JP2015123478A - 鋼矢板の圧延設備及び製造方法 - Google Patents

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浩 山下
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Abstract

【課題】従来に比べ高さが高い鋼矢板製品を安定して製造することが可能な鋼矢板の圧延設備及び製造方法を提供する。
【解決手段】素材を圧下してハット形鋼矢板を製造する圧延設備であって、素材の断面形状を矩形断面形状と略ハット形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形孔型を備えることを特徴とする、ハット形鋼矢板の圧延設備が提供される。また、素材を圧下してU形鋼矢板を製造する圧延設備であって、素材の断面形状を矩形断面形状と略U形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形孔型を備えることを特徴とする、U形鋼矢板の圧延設備が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばハット形鋼矢板、U形鋼矢板等の鋼矢板の圧延設備及び製造方法に関する。
従来より、ハット形、U形等の両端に継手を有する鋼矢板の製造は孔型圧延法によって行われている。この孔型圧延法の一般的な工程としては、先ず加熱炉において所定の温度に加熱した素材を、孔型を備えた粗圧延機、中間圧延機及び仕上圧延機によって順に圧延することが知られている。
上述した一般的な孔型圧延法によれば、現状、国内で製造されている鋼矢板製品については、矩形断面の素材から製造することが可能である。具体的には、例えば壁幅1m当たりの断面二次モーメントが1.0(10cm/m)であり10H製品と呼ばれるハット形鋼矢板製品や、壁幅1m当たりの断面二次モーメントが2.5(10cm/m)であり25H製品と呼ばれるハット形鋼矢板製品は、従来より知られる一般的な孔型圧延法にて製造される。例えば特許文献1には、逆U姿勢にてハット形鋼矢板を製造する孔型圧延法について開示されている。
特許第3709889号
しかしながら、上記特許文献1に開示されたような、一般的な孔型圧延法によって製造される鋼矢板製品の形状には制約がある。具体的には、従来の孔型圧延法によって高さの高い鋼矢板製品を製造しようとすると、例えば粗圧延を行う際の被圧延材の断面の一部において肉量不足等の問題が生じ、所望の形状の製品が製造できないといった問題がある。特に、鋼矢板の継手部分に対応する箇所において肉量不足が顕著となる恐れがあり、継手の形状不良の発生が懸念される。
一方、近年では、鋼矢板を打設するにあたりコストの効率的な削減が求められているといった観点から、打設場所に応じた適切な形状の鋼矢板製品を製造することが求められている。そこで、同じ製品重量でより断面係数の高い鋼矢板断面を指向すると、高さの高い製品断面を追求する必要があり、従来製品よりも高い鋼矢板製品を製造することが必要とされている。そこで、継手の形状不良の発生等を回避すると共に、従来に比べて高さの高い鋼矢板製品を製造することが可能な技術が求められている。
上記事情に鑑み、本発明の目的は、従来に比べ高さが高い鋼矢板製品を安定して製造することが可能な鋼矢板の圧延設備及び製造方法を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明によれば、素材を圧下してハット形鋼矢板を製造する圧延設備であって、素材の断面形状を矩形断面形状と略ハット形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形孔型を備えることを特徴とする、ハット形鋼矢板の圧延設備が提供される。
また、本発明によれば、素材を圧下してU形鋼矢板を製造する圧延設備であって、素材の断面形状を矩形断面形状と略U形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形孔型を備えることを特徴とする、U形鋼矢板の圧延設備が提供される。
前記第1予備成形孔型の孔型深さT3は、当該第1予備成形孔型での造形前の素材の厚みTより小さくても良い。
前記圧延設備には、素材の圧下を行う粗圧延機、中間圧延機、仕上圧延機がこの順で上流から配置され、前記第1予備成形孔型は、前記粗圧延機に刻設されていても良い。
前記粗圧延機の上流には、サイジングミルが配置され、前記サイジングミルには、矩形断面の素材をエッチングするエッチング孔型が刻設されていても良い。
前記圧延設備には、サイジングミル、粗圧延機、中間圧延機、仕上圧延機がこの順で上流から配置され、前記サイジングミルには、矩形断面の素材をエッチングするエッチング孔型と、前記第1予備成形孔型が刻設されていても良い。
また、別な観点からの本発明によれば、素材を圧下してハット形鋼矢板を製造する製造方法であって、素材の断面形状を矩形断面形状と略ハット形形状との間の中間形状に造形する第1予備成形工程を有することを特徴とする、ハット形鋼矢板の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、素材を圧下してU形鋼矢板を製造する製造方法であって、素材の断面形状を矩形断面形状と略U形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形工程を有することを特徴とする、U形鋼矢板の製造方法が提供される。
前記第1予備成形工程は上下孔型ロールによって構成される第1予備成形孔型によって行われ、前記第1予備成形孔型の孔型深さT3は、当該第1予備成形孔型での造形前の素材の厚みTより小さくても良い。
本発明によれば、従来に比べ高さが高い鋼矢板製品を安定して製造することが可能な鋼矢板の圧延設備及び製造方法が提供される。
本発明の実施の形態にかかる圧延ラインの概略説明図である。 第1孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 第2孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 第3孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 第4孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 第5孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 第6孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 第7孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 第8孔型の孔型形状についての概略的な説明図である。 従来製品に用いる予備成形孔型の概略説明図である。 従来より高さの高い製品に用いる予備成形孔型の概略説明図である。 従来製品を製造する場合における素材の圧下の様子を示す説明図である。 従来より高さの高い製品を製造する場合における素材の圧下の様子を示す説明図である。 実施例の検証結果を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また、本実施の形態では鋼矢板製品としてハット形鋼矢板を製造する場合を例に挙げて説明する。
また、本実施の形態では、説明の都合上、矩形断面を有する材料を素材Bと呼称し、素材Bを圧下して略ハット形形状とした被圧延材を被圧延材Aと呼称する。即ち、略ハット形形状にて圧延ラインL上を通材される鋼材を総称して被圧延材Aと呼称し、また、被圧延材Aの各部位については以下に記述する別途異なる呼称にて記載するものとする。ここで、被圧延材Aはハット形鋼矢板製品のウェブに対応するウェブ対応部3と、ウェブ対応部3の両端部それぞれに接続されるフランジ対応部4、5と、フランジ対応部4、5のそれぞれの先端に形成される腕対応部6、7と、腕対応部6、7の先端に形成される継手対応部8、9から構成されている。また、継手対応部8、9の先端には爪対応部8a、9aが形成されている。
図1は、本発明の実施の形態にかかる圧延設備であるハット形鋼矢板を製造する圧延ラインLと、圧延ラインLに備えられる圧延機についての説明図である。図1に示すように、圧延ラインLには、サイジングミル(SM)10、粗圧延機(BD)11、第1中間圧延機(R1)13、第2中間圧延機(R2)14、仕上圧延機(F)19が順に配置されている。圧延ラインLは複数のラインL1〜L3によって構成されており、ラインL1とラインL2が隣接し、ラインL2とラインL3が隣接している。それぞれのラインL1〜L3は、互いの一部が重なるようにして直列的に連結しており、被圧延材AはL1からL2、あるいはL2からL3に、その幅方向に平行移動して圧延ラインLを進む構成となっている。
また、図1に示すように、ラインL1にはサイジングミル10及び粗圧延機11が配置され、ラインL2には第1中間圧延機13が配置され、ラインL3には第2中間圧延機14及び仕上圧延機19が配置されている。各ラインL1〜L3にはそれぞれ別の被圧延材Aを載せて圧延を行うことが可能であり、圧延ラインL上において複数の被圧延材Aの圧延を同時に並行して実施することが可能な構成となっている。
図1に示す圧延ラインLにおいては、図示しない加熱炉において加熱されたスラブ・矩形材(被圧延材A)がサイジングミル10〜仕上圧延機19において順次圧延され、最終製品であるハット形鋼矢板となる。即ち、被圧延材Aに対して粗圧延工程、中間圧延工程、仕上圧延工程をこの順に行うことで最終製品が製造される。
なお、サイジングミル10は粗圧延機11の上流側に配置される圧延機であり、加熱炉から搬出されたスラブ等の素材を粗圧延機11で圧延するために最適な寸法・形状に整形するものである。
以下では、圧延ラインLに配置されるサイジングミル10、粗圧延機11、第1中間圧延機13、第2中間圧延機14、仕上圧延機19(以下、適宜粗圧延機10〜仕上圧延機19といったように複数の圧延機を略して記載する)に刻設される孔型の構成について、圧延ラインLの上流から順を追って図面を参照して簡単に説明する。なお、上記サイジングミル10、粗圧延機11、第1中間圧延機13、第2中間圧延機14、仕上圧延機19は従来から用いられている一般的な設備であるため、本明細書における以下の記述では孔型構成の説明に注視し、各圧延機の詳細な設備構成等についての説明は省略する。
また、図2〜図9を参照して以下に説明する孔型は、サイジングミル10〜仕上圧延機19の各圧延機に刻設されるものであるが、以下に説明する各孔型をどの圧延機に刻設するかは、設備状況や製品寸法等の条件によって適宜変更可能なものである。そこで、本実施の形態ではこれらの孔型を第1孔型〜第8孔型と呼称し、それぞれの孔型は圧延ラインL上流側から順に刻設されていれば良いものとして説明する。なお、図3〜図9には、参考のためにそれぞれの孔型にて圧下・造形される被圧延材Aの形状を一点鎖線にて図示している。
但し、以下に説明する本実施の形態に係る第1孔型〜第8孔型の構成は、図示の形態に限られるものではなく、例えば孔型の配置順や、各種孔型の修正孔型の増減配列については設備状況や製品寸法等の条件に応じて適宜変更可能である。
図2は、第1孔型20の孔型形状についての概略的な説明図である。図2に示すように、第1孔型20は上孔型ロール20aと下孔型ロール20bから構成され、この第1孔型20では、矩形断面形状の素材Bの幅方向端部にテーパー形状を付与する圧下(所謂エッチング成形)が行われる。この第1孔型20では、矩形断面形状の素材Bを立てた状態(鋼矢板の幅方向を鉛直方向とした状態)で圧下され、上孔型ロール20aと下孔型ロール20bのロール周面は、所定のテーパー形状となっている。なお、矩形断面形状の素材Bの幅方向端部にテーパー形状を付与するのは、後述する第2孔型30、第3孔型40の孔型形状に好適に噛み込ませ、所望の圧下を安定して行うためである。この図2に示す第1孔型20は所謂エッチング孔型と呼称される。
また、図3は、第2孔型30の孔型形状についての概略的な説明図である。図3に示すように、第2孔型30は上孔型ロール30aと下孔型ロール30bから構成され、この第2孔型30によって、上記第1孔型においてエッチング成形された矩形断面形状の素材B全体に対して圧下が行われる。ここで、上記第1孔型20における圧下では素材Bを立てた状態としたが、第2孔型30では素材Bの幅方向を水平方向とした状態(鋼矢板の幅方向を水平方向とした状態)圧下が行われる。また、第2孔型30における圧下では、素材Bの断面が矩形断面形状と略ハット形断面形状(即ち、被圧延材A)との間の中間形状となるように圧下が行われる。なお、本実施の形態では、この第2孔型30を第1予備成形孔型と呼称し、当該孔型における素材Bの圧下については、概略的な説明図を用いてより詳細な説明を後述する。また、ここで略ハット形断面形状とは、被圧延材Aにおいてウェブに対応する部分(ウェブ対応部3)、フランジに対応する部分(フランジ対応部4、5)、腕に対応する部分(腕対応部6、7)それぞれの境界が明確である程度に圧下された断面形状を言い、必ずしも継手形状等の細かな形状まで成形された断面形状を示すものではない。
図4は、第3孔型40の孔型形状についての概略的な説明図である。図4に示すように、第3孔型40は上孔型ロール40aと下孔型ロール40bから構成され、この第3孔型40によって、上記第2孔型30において断面形状が中間形状(矩形断面と略ハット形断面との中間形状)から略ハット形形状となるような圧下が被圧延材A全体に対して行われる。この第3孔型40を予備成形孔型と呼称する。
図5は、第4孔型50の孔型形状についての概略的な説明図である。図5に示すように、第4孔型50は上孔型ロール50aと下孔型ロール50bから構成され、この第4孔型50によって被圧延材A全体に対して厚み圧下ならびに成形(厚み延伸圧延)が行われる。
図6は、第5孔型60の孔型形状についての概略的な説明図である。図6に示すように、第5孔型60は上孔型ロール60aと下孔型ロール60bから構成され、この第5孔型60によって被圧延材A全体に対して厚み圧下ならびに成形が行われる。具体的には、爪対応部8a、9aの高さ(図中、上下方向の高さh1)を調整して2つの爪対応部8a、9aの高さを揃える爪高さ成形と、被圧延材A全体の厚み圧下が同時に行われる。なお、この第5孔型60のような爪対応部8a、9aの高さを揃える成形を爪成形工程と呼称し、爪成形工程を行う孔型を爪成形孔型と呼称する。
図7は、第6孔型70の孔型形状についての概略的な説明図である。図7に示すように、第6孔型70は上孔型ロール70aと下孔型ロール70bから構成され、この第6孔型70によって被圧延材A全体に対して厚み圧下ならびに成形(厚み延伸圧延)が行われる。
図8は、第7孔型80の孔型形状についての概略的な説明図である。図8に示すように、第7孔型80は上孔型ロール80aと下孔型ロール80bから構成され、この第7孔型80によって被圧延材A全体に対して厚み圧下ならびに成形が行われ、特に、上記第5孔型60と同様に、爪成形工程が行われる。但し、第7孔型80では、被圧延材A全体の厚み圧下を積極的に行う第5孔型60に比べ厚み圧下量は小さい。
図9は、第8孔型90の孔型形状についての概略的な説明図である。図9に示すように、第8孔型90は上孔型ロール90aと下孔型ロール90bから構成され、この第8孔型90では、被圧延材Aの継手対応部8、9の曲げ成形と、軽圧下圧延による被圧延材A全体の整形が行われる。具体的には、爪対応部8a、9aを含む継手対応部8、9全体を製品の継手形状に近い形状となるように曲げる継手成形が行われる。これにより、第8孔型90では、ハット形鋼矢板製品に極めて近い形状まで被圧延材Aが成形されることとなる。なお、この第8孔型90のような継手対応部8、9全体を曲げ成形する孔型を継手成形孔型と呼称する。
以上、図2〜図9を参照して第1孔型20〜第8孔型90の孔型形状について説明した。上述したように、孔型圧延法は粗圧延工程、中間圧延工程、仕上圧延工程からなり、例えば第1孔型20〜第6孔型70までの孔型において粗圧延工程及び中間圧延工程が順次行われ、第7孔型80、第8孔型90において仕上圧延工程が行われる。ここで、第4孔型50〜第8孔型90の孔型形状はいずれも略ハット形形状であるが、後段の孔型へいくほど製品形状に近い形状にて刻設されている。即ち、最終工程である仕上圧延が行われる第8孔型90の形状は、略ハット形鋼矢板製品形状となる。
本実施の形態では圧延ラインLにはサイジングミル10〜仕上圧延機19が配置されているものとしているが、第1孔型20〜第8孔型90は各圧延機に任意の構成にて分散して刻設される。一例としては、粗圧延機11に第1孔型20〜第3孔型40が刻設され、第1中間圧延機13に第4孔型50及び第5孔型60が刻設され、第2中間圧延機14に第6孔型70及び第7孔型80が刻設され、仕上圧延機19に第8孔型90が刻設されるといった構成が挙げられる。ただし、本発明における孔型構成はこのような構成に限定されるものではない。例えば、粗圧延機11、第1中間圧延機13、第2中間圧延機14、仕上圧延機19において複数の孔型を刻設するだけの十分な容量(圧延機サイズ)が確保できない場合には、サイジングミル10に孔型を刻設し、補完することも可能である。
本実施の形態に係る鋼矢板の製造方法において用いる孔型を図2〜図9を参照して説明したが、例えば壁幅1m当たりの断面二次モーメントが1.0(10cm/m)であり10H製品と呼ばれるハット形鋼矢板製品や、壁幅1m当たりの断面二次モーメントが2.5(10cm/m)であり25H製品と呼ばれる一般的に知られたハット形鋼矢板製品を製造する場合には、図3に示す第2孔型30(第1予備成形孔型)を刻設する必要はなかった。即ち、粗圧延工程において用いる孔型は図2、図4、図5に示す第1孔型20、第3孔型40、第4孔型50で十分であることが知られていた。
しかしながら、本発明者らは、従来と同寸法の矩形断面素材を用いて上記10H製品、25H製品よりも高さの高い、壁幅1m当たりの断面二次モーメントが4.5(10cm/m)である45H製品と呼ばれるハット形鋼矢板製品や、壁幅1m当たりの断面二次モーメントが5.0(10cm/m)である50H製品と呼ばれるハット形鋼矢板製品を製造する際には、粗圧延工程として第1孔型20、第3孔型40、第4孔型50を用いる従来の方法では、被圧延材の継手対応部8、9、特に爪対応部8a、9aに形状不良が発生し、安定して所望の形状の製品を製造することが困難であるとの知見を得た。また、鋭意研究の結果、従来の製造方法において爪対応部8a、9aに生じる形状不良の原因は、高さが従来よりも高い鋼矢板製品を製造する際の予備成形孔型(第3孔型40)での圧延に原因があることを見出した。以下、本知見について図面を参照して具体的に説明する。
10H製品の高さが約230mm、25H製品の高さが約300mmであるのに対し、45H製品、50H製品の高さは約370mmである。一方で、元の素材(スラブ・矩形材)の高さは約250mm程度のものが一般的に使用される。ここで、鋼矢板の製造工程においては、予備成形孔型(図4に示す第3孔型40に相当)における圧下(以下、予備成形工程とも呼称する)により、高さ約250mmのスラブ・矩形材を略ハット形に成形する工程が行われる。この予備成形工程における圧下によって鋼矢板製品の概略的な断面形状が決定される。従って、高さ約300mmの従来製品を製造する場合と、高さ約370mmの製品を製造する場合とでは、予備成形孔型の形状は当然異なっている。図10は従来製品に用いる予備成形孔型100の概略説明図であり、図11は従来より高さの高い製品に用いる予備成形孔型110の概略説明図である。
図10に示す従来の予備成形孔型100は、上孔型ロール100aと下孔型ロール100bから構成され、孔型深さT1である。この孔型深さT1は、製造対象の鋼矢板高さに対応する長さであり、例えば高さ約300mmの25H製品を製造する場合には、T1は約300mmとなる。
また、図11に示す予備成形孔型110は、上孔型ロール110aと下孔型ロール110bから構成され、孔型深さT2である。この孔型深さT2は、製造対象の鋼矢板高さに対応し、例えば高さ約370mmの45H製品、50H製品を製造する場合には、T2は約370mmとなる。
ここで、例えば矩形断面の素材B(以下、単に素材Bとも記載する)の高さは所定の値Tであり、通常この高さTは、製品寸法に関わらず一定の値(例えば約250mm)である。本発明者らは鋭意研究の結果、孔型深さの異なる予備成形孔型100と予備成形孔型110にて、それぞれ素材Bの圧下を行う場合、圧下される素材Bの変形状況に差異があることを見出した。この差異について図12、13を参照して説明する。
図12は、予備成形孔型100、即ち、従来製品を製造する場合における素材Bの圧下の様子を示す説明図であり、図13は従来より高さの高い製品を製造する場合における素材Bの圧下の様子を示す説明図である。なお、図12、図13共に圧下の様子を(a)〜(c)と段階的に図示している。また、素材Bの断面は一点鎖線にて図示している。
図12、図13に示すように、予備成形孔型100(あるいは110)における圧下(予備成形工程)は主に3段階に分けて行われる。ここで、図12(a)〜(b)及び図13(a)〜(b)に示すように、第1段階では、上孔型ロール100aの最大径の周面のみが接触した状態で成形が行われ、この第1段階は素材のフランジに対応する部分B1の厚み圧下が始まる前段階までを示している。この第1段階では、素材Bの厚み圧下はなく、即ち、素材Bを折れ曲げる成形のみが行われる。
そして、図12(b)及び図13(b)に示すように、第2段階は、上記第1段階終了後、素材のフランジに対応する部分B1の厚み圧下が開始されてから、素材の腕に対応する部分B2と素材のウェブに対応する部分B3の厚み圧下が始まる前段階までを示している。この第2段階では、素材のフランジに対応する部分B1のみの厚み圧下が行われる。
そして、図12(c)及び図13(c)に示すように、第3段階は、上記第2段階終了後、素材B全体(B1〜B3)の厚み圧下(全面圧下)が行われる段階を示している。
上述した第1段階〜第3段階に分けて行われる予備成形工程において、第1段階では、素材Bを厚み圧下せずに曲げる工程のみが行われ、その際には素材Bの中央部近傍(ウェブに対応する部分B3)に上孔型ロール100aの周面が接触し、素材Bのその他の上面部分には上孔型ロール100aの周面は接触しないような構成となっている。即ち、第1段階では、素材B全体が非拘束の状態で成形が行われ、その中央部近傍の上面が上孔型ロール100aによって下方に向かって押圧されることから、素材の腕に対応する部分B2から中央部のウェブに対応する部分B3に向かって引き込み現象が起こる。これにより、素材の腕に対応する部分B2の肉量が減少し、当該箇所B2における肉量不足といった事象が見受けられる。これにより、図12(b)、図13(b)に示すように、予備成形孔型100、110の両端部近傍には空隙部101、111が生じることとなる。
なお、上記第2段階では、素材のフランジに対応する部分B1が圧下・拘束された状態で成形が行われ、上記第3段階では、素材B全体が拘束された状態(即ち、腕に対応する部分B2も拘束された状態)で圧下が行われるため、引き込み現象はほぼ起こらないことが分かっている。
上記素材Bの圧下に伴う引き込み現象の発生は、予備成形工程の都合上やむを得ないものであり、図12、図13に示したように、従来製品を製造する場合における素材Bの圧下と、従来より高さの高い製品を製造する場合における素材Bの圧下の両方にて発生する事象である。但し、上述したように、予備成形孔型100と予備成形孔型110では孔型深さが異なり、予備成形孔型100の孔型深さT1は、予備成形孔型110の孔型深さT2よりも小さい構成となっている(即ち、T1<T2)。このため、従来製品を製造する場合に比べ、従来より高さの高い製品を製造する場合には、第1段階での屈曲量が大きく、引き込み現象に伴う素材の腕に対応する部分B2での肉量の減少(以下、単に引き込み量とも記載)も多くなることが確認されている。
即ち、従来製品の製造における予備成形孔型100での引き込み量に比べて、従来より高さの高い製品の製造における予備成形孔型110での引き込み量が多く、ハット形鋼矢板を製造する際の腕部や継手部(上記腕対応部6、7や継手対応部8、9)の肉量不足がより顕著となってしまい、腕部や継手部の形状不良が生じてしまう恐れが高い。
以上、図10〜図13を参照して説明したように、予備成形工程の第1段階において、より高さの高いハット形鋼矢板製品を製造しようとした場合に、孔型深さが深い予備成形孔型110を用いる必要があるため、引き込み量の増加が顕著となり、鋼矢板製品の腕部や継手部に形状不良が生じてしまう恐れが従来よりも高まってしまう。そこで本発明者らは、鋭意検討を行い、エッチング孔型である第1孔型20と、予備成形孔型である第3孔型40との間に、第2孔型30(第1予備成形孔型)を刻設した圧延ライン構成とし、矩形断面の素材Bから略ハット形形状の被圧延材Aを圧下する際に、第2孔型30で中間断面形状となるように圧下を行うことで、引き込み現象に伴う素材の腕に対応する部分B2での肉量の減少を抑制することができることを見出した。
ここで、図3、4に示すように、第2孔型30の孔型深さT3は、第3孔型40の孔型深さT4より小さい値である。また、この第3孔型40における圧下では、素材の腕に対応する部分B2を拘束するタイミングを早めることで、当該箇所B2での肉量の減少を抑制する。従って、図3に示す第2孔型30の孔型深さT3は、素材Bの高さTよりも小さい値(即ち、T3<T)の方が望ましい。
以上説明した本実施の形態に係るハット形鋼矢板の製造では、第1孔型20と第3孔型40との間に第1予備成形孔型である第2孔型30を刻設し、矩形断面形状である素材Bから、略ハット形断面形状である被圧延材Aを造形する際に、断面形状を一度それらの中間形状とする圧下を実施することで、圧下に伴って素材の腕に対応する部分B2から中央部に向かって引き込み現象が起こり、当該箇所B2の肉量が減少し、当該箇所B2における肉量不足が発生することを抑制することが可能となる。これにより、圧下時の肉量不足に伴う、腕部や継手部の形状不良の発生が抑制され、安定して所望形状の鋼矢板製品を製造することができる。
特に、図10〜図13を参照して説明したように、従来よりも高さの高い鋼矢板製品を製造する場合には、予備成形孔型の孔型深さが従来よりも大きく、引き込み現象の発生が顕著である。従って、第1予備成形孔型である第2孔型30を刻設した構成の圧延ラインにて従来よりも高さの高い鋼矢板製品の製造を行うことで、腕部や継手部の形状不良等を抑制し、安定したハット形鋼矢板製品の製造が実現できる。
以上、本発明の実施の形態の一例を説明したが、本発明は図示の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施の形態では、鋼矢板製品としてハット形鋼矢板製品を製造する場合を例に挙げて図示・説明しているが、本発明の適用範囲はこれに限られるものではない。具体的には、継手を有する鋼矢板製品であれば、本発明を適用して、継手部の形状不良を抑制して製品の製造を行うことが可能であり、例えばU形鋼矢板等の種々の継手を有する鋼矢板製品の製造に適用することが可能である。
また、上記実施の形態においては、圧延機に刻設される孔型の構成として、粗圧延機10に第1孔型20〜第4孔型50が刻設され、第1中間圧延機13及び第2中間圧延機14に第5孔型60及び第6孔型70が刻設され、仕上圧延機19に第7孔型80及び第8孔型90が刻設されるといった構成を挙げたが、本発明における各圧延機での孔型の刻設は任意に定めることができる。特に、従来の鋼矢板製品を製造していた圧延ラインに対して本発明を適用する場合には、第1予備成形孔型(第2孔型30)を増設する構成となるため、各圧延機における孔型構成には工夫が必要となる。
具体的な一例としては、従来は粗圧延機11に刻設されていたエッチング孔型(第1孔型20)を、粗圧延機11の上流に位置するサイジングミル10に配置し、粗圧延機11に第1予備成形孔型(第2孔型30)を刻設することが好ましい。このように、サイジングミル10を活用した孔型構成を採ることで、従来製品に用いていた圧延設備のスペースにて第1予備成形孔型(第2孔型30)を設けることが可能となり、コストの増大を防止しつつ、安定した鋼矢板製品の製造を行うことができる。
本発明の実施例として、壁幅1m当たりの断面二次モーメントが2.5(10cm/m)であり高さ約300mmの25H製品と、壁幅1m当たりの断面二次モーメントが4.5(10cm/m)であり高さ約370mmの45H製品のそれぞれを、同じ高さ250mmの矩形断面の素材から従来の製造方法と本発明に係る製造方法で製造し、予備成形孔型(上記実施の形態における第3孔型40)での圧下における肉量変化について検証を行った。具体的には、従来の製造方法では第1予備成形孔型を設けずに予備成形工程を行い、本発明に係る製造方法では第1予備成形孔型を設けて予備成形工程を段階的に行うものとした。
図14は本実施例の検証結果を示す説明図であり、予備成形孔型の一方の端部において引き込み現象に伴って肉不足が起こっている様子を拡大して図示した概略図である。なお、図14(a)は25H製品についての説明図であり、従来25Hとして示したものが従来の製造方法における肉量変化の様子、新25Hとして示したものが本発明に係る製造方法を適用させた際の肉量変化の様子である。また、図14(b)は45H製品についての説明図であり、従来45Hとして示したものが従来の製造方法における肉量変化の様子、新45Hとして示したものが本発明に係る製造方法を適用させた際の肉量変化の様子である。
図14(a)に示すように、従来25Hと新25Hを比較すると、新25Hの製造では引き込み現象が抑制され、孔型内部における肉量不足は発生していないのに対し、従来25Hでは多少の肉量不足が発生している。
また、図14(b)に示すように、従来45Hと新45Hを比較すると、新45Hの製造では引き込み現象が抑制され、孔型内部における肉量不足は発生していないのに対し、従来45Hではかなりの肉量不足が発生している。この肉量の不足量は、図14(a)に示した従来25Hの場合と比べて更に顕著なものとなっていることが分かる。これは、上記実施の形態において説明したように、25H製品の高さが約300mmであるのに対し、45H製品の高さが約370mmであり、製造の際に45H製品の方がより孔型深さの深い予備成形孔型を用いることに起因する。
以上のことから、本発明に係る製造方法を適用し、第1予備成形孔型を設けて予備成形工程を段階的に行うことで、例えば従来製品である高さ約300mmの25H製品等を製造する場合に、素材端部の肉量不足を抑制することができ、腕部や継手部の形状不良の発生が抑制され、安定して所望形状の鋼矢板製品を製造することが可能であることが分かる。更には、従来製品よりも高さの高い、例えば高さ約370mmの45H製品等を製造する場合に、より顕著である素材端部の肉量不足を抑制し、腕部や継手部の形状不良を発生させずに、所望形状の鋼矢板製品を製造できることが分かる。
本発明は、例えばハット形鋼矢板、U形鋼矢板等の鋼矢板の製造方法に適用できる。
3…ウェブ対応部
4、5…フランジ対応部
6、7…腕対応部
8、9…継手対応部
8a、9a…爪対応部
10…サイジングミル
11…粗圧延機
13…第1中間圧延機
14…第2中間圧延機
19…仕上圧延機
20、30、40、50、60、70、80、90…第1〜第8孔型
100…従来製品に用いる予備成形孔型
110…従来より高さの高い製品に用いる予備成形孔型
A…被圧延材
B…素材
L(L1〜L3)…圧延ライン

Claims (9)

  1. 素材を圧下してハット形鋼矢板を製造する圧延設備であって、
    素材の断面形状を矩形断面形状と略ハット形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形孔型を備えることを特徴とする、ハット形鋼矢板の圧延設備。
  2. 素材を圧下してU形鋼矢板を製造する圧延設備であって、
    素材の断面形状を矩形断面形状と略U形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形孔型を備えることを特徴とする、U形鋼矢板の圧延設備。
  3. 前記第1予備成形孔型の孔型深さT3は、当該第1予備成形孔型での造形前の素材の厚みTより小さいことを特徴とする、請求項1又は2に記載の圧延設備。
  4. 前記圧延設備には、素材の圧下を行う粗圧延機、中間圧延機、仕上圧延機がこの順で上流から配置され、
    前記第1予備成形孔型は、前記粗圧延機に刻設されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の圧延設備。
  5. 前記粗圧延機の上流には、サイジングミルが配置され、
    前記サイジングミルには、矩形断面の素材をエッチングするエッチング孔型が刻設されることを特徴とする、請求項4に記載のハット形鋼矢板の圧延設備。
  6. 前記圧延設備には、サイジングミル、粗圧延機、中間圧延機、仕上圧延機がこの順で上流から配置され、
    前記サイジングミルには、矩形断面の素材をエッチングするエッチング孔型と、前記第1予備成形孔型が刻設されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の圧延設備。
  7. 素材を圧下してハット形鋼矢板を製造する製造方法であって、
    素材の断面形状を矩形断面形状と略ハット形形状との間の中間形状に造形する第1予備成形工程を有することを特徴とする、ハット形鋼矢板の製造方法。
  8. 素材を圧下してU形鋼矢板を製造する製造方法であって、
    素材の断面形状を矩形断面形状と略U形断面形状との間の中間形状に造形する第1予備成形工程を有することを特徴とする、U形鋼矢板の製造方法。
  9. 前記第1予備成形工程は上下孔型ロールによって構成される第1予備成形孔型によって行われ、
    前記第1予備成形孔型の孔型深さT3は、当該第1予備成形孔型での造形前の素材の厚みTより小さいことを特徴とする、請求項7又は8に記載の鋼矢板の製造方法。
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