JP2015104042A - 転送装置、サーバ、および経路変更方法 - Google Patents

転送装置、サーバ、および経路変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サービス移行による通信網の制御負荷を抑制すること。
【解決手段】新規ノードNnは、各ノードNと当該ノードNに接続されるリンクLとの間でデータ転送に関するコストが設定され当該コストの総和に応じて設定された経路によりデータ転送される第1のネットワークNW1に対して接続される。新規ノードNnは、第1のネットワークNW1の中の送信元ノードNe2から宛先ノードNe1までの第1の経路の総コストを算出し、送信元ノードNe2から新規ノードNnを経由して宛先ノードNe1に到達する第2の経路において、送信元ノードNe2と第1のリンクLn2との間の進入コストを取得し、総コストと進入コストの差分に基づいて、新規ノードNnと第2のリンクLn1との間のコストC1の値を、送信元ノードNe2に第1の経路よりも第2の経路を選択させる値に設定し、コストC1の値を前記送信元のノードNe2に通知する。
【選択図】図1

Description

データを転送する転送装置、サーバ、および経路変更方法に関する。
従来から、ネットワーク障害時やネットワークメンテナンス時の面(通信経路)の切替え/戻しを行う通信経路変更方法がある(たとえば、下記特許文献1を参照。)。この通信経路変更方法では、通信システムは、第1ルータと第2ルータが、一つの仮想ルータプロトコル・グループを構成し、いずれのルータもアクティブルータからスタンバイルータへ、又はスタンバイルータからアクティブルータへ動的に変更可能である。通信システムは、第1ルータの第1ポートを開いて第1機器と通信し、第1機器と通信可能なように接続されている第2ルータの第2ポートを閉じている際に、仮想ルータとしての優先度が第1ポートより高く、第1機器に対する通信経路としての評価値が第1ポートよりも低い第2ポートを開く。
特開2006−148497号公報
転送装置で構成される通信網を新たな通信網に移行する場合、従来の通信網で実施しているサービスを新規通信網に移行する必要がある。上述した特許文献1では、あらたな通信網の移行については考慮されていない。このため、サービスの移行の際には、通信網の変化に応じて制御負荷が増大し、通信網の制御が不安定となる。
本発明の目的は、サービス移行による通信網の制御負荷を抑制することを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる転送装置は、各転送装置と当該転送装置に接続される回線との間でデータ転送に関するコストが設定され当該コストの総和に応じて設定された経路によりデータ転送される第1のネットワークに対して接続される転送装置であって、前記転送装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶するメモリと、を有し、前記プロセッサは、前記第1のネットワークの中の送信元の転送装置から宛先の転送装置までの第1の経路の総コストを算出する第1の算出処理と、前記送信元の転送装置から自装置を経由して前記宛先の転送装置に到達する第2の経路において、前記送信元の転送装置と、前記送信元の転送装置と自装置とを接続する第1の回線と、の間のコストである特定のコストを取得する取得処理と、前記第1の算出処理によって算出された総コストと前記取得処理によって取得された特定のコストとの差分を算出する第2の算出処理と、前記第2の算出処理によって算出された差分に基づいて、自装置と、前記自装置と前記宛先の転送装置との間の第2の回線との間のコストの値を、前記送信元の転送装置に前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択させる値に設定する設定処理と、前記設定処理によって設定されたコストの値を前記送信元の転送装置に通知する通知処理と、を実行することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡潔に説明すれば、下記の通りである。すなわち、サービス移行による通信網の制御負荷を抑制することができる通信システムを提供できる。上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1にかかる通信システムのシステム構成例を示す説明図である。 実施例1にかかるノードの構成例を示すブロック図である。 リンク情報テーブルの記憶内容例を示す説明図である。 経路テーブルRT1の記憶内容例を示す説明図である。 経路テーブルRT2の記憶内容例を示す説明図である。 経路テーブルRT3の記憶内容例を示す説明図である。 コスト管理テーブルの記憶内容例を示す説明図である。 パケットの処理手順例を示すフローチャートである。 新規ノードの移行処理プログラム実行部によるコスト管理テーブルの生成処理手順例を示すフローチャートである。 ネットワーク移行シーケンス例を示すシーケンス図である。 ステップS802で構築されたリンク情報テーブルの記憶内容例を示す説明図である。 ステップS802で構築された新規ノードの経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS803における更新後のリンク情報テーブルの記憶内容例を示す説明図である。 ステップS805Aによる更新後の経路テーブルRT2の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS805Bによる更新後の経路テーブルRT3の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS805Bによる更新後の経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS806における更新後のリンク情報テーブルの記憶内容例を示す説明図である。 ステップS808Aによる更新後の経路テーブルRT1の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS808Bによる更新後の経路テーブルRT3の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS808Bによる更新後の経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS809における更新後のリンク情報テーブルの記憶内容例を示す説明図である。 ステップS811Aによる更新後の経路テーブルRT1の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS811Bによる更新後の経路テーブルRT2の記憶内容例を示す説明図である。 ステップS811Bによる更新後の経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。 実施例2にかかるノードの構成例を示すブロック図である。 プロトコル処理サーバの構成例を示すブロック図である。 実施例3にかかるコスト管理テーブルの記憶内容例を示す説明図である。 実施例4にかかる通信システムのシステム構成例を示す説明図である。 実施例4にかかるコスト管理テーブルの記憶内容例を示す説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質的に同一な箇所には同じ符号を付与し、説明を繰り返さないこととする。
(実施例1)
<システム構成例>
図1は、実施例1にかかる通信システムのシステム構成例を示す説明図である。通信システムは、データを転送する転送装置である複数のノードが通信可能に接続されたシステムであり、ネットワークNW1を構成する。ノードには、ユーザノードNu#(#は数字)、エッジノードNe#、中継ノードNr#、新規ノードNnがある。これらのノードを総称してノードNと表記する。
また、エッジノードNe#、中継ノードNr#を総称して、エッジノードNe、中継ノードNrと表記する。ノードN間の実線および点線は、データを伝送する回線を示す。リンクとも称す。リンクには、エッジノードNeとユーザノードNu間のリンクLe#、中継ノードNr#とエッジノードNe間のリンクLr#、中継ノードNr間のリンクLr#、エッジノードNe間のリンク(不図示)、エッジノードNeと新規ノードNn間のリンクLn#がある。これらのリンクを総称してリンクLと表記する。リンクLe#、リンクLr#、リンクLn#を総称して、リンクLe、リンクLr、リンクLnと表記する。
ユーザノードNuは、データを送受信するノードNであり、たとえば、端末またはサーバである。ユーザノードNuの配下には、図示しないネットワークが存在してもよい。エッジノードNeは、ユーザノードNuに直接接続されるノードNであり、ユーザノードNuからのデータを転送したり、他のノードNからのデータをユーザノードNuに転送する。中継ノードNrは、エッジノードNe間に接続されるノードNであり、一方のエッジノードNeからのデータを他方のエッジノードNeに向けて転送する。新規ノードNnは、ネットワーク内に新設されるノードNである。本例の場合、中継ノードNr1、Nr2に替えて、新規ノードNnが設置され、ネットワークNW2を構成する。
実施例1では、新規ノードNnの新設後もネットワークNW1、NW2が併存し、その後、中継ノードNr1、Nr2が取り除かれる。これにより、ネットワークNW1からネットワークNW2に段階的に移行することができる。
また、図1において、リンクLとノードNとの接続位置の数値「100」は、リンクLとノードNとの間のデータ転送に関するコスト値である。コストは、リンクをデータ転送に用いる優先度を示し、たとえば、帯域幅に応じて決定される。帯域幅が広いほど小さいコスト値となる。実施例1では、すべてのコスト値を「100」とする。
<ノードNの構成例>
図2は、実施例1にかかるノードNの構成例を示すブロック図である。ノードNは、複数のインタフェース201、分離部202、転送部203、及びプロトコル処理部204を有する。
インタフェース201は、リンクLを介して他のノードNに接続され、データの送受信をおこなう。
分離部202は、他のノードNに接続されたインタフェース201から受信したパケットが、プロトコルパケットであるか、データパケットであるかを判定する。プロトコルパケットとは、たとえば、送信元のノードNに接続するリンク識別情報およびコスト値と、を含む制御パケットである。分離部202は、受信パケットがデータパケットであれば転送部203に出力し、プロトコルパケットであればプロトコル処理部204に出力する。
転送部203は、経路管理DB内の経路テーブルを参照して、分離部202からのデータパケットの送信先のノードを指定してインタフェース201に出力する。経路テーブルについては後述する。インタフェース201は、指定された送信先のノードNに接続されるポートから、パケットを送信する。
プロトコル処理部204は、プロトコル処理プログラム実行部240、生成部241、移行処理プログラム実行部242、経路管理DB243、移行管理DB244を有する。
プロトコル処理プログラム実行部240は、プロトコルパケットを受け付けた場合にプロトコル処理プログラムを実行する。具体的には、たとえば、プロトコル処理プログラム実行部240は、プロトコルパケットを受け付けた場合に、プロトコルパケットに含まれる情報を用いて、リンク情報テーブルと経路テーブルとを作成し、経路管理DB243に格納する。リンク情報テーブルと経路テーブルについては後述する。
生成部241は、所定のタイミングでプロトコルパケットを生成する。具体的には、たとえば、生成部241は、所定時間ごとにプロトコルパケットを生成する。また、生成部241は、プロトコルパケットを受信した場合に、プロトコルパケットを生成する。生成部241は、リンク情報テーブルと経路テーブルと参照して、自ノードNに接続するリンクのリンク識別情報およびコスト値を含むプロトコルパケットを生成する。生成されたプロトコルパケットは、転送部203に出力される。
移行処理プログラム実行部242は、移行処理プログラムを実行する。具体的には、たとえば、移行処理プログラム実行部242は、リンク情報テーブルを参照して、移行管理テーブルを作成、更新し、移行管理DB244に格納する。移行処理プログラム実行部242の実行内容および移行管理テーブルの詳細については後述する。
なお、プロトコル処理プログラム実行部240は、図示しないメモリに格納されたプロトコル処理プログラムを、図示しないプロセッサに実行させることにより、その機能を実現する。同様に、移行処理プログラム実行部242は、図示しないメモリに格納された移行処理プログラムを、図示しないプロセッサに実行させることにより、その機能を実現する。
<リンク情報テーブルの記憶内容例>
図3は、リンク情報テーブルの記憶内容例を示す説明図である。リンク情報テーブル300は、ノードN間の接続関係およびコスト値を規定するテーブルである。たとえば、OSPF(Open Shortest Path First)のようなリンクステートプロトコルにより作成されるリンクステートデータベースである。リンク情報テーブル300は、各ノードNにおいて、プロトコル処理プログラムにより作成され、経路管理DB243に格納される。
リンク情報テーブル300は、To行とFrom列により構成されるマトリックスである。To行のToは宛先を示し、From列のFromは送信元を示す。宛先および送信元には、ノードNとリンクLが割り当てられる。
From列がノードNで、かつ、To行がリンクLのセルには、From列のノードNからTo行のリンクLへデータを転送する際のコスト値が格納される。実施例1では、すべてのコスト値を「100」としているため、図3の例では、コスト値として「100」が格納される。一方、From列がリンクLで、かつ、To行がノードNのセルには、From列のリンクLとTo行のノードNとの接続関係を示す値が格納される。接続ありの場合は、「0」が格納される。
リンク情報テーブル300は、プロトコルパケットに含まれる情報により作成される。たとえば、中継ノードNr1は、リンクLr1、Lr2、Lr5に接続されているため、中継ノードNr1が送信するプロトコルパケットには、リンク情報として、リンクLr1、Lr2、Lr5の識別情報と、中継ノードNr1とリンクLr1、Lr2、Lr5との接続に関するコストの値「100」が含まれる。したがって、中継ノードNr1のプロトコルパケットを受信したノードNは、中継ノードNr1のプロトコルパケット内のリンク情報にしたがって、リンク情報テーブル300を作成する。
<経路テーブルの記憶内容例>
図4A〜図4Cは、経路テーブルの記憶内容例を示す説明図である。図4Aは、エッジノードNe1が作成して保持する経路テーブルRT1であり、図4Bは、エッジノードNe2が作成して保持する経路テーブルRT2であり、図4Cは、エッジノードNe3が作成して保持する経路テーブルRT3である。経路テーブルRT1〜RT3は、ノードNからのデータの転送先を規定するテーブルである。経路テーブルRT1〜RT3を総称して経路テーブルRTと表記する。
経路テーブルRT1〜RT3は、宛先フィールド(Destination)と、ネットマスクフィールド(Netmask)と、ホップ先フィールド(Next Hop)と、優先度フィールド(Priority)と、を有し、宛先ごとにエントリを有する。優先度フィールドの優先度は、値が小さいほど優先度が高いことを示す。
<コスト管理テーブルの記憶内容例>
図5は、コスト管理テーブルの記憶内容例を示す説明図である。コスト管理テーブル500は、エッジノードNe間のコストを規定するテーブルである。コストは、リンク情報テーブル300と同様、たとえば、帯域幅に応じて決定される。帯域幅が広いほど小さいコスト値となる。コスト管理テーブル500は、新規ノードNnの移行処理プログラム実行部242により作成され、移行管理DB244に格納される。
コスト管理テーブル500は、終点フィールド(To)501と、始点フィールド(From)502と、総コストフィールド(Total Cost)503と、進入コストフィールド(Ingress)504と、差分コストフィールド(Difference)505と、最小コストフィールド(Min Cost)506と、を有し、サービスを移行する単位ごと、たとえば終点のエッジノードNeごとにエントリを有する。
終点フィールド501には、経路の終点となるエッジノードNeの識別情報(たとえば、IPアドレスやMACアドレス)が格納される。始点フィールド502には、経路の始点となるエッジノードNeの識別情報(たとえば、IPアドレスやMACアドレス)が格納される。
総コストフィールド503には、新規ノードNnを経由しない経路における始点フィールド502のエッジノードNeから終点フィールド501のエッジノードNeまでのコスト値の総和である総コスト値が格納される。実施例1では、ネットワークNW1におけるエッジノードNe間の総コスト値となる。たとえば、エッジノードNe2からエッジノードNe1までの総コスト値は、エッジノードNe2とリンクLr2との間のコスト値「100」と中継ノードNr1とリンクLr1との間のコスト値「100」との総和のコスト値「200」となる。
進入コストフィールド504には進入コスト値が格納される。進入コスト値とは、新規ノードNnを経由する経路における始点フィールド502のエッジノードNeから新規ノードに到達するコスト値である。実施例1では、ネットワークNW2におけるエッジノードNeと新規ノードNnとの間のコスト値となる。たとえば、エッジノードNe2から新規ノードNnを経由してエッジノードNe1に到達する経路の場合、エッジノードNe2とリンクLn2との間のコスト値「100」が進入コスト値となる。
差分フィールド505には、差分コスト値が格納される。差分コスト値は、総コスト値から進入コスト値を減算した値である。最小コストフィールド506には、最小コスト値が格納される。最小コスト値は、あるエントリに1個以上の差分コスト値がある場合の最小値が格納される。最小コスト値は、転送先ごとに新規網であるネットワークNW2にサービスを移行する場合のコスト値である。
新規ノードNnが、新規ノードNnとエッジノードNe1との間のコストC1の値を、差分コスト値「100」を下回るコスト値に設定すれば、エッジノードNe2からのデータは、エッジノードNe2から中継ノードNr1を経由してエッジノードNe1に到達するネットワークNW1上のパスではなく、エッジノードNe2から新規ノードNnを経由してエッジノードNe1に到達するネットワークNW2上のパスで伝送されることになる。
同様に、新規ノードNnが、新規ノードNnとエッジノードNe1との間のコストC1の値を、差分コスト値「200」を下回るコスト値に設定すれば、エッジノードNe3からのデータは、エッジノードNe3から中継ノードNr2、Nr1を経由してエッジノードNe1に到達するネットワークNW1上のパスではなく、エッジノードNe3から新規ノードNnを経由してエッジノードNe1に到達するネットワークNW2上のパスで伝送されることになる。
したがって、新規ノードNnが、新規ノードNnとエッジノードNe1との間のコストC1の値を、最小コスト値「100」を下回るコスト値に設定すれば、エッジノードNe2およびエッジノードNe3からのデータはともに、ネットワークNW1上のパスではなく、新規ノードNnを経由してエッジノードNe1に到達するネットワークNW2上のパスで伝送されることになる。
<プロトコルパケットの処理手順例>
図6は、パケットの処理手順例を示すフローチャートである。ノードNは、他ノードNからのプロトコルパケットをインタフェース201で受信する(ステップS61)。ノードNは、分離部202により、受信したパケットのヘッダから当該パケットがプロトコルパケットであることを特定し、プロトコル処理プログラム実行部240によりプロトコル処理プログラムを実行する。そして、ノードNは、受信したプロトコルパケットに含まれるリンク情報によりリンク情報テーブル300を作成、更新する(ステップS62)。
つぎに、ノードNは、生成部241により、自ノードNのプロトコルパケットを生成する(ステップS63)。そして、ノードNは、生成したプロトコルパケットを他ノードNに送信する(ステップS64)。なお、プロトコルパケットの生成(ステップS63)は、他ノードNからのプロトコルパケットの受信を契機にして実行することとしたが、所定のタイミングで生成することとしてもよい。
<コスト管理テーブル500の生成処理手順例>
図7は、新規ノードNnの移行処理プログラム実行部242によるコスト管理テーブル500の生成処理手順例を示すフローチャートである。新規ノードNnは、コスト管理テーブル500の生成タイミングを待ち受ける(ステップS71:No)。生成タイミングとは、他ノードNからのプロトコルパケットの受信時でもよく、所定のタイミングでもよい。
生成タイミングである場合(ステップS71:Yes)、新規ノードNnは、リンク情報テーブル300を参照して、新規ノードNnが存在しない既存網であるネットワークNW1における経路群を探索し、経路群の中から未選択経路を選択する(ステップS72)。経路群は、いずれも新規ノードNnを経由しない経路である。なお、経路テーブルRTの作成時に経路群が探索済みである場合には、新規ノードNnは、新規ノードNnの記憶装置に格納されている経路群を読み出して、未選択経路を選択することとしてもよい。新規ノードNnは、新規エントリを作成し、選択経路の始点エッジノードNeの識別情報を始点フィールド502に、選択経路の終点エッジノードNeの識別情報を終点フィールド501に格納する。
そして、新規ノードNnは、リンク情報テーブル300を参照して、ステップS73の選択経路上のコストを取得して加算することにより、選択経路の総コスト値を算出する(ステップS74)。新規ノードNnは、算出した総コスト値を、総コストフィールド503に格納する。
つぎに、新規ノードNnは、リンク情報テーブル300を参照して、始点エッジノードNeから新規ノードNnへのリンクLのコスト値を進入コスト値として取得する(ステップS75)。新規ノードNnは、取得した進入コスト値を進入コストフィールド504に格納する。
そして、新規ノードNnは、ステップS73で算出した総コスト値からステップS74で取得した進入コスト値を減算して、差分コスト値を算出する(ステップS75)。新規ノードNnは、算出した差分コスト値を差分フィールド505に格納する。
このあと、新規ノードNnは、未選択経路があるか否かを判断する(ステップS76)。未選択経路がある場合(ステップS76:Yes)、ステップS72に戻り、新規ノードNnは未選択経路を選択する。一方、未選択経路がない場合(ステップS76:No)、新規ノードNnは、コスト管理テーブル500から未選択の終点エッジノードNeを選択する(ステップS77)。そして、新規ノードNnは、選択終点エッジノードNeを終点とする経路の差分コスト値の中から、最小の差分コスト値を選択する(ステップS78)。新規ノードNnは、選択した差分コスト値を最小コスト値として最小コストフィールド506に格納する。
このあと、新規ノードNnは、未選択終点エッジノードNeがあるか否かを判断する(ステップS79)。未選択終点エッジノードNeがある場合(ステップS79:Yes)、ステップS77に戻り、新規ノードNnは未選択終点エッジノードNeを選択する。一方、未選択終点エッジノードNeがない場合(ステップS79:No)、コスト管理テーブル500の生成が完了したため終了する。
なお、図7に示した移行処理プログラム実行部242による処理は、外部からの操作により起動を停止することができる。たとえば、新規ノードNn設置後、さらに、ネットワーク移行をするため、さらに新規ノードNnが設置される場合、それ以前の新規ノードNn(以下、「旧新規ノードNn」)は中継ノードNrとしてふるまうことになる。したがって、旧新規ノードNnは、移行処理プログラムの実行を停止するよう設定される。これにより、旧新規ノードNnの処理負荷の低減を図ることができる。
<ネットワーク移行シーケンス例>
図8は、ネットワーク移行シーケンス例を示すシーケンス図である。実施例1では、新規ノードNnが設置されてネットワークNW1と接続された場合のネットワークNW1からネットワークNW2に移行する移行シーケンス例となる。なお、新規ノードNnの設置前においては、エッジノードNeはそれぞれ、図4A〜図4Cに示す経路テーブルRT1〜RT3を保持し、また、リンク情報テーブル300を保持しているものとする。
ステップS801では、新規ノードNnは、各エッジノードNeからプロトコルパケットを受信して、受信したことを示す確認メッセージを各エッジノードNeに返す。
ステップS802では、新規ノードNnは、経路管理DB243および移行管理DB244を構築する。これにより、新規ノードNnは、リンク情報テーブル300、経路テーブルRT、およびコスト管理テーブル500を保持することになる。
図9は、ステップS802で構築されたリンク情報テーブル300の記憶内容例を示す説明図である。図10は、ステップS802で構築された新規ノードNnの経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。
図9では、To行およびFrom列に、新規ノードNn、新規ノードNnに接続されるリンクLn1〜Ln3が追加される。新規ノードNnとリンクLn1〜Ln3との間のコスト値は、この時点では新規ノードNnを経由するネットワークNW2上のパスへの移行が行われないように、「∞」とする。また、エッジノードNe1〜Ne3とリンクLn1〜Ln3との間のコスト値は、図1に示したように「100」となる。
図8に戻り、ステップS803では、新規ノードNnは、まず、新規ノードNnとリンクLn1との間のコスト値C1を設定する。具体的には、たとえば、新規ノードNnは、終点フィールド501がリンクLn1の接続先のエッジノードNe1であるエントリをコスト管理テーブル500から特定し、当該エントリの最小コストフィールド506の値「100」を取得する。新規ノードNnは、取得した最小コスト値「100」未満の値(本例では、「50」)をコスト値C1として、リンク情報テーブル300のFrom列が新規ノードNn、To行がリンクLn1であるセルに格納する。なお、コスト値C1は、最小コスト値未満の値であれば、50に限定されない。
図11は、ステップS803における更新後のリンク情報テーブル300の記憶内容例を示す説明図である。
ステップS804では、新規ノードNnは、図11の更新後のリンク情報テーブル300を用いて新規ノードNnに関するプロトコルパケットを生成して、各エッジノードNe1〜Ne3に通知する。このプロトコルパケットには、新規ノードNnとリンクLn1との間のコスト値C1が含まれる。この通知により、各エッジノードNe1〜Ne3のリンク情報テーブル300は、図11の状態に更新される。
ステップS805Aでは、エッジノードNe2は、新規ノードNnからのプロトコルパケットに含まれるリンク情報を用いて更新したリンク情報テーブル300にしたがって、最小コスト探索を実行する。具体的には、たとえば、エッジノードNe2は、リンク情報テーブル300を参照して、総コスト値が最小となるエッジノードNe1までの経路を探索する。この場合、新規ノードNnを経由する経路の総コスト値が最小となるため、エッジノードNe2は、経路テーブルRT2を更新する。
具体的には、たとえば、エッジノードNe2は、コスト値C1が設定されたリンクLn1に接続されるエッジノードNe1の接続先となるユーザノードNu1のネットワークが宛先フィールドに存在するエントリを、経路テーブルから特定する。そして、エッジノードNe2は、ホップ先フィールドに新規ノードNnを追加し、優先度フィールドに、既存の優先度よりも高い優先度を追加する。
図12Aは、ステップS805Aによる更新後の経路テーブルRT2の記憶内容例を示す説明図である。本例の場合、ホップ先フィールド:新規ノードNnの優先度に、ホップ先フィールド:中継ノードNr1の優先度「20」やホップ先フィールド:中継ノードNr2の優先度「30」よりも高い優先度「15」が設定される。新規ノードNnについての優先度は、既存の優先度よりも低い値(すなわち高い優先度)であればよい。これにより、図4Bに示した経路テーブルRT2が図12Aに示すように更新される。
図12Bは、ステップS805Bによる更新後の経路テーブルRT3の記憶内容例を示す説明図である。同様に、ステップS805Bでは、エッジノードNe3は、新規ノードNnからのプロトコルパケットに含まれるリンク情報を用いて更新したリンク情報テーブル300にしたがって、最小コスト探索を実行して、経路テーブルRT3を更新する。これにより、図4Cに示した経路テーブルRT3が図12Bに示すように更新される。
図12Cは、ステップS805Bによる更新後の経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。同様に、ステップS805Bでは、新規ノードNnについても、経路テーブルRT4が更新される。この時点では、リンクLn1のみが処理対象であるため、ホップ先フィールドの値はすべてエッジノードNe1となる。また、優先度フィールドの値は、宛先までのコスト値が少ないほど高く設定される。これにより、図10に示した経路テーブルRT4が図12Cに示すように更新される。
図8に戻り、ステップS806では、新規ノードNnは、まず、新規ノードNnとリンクLn2との間のコストC2の値を設定する。具体的には、たとえば、新規ノードNnは、終点フィールド501がリンクLn2の接続先のエッジノードNe2であるエントリをコスト管理テーブル500から特定し、当該エントリの最小コストフィールド506の値「100」を取得する。新規ノードNnは、取得した最小コスト値「100」未満の値(本例では、「50」)をコストC2の値として、リンク情報テーブル300のFrom列が新規ノードNn、To行がリンクLn2であるセルに格納する。なお、コストC2の値も、最小コスト値未満の値であれば、50に限定されない。
図13は、ステップS806における更新後のリンク情報テーブル300の記憶内容例を示す説明図である。
ステップS807では、新規ノードNnは、図13の更新後のリンク情報テーブル300を用いて新規ノードNnに関するプロトコルパケットを生成して、各エッジノードNe1〜Ne3に通知する。このプロトコルパケットには、新規ノードNnとリンクLn2との間のコストC2の値が含まれる。この通知により、各エッジノードNe1〜Ne3のリンク情報テーブル300は、図13の状態に更新される。
ステップS808Aでは、エッジノードNe1は、新規ノードNnからのプロトコルパケットに含まれるリンク情報を用いて更新したリンク情報テーブル300にしたがって、最小コスト探索を実行する。具体的には、たとえば、エッジノードNe1は、リンク情報テーブル300を参照して、総コスト値が最小となるエッジノードNe2までの経路を探索する。この場合、新規ノードNnを経由する経路の総コスト値が最小となるため、エッジノードNe1は、経路テーブルRT1を更新する。
具体的には、たとえば、エッジノードNe1は、コストC2の値が設定されたリンクLn2に接続されるエッジノードNe2の接続先となるユーザノードNu2のネットワークが宛先フィールドに存在するエントリを、経路テーブルから特定する。そして、エッジノードNe1は、ホップ先フィールドに新規ノードNnを追加し、優先度フィールドに、既存の優先度よりも高い優先度を追加する。
図14Aは、ステップS808Aによる更新後の経路テーブルRT1の記憶内容例を示す説明図である。本例の場合、ホップ先フィールド:新規ノードNnの優先度に、ホップ先フィールド:中継ノードNr1の優先度「20」よりも高い優先度「15」が設定される。これにより、図4Aに示した経路テーブルRT1が図14Aに示すように更新される。
図14Bは、ステップS808Bによる更新後の経路テーブルRT3の記憶内容例を示す説明図である。同様に、ステップS808Bでは、エッジノードNe3は、新規ノードNnからのプロトコルパケットに含まれるリンク情報を用いて更新したリンク情報テーブル300にしたがって、最小コスト探索を実行して、経路テーブルRT3を更新する。これにより、図12Bに示した経路テーブルRT3が図14Bに示すように更新される。
図14Cは、ステップS808Bによる更新後の経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。同様に、ステップS808Bでは、新規ノードNnについても、経路テーブルRT4が更新される。この時点では、リンクLn1、Ln2が処理対象であるため、ホップ先フィールドの値にはエッジノードNe2が追加される。また、優先度フィールドの値は、宛先までのコスト値が少ないほど高く設定される。これにより、図12Cに示した経路テーブルRT4が図14Cに示すように更新される。
図8に戻り、ステップS809では、新規ノードNnは、新規ノードNnとリンクLn3との間のコストC3の値を設定する。具体的には、たとえば、新規ノードNnは、終点フィールド501がリンクLn3の接続先のエッジノードNe3であるエントリをコスト管理テーブル500から特定し、当該エントリの最小コストフィールド506の値「100」を取得する。新規ノードNnは、取得した最小コスト値「100」未満の値(本例では、「50」)をコストC3の値として、リンク情報テーブル300のFrom列が新規ノードNn、To行がリンクLn3であるセルに格納する。なお、コストC3の値も、最小コスト値未満の値であれば、50に限定されない。
図15は、ステップS809における更新後のリンク情報テーブル300の記憶内容例を示す説明図である。
ステップS810では、新規ノードNnは、図15の更新後のリンク情報テーブル300を用いて新規ノードNnに関するプロトコルパケットを生成して、各エッジノードNe1〜Ne3に通知する。このプロトコルパケットには、新規ノードNnとリンクLn3との間のコストC3の値が含まれる。この通知により、各エッジノードNe1〜Ne3のリンク情報テーブル300は、図15の状態に更新される。
ステップS811Aでは、エッジノードNe1は、新規ノードNnからのプロトコルパケットに含まれるリンク情報を用いて更新したリンク情報テーブル300にしたがって、最小コスト探索を実行する。具体的には、たとえば、エッジノードNe1は、リンク情報テーブル300を参照して、総コスト値が最小となるエッジノードNe3までの経路を探索する。この場合、新規ノードNnを経由する経路の総コスト値が最小となるため、エッジノードNe1は、経路テーブルRT1を更新する。
具体的には、たとえば、エッジノードNe1は、コストC3の値が設定されたリンクLn3に接続されるエッジノードNe3の接続先となるユーザノードNu3のネットワークが宛先フィールドに存在するエントリを、経路テーブルから特定する。そして、エッジノードNe1は、ホップ先フィールドに新規ノードNnを追加し、優先度フィールドに、既存の優先度よりも高い優先度を追加する。
図16Aは、ステップS811Aによる更新後の経路テーブルの記憶内容例を示す説明図である。本例の場合、ホップ先フィールド:新規ノードNnの優先度に、ホップ先フィールド:中継ノードNr1の優先度「30」よりも高い優先度「15」が設定される。新規ノードNnについての優先度は、既存の優先度よりも低い値(すなわち高い優先度)であればよい。これにより、図14Aに示した経路テーブルRT1が図16Aに示すように更新される。
図16Bは、ステップS811Bによる更新後の経路テーブルの記憶内容例を示す説明図である。同様に、ステップS811Bでは、エッジノードNe2は、新規ノードNnからのプロトコルパケットに含まれるリンク情報を用いて更新したリンク情報テーブル300にしたがって、最小コスト探索を実行して、経路テーブルRT2を更新する。これにより、図12Aに示した経路テーブルRT2が図16Bに示すように更新される。
図16Cは、ステップS811Bによる更新後の経路テーブルRT4の記憶内容例を示す説明図である。同様に、ステップS811Bでは、新規ノードNnについても、経路テーブルRT4が更新される。この時点では、リンクLn1〜Ln3が処理対象であるため、ホップ先フィールドの値にはエッジノードNe3が追加される。また、優先度フィールドの値は、宛先までのコスト値が少ないほど高く設定される。これにより、図14Cに示した経路テーブルRT4が図16Cに示すように更新される。
このように、実施例1によれば、既存のネットワークNW1に新規ノードNnを追加して新規なネットワークNW2を構築して、ネットワークNW1とネットワークNW2とを併存させる。この状態で、エッジノード間の伝送は、コストC1,コストC2,コストC3を順に設定していくことにより、エッジノードNe1、エッジノードNe2、エッジノードNe3までの経路が順に、ネットワークNW1内の経路から新規ノードを経由するネットワークNW2内の経路に移行する。このあと、使用されなくなったネットワークNW1の中継ノードが取り除かれる。したがって、ネットワークの移行を段階的に実行することができる。
また、新規ノードNnがコスト管理してエッジノードNeに通知するため、エッジノードNeは、従来通りリンク情報テーブル300と経路テーブルの更新をするだけで、ネットワークの段階的な移行が実現される。したがって、サービス移行によるネットワークの制御負荷を抑制し、ネットワークの移行を円滑に実現することができる。
(実施例2)
実施例2は、ノードNを分離した形態について説明する。実施例1では、ノードNの構成は、図2に示した通りであるが、実施例2では、実施例1のノードNのプロトコル処理部204を抜き出してプロトコル処理サーバとする。実施例2では、ノードNは、プロトコル処理部がない構成となる。プロトコル処理サーバとノードNは、通信可能に接続される。なお、実施例2では、実施例1との差分のみを説明する。また、実施例2では、実施例1と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図17は、実施例2にかかるノードNの構成例を示すブロック図である。ノードNは、インタフェース201と、分離部202と、転送部203と、送信インタフェース1701と、受信インタフェース1702と、経路表DB1703と、を有する。
送信インタフェース1701は、分離部202でプロトコルパケットと判定されたパケットを、プロトコル処理サーバに送信する。受信インタフェース1702は、プロトコル処理サーバからのプロトコルパケットを受信し、転送部203に出力する。また、受信インタフェース1702は、プロトコル処理サーバから配信される経路テーブルRT(RT1〜RT4)を受信し、経路表DB1703に格納する。
図18は、プロトコル処理サーバの構成例を示すブロック図である。プロトコル処理サーバ1800は、プロトコル処理部204のほか、受信インタフェース1801と、送信インタフェース1802と、を有する。
受信インタフェース1801は、ノードNからのプロトコルパケットを受信し、プロトコル処理部204に転送する。送信インタフェース1802は、プロトコル処理部204からプロトコルパケットを受信し、ノードNに送信する。
なお、プロトコル処理サーバ1800は、各ノードNの経路テーブルRTを作成して、各ノードNに配信する。また、リンク情報テーブル300およびコスト管理テーブル500については、プロトコル処理サーバ1800で一括管理すればよい。
実施例2によれば、いずれのノードNもプロトコル処理部204がない構成となるため、ノードNの部品点数の削減を図ることができる。また、プロトコル処理および移行処理をプロトコル処理サーバ1800で集中管理することができるため、各ノードの処理負荷の低減を図ることができる。
(実施例3)
実施例3は、実施例1および実施例2のコスト管理テーブル500に帯域情報を含めた例である。帯域情報とは、LSP(Label Switched Path)の論理的な使用帯域幅と、LSPの優先度と、を含む情報である。なお、実施例3では、実施例1および実施例2との差分のみを説明する。また、実施例3では、実施例1および実施例2と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図19は、実施例3にかかるコスト管理テーブル500の記憶内容例を示す説明図である。コスト管理テーブル500は、図5に示した情報のほか、帯域情報として、LSPフィールド(LSP)1901と、使用帯域幅フィールド(Bandwidth)1902と、優先度フィールド(Priority)1903と、を有する。
LSPフィールド1901には、LSPの識別情報が格納される。始点エッジノードNeおよび終点エッジノードNeの組み合わせが同一であるLSPは、1以上存在する。たとえば、始点エッジノードNe2および終点エッジノードNe1の組み合わせの場合、LSP1とLSP2が構築されている。
使用帯域幅フィールド1902には、そのLSPの使用帯域幅が格納される。優先度フィールド1903には、LSPの優先度が格納される。ここでは、数値が大きいほどLSPの優先度は高い。LSPフィールド1901と、使用帯域幅フィールド1902と、優先度フィールド1903と、の値は、人手により設定される。
LSPフィールド1901と、使用帯域幅フィールド1902と、優先度フィールド1903と、の値は、移行処理の際に利用される。たとえば、図8に示した実施例1の移行シーケンスでは、リンクLn#の番号順に移行処理を実行したが、実施例3では、設定した使用帯域幅で収容可能かつ優先度の高いLSPから移行処理を実行することになる。これにより、段階的なネットワーク移行を効率的に実行することができる。
(実施例4)
実施例4は、エリア分割されたネットワークの移行例である。エリアの境界には境界ノードNb#が設置される。境界ノードNb#を総称して、境界ノードNbと表記する。境界ノードNbも、実施例1および実施例3のノードNと同一構成である。なお、実施例4では、実施例1〜3との差分のみを説明する。また、実施例4では、実施例1〜3と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図20は、実施例4にかかる通信システムのシステム構成例を示す説明図である。通信システムは、境界ノードNbを含む複数のノードNが通信可能に接続されたシステムであり、ネットワークNW10を構成する。図20の例では、エッジノードNe1、中継ノードNr1、Nr2、境界ノードNb1がエリア1に属し、境界ノードNb1、中継ノードNr3、Nr4、境界ノードNb2がエリア2に属し、境界ノードNb2、中継ノードNr5、Nr6、エッジノードNe2がエリア3に属する。
図21は、実施例4にかかるコスト管理テーブル500の記憶内容例を示す説明図である。実施例4では、コスト管理テーブル500にエリアフィールド(Area)2100が追加される。エリアフィールド2100には、エリア番号が格納される。エリア番号は、その始点ノードおよび終点ノードの組み合わせが所属するエリアを示す識別情報である。終点ノードが共通していてもエリア番号が異なると別エントリとなるため、エリア単位で最小コストが設定される。
実施例4では、ネットワークNW10に、リンクLn1〜Ln4により新規ノードNnが接続される。新規ノードNnは、実施例1で示した移行処理にしたがって、ネットワークNW10からネットワークNW20に移行する。通信網のエリア分割は、通信網の規模が大きい場合に通信網制御の負荷を抑えるために採用される。このように、エリア分割された通信網においても、ネットワーク移行を実現することができる。また、たとえば、エリア1についてのみ、ネットワーク移行したい場合は、リンクLn1およびリンクLn3のみ用いて新規ノードNnとネットワークNW10を接続すればよい。このように、実施例4では、エリア単位でネットワーク移行を実現することができる。さらに、境界ノードNbが属する全てのエリアのネットワーク移行が完了した場合には、境界ノードNbを通るサービスは無くなるため、境界ノードNbも撤去することができる。
なお、上述した実施例では、新規ノードNnは、エッジノードNeや境界ノードNbとリンクLnを介して接続した例について説明したが、新規ノードNnの直接の接続先は、ユーザノードNuや中継ノードNrでもよい。接続先がユーザノードNuの場合、ネットワークNW2に移行した場合は、中継ノードNrのほか、エッジノードNeも撤去することができる。
また、接続先が中継ノードNrの場合、進入コストは、対象とする経路の送信元のエッジノードNeから接続相手の中継ノードNrを介して新規ノードに至るまでの総コストが進入コストとなる。
たとえば、図1のネットワーク構成において、リンクLr5がなく、かつ、リンクLn3がエッジノードNe3ではなく中継ノードNr2に接続された場合を例に挙げる。この場合、ネットワークNW1におけるエッジノードNe3から中継ノードNr2、エッジノードNe2、中継ノードNr1を経由してエッジノードNe1に至る経路の総コストは、400となる。一方、エッジノードNe3から新規ノードNnを経由してエッジノードNe1に至る経路における進入コストは、エッジノードNe3とリンクLr4との間のコスト値「100」と中継ノードNr2と、中継ノードNr2と新規ノードNnとを接続するリンクLn3との間のコスト「100」との総和「200」となる。
また、上述した実施例では、新規ノードNnを設置した例について説明したが、複数の新規ノードにより構成される新規ネットワークを仮想的に1台の新規ノードとみなして設置してもよい。この場合、新規ネットワーク内の各新規ノードのコストは、たとえば、「0」とする。また、新規ネットワーク内部では、SDN(Software Defined Networking)を適用することで、新規ネットワーク内部の冗長経路をコストの差をつけることなく制御することができる。
また、上述した実施例では、ノードNとリンクLとの間のコストは、帯域幅が広いほど小さい値としたが、経路探索で最大コストの経路が探索される場合には、帯域幅が広いほど大きい値としてもよい。この場合、最小コストではなく、差分コストの中で最大コストが選ばれ、新規ノードNnのコストC1〜C3は、最大コストよりも大きい値に設定される。いずれにしても、送信元のエッジノードNeに、新規ノードNnを経由する経路を選択させるコスト値が新規ノードNnに設定できればよい。また、上述した実施例では、コストの値は、帯域幅に応じて決定されたが、帯域幅に限らず、サービスに必要な転送遅延やジッタを用いて決定されてもよい。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
201 インタフェース
202 分離部
203 転送部
204 プロトコル処理部
240 プロトコル処理プログラム実行部
241 生成部
242 移行処理プログラム実行部
300 リンク情報テーブル
500 コスト管理テーブル
L リンク
N ノード

Claims (9)

  1. 各転送装置と当該転送装置に接続される回線との間でデータ転送に関するコストが設定され当該コストの総和に応じて設定された経路によりデータ転送される第1のネットワークに対して接続される転送装置であって、
    前記転送装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶するメモリと、を有し、
    前記プロセッサは、
    前記第1のネットワークの中の送信元の転送装置から宛先の転送装置までの第1の経路の総コストを算出する第1の算出処理と、
    前記送信元の転送装置から自装置を経由して前記宛先の転送装置に到達する第2の経路において、前記送信元の転送装置と、前記送信元の転送装置と自装置とを接続する第1の回線と、の間のコストである特定のコストを取得する取得処理と、
    前記第1の算出処理によって算出された総コストと前記取得処理によって取得された特定のコストとの差分を算出する第2の算出処理と、
    前記第2の算出処理によって算出された差分に基づいて、自装置と、前記自装置と前記宛先の転送装置との間の第2の回線との間のコストの値を、前記送信元の転送装置に前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択させる値に設定する設定処理と、
    前記設定処理によって設定されたコストの値を前記送信元の転送装置に通知する通知処理と、
    を実行することを特徴とする転送装置。
  2. 前記設定処理では、前記第1の経路が複数存在する場合、さらに、当該各第1の径路の帯域幅に基づいて、自装置と前記第2の回線との間のコストの値を、前記送信元の転送装置に前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択させる値に設定することを特徴とする請求項1に記載の転送装置。
  3. 前記設定処理では、前記第1の経路が複数存在する場合、さらに、当該各第1の径路に設定された優先度に基づいて、自装置と前記第2の回線との間のコストの値を、前記送信元の転送装置に前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択させる値に設定することを特徴とする請求項1に記載の転送装置。
  4. 各転送装置と当該転送装置に接続される回線との間でデータ転送に関するコストが設定され当該コストの総和に応じて設定された経路によりデータ転送される第1のネットワークに対して接続される特定の転送装置と通信可能なサーバであって、
    前記サーバは、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶するメモリと、を有し、
    前記プロセッサは、
    前記第1のネットワークの中の送信元の転送装置から宛先の転送装置までの第1の経路の総コストを算出する第1の算出処理と、
    前記送信元の転送装置から前記特定の転送装置を経由して前記宛先の転送装置に到達する第2の経路において、前記送信元の転送装置と、前記送信元の転送装置と前記特定の転送装置とを接続する第1の回線と、の間のコストである特定のコストを取得する取得処理と、
    前記第1の算出処理によって算出された総コストと前記取得処理によって取得された特定のコストとの差分を算出する第2の算出処理と、
    前記第2の算出処理によって算出された差分に基づいて、前記特定の転送装置と、前記特定の転送装置と前記宛先の転送装置との間の第2の回線との間のコストの値を、前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択する値に設定する設定処理と、
    を実行することを特徴とするサーバ。
  5. 前記設定処理では、前記第1の経路が複数経路存在する場合、さらに、当該各径路の帯域幅に基づいて、前記特定の転送装置と前記第2の回線との間のコストの値を、前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択する値に設定することを特徴とする請求項4に記載のサーバ。
  6. 前記設定処理では、前記第1の経路が複数経路存在する場合、さらに、当該各径路に設定された優先度に基づいて、前記特定の転送装置と前記第2の回線との間のコストの値を、前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択する値に設定することを特徴とする請求項4に記載のサーバ。
  7. 各転送装置と当該転送装置に接続される回線との間でデータ転送に関するコストが設定され当該コストの総和に応じて設定された経路によりデータ転送される第1のネットワークに対して接続される転送装置が実行する経路変更方法であって、
    前記転送装置は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを記憶するメモリと、を有し、
    前記経路変更方法は、
    前記プロセッサが、
    前記第1のネットワークの中の送信元の転送装置から宛先の転送装置までの第1の経路の総コストを算出する第1の算出処理と、
    前記送信元の転送装置から自装置を経由して前記宛先の転送装置に到達する第2の経路において、前記送信元の転送装置と、前記送信元の転送装置と自装置とを接続する第1の回線と、の間のコストである特定のコストを取得する取得処理と、
    前記第1の算出処理によって算出された総コストと前記取得処理によって取得された特定のコストとの差分を算出する第2の算出処理と、
    前記第2の算出処理によって算出された差分に基づいて、自装置と、前記自装置と前記宛先の転送装置との間の第2の回線との間のコストの値を、前記送信元の転送装置に前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択させる値に設定する設定処理と、
    前記設定処理によって設定されたコストの値を前記送信元の転送装置に通知する通知処理と、
    を実行することを特徴とする経路変更方法。
  8. 前記設定処理では、前記第1の経路が複数経路存在する場合、さらに、当該各径路の帯域幅に基づいて、自装置と前記第2の回線との間のコストの値を、前記送信元の転送装置に前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択させる値に設定することを特徴とする請求項7に記載の経路変更方法。
  9. 前記設定処理では、前記第1の経路が複数経路存在する場合、さらに、当該各径路に設定された優先度に基づいて、自装置と前記第2の回線との間のコストの値を、前記送信元の転送装置に前記第1の経路よりも前記第2の経路を選択させる値に設定することを特徴とする請求項7に記載の経路変更方法。
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