JP2015041252A - アクセルペダル反力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行モードの設定と、反力の増加特性を考慮した適切な反力の感じ方(フィーリング)を運転者に付与可能なアクセルペダル反力制御装置を提供する。
【解決手段】反力制御部22Aは、走行モード切換スイッチ16により走行モードが切り換えられた場合に、切り換えられた走行モード(「スポーツモード」、「エコモード」、「ノーマルモード」)の走行特性32に連動して反力付与機構24によりアクセルペダル12に付与する反力増加特性(ベース反力特性100、第1反力特性101、又は第2反力特性102)を変更するようにしたので、車両11の走行モードに応じて適切な反力Fの感じ方(フィーリング)を運転者に付与することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両に設けられたアクセルペダルの踏込方向と反対方向の反力を制御するアクセルペダル反力制御装置に関する。
特許文献1には、アクセルペダルの反力を可変制御するアクセルペダル反力制御装置において、アクセルペダルの踏込量が所定の踏込量を上回ると、反力制御部により総踏込反力が増加される技術が開示されている(特許文献1の[0056]、[0057]、図10、図11)。
この特許文献1では、アクセルペダルの所定の踏込量にて踏込反力を増加するために、反力制御部により所定の踏込量で所定の踏込反力を設定可能なDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)技術が採用されている(特許文献1の[0035])。
国際公開第2013/005374号パンフレット
反力制御部により、アクセルペダルの踏込方向と反対方向の反力を増加させる場合には、その反力の増加の仕方により、運転者に付与される感じ方(フィーリング)と、反力の増加の認識度が異なるという知見を得た。
また、近時の車両では、上記したDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)技術の進展により、アクセルペダルの踏込量の増加に対するスロットル開度の増加の仕方を変更することで、「スポーツモード」(トルク感強調)、「ノーマルモード」(基本)、「エコモード」(燃費優先)等の走行モードを切り換える技術が採用されている。
この発明は、上記の知見及び技術を考慮してなされたものであり、設定された走行モードと、反力の増加特性を考慮した適切な反力の感じ方(フィーリング)を運転者に付与することを可能とするアクセルペダル反力制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係るアクセルペダル反力制御装置は、車両に設けられたアクセルペダルの踏込方向と反対方向の反力を制御するアクセルペダル反力制御装置であって、前記アクセルペダルの踏込量を検出する踏込量検出部と、前記踏込量検出部により検出された前記踏込量に基づいて、前記アクセルペダルに前記反力を付与する反力付与部と、前記反力付与部による前記反力の増加の仕方を規定する反力増加特性を制御する反力制御部と、前記車両の走行モードを切り換える走行モード切換部と、を備え、前記反力制御部は、前記走行モード切換部により前記走行モードが切り換えられた場合に、切り換えられた走行モードの走行特性に連動して前記反力付与部による前記反力増加特性を変更する。
この発明によれば、反力制御部は、前記走行モード切換部により走行モードが切り換えられた場合に、切り換えられた走行モードの走行特性に連動して反力付与部を通じてアクセルペダルに付与する反力増加特性を変更するようにしたので、車両の走行モードに応じて適切な反力の感じ方(フィーリング)を運転者に付与することができる。
この場合、前記走行モード切換部は、前記走行モードのベースとなる基本走行モードと、前記車両に設けられた駆動源のエネルギ消費が前記基本走行モードよりも少なくなるように走行特性が設定された節約走行モードと、を切り換え、前記反力制御部は、前記走行モード切換部により前記エネルギ消費の少ない前記節約走行モードに切り換えられているときには、前記基本走行モードに切り換えられているときよりも、前記反力付与部による前記反力の増加の仕方を強調するように制御することで、節約走行モードでは運転者のアクセルペダルの踏込が抑制される結果、エネルギ消費が節約される。
前記反力制御部は、前記踏込量検出部により検出された前記踏込量が閾値以上になった場合に、前記反力付与部により前記反力を既定の増加の仕方で付与する第1反力特性と、前記反力の増加の仕方を第1反力特性よりも強調して付与する第2反力特性とを有し、前記走行モード切換部により前記基本走行モードに切り換えられている場合には、前記第1反力特性に設定し、前記節約走行モードに切り換えられている場合には、前記第2反力特性に設定するものであるが、前記第1反力特性又は前記第2反力特性への固定操作を検出したときには、前記走行モード切換部による前記第1反力特性又は前記第2反力特性の設定に優先して、前記第1反力特性又は前記第2反力特性に設定を固定するように構成してもよい。
この構成により、通常は、基本走行モードのときには第1反力特性が設定され、エネルギ消費(燃料消費あるいは電力消費等)が小さくなるように設定された節約走行モード、いわゆるエコモード(エコ運転モード)のときには第2反力特性が設定されるが、例えば、運転者による反力特性の固定操作を検出した場合には、走行モードと反力特性の連動を解除して、所望の反力特性に固定することができるので、運転者が好む反力特性を優先しながらも、走行モードを切り換えることができることとなり、操作性に優れる。
前記走行モード切換部は、さらに、基本走行モードよりも前記車両の加速性能を優先する加速性能優先走行モードに切り換える機能を有し、前記反力制御部は、前記走行モード切換部により前記加速性能優先走行モードに切り換えられている場合には、前記踏込量が前記閾値以上になった場合でも、前記反力付与部による反力を増加しない反力特性に設定するか、前記第1反力特性よりも前記反力の増加の仕方が小さい反力特性に設定するように構成してもよい。
この構成により、加速性能を優先する加速性能優先走行モードでは、反力の増加に伴うアクセルペダルの踏み込み難さを低減するので、例えば、一般道路から高速道路に進入する際等に、運転者の加速意図・操作を優先させることができることから、操作性に優れる。
この場合において、前記反力制御部は、前記踏込量検出部により検出された前記踏込量が閾値以上になった場合に、前記反力付与部により付与する前記反力を目標反力とし、前記第2反力特性は、前記第1反力特性に対して、前記閾値でのベース反力から前記目標反力に増加するまでの反力上昇速度が大きく設定されるか、又は前記閾値での前記ベース反力から前記目標反力に増加するまでの反力増加量が大きく設定されるように構成してもよい。
この構成によれば、第1反力特性を第2反力特性に比べて反力をなだらかに立ち上げることができることから反力増加に伴う違和感を運転者に与えることを抑制することができる一方、第2反力特性では、運転者に反力の増加を分かりやすく知らせることができる。
また、前記第1反力特性は、第1の閾値までアクセルペダルの踏込量が到達したときに前記反力付与部による反力を増加させ、前記第2反力特性は、前記第1の閾値よりも小さい踏込量まで踏み込まれたときに前記反力付与部により反力を増加させるように構成してもよい。
この構成により、第2反力特性では、より小さい踏込量で反力を増大させるので、運転者に反力の増加を明瞭に気づかせることができることから、いわゆるエコ運転に積極的に供することができる。
この発明によれば、反力制御部は、走行モード切換部により走行モードが切り換えられた場合に、切り換えられた走行モードの走行特性に連動して反力付与部によりアクセルペダルに付与する反力増加特性を変更するようにしたので、車両の走行モードに応じて適切な反力のフィーリングを運転者に付与することができるという効果が達成される。このようにして、設定された走行モードと、反力の増加特性を考慮した適切な反力の感じ方(フィーリング)を運転者に付与することができるという効果が達成される。
この発明の一実施形態に係るアクセルペダル反力制御装置のブロック図である。 走行特性の例示図である。 図8Aのフローチャートの処理に対応する踏込量に対する付与反力の特性図である。 図8Bのフローチャートの処理に対応する踏込量に対する付与反力の特性図である。 図5Aは、図8Bのフローチャートの処理に対応する踏込量に対する付与反力の詳細な変化を示す一例の特性図である。図5Bは、図8Bのフローチャートの処理に対応する踏込量に対する付与反力の詳細な変化を示す他の例の特性図である。 反力特性設定表図である。 図1に示すアクセルペダル反力制御装置の動作説明に供されるフローチャートである。 図8Aは、踏込量に応じて設定した反力上昇速度で目標反力を出力する処理に供されるフローチャートである。図8Bは、前記目標反力より大きい目標反力を強調して出力した後、出力を漸減する処理に供されるフローチャートである。 「スポーツモード」の変形例の反力特性図である。 「エコモード」の変形例の反力特性図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態に係るアクセルペダル反力制御装置10のブロック図である。
アクセルペダル反力制御装置10は、四輪乗用車等の車両11に搭載され、基本的には、スロットルバルブ(不図示)の開度等を調整するアクセルペダル12と、アクセルペダル12の運転者による操作量である踏込量θ[゜]を検出する踏込量検出部としての踏込量センサ14と、走行モードを切り換える走行モード切換部としての走行モード切換スイッチ16と、表示装置20と、ECU(electronic control unit:電子制御装置)22と、アクセルペダル12に反力Fを付与する反力付与部としての反力付与機構24と、付与する反力Fの増加の仕方である反力特性(目標反力特性)を選択する反力特性選択部としての反力特性選択スイッチ26と備える。
なお、アクセルペダル12の踏込量θは、アクセル開度とも称されるので、理解の便宜のために、踏込量を開度という場合もある。
ここで、車両11は、エンジンを駆動源とするエンジン自動車の他、EV(電気自動車)、エンジンを備えるハイブリッド自動車、レンジエクステンダ自動車、及び燃料電池を備える燃料電池自動車等の電動車両が対象とされる。
反力付与機構24は、アクセルペダル12に連結された図示しないモータ等のアクチュエータからなり、反力制御部22Aから受領した制御信号に応じた反力Fをアクセルペダル12に付与する。アクセルペダル12にリターンスプリングが設けられている場合、反力Fは、リターンスプリングによる反力とモータ等のアクチュエータによる反力の合成の反力とされる。なお、アクセルペダル12に付与する反力Fは、リターンスプリングを用いずに、アクチュエータのみを用いて発生させるようにしてもよい。
踏込量センサ14は、アクセルペダル12の原位置(θ=0[゜])からの踏込量(アクセルペダル踏込量)θ[゜]をポテンショメータ等により検出し、ECU22に出力する。
走行モード切換スイッチ16は、運転者が走りのティスト(嗜好、乗り味)を切り換える(選択する)ことが可能なスイッチであり、この実施形態では、運転者により、ベースとなる基本走行モードである「ノーマルモード」と、この「ノーマルモード」よりも車両11に設けられた駆動源(エンジン、モータ、燃料電池等)のエネルギ消費を少なくする節約走行モードである「エコモード」と、前記「ノーマルモード」よりも加速性能を優先する加速性能優先モードである「スポーツモード」の各位置に切り換えられるようになっている。
例えば、図2の走行特性32の例に示すように、エンジン自動車の例では、「スポーツモード」で、アクセルペダル12の踏込量θに対するスロットルの開度TH(要求駆動力)を大きく制御することで、高速且つ力強い加速を実現している。一方、「エコモード」では、アクセルペダル12の踏込量θに対するスロットルの開度THを小さくし、エンジン回転を抑制する制御にする。「ノーマルモード」は、「スポーツモード」と「エコモード」の略中間のスロットル開度特性になっている。
なお、「エコモード」では、上記のように、要求駆動力の増加量を小さく設定する他、燃料消費効率や電力消費効率の良いエンジン回転数が優先されるように制御したり、エアコンディショナ等の電子機器を省電力状態にしたり、ハイブリッド自動車ではエンジンのアイドルストップ状態を延長したり回生を増やすようにしてもよい。
図1において、表示装置20は、この実施形態では、運転者に視認可能にダッシュボードに配置されるマルチインフォメーションディスプレイが利用され、このマルチインフォメーションディスプレイには、走行距離の他、エネルギ消費(燃費・電費等)や外気温等を併せて表示することが可能であり、各種設定を調整可能でタッチスクリーン操作可能な操作部30を備える。なお、表示装置20は、ナビゲーション装置に代替するもことできる。
ECU22は、コンピュータ及びDSP等により構成され、CPUが各種入力に基づきROM等のメモリ(記憶装置)23に記憶されているプログラムを実行することで各種の機能を実現する機能実現部(機能実現手段)としても動作する。この実施形態において、ECU22は、反力制御部22A、及びタイマ等の機能を有する計時部22B等として機能する。
反力特性選択スイッチ26は、アクセルペダル12の踏込量θが閾値踏込量(閾値開度)θth以上になった場合にベース反力Fb(後述)に重畳されるメモリ23に記憶された目標反力特性Ftc中、第1及び第2反力特性101、102(あるいは前記第1及び第2反力特性101、102を調整(変更)した調整後の反力特性)のいずれかを選択するスイッチである。
メモリ23には、目標反力特性Ftcとして、図3に示すベース反力特性100と第1反力特性101、及び図4に示す前記ベース反力特性100と第2反力特性102とからなる反力特性の異なる3つの基本的な反力特性(ベース反力特性100、第1反力特性101、及び第2反力特性102)が記憶されている。
図3に示す2点鎖線の円で囲った反力上昇速度可変特性Fiを含む第1反力特性101及び図4に示す2点鎖線の円で囲った反力増加量可変特性Fjを含む第2反力特性102において、ベース反力Fbは、踏込量θがθ=0[゜]から比較的に小さい踏込量θ1までは初期反力から反力Fb1まで比較的急峻に増加し、通常使用範囲の踏込量θ1からアクセルペダル12のいわゆるべた踏み(踏込量θが最大踏込量θmax)位置の反力Fb2までは徐々に増加する特性(ベース反力特性100という。)になっている。
このベース反力Fb(ベース反力特性100)は、アクセルペダル12の戻り側が、踏込側に対して弱くなるヒステリシスを持つ特性に設定されている。
図3に示した第1反力特性101では、踏込量θが閾値踏込量(閾値開度)θthに到達したとき、アクセルペダル12がさらに踏み込まれると、反力上昇速度可変特性Fiに規定された目標反力Ftarの軌跡を通るように反力Fが設定される。
具体的には、第1目標反力Fn+Fb(定常反力+ベース反力)が設定されると、その第1目標反力Fn+Fbまで、踏込量θ=θthでのベース反力Fbから、設定された反力上昇速度ΔF/Δt(単位時間当たりの反力増加量)で反力Fが緩やかに増加するように反力Fが設定される。
一方、図4に示した第2反力特性102では、踏込量θが閾値踏込量θthに到達したとき、アクセルペダル12がさらに踏み込まれると、反力増加量可変特性Fjに規定された目標反力Ftarの軌跡を通るように反力Fが設定される。
具体的には、第1目標反力Fn+Fbより大きい第2目標反力Fp+Fbが設定されると共に、この第2目標反力Fp+Fbより小さい第3目標反力(この実施形態では、第1目標反力Fn+Fbと同値とされるが、発明の理解の便宜のために第3目標反力という。)Fn+Fbが設定される。
第2目標反力Fp+Fb中、反力増加量Fp{強調反力ともいうが、ベース反力Fbに重畳するバイアス量としての反力(反力増加バイアス量)と考えることができる。}は、定常反力Fnより大きい反力Fに設定される(Fp≧Fn)。
そして、その第2目標反力Fp+Fbまで、踏込量θ=θthでのベース反力Fbから設定された反力増加量(強調反力)Fp分、第2目標反力Fp+Fbまで反力Fが階段状(ステップ状)に増加するように設定され、その後、既定時間経過後に第3目標反力Fn+Fbまで一定の減少特性で減少される反力Fが設定される。
図4に示した反力増加量可変特性Fjは、より詳細には、図5Aに示す反力増加量可変特性Fja、又は図5Bに示す反力増加量可変特性Fjbが設定可能である。
図5Aの反力増加量可変特性Fja、及び図5Bの反力増加量可変特性Fjbでは、基本的には、踏込量θが閾値踏込量θthに到達した時点t0にて、ベース反力Fbから反力増加量(強調反力)Fp分、第2目標反力Fp+Fbまで階段状に増加した後、既定時間Tα経過後の時点t2では、第2目標反力Fp+Fbよりも小さい第3目標反力Fn+Fbまで減少するように設定される。
図5Aの反力増加量可変特性Fjaでは、既定時間Tα経過後に、第2目標反力Fp+Fbよりも小さい第3目標反力Fn+Fbまで減少するように設定する際、第3目標反力Fn+Fbよりも大きい既定反力Fq+Fbまで急減し(時点t1参照)、時点t1以降は時点t2の第3目標反力Fn+Fbまで漸減するように設定している。
図5Bの反力増加量可変特性Fjbでは、既定時間Tα経過後に、第2目標反力Fp+Fbよりも小さい第3目標反力Fn+Fbまで減少するように設定する際、時間と共に指数関数的に第3目標反力Fn+Fbまで減少するように設定している。
上述した目標反力Ftar(第1目標反力Fn+Fb、第2目標反力Fp+Fb、第3目標反力Fn+Fb)、ベース反力特性100(ベース反力Fb)、定常反力Fn、反力上昇速度可変特性Fiを規定する反力上昇速度ΔF/Δt、反力増加量可変特性Fj等は、車両11の駐車時等に、表示装置20及び操作部30を利用して、運転者の好み等に応じて変更することが可能になっており、メモリ23には、各デフォルトの特性が工場出荷時等に記憶されると共に、変更後の特性も記憶される。なお、これらの値、特性及び閾値踏込量θthは、運転者の意図・操作により調整可能なことは勿論のこと、車速等の走行状態、あるいは舗装道路、未舗装道路、カーブ路等の走行シーンに応じて設定を変更することが可能になっている。
具体的に、この実施形態では、操作部30に、ダイヤルやボリュームスイッチを模擬した操作部を表示すると共に、各特性、各値を表示し、前記ダイヤルや前記ボリュームスイッチで調整することが可能となっており、そのようにして、各特性、各値設定を変更することができる。
上述したように、反力特性選択スイッチ26は、基本的には、アクセルペダル12の踏込量θが閾値踏込量(閾値開度)θth以上になった場合にベース反力Fbに重畳されるメモリ23に記憶された第1反力特性101又は第2反力特性102のいずれかを選択するスイッチである。
この場合、反力特性選択スイッチ26による目標反力Ftarが相対的に小さい方の特性である第1反力特性101を選択する選択位置には、例えば「反力弱固定」との表示がなされ、目標反力Ftarが相対的に大きい方の特性である第2反力特性102を選択する選択位置には、例えば「反力強固定」との表示がなされている。さらに、走行モード切換スイッチ16により、「エコモード」が選択されているか、又は「ノーマルモード」(「エコモード」が選択されていない)が選択されているかに連動して第1反力特性101及び第2反力特性102を切り換え可能な選択位置には、例えば「エコ連動」との表示、もしくは、この「エコ連動」を標準の設定とする場合には「標準」又は「デフォルト」等との表示がなされている。
図6は、走行モード切換スイッチ16の切換位置と、反力特性選択スイッチ26の切換位置との関係で決定される、メモリ23に記憶されている反力特性設定表(設定マップ)40を示している。
走行モード切換スイッチ16が、「スポーツモード」の切換位置になっていると、反力特性選択スイッチ26による選択は無効となって、反力Fが最も弱い(反力最弱)のベース反力特性100が設定される。
一方、走行モード切換スイッチ16が、「エコモード」の切換位置になっているときに、反力特性選択スイッチ26が、「エコ連動」、「反力弱固定」、及び「反力強固定」に切り換えられると、それぞれ後述する第2反力特性102(「反力強固定」)、第1反力特性101(「反力弱固定」)、及び第2反力特性102(「反力強固定」)が選択されて設定される。
また、走行モード切換スイッチ16が、「ノーマルモード」の切換位置になっているときに、反力特性選択スイッチ26が、「エコ連動」、「反力弱固定」、及び「反力強固定」に切り換えられると、それぞれ第1反力特性101(「反力弱固定」)、第1反力特性101(「反力弱固定」)、及び第2反力特性102(「反力強固定」)が選択されて設定される。
走行モード切換スイッチ16及び反力特性選択スイッチ26は、例えば、ステアリング内あるいはダッシュボード等、運転中であっても、運転者が、手指で容易に操作できる位置に配置されている。
この実施形態に係るアクセルペダル反力制御装置10は、基本的には以上のように構成され、且つ動作するものであり、次に、ECU22(の反力制御部22A)によるアクセルペダル12に対する反力付与機構24を介しての反力の付与・設定・制御処理について図7、図8A、図8Bのフローチャートを参照して詳しく説明する。
ステップS1にて、反力制御部22Aは、走行モード切換スイッチ16の選択位置を確認することで、運転者の意図・操作に係わる走行モードを検出する。
ステップS2にて、検出された走行モードが「スポーツモード」であるか否かを判定する。
「スポーツモード」ではない(ステップS2:NO)「ノーマルモード」又は「エコモード」のいずれかの走行モードであるときには、ステップS3にて、さらに、反力特性選択スイッチ26の選択位置を確認することで、運転者の意図・操作に係わる反力特性選択位置(「エコ連動」、「反力弱固定」、及び「反力強固定」のいずれかの位置)を検出する。
次いで、ステップS4にて、反力制御部22Aは、ステップS1及びステップS2にて検出(選択)された走行モード(「ノーマルモード」か「エコモード」)、及びステップS3にて検出(選択)された反力特性選択位置(「エコ連動」、「反力弱固定」、及び「反力強固定」のいずれかの位置)に応じたベース反力Fbから目標反力Ftarまでの増加の仕方(傾き等)を、反力特性設定表40(図6参照)を参照して決定する。
この場合、ステップS3にて、運転者が「反力弱固定」の選択位置を選択していたことが検出された場合には、ステップS4にて、図3に示した反力上昇速度可変特性Fiを含む第1反力特性101が目標反力特性Ftcに決定し、ステップS3にて、運転者が「反力強固定」の選択位置を選択していたことが検出された場合には、ステップS4にて、図4に示す反力増加量可変特性Fjを含む第2反力特性102を目標反力特性Ftcに決定する。
さらに、ステップS3にて、運転者が「エコ連動」の選択位置を選択していたことが検出された場合には、ステップS4にて、ステップS1で検出していた走行モードが「エコモード」であったとき、反力増加量可変特性Fjを含む第2反力特性102を目標反力特性Ftcに決定し、ステップS4にて、ステップS1で検出していた走行モードが「エコモード」ではなく「ノーマルモード」であったとき、反力上昇速度可変特性Fiを含む第1反力特性101を目標反力特性Ftcに決定する。
このようにしてステップS4にて、第1反力特性101又は第2反力特性102に応じてベース反力Fbから目標反力Ftarまでの増加の仕方が決定される。
なお、ステップS2の判定において、走行モード切換スイッチ16の切換位置が「スポーツモード」の選択位置となっていた(ステップS2:YES)ときには、ステップS3の反力特性選択スイッチ26による特性の選択は、無効とされ、ステップS4にて、「スポーツモード」での個別の反力特性に応じてベース反力Fbから目標反力Ftarまでの増加の仕方が設定されるが、この実施形態では、「スポーツモード」での個別の反力特性は、ベース反力特性100に設定される(図6参照)。
次いで、図7のフローチャートに戻り、ステップS5にて、反力制御部22Aは、実際の走行中に、アクセルペダル12の踏込量θが閾値踏込量θthを上回るか否かを連続的に判定する。
ステップS5の判定にて、踏込量θが閾値踏込量θthを上回った(ステップS5:YES)場合には、ステップS6にて、踏込量θに応じて、設定した反力増加の仕方で、目標反力Ftarを出力することで、反力付与機構24を通じてアクセルペダル12に第1反力特性101(図3参照)、第2反力特性102(図4参照)又は、ベース反力特性100に沿った反力Fが付与される。
この場合、ステップS4にて、第1反力特性101(「反力弱固定」)に決定されていた場合には、図8Aのフローチャートに示すように、ステップS6Aにて、踏込量θに応じて設定した反力上昇速度ΔF/Δtでの反力上昇速度可変特性Fiに沿って目標反力Ftar(Ftar=第1目標反力Fn+Fb)まで出力した後、ステップS6Bにて、第3目標反力Fn+Fbを出力し続ける。
その一方、ステップS4にて、第2反力特性102(「反力強固定」)が選択(検出)されていた場合には、図8Bのフローチャートに示すように、ステップS61にて、階段状に増加した目標反力Ftar(Ftar=第2目標反力Fp+Fb)を出力した後、出力時点t0から計時部22Bにより経時される経過時間が閾値時間である既定時間Tαになるまでは(ステップS62:NO)、ステップS63にて、反力増加量可変特性Fja(図5A)、又は反力増加量可変特性Fjb(図5B)に沿って反力Fを漸減し、経過時間が閾値時間である既定時間Tαになると(ステップS62:YES)、第3目標反力Fn+Fbを出力し続ける。
なお、ステップS2の判定にて、「スポーツモード」が検出されていた(ステップS2:YES)場合には、ステップS6にて、ベース反力特性100に沿って反力Fが付与される。
[実施形態のまとめ及び変形例]
以上説明したように、この実施形態に係るアクセルペダル反力制御装置10は、車両11に設けられたアクセルペダル12の踏込方向と反対方向の反力Fを制御する。このアクセルペダル反力制御装置10は、アクセルペダル12の踏込量θを検出する踏込量センサ14(踏込量検出部)と、アクセルペダル12に反力Fを付与する反力付与機構24(反力付与部)と、反力付与機構24による反力Fの増加の仕方を制御する反力制御部22A(反力制御手段)と、車両11の走行モードを切り換える走行モード切換スイッチ16(走行モード切換部)と、を備える。
反力制御部22Aは、走行モード切換スイッチ16により走行モードが切り換えられた場合に、切り換えられた走行モード(「スポーツモード」、「エコモード」、又は「ノーマルモード」)の走行特性32に連動して反力付与機構24によりアクセルペダル12に付与する反力増加特性(ベース反力特性100、第1反力特性101、又は第2反力特性102)を変更するようにしたので、車両11の走行モードに応じて適切な反力Fの感じ方(フィーリング)を運転者に付与することができる。
この場合、走行モード切換スイッチ16により、前記走行モードのベースとなる「ノーマルモード(基本走行モード)」と、車両11に設けられた駆動源であるエンジン等のエネルギ消費が「ノーマルモード(基本走行モード)」よりも少なくなるように走行特性32が設定された「エコモード(節約走行モード)」と、を切り換え、反力制御部22Aは、走行モード切換スイッチ16により前記エネルギ消費の少ない「エコモード」に切り換えられているときには、「ノーマルモード」に切り換えられているときよりも、反力付与機構24による反力Fの増加の仕方を強調するように制御している(「ノーマルモード」での第1反力特性101に対して第2反力特性102を採用している。)ので、「エコモード」では、「ノーマルモード」よりも運転者のアクセルペダル12の踏込が抑制される結果、エネルギ消費が節約される。
ここで、反力制御部22Aは、踏込量センサ14により検出された踏込量θが閾値踏込量(閾値開度)θth以上になった場合に、反力付与機構24により反力Fを既定の増加の仕方でアクセルペダル12に付与する第1反力特性101と、反力Fの増加の仕方を第1反力特性101よりも強調して付与する第2反力特性102とを有し、反力制御部22Aは、走行モード切換スイッチ16により「ノーマルモード」に切り換えられている場合には、第1反力特性101を設定し、「エコモード」に切り換えられている場合には、第2反力特性102を設定するものであるが、第1反力特性101又は第2反力特性102への固定操作(「反力弱固定」、又は「反力強固定」)を検出したときには、走行モード切換スイッチ16による第1反力特性101又は第2反力特性102の設定に優先して、第1反力特性101又は第2反力特性102に設定を固定するように構成してもよい。
この構成により、通常は、「ノーマルモード」のときには第1反力特性101が設定され、エネルギ消費(燃料消費あるいは電力消費等)が小さくなるように設定された「エコモード」のときには第2反力特性102が設定されるが、例えば、運転者による第1又は第2反力特性101、102への固定操作(「反力弱固定」、又は「反力強固定」)を検出した場合には、走行モードと反力特性の連動(図6中、「エコ連動」)を解除して、所望の第1又は第2反力特性101、102に固定することができるので、運転者が好む反力特性を優先しながらも、走行モードを「ノーマルモード」、「エコモード」、又は「スポーツモード」に切り換えることができることとなり、操作性に優れる。
より具体的には、走行モード切換スイッチ16は、「ノーマルモード」よりも車両11の加速性能を優先する「スポーツモード」(加速性能優先走行モード)に切り換える機能を有しているので、反力制御部22Aは、走行モード切換スイッチ16により「スポーツモード」に切り換えられていることを検出した場合には、踏込量θが閾値踏込量θth以上になった場合でも、反力付与機構24による反力Fを増加しないベース反力特性100に設定するか、第1反力特性101よりも小さい反力増加量(図3に示した定常反力Fnの値よりも小さな値とした反力増加量)の反力特性に設定するように構成してもよい。
すなわち、「スポーツモード」では、図9に示すように、ベース反力特性100又は、このベース反力特性100において、踏込量θ1での反力Fb1及び踏込量θが最大踏込量θmaxの位置での反力Fb2をそれぞれ、例えば反力Fm分だけ減少させるように変更した第3反力特性103に設定するように構成してもよい。第3反力特性103に設定することにより、加速性能を優先する「スポーツモード」では、反力Fの増加に伴うアクセルペダル12の踏み込み難さを一層低減し、運転者のアクセルペダル12の踏み込み易さを向上できる。
この構成により、「スポーツモード」では、例えば、一般道路から高速道路に進入する際等に、運転者の加速意図・操作を優先させることができることから、操作性に優れる。
また、反力制御部22Aは、「ノーマルモード」又は「エコモード」では、反力特性選択スイッチ26により選択された選択位置に対応して、踏込量センサ14により検出された踏込量θが閾値踏込量θth以上になった場合に、反力付与機構24によりアクセルペダル12に付与する反力Frを目標反力Ftar(第1目標反力Fn+Fb又は第2目標反力Fp+Fb)とし、第2反力特性102は、第1反力特性101に対して、閾値踏込量θthでのベース反力Fbから目標反力Ftar(第1目標反力Fn+Fb)に増加するまでの反力上昇速度ΔF/Δtが大きく設定されるか、又は閾値踏込量θthでのベース反力Fbから目標反力Ftar(Ftar=Fp+Fb)に増加するまでの反力増加量(強調反力)Fpが大きく設定されるように構成してもよい。
このように、第1反力特性101では第2反力特性102に比べて反力Fをなだらかに立ち上げることができることから反力増加に伴う違和感を運転者に与えることを抑制することができる一方、第2反力特性102では、運転者に反力の増加、いわゆる壁感を分かり易く知らせることができる。
さらに、図10に示す「エコモード」の変形例に対応する第4反力特性104に示すように、第1の閾値踏込量θtha(例えば、θtha<θth)までアクセルペダル12の踏込量θが到達したときには反力増加量可変特性Fjを含む第2反力特性102による反力Fを付与し、第1の閾値踏込量θthaよりも大きい第2の閾値踏込量θthb(例えば、θthb>θth)まで踏み込まれたときには反力上昇速度可変特性Fiを含む第1反力特性101(定常反力Fn′は、例えば、Fn′≒2×Fn)による反力Fを付与させるように構成してもよい。
この構成により、第4反力特性104では、閾値踏込量θthより小さい第1の閾値踏込量θthaで反力Fを増大させるので、運転者に小さい踏込量θで反力Fの増加を気づかせることができ、一層のエコ運転に供することができる。
上述した実施形態によれば、反力制御部22Aは、走行モード切換スイッチ16により走行モードが切り換えられた場合に、切り換えられた走行モードの走行特性32に連動して反力付与機構24による反力増加特性を変更するようにしたので、車両11の走行モードに応じて適切な反力の感じ方(フィーリング)を運転者に付与することができるという効果が達成される。
なお、走行モードの切換は、「スポーツモード」、「エコモード」、又は「ノーマルモード」の切換に代替して、例えば、ハイブリッド自動車では、それぞれ、エンジン+モータによる走行、モータのみの走行、又はエンジンのみの走行で切り換えるようにしてもよい。この場合、反力特性としては、エンジン+モータによる走行では「エコ連動」、モータのみの走行では「反力強固定」、エンジンのみの走行では「反力弱固定」等に反力特性を選択してもよい。
また、走行モードの切換は、運転者の走行モード切換スイッチ16の操作による切換の他、車速、道路状況(舗装道路か否か、平坦路か坂道)、天候状況(雨天か晴天か)等の走行状況・環境状況・走行シーンに応じて車両11の反力制御部22Aが自動的に切り換えるようにしてもよい。
さらに、走行モード切換スイッチ16が「エコモード」に切り換えられているときであって、第2反力特性102が設定されているときであっても、閾値踏込量θthよりも踏込量θの小さい領域において、アクセルペダル12の踏込速度Δθ/Δt(単位時間あたりの踏込量θの変化)が、閾値踏込速度よりも大きく変化していた場合には加速意図があるものと判断して、アクセルペダル12を所定の踏込量θまで戻すまでは又は踏込速度Δθ/Δtが前記閾値踏込速度以下になった場合には、第1反力特性101に設定を固定するようにしてもよい。
また、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…アクセルペダル反力制御装置 11…車両
12…アクセルペダル 14…踏込量センサ
16…走行モード切換スイッチ 20…表示装置
22…ECU 22A…反力制御部
22B…計時部 23…メモリ
24…反力付与機構 26…反力特性選択スイッチ
30…操作部 100…ベース反力特性
101…第1反力特性 102…第2反力特性
103…第3反力特性 104…第4版力特性
Fb…ベース反力 Fi…反力上昇速度可変特性
Fj、Fja、Fjb…反力増加量可変特性
Fn、Fn′…定常反力 Fn+Fb…第1目標反力(第3目標反力)
Fp…反力増加量(強調反力) Fp+Fb…第2目標反力
Ftar…目標反力 Ftc…目標反力特性

Claims (6)

  1. 車両に設けられたアクセルペダルの踏込方向と反対方向の反力を制御するアクセルペダル反力制御装置であって、
    前記アクセルペダルの踏込量を検出する踏込量検出部と、
    前記踏込量検出部により検出された前記踏込量に基づいて、前記アクセルペダルに前記反力を付与する反力付与部と、
    前記反力付与部による前記反力の増加の仕方を規定する反力増加特性を制御する反力制御部と、
    前記車両の走行モードを切り換える走行モード切換部と、を備え、
    前記反力制御部は、
    前記走行モード切換部により前記走行モードが切り換えられた場合に、切り換えられた走行モードの走行特性に連動して前記反力付与部による前記反力増加特性を変更する
    ことを特徴とするアクセルペダル反力制御装置。
  2. 請求項1に記載のアクセルペダル反力制御装置において、
    前記走行モード切換部は、
    前記走行モードのベースとなる基本走行モードと、前記車両に設けられた駆動源のエネルギ消費が前記基本走行モードよりも少なくなるように走行特性が設定された節約走行モードと、を切り換え、
    前記反力制御部は、
    前記走行モード切換部により前記節約走行モードに切り換えられているときには、前記基本走行モードに切り換えられているときよりも、前記反力付与部による前記反力の増加の仕方を強調するように制御する
    ことを特徴とするアクセルペダル反力制御装置。
  3. 請求項2に記載のアクセルペダル反力制御装置において、
    前記反力制御部は、
    前記踏込量検出部により検出された前記踏込量が閾値以上になった場合に、前記反力付与部により前記反力を既定の増加の仕方で付与する第1反力特性と、前記反力の増加の仕方を第1反力特性よりも強調して付与する第2反力特性とを有し、
    前記走行モード切換部により前記基本走行モードに切り換えられている場合には、前記第1反力特性に設定し、前記節約走行モードに切り換えられている場合には、前記第2反力特性に設定するものであるが、
    前記第1反力特性又は前記第2反力特性への固定操作を検出したときには、前記走行モード切換部による前記第1反力特性又は前記第2反力特性の設定に優先して、前記第1反力特性又は前記第2反力特性に設定を固定する
    ことを特徴とするアクセルペダル反力制御装置。
  4. 請求項3に記載のアクセルペダル反力制御装置において、
    前記走行モード切換部は、さらに、基本走行モードよりも前記車両の加速性能を優先する加速性能優先走行モードに切り換える機能を有し、
    前記反力制御部は、
    前記走行モード切換部により前記加速性能優先走行モードに切り換えられている場合には、前記踏込量が前記閾値以上になった場合でも、前記反力付与部による反力を増加しない反力特性に設定するか、前記第1反力特性よりも前記反力の増加の仕方が小さい反力特性に設定する
    ことを特徴とするアクセルペダル反力制御装置。
  5. 請求項3又は4に記載のアクセルペダル反力制御装置において、
    前記反力制御部は、
    前記踏込量検出部により検出された前記踏込量が閾値以上になった場合に、前記反力付与部により付与する前記反力を目標反力とし、
    前記第2反力特性は、前記第1反力特性に対して、前記閾値でのベース反力から前記目標反力に増加するまでの反力上昇速度が大きく設定されるか、又は前記閾値での前記ベース反力から前記目標反力に増加するまでの反力増加量が大きく設定される
    ことを特徴とするアクセルペダル反力制御装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のアクセルペダル反力制御装置において、
    前記第1反力特性は、第1の閾値までアクセルペダルの踏込量が到達したときに前記反力付与部による反力を増加させ、前記第2反力特性は、前記第1の閾値よりも小さい踏込量まで踏み込まれたときに前記反力付与部により反力を増加させる
    ことを特徴とするアクセルペダル反力制御装置。
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