JP2015104545A - 信号伝送装置、信号伝送方法、回転式表示装置および遊技機 - Google Patents

信号伝送装置、信号伝送方法、回転式表示装置および遊技機 Download PDF

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Abstract

【課題】スリップリングを介して高周波信号を、通信エラーの発生を抑制して伝送することができる信号伝送装置および信号伝送方法の提供にある。【解決手段】回転式表示装置10では、スリップリング200を介して固定部100より回転部300に伝送される信号の通信エラーをエラー検出部331が検出し、エラー検出の結果に基づいてエラー判定部132がスリップリング200を介して信号伝送の劣化の度合いを判定し、劣化度合いに応じて、画像送信器110に備えられた、送信する信号の周波数特性を受信側においてエラーが検出され難くなるように変調する。【選択図】図6

Description

本発明はスリップリングを介して信号を伝送する信号伝送装置、信号伝送方法、回転式表示装置および遊技機に関するものである。
パチンコ機などに代表される遊技機では、変動する図柄等を表示する表示部が備えられている。例えば、始動口に遊技球が入賞することにより、表示部において図柄の変動表示が開始され、その後、所定時間経過後に停止した図柄が大当り図柄であった場合に、遊技者に多大な利益を与える大当り状態となる。そのため、表示部は、遊技者が注視し、遊技者の興味を引き付ける大切な演出装置である。
このような演出装置である表示部を、駆動装置にて回転させる回転式表示装置を搭載した遊技機も提案されている(例えば、特許文献1)。回転式表示装置では、表示部が回転軸を中心に回転自在に設けられ、回転軸を介して表示部に、電力および表示制御信号が供給される。回転軸には、表示部の回転動作により捩じれが生じないように、スリップリングからなるハーネスが接続される。スリップリングは、リング状導体とブラシ状接点による摺動接点を有し、回転部となる表示部と、回転しない固定部とを、電気的な接続をとりながら機械的に連結する部材である。
特開2006−212094号公報(2006年8月17日公開)
ところで、従来の回転式表示装置における表示部には、LCD(液晶ディスプレイ)などが用いられているが、液晶パターン(セグメント)ごとの点灯/非点灯にて、0〜9までの数字を表すといった簡単なものであった。そのため、表示部が回転することで、遊技者の興趣を向上させ得るものの、興味を持たせ続けるような斬新な演出を行うには不十分であった。
そこで、本願出願人は、斬新な演出を可能とするために、フルカラー画像を表示できる高機能な表示部が回転する回転式表示装置の作製を試みることとした。
フルカラー対応の表示部を回転させる構成において、まず問題となるのは、スリップリングが大型化することである。フルカラー対応の表示部は、画像信号の送信に多線を要し、例えば、24bit表示のLCDでは、電源線、アース線、制御信号線などを加えると30本程度必要となる。スリップリングにおいて、摺動接点は、信号の本数分必要となるため、信号線の本数が多くなると、必然的にスリップリングが大きくなってしまい、精度・耐久性・コストでデメリットが発生する。
このようなスリップリングの大型化を回避するために、本願出願人は、シリアル,パラレル相互変換を行うSerDes回路を用いて複数の信号を2線で伝送する既存の技術を利用することとした。これによれば、画像信号の送信に用いる線を2本に削減することができ、信号線の総数が大幅に少なくなり、フルカラー対応としても、スリップリングの大型化を回避することができる。
しかしながら、このようにしてスリップリングの大型化を回避すると、今度は、表示部が、回転式表示装置を搭載した遊技機が寿命に到達するよりも前に、ちらつきや画像欠けなどの表示欠陥を引き起こす恐れがあることが判明した。表示欠陥の原因を調べたところ、摺動接点の摩耗によるものであった。信号線の本数を削減したことで伝送速度が高速となったため、従来では問題にならなかった程度の摺動接点の摩耗による接触抵抗の変化であっても、それによる伝送路のインピーダンス変化にて受信信号の波形が悪化し、通信エラーが発生する。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、第1の目的は、スリップリングを介して高周波信号を、通信エラーの発生を抑制して伝送することができる信号伝送装置および信号伝送方法を提供することであり、第2の目的は、遊技者に興味を持たせ続けるような斬新な演出を行うことができる回転式表示装置および遊技機を提供することにある。
本発明の信号伝送装置は、上記課題を解決するために、固定部と回転部との間に、摺動接点を介して信号を伝送するスリップリングを有する信号伝送装置であって、前記固定部あるいは前記回転部の何れか一方に設けられた信号送信手段と、前記固定部あるいは前記回転部の何れか他方に設けられ、前記信号送信手段より送信される信号を、前記スリップリングを介して受信する信号受信手段と、前記固定部あるいは前記回転部の何れか前記信号受信手段と同じ側に設けられ、前記信号受信手段にて受信する信号のエラーを検出するエラー検出手段と、前記固定部あるいは回転部の何れかに設けられ、前記エラー検出手段による検出結果に基づいて信号伝送の劣化の度合いを判定する劣化度合い判定手段と、前記固定部あるいは回転部の何れか前記信号送信手段と同じ側に設けられ、前記劣化度合い判定手段の判定結果に応じて、前記信号送信手段から送信される信号の周波数特性を受信側においてエラーが検出され難くなるように変調する変調手段と、を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、エラー検出手段が、信号送信手段より送信され、スリップリングを介して信号受信手段が受信した信号のエラーを検出し、劣化度合い判定手段が、エラー検出手段の検出結果に基づいて信号伝送の劣化度合いを判定する。そして、変調手段が、信号送信手段より送信される信号の周波数特性を、受信側においてエラーが検出され難くなるように変調する。
これにより、スリップリングの摺動接点が摩耗して接触抵抗が変化し、これによる伝送路のインピーダンスの変化にて信号受信手段で受けとる信号の波形が劣化しても、これを改善することができる。
それゆえ、スリップリングの摺動接点の摩耗による通信エラーの発生を抑制して、高周波信号を長く安定して伝送することが可能となる。
本発明の信号伝送装置は、さらに、前記信号送信手段と前記信号受信手段との間に、前記スリップリングの前記摺動接点を含む伝送路として、画像信号を送信する伝送路および制御信号を送信する伝送路を少なくとも備え、前記信号送信手段は、画像信号をシリアル化して送信する一方、制御信号に誤り検出符号を付して送信し、前記信号受信手段は、受信したシリアル化された画像信号をパラレルに戻す構成とすることもできる。
上記構成によれば、信号送信手段は、画像信号をシリアル化して送信し、信号受信手段が受信したシリアル化された画像信号をパラレルに戻して用いるので、画像信号を送信する伝送路の本数が少なくなり、スリップリングの大型化を回避できる。
そして、画像信号をシリアル化して送信する場合、伝送速度が高速化して高周波信号となるため、スリップリングの摺動接点の摩耗による伝送路のインピーダンスの変化にて、通信エラーが発生しやすくなるが、調整部にて送信される信号の周波数特性が調整されるので、通信エラーの発生も効果的に抑制することができる。
本発明の信号伝送装置は、さらに、前記エラー検出手段は、前記信号受信手段にて受信された、誤り検出符号の付された前記制御信号のエラーを、付されている誤り検出符号を用いて検出する構成とすることもできる。
上記構成によれば、信号送信手段は、シリアル化されて送信される画像信号ではなく、制御信号に誤り検出符号を付して、エラー検出手段は制御信号に基づいて、受信した信号のエラーを検出するので、シリアル化された画像信号に誤り検出符号を付加する構成よりも正常な電文が全て受信できているか早く判断させることができる、といった利点がある。
この場合、具体的には、前記信号送信手段は、誤り検出符号を付した同一の制御データを制御信号として複数回送信し、前記エラー検出手段は、複数回送信される同一の前記制御信号のエラーをそれぞれ検出し、前記劣化度合い判定手段は、前記エラー検出手段によるエラー検出の検出結果に基づいて求まる前記同一の制御データを正常に受信できた割合より信号伝送の劣化の度合いを判定する構成とすることができる。
本発明の回転式表示装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載された信号伝送装置を搭載し、前記信号伝送装置において、前記信号送信手段が前記固定部に設けられる一方、前記信号受信手段が前記回転部に設けられ、かつ、前記回転部が表示部であり、前記回転部を前記固定部に対して回転駆動する回転駆動手段を備えることを特徴としている。
既に説明したように、本発明の信号伝送装置では、表示部を回転可能とし、表示部に対してスリップリングを介して固定部より信号を伝送する構成とし場合に、スリップリングの摺動接点に摩耗が生じて伝送路のインピーダンスが変化しても、それによる通信エラーの発生を抑えることができる。
したがって、例えばフルカラー対応のLCDを回転させる構成としても、ちらつきや画像欠けなどの表示欠陥を招来することなく、高品質の表示が可能となる。
それゆえ、遊技者に興味を持たせ続けるような斬新な演出を行うことができる回転式表示装置を提供することができる。
本発明は、本発明の信号伝送装置を搭載した回転式表示装置および遊技機も発明の範疇としている。
本発明の信号伝送方法は、上記課題に鑑みなされたもので、固定部あるいは回転部の何れか一方に設けられた信号送信手段から、前記固定部あるいは回転部の何れか他方に設けられた信号受信手段へ、摺動接点を介して信号を伝送するスリップリングを用いて信号を送信する信号伝送方法であって、前記信号受信手段にて受信する信号のエラーを検出するエラー検出ステップと、前記エラー検出ステップによる検出結果に基づいて信号伝送の劣化の度合いを判定する劣化度合い判定ステップと、劣化度合い判定ステップの判定結果に応じて、前記信号送信手段から送信される信号の周波数特性を、受信側においてエラーが検出され難くなるように変調する変調ステップと、を含むことを特徴としている。
既に説明した本発明の信号伝送装置と同様に、上記構成では、スリップリングの摺動接点の摩耗による通信エラーの発生を抑制して、高周波信号を長く安定して伝送することが可能となる。
本発明によれば、スリップリングの摺動接点が摩耗して接触抵抗が変化し、これによる伝送路のインピーダンスの変化にて信号受信手段で受けとる信号の波形が劣化しても、これを改善することができる。
それゆえ、スリップリングの摺動接点の摩耗による通信エラーの発生を抑制して、高周波信号を長く安定して伝送することが可能となるという効果を奏する。
そして、このようは信号伝送装置を用いることで、遊技者に興味を持たせ続けるような斬新な演出を行うことができる回転式表示装置および遊技機を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る回転式表示装置を備えたパチンコ機の概略正面図である。 前記回転式表示装置の外観斜視図である。 (a)は、前記回転式表示装置の平面図であり、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 (a)は、前記回転式表示装置を表示画面側から見た分解斜視図であり、(b)は、前記回転式表示装置を裏面側から見た分解斜視図である。 (a)は、前記回転式表示装置に搭載されているスリップリングの外観斜視図であり、(b)はその要部断面図である。 前記回転式表示装置の電気的構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)は、プリエンファシス回路による周波数特性改善変調を模式的に示す説明図である。 前記パチンコ機の制御装置と、前記回転式表示装置における固定側制御装置および回転側制御装置との通信手順を示すタイミングチャートである。 前記回転式表示装置において、固定側制御装置と回転側制御装置との間で一線式相互通信される1周期分の制御信号の通信データの詳細例(一例)を示す。 前記回転式表示装置における固定側制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 前記回転式表示装置における回転側制御装置の制御動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
本実施形態においては、遊技機であるパチンコ機に変動する図柄等を表示するために搭載される、スリップリングを使った回転式表示装置に、信号伝送装置を適用した例を説明する。本実施形態では、スリップリングを介した信号伝送のエラー(通信エラー)を検出し、このエラーに基づいて信号伝送の劣化の度合いを判定し、劣化の度合いが予め定めた度合いを超える場合に、送信側より送信する信号の周波数特性を、受信側でエラーが検出され難くなるように変調する。
[パチンコ機1の概略構成]
まず、パチンコ機1の概略構成について説明する。図1は、パチンコ機1の概略正面図である。図1に示すように、パチンコ機1は、遊技球が打ち出される遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2の表面側に遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行に配置された透明なガラス板(不図示)を支持するもので、遊技盤2に対して開閉可能に構成されている。
枠部材3に支持されたガラス板と遊技盤2との間には、遊技球が移動する遊技領域が形成されている。遊技者がハンドル4を握って時計方向へ回転させると、皿5に溜められた遊技球がハンドル4の回転角度に応じた打球力で発射装置(不図示)から発射される。発射された遊技球は、ガイド部材(不図示)によって遊技領域の上部位置へ案内され、遊技領域に配置された遊技釘(不図示)や風車(不図示)などに接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2の表面に沿って落下する。遊技領域には、入賞や抽選に関する役物として、始動口(不図示)や入賞口(不図示)、ゲート(不図示)などが複数設けられている。始動口や入賞口に遊技球が入賞すると、入賞した場所に応じた個数の賞球(遊技球)が皿5に払い出される。なお、皿5に溜まった遊技球は、皿5の下方に配置された箱(不図示)へと落下させることができるようになっている。
例えば、始動口に遊技球が入賞すると、大当たり抽選などの、通常演出とは異なる特別演出が実行される。入賞口には大入賞口と小入賞口とがあり、大入賞口は大当たり抽選の結果に応じて開放される。大当たり抽選に当選して大入賞口が開放されることで、遊技者が多量の賞球を得ることが可能な大当たり遊技を楽しむことができる。
遊技領域の外側には、演出実行手段として機能する表示画面6を初めとして、遊技盤およびその周囲を光にて装飾する装飾ランプ類(不図示)、可動役物(不図示)、スピーカ(不図示)などが設けられている。
表示画面6には、例えば、大当たり抽選の結果を報知するための装飾図柄、予告演出を行うキャラクタやアイテム、大当たり抽選が保留されていることを示す保留表示画像などの各種表示オブジェクトが表示される。そして、詳細については後述するが、本実施形態のパチンコ機1においては、回転式表示装置10を備えており、表示画面6が回転可能に構成されている。
装飾ランプ類は、遊技者による遊技の進行に応じて発光したり、点灯または点滅のパターンを変更させたり、発光色を変更したりして、光による演出を行う。可動役物は、例えば内蔵された発光素子を発光させながら回転したり移動したりすることによって可動役物自体の動きと光による演出を行う。スピーカは、楽曲や音声、効果音などを出力して音による演出を行う。
皿5と近接する位置には、連打スイッチ7などの演出用操作部を備えた演出操作装置8が設けられている。演出操作装置8は、演出用操作部を遊技者が操作して操作情報を入力するためのものである。図には示されていないが、パチンコ機1では、演出操作装置8の操作を促す演出画像が表示画面6に表示される。演出画像に従って、遊技者が演出操作装置8を操作することで、表示画面6に表示されている演出画像の切り替えなどが行われる。
[回転式表示装置10の構造的構成]
以下、図2〜図5を参照しつつ、回転式表示装置10の構造的構成について詳細に説明する。図2は、前記回転式表示装置10の外観斜視図である。図3の(a)は、前記回転式表示装置10の平面図であり、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。図4の(a)は、前記回転式表示装置10を表示画面側から見た分解斜視図であり、(b)は、前記回転式表示装置10を裏面側から見た分解斜視図である。図5の(a)は、前記回転式表示装置10に搭載されているスリップリング200の外観斜視図であり、(b)はその要部断面図である。
回転式表示装置10は、図2または図3に示すように、パチンコ機1に固定される固定部100と、固定部100に対して回転自在に設けられた回転部300と、固定部100と回転部300とを、電気的な接続をとりながら機械的に連結するスリップリング200とを備えている。
固定部100は、回転部300を回転駆動するモータ150と、パチンコ機1に回転式表示装置10を固定するための固定プレート13と、後述する画像送信器110や固定側制御装置130(図6参照)などが搭載された固定側回路部(不図示)とを備えている。
回転部300は、表示画面6を有するLCD320と、後述する画像受信器310や回転側制御装置330などが搭載された回転側回路部(不図示)とを備えている。
スリップリング200は、図4、図5に示すように、中央に形成された軸孔205の中心を回動中心として回動自在に係合された回転基板201と固定基板202を備えている。固定基板202は、固定部100の固定プレート13に固定され、回転基板201は、回転部300のLCD320の裏面に固定される。
スリップリング200の軸孔205には、固定プレート13を介してモータ150の駆動軸150aが挿通され、駆動軸150aの先端部はLCD320の裏面に固定される。これにより、モータ150の駆動にてLCD320が回転し、LCD320に固定された回転基板201がLCD320に連れ回りする。
回転基板201における固定基板202と対向する内側の面には、軸孔205の中心を中心とするリング電極206が複数同心円状に形成されている。一方、固定基板202における回転基板201と対向する内側の面には、回転基板201に形成されたリング電極に対応してブラシ電極207が形成されている。ブラシ電極207は、自身の有するバネ性にてリング電極206に常時接触しており、回転基板201が固定基板202に対して回転すると、ブラシ電極20がリング電極206の表面を摺動する。これらリング電極206とブラシ電極207とにより、スリップリング200における摺動接点が構成されている。
固定基板202における外側の面には、ブラシ電極207と導通した固定側コネクタ204が設けられている。固定側コネクタ204には、固定部100に設けられた固定側回路部が接続される。同様に、回転基板201における外側の面には、リング電極206と導通した回転側コネクタ203が設けられている。回転側コネクタ203には、回転部300に設けられた回転側回路部が接続される。なお、本実施形態では、スリップリングとしてディスク型を例示したが、これに限るものではなく、ドラム型など、他のタイプを用いてもよい。
[回転式表示装置10の電気的構成]
図6は、前記回転式表示装置10の電気的構成を示すブロック図である。図6に示すように、固定部100は、画像送信器110と、固定側制御装置130と、モータドライバ(MD)140と、モータ150と、電源部160とを有する。画像送信器110、固定側制御装置130、モータドライバ(MD)140および電源部160が、前述した固定側回路部に搭載されている。
画像送信器110は、パチンコ機から送信される画像信号を、スリップリング200を介して回転部300へと送信するものである。画像送信器110は、シリアライザ(SER)111とプリエンファシス回路(変調手段)112とを備えている。シリアライザ111は、画像信号を回転部300への伝送用にシリアル化して送信するものである。
一方、プリエンファシス回路112は、シリアライザ111から送信される信号を、伝送路の高周波数における減衰特性に応じて増幅させる周波数特性改善変調を行うものである。
図7の(a)〜(c)は、プリエンファシス回路による周波数特性改善変調を模式的に示す説明図である。伝送路のインピーダンスは、伝送路の長さによって変化し、伝送路が長くなると高くなる。インピーダンスが高くなると、信号は流れにくくなり、送信器より送信した信号の波形が変化する。(a)に示すように、波形が変化しても、受信器で受信できる程度の変化であれば問題ない。しかしながら、(b)に示すように、受信できない程度にまで波形が変化すると、通信エラーとなる。
そこで、従来から、LCDなどの電子機器では、送信側にプリエンファシス回路を搭載させて、伝送路の長さによって決まる伝送路固有の高周波数における減衰特性に応じて、送信する信号を増幅する周波数特性改善変調が行われている。(c)に示すように、送信側で周波数特性改善変調が行われることで、受信器で受け取る信号の波形が改善され、伝送路において高周波数における減衰が生じても受信可能となる。
再び図6に戻り、上記プリエンファシス回路112は、ON/OFFの切り替えが可能に設けられており、OFF時は、シリアライザ111から送信される伝送信号をスルーさせて、そのままスリップリング200へと送る。
固定側制御装置130は、CPUよりなり、固定部100の各部を制御するものである。また、固定側制御装置130は、制御信号送信部131とエラー判定部132とを備えている。
制御信号送信部131は、回転部300の備えるLCD320に対するLCDの制御信号およびその他の制御信号を、スリップリング200を介して回転部300へと送信するものである。LCD320の制御信号は、例えば、LCD320に搭載されたバックライト(不図示)の電流制御信号やLCD320のON/OFF信号などを含む。その他の制御信号としては、例えば、回転部300に搭載されているLED(不図示)の制御信号などを含む。そして、本実施の形態では、制御信号送信部131は、受信側で、受信した信号のエラー、つまり通信エラーの検出が可能となるように、SUMなどの誤り検出符号を制御信号に付加して送信する。本発明において、信号送信手段は、制御信号送信部131と、上述した画像送信器110とで構成される。
エラー判定部(劣化度合い判定手段)132は、回転部300から送信(返信)される、固定部100との間の通信エラーに関する情報を示す信号を受信して、スリップリング200を介した信号伝送の劣化の度合いを判定して、プリエンファシス回路112のON/OFFを制御する。エラー判定部132は、信号伝送の劣化の度合いが予め定めている閾値未満の場合、プリエンファシス回路112をONする。また、信号伝送の劣化の度合いが予め定めている閾値以上の場合、プリエンファシス回路112をOFFする。
モータドライバ140は、回転部300を回転駆動するモータ150を駆動するものである。電源部160は固定部100の各部に電力を供給すると共に、スリップリング200を介して回転部300に電源を供給するものである。
回転部300は、画像受信器310と、表示部であるLCD320と、回転側制御装置330と、電源部340とを有する。画像受信器310、回転側制御装置330および電源部340が、前述した回転側回路部に搭載されている。
画像受信器310は、固定部100より送信される画像信号を、スリップリング200を介して受信するものである。画像受信器310は、デシリアライザ(DES)311を備えている。デシリアライザ311は、シリアル化された画像信号をパラレルに戻して、LCD320へと送信するものである。
LCD320は、変動する図柄等を表示する表示部であり、画像受信器310より画像信号を受信し、画像信号に応じた画像を表示する。
回転側制御装置330は、CPUよりなり、回転部300の各部を制御するものである。回転側制御装置330は、固定部100より送信されるLCDの制御信号およびその他の制御信号を受信し、受信した制御信号に基づいて、LCD320に搭載されたバックライト(不図示)やLCD320のON/OFF、回転部300に搭載されているLED(不図示)を制御する。本発明において、信号受信手段は、回転側制御装置330と、上述した画像受信器310とで構成される。
また、回転側制御装置330は、エラー検出部(エラー検出手段)331を備えている。エラー検出部331は、固定部100よりスリップリング200を介して送信される伝送信号のエラー(通信エラー)を検出するものである。エラー検出部331は、固定部100より受信した制御信号に付加されたSUMなどの誤り検出符号を用いて通信エラーを検出して、固定部100との通信エラーに関する情報を示す信号を固定部100へと、スリップリング200を介して送信する。
電源部340は、回転部300の各部に電力を供給するものである。電源部340には、スリップリング200を介して固定部100の電源部160より電力が供給される。
また、図6には、図示していないが、固定部100と回転部300との間は、合計5本の信号線で接続されている。具体的には、画像送信器110と画像受信器310との間が、差動を取って画像信号を送信するための2本の信号線にて接続され、電源部160と電源部340との間が、GND線とVCC線の2本の信号線にて接続され、固定側制御装置130と回転側制御装置330との間が、制御信号を送信するための1本の信号線にて接続されている。固定側制御装置130と回転側制御装置330とは、1本の信号線を使って、一線式相互通信を行う。
図8は、パチンコ機1の制御装置30と、回転式表示装置10における固定側制御装置130および回転側制御装置330との通信手順を示すタイミングチャートである。
図8に示すように、本実施の形態では、パチンコ機1の制御装置30から固定側制御装置130に対し、500μsec周期で制御信号が送信される。固定側制御装置130と回転側制御装置330とは、制御装置30から次の制御信号が送信されてくるまでの時間(500μsec)内に、一線式相互通信を完了させる。
図9に、固定側制御装置130と回転側制御装置330との間で一線式相互通信される1周期分の制御信号の通信データの詳細例(一例)を示す。
図9に示すように、本実施の形態では、固定側制御装置130の制御信号送信部131は、回転側制御装置330に対し、制御信号として同じ制御データを10回(一例)連続して送信する(制御データ(1)〜(10))。制御信号送信部131は、このとき、受信側で通信エラーを検出できるように、制御データにSUMなどの誤り検出符号を付加する。回転側制御装置330のエラー検出部331は、10回連続して送信された同じ制御データ(1)〜(10)それぞれを、正しく受信できたかどうかを、誤り検出符号を用いて確認する。そして、エラー検出部331は、10回中受信に成功した回数である通信成功数を計測し、通信成功数のデータを含む信号を、固定部100との通信エラーに関する情報を示す信号として、固定側制御装置130に返信する。ここでは、スリップリング200における回転部300から固定部100に向けた信号伝送における通信エラーを考慮して、通信成功数のデータを含む信号を3回(一例)送信する。
固定側制御装置130のエラー判定部132は、回転部300より受信した信号より通信成功数を確認し、これに基づいてスリップリング200を介した信号伝送の劣化の度合いを判定して、プリエンファシス回路112のON/OFFを決定する。
[回転式表示装置10の制御動作]
図10は、前記回転式表示装置10における固定側制御装置130の制御動作を示すフローチャートである。図11は、前記回転式表示装置10における回転側制御装置330の制御動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、固定側制御装置130は、まず、周期タイマを初期化し(S1)、通信成功数の閾値(S_VAL)をセットする(S2)。通信成功数の閾値(S_VAL)とは、固定部100のエラー判定部132が、回転部300より送信される通信エラーに関する情報に基づいて、スリップリング200を介した信号伝送の劣化の度合いを判定するための閾値である。なお、図10のフローチャートにおいて、特に断らない限り、動作主体は、固定側制御装置130である。
次に、周期タイマが500μsec(1周期)経過したかどうかを判断し(S3)、経過していると判断すると、周期タイマを再度初期化し(S4)、S5に進む。一方、S3において、経過していないと判断すると、経過したと判断するまで、S3の処理を繰り返す。
S5では、回転部300に制御データ(1)〜(10)として連続10回送信する制御データをメモリにセットする。次に、メモリにセットされた制御データを、回転部300へと10回連続して送信する(S6)。
次に、受信タイムアウトタイマを初期化し(S7)、S8に進む。受信タイムアウトタイマとは、制御データを10回連続送信した後、回転部300から、固定部100との通信エラーに関する情報を示す信号として、通信成功数のデータを含む信号が返信されてくるのを待つ期間を定めるものである。
S8では、回転部300から制御信号を受信したかどうかを判断し、受信していると判断すると、S9に進む。一方、受信していないと判断すると、S12に進む。
S9では、受信した制御信号から、通信成功数(S_CNT)のデータを取得する。次に、通信成功数(S_CNT)が、S2で設定した通信成功数の閾値(S_VAL)未満であるか否かを判断する(S10)。ここで、未満であると判断すると、プリエンファシス回路112をOFFとし(S11)、未満でないと判断すると、プリエンファシス回路112をONする(S13)。
S12では、受信タイムアウトタイマがタイムアウトしていないかどうかを判断し、タイムアウトしていない場合はS8に戻り、タイムアウトしている場合は、S13に進み、プリエンファシス回路112をONする。
S11あるいはS13にて、プリエンファシス回路112のON/OFFを設定すると、S3に戻り、次周期について同様の処理を行う。
一方、回転側制御装置330は、図11に示すように、まず、通信成功カウンタを初期化し(S21)、S22に進む。通信成功数カウンタとは、固定部100からスリップリング200を介して10回連続して送信されてくる制御信号のうち、通信が成功した回数を計測するためのカウンタである。なお、図11のフローチャートにおいて、特に断らない限り、動作主体は、回転側制御装置330である。
S22では、固定部100から制御信号を受信したかどうかを判断し、受信していると判断すると、S23に進む。一方、受信していないと判断すると、S29に進む。
S23では、S21で通信成功カウンタを初期化してから最初の1バイト目の受信であるかどうかを判断する。ここで、最初の1バイト目であると判断すると、受信タイムアウトタイマを初期化して計測を開始して、S25に進む。一方、最初の1バイト目ではないと判断すると、受信タイムアウトタイマの計測は開始されているとして、S24をスキップしてS25に進む。受信タイムアウトタイマとは、固定部100から送信される10回連続して送信されてくる制御信号の受信を待つ期間を定めるためのものであり、10回分の制御信号を全て受信し終えたあたりでタイムアウトするよう設計されている。
S25では、固定部100から連続して受信する制御信号のうち、受信中の何番目かの制御データの全て(全バイト)を受信したかどうかを判断する。ここで、受信していないと判断すると、受信したと判断するまでS25を繰り返し、受信したと判断すると、S26に進む。
S26では、受信した制御信号に付されている誤り検出符号より、例えばSUM値を計算し、求めたSUM値に基づいて、正常な電文であるか否かを判断する(S27)。ここで、正常な電文であると判断すると、S28に進んで、通信成功カウンタのカウンタ値(S_CNT)を1UPして、S22に戻る。一方、正常な電文ではないと判断すると、S28に入ることなく、S22に戻る。
上記S22、S23、S25〜S27の処理は、10回連続して制御信号が送信される本実施の形態では、最大10回実施される。
S22において、固定部100から制御信号を受信していないと判断した場合に進むS29では、受信タイムアウトタイマがタイムアウトしていないかどうかを判断する。ここで、タイムアウトしていないと判断すると、S22に戻り、タイムアウトしていると判断すると、S30に進む。固定部100から10回連続送信されてくる制御信号を全て受信している場合は、S22において、制御信号を受信していないと判断されて、S29に移行する。また、何らかの通信不具合によって、10回送信される制御信号のうちの何番目かの制御信号を受信できなかった場合は、一旦、S29に入るが、受信タイムアウトタイマがタイプアップしていないため、S22に戻ることとなる。
S30では、通信成功カウンタのカウンタ値(S_CNT)である通信成功数をメモリにセットし、次に、メモリにセットされた通信成功数のデータを固定部100へ3回連続して送信する(S31)。その後、S21に戻り、通信成功数を計測する通信成功カウンタを初期化し(S21)、次周期について同様の処理を行う。
以上のように、本実施の形態のパチンコ機1においては、回転式表示装置10を備え、回転式表示装置10においては、スリップリング200を介して固定部100より回転部300に伝送される信号の通信エラーをエラー検出部331が検出し、エラー検出の結果に基づいてエラー判定部132がスリップリング200を介して信号伝送の劣化の度合いを判定し、劣化度合いに応じて、画像送信器110に備えられた、送信する信号の周波数特性を受信側においてエラーが検出され難くなるように変調するプリエンファシス回路112をONする。
これにより、スリップリング200の摺動接点が摩耗して接触抵抗が変化し、これによる伝送路のインピーダンスの変化にて信号受信手段で受けとる信号の波形が劣化しても、これを改善することができる。したがって、スリップリング200の摺動接点の摩耗による通信エラーの発生を抑制して、高周波信号を長く安定して伝送することが可能となる。
その結果、回転式表示装置10では、フルカラー対応のLCD320を回転させる構成であるが、ちらつきや画像欠けなどの表示欠陥を招来することなく、高品質の表示が可能となる。これにより、遊技者に興味を持たせ続けるような従来にない斬新な演出を行うことができる回転式表示装置を提供することができる。
なお、本実施の形態では、固定部に画像送信器110を設けたが、画像送信器110を回転部に設けて、固定部に画像受信器310を設ける構成としてもよい。回転部にカメラ等が搭載され、撮影した画像を固定部へと送信する構成などにも利用できる。
また、エラー検出部331は、固定側制御装置130の制御信号送信部131から送信される制御信号のエラーを検出していたが、画像送信器110が画像信号に誤り検出符号を付して送信し、画像受信器310のデシリアライザ311にてパラレルに戻された画像信号のエラーを検出する構成としてもよい。
但し、本実施の形態のように、制御信号を用いる方が、正常な電文が全て受信できているか早く判断させることができるといった利点がある。
また、本実施の形態では、プリエンファシス回路112をON/OFF制御する構成を例示したが、スリップリング200を介して信号伝送の劣化の度合いに応じて、プリエンファシス回路112の調整能力を段階的に高めるなどの構成としてもよい。
また、エラー検出部331は、通信成功数を固定部100側に送信して、固定部100側のエラー判定部132が劣化度合いを判定したが、回転部300にエラー判定部132を備える構成としてもよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
スロットマシンやポーカーゲーム機、麻雀ゲーム機、トランプゲーム機等の遊技機に好適に利用できる。
1 パチンコ機(遊技機)
2 遊技盤
3 枠部材
4 ハンドル
6 表示画面
8 演出操作装置
10 回転式表示装置
13 固定プレート
20 ブラシ電極
30 制御装置
100 固定部
110 画像送信器(信号送信手段)
111 シリアライザ
112 プリエンファシス回路(調整手段)
130 固定側制御装置
131 制御信号送信部(信号送信手段)
132 エラー判定部(劣化度合い判定部)
140 モータドライバ
150 モータ
160 電源部
200 スリップリング
201 回転基板
202 固定基板
203 回転側コネクタ
204 固定側コネクタ
205 軸孔
206 リング電極
207 ブラシ電極
300 回転部
310 画像受信器
311 デシリアライザ
320 LCD(表示部)
330 回転側制御装置
331 エラー検出部(エラー検出手段)
340 電源部

Claims (7)

  1. 固定部と回転部との間に、摺動接点を介して信号を伝送するスリップリングを有する信号伝送装置であって、
    前記固定部あるいは前記回転部の何れか一方に設けられた信号送信手段と、
    前記固定部あるいは前記回転部の何れか他方に設けられ、前記信号送信手段より送信される信号を、前記スリップリングを介して受信する信号受信手段と、
    前記固定部あるいは前記回転部の何れか前記信号受信手段と同じ側に設けられ、前記信号受信手段にて受信する信号のエラーを検出するエラー検出手段と、
    前記固定部あるいは回転部の何れかに設けられ、前記エラー検出手段による検出結果に基づいて信号伝送の劣化の度合いを判定する劣化度合い判定手段と、
    前記固定部あるいは回転部の何れか前記信号送信手段と同じ側に設けられ、前記劣化度合い判定手段の判定結果に応じて、前記信号送信手段から送信される信号の周波数特性を受信側においてエラーが検出され難くなるように変調する変調手段と、を備えることを特徴とする信号伝送装置。
  2. 前記信号送信手段と前記信号受信手段との間に、前記スリップリングの前記摺動接点を含む伝送路として、画像信号を送信する伝送路および制御信号を送信する伝送路を少なくとも備え、
    前記信号送信手段は、画像信号をシリアル化して送信する一方、制御信号に誤り検出符号を付して送信し、
    前記信号受信手段は、受信したシリアル化された画像信号をパラレルに戻すことを特徴とする請求項1に記載の信号伝送装置。
  3. 前記エラー検出手段は、前記信号受信手段にて受信された、誤り検出符号の付された前記制御信号のエラーを、付されている誤り検出符号を用いて検出することを特徴とする請求項2に記載の信号伝送装置。
  4. 前記信号送信手段は、誤り検出符号を付した同一の制御データを制御信号として複数回送信し、
    前記エラー検出手段は、複数回送信される同一の前記制御信号のエラーをそれぞれ検出し、
    前記劣化度合い判定手段は、前記エラー検出手段によるエラー検出の検出結果に基づいて求まる前記同一の制御データを正常に受信できた割合より信号伝送の劣化の度合いを判定することを特徴とする請求項3に記載の信号伝送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載された信号伝送装置を搭載し、
    前記信号伝送装置において、前記信号送信手段が前記固定部に設けられる一方、前記信号受信手段が前記回転部に設けられ、
    かつ、前記回転部が表示部であり、前記回転部を前記固定部に対して回転駆動する回転駆動手段を備えることを特徴とする回転式表示装置。
  6. 請求項5に記載の回転式表示装置を備えることを特徴とする遊技機。
  7. 固定部あるいは回転部の何れか一方に設けられた信号送信手段から、前記固定部あるいは前記回転部の何れか他方に設けられた信号受信手段へ、摺動接点を介して信号を伝送するスリップリングを用いて信号を伝送する信号伝送方法であって、
    前記信号受信手段にて受信する信号のエラーを検出するエラー検出ステップと、
    前記エラー検出ステップによる検出結果に基づいて信号伝送の劣化の度合いを判定する劣化度合い判定ステップと、
    劣化度合い判定ステップの判定結果に応じて、前記信号送信手段から送信される信号の周波数特性を、受信側においてエラーが検出され難くなるように変調する変調ステップと、を含むことを特徴とする信号伝送方法。
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