビス等の固着具を用いて固定されている。なお、第1バーナー21Aの本体部213は、前後方向において焜炉本体2の重心と重なる位置、焜炉本体2の重心よりも前側の位置、あるいは焜炉本体2の重心よりも後側の位置のいずれに配置されてもよい。
第2バーナー21Bは、本体部213の後部又は混合管部212の前部が第2受け棧22Bに載置され、混合管部212の後部が第3受け棧22Cの右側部分に載置されている。第2バーナー21Bは、本体部213の後部又は混合管部212の前部が第2受け棧22Bにビス等の固着具を用いて固定され、混合管部212の後部が第3受け棧22Cの右側部分にビス等の固着具を用いて固定されている。これにより、第2バーナー21Bは前後方向において第1バーナー21Aと同じ位置に配置されている。
第3バーナー21Cは混合管部212を本体部213から前方に向けて突出させた状態で筐体20に設けられている。第3バーナー21Cは、本体部213又は混合管部212の後部が第3受け棧22Cの左右方向の中央部に載置され、混合管部212の前部がグリル庫230上に載置されている。第3バーナー21Cは、本体部213又は混合管部212の後部が第3受け棧22Cにビス等の固着具を用いて固定され、混合管部212の前部がグリル庫230又はグリル庫230上の部材にビス等の固着具を用いて固定されている。これにより、第3バーナー21Cは、第1受け棧22Aと第2受け棧22Bの間の部分と左右方向において同じ位置に配置されている。
ガス供給管24は筐体20内において焜炉バーナー21毎に設けられている。各ガス供給管24にはガス栓等から焜炉本体2に供給された燃料ガスが供給される。各ガス供給管24の下流側端部には、燃料ガスを噴出するノズル240が設けられている。各ガス供給管24のノズル240の噴出口は、対応する焜炉バーナー21の混合管部212の上流側端部に臨んでいる。各ガス供給管24のノズル240の噴出口から噴出された燃料ガスは、該燃料ガスの噴出に伴って周囲から吸引された一次空気と共に対応する焜炉バーナー21の混合管部212に供給される。このように焜炉バーナー21に供給された燃料ガス及び一次空気は、混合管部212から混合室214を通過する際に混合され、この混合気体が各炎孔215に供給される。
各焜炉バーナー21には点火プラグ216が設けられている。各焜炉バーナー21の炎孔215から吐出された混合気体は、点火プラグ216によって点火スパークを生じさせることで燃焼する。
焜炉本体2をキッチンカウンター4に設置するには、図5に示されるようにキッチンカウンター4の開口部400に焜炉本体2を落とし込み、凹溝部204にカウンタートップ40の開口部400の前縁部を嵌め込み、フランジ部203をカウンタートップ40の開口部400の周縁部上に載置する。このように設置された焜炉本体2の前面部208は、カウンタートップ40の前端部の下方においてキッチンカウンター4の前側に露出する。
天板3は図2に示されるように焜炉本体2のフランジ部203上に設置され、筐体20の上開口部201を閉塞する。これにより、筐体20内のグリル23、各バーナー受け棧22、各焜炉バーナー21の混合管部212、及び各ガス供給管24は、天板3で覆われる。なお、天板3は焜炉本体2をカウンタートップ40の開口部400に落とし込んで設置した後に焜炉本体2上に設置される。
天板3において各焜炉バーナー21の本体部213に対応する箇所には、上下方向に貫通する孔30が形成されている。各焜炉バーナー21の本体部213は、対応する孔30を通して上方に突出する。これにより、各焜炉バーナー21の本体部213及びバーナーキャップ211は天板3の上方に露出する。また、天板3上には各焜炉バーナー21によって加熱される被加熱物を載置するための五徳6が設置される。
ここで、本実施形態のガス焜炉1は、図5に示されるようにキッチンカウンター4の開口部400に落とし込む際に、焜炉本体2を吊り下げ支持するための把手5を備えている。
把手5は、図1に示されるように焜炉本体2の第1受け棧22A及び第2受け棧22Bの両者に連結されて架け渡されている。
把手5は丸棒状の太い線材をハット状に折り曲げて形成したものであって金属製である。把手5は、コ字状に屈曲したコ字状部50と、コ字状部50の両端部から突出した連結部51を備えている。以下、特に区別する場合には、両連結部51のうち、左側に位置する一方の連結部51を第1連結部51Aと記載し、右側に位置する他方の連結部51を第2連結部51Bと記載する。
コ字状部50は、左右に長い直棒状の把持部500と、把持部500の両端部から把持部500の長さ方向と直交する方向に延び出た直棒状の延出部501とを備えている。両延出部501は把持部500から同一方向に向かって延び出ている。連結部51は各延出部501の長さ方向における把持部500と反対側の端部から、左右方向において把持部500と反対側となる外側方に向かって突出している。
焜炉本体2の第1受け棧22Aの第2受け棧22B側の端面部、及び第2受け棧22Bの第1受け棧22A側の端面部には、左右方向に貫通する円形の孔220が形成されている。
第1連結部51Aは第1受け棧22Aの孔220に挿通することで第1受け棧22Aに連結されている。第2連結部51Bは第2受け棧22Bの孔220に挿通することで第2受け棧22Bに連結されている。これにより把手5は第1受け棧22A及び第2受け棧22Bに連結されている。このように第1受け棧22A及び第2受け棧22Bに連結された把手5の把持部500の下側には、第3バーナー21Cに燃料ガスを供給するガス供給管24が通されている。
焜炉本体2に取り付けられた把手5は、第1連結部51Aが第1受け棧22Aの孔220の周縁部によって左右軸回りに回動自在に支持され、第2連結部51Bが第2受け棧22Bの孔220の周縁部によって左右軸回りに回動自在に支持されている。なお、前記左右軸回りとは連結部51の回動軸方向が左右方向と平行であることを意味している。
把手5は第1連結部51A及び第2連結部51Bを軸として、左右軸回りに回動(揺動)することで、図1に示されるように両延出部501を起立させた起立姿勢にしたり、図4に示されるように両延出部501を倒した倒伏姿勢にすることができる。
図1に示されるように起立姿勢にした把手5の把持部500は、筐体20の空間207の底部より上側に大きく離れる。また、図4に示されるように倒伏姿勢にした把手5の把持部500は、筐体20の空間207の底部に近づく。なお、把手5は起立姿勢にしたときに把持部500が焜炉本体2の上端(フランジ部203)よりも上方に位置するものであってもよいし、下方に位置するものであってもよい。
把手5の両連結部51は、平面視で焜炉本体2の重心を含む前後方向の所定の範囲内に配置されている。これにより把持部500は、把手5を起立姿勢にしたときに、平面視で焜炉本体2の重心を含む前後方向の所定の範囲内に配置されるようになっている。
ここで、前記所定の範囲とは、起立姿勢にした把手5の把持部500が、平面視で前後方向において焜炉本体2の重心と重なる位置又はその近傍に位置する範囲である。より具体的には、前記所定の範囲とは、作業者が把手5の把持部500を掴んで、焜炉本体2を水平、やや前傾、又はやや後傾にした状態で容易に吊り下げ支持することができ、これにより焜炉本体2の施工を容易に行うことができる範囲である。
本実施形態の把持部500は、把手5を起立姿勢にしたときに平面視で焜炉本体2の重心よりもやや後側に配置される。
焜炉本体2をキッチンカウンター4の開口部400に落とし込んで設置するときには、作業者は起立姿勢にした把手5の把持部500を掴むことで、把手5を介して焜炉本体2を吊り下げ支持することができる。
ここで、焜炉本体2の重心位置は前後方向において把手5の両連結部51が焜炉本体2によって支持された箇所の近傍且つ前側に位置するため、把手5を用いて焜炉本体2を吊り下げ支持したときには、図5に示されるように焜炉本体2が自重により前傾になるまで把手5に対して回動する。これにより、焜炉本体2をキッチンカウンター4の開口部400に落とし込んで設置するときには、焜炉本体2を簡単に前傾姿勢にすることができる。
以上説明したように本実施形態のガス焜炉1は、左右方向に離間して配置された第1バーナー21A及び第2バーナー21Bと、第1バーナー21Aを支持する第1受け棧22Aと、第2バーナー21Bを支持する第2受け棧22Bを備えている。そして、焜炉本体2を吊り下げ支持するための把手5が、第1受け棧22A及び第2受け棧22Bに架け渡されている。このため、焜炉バーナー21を支持するためのバーナー受け棧22を利用して焜炉本体2に取り付けることができる。すなわち、把手5を焜炉本体2に取り付けるための取付具等を別途設ける必要がなく、これにより製造コストの増加を抑制することができる。
また、把手5は平面視で焜炉本体2の重心位置を含む前後方向の所定の範囲内に位置するように構成されている。すなわち、把手5は平面視で前後方向において焜炉本体2の重心と重なる位置又は焜炉本体2の重心の近傍位置に配置することができる。このため、作業者が焜炉本体2をキッチンカウンター4の開口部400に落とし込んで設置するにあたって把手5を掴むことで、焜炉本体2を下面を下側に向けた状態にして焜炉本体2を容易に吊り下げ支持することができる。
また、本実施形態の把手5は第1受け棧22A及び第2受け棧22Bに対して回動可能に設けられている。このため、焜炉本体2に他の部品を組み込む際やメンテナンスをする際には、把手5を倒伏姿勢まで回動して邪魔になり難い位置に配置することができる。また、把手5が焜炉本体2の上端よりも上方に突出するものであれば、把手5を倒伏姿勢にすることで把手5が焜炉本体2上に設置される天板3に接触しない位置に退避させることができる。
また、本実施形態の把手5は、焜炉本体2の重心位置よりも後側に位置するように構成されている。このため、作業者が焜炉本体2をキッチンカウンター4の開口部400に落とし込んで設置するにあたって把手5を掴むことで、焜炉本体2を前傾姿勢にして焜炉本体2を容易に吊り下げ支持することができる。そして、このように焜炉本体2を前傾姿勢にして吊り下げることで、焜炉本体2をキッチンカウンター4の開口部400に落とし込んで設置する作業を容易に行うことが可能になる。
なお、把手5は第1受け棧22A及び第2受け棧22Bに対して回動不能に固定されるものであってもよい。また、本実施形態では、把手5の把持部500を焜炉本体2の重心よりも後側に配置したが、把手5を用いて焜炉本体2を下面を下側に向けた状態で容易に支持することができるものであれば、把手5の把持部500は焜炉本体2の重心と重なる位置又は焜炉本体2の重心よりも前側に配置しても構わない。また、この他、焜炉本体2は本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更可能である。
1 ガス焜炉
2 焜炉本体
21 焜炉バーナー
21A 第1バーナー
21B 第2バーナー
22 バーナー受け棧
22A 第1受け棧
22B 第2受け棧
3 天板
4 キッチンカウンター
400 開口部
5 把手

Claims (3)

  1. キッチンカウンターに設けられた開口部に落とし込んで設置される焜炉本体と、前記焜炉本体を吊り下げ支持するための把手と、前記焜炉本体上に設置される天板とを備えたドロップイン式のガス焜炉であって、前記焜炉本体は、左右方向に離間して配置された焜炉バーナーと、前記焜炉バーナー毎に設けられて対応する前記焜炉バーナーを支持するバーナー受け棧を備え、前記把手が前記両バーナー受け棧に架け渡されて、平面視で前記焜炉本体の重心位置を含む前後方向の所定の範囲内に位置するように構成されたことを特徴とするガス焜炉。
  2. 前記把手が前記両バーナー受け棧に対して回動可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のガス焜炉。
  3. 前記把手が前記焜炉本体の重心位置よりも後側に位置するように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガス焜炉。
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