JP2015057024A - 整流回路、電源装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの出力電圧を出力する整流回路において小型化する。【解決手段】第1及び第2の変圧器と、直列接続された第1と第2のダイオードと、直列接続された第3と第4のダイオードと、直列接続された第5と第6のダイオードとが並列に接続され、第1、第3及び第5のダイオードの各カソードが第1の出力端子に接続されてなるブリッジ回路と、第1及び第2の出力端子の間に接続された第1のコンデンサと、第2の出力端子と第2、第4及び第6のダイオードの各アノードとの間に接続された第2のコンデンサとを備える。第1の変圧器の2次コイルは、第1及び第2のダイオードの接続点と第2の出力端子との間に接続され、第2の変圧器の2次コイルは、第3及び第4のダイオードの接続点と第5及び第6のダイオードとの接続点との間に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、交流電力を直流電力に整流する整流回路と、それを用いた電源装置と、それを含む電子機器とに関する。
従来例の整流回路として、例えば、4つのダイオードを有するダイオードブリッジ回路を用いたブリッジ型全波整流回路がある。ダイオードブリッジ回路は交流電力を全波整流することにより、当該整流回路に接続された負荷の両端に直流電圧を出力する。また、平滑用のコンデンサを負荷に並列接続する構成が引用文献1に開示されている。この構成によれば、出力電圧を少ないリップル成分を有する平滑化された直流電圧に変換できる。
しかしながら、整流回路の出力電圧と当該出力電圧を分圧した電圧との2つの電圧を、整流回路に接続された負荷システムに出力する場合、分圧した出力電圧を出力するためには電圧変換器を用いる必要があり回路規模が増加するという問題点がある。
本発明の目的は上記の問題点を解決し、2つの出力電圧を出力する整流回路において、従来技術に比較して小型化することができる整流回路を提供することにある。
本発明の一態様に係る整流回路は、
交流電圧を第1及び第2の直流電圧に整流してそれぞれ第1及び第2の出力端子を介して出力する整流回路であって、
互いに電磁的に結合された1次コイルと2次コイルとを有する第1の変圧器と、
互いに電磁的に結合された1次コイルと2次コイルとを有する第2の変圧器と、
互いに同一の導通方向でかつ直列に接続された第1と第2のダイオードと、互いに同一の導通方向でかつ直列に接続された第3と第4のダイオードと、互いに同一の導通方向でかつ直列に接続された第5と第6のダイオードとが並列に接続され、上記第1、第3及び第5のダイオードの各カソードが上記第1の出力端子に接続されてなるブリッジ回路と、
上記第1の出力端子と上記第2の出力端子との間に接続された第1のコンデンサと、
上記第2の出力端子と接続された一端と、上記第2、第4及び第6のダイオードの各アノードに接続された他端とを有する第2のコンデンサとを備え、
上記第1の変圧器の2次コイルは、上記第1のダイオードと上記第2のダイオードとの接続点と、上記第2の出力端子との間に接続され、
上記第2の変圧器の2次コイルは、上記第3のダイオードと上記第4のダイオードとの接続点と、上記第5のダイオードと上記第6のダイオードとの接続点との間に接続されたことを特徴とする。
本発明によれば、2つの出力電圧を出力する整流回路において、電圧変換器を用いる必要がないので、従来技術に比較して小型化することができる整流回路を提供できる。
本発明の実施形態1に係る整流回路1Aを含む電源装置の構成を示す回路図であって、入力電圧Viの正の期間における動作を示す回路図である。 図1の整流回路1Aの入力電圧Viの負の期間における動作を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係る整流回路1Bを含む電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態3に係る整流回路1Cを含む電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態4に係る整流回路1Dを含む電源装置の構成を示す回路図であって、入力電圧Viの正の期間における動作を示す回路図である。 図5の整流回路1Dの入力電圧Viの負の期間における動作を示す回路図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1に係る整流回路1Aを含む電源装置の構成を示す回路図であって、入力電圧Viの正の期間における動作を示す回路図である。また、図2は図1の整流回路1Aの入力電圧Viの負の期間における動作を示す回路図である。
図1において、例えば交流電圧源である交流電源Eは、整流回路1Aの入力端子IN1及びIN2に接続される。整流回路1Aの出力端子OUT1及びOUT2は、例えば携帯電話等の電子機器である負荷システム2に接続される。
図1において、整流回路1Aは、直列共振コンデンサCsと、変圧器T1及びT2と、整流用のダイオードD1〜D6を有するブリッジ回路10Aと、平滑用電解コンデンサCo1及びCo2とを備えて構成される。ここで、変圧器T1は、互いに電磁的に結合された1次コイルL11及び2次コイルL12を有する。また、変圧器T2は、互いに電磁的に結合された1次コイルL21及び2次コイルL22を有する。
1次コイルL11の一端は、直列共振コンデンサCsを介して入力端子IN1に接続され、1次コイルL11の他端は1次コイルL21を介して入力端子IN2に接続されるとともに接地される。ここで、直列共振コンデンサCsと、1次コイルL11,L21とは、直列共振回路を形成する。
また、2次コイルL12の一端は、ダイオードD1のアノード及びダイオードD2のカソードに接続される。2次コイルL12の他端は、出力端子OUT2、平滑用電解コンデンサCo1の負極及び平滑用電解コンデンサCo2の正極に接続される。2次コイルL22の一端は、ダイオードD3のアノード及びダイオードD4のカソードに接続される。2次コイルL22の他端は、ダイオードD5のアノード及びダイオードD6のカソードに接続される。ダイオードD1,D3及びD5のカソードは、出力端子OUT1及び平滑用電解コンデンサCo1の正極に接続される。ダイオードD2,D4及びD6のアノードは接地されるとともに、平滑用電解コンデンサCo2の負極に接続される。
以上のように構成された整流回路1Aの動作について、図1及び図2を参照して以下説明する。
交流電源Eは、交流電圧である入力電圧Viを出力して整流回路1Aの入力端子IN1と入力端子IN2の間に印加する。ここで、交流電圧である入力電圧Viの1周期の時間期間は、入力電圧Viが正(Vi>0)である時間期間(以下、「正の期間」という。)と、入力電圧Viが負(Vi<0)である時間期間(以下、「負の期間」という。)とを含む。
入力電圧Viの正の期間における動作を示す図1において、入力電圧Viが入力端子IN1,IN2に印加されるとき、電流I0が流れる。電流I0は、交流電源Eの正極から、入力端子IN1、直列共振コンデンサCs、1次コイルL11、1次コイルL21及び入力端子IN2を介して、交流電源Eの負極へ流れる。電流I0が1次コイルL11に流れるときその両端に1次電圧V11が発生し、1次電圧V11は変圧器T1により巻数比(以下、各変圧器において、1次コイルと2次コイルとの巻数比をいう。)に対応する変圧比で2次コイルL12の両端において2次電圧V12に電圧変換される。また、電流I0が1次コイルL21に流れるときその両端に1次電圧V21が発生し、1次電圧V21は変圧器T2により巻数比に対応する変圧比で2次コイルL22の両端において2次電圧V22に電圧変換される。
2次電圧V12により2次コイルL12に電流I1が流れ、当該電流I1は、2次コイルL12の一端から、ダイオードD1及び平滑用電解コンデンサCo1を介して、2次コイルL12の他端へ流れる。また、2次電圧V22により2次コイルL22に電流I2が流れ、当該電流I2は2次コイルL22の一端から、ダイオードD3、平滑用電解コンデンサCo1、平滑用電解コンデンサCo2及びダイオードD6を介して2次コイルL22の他端へ流れる。
入力電圧Viの負の期間における動作を示す図2において、入力電圧Viが入力端子IN1,IN2に印加されるとき、電流I0が流れる。電流I0は、交流電源Eの負極から、入力端子IN2、1次コイルL21、1次コイルL11及び入力端子IN1を介して、交流電源Eの正極へ流れる。電流I0が1次コイルL11に流れるときその両端に1次電圧V11が発生し、1次電圧V11は変圧器T1により巻数比に対応する変圧比で2次コイルL12の両端において2次電圧V12に電圧変換される。また、電流I0が1次コイルL21に流れるときその両端に1次電圧V21が発生し、1次電圧V21は変圧器T2により巻数比に対応する変圧比で2次コイルL22の両端において2次電圧V22に電圧変換される。
2次電圧V12により2次コイルL12に電流I1が流れ、当該電流I1は、2次コイルL12の他端から、平滑用電解コンデンサCo2及びダイオードD2を介して、2次コイルL12の一端へ流れる。また、2次電圧V22により2次コイルL22に電流I2が流れ、当該電流I2は、2次コイルL22の他端から、ダイオードD5、平滑用電解コンデンサCo1、平滑用電解コンデンサCo2及びダイオードD4を介して、2次コイルL22の一端へ流れる。
図1及び図2を参照して上述したように、正の期間及び負の期間を含む入力電圧Viの1周期を通じて、平滑用電解コンデンサCo1,Co2を直接充電する電流I1及びI2の経路が存在する。そのため、整流回路1Aは、直流電圧である出力電圧Vo1と、当該出力電圧Vo1を分圧した直流電圧である出力電圧Vo2とを負荷システム2に供給することができる。
例えば、変圧器T1及びT2の各巻数比を1:1とし、平滑用電解コンデンサCo1,Co2の静電容量比をCo1:Co2=1:1とすると、出力電圧Vo1の略半分の出力電圧Vo2が出力端子OUT2から出力される。
以上のように構成された実施形態1に係る整流回路1Aによれば、変圧器T1及びT2と、ブリッジ回路10Aとを備える。ここで、互いに同一の導通方向でかつ直列に接続されたダイオードD1及びD2と、互いに同一の導通方向でかつ直列に接続されたダイオードD3及びD4と、互いに同一の導通方向でかつ直列に接続されたダイオードD5及びD6とは並列に接続される。また、ダイオードD1,D3及びD5の各カソードは、出力端子OUT1に接続される。また、整流回路1Aは、出力端子OUT1及びOUT2の間に接続された平滑用電解コンデンサCo1と、出力端子OUT1と接続された一端と、ダイオードD2,D4及びD6の各アノードに接続された他端とを有する平滑用電解コンデンサCo2とを備える。さらに、2次コイルL12は、ダイオードD1とダイオードD2との接続点と、出力端子OUT2との間に接続され、2次コイルL22は、ダイオードD3とダイオードD4との接続点と、ダイオードD5とダイオードD6との接続点との間に接続される。
上記構成によれば、電流I1及びI2は平滑用電解コンデンサCo1及びCo2を一定方向に流れる。各平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の両端には、平滑化された電圧が生じ、互いに異なる2つの直流出力電圧Vo1,Vo2が出力端子OUT1,OUT2から出力される。このように、整流回路1Aは、電圧変換器を用いることなく、2つの出力電圧を生成することができる。よって、整流回路1Aを従来技術に比較して小型化することができ、変圧器T1及びT2の基板の実装サイズを縮小することができる。また、整流回路1Aを含む電源装置を、携帯電話等の電子機器に実装することができる。
ところで、従来例の携帯電話等の小型電子機器において、整流回路が例えば10ワットを超える高い電力を出力する場合、整流回路に設けた変圧器に流れる電流は増大する。そのような増大した電流が変圧器の定格電流値を満たすためには、変圧器を大型化する必要がある。しかしながら、変圧器を大型化すると整流回路は大型化し、場合によっては小型電子機器に実装することができないサイズとなり得る。
これに対して本実施形態によれば、変圧器T1,T2に定格電流に近い大電流を流す場合、交流電源Eを含む閉回路で2つの変圧器T1,T2を使用し、1次コイルL11,L21を直列に接続することで、以下のように2つの変圧器T1,T2の各々のインダクタンスを下げることができる。すなわち、一般的に、インダクタンスが小さい方が定格電流値を大きくすることができる。このため、同一の定格電流の場合は1つの変圧器を使用するよりもインダクタンスを下げて2つの変圧器T1,T2を使用することにより全体としての変圧器T1,T2の基板の実装面積を小さくすることができる。
また、本実施形態では6つのダイオードD1〜D6を有するブリッジ回路10Aを用いるので、4つのダイオードで構成される従来例のブリッジ回路を2つの変圧器T1,T2に対応して2セット設ける場合に比較して、ダイオードの数を削減できる
本実施形態において、図1の整流回路1Aを含む電源装置は、電子機器である負荷システム2に直流電力を供給する。しかし本発明はこれに限らず、整流回路1Aを含む電源装置を、例えば、負荷システム2とともに電子機器に含んでもよい。
また、本実施形態において、図1の交流電源Eは、電子機器を含む電源装置の外部電源である。しかし本発明はこれに限らず、例えば電磁誘導方式、磁界結合方式、電界結合方式等の無線給電技術を用いて交流電源Eからの電力を受電するコイル又は電極等を、電源装置に含んでもよい。
実施形態2.
図3は、本発明の実施形態2に係る整流回路1Bを含む電源装置の構成を示す回路図である。図3において、整流回路1Bは、図1の整流回路1Aに比較して、以下の点が異なる。
(1)整流回路1Bは、ブリッジ回路10Aに代えてブリッジ回路10Bを備えたこと。ここで、ブリッジ回路10Bは、ブリッジ回路10Aに比較して、ダイオードD1〜D6にそれぞれ並列接続されたNチャンネルMOS電界効果トランジスタ(以下、「NMOSトランジスタ」という。)M1〜M6をさらに備える。
(2)整流回路1Bは、1次コイルL11及びL21に流れる電流I0を検出する電流検出回路11と、ブリッジ制御回路12とをさらに備えたこと。ここで、ブリッジ制御回路12は、NMOSトランジスタM1〜M6のうち、導通しているダイオードに並列に接続されたNMOSトランジスタをオンする一方、導通していないダイオードに並列に接続されたNMOSトランジスタをオフする。
以下相違点について説明する。
図3において、NMOSトランジスタM1〜M6の各ソースはそれぞれ、ダイオードD1〜D6の各アノードに接続される。NMOSトランジスタM1〜M6の各バックゲートはそれぞれ、ダイオードD1〜D6の各アノードに接続される。NMOSトランジスタM1〜M6の各ドレインはそれぞれ、ダイオードD1〜D6の各カソードに接続される。ここで、NMOSトランジスタM1〜M6は、例えばダイオードD1〜D6のオン抵抗と同様又はこれより低いオン抵抗を有する。
電流検出回路11は、1次コイルL21の他端と入力端子IN2との間に挿入されて接続される。電流検出回路11は、電流I0を検出して、その電流値を示す電流検出信号Sをブリッジ制御回路12に出力する。ここで、入力電圧Viの正の期間においては、電流I0が図3に示す方向に流れ、電流検出信号Sは正の電流値を示す。一方、入力電圧Viの負の期間においては、電流I0が図3に示す方向とは逆方向に流れ、電流検出信号Sは負の電流値を示す。
ブリッジ制御回路12は、電流検出回路11から受信した上記の電流検出信号Sに示される電流値が正であるか負であるかを判定する。ブリッジ制御回路12は、当該判定結果に基づいて以下のようにゲート電圧Vg1〜Vg6をそれぞれNMOSトランジスタM1〜M6のゲートに印加することによって、NMOSトランジスタM1〜M6をオンオフ制御する。
入力電圧Viの正の期間を示す電流検出信号Sに応答して、ブリッジ制御回路12は、ハイレベルを示すゲート電圧Vg1,Vg3及びVg6をそれぞれNMOSトランジスタM1,M3及びM6の各ゲートに印加する。すなわち、ブリッジ制御回路12は、NMOSトランジスタM1,M3及びM6をオンするように制御する。また、ブリッジ制御回路12は、ローレベルを示すゲート電圧Vg2,Vg4及びVg5をそれぞれNMOSトランジスタM2,M4及びM5の各ゲートに印加して、NMOSトランジスタM2,M4及びM5をオフするように制御する。このとき、ダイオードD1とNMOSトランジスタM1とが並列に接続されているので、このときのオン抵抗は、ダイオードD1のみの実施形態1のオン抵抗に比較して低くなる。また、ダイオードD3,D6とNMOSトランジスタM3,M6とがそれぞれ並列に接続されているので、このときの各オン抵抗は、ダイオードD3のみ、D6のみの実施形態1のオン抵抗に比較して低くなる。従って、入力電圧Viの正の期間において、実施形態2における電力損失を、実施形態1における電力損失に比較して軽減することができるので、電力効率を向上させることができる。
入力電圧Viの負の期間を示す電流検出信号Sに応答して、ブリッジ制御回路12は、ハイレベルを示すゲート電圧Vg2,Vg4及びVg5をそれぞれNMOSトランジスタM2,M4及びM5の各ゲートに印加する。すなわち、ブリッジ制御回路12は、NMOSトランジスタM2,M4及びM5をオンするように制御する。また、ブリッジ制御回路12は、ローレベルを示すゲート電圧Vg1,Vg3及びVg6をそれぞれNMOSトランジスタM1,M3及びM6の各ゲートに印加して、NMOSトランジスタM1,M3及びM6をオフするように制御する。このとき、ダイオードD2とNMOSトランジスタM2とが並列に接続されているので、このときのオン抵抗は、ダイオードD2のみの実施形態1のオン抵抗に比較して低くなる。また、ダイオードD4,D5とNMOSトランジスタM4,M5とがそれぞれ並列に接続されているので、このときの各オン抵抗は、ダイオードD4のみ、D5のみの実施形態1のオン抵抗に比較して低くなる。従って、入力電圧Viの負の期間において、実施形態2における電力損失を、実施形態1における電力損失に比較して軽減することができるので、電力効率を向上させることができる。
以上のように構成された実施形態2によれば、整流回路1Bは、上記実施形態1と同様の作用効果を有する。また、入力電圧Viの正の期間には、ダイオードD1,D3及びD6とオンされたNMOSトランジスタM1,M3及びM6とがそれぞれ並列に接続されているので、各オン抵抗は、ダイオードD1,D3及びD6のみの実施形態1のオン抵抗に比較して低くなる。また、入力電圧Viの負の期間には、ダイオードD2,D4及びD5とオンされたNMOSトランジスタM2,M4及びM5とがそれぞれ並列に接続されているので、各オン抵抗は、ダイオードD2,D4及びD5のみの実施形態1のオン抵抗に比較して低くなる。そのため、入力電圧Viの正の期間及び負の期間の全期間において、本実施形態におけるオン抵抗を低減できる。従って、実施形態2における電力損失を、実施形態1における電力損失に比較して軽減することができるので、電力効率を向上させることができる。
本実施形態において、電流検出回路11は、電流I0の電流値が正であるか負であるかに基づいて、NMOSトランジスタM1〜M6をオンオフ制御する。しかし本発明はこれに限らず、例えば、電流検出回路11は、電流I1又はI2の電流値が正であるか負であるかに基づいて、NMOSトランジスタM1〜M6をオンオフ制御してもよい。この場合、例えば、電流検出回路11は、2次コイルL12又はL22と直列接続されるように整流回路1Bに挿入されて接続され、電流I1又はI2を検出してその電流値を示す電流検出信号をブリッジ制御回路12に出力する。
本実施形態において、電流検出回路11は、電流検出回路11から出力される電流検出信号Sに基づいて、NMOSトランジスタM1〜M6をオンオフ制御する。しかし本発明はこれに限らず、ブリッジ制御回路12は、例えば、外部から受信した信号に応答してNMOSトランジスタM1〜M6をオンオフ制御してもよい。例えば、交流電源Eが、入力電圧Viの正の期間であるか負の期間であるかを示す信号をブリッジ制御回路12に出力する回路をさらに備え、ブリッジ制御回路12は当該信号に応答してNMOSトランジスタM1〜M6をオンオフ制御してもよい。
また、本実施形態において、NMOSトランジスタM1〜M6をダイオードD1〜D6にそれぞれ並列に接続している。しかし本発明はこれに限らず、例えばPチャンネルMOS電界効果トランジスタであるMOS電界効果トランジスタ(以下、「MOSトランジスタ」という。)をそれぞれダイオードD1〜D6に並列接続して、ブリッジ制御回路12がこれらMOSトランジスタをオンオフ制御してもよい。
実施形態3.
図4は、本発明の実施形態3に係る整流回路1Cを含む電源装置の構成を示す回路図である。図4において、本実施形態の整流回路1Cは、図1の整流回路1Aに比較して、以下の点が異なる。
(1)整流回路1Cは、スイッチSW1及びSW2と、並列共振コンデンサCp1及びCp2とをさらに備えたこと。ここで、並列共振コンデンサCp1の一端は2次コイルL12の一端に接続され、並列共振コンデンサCp1の他端はスイッチSW1を介して2次コイルL12の他端に接続される。また、並列共振コンデンサCp2の一端は2次コイルL22の一端に接続され、並列共振コンデンサCp2の他端はスイッチSW1を介して2次コイルL22の他端に接続される。
(2)整流回路1Cは、1次コイルL11及びL21に流れる電流I0を検出する電流検出回路11と、検出された電流I0の電流値の絶対値が所定のしきい値以上であるときにスイッチSW1及びSW2をオンするスイッチ制御回路13をさらに備えたこと。
以下相違点について説明する。
電流検出回路11は、1次コイルL21の他端と入力端子IN2との間に挿入されて接続される。電流検出回路11は、電流I0を検出して、その電流値を示す電流検出信号Sをスイッチ制御回路13に出力する。スイッチ制御回路13は、電流検出回路11から受信した電流検出信号Sに示される電流値の絶対値が過電流の下限値である所定のしきい値以上であるか否か、すなわち電流I0が過電流であるか否かを判定する。スイッチ制御回路13は、当該判定結果に基づいて以下のように制御信号VsをスイッチSW1及びSW2に出力することによって、スイッチSW1及びSW2をオンオフ制御する。
スイッチ制御回路13が電流I0が過電流でないと判定したとき、スイッチ制御回路13は制御信号Vsを用いてスイッチSW1及びSW2をオフする。このとき、並列共振コンデンサCp1及びCp2の各一端は開放される。このため、整流回路1Cは、実施形態1における図1の整流回路1Aと実質的に等価であり、従って整流回路1Aと同様に動作する。
スイッチ制御回路13が電流I0が過電流であると判定したとき、スイッチ制御回路13は制御信号Vsを用いてスイッチSW1及びSW2をオンする。このとき、2次コイルL12と並列共振コンデンサCp1とが第1の並列共振回路を形成し、2次コイルL22と並列共振コンデンサCp2とが第2の並列共振回路を形成する。第1の並列共振回路において変圧器T1の1次側のエネルギーにより並列共振電流Ir1が流れ、第1の並列共振回路は当該1次側のエネルギーを吸収する。また、第2の並列共振回路において変圧器T2の1次側のエネルギーにより並列共振電流Ir2が流れ、第2の並列共振回路は当該1次側のエネルギーを吸収する。従って、本実施形態によれば、変圧器T1及びT2の1次側に過電流が流れても、2次側の並列共振コンデンサCp1及びCp2に意図的に大きな電流Ir1及びIr2をそれぞれ流すことで、1次側の電流I0を減少させることができ、変圧器T1及びT2の1次側の過電流自体を抑制することができる。
実施形態4.
図5は、本発明の実施形態4に係る整流回路1Dを含む電源装置の構成を示す回路図であって、入力電圧Viの正の期間における動作を示す回路図である。図6は、図5の整流回路1Dの入力電圧Viの負の期間における動作を示す回路図である。図5において、整流回路1Dは、図1の整流回路1Aに比較して、以下の点が異なる。
(1)整流回路1Dは、2次コイルL12に並列接続されたコンデンサCdをさらに備えたこと。
(2)平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の静電容量比を1:3としたこと。
(3)変圧器T1の巻数比を1:1とし、変圧器T2の巻数比を1:4としたこと。
(4)1次コイルL11及びL21の巻数比を1:1としたこと。
以下相違点について説明する。
入力電圧Viが入力端子IN1,IN2に印加されるとき、電流I0が流れる。電流I0が1次コイルL11に流れるときその両端に1次電圧V11が発生し、1次電圧V11は、変圧器T1により巻数比1:1に対応する変圧比で2次コイルL12の両端において2次電圧V12(=V11)に電圧変換される。また、電流I0が1次コイルL21に流れるときその両端に1次電圧V21が発生し、1次電圧V21は、変圧器T2により巻数比1:4に対応する変圧比で2次コイルL22の両端において2次電圧V22(=4V21)に電圧変換される。ここで、1次コイルL11及びL21の巻数比は1:1であるので、1次電圧V11及びV21は互いに等しい(V11=V21)。そのため、次式が成り立つ。以下の数式の計算においては、ダイオードD1〜D6の順方向降下電圧を無視するなど理想的な状態で考えることにする。
V12=V22/4 (1)
入力電圧Viの正の期間における動作を示す図5において、2次電圧V12により2次コイルL12に電流I1が流れ、当該電流I1は2次コイルL12の一端から、コンデンサCdを介して、2次コイルL12の他端に流れる。また、2次電圧V22により2次コイルL22に電流I2が流れ、当該電流I2は2次コイルL22の一端から、ダイオードD3、平滑用電解コンデンサCo1、平滑用電解コンデンサCo2及びダイオードD6を介して2次コイルL22の他端へ流れる。このとき、2次電圧V22は出力電圧Vo1に等しく、このことは次式で表される。
V22=Vo1 (2)
また、平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の静電容量比が1:3である。直列接続された平滑用電解コンデンサCo1,Co2に蓄えられる電荷は等しく、各電圧は各静電容量に反比例するので、出力電圧Vo2は出力電圧Vo1の4分の1に分圧され、このことは次式で表される。
Vo2=Vo1/4 (3)
次に、ダイオードD1に流れる電流について説明する。式(2)の右辺を式(1)に代入すると、次式が導出される。
V12=Vo1/4 (4)
ところで、ダイオードD1のアノードは2次コイルL12を介して出力端子OUT2に接続されているため、ダイオードD1のアノード電圧Va1は次式で与えられる。
Va1=Vo2+V12 (5)
また、式(4)の右辺を式(5)に代入すると、次式が成り立つ。
Va1=Vo2+Vo1/4 (6)
さらに、式(3)の右辺を式(6)に代入すると、アノード電圧Va1は次式のように計算される。
Va1=Vo1/4+Vo1/4=Vo1/2 (7)
式(7)により、出力電圧Vo1はアノード電圧Va1(=Vo1/2)よりも大きく、このことは次式で表される。
Vo1>Va1 (8)
図5を参照すると出力電圧Vo1はダイオードD1のカソード電圧に等しいので、式(8)は、ダイオードD1に逆方向の電圧が印加されていることを意味する。従って、図1の実施形態1の電流I1と異なり、本実施形態では、入力電圧Viの正の期間においては、ダイオードD1に電流I1は流れない。
次いで、入力電圧Viの負の期間における動作を示す図6において、2次電圧V12により2次コイルL12に電流I1が流れる。電流I1は、電流Ia1と電流Ia2とに分岐して流れる。具体的には、電流Ia1は、2次コイルL12の他端から、平滑用電解コンデンサCo2及びダイオードD2を介して、2次コイルL12の一端へ流れる。また、電流Ia2は、2次コイルL12の他端から、コンデンサCdを介して、2次コイルL12の一端へ流れる。ここで、コンデンサCdは、電流I2aの減少に影響を与えない程度の低い静電容量を有する。このとき、平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の静電容量比が1:3であるので、上述と同様に出力電圧Vo2は出力電圧Vo1の4分の1に分圧され、このことは次式で表される。
Vo2=Vo1/4 (9)
図5及び図6を参照して上述したように、整流回路1Dは、出力電圧Vo1を出力端子OUT1から出力するとともに、出力電圧Vo1を4分の1に分圧した出力電圧Vo2を出力端子OUT2から出力する。ここで、1次コイルL11及びL21の巻数比が1:1であるとき、出力電圧Vo1に対する出力電圧Vo2の分圧比を変化させて設定するために、変圧器T1及びT2の巻数比、並びに平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の静電容量比は変化させてもよい。例えば、平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の静電容量比を1:m−1(mは1より大きい実数)とし、変圧器T1の巻数比を1:1とし、変圧器T2の巻数比を1:mとしてもよい。この場合、整流回路1Dは、出力電圧Vo1をm分の1に分圧した出力電圧Vo2(=Vo1/m)を出力端子OUT2から出力する。従って、本実施形態によれば、変圧器T2の巻数比、及び平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の静電容量比を変化させることにより、出力電圧Vo1に対する出力電圧Vo2の分圧比を変化させて設定することができる。
なお、実施形態4において変圧器T1の巻数比を1:1としているが、本発明はこれに限らず、変圧器T1の巻数比を変化させて、出力電圧Vo1に対する出力電圧Vo2の分圧比を変化させることができる。
また、実施形態4の構成によれば、コンデンサCdを2次コイルL12に並列接続しているため、変圧器T1における相互誘導作用の変化の不連続性による例えば1次側から見た実質的なインダクタンスの変化、及び出力電圧Vo1,Vo2の変動等を緩和できる。
さらに、実施形態4において、整流回路1Dは2次コイルL12に並列接続したコンデンサCdを備える。しかし本発明はこれに限らず、コンデンサCdを整流回路1Dに設けなくてもよい。
変形例.
実施形態2において、比較的低いオン抵抗を有するNMOSトランジスタM1〜M6及びこれらを制御するブリッジ制御回路12を、図3の整流回路1Bに設けている。しかし本発明はこれに限らず、NMOSトランジスタM1〜M6及びブリッジ制御回路12を、実施形態3の図4の整流回路1Cに設けてもよく、あるいは、実施形態4の図5の整流回路1Dに設けてもよい。
実施形態3において、図4の整流回路1Cは、並列共振コンデンサCp1,Cp2、スイッチSW1,SW2、スイッチ制御回路13を備える。しかし本発明はこれに限らず、並列共振コンデンサCp1,Cp2、スイッチSW1,SW2及びスイッチ制御回路13を、実施形態2の図3の整流回路1Bに設けてもよく、あるいは、実施形態4の図5の整流回路1Dに設けてもよい。
実施形態4において、図5の整流回路1DはコンデンサCdを備える。しかし本発明はこれに限らず、図5のコンデンサCdを、上記実施形態2及び3の整流回路1B及び1Cに設けてもよい。
実施形態4の図5の整流回路1Dにおいて、変圧器T1及びT2の巻数比、並びに平滑用電解コンデンサCo1及びCo2の静電容量比を変化させることで、出力電圧Vo1に対する出力電圧Vo2の分圧比を変化させる。しかし本発明はこれに限らず、実施形態2の図3の整流回路1B、あるいは、実施形態3の図4の整流回路1Cにおいてもこれらの比を変化させてもよい。
上記実施形態1〜4において、各整流回路1A〜1Dを含む電源装置は、電子機器である負荷システム2に直流電力を供給する。しかし本発明はこれに限らず、当該電源装置を、例えば、負荷システム2とともに、例えば携帯電話、音楽プレーヤー、デジタルカメラ、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどの電子機器に含んでもよい。
上記実施形態1〜4において、2つの変圧器T1,T2を用いている。しかし、本発明はこれに限らず、1次コイルL11及びL12を1つの1次コイルで構成し、2つの2次コイルL21,L22を1つの1次コイルともに例えば1つのコアに設けて1つの変圧器を構成してもよい。これにより、整流回路を各実施形態1〜4に比較して小型化できる。
1A〜1D…整流回路、
2…負荷システム、
10A,10B…ブリッジ回路、
11…電流検出回路、
12…ブリッジ制御回路、
13…スイッチ制御回路、
Cd…コンデンサ、
Cs…直列共振コンデンサ、
Co1,Co2…平滑用電解コンデンサ、
Cp1,Cp2…並列共振コンデンサ、
D1〜D6…ダイオード、
E…交流電源、
IN1,IN2…入力端子、
L11,L21…1次コイル、
L12,L22…2次コイル、
M1〜M5…NMOSトランジスタ、
OUT1,OUT2…出力端子、
SW1,SW2…スイッチ、
T1,T2…変圧器。
特開2000−188867号公報

Claims (8)

  1. 交流電圧を第1及び第2の直流電圧に整流してそれぞれ第1及び第2の出力端子を介して出力する整流回路であって、
    互いに電磁的に結合された1次コイルと2次コイルとを有する第1の変圧器と、
    互いに電磁的に結合された1次コイルと2次コイルとを有する第2の変圧器と、
    互いに同一の導通方向でかつ直列に接続された第1と第2のダイオードと、互いに同一の導通方向でかつ直列に接続された第3と第4のダイオードと、互いに同一の導通方向でかつ直列に接続された第5と第6のダイオードとが並列に接続され、上記第1、第3及び第5のダイオードの各カソードが上記第1の出力端子に接続されてなるブリッジ回路と、

    上記第1の出力端子と上記第2の出力端子との間に接続された第1のコンデンサと、
    上記第2の出力端子と接続された一端と、上記第2、第4及び第6のダイオードの各アノードに接続された他端とを有する第2のコンデンサとを備え、
    上記第1の変圧器の2次コイルは、上記第1のダイオードと上記第2のダイオードとの接続点と、上記第2の出力端子との間に接続され、
    上記第2の変圧器の2次コイルは、上記第3のダイオードと上記第4のダイオードとの接続点と、上記第5のダイオードと上記第6のダイオードとの接続点との間に接続されたことを特徴とする整流回路。
  2. 上記第1〜第6のダイオードをそれぞれ並列接続した第1〜第6のMOS電界効果トランジスタと、
    上記第1〜第6のダイオードのうち導通しているダイオードに並列接続されたMOS電界効果トランジスタをオンするとともに、導通していないダイオードに並列接続されたMOS電界効果トランジスタをオフするように、上記第1〜第6のMOS電界効果トランジスタをオンオフ制御するブリッジ制御回路とをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の整流回路。
  3. 上記第1の変圧器の2次コイルと並列に接続された第1の並列共振コンデンサと、
    上記第2の変圧器の2次コイルと並列に接続された第2の並列共振コンデンサと、
    上記第1の変圧器の2次コイルと上記第1の並列共振コンデンサとの間に挿入された第1のスイッチと、
    上記第2の変圧器の2次コイルと上記第2の並列共振コンデンサとの間に挿入された第2のスイッチと、
    上記交流電圧を入力する入力端子に流れる電流を検出する電流検出回路と、
    上記電流検出回路により検出された上記電流の電流値が所定のしきい値以上であるときに、上記第1のスイッチ及び上記第2のスイッチをオンするように制御するスイッチ制御回路とをさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の整流回路。
  4. 上記第1及び第2の変圧器の各1次コイルの巻数比は1:1であるとき、上記第1及び第2の変圧器の各巻数比、並びに上記第1及び第2のコンデンサの静電容量比のうち少なくとも1つを変化させることにより、上記第1の直流電圧に対する上記第2の直流電圧の分圧比を変化させて設定したことを特徴とする、請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  5. 上記第1の変圧器の2次コイルに並列接続したコンデンサをさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の整流回路。
  6. 前記第1の変圧器の1次コイルと前記第2の変圧器の1次コイルとを1つの1次コイルで形成したことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の整流回路。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか1つに記載の整流回路を備えたことを特徴とする電源装置。
  8. 請求項7の電源装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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