JP2015047908A - コラムホールカバー - Google Patents

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光洋 伊藤
Mitsuhiro Ito
光洋 伊藤
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Inoac Corp
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【課題】ステアリングギアボックスとダッシュパネルへの取り付け時にダッシュパネルに対するシール部の巻き込みを生じ難く、シール性が良好なコラムホールカバーの提供を目的とする。
【解決手段】筒状の本体部11の一端側にステアリングギアボックスへの固定部21を有し、本体部11の他端側に車体のダッシュパネルのシャフト挿通用開口部の周縁に圧接されるフランジ状のシール部31を有し、シール部31の内周縁から本体部11の延長方向Eへ突出した環状の壁部41を、ダッシュパネルのシャフト挿通用開口部に嵌まる大きさで、かつ壁部41の先端がシール部31の先端より本体部11の延長方向Eへ突出して有するコラムホールカバー10とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、一端がエンジンルーム内のステアリングギアボックスに固定され、他端がエンジンルームと車内を仕切るダッシュパネルのシャフト挿通用開口部周縁に圧接されてステアリングギアボックスとダッシュパネル間でステアリングシャフトの一部を覆う筒状のコラムホールカバーに関する。
車両においては、車輪の方向を制御するステアリングギアがエンジンルーム内のステアリングギアボックスに収容され、前記ステアリングギアと連結されたステアリングシャフトが、エンジンルーム内のステアリングギアボックスから突出し、車内とエンジンルームを仕切るダッシュパネルのシャフト挿通用開口部に挿通されて車内のステアリングホイールに連結されている。また、エンジンルーム側から騒音や雨水等がダッシュパネルのシャフト挿通用開口部を通って車内へ侵入するのを抑えるため、筒状のコラムホールカバーが前記ステアリングギアボックスのシャフト挿通部とダッシュパネルのシャフト挿通用開口部間に取り付けられ、ダッシュパネルとステアリングギアボックス間でステアリングシャフトの一部を覆うようにされている。
前記コラムホールカバーとして、一端にステアリングギアボックスに対する固定部を設け、他端にダッシュパネルのシャフト挿通用開口部周縁に圧接されるシール部を設けたものがある(特許文献1)。
例えば、図6に示す従来のコラムホールカバー70は、一端の固定部71をステアリングギアボックス91に固定し、その状態でコラムホールカバー70をステアリングギアボックス91と共にダッシュパネル95側へ押して、図7に示すように他端のシール部73をダッシュパネル95のシャフト挿通用開口部97の周縁98に圧接し、その状態でコラムホールカバー70をダッシュパネル95に沿ってスライドさせて正しい位置にすることが行われる。しかし、その際に、図7の一部を示す図7Aのように、コラムホールカバー70のシール部73の先側74がダッシュパネル95側へ巻き込まれてシール不良になるおそれがあった。特にシール部73の先端74側は、ダッシュパネル95への密着性を良好にするため、薄肉にされているため、前記スライド時の巻き込みを生じ易かった。符号93はステアリングギアボックスのシャフトである。
特開2004−322788号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、ステアリングギアボックスとダッシュパネルへの取り付け時にダッシュパネルに対するシール部の巻き込みを生じ難く、シール性が良好なコラムホールカバーの提供を目的とする。
請求項1の発明は、筒状の本体部の一端側にステアリングギアボックスへの固定部を有し、前記本体部の他端側に車体のダッシュパネルのシャフト挿通用開口部の周縁に圧接されるフランジ状のシール部を有するコラムホールカバーにおいて、前記ダッシュパネルのシャフト挿通用開口部に嵌まる大きさからなる連続した又は一部分離した環状の壁部が、前記シール部の内周縁から前記本体部の延長方向へ突出して形成され、前記壁部の先端が前記シール部の先端よりも前記本体部の延長方向へ突出していることを特徴とする。
本発明のコラムホールカバーは、取り付け時、まず、本体部の一端側の固定部をステアリングギアボックスに固定した状態で、コラムホールカバーをダッシュパネルの下方から押し上げ、本体部の他端側のシール部をダッシュパネルのシャフト挿通用開口部の周縁に接近させる。その際、前記シール部の内周縁から本体部の延長方向へ突出して形成されている連続した又は一部分離した環状の壁部がダッシュパネルに当接し、シール部についてはダッシュパネルから離れた状態で維持される。その状態でコラムホールカバーをダッシュパネルに沿ってスライドさせて正しい位置にし、前記環状の壁部をダッシュパネルのシャフト挿通用開口部に嵌めてダッシュパネルのシャフト挿通用開口部の周縁にシール部を圧接することにより、コラムホールカバーを取り付ける。
本発明のコラムホールカバーにあっては、前記ダッシュパネルに沿ってスライドさせて正しい位置にする際、前記環状の壁部がダッシュパネルに当接して前記シール部についてはダッシュパネルから離れた状態で維持されるため、前記シール部の先端がダッシュパネルと擦れあって内側へ巻き込まれる不具合を生じることがなく、その後、環状の壁部をダッシュパネルのシャフト挿通用開口部に嵌めることにより、前記シール部をダッシュパネルのシャフト挿通用開口部の周縁に正しく圧接させることができるため、良好なシール性を得ることができる。
さらに、本発明のコラムホールカバーは、シール部がダッシュパネルのシャフト挿通用開口部の周縁に圧接された状態で、シール部とダッシュパネル間に水が浸入することがあっても、水はシール部の内周縁から本体部の延長方向へ突出している環状の壁部による防水堤の働きで阻止されてコラムホールカバー内に侵入することができず、シール性を確保することができる。
本発明の一実施形態のコラムホールカバーの平面図と1B−1B断面図である。 一実施形態のコラムホールカバーをダッシュパネルへ向けて押し上げる際を示す断面図である。 一実施形態のコラムホールカバーにおける環状の突部がダッシュパネルのシャフト挿通用開口部周縁に当接した状態を示す断面図である。 一実施形態のコラムホールカバーの取り付け状態を示す断面図である。 他の実施形態のコラムホールカバーの平面図と5B−5B断面図である。 従来のコラムホールカバーをダッシュパネルへ向けて押し上げる際を示す断面図である。 従来のコラムホールカバーをダッシュパネルに沿ってスライドさせる際を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に示す一実施形態のコラムホールカバー10は、取り付け状態を示す図4のように、車両のエンジンルームと車内を仕切るダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57に挿通されたステアリングシャフト59を、ダッシュパネル55とステアリングギアボックス61間で覆うものであり、一端側がエンジンルーム内のステアリングギアボックス61のシャフト挿通部62に固定され、他端側がダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の周縁58に圧接される。前記ステアリングギアボックス61のシャフト挿通部62は筒状からなり、前記ステアリングシャフト59が突出している。
前記コラムホールカバー10は、本体部11の一端側にステアリングギアボックスへの固定部21を有し、前記本体部11の他端側には車体のダッシュパネルのシャフト挿通用開口部57の周縁58に圧接されるシール部31を有する。
前記本体部11は、両端が開口し、断面形状が長円形をした筒状のゴム弾性体からなり、両端間に蛇腹部12を有する弾性伸縮可能なものである。
前記ステアリングギアボックスへの固定部21は、外方(径方向外方)へ突出した環状からなって内周面に嵌合用溝23が形成されている。この実施例では、前記嵌合用溝23は、ステアリングギアボックスに対するコラムホールカバー10の固定用溝として使用される。
前記ダッシュパネルのシャフト挿通用開口部57の周縁58に対するシール部31は、外方(径方向外方)へ突出したフランジ状からなり、先端32が薄肉のリップ状とされて前記本体部11の延長方向Eへ傾斜している。また、前記シール部31の先端32とシール部の内周縁34間には中間リップ35が環状に形成されている。
前記シール部31の内周縁34から環状の壁部41が、前記本体部11の延長方向Eへ突出して形成されている。前記環状の壁部41は、車体のダッシュパネルのシャフト挿通用開口部57に嵌まる大きさからなる。前記環状の壁部41の外径は、前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の内径と等しいか、あるいは僅かに小さくするのが好ましい。前記環状の壁部41の先端42は、前記シール部31よりも前記本体部11の延長方向Eへ突出している。図示の例では、前記シール部31の先端32及び中間リップ35よりも前記本体部11の延長方向Eへ突出している。なお、前記環状の壁部41は、車種等に応じて連続した環状のもの、あるいは一部が分離した環状のものとされる。
前記コラムホールカバー10は、次のようにして前記ステアリングギアボックス61とダッシュパネル55間に取り付けられる。
まず、図2に示す前記ステアリングギアボックス61の筒状部62の先端から突出しているステアリングシャフト59及び前記筒状部62を、前記コラムホールカバー10の本体11の固定部21内に挿入し、前記ステアリングギアボックス61の筒状部62の先端外周に形成されているフランジ63を、前記本体部11の固定部21の内面の嵌合用溝23に嵌合させることにより、前記コラムホールカバー10の一端側をステアリングギアボックス61の筒状部62に取り付け、前記ステアリングシャフト59を前記コラムホールカバー10内を通して他端から突出させる。また、前記ステアリングギアボックス61とダッシュパネル55間の間隔が大の場合には、前記ステアリングギアボックス61の筒状部62に筒状延長部材(図示せず)を取り付け、前記延長部材の先端に前記コラムホールカバー10の固定部21を固定するようにしてもよい。
次に、前記ステアリングボックス61と共に前記コラムホールカバー10を前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の下方から押し上げ、図3に示すように、前記コラムホールカバー10の他端側から突出しているステアリングシャフト59を、前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57に挿入し、前記コラムホールカバー10の前記シール部31の内周縁から突出している環状の壁部41の先端42を、前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の周縁58に押し付ける。その際、前記シール部31の先端32及び中間リップ35の先端は、前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の周縁58から離れた状態となり、また、前記蛇腹部12が長さ方向に圧縮された状態になる。その状態で、前記コラムホールカバー10をダッシュパネル55に沿ってスライドさせて正しい位置にし、図4のように前記環状の壁部41を前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57に嵌める。それによって、前記蛇腹部12の圧縮が緩和されて本体部11が伸張し、前記シール部31の先端32及び中間リップ35が前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の周縁58に圧接してシールし、前記コラムホールカバー10が正しく取り付けられる。
前記取り付けの際、前記コラムホールカバー10をダッシュパネル55に沿ってスライドさせ、前記環状の壁部41を前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57に嵌めるまでの間、前記シール部31の先端32及び中間リップ35の先端が、前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の周縁58から離れた状態となるため、前記シール部31の先端32がダッシュパネル55と擦れあってダッシュパネル側へ巻き込まれる不具合を生じることがない。その後、前記環状の壁部41をダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57に嵌めることにより、前記シール部31をダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の周縁58に正しく圧接させることができ、良好なシール性を得ることができる。
また、前記コラムホールカバー10は、前記シール部31がダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57の周縁58に圧接された状態で、前記シール部31とダッシュパネル55間に水が浸入することがあっても、水は前記シール部31の内周縁から突出している環状の壁部41が防水堤として作用することにより阻止されてコラムホールカバー10内に侵入することができず、シール性を確保することができる。
また、前記環状の壁部41を前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57に嵌める作業を容易にするため、図5に示す他の実施形態のコラムホールカバー10Aのように、前記環状の壁部41の内周面に把持用突起43を設けてもよい。前記把持用突起43は、前記環状の壁部41の内周面の全周に、あるいは図示のような部分的に設ける場合など、何れであってもよい。前記把持用突起43を設けた場合、前記コラムホールカバー10をダッシュパネル55に沿ってスライドさせる際、車内側から前記ダッシュパネル55のシャフト挿通用開口部57に作業者の手の指などを入れて前記把持用突起43を掴み、前記シャフト挿通用開口部57内へ引っ張ることによって、前記環状の壁部41をシャフト挿通用開口部57に嵌めることができ、作業が容易になる。なお、前記コラムホールカバー10Aは、前記把持用突起43以外の部分は、前記コラムホールカバー10と同様である。
10、10A コラムホールカバー
11 本体部
21 固定部
31 シール部
41 環状の壁部
55 ダッシュパネル
57 ダッシュパネルのシャフト挿通用開口部
59 ステアリングシャフト
61 ステアリングギアボックス
62 ステアリングギアボックスの筒状部

Claims (1)

  1. 筒状の本体部の一端側にステアリングギアボックスへの固定部を有し、前記本体部の他端側に車体のダッシュパネルのシャフト挿通用開口部の周縁に圧接されるフランジ状のシール部を有するコラムホールカバーにおいて、
    前記ダッシュパネルのシャフト挿通用開口部に嵌まる大きさからなる連続した又は一部分離した環状の壁部が、前記シール部の内周縁から前記本体部の延長方向へ突出して形成され、前記壁部の先端が前記シール部の先端よりも前記本体部の延長方向へ突出していることを特徴とするコラムホールカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018002066A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 鬼怒川ゴム工業株式会社 ステアリングシャフトのグロメット構造

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