JP2015065036A - 照明制御システム - Google Patents

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透 中村
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百合子 上垣
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幹生 岩川
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Abstract

【課題】 所定の空間における色度を変更する時における違和感を低減することができる照明制御システム等を提供する。
【解決手段】
照明制御システムは、所定の空間における色度を変更する信号を入力する信号入力部6と、信号入力部6により信号が入力されたことに応じて照明部1を制御し、所定の空間における色度を、第1光環境の第1色度から第2光環境の第2色度に変更させる制御部2と、を有し、制御部2は、第1色度と第2色度との差の大きさに応じて、第1色度から第2色度に変更させる移行時間を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明制御システムに関する。
照明を制御して色度や照度を制御する技術としては、下記の特許文献1が知られている。
この特許文献1には、時間単位で光源の色度や照度を規定値内で変動制御することが記載されている。これにより、1日の日照変化に加え、季節による照度及び色度の変化を取り入れることで、快適な環境を実現するとしている。
特開2011−023339号公報
上述したように色度を制御する技術は、1日における光環境が変化するときに光源の色度や照度を制御するものである。したがって、この特許文献1の技術では、例えばユーザが色度を変更したい場合などのように瞬間的に色度を切り替えることを想定していない。
ユーザの目が任意の色度に順応しているときに瞬間的に色度を変更した場合に、ユーザにとっては、周囲が切り替わる色度間の補足に見えてしまう可能性がある。このため、色度を切り替えた時にユーザに不快な違和感を与える可能性がある。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、所定の空間における色度を変更する時における違和感を低減することができる照明制御システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る照明制御システムは、光源を制御する照明制御システムであって、所定の空間における色度を変更する信号を入力する信号入力手段と、前記信号入力手段により信号が入力されたことに応じて前記光源を制御し、所定の空間における色度を、第1光環境の第1色度から第2光環境の第2色度に変更させる制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1色度と前記第2色度との差の大きさに応じて、前記第1色度から前記第2色度に変更させる移行時間を変更することを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る照明制御システムは、上記第1の態様の照明制御システムであって、前記制御手段は、前記第1色度から前記第2色度まで変更する過程の色度を、二次元座標空間で色を表した色度図上において前記第1色度と前記第2色度とを繋ぐ直線上の色度となるように変化させることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る照明制御システムは、上記第1又は第2の態様の照明制御システムであって、前記第1光環境における所定の空間の明るさを第1明るさとし、前記第2光環境における所定の空間の明るさを第2明るさとし、前記制御手段は、前記第1明るさと前記第2明るさとの差の大きさに応じて、前記移行時間を変更することを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る照明制御システムは、上記第1乃至第3の態様の何れかの態様の照明制御システムであって、少なくとも年齢、人種、性別の1つを含むユーザの属性情報を取得するユーザ属性取得手段を備え、前記制御手段は、前記ユーザ属性取得手段により取得されたユーザの属性情報に応じて、前記移行時間を変更することを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る照明制御システムは、上記第1乃至第4の態様の何れかの態様の照明制御システムであって、前記信号入力手段は、前記所定の空間におけるユーザの有無を検出する人感センサであることを特徴とする。
本発明の第6の態様に係る照明制御システムは、上記第5の態様の照明制御システムであって、前記信号入力手段は、前記人感センサにより第1空間から第2空間にユーザが進入したことを検出し、前記制御手段は、前記第1空間の第3色度から第4色度に前記第2空間の色度を変更する場合に、前記第3色度と前記第4色度との差の大きさに応じて、前記第3色度から前記第4色度に変更させる移行時間を変更することを特徴とする。
本発明によれば、所定の空間における色度を変更する時における違和感を低減することができる。
本発明の実施形態として示す照明制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態として示す照明制御システムにおいて使用する色度図である。 本発明の実施形態として示す照明制御システムにおいて参照する色度差と移行時間との関係を示す移行時間テーブルである。 本発明の実施形態として示す照明制御システムにおいて、(a)は第1光環境を示し、(b)は第2光環境を示す。 本発明の実施形態として示す照明制御システムによって同じ部屋で光環境を変更する場合における、(a)は第1光環境を示し、(b)は第2光環境を示す。 本発明の実施形態として示す照明制御システムによって別の部屋で光環境を変更する場合における、(a)は第1光環境を示し、(b)は第2光環境を示す。 本発明の実施形態として示す照明制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態として示す照明制御システムによって複数の照明部を制御することを説明する図であり、(a)は廊下、(b)は暗い環境を示す。 本発明の実施形態として示す照明制御システムによってトンネル内の照明部を制御することを説明するための概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施形態として示す照明制御システムは、例えば図1に示すような機能的な各部を有する。この照明制御システムは、例えば部屋の天井に設けられるシーリングライトを制御するものである。なお、照明制御システムは、シーリングライトに限らず、各種の照明を制御可能である。
照明制御システムは、照明部1、制御部2、判断部3、照度センサ部4、色度センサ部5、及び、記憶部7を有する。さらに、照明制御システムは、信号入力部6を有していてもよい。
なお、照明部1、制御部2、判断部3、照度センサ部4、色度センサ部5、記憶部7、信号入力部6は、シーリングライト内に設けられていてもよい。さらに、照明部1のみがシーリングライト内に設けられ、他の各部は任意の場所に設けられていてもよい。すなわち、照明部1、制御部2、判断部3、照度センサ部4、色度センサ部5、記憶部7、信号入力部6の各部の設置箇所は限定しない。
照明部1は、少なくとも色度を含む照明物理量が調整可能な光源である。照明部1は、例えば所定の配列パターンによって配置された複数のLED発光素子等の光源によって構成される。この配列パターンは、例えば、異なる直径の円環に沿って複数のLEDを配置したものなどが考えられる。
照度センサ部4は、所定の空間の照度(明るさ)を検出する。照度センサ部4は、例えば、シーリングライトが設けられた部屋の床面を所定範囲として照度が検出可能なものである。この検出された照度は、所定の空間の明るさに相当する。
なお、照度センサ部4は、部屋の床面のみならず、壁面を検知対象としてもよい。さらに、照度センサ部4は、部屋の床面や壁面の一部を検知対象としてもよい。照度センサ部4によって検出された照度は判断部3に供給される。
色度センサ部5は、所定の空間の色度を検出する。色度センサ部5は、例えば、シーリングライトが設けられた部屋の床面を所定範囲として照度が検出可能なものである。色度センサ部5によって検出された色度は判断部3に供給される。
信号入力部6は、所定の空間における色度を変更する信号を入力する信号入力手段として機能する。この信号入力部6は、ユーザが操作する操作スイッチやリモートコントローラにより構成してもよい。例えば、操作スイッチやリモートコントローラは、所定の空間における光環境が選択可能となっている。この光環境としては、所定の空間における色度を少なくとも含む。また、光環境は、所定の空間の明るさを含んでもよい。
また、信号入力部6は、所定の空間におけるユーザの有無を検出する人感センサであってもよい。
記憶部7は、制御部2の制御に使用する各種の情報を記憶する。記憶部7は、図2に示した色度図、図3に示した移行時間テーブルを記憶している。この移行時間テーブルは、移行時間特性A,Bの複数を含んでいるが、単一であってもよい。記憶部7に記憶された移行時間特性のうち何れかの情報が、制御部2によって読み込まれる。なお、記憶部7は、少なくとも図3に示した移行時間テーブルを記憶していればよい。
図2に示した色度図は、所定の空間において取り得る色度を二次元座標空間で表したものである。この色度図は、CIExy色度図とも呼ばれる。この色度図において、通常の照明光として選択される色度は、図2中における照明光特性上から選択される。この照明光特性状において、点Aはタングステン電球の光(色度2865K、電球色)、点Bは太陽の光(白色)、点Cは青空からの光(色度6774K、白昼色)に相当する。
図3に示した移行時間テーブルは、色度差と移行時間との関係を表している。この移行時間テーブルは、所定の空間において変化する色度差が大きいほど、長い移行時間であることを表している。すなわち、色度差が小さい場合には移行時間はT1となる。色度差が大きい場合には移行時間はT2となる。この移行時間は、所定の空間における色度が変化するときに必要な時間である。この移行時間テーブルは、例えば照明制御システムの設計者等によって予め設定されている。
判断部3は、照度センサ部4、色度センサ部5、及び、信号入力部6と接続されている。判断部3は、信号入力部6から色度を変更する信号を入力する前の第1光環境を認識する。この第1光環境は、少なくとも色度センサ部5により検出された所定の空間における色度により特定される。判断部3は、信号入力部6により入力された信号に基づいて、所定の空間における第2光環境を判断する。この第2光環境は、所定の空間における色度により特定される。
制御部2は、信号入力部6により信号が入力されたことに応じて照明部1における光源を制御する。制御部2は、所定の空間における色度を、第1光環境の第1色度から第2光環境の第2色度に変更させる。制御部2は、第1色度、第2色度を判断部3から取得する。このとき、制御部2は、第1色度と第2色度との色度差の大きさに応じて、第1色度から第2色度に変更させる移行時間を変更する。
色度を変更するとき、制御部2は、記憶部7に記憶した移行時間テーブルを参照する。これにより、制御部2は、第1光環境から第2光環境への色度差が大きいほど、移行時間を長くする。すなわち、色度差が大きい場合には、制御部2は、色度をゆっくり変更させる。
具体的には、図4に示すように、所定の空間110における色度を、第1光環境の第1色度A1(図4(a))から第2光環境の第2色度A2(図4(b))に変更させるとする。このとき、判断部3は、照度センサ部4の信号から第1光環境の第1色度A1を判断し、さらに、信号入力部6の信号から第2光環境となる第2色度A2を判断する。
制御部2は、判断部3により判断された第1色度A1と第2色度A2との色度差から移行時間を判断する。制御部2は、判断した移行時間に亘って、第1色度A1から第2色度A2へと次第に所定の空間110における色度を制御する。
このように色度を変更するとき、制御部2は、第1色度から第2色度まで変更する過程の色度を、色度図を参照して決定することが望ましい。このとき、制御部2は、色度図上において第1色度と第2色度とを繋ぐ直線上の色度となるように変化させる。すなわち、制御部2は、図2に示すように、第1色度A1のピンク色(図5(a))から第2色度A2の昼白色(図5(b))に色度を変更する場合に、A1からA2までを直線で繋いだ各点の色度となるように次第に色度を変更する。なお、第1色度A1のピンク色は、例えば、照明部1の追加機能として、通常の照明光とは異なる光として選択されたものである。
更に、制御部2は、第1明るさB1と第2明るさB2との差の大きさに応じて、第1色度A1から第2色度A2への移行時間を変更してもよい。この第1明るさB1は、図4(a)に示すように、第1光環境における所定の空間110の明るさである。第2明るさB2は、図4(b)に示すように、第2光環境における所定の空間110の明るさである。
このために、判断部3は、信号入力部6から信号を入力する前の第1光環境としての第1明るさB1を認識する。この第1光環境における第1明るさB1は、照度センサ部4により検出された所定の空間における照度により特定される。判断部3は、信号入力部6により入力された信号に基づいて、所定の空間における第2光環境における第2明るさB2を判断する。
制御部2は、信号入力部6により信号が入力されたことに応じて照明部1における光源を制御する。制御部2は、所定の空間における明るさを、第1光環境の第1明るさB1から第2光環境の第2明るさB2に変更させる。このとき、制御部2は、第1明るさB1と第2明るさB2との差の大きさに応じて、第1色度から第2色度に変更させる移行時間を変更する。
色度を変更するとき、制御部2は、図2に示した記憶部7に記憶した移行時間テーブルを参照する。これにより、制御部2は、第1光環境から第2光環境への明るさの差が大きいほど、移行時間を長くする。すなわち、明るさの差が大きい場合には、制御部2は、色度をゆっくり変更させる。
さらに、照明制御システムは、ユーザ属性を利用して所定の空間における色度を制御することが望ましい。このために、照明制御システムは、少なくとも年齢、人種、性別の1つを含むユーザの属性情報を取得する(ユーザ属性取得手段)。このユーザ属性取得手段としては、ユーザの操作を受け付けることが挙げられる。このユーザの操作を受け付ける構成としては、照明部1に付属したリモコンや、壁スイッチ等が挙げられる。
照明制御システムは、ユーザ属性を取得すると、当該ユーザ属性に応じて、移行時間の特性を変更する。照明制御システムは、図3に示したように、例えばユーザ属性としての年齢層に対応づけて、移行時間特性A,Bを記憶している。例えば、ユーザの年齢が20−40代である場合には、移行時間特性Aに従って移行時間を変更する。一方、ユーザの年齢が50代以上である場合には、移行時間特性Bに従って移行時間を変更する。
これにより、ユーザが高齢者であるほど、移行時間を長くとする。照明制御システムによれば、ユーザが高齢者であると、ユーザが所定の空間における色度や明るさの変化の順応に時間がかかることを考慮して、色度をゆっくりと変更する。
さらに、年齢のみならず、人種、性別に応じて、色度の変化の順応にかかる時間が異なる。照明制御システムは、人種、性別に応じて、色度の変化の順応にかかる時間が長くなるほど、色度を変更する移行時間を長くする。
なお、ユーザ属性として年齢について説明したが、これに限らない。すなわち、年齢ではなく、人種又は性別であってもよい。人種、性別によって色度の変化に対して目の順応に時間がかかるほど、移行時間を長くする。さらに、ユーザ属性は、年齢、人種、性別を組み合わせて移行時間を設定してもよい。
以上のように、照明制御システムは、光源を制御する。この照明制御システムは、所定の空間における色度を変更する信号を入力する信号入力手段(6)を有する。さらに、照明制御システムは、信号入力手段により信号が入力されたことに応じて光源を制御し、所定の空間における色度を、第1光環境の第1色度から第2光環境の第2色度に変更させる制御手段(2)を有する。制御手段は、第1色度と第2色度との差の大きさに応じて、第1色度から第2色度に変更させる移行時間を変更する。
この照明制御システムによれば、第1色度と第2色度との差の大きさに応じて、第1色度から第2色度に変更させる移行時間を変更するので、瞬間的に所定の空間における色度が変更することを抑制できる。したがって、照明制御システムによれば、所定の空間における色度を変更する時におけるユーザの違和感を低減することができる。
より具体的には、ピンク色の光環境に色順応した状態から瞬間的に昼白色に変更すると、補色の緑色に見えてユーザに不快な違和感を与える。しかし、この照明制御システムによれば、色見えの点で不快な違和感を与えることを抑制しつつ、昼白色の光環境に移行できる。
また、この照明制御システムにおいて、制御手段は、第1色度から第2色度まで変更する過程の色度を、二次元座標空間で色を表した色度図上において第1色度と第2色度とを繋ぐ直線上の色度となるように変化させることができる。この照明制御システムによれば、色図上の別の経路に沿った色度となるよう変化する場合と比べて、ユーザに与える違和感をより少なくできる。
さらに、第1光環境における所定の空間の明るさを第1明るさとし、第2光環境における所定の空間の明るさを第2明るさとし、制御手段は、第1明るさと第2明るさとの差の大きさに応じて、色度の移行時間を変更することができる。これにより照明制御システムによれば、ユーザの違和感をさらに低減することができる。
さらに、照明制御システムは、少なくとも年齢、人種、性別の1つを含むユーザの属性情報を取得するユーザ属性取得手段を備えていてもよい。制御手段は、ユーザ属性取得手段により取得されたユーザの属性情報に応じて、移行時間を変更することができる。
この照明制御システムによれば、ユーザの属性によって色や明るさの順応時間が異なる場合であっても、ユーザ属性に対して適切な移行時間を設定できる。したがって、この照明制御システムによれば、例えば高齢者のように色度や明るさの変化の順応に時間がかかるユーザの場合には色度をゆっくりと変更できる。
さらに、この照明制御システムは、図6に示すように、第1光環境の空間111(部屋A)から第2光環境の空間112(部屋B)にユーザPが入室する時に、移動先の空間112における色度の移行時間を制御してもよい。
この照明制御システムは、例えば、図7に示すように、複数の照明部100、101を有する。照明部100は空間111に設けられる。照明部101は空間112に設けられる。
さらに、照明制御システムは、複数の照明部100、101に対応して、複数の色度センサ部5A、5Bを有する。色度センサ部5Aは空間111の色度を検出する。色度センサ部5Bは空間112の色度を検出する。
なお、照明制御システムは、各空間111、112に対応して、照度センサ部4A,4B、信号入力部6A,6Bを備えている。この実施形態において、信号入力部6A,6Bは人感センサにより構成されているとする。
図6(a)に示すように照明光Laによって色度がピンク色の空間111から、図6(b)のように照明光Lbによって色度が昼白色の空間112にユーザPが入室するとする。空間111の色度は色度センサ部5Aによって検出されている。また、空間112の色度は色度センサ部5Bによって検出されている。ユーザPが空間111から空間112に移動すると、この行動は、空間112の信号入力部6Bにより検出される。
制御部2は、信号入力部6A、6BによってユーザPが空間111から空間112に移動した信号が入力されたことに応じて照明部101における光源を制御する。制御部2は、空間111から空間112にユーザPが移動したときに、ユーザPが違和感を与えないように空間112における色度を調整する。
このとき、制御部2は、空間112における色度を、空間111における第3色度のピンク色から第4色度の昼白色に変更させる。制御部2は、照明部101を制御して、第3色度と第4色度との差の大きさに応じて、第3色度から第4色度に変更させる移行時間を変更する。
以上のように、この照明制御システムは、信号入力手段(人感センサ)により第1空間(111)から第2空間(112)にユーザPが進入したことを検出する。この時、制御手段(2)は、第2空間の色度を、第1空間の第3色度から、第4色度に変更する。この場合に、制御手段は、第3色度と第4色度との差の大きさに応じて、第3色度から第4色度に変更させる移行時間を変更する。
これにより、照明制御システムによれば、ユーザPが移動する時であっても、移動して周囲の色度が変更される時におけるユーザの違和感を低減することができる。
また、制御部2は、空間112における色度を、色度図上において直線状に変化させることが望ましい。さらに、制御部2は、空間111の第1明るさと空間112の第2明るさとの差の大きさに応じて、空間112における色度の移行時間を変更してもよい。さらに、制御部2は、ユーザ属性に応じて移行時間を変更することが望ましい。
この照明制御システムは、信号入力部6を、所定の空間におけるユーザの有無を検出する人感センサとする。これにより、照明制御システムによれば、第1光環境の空間111から第2光環境の空間112にユーザPが移動したときに、信号入力部6によってユーザPを検出して、空間112の色度の移行時間を変更できる。
具体的には、ピンク色の光環境に色順応した空間111から、別の昼白色の空間112にユーザPが入室する際に、人感センサによる検知をトリガー信号として空間112の色度を調整できる。したがって、この照明制御システムによれば、ユーザPが移動して異なる光環境となる場合であっても、色見えの点で不快な違和感を低減できる。
さらに、照明制御システムは、図8に示すように、廊下113を移動して、空間114に入室する場合に、廊下113における複数の照明部200を制御してもよい。この空間114は例えば映画館であり、廊下113は映画館に繋がる通路である。このとき、照明制御システムは、ユーザPの目が次第に暗い環境に順応するように照明部200の明るさを制御する。
具体的には、廊下113に4つの照明部200a、200b、200c、200dが設置され、空間114に、暗い照明光Lcで点灯している照明部100が設置されているとする。照明部200a〜200dは例えばダウンライトである。空間114は例えば映画館である。
空間114が暗い環境(明るさ(5))であり、廊下113から空間114に向かうほど、照明部200a〜200dの明るさを暗くする。照明制御システムは、明るさ(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の順で明るさが暗くなる場合、照明部200aを明るさ(1)、照明部200bを明るさ(2)、照明部200cを明るさ(3)、照明部200dを明るさ(4)になるよう制御する。
このように、ユーザPの移動先の空間114が暗い場合、空間114に近づくに従って照明部200a〜200dの明るさを次第に低下させる。したがって、この照明制御システムによれば、最終の移動先となる空間114の明るさ(5)に暗順応しやすくすることができる。
なお、この照明制御システムは、空間114が明るい場合には、照明部200a〜200dを制御して、空間114に近づくに従って廊下113の明るさを次第に明るくしてもよい。また、照明制御システムは、空間114に近づくに従って廊下113の色度を次第に空間114の色度に近づけてもよい。
さらに、上述した照明制御システムは、図9に示すように、自動車Vが通過するトンネル300に設置された複数の照明部301a〜301fを制御して、トンネル300内の色度を制御してもよい。さらに、照明制御システムは、複数の照明部301a〜301fを制御して、トンネル300内の明るさを制御してもよい。
例えば図9に示すように、トンネル300における中央部の光環境(色度(3)、明るさ(3))にドライバの目が順応しやすいように、トンネル300における色度、明るさを調整する。トンネル300における中央付近には、照明部301c、301dが設けられている。照明部301c、301dは、照明光Lc、Ldを照射して、周囲を色度(3)、明るさ(3)にしている。
照明制御システムは、照明部301c、301dの周囲の照明部301a、301b、301e、301fを制御して、トンネル300における色度、明るさを調整する。制御部2は、照明部301aの照明光Laを制御して、周囲を色度(1)、明るさ(1)に調整する。制御部2は、照明部301bの照明光Lbを制御して、周囲を色度(2)、明るさ(2)に調整する。
照明制御システムは、トンネル300の入口から中央に向けて色度(0)及び明るさ(0)、色度(1)及び明るさ(1)、色度(2)及び明るさ(2)となり、次第にトンネル300の中央部の色度(3)及び明るさ(3)に近づけることができる。これにより、トンネル300への進入時に、次第にトンネル300の中央部の色度(3)、明るさ(3)に近づくよう自動車Vのドライバの目を順応させることができる。
同様に、照明制御システムは、照明部301e、301fを制御する。これにより、 照明制御システムは、トンネル300の中央から出口に向けて色度(3)及び明るさ(3)、色度(4)及び明るさ(4)、色度(5)、明るさ(5)となり、次第にトンネル300の出口の色度(6)及び明るさ(6)に近づけることができる。これにより、トンネル300から出る時に、次第にトンネル300の出口の色度(6)、明るさ(6)に近づくよう自動車Vのドライバの目を順応させることができる。
以上のような照明制御システムによれば、自動車Vの移動と連動してトンネル300における色度及び明るさを変化させることができる。これにより、照明制御システムによれば、トンネル300への進入時やトンネル300から出る時の光環境の変化にスムーズに順応させることができ、快適な走行をさせることができる。
さらに、照明制御システムは、例えば、トンネル300の法定走行速度と照明部301との間隔とにより決まる自動車Vの通過時間に応じて、照明部301の色度及び明るさを調整することが望ましい。これにより、照明制御システムは、急激に自動車V周囲の色度及び明るさを変化させることなく、色度を変更する時における違和感を低減することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1 照明部
2 制御部
4 照度センサ部
5 色度センサ部
6 信号入力部

Claims (6)

  1. 光源を制御する照明制御システムであって、
    所定の空間における色度を変更する信号を入力する信号入力手段と、
    前記信号入力手段により信号が入力されたことに応じて前記光源を制御し、所定の空間における色度を、第1光環境の第1色度から第2光環境の第2色度に変更させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1色度と前記第2色度との差の大きさに応じて、前記第1色度から前記第2色度に変更させる移行時間を変更することを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記制御手段は、前記第1色度から前記第2色度まで変更する過程の色度を、二次元座標空間で色を表した色度図上において前記第1色度と前記第2色度とを繋ぐ直線上の色度となるように変化させることを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記第1光環境における所定の空間の明るさを第1明るさとし、前記第2光環境における所定の空間の明るさを第2明るさとし、
    前記制御手段は、前記第1明るさと前記第2明るさとの差の大きさに応じて、前記移行時間を変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明制御システム。
  4. 少なくとも年齢、人種、性別の1つを含むユーザの属性情報を取得するユーザ属性取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記ユーザ属性取得手段により取得されたユーザの属性情報に応じて、前記移行時間を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の照明制御システム。
  5. 前記信号入力手段は、前記所定の空間におけるユーザの有無を検出する人感センサであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の照明制御システム。
  6. 前記信号入力手段は、前記人感センサにより第1空間から第2空間にユーザが進入したことを検出し、
    前記制御手段は、前記第1空間の第3色度から第4色度に前記第2空間の色度を変更する場合に、前記第3色度と前記第4色度との差の大きさに応じて、前記第3色度から前記第4色度に変更させる移行時間を変更すること
    を特徴とする請求項5に記載の照明制御システム。
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