JP2015020418A - 剛性中子および空気入りタイヤの加硫成形装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中子本体が8以上に分割された複数の中子セグメントから構成されており、中子セグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、剛性中子の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が(360/分割数)°±20%であり、中子セグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、円環状に形成された中子本体において、分割角度が(360/分割数)°以上の中子セグメントと、分割角度が(360/分割数)°未満の中子セグメントとが交互に繰り返さないように配置されている剛性中子。
【選択図】図1
Description
加硫後の製品タイヤの内面形状に対応する形状の外表面を有する円環状の中子本体と、円環状の前記中子本体の中心孔に装着されるコアとを備えた剛性中子であって、
前記中子本体は、8以上に分割された複数の中子セグメントから構成されており、
前記中子セグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記剛性中子の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
前記中子セグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記中子本体において、前記分割角度が(360/分割数)°以上の中子セグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満の中子セグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする剛性中子である。
加硫後の製品タイヤの内面形状に対応する形状の外表面を有する円環状の中子本体と、円環状の前記中子本体の中心孔に装着されるコアとを備えた剛性中子であって、
前記中子本体は、8以上に分割された複数の中子セグメントから構成されており、
前記中子セグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記剛性中子の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
1つの中子セグメントから±90°の範囲内に配置された複数の中子セグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記中子本体において、前記分割角度が(360/分割数)°以上の中子セグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満の中子セグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする剛性中子である。
前記中子本体が、9以上の奇数に分割された複数の中子セグメントから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の剛性中子である。
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の剛性中子と、加硫後の製品タイヤの外面形状に対応するパターンが内表面に形成されている円環状の加硫金型とを備えた空気入りタイヤの加硫成形装置であって、
前記加硫金型は、8以上に分割された複数のパターンセグメントから構成されており、
前記パターンセグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記加硫金型の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
前記パターンセグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記加硫金型において、前記分割角度が(360/分割数)°以上のパターンセグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満のパターンセグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする空気入りタイヤの加硫成形装置である。
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の剛性中子と、加硫後の製品タイヤの外面形状に対応するパターンが内表面に形成されている円環状の加硫金型とを備えた空気入りタイヤの加硫成形装置であって、
前記加硫金型は、8以上に分割された複数のパターンセグメントから構成されており、
前記パターンセグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記加硫金型の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
1つのパターンセグメントから±90°の範囲内に配置された複数のパターンセグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記加硫金型において、前記分割角度が(360/分割数)°以上のパターンセグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満のパターンセグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする空気入りタイヤの加硫成形装置である。
本発明者は、本発明に先立って、従来の剛性中子を用いた場合、何故に、タイヤの内腔から中子セグメントを抜き出すことが容易とは言えず、加硫成形工程における作業効率の低下を招くのか、その原因について検討を行い、以下の知見を得た。
次に、実施の形態により、図面を用いて本発明を具体的に説明する。図1は、本実施の形態に係る剛性中子の一例を模式的に示す平面図である。
表1に示すように、剛性中子と加硫金型の構成がそれぞれ異なる4種類の加硫成形装置(実施例1〜3および比較例)を用いて、タイヤサイズ205/65R15の空気入りタイヤを試作した。
(1)FVの測定
JASO C607:2000に規定された試験方法に準拠して、それぞれの加硫成形装置で試作したタイヤを120km/hの速度で回転させてRFV(ラジアルフォースバリエーション)を測定し、評価した。結果を表1に示す。なお、表1中の「RFV8H」、「RFV9H」、「RFV16H」、「RFV18H」は、それぞれ、8次成分、9次成分、16次成分、18次成分のRFVである。
中子バラシ時間として、剛性中子の分解開始から、全ての中子セグメントをタイヤ内腔から抜き出すまでの時間(秒)を測定し、評価した。結果を表1に示す。
2、a 中子本体
3 中心孔
4 コア
5、5a〜5h 中子セグメント
c1 大セグメント
c2 小セグメント
Claims (5)
- 加硫後の製品タイヤの内面形状に対応する形状の外表面を有する円環状の中子本体と、円環状の前記中子本体の中心孔に装着されるコアとを備えた剛性中子であって、
前記中子本体は、8以上に分割された複数の中子セグメントから構成されており、
前記中子セグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記剛性中子の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
前記中子セグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記中子本体において、前記分割角度が(360/分割数)°以上の中子セグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満の中子セグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする剛性中子。 - 加硫後の製品タイヤの内面形状に対応する形状の外表面を有する円環状の中子本体と、円環状の前記中子本体の中心孔に装着されるコアとを備えた剛性中子であって、
前記中子本体は、8以上に分割された複数の中子セグメントから構成されており、
前記中子セグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記剛性中子の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
1つの中子セグメントから±90°の範囲内に配置された複数の中子セグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記中子本体において、前記分割角度が(360/分割数)°以上の中子セグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満の中子セグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする剛性中子。 - 前記中子本体が、9以上の奇数に分割された複数の中子セグメントから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の剛性中子。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の剛性中子と、加硫後の製品タイヤの外面形状に対応するパターンが内表面に形成されている円環状の加硫金型とを備えた空気入りタイヤの加硫成形装置であって、
前記加硫金型は、8以上に分割された複数のパターンセグメントから構成されており、
前記パターンセグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記加硫金型の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
前記パターンセグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記加硫金型において、前記分割角度が(360/分割数)°以上のパターンセグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満のパターンセグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする空気入りタイヤの加硫成形装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の剛性中子と、加硫後の製品タイヤの外面形状に対応するパターンが内表面に形成されている円環状の加硫金型とを備えた空気入りタイヤの加硫成形装置であって、
前記加硫金型は、8以上に分割された複数のパターンセグメントから構成されており、
前記パターンセグメントの外周縁における両端縁のそれぞれと、前記加硫金型の中心とを結ぶ2本の線分により形成される分割角度が、(360/分割数)°±20%であり、
1つのパターンセグメントから±90°の範囲内に配置された複数のパターンセグメントの各々における分割角度が異なっていると共に、
円環状に形成された前記加硫金型において、前記分割角度が(360/分割数)°以上のパターンセグメントと、前記分割角度が(360/分割数)°未満のパターンセグメントとが交互に繰り返さないように配置されている
ことを特徴とする空気入りタイヤの加硫成形装置。
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