JP2015026731A - 半導体光素子アレイ及びその作製方法と、半導体光素子アレイを用いた表示装置 - Google Patents

半導体光素子アレイ及びその作製方法と、半導体光素子アレイを用いた表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】セルを高密度集積化させた半導体光素子アレイを提供する。
【解決手段】基板100と、基板100上に成長させた導電性の高い導電性半導体からなり、一方向に向かってストライプ状にパターニングされた複数の下部電極層102と、活性層103を含んでおり、各下部電極層102上に並んで配置された複数の半導体光素子Cと、下部電極層102と交差する方向にパターニングされ、そのストライプ方向に並んだ複数の半導体光素子Cを連結し、かつ、その上面の一部を露出させるように開口部Hを有する上部電極層401とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体光素子アレイ及びその作製方法と、半導体光素子アレイを用いた表示装置に関するものである。
複数個の半導体発光素子(以下では、セルと称する)を同一基板上に積層形成して集積化した半導体発光素子アレイはディスプレイ用途の光源として応用が期待されている。また、セルの高密度集積化が求められており、セルサイズについても微細化への要求が強い。
非特許文献1には、基板面内において直交するX、Y方向にマトリックス状にセルCが配置された半導体光素子アレイの従来構造が示されている。図7には半導体光素子アレイの従来構造のレイアウトを簡略化して示してある。セルCは、基板と、基板上に積層形成されたn型半導体下地層2と、n型半導体下地層2上に積層形成された活性層3とを含んで構成されている。セルCは活性層3が上部に形成された発光領域Aと、後述する下部電極配線4とのコンタクト領域(非発光領域)Bとに分かれている。更に、セルCはそれぞれがパターニングによりマトリックス状に素子間分離されている。
また、図示X方向に下部電極配線4はストライプ状に形成されており、X方向に並んだセルCをそれぞれコンタクト領域Bにて電気的に接続しつつ、それらを連結している。また、図示Y方向に並んだセルCを電気的に接続するための上部電極配線5は、下部電極配線4と交差するようにストライプ状に形成されている。そして、セルC間を絶縁するための第1絶縁層6が基板面内に積層形成されている。更に、下部電極配線4と上部電極配線5が短絡しないように、下部電極配線4と上部電極配線5の交差する領域を絶縁するための第2絶縁層7が介在されている。
このような構成を採れば、下部電極配線4と上部電極配線5のそれぞれの一端側に設けられた電極パッドPに対して電圧を印加することで、各電極配線4、5が交差するセルCに電流を流して発光させることができる。
Physica Status Solidi(a)192, No.2, pp325−328 (2002)
しかしながら、上述のような従来構造では、n型半導体下地層2は下部電極配線4とのコンタクト領域Bを兼ねているため、発光領域Aが占める面積が小さくなり、セルCの微細化及び高密度集積化に不利であるという問題点があった。また、各電極配線4、5間を絶縁するために第2絶縁層7を形成する必要があるため、半導体光素子アレイの作製工程が多くなるという問題点があった。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、作製工程が少なく、セルの微細化及び高密度集積化に有利な半導体光素子アレイとそれを用いた表示装置の実現を目的としている。
第1の発明の半導体光素子アレイは、
基板と、
前記基板上に成長させた導電性の高い半導体からなり、一方向に向かってストライプ状にパターニングされた複数の下部電極層と、
活性層を含んでおり、前記各下部電極層上に並んで配置された複数の半導体光素子と、
前記下部電極層と交差する方向にパターニングされ、そのストライプ方向に並んだ複数の前記半導体光素子を連結し、かつ、その上面の一部を露出させるように開口部を有する上部電極層とを備えていることを特徴とする。
第2の発明の半導体光素子アレイの作製方法は、
基板上に導電性の高い半導体からなる下部電極層を結晶成長させる下部電極層堆積工程と、
前記下部電極層上に、活性層を含む半導体光素子層を結晶成長させる半導体光素子層堆積工程と、
前記半導体光素子層をマトリックス状にパターニングして、複数の半導体光素子を露出させる半導体光素子パターニング工程と、
前記下部電極層を一方向にストライプ状にパターニングして、前記下部電極層間を電気的に分離させる下部電極層パターニング工程と、
前記下部電極層と前記半導体光素子上に複数個の開口部を形成しつつ絶縁層を堆積させる絶縁層形成工程と、
前記下部電極層と交差する方向に上部電極層をストライプ状に堆積させて、前記半導体光素子上を電気的に連結させる電極層形成工程とを備えていることを特徴とする。
第3の発明の表示装置は、
第1の発明の半導体光素子アレイを具備し、前記下部電極層から前記上部電極層に対して電圧を印加することで、複数の前記半導体光素子を発光表示させることを特徴とする。
第1の発明によれば、導電性の高い半導体から成るストライプ状に形成された下部電極層と、下部電極層と交差するようにストライプ状に形成された上部電極層との間に、活性層を含む複数の半導体光素子(セル)を配置させた。このような構成を採れば、従来構造のように、下部電極層と半導体光素子とのコンタクト領域をセルの表面側に設ける必要がなくなり、発光領域を広げつつ、セルの面積を小さくできる。よって、半導体光素子アレイの微細化及び高集積化に有利である。
第2の発明によれば、また、下部電極層と上部電極層とが交差する位置にはセルが介在されるため、各電極層は物理的及び電気的に分離される。よって、従来構造のように、各電極層間の短絡を防止するための絶縁層を形成する必要がなくなり、絶縁層形成工程を一回削減できる。また、これに伴って半導体光素子アレイの作製コストを低減できる。
第3の発明によれば、第1の発明の半導体光素子アレイを具備することで、微細なセルを高密度集積化できるので、高精細な表示装置が得られる。
実施例1に係る青発光ダイオードアレイのプロセスフローを示す図である。 実施例1に係る青色発光ダイオード(セル)の断面図を示す図である。 実施例1と係る青色発光ダイオードアレイのレイアウトを示す模式図である。 実施例1に係る青色発光ダイオードアレイの半導体光素子パターニング工程後のレイアウトを示す模式図である。 実施例1に係る青色発光ダイオードアレイの下部電極層パターニング工程後のレイアウトを示す模式図である。 実施例1に係る青色発光ダイオードアレイの絶縁層形成工程後のレイアウトを示す模式図である。 従来例の半導体光素子アレイのレイアウトを示す模式図である。 実施例1に係る青色発光ダイオード照明装置を示す写真である。(a)は10×10ドットの照明装置であり、全ドットを発光させた状態を示す写真である。(b)は7×25ドットの照明装置であり、「Meijo」の文字を選択的に発光させた状態を示す写真である。 実施例2に係るフォトダイオード(セル)の断面図を示す図である。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1) 第1の発明の半導体光素子アレイは、
前記下部電極層にはn型不純物がドーピングされていることが好ましい。
この構成によれば、下部電極層にp型不純物をドーピングするのに比べて高い導電性を付与でき、低抵抗化が容易である。
(2) 第1の発明の半導体光素子アレイは、
前記上部電極層は金属層であることが好ましい。
この構成によれば、上部電極層を金属層とすれば、半導体光素子の凹凸形状に倣うようにして堆積させることができる。よって、上部電極層において段切れ等の発生を大幅に抑制でき、高い電気的信頼性が確保される。
(3) 第1の発明の半導体光素子アレイは、
前記基板と前記下部電極層は、前記活性層のバンドギャップエネルギーに対応する波長に対して透過性を有していることが好ましい。
この構成によれば、基板側から、活性層のバンドギャップエネルギーに対する波長の光を取り出し可能となる。
(4) 第2の発明の半導体光素子アレイの作製方法は、
前記半導体光素子層堆積工程は、前記活性層を形成後に、高濃度のp型不純物及びn型不純物をそれぞれドーピングしたp型層とn型層が積層されたトンネル接合層を形成させるトンネル接合層堆積工程を含んでいることが好ましい。
この構成によれば、トンネル接合層を利用してその上層を必要に応じてp型層又はn型層に反転させることが可能となる。
(5) 第2の発明の半導体光素子アレイの作製方法は、
前記下部電極層にはn型不純物をドーピングさせることが好ましい。
この構成によれば、下部電極層に高い導電性を付与でき、低抵抗化も容易である。
(6) 第2の発明の半導体光素子アレイの作製方法は、
前記下部電極層と前記トンネル接合層の上層とは同じ伝導型を有する同型層であり、
前記絶縁層形成工程により形成された前記開口部に対して、1回の前記電極層形成工程によって前記同型層とオーミック接合が形成可能な電極層を堆積させることで、下部電極用パッドと前記上部電極層及び上部電極用パッドとを一括で形成させることが好ましい。
この構成によれば、下部電極層及びトンネル接合層の上層を同型層とし、更にオーミック接合が形成可能な電極層を堆積させることにより、下部電極層用パッドと上部電極層用パッドとを一括して形成することが可能となる。よって、従来手法では、2工程必要であった電極層形成工程を1回に削減でき、作製コストについても低減できる。
次に、第1の発明の半導体光素子アレイと第3の発明の表示装置を具体化した実施例1、2について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
本発明の実施例1に係る青色発光ダイオードアレイ(半導体光素子アレイ)を構成する青色発光ダイオード単体セルC(半導体光素子:以下では、単にセルCと称する)の断面構造を図2に示す。セルCはサファイア基板上にGaNを図示しない低温バッファ層を介してエピタキシャル成長させたGaN基板100と、n型下部電極層(下部電極層)102と、GaInN量子井戸層108とGaNバリア層109で構成されるGaInN五重量子井戸活性層(活性層)103と、n+−GaN層302とp+−GaInN層301からなるトンネル接合層106とを備えている。以下の下部電極層堆積工程P1と半導体光素子層堆積工程P2では、有機金属気相成長法(MOCVD法)を用いてGaN基板100上に窒化物半導体結晶を成膜した。
下部電極層堆積工程P1について説明する。まず、表面がGa面であるGaN基板(以下では、成膜された基板をウエハと称する。)100を、MOCVD装置の反応炉内にセットした。その後、反応炉内に水素を流しながら昇温することで、GaN基板100表面のサーマルクリーニングを行った。次に、基板温度を1050℃に昇温し、キャリアガスである水素と、原料であるTMGa(トリメチルガリウム)とアンモニアを流すことで、GaN基板100上に高品質なアンドープGaN層101を3000nm成長させた。次に、基板温度を1050℃に維持し、キャリアガスである水素と、原料であるTMGa(トリメチルガリウム)とアンモニアと、n型不純物原料ガスであるSiH4(シラン)とを反応炉内に流すことで、アンドープGaN層101上にn型下部電極層102を1000nm成長させた。n型下部電極層102中におけるSiのドーピング濃度は1×1019cm-3とし、高い導電性を付与した。
次に、半導体光素子層堆積工程P2について説明する。まず、基板温度を780℃とし、キャリアガスである窒素と、原料であるTMGaとTMIn(トリメチルインジウム)とアンモニアを反応炉内に供給することで、n型下部電極層102上に、GaInN量子井戸層201とGaNバリア層202を交互に4.5ペア積層させて、GaInN五重量子井戸活性層103を形成した。GaInN量子井戸層201の膜厚は2.5nmとし、GaNバリア層202の膜厚は12.5nmとした。また、GaInN量子井戸層201におけるIn組成は0.15とし、発光中心波長は460nmとした。
その後、基板温度を1050℃とし、キャリアガスである水素と、原料であるTMGaとTMAl(トリメチルアルミニウム)とアンモニアと、p型不純物原料ガスであるCP2Mg(シクロペンタジエニルマグネシウム)を反応炉内に供給することで、GaInN五重量子井戸活性層103上にp型AlGaN層104とp型GaN層105を順次積層させた。p型AlGaN層104の膜厚は20nmとし、p型GaN層105の膜厚は60nmとした。また、p型AlGaN層104におけるAl組成は0.15とした。p型AlGaN層104及びp型GaN層105におけるMgのドーピング濃度はいずれも2×1019cm-3とした。
続いて、p型GaN層105上にトンネル接合層106を形成した。まず、基板温度を780℃とし、キャリアガスである窒素と、原料であるTMGaとTMInとアンモニアと、p型不純物原料ガスであるCP2Mgを反応炉内に供給することで、p型GaN層105上にp+−GaInN層(p型層)301を形成した。p+−GaInN層301の膜厚は3nmとし、Mgのドーピング濃度は、キャリアがトンネルしやすいように2×1020cm-3と高くした。また、p+−GaInN層301におけるIn組成は0.15とした。次に、同様の基板温度で、キャリアガスである窒素と、原料であるTMGaと、n型不純物ガスであるSiH4を反応炉内に供給することで、p+−GaInN層301上にn+−GaN層302を形成した。n+−GaN層302の膜厚は7.5nmとし、Siのドーピング濃度についても、キャリアがトンネルしやすいように4×1020cm-3と高くした。
最後に、基板温度を1000℃とし、キャリアガスである水素と、原料であるTMGaとアンモニアと、n型不純物原料ガスであるSiH4を反応炉内に供給することで、トンネル接合層106上にn型GaN上部層107とn型GaNコンタクト層108を順次積層させた。n型GaN上部層107の膜厚は50nmとし、n型GaNコンタクト層108の膜厚は10nmとした。n型GaN上部層107及びn型GaNコンタクト層108におけるSiのドーピング濃度はそれぞれ5×1018cm-3と1×1019cm-3とした。以上で、ウエハ上への半導体光素子層堆積工程P2は完了する。
次に、ウエハの加工工程に移る。図4に示すように、半導体光素子パターニング工程P3においては、図示X方向及びY方向に向かって3×3のマトリックス状にセルCが配列するようにパターン形成した。まず、周知のフォトリソグラフィプロセスによって、Ni等のメタルマスクにてセルC領域をマスクした。その後、マスクされていない領域をドライエッチングすることにより、n型下部電極層102を露出させた(図4)。その後、メタルマスクをウェットエッチングにより除去した。
次に、下部電極層パターニング工程P4について説明する。まず、図5に示すように、X方向に向かってn型下部電極層102がストライプ状を成すように加工し、アンドープGaN層101を露出させた。そして、n型下部電極層102のX方向の端部についても下部電極用パッドPLを形成するためにエッチング除去を行った(図5)。この時、半導体光素子パターニング工程P3と同様に、周知のフォトリソグラフィプロセスとドライエッチングプロセスを用いた。これにより、X方向に並んだ3つのセルCはn型下部電極層102によって電気的に接続された状態となる。また、3本のn型下部電極層102間は分離され、電気的に絶縁される。
次に、絶縁層形成工程P5について説明する。まず、フォトレジストをウエハ面内に塗布した。その後、周知のフォトリソグラフィプロセスによって、9個のセルCのn型GaNコンタクト層108上にレジストを残した。また、n型下部電極層102のX方向端部においても一部レジストを残した。そして、SiO2絶縁層401をスパッタリングによってウエハ面内に堆積させた。最後に、リフトオフによって、レジスト上に堆積した絶縁層401をレジストごと除去すれば、図6に示すように、計12個の開口部Hが形成された絶縁層401がパターン形成される。
最後に、電極層形成工程P6について説明する。まず、絶縁層形成工程P5同様にフォトレジストをウエハ面内に塗布した。その後、周知のフォトリソグラフィプロセスによって、電極層402を形成しない領域にフォトレジストを残した。そして、電極層402として、Ti/Al/Auの積層膜を真空蒸着により堆積させた。最後に、リフトオフによって、レジスト上に堆積したTi/Al/Auをレジストごと除去することで、図3に示すように、Y方向にセルCを連結した3本のストライプ状の上部電極層(図示上端部が上部電極用パッドPH)402と、X方向左端部においてn型下部電極層102と接続する下部電極用パッドPLを形成した。また、上部電極層402のセルCの上面に位置する領域には、セルから光が取り出し可能なように開口部Hを再び形成した。そして、半導体−金属接合界面の良好な接触を得る為にアニール処理を施せば、半導体−金属接合界面は低抵抗化する。尚、計12個の開口部Hより露出していたn型GaNコンタクト層108とn型下部電極層102はいずれもn型層であるから、Ti/Al/Auの積層膜と良好なオーミック接合が形成される。以上で3×3セルを集積化した青色発光ダイオードアレイの作製は完了する。
図8には、青色発光ダイオードアレイを用いて作製した10×10ドット及び7×25ドットの青色発光ダイオード照明装置(表示装置)の写真を示している。1つのセルCが1ドットに対応しており、それぞれ100個、175個のセルCを同一チップ上に集積化させた。そして、図8(a)に示すように、上部電極用パッドPH及び下部電極用パッドPLに対して電圧を印加してセルCに電流を流すことで、10×10ドットの青色発光ダイオード照明装置は全ドットを点灯させた。また、図8(b)に示すように、7×25ドットの青色発光ダイオード照明装置については、「Meijo」の文字を点灯表示させた。10×10ドットの青色発光ダイオード照明装置は250×250μm2であり、7×25ドットの青色発光ダイオード照明装置は150×650μm2であり、通常用いられる青色発光ダイオード1個分とほぼ同じ大きさである。よって、同一チップ上に、高密度で微細なセルCを集積化しつつ、ドット欠けのない高精細な照明装置が実現できていることがわかる。
次に、本実施例の作用・効果について説明する。
本実施例によれば、導電性の高い半導体から成るストライプ状に形成されたn型下部電極層102と、n型下部電極層102と交差するようにストライプ状に形成された上部電極層402との間に、GaInN五重量子井戸活性層103を含む複数の青色発光ダイオード(セル)Cを配置させた。このような構成を採れば、従来構造のように、下部電極層102とセルCとのコンタクト領域BをセルCの表面側に設ける必要がなくなり、発光領域Aを広く確保しつつセルCを小さくできる。よって、セルCの微細化及び高集積化に有利である。
また、上部電極層402はn型GaN層(n−GaN)とオーミック接合が可能なTi/Al/Auの積層メタル層であるから、セルCの凹凸形状に倣って堆積させやすい。よって、上部電極層402の段切れ等の発生を大幅に抑制でき、高い電気的信頼性を確保できる。
また、GaN基板100とn型下部電極層102は、GaInN五重量子井戸活性層103のバンドギャップエネルギーに対応する波長(460nm)に対して透過性を有している。よって、GaN基板100側から、GaInN五重量子井戸活性層103のバンドギャップエネルギーに対する波長の光を取り出し可能となる。
また、本実施例によれば、導電性を高めた半導体から成るストライプ状に形成されたn型下部電極層102上にセルCを形成し、その上部にn型下部電極層102と交差するように上部電極層401を形成するようにした。従来手法では、下部電極層102とセルCとのコンタクト領域Bと上部電極層402がいずれもセルCの表面側にて形成されている。よって、セルC間を絶縁する絶縁層401だけでなく、両電極層102、402が交差する領域においても両電極層102、402間が短絡しないように絶縁層を介在させる必要があった。しかし、本実施例のような作製手法を採れば、n型下部電極層102と上部電極層402とが交差する領域には、セルCが介在されるため、両電極層102、402は物理的及び電気的に分離される。よって、両電極層102、402間の短絡を防止する絶縁層が不要となり、絶縁層形成工程P5を1回削減することが可能となる。
また、半導体光素子層堆積工程P2において、GaInN五重量子井戸活性層103を形成後に、高濃度のMg及びSiをそれぞれドーピングしたp+−GaInN層301とn+−GaN層302が積層されたトンネル接合層106を形成した。これにより、p型層を導電性制御が容易なn型層に反転させることが可能となり、トンネル接合層106よりも上層領域の低抵抗化が容易となる。
また、開口部Hより露出するn型下部電極層102とn型GaNコンタクト層108は共にn型層である。よって、絶縁層形成工程P5によりn型GaNコンタクト層108上に形成された9個の開口部Hと、n型下部電極層102上に形成された3個の開口部Hに対してTi/Al/Auの積層膜を堆積させることで、オーミック接合を実現しつつ、上部電極層用パッドPH及び下部電極用パッドPLを一括して形成することできる。従来のように、両電極用パッドPH、PLを作り分ける必要がなくなるため、電極層形成工程P6を1回に削減できる。このように、絶縁層形成工程P5と電極層形成工程P6を1回ずつ減らすことができるので青色発光ダイオードアレイの作製コストを大幅に低減することが可能となる。
また、本実施例によれば、青色発光ダイオードアレイを具備することで、微細なセルCを高密度集積化できるので、同一チップ上に高精細な青色発光ダイオード照明装置が得られる。
<実施例2>
本発明の実施例2に係るフォトダイオードアレイ(半導体光素子アレイ)を構成するフォトダイオード単体セルC(半導体光素子:以下では、単にセルCと称する)の断面構造を図9に示す。実施例1のセルCとの相違点は、活性層における量子井戸層とバリア層のペア数と、GaInN量子井戸層におけるIn組成のみである。
活性層はGaInN量子井戸活性層501と、GaNバリア層202を交互に9.5ペア積層させたGaInN十重量子井戸活性層503とした。GaInN量子井戸層501の膜厚は2.5nmとし、GaNバリア層202の膜厚は5nmとした。また、GaInN量子井戸層501におけるIn組成は0.20とし、受光中心波長は480nmとした。活性層の作製方法と、フォトダイオードアレイの作製方法は実施例1と同様であるから詳細な説明は省略する。
実施例2のフォトダイオードアレイは中心波長を480nmとする青緑色光に対して感度を有する受光センサとして用いることができる。まず、1チップに100個のセルC(10×10のマトリックス配列)を集積化させたフォトダイオードアレイを作製して10×10画素の受光センサを構成した。受光センサは、受光面積を大きく取るために基板100側を入射側とする。そして、上部電極層402及びn型下部電極層102の各パッドPH、PLに対してプロービングし、電流検出可能なA/Dコンバータ回路に接続する。各セルCに対して光が入射すると、GaInN十重量子井戸活性層503において、光電変換がなされ、入射光強度に応じた光電流が各パッドPH、PLから出力される。各セルCからの光電流を一定の時間毎に区切ってそれぞれ検出する。この時、閾値を設けておき、閾値より光電流値が小さい場合は1、閾値より光電流値が大きい場合は0のデジタル信号をA/Dコンバータ回路より出力させる。そして、各セルCに対するデジタル信号を取得し、外部モニタに対して、デジタル信号が1の場合は黒色を、0の場合は白色を表示させるようにすれば、10×10ドットの白黒画像を表示させることが可能となる。また、光電流の大きさに応じてA/Dコンバータ回路から階調を有するデジタル信号を出力すれば、外部モニタに対してグレイスケール表示させることも可能である。このような形態を採れば、フォトダイオードアレイを監視向けのイメージセンサとして使用することが可能となる。
本発明によれば、少ない作製工程で、セルCが小さく、高密度集積化に有利な半導体光素子アレイとそれを用いた表示装置の実現可能となる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、基板にサファイア上GaN基板を用いたが、これに限らず、SiC上GaN基板や、ZnO上GaN基板、AlN基板、GaAs、GaP、InP、GaN自立基板等を用いても良い。
(2)上記実施例では、活性層に窒化物半導体結晶を用いたが、これに限らず、GaAsやGaPなどのIII−V族化合物半導体結晶やその他の直接遷移型半導体結晶を用いても良い。
(3)上記実施例では、n型、p型不純物にそれぞれSi、Mgを用いたが、これに限らず、GeやZn、Be等であっても良い。
(4)上記実施例では、活性層にGaInN五重量子井戸層、GaInN十重量子井戸層を用いたが、これに限らず、発光及び受光させたい光の波長に応じて、Alを含む窒化物結晶層を用いても良いし、窒化物以外のIII−V族化合物半導体結晶を用いても良い。また、活性層のペア数には制限はない。
(5)上記実施例では、下部電極層をn型としたが、これに限らず、p型であっても良い。
(6)上記実施例では、上部電極層と上部電極用パッド及び下部電極用パッドを一括で形成したが、作り分けても良い。その際はトンネル接合層を用いなくても良い。
(7)上記実施例では、半導体光素子として青色発光ダイオードとフォトダイオードを例示したが、レーザダイオードや面発光レーザなどの発光デバイス、フォトダイオード以外の受光デバイスであっても良い。
(8)上記実施例では、同一基板上に半導体光素子を集積化させて表示装置を構成したが、基板を複数個並べて構成しても良い。
(9)上記実施例では、トンネル接合層を活性層上部に形成したが、これに限らず、形成しなくても良い。
(10)上記実施例では、上部電極層にTi/Al/Auの積層膜を用いたが、これに限らず、上部電極層と接触する半導体材料とオーミック接合が形成できる金属層であれば、材料に制限はない。
(11)上記実施例では、下部電極層のみを半導体材料にて形成したが、上部電極層を半導体材料にて形成しても良い。
(12)上記実施例では、絶縁層にSiO2を用いたが、これに限らず、PSG(リンガラス)やBSG(ホウ素ガラス)、SiN(窒化シリコン)などを用いても良い。
(13)上記実施例では、半導体光素子を一方向に同一周期で配列させたが、これに限らず、千鳥状に配列させたり、配列のピッチを変更しても構わない。
(14)上記実施例では、半導体素子のセルサイズをすべて同じにしたが、これに限らず、異なっていても構わない。
(15)上記実施例では、絶縁層や電極層のパターニングにリフトオフを用いたが、これに限らず、ドライエッチングやウェットエッチングを用いても構わない。
(16)上記実施例では、下部電極層及び半導体光素子層をMOCVD法により成膜したが、これに限らず、HVPE法やMBE法、スパッタリング法等で成膜しても良い。
100…GaN基板(基板)
102…n型下部電極層(下部電極層)
103…GaInN五重量子井戸活性層(活性層)
106…トンネル接合層
103〜108、201、202、501…半導体光素子層
(104…p型AlGaN層、105…p型GaN層、106…トンネル接合層、107…n型GaN上部層、108…n型GaNコンタクト層、201、501…GaInN量子井戸活性層、202…GaNバリア層)
301…p+−GaInN層(p型層)
302…n+−GaN層(n型層)
401…絶縁層
402…上部電極層、電極層
503…GaInN十重量子井戸活性層(活性層)
PL…下部電極用パッド
PH…上部電極用パッド
C…セル(半導体光素子)
H…開口部

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に成長させた導電性の高い半導体からなり、一方向に向かってストライプ状にパターニングされた複数の下部電極層と、
    活性層を含んでおり、前記各下部電極層上に並んで配置された複数の半導体光素子と、
    前記下部電極層と交差する方向にパターニングされ、そのストライプ方向に並んだ複数の前記半導体光素子を連結し、かつ、その上面の一部を露出させるように開口部を有する上部電極層とを備えていることを特徴とする半導体光素子アレイ。
  2. 前記下部電極層にはn型不純物がドーピングされていることを特徴とする請求項1に記載の半導体光素子アレイ。
  3. 前記上部電極層は金属層であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載に半導体光素子アレイ。
  4. 前記基板と前記下部電極層は、前記活性層のバンドギャップエネルギーに対応する波長に対して透過性を有していることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の半導体光素子アレイ。
  5. 基板上に導電性の高い半導体からなる下部電極層を結晶成長させる下部電極層堆積工程と、
    前記下部電極層上に、活性層を含む半導体光素子層を結晶成長させる半導体光素子層堆積工程と、
    前記半導体光素子層をマトリックス状にパターニングして、複数の半導体光素子を露出させる半導体光素子パターニング工程と、
    前記下部電極層を一方向にストライプ状にパターニングして、前記下部電極層間を電気的に分離させる下部電極層パターニング工程と、
    前記下部電極層と前記半導体光素子上に複数個の開口部を形成しつつ絶縁層を堆積させる絶縁層形成工程と、
    前記下部電極層と交差する方向に上部電極層をストライプ状に堆積させて、前記半導体光素子上を電気的に連結させる電極層形成工程とを備えていることを特徴とする半導体光素子アレイの作製方法。
  6. 前記半導体光素子層堆積工程は、前記活性層を形成後に、高濃度のp型不純物及びn型不純物をそれぞれドーピングしたp型層とn型層が積層されたトンネル接合層を形成させるトンネル接合層堆積工程を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の半導体光素子アレイの作製方法。
  7. 前記下部電極層にはn型不純物をドーピングさせることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の半導体光素子アレイの作製方法。
  8. 前記下部電極層と前記トンネル接合層の上層とは同じ伝導型を有する同型層であり、
    前記絶縁層形成工程により形成された前記開口部に対して、1回の前記電極層形成工程によって前記同型層とオーミック接合が形成可能な電極層を堆積させることで、下部電極用パッドと前記上部電極層及び上部電極用パッドとを一括で形成させることを特徴とする請求項6に記載の半導体光素子アレイの作製方法。
  9. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の半導体光素子アレイを具備し、前記下部電極層から前記上部電極層に対して電圧を印加することで、複数の前記半導体光素子を発光表示させることを特徴とする表示装置。
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