JP2015031992A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費者等の関心等に応じたクーポンを適時に配布する情報処理技術を提供することを課題とする。
【解決手段】クーポン配布サーバ1に、ユーザがSNSサーバ3により他者へ発信する発信情報を取得する発信情報取得部F11と、クーポンごとの、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件、及びクーポンの内容を含む、クーポン情報を取得するクーポン情報取得部F14と、新たに発信された発信情報が発信情報取得部F11によって取得されると、クーポン情報取得部F14によって取得されるクーポン情報のうち、取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出し、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する提供開始部F16とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、クーポンを配布する情報処理技術に関する。
従来、イベントに連動したクーポンを発行するクーポン発行システムがある(特許文献1を参照)。このクーポン発行システムは、クーポン情報の検索条件とユーザ端末のGPS機能による現在の位置情報とをユーザ端末から受け付け、現在の位置情報から所定範囲内で開催されているイベントを特定する。更に、このクーポン発行システムは、特定したイベントに対応づけられ、かつ検索条件を充足するクーポン情報をクーポン情報記憶部から検索する。
特許第5193342号公報
例えば従来、インターネット等のネットワークを介して配信される、商店等の電子クーポンが利用されている。電子クーポンは、配信先の消費者等の特性等に関わらず、一定の内容のものが配信されている。この際、電子クーポンは、配信者や配信するシステム等の都合に応じた時期に配信される。
しかし、消費者等の興味、関心等は時事刻々と変化し得るため、電子クーポンが、その内容について関心等を持たれない時期に配信され得るという問題があった。また、関心等が持たれない電子クーポンが多く配信されると、関心等が持たれる電子クーポンが配信されても見過ごされ得るという問題もあった。
このような問題に鑑み、本発明は、一側面では、消費者等の関心等に応じたクーポンを適時に配布する情報処理技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願は、次の情報処理装置を開示する。
ユーザが所定の情報システムにより他者へ発信する発信情報を取得する発信情報取得手段と、
クーポンごとの、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件、及びクーポンの内容を含む、クーポン情報を取得するクーポン情報取得手段と、
新たに発信された発信情報が前記発信情報取得手段によって取得されると、前記クーポン情報取得手段によって取得されるクーポン情報のうち、前記取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出し、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、前記発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する提供開始手段と、
を備える、情報処理装置。
また、本願は、次の情報処理方法を開示する。
コンピュータによって、
ユーザが所定の情報システムにより他者へ発信する発信情報を取得する発信情報取得ステップと、
クーポンごとの、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件、及びクーポンの内容を含む、クーポン情報を取得するクーポン情報取得ステップと、
新たに発信された発信情報が取得されると、前記クーポン情報取得ステップにおいて取得されるクーポン情報のうち、前記取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出し、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、前記発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する提供開始ステップと、
が実行される情報処理方法。
また、本願は、次のプログラムを開示する。
コンピュータを、
ユーザが所定の情報システムにより他者へ発信する発信情報を取得する発信情報取得手段と、
クーポンごとの、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件、及びクーポンの内容を含む、クーポン情報を取得するクーポン情報取得手段と、
新たに発信された発信情報が前記発信情報取得手段によって取得されると、前記クーポン情報取得手段によって取得されるクーポン情報のうち、前記取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出し、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、前記発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する提供開始手段と、
として機能させるプログラム。
また、上記課題を解決するためには、このようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものが採用されてもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、消費者等の関心等に応じたクーポンを適時に配布することができる。
図1は、実施の形態における各装置を例示する図である。 図2は、実施の形態における各装置のハードウェア構成を例示する図である。 図3は、実施の形態に係るクーポン配布サーバの機能構成を例示する図である。 図4は、発信情報データベースに格納された発信情報のデータを例示する図である。 図5は、クーポン情報データベースに格納されたクーポン情報のデータを例示する図である。 図6は、クーポン情報の登録及びクーポンの配布の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 図7は、提供対象のクーポン情報の抽出及び提供開始の処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、提供対象のユーザの抽出及び提供開始の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する一例を示
すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明を実施するにあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されることが好ましい。
本実施形態において、ユーザは、発言、投稿等を行えるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を提供するSNSサーバにより、他者に情報を発信する。ここで、ユーザとは、SNSの利用者であるとともに、クーポンによる特典の提供を受けることができる者である。ユーザは、例えば、消費者である。また、本実施形態では、店舗がクーポンによる特典を提供する。
なお、本実施形態では、所定の情報システムとして、SNSサーバを採用するが、個人的な体験や日記等を投稿できるブログや、所謂つぶやき等の短文を投稿できるミニブログやマイクロブログ等のサービスを提供するシステムが採用されてもよい。また、所定の情報システムとして、口コミサイト、動画共有サイト、その他のCGM(Consumer
Generated Media)を提供するシステムが採用されてもよい。また、クーポンによる特典を提供するのは、店舗には限られない。店舗の代わりに、商品・サービスを提供する、旅館、美術館、その他の施設、または、出張サービスや宅配サービス等の固有の提供施設を有しないサービスの営業地域等であってもよい。
<<構成>>
図1は、本実施形態における各装置を例示する図である。本実施形態では、クーポン配布サーバ1、ユーザ端末2、SNSサーバ3、及び店舗端末4が、インターネット5に接続し、互いに通信可能である。クーポン配布サーバ1は、電子クーポンをユーザ端末2へ配布する情報処理装置である。
ユーザ端末2は、ユーザに携帯される情報端末であり、SNSへの発言等の入力や送信、及び電子クーポンの受領等を処理する。ユーザ端末2は、ユーザごとに存在し、各ユーザによって携帯される。SNSサーバ3は、ユーザにSNSを提供するコンピュータである。店舗端末4は、配布されるクーポンの特典を提供する店舗に設置された情報端末であり、各店舗に設置される。店舗端末4は、配布される新たなクーポンの情報の入力、ユーザ端末2からの電子クーポンの受信等を処理する。なお、ユーザ端末2は、ユーザに携帯されないコンピュータで代替されてもよい。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る各装置のハードウェア構成を例示する図である。
クーポン配布サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read
Only Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置14、及びインターネット5と接続するNIC(Network Interface Card)15を備えるコンピュータである。図2では、クーポン配布サーバ1は1台のコンピュータで例示されているが、クーポン配布サーバ1は1台のコンピュータに限定される訳ではない。例えば、クーポン配布サーバ1は、ネットワークで接続された複数台のコンピュータであってもよい。
CPU11は、中央処理装置であり、RAM12等に展開された各種プログラムの命令及びデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置14、NIC15等を制御する。RAM12は、主記憶装置であり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、不揮発性の記憶装置であり、RAM12にロードされる各種プログラム、後述するクーポン情報データベースや発信情報データ
ベース等、主にコンピュータの電源を落としても保持したい情報が書き込まれ、読み出される。なお、クーポン情報データベースや発信情報データベースは、クーポン配布サーバ1と通信可能に接続されたデータベースサーバ装置に記憶されてもよい。
ユーザ端末2は、CPU21、RAM22、ROM23、SSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置24、無線基地局等と通信して3G(3rd Generation)通信網等を介してインターネット5と接続する通信インタフェース25、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル等である操作部26、ディスプレイ等の表示装置である表示部27、非接触式IC(Integrated Circuit)チップ28、並びに、GPS(グローバルポジショニングシステム)受信機29を備えるコンピュータである。ユーザ端末2は、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップコンピュータ、その他のコンピュータである。ここで、非接触式ICチップ28は、無線アンテナ及び不揮発性メモリを有し、近距離無線通信により不揮発性メモリの内容を読み書きする機能を備えるICチップである。また、補助記憶装置24には、Webブラウザや、SNSサーバ3へアクセスするための専用のプログラム、電子クーポンを管理するプログラム等のアプリケーションプログラムが記憶される。
SNSサーバ3は、クーポン配布サーバ1と同様に、CPU31、RAM32、ROM33、補助記憶装置34、及びインターネット5と接続するNIC35を備えるコンピュータである。
店舗端末4は、CPU41、RAM42、ROM43、補助記憶装置44、インターネット5と接続するNIC45、店舗の店員の操作を受け付ける操作部46、ディスプレイ等の表示装置である表示部47、及びユーザ端末2の非接触式ICチップ28から非接触式ICチップ28に格納された情報を近距離無線通信により読み書きする非接触式ICカードリーダライタ48を備えるコンピュータである。
<機能構成>
クーポン配布サーバ1、ユーザ端末2、SNSサーバ3、店舗端末4の順に、各装置が備える主な機能について説明する。
(クーポン配布サーバ1の機能)
図3は、本実施形態に係るクーポン配布サーバ1の機能構成を例示する図である。クーポン配布サーバ1は、補助記憶装置14に記憶されているプログラムが、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、発信情報取得部F11、発信情報格納部F12、クーポン情報格納部F13、クーポン情報取得部F14、行動範囲決定部F15、提供開始部F16、及びクーポン配信部F17を備えるコンピュータとして機能する。また、クーポン配布サーバ1は、Webサーバの機能を備える。
なお、本実施形態では、コンピュータの備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11によって実行されるが、これらの機能の一部または全部は、1または複数の専用プロセッサ、ハードウェアの演算回路等によって実行されてもよい。ここで、ハードウェアの演算回路とは、例えば、論理ゲートを組み合わせた加算回路、乗算回路、フリップフロップ等をいう。また、これらの機能の一部または全部は、SNSサーバ3等、別途のコンピュータにおいて実行されてもよい。
本実施形態において、発信情報取得部F11は、ユーザが所定の情報システムであるSNSサーバ3により他者へ発信する発信情報を取得する。ここで、発信情報は、投稿、発言、日記更新等のSNS上で他のユーザへ発信される情報であり、例えば、ユーザの近況、日記等の情報である。また、本実施形態において、発信情報には、ユーザと関連する場
所を示す関連場所情報が含まれる。関連場所情報は、発信情報を発信した時のユーザの所在の情報、ユーザがSNSサーバ3に対して登録、更新する居住地域や、SNSの所謂チェックイン機能等により発信される、ユーザが訪れた場所や施設等の情報である。なお、発信情報には、投稿や発言に対するコメント等が含まれてもよい。
なお、発信情報は、ユーザの発信、場所移動等、何らかの行動をともなって発信される情報であるため、一側面では、ユーザの行動履歴の情報であると捉えることもできる。
SNSサーバ3において、ユーザの発信情報が追加、更新されたことを検知し、検知された発信情報をクーポン配布サーバ1へ送信する機能を有するソーシャルアプリケーション(以下、「発信情報取得アプリケーション」とも呼ぶ)が、各ユーザに向けに事前にインストールされている。発信情報取得部F11は、発信情報取得アプリケーションが送信する発信情報を受信することで、発信情報を取得する。
なお、発信情報取得アプリケーションは、独立したソーシャルアプリケーションに限らず、SNSサーバ3のSNS機能を提供するプログラムの一部であってもよい。また、発信情報取得アプリケーションは、クーポン配布サーバ1上で動作し、SNSサーバ3の動作を一定時間間隔で監視することで、ユーザの発信情報が追加、更新されたことを検知してもよい。また、発信情報取得アプリケーションの代わりに、ユーザ端末2上で動作し、SNSサーバ3へ発信情報を送信するとともに、クーポン配布サーバ1へ発信情報を送信する専用のアプリケーションプログラムが採用されてもよい。発信情報取得部F11は、これらの発信情報取得アプリケーションの代替手段に基づいて、発信情報を取得してもよい。
本実施形態において、発信情報格納部F12は、発信情報取得部F11によって取得された発信情報を、発信日時ともに、発信元のユーザごとに格納する。具体的には、発信情報格納部F12は、発信情報データベースを補助記憶装置14に構築しており、発信情報を発信情報データベースに格納する。
図4は、発信情報データベースに格納された発信情報のデータを例示する図である。図4では、各行が1件の発信情報を示す。発信情報は、ユーザID、種類、内容、所在情報、及び日時のフィールドを有する。ユーザIDは、SNSサーバ3におけるユーザを識別する識別情報である。種類は、発信情報の種類を示し、ユーザの近況、意見等を言語によって表した「発言」、ユーザの居住地域、婚姻有無、性別等の基本的な属性である個人ステータスの登録や更新を示す「ステータス変更」、現在いる場所の発信や更新を示す「チェックイン」等の値をとる。内容は、ユーザが発信した情報の内容を表す。所在情報は、発信情報を発信した時のユーザの所在を示し、具体的には、当該発信時にユーザ端末2が存在した場所を示す。所在情報は、ユーザ端末2が備えるGPS受信機29の受信データやユーザ端末2が無線通信可能な無線基地局の所在に基づいて決定される値である。なお、所在情報は、SNSの所謂チェックイン機能等によりユーザがSNSサーバ3に通知した場所であってもよい。日時は、発信情報を発信した日時を示す。
本実施形態において、クーポン情報格納部F13は、クーポンごとのクーポン情報を格納する。クーポン情報は、クーポンの内容、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件、及び、クーポンによる特典が受けられる場所を示す特典場所情報を含む、クーポンに関する情報である。具体的には、クーポン情報格納部F13は、クーポン情報データベースを補助記憶装置14に構築しており、クーポン情報をクーポン情報データベースに格納する。
図5は、クーポン情報データベースに格納されたクーポン情報のデータを例示する図で
ある。図5では、各行が1件のクーポン情報を示す。クーポン情報は、クーポンID、店舗、特典、キーワード条件、特典場所情報、及び期限のフィールドを有する。クーポンIDは、クーポン配布サーバ1においてクーポンを識別する識別情報である。店舗は、クーポンによる特典を提供する提供施設等を示す。特典は、特定のサービスや商品等に関する割引や無償提供等の特典内容を示す。店舗及び特典は、クーポンの内容を表している。
キーワード条件は、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件であり、クーポンの内容に関連する事柄を示すキーワードにより記述される条件である。本実施形態において、キーワード条件は、キーワードの列挙によって表現され、列挙されたキーワードすべてが発信情報に含まれているという条件を表す。特典場所情報は、店舗の所在地等を示す。本実施形態において、特典場所情報は、都道府県等の地域名で表される。なお、特典場所情報は、住所等で表現されてもよい。期限は、クーポンを配布する期限を示す。
クーポン配布サーバ1は、店舗端末4に対して、クーポン情報を登録するための情報を入力するWebページである、クーポン入力ページを提供する。クーポン情報格納部F13は、入力された情報に基づいてクーポン情報をクーポン情報DBに格納することで、新たなクーポン情報を登録する。新たなクーポン情報が登録されると、クーポン情報取得部F14によって当該新たなクーポン情報が取得され得るようになる。
本実施形態において、クーポン情報取得部F14は、クーポン情報を取得する。具体的には、クーポン情報取得部F14は、クーポン情報格納部F13が格納する情報クーポン情報のうち、期限が到来していないクーポン情報を取得する。
なお、クーポン情報格納部F13が、SNSサーバ3やその他のコンピュータに備えられてもよく、クーポン情報取得部F14は、SNSサーバ3やその他のコンピュータからインターネット6等を介してクーポン情報を取得してもよい。
本実施形態において、行動範囲決定部F15は、ユーザから発信された発信情報に含まれる関連場所情報に基づいて、ユーザごとの行動範囲を決定する。具体的には、行動範囲決定部F15は、発信情報格納部F12が格納するユーザの発信情報に含まれる関連場所情報を参照して、当該ユーザの行動範囲を決定する。ここで、行動範囲は、ユーザが過去の訪れたことがなくても、クーポンの配布等の動機づけにより、将来訪れる可能性がある場所も含む範囲である。本実施形態の行動範囲決定部F15は、(1)ユーザから最後に発信された、ユーザ端末2の所在情報が示す場所、(2)ユーザの居住地域、及び(3)ユーザが現在日時から一か月以内等の所定期間内に所定回数以上訪れた地域や店舗、並びに、(1)から(3)までの周辺をユーザの行動範囲として決定する。ここで、周辺とは、例えば、基準となる場所から所定距離以内の地域である。
行動範囲決定部F15のこのような決定によれば、行動範囲が、上述の(1)に基づいているため、即時に訪れる可能性が高い地域を行動範囲に含めることができる。また、上述の(3)は、当該ユーザがよく行く地域を示すため、(3)に基づくことで、近い将来においても訪れる可能性が高い地域を行動範囲に含めることができる。
なお、周辺として、公共交通機関等を用いて、所定時間以内に移動できる地域や、所定交通費で移動できる地域が採用されてもよい。
また、行動範囲には、SNS上でユーザと友人等の所定の関係を有している他のユーザがよく行く場所や店舗、及び当該場所や店舗の周辺が含まれてもよい。ユーザの友人が訪れた場所や施設には、当該ユーザも、興味を持ち、その場所等へ訪れることが期待される
。そのため、より適切な将来の行動範囲を決定できる可能性がある。
また、行動範囲の決定は、発言等の内容に含まれる場所や地域を示す語句に基づいてもよい。発言等の内容に表れる場所等は、ユーザが訪問したことがあったり、訪問を希望したりしている場所等である蓋然性が高い。このような発言等の内容に表れる場所等やその周辺を行動範囲に加えることで、行動範囲をより適切に決定し得る。また、ユーザがユーザ端末2の所在情報をSNSサーバ3へ発信しない設定にしている場合など、行動範囲決定部F15がユーザの関連場所情報を十分に取得できない場合に、場所に関する情報不足を補うこともできる。
なお、行動範囲決定部F15は、上述の(1)、及び(1)の周辺のみをユーザの行動範囲として決定してもよい。
本実施形態において、提供開始部F16は、ユーザとクーポンとの間でマッチングを行い、マッチした場合に、クーポンに関する情報をユーザへ提供することを開始する。提供開始部F16は、2種類の機能を包含する。2種類の機能を第1の機能及び第2の機能として、順に説明する。
第1の機能では、新たに発信された発信情報とクーポン情報との間でマッチングが行われ、マッチした発信情報の発信元のユーザへクーポンに関する情報の提供が開始される。提供開始部F16は、まず、新たに発信された発信情報が発信情報取得部F11によって取得されると、クーポン情報取得部F14によって取得されるクーポン情報のうち、取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出する。本実施形態において、抽出されるクーポン情報は、更に、クーポン情報に含まれる特典場所情報が示す場所が、取得された発信情報の発信元のユーザについて決定される行動範囲に含まれるクーポン情報である。
提供開始部F16は、次に、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する。抽出されたクーポン情報がない場合は、提供開始部F16は、ユーザへ提供しない。また、抽出されたクーポン情報が複数である場合は、提供開始部F16は、抽出されたクーポン情報すべてについて、それぞれのクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、ユーザへ提供することを開始する。
具体的には、本実施形態において、提供開始部F16によって抽出されるクーポン情報は、発信情報に関する条件であるキーワード条件のキーワードが、取得された発信情報に含まれるクーポン情報である。より具体的には、抽出されるクーポン情報は、キーワード条件の1つ以上のキーワードすべてが、種類が発言である発言情報の内容に含まれるクー
ポン情報である。また、キーワード条件の1つ以上のキーワードすべてが、種類がステー
タス変更である発言情報の内容に含まれるクーポン情報も抽出される。
なお、クーポン情報取得部F14は、キーワード条件のキーワードと同一の語句だけではなく、キーワード条件のキーワードに相当する語句が、取得された発信情報に含まれるクーポン情報を抽出してもよい。具体的には、キーワード条件のキーワードの同意語、類似語等が、取得された発信情報に含まれるクーポン情報を抽出してもよい。この場合、類語辞典等が参照されてもよい。また、キーワード条件のキーワードに対して、大文字小文字、半角全角、ひらがな漢字表記、送り仮名表記の違い等がある語句が、取得された発信情報に含まれるクーポン情報を抽出してもよい。
また、本実施形態では、クーポン情報の抽出は、キーワード条件の1以上のキーワード
すべてが発信情報に含まれるか否かによるが、キーワード条件がキーワードの論理和、論理積等の論理式で表現され、発信情報がこの論理式で表現された条件を満たすか否かによってもよい。また、本実施形態では、クーポン情報の抽出は、正規表現等を用いた文章のマッチング条件等、その他の条件に基づいてもよい。
また、本実施形態では、上述のように、抽出されるクーポン情報は、キーワード条件を満たすことに加えて、クーポン情報に含まれる特典場所情報が示す場所が、ユーザについて決定される行動範囲に含まれるクーポン情報である。ここで、本実施形態では、クーポン情報に含まれる特典場所情報が、都道府県で表現されており、一定の地理的範囲を示す。本実施形態では、当該地理的範囲の一部が、ユーザの行動範囲と重複している場合には、特典場所情報が示す場所が、行動範囲に含まれるものとして取り扱われる。
また、具体的には、提供開始部F16は、電子クーポンを受領するためのWebページへのURL(Uniform Resource Locator)を、発信情報の発信元のユーザのSNSにおけるユーザページへ表示させることで、クーポンを使用するための情報を当該ユーザへ提供することを開始する。具体的には、提供開始部F16は、クーポン配布サーバ1へアクセスして電子クーポンを受領するためのURLであって、クーポンIDの情報を含むURLを生成し、生成したURL及びクーポンの内容を示す情報をSNSサーバ3へ送信して、SNSサーバ3にユーザに対して表示させる。生成したURL及びクーポンの内容を示す情報は、例えば、一定期間、SNSサーバ3の当該ユーザのユーザページに掲載される。本実施形態では、提供開始部F16は、Webページ等を通じて、情報をユーザからアクセス可能な状態にすることで、当該情報をユーザへ提供することを開始する。
なお、ユーザへの情報提供の方法は、ユーザへの電子メールによる通知であってもよいし、ユーザの携帯する携帯電話との電話通話であってもよい。また、クーポン配布サーバ1は、抽出されたクーポン情報の登録元店舗の店員等に、ユーザへ通話することを促すことで、ユーザへの情報提供を開始してもよい。また、電子クーポンではなく、紙媒体のクーポンが採用される場合に、紙媒体のクーポンを発券し、ユーザへ郵送する事務を、事務員に促すことで、ユーザへの情報提供を開始してもよい。
提供開始部F16の第1の機能を、具体例を用いて説明する。ユーザ「user01」がSNSサーバ3のSNSへ新たな発言をしたことにより、図4の1行目が示す発信情報が発信情報取得部F11によって取得されたとする。クーポン情報取得部F14によって取得される図5が示すクーポン情報のうち、1行目のクーポン情報は、キーワード条件のキーワードが「結婚記念日」であり、このキーワードは取得された発言情報の内容の「そろそろ結婚記念日」に含まれている。更に、この時、行動範囲決定部F15によってユーザ「user01」について決定される行動範囲に、図5の1行目に示すクーポン情報の特典場所情報である「東京」が含まれているとする。この場合、提供開始部F16は、図5の1行目のクーポン情報を抽出する。
提供開始部F16は、次に、抽出したクーポン情報の内容である、ABCDレストランでの「大人2人ディナー、記念日にご利用の場合25%OFF」の特典が受けられる電子クーポンを受領できるURLを、SNSサーバ3を介して、発信情報の発信元であるユーザ「user01」のSNSのユーザページに表示させる。ユーザ「user01」は、当該URLでアクセスすることで、クーポン配布サーバ1から当該電子クーポンを受領し、受領した電子クーポンを使用できるようになる。
提供開始部F16の第1の機能を、別の具体例を用いて説明する。ユーザ「user03」がSNSサーバ3で管理される個人ステータスを「独身」に変更したことにより、図
4の4行目が示す発信情報が、発信情報取得部F11によって取得されたとする。クーポン情報取得部F14によって取得される図5が示すクーポン情報のうち、4行目のクーポン情報は、キーワード条件のキーワードが「独身」であり、このキーワードは取得された発言情報の内容の「独身」に含まれている。更に、この時、行動範囲決定部F15によってユーザ「user03」について決定される行動範囲に、図5の1行目に示すクーポン情報の特典場所情報である「大阪」が含まれているとする。この場合、提供開始部F16は、図5の4行目のクーポン情報を抽出する。提供開始部F16は、次に、抽出したクーポン情報の内容である、IJKL温泉旅館での「温泉合コン1000円引き」の特典が受けられる電子クーポンを受領できるURLを、SNSサーバ3を介して、発信情報の発信元であるユーザ「user03」のSNSのユーザページに表示させる。
なお、第1の機能において、提供開始部F16が、新たに発信された発信情報が発信情報取得部F11によって取得されても、取得された発信情報に、「3年前に」等過去の事象についての発言であることを示す語句が含まれている場合に、キーワード条件等を満たすか否かに関わらず、クーポン情報を抽出しないようにしてもよい。このようにすることで、ユーザの古い興味等が表れている蓋然性の高い情報を除外して、クーポン情報のマッチングを行うことができる。
第2の機能を説明する。第2の機能では、新たなクーポン情報とユーザとの間でマッチングが行われ、マッチしたユーザへクーポンに関する情報の提供が開始される。提供開始部F16は、まず、クーポン情報取得部F14によって新たなクーポン情報が取得され得るようになると、発信情報格納部F12によって格納された発信情報のうちから、所定の抽出条件を満たす発信情報を抽出する。抽出される発信情報が満たす抽出条件は、(1)発信日時が所定の日時以後であり、かつ、(2)新たなクーポン情報の発信情報に関する条件を満たし、かつ、(3)新たなクーポン情報に含まれる特典場所情報が示す場所が、発信情報の発信元のユーザについて決定される行動範囲に含まれる発信情報であることである。提供開始部F16は、次に、抽出された発信情報の発信元のユーザへ、新たなクーポン情報の内容のクーポン使用するための情報を提供することを開始する。提供開始部F16は、同一ユーザについては、たとえ複数の発信情報が抽出されたとしても、重複して新たなクーポンに関する情報を提供しない。また、抽出された発信情報がない場合は、提供開始部F16は、何れのユーザへも提供しない。
上述の(1)は、例えば、発信情報の日時が現在日時の一か月前以後であることである。このようにすることで、ユーザの古い発言等に基づいてユーザへの情報提供が開始され、ユーザが関心をなくしてしまった事柄に関するクーポンについての情報提供が開始されることを抑制することができる。なお、クーポンごとに所定の日時は異なってもよい。例えば、冬服や鍋料理等の冬季限定のサービスや商品に関する特典を提供するクーポンに対しては、発信日時がターゲットとしている季節以後とし、その他のクーポンと異なってもよい。このようにすることで、クーポンの特典の性質に合わせて柔軟に、マッチングする対象となる発信情報の時系列の範囲を変更できる。例えば、ユーザは、季節物のサービスや商品に対しては、当該季節の間、興味や関心を持ち続けることが比較的多い。そのため、ユーザの興味や関心に応じた、より最適なクーポン配布が期待できる。
また、上述の(2)の条件の充足については、第1の機能と同様に、キーワードが発言情報の内容に含まれるか否かによって定まる。また、上述の(3)の条件については、その充足関係が第1の機能と同様に判定される。また、ユーザへの情報提供の開始は、第1の機能と同様に、電子クーポンを受領するためのWebページへのURLを、発信情報の発信元ユーザのSNS上のユーザページへ表示させることにより行われる。
提供開始部F16の第2の機能を、具体例を用いて説明する。まず、EFGH温泉ホテ
ルの店員が、図5の2行目が示すクーポン情報を新たに登録したとする。当該クーポン情報は、クーポン情報取得部F14によって取得されるようになる。この時、現在日時が2013年5月1日であるとする。また、行動範囲決定部F15が決定するユーザ「user02」の行動範囲に、埼玉が含まれているとする。図4が示す発信情報のうち、3行目の発信情報は、(1)発信日時が現在日時の一か月前の2013年4月1日以後であり、(2)当該クーポン情報のキーワード条件のキーワード「受験」、「勉強」を含み、(3)当該クーポン情報に含まれる場所情報「埼玉」が行動範囲に含まれる。そのため、提供開始部F16は、図4の3行目の発信情報を抽出する。
提供開始部F16は、次に、抽出したクーポン情報の内容である、EFGH温泉ホテルでの「合格祈願プラン3000円引き」の特典が受けられる電子クーポンを受領できるURLを、SNSサーバ3を介して、発信情報の発信元であるユーザ「user02」のSNSのユーザページに表示させる。ユーザ「user02」は、当該URLでアクセスすることで、クーポン配布サーバ1から当該電子クーポンを受領し、受領した電子クーポンを使用できるようになる。
本実施形態において、クーポン配信部F17は、電子クーポンを受領するためのWebページへのアクセスがユーザ端末2からあった場合に、アクセス元のユーザ端末2へ電子クーポンを配信する。具体的には、クーポン配信部F17は、アクセスされたURLからクーポンIDを抽出する。クーポン配信部F17は、クーポン情報DBを参照して、抽出したクーポンIDに対応するクーポン情報のクーポンの内容の電子クーポンを生成し、生成した電子クーポンをユーザ端末2へ送信して、ユーザ端末2に格納させる。本実施形態において、電子クーポンは、例えば、改竄防止や不正利用防止等の技術が適用された、所定形式のデジタルデータにより表される。
なお、電子クーポンは、QRコード(登録商標)等の2次元コードの画像や所定形式のテキストデータとして、ユーザ端末2へ提供されてもよい。また、電子クーポンの代わりに、紙媒体のクーポンの印刷用画面がユーザ端末2に提供されてもよい。
なお、クーポン配布サーバ1は、電子クーポンを受領するためのWebページへのアクセス数をクーポンごとに記録し、その記録のレポートを出力する機能を有してもよい。このようにすることで、ユーザからのクーポンの情報へのアクセスがあり、店舗等へユーザが訪問する可能性があるユーザ数等を店舗等へ報告することができる。また、ユーザの関心事の分析を行うこともできる。
(ユーザ端末2の機能)
ユーザ端末2は、ユーザが入力した情報等をSNSサーバ3へ送信することで、SNSサーバ3から他者へ発信情報を発信する機能を有する。この機能は、Webブラウザ、または、SNSサーバ3へアクセスするための専用のアプリケーションプログラムによって実現される。また、ユーザ端末2が、SNSサーバ3へ送信する情報には、送信時のユーザ端末2の所在を示す所在情報を含めることができる。ここで、所在情報は、例えば、GPS受信機29が受信した情報に基づく。更に、ユーザ端末2は、電子クーポンを受領し、受領した電子クーポンを非接触型ICチップへ格納する機能を有する。非接触型ICチップへ格納は、例えば、電子クーポンを管理する専用のアプリケーションプログラムによって実現される。
(SNSサーバ3の機能)
SNSサーバ3は、Webサーバとして機能し、SNSを複数のユーザに提供する。この際、SNSサーバ3は、ログイン機能等によりユーザを識別する。SNSサーバ3は、複数のユーザをユーザの住所等の個人ステータス(プロフィールとも呼ばれる)とともに
管理する機能を有する。更に、SNSサーバ3は、ユーザ端末2から受信した情報を、SNSを利用する他のユーザへ発信する機能を有する。更に、SNSサーバ3は、上述の発信情報取得アプリケーション等のソーシャルアプリケーションへ、ユーザの発信情報を提供する機能を有する。更に、SNSサーバ3は、クーポン配布サーバ1から受信した情報を、ユーザがログインした時に最初に表示されるユーザページ等へ提供する機能を有する。
(店舗端末4の機能)
店舗端末4は、搭載されたWebブラウザを介して、クーポン配布サーバ1にアクセスし、店員が操作部46を介して入力したクーポン情報を登録する機能を有する。更に、店舗端末4は、非接触式ICカードリーダライタ48にユーザ端末2が載置されると、載置されたユーザ端末2の非接触式ICチップ28に格納された電子クーポンを読み取る機能を有する。
<<処理の流れ>>
図6から図8を用いて、本実施形態に係るクーポン配布サーバ1を含む各装置の処理の流れを説明する。なお、これらの図に示された処理の具体的な内容及び順序は一例であり、処理内容及び順序には、実施の形態に適したものが適宜採用されることが好ましい。
図6は、クーポン情報の登録及びクーポンの配布の処理の流れの例を示すシーケンス図である。図6には、新たなクーポン情報が登録された後、ユーザがSNSへ発言したことに起因してクーポンに関する情報がユーザへ提供され、当該クーポンがユーザのユーザ端末2へ配信されるまでの処理の流れの例が示されている。
ステップS101〜S103は、クーポン情報の登録の処理に関する。まず、ステップS101では、店舗の店員が店舗端末4を操作して、クーポン配布サーバ1が提供するクーポン入力ページへアクセスし、新たなクーポンの情報をクーポン配布サーバ1へ入力する。ここでは、東京都にある店舗「ABCDレストラン」の店員が、特典「大人2人ディナー、記念日にご利用の場合25%OFF」、キーワード条件「結婚記念日」のクーポンの情報を入力したとする。次に、ステップS102では、クーポン配布サーバ1のクーポン情報格納部F13が、クーポン入力ページで入力された情報に基づいて、新たなクーポン情報をクーポン情報データベースに格納する。その結果、図5の1行目が示すようなクーポン情報が格納される。次に、ステップS103では、提供開始部F16が提供対象のユーザを抽出する処理を行う。これは上述した、提供開始部F16の第2の機能の処理である。処理の詳細については後述する。ここでは、抽出されたユーザがなく、新たなクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報は提供されないこととする。
ステップS104〜S112は、ユーザの発言に起因するクーポンの提供処理に関する。
ステップS104〜S106では、新たな発信情報がクーポン配布サーバ1によって取得され、格納される。まず、ステップS104では、ユーザの発言の情報が、ユーザ端末2からSNSサーバ3へ、ユーザ端末2の所在情報とともに送信される。ここでは、ユーザ「user01」の「そろそろ結婚記念日」との発言の情報が、所在情報「東京都新宿区」とともに送信されたとする。SNSサーバ3は、発言の情報を受信し、当該発言の情報を発信情報として、SNSを利用する他のユーザへ発信する。次に、ステップS105では、発信情報取得アプリケーションが発信情報を検知し、検知した発信情報をクーポン配布サーバ1へ送信する。クーポン配布サーバ1の発信情報取得部F11は、発信情報を受信して取得する。次に、ステップS106では、クーポン配布サーバ1の発信情報格納部F12が、取得された発信情報を、ユーザの発信情報の履歴として発信情報データベー
スに格納する。その結果、図4の1行目が示すような発信情報が発信情報データベースに追加されることになる。
ステップS107〜S109では、電子クーポンを受領するためのURL等がユーザ端末2へ提供される。まず、ステップS107では、クーポン配布サーバ1の提供開始部F16が、クーポン情報取得部F14によって取得されるクーポン情報のうち、キーワード条件のキーワードが、ステップS105で取得された発信情報に含まれるクーポン情報を抽出する。つまり、ユーザの発言とクーポン情報との間でキーワードマッチングが行われる。これは上述した、提供開始部F16の第1の機能の処理である。処理の詳細については、後述する。ここでは、ユーザの発言とクーポン情報との間でキーワード「結婚記念日」のマッチングが行われ、図5の1行目に示す、「ABCDレストラン」のクーポン情報1件が抽出されたとする。次に、ステップS108では、クーポン配布サーバ1の提供開始部F16が、抽出されたクーポン情報のクーポンの内容の電子クーポンを受領するためのWebページへのURLを、当該クーポンの内容とともに、発信情報の発信元のユーザへ表示する情報としてSNSサーバ3へ送信する。次に、ステップS109では、SNSサーバ3が、受信されたURL及びクーポンの内容を当該ユーザのユーザページに掲載して、ユーザ端末2へ提供する。URLは、リンクの形式でユーザ端末2の表示部27に表示される。クーポンに関する情報のユーザへの提供が開始されることとなる。
本実施形態の処理の流れによれば、例えば、「そろそろ結婚記念日」という発言に対して、キーワード「結婚記念日」のマッチングにより、特典「大人2人ディナー、記念日にご利用の場合25%OFF」のクーポンの情報が、発言元のユーザに即時に提供される。ユーザの発言等には、ユーザの興味、関心が表れる蓋然性が高い。そのため、本実施形態によれば、興味、関心に応じたクーポンを高い確率でユーザに提供できる。また、ユーザの発言等のアクションに合わせてタイムリーにクーポンを、プッシュ型の通信で提供できる。そのため、ユーザの興味、関心が変化する前に、興味、関心に応じたクーポンをユーザに提供できる蓋然性が高い。
ステップS110〜S112では、電子クーポンが、ユーザ端末2に受領され、格納される。まず、ステップS110では、クーポンの内容に興味を持ったユーザが、ユーザ端末2の操作部26を操作して、表示部27に表示されたURLをクリックし、クーポン配布サーバ1が提供する電子クーポンを受領するためのWebページへアクセスする。次に、ステップS111では、クーポン配布サーバ1のクーポン配信部F17が、アクセスに用いられたURLに応じた電子クーポンを生成し、生成した電子クーポンをアクセス元のユーザ端末2へ配信する。次に、ステップS112では、ユーザ端末2が、電子クーポンを受領し、受領した電子クーポンを非接触式ICチップ28へ格納する。ユーザは、クーポンの特典が提供される店舗へユーザ端末2を携帯し、店舗端末4の非接触式ICカードリーダライタ48に、ユーザ端末2を載置して電子クーポンを読み取らせることができるようになる。このことにより、ユーザは、電子クーポンの特典の提供を受けることができる。
本実施形態の処理の流れによれば、電子クーポンが即座に配信されるため、ユーザが興味等を抱いたクーポンに関し、ユーザが興味を失う前に、電子クーポンを配信することができる。そのため、本実施形態によるクーポンの配布は、ユーザの店舗訪問の誘因となる蓋然性が高い。
図7は、提供対象のクーポン情報の抽出及び提供開始の処理の流れを示すフローチャートである。この処理の流れは、図6のステップS107、S108に例示した処理の詳細を説明するものである。この処理の流れは、新たに発信された発信情報が発信情報取得部F11によって取得されることを契機に開始する。ここでは、発信情報取得部F11によ
って取得された発信情報を「新たな発信情報」と呼ぶことにする。また、この処理の流れは、クーポン配布サーバ1が行う処理の流れであり、主に提供開始部F16の第1の機能の詳細を示す。
ステップS201〜S207では、期限内の全クーポン情報が処理される。ステップS201及びS207は、全クーポン情報処理ループを形成する。ステップS201では、提供開始部F16が、期限内の全クーポン情報が処理済みであるか否かを判定する。ステップS201において、期限内の全クーポン情報を処理済みであると判定されなかった場合、処理はステップS202へ進む。ステップS202〜S206の間では、期限内のクーポン情報1件が処理され、処理済みとなる。ステップS201において、期限内の全クーポン情報を処理済みであると判定された場合、図7に示された処理は終了する。ステップS207では、処理がステップS201へ戻る。
ステップS202では、クーポン情報取得部F14が未処理のクーポン情報1件を取得する。ここで取得されるクーポン情報は、クーポン情報格納部F13が格納したクーポン情報のうち、期限が到来しておらず、かつ、期限内クーポン処理ループ内で未処理であるクーポン情報である。ステップS203〜S205では、ここで取得されたクーポン情報を処理対象のクーポン情報として、新たな発信情報との間でのマッチング処理が行われる。
ステップS203では、提供開始部F16が、処理対象のクーポン情報に含まれるキーワード条件のキーワードが、新たな発信情報に含まれるか否かを判定する。ステップS203において、当該キーワードが当該発信情報に含まれていると判定された場合、処理はステップS204へ進む。ステップS203において、当該キーワードが当該発信情報に含まれていると判定されなかった場合、処理はステップS207へ進む。この場合、処理対象のクーポン情報と新たな発信情報とはマッチせず、当該のクーポン情報が抽出されなかったことになる。
ステップS204では、行動範囲決定部F15が、新たな発信情報を発信したユーザに関し、行動範囲を決定する。行動範囲決定部F15は、発信情報格納部F12が格納する発信情報から、ユーザ端末2の所在情報が示す場所、ユーザの居住地域、ユーザが最近よく訪れた地域や店舗等を取得し、これらに基づいてユーザの行動範囲を決定する。決定方法の詳細は、クーポン配布サーバ1の機能構成の説明において説明した通りである。
ステップS205では、提供開始部F16が、処理対象のクーポン情報に含まれる特典場所情報が示す場所が、ステップS204で決定された行動範囲に含まれるか否かを判定する。ステップS205において、当該特典場所情報が示す場所が当該決定された行動範囲に含まれると判定された場合、処理はステップS206へ進む。この場合、処理対象のクーポン情報と新たな発信情報とがマッチし、当該クーポン情報が抽出されたことになる。ステップS205において、当該特典場所情報が示す場所が当該決定された行動範囲に含まれると判定されなかった場合、処理はステップS207へ進む。この場合、処理対象のクーポン情報と新たな発信情報とはマッチせず、当該クーポン情報が抽出されなかったことになる。
ステップS206では、提供開始部F16が、クーポンを使用するための情報をユーザへ提供することを開始する。具体的には、提供開始部F16は、処理対象のクーポン情報のクーポンの内容の電子クーポンを受領するためのWebページへのURLを、当該クーポンの内容とともに、新たな発信情報の発信元のユーザへ表示する情報としてSNSサーバ3へ送信する。SNSサーバ3は、SNS上の当該ユーザのページに受信した情報を表示する。その後、処理はステップS207へ進み、期限内クーポン処理ループによって、
他のクーポン情報が、新たな発信情報とはマッチする場合には、当該他のクーポン情報も抽出され、ユーザに提供されることになる。
図8は、提供対象のユーザの抽出及び提供開始の処理の流れを示すフローチャートである。この処理の流れは、図6のステップS103に例示した処理の詳細を説明するものである。この処理の流れは、新たに登録されたクーポン情報がクーポン情報取得部F14によって取得され得るようになったことを契機に開始する。ここでは、新たに登録されたクーポン情報を「新たなクーポン情報」と呼ぶことにする。また、この処理の流れは、クーポン配布サーバ1が行う処理の流れであり、主に提供開始部F16の第2の機能の詳細を示す。
ステップS301〜S307では、全ユーザの所定の日時以後に発信された発信情報が処理される。ステップS301及びS307は、全ユーザ処理ループを形成する。ステップS301では、提供開始部F16が、全ユーザの所定の日時以後に発信された発信情報が処理済みであるか否かを判定する。ステップS301において、全ユーザの当該発信情報が処理済みであると判定されなかった場合、処理はステップS302へ進む。ステップS302〜S306の間で、ユーザ1人の発信情報が処理され、処理済みとなる。ステップS301において、全ユーザの当該発信情報が処理済みであると判定された場合、図8に示された処理は終了する。ステップS307では、処理がステップS301へ戻る。
ステップS302では、提供開始部F16が、未処理のユーザ1人が発信した発信情報を取得する。ここで取得される発信情報は、発信情報格納部F12が格納した当該ユーザに関する発信情報のうち、発信情報発信日時が所定の日時以後である発信情報全件である。ステップS303〜S305では、ここで取得された発信情報と新たなクーポン情報との間でのマッチング処理が行われる。
ステップS303では、提供開始部F16が、新たなクーポン情報に含まれるキーワード条件のキーワードが、ステップS302で取得された発信情報の何れかに含まれるか否かを判定する。ステップS303において、当該キーワードが当該発信情報の何れかに含まれていると判定された場合、処理はステップS304へ進む。ステップS303において、当該キーワードが当該発信情報の何れにも含まれていないと判定された場合、処理はステップS307へ進む。この場合、ユーザと新たなクーポン情報とはマッチせず、当該ユーザがクーポンの提供対象として抽出されなかったことになる。
ステップS304では、行動範囲決定部F15が、処理対象のユーザに関し、行動範囲を決定する。決定の方法は、図7のステップS204と同様である。
ステップS305では、提供開始部F16が、新たなクーポン情報に含まれる特典場所情報が示す場所が、ステップS304で決定された行動範囲に含まれるか否かを判定する。ステップS305において、当該特典場所情報が示す場所が当該決定された行動範囲に含まれると判定された場合、処理はステップS306へ進む。この場合、新たなクーポン情報とユーザとがマッチし、当該ユーザが抽出されたことになる。ステップS305において、当該特典場所情報が示す場所が当該決定された行動範囲に含まれると判定されなかった場合、処理はステップS307へ進む。この場合、新たなクーポン情報と処理対象のユーザとはマッチせず、当該ユーザが抽出されなかったことになる。
ステップS306では、提供開始部F16が、クーポンを使用するための情報をユーザへ提供することを開始する。具体的には、提供開始部F16は、新たなクーポン情報のクーポンの内容の電子クーポンを受領するためのWebページへのURLを、当該クーポンの内容とともに、処理対象のユーザへ表示する情報としてSNSサーバ3へ送信する。S
NSサーバ3は、SNS上の当該ユーザのユーザページに受信した情報を表示する。その後、処理はステップS307へ進む。その後、全ユーザ処理ループによって、他のユーザが、新たなクーポン情報とマッチする場合には、当該他のユーザも抽出され、当該他のユーザへクーポンの情報が提供されることになる。
以上の図8の処理の流れによれば、新たなクーポン情報が登録されると、即座に、ユーザの最近の発信情報との間でキーワード等によるマッチングの処理が行われ、クーポンの情報がユーザへ提供される。そのため、ユーザの興味、関心等が移り変わる前に、興味、関心等がある内容のクーポンの情報を提供できる蓋然性が高い。そのため、ユーザにふさわしいクーポンを、よりタイムリーに配信することができる。
以上述べたように、本実施形態によれば、ユーザによってSNS上で新たな発言等の情報が発信されると、発信された情報に基づいて、キーワード条件が満たされるクーポン情報が抽出され、電子クーポンの情報が発信元のユーザへ提供される。つまり、ユーザの興味事、関心事等が表れている蓋然性が高い発言等の内容と、クーポンの内容に関連する事柄を示すキーワードとが、即座にマッチングされ、電子クーポンが即座にユーザに配信される。そのため、ユーザの関心等に応じた電子クーポンを適時に配布することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザが発信する場所の情報も取得され、ユーザの行動範囲とクーポンの特典の提供が受けられる場所とのマッチングも行われる。そのため、ユーザの行動範囲に応じた電子クーポンを配布できる。そのため、例えば、ユーザの来店の期待度が高い店舗で使用可能な電子クーポンのみを配布することができる。ユーザが足を運ばないような場所にある店舗のクーポンの情報が提供されることを制限し、ユーザの来店が期待できる店舗のクーポンが、そのようなクーポンに紛れて見過ごされてしまう事態を抑制できる。
<<変形例>>
クーポン情報には、更に、SNSの個人ステータスに関する条件が含まれてもよい。例えば、”独身”、”既婚かつ子供なし”、”既婚で子供あり”等の条件が含まれてもよい。この場合に、提供開始部F16は、キーワード条件の充足、及び、特典場所情報が示す場所が行動範囲に含まれていることに加え、個人ステータスに関する条件が満たされるクーポン情報等を抽出してもよい。例えば、”既婚かつ子供あり”の個人ステータスを有するユーザには、家族風呂がある温泉施設のプランのクーポンに関する情報が抽出されて配信され、”既婚かつ子供なし”の個人ステータスを有するユーザには、高級ディナー付の温泉施設のプランのクーポンに関する情報が抽出されて配信されてもよい。このような抽出によるクーポン情報のマッチング処理が行われることで、ユーザの家族構成、生活環境、ライフスタイル等を加味した、より適切なクーポンを配信することができる。
また、クーポン配布サーバ1は、SNS上から過去にクリック等のアクションによりユーザが閲覧等したクーポンや広告の情報の履歴を取得してもよい。この場合、クーポン情報には、更に、閲覧等したクーポンや広告の情報の履歴に関する条件を含めてもよい。そして、提供開始部F16は、当該条件を用いて、マッチングするクーポンの情報を更に絞り込んでもよい。ユーザが過去に閲覧等したクーポンや広告の情報の履歴は、ユーザの趣味、趣向等を示している可能性が高い。そのため、このような絞り込みによれば、よりユーザにふさわしいクーポンを配信することができる可能性がある。
1 クーポン配布サーバ(情報処理装置、コンピュータ)
2 ユーザ端末(情報端末)
3 SNSサーバ(所定の情報システム)
4 店舗端末

Claims (7)

  1. ユーザが所定の情報システムにより他者へ発信する発信情報を取得する発信情報取得手段と、
    クーポンごとの、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件、及びクーポンの内容を含む、クーポン情報を取得するクーポン情報取得手段と、
    新たに発信された発信情報が前記発信情報取得手段によって取得されると、前記クーポン情報取得手段によって取得されるクーポン情報のうち、前記取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出し、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、前記発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する提供開始手段と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記発信情報は、言語で表された情報を含み、
    前記発信情報に関する条件は、クーポンの内容に関連する事柄を示すキーワードにより記述される条件であり、
    前記提供開始手段によって抽出されるクーポン情報は、発信情報に関する条件のキーワードに相当する語句が、前記取得された発信情報に含まれるクーポン情報である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記発信情報には、ユーザと関連する場所を示す関連場所情報が含まれ、
    ユーザから発信された発信情報に含まれる関連場所情報に基づいて、前記ユーザの行動範囲を決定する行動範囲決定手段を更に備え、
    前記クーポン情報は、クーポンによる特典が受けられる場所を示す特典場所情報を更に含み、
    前記提供開始手段によって抽出されるクーポン情報は、更に、前記クーポン情報に含まれる特典場所が示す場所が、前記取得された発信情報の発信元のユーザについて決定される行動範囲に含まれるクーポン情報である、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. ユーザは、前記ユーザに携帯される情報端末から前記情報システムへ、前記情報端末の所在を示す所在情報を含む情報を送信することで、前記発信情報を発信し、
    前記発信情報には、所在情報が関連場所情報として含まれ、
    前記行動範囲決定手段は、最後に発信された所在情報に基づいて、前記ユーザの行動範囲を決定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記発信情報取得手段によって取得された発信情報を、発信元のユーザごとに格納する発信情報格納手段と、
    前記提供開始手段は、更に、前記クーポン情報取得手段によって新たなクーポン情報が取得され得るようになると、前記発信情報格納手段によって格納された発信情報のうち、前記新たなクーポン情報の発信情報に関する条件を満たす発信情報を抽出し、抽出された発信情報の発信元のユーザへ、前記新たなクーポン情報の内容のクーポン使用するための情報を提供することを開始する、
    請求項1から4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータによって、
    ユーザが所定の情報システムにより他者へ発信する発信情報を取得する発信情報取得ステップと、
    クーポンごとの、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条
    件、及びクーポンの内容を含む、クーポン情報を取得するクーポン情報取得ステップと、
    新たに発信された発信情報が取得されると、前記クーポン情報取得ステップにおいて取得されるクーポン情報のうち、前記取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出し、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、前記発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する提供開始ステップと、
    が実行される情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    ユーザが所定の情報システムにより他者へ発信する発信情報を取得する発信情報取得手段と、
    クーポンごとの、クーポンの使用が期待されるユーザの基準を示す発信情報に関する条件、及びクーポンの内容を含む、クーポン情報を取得するクーポン情報取得手段と、
    新たに発信された発信情報が前記発信情報取得手段によって取得されると、前記クーポン情報取得手段によって取得されるクーポン情報のうち、前記取得された発信情報が発信情報に関する条件を満たすクーポン情報を抽出し、抽出されたクーポン情報の内容のクーポンを使用するための情報を、前記発信情報の発信元のユーザへ提供することを開始する提供開始手段と、
    として機能させるプログラム。
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