JP2015066304A - マッサージ装置 - Google Patents

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諒子 末次
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諒子 末次
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Abstract

【課題】装置本体部における操作部の位置を適切なものとして、操作を行いやすくし、装置の使い勝手を向上させられるマッサージ装置を提供する。【解決手段】マッサージ対象箇所を押す押圧手段を一又は複数有してマッサージ対象箇所を含む手の所定範囲を取り囲むように装着される柔軟な押圧部と、当該押圧部の押圧手段を作動させる装置本体部とを一体的に結合したマッサージ装置において、前記装置本体部に使用者の操作を受け付ける操作面を設け、操作面の反対面を載置面としたことで、装置本体部15を安定させた状態で操作部15aに対する操作が行え、操作性を向上させて常に適切に操作できる。【選択図】図1

Description

本発明は、マッサージ用の押圧手段を有する押圧部をマッサージ対象箇所の周りを取り囲むように配設して、押圧手段を作動させて用いるマッサージ装置に関する。
上肢(腕、手)や下肢(脚、足)をマッサージする機器は、多種多様なものが用いられているが、一般の使用者が簡便に用いることができるものとして、エアバッグを配置した帯状体をマッサージしたい箇所のある上肢あるいは下肢の周りに巻回して装着し、エアバッグに空気を給排する機構を作動させてエアバッグを膨縮させ、エアバッグによりマッサージ対象箇所を押圧、圧迫してマッサージを行う装置が広く用いられている。
こうしたマッサージ装置は、以前は、エアバッグのある帯状部と、空気の給排機構や操作部分のある装置本体部とが分離される一方、帯状部と装置本体部とをホース等で接続し、このホース等を通じて空気をやり取りする構造とされるのが一般的であった。しかしながら、近年、帯状部と装置本体部とが一体化された形態のものが用いられるようになっている。そうした従来のマッサージ装置の例として、特開2000−254187号公報や、特表2003−500167号公報に示されるものがある。
特開2000−254187号公報 特表2003−500167号公報
従来のマッサージ装置は前記各特許文献に示される構成となっており、エアバッグのある帯状部と、操作部分等のある装置本体部とが一体化された構造を採用していることから、使用者は操作の際に離れた位置にある操作部分に手を伸ばして操作を行うようなこともなくなり、体のそばの操作部分に対し手間をかけず容易に操作を行える。また、帯状部と装置本体部とを接続するホース等を減らすことができ、使用の際にホース等が邪魔になりにくく、装置の取り扱い性の点でも分離構造と比べて大きく向上したものとなっている。
しかしながら、前記特許文献1のように、装置本体部における操作部分のある面が、脚に巻回される帯状部の表面から一様に離れて、装着状態で脚表面と略平行をなす配置となるような場合、操作部分に対する使用者の操作が、脚など体のある側に向けて操作部分のスイッチ等を操作するようになることから、操作部分が安定しにくく、操作性がよくないという課題を有していた。
また、前記特許文献2のように、手袋状マッサージ器の手の甲側に装置本体部が設けられているものも存在するが上記特許文献1と同様に操作部分が安定しにくく、操作性がよくないという課題を有していた。
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、装置本体部における操作部の位置を適切なものとして、特に袋状の手用マッサージ装置の操作を行いやすくし、装置の使い勝手を向上させることを目的とする。
本発明の開示に係るマッサージ装置は、マッサージ対象箇所を押す押圧手段を一又は複数有してマッサージ対象箇所を含む手又は足の所定範囲を取り囲むように装着される柔軟な押圧部と、当該押圧部の押圧手段を作動させる装置本体部とを一体的に結合したマッサージ装置において、前記装置本体部に使用者の操作を受け付ける操作面を設け、操作面の反対面を載置面としたものである。
このように本発明の開示によれば、押圧部がマッサージ対象箇所を含む手又は足の所定範囲を取り囲んで押圧手段でのマッサージを可能とする状態で、押圧手段を作動させる装置本体部が、安定的に載置され、使用者が操作部を操作する際に、使用者が操作部を見ながら確実に操作できると共に、操作部を操作する力が手又は足のある側に向かわないことで、操作性を向上させて常に適切に操作できる。
また、本発明の開示に係るマッサージ装置は必要に応じて、前記装置本体部が略箱状の外形を有し、操作面と載置面に略直交する面を前記押圧手段の取付面としたことを特徴とする。
このように本発明の開示によれば、コンパクト性を保ちつつも、装置本体部と押圧部が位置的に分離するので操作面と押圧部の距離がとれ操作性に優れる。
また、本発明の開示に係るマッサージ装置は必要に応じて、前記押圧手段が、エアバッグであり、前記装置本体部が、前記エアバッグへの空気給排機構を内蔵し、当該空気給排機構を押圧部のエアバッグに空気流通可能に直結されてなるものである。
このように本発明の開示によれば、押圧部の押圧手段としてエアバッグを配設し、装置本体部に内蔵される空気給排機構でエアバッグを膨縮させ、マッサージ対象箇所を押圧可能とすることにより、押圧部を軽量で嵩張らない構造にでき、特に使用していない場合は空気の排出でコンパクト化でき、取り扱い性に優れる。また、装置本体部の空気給排機構とエアバッグを直結することでホース等を介在させずに済み、構造の簡略化と部品点数の削減が図れる。
本発明の第1の実施形態に係るマッサージ装置の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ装置のエアバッグの配置斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ装置におけるエアバッグの正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ装置の装置本体部のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ装置における給気系統図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ装置の給排気状態説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ装置の給排気状態説明図である。 本発明に係るマッサージ装置の他の実施例を示す外観図である。 本発明の第2の実施形態に係るマッサージ装置の押圧部の脚への巻回状態説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るマッサージ装置の押圧状態の継続状況説明図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態に係るマッサージ装置を前記図1ないし図5に基づいて説明する。本実施形態においては、マッサージ対象として手を取り囲むように押圧手段が形成されるが、挿入口から挿入可能な体の部位であれば、例えば足もマッサージ対象となり得る。
各図において本実施形態に係るマッサージ装置は、マッサージ対象の手の各部を押す押圧手段としてのエアバッグ22、23を複数配設される押圧部2と、この押圧部2のエアバッグ22、23を作動させる装置本体部1とを一体的に結合する構成である。装置本体部1の上面は操作部6を有す操作面4となり、反対面が載置面5となる。なお、一体的に結合とは、本実施形態で示すような装置本体部1が押圧部2の外側に隣接するものだけでなく、図8にて示すような装置本体部11が押圧部21内に位置するようなものも含む。
上記操作面4と載置面5に略直交する面が押圧部内側に向かって位置している。本実施形態ではこの面をエアバッグ22、23の取付面7としており、具体的構成は後述する。
押圧部2は手10を取り囲むものであり、布、不織布、ゴム、軟質樹脂などからなる柔軟性を有する素材からなっており、内部に上記エアバッグ22、23を内蔵している。押圧部2の一端側に手の挿入口3を有す袋状に形成されている。なお、押圧部2は本実施形態のような袋状以外に、手袋状、筒状、帯状等が考えられ、両端に挿入口を設けることも出来る。
両端に手の挿入口があると、右手、左手のいずれの施療であっても挿入方向を変えることで操作に際し手をクロスさせることがなくなる。
また、マッサージ対象箇所を押す押圧手段としては、空気の給排により膨縮するエアバッグに限らず、他の押圧手段を用いることができる。
例えば、機械的に締め付ける機構や熱を加えると変形する形状記憶合金等を用いることが考えられる。
前記押圧部2は、複数のエアバッグ22、23を有して、挿入口3から挿入された手10を取り囲むような袋状とされる構成である。この状態で、押圧部2は各エアバッグ22、23により、マッサージ対象箇所を押してマッサージを行える仕組みである。
エアバッグ22、23は、押圧部2が手10を取り囲んだ状態で、手の甲と掌をそれぞれ押圧可能に配設されると共に、手の指を手の甲側と掌側からそれぞれ押圧可能に配設され、手の甲側と掌側から手を取り囲むように複数配設される。
手の甲と掌の各外側に位置することとなる第一のエアバッグ22は、甲側エアバッグ部22aと、掌側エアバッグ部22bと、これらを連通させると共に装置本体部1の給排機構と連通する中間流路部22cとを備える構成である。中間流路部22cを介して連通する甲側と掌側のエアバッグ部22a、22bは、同時に膨縮して同じタイミングで手の甲と掌のマッサージ対象箇所を押すこととなり、手を周囲から締めるような押圧刺激を与えることができる。
手の甲側エアバッグ部22aは、横方向の中間部に溶着や縫製による仕切り部22fが形成されて、仕切り部を挟む両側で分かれて膨張が生じることで、手の甲に沿って広がった膨張形態を得ることができ、より適切で違和感なく心地よい押圧刺激を与えられる。こうした第一のエアバッグ22の各エアバッグ部22a、22b、特に、掌側エアバッグ部22bには、膨張時に手に与える刺激を強化するための突起部22dを設けるようにしてもよい。突起部22dは仕切り部22fが形成される位置に合わせて設け、仕切り部を挟む両側で分かれて膨張しやすくすることが押圧力のバランス的に望ましい。
手の指の外側に位置することとなる第二のエアバッグ23は、甲側エアバッグ部23aと、掌側エアバッグ部23bと、これらを連通させると共に装置本体部1の給排機構と連通する中間流路部23cとを備える構成である。第一のエアバッグ22と第二のエアバッグ23のいずれも、甲側エアバッグ部と掌側エアバッグ部との間に中間流路部が配置される形状とされる。
押圧部2が手10を取り囲んだ状態で、第一のエアバッグ22と第二のエアバッグ23は一部重なり、重なり部分で第一のエアバッグ22がより手に近い内側に位置することとなる。
各エアバッグの中間流路部22c、23cは、装置本体部1と重なる配置とされ、装置本体部1の空気給排機構とそれぞれ孔部22e、23eを介して空気流通可能に直接接続されており、各エアバッグ22、23はその給排気系統を別々のものとされ、互いに独立して膨縮可能とされる仕組みである。
押圧手段としての第一のエアバッグ22及び第二のエアバッグ23は、エアバッグごとに電磁弁17a、17bを介してポンプ部16と接続される。
電磁弁17a、17bは、前記第1の実施形態同様、制御部18による制御に応じて、ポンプ部16からエアバッグへの給気を行える状態と、エアバッグの空気を外部に排気させる状態と、エアバッグの内部圧力を維持できる状態、の三つの状態を切替可能とする公知の三方弁であり、詳細な説明を省略する。
これらポンプ部16と電磁弁17a、17bが、各エアバッグの空気給排機構をなし、制御部18が、ポンプ部16を作動させると共に、電磁弁17a、17bの連通状態を調整制御することで、所望のエアバッグについて給気、排気、又は圧力維持を図り、エアバッグを膨張、収縮させ、又は所定の膨張状態で維持できる仕組みである。エアバッグの膨張時には手のエアバッグ内側に位置する部分に対する押圧力を発生させる一方、収縮時には押圧が解除されることで、各エアバッグ位置で変化に富んだマッサージ効果を与えることができる。
なお、押圧部20に設けられるエアバッグの数は前記二組に限られるものではなく、使用態様に応じて適宜設定できる。また、エアバッグの配置も、二つのエアバッグ部が一部重なるようにした配置に限らず、エアバッグを重ねずに複数並べたり、各エアバッグの形状や大きさを手のマッサージ対象箇所の性質に応じて大きく異ならせ、押圧部においてエアバッグの形状や大きさに応じて並べた配置にする構成とすることもできる。
前記装置本体部1は、ポンプ部16と、電磁弁17a、17bと、制御部18と、電池19とを備え、これらを一まとまりのユニットとして一つの筐体に内蔵する構造とされる。そして、装置本体部1は、互いに略直交する複数の面のある略箱状の外形を有し、所定の面を取付面7として押圧部2に一体に取り付けられるものである。
この装置本体部1は、前記取付面7と略直交する操作面4を有し、この操作面4に使用者の操作を受け付ける操作部6を設けられる構成である。この操作部6は操作可能に外部に露出する状態とされる。
この装置本体部1は、載置面5を下にして机に載置した場合にその上方に操作面があり、側面が押圧手段(エアバッグ)の取付面となることから、押圧部2に手10が挿入された状態で手10の側方に操作部6が上方に向いた状態となる。
そして上方に向いた操作部を操作する際には装置本体部1が床に載置された状態となっている。
こうして、操作部6を使用者の取り扱いやすい上向きに配置できることから、使用者が操作部6を操作する際に、使用者が操作部6を見ながら確実に操作できると共に、操作部6を操作する力が手のある側に向かわないことで、装置本体部1を安定させ、且つ手に違和感を与えない状態で操作部6に対する操作が行える。特に、マッサージ装置2が机やテーブル等の上に置かれて、装置本体部1が机等の上面に接して支持される場合には、装置本体部1を安定させた状態で操作部25aに対する操作が行え、且つ操作する力を確実に操作部側に与えられるなど、操作性を向上させられる。
特に押圧部の押圧手段としてエアバッグを配設した場合、装置本体部1に内蔵される空気給排機構でエアバッグを膨縮させ、マッサージ対象箇所を押圧可能とすることにより、押圧部を軽量で嵩張らない構造にでき、特に使用していない場合は空気の排出でコンパクト化でき、取り扱い性に優れる。また、装置本体部1の空気給排機構とエアバッグを直結することでホース等を介在させずに済み、構造の簡略化と部品点数の削減が図れる。
前記装置本体部1は、前記押圧部のエアバッグを作動させるポンプ部16や電磁弁17a、17bその他の電源として、電池19を交換可能に内蔵する。
こうして電源となる電池19が装置本体部1に内蔵されて、外部から給排機構その他を作動させるための電力を導入せずに済むようにしていることから、使用にあたって装置本体部1と外部の電源とをケーブル等で接続する作業を行わずに済み、使用者の煩わしさを解消できる。また、装置本体部1と電源等とを接続するケーブル等の部品を省略でき、使用の際に使用者がこうしたケーブル等による拘束を受けずに済み、取り扱いの自由度を高められる。電池としては、活物質が電池内に保持される一般的な乾電池(マンガン電池、アルカリ電池)や二次電池(ニッケル水素電池、リチウムイオン電池)の他、活物質を補充可能な燃料電池のうち小型のものを用いることもできる。
前記制御部18は、空気給排機構をなすポンプ部16、電磁弁17a、17bに対し、あらかじめ記録設定されたマッサージの内容の情報に基づいて、適切なマッサージの実行のための制御を行うものである。
この制御部18は、そのハードウェア構成として、CPUやメモリ、入出力インターフェース等を備えるコンピュータとなっており、メモリ等に格納されるプログラムにより、コンピュータを制御部18として動作させる仕組みである。この制御部18をなすコンピュータは、CPUやメモリ、ROM等を一体的に形成されたマイクロコンピュータとされており、装置本体部1に問題なく内蔵可能とされる。
次に、本実施形態に係るマッサージ装置の使用者の手へのマッサージ状態について図6、図7に基いて説明する。前提として、マッサージ装置の押圧部2に使用者の手10を挿入して装着し、エアバッグ22、23のうち第一のエアバッグ22が手の甲と掌の各外側に位置すると共に、第二のエアバッグ23が手の指の外側に位置し、また、装置本体部1は操作部6を上方に向けて手の側方に位置しており、さらに、電池19からの電力供給が正常になされて、制御部18の制御によりポンプ部16及び電磁弁17a、17bが適切に作動可能な状態となっているものとする。
使用者の装置本体部1の操作部6への操作で電源が入とされ、さらに使用者によりマッサージモード等の指示が入力操作されると、制御部18が作動制御を開始し、制御部18は空気給排機構としてのポンプ部16及び電磁弁17a、17bに対し制御指令を送出して、これらを作動させ、第一のエアバッグ22と、第二のエアバッグ23をそれぞれ膨縮させることとなる。
図6(a)に示すようにエアバッグ22、23全てを一様に膨張させる場合、制御部18は、空気給排機構としてのポンプ部16及び電磁弁17a、17bに対し制御指令を送出して、第一のエアバッグ22と、第二のエアバッグ23の両方に対し、所定時間給気を行い、各エアバッグをそれぞれ膨張させて、手の甲及び掌、手の指を押圧する。
こうして二つのエアバッグ22、23を膨張させることで、手全体を一様に締めるように押圧することができる。特に、二つのエアバッグ22、23の間はデッドスペースとなって押圧が弱くなりやすいが、重ねることで押圧力を向上させている。特に本実施形態では、この重なり部分を手の指の付け根部分に対応させて十分な押圧刺激を与えることができる。
所定時間経過後、制御部18は、空気給排機構に対し給気停止、圧力保持の制御指令を送出して、各エアバッグ22、23への給気を停止する一方、排気はまだ行わないようにして、各エアバッグの膨張状態をさらに所定時間保持する。この後、制御部18は、空気給排機構に対し新たな制御指令を送出し、排気状態に移行させて、所定時間にわたる排気で各エアバッグを収縮させる。以上の一連の膨縮過程を、必要に応じて複数回繰り返すようにすることもできる。
この他、二つのエアバッグ22、23の膨張タイミングをずらす場合、例えば、図6(b)に示すように第二のエアバッグ23を膨張させた後、第一のエアバッグ22を膨張させる場合には、制御部18は、空気給排機構としてのポンプ部16及び電磁弁17a、17bに対し制御指令を送出して、第二のエアバッグ23のみに対し、所定時間給気を行い、エアバッグ23を膨張させて、手の指を手の甲側と掌側からそれぞれ押圧する。(図7(a)参照)
所定時間経過後、制御部18は、新たな制御指令を送出し、第二のエアバッグ23に対しては給気停止、圧力保持としてエアバッグ23による押圧状態を維持したまま、さらに、第一のエアバッグ22に対し、所定時間給気を行い、第一のエアバッグ22を膨張させて、新たに手の甲及び掌を押圧する。この時、第一のエアバッグ22は第二のエアバッグ23より内周側に位置し、一部重なっているので、第二のエアバッグ23は第一のエアバッグ22の膨張につられ盛り上がることになる。(図7(b)参照)
こうして二つのエアバッグ22、23を時間をずらして膨張させることで、手全体を締めるのに指側から締めていくようにするなどの変化を与えることができる。(図7参照)
所定時間経過後、制御部18は、空気給排機構に対し給気停止、圧力保持の制御指令を送出して、各エアバッグ22、23への給気を停止する一方、排気はまだ行わないようにして、各エアバッグの膨張状態をさらに所定時間保持する。この後、制御部18は、空気給排機構に対し新たに制御指令を送出し、排気状態に移行させて、所定時間にわたる排気で各エアバッグを収縮させる。以上の一連の膨縮過程を、必要に応じて複数回繰り返すようにすることもできる。
このように、本実施形態に係るマッサージ装置は、手10を取り囲む押圧部2のエアバッグ22、23が、手の甲と掌の各外側に位置すると共に、手の指の外側にこれを押圧可能に位置し、且つ、手の甲と掌の各外側の第一のエアバッグ22と手の指の外側の第二のエアバッグ23とが給排気系統を別にされ、空気の給排で、第一のエアバッグ22と第二のエアバッグ23とが、同時、又はタイミングをずらして、それぞれ所定の強さで手各部を押圧することから、エアバッグ22で手の甲と掌を締め付けるように押圧する状態と、エアバッグ23で指を締め付けるように押圧する状態とを適宜組み合わせて、手の甲と掌を締め付けるように押圧するマッサージや、手全体を周囲から一様に締め付けるように押圧するマッサージ、手の甲と掌に対する周囲からの押圧と指に対する周囲からの押圧とが、所定の時間差をおいて加わったり、押圧の強さを異ならせて加わるマッサージ等をそれぞれ実行でき、手各部を適切に押圧して所望のマッサージ効果を与えることができる。
(本発明の第2の実施形態)
前記の実施形態に係るマッサージ装置においては、マッサージ対象箇所を押す押圧手段として、空気の給排により膨縮するエアバッグを用いる構成としているが、これに限らず、他の押圧手段を用いることができ、例えば、熱を加えると変形する形状記憶合金等を用いることができる。特に、第5の実施形態として、図9に示すように、マッサージ対象箇所を含む上肢又は下肢、例えば、脚70の所定範囲を取り囲むように巻回される帯状の押圧部40に設けられた形状記憶合金41が、通常の温度では巻回する上肢又は下肢の表面部分に沿わない形状とされ、巻回状態では押圧部40による締め付けで弾性変形し、その反力で上肢又は下肢を締めるようにされる一方、熱を加えると変形して上肢又は下肢の表面部分に沿う形状となり、通常の温度の場合のような反力が消失して、上肢又は下肢を締めない状態となるものであるようにすれば、押圧手段として上肢又は下肢を締めて押圧する際に、加熱する必要がなく、上肢又は下肢を締めて押圧する時間を長く設定する場合に、これに合わせて形状記憶合金の加熱期間を長くするようなことは必要なくなり、加熱に要するエネルギーを削減できる。
この場合、形状記憶合金41を通電加熱等により加熱可能とすると共に、形状記憶合金41を保温状態として熱が外部に逃げにくい構造とすれば、形状記憶合金41を加熱して上肢又は下肢を締めない状態に移行させた後、加熱を停止してから放熱により形状記憶合金41が常温に戻り、上肢又は下肢を押圧する状態となるまでの時間をさらに長くすることができる。
このため、マッサージ装置の押圧手段として、前記形状記憶合金41を用いるようにすると、形状記憶合金41の加熱停止で得られる所定の押圧状態を所定時間継続した後、制御部の制御で形状記憶合金41が押圧を行わないように形状記憶合金41を短時間加熱し、加熱停止後の保温された形状記憶合金41が自然放熱で上肢又は下肢を押圧する状態となるまでの時間は十分長いことから、この押圧状態となるまでの時間を、加熱のための機構をほぼ作動させない休止期間とすることができ、前記押圧状態が加熱等の制御を行わないことで無理なく長い時間継続させられることと合わせて、休止期間を挟んで長めの押圧を繰り返し実行して長時間に及ぶマッサージのモード(一種の長時間モード)を、投入するエネルギーを抑えつつ実現できることとなる(図10参照)。
1 装置本体部
2 押圧部
6 操作部
22 第一のエアバッグ
23 第二のエアバッグ
22a、23a 甲側エアバッグ部
22b、23b 掌側エアバッグ部
22c、23c 中間流路部
22d 突起部

Claims (3)

  1. マッサージ対象箇所を押す押圧手段を一又は複数有してマッサージ対象箇所を含む手又は足の所定範囲を取り囲むように装着される柔軟な押圧部と、当該押圧部の押圧手段を作動させる装置本体部とを一体的に結合したマッサージ装置において、前記装置本体部に使用者の操作を受け付ける操作面を設け、操作面の反対面を載置面としたことを特徴とするマッサージ装置。
  2. 前記請求項1に記載のマッサージ装置において、
    前記装置本体部が略箱状の外形を有し、操作面と載置面に略直交する面を前記押圧手段の取付面としたことを特徴とするマッサージ装置。
  3. 前記請求項1又は2に記載のマッサージ装置において、
    前記押圧手段が、エアバッグであり、前記装置本体部が、前記エアバッグへの空気給排機構を内蔵し、当該空気給排機構を押圧部のエアバッグに空気流通可能に直結されてなることを特徴とするマッサージ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105997484A (zh) * 2016-06-07 2016-10-12 山东康泰实业有限公司 一种手部按摩装置

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