JP2015106884A - 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが読取対象の表示形態を把握していなくても、前記読取対象を容易に読み取ることができる技術を提供する。【解決手段】読取対象を第1の読取方式により第1の画像データとして読み取る第1の読取手段と、前記読取対象を第2の読取方式により第2の画像データとして読み取る第2の読取手段と、前記第1の読取手段で読み取られた第1の画像データと、前記第2の読取手段で読み取られた第2の画像データとを合成する合成手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、液晶画面(LCD)や電子ペーパーを使用したタブレット型PCや電子書籍リーダーが普及してきている。液晶画面には、バックライトを後ろから照射し、液晶層やフィルタ層で光の強度や色を変化させた透過光を表示画面として表示するバックライト型と、外光の反射を液晶層で制御して反射光を表示画面として表示するフロントライト型とがある。また、電子ペーパーは、外光の反射光を制御することで表示画面を表示している。
通常のドキュメントを読み取るためのスキャナは、ドキュメントに光を照射して読み取るため、バックライト型の液晶画面をうまく読み取ることができなかった。そこで、ドキュメントに光を照射せずに、バックライトからの透過光を読み取る技術がある(特許文献1)。
特許第4165522号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているバックライト型の液晶画面読み取り方法では、電子ペーパーやフロントライト型液晶画面を読み取ることができない。そのため、この方法では、ユーザーが、読取対象のディスプレイがバックライト型液晶画面であるか、フロントライト型液晶画面であるか又は電子ペーパーであるかを事前に把握しておかなければならないという問題があった。
本発明は、ユーザーが読取対象の表示形態を把握していなくても、読取対象を容易に読み取ることができる技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、読取対象を第1の読取方式により第1の画像データとして読み取る第1の読取手段と、前記読取対象を第2の読取方式により第2の画像データとして読み取る第2の読取手段と、前記第1の読取手段で読み取られた第1の画像データと、前記第2の読取手段で読み取られた第2の画像データとを合成する合成手段と、を有する。
本発明によれば、ユーザーが読取対象の表示形態を把握していなくても、読取対象を容易に読み取ることができる技術を提供することを目的とすることができる。
スキャナ装置本体のハードウェア構成の一例を示す図である。 スキャナのハードウェア構成の一例を示す図である。 UI画面の一例を示す図である。 実施形態1における処理の一例を示すフローチャートである。 画像合成の一例を示す図である。 実施形態2における処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態3における処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態4における処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態におけるスキャナ装置本体10(画像処理装置)のハードウェア構成の一例を示す図である。
スキャナコントローラ100は、スキャナ装置本体10を構成する画像読取装置(読取部)であるスキャナ101と、スキャナI/F106を介して接続されている。スキャナコントローラ100は、スキャナ101に対して読取対象の読み取り(スキャン)を指示したり、スキャナ101で読み取った画像データをスキャナ101から受信したりする。ここで、スキャナコントローラ100は、スキャナ101に対して読み取りを指示する際、スキャナ101の光源を点灯させて読取対象を読み取るように指示したり、スキャナ101の光源を消灯させて読取対象を読み取るように指示したりする。スキャナコントローラ100を構成する各モジュールは、システムバス109を介して相互に接続されている。
CPU103は、スキャナ装置本体10全体を制御するコントローラであり、各種の演算等を行う。CPU103が、ROM104等に格納されているプログラムを実行することにより、スキャナ装置本体10の機能や、後述するフローチャートに係る処理(情報処理)が実現される。
ROM104は、スキャナ装置本体10のブートプログラムやファームウェア113を実現するためのプログラム等の各種のプログラムを格納している。また、ROM104は、CPU103が各種の演算に用いる閾値や設定値等に関するデータを格納している。
RAM105は、CPU103が動作するためのシステムワークメモリである。CPU103は、ブートの際にRAM105にファームウェア113のプログラム等を展開する。RAM105は、CPU103が実行する演算のデータやCPU103により展開された各種のプログラムを記憶する。
画像処理部110は、スキャナ101が読み取った2つの画像データを合成したり、スキャナ101が読み取った画像データの明るさを変化させて調整したりする等といった画像処理を行う。なお、画像処理部110は、ソフトウェアで構成されるようにしてもよい。即ち、CPU103が、ROM104等に格納されているプログラムを実行することにより、画像処理部110の機能を実現するようにしてもよい。
操作ユニット102は、ユーザーからの操作を受け付けたり、ユーザーへ情報を提供するために情報を表示したりするユーザーI/F(操作部)であり、操作部I/F107に接続されている。スキャナ装置本体10は、ユーザーによる操作ユニット102の操作を介して、操作ユニット102に表示するコピーボタン等の押下(選択)を受け付けると、読取対象を読み取る読取処理を実行する。
スキャナ101の詳細については、図2を用いて説明する。
図2は、タブレットPC30(端末装置)が原稿台207に置かれたスキャナ101のハードウェア構成の一例を示す図である。
スキャナ101が光源201を点灯させて原稿台207に置かれたタブレットPC30に光を照射すると、反射光がミラー202、ミラー203及びミラー204を介してレンズ205に導光される。
CCD等の光センサ206は、レンズ205に導光された反射光を読み取り、図1のスキャナI/F106に読取データを送信する。
スキャナ101は、スキャナI/F106からの命令に従って、光源201を点灯させた状態で読取対象であるタブレットPC30の液晶画面を読み取ったり、光源201を消灯させた状態で前記液晶画面を読み取ったりする。なお、光源201を消灯させた状態で読み取る読取方式は、第1の読取方式の一例であり、光源201を点灯させた状態で読み取る読取方式は、第2の読取方式の一例である。
図3は、操作ユニット102に表示されるUI画面の一例を示す図である。
UI画面301は、情報を表示してユーザーに提供したり、ユーザーの操作を受け付けたりするための画面であり、タブレットコピーボタン302及びコピーボタン303を有する。なお、タブレットコピーボタン302及びコピーボタン303は、読取方式を選択させる選択オブジェクトの一例である。
タブレットコピーボタン302は、ユーザーがスキャナ装置本体10にタブレットPC30の画面を読み取る指示をするためのボタンである。スキャナ装置本体10は、操作ユニット102を介してタブレットコピーボタン302の押下を受け付けると、タブレットPC30の画面を読み取るための処理を実行する。より具体的にいうと、スキャナ装置本体10は、スキャナ101を制御して、光源201を消灯させた状態と、光源201を点灯させた状態との2回、原稿台207に置かれたタブレットPC30の画面を読み取る。そして、スキャナ装置本体10は、光源201を消灯させた状態と、点灯させた状態との各々の状態で読み取った画像データを画像処理部110で合成する。これにより、スキャナ装置本体10は、タブレットPC30の画面がバックライト型の液晶画面であっても、フロントライト型の液晶画面であっても、電子ペーパーであっても、画像データの読み取りを行うことができる。詳細については、図4等を用いて後述する。
このように、ユーザーがタブレットPC30の表示画面の種類(表示形態)を把握していなくても、スキャナ装置本体10は、タブレットPC30の画面を正常に読み取ることができる。ここで、正常に読み取るとは、タブレットPC30の画面に表示されている通りの画像データを読み取ることをいう。
なお、上述したように、バックライト型の液晶画面とは、バックライトを後ろから照射し、液晶層やフィルタ層で光の強度や色を変化させた透過光を表示画面として表示する表示形態である。フロントライト型の液晶画面とは、外光の反射を液晶層で制御して反射光を表示画面として表示する表示形態である。電子ペーパーは、外光の反射光を制御することで表示画面を表示する表示形態である。
コピーボタン303は、ユーザーがスキャナ装置本体10に通常のドキュメントの読み取りを指示するためのボタンである。ここで、通常のドキュメントとは、例えば書面の原稿等である。スキャナ装置本体10が、操作ユニット102を介してコピーボタン303の押下を受け付けると、通常のドキュメントを読み取るための処理を実行する。より具体的にいうと、スキャナ装置本体10は、スキャナ101を制御して、光源201を点灯させた状態で1回、原稿台207上のドキュメントの読み取りを行う。なお、原稿台207に置かれたタブレットPC30が電子ペーパーを表示画面に使用したタブレットPC30であれば、スキャナ装置本体10は、操作ユニット102を介してコピーボタン303の押下を受け付けた場合でも、正常に読み取りを行うことができる。即ち、スキャナ装置本体10は、読取対象が電子ペーパーを表示画面に使用したタブレットPC30であれば、書面の原稿等と同様に読み取ることができる。詳細については、図4等を用いて後述する。以下、スキャナ装置本体10が、操作ユニット102を介してコピーボタン303の押下を受け付けた場合に実行する読取処理を通常スキャンという。
図4は、本実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。
S101で、CPU103は、操作ユニット102を介してユーザーによりコピーボタン303が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、処理をS106に進める。一方、S101で、CPU103は、コピーボタン303が押下されていないと判定した場合、処理をS102に進める。
S102で、CPU103は、操作ユニット102を介してユーザーによりタブレットコピーボタン302が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、処理をS103に進める。一方、S102で、CPU103は、タブレットコピーボタン302が押下されていないと判定した場合、処理をS101に戻す。
S103で、CPU103は、スキャナ101を制御して、光源201を消灯させた状態で読取対象をスキャンし、読み取った画像データ(読取画像)をRAM105に保存すると、処理をS104に進める。
S104で、CPU103は、スキャナ101を制御して、光源201を点灯させた状態で読取対象をスキャンし、読み取った画像データをRAM105に保存すると、処理をS105に進める。
S105で、CPU103は、画像処理部110を制御して、S103でRAM105に保存した画像データと、S104とでRAM105に保存した画像データとを合成し、処理を終了する。ここで、CPU103は、合成した画像データである合成画像データを、タブレットPC30をスキャンして読み取った読取画像として扱う。なお、S105における画像合成処理の詳細については、図5等を用いて後述する。
S106で、CPU103は、スキャナ101を制御して、光源201を点灯させた状態で通常スキャンを実行し、処理を終了する。
以上の処理により、スキャナ装置本体10は、タブレットPC30の画面の表示形態によらず、タブレットPC30の画面を正常に読み取ることができる。即ち、ユーザーは、タブレットPC30の表示画面の種類を事前に把握しておく必要がなくなり、利便性が向上する。
図5は、本実施形態における画像合成の一例を示す図である。
以下、図5を用いて、上述したS105の画像合成処理における画像合成方法について説明する。
まず、図5の(a)から図5の(d)までを用いて、タブレットPC30の液晶画面の表示形態がバックライト型である場合について説明する。
図5の(a)に示す画像401は、バックライト型液晶画面を有するタブレットPC30の画面の一例であり、画面枠405と、表示部406とで構成されている。
図5の(b)に示す画像402は、CPU103がスキャナ101を制御して光源201を点灯させた状態でタブレットPC30を読み取った読取画像であり、画面枠407と、表示部408とで構成されている。ここで、スキャナ101が光源201を点灯させてタブレットPC30を読み取ったため、バックライト型液晶画面の表示部408の画像は真っ黒となってしまっている。なお、ここでいう真っ黒とは、ドット(画素)の輝度に関する数値が予め定められた閾値よりも小さい場合をいう。以降の説明においても同様とする。
図5の(c)に示す画像403は、CPU103がスキャナ101を制御して光源201を消灯させた状態でタブレットPC30を読み取った読取画像であり、画面枠409と、表示部410とで構成されている。ここで、スキャナ101は、バックライト型液晶画面の表示部410の読取画像を、液晶画面の透過光を光センサ206で読み取ることにより取得している。また、スキャナ101が光源201を消灯させてタブレットPC30を読み取ったため、バックライト型液晶画面の画面枠409の画像は真っ黒となってしまっている。
図5の(d)に示す画像404は、CPU103が画像処理部110を制御して画像402と、画像403とを合成して生成した画像である。画像の合成方法としては、各画像を構成するドットのうち同じ位置のドット同士の輝度に関する数値を比較し、数値が低い方が黒に近く、数値が大きい方が白に近いことを利用して、数値が大きい方のドットを合成画像のドットとして利用する方法を用いる。このように、画像処理部110が、画像402と、画像403とを合成すると、画面枠411はスキャナ101が光源201を点灯させて読み取った画面枠407となり、表示部412はスキャナ101が光源201を消灯させて読みとった表示部410となる。以上のようにして、CPU103は、画像処理部110を制御して合成画像である画像404を生成する。
次に、図5の(e)から図5の(h)までを用いて、タブレットPC30の液晶画面の表示形態がフロントライト型や電子ペーパーである場合について説明する。
図5の(e)に示す画像501は、電子ペーパーを使用した表示画面を有するタブレットPC30の画面の一例であり、画面枠505と、表示部506とで構成されている。
図5の(f)に示す画像502は、CPU103がスキャナ101を制御して光源201を点灯させた状態でタブレットPC30を読み取った読取画像であり、画面枠507と、表示部508とで構成されている。
図5の(g)に示す画像503は、CPU103がスキャナ101を制御して光源201を消灯させた状態でタブレットPC30を読み取った読取画像であり、画面枠509と、表示部510とで構成されている。ここで、スキャナ101が光源201を消灯させてタブレットPC30を読み取った結果、電子ペーパーの表示部510及び画面枠509の読み取り光を光センサ206で感知することができなかったため、両者共に画像が真っ黒となってしまっている。
図5の(h)に示す画像504は、CPU103が画像処理部110を制御して画像502と、画像503とを合成して生成した画像である。画像の合成方法は上述した通りであるため、説明を省略する。このように、CPU103が画像処理部110を制御して画像502と、画像503とを合成すると、画面枠511及び表示部512は、スキャナ101が光源201を点灯させて読み取った場合の画像における画面枠507及び表示部508となる。以上のようにして、CPU103は、画像処理部110を制御して合成画像である画像504を生成する。即ち、スキャナ装置本体10は、上述したバックライト型液晶画面の場合と同様の方法により画像を合成して読取画像を取得することができる。
以上、本実施形態によれば、スキャナ装置本体10は、読取対象の液晶画面における表示形態によらず、前記読取対象をスキャンして正常な読取画像を生成することができる。即ち、ユーザーが読取対象の液晶画面の表示形態を予め把握しておく必要がなくなり、利便性が向上する。
<実施形態2>
本実施形態におけるスキャナ装置本体10のハードウェア構成等については、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
図6は、本実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。
S201からS203までの処理は、図4のS101からS103までの処理と同様であるため、説明を省略する。
S204で、CPU103は、画像処理部110を制御して、読取画像が真っ黒であるか否かを判定する。より具体的にいうと、CPU103は、画像処理部110を制御して、S203で読み取った画像データからタブレットPC30の大きさを検知し、タブレットPC30全体の画像を読み取る。そして、CPU103は、検知して読み取った読取画像における全てのドットの輝度に関する数値が予め定められた閾値よりも小さい場合、読取画像が真っ黒であると判定する。CPU103は、読取画像が真っ黒であると判定した場合、読み取ったタブレットPC30の表示形態がフロントライト型液晶画面によるものか、電子ペーパーによるものであると判定して、処理をS205に進める。一方、CPU103は、読取画像が真っ黒でないと判定した場合、読み取ったタブレットPC30がバックライト型液晶画面を有していると判定して、処理をS208に進める。なお、S204では、読取画像を構成する全てのドットの輝度に関する数値が予め定められた閾値よりも小さくなる場合を真っ黒としたが、これに限る必要はない。例えば、読取画像を構成する全てのドットのうち、予め定められた割合以上のドットの輝度に関する数値が、前記閾値よりも小さくなる場合を真っ黒とするように定義してもよい。
S205からS207までの処理は、図4のS104からS106までの処理と同様であるため、説明を省略する。なお、S206における合成処理の対象は、S203及びS205で読み取った画像データである。
S208で、CPU103は、画像処理部110を制御して、S203で読み取った画像データから、ドットの輝度に関する数値が予め定められた閾値以上となる領域を抽出して切り取る。本実施形態の場合、CPU103は、画像処理部110を制御して、読取画像からタブレットPC30の表示部である矩形部分を切り取り、切り取った矩形部分を読取画像として生成する。
以上、本実施形態によれば、スキャナ装置本体10は、光源201を消灯した状態でスキャンした画像を画像処理部110で分析する。これにより、スキャナ装置本体10は、読取対象がバックライト型液晶画面を使用するタブレットPC30であったとしても、光源201を点灯させた状態で再びスキャンする必要がなくなる。即ち、スキャナ装置本体10は、タブレットPC30の液晶画面の表示形態によらず、前記液晶画面を効率的に読み取ることができるようなる。
<実施形態3>
本実施形態におけるスキャナ装置本体10のハードウェア構成等については、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
図7は、本実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。
S301で、CPU103は、操作ユニット102を介してユーザーによりコピーボタン303が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、処理をS302に進める。一方、S301で、CPU103は、コピーボタン303が押下されていないと判定した場合、再度S301の処理を実行する。
S302の処理は、図4のS104の処理と同様であるため、説明を省略する。
S303で、CPU103は、画像処理部110を制御して、S302で読み取った読取画像の中央部が真っ黒であるか否かを判定し、真っ黒であると判定した場合、処理をS304に進め、真っ黒でないと判定した場合、処理をS306に進める。ここで中央部とは、予め定められた縦のサイズと、横のサイズとから決定される読取画像の中心から外側に広がる矩形の領域である。より具体的にいうと、S302で、CPU103は、画像処理部110を制御して、中央部、即ち、前記矩形の領域の範囲内の全てのドットの輝度に関する数値が、予め定められた閾値よりも小さい場合、読取画像の中央部が真っ黒であると判定する。なお、S303では、読取画像の中央部の領域の範囲内における全てのドットの輝度に関する数値が予め定められた閾値よりも小さくなる場合を中央部が真っ黒であるとしたが、これに限る必要はない。例えば、読取画像の中央部の領域の範囲内における全てのドットのうち、予め定められた割合以上のドットの輝度に関する数値が、前記閾値よりも小さくなる場合を、中央部が真っ黒であると定義してもよい。
S304の処理は、図4のS103の処理と同様であるため、説明を省略する。
S305の処理は、図4のS105の処理と同様であるため、説明を省略する。なお、S305における合成処理の対象は、S302及びS304で読み取った画像データである。
S306で、CPU103は、S302で読み取った画像データを、そのまま読取画像として扱う。即ち、CPU103は、S302で読み取った画像データを、RAM105に保持する。
以上、本実施形態によれば、スキャナ装置本体10は、タブレットコピーボタン302を用意せずに、通常のドキュメントをコピーするためのコピーボタン303だけを用意すればよくなる。即ち、スキャナ装置本体10は、操作ユニット102を介して、コピーボタン303の押下を受け付けると、読取対象がタブレットPC30の画面であっても自動的に読み取りを行うことができるようになる。
<実施形態4>
本実施形態におけるスキャナ装置本体10のハードウェア構成等については、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
図8は、本実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。
S401からS403までの処理は、図4のS101からS103までの処理と同様であるため、説明を省略する。
S404で、CPU103は、画像処理部110を制御して、S403で読み取った読取画像の明るさを調整し、処理をS405に進める。より具体的にいうと、CPU103は、画像処理部110を制御して、S403で読み取った読取画像を構成するドットのうち、最大輝度のドットを抽出する。そして、CPU103は、抽出したドットにおける前記最大輝度を示す数値と、スキャナ装置本体10が画像データのドットの輝度として取り得る予め定められた最大値とを比較する。更に、CPU103は、スキャナ装置本体10が取り得る予め定められた輝度の最大値から、前記抽出したドットにおける前記最大輝度の数値を除算した結果を係数として求める。CPU103は、S403で読み取った読取画像を構成する全てのドットに、前記求めた係数を乗算することにより明るさを調整した画像データを生成し、RAM105に保存する。
S405からS407までの処理は、図4のS104からS106までの処理と同様であるため、説明を省略する。なお、S406における合成処理の対象は、S404で明るさを調整した画像データ及びS405で読み取った画像データである。
以上、本実施形態によれば、スキャナ装置本体10は、光源201を消灯させた状態で読み取った読取画像の輝度を調整し、前記輝度を調整した画像データと、光源201を点灯させた状態で読み取った画像データとを合成する。これにより、スキャナ装置本体10は、バックライト型液晶画面の輝度と、液晶枠の輝度との差分をなくして、より自然な読取画像を生成することができるようになる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザーは、読取対象のタブレットPC30がバックライト型液晶画面、フロントライト型液晶画面又は電子ペーパーの何れの表示形態によって画面を表示しているのかを予め把握する必要がなくなる。即ち、ユーザーが読取対象の画面における表示形態を予め把握していなくても、スキャナ装置本体10は、前記読取対象を容易に読み取ることができるようになる。これにより、ユーザーの利便性が向上する。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (11)

  1. 読取対象を第1の読取方式により第1の画像データとして読み取る第1の読取手段と、
    前記読取対象を第2の読取方式により第2の画像データとして読み取る第2の読取手段と、
    前記第1の読取手段で読み取られた第1の画像データと、前記第2の読取手段で読み取られた第2の画像データとを合成する合成手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記第1の読取手段は、読取部の光源を消灯させた第1の読取方式により、前記読取対象である端末装置の画面を第1の画像データとして読み取り、
    前記第2の読取手段は、読取部の光源を点灯させた第2の読取方式により、前記画面を第2の画像データとして読み取る請求項1記載の画像処理装置。
  3. 読取対象に応じた読取方式を選択させる選択オブジェクトを表示する表示手段を更に有し、
    前記第1の読取手段は、前記表示手段で表示された選択オブジェクトのうち、端末装置の画面の読み取りに係る選択オブジェクトが選択された場合、第1の読取方式により前記画面を第1の画像データとして読み取り、
    前記第2の読取手段は、第2の読取方式により前記画面を第2の画像データとして読み取り、
    前記合成手段は、前記第1の画像データと、前記第2の画像データとを合成する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の読取手段で読み取られた第1の画像データが示す画像に読取対象が写っているか否かを判定する第1の判定手段を更に有し、
    前記第2の読取手段は、前記第1の判定手段で読取対象が写っていないと判定された場合、前記読取対象を第2の読取方式により第2の画像データとして読み取る請求項1乃至3何れか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の判定手段で読取対象の画面の表示部が写っていると判定された場合、第1の画像データが示す画像を構成する画素のうち、輝度が予め定められた閾値以上の画素に基づいて、前記画像から前記表示部を抽出した画像を生成する生成手段を更に有する請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の判定手段は、前記第1の画像データが示す画像を構成する画素の輝度が予め定められた閾値以上であるか否かに基づいて、前記画像に読取対象が写っているか否かを判定する請求項4又は5記載の画像処理装置。
  7. 読取対象に応じた読取方式を選択させる選択オブジェクトを表示する表示手段を更に有し、
    前記第2の読取手段は、前記表示手段で表示されたドキュメントの読み取りに係る選択オブジェクトが選択された場合、読取対象を第2の読取方式により第2の画像データとして読み取り、
    前記第1の読取手段は、前記第2の読取手段で読み取られた第2の画像データが示す画像に読取対象が写っていない場合、前記読取対象を第1の読取方式により第1の画像データとして読み取る請求項1又は2記載の画像処理装置。
  8. 前記第2の画像データが示す画像の予め定められた領域における画素の輝度が、予め定められた閾値以上であるか否かに基づいて、前記画像に読取対象が写っているか否かを判定する第2の判定手段を更に有し、
    前記第1の読取手段は、前記第2の判定手段で読取対象が写っていないと判定された場合、前記読取対象を第1の読取方式により第1の画像データとして読み取る請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記第1の読取手段で読み取られた第1の画像データの輝度を調整する調整手段を更に有し、
    前記合成手段は、前記調整手段で調整された画像データと、前記第2の読取手段で読み取られた第2の画像データとを合成する請求項1乃至8何れか1項記載の画像処理装置。
  10. 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    読取対象を第1の読取方式により第1の画像データとして読み取る第1の読取ステップと、
    前記読取対象を第2の読取方式により第2の画像データとして読み取る第2の読取ステップと、
    前記第1の読取ステップで読み取られた第1の画像データと、前記第2の読取ステップで読み取られた第2の画像データとを合成する合成ステップと、
    を含む情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    読取対象を第1の読取方式により第1の画像データとして読み取る第1の読取ステップと、
    前記読取対象を第2の読取方式により第2の画像データとして読み取る第2の読取ステップと、
    前記第1の読取ステップで読み取られた第1の画像データと、前記第2の読取ステップで読み取られた第2の画像データとを合成する合成ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018074206A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 キヤノン株式会社 読取制御装置、制御方法、プログラム

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