JP2015050715A - 集約・中継局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】A/Dコンバータにおけるオーバーフロー歪みの影響を抑制しつつ、実装面積及び製造コストの低減を図る。【解決手段】実施形態の集約・中継局装置の第1A/Dコンバータは、統合アップリンク信号のアナログ/ディジタル変換を行い切替部に出力し、第2A/Dコンバータは、減衰された統合アップリンク信号のアナログ/ディジタル変換を行い切替部に出力する。一方、歪み検出部は、第2A/Dコンバータの出力データに基づき第1A/Dコンバータへ入力された統合アップリンク信号の信号レベルに起因する歪みが第1A/Dコンバータにおいて発生する虞があるデータ区間を検出し、切替部は、検出されたデータ区間における第1A/Dコンバータの出力データを信号レベルを合わせた第2A/Dコンバータの出力データに切り替え、伝送部は、切替部が出力した第1A/Dコンバータあるいは第2A/Dコンバータの出力データを親局装置に中継し、伝送する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、集約・中継局装置に関する。
従来、携帯電話端末装置の通信エリアを拡大するための通信システムとして、一つの基地局装置と複数のアンテナを接続する中継装置が利用されている。また、設置スペースの削減のために一つのアンテナで複数の周波数を受信するマルチバンドの通信システムが提案されている。
ところで、複数のアンテナと基地局装置との間を接続するための分配・合成を行う中継装置が現在利用されており、この中継装置の一つの態様として、MIMO(Multiple−Input and Multiple−Output)構成を有し、複数周波数の信号を受信できる複数の子局装置と、これら複数の子局装置における通信の集約及び中継を行う集約・中継局装置と、が同軸ケーブルで接続されている態様がある。
このような態様の中継装置のアップリンクにおける子局装置及び集約・中継局装置の動作は以下のようなものとなっている。
子局装置においては、それぞれの信号を別々の中間周波数帯の信号にダウンコンバートした後、合成して合成アップリンク信号として、一つの同軸ケーブルで集約・中継局装置へと伝送する。
これにより、集約・中継局装置においては、複数の子局装置の合成アップリンク信号を統合(合成)後、A/Dコンバータでディジタルデータに変換し、さらに電/光変換を行って、光信号にして親局装置へと伝送する。
そして、光信号を受信した親局装置は、所定のRF信号にアップコンバートして基地局装置に伝送することとなっていた。
このような構成においては、アップリンク動作を行っている時における集約・中継局装置では、複数の子局装置の合成アップリンク信号を合成して、A/Dコンバータで取り込むこととなるため、雑音指数NFが劣化しやすく、受信感度が劣化してしまう問題がある。特に、子局装置の数が増加するほど雑音指数NFが劣化することとなっていた。
このため、従来の集約・中継局装置においては、子局装置から伝送されてきた中間周波数帯の信号をバンドパスフィルタでそれぞれの信号として抽出し、A/Dコンバータのそれぞれの出力信号をディジタル信号処理部に取り込む構成を採るものも提案されている。
特開2012−160956号公報
上記構成によれば、A/Dコンバータで取り込む際に他の信号の影響を受けることが小さくすみ、さらに、合成後の電力が大きく、A/Dコンバータにおいてオーバーフローが発生する場合には、A/Dコンバータの前段に設けた可変アッテネータで信号レベルを下げることにより、A/Dコンバータにおけるオーバーフローを回避することができるが、中間周波数帯域毎にバンドパスフィルタやA/Dコンバータが必要となるため、実装面積やコストが増大するという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、A/Dコンバータにおけるオーバーフロー歪みの影響を抑制しつつ、実装面積及び製造コストの低減を図ることが可能な集約・中継局装置を提供することにある。
実施形態の集約・中継局装置の合成部は、移動体通信端末装置と通信を行う複数の子局装置から入力された複数の合成アップリンク信号が入力され、複数の合成アップリンク信号を合成して統合アップリンク信号をカプラ部に出力する。
カプラ部は、入力された前記統合アップリンク信号の信号レベルを第1信号レベルとして第1出力端子から第1A/Dコンバータに出力し、統合アップリンク信号の信号レベルを第1信号レベルよりも所定レベル減衰させた第2信号レベルとして第2出力端子から第2A/Dコンバータに出力する。
第1A/Dコンバータは、第1出力端子から出力された統合アップリンク信号のアナログ/ディジタル変換を行い切替部に出力する。
また、第2A/Dコンバータは、第2出力端子から出力された統合アップリンク信号のアナログ/ディジタル変換を行い切替部に出力する。
一方、歪み検出部は、第2A/Dコンバータの出力データに基づいて、第1A/Dコンバータへ入力された統合アップリンク信号の信号レベルに起因する歪みが第1A/Dコンバータにおいて発生する虞があるデータ区間を検出し、切替部は、検出されたデータ区間における第1A/Dコンバータの出力データを信号レベルを合わせた第2A/Dコンバータの出力データに切り替え、伝送部は、切替部が出力した第1A/Dコンバータあるいは第2A/Dコンバータの出力データを親局装置に中継するために伝送する。
図1は、第1実施形態の通信システムの概要構成ブロック図である。 図2は、第1実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。 図3は、動作原理説明図である。 図4は、第2実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。 図5は、第3実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。 図6は、第4実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。
次に実施形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態の通信システムの概要構成ブロック図である。
通信システム10は、複数の携帯電話端末装置11−1〜11−3と、携帯電話端末装置11−1〜11−3に対し、無線接続可能な複数の子局装置12−1〜12−nと、複数の子局装置12−1〜12−nと同軸ケーブルを介して接続され、複数の子局装置12−1〜12−nの送信信号を合成、集約して中継する集約・中継局装置13と、集約・中継局装置13と光ケーブルを介して接続される親局装置14と、親局装置14と同軸ケーブルを介して接続される複数の基地局装置15−1、15−2と、を備えている。
まず、子局装置12−1〜12−nの構成について説明する。
複数の子局装置12−1〜12−nは、同一構成であるので、子局装置12−1について説明する。
子局装置12−1は、複数のアンテナ21−1、21−2と、各アンテナ21−1、21−2にそれぞれ接続され、互いに異なる周波数帯域のアップリンク信号(RF信号)をそれぞれ出力する複数のSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ22−1〜22−4と、SAWフィルタ22−1〜22−4の出力したアップリンク信号(RF信号)のダウンコンバートを行って合成アップリンク信号B1〜B4に変換するダウンコンバータ(D/C)23−1〜23−4と、ダウンコンバートアップリンク信号B1〜B4を合成して、集約・中継局装置13に合成アップリンク信号(合成ベースバンド信号)SB−1として送信する合成部24と、を備えている。
次に集約・中継局装置13の構成について説明する。
図2は、第1実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。
集約・中継局装置13は、複数の子局装置12−1〜12−nの合成アップリンク信号SB−1〜SB−nを合成(統合)して統合アップリンク信号(統合ベースバンド信号)TBとして出力する合成部31と、入力された統合アップリンク信号TBの信号レベルをそのまま(=第1信号レベル:減衰量=0dB)出力する第1出力端子T1及び統合アップリンク信号TBの信号レベルをXdB減衰させて(=第2信号レベル:減衰量=XdB)出力する第2出力端子T2を有するカプラ(カプラ部:方向性結合器)32と、第1出力端子T1から出力された統合アップリンク信号TBのアナログ/ディジタル変換を行う第1A/Dコンバータ33と、第2出力端子T2から出力された統合アップリンク信号TBのアナログ/ディジタル変換を行う第2A/Dコンバータ34と、第1A/Dコンバータ33及び第2A/Dコンバータ34の出力データの処理を行うディジタル処理部35と、を備えている。
ディジタル処理部35は、カプラ32における減衰量をキャンセルするように、第2A/Dコンバータ34の出力データの値を第1A/Dコンバータ33の出力データの信号レベルに合わせるレベル調整部41と、第2A/Dコンバータ34の出力データに基づいて、第1A/Dコンバータ33へ入力された統合アップリンク信号TBの信号レベルに起因する歪みが第1A/Dコンバータ33において発生する虞があるデータ区間を検出し、当該データ区間における第1A/Dコンバータ33の出力データを信号レベルを合わせた第2A/Dコンバータ34の出力データに切り替える歪み検出・補償部(切替部)42と、第1A/Dコンバータ33あるいは第2A/Dコンバータ34の出力データを親局装置14に中継するために伝送する伝送部43と、第1A/Dコンバータ33の出力を遅延させて歪み検出・補償部(切替部)42に出力する遅延器44と、第2A/Dコンバータ34の出力を遅延させてレベル調整部41に出力する遅延器45と、を備えている。
なお、遅延器44及び遅延器45については、遅延量が少なく、処理への影響が小さい場合等には、設けない構成とすることも可能であるが、設けることにより、より高精度で信頼性の高い処理を行うことが可能である。
歪み検出・補償部(切替部)42は、第2A/Dコンバータ34の出力データに対応する元の統合アップリンク信号TBの信号レベルが基準信号レベルを超えたか否か、すなわち、第2A/Dコンバータ34の出力データに基づいて、第1A/Dコンバータ33へ入力された前記統合アップリンク信号の信号レベルに起因する歪みが第1A/Dコンバータ33において発生する虞があるデータ区間を検出するための判別を行う判別部51と、判別部51の判別結果に基づいて、第1A/Dコンバータ33の出力データを、信号レベルを合わせた第2A/Dコンバータ34の出力データに切り替えるスイッチ部52と、を備えている。
伝送部43は、歪み検出・補償部42の出力データのうち、統合アップリンク信号を構成する統合アップリンク成分信号TB1〜TB4のそれぞれに対応する出力データのダウンコンバートを行う第1〜第4ダウンコンバータ53−1〜53−4と、第1〜第4ダウンコンバータ53−1〜53−4のそれぞれに対応し、量子化ノイズ等のノイズ(特に処理に必要のない中間周波数帯域成分)を除去するフィルタ54−1〜54−4と、フィルタ54−1〜54−4の出力信号の電/光変換を行う電/光変換部55と、を備えている。
遅延器44及び遅延器45は、共働して第1A/Dコンバータ33の出力データ及び第2A/Dコンバータ34の出力データが歪み検出・補償部(切替部)42において、各出力データの処理タイミングが対応関係を維持するように調整を行う。
次に親局装置14の構成について説明する。
親局装置14は、集約・中継局装置13が光ケーブルを介して送信した光信号を受信し、合成アップリンク信号B1〜B4のそれぞれに対応する信号に分離するとともに、図示しないそれぞれに対応するD/Aコンバータにより中間周波信号としてそれぞれ出力する光/電変換部71と、合成アップリンク信号B1に対応する中間周波信号をアップコンバートして対応するアップリンク信号(RF信号)として対応する基地局装置15−1に送信する第1アップコンバータ72−1と、合成アップリンク信号B2に対応する中間周波信号をアップコンバートして対応するアップリンク信号(RF信号)として対応する基地局装置15−1に送信する第2アップコンバータ72−2と、合成アップリンク信号B3に対応する中間周波信号をアップコンバートして対応するアップリンク信号(RF信号)として対応する基地局装置15−2に送信する第3アップコンバータ72−3と、合成アップリンク信号B4に対応する中間周波信号をアップコンバートして対応するアップリンク信号(RF信号)として対応する基地局装置15−2に送信する第4アップコンバータ72−4と、を備えている。
次に第1実施形態の動作を説明する。
携帯電話端末装置11−1〜11−3に対し、無線接続されると、複数の子局装置12−1〜12−nの複数のSAWフィルタ22−1、22−2は、各アンテナ21-1、21-2を介して入力された互いに異なる周波数帯域のアップリンク信号(RF信号)をそれぞれ出力する。
ダウンコンバータ(D/C)23−1〜23−4は、SAWフィルタ22−1〜22−4の出力したアップリンク信号(RF信号)のダウンコンバートを行ってダウンコンバートアップリンク信号B1〜B4に変換する。
これらにより、合成部24は、ダウンコンバートアップリンク信号B1〜B4を合成して、合成アップリンク信号(合成ベースバンド信号)SB−1(〜SBn)として同軸ケーブルを介して集約・中継局装置13に送信する。
集約・中継局装置13の合成部31は、複数の子局装置12−1〜12−nの合成アップリンク信号(合成ベースバンド信号)SB−1〜SBnを合成(統合)して統合アップリンク信号(統合ベースバンド信号)TBをカプラ32に出力する。
カプラ32は、方向性結合器として機能し、入力された統合アップリンク信号TBの信号レベルをそのまま(=第1信号レベル:減衰量=0dB)第1出力端子T1から(主信号パスを介して)第1A/Dコンバータ33に出力する。
第1A/Dコンバータ33は、入力された統合アップリンク信号TBのアナログ/ディジタル変換を行って、ディジタル処理部35の歪み検出・補償部42を構成するスイッチ部52に出力する。
これと並行して、カプラ32は、統合アップリンク信号TBの信号レベルをXdB減衰させて(=第2信号レベル:減衰量=XdB)第2出力端子T2から(参照信号パスを介して)第2A/Dコンバータ34に出力する。
第2A/Dコンバータ34は、入力された統合アップリンク信号TBのアナログ/ディジタル変換を行って、ディジタル処理部35のレベル調整部41に出力する。
レベル調整部41は、カプラ32における減衰量をキャンセルするように、第2A/Dコンバータ34の出力データの値を第1A/Dコンバータ33の出力データの信号レベルに合わせて、歪み検出・補償部42を構成する判別部51及びスイッチ部52に出力する。
歪み検出・補償部42の判別部51は、第2A/Dコンバータ34の出力データに対応する元の統合アップリンク信号の信号レベルが基準信号レベルを超えたか否かを判別する。
ここで、基準信号レベルは、第1A/Dコンバータ33がオーバーフローする統合アップリンク信号TBの信号レベルに基づいて定められており、第2A/Dコンバータ34の出力データに対応する元の統合アップリンク信号TBの信号レベルが基準信号レベルを超えた場合には、判別部51は、第1A/Dコンバータ33へ入力された統合アップリンク信号の信号レベルに起因する歪みが第1A/Dコンバータ33において発生する虞があるデータ区間であると判別することとなる。
この判別部51の判別の結果、スイッチ部52は、第1A/Dコンバータ33へ入力された統合アップリンク信号の信号レベルに起因する歪みが第1A/Dコンバータ33において発生する虞があるデータ区間において、第2A/Dコンバータ34側に切り替えられることとなる。
図3は、動作原理説明図である。
ここで、統合アップリンク信号TBは、中間周波数帯域毎の統合アップリンク成分信号TB1、TB2、TB3、TB4を含んでいる。
図3は、統合アップリンク信号TBに対応する複数の統合アップリンク成分信号TB1、TB2、TB3、TB4のうち、統合アップリンク成分信号TB3のみの信号レベルが高い場合の動作原理説明図である。
図3に示すように、統合アップリング成分信号TB3の信号レベル(図3中、電力レベル)のみが第1A/Dコンバータ33においてオーバーフロー歪みを発生させる虞があるほど高い場合(図3(a)においては、統合アップリング成分信号TB3のみが、オーバーフロー歪みを発生する電力レベルOFLを超えている)には、統合アップリング成分信号TB3の信号レベルが基準信号レベル(=電力レベルOFL)を超えている期間中、第1A/Dコンバータ33の出力に代えて、第2A/Dコンバータ34の出力をレベル調整部41により調整した信号を伝送部43に出力するように構成している。
より詳細には、図3(b)に示すように、複数の統合アップリンク成分信号TB1、TB2、TB3、TB4は、第2A/Dコンバータ34に入力されるに際し、カプラ32は、統合アップリンク信号TBの信号レベルをXdB減衰させて(=第2信号レベル:減衰量=XdB)複数の統合アップリンク成分信号TB1x、TB2x、TB3x、TB4xとして入力される。
そこで、統合アップリンク成分信号TB3のみが、オーバーフロー歪みを発生する電力レベルOFLを超えているデータ区間においては、図3(c)に示すように、第2A/Dコンバータ34が出力した統合アップリンク成分信号TB1x、TB2x、TB3x、TB4xのレベルをレベル調整部41により調整した統合アップリンク成分信号TB1x+、TB2x+、TB3x+、TB4x+を伝送部43に出力するようにしている。
この結果、第2A/Dコンバータ34のオーバーフロー歪みを発生する電力レベルOFL1は、図3(c)に示すように、電力レベルOFLより高く設定されたこととなり、第2A/Dコンバータ34のオーバーフロー歪みが発生することはない。
ここで、第1A/Dコンバータ33へ入力された統合アップリンク信号TBの信号レベルに起因する歪み(オーバーフロー歪み)が第1A/Dコンバータ33において発生する虞があるデータ区間は、実際の運用においては、一時的に発生するものであり、統合アップリンク信号TBが対応する統合アップリンク成分信号TB1、TB2、TB3、TB4のうち、オーバーフローが発生していない統合アップリンク成分信号TB1、TB2、TB3、TB4への影響は少ない。
伝送部43の第1ダウンコンバータ53−1は、歪み検出・補償部42の出力データのうち、統合アップリンク成分信号TB1の中心周波数がDCセンタ(0Hz)となるように、統合アップリンク信号TBに対応する出力データのダウンコンバートを行い、フィルタ54−1に出力する。
同様に、第2ダウンコンバータ53−2は、歪み検出・補償部42の出力データのうち、統合アップリンク成分信号TB2の中心周波数がDCセンタ(0Hz)となるように、統合アップリンク信号TBに対応する出力データのダウンコンバートを行い、フィルタ54−2に出力し、第3ダウンコンバータ53−3は、歪み検出・補償部42の出力データのうち、、統合アップリンク成分信号TB3の中心周波数がDCセンタ(0Hz)となるように、統合アップリンク信号TBに対応する出力データのダウンコンバートを行い、フィルタ54−3に出力し、第4ダウンコンバータ53−4は、歪み検出・補償部42の出力データのうち、、統合アップリンク成分信号TB4の中心周波数がDCセンタ(0Hz)となるように、統合アップリンク信号TBに対応する出力データのダウンコンバートを行い、フィルタ54−4に出力する。
これらの結果、フィルタ54−1は、第1ダウンコンバータ53−1の出力データの量子化ノイズ等のノイズ(特に処理に必要ない統合アップリンク成分信号TB2、TB3、TB4の成分)を除去して、電/光変換部55に出力する。
同様にフィルタ54−2は、第2ダウンコンバータ53−2の出力データの量子化ノイズ等のノイズ(特に処理に必要ない統合アップリンク成分信号TB1、TB3、TB4の成分)を除去して、電/光変換部55に出力し、フィルタ54−3は、第3ダウンコンバータ53−3の出力データの量子化ノイズ等のノイズ(特に処理に必要ない統合アップリンク成分信号TB1、TB2、TB4の成分)を除去して、電/光変換部55に出力し、フィルタ54−4は、第4ダウンコンバータ53−4の出力データの量子化ノイズ等のノイズ(特に処理に必要ない統合アップリンク成分信号TB1、TB2、TB3の成分)を除去して、電/光変換部55に出力する。
電/光変換部55は、フィルタ54−1〜54−4の出力信号の電/光変換を行い、光信号を光ケーブルを介して、親局装置14に送信する。
親局装置14の光/電変換部71は、集約・中継局装置13が光ケーブルを介して送信した光信号を受信し、合成アップリンク信号B1〜B4のそれぞれに対応する信号に分離する。
これにより、第1アップコンバータ72−1は、統合アップリンク成分信号TB1に対応する信号をアップコンバートして対応するRF信号として対応する基地局装置15−1に送信し、第2アップコンバータ72−2と、統合アップリンク成分信号TB2に対応する信号をアップコンバートして対応するRF周波信号として対応する基地局装置15−1に送信する。
同様に第3アップコンバータ72−3は、統合アップリンク成分信号TB3に対応する信号をアップコンバートして対応する中間周波信号として対応する基地局装置15−2に送信し、第4アップコンバータ72−4は、統合アップリンク成分信号TB4に対応する信号をアップコンバートして対応するRF周波信号として対応する基地局装置15−2に送信する。
これらの結果、基地局装置15−1、15−2は、受信したRF信号に基づいて、携帯電話網とのやりとりを行う。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば、同じ統合アップリンク信号の入力信号レベルの差を付けた二つのA/Dコンバータ33、34に取り込み、より入力信号レベルが高い第1A/Dコンバータ33において、オーバーフローが発生する虞があるデータ区間においては、第1A/Dコンバータ33の出力データに代えて、第1A/Dコンバータ33の出力データの電力レベルに合わせた第2A/Dコンバータ34の出力データを用いてベースバンド信号毎にダウンコンバートを行うので、実効的にオーバーフローが発生した状態の出力データを使って処理を行うことが無くなり、信号特性の劣化を抑制することができる。
さらに上記効果を得るための構成として、A/Dコンバータを中間周波数帯域毎に設ける必要が無く、A/Dコンバータを一対用いるだけでよいので、A/Dコンバータの設置数を削減できるとともに、周波数帯域毎のバンドパスフィルタ(BPF)も削減することができる。この結果、実装面積及び製造コストを抑制することが可能となる。
[2]第2実施形態
図4は、第2実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。
図4において、図2の第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
図4において、図2の第1実施形態と異なる点は、第1A/Dコンバータ33の前段に増幅器61(増幅率=ZdB)を設けた点及びレベル調整部41に代えて、増幅率=(X+Z)dBのレベル調整部41Aを設けた点である。
この構成によれば、第1実施形態の効果に加えて、第1A/Dコンバータ33のオーバーフロー歪みのみならず、増幅器61の非線形性特性に起因する歪みの影響も除去することができるとともに、これらの歪みが発生していない状況下では、増幅器61による増幅でS/Nを向上することができる。
[3]第3実施形態
図5は、第3実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。
図5において、図4の第2実施形態と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
図5において、図4の第2実施形態と異なる点は、第1A/Dコンバータ33の前段かつ増幅器の後段並びに第2A/Dコンバータの前段に電力測定用カプラ62−1、62−2を設け、第1A/Dコンバータ33及び第2A/Dコンバータ34の入力電力レベルをそれぞれ検出する電力測定部63−1、63−2を設け、レベル調整部41Bから出力された第2A/Dコンバータの平均電力レベルが、第1A/Dコンバータの出力データの平均電力レベルと等しくなるようにレベル調整部41Bの前段にレベル制御部64を設けた点である。
この構成によれば、第1実施形態及び第2実施形態の効果に加えて、カプラや増幅器の利得を知ることなく、第1A/Dコンバータ33のオーバーフロー歪み及び増幅器の非線形性に起因する歪みの影響を除去できるとともに、第1A/Dコンバータ33や増幅器の特性が温度変化などに起因して変動した場合の電力変動も吸収して、より正確な動作を行うことができる。
[4]第4実施形態
図6は、第4実施形態の集約・中継局装置の概要構成ブロック図である。
図6において、図4の第2実施形態と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
図6において、図4の第2実施形態と異なる点は、第1A/Dコンバータ33の後段並びに第2A/Dコンバータの後段にそれぞれ第1A/Dコンバータ33のオーバーフロー歪み及び増幅器の非線形性に起因する歪みが発生していないデータ区間、すなわち、このデータ区間では、第1A/Dコンバータ33のオーバーフロー歪み及び増幅器61の非線形性に起因する歪みが発生しない程度に合成部31に入力される信号のレベルが低い小信号部分の平均電力を測定する小信号平均電力測定部65−1、65−2ををそれぞれ設け、レベル調整部41Bから出力された第2A/Dコンバータ34の小信号平均電力レベルが、第1A/Dコンバータ33の出力データの小信号平均電力レベルと等しくなるように構成した点である。
この構成によれば、第3実施形態の効果に加えて第1A/Dコンバータ33で発生しているオーバーフロー歪み及び増幅器の増幅器の非線形性特性に起因する歪みの影響を受けずに、平均電力を算出でき、より一層正確な動作を行うことができる。
[5]実施形態の変形例
以上の説明においては、第1A/Dコンバータ33と第2A/Dコンバータ34のダイナミックレンジ(処理ビット数)については述べなかったが、第2A/Dコンバータ34のダイナミックレンジを第1A/Dコンバータ33のダイナミックレンジを含み、より広いものを用いるようにするのが好ましい。例えば、第1A/Dコンバータ33の処理ビット数が例えば14ビットである場合に、第2A/Dコンバータの34の処理ビット数を4ビット増やし、ダイナミックレンジを16倍(4×6dB=24dB)とした18ビットのものを用いればよい。この結果、確実にオーバーフロー歪みの発生を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 通信システム
11−1〜11−3 携帯電話端末装置
12−1〜12−n 子局装置
13 集約・中継局装置
14 親局装置
15−1、15−2 基地局装置
21−1、21−2 アンテナ
22−1〜22−4 SAWフィルタ
24 合成部
31 合成部
32 カプラ
33 第1A/Dコンバータ
34 第2A/Dコンバータ
35 ディジタル処理部
41、41A、41B レベル調整部
42 歪み検出・補償部
43 伝送部
51 判別部
52 スイッチ部
53−1〜53−4 第1ダウンコンバータ〜第4ダウンコンバータ
54 フィルタ
55 電/光変換部
61 増幅器
71 光/電変換部
72−1〜72−4 第1アップコンバータ〜第4アップコンバータ
63 電力測定部
64 レベル制御部
65 小信号平均電力測定部
OFL 電力レベル
B1〜B4 ダウコンバートアップリンク信号
TB 統合アップリンク信号
TB1〜TB4 統合アップリンク成分信号
T1 第1出力端子
T2 第2出力端子

Claims (7)

  1. 移動体通信端末装置と通信を行う複数の子局装置から入力された複数の合成アップリンク信号が入力され、前記複数の合成アップリンク信号を合成して統合アップリンク信号を出力する合成部と、
    入力された前記統合アップリンク信号の信号レベルを第1信号レベルとして出力する第1出力端子及び前記統合アップリンク信号の信号レベルを前記第1信号レベルよりも所定レベル減衰させた第2信号レベルとして出力する第2出力端子を備えたカプラ部と、
    前記第1出力端子から出力された前記統合アップリンク信号のアナログ/ディジタル変換を行う第1A/Dコンバータと、
    前記第2出力端子から出力された前記統合アップリンク信号のアナログ/ディジタル変換を行う第2A/Dコンバータと、
    前記第2A/Dコンバータの出力データに基づいて、前記第1A/Dコンバータへ入力された前記統合アップリンク信号の信号レベルに起因する歪みが前記第1A/Dコンバータにおいて発生する虞があるデータ区間を検出する歪み検出部と、
    前記データ区間における前記第1A/Dコンバータの出力データを信号レベルを合わせた前記第2A/Dコンバータの出力データに切り替える切替部と、
    前記切替部から出力された前記第1A/Dコンバータあるいは前記第2A/Dコンバータの出力データを親局装置に中継するために伝送する伝送部と、
    を備えた集約・中継局装置。
  2. 前記第1A/Dコンバータの前段に前記第1出力端子から出力された前記統合アップリンク信号の増幅を行って出力するアンプ部を備えた、
    請求項1記載の集約・中継局装置。
  3. 前記切替部は、前記第2A/Dコンバータの出力データに対応する元の前記統合アップリンク信号の信号レベルが所定の基準信号レベルを超えた場合に、前記第2A/Dコンバータの出力データに切り替える、
    請求項1または請求項2記載の集約・中継局装置。
  4. 前記基準信号レベルは、前記第1A/Dコンバータがオーバーフローする前記統合アップリンク信号の信号レベルに基づいて定められている、
    請求項3記載の集約・中継局装置。
  5. 前記切替部は、前記第2A/Dコンバータの出力データに対応する元の前記統合アップリンク信号の信号レベルが前記基準信号レベルを超えたか否かを判別する判別部と、
    前記判別部の判別結果に基づいて、前記第1A/Dコンバータの出力データを信号レベルを合わせた前記第2A/Dコンバータの出力データに切り替えるスイッチ部と、
    を備えた請求項3または請求項4記載の集約・中継局装置。
  6. 前記第2A/Dコンバータの出力データの値を前記第1A/Dコンバータの出力データの信号レベルに合わせるレベル調整部を前記切替部の前段に設けた、
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の集約・中継局装置。
  7. 前記第1A/Dコンバータの出力データであって、前記データ区間以外の出力データの平均電力測定を行う第1データ電力測定部と、
    前記第2A/Dコンバータの出力データであって、前記データ区間以外の出力データの平均電力測定を行う第2データ電力測定部と、を備え、
    前記切替部は、前記第1データ電力測定部及び前記第2データ電力測定部の測定結果に基づいて、前記第2A/Dコンバータの出力データの値を、前記第1信号レベルに相当する値とする、
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の集約・中継局装置。
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