JP2015088763A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015088763A
JP2015088763A JP2013223022A JP2013223022A JP2015088763A JP 2015088763 A JP2015088763 A JP 2015088763A JP 2013223022 A JP2013223022 A JP 2013223022A JP 2013223022 A JP2013223022 A JP 2013223022A JP 2015088763 A JP2015088763 A JP 2015088763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
data information
slave
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013223022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6161513B2 (ja
Inventor
誠 中山
Makoto Nakayama
誠 中山
恒久 小林
Tsunehisa Kobayashi
恒久 小林
徳仁 飯田
Norihito Iida
徳仁 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2013223022A priority Critical patent/JP6161513B2/ja
Publication of JP2015088763A publication Critical patent/JP2015088763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6161513B2 publication Critical patent/JP6161513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】複数の子機から送信された情報を、親機が短時間で効率よく確実に受信する。
【解決手段】無線通信装置100は、複数の子機2と、これら複数の子機2との間で相互に無線通信可能な親機1とを備える。親機1は、複数の子機2のうちの一部かつ複数に対する情報を含んだ単一の通信フレームを一斉に送信可能な指示情報送信部11と、複数の子機2から順番にデータ情報を受信するデータ情報受信部12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の子機から親機に無線通信路を介してデータ情報を送信する無線通信装置に関する。
従来、無線通信装置が親機と複数の子機とに分かれて通信する場合には、複数の子機の同時送信による混信を防ぐため、ポーリング方式や同期方式が用いられることが多かった。ポーリング方式とは、親機が子機を順次呼び出して子機がその呼び出しに応答する通信形態であり、例えば特許文献1に記載のものである。同期方式とは、親機が子機に一斉に命令を送信して、複数の子機は、子機毎に予め決められた送信タイミングで順番に情報を送信する通信形態である。各子機には、送信順番と送信タイミングとが予め設定されている。同期方式とは、例えば特許文献2に記載のものである。
特許文献1の要約書の解決手段には、「電池駆動の複数の子機と単一の親機との間で無線通信する無線センサネットワークにおいて、親機は時刻同期命令を発行せず、親機は子機からの計測データを受信したとき、送信元の子機へ返す受信確認(ACK)の中に現在時刻を埋め込んで送信すること。」と記載されている。
特許文献2の要約書の解決手段には、「主装置から全ての子機No.1,No.2,……No.nに対して一斉呼出しを行うとともに、各子機No.1,No.2,……No.nからは互いの通信時間が重複しない所定の順番となるように予め子機毎に決められた時間が経過した後、応答させ、これを主装置で連続的に受信することにより、同一のコマンドを子機の台数分、繰り返し送信したり、子機毎に電波の送受信を繰り返すことに伴う切替時間や送信休止時間の省略を可能とする。」と記載されている。
特開2011−135498号公報 特開平10−234081号公報
特許文献1や特許文献2には、子機から定期的に測定情報を送信した際に通信異常が発生し、親機が、この測定情報を正常受信できなかった場合に、どのような処理により通信異常から回復するかについては、具体的な記載がない。
ポーリング方式の無線通信装置において通信異常が発生した際、親機は、例えば、通信異常に係る子機に対してNACK(否定応答)の通信フレームを送信したのち、再送信指示情報の通信フレームを送信してリトライすることが考えられる。しかし、この手順によれば、複数の通信フレームを送信しなければならず、処理が遅延する虞がある。
同期方式の無線通信装置において通信異常が発生した際、親機は、例えば、通信異常に係る子機に対して再送信指示情報を送信してリトライすることが考えられる。しかし、通信異常に係る子機が複数の場合には、再送信指示情報を含む通信フレームを複数送信しなければならず、処理が遅延する虞がある。よって、親機は、通信異常が発生した際などには、複数の子機から短時間で効率よく確実に受信できない虞があった。
そこで、本発明は、無線通信路において通信異常が発生した場合であっても、複数の子機から送信された情報を、親機が短時間で効率よく確実に受信することが可能な無線通信装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の無線通信装置は、複数の子機と、当該複数の子機との間で相互に無線通信可能な親機とを備える。前記親機は、前記複数の子機のうちの一部かつ複数に対する情報を含んだ単一の通信フレームを一斉に送信可能な指示情報送信部と、前記複数の子機から順番にデータ情報を受信するデータ情報受信部と、を備える。
このようにすることで、親機は、無線通信路において通信異常が発生した場合であっても、単一の通信フレームで各子機にデータ情報の再送信を行わせることができる。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、無線通信路において通信異常が発生した場合であっても、複数の子機から送信された情報を、親機が短時間で効率よく確実に受信することが可能な無線通信装置を提供することができる。
第1の実施形態における無線通信装置を示す概略の構成図である。 第1の実施形態における正常時の通信例(1)のシーケンス図である。 第1の実施形態における正常時の通信例(1)の各要求情報とACK情報の通信フレームを示す図である。 第1の実施形態における異常時の通信例(2)のシーケンス図と各通信フレームを示す図である。 第2の実施形態における通信例のシーケンス図である。 第2の実施形態における通信例のタイムチャートである。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における無線通信装置100を示す概略の構成図である。
図1に示すように、無線通信装置100は、親機1と、複数の子機2(本実施形態では、具体例として、子機2−1〜2−7の7台)とを備えている。以下、各子機2−1〜2−7を特に区別しないときには、単に「子機2」と記載している場合がある。また、図面などでは子機2−1〜2−7に対して、#1〜#7の番号を記載して区別している。
親機1は、指示情報送信部11と、データ情報受信部12とを備えており、複数の子機2との間で相互に無線通信可能である。
指示情報送信部11は、各子機2に要求情報(送信指示情報の一例)を一斉に送信する機能と、子機2から受信したデータ情報に対する応答情報を一斉に送信する機能とを有する。指示情報送信部11は更に、子機2から受信したデータ情報に対する応答情報に、次にデータ情報を要求する子機2に対する要求情報(送信指示情報の一例)を含めた単一の通信フレームを複数の子機2に一斉に送信する。このように、指示情報送信部11は、子機2−1〜2−7のうち、直近にデータ情報を送信した子機2に対する応答情報と、次にデータ情報を要求する子機2とに対する送信指示情報とを、単一の通信フレームに含めて一斉に送信することができる。これにより、親機1と子機2との通信時間を短縮することができる。
データ情報受信部12は、各子機2から順番にデータ情報を受信するものである。
データ情報受信部12が、例えば子機#1(第1子機)から正常にデータ情報を受信した場合、指示情報送信部11が送信する応答情報は、肯定応答を示すACK情報である。このACK情報は、正常受信情報と、子機#1の識別情報と、次の子機#2に対する要求情報(送信指示情報の一例)とを含んでいる。指示情報送信部11は、このACK情報(肯定応答)の通信フレームをすべての子機2に一斉に送信する。
データ情報受信部12が、例えば子機#2(第2子機)から正常にデータ情報を受信しなかった場合、指示情報送信部11が送信する応答情報は、NACK情報(否定応答の一例)である。このNACK情報(否定応答)は、異常受信情報と、子機#2の識別情報と、子機#2に対する要求情報(送信指示情報の一例)とを含んでいる。指示情報送信部11は、このNACK情報(否定応答)の通信フレームをすべての子機2に一斉に送信する。このように、親機1のデータ情報受信部12は、ある子機2から正常にデータ情報を受信しなかった場合、この子機2を次にデータ情報を要求する子機2として設定する。
なお、本明細書の各実施形態における「正常にデータ情報を受信しない」場合とは異常受信の場合と同一であり、データ情報にデータ抜けやデータ化けなどの欠陥がある場合、および、所定時間内にデータ情報そのものを受信しない場合の両方を含んでいる。
親機1は、各子機2の送信要求順番が予め設定された対照表を備えており、複数の子機2の台数を把握している。親機1は、ある子機2からデータ情報を正常に受信したならば、対照表に設定された送信要求順番に応じて、次にデータ情報を要求する子機2を決定する。親機1は、いずれかの子機2との間で無線通信できなくなったならば、この対照表を変更して送信要求順番を変更する。
子機2−1〜2−7は、データ情報送信部21と、指示情報受信部22とを備えており、親機1と双方向通信を行うものである。
指示情報受信部22は、親機1から受信した要求情報や、応答情報が含む送信指示情報に応じて、データ情報を親機1に送信する。第1の実施形態では、センサ3−1〜3−7で検出した検出データを、データ情報としている。
センサ3−1〜3−7は、各子機2−1〜2−7に1台ずつ接続されている。以下、各センサ3−1〜3−7を特に区別しないときには、単に「センサ3」と記載している場合がある。センサ3は、各種データを検出して、接続されている子機2に出力する。センサ3と子機2との接続は、有線と無線のいずれであってもよい。このセンサ3は、本発明の必須の構成要素ではない。
図2は、第1の実施形態における正常時の通信例(1)のシーケンス図である。
シーケンスS10において、親機1は、子機2−1に対して、測定データ(データ情報の具体例)を要求する要求情報R1の通信フレームを送信する。親機1と子機2−1〜2−7との間で送受信される情報の無線周波数は共通である。よって、この要求情報R1は、他のすべての子機2−2〜2−7も受信する。
シーケンスS11において、子機2−1は、親機1にデータ情報D1を送信する。親機1は、子機2−1からデータ情報D1を正常に受信する。
シーケンスS12において、親機1は、子機2−1からデータ情報D1を正常に受信したことを受けて、すべての子機2−1〜2−7に対して、ACK情報A1の通信フレームを送信する。ACK情報A1は、肯定応答を示す応答情報であり、子機2−2に対するデータ要求を含んでいる。
シーケンスS13において、子機2−2は、親機1にデータ情報D2を送信する。親機1は、子機2−1からデータ情報D2を正常に受信する。
シーケンスS14において、親機1は、子機2−2からデータ情報D2を正常に受信したことを受けて、すべての子機2−1〜2−7に対してACK情報A2の通信フレームを送信する。ACK情報A2は、肯定応答を示す応答情報であり、子機2−3に対するデータ要求の情報を含んでいる。
以降、親機1は、各子機2との間で同様のシーケンスを繰り返す。
シーケンスS22において、親機1は、不図示の子機2−6からデータ情報D6を正常に受信したことを受けて、すべての子機2−1〜2−7に対して、ACK情報A6の通信フレームを送信する。ACK情報A6は、肯定応答を示す応答情報であり、子機2−7に対するデータ要求の情報を含んでいる。
シーケンスS23において、子機2−7は、親機1にデータ情報D7を送信する。親機1は、子機2−7から正常なデータ情報D7を受信する。
シーケンスS24において、親機1は、子機2−7から正常なデータ情報D7を受信したことを受けて、すべての子機2−1〜2−7に対して、ACK情報A7の通信フレームを送信する。ACK情報A7は、肯定応答を示す応答情報であり、子機2−1に対するデータ要求の情報を含んでいる。
なお、親機1は、データ情報D1〜D7の受信を1サイクルで終了する場合、シーケンスS24において、データ要求の情報を含まないACK情報A7の通信フレームを送信する。
図3(a)〜(e)は、第1の実施形態における正常時の通信例(1)の各要求情報とACK情報の通信フレームを示す図である。
図3(a)は、シーケンスS10(図2参照)で親機1が送信した要求情報R1の通信フレームを示す図である。以下、各通信フレームは、複数の矩形で示したフィールドで構成されており、左側に第1フィールドが位置しており、以降右側に第2フィールド以降が並んでいる。
要求情報R1の通信フレームは、データ要求の情報が格納される第1フィールドと、子機2−1の識別子が格納される第2フィールドとを備えている。ここでは子機2−1の識別子が格納されており、図では「子機#1のID」と示されている。以下、識別子のことを、ID(IDentifier)と記載している場合がある。
子機2は、要求情報R1の第2フィールドに格納される情報が自機の識別子と一致するならば、第1フィールドに格納される情報を、送信指示情報と解釈して実行する。
図3(b)は、シーケンスS12(図2参照)で親機1が送信したACK情報A1の通信フレームを示す図である。
ACK情報A1は、肯定応答を示す応答情報である。
ACK情報A1の第1フィールドには、データ情報の受信状態を示す「正常受信」情報が格納される。
ACK情報A1の第2フィールドには、このACK情報A1に係るデータ情報D1を送信した子機2−1の識別子が格納され、図では「子機#1のID」と示されている。
ACK情報A1の第3フィールドには、データ要求の情報が格納される。
ACK情報A1の第4フィールドには、次にデータ要求を指示する子機2−2の識別子が格納されており、図では「子機#2のID」と示されている。
子機2は、ACK情報A1の第2フィールドに格納される情報が自機の識別子と一致するならば、第1フィールドに格納される情報を、データの受信状態を示す情報と解釈して実行する。子機2は更に、ACK情報A1の第4フィールドに格納される情報が自機の識別子と一致するならば、第3フィールドに格納される情報を、送信指示情報と解釈して実行する。このように、ACK情報A1の通信フレームは、子機2のうちの一部かつ複数に対する情報を含んでいるので、子機2のうち1台に対する情報を含む通信フレームよりも効率よく、各子機2からデータ情報を受信可能である。
図3(c)は、シーケンスS14(図2参照)で親機1が送信したACK情報A2の通信フレームを示す図である。
ACK情報A2の第1フィールドには、データ情報の受信状態を示す「正常受信」情報が格納される。
ACK情報A2の第2フィールドには、このACK情報A2に係るデータ情報D2を送信した子機2−2の識別子が格納され、図では「子機#2のID」と示されている。
ACK情報A2の第3フィールドには、データ要求の情報が格納される。
ACK情報A2の第4フィールドには、次にデータ要求を指示する子機2−3の識別子が格納されており、図では「子機#3のID」と示されている。
図3(d)は、シーケンスS22(図2参照)で親機1が送信したACK情報A6の通信フレームを示す図である。
ACK情報A6の第1フィールドには、データ情報の受信状態を示す「正常受信」情報が格納される。
ACK情報A6の第2フィールドには、このACK情報A6に係るデータ情報D6を送信した子機2−6の識別子が格納され、図では「子機#6のID」と示されている。
ACK情報A6の第3フィールドには、データ要求の情報が格納される。
ACK情報A6の第4フィールドには、次にデータ要求を指示する子機2−7の識別子が格納されており、図では「子機#7のID」と示されている。
図3(e)は、シーケンスS24(図2参照)で親機1が送信したACK情報A7の通信フレームを示す図である。
ACK情報A7の第1フィールドには、データ情報の受信状態を示す「正常受信」情報が格納される。
ACK情報A7の第2フィールドには、このACK情報A7に係るデータ情報D7を送信した子機2−7の識別子が格納され、図では「子機#7のID」と示されている。
ACK情報A7の第3フィールドには、データ要求の情報が格納される。
ACK情報A7の第4フィールドには、次にデータ要求を指示する子機2−1の識別子が格納されており、図では「子機#1のID」と示されている。
図4(a)〜(e)は、第1の実施形態における異常時の通信例(2)のシーケンスと各通信フレームを示す図である。この通信例(2)では、子機2−1,2−2の2台が親機1と通信している。
図4(a)は、異常時の通信例(2)のシーケンス図である。
例えば、親機1が電源オンによって起動すると、通信例(2)のシーケンスが開始する。
シーケンスS30において、親機1は、子機2−1に対して、データ情報の送信を要求する要求情報R1の通信フレームを送信する。親機1とすべての子機2−1,2−2との送受信の無線周波数は共通であるため、要求情報R1は、他の子機2−2でも受信される。
シーケンスS31において、子機2−1は、親機1にデータ情報D1aを送信する。親機1は、子機2−1から正常でないデータ情報D1aを受信する。ここで親機1は、例えば、データ情報D1aに格納された不図示のCRC(Cyclic Redundancy Check)・チェックサム・パリティなどによって、データ情報D1aが正常でないことを検出する。
シーケンスS32において、親機1は、子機2−1から正常ではないデータ情報D1aを受信したことを受けて、すべての子機2−1,2−2に対して、NACK情報N1の通信フレームを送信する。NACK情報N1は、否定応答を示す応答情報であり、子機2−2に対する再送信の要求である送信指示情報を含んでいる。
シーケンスS33において、子機2−1は、親機1にデータ情報D1bを再び送信する。親機1は、子機2−1から正常なデータ情報D1bを受信する。
シーケンスS34において、親機1は、子機2−1から正常なデータ情報D1bを受信したことを受けて、すべての子機2−1,2−2に対して、ACK情報A1の通信フレームを送信する。ACK情報A1は、肯定応答を示す応答情報であり、更に子機2−2に対する送信指示情報を含んでいる。
シーケンスS35において、子機2−2は、親機1にデータ情報D2を送信する。
シーケンスS36において、親機1は、子機2−2から正常なデータ情報D2を受信したことを受けて、すべての子機2−1,2−2に対して、ACK情報A2の通信フレームを送信する。ACK情報A2は、肯定応答を示す応答情報であり、更に子機2−1に対する指示情報を含んでいる。
なお、親機1は、データ情報D1,D2の受信を1サイクルで終了する場合には、ACK情報A2の通信フレームに、子機2に対する指示情報を含ませなくてもよい。
図4(b)は、要求情報R1の通信フレームを示す図である。
要求情報R1の第1フィールドには、データ要求の情報が格納される。
要求情報R1の第2フィールドには、第1フィールドに係る子機の識別子である子機2−1の識別子が格納され、図では「子機#1のID」と示されている。
図4(c)は、NACK情報N1の通信フレームを示す図である。NACK情報N1は、図3(b)〜(e)に示す各ACK情報の通信フレームと同様に構成される。
NACK情報N1の第1フィールドには、データ情報の受信状態を示す「異常受信」の情報が格納される。
NACK情報N1の第2フィールドには、このNACK情報N1に係るデータ情報D1aを送信した子機2−1の識別子が格納され、図では「子機#1のID」と示されている。
NACK情報N1の第3フィールドには、データ要求の情報が格納される。
NACK情報N1の第4フィールドには、次にデータ要求を指示する子機2−1の識別子が格納されており、図では「子機#1のID」と示されている。これにより、親機1は、子機2−1にデータ情報を再送させることができる。
図4(d)は、ACK情報A1の通信フレームを示す図である。
ACK情報A1の第1フィールドには、データ情報の受信状態を示す「正常受信」の情報が格納される。
ACK情報A1の第2フィールドには、このACK情報A1に係るデータ情報D1bを送信した子機2−1の識別子が格納され、図では「子機#1のID」と示されている。
ACK情報A1の第3フィールドには、データ要求の情報が格納される。
ACK情報A1の第4フィールドには、次にデータ要求を指示する子機2−2の識別子が格納されており、図では「子機#2のID」と示されている。これにより、親機1は、子機2−2にデータ情報を送信させることができる。
図4(e)は、ACK情報A2の通信フレームを示す図である。
ACK情報A2の第1フィールドには、データ情報の受信状態を示す「正常受信」の情報が格納される。
ACK情報A2の第2フィールドには、このACK情報A2に係るデータ情報D2を送信した子機2−2の識別子が格納され、図では「子機#2のID」と示されている。
ACK情報A2の第3フィールドには、データ要求の情報が格納される。
ACK情報A2の第4フィールドには、次にデータ要求を指示する子機2−1の識別子が格納されており、図では「子機#1のID」と示されている。これにより、親機1は、子機2−1にデータ情報を再び送信させることができる。
第1の実施形態のシーケンスS32において、親機1は、正常なデータ情報を受信できなかった子機2−1に対して、データ情報の再送信の要求をしている。しかし、これに限られず、親機1は、子機2−1に対して再送信の要求をせず、次の子機2−2にデータ情報を送信させるようにしてもよい。このとき、NACK情報N1の第4フィールドには、次の子機2−2の識別子が格納される。
第1の実施形態の無線通信装置100の親機1は、応答情報(ACK情報またはNACK情報)に、次にデータ情報の送信を要求する子機2に対する送信指示情報を含ませた通信フレームを、複数の子機2に一斉に送信している。これにより、送受信のやりとりの回数が減るので、親機1は、結果としてポーリング方式や同期方式よりも短時間に、すべての子機2からデータ情報を受信することができる。
第1の実施形態において、親機1は、正常にデータ情報が受け取れなかったとき、応答情報に、同じ子機2への再送信要求を含ませるか、または次の子機2への送信要求を含ませるか選択をすることができる。この選択の切替は、プログラムの書き換えによるソフトウェア的な切替え、または、複数のソフトウェアプログラムをハードウェア的に切替えるなどの方法による。
各子機2は、当該子機2に対するデータ要求(送信指示情報の一例)を含むACK情報あるいはNACK情報の通信フレームを受信すると、データ情報を送信する。これにより、通信環境が悪化しても、複数の子機2がデータ情報を同時送信する混信が発生しない。例えば通信環境の悪化により、ある子機2の送信タイミングが遅れた場合でも、次の子機2の送信タイミングとは重ならない。これにより、親機1は、複数の子機2からデータ情報を順番に受信できるので、短時間で効率よく確実にデータ情報を受信することができる。
例えば、無線周波数が920MHzの場合には、その無線周波数における規約により、親機1は、子機2に送信指示情報を含む通信フレームを送信した場合、所定の休止時間をとる必要がある。しかし、親機1が応答情報(ACK情報またはNACK情報)を含む通信フレームを送信した場合には、休止時間の制約が存在しない。これにより、親機1は、通信周波数の規約による休止時間を回避しながら、リアルタイム性の高い高速通信を実現可能である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態における無線通信装置100は、第1の実施形態の無線通信装置100(図1参照)と同様に構成されており、親機1と、複数の子機2(子機2−1〜2−7の7台)とを備えている。親機1は、指示情報送信部11と、データ情報受信部12とを備えている。
指示情報送信部11は、複数の子機2に対して、データ情報の送信を要求する要求情報を含む通信フレームを一斉に送信する。その後、親機1は、すべての子機2からのデータ情報を順番かつ連続的に受信する。すべての子機2からの受信が完了すると想定される予め設定した所定時間(受信設定期間)経過後、少なくとも一つの子機2から正常にデータ情報を受信しなかったとき、親機1の指示情報送信部11は、これら子機2に対してデータ情報の再送信を指示する要求情報(再送信指示情報の一例)を単一の通信フレームで一斉に送信する。この要求情報の通信フレームは、無線通信路を介して、すべての子機2−1〜2−7により受信される。親機1が送信する各要求情報は、子機2がそれぞれの送信時間の基準(同期)に用いる基準時刻t0(図6参照)を含んでいる。
このように、指示情報送信部11は、子機2−1〜2−7のうち、正常に受信できなかったデータ情報に係る子機2に対して、データ情報の再送信を指示する要求情報(再送信指示情報の一例)を単一の通信フレームで一斉に送信する。これにより、指示情報送信部11は、正常に受信できなかったデータ情報に係る子機2が2台以上の場合における通信フレームの送信回数を削減し、よって親機1と子機2との通信時間を短縮することができる。
親機1は、各子機2の送信要求順番が予め設定された対照表を備えており、複数の子機2の台数を把握している。親機1は、いずれかの子機2との間で無線通信できなくなったならば、この対照表を変更する。
子機2−1〜2−7は、親機1と双方向通信を行い、親機1からの要求情報に応じて、この要求情報が含む基準時刻t0から各子機2で予め決められた所定時間の経過後に、データ情報を親機1に送信する。第2の実施形態において、子機2が親機1に送信するデータ情報は、センサ3で検出した検出データである。
子機2−1〜2−7は、指示情報受信部22と、データ情報送信部21とを備えている。指示情報受信部22は、親機1から送信指示情報または再送信指示情報を受信するものである。
データ情報送信部21は、指示情報受信部22が親機1から送信指示情報または自身への再送信指示情報を受信したとき、親機1からの送信指示情報または再送信指示情報に含まれる基準時刻t0から、予め子機2毎に設定された所定時間が経過後に、常にデータ情報を送信する。この所定時間は、各子機2で重ならないように予め設定される。
センサ3−1〜3−7は、各子機2に1つずつ接続され、各種データを検出して、各子機2に出力する。子機2との接続は、有線と無線のどちらであってもよい。センサ3は、本発明の必須の構成要素ではない。
図5は、第2の実施形態における通信例のシーケンス図である。
シーケンスS40において、親機1は、すべての子機2−1〜2−7に対して、データ情報を要求する要求情報R1の通信フレームを送信する。要求情報R1は、この基準時刻t0に送信されることにより、基準時刻t0を含んでいる。しかし、これに限られず、要求情報R1は、自身のフィールドに基準時刻t0の情報を含んでいてもよい。子機2−1〜2−7は、この基準時刻t0を送信時間の基準(同期)に用いる。
シーケンスS41において、子機2−1は、要求情報R1に含まれる基準時刻t0から予め決められた所定時間の経過後、親機1にデータ情報D1を送信する。
シーケンスS42において、子機2−2は、要求情報R1に含まれる基準時刻t0から予め決められた所定時間の経過後、親機1にデータ情報D2を送信する。子機2−1がデータ情報D1を送信する所定時間と、子機2−2がデータ情報D2を送信する所定時間とは、重ならないように設定されている。これにより、親機1は、各子機2から順番にデータ情報を受信することができるので、混信することなく短時間で効率よく確実に受信することができる。
以下、残りの子機2−3〜2−6は、それぞれ、各子機2に予め決められた所定時間の経過後に、親機1にデータ情報を送信する。最後に、子機2−7がデータ情報D7を送信する。
シーケンスS48において、親機1は、予め設定された1サイクルの時間が経過後、受信しなかった子機2−2,2−7に対して、データ情報の再送信を指示する要求情報R2(再送信指示情報の一例)の通信フレームを送信する。要求情報R2は、新たな基準時刻t0に送信される。要求情報R2は、無線通信路を介して、その他の子機2−1,2−3〜2−6も受信する。
ここで、予め設定された1サイクルとは、受信設定期間であり、すべての子機2からのデータ情報の受信する予定の時間である。親機1は、この受信設定期間に、少なくとも一つの子機2から正常なデータ情報を受信しなかったときに、それら子機2に対してデータ情報の再送信を指示する要求情報の通信フレームを送信する。
このように、要求情報R2の通信フレームは、子機2のうちの一部かつ複数に対する情報を含んでいる。これにより、親機1は、子機2のうち1台に対する情報を含む通信フレームや、子機2すべてに対する情報を含む通信フレームよりも効率よく、所望の子機2からデータ情報を受信可能である。
シーケンスS49において、子機2−2は、要求情報R2に含まれる基準時刻t0から予め決められた所定時間の経過後、親機1にデータ情報D2を送信する。
シーケンスS50において、子機2−7は、要求情報R2に含まれる基準時刻t0から予め決められた所定時間の経過後、親機1にデータ情報D7を送信する。
図6は、第2の実施形態における通信例のタイムチャートである。この通信例において子機2は7台である。図6の縦の各行は、親機1の送信と子機2の送信とを交互に示している。図6の横方向は時間経過を示している。
「要求情報R1」行に示すように、親機1は、すべての子機2−1〜2−7に対して、データ情報を要求する要求情報R1の通信フレームを送信する。要求情報R1は、基準時刻t0に送信される。各子機2は、この基準時刻t0を自身の送信時間の基準(同期)に用いる。
「データ情報Da」行に示すように、子機2−1〜2−7は、それぞれ、要求情報R1を受信した基準時刻t0から予め定められた所定時間の経過後に、親機1にデータ情報D1〜D7を送信する。この図6では、データ情報D1〜D7の集合を、データ情報Daとして図示している。
子機2−1は、基準時刻t0から通信間隔taが経過後の時刻t1に、データ情報D1を送信する。
子機2−2は、基準時刻t0から(通信間隔ta×2)が経過後の時刻t2に、データ情報D2を送信する。
以降、通信間隔taが経過する毎に、子機2−3〜2−7は、それぞれデータ情報D3〜D7を送信する。
「要求情報R2」行に示すように、親機1は、基準時刻t0から受信設定期間tbが経過後の時刻t8に、正常受信しなかったデータ情報D2,D7に係る子機2−2,2−7に対して、データ情報の再送信を指示する要求情報R2(再送信指示情報の一例)の通信フレームを送信する。要求情報R2は、再送信を指示する子機2−2,2−7を識別するID情報を含んでいる。要求情報R2は更に、子機2−2,2−7の再送信タイミングの基準である新たな基準時刻t0に送信されることにより、この新たな基準時刻t0の情報を含んでいる。
要求情報R2に自機の識別子情報が含まれていなかった子機2−1、子機2−3〜2−6は、受信して再起動する機能だけを稼働させたまま、スリープモード(省電力モード)に移行する。これら子機2−1,2−3〜2−6は、データ情報の送信を要求する要求情報を受信するか、または、再送信を要求する要求情報を受信し、その要求情報に自機の識別子情報が含まれていたならば、自身のスリープモードを解除してデータ情報を送信する。
「データ情報Db」行に示すように、子機2−2は、要求情報R2を受信した基準時刻t0から(通信間隔ta×2)が経過後に、データ情報D2を再送信する。
子機2−7は、要求情報R2を受信した基準時刻t0から(通信間隔ta×7)が経過後に、データ情報D7を再送信する。この図6では、データ情報D2,D7の集合を、データ情報Dbとして図示している。
「要求情報R3」行に示すように、親機1は、要求情報R2を送信した基準時刻t0から受信設定期間tb経過後に、再送信を指示した子機2−2,2−7のうち、正常受信しなかったデータ情報D2に係る子機2−2に対して、データ情報の再送信を指示する要求情報R3(再送信指示情報の一例)の通信フレームを送信する。要求情報R3は、再送信を指示する子機2−2を識別するID情報を含んでおり、新たな基準時刻t0に送信される。これにより、要求情報R3は、新たな基準時刻t0の情報を含んでいる。子機2−2は、新たな基準時刻t0を、再送信時間の基準(同期)に用いる。
要求情報R3に、自機の識別子情報が含まれていなかった子機2−7は、受信して再起動する機能だけを稼働させたまま、新たにスリープモード(省電力モード)に移行する。他の子機2−1,2−3〜2−6は、スリープモード(省電力モード)を継続する。
「データ情報Dc」行に示すように、子機2−2は、要求情報R3を受信した基準時刻t0から(通信間隔ta×2)が経過後に、データ情報D2を再送信する。この図6では、データ情報D2を、データ情報Dcとして図示している。親機1は、子機2−2から正常なデータ情報D2を受信して、データ受信処理を終了する。
親機1は、複数の子機2のデータ情報をすべて受信するまで、再送信を指示する要求情報(再送信指示情報の一例)の通信フレームを繰り返し送信する。
第2の実施形態によれば、親機1は、1台または複数台の子機2から正常にデータ情報が受け取れなかったとき、それら子機2に対して再送信を指示する要求情報を、単一の通信フレームで一斉に送信する。再送信が指示された子機2は、親機1が送信する要求情報に含まれる基準時刻t0から、この子機2に予め設定された所定時間が経過後にデータ情報を再送信する。これにより、親機1は、通信異常が発生した場合であっても、通信異常に係る子機2から短時間で効率よく確実にデータ情報を受信できる。
親機1は、正常送信時と異常による再送信時の両方で、同一の子機2から常に同一のタイミングでデータ情報を受信する。ここで同一のタイミングとは、直近の要求情報が含んでいる基準時刻t0から同一時間が経過後のことをいう。これにより、親機1と複数の子機2との間の通信処理を単純化することができ、かつ、子機2同士の通信衝突による混信を抑止することができる。
第2の実施形態において親機1は、子機2に応答する応答情報(ACK情報またはNACK情報)の送信が不要であり、通信処理を更に単純化できるので、短時間にすべての子機2のデータ情報を受信することができる。これにより、無線通信装置100は、送受信時に応答情報のやりとりを必要とするポーリング方式と比較して、同一期間中のデータ情報の送信可能回数を更に増やすことができる。
各子機2は、干渉ノイズなどによりデータ情報の送信遅れが生じ、データ情報の通信間隔ta内でデータ情報が送れなかった場合には、通信を中止するように設計してもよい。これにより、無線通信装置100は、当該通信間隔taに係る当該子機2と、次の通信間隔taに係る次の子機2との間の通信衝突を抑止することができる。
親機1が一部の子機2が送信したデータ情報を正常に受け取れず、それら一部の子機2がデータ情報を再送信している間、他の子機2は、スリープモードに入る。これにより、すべての子機2が順番にデータ情報を送信し続ける同期方式に比べて、電力消費を更に削減可能である。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(h)のようなものがある。
(a) 第1の実施形態において、応答情報に含まれる情報には、少なくとも次にデータ情報の送信を要求する子機2に対する要求情報を含んでいればよく、その他の情報については、特に限定されない。
(b) 第1の実施形態において、親機1が各子機2に応答するACK情報やNACK情報の通信フレームは、第1〜第3フィールドで構成され、この第3フィールドは、子機2の識別子情報を格納してもよい。この場合、各子機2は、通信フレームの第3フィールドと自機の識別子情報とが一致したならば、データ要求が指示されたと解釈して、データ情報を親機1に送信可能である。
(c) 第2の実施形態において、再送信を指示する要求情報(再送信指示情報の一例)には、少なくとも次にデータ情報の送信を要求する子機2の識別情報を含んでいればよく、その他の情報については、特に限定されない。再送信を指示する要求情報は、例えば、再送信を指示しない子機2に対する明示的なスリープ指示情報を含んでいてもよい。
(d) 第2の実施形態において、再送信が指示されなかった子機2がスリープモードに移行することは必須ではない。
(e) 第1の実施形態の通信シーケンスは、図2、図4に限定されない。同様に、第2の実施形態の通信シーケンスは、図5に限定されない。例えば、各子機2の送信の時間間隔は等間隔でなくてもよい。基準時刻t0の後、各子機2がデータ情報を送信する所定時間は、各子機2において想定される遅延時間の条件と通信衝突が起きない条件とを考慮して、個別に設定してもよい。
(f) 子機2に接続される装置などは、センサ3に限定されず、任意の装置であってもよい。
(g) 親機1と子機2との間の通信に使用する無線周波数は、特に、限定されない。
(h) 子機2の台数は、7台や2台に限定されず、任意の台数であってもよい。
1 親機
11 指示情報送信部
12 データ情報受信部
100 無線通信装置
2 子機
21 データ情報送信部
22 指示情報受信部
3 センサ
A1〜A7 ACK情報
D1〜D7 データ情報
D1a,D1b,Da〜Dc データ情報
N1 NACK情報
R1〜R3 要求情報
ta 通信間隔
tb 受信設定期間
t0 基準時刻

Claims (13)

  1. 複数の子機と、当該複数の子機との間で相互に無線通信可能な親機とを備える無線通信装置であって、
    前記親機は、
    前記複数の子機のうちの一部かつ複数に対する情報を含んだ単一の通信フレームを一斉に送信可能な指示情報送信部と、
    前記複数の子機から順番にデータ情報を受信するデータ情報受信部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記親機の前記指示情報送信部は、前記データ情報受信部が受信したデータ情報に対する応答情報に、次にデータ情報を要求する子機に対する送信指示情報を含めて、前記複数の子機に一斉に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記親機が前記複数の子機のいずれかである第1子機からデータ情報を正常に受信したならば、前記応答情報は、肯定応答であって、
    当該肯定応答には、正常受信情報と前記第1子機の識別情報と前記送信指示情報とを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記親機には、前記複数の子機に対する送信要求順番が予め設定されており、
    前記複数の子機のいずれかである前記第1子機からデータ情報を正常に受信したならば、当該送信要求順番に応じて、次にデータ情報を要求する子機を決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記親機が前記複数の子機のいずれかである第2子機からデータ情報を正常に受信しなかったならば、前記応答情報は、否定応答であって、
    当該否定応答には、異常受信情報と前記第2子機の識別情報と前記送信指示情報とを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  6. 前記親機が、次にデータ情報を要求する子機は、正常にデータ情報を受信しなかった前記第2子機である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記親機には、前記複数の子機に対する送信要求順番が予め設定されており、
    前記データ情報受信部が、所定時間以内に前記第2子機から正常にデータ情報を受信しなかったとき、その直後の前記送信指示情報は、前記送信要求順番に応じて決定され、次にデータ情報を要求する子機の識別子を含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  8. 前記親機には、前記複数の子機に対する送信要求順番が予め設定されており、
    前記データ情報受信部が、前記複数の子機のいずれかのデータ情報を正常に受信しなかったとき、その直後の前記送信指示情報は、前記送信要求順番に応じて決定され、次にデータ情報を要求する子機の識別子を含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  9. 前記指示情報送信部は、送信指示情報を一斉に送信するとともに、前記複数の子機からのデータ情報の受信設定期間経過後、いずれかの子機から正常にデータ情報を受信しなかったならば、これら子機に対する再送信指示情報を一斉に送信し、
    前記複数の子機は、
    前記親機から前記送信指示情報または前記再送信指示情報を受信する指示情報受信部と、
    前記指示情報受信部が前記親機から前記送信指示情報または自身への前記再送信指示情報を受信したとき、前記親機からの前記送信指示情報または前記再送信指示情報に含まれる基準時刻から予め子機毎に設定された所定時間が経過後に、常にデータ情報を送信するデータ情報送信部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  10. 前記再送信指示情報は、
    再度データ情報の送信を要求する、少なくとも1台の子機の識別子情報を含み、
    前記複数の子機に一斉に送信される、
    ことを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 前記親機は、
    前記複数の子機のデータ情報をすべて受信するまで、前記再送信指示情報を繰り返し送信する、
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 前記再送信指示情報に、自機の識別情報が含まれなかった子機は、それぞれスリープモードに移行する、
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 前記複数の子機のそれぞれにはセンサが接続されており、
    前記複数の子機から前記親機に送信されるデータ情報は、前記センサの検出データである、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の無線通信装置。
JP2013223022A 2013-10-28 2013-10-28 無線通信装置 Active JP6161513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013223022A JP6161513B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013223022A JP6161513B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015088763A true JP2015088763A (ja) 2015-05-07
JP6161513B2 JP6161513B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=53051178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013223022A Active JP6161513B2 (ja) 2013-10-28 2013-10-28 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6161513B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019061872A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 日立化成株式会社 蓄電池状態監視システム及び蓄電池装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078119A (ja) * 1998-09-01 2000-03-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 再送制御情報の伝送方法
JP2004146980A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線パケット通信方法及び無線パケット通信装置
JP2005057355A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Mitsumi Electric Co Ltd 通信システム及び通信装置並びに通信方法
JP2005065085A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Mega Chips Corp 無線端末における共有データの同期方法および無線モジュール
JP2009282627A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Fuji Electric Systems Co Ltd 無線検針システム
JP2012015899A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム、無線基地局、無線端末局および無線通信方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000078119A (ja) * 1998-09-01 2000-03-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 再送制御情報の伝送方法
JP2004146980A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線パケット通信方法及び無線パケット通信装置
JP2005057355A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Mitsumi Electric Co Ltd 通信システム及び通信装置並びに通信方法
JP2005065085A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Mega Chips Corp 無線端末における共有データの同期方法および無線モジュール
JP2009282627A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Fuji Electric Systems Co Ltd 無線検針システム
JP2012015899A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム、無線基地局、無線端末局および無線通信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019061872A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 日立化成株式会社 蓄電池状態監視システム及び蓄電池装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6161513B2 (ja) 2017-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10560228B2 (en) Hybrid automatic repeat request (HARQ) in listen before talk systems
JP2020092440A5 (ja)
TWI404370B (zh) 通訊裝置
CN101790195B (zh) 一种多子帧联合调度数据传输方法
WO2012173433A3 (ko) 제어 정보를 전송하는 방법 및 이를 위한 장치
JP2016518749A (ja) 限定されたharqプロセスを伴う分散型ネットワークトポロジにおけるより多くの伝送機会を使用するための方法および装置
CN103248464A (zh) 上行数据传输方法和装置
CN101841399A (zh) 多基站协作接收网络中实现同步上行harq进程的方法和装置
RU2008142553A (ru) Способ и устройство для непрерывного приема соединенного терминала в системе мобильной связи
JP7381565B2 (ja) データ再送を制御するための方法およびユーザ機器
JP6161513B2 (ja) 無線通信装置
WO2011027400A1 (ja) 通信システム
WO2010105503A1 (zh) 中继通信方法及其系统和装置
JP2013005419A (ja) 通信システム、パケット送信装置及びプログラム
JP2016174211A (ja) 通信システム
WO2020088276A1 (zh) 混合自动重传的传输方法、装置、网络设备及终端
WO2017073465A1 (ja) 基地局装置、端末装置、通信方法及びプログラム
JP2016086240A (ja) 無線通信装置、無線通信プログラム及び無線通信システム
CN109600204B (zh) 一种数据传输方法及装置
JPH0983544A (ja) 無線通信システム
WO2016123971A1 (zh) 一种非连续接收能力的检测方法和终端、网络侧设备
JP2017011706A (ja) 通信システム、通信方法及び通信プログラム
CN102957521A (zh) 降低终端内共存干扰的drx下行数据传输方法、系统、终端及基站
WO2017073372A1 (ja) 基地局装置、端末装置、通信方法及びプログラム
US10171366B2 (en) Communication device and control method of communication device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160204

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6161513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250