JP2015085234A - 正浸透膜エレメント - Google Patents
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Abstract
【課題】正浸透膜への損傷を抑制した正浸透膜エレメントを提供する。
【解決手段】
本発明の正浸透膜エレメント2は、流路部材22と、流路部材22の両面に重ねられた正浸透膜21と、を備える。流路部材22は、加熱プレスされた、網状構造を有する樹脂製のシートである。流路部材22に形成される流路の水力直径は0.2〜1.0mmである。
【選択図】図5
【解決手段】
本発明の正浸透膜エレメント2は、流路部材22と、流路部材22の両面に重ねられた正浸透膜21と、を備える。流路部材22は、加熱プレスされた、網状構造を有する樹脂製のシートである。流路部材22に形成される流路の水力直径は0.2〜1.0mmである。
【選択図】図5
Description
本発明は、正浸透膜エレメントに関する。
従来、排水処理、海水淡水化及び浸透圧発電などに正浸透現象を利用した技術が知られている。例えば、海水淡水化において、海水淡水化の工程で濃縮された濃縮海水を希釈するために正浸透膜を利用する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、海水淡水化装置で逆浸透圧を利用して海水を淡水化する際に同時に生成された濃縮海水に、これよりも濃度の薄い海水又は淡水などの希釈水を、半透膜を介して浸透させ、その正浸透圧エネルギーで濃縮海水側の流量を増加させ、増加した流量で発電を行う技術(例えば、特許文献2参照)も知られている。そして、このような正浸透現象を利用した技術に用いられるスパイラル型正浸透膜エレメントが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3に記載されているように、スパイラル型正浸透膜エレメントは、正浸透膜の両面に浸透圧の異なる2つの流体が流され、浸透圧の高い流体を浸透圧の低い流体で希釈する。
特許文献3のスパイラル型正浸透膜エレメントは、2枚の正浸透膜の間に多孔性の流路部材が重ねられ、それらの周辺端がエポキシ樹脂などで接合された封筒状の膜リーフが、中心管に巻きつけられて構成されている。膜リーフの内部には、中心管に供給された流体が中心管の内部から出て中心管の内部の別の場所に戻るように流れる流路が形成されている。そして、この流路に流路部材が配置されている。
ところで、特許文献3に記載されているように、正浸透膜に流路部材が重ねられて正浸透膜エレメントが構成されると、この流路部材が正浸透膜と接触して正浸透膜が損傷するおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑み、正浸透膜の損傷を抑制した正浸透膜エレメントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
流路部材と、
前記流路部材に重ねられた正浸透膜と、を備え、
前記流路部材は、加熱プレスされた、網状構造を有する樹脂製のシートであり、
前記流路部材に形成される流路の水力直径が0.2〜1.0mmである、正浸透膜エレメントを提供する。
流路部材と、
前記流路部材に重ねられた正浸透膜と、を備え、
前記流路部材は、加熱プレスされた、網状構造を有する樹脂製のシートであり、
前記流路部材に形成される流路の水力直径が0.2〜1.0mmである、正浸透膜エレメントを提供する。
上記の構成によれば、流路部材が、前記流路部材は、加熱プレスされた、網状構造を有する樹脂製のシートであるので、流路部材が正浸透膜と接触して正浸透膜が損傷することが抑制される。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は本発明の一例に関するものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1に本実施形態に係る正浸透膜エレメント2を内蔵する正浸透膜モジュール1を示す。この正浸透膜モジュール1は、ベッセルと呼ばれる筒状の圧力容器9Aと、圧力容器9Aの内部に装填された正浸透膜エレメント2とを備えている。圧力容器9Aの両端には円盤状のキャップ9Bが取り付けられている。
一方(図1では左側)のキャップ9Bの中心には、中心供給管7Aが取り付けられている。また、周辺供給管8Aが、一方のキャップ9Bの中心からずれた位置に取り付けられている。
他方(図1では右側)のキャップ9Bの中心には、中心排出管7Bが取り付けられている。また、周辺排出管8Bが他方のキャップ9Bの中心からずれた位置に取り付けられている。
圧力容器9Aの内部に装填された複数の正浸透膜エレメント2は、隣り合う正浸透膜エレメント2の後述する中心管3同士が連結器6Bによって連結されることによって、直列に連結されている。一端(図1では左側)に位置する正浸透膜エレメント2は、連結器6Aによって中心供給管7Aと連結されている。また、他端(図1では右側)に位置する正浸透膜エレメント2は、連結器6Cによって中心排出管7Bと連結されている。
本実施形態の正浸透モジュール1には、濃縮されるべき第1流体と、第1流体の浸透圧よりも高い浸透圧を示す希釈されるべき第2流体とがそれぞれ供給される。本実施形態では、第1流体は、中心供給管7Aから中心排出管7Bへ向かって、連結された複数の正浸透膜エレメント2の内部を通って、圧力容器9Aを貫通するように流れる。第1流体は、正浸透膜エレメント2の内部を通ることで濃縮される。一方、第2流体は、周辺供給管8Aから圧力容器9Aの内部に供給される。圧力容器9Aの内部に供給された第2流体は、正浸透膜エレメント2を通って、周辺排出管8Bに向かって流れ、周辺排出管8Bから排出される。第2流体は、連結された複数の正浸透膜エレメント2を通ることで希釈される。
第1流体の流れと第2流体の流れとは、正浸透膜エレメント2の後述する正浸透膜21の両面を並行して流れている。第2流体の浸透圧は、第1流体の浸透圧よりも高いので、第1流体から第2流体へ向かって、浸透現象によって正浸透膜21を介して流体の移動が生じる。これに伴い、周辺排出管8Bから流出する流体の流量は、周辺供給管8Aへ供給された第2流体の流量よりも増加する。
例えば、第1流体としては淡水が用いられ、第2流体としては海水が用いられるが、第1流体及び第2流体は、これに限定されない。第1流体として通常の海水を用い、第2流体として通常の海水より塩分濃度が高い濃縮された海水を用いてもよい。つまり、第1流体と第2流体との間で浸透圧が異なっていればよい。なお、濃縮されるべき第1流体とは、第1流体の濃度が実際に濃縮されるものだけではなく、例えば淡水のように第1流体に溶質成分が実質的に含まれていないものを含む。
本実施形態においては、第2流体は所定圧力だけ加圧されて供給されている。例えば、第2流体の第1流体に対する浸透圧の約半分の圧力が第2流体に加えられて、第2流体が供給される。浸透圧が高い希釈されるべき流体を加圧して供給する操作は、PRO(Pressure Retarded Osmosis)と呼ばれている。第1流体と希釈されるべき第2流体の双方を加圧しないで供給する方法であってもよく、本発明ではこれらの方法を包含して「正浸透」と呼び、これらの用途で用いられる膜を「正浸透膜」という。
次に、図1及び図2を参照して正浸透膜エレメント2の構成について詳細に説明する。正浸透膜エレメント2は、中心管3と、中心管3の周りに巻き回された積層体20と、積層体20を取り囲む外装材40とを有している。また、端部材5が、積層体20を挟むように配置されて中心管3の両端に取り付けられている。外装材40は、両側の端部材5によって保持されている。端部材5は、中心管3に巻き回された積層体20がテレスコピック状に伸長することを防止する。また、端部材5の外周に形成された溝には断面がV字状又はU字状であるシール部材5Aが取り付けられており、端部材5と圧力容器9Aの内周面との間をシールしている。
端部材5には中心管3に嵌合する筒状の内周部51と、内周部51を離間しながら取り囲む、内周部51と同心に配置された筒状の外周部52とを備える。内周部51と外周部52とは連結部(不図示)で連結されている。内周部51の外周面と外周部52の内周面との間に流体が流通可能な連通路55が形成されている。本実施形態では、隣り合う正浸透膜エレメント2において、下流側の端部材5と上流側の端部材5が接しており、隣り合う端部材5の連通路55同士が連なっている。
図2(a)に示すように、中心管3には、一端に供給口33、他端に排出口34が形成されている。また、複数の連通孔37が中心管3の軸方向に並んで形成されている。本実施形態では、図2(b)に示すように、複数の連通孔37は、中心管3の軸方向に沿って形成された複数の連通孔37の2つの列が中心管3の管壁の周方向においてお互いに最も離れた位置となるように設けられている。
積層体20は、正浸透膜21によって形成された封筒状の膜リーフ23と、外側流路部材24とが交互に積層された構成を有している。膜リーフ23は、内側流路部材22の両面に正浸透膜21を重ねて形成されている。図2(b)に示すように、膜リーフ23は、膜リーフ23の内部が連通孔37を介して中心管3の内部に連通するように、中心管3の周りに巻き回されている。すなわち、正浸透膜エレメント2はスパイラル型の膜エレメントである。内側流路部材22は、例えば、網状構造を有する樹脂製のシートであり、第1流体を流すための流路20Aを形成する。内側流路部材22については後ほど詳細に説明する。外側流路部材24は、例えば、網状構造を有する樹脂製のシートであり、膜リーフ23同士の間に第2流体を流すための外側流路20Bを形成する。
例えば、1枚の連続したシート25が外側流路部材24を挟んで二つ折りにされることにより、2枚の正浸透膜21が形成される。膜リーフ23はそのように形成された正浸透膜21同士が内側流路部材22を挟んで三辺で接合されることにより得られる。この接合には接着剤が用いられる。また、例えば、内側流路部材22の1枚を延長させた延長部が中心管3に直接巻き付けられ、その両端部が接着剤で封止されることにより、中心管21の外周面に面する筒状流路20Cが形成される。なお、筒状流路20Cは必ずしも形成されている必要はない。
積層体20の構成は図2(a)及び図2(b)に示した構成に限られない。例えば連続したシートが蛇腹状に折り畳まれることにより、すべての正浸透膜21がつながっていてもよい。
正浸透膜21としては、例えば多孔性支持体上にスキン層を形成した複合膜を用いることができる。多孔性支持体は、例えば、エポキシ樹脂多孔質膜、ポリスルホン多孔質膜である。多孔性支持体としては、膜の厚み方向で孔径が大きく変化しない対称膜であり、かつ、自立性が高い、エポキシ樹脂多孔質膜を用いることが望ましい。正浸透膜21を透過する流体の流量を高める観点から、多孔性支持体は、厚みが小さく、空隙率が高く、曲路率が1に近いことが望ましい。
多孔性支持体上に形成するスキン層としては、多官能アミン成分と多官能酸ハライド成分とを重合してなるポリアミド系樹脂を含むスキン層を用いることができる。多官能アミン成分とは、2以上の反応性アミノ基を有する多官能アミンであり、芳香族、脂肪族、及び脂環式の多官能アミンが挙げられる。多官能酸ハライド成分とは、反応性カルボニル基を2個以上有する多官能酸ハライドである。多官能酸ハライドとしては、芳香族、脂肪族、及び脂環式の多官能酸ハライドが挙げられる。
ポリアミド系樹脂を含むスキン層をエポキシ樹脂多孔質膜の表面に形成する方法は特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、界面縮合法、相分離法、薄膜塗布法を用いることができる。一例としては、多官能アミン成分を有するアミン水溶液と、多官能酸ハライド成分を含有する有機溶液とを接触させることによりスキン層を形成し、そのスキン層をエポキシ樹脂多孔質膜上に載置することとすればよい。エポキシ樹脂多孔質膜上に形成したスキン層の厚さは特に制限されないが、通常0.05〜2μm程度であり、好ましくは、0.1〜1μmである。
正浸透膜21の厚さは特に制限されない。強度、実用的な透水性、及び塩阻止性の観点から、表面処理が行われてもよく、補強材が積層されてもよい。正浸透膜21の厚さは、例えば10〜250μmであり、好ましくは、10〜150μmである。
図3を参照して、中心管3の内部と膜リーフ23の内部の第1液体の流れを説明する。図3は、中心管3の内部及び膜リーフ23の内部での第1流体の流れを模式的に示す図である。簡略化のために、図3では、1つの膜リーフ23に注目して図示している。図3に示す通り、供給口33から排出口34に向かって中心管3の内部及び膜リーフ23の内部を第1流体が流れる。
膜リーフ23において、2枚の正浸透膜21同士の三辺を接合する上述した接着剤からなる接合部29によって空間が区画されている。この空間は、接合部29が形成されない辺からこれと対向する辺まで、膜リーフ23のほぼ中央で2枚の正浸透膜21同士を接合する例えば接着剤からなる接合部28によって区切られている。これにより、接合部28を挟んで、中心管3の軸方向に並んだ2つの内部流路26が形成されている。それぞれの内部流路26は、2枚の正浸透膜21同士を接合する例えば接着剤からなる接合部27によって上流側(図3の左側)と下流側(図3の右側)とに分かれている。この接合部27、接合部28、及び接合部29によって、内部流路26は第1開口26Aから第2開口26Bに向かってU字状に屈曲した流路として構成されている。1つの膜リーフ23の内部に2つの内部流路26が並列するように形成されており、それらの第1開口26A及び第2開口26Bは中心管3の軸方向に交互に並んでいる。
また、内側流路部材22が内部流路26の全域に広がっており、内側流路部材22は、2枚の正浸透膜21に挟まれて接合部27、接合部28、及び接合部29によって2枚の正浸透膜21と接合されている。また、膜リーフ23は、正浸透膜21の多孔性支持体が形成する面が内部流路26の内周面となっており、内側流路部材22と正浸透膜21の多孔質支持体とが対向している。
接合部27、接合部28、及び接合部29は中心管3の外周面に向かって延長されており、筒状流路20Cを分断している。これにより第1開口26Aと第2開口26Bとは互いに隔離されている。なお、筒状通路20Cが形成されていない場合も、接合部27、接合部28、及び接合部29が中心管3の外周面に向かって延長されることによって、第1開口26Aと第2開口26Bとは互いに隔離される。
上述した中心管3の軸方向に並んだ複数の連通孔37は、第1開口26Aと筒状流路20Cを介して連通した供給孔35と第2開口26Bと筒状流路20Cを介して連通した回収孔36とからなる。実際には、第1開口26A、第2開口26Bのそれぞれに複数の供給孔35、複数の回収孔36が連通しているが、図3では簡略化のため1つのみ図示している。このようにして、膜リーフ23の内部は連通孔37を介して中心管3の内部と連通している。
中心管3には、中心管3の軸方向に並んだ複数の内部流路26のそれぞれに対して、供給孔35と回収孔36との間で中心管3の内部を軸方向に仕切るように隔壁31が設けられている。
次に、図3を参照して中心管3の内部と内部流路26における、濃縮されるべき第1流体の流れを説明する。図3の矢印は、第1流体の流れを模式的に示す。正浸透膜モジュール1に供給された第1流体は、中心供給管7Aを介して、供給口33から中心管3の内部に流入する。中心管3の内部へ流入した第1流体は、供給孔35及び筒状流路20Cを介して第1開口26Aから内部流路26に入り、内部流路26を流れる。膜リーフ23の外部には周辺供給管8Aから供給された第2流体(希釈されるべき流体)が流れており、第1流体及び第2流体が正浸透膜21の両面を流れている。従って、内部流路26を流れる第1流体の一部は、浸透現象により正浸透膜21を介して膜リーフ23の外部へと移動する。そして、上流側の内部流路26から膜リーフ23の外部へ移動しなかった第1流体は、上流側の内部流路26の第2開口26Bを出て、筒状流路20C及び回収孔36を介して中心管3の内部に戻る。中心管3の内部に戻った第1流体は下流側の内部流路26を同様に流れる。下流側の内部流路26において膜リーフ23の外部へ移動しなかった第1流体は、中心管3に戻り、排出口34から流出する。
上記の実施形態において、濃縮されるべき第1流体を中心管3の内部及び膜リーフ23の内部に供給しているが、希釈されるべき第2流体を中心管3の内部及び膜リーフ23の内部に供給し、濃縮されるべき第1流体が膜リーフ23の外部を流れるように供給してもよい。この場合、中心排出管7Bから流出する流体の流量は、中心供給管7Aに供給された流体の流量よりも増加する。一方、周辺排出管8Bから流出する流体の流量は、周辺供給管8Aに供給された流体の流量よりも減少する。
正浸透膜エレメント2は、スパイラル型の膜エレメントに限られない。内側流路部材22と、内側流路部材22の両面側に重ねられた正浸透膜21とによって構成された膜ユニットを複数並べた平膜型の膜エレメントであってもよい。
上記の実施形態において、第1流体は、内側流路部材22に沿って内部流路26を流れる。また、第2流体は所定圧力(第2流体の第1流体に対する浸透圧の約半分の圧力)だけ加圧されて膜リーフ23の外部を流れている。これらに起因して、内側流路部材22が正浸透膜21と接触することがある。また、第2流体が加圧されないで供給される場合でも、正浸透膜モジュール1の運転開始時の多孔性支持体の空気を抜く場合や洗浄のために加圧して正浸透膜エレメント2に水を流す場合などに、内側流路部材22が正浸透膜と接触することがある。本実施形態では、正浸透膜21の多孔性支持体が内部流路26の内周面を形成している。内側流路部材22が内部流路26の内周面を形成する多孔性支持体と接触すると、正浸透膜21が陥没して、第2流体が内部流路26へ漏れ出すおそれがある。そこで、本実施形態では正浸透膜21への損傷を抑制するために、内側流路部材22が以下の構成を備えている。
内側流路部材22について詳細に説明する。図4は内側流路部材22の一部について図示したものである。図4に示すように、内側流路部材22は、網状構造を有する樹脂製のシートである。内側流路部材22は、同一方向に延びる第1フィラメント22Aと第1フィラメント22Aの延びる方向と交差する方向に延びる第2フィラメント22Bとが互いに融着された網状構造を有する。第1フィラメント22Aは内側流路部材22の一方の面側に配置され、第2フィラメント22Bは内側流路部材22の他方の面側に配置されている。内側流路部材22の第1フィラメント22A及び第2フィラメント22Bは、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等の樹脂から構成されている。
このような網状構造を有する樹脂製のシートは公知の融着法で成形することができる。例えば押出機のダイスの内外2つの円周上に配置した多数のノズル孔を逆方向に回転させながら、第1フィラメント22Aと第2フィラメント22Bとを押し出し、それらが交差する部分で第1フィラメント22Aと第2フィラメント22Bを互いに融着させて冷却槽に浸漬した後に引き上げることにより内側流路部材22用の網状構造を有する樹脂製のシートを得ることができる。第1フィラメント22Aと第2フィラメント22Bとの交差部で両者のノズル孔が重ならないようにノズル孔を配置しておき、押し出された第1フィラメント22Aと第2フィラメント22Bとを適度な融着が起こる時期に融着させるように、第1フィラメント22Aと第2フィラメント22Bの押出を行う。
上記のようにして成形された網状構造を有する樹脂製のシートの両面が加熱プレス処理される。図5(b)は、加熱プレス処理がされる前の内側流路部材22用の網状構造を有する樹脂製のシートの断面を模式的に示したものである。図5(b)に示されているように、第1フィラメント22Aの内側流路部材22の厚み方向の端は、第1フィラメント22Aの長さ方向に対して凹部と凸部が交互に並ぶように延びている。この第1フィラメント22Aの凹凸部は、第1フィラメント22Aの押出に起因して形成される。また、第2フィラメント22Bの内側流路部材22の厚み方向の端は、第1フィラメント22Bの長さ方向に対して凹部と凸部が交互に並ぶように延びている。第1フィラメント22A又は第2フィラメント22Bに凹凸部を有する樹脂製のシートを内側流路部材22として用いると、第1フィラメント22A又は第2フィラメント22Bの凸部が内部流路26の内周面を形成する正浸透膜21と接触して正浸透膜21を損傷させてしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、成形後の、網状構造を有する樹脂製のシートの両面を加熱プレス処理することにより第1フィラメント22A又は第2フィラメント22Bの凹凸部が平坦化された内側流路部材22を用いる。
本実施形態の網状構造を有する樹脂製のシートに対する加熱プレスとしては様々な手法を用いることができる。例えば、カレンダー機械において、上記の網状構造を有する樹脂製のシートが、表面が平滑な加熱された2本のローラーで押圧されながら2本のローラーの間を通されることによって、上記の網状構造を有する樹脂製のシートが加熱プレス処理される。図5(a)は、成形後の、網状構造を有する樹脂製のシートが加熱プレスされて得られた内側流路部材22の断面を模式的に示したものである。図5(a)に示されているように、内側流路部材22が水平面に置かれた場合に、加熱プレスされた側の第1フィラメント22Aの端は、第1フィラメント22Aの長さ方向に実質的に平坦に延びている。換言すると、内側流路部材22が水平面に置かれた場合に、第2フィラメント22Bと融着された側から内側流路部材22の厚み方向に関して最も離れた第1フィラメント22Aの端は、第1フィラメント22Aの長さ方向に実質的に平坦に延びている。加熱プレス後の第2フィラメント22Bの断面は、加熱プレス前の第2フィラメント22Bの断面に比べてより偏平になっている。また、内側流路部材22が水平面に置かれた場合に、第1フィラメント22Aと融着された側から内側流路部材22の厚み方向に関して最も離れた第2フィラメント22Bの端は、第2フィラメント22Bの長さ方向に実質的に平坦に延びている。このように内側流路部材22が構成されることで、内側流路部材22の第1フィラメント22A又は第2フィラメント22Bの凸部が内部流路26の内周面を形成する正浸透膜21と接触することが防止される。また、内側流路部材22が内部流路26の内周面を形成する正浸透膜21と比較的広い面積で接触するようになる。この結果、正浸透膜21の損傷が抑制される。
内側流路部材22を構成する、網状構造を有する樹脂製のシートは、必ずしも上記の融着法によって形成された樹脂製のシートでなくてもよい。例えば、織物ネットやトリコット型の、網状構造を有する樹脂製のシートであってもよい。この場合でも、網状構造を有する樹脂製のシートに加熱プレスが施されることによって、網状構造の表面が平坦となり、正浸透膜21の損傷が抑制される。
図5(a)に示す通り、第2フィラメント22B同士の間には流路が形成されている。同様に、第1フィラメント22A同士の間にも流路が形成されている。第1フィラメント22A又は第2フィラメント22Bの内側流路部材22の厚さ方向の幅をaとする。また、隣接する第1フィラメント22A同士の距離又は隣接する第2フィラメント22B同士の距離(第1フィラメント22A同士が最も近接する箇所又は第2フィラメント22B同士が最も近接する箇所の距離)をbとする。隣接する第1フィラメント22A同士の間又は隣接する第2フィラメント22B同士の間に形成される流路の断面は、高さa、幅bの矩形と近似できる。このような断面を有する流路の水力直径Dhは、以下の式で定義される。
Dh=4ab/(2a+2b)
Dh=4ab/(2a+2b)
上記の水力直径Dhは、内側流路部材22を流れる流体の流れの圧力損失と関連する。本実施形態においては、圧力損失低減の観点から水力直径Dhが0.2mm以上であることが望ましい。水力直径Dhが0.2mm以上を確保する観点から、内側流路部材22の厚みは100μm以上が望ましく、300μm以上がより望ましい。内側流路部材22の厚みが大きすぎると、正浸透膜エレメントの中に充填できる正浸透膜の量が減ってしまう。この観点から、内側流路部材22の厚みは1000μm以下が望ましい。水力直径が大きすぎると、内側流路部材22の厚みが大きくなりすぎてしまう。そこで、水力直径Dhは1mm以下であることが望ましい。すなわち、内側流路部材22に形成された流路の水力直径Dhは、0.2mm〜1mmであることが望ましい。
希釈されるべき第2流体を中心管3の内部及び膜リーフ23の内部に供給し、濃縮されるべき第1流体を膜リーフ23の外側を流れるように供給する場合、外側流路部材24が上記の内側流路部材22と同様に構成されている。すなわち、外側流路部材24は、加熱プレスされた、網状構造を有する樹脂製のシートである。この場合、内側流路部材22は加熱プレスされていなくてもよい。
2 正浸透膜エレメント
3 中心管
21 正浸透膜
22 内側流路部材
24 外側流路部材
23 膜リーフ
37 連通孔
3 中心管
21 正浸透膜
22 内側流路部材
24 外側流路部材
23 膜リーフ
37 連通孔
Claims (2)
- 流路部材と、
前記流路部材に重ねられた正浸透膜と、を備え、
前記流路部材は、加熱プレスされた、網状構造を有する樹脂製のシートであり、
前記流路部材に形成される流路の水力直径が0.2〜1.0mmである、正浸透膜エレメント。 - 軸方向に沿って複数の連通孔が形成された中心管と、
前記正浸透膜によって封筒状に形成された膜リーフと、をさらに備え、
前記膜リーフは、前記膜リーフの内部が前記連通孔を介して前記中心管の内部に連通するように、前記中心管の周りに巻き回されている、請求項1に記載の正浸透膜エレメント。
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