JP2015134459A - 流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置 - Google Patents
流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015134459A JP2015134459A JP2014006577A JP2014006577A JP2015134459A JP 2015134459 A JP2015134459 A JP 2015134459A JP 2014006577 A JP2014006577 A JP 2014006577A JP 2014006577 A JP2014006577 A JP 2014006577A JP 2015134459 A JP2015134459 A JP 2015134459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- substrate
- liquid chamber
- chamber
- common liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
Description
そのため、共通液室は梁部により補強されているため、共通液室の開口することにより生じる流路基板の捩じれが抑制され、他の基板と固定する際に基板同士の密着性を高めることができる。また、梁部により流路基板を補強することができる。
上記のように構成された発明では、共通液室が複数に区画されることで、圧力室の圧力変化に応じて区画された空間に生じる圧力変化は、共通液室を区画しないものに比べて大きいものとなる。そのため、各空間に気泡が生じている場合でも、気泡を共通液室の下流側に排出することができ、気泡排出性を高めることができる。
上記のように構成された発明では、流路基板における圧力室の併設方向の捩じれを抑制することができ、各圧力室の密封性を高めることができる。
上記のように構成された発明では、第1基板側に形成された共通液室を共通の流路とすることができるため、共通液室の流量を安定化させ、各圧力室に均一に液体を供給することができる。
そして、このような液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に対しても本発明を適用することができる。
1.第1の実施形態:
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.その他の実施形態:
以下、図を参照して、この発明に係る液体吐出ヘッドを具体化した第1の実施の形態について説明する。図1、2は、基板に配置された各流路部を説明する上面図である。また、図3は、液体噴射ヘッドの構成を説明する斜視展開図である。そして、図4、5は、液体噴射ヘッドの構成を説明する断面図である。ここで、図4は、図3のA−A’線での断面図である。また、図5は、図3のB−B’線での断面図である。
ノズルプレート60は、例えば、部分安定化ジルコニアや安定化ジルコニアを用いたセラミックスや、金属により構成される。
さらに、流路形成基板20とノズルプレート60との間に液体流路70の一部を構成する基板が位置しているものであってもよい。
次に、下電極31の上に圧電体32を形成する。例えば、圧電体32は、スピンコート法等により前駆体を下電極31に塗布した後、焼成する。そして、焼成後の層をパターニングして圧力室21毎の圧電体32を形成する。そして、この圧電体32の上部に上電極33を形成する。
以上の工程により、第1の実施形態に係る液体噴射ヘッド1が製造される。
図7は、第2の実施形態に係る液体噴射ヘッドの構成を説明する図である。第2の実施形態に係る液体噴射ヘッドでは、第2基板27に形成された下側液室242のみに梁部29が形成されている構成において第1の実施形態と異なる。
図8は、第3の実施形態に係る液体噴射ヘッドの構成を説明する図である。第3の実施形態に係る液体噴射ヘッドでは、共通液室24に形成された梁部の形状が他の実施形態と異なる。
実施形態で示す液体噴射ヘッドの基本的構成は上述したものに限定されるものではない。本発明は、広く液体噴射ヘッドの全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射するものにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
即ち、上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用してもよい。
公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用してもよい。
公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用してもよい。
Claims (7)
- 液体が流れる流路を備える流路ユニットであって、
所定方向に開口する複数の圧力室と、前記圧力室の共通の流路となる共通液室と、を備える流路基板を有し、
前記共通液室の開口部は、前記圧力室に比べて大きく、内壁間に渡された梁部を有する、流路ユニット。 - 前記複数の圧力室は、前記流路基板の所定方向に併設するよう位置しており、
前記共通液室は、前記複数の圧力室が併設する方向の幅が、前記圧力室と比べて大きい、請求項1に記載の流路ユニット。 - 前記梁部は、前記共通液室の流れに沿って渡されている、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の流路ユニット。
- 前記梁部は、前記圧力室が併設する方向に沿って渡されている、請求項2に記載の流路ユニット。
- 前記流路基板は、前記圧力室と、前記共通液室の一部が形成された第1基板と、
前記共通液室の一部が形成され、前記第1基板に重さなるよう固定された第2基板と、を備え、
前記梁部は、前記第2基板側に形成された前記共通液室に形成されている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の流路ユニット。 - 前記請求項1に記載の流路ユニットと、
前記流路ユニットに固定され、前記圧力室と繋がるノズル孔を有するノズルプレートと、を有する液体噴射ヘッド。 - 前記請求項6に記載の液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006577A JP6307890B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006577A JP6307890B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015134459A true JP2015134459A (ja) | 2015-07-27 |
JP6307890B2 JP6307890B2 (ja) | 2018-04-11 |
Family
ID=53766697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014006577A Active JP6307890B2 (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6307890B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017061109A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
JP2020196233A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出ヘッド |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000296616A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-10-24 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
JP2006240024A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出ヘッド、及び、液滴吐出装置 |
JP2012051236A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | 液滴吐出ヘッド |
JP2012136014A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-07-19 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッド |
JP2013129191A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-07-04 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 |
-
2014
- 2014-01-17 JP JP2014006577A patent/JP6307890B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000296616A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-10-24 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
JP3422364B2 (ja) * | 1998-08-21 | 2003-06-30 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 |
JP2006240024A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出ヘッド、及び、液滴吐出装置 |
JP2012051236A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Ricoh Co Ltd | 液滴吐出ヘッド |
JP2012136014A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-07-19 | Canon Inc | インクジェット記録ヘッド |
JP2013129191A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-07-04 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017061109A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 |
JP2020196233A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出ヘッド |
JP7293884B2 (ja) | 2019-06-05 | 2023-06-20 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出ヘッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6307890B2 (ja) | 2018-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9821554B2 (en) | Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus | |
JP6256691B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP5206956B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2013107256A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2016137677A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2009178951A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6307890B2 (ja) | 流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置 | |
JP6107248B2 (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射装置 | |
JP5962913B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6390092B2 (ja) | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 | |
JP2012218186A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2014195912A (ja) | 流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置 | |
US9701117B2 (en) | Liquid-jet head and liquid-jet apparatus | |
JP4780293B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2014193583A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及び液体吐出ヘッドの製造方法 | |
JP2006248166A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6187017B2 (ja) | 流路ユニット、液体噴射ヘッド、液体噴射装置、及び、流路ユニットの製造方法 | |
JP5849407B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6152915B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2006218776A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2014162223A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射装置 | |
JP2014193547A (ja) | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 | |
JP5754495B2 (ja) | 液滴噴射ヘッドおよび液滴噴射装置 | |
JP4947165B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置 | |
US9242463B2 (en) | Liquid-jet head and liquid-jet apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6307890 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |