JP2015019894A - Pachinko machine - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、画像表示装置が大当り図柄を表示した場合に大入賞口を開閉する入賞装置と備えるパチンコ機に関する。 The present invention relates to a pachinko machine provided with a winning device that opens and closes a big winning opening when an image display device displays a jackpot symbol.
従来のパチンコ機について図を参照して説明する。
図43は、従来のパチンコ機の正面図である。
A conventional pachinko machine will be described with reference to the drawings.
FIG. 43 is a front view of a conventional pachinko machine.
図43に示すように、従来のパチンコ機700は、遊技球の流下領域が形成された遊技盤702と、遊技球を流下領域へ発射する発射装置の発射強度を調節する発射ハンドル701と、遊技盤702に配置された始動口703、画像表示装置704および変動入賞装置706と、賞球および貸球を貯留する上受け皿705とを備える。
As shown in FIG. 43, a
遊技者が発射ハンドル701を回動して発射した遊技球が始動口703に入賞すると、パチンコ機700に内蔵されたMPUが乱数発生手段から乱数を取得し、その取得した乱数を所定のメモリに格納する。また、遊技球が始動口703に入賞したときに画像表示装置704が動画像の表示を開始し、上記MPUは、メモリに格納した乱数が予め定められた大当り値と一致する場合は大当りと判定し、一致しない場合はハズレと判定する。以下、その大当りかハズレかの判定を大当り判定という。
When a game ball launched by the player turning the
画像表示装置704が表示する動画像は、図柄を変動表示する図柄動画像と、その背景に表示される背景動画像とを有する。背景動画像には、パチンコ機メーカーオリジナルの動画像の他、公知のアニメーション、テレビドラマおよび映画などを題材にした動画像が使用される。図柄動画像は、複数種類の識別情報(たとえば、0〜9の数字)を表現した図柄の配列(以下、図柄列という)を画面上の横方向3箇所の表示領域において、画面の上から下へ移動させる表示態様である。また、機種によっては、図柄動画像は、図柄列を画面上の縦方向3箇所において、画面の右から左へ移動するように表示したり、図柄列を構成する各図柄を同じ表示領域に繰り出すように表示したりする表示態様のものもある。これらのように、図柄列を構成する各図柄が表示領域において変化する表示態様を図柄の変動表示という。また、画像表示装置704が動画像を表示している間は、パチンコ機700に備えられたスピーカ(図示せず)が音楽や効果音を出力する。
The moving image displayed by the
画像表示装置704が動画像の表示を開始してから所定時間経過すると、各表示領域において図柄の変動が停止し、前述したMPUによる大当り判定の結果に対応する図柄が各表示領域に確定表示される。ここで、確定表示とは、図柄が変動を停止した後に再変動することがない表示状態を意味する。たとえば、大当り判定の結果が大当りであった場合は、「777」など、同一の数字が揃った図柄が確定表示され、大当り判定の結果がハズレであった場合は、「767」など、同一の数字が揃っていない図柄が確定表示される。
When a predetermined time elapses after the
以下、大当り判定の結果が大当りであったことを表す図柄の組み合わせを大当り図柄といい、大当り判定の結果がハズレであったことを表す図柄の組み合わせをハズレ図柄という。また、画像表示装置704が動画像の表示を開始してから、大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示するまでを図柄の1回の変動と数える。
Hereinafter, a combination of symbols indicating that the result of the big hit determination is a big hit is referred to as a big hit symbol, and a combination of symbols indicating that the result of the big hit determination is a loss is referred to as a lost symbol. Also, the time from when the
画像表示装置704が大当り図柄を確定表示すると大当りが発生し、変動入賞装置706が開閉部材707を開作動させ、大入賞口708を開口させる。大入賞口708は、普通の入賞口よりも入賞領域が大きいため、入賞が容易になる。そして、大入賞口708に規定数(たとえば、約9個)の遊技球が入賞したという条件、あるいは、大入賞口708の開口時間が規定時間(たとえば、約30秒)に達したという条件が満足されると、開閉部材707が閉成し、大入賞口708が閉口する。
When the
そして、大入賞口708が開口してから閉口するまでを1ラウンドとして複数のラウンド(たとえば、最大14ラウンド)が実行され、その間に遊技者は多量の賞球を獲得することができる。以下、第1ラウンドの開始から最終ラウンドの終了までの遊技を大当り遊技という。
A plurality of rounds (for example, a maximum of 14 rounds) are executed from the opening of the special winning
また、画像表示装置704が図柄の変動を開始してから大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示するまでの変動パターンには、大別して通常変動パターンおよびリーチ変動パターンと呼ばれる変動パターンが存在する。リーチとは、図柄が変動している1つの表示領域以外の各表示領域において大当り図柄を構成する図柄がそれぞれ確定表示されている表示状態のことである。換言すると、大当り図柄が揃うまでに演出図柄が1つ未確定になっている表示状態のことである。リーチ変動パターンとはリーチを経てから大当り図柄またはハズレ図柄が確定表示される変動パターンのことであり、通常変動パターンとは、リーチを経ないで大当り図柄またはハズレ図柄が確定表示される変動パターンのことである。
In addition, the variation patterns from when the
また、リーチ変動パターンには、出現する確率の低いものと高いものとが存在する。出現する確率の低いリーチ変動パターンほど、大当りの発生に対する期待度が高い。ここで、大当りの発生に対する期待度とは、大当り図柄が確定表示されることになるリーチ変動パターンの出現率と、ハズレ図柄が確定表示されることになるリーチ変動パターンの出現率とを合算した全体出現率に対し、大当り図柄が確定表示されることになるリーチ変動パターンの出現率の割合を示すものである。 In addition, the reach variation pattern includes a low probability and a high probability of appearing. The reach fluctuation pattern with the lower probability of appearing has higher expectation for the occurrence of jackpot. Here, the degree of expectation for the occurrence of a jackpot is the sum of the appearance rate of reach variation patterns that result in a definite display of jackpot symbols and the appearance rate of reach variation patterns that result in a definite display of lost symbols. This shows the ratio of the appearance rate of the reach variation pattern in which the big hit symbol is determined and displayed with respect to the overall appearance rate.
しかし、上述した従来のパチンコ機700は、出現率の低いリーチ変動パターンほど大当りの発生に対する期待度が高い、という演出を長年に亘って行っているため、遊技者に飽きられることによる稼働率の低下が懸念されている。
However, the above-described
そこでこの発明は、上述の問題を解決するために成されたものであり、大当りの発生に対する期待度を遊技者に示唆するための演出として斬新な演出を行うことにより、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができるパチンコ機を実現することを目的とする。 Therefore, the present invention was made to solve the above-mentioned problems, and gained the popularity of the player by performing a novel effect as an effect to suggest to the player the degree of expectation for the occurrence of the big hit The purpose is to realize a pachinko machine that can increase the operating rate.
(請求項1に係る発明)
上記の目的を達成するため、この出願の請求項1に係る発明では、遊技球(P)の流下領域が形成された遊技盤(5)と、前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置(4f)と、前記遊技領域に設けられた複数の遊技球受入れ口(17〜23)と、乱数(R3)を発生する乱数発生手段と、前記発射装置により発射された遊技球が特定の遊技球受入れ口(21,22)に受入れられたときに前記乱数発生手段が発生した乱数を取得する乱数取得手段(S204)と、前記乱数取得手段が取得した乱数に基づいて大当りかハズレかを判定する大当り判定手段(S211)と、複数種類の図柄の変動表示を複数の表示領域(D1〜D3)においてそれぞれ開始し、その開始から所定時間経過後に前記大当り判定手段の判定結果を示す図柄を各表示領域に確定表示するまでを図柄変動パターンとした場合に、前記発射装置により発射された遊技球が前記特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記図柄変動パターンを含む動画像の表示を開始する画像表示装置(30)と、前記画像表示装置が前記動画像を表示しているときに前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球の数(U1)を計数する計数手段(S203)と、前記画像表示装置が前記大当り判定手段が大当りと判定した判定結果を示す図柄(以下、大当り図柄という)を表示した場合に大入賞口(24a,25a)を開閉する入賞装置(24,25)と、遊技球が前記大入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置(38)と、を備えており、前記画像表示装置が前記動画像の表示を開始してから終了するまでを1回の表示とした場合に、前記画像表示装置は、前記計数手段により計数された数と同じ回数分の表示を行うことが可能なパチンコ機(1)において、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を複数回連続して行う場合に、前記画像表示装置が前記動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間(T1〜T4)とした場合に、
前記停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において前記画像表示装置が前記大当り図柄を表示することに対する期待度が高くなるように構成された(S709〜S716)という技術的手段を用いる。
(Invention according to Claim 1)
In order to achieve the above object, in the invention according to
When the image display device continuously displays the moving image a plurality of times, the time from when the image display device finishes displaying the moving image until the start of displaying the next moving image is stopped. When (T1 to T4),
Use is made of technical means that the longer the stop time is, the higher the degree of expectation that the image display device displays the jackpot symbol after the stop time has elapsed (S709 to S716). .
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明では、遊技球(P)の流下領域が形成された遊技盤(5)と、前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置(4f)と、前記遊技領域に設けられた複数の遊技球受入れ口(17〜23)と、乱数(R3)を発生する乱数発生手段と、前記発射装置により発射された遊技球が特定の遊技球受入れ口(21,22)に受入れられたときに前記乱数発生手段が発生した乱数を取得する乱数取得手段(S204)と、前記乱数取得手段が取得した乱数に基づいて大当りかハズレかを判定する大当り判定手段(S211)と、複数種類の図柄の変動表示を複数の表示領域においてそれぞれ開始し、その開始から所定時間経過後に前記大当り判定手段の判定結果を示す図柄を各表示領域に確定表示するまでを図柄変動パターンとした場合に、前記発射装置により発射された遊技球が前記特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記図柄変動パターンを含む動画像の表示を開始する画像表示装置(30)と、前記画像表示装置が前記動画像を表示しているときに前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球の数(U1)を計数する計数手段(S203)と、前記画像表示装置が前記大当り判定手段が大当りと判定した判定結果を示す図柄(以下、大当り図柄という)を表示した場合に大入賞口(24a,25a)を開閉する入賞装置(24,25)と、遊技球が前記大入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置(38)と、を備えており、前記入賞装置が前記大入賞口の開閉を開始してから終了するまでの遊技を大当り遊技とし、前記画像表示装置が前記動画像の表示を開始してから終了するまでを1回の表示とした場合に、前記画像表示装置は、前記計数手段により計数された数と同じ回数分の表示を行うことが可能であり、かつ、前記図柄表示装置が特定の大当り図柄を表示したときの大当り遊技が終了した以降所定の期間が、前記大当り判定手段が大当りと判定する確率が高い遊技状態に変化するパチンコ機(1)において、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を複数回連続して行う場合に、前記画像表示装置が前記動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間(T1〜T4)とした場合に、
前記停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において前記画像表示装置が前記特定の大当り図柄を表示することに対する期待度が高くなるように構成された(S709〜S716)という技術的手段を用いる。
(Invention according to Claim 2)
In the invention according to
When the image display device continuously displays the moving image a plurality of times, the time from when the image display device finishes displaying the moving image until the start of displaying the next moving image is stopped. When (T1 to T4),
The technical means that the longer the stop time is, the higher the degree of expectation that the image display device displays the specific jackpot symbol after the stop time has elapsed (S709 to S716). Is used.
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明では、遊技球(P)の流下領域が形成された遊技盤(5)と、前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置(4f)と、前記遊技領域に設けられた複数の遊技球受入れ口(17〜23)と、乱数(R3)を発生する乱数発生手段と、前記発射装置により発射された遊技球が特定の遊技球受入れ口(21,22)に受入れられたときに前記乱数発生手段が発生した乱数を取得する乱数取得手段(S204)と、前記乱数取得手段が取得した乱数に基づいて大当りかハズレかを判定する大当り判定手段(S211)と、複数種類の図柄の変動表示を複数の表示領域においてそれぞれ開始し、その開始から所定時間経過後に前記大当り判定手段の判定結果を示す図柄を各表示領域に確定表示するまでを図柄変動パターンとした場合に、前記発射装置により発射された遊技球が前記特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記図柄変動パターンを含む動画像の表示を開始する画像表示装置(30)と、前記画像表示装置が前記動画像を表示しているときに前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球の数(U1)を計数する計数手段(S203)と、前記画像表示装置が前記大当り判定手段が大当りと判定した判定結果を示す図柄(以下、大当り図柄という)を表示した場合に大入賞口(24a,25a)を開閉する入賞装置(24,25)と、遊技球が前記大入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置(38)と、を備えており、前記画像表示装置が前記動画像の表示を開始してから終了するまでを1回の表示とした場合に、前記画像表示装置は、前記計数手段により計数された数と同じ回数分の表示を行うことが可能なパチンコ機(1)において、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を複数回連続して行う場合に、前記画像表示装置が前記動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間(T1〜T4)とし、前記複数の表示領域のうち1つの表示領域以外の表示領域において前記大当り図柄を構成する図柄が表示されており、前記1つの表示領域において図柄が変動表示している状態が出現する図柄変動パターンをリーチ変動パターンとした場合に、
前記停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において前記画像表示装置が前記リーチ変動パターンの出現する動画像を表示することに対する期待度が高くなるように構成された(S709〜S716)という技術的手段を用いる。
(Invention according to claim 3)
In the invention according to
When the image display device continuously displays the moving image a plurality of times, the time from when the image display device finishes displaying the moving image until the start of displaying the next moving image is stopped. (T1 to T4), the symbols constituting the jackpot symbol are displayed in a display region other than one display region among the plurality of display regions, and the symbols are variably displayed in the one display region When the pattern variation pattern that appears is a reach variation pattern,
The longer the stop time, the higher the degree of expectation that the image display device displays a moving image in which the reach variation pattern appears after the stop time has elapsed (S709 to S716). The technical means is used.
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 In addition, the code | symbol in each said parenthesis shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明を実施すれば、画像表示装置が動画像の表示を複数回連続して行う場合に、画像表示装置が動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間とすると、その停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において画像表示装置が大当り図柄を表示することに対する期待度が高くなるという斬新な演出を行うことができる。
したがって、請求項1に係る発明を実施すれば、大当りの発生に対する期待度を遊技者に示唆するための演出として斬新な演出を行うことにより、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができるパチンコ機を実現することができる。
(Invention according to Claim 1)
According to the first aspect of the present invention, when the image display device continuously displays a moving image a plurality of times, the display of the next moving image starts when the image display device finishes displaying the moving image. Assuming that the time until the stop is the stop time, the longer the stop time, the higher the expectation that the image display device will display the jackpot symbol after the stop time has passed. it can.
Therefore, if the invention according to
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明を実施すれば、画像表示装置が動画像の表示を複数回連続して行う場合に、画像表示装置が動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間とすると、その停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において画像表示装置が特定の大当り図柄を表示することに対する期待度が高くなるという斬新な演出を行うことができる。
したがって、請求項2に係る発明を実施すれば、確変大当りの発生に対する期待度を遊技者に示唆するための演出として斬新な演出を行うことにより、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができるパチンコ機を実現することができる。
ここで、確変大当りとは、大当り遊技が終了した以降所定の期間が、大当り判定手段が大当りと判定する確率が高い遊技状態に変化することになる大当りのことである。
(Invention according to Claim 2)
According to the second aspect of the present invention, when the image display device continuously displays a moving image a plurality of times, the display of the next moving image starts when the image display device finishes displaying the moving image. Assuming that the stop time is the stop time, the longer the stop time, the higher the expectation that the image display device will display a specific jackpot symbol after the stop time has elapsed. be able to.
Therefore, if the invention according to
Here, the probabilistic big hit is a big hit in which a predetermined period after the big hit game is ended changes to a gaming state in which the probability that the big hit determination means determines that the big hit is high.
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明を実施すれば、画像表示装置が動画像の表示を複数回連続して行う場合に、画像表示装置が動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間とすると、その停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において画像表示装置がリーチ変動パターンの出現する動画像を表示することに対する期待度が高くなるという斬新な演出を行うことができる。
したがって、請求項3に係る発明を実施すれば、リーチ変動パターンの出現することに対する期待度を遊技者に示唆するための演出として斬新な演出を行うことにより、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができるパチンコ機を実現することができる。
(Invention according to claim 3)
According to the third aspect of the present invention, when the image display device continuously displays a moving image a plurality of times, the display of the next moving image starts when the image display device finishes displaying the moving image. Assuming that the time until the stop time is the stop time, the longer the stop time, the higher the expectation that the image display device will display a moving image in which the reach variation pattern appears after the stop time has elapsed. Can be performed.
Therefore, if the invention according to
〈第1実施形態〉
[主要構成]
最初に、この発明の実施形態に係るパチンコ機の主要構成について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係るパチンコ機を斜め前方から見た斜視図であり、図2は、図1に示すパチンコ機1の正面図である。図3は、図1に示すパチンコ機1の平面図である。図4は、図1に示すパチンコ機1を斜め後方から見た斜視図であり、図5は、図1に示すパチンコ機の背面における内部構造の一部を示す部分背面図である。
<First Embodiment>
[Main configuration]
First, a main configuration of a pachinko machine according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of a pachinko machine according to this embodiment as viewed obliquely from the front, and FIG. 2 is a front view of the
パチンコ機1の左側には、ICカードに記録されている残高の読取り、残高の書込み、現金の読取りなどを行う遊技台用台間機100が設けられている。遊技台用台間機100には、紙幣を挿入するための紙幣挿入口101と、ICカードを挿入するためのICカード挿入口102とが設けられている。紙幣挿入口101に紙幣を挿入すると、その挿入された紙幣の金額は、遊技台用台間機100の内部に設けられた紙幣読取り装置によって読取られる。また、ICカード挿入口102に挿入されているICカードに記録されている残高は、遊技台用台間機100の内部に設けられたリーダライタによって読取られ、残高表示部6eに表示される。残高表示部6eは、残高を8セグLEDや液晶を使って数字で表示する。また、紙幣読取り装置によって読取られた金額は、リーダライタにより、ICカードに書込まれる。
On the left side of the
パチンコ機1は、パチンコ機1をパチンコホールの島設備に取付けるための枠状の外枠セット8を備える。外枠セット8を構成する天板8aの左端には、金属製の蝶番8bが取付けられている。蝶番8bの前端寄りの部分には、前枠セット2がヒンジ軸8cを介して回動可能に軸支されている。前枠セット2には、遊技球の流下領域が形成された遊技盤5(図6)が設けられており、遊技盤5の前方は、前枠セット2の開口部に設けられたガラス枠セット3によって覆われている。遊技盤5は、ガラス枠セット3を通して見るように構成されている。また、前枠セット2は、半透明の合成樹脂により形成されており、その内部には、複数色を発光可能な複数のLEDが設けられている。
The
外枠セット8の裏面には、パチンコ機1へ供給する遊技球を貯留するための球タンク95が設けられている。球タンク95に貯留される遊技球は、島設備に配置された遊技球の供給設備から供給される。前枠セット2の右下には、遊技球を遊技盤5の流下領域へ発射する発射装置を操作するための発射ハンドル4aが設けられており、発射ハンドル4aには、発射装置の発射強度を調節するための発射レバー4bが回動可能に設けられている。ガラス枠セット3の下方の前枠セット2には、排出口6bから排出される賞球および貸球を貯留する上受け皿6が設けられている。
A
上受け皿6には、上受け皿6に貯留されている遊技球を下受け皿7へ排出させるために操作する球抜きレバー6aと、貸球の払出しを行わせるために操作する貸出ボタン6cと、遊技台用台間機100のICカード挿入口102に挿入されているICカードを返却させるために操作する返却ボタン6dと、ICカードに記録されている残高を表示する残高表示部6eとが設けられている。貸出ボタン6cを1回押圧操作すると、最小単位の貸球が上受け皿6に払出される。たとえば、1個の貸球が4円であり、貸球の最小単位が500円に設定されているとすると、125(=500円/4円)個の貸球が払出される。
The
また、上受け皿6には、ボタン演出のタイミングになったときにボタン演出を実行させるために操作する演出ボタン9が設けられている。この実施形態では、演出ボタン9はプッシュオン式のボタンスイッチである。演出ボタン9は、押圧操作によって下降すると、その内部に設けられた照光付演出スイッチ(図14において符号9aで示す)がオンし、押圧操作を解除すると、内部に配置されたバネにより、押圧操作前の位置へ上昇する。
The
また、演出ボタン9の表面は透光性材料によって形成されており、演出ボタン9に内蔵されたLEDの発光を外部から視認可能になっている。そのLEDは、演出ボタン9の操作が有効な制限時間を表示しており、ボタン演出の際に演出ボタン9の操作が有効になったときに点灯し、操作が無効になったときに消灯する。つまり、演出ボタン9が発光しているときに演出ボタン9を押圧操作すると、演出ボタン9の操作によるボタン演出が行われるように構成されている。
Further, the surface of the
上受け皿6の下方には、上受け皿6から流下した遊技球を貯留する下受け皿7が設けられている。下受け皿7の底部には遊技球を排出するための球抜き孔7bが開閉可能に形成されており、下受け皿7の前端には、球抜き孔7bを開閉させる球抜きレバー7aがスライド可能に設けられている。また、前枠セット2には、払出すべき遊技球が無いことを報知する球切れLED13と、遊技球の払出しの異常を報知する払出異常LED14と、効果音や音楽を再生する右スピーカ10と、左スピーカ11と、下スピーカ12とが設けられている。以下、右スピーカ10、左スピーカ11および下スピーカ12を総称する場合は、スピーカ10〜12という。
Below the
図4に示すように、パチンコ機1の背面上方には、遊技球を貯留するための球タンク95が設けられている。パチンコ機1が設置されている島の上方には各パチンコ機に遊技球を供給する遊技球供給流路が配置されており、その遊技球供給流路から遊技球が球タンク95に供給される。また、パチンコ機1の背面は、カバー99によって覆われている。
As shown in FIG. 4, a
図5に示すように、カバー99の内部には、主制御基板(図13において符号50で示す)が収容された主制御基板ケース57などが設けられている。主制御基板ケース57を構成するケース本体およびカバーの境界には、その境界を跨いで帯状のRFタグ200が配置されており、そのRFタグ200の上には封印シール100が貼付されている。
As shown in FIG. 5, a main
RFタグ200は、RFタグリーダと通信を行うためのアンテナと、パチンコ機1を他のパチンコ機と識別するための固有の識別情報が記憶されたICチップとを備える。アンテナ201は、導電性の金属により膜状に形成されており、封印シール100を剥がすと容易に破断するように構成されている。このように、封印シール100を剥がすとアンテナが破断してRFタグ200が機能しなくなり、RFタグリーダを用いてRFタグ200を読取る際に読取りエラーとなる。これにより、RFタグ200のアンテナが破断している、つまり、封印シール100が剥がされ、主制御基板50に不正行為が行われていると推定することができる。
The
図4に示すように、カバー99の下方には、発射制御基板4(図5)が収容された発射制御基板ケース4hと、払出制御基板(図13において符号60で示す)が収容された払出制御基板ケース64とが設けられている。主制御基板ケース57の右方には、賞球を払出す賞球払出装置38が設けられている。また、パチンコ機1の背面には、パチンコ機1にAC24Vを供給するための電源プラグ65が接続されている。
As shown in FIG. 4, below the
[遊技盤の主要構成]
次に、パチンコ機1に備えられた遊技盤5の主要構成について図を参照して説明する。
図6は図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5の正面図である。図7は図6に示す遊技盤5を斜め前方から見た斜視図である。図8は図6に示す遊技盤5に設けられた可動役物40が下降した状態を示す正面図である。図9(a)は図6に示す遊技盤5に設けられた第1変動入賞装置24および第2変動入賞装置25を拡大して示す正面図であり、(b)は図6に示す遊技盤に設けられた特別図柄表示装置31などを拡大して示す正面図である。
[Main components of the game board]
Next, the main configuration of the
FIG. 6 is a front view of the
以下、大当り判定において大当りと判定する確率が低確率から高確率に変化することを確変という。また、将来、確変が発生することになる大当りのことを確変大当りといい、確変大当り以外の大当りのことを通常大当りという。確変大当りか否かの判定を確変大当り判定という。また、確変に変化した遊技状態を確変遊技状態といい、確変遊技状態以外の遊技状態を通常遊技状態という。また、確変大当りが発生することになる大当り図柄を確変大当り図柄という。 Hereinafter, the probability that the probability of determining a big hit in the big hit determination changes from a low probability to a high probability is referred to as a probable change. A jackpot that will cause a probability change in the future is called a probability jackpot, and a jackpot other than the probability change jackpot is usually called a jackpot. The determination of whether or not the probability variation big hit is called the probability variation big hit determination. In addition, a gaming state that has changed to probability change is referred to as a probability variation gaming state, and a gaming state other than the probability variation gaming state is referred to as a normal gaming state. In addition, a jackpot symbol that will generate a probable big hit is called a probable big hit symbol.
この実施形態のパチンコ機1は、特定の大当り図柄にて大当りが発生した場合は、当該大当りに基づく大当り遊技が終了した以降の遊技状態が、確変遊技状態に変化する。また、パチンコ機1では、発生した大当りの種類により、確変遊技状態が継続する期間が異なり、大当り遊技が終了してから、次の通常大当りまたは確変大当りが発生するまで確変遊技状態が継続する大当りと、大当り遊技が終了してから図柄の回転数が規定回数に達するまで確変遊技状態が継続する大当りとが存在する。
In the
遊技盤5の盤面には、多数の遊技釘28が打ち込まれており、それらの遊技釘28が遊技球の遊技領域を規制している。遊技盤5の盤面の周囲には、発射ソレノイド(図13において符号4fで示す)などの発射装置によって発射された遊技球を遊技領域に案内するためのレールセット15が設けられている。
遊技盤5の中央には、センター飾り16が設けられている。このセンター飾り16は、図7に示すように盤面から前方へ突出する立体形状に形成されており、遊技領域の中央領域を占有している。センター飾り16には、静止画像および動画像を表示する画像表示装置としての演出表示器30が設けられている。
A large number of game nails 28 are driven into the surface of the
A
遊技盤5の盤面の左側には、レールセット15の内周に沿って左サイド飾り36が設けられている。左サイド飾り36とセンター飾り16との間には、遊技球が流下する左寄り遊技領域が形成されている。その左寄り遊技領域には、遊技球の流下経路を変化させる風車35が回転自在に設けられている。また、左サイド飾り36には、左袖上入賞口17と、左袖入賞口18と、左下入賞口19とが設けられている。また、左サイド飾り36には、遊技の進行に応じて発光する複数のLEDが設けられている。
A left side decoration 36 is provided on the left side of the board surface of the
図8に示すように、センター飾り16の左端には、遊技球がセンター飾り16の内部に流入可能な流入口16bが開口形成されている。センター飾り16の内部には、流入口16bから流入した遊技球を案内するための案内通路16eが設けられている。センター飾り16の左内面には、案内通路16eによって案内された遊技球を流出させるための流出口16cが開口形成されている。
As shown in FIG. 8, at the left end of the
センター飾り16の下部には、流出口16cから流出した遊技球が転動するためのステージ16dが設けられている。図7に示すように、流出口16cから流出した遊技球は、ステージ16dの上を流下経路R2にて流下し、続いて、流下経路R3〜R5のいずれかに沿って流下する。ステージ16dの直下であって、流下経路R3に沿った箇所には、第1始動口21が設けられている(図6)。ステージ16dの上方には、流出口16cから流出した遊技球以外の遊技球がステージ16dに落下しないようにするための防護部材16fが設けられている。センター飾り16の上面には、案内部16aが形成されており、案内部16aに乗った遊技球は、流下経路R1に沿って、センター飾り16の右方に形成された右寄り遊技領域へ案内される。
A
センター飾り16の右側には、右寄り遊技領域が形成されており、その右寄り遊技領域には、ゲート23と、普通電動役物27(図7)と、右肩入賞口20とが設けられている。普通電動役物27は、翼形状の開閉翼片27cを備えている。普通電動役物27は、電動チューリップ、略して電チューとも呼ばれる。開閉翼片27cは、その基部が回動可能に軸支されており、その基部の回動によって先端を外方(図中では右方)へ開いたり内方(図中では左方)へ閉じたりする。開閉翼片27cが外方へ開くと、その開いた開閉翼片27cとセンター飾り16との間に第2始動口22が形成される。図6および図8は、開閉翼片27cが外方へ開き、第2始動口22が開口した状態を示し、図7は、開閉翼片27cが閉じ、第2始動口22が閉口した状態を示す。遊技盤5の下方には、どこにも入賞などしなかった遊技球を回収するためのアウト口26が開口形成されている。
A right game area is formed on the right side of the
演出表示器30の上方であってセンター飾り16の中央には、複数のLEDによって装飾された可動役物40が設けられている。図8に示すように、可動役物40は、支持部材40eによって支持されている。同図に示すように、可動役物40は、所定の演出タイミングになると演出表示器30の前面に自然落下し、図6に示すように、モータ(図14において右リフトモータ41fおよび左リフトモータ42fで示す)などの昇降装置によって上昇して落下前の原点に復帰する。
A
また、可動役物40は、モータ(図14において家紋モータ40bで示す)およびカム機構(図示せず)などの駆動装置によって振動する。図8に示すように、可動役物40の背面には、複数のLEDによって装飾された可動役物43が設けられている。可動役物43は、モータ(図14において万華鏡モータ43aで示す)などの駆動装置によって回転し、可動役物40が落下すると、その背後から出現する。また、センター飾り16の両側には、可動役物47,48が設けられている。可動役物47,48は、それぞれモータ(図14において左竜モータ47aおよび右竜モータ48aで示す)などの駆動装置によって作動する。
The
また、図7に示すように、センター飾り16の下部であって、演出表示器30の前面下部には、箱状の収納部材46が設けられている。この収納部材46の内部には、図8に示す可動役物44,45が収納されている。可動役物44,45は、それぞれモータ(図14において扉左モータ44aおよび扉右モータ45aで示す)などの駆動装置によって左右方向へ移動する。可動役物44,45は、合体したときに一つの意匠を構成する。
As shown in FIG. 7, a box-shaped
収納部材46の正面および背面は、透光性材料によって形成されており、遊技者が可動役物44,45の状態を視認できるようになっている。また、相互に離反した可動役物44,45間に形成された空間の奥には、複数のLEDにより装飾された装飾部材(図示省略)が設けられており、可動役物44,45が相互に離反したときに装飾部材の各LEDが点灯または点滅するようになっている。
The front surface and the back surface of the
また、可動役物40は、家紋を模した形状に形成されており、可動役物40を装飾しているLEDが点灯することによって家紋が浮き出るように構成されている。また、可動役物43は万華鏡を模した形状に形成されており、可動役物43を装飾しているLEDが点灯または点滅することにより、あたかも万華鏡を覗いているように見える演出を行う。また、可動役物47,48は、それぞれ竜の頭を模した形状に形成されており、前述した駆動装置によって竜が口を開閉する。
In addition, the
図8は、可動役物47,48が作動し、一対の竜がそれぞれ口を開けた状態を示す。また、可動役物47,48の内部には、それぞれLED47c,48cが設けられており、そのLEDが点灯することにより、あたかも竜が火を吹くように見える演出を行う。また、可動役物44,45は、それぞれ扉形状に形成されており、各前面には竜の一部がそれぞれ描かれている。そして、可動役物44,45が合体すると、竜が完成するようになっている。
FIG. 8 shows a state where the
図6に示すように、遊技盤5の右側には、複数のLEDが設けられた右サイド飾り37が設けられている。その右サイド飾り37において、第1始動口21と右肩入賞口20との間(図中において符号Bで示す破線で囲まれた領域)には、第1変動入賞装置24および第2変動入賞装置25が上下に重ねて設けられている(図9(a))。図9(a)に示すように、第1変動入賞装置24は、横長板状の第1開閉部材24dを備えており、この第1開閉部材24dは、ソレノイド(図13において第1大入賞口ソレノイド24bで示す)などの駆動装置によって開閉する。第1開閉部材24dが開放されると、第1大入賞口24aが開口され、第1開閉部材24dが閉鎖されると、第1大入賞口24aが閉口される。
As shown in FIG. 6, on the right side of the
第2変動入賞装置25は、横長板状の第2開閉部材25dを備えており、この第2開閉部材25dは、ソレノイド(図13において第2大入賞口ソレノイド25bで示す)などの駆動装置によって開閉する。第2開閉部材25dが開放されると、第2大入賞口25aが開口され、第2開閉部材25dが閉鎖されると、第2大入賞口25aが閉口される。図9(a)は、第1大入賞口24aおよび第2大入賞口25aがそれぞれ開口した状態を示す。第1大入賞口24aおよび第2大入賞口25aは、大当りが発生したときに開口する。この実施形態では、第1開閉部材24dおよび第2開閉部材25dは、それぞれ両側の下端を軸にして前後に開閉するように構成されている。
The second variable winning
第1変動入賞装置24および第2変動入賞装置25は、発生した大当りの種類に応じて一方または両方が作動する。発生した大当りの種類により、第1大入賞口24aおよび第2大入賞口25aの開口時間が異なる。この実施形態では、第1大入賞口24aは開口から29.5秒経過するか、9個の遊技球が第1大入賞口24aに入賞すると閉口する。また、第2大入賞口25aは開口から0.2秒経過するか、9個の遊技球が第2大入賞口25aに入賞すると閉口する。つまり、第2大入賞口25aは開口時間が0.2秒と極めて短いため、第2大入賞口25aが開閉する大当りでは、第2大入賞口25aに入賞することは困難であり、出玉は殆ど期待できない。
One or both of the first variable winning
図6において左サイド飾り36の左袖上入賞口17の左側(図中において符号Aで示す破線で囲まれた領域)には、図9(b)に示すように、特別図柄表示装置31と、普通図柄表示装置33と、特別図柄保留数表示装置32と、普通図柄保留数表示装置34とが設けられている。
この実施形態では、特別図柄表示装置31、普通図柄表示装置33、特別図柄保留数表示装置32および普通図柄保留数表示装置34は、それぞれLEDにより構成されているが、液晶表示装置などにより構成することもできる。
As shown in FIG. 9B, on the left side of the left sleeve
In this embodiment, the special
特別図柄表示装置31は複数(たとえば、図9(b)に示すように7個)のLEDにより構成されており、それらのLEDは、遊技球が第1始動口21または第2始動口22に入賞すると所定の点滅パターンで点滅する。それらのLEDが点灯したときの発光色および消灯したときのLEDの地の色が特別図柄を構成し、LEDが点滅している状態が、特別図柄が変動表示している状態である。
The special
特別図柄表示装置31は、各LEDをランダムに点滅させ、その点滅が停止したときに点灯しているLEDおよび消灯しているLEDの組合せが特定の組合せであるときに大当りが発生し、その組合せの種類によって大当りの種類が異なる。大当りの種類は、大当り遊技において実行可能な最大ラウンド数、出玉無しのラウンド数、通常大当り、確変大当り、出玉無しの確変大当りおよび出玉数のうちの2つ以上を組み合わせて構成されている。また、大当りの種類によって第1変動入賞装置24および第2変動入賞装置25のどちらかが動作して大当り遊技が行われる。
The special
特別図柄表示装置31が特別図柄を変動表示しているときに遊技球が第1始動口21または第2始動口22に入賞したときは、その入賞に基づく特別図柄の変動表示は直ぐに実行されず、一旦保留される。その特別図柄保留数は、特別図柄保留数表示装置32によって表示される。この実施形態では、特別図柄保留数表示装置32は4個のLEDによって構成されており、そのLEDの点灯数によって特別図柄保留数を表示する。つまり、この実施形態では、特別図柄保留数は最大4個である。
When the special
普通図柄表示装置33は、複数(たとえば、図9(b)に示すように2個)のLEDにより構成されており、各LEDが点灯したときの発光色および消灯したときのLEDの地の色が普通図柄を構成する。また、普通図柄表示装置33がLEDを点滅させている状態が、普通図柄が変動表示している状態であり、変動表示が終了したときに点灯および消灯しているLEDの組合せによって普通図柄の当りまたはハズレが報知される。当りの普通図柄が確定表示されると、普通電動役物27の開閉翼片27cが開放され、第2大入賞口22への入賞が容易になる。
The normal
遊技球がゲート23を通過すると、普通図柄表示装置33が普通図柄の変動表示を開始する。そして、普通図柄表示装置33が普通図柄を変動表示しているときに遊技球がゲート23を通過したときは、その通過による普通図柄の変動表示が保留され、その普通図柄保留数は普通図柄保留数表示装置34により表示される。この実施形態では、普通図柄保留数表示装置34は、4個のLEDによって構成されており、そのLEDの点灯数によって普通図柄保留数を表示する。つまり、この実施形態では、普通図柄保留数は最大4個である。
When the game ball passes through the
(演出表示器30の表示内容)
ここで、演出表示器30の表示内容について図を参照して説明する。
図10(a)は演出表示器30において演出図柄が変動表示されている状態を示す説明図であり、(b)は演出図柄がリーチになった状態を示す説明図であり、(c)は大当り図柄が確定表示された状態を示す説明図である。
(Display contents of the production indicator 30)
Here, the display content of the
FIG. 10A is an explanatory diagram showing a state in which the effect symbol is variably displayed on the
演出表示器30は、特別図柄表示装置31の演出効果を高める目的で設けられている。つまり、前述したように特別図柄表示装置31は、複数のLEDによって構成されており、LEDの点滅のみでは演出効果が乏しいため、演出表示器30が画像により演出図柄を変動表示することによって演出効果を高めている。
The
演出図柄は、複数の識別情報を表現した図柄であり、たとえば、0〜9などの数字(算用数字または漢数字など)を表現した図柄である。演出表示器30は、特別図柄表示装置31が特別図柄の変動表示を開始すると同時に演出図柄の変動表示を開始し、特別図柄表示装置31が特別図柄の変動表示を終了すると同時に演出図柄の変動表示を終了する。また、演出表示器30は、特別図柄表示装置31が確定表示した大当り図柄またはハズレ図柄に対応する演出図柄を確定表示する。
The effect symbol is a symbol expressing a plurality of pieces of identification information, for example, a symbol expressing numbers such as 0 to 9 (such as arithmetic numbers or Chinese numerals). The
また、演出表示器30は、演出図柄が変動表示している様子を表す演出図柄動画像、演出図柄動画像の背景に表示する背景動画像、演出図柄動画像が表示されていないときに表示する動画像、大当りが発生したときに表示する動画像、大当り遊技中に表示する動画像、大当り遊技におけるラウンド数、遊技が行われていないときに表示する客待ち用の画像などを表示する。
Further, the
以下、演出表示器30が表示する演出図柄動画像および背景動画像を合わせた動画像を変動・演出パターンという。また、演出表示器30が演出図柄の変動表示を停止したときに大当りが発生することになる演出図柄の組み合わせを大当り図柄といい、大当り図柄以外の演出図柄の組み合わせをハズレ図柄という。変動・演出パターン、大当り図柄およびハズレ図柄は、それぞれ乱数を用いた抽選により決定する。
Hereinafter, a moving image combining the effect design moving image and the background moving image displayed by the
図10に示すように、演出表示器30は、横方向に配列された3つの表示領域D1,D2,D3を有する。各表示領域D1〜D3は、それぞれ演出図柄を変動表示する。この実施形態では、演出表示器30は、0〜9の数字を表した複数の演出図柄を数字の昇順に画面の上から下へ移動するように変動表示する。換言すると、演出表示器30は、0〜9の数字を表した複数の演出図柄を数字の昇順に画面の上から下へスクロール表示する。また、機種によっては、複数の演出図柄を数字の昇順に変動表示する表示領域と、数字の降順に変動表示する表示領域とを組み合わせたものも存在する。
図10(a)に示す例は、各表示領域D1〜D3においてそれぞれ変動表示している演出図柄のある瞬間を表現したものであり、左の表示領域D1では演出図柄「7」を確定表示し、中央および右の表示領域D2,D3では演出図柄を変動表示している。
As shown in FIG. 10, the
The example shown in FIG. 10 (a) represents a certain moment of the effect symbol that is variably displayed in each of the display areas D1 to D3, and the effect symbol “7” is confirmed and displayed in the left display area D1. In the center and right display areas D2 and D3, the effect symbols are variably displayed.
演出表示器30が演出図柄の変動表示を開始してから変動表示を停止し、各表示領域に大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示するまでの期間における演出図柄の変動パターンには、大別して通常変動パターンおよびリーチ変動パターンと呼ばれる変動パターンが存在する。リーチとは、演出図柄が変動表示している1つの表示領域以外の各表示領域において大当り図柄を構成する図柄がそれぞれ確定表示されている表示状態のことである。換言すると、大当り図柄が揃うまでに演出図柄が1つ未確定になっている表示状態のことである。リーチ変動パターンとはリーチを伴う変動パターンのことであり、通常変動パターンとは、リーチを伴わない変動パターンのことである。
図10(b)に示す例は、左右の表示領域D1,D3では演出図柄「7」を確定表示し、中央の表示領域D2のみにおいて演出図柄を変動表示している状態、いわゆるリーチの状態を示している。
The change pattern of the effect symbol in the period from when the
In the example shown in FIG. 10B, the effect symbol “7” is confirmed and displayed in the left and right display areas D1 and D3, and the effect symbol is variably displayed only in the center display area D2, ie, the so-called reach state. Show.
リーチになると、演出表示器30は、大当り図柄が揃うか否か、遊技者をハラハラドキドキさせる演出を行う。たとえば、図10(b)に示す例において、中央の表示領域D2における変動速度を遅くし、演出図柄7が画面の上端から出現したときに変動速度をより一段と遅くする。また、一旦、演出図柄7で停止するように見せかけて、演出図柄7が通り過ぎて演出図柄8が停止しようとしたときに、変動方向を逆転させ、再度、演出図柄7が停止するように見せかける。あるいは、演出図柄7で停止するように見せかけて、再度、表示領域D2のみ、あるいは、表示領域D1〜D3が変動表示を開始したりする。
さらには、表示領域D2が停止しそうになったときに表示領域D1〜D3を縮小し、背景動画像のストーリーを展開させ、そのストーリーの結果に応じて大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示したりする。
When reaching reach, the
Furthermore, when the display area D2 is about to stop, the display areas D1 to D3 are reduced, the story of the background moving image is expanded, and the big hit symbol or the lost symbol is displayed depending on the result of the story. .
この実施形態では、複数種類の通常変動パターンと、複数種類のリーチ変動パターンとが選択可能に設定されている。リーチ変動パターンには、ノーマルリーチ変動パターン、スーパーリーチ変動パターンおよびプレミアムリーチ変動パターンが存在し、ノーマルリーチ変動パターンよりもスーパーリーチ変動パターンの方が出現率が低く、プレミアムリーチ変動パターンは、さらにスーパーリーチ変動パターンよりも出現率が低い。出現率の低いリーチ変動パターンほど、演出表示器30が大当り図柄を確定表示することに対する期待度、つまり、大当り発生に対する期待度が高く、リーチの状態における演出が凝っている。
In this embodiment, a plurality of types of normal variation patterns and a plurality of types of reach variation patterns are set to be selectable. The reach variation pattern includes the normal reach variation pattern, the super reach variation pattern, and the premium reach variation pattern. The super reach variation pattern has a lower appearance rate than the normal reach variation pattern. Appearance rate is lower than the pattern. The reach variation pattern having a lower appearance rate has a higher degree of expectation for the
なお、ここでいう大当り発生に対する期待度とは、大当り図柄が確定表示されることになるリーチ変動パターンの出現率と、ハズレ図柄が確定表示されることになるリーチ変動パターンの出現率とを合算した全体出現率に対し、大当り図柄が確定表示されることになるリーチ変動パターンの出現率の割合を示すものである。
図10(c)に示す例では、表示領域D1〜D3にそれぞれ演出図柄7が確定表示されており、大当り図柄の一例である「777」が揃っている。
The expectation for the occurrence of jackpot here is the sum of the rate of occurrence of reach fluctuation patterns that result in the decisive display of jackpot symbols and the rate of occurrence of reach fluctuation patterns that result in the definitive display of lost symbols. This shows the ratio of the appearance rate of the reach variation pattern in which the big hit symbol is displayed in a definite manner with respect to the overall appearance rate.
In the example shown in FIG. 10 (c), the
また、変動・演出パターンの種類により、背景動画像のストーリーおよび長さが異なる。通常変動パターンでは、通常変動パターンの変動時間に応じたストーリーの背景動画像が表示され、リーチ変動パターンでは、リーチ変動パターンの変動時間に応じたストーリーの背景動画像が表示される。特に、出現率の低いリーチ変動パターンでは、リーチ特有の演出を盛り上げるための凝った演出の背景動画像が表示される。たとえば、背景動画像には、パチンコ機メーカーオリジナルの動画像の他、公知のアニメーション、テレビドラマおよび映画などを題材にした動画像が使用される。 Further, the story and length of the background moving image differ depending on the type of variation / direction pattern. In the normal variation pattern, a story background moving image corresponding to the variation time of the normal variation pattern is displayed, and in the reach variation pattern, a story background moving image corresponding to the variation time of the reach variation pattern is displayed. In particular, in the reach variation pattern with a low appearance rate, a sophisticated background moving image is displayed for exciting the reach-specific effects. For example, as the background moving image, a moving image based on a known animation, a TV drama, a movie, or the like is used in addition to a moving image original by a pachinko machine manufacturer.
また、背景動画像は、その種類により、演出図柄動画像の背景に表示されたり、演出図柄動画像が表示されていないときに表示されたりする。また、演出図柄動画像の背景に背景動画像が表示される場合は、演出図柄動画像と重なる領域の背景動画像は、透けて見えるように表示される場合がある。また、変動・演出パターンの中には、背景動画像の邪魔にならないように、画面の片隅で演出図柄動画像を表示し、リーチになったときに画面の中央に演出図柄動画像を拡大して表示するものもある。また、変動・演出パターンには、演出図柄動画像および背景動画像が最初から同時に表示されるものと、背景動画像の表示が開始されてから所定時間経過したタイミングで演出図柄動画像が表示されるものと、演出図柄動画像が表示されてから所定時間経過したタイミング、たとえば、リーチになったタイミングで背景動画像が表示されるものとがある。 Further, the background moving image is displayed on the background of the effect symbol moving image or is displayed when the effect symbol moving image is not displayed depending on the type. In addition, when a background moving image is displayed on the background of the effect design moving image, the background moving image in an area overlapping the effect design moving image may be displayed so as to show through. In addition, in the variation / production pattern, the production design moving image is displayed at one corner of the screen so that it does not interfere with the background video, and when the reach is reached, the production design video image is enlarged at the center of the screen. Some are displayed. In the variation / effect pattern, the effect symbol moving image and the background moving image are simultaneously displayed from the beginning, and the effect symbol moving image is displayed at a timing when a predetermined time has elapsed since the display of the background moving image is started. In some cases, the background moving image is displayed at a timing when a predetermined time elapses after the effect design moving image is displayed, for example, when reaching the reach.
また、変動・演出パターンの種類により、変動・演出パターンの表示が開始されてから大当り図柄またはハズレ図柄が確定表示されるまでに要する時間、つまり、変動時間が異なる。特に、リーチ変動パターンを含む変動・演出パターンは、リーチの部分で費やす時間が長いため、通常変動パターンを含む変動・演出パターンよりも変動時間が長く設定されている。出現確率の低いリーチ変動パターンほど変動時間が長い。たとえば、変動時間は、通常変動パターンが10秒前後、ノーマルリーチ変動パターンが20〜30秒、スーパーリーチ変動パターンが60〜90秒、プレミアムリーチ変動パターンが120〜180秒である。 Further, depending on the type of variation / effect pattern, the time required from the start of the display of the variation / effect pattern until the big hit symbol or the lost symbol is determined and displayed, that is, the variation time differs. In particular, since the variation / production pattern including the reach variation pattern spends a long time in the reach portion, the variation time is set longer than the variation / production pattern including the normal variation pattern. The reach variation pattern with lower appearance probability has a longer variation time. For example, the fluctuation time is about 10 seconds for the normal fluctuation pattern, 20 to 30 seconds for the normal reach fluctuation pattern, 60 to 90 seconds for the super reach fluctuation pattern, and 120 to 180 seconds for the premium reach fluctuation pattern.
また、背景動画像の内容に応じた音楽または効果音などの音がスピーカ10〜12により再生される。また、プレミアムリーチ変動パターンが表示されるときの音楽は、通常変動パターン、ノーマルリーチ変動パターンおよびスーパーリーチ変動パターンが表示されるときよりも音楽の音響効果が大きくなるように設定されている。たとえば、プレミアムリーチ変動パターンのときは、サラウンド効果が大きくなり、かつ、低音域レベルが大きくなる。
つまり、大当りの発生に対する期待度が大きいときは、音響効果を大きくし、演出を盛り上げるように設定されている。
In addition, sounds such as music or sound effects corresponding to the content of the background moving image are reproduced by the
That is, when the degree of expectation for the occurrence of the big hit is large, the sound effect is set to be large and the production is excited.
[パチンコ機1の特徴]
ここで、パチンコ機1の特徴について図を参照して説明する。
図11は、変動・演出パターンの停止時間と期待度との関係を示すタイミングチャートであり、図12は、停止時間と期待度レベルと変動・演出パターンとの関係を示す説明図である。
[Features of pachinko machine 1]
Here, the features of the
FIG. 11 is a timing chart showing the relationship between the stop time of the variation / effect pattern and the expectation level, and FIG. 12 is an explanatory diagram showing the relationship between the stop time, the expectation level and the change / effect pattern.
パチンコ機1は、演出表示器30が変動・演出パターンを複数回連続して表示する場合の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回の変動・演出パターンにおいて大当り図柄が確定表示されることに対する期待度、つまり、大当りの発生に対する期待度が高くなるように構成されていることを特徴とする。
In the
図11に示す例では、演出表示器30が変動・演出パターンを5回連続して表示している。1回目の変動・演出パターンの停止時間はT1時間になっている。ここで、停止時間とは、特別図柄保留数U1が2以上存在する状態で演出表示器30が変動・演出パターンを複数回連続して表示する場合に、変動・演出パターンが完全に停止したタイミングから、次の変動・演出パターンの表示を開始するまでに要する時間である。換言すると、演出表示器30の表示領域D1〜D3にそれぞれハズレ図柄が確定表示されたタイミングから、次の変動・演出パターンの最初の画面が表示されるまでに要する時間である。
In the example shown in FIG. 11, the
図示の例では、1回目の変動・演出パターンの停止時間がT1時間、2回目の変動・演出パターンの停止時間がT2時間、3回目の変動・演出パターンの停止時間がT3時間、4回目の変動・演出パターンの停止時間がT4時間になっており、T1<T2<T3<T4の関係になっている。つまり、1回目の変動・演出パターンの停止時間T1時間が最も短く、4回目の変動・演出パターンの停止時間T4時間が最も長くなっている。 In the example shown in the figure, the first fluctuation / effect pattern stop time is T1 time, the second change / effect pattern stop time is T2 time, the third change / effect pattern stop time is T3 time, and the fourth time. The stop time of the variation / effect pattern is T4 time, and the relationship is T1 <T2 <T3 <T4. That is, the first change / effect pattern stop time T1 is the shortest, and the fourth change / effect pattern stop time T4 is the longest.
また、大当りの発生に対する期待度のレベル(大きさ)は、2回目の変動・演出パターンがレベル1、3回目の変動・演出パターンがレベル2、4回目の変動・演出パターンがレベル3、5回目の変動・演出パターンがレベル4になっている。つまり、パチンコ機1は、当該変動・演出パターンの1つ前に表示された変動・演出パターンの停止時間が長いほど、大当りの発生に対する期待度のレベルが大きくなるように構成されている。
In addition, the level (size) of the degree of expectation for the occurrence of the big hit is
図示の例では、1回目の変動・演出パターンの停止時間がT1時間で最も短かったため、2回目の変動・演出パターンの期待度がレベル1で最も低く、4回目の変動・演出パターンの停止時間がT4時間で最も長かったため、5回目の変動・演出パターンの期待度がレベル4で最も高くなっている。
In the illustrated example, the first variation / effect pattern stop time was the shortest at T1, so the expectation of the second variation / effect pattern was the lowest at
図12に示すように、今回の変動・演出パターンの停止時間(秒)と、次回の変動・演出パターンにおける期待度レベルと、次回の変動・演出パターンの種類とが対応付けられている。ここで、次回の変動・演出パターンにおける期待度とは、次回の変動表示におけるプレミアムリーチ変動・演出パターンの出現率と、次回の変動表示におけるプレミアムリーチ変動・演出パターン以外の変動・演出パターンの出現率とを合算した全体出現率に対するプレミアムリーチ変動・演出パターンの出現率の割合を示し、期待度レベルとは期待度の大きさを示す。換言すると、次回の変動・演出パターンにおいてプレミアムリーチ変動・演出パターンが表示され、大当りが発生することに対する期待度を示す。
この実施形態では、今回の変動・演出パターンの停止時間が1.0秒であった場合は、次回の変動・演出パターンの期待度レベルは1であり、次回の変動・演出パターンとして通常変動・演出パターンが表示される。たとえば、図11に示す例において、1回目の変動・演出パターンの停止時間T1が1.0秒であった場合は、2回目の変動・演出パターンとして期待度レベル1の通常変動・演出パターンが表示される。
As shown in FIG. 12, the current variation / effect pattern stop time (seconds), the level of expectation in the next variation / effect pattern, and the type of the next variation / effect pattern are associated with each other. Here, the degree of expectation in the next fluctuation / direction pattern is the appearance rate of premium reach fluctuation / direction pattern in the next fluctuation display and the appearance of fluctuation / direction pattern other than premium reach fluctuation / direction pattern in the next fluctuation display. The ratio of the appearance ratio of the premium reach fluctuation / direction pattern to the total appearance ratio, which is the sum of the ratio, and the expectation level indicate the degree of expectation. In other words, the premium reach variation / effect pattern is displayed in the next variation / effect pattern, indicating the degree of expectation that a big hit will occur.
In this embodiment, when the stop time of the current variation / effect pattern is 1.0 second, the expectation level of the next variation / effect pattern is 1, and the normal variation / effect pattern is the next variation / effect pattern. A production pattern is displayed. For example, in the example shown in FIG. 11, when the first variation / effect pattern stop time T1 is 1.0 second, the normal variation / effect pattern at the
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が5.0秒であった場合は、次回の変動・演出パターンの期待度レベルは2であり、次回の変動・演出パターンとしてノーマルリーチ変動・演出パターンが表示される。たとえば、図11に示す例において、2回目(今回)の変動・演出パターンの停止時間T2が5.0秒であった場合は、3回目(次回)の変動・演出パターンとして期待度レベル2のノーマルリーチ変動・演出パターンが表示される。
Also, if the stop time of the current variation / production pattern is 5.0 seconds, the expectation level of the next variation / production pattern is 2, and the normal reach variation / production pattern is the next variation / production pattern. Is displayed. For example, in the example shown in FIG. 11, when the second (current) change / effect pattern stop time T2 is 5.0 seconds, the
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が8.0秒であった場合は、次回の変動・演出パターンの期待度レベルは3であり、次回の変動・演出パターンとしてスーパーリーチ変動・演出パターンが表示される。たとえば、図11に示す例において、3回目(今回)の変動・演出パターンの停止時間T3が8.0秒であった場合は、4回目(次回)の変動・演出パターンとして期待度レベル3のスーパーリーチ変動・演出パターンが表示される。
Also, if the stop time of the current variation / production pattern is 8.0 seconds, the expectation level of the next variation / production pattern is 3, and the next reach / production pattern is the super reach variation / production pattern. Is displayed. For example, in the example shown in FIG. 11, when the third (current) variation / effect pattern stop time T3 is 8.0 seconds, the
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が12.0秒であった場合は、次回の変動・演出パターンの期待度レベルは4であり、次回の変動・演出パターンとしてプレミアムリーチ変動・演出パターンが表示される。たとえば、図11に示す例において、4回目(今回)の変動・演出パターンの停止時間T4が12.0秒であった場合は、5回目(次回)の変動・演出パターンとして期待度レベル4のプレミアムリーチ変動・演出パターンが表示される。また、プレミアムリーチ変動・演出パターンが表示された場合は、100%の確率で大当りが発生する。
In addition, when the stop time of the current variation / production pattern is 12.0 seconds, the expectation level of the next variation / production pattern is 4, and the premium reach variation / production pattern is used as the next variation / production pattern. Is displayed. For example, in the example shown in FIG. 11, when the fourth (current) variation / effect pattern stop time T4 is 12.0 seconds, the
このように、パチンコ機1は、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、大当り発生に対する期待度の高い変動・演出パターンを次回に表示するという斬新な演出を行うことができるため、遊技者は、今回の変動・演出パターンの停止時間が長くなるように祈りながら次回の変動・演出パターンの表示を待つという非常にスリルのある遊技を楽しむことができる。
したがって、パチンコ機1を実施すれば、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができるパチンコ機を実現することができる。
なお、図11は、説明を分かり易くするため、変動・演出パターンが終了する毎に停止時間が長くなる状態を表現したが、実際には、停止時間はランダムに変化する場合が多い。
In this way, the
Therefore, if the
Note that FIG. 11 illustrates a state in which the stop time becomes longer every time the variation / effect pattern ends for easy understanding, but in actuality, the stop time often changes randomly.
[パチンコ機の主な電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図13ないし図15を参照して説明する。
[Main electrical configuration of pachinko machine]
Next, the main electrical configuration of the
図13に示すように、主制御基板50には、主制御用MPU(Micro Processing Unit)51およびRTC(Real Time Clock)56が搭載されている。主制御用MPU51には、主制御用ROM52および主制御用ワークRAM53が内蔵されている。主制御用MPU51は、大当り判定、確変大当り判定、先読み、大当りの発生回数の計数、大当りの種類の決定、大当り確率の変更、大当り遊技におけるラウンド数の計数、大入賞口への入賞数の計数、変動開始の命令、変動・演出パターンの選択命令、特別図柄の回転数(変動回数)の計数、変動時間の計測、変動停止の命令、入賞の検出、賞球数の設定、賞球の払出命令、出玉数の計数、ゲート通過の検出、普通図柄の当り判定など、遊技の進行に必要な処理を実行する。また、主制御用MPU51は、バックアップ電源端子VBB(図示省略)と、NMI(Non-Maskable Interrupt)端子(図示省略)とを備えている。
As shown in FIG. 13, a
RTC56は、年月日および現在時刻を計時する。RTC56は、電池(たとえば、ボタン電池)またはコンデンサ(たとえば、電気二重層コンデンサ)などのバックアップ電源(図示省略)から電源の供給を受けており、パチンコ機1に電源が供給されていないときでも年月日および現在時刻を計時している。また、主制御用CPU52は、年月日および現在時刻を読取る必要のあるときにRTC56にアクセスして年月日および現在時刻を取得する。
The
主制御用ROM52には、主制御用MPU51が上記の各処理を実行するためのコンピュータプログラム、大当り判定を行うときに参照する大当り値が設定された大当り値テーブル52a(図17)、主制御基板50と電気的に接続された各制御基板へ送信する制御コマンドが設定された制御コマンドテーブルなどが読出し可能に格納されている。
The
主制御用ワークRAM53は、主制御用ROM52から読出した上記のコンピュータプログラムを格納し、主制御用MPU51が上記のコンピュータプログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび書換え可能に格納する。また、主制御用RAM53は、各入賞口スイッチおよび始動口スイッチがオンしたことを検出し、各スイッチに対応する入賞数を格納し、それを払出制御基板60の払出制御用MPU61へ送信する。さらに、主制御用ワークRAM53は、パチンコ機1に供給されている電源が遮断されたときにコンデンサ(図示省略)からバックアップ電源の供給を受け、確変大当り判定の結果などの格納しているデータを保持する。
The main
また、主制御基板50には、第1始動口21に入賞した遊技球を検出する第1始動口スイッチ21aと、第2始動口22に入賞した遊技球を検出する第2始動口スイッチ27aと、外部端子板503とが電気的に接続されている。主制御用MPU51は、大当りの発生回数、大当り遊技におけるラウンド数、大入賞口への入賞数、出玉数および特別図柄の回転数(変動回数)などのデータを外部端子板503を介して、パチンコホールの管理室などに配置されたホールコンピュータ(図示省略)へ送信する。
The
また、主制御基板50には、図柄表示基板96が電気的に接続されている。図柄表示基板96には、特別図柄表示装置31と、特別図柄保留数表示装置32と、普通図柄表示装置33と、普通図柄保留数表示装置34とが搭載されている。また、主制御基板50には、払出制御基板60と、セキュリティ中継端子板89と、電源基板94とが電気的に接続されている。
In addition, a
セキュリティ中継端子板89には、不正行為によって発生する誘導磁界を検出するための誘導磁界センサ500と、不正行為によって発生する磁気を検出するための第1磁気センサ501と、第2磁気センサ502とが電気的に接続されている。
払出制御基板60には、下受け皿7が遊技球で満杯になった状態を検出するための下受け皿満杯スイッチ7bと、扉開放中継端子板86とが電気的に接続されている。扉開放中継端子板86には、ガラス枠セット3が開放された状態を検出するための扉開放スイッチ87と、外枠セット8が開放された状態を検出するための外枠開放スイッチ88とが電気的に接続されている。
The security
The
また、払出制御基板60には、払出中継端子板97が電気的に接続されており、払出中継端子板97には、貸球および賞球を上受け皿6へ払出す部材を駆動するための払出モータ38cと、この払出モータ38cによって払出された遊技球を検出するための前部払出センサ38a,後部払出センサ38bと、払出モータ38cによって払出す遊技球が存在しないことを検出する前部球切れスイッチ38d,後部球切れスイッチ38eとが電気的に接続されている。また、払出制御基板60には、払出モータ38cを駆動するための駆動回路97aが搭載されている。駆動回路97aおよび払出モータ38cなどが賞球払出装置38を構成している。賞球払出装置38には、遊技球を払出す出口が2箇所あり、一方の出口に前部払出センサ38aが設けられており、他方の出口に後部払出センサ38bが設けられている。
Also, a payout
払出制御基板60には、払出制御用MPU61が搭載されている。払出制御用MPU61には、払出制御用ROM62および払出制御用ワークRAM63が内蔵されている。払出制御用MPU61は、主制御用MPU51から送信される払出制御コマンドに従って駆動回路97aを制御し、賞球および貸球の払出しを制御する。また、払出制御用MPU61は、前部払出センサ38aおよび後部払出センサ38bからそれぞれ出力される信号の変化を検出し、払出された賞球数および貸球数を計数する。
A
さらに、払出制御用MPU61は、下受け皿満杯スイッチ7bがオンしたことに基づき、下受け皿7が賞球で満杯になったことを検出し、払出モータ38cを停止させる。下受け皿満杯スイッチ7bがスイッチング動作した以降に主制御用MPU51から送信される入賞数は、払出制御用RAM63に蓄積され、下受け皿7の満杯状態が解消され、下受け皿満杯スイッチ7bがオフになると、払出モータ38cの動作が再開され、払出制御用RAM63に蓄積されている入賞数に対応する賞球が払出される。
Furthermore, the
また、払出制御用MPU61は、バックアップ電源端子VBB(図示省略)と、NMI(Non-Maskable Interrupt)端子(図示省略)とを備える。払出制御用ROM62には、払出制御用MPU61が実行するコンピュータプログラムなどが読出し可能に記憶されている。払出制御用ワークRAM63は、払出制御用ROM62から読出された上記のコンピュータプログラムを格納し、払出制御用MPU61が上記のコンピュータプログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび書換え可能に格納する。
The
さらに、払出制御用ワークRAM63は、未払いの賞球数および貸球数を格納し、パチンコ機1に供給されている電源が遮断されたときにコンデンサ(図示省略)からバックアップ電源の供給を受け、未払いの賞球数および貸球数を保持する。また、払出制御基板60には、残高表示部6e(図1)が搭載された残高表示基板504がプリペイド記録媒体読取装置接続端子板78を介して電気的に接続されている。プリペイド記録媒体読取装置接続端子板78には、プリペイド記録媒体読取装置100(図1)が電気的に接続されている。
Further, the payout
さらに、発射制御基板4には、遊技球を発射する発射装置を駆動する発射ソレノイド4fと、遊技球を発射位置へ供給する球供給装置を駆動する球送りソレノイド4gと、発射レバー4bの回動量に応じて発射装置の発射強度を調節するための発射強度電子ボリューム4cと、遊技者が発射レバー4bに触れたことを検出するためのタッチセンサ4jと、発射ソレノイド4fを駆動する発射スイッチ4eとが電気的に接続されている。発射スイッチ4eは、タッチセンサ4jがオンしているときに発射レバー4bの回動によってオンし、発射ソレノイド4fを駆動する。タッチセンサ4jは画像音声制御基板70と電気的に接続されており、遊技者が発射ハンドル4aを握るとタッチセンサ4jがONし、タッチセンサ4jがONしたことを示す信号は画像音声制御基板70へ送信される。
また、発射制御基板4には、発射ソレノイド4fを駆動するための駆動回路4mと、球送りソレノイド4gを駆動するための駆動回路4nとが搭載されている。
Further, the
The
主制御基板50には、盤面中継端子板37が電気的に接続されており、その盤面中継端子板37には、左袖上入賞口17に入賞した遊技球を検出するための左袖上入賞口スイッチ17aと、左袖入賞口18に入賞した遊技球を検出するための左袖入賞口スイッチ18aと、左下入賞口19に入賞した遊技球を検出するための左下入賞口スイッチ19aと、右肩入賞口20に入賞した遊技球を検出するための右肩入賞口スイッチ20aと、第1大入賞口24aに入賞した遊技球を検出するための第1大入賞口スイッチ24cと、ゲート23を通過した遊技球を検出するためのゲートスイッチ23aと、第2大入賞口25aに入賞した遊技球を検出するための第2大入賞口スイッチ25cと、第1変動入賞装置24を駆動するための第1大入賞口ソレノイド24bと、普通電動役物27を駆動するための普通電動役物ソレノイド27bと、第2変動入賞装置25を駆動するための第2大入賞口ソレノイド25bとが電気的に接続されている。
A board surface
また、盤面中継端子板37には、普通電動役物ソレノイド27bを駆動するための駆動回路37aと、第1大入賞口ソレノイド24bを駆動するための駆動回路37bと、第2大入賞口ソレノイド25bを駆動するための駆動回路37cとが搭載されている。
図14に示すように、パチンコ機1には、演出制御基板400が設けられており、その演出制御基板400には、画像音声制御基板70と、盤面LED中継端子板91と、補助演出駆動基板410と、演出電源基板90とが電気的に接続されている。盤面LED中継端子板91には、遊技盤5に設けられた左サイド飾り36および右サイド飾り37などの各LED39が電気的に接続されている。
Further, the panel
As shown in FIG. 14, the
画像音声制御基板70には、液晶中継端子板30aを介して演出表示器30が電気的に接続されている。また、画像音声制御基板70には、盤面演出中継端子板92が電気的に接続されており、その盤面演出中継端子板92には、枠部演出中継端子板93を介して右スピーカ10と、左スピーカ11と、下スピーカ12とが電気的に接続されている。
さらに、画像音声制御基板70には、枠部LED駆動基板66が電気的に接続されており、その枠部LED駆動基板66には、前枠セット2に内蔵されたLED39および照光付演出スイッチ9aなどが電気的に接続されている。照光付演出スイッチ9aは、演出ボタン9に内蔵されたスイッチであり、演出ボタン9が押圧操作されると、照光付演出スイッチ9aがオンし、演出ボタン9に内蔵されたLEDが点灯する。
The
Further, a frame
補助演出駆動基板410には、補助演出上中継端子板508と、補助演出右中継端子板68と、補助演出下中継端子板507とが電気的に接続されている。補助演出上中継端子板508には、可動役物43を回転させる万華鏡モータ43aと、その可動役物43が原点に復帰したことを検出する万華鏡原点センサ43bと、可動役物48を駆動する右竜モータ48aと、可動役物48が原点に復帰したことを検出する右竜原点センサ48bと、可動役物47を駆動する左竜モータ47aと、可動役物47が原点に復帰したことを検出する左竜原点センサ47bとが電気的に接続されている。
To the auxiliary
補助演出右中継端子板68には、家紋モータ40bと、家紋位置確認センサ41dと、右リフトモータ41fと、右リフト原点センサ41nとが電気的に接続されている。
補助演出下中継端子板507には、左リフトモータ42fと、左リフト原点センサ42nと、収納部材46に収納された右側の可動役物45を移動させる扉右モータ45aと、可動役物45が原点に復帰したことを検出する扉右原点センサ45bと、収納部材46に収納された左側の可動役物44を移動させる扉左モータ44aと、可動役物44が原点に復帰したことを検出する扉左原点センサ44bとが電気的に接続されている。
A family crest motor 40b, a family crest position confirmation sensor 41d, a right lift motor 41f, and a right lift origin sensor 41n are electrically connected to the auxiliary effect right
The auxiliary effect lower
補助演出駆動基板410には、右リフトモータ41fおよび左リフトモータ42fを駆動するための駆動回路411と、万華鏡モータ43aを駆動するための駆動回路412と、右竜モータ48aおよび左竜モータ47aを駆動するための駆動回路413と、家紋モータ40bを駆動するための駆動回路414と、扉右モータ45aおよび扉左モータ44aを駆動するための駆動回路415とが搭載されている。
The auxiliary
また、図13に示す電源基板94は、主電源98(AC/24V)から供給される電源を主制御基板50と、払出制御基板60と、貸出装置接続端子板78と、演出電源基板90(図14)とに供給する。演出電源基板90は、電源基板94から供給される電源を演出電源基板90と電気的に接続された各基板へ分配する。
In addition, the
また、電源基板94には、電力供給モードを通常電力モードおよび省電力モード間で切替える電源制御用MPU94bが搭載されている。電源制御用MPU94bは、一定時間以上遊技が行われていないときに通常電力モードから省電力モードに切替える制御を行う。
The
図15に示すように、画像音声制御基板70には、画像音声制御用MPU71と、画像処理LSI76と、画像音声制御用ROM72と、画像データROM74と、画像データROM75と、駆動回路78と、音源IC80と、音源データROM81と、サラウンドIC82と、音量設定回路83と、デジタルアンプ84と、デジタルアンプ85とが搭載されている。
As shown in FIG. 15, an image /
画像音声制御用MPU71は、音源IC80および音量設定回路83と電気的に接続されている。音源ROM81は音源IC80と電気的に接続されており、音源IC80はサラウンドIC82と電気的に接続されている。音源IC80およびサラウンドIC82は音量設定回路83と電気的に接続されており、音量設定回路83はデジタルアンプ84,85と電気的に接続されている。デジタルアンプ84は盤面演出中継端子板92および枠部演出中継端子板93(図14)を介して右スピーカ10および左スピーカ11と電気的に接続されている。
The image /
デジタルアンプ85は盤面演出中継端子板92および枠部演出中継端子板93を介して下スピーカ12と電気的に接続されている。また、音量設定回路83には、音量調節つまみ(図示せず)が電気的に接続されており、その音量調節つまみを回動すると、デジタルアンプ84,85の入力レベルが調節され、スピーカ10〜12の音量が調節される。
The
画像音声制御用MPU71には画像音声制御用ワークRAM73が内蔵されており、画像処理LSI76にはVRAM77が内蔵されている。画像音声制御用ROM72には、画像音声制御用MPU71が実行するコンピュータプログラムなどが格納されている。画像音声制御用ワークRAM73は、画像音声制御用ROM72から読出した上記のコンピュータプログラムを格納し、画像音声制御用MPU71が上記のコンピュータプログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび書換え可能に格納する。
An image / audio
画像処理LSI76は、画像データの圧縮/伸長を行うデコーダと、このデコーダにより作成された動画像データに基いて3Dポリゴン描画、拡大縮小およびテクスチャマッピングなどの加工を行う描画エンジンと、この描画エンジンにより作成された画像データに対応するデジタルRGB信号を駆動回路78へ出力する表示エンジンとを備える。
The
画像データROM74,75には、演出表示器30に変動・演出パターンなどを表示するための画像データが格納されている。画像音声制御用MPU71は、主制御用MPU51から送信される演出制御信号に基いて演出表示器30に変動・演出パターンを表示するために画像処理LSI76を制御し、スピーカ10〜12から音楽や効果音などを出力するために音源IC80を制御する。
The
また、画像音声制御用MPU71は演出表示器30に変動・演出パターンを表示させる際に、前枠セット2、遊技盤5の右サイド飾り37および左サイド飾り36などに設けられたLED39の発光を変動・演出パターンの進行に従って制御する。さらに、画像音声制御用MPU71は、照光付演出スイッチ9aから出力される信号に基づいて、有効時間内に演出ボタン9が押圧操作されたか否かを判定する。さらに、画像音声制御用MPU71は、主制御用MPU51から演出制御基板400を介して送信された演出指示コマンド(演出制御信号)を受信したときに、抽選により変動・演出パターンを決定する。画像音声制御用MPU71は、上記の決定した変動・演出パターンに対応する画像データを画像データROM74,75から読出すように画像処理LSI76に指示する。
Further, the
そして、画像処理LSI76は、画像音声制御用MPU71からの指示に従い、変動・演出パターン指定コマンドに対応する画像データを画像データROM74,75から読出す。そして、画像処理LSI76は、画像データROM74,75から読出した画像データをデコーダによって圧縮/伸長し、その圧縮/伸長した画像データを描画エンジンによって加工し、その加工した画像データに対応するRGB信号を駆動回路78へ出力する。そして、駆動回路78は、画像処理LSI76から出力されるデジタルRGB信号に基いて演出表示器30を駆動する。これにより、演出表示器30は、主制御用MPU51から送信された変動・演出パターン指定コマンドに対応する変動・演出パターンを表示する。
Then, the
音声データROM81には、複数、たとえば64のADPCM(Aduptive Differential Pulse Code Modulation)音源データと、演出表示器30が表示する変動・演出パターンと対応付けられた複数の曲データおよび効果音データが格納されている。ここで、ADPCM音源データとは、ドラムやキーボードなどの楽器の音、人間の声や擬音などからなる単発音をサンプリングしてデジタル化した音声データである。音源IC80はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、画像音声制御用MPU71から出力される変動・演出パターン指定コマンドを入力すると、内部ROMに記憶された制御プログラムに基づいて音声データROM81から音声データを1つずつ読出し、その読出した音声データを所定の周波数、音量およびパンポット(音像定位)に従ってADPCM方式で再生し、再生したデジタル信号をサラウンドIC82へ出力する。
The
サラウンドIC82は、入力したデジタル信号をサラウンド効果を出すためのデジタル信号に変換し、その変換したデジタル信号をアナログ信号に変換して音量設定回路83へ出力する。音量設定回路83は、サラウンドIC82から入力したデジタル信号を、音量調節つまみにより調節された入力レベルに設定し、それをデジタルアンプ84へ出力する。そして、デジタルアンプ84がスピーカ10,11を駆動し、スピーカ10,11は、画像音声制御用MPU71から出力された変動・演出パターン指定コマンドに対応した音声のうち、中高音域の音声を出力する。
The
また、音源IC80は、中低音域用のデジタル信号を音量設定回路83へ出力する。音量設定回路83は、音源IC80から入力したデジタル信号を、画像音声制御用MPU71の制御により設定された入力レベルに設定し、それをデジタルアンプ85へ出力する。そして、デジタルアンプ85がスピーカ12を駆動し、画像音声制御用MPU71から出力された変動・演出パターン指定コマンドに対応した音声のうち、低音域の音声を出力する。
In addition, the
上述したように、スピーカ10〜12は、2つのデジタルアンプ84,85によってマルチアンプ駆動され、右スピーカ10および左スピーカ11は中高音を再生し、下スピーカ12は、低音を再生する。この実施形態では、右スピーカ10、左スピーカ11および下スピーカ12により再生可能な周波数帯域は、20〜24kHzであり、右スピーカ10および左スピーカ11と下スピーカ12との間のカットオフ周波数は100Hzである。
As described above, the
上述したように、画像音声制御用MPU71は、主制御用MPU51から送信される変動・演出パターン指定コマンドに従って演出表示器30に変動・演出パターンを表示させるとともに、その変動・演出パターンに対応する音楽または効果音をスピーカ10〜12から出力させる。つまり、画像音声制御用MPU71は、各LED39の発光態様の制御と、演出表示器30の画像の制御と、スピーカ10〜12の音声および音量の制御とを統括する。
As described above, the audio /
演出制御基板400には、演出制御用MPU401が搭載されている。演出制御用MPU401には演出制御用ROM402および演出制御用ワークRAM403が内蔵されている。演出制御用ROM402には、可動役物40などの各可動役物を所定の動作パターンで動作させるためのコンピュータプログラム、盤面LED中継端子板91に接続された各LEDを所定の点滅パターンで点灯させるためのコンピュータプログラムなどが格納されている。
An
演出制御用ワークRAM403は、演出制御用ROM402から読出した上記のコンピュータプログラムを格納し、演出制御用MPU401が上記のコンピュータプログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび書換え可能に格納する。演出制御用MPU401は、画像音声制御用MPU71から送信される変動・演出パターン指定コマンドに従い、駆動回路411〜415へ駆動命令を出力して各モータを駆動し、可動役物40などの各可動役物を所定の動作パターンで動作させる。
The effect
[遊技で用いる主な乱数]
次に、遊技で用いる主な乱数について図を参照して説明する。図16は、遊技で用いる乱数の説明図である。
[Main random numbers used in games]
Next, main random numbers used in the game will be described with reference to the drawings. FIG. 16 is an explanatory diagram of random numbers used in the game.
当り判定用乱数R1は、主制御用MPU51が普通図柄の当り判定を行うときに用いる乱数であり、この実施形態では、0〜196の197通りである。当り判定用初期値用乱数R2は、当り判定用乱数R1の初期値をランダムに決定するための乱数であり、この実施形態では、当り判定用乱数R1と同じ0〜196の197通りである。当り判定用乱数R1が1周した場合、その時点でカウントされた当り判定用初期値用乱数R2の値が当り判定用乱数R1の初期値に決定される。つまり、当り判定用乱数R1の初期値をランダムに決定して当り判定用乱数R1の初期値の周期性を無くすことにより、当り判定用乱数R1の初期値の周期性を利用した不正行為によって普通図柄の当りが発生しないように構成されている。
The hit determination random number R1 is a random number used when the
大当り判定用乱数R3は、主制御用MPU51が特別図柄の大当り判定および先読みを行うときに用いる乱数であり、この実施形態では、0〜1596の1597通りである。大当り判定用初期値用乱数R4は、大当り判定用乱数R3の初期値をランダムに決定するための乱数であり、この実施形態では、大当り判定用乱数R3と同じ0〜1596の1597通りである。大当り判定用乱数R3が1周した場合、その時点でカウントされた大当り判定用初期値用乱数R4の値が大当り判定用乱数R3の初期値に決定される。つまり、大当り判定用乱数R3の初期値をランダムに決定して大当り判定用乱数R3の初期値の周期性を無くすことにより、大当り判定用乱数R3の初期値の周期性を利用した不正行為によって特別図柄の大当りが発生しないように構成されている。
The jackpot determining random number R3 is a random number used when the
大当り図柄用乱数R5は、画像音声制御用MPU71が大当り図柄を決定するときに用いる乱数であり、この実施形態では、0〜99の100通りである。大当り図柄用初期値用乱数R6は、大当り図柄用乱数R5の初期値をランダムに決定するための乱数であり、この実施形態では、大当り図柄用乱数R5と同じ0〜99の100通りである。大当り図柄用乱数R5が1周した場合、その時点でカウントされた大当り図柄用初期値用乱数R6の値が大当り図柄用乱数R5の初期値に決定される。つまり、大当り図柄用乱数R5の初期値をランダムに決定して大当り図柄用乱数R5の初期値の周期性を無くすことにより、大当り図柄用乱数R5の初期値の周期性を利用した不正行為によって特定の大当り図柄が選択されないように構成されている。
The jackpot symbol random number R5 is a random number used when the video /
リーチ選択乱数R7は、画像音声制御用MPU71が、大当り判定の結果がハズレであった場合にリーチ変動を含む変動・演出パターンを選択するか否かを判定するために用いる乱数である。この実施形態では、リーチ選択乱数R7は、0〜238の239通りである。第1変動グループ選択乱数R8および第2変動グループ選択乱数R9は、それぞれ画像音声制御用MPU71が、変動・演出パターンを絞り込むために用いる乱数である。この実施形態では、第1変動グループ選択乱数R8は、0〜240の241通りであり、第2変動グループ選択乱数R9は、0〜198の199通りである。
The reach selection random number R7 is a random number used by the image /
変動・演出パターン選択乱数R10は、第2変動グループ選択乱数R9によって絞り込まれた変動・演出パターンの中から最終的な変動・演出パターンを決定するために用いる乱数である。この実施形態では、変動・演出パターン選択乱数R10は、0〜250の251通りである。大当り種類決定乱数R11は、大当り判定において大当りと判定した場合に大当りの種類を決定するために用いる乱数である。この実施形態では、大当り種類決定乱数R11は、0〜99の100通りである。 The variation / effect pattern selection random number R10 is a random number used for determining the final variation / effect pattern from the variations / effect patterns narrowed down by the second variation group selection random number R9. In this embodiment, the variation / effect pattern selection random number R10 is 251 from 0 to 250. The jackpot type determination random number R11 is a random number used for determining the jackpot type when it is determined that the jackpot is determined to be a jackpot. In this embodiment, the jackpot type determination random number R11 is 100 types of 0-99.
上述した各乱数は、最小値の0から所定の最大値までを1ずつカウントする乱数カウンタによって実現されており、その乱数カウンタのカウント値が乱数として扱われる。乱数カウンタは、主制御用MPU51または画像音声制御用MPU71がメインプログラムを実行する1サイクル(たとえば、2ms)毎に1ずつカウントアップし、最大値を超えた場合は0に戻る。遊技球が第1始動口21または第2始動口22に入賞したときに大当り判定用乱数カウンタから生成された乱数は主制御用ワークRAM53に格納される。
なお、上記の乱数カウンタを用いたソフト乱数方式以外にも、乱数生成用ICなどの乱数生成用回路を使ったハード乱数方式を用いて各乱数を発生させることもできる。
Each of the random numbers described above is realized by a random number counter that counts one from the
In addition to the above-described soft random number method using a random number counter, each random number can also be generated using a hard random number method using a random number generation circuit such as a random number generation IC.
[大当り値テーブル]
次に、主制御用ROM52に格納されている大当り値テーブルの構成について、それを示す図17を参照して説明する。
[Big hit value table]
Next, the configuration of the jackpot value table stored in the
大当り値テーブル52aは、主制御用MPU51が大当り判定および確変大当り判定を行う際に参照する大当り値が格納されたテーブルである。大当り値テーブル52aは、遊技状態が通常遊技状態の場合と確変遊技状態の場合とに分けて設定されており、確変遊技状態には、通常遊技状態よりも多くの大当り値が設定されている。大当り値は、大当り判定用乱数R3の0〜1596の乱数から選択されている。
The jackpot value table 52a is a table that stores jackpot values to be referred to when the
主制御用MPU51は、特別図柄の変動表示を行うタイミングの直前になったときに、主制御用ワークRAM53に格納されている大当り判定用乱数R3と、大当り値テーブル52aに設定されている各大当り値とを比較し、一致する大当り値が存在する場合は大当りと判定し、存在しない場合はハズレと判定する。また、大当りと判定した場合の大当り判定用乱数R3が特定の乱数であった場合は、確変大当りと判定する。
When the
この実施形態では、通常遊技状態には計4個の大当り値が設定されており、確変遊技状態には計35個の大当り値が設定されている。つまり、大当り判定において大当りと判定される確率が、通常遊技状態のときよりも確変遊技状態のときの方が、8.75倍高くなるように設定されている。 In this embodiment, a total of four jackpot values are set in the normal gaming state, and a total of 35 jackpot values are set in the probability variation gaming state. In other words, the probability of being determined to be a big hit in the big hit determination is set to be 8.75 times higher in the probability variation gaming state than in the normal gaming state.
[大当りの種類]
次に、大当りの種類について、それを示す図18を参照して説明する。
図18において符号Rは、大当り遊技におけるラウンドを表す。
[Type of jackpot]
Next, jackpot types will be described with reference to FIG.
In FIG. 18, the symbol R represents a round in the jackpot game.
主制御用MPU51は、大当り判定において大当りと判定すると、大当り種類決定乱数R11を用いて大当りの種類を決定する。大当りの種類は、大当り遊技において実行可能な最大のラウンド数と、開閉する大入賞口と、各ラウンドにおける大入賞口の開口時間と、大当り遊技終了後の時短の期間と、大当り遊技終了後の電サポの有無と、大当り遊技終了後の潜伏確変の有無とを組み合わせて構成される。また、大当り判定において大当りと判定したときの大当り判定用乱数R3が、遊技球が第1始動口21に入賞したときに取得したものか、あるいは、第2始動口22に入賞したときに取得したものかにより、決定される大当りの種類が異なる。
When the
図18において番号1で示す大当りの種類は、16ラウンド(R)確変大当りであり、第1大入賞口24aが開閉し、1ラウンド(R)〜16ラウンド(R)における第1大入賞口24aの開口時間はそれぞれ29.5秒である。つまり、番号1で示す16ラウンド(R)確変大当りは、各ラウンドにおいて第1大入賞口24aが開閉し、各ラウンドにおける第1大入賞口24aの開口時間は最大の29.5秒である。
The type of jackpot indicated by
図18において番号2で示す大当りの種類は、15ラウンド(R)確変大当りであり、第2大入賞口25aが開閉し、1ラウンド(R)における第2大入賞口25aの合計の開口時間は4.5秒である。この1ラウンドでは、第2大入賞口25aは1.5秒の開口時間を有する開閉を3回繰返し、1ラウンドにおける第2大入賞口25aの開口時間が4.5秒(=1.5秒×3)に設定されている。また、2ラウンド(R)〜15ラウンド(R)における第2大入賞口24aの開口時間はそれぞれ29.5秒である。
The type of jackpot indicated by
図18において番号12で示す大当りの種類は、15ラウンド(R)確変大当りであり、第2大入賞口25aが開閉し、1ラウンド(R)における第2大入賞口25aの開口時間は0.2秒であり、2ラウンド(R)〜15ラウンド(R)における第2大入賞口25aの開口時間はそれぞれ29.5秒である。
図18において番号14で示す大当りの種類は、15ラウンド(R)確変大当りであり、第2大入賞口25aが開閉し、1ラウンド(R)〜15ラウンド(R)における第2大入賞口25aの開口時間はそれぞれ0.2秒である。
The type of jackpot indicated by the
The type of jackpot indicated by the
[変動・演出パターンテーブル]
次に、画像音声制御用ROM72に格納されている変動・演出パターンテーブル72aの構成について、それを示す図19を参照して説明する。
[Variation / Direction Pattern Table]
Next, the configuration of the variation / effect pattern table 72a stored in the image /
変動・演出パターンテーブル72aには、画像音声制御用MPU71が選択する変動・演出パターンが読出し可能に複数格納されている。また、変動・演出パターンテーブル72aには、主制御用MPU51による大当り判定の結果が大当り、または、確変大当りであった場合に選択可能な大当り変動・演出パターン1〜311と、主制御用MPU51による大当り判定の結果がハズレであった場合に選択可能なハズレ変動・演出パターン1〜109とが格納されている。ハズレ変動・演出パターンの中には、通常変動・演出パターン、ノーマルリーチ変動・演出パターン、スーパーリーチ変動・演出パターンおよびプレミアムリーチ変動・演出パターンが含まれており、大当り変動・演出パターンの中には、大当り図柄が確定表示されることになるプレミアムリーチ変動パターンが含まれている。
The fluctuation / effect pattern table 72a stores a plurality of change / effect patterns selected by the image /
画像音声制御用MPU71は、主制御用MPU51から演出指示コマンドを受信すると、主制御用MPU51から送信された大当り判定結果、特別図柄保留数および各乱数と、自身が選択した各乱数とに基づいて変動・演出パターンを決定し、その決定した変動・演出パターンを変動・演出パターンテーブル72aから読出す。
When receiving the effect instruction command from the
[変動・演出パターンの抽選方法]
次に、変動・演出パターンの抽選方法について図を参照して説明する。
図20は変動・演出パターンの抽選方法を示す説明図である。
[Variation / Direction Pattern Drawing Method]
Next, a variation / effect pattern lottery method will be described with reference to the drawings.
FIG. 20 is an explanatory view showing a lottery method for variation / effect pattern.
大当り判定用乱数R3および大当り図柄用乱数R5は、遊技球が第1始動口21または第2始動口22に入賞したときに、主制御用MPU51が各乱数カウンタから取得する。また、リーチ選択乱数R7、第1変動グループ選択乱数R8、第2変動グループ選択乱数R9および変動・演出パターン選択乱数R10は、特別図柄の変動表示が開始されるタイミングになったときに、画像音声制御用MPU71が各乱数カウンタから取得する。大当り図柄用乱数R5は、大当り判定の結果が大当りであった場合に用いる。
The jackpot determining random number R3 and the jackpot symbol random number R5 are acquired from the random control counters by the
大当り図柄用乱数R5の0〜99、リーチ選択乱数R7の0〜238、第1変動グループ選択乱数R8の0〜240、第2変動グループ選択乱数R9の0〜198および変動・演出パターン選択乱数R10の0〜250は、それぞれ所定個数の乱数をグループとする複数のグループに分かれている。また、変動・演出パターン選択乱数R10の各グループには、1つの変動・演出パターンが対応付けられている。
Big hit symbol random number R5 0-99, reach selection random number R7 0-238, first variation group selection random number R8 0-240, second variation group selection random number R9 0-198 and variation / effect pattern selection
大当り図柄用乱数R5の各グループを最上位のグループとし、変動・演出パターン選択乱数R10の各グループを最下位のグループとすると、上位のグループにおいて取得した乱数がどのグループに属するかによって、次の下位において選択可能なグループの範囲が絞り込まれるように構成されている。また、下位のグループになるほど、グループが細分化されている。つまり、遊技状態の細かな違いによって、可能な限り異なる変動・演出パターンが選択されるようにすることにより、遊技者が飽きないように工夫されている。この実施形態では、420種類の変動・演出パターンが選択可能に用意されている。 If each group of the jackpot symbol random number R5 is the highest group and each group of the variation / direction pattern selection random number R10 is the lowest group, the following is determined depending on which group the random numbers acquired in the higher group belong to: The range of groups that can be selected at the lower level is narrowed down. Further, the lower the group, the more the group is subdivided. In other words, it is devised to prevent the player from getting bored by selecting different variation / effect patterns as much as possible according to the small differences in the game state. In this embodiment, 420 types of variation / effect patterns are prepared to be selectable.
主制御用MPU51は、特別図柄の変動表示を開始するときに大当り判定を行う(ア)。ここで、大当りと判定した場合は、大当り図柄用乱数R5を取得する(イ)。ここでは、取得した大当り図柄用乱数によって大当り図柄を決定するとともに、取得した大当り図柄用乱数が属するグループを決定する(イ)。続いて、遊技状態が確変遊技状態に変化しているか否かの確率状態判定を行う(ウ)。
The
続いて、特別図柄保留数が0〜4のうち、いくつであるかの保留数判定を行う(エ)。主制御用MPU51は、上記の大当り判定の結果、大当り図柄用乱数、確率状態判定の結果および保留数判定の結果を画像音声制御用MPU71へ送信する。
画像音声制御用MPU71は、特別図柄の変動表示を開始するときに、リーチ選択乱数R7を取得する(オ)。リーチ選択乱数R7のグループの数および各グループを構成する乱数値の数は、大当り判定(ア)の結果、大当り図柄用乱数(イ)が属するグループ、確率状態判定の結果(ウ)および保留数判定の結果(エ)の組み合わせによって異なる。
Subsequently, a determination is made as to how many of the special symbol holding numbers are 0 to 4 (D). The
The image /
このため、画像音声制御用MPU71は、主制御用MPU51から送信された大当り判定(ア)の結果、大当り図柄用乱数(イ)が属するグループ、確率状態判定の結果(ウ)および保留数判定の結果(エ)に基いて、取得したリーチ選択乱数R7の属するグループを決定する。続いて、第1変動グループ選択乱数R8を取得し(カ)、その取得した第1変動グループ選択乱数R8が属するグループを決定する。続いて、第2変動グループ選択乱数R9を取得し(キ)、その取得した第2変動グループ選択乱数R9が属するグループを決定する。続いて、変動・演出パターン選択乱数R10を取得し(ク)、その取得した変動・演出パターン選択乱数が属するグループを決定する。続いて、その決定したグループに対応付けられている変動・演出パターンの中から抽選により1つの変動・演出パターンを決定する(ケ)。
For this reason, the image /
[特別図柄保留発生時の格納内容]
次に、特別図柄保留が発生したときに主制御用ワークRAM53の保留テーブル53aおよび画像音声制御用ワークRAM73の乱数格納テーブル73aに格納される内容について図を参照して説明する。
図21(a)は保留テーブル53aおよび乱数格納テーブル73aの格納内容を示す説明図であり、(b)は保留テーブル53aおよび乱数格納テーブル73aに格納されているデータの格納順番が繰り上がった状態を示す説明図である。
[Contents stored when special symbol hold occurs]
Next, the contents stored in the hold table 53a of the main
FIG. 21A is an explanatory diagram showing the stored contents of the hold table 53a and the random number storage table 73a, and FIG. It is explanatory drawing which shows.
なお、保留テーブルおよび乱数格納テーブルは、第1始動口21および第2始動口22に対してそれぞれ設けられているが、ここでは、第1始動口21に対する保留テーブルおよび乱数格納テーブルを代表にして説明する。また、この実施形態では、第1始動口21および第2始動口22に対する特別図柄保留数の上限はそれぞれ4個であるとする。
The hold table and the random number storage table are provided for the
特別図柄が変動表示しているときに遊技球が第1始動口21に入賞すると、各乱数カウンタから取得した大当り判定用乱数R3、大当り図柄用乱数R5、確率状態判定結果および保留数判定結果が保留テーブル53aの対応する格納順番に格納される。たとえば、特別図柄が変動表示しており、特別図柄保留数U1が1のときに遊技球が第1始動口21に入賞したときは、保留テーブル53aの格納順番2番の格納領域に各乱数および判定結果が格納される。つまり、各乱数および判定結果は、第1始動口21の入賞順に格納順番1〜4に格納される。図示の例では、格納順番1番に格納されている各乱数および判定結果が時間的に最も古いものであり、格納順番4番に格納されている各乱数および判定結果が最新のものである。
If the game ball wins the
そして、特別図柄が変動表示を開始するタイミングになると、画像音声制御用MPU71が各乱数カウンタから取得したリーチ選択乱数R7、第1変動グループ選択乱数R8、第2変動グループ選択乱数R9および変動・演出パターン選択乱数R10が、画像音声制御用RAM73に設けられた乱数格納テーブル73aの格納順番1番の格納領域に格納される。
なお、大当り判定用乱数R3および大当り図柄用乱数R5は、遊技球が第1始動口21に入賞したときに取得され、保留テーブル53aの格納順番の1番に格納されるが、特別図柄の変動表示開始時に行われる大当り判定の結果がハズレであった場合は、大当り図柄用乱数R5は変動・演出パターンの決定には用いられない。
When the special symbol comes to the start of variation display, the reach / selection random number R7, the first variation group selection random number R8, the second variation group selection random number R9, and the variation / effects obtained by the
Note that the jackpot determination random number R3 and the jackpot symbol random number R5 are acquired when the game ball wins the
図21(a)に示す例では、保留テーブル53aの格納順番1番には、大当り判定用乱数50および大当り図柄乱数85が格納されており、乱数格納テーブル73aには、リーチ選択乱数41、第1変動グループ選択乱数162、第2変動グループ選択乱数91および変動・演出パターン選択乱数108が格納されている。また、変動・演出パターンは、ハズレ変動・演出パターン1に決定している。
したがって、演出表示器30は、次の変動表示においてハズレ変動・演出パターン1を表示することになる。
In the example shown in FIG. 21A, the big hit determination
Therefore, the
また、この段階では、格納順番1番に対応する特別図柄の変動表示が終了していないため、乱数格納テーブル73aの格納順番2〜4番には、リーチ選択乱数、第1変動グループ選択乱数、第2変動グループ乱数および変動・演出パターン選択乱数は格納されていない。そして、格納順番1番に対応する変動・演出パターンの表示が終了すると、図20(b)に示すように、保留テーブル53aに格納されている各データの格納順番が1ずつ繰り上がり、乱数格納テーブル73aの格納順番1番には、新たに取得されたリーチ選択乱数109、第1変動グループ選択乱数201、第2変動グループ乱数65および変動・演出パターン選択乱数103がそれぞれ格納されている。変動・演出パターン選択乱数103に対応する変動・演出パターンは、大当り変動・演出パターン244である。
At this stage, since the variation display of the special symbol corresponding to the storage order No. 1 has not ended, the
[画像データROMの格納内容]
次に、画像音声制御基板70に搭載された画像データROM74,75(図15)の主な格納内容について図を参照して説明する。
図22は画像データROM74の主な格納内容を示す説明図であり、図23は画像データROM75の主な格納内容を示す説明図である。
[Contents stored in image data ROM]
Next, main contents stored in the
FIG. 22 is an explanatory diagram showing the main stored contents of the
図22に示すように、画像データROM74には、大当り変動・演出パターンデータ74a、ハズレ変動・演出パターンデータ74b、大当り図柄データ74c、ハズレ図柄データ74d、ボタン演出データ74e、リーチ予告データ74fおよび大当り予告データ74gなどが格納されている。
As shown in FIG. 22, in the
大当り変動・演出パターンデータ74aは、変動・演出パターンテーブル72a(図19)に格納されている大当り変動・演出パターン1〜311を演出表示器30に表示するための画像データである。ハズレ変動・演出パターンデータ74bは、変動・演出パターンテーブル72aに格納されているハズレ変動・演出パターン1〜109を演出表示器30に表示するための画像データである。大当り図柄データ74cは、大当り図柄を演出表示器30に確定表示するための画像データである。ハズレ図柄データ74dは、ハズレ図柄を演出表示器30に確定表示するための画像データである。
The jackpot fluctuation /
ボタン演出データ74eは、ボタン演出画像を演出表示器30に表示するための画像データであるり、リーチ予告データ74fは、リーチ予告画像を演出表示器30に表示するための画像データである。大当り予告データ74gは、大当り予告画像を演出表示器30に表示するための画像データである。
The
図23に示すように、画像データROM75には、大当り演出データ75a、大当り遊技中演出データ75b、客待ち画像データ75cおよびエラー報知用データ75dなどが格納されている。大当り演出データ75aは、大当りが発生したときに大当りの発生を知らせるための画像を演出表示器30に表示するための画像データである。大当り遊技中演出データ75bは、遊技者に大当り遊技を楽しんでもらうための画像を大当り遊技の期間に演出表示器30に表示するための画像データである。
As shown in FIG. 23, the
客待ち画像データ75cは、特別図柄が変動表示しておらず、遊技球が発射されていない、いわゆる客待ち状態のときに所定の演出画像を演出表示器30に表示するための画像データである。エラー報知用データ75dは、球切れ、球詰まり、賞球払出し異常などの発生、さらには、磁気を使った不正行為の発生などを示す画像を演出表示器30に表示するための画像データである。
The customer waiting image data 75c is image data for displaying a predetermined effect image on the
[遊技の主な流れ]
次に、パチンコ機1における遊技の主な流れについて図を参照して説明する。
(主制御用MPUが実行する主な処理)
最初に、主制御用MPU51が実行する主な処理の流れについて図を参照して説明する。図24はパチンコ機1の電源が投入されたときに主制御用MPU51が実行する主な処理の流れを示すフローチャートである。図25は主制御用MPU51が遊技中に実行する主な処理を示すフローチャートである。以下の説明では、各MPUが実行する処理のステップをSと略す。
[Main game flow]
Next, the main flow of the game in the
(Main processing executed by main control MPU)
First, the flow of main processes executed by the
主制御用MPU51は、パチンコ機1の電源が投入されたか否かを判定し(図24のS1)、電源が投入されたと判定すると(S1:Yes)、セキュリティチェックを実行し(S2)、スタックポインタを初期設定する(S3)。続いて、割込みモードを設定し(S4)、主制御用ワークRAM53へのアクセスを許可する(S5)。続いて、主制御用MPU51の周辺デバイスを初期設定し(S6)、主制御用ワークRAM53のバックアップデータを消去するRAM消去スイッチ94a(図13)がオンしているか否かを判定する(S7)。
The
ここで、オンしていると判定した場合は(S7:Yes)、主制御用ワークRAM53の総ての格納領域に格納されているデータを消去する(S8)。なお、RAM消去スイッチ94aがオンしているか否かの判定は、電源投入後の1回のみ実行し、それ以降は実行しない。続いて、主制御用ワークRAM53を初期設定し(S9)、演出制御基板400を電源投入時の状態にするためのコマンドを演出制御基板400へ送信する(S10)。
If it is determined that the data is on (S7: Yes), the data stored in all storage areas of the main
また、S7においてRAM消去スイッチ94aがオンしていないと判定した場合は(S7:No)、停電により電源が遮断されたことを示す電源断発生情報が格納されているか否かを判定し(S11)、格納されていると判定した場合は(S11:Yes)、チェックサムを算出する(S12)。続いて、電源が遮断されたときに保存したチェックサムと、S7において算出したチェックサムとが一致するか否か、つまりチェックサムは正常か否かを判定し(S13)、正常であると判定した場合は(S13:Yes)、電源復旧時の初期値を主制御用ワークRAM53に設定する(S14)。
If it is determined in S7 that the RAM erase
続いて、演出制御基板400を電源復旧時の遊技状態に復帰させるためのコマンドを演出制御基板400へ送信し(S15)、払出制御開始コマンドを払出制御基板60へ送信する(S16)。これにより、電源遮断時の遊技が再開され、未払いの賞球が残っている場合は、その未払いの賞球が払出される。続いて、割込みを設定するとともに割込みを許可し(S17)、遊技制御へ移行する。
Subsequently, a command for returning the
主制御用MPU51は、遊技制御へ移行すると、遊技開始処理(図25のS100)、特別図柄遊技処理(S200)、特別電動役物遊技処理(S300)、普通図柄遊技処理(S400)および普通電動役物遊技処理(S500)を実行する。
When the
[遊技開始処理]
次に、主制御用MPU51が図25のS100において実行する遊技開始処理の流れについて図を参照して説明する。
図26は、主制御用MPU51が実行する遊技開始処理の流れを示すフローチャートであり、図27は図26に示す遊技開始処理の続きを示すフローチャートである。
[Game start processing]
Next, the flow of the game start process executed by the
FIG. 26 is a flowchart showing the flow of the game start process executed by the
主制御用MPU51は、コマンド送信バッファに格納されているコマンドを画像音声制御基板70、演出制御基板400および払出制御基板60へ送信する(図26のS101)。続いて、RAM消去スイッチ94a以外の主制御基板50に電気的に接続されている第1始動口スイッチ21aおよび第2始動口スイッチ27aなどの各スイッチの情報を読込む(S102)。
The
続いて、その読込んだ各スイッチの状態を判定し、その判定結果をスイッチ検出情報として主制御用ワークRAM53に格納する(S103)。たとえば、遊技球を検出したときに出力電圧がハイレベルからローレベルに変化するスイッチ(たとえば、貫通型近接スイッチなど)を用いる場合は、出力電圧がハイレベルからローレベルに変化したことを判定し、その判定結果をスイッチ検出情報(たとえば、2値データの1)として主制御用ワークRAM53に格納する。
Subsequently, the state of each read switch is determined, and the determination result is stored in the main
続いて、図16に示した各乱数のうち、主制御用MPU51が用いる乱数にそれぞれ1を加算して更新する(S104)。続いて、先のS103において主制御用ワークRAM53に格納したスイッチ検出情報を参照し、入賞を検知したか否かを判定する(S105)。ここで、入賞を検知したと判定した場合は(S105:Yes)、そのスイッチ検出情報を入賞検知情報として主制御用ワークRAM53に格納する(S106)。続いて、S106において格納した入賞検知情報が0か否かを判定し(S107)、0ではないと判定した場合は(S107:No)、払出制御基板60へ送信するコマンドを格納するためのコマンド送信バッファに、入賞検知情報に対応した賞球数を払出させるための賞球数コマンドを格納する(S108)。たとえば、賞球を5個払出すことになる入賞検知情報が1個保存されていると判定した場合は(S107:No)、5個の賞球払出しを指示する賞球数コマンドをコマンド送信バッファに格納する(S108)。
Subsequently, among the random numbers shown in FIG. 16, 1 is added to each random number used by the
続いて、払出すべき遊技球が存在しない状態か否か、つまり、球切れ状態か否かを判定する(S109)。この判定は、払出制御基板60から球切れ状態コマンドを受信しているか否かに基づいて行う。ここで、球切れ状態であると判定した場合は(S109:Yes、)、演出制御基板400へ送信するコマンドを格納するためのコマンド送信バッファに、球切れ異常コマンドを格納し(S110)、球切れ状態ではないと判定した場合は(S109:No)、球切れ正常コマンドをコマンド送信バッファに格納する(S111)。
Subsequently, it is determined whether or not there is a game ball to be paid out, that is, whether or not the ball is out of play (S109). This determination is made based on whether or not a ball-out condition command is received from the
続いて、下受け皿7が賞球で満杯か否かを判定する(S112)。この判定は、下受け皿満杯スイッチ7b(図13)から払出制御基板60を介して下受け皿満杯信号を受信しているか否かに基づいて行う。ここで、下受け皿7が満杯であると判定した場合は(S112:Yes)、画像音声制御用MPU71へ送信するコマンドを格納するためのコマンド送信バッファに下受け皿満杯異常コマンドを格納する(S113)。また、S112において下受け皿7が満杯ではないと判定した場合は(S112:No)、下受け皿満杯正常コマンドをコマンド送信バッファに格納する(S114)。
Subsequently, it is determined whether or not the
下受け皿満杯異常コマンド、下受け皿満杯正常コマンドおよび満杯後入賞数コマンドは、先のS101において演出制御基板400を介して画像音声制御用MPU71へ送信し、さらに、払出制御用MPU61へ送信する。続いて、扉(ガラス枠セット3)または枠(前枠セット2)が開放状態か否かを判定する(図27のS115)。この判定は、払出制御基板60から扉・枠開放コマンドを受信しているか否かに基づいて行う。ここで、扉または枠が開放状態であると判定した場合は(S115:Yes)、コマンド送信バッファに扉・枠開放状態コマンドを格納し(S116)、枠または扉が開放状態ではないと判定した場合は(S115:No)、扉・枠閉鎖状態コマンドをコマンド送信バッファに格納する(S117)。
The lower tray full command, the lower full tray command, and the full winning prize command are transmitted to the image /
続いて、払出すべき賞球が存在しない状態、あるいは、球詰まりによって賞球を払出すことができない状態など、賞球異常状態であるか否かを判定する(S118)。この判定は、払出制御基板60から球切れコマンドを受信しているか否かに基づいて行う。ここで、賞球異常状態であると判定した場合は(S118:Yes)、賞球異常コマンドをコマンド送信バッファに格納し(S119)、賞球異常状態ではないと判定した場合は(S118:No)、賞球正常コマンドを格納する(S120)。続いて、特別図柄遊技処理へ移行する。
Subsequently, it is determined whether or not the prize ball is in an abnormal state, such as a state where there is no prize ball to be paid out or a situation where the prize ball cannot be paid out due to clogged balls (S118). This determination is made based on whether or not a ball-out command is received from the
[特別図柄遊技処理]
次に、主制御用MPU51が図25のS200において実行する特別図柄遊技処理の流れについて図を参照して説明する。
図28は、主制御用MPU51が実行する特別図柄遊技処理の流れを示すフローチャートであり、図29および図30は図28に示す特別図柄遊技処理の続きを示すフローチャートである。なお、ここでは、遊技球が第1始動口21に入賞した場合の特別図柄遊技処理について説明する。
[Special design game processing]
Next, the flow of the special symbol game process executed by the
FIG. 28 is a flowchart showing the flow of the special symbol game process executed by the
主制御用MPU51は、遊技球が第1始動口21に入賞したか否かを判定し(図28のS201)、入賞したと判定した場合は(S201:Yes)、特別図柄保留数U1が4個未満であるか否かを判定する(S202)。ここで、特別図柄保留数U1が4個未満であると判定した場合は(S202:Yes)、特別図柄保留数U1に1を加算し(S203)、大当り判定用乱数R3および大当り図柄用乱数R5を各乱数カウンタから取得し、それらを主制御用ワークRAM53の保留テーブル53aに格納する(S204)。
The
続いて、第1変動入賞装置24または第2変動入賞装置25(図9(a))が作動中であるか否か、つまり大当り遊技中であるか否かを判定し(S205)、作動中ではないと判定した場合は(S205:No)、遊技状態が確変遊技状態であるか否かを判定する(S206)。ここで、確変遊技状態であると判定した場合は(S206:Yes)、確変遊技状態の大当り判定を行う(S207)。つまり、先のS204において取得した大当り判定用乱数と、大当り値テーブル52a(図17)の確変遊技状態に設定されている大当り値とを比較し、大当り判定用乱数と一致する大当り値が存在する場合は大当りと判定し、存在しない場合はハズレと判定する。たとえば、大当り判定用乱数が7であった場合は、それと一致する大当り値7が存在するため大当りと判定し、大当り判定用乱数が8であった場合は、それと一致する大当り値が存在しないためハズレと判定する。
Subsequently, it is determined whether or not the first variable winning
また、S206において確変遊技状態ではないと判定した場合は(S206:No)、通常遊技状態の大当り判定を行う(S208)。つまり、先のS204において取得した大当り判定用乱数と、大当り値テーブル52a(図17)の通常遊技状態に設定されている大当り値とを比較し、大当り判定用乱数と一致する大当り値が存在する場合は大当りと判定し、存在しない場合はハズレと判定する。たとえば、大当り判定用乱数が71であった場合は、それと一致する大当り値71が存在するため大当りと判定し、大当り判定用乱数が72であった場合は、それと一致する大当り値が存在しないためハズレと判定する。
If it is determined in S206 that the game state is not the probability change game state (S206: No), a big hit determination of the normal game state is performed (S208). That is, the jackpot determination random number acquired in the previous S204 is compared with the jackpot value set in the normal gaming state of the jackpot value table 52a (FIG. 17), and there is a jackpot value that matches the jackpot determination random number. If it is determined to be a big hit, it is determined to be lost if it does not exist. For example, if the big hit determination random number is 71, it is determined that there is a
続いて、S207またはS208における大当り判定の結果が大当りであったか否かを判定し(S209)、大当りであったと判定した場合は(S209:Yes)、確変大当りか否かを判定する(S210)。たとえば、S209において大当りと判定した元になった大当り判定用乱数が特定の大当り判定用乱数であった場合は、確変大当りと判定する(S210:Yes)。この確変大当りと判定する確率は、80%、100%など、任意に設定することができる。 Subsequently, it is determined whether or not the result of the big hit determination in S207 or S208 is a big hit (S209). If it is determined that the big hit is made (S209: Yes), it is determined whether or not the probable big hit (S210). For example, if the big hit determination random number that has been determined to be a big hit in S209 is a specific big hit determination random number, it is determined to be a promiscuous big hit (S210: Yes). The probability of determining the probability variation big hit can be arbitrarily set, such as 80% or 100%.
ここで、確変大当りと判定した場合は(S210:Yes)、確変大当りと判定したことを示す確変大当りフラグをオンし(S211)、大当りの種類を決定する(S212)。この決定は、前述した大当り種類決定乱数R11(図16)を発生する大当り種類決定カウンタを用いて行う。大当り種類決定カウンタは、0〜99の大当り種類決定乱数R11を発生する。大当り種類決定乱数R11から選択した所定範囲の大当り種類決定乱数と同じ数値が、図18において番号1〜14で示す大当りの種類と対応付けられており、大当り種類決定カウンタから取得した大当り種類決定乱数と同じ数値と対応付けられている大当りの種類を選択する。
Here, when it is determined that the probability variation big hit (S210: Yes), the probability variation big hit flag indicating that the probability variation big hit is determined is turned on (S211), and the type of the big hit is determined (S212). This determination is performed using the jackpot type determination counter that generates the jackpot type determination random number R11 (FIG. 16). The jackpot type determination counter generates a jackpot type determination random number R11 from 0 to 99. The same numerical value as the jackpot type determination random number in a predetermined range selected from the jackpot type determination random number R11 is associated with the jackpot type indicated by
たとえば、大当り種類決定乱数5,6と、図18において番号1で示す16R確変大当りとが対応付けられている場合において、大当り種類決定カウンタから取得した大当り種類決定乱数が5であった場合は、その大当り種類決定乱数5と対応付けられている16R確変大当り(図18において番号1で示す)を選択する。また、大当り種類決定乱数78,79と、図18において番号14で示す15R確変大当りとが対応付けられている場合において、大当り種類決定カウンタから取得した大当り種類決定乱数が78であった場合は、その大当り種類決定乱数78と対応付けられている15R確変大当り(図18において番号14で示す)を選択する。
For example, when the jackpot type determination
また、S210において、確変大当りではないと判定した場合は(S210:No)、確変大当りではない、つまり通常大当りと判定したことを示す通常大当りフラグをオンし(S213)、大当りの種類を決定する(S214)。この決定は、前述した大当り種類決定乱数R11(図16)を発生する大当り種類決定カウンタを用いて行う。大当り種類決定カウンタは、0〜99の大当り種類決定乱数R11を発生する。大当り種類決定乱数R11から選択した所定範囲の大当り種類決定乱数と同じ数値が、図18において番号15,16で示す大当りの種類と対応付けられており、大当り種類決定カウンタから取得した大当り種類決定乱数と同じ数値と対応付けられている大当りの種類を選択する。
If it is determined in S210 that it is not a probable big hit (S210: No), a normal big hit flag indicating that it is not a probable big hit, that is, a normal big hit is turned on (S213), and the type of big hit is determined. (S214). This determination is performed using the jackpot type determination counter that generates the jackpot type determination random number R11 (FIG. 16). The jackpot type determination counter generates a jackpot type determination random number R11 from 0 to 99. The same numerical value as the jackpot type determination random number in a predetermined range selected from the jackpot type determination random number R11 is associated with the jackpot type indicated by
たとえば、大当り種類決定乱数0〜59と、図18において番号15で示す5R通常大当りとが対応付けられており、大当り種類決定乱数60〜99と、図18において番号16で示す15R通常大当りとが対応付けられているとする。そして、大当り種類決定カウンタから取得した大当り種類決定乱数が38であった場合は、その大当り種類決定乱数38と対応付けられている5R通常大当り(図18において番号15で示す)を選択する。また、大当り種類決定カウンタから取得した大当り種類決定乱数が91であった場合は、その大当り種類決定乱数91と対応付けられている15R通常大当り(図18において番号16で示す)を選択する。
For example, the jackpot type determination
続いて、先のS204において取得した各乱数と、大当り判定および確変大当り判定などの各判定結果と、S203において加算した特別図柄保留数U1を示すデータと、演出指示コマンドとを画像音声制御用MPU71へ送信する(図29のS215)。演出指示コマンドは、演出表示器30、遊技盤5などに配置されたLEDおよびスピーカ10〜12により演出を行わせるためのコマンドである。続いて、特別図柄が変動中か否かを判定し(S216)、変動中ではないと判定した場合は(S216:No)、特別図柄の変動を開始する(S217)。
Subsequently, each random number acquired in the previous S204, each determination result such as jackpot determination and probability variation jackpot determination, the data indicating the special symbol holding number U1 added in S203, and the effect instruction command are displayed in the
続いて、特別図柄保留数U1から1を減算し(S218)、時短遊技中であるか否かを判定する(S219)。ここで、時短遊技中であると判定した場合は(S219:Yes)、時短機能が働いているときの特別図柄の変動回数(以下、時短回数という)Cから1を減算する(S220)。続いて、時短回数Cが0になったか否かを判定し(S221)、時短回数Cが0になったと判定した場合は(S221:Yes)、時短機能を停止する(S222)。 Subsequently, 1 is subtracted from the special symbol holding number U1 (S218), and it is determined whether or not the time-short game is being played (S219). Here, when it is determined that the time-short game is being played (S219: Yes), 1 is subtracted from the number of changes C of the special symbol when the time-short function is working (hereinafter referred to as the number of time-savings) (S220). Subsequently, it is determined whether or not the time reduction count C has become 0 (S221). If it is determined that the time reduction count C has become 0 (S221: Yes), the time reduction function is stopped (S222).
また、S219において時短遊技中ではないと判定した場合は(S219:No)、確変遊技状態か否かを判定し(S223)、確変遊技状態であると判定した場合は(S223:Yes)、遊技状態が確変遊技状態に変化することになった確変大当りに対して時短の設定があるか否かを判定する(S224)。ここで、時短の設定があると判定した場合は(S224:Yes)、その設定されている時短に対応する時短回数C1を時短回数Cにセットする(S225)。たとえば、大当りの種類が確変大当りであり、かつ、その確変大当りに基づく大当り遊技が終了した以降、特別図柄の変動回数が70回に達するまでの期間、時短遊技に変化することになる場合は、その確変大当りに対して設定されている時短回数の70回を時短回数Cにセットする。 If it is determined in S219 that the game is not time-reduced (S219: No), it is determined whether or not the game is in the probability-changed game state (S223). It is determined whether or not there is a setting for a short time for the probability variation big hit whose state has changed to the probability variation gaming state (S224). If it is determined that there is a time reduction setting (S224: Yes), the time reduction count C1 corresponding to the set time reduction is set to the time reduction count C (S225). For example, if the type of jackpot is a probable big hit, and the jackpot game based on the probable big jackpot ends, the period until the number of changes in the special symbol reaches 70 times will change to a short-time game, The number of time reductions set to 70 for the probability variation big hit is set as the time reduction number C.
そして、次のサイクルで特別図柄遊技処理を実行するときに、図29のS216において特別図柄が変動中であると判定すると(S216:Yes)、特別図柄の変動時間が経過したか否かを判定し(図30のS226)、経過したと判定した場合は(S226:Yes)、特別図柄の変動を停止する(S227)。続いて、特別図柄の大当り図柄が確定表示されたか否かを判定し(S228)、確定表示されたと判定した場合は(S228:Yes)、大当り遊技、つまり、特別電動役物遊技処理を開始する(S229)。続いて、大当り遊技中における確変機能を停止し(S230)、時短機能を停止する(S231)。 Then, when executing the special symbol game process in the next cycle, if it is determined in S216 of FIG. 29 that the special symbol is changing (S216: Yes), it is determined whether or not the special symbol change time has elapsed. If it is determined that the time has passed (S226: Yes), the variation of the special symbol is stopped (S227). Subsequently, it is determined whether or not the special symbol jackpot symbol has been confirmed and displayed (S228). If it is determined that the symbol has been confirmed (S228: Yes), the jackpot game, that is, the special electric game game process is started. (S229). Subsequently, the probability changing function during the big hit game is stopped (S230), and the time saving function is stopped (S231).
[特別電動役物遊技処理]
次に、主制御用MPU51が図25のS300において実行する特別電動役物遊技処理の流れについて、それを示す図31および図32のフローチャートを参照して説明する。
[Special electric equipment game processing]
Next, the flow of the special electric accessory game process executed by the
この実施形態では、1ラウンド当りの第1大入賞口24aへの入賞可能な最大入賞数は9個である。主制御用MPU51は、大当り遊技中であるか否かを判定し(S301)、大当り遊技中ではないと判定した場合は(S301:No)、大当りの種類を判定する(S302)。この判定により、大当り遊技における実行可能な最大のラウンド数、作動する変動入賞装置、各ラウンドにおける大入賞口の開口時間、出玉無しのラウンドの有無などが解析される。続いて、その判定した大当りの種類に設定されている実行可能なラウンド数Raをセットし、現在のラウンド数Rbを0にリセットする(S303)。続いて、このタイミングで実行するラウンドが、出玉有りのラウンドであるか否かを判定する(S304)。
In this embodiment, the maximum number of winnings that can be won in the first big winning opening 24a per round is nine. The
たとえば、S302において判定した大当りの種類が、図18において番号1で示す16R確変大当りであった場合は、16ラウンド総てが出玉有りのラウンドであるため、出玉有りのラウンドであると判定する(S304:Yes)。また、S302において判定した大当りの種類が、図18において番号12で示す15R確変大当りであった場合は、最初の1ラウンドが第2大入賞口25aの開口時間が極めて短く入賞が困難な出玉無しのラウンドであるため、出玉有りのラウンドではないと判定する(S304:No)。
For example, if the type of jackpot determined in S302 is the 16R probability variable jackpot indicated by
続いて、S304において出玉有りのラウンドであると判定した場合は(S304:Yes)、大入賞口への入賞数Paを0にリセットし、大入賞口の開口時間Taをセットする(S305)。続いて、第1変動入賞装置24および第2変動入賞装置のうち、S302における解析結果に対応する方の変動入賞装置を作動させ、大入賞口を開口させる(S306)。続いて、S305においてセットした大入賞口の開口時間Taの計測を開始し(S307)、現在のラウンド数Rbに1を加算する(S308)。続いて、現在のラウンド数Rbを演出制御用MPU71へ送信し(S313)、ラウンド数Rbを演出表示器30に表示させる。
Subsequently, if it is determined in S304 that there is a round with a payout (S304: Yes), the winning number Pa to the big winning opening is reset to 0, and the opening time Ta of the big winning opening is set (S305). . Subsequently, of the first variable winning
また、S304において、出玉有りのラウンドではない、つまり、出玉無しのラウンドであると判定した場合は(S304:No)、大入賞口への入賞数Paを0にリセットし、大入賞口の開口時間Tbをセットする(S309)。続いて、第1変動入賞装置24および第2変動入賞装置のうち、S302における解析結果に対応する方の変動入賞装置を作動させ、大入賞口を開口させる(S310)。続いて、S309においてセットした大入賞口の開口時間Tbの計測を開始し(S311)、現在のラウンド数Rbに1を加算する(S312)。
In S304, if it is determined that the round is not a game with a payout, that is, it is a round without a game (S304: No), the winning number Pa to the big prize opening is reset to 0, An opening time Tb is set (S309). Subsequently, of the first variable winning
続いて、次のサイクルで特別電動役物遊技処理を実行し、大当り遊技中であると判定すると(S301:Yes)、遊技球が大入賞口に入賞したか否かを判定し(図32のS314)、入賞したと判定した場合は(S314:Yes)、大入賞口への入賞数Paに1を加算する(S315)。続いて、大入賞口への入賞数Paが9個以上になったか否かを判定し(S316)、入賞数Paが9個以上になっていないと判定した場合は(S316:No)、現在のラウンドが出玉有りのラウンドであるか否かを判定する(S317)。つまり、出玉有りのラウンドと出玉無しのラウンドとでは、大入賞口の開口時間が異なるため、現在のラウンドが出玉有りのラウンドであるか否かを判定する。 Subsequently, in the next cycle, the special electric accessory game process is executed, and if it is determined that the big hit game is being played (S301: Yes), it is determined whether or not the game ball has won a big winning opening (FIG. 32). S314) When it is determined that a prize has been won (S314: Yes), 1 is added to the number Pa awarded to the big prize opening (S315). Subsequently, it is determined whether or not the number of winnings Pa to the big winning opening is 9 or more (S316), and when it is determined that the winning number Pa is not 9 or more (S316: No), It is determined whether or not the current round is a round with balls (S317). In other words, since the opening time of the big winning opening is different between the round with a ball and the round without a ball, it is determined whether or not the current round is a round with a ball.
ここで、現在のラウンドが出玉有りのラウンドであると判定した場合は(S317:Yes)。S307において計測を開始した大入賞口の開口時間Taが0になったか否かを判定し(S318)、大入賞口の開口時間Taが0になったと判定した場合は(S318:Yes)、大入賞口を閉口する(S320)。また、S317において、現在のラウンドが出玉有りのラウンドではない、つまり、出玉無しのラウンドであると判定した場合は(S317:No)、S312において計測を開始した大入賞口の開口時間Tbが0になったか否かを判定し(S319)、大入賞口の開口時間Tbが0になったと判定した場合は(S319:Yes)、大入賞口を閉口する(S320)。 Here, when it is determined that the current round is a round with a play (S317: Yes). In S307, it is determined whether or not the opening time Ta of the big prize opening that has started the measurement has become 0 (S318). If it is determined that the opening time Ta of the big prize opening has become 0 (S318: Yes), it is large. The winning opening is closed (S320). In S317, when it is determined that the current round is not a round with a ball, that is, a round without a ball (S317: No), the opening time Tb of the big prize opening that started the measurement in S312 is It is determined whether it has become 0 (S319), and when it is determined that the opening time Tb of the big prize opening has become 0 (S319: Yes), the big prize opening is closed (S320).
また、S316において、大入賞口への入賞数Paが9個以上になったと判定した場合は(S316:Yes)、大入賞口を閉口する(S320)。続いて、S308において加算した現在のラウンド数Rbが、S303においてセットした最大ラウンド数Raに達したか否かを判定し(S321)、現在のラウンド数Rbが最大ラウンド数Raに達したと判定した場合は(S321:Yes)、変動入賞装置の作動を停止させて大当り遊技を終了する(S322)。続いて、確変大当りフラグがオンしているか否かを判定し(S323)、確変大当りフラグがオンしていると判定した場合は(S323:Yes)、遊技状態を確変遊技状態に変化させる(S324)。続いて、時短の設定があるか否かを判定し(S325)、時短の設定があると判定した場合は(S325:Yes)、時短機能を開始する(S326)。続いて、大当りフラグをオフする(S327)。また、S321において、現在のラウンド数Rbが最大ラウンド数Raに達していないと判定した場合は(S321:No)、S304へスキップし、次のラウンドを実行する。 If it is determined in S316 that the number of winnings Pa to the big prize opening is 9 or more (S316: Yes), the big prize opening is closed (S320). Subsequently, it is determined whether or not the current round number Rb added in S308 has reached the maximum round number Ra set in S303 (S321), and it is determined that the current round number Rb has reached the maximum round number Ra. If it is (S321: Yes), the operation of the variable winning device is stopped and the big hit game is ended (S322). Subsequently, it is determined whether or not the probability variation jackpot flag is on (S323). If it is determined that the probability variation jackpot flag is on (S323: Yes), the gaming state is changed to the probability variation gaming state (S324). ). Subsequently, it is determined whether or not there is a time reduction setting (S325). If it is determined that there is a time reduction setting (S325: Yes), the time reduction function is started (S326). Subsequently, the big hit flag is turned off (S327). If it is determined in S321 that the current round number Rb has not reached the maximum round number Ra (S321: No), the process skips to S304 and executes the next round.
[普通図柄遊技処理]
次に、主制御用MPU51が図25のS400において実行する普通図柄遊技処理の流れについて図を参照して説明する。
図33は、主制御用MPU51が実行する普通図柄遊技処理の流れを示すフローチャートであり、図34は図33に示す普通図柄遊技処理の続きを示すフローチャートである。
[Normal design game processing]
Next, the flow of the normal symbol game process executed by the
FIG. 33 is a flowchart showing the flow of the normal symbol game process executed by the
主制御用MPU51は、遊技球がゲート23を通過したか否かを判定し(図33のS401)、通過したと判定した場合は(S401:Yes)、普通図柄保留数Q1が4個未満であるか否かを判定する(S402)。ここで、4個未満であると判定した場合は(S402:Yes)、当り判定用乱数を当り判定用乱数カウンタから取得し、それらを主制御用ワークRAM53に格納する(S403)。続いて、普通図柄保留数Q1に1を加算する(S404)。
The
続いて、普通電動役物27(図7)が作動中であるか否かを判定し(S405)、作動中ではないと判定した場合は(S405:No)、普通図柄表示装置33(図9(b))が普通図柄を変動中であるか否かを判定する(S406)。ここで、普通図柄を変動中ではないと判定した場合は(S406:No)、普通図柄保留数Q1が0であるか否かを判定する(S407)。 Subsequently, it is determined whether or not the ordinary electric accessory 27 (FIG. 7) is in operation (S405). If it is determined that the ordinary electric accessory 27 (FIG. 7) is not in operation (S405: No), the normal symbol display device 33 (FIG. 9). It is determined whether (b)) is changing the normal symbol (S406). If it is determined that the normal symbol is not fluctuating (S406: No), it is determined whether or not the normal symbol hold count Q1 is 0 (S407).
ここで、普通図柄保留数Q1が0ではないと判定した場合は(S407:No)、当り判定を行う(S408)。つまり、先のS403において取得した当り判定用乱数と、当り値テーブル(図示せず)に設定されている当り値とを比較し、当り判定用乱数と一致する当り値が存在する場合は当りと判定し、存在しない場合はハズレと判定する。続いて、当り判定の結果が当りであったか否かを判定し(S409)、当りであったと判定した場合は(S409:Yes)、当りと判定したことを示す当りフラグをオンする(S410)。続いて、普通図柄の変動パターンを抽選により決定する(S411)。 Here, when it is determined that the normal symbol holding number Q1 is not 0 (S407: No), a hit determination is performed (S408). That is, the hit determination random number obtained in the previous S403 is compared with the hit value set in the hit value table (not shown), and if there is a hit value that matches the hit determination random number, If it does not exist, it is determined to be lost. Subsequently, it is determined whether or not the result of the hit determination is a win (S409). If it is determined that the hit is made (S409: Yes), a hit flag indicating that the hit is determined is turned on (S410). Subsequently, the variation pattern of the normal symbol is determined by lottery (S411).
続いて、S411において決定した普通図柄の変動パターンに設定されている変動時間を設定する(S412)。続いて、先のS403において取得した各乱数と、当り判定の結果と、演出指示コマンドとを画像音声制御用MPU71へ送信する(図34のS413)。演出指示コマンドは、普通図柄表示装置33に普通図柄を変動させるためのコマンドである。続いて、普通図柄の変動を開始し(S414)、S412において設定した変動時間の計測を開始する(S415)。続いて、普通図柄保留数Q1から1を減算する(S416)。
Subsequently, the variation time set in the variation pattern of the normal symbol determined in S411 is set (S412). Subsequently, each random number acquired in the previous S403, the result of the hit determination, and the effect instruction command are transmitted to the image / audio control MPU 71 (S413 in FIG. 34). The effect instruction command is a command for causing the normal
そして、次のサイクルで普通図柄遊技処理を実行するときに、図33のS406において普通図柄が変動中であると判定すると(S406:Yes)、変動時間が経過したか否かを判定し(図34のS417)、経過したと判定した場合は(S417:Yes)、普通図柄の変動を停止する(S418)。 Then, when the normal symbol game process is executed in the next cycle, if it is determined in S406 in FIG. 33 that the normal symbol is changing (S406: Yes), it is determined whether or not the change time has passed (FIG. 33). 34, S417), when it is determined that the time has elapsed (S417: Yes), the fluctuation of the normal symbol is stopped (S418).
[普通電動役物遊技処理]
次に、主制御用MPU51が図25のS500において実行する普通電動役物遊技処理の流れについて、それを示す図35のフローチャートを参照して説明する。
[Normal electric game game processing]
Next, the flow of the ordinary electric accessory game process executed by the
主制御用MPU51は、普通電動役物27が開閉翼片27c(図7)を開放している時間Tcを計測中であるか否かを判定し(S501)、計測中ではないと判定した場合は(S501:No)、普通図柄遊技処理のS410(図33)を実行することにより、当りフラグがオンしているか否かを判定する(S502)。ここで、当りフラグがオンしていると判定した場合は(S502:Yes)、普通電動役物ソレノイド27b(図13)を作動させて開閉翼片27cを開放させる(S503)。続いて、開閉翼片27cを開放している時間t2の計測を開始する(S504)。
The
そして、次のサイクルで普通電動役物遊技処理を実行するときに、時間Tcを計測中であると判定すると(S501:Yes)、時間Tcが0になったか否かを判定する(S505)。ここで、時間Tcが0になったと判定した場合は(S505:Yes)、普通電動役物ソレノイド27bの作動を停止させて開閉翼片27cを閉成させる(S506)。続いて、当りフラグをオフする(S507)。 Then, when it is determined that the time Tc is being measured when executing the ordinary electric accessory game process in the next cycle (S501: Yes), it is determined whether or not the time Tc has become 0 (S505). Here, when it is determined that the time Tc has become 0 (S505: Yes), the operation of the ordinary electric accessory solenoid 27b is stopped and the open / close blade piece 27c is closed (S506). Subsequently, the hit flag is turned off (S507).
[演出制御]
次に、画像音声制御用MPU71が遊技中に実行する主な処理(演出制御)について、それを示す図36のフローチャートを参照して説明する。
[Production control]
Next, main processing (effect control) executed by the image /
画像音声制御用MPU71は、主制御用MPU51が送信したコマンドを受信するコマンド受信処理(S600)、演出表示器30に各種の画像を表示させる画像処理(S700)、スピーカ10〜12から各種の音声を出力させるとともに音量を制御する音声処理(S800)、前枠セット2や遊技盤5などに配置された各種のLEDの点灯および消灯を制御するLED処理(S900)、可動役物40,43〜45,47,48の動作を制御する役物処理(S1000)などを実行する。
The image /
[コマンド受信処理]
次に、画像音声制御用MPU71が図36のS600において実行するコマンド受信処理の流れについて、それを示す図37のフローチャートを参照して説明する。
[Command reception processing]
Next, the flow of command reception processing executed by the image /
画像音声制御用MPU71は、主制御用MPU51が送信したコマンドを受信したか否かを判定し(S601)、受信したと判定した場合は(S601:Yes)、その受信したコマンドを画像音声制御用ワークRAM73に格納する(S602)。続いて、その画像音声制御用ワークRAM73に格納されているコマンドの種類および内容について解析し(S603)、その解析結果を画像音声制御用ワークRAM73に格納する(S604)。
The image /
[画像処理]
次に、画像音声制御用MPU71が図36のS700において実行する画像処理の流れについて図を参照して説明する。
図38は、画像音声制御用MPU71が実行する画像処理の流れを示すフローチャートである。図39は、画像音声制御用MPU71が図38のS703において実行する変動・演出パターン抽選処理の流れを示すフローチャートである。図40は、画像音声制御用MPU71が図38のS707において実行する停止時間決定処理の流れを示すフローチャートである。
[Image processing]
Next, the flow of image processing executed by the image /
FIG. 38 is a flowchart showing the flow of image processing executed by the image /
画像音声制御用MPU71は、演出表示器30が演出図柄を変動表示中か否かを判定し(図38のS701)、演出表示器30が演出図柄を変動表示中ではないと判定した場合は(S701:No)、主制御用MPU51から演出指示コマンドを受信したか否か、つまり演出の指示があったか否かを判定する(S702)。ここで、演出の指示があったと判定した場合は(S702:Yes)、変動・演出パターンを抽選により決定する(S703)。
The image /
特別図柄保留数U1が2以上であるか否かを判定し(図39のS704)、特別図柄保留数U1が2以上であると判定した場合は(S704:Yes)、今回および次回の変動・演出パターンを抽選により決定する(S705)。ここでは、主制御用MPU51から受信した各データと、各カウンタから取得したリーチ選択乱数、第1変動グループ選択乱数および第2変動グループ乱数とに基づいて変動・演出パターンを決定する。
It is determined whether or not the special symbol hold number U1 is 2 or more (S704 in FIG. 39). If it is determined that the special symbol hold number U1 is 2 or more (S704: Yes), this time and the next change / An effect pattern is determined by lottery (S705). Here, the variation / effect pattern is determined based on each data received from the
続いて、変動・演出パターンの停止時間を決定する(図38のS707)。先のS705において決定した次回の変動・演出パターンが通常変動・演出パターンか否かを判定し(図40のS708)、通常変動・演出パターンであると判定した場合は(S708:Yes)、今回の変動・演出パターンの停止時間を1.0秒に決定する(S709)。また、S708において、通常変動・演出パターンではないと判定した場合は(S708:No)、先のS705において決定した次回の変動・演出パターンがノーマルリーチ変動・演出パターンか否かを判定する(S710)。 Subsequently, the stop time of the variation / effect pattern is determined (S707 in FIG. 38). It is determined whether or not the next variation / effect pattern determined in the previous S705 is a normal variation / effect pattern (S708 in FIG. 40). If it is determined that the next variation / effect pattern is a normal variation / effect pattern (S708: Yes), this time The stop time of the fluctuation / effect pattern is determined to be 1.0 second (S709). If it is determined in S708 that the pattern is not a normal variation / effect pattern (S708: No), it is determined whether or not the next variation / effect pattern determined in the previous S705 is a normal reach variation / effect pattern (S710). .
ここで、ノーマルリーチ変動・演出パターンであると判定した場合は(S710:Yes)、今回の変動・演出パターンの停止時間を5.0秒に決定する(S711)。また、S710において、ノーマルリーチ変動・演出パターンではないと判定した場合は(S710:No)、先のS705において決定した次回の変動・演出パターンがスーパーリーチ変動・演出パターンか否かを判定する(S712)。ここで、スーパーリーチ変動・演出パターンであると判定した場合は(S712:Yes)、今回の変動・演出パターンの停止時間を8.0秒に決定する(S713)。 If it is determined that the normal reach variation / effect pattern is present (S710: Yes), the current stop time of the variation / effect pattern is determined to be 5.0 seconds (S711). If it is determined in S710 that the pattern is not a normal reach variation / effect pattern (S710: No), it is determined whether or not the next variation / effect pattern determined in the previous S705 is a super reach variation / effect pattern (S712). ). Here, when it is determined that it is a super reach variation / effect pattern (S712: Yes), the stop time of the current variation / effect pattern is determined to be 8.0 seconds (S713).
また、S712において、スーパーリーチ変動パターンではないと判定した場合は(S712:No)、先のS705において決定した次回の変動・演出パターンがプレミアムリーチ変動・演出パターンか否かを判定する(S714)。ここで、プレミアムリーチ変動・演出パターンであると判定した場合は(S714:Yes)、今回の変動・演出パターンの停止時間を12.0秒に決定する(S715)。 If it is determined in S712 that the pattern is not a super reach variation pattern (S712: No), it is determined whether or not the next variation / effect pattern determined in the previous S705 is a premium reach variation / effect pattern (S714). . If it is determined that the premium reach variation / effect pattern is present (S714: Yes), the current variation / effect pattern stop time is determined to be 12.0 seconds (S715).
また、S704において、特別図柄保留数U1が2以上ではないと判定した場合は(S704:No)、今回の変動・演出パターンを抽選により決定する(S706)。この場合、S707をスキップし、停止時間を決定しないが、停止時間として規定の停止時間、たとえば、0.5秒が適用される。
続いて、S703において決定した今回の変動・演出パターンの変動時間を設定し(S716)、画像処理LSI76を制御し、変動・演出パターンを演出表示器30に表示させる(S717)。
In S704, when it is determined that the special symbol holding number U1 is not 2 or more (S704: No), the current variation / effect pattern is determined by lottery (S706). In this case, S707 is skipped and the stop time is not determined, but a specified stop time, for example, 0.5 seconds is applied as the stop time.
Subsequently, the variation time of the current variation / effect pattern determined in S703 is set (S716), the
続いて、S716において設定した変動時間の計測を開始する(S718)。そして、次のサイクルで画像処理を実行するときに演出図柄が変動表示中か否かを判定し(S701)、変動表示中であると判定すると(S701:Yes)、S718において計測を開始した変動時間が経過したか否かを判定する(S719)。ここで、変動時間が経過していないと判定した場合は(S719:No)、ボタン演出を行うタイミングであるか否かを判定し(S720)、ボタン演出を行うタイミングであると判定した場合は(S720:Yes)、ボタン演出処理を実行する(S721)。 Subsequently, measurement of the variation time set in S716 is started (S718). Then, when the image processing is executed in the next cycle, it is determined whether or not the effect symbol is being displayed in a varying manner (S701), and if it is determined that the effect is being displayed (S701: Yes), the variation that has started measurement in S718. It is determined whether time has passed (S719). Here, when it is determined that the variation time has not elapsed (S719: No), it is determined whether it is the timing for performing the button effect (S720), and when it is determined that it is the timing for performing the button effect. (S720: Yes), button effect processing is executed (S721).
また、S720においてボタン演出を行うタイミングではないと判定した場合は(S720:No)、リーチを行うタイミングであるか否かを判定し(S722)、リーチを行うタイミングであると判定した場合は(S722:Yes)、リーチ演出を行う(S723)。
そして、次のサイクルで画像処理を実行するときに、演出図柄が変動表示中であると判定し(S701:Yes)、変動時間が経過したと判定した場合は(S719:Yes)、停止演出図柄として大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示し(S724)、S707において決定した停止時間、または、規定の停止時間の計測を開始する(S725)。
なお、S703において決定した今回の変動・演出パターンがボタン演出を含まないものである場合は、S720では否定判定し、S703において決定した変動・演出パターンがリーチを含まないものである場合は、S722では否定判定し、次の処理へ移行する。
If it is determined in S720 that it is not the timing for performing the button effect (S720: No), it is determined whether it is the timing for performing the reach (S722), and if it is determined that it is the timing for performing the reach ( (S722: Yes), a reach effect is performed (S723).
Then, when the image processing is executed in the next cycle, it is determined that the effect symbol is in a variable display (S701: Yes), and when it is determined that the variable time has elapsed (S719: Yes), the stop effect symbol is displayed. Then, the big hit symbol or the lost symbol is confirmed and displayed (S724), and the stop time determined in S707 or the measurement of the specified stop time is started (S725).
If the current variation / effect pattern determined in S703 does not include a button effect, a negative determination is made in S720. If the variation / effect pattern determined in S703 does not include a reach, S722 is determined. Then, a negative determination is made, and the process proceeds to the next process.
[第1実施形態の効果]
上述した第1実施形態のパチンコ機1を実施すれば、演出表示器30が変動・演出パターンの表示を複数回連続して行う場合に、演出表示器30が、今回、変動・演出パターンの表示を終了したときの停止時間が長いほど、次回に演出表示器30が大当り図柄を表示することに対する期待度が高くなるという斬新な演出を行うことができる。
したがって、パチンコ機1を実施すれば、大当りの発生に対する期待度を遊技者に示唆するための演出として斬新な演出を行うことにより、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができる。
[Effect of the first embodiment]
If the
Therefore, if the
〈第2実施形態〉
次に、この発明の第2実施形態について図を参照して説明する。
図41は、停止時間と期待度レベルと変動・演出パターンとの関係を示す説明図である。この実施形態のパチンコ機は、図41に示す関係以外は、前述の第1実施形態のパチンコ機1と同じ構成および機能であり、同じ構成については同じ符号を用いる。
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 41 is an explanatory diagram showing the relationship between the stop time, the expectation level, and the fluctuation / effect pattern. The pachinko machine of this embodiment has the same configuration and function as the
この実施形態のパチンコ機は、演出表示器30が変動・演出パターンの表示を複数回連続して行う場合に、演出表示器30が今回、変動・演出パターンの表示を終了したときの停止時間が長いほど、次回に演出表示器30がリーチ変動パターンの出現する変動・演出パターンを表示することに対する期待度が高くなるように構成されている。
In the pachinko machine according to this embodiment, when the
図41に示すように、今回の変動・演出パターンの停止時間(秒)と、次回、リーチ変動・演出パターンが表示されることに対する期待度レベルと、次回の変動・演出パターンの種類とが対応付けられている。ここで、次回、リーチ変動・演出パターンが表示されることに対する期待度とは、次回の変動表示におけるリーチ変動・演出パターンの出現率と、次回の変動表示におけるリーチ変動・演出パターン以外の変動・演出パターンの出現率とを合算した全体出現率に対するリーチ変動・演出パターンの出現率の割合を示し、期待度レベルとは期待度の大きさを示す。この実施形態では、今回の変動・演出パターンの停止時間が1.0秒であった場合は、期待度レベルは1であり、次回の変動・演出パターンとして通常変動・演出パターンが表示される。 As shown in FIG. 41, the current variation / effect pattern stop time (seconds), the level of expectation for the next reach variation / effect pattern to be displayed, and the next variation / effect pattern type correspond to each other. It is attached. Here, the degree of expectation that the next reach variation / effect pattern will be displayed is the rate of occurrence of reach variation / effect pattern in the next variation display, and the variation other than reach variation / effect pattern in the next variation display / The ratio of reach fluctuation / appearance pattern appearance rate to the total appearance rate, which is the sum of the appearance pattern appearance rates, indicates the degree of expectation. In this embodiment, when the current variation / effect pattern stop time is 1.0 second, the expectation level is 1, and the normal variation / effect pattern is displayed as the next variation / effect pattern.
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が5.0秒であった場合は、期待度レベルは2であり、次回の変動・演出パターンとして、リーチに近い通常変動・演出パターンBが表示される。たとえば、図10において、演出表示器30が0〜9の数字を表現した演出図柄を各表示領域D1〜D3において数字の昇順にそれぞれ変動表示し、表示領域D1、D3、D2の順に演出図柄が停止するとする。この場合、リーチでは表示領域D1,D3において同じ数字の演出図柄が確定表示され、表示領域D2では演出図柄が変動している状態になる。これに対して、リーチに近い通常変動・演出パターンBでは、表示領域D3では表示領域D1において確定表示された演出図柄と2図柄ずれた演出図柄が確定表示される。たとえば、表示領域D1において演出図柄7が確定表示されている場合に、表示領域D3において演出図柄7と2図柄ずれた演出図柄9が確定表示される。
In addition, when the stop time of the current variation / effect pattern is 5.0 seconds, the expectation level is 2, and the normal variation / effect pattern B close to reach is displayed as the next variation / effect pattern. The For example, in FIG. 10, the
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が8.0秒であった場合は、期待度レベルは3であり、次回の変動・演出パターンとして、リーチに近い通常変動・演出パターンAが表示される。たとえば、リーチに近い通常変動・演出パターンAでは、表示領域D3では表示領域D1において確定表示された演出図柄と1図柄ずれた演出図柄が確定表示される。たとえば、表示領域D1において演出図柄7が確定表示されている場合に、表示領域D3において演出図柄7と1図柄ずれた演出図柄8が確定表示される。
In addition, when the stop time of the current variation / effect pattern is 8.0 seconds, the expectation level is 3, and the normal variation / effect pattern A close to reach is displayed as the next variation / effect pattern. The For example, in the normal variation / effect pattern A that is close to reach, the effect design that is definitely displayed in the display area D1 is definitely displayed in the display area D3. For example, when the
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が12.0秒であった場合は、期待度レベルは4であり、次回の変動・演出パターンとしてリーチ変動・演出パターンが表示される。つまり、今回の変動・演出パターンの停止時間が12.0秒であった場合は、100%の確率で次回の変動・演出パターンとしてリーチ変動・演出パターンが表示される。 If the current variation / effect pattern stop time is 12.0 seconds, the expectation level is 4, and the reach variation / effect pattern is displayed as the next variation / effect pattern. In other words, when the stop time of the current variation / effect pattern is 12.0 seconds, the reach variation / effect pattern is displayed as the next variation / effect pattern with a probability of 100%.
[第2実施形態の効果]
上述したように、第2実施形態のパチンコ機を実施すれば、演出表示器30が変動・演出パターンを複数回連続して表示する場合において、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回に演出表示器30がリーチ変動パターンの出現する変動・演出パターンを表示することに対する期待度が高くなるという斬新な演出を行うことができる。
したがって、リーチ変動パターンの出現する変動・演出パターンを表示することに対する期待度を遊技者に示唆するための演出として斬新な演出を行うことにより、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができる。
なお、上記第2実施形態に係るパチンコ機が、請求項3に係る発明の具体例である。
[Effects of Second Embodiment]
As described above, when the pachinko machine of the second embodiment is implemented, when the
Therefore, gaining the popularity of the player and increasing the occupancy rate by providing a novel effect as an effect to suggest to the player the expectation for displaying the variation / direction pattern in which the reach variation pattern appears Can do.
The pachinko machine according to the second embodiment is a specific example of the invention according to
〈第3実施形態〉
次に、この発明の第3実施形態について図を参照して説明する。
図42は、停止時間と期待度レベルと停止図柄との関係を示す説明図である。この実施形態のパチンコ機は、図42に示す関係以外は、前述の第1実施形態のパチンコ機1と同じ構成および機能であり、同じ構成については同じ符号を用いる。
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 42 is an explanatory diagram showing the relationship between the stop time, the expectation level, and the stop symbol. The pachinko machine of this embodiment has the same configuration and function as the
この実施形態のパチンコ機は、演出表示器30が変動・演出パターンの表示を複数回連続して行う場合に、演出表示器30が今回、変動・演出パターンの表示を終了したときの停止時間が長いほど、次回に演出表示器30が確変大当り図柄を確定表示して確変大当りが発生することに対する期待度が高くなるように構成されている。
In the pachinko machine according to this embodiment, when the
図42に示すように、今回の変動・演出パターンの停止時間(秒)と、次回、確変大当り図柄が確定表示されることに対する期待度レベルと、次回の変動・演出パターンにおける停止図柄の種類とが対応付けられている。ここで、次回、確変大当り図柄が確定表示されることに対する期待度とは、次回、確変大当り図柄が確定表示される確率と、次回、確変大当り図柄以外の演出図柄が確定表示される確率とを合算した確率に対し、確変大当り図柄が確定表示される確率の割合を示し、期待度レベルとは期待度の大きさを示す。この実施形態では、今回の変動・演出パターンの停止時間が1.0秒であった場合は、期待度レベルは1であり、次回の変動・演出パターンでは停止図柄として通常ハズレ図柄が確定表示される。ここで、通常ハズレ図柄とは、各表示領域において表示された停止図柄がそれぞれ異なるハズレ図柄である。たとえば、表示領域D1〜D3の停止図柄が、「385」のハズレ図柄である。 As shown in FIG. 42, the current variation / effect pattern stop time (seconds), the expectation level for the next time the probability variation big hit symbol is confirmed and displayed, and the type of stop symbol in the next variation / effect pattern Are associated. Here, the degree of expectation that the probability variation jackpot symbol will be confirmed and displayed next time means the probability that the probability variation jackpot symbol will be confirmed and displayed next time, and the probability that the production symbol other than the probability variation jackpot symbol will be confirmed and displayed next time. The ratio of the probability that the probability variation big hit symbol is fixedly displayed with respect to the combined probability is indicated, and the expectation level indicates the magnitude of the expectation. In this embodiment, when the stop time of the current variation / effect pattern is 1.0 second, the expectation level is 1, and the normal lose symbol is fixedly displayed as the stop symbol in the next variation / effect pattern. The Here, the normal losing symbol is a losing symbol having different stop symbols displayed in each display area. For example, the stop symbol of the display areas D1 to D3 is a lost symbol of “385”.
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が5.0秒であった場合は、期待度レベルは2であり、次回の変動・演出パターンでは停止図柄としてリーチハズレ図柄が確定表示される。ここで、リーチハズレ図柄とは、リーチの状態になるが結果としてハズレになるハズレ図柄である。たとえば、表示領域D1〜D3の停止図柄が、「232」のハズレ図柄である。 In addition, when the stop time of the current variation / effect pattern is 5.0 seconds, the expectation level is 2, and the reach lose symbol is confirmed and displayed as the stop symbol in the next change / effect pattern. Here, the reach loss symbol is a loss symbol that reaches a reach state but eventually loses. For example, the stop symbol of the display areas D1 to D3 is a “232” lost symbol.
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が8.0秒であった場合は、期待度レベルは3であり、次回の変動・演出パターンでは停止図柄として確変ハズレ図柄が確定表示される。ここで、確変ハズレ図柄とは、確変大当りのリーチの状態になるが結果としてハズレになるハズレ図柄である。たとえば、表示領域D1〜D3の停止図柄が総て奇数の大当り図柄のときに確変大当りが発生する場合に、表示領域D1〜D3の停止図柄が、「787」のハズレ図柄である。 In addition, when the stop time of the current variation / production pattern is 8.0 seconds, the expectation level is 3, and the probability variation loss symbol is confirmed and displayed as a stop symbol in the next variation / production pattern. Here, the probability variation losing symbol is a losing symbol that is in a reach state of probability variation big hits but becomes losing as a result. For example, when the probability variation big hit occurs when the stop symbols of the display areas D1 to D3 are all odd numbers of big hit symbols, the stop symbols of the display areas D1 to D3 are the lost symbols of “787”.
また、今回の変動・演出パターンの停止時間が12.0秒であった場合は、期待度レベルは4であり、次回の変動・演出パターンでは停止図柄として確変大当り図柄が確定表示される。つまり、今回の変動・演出パターンの停止時間が12.0秒であった場合は、100%の確率で次回の変動・演出パターンでは停止図柄として確変大当り図柄が確定表示され、確変大当りが発生する。 In addition, when the stop time of the current variation / effect pattern is 12.0 seconds, the expectation level is 4, and in the next variation / effect pattern, the probability variation big hit symbol is confirmed and displayed as the stop symbol. In other words, if the stop time of the current variation / production pattern is 12.0 seconds, the probability variation big hit symbol is generated and displayed with a probability of 100% as the stop symbol in the next variation / production pattern, and a probability variation big hit occurs. .
[第3実施形態の効果]
上述したように、第3実施形態のパチンコ機を実施すれば、演出表示器30が変動・演出パターンの表示を複数回連続して行う場合に、演出表示器30が、今回、変動・演出パターンの表示を終了したときの停止時間が長いほど、次回に演出表示器30が確変大当り図柄を確定表示して確変大当りが発生することに対する期待度が高くなるという斬新な演出を行うことができる。
したがって、確変大当りの発生に対する期待度を遊技者に示唆するための演出として斬新な演出を行うことにより、遊技者の人気を獲得し、稼働率を高めることができる。
なお、上記第3実施形態に係るパチンコ機が、請求項2に係る発明の具体例である。
[Effect of the third embodiment]
As described above, when the pachinko machine according to the third embodiment is implemented, when the
Therefore, by performing a novel effect as an effect for suggesting to the player the degree of expectation for the occurrence of a probable big hit, the player's popularity can be acquired and the operating rate can be increased.
The pachinko machine according to the third embodiment is a specific example of the invention according to
〈他の実施形態〉
(1)前述した第1実施形態では、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回の変動・演出パターンにおいて大当り図柄が確定表示されることに対する期待度が高くなる構成を説明したが、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回よりも後の何回目かの変動・演出パターンにおいて大当り図柄が確定表示されることに対する期待度が高くなるように構成することもできる。
たとえば、特別図柄保留数U1が4個存在する場合に、1個目の保留に基づいて表示される変動・演出パターンの停止時間が長いほど、4個目の保留に基づいて表示される変動・演出パターンにおいて大当り図柄が確定表示されることに対する期待度が高くなるように構成することもできる。
<Other embodiments>
(1) In the first embodiment described above, the configuration has been described in which the longer the stop time of the current variation / effect pattern, the higher the degree of expectation that a big hit symbol will be confirmed and displayed in the next variation / effect pattern. In addition, the longer the stop time of the current variation / production pattern, the higher the degree of expectation that the jackpot symbol will be confirmed and displayed in the next several variations / production patterns after the next time.
For example, when there are four special symbol hold numbers U1, the change displayed based on the first hold, the change displayed based on the fourth hold, as the stop time of the effect pattern is longer. It can also be configured such that the degree of expectation for the big hit symbol being confirmed and displayed in the effect pattern is high.
(2)前述した第2実施形態では、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回の変動・演出パターンにおいてリーチ変動・演出パターンが表示されることに対する期待度が高くなる構成を説明したが、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回よりも後の何回目かの変動・演出パターンにおいてリーチ変動・演出パターンが表示されることに対する期待度が高くなるように構成することもできる。
たとえば、特別図柄保留数U1が4個存在する場合に、1個目の保留に基づいて表示される変動・演出パターンの停止時間が長いほど、4個目の保留に基づいて表示される変動・演出パターンにおいてリーチ変動・演出パターンが表示されることに対する期待度が高くなるように構成することもできる。
(2) In the second embodiment described above, a configuration is described in which the longer the stop time of the current variation / effect pattern, the higher the degree of expectation that the reach variation / effect pattern will be displayed in the next variation / effect pattern. However, the longer the stop time of the current variation / production pattern, the higher the expectation that the reach variation / production pattern will be displayed in the next several variations / production patterns after the next time. You can also.
For example, when there are four special symbol hold numbers U1, the change displayed based on the first hold, the change displayed based on the fourth hold, as the stop time of the effect pattern is longer. It can also be configured such that the expectation level for the reach variation / effect pattern to be displayed in the effect pattern is high.
(3)前述した第3実施形態では、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回の変動・演出パターンにおいて確変大当り図柄が確定表示されて確変大当りが発生することに対する期待度が高くなる構成を説明したが、今回の変動・演出パターンの停止時間が長いほど、次回よりも後の何回目かの変動・演出パターンにおいて確変大当り図柄が確定表示されて確変大当りが発生することに対する期待度が高くなるように構成することもできる。
たとえば、特別図柄保留数U1が4個存在する場合に、1個目の保留に基づいて表示される変動・演出パターンの停止時間が長いほど、4個目の保留に基づいて表示される変動・演出パターンにおいて確変大当り図柄が確定表示されて確変大当りが発生することに対する期待度が高くなるように構成することもできる。
(3) In the third embodiment described above, the longer the stop time of the current variation / production pattern is, the higher the expectation that the probability variation big hit symbol will be confirmed and displayed in the next variation / direction pattern will be generated. The longer the change / production pattern stop time is, the longer the change / direction pattern will be, the more likely it will be that the probability change big hit symbol will be displayed in the change / direction pattern several times after the next time. It can also be configured to increase the degree.
For example, when there are four special symbol hold numbers U1, the change displayed based on the first hold, the change displayed based on the fourth hold, as the stop time of the effect pattern is longer. It is also possible to configure such that the expected degree of occurrence of the probability variation jackpot is increased when the probability variation jackpot symbol is displayed in the effect pattern.
1・・パチンコ機、4a・・発射ハンドル、4f・・発射ソレノイド(発射装置)、
5・・遊技盤、21・・第1始動口(特定の遊技球受入れ口)、
24・・第1変動入賞装置(入賞装置)、24a・・第1大入賞口(大入賞口)、
25・・第2変動入賞装置(入賞装置)、25a・・第2大入賞口(大入賞口)、
30・・演出表示器(画像表示装置)、38・・賞球払出装置、
D1〜D4・・表示領域、T1〜T4・・停止時間、U1・・特別図柄保留数。
1 .. Pachinko machine, 4a ... Launch handle, 4f ... Launch solenoid (launch device),
5. Game board, 21 ... First start port (specific game ball receiving port),
24 .. First variation winning device (winning device), 24a .. First grand prize opening (large winning mouth),
25 ··· 2nd variable winning device (winning device), 25a · · 2nd grand prize port (large prize port),
30 .. Effects display (image display device), 38 .... Prize ball payout device,
D1 to D4 ··· Display area, T1 to T4 ··· Stop time, U1 ··· Special symbol hold count.
Claims (3)
前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられた複数の遊技球受入れ口と、
乱数を発生する乱数発生手段と、
前記発射装置により発射された遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記乱数発生手段が発生した乱数を取得する乱数取得手段と、
前記乱数取得手段が取得した乱数に基づいて大当りかハズレかを判定する大当り判定手段と、
複数種類の図柄の変動表示を複数の表示領域においてそれぞれ開始し、その開始から所定時間経過後に前記大当り判定手段の判定結果を示す図柄を各表示領域に確定表示するまでを図柄変動パターンとした場合に、前記発射装置により発射された遊技球が前記特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記図柄変動パターンを含む動画像の表示を開始する画像表示装置と、
前記画像表示装置が前記動画像を表示しているときに前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球の数を計数する計数手段と、
前記画像表示装置が前記大当り判定手段が大当りと判定した判定結果を示す図柄(以下、大当り図柄という)を表示した場合に大入賞口を開閉する入賞装置と、
遊技球が前記大入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、を備えており、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を開始してから終了するまでを1回の表示とした場合に、前記画像表示装置は、前記計数手段により計数された数と同じ回数分の表示を行うことが可能なパチンコ機において、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を複数回連続して行う場合に、前記画像表示装置が前記動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間とした場合に、
前記停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において前記画像表示装置が前記大当り図柄を表示することに対する期待度が高くなるように構成されたことを特徴とするパチンコ機。 A game board in which a falling area of game balls is formed;
A launcher that launches a game ball into the flow-down area;
A plurality of game ball receiving ports provided in the game area;
Random number generating means for generating a random number;
Random number acquisition means for acquiring a random number generated by the random number generation means when a game ball launched by the launching device is received in a specific game ball receiving port;
Jackpot determination means for determining whether the jackpot or the loss based on the random number acquired by the random number acquisition means;
When variable display of multiple types of symbols is started in each of a plurality of display areas, and after the predetermined time has elapsed, a pattern indicating the determination result of the jackpot determination means is displayed in each display area as a symbol variation pattern An image display device that starts displaying a moving image including the symbol variation pattern when a game ball launched by the launch device is received in the specific game ball receiving port;
Counting means for counting the number of game balls received in the specific game ball receiving port when the image display device is displaying the moving image;
A winning device that opens and closes a big winning opening when the image display device displays a symbol (hereinafter referred to as a jackpot symbol) indicating a determination result determined by the jackpot determining means as a jackpot;
A prize ball payout device for paying out a prize ball when a game ball wins the grand prize opening,
In a case where the display from the start to the end of display of the moving image is performed once, the image display device displays the same number of times as the number counted by the counting means. In a pachinko machine that can
When the image display device continuously displays the moving image a plurality of times, the time from when the image display device finishes displaying the moving image until the start of displaying the next moving image is stopped. If
A pachinko machine configured such that the longer the stop time, the higher the degree of expectation that the image display device displays the jackpot symbol after the stop time has elapsed.
前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられた複数の遊技球受入れ口と、
乱数を発生する乱数発生手段と、
前記発射装置により発射された遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記乱数発生手段が発生した乱数を取得する乱数取得手段と、
前記乱数取得手段が取得した乱数に基づいて大当りかハズレかを判定する大当り判定手段と、
複数種類の図柄の変動表示を複数の表示領域においてそれぞれ開始し、その開始から所定時間経過後に前記大当り判定手段の判定結果を示す図柄を各表示領域に確定表示するまでを図柄変動パターンとした場合に、前記発射装置により発射された遊技球が前記特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記図柄変動パターンを含む動画像の表示を開始する画像表示装置と、
前記画像表示装置が前記動画像を表示しているときに前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球の数を計数する計数手段と、
前記画像表示装置が前記大当り判定手段が大当りと判定した判定結果を示す図柄(以下、大当り図柄という)を表示した場合に大入賞口を開閉する入賞装置と、
遊技球が前記大入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、を備えており、
前記入賞装置が前記大入賞口の開閉を開始してから終了するまでの遊技を大当り遊技とし、前記画像表示装置が前記動画像の表示を開始してから終了するまでを1回の表示とした場合に、前記画像表示装置は、前記計数手段により計数された数と同じ回数分の表示を行うことが可能であり、かつ、前記図柄表示装置が特定の大当り図柄を表示したときの大当り遊技が終了した以降所定の期間が、前記大当り判定手段が大当りと判定する確率が高い遊技状態に変化するパチンコ機において、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を複数回連続して行う場合に、前記画像表示装置が前記動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間とした場合に、
前記停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において前記画像表示装置が前記特定の大当り図柄を表示することに対する期待度が高くなるように構成されたことを特徴とするパチンコ機。 A game board in which a falling area of game balls is formed;
A launcher that launches a game ball into the flow-down area;
A plurality of game ball receiving ports provided in the game area;
Random number generating means for generating a random number;
Random number acquisition means for acquiring a random number generated by the random number generation means when a game ball launched by the launching device is received in a specific game ball receiving port;
Jackpot determination means for determining whether the jackpot or the loss based on the random number acquired by the random number acquisition means;
When variable display of multiple types of symbols is started in each of a plurality of display areas, and after the predetermined time has elapsed, a pattern indicating the determination result of the jackpot determination means is displayed in each display area as a symbol variation pattern An image display device that starts displaying a moving image including the symbol variation pattern when a game ball launched by the launch device is received in the specific game ball receiving port;
Counting means for counting the number of game balls received in the specific game ball receiving port when the image display device is displaying the moving image;
A winning device that opens and closes a big winning opening when the image display device displays a symbol (hereinafter referred to as a jackpot symbol) indicating a determination result determined by the jackpot determining means as a jackpot;
A prize ball payout device for paying out a prize ball when a game ball wins the grand prize opening,
The game from when the winning device starts to open and close the grand prize opening to the end is regarded as a big hit game, and from the time when the image display device starts displaying the moving image to the time it is ended as one display. In this case, the image display device can display the same number of times as the number counted by the counting means, and the jackpot game when the symbol display device displays a specific jackpot symbol. In a pachinko machine in which a predetermined period after the end changes to a gaming state in which the jackpot determination means has a high probability of determining a jackpot,
When the image display device continuously displays the moving image a plurality of times, the time from when the image display device finishes displaying the moving image until the start of displaying the next moving image is stopped. If
A pachinko machine configured such that the longer the stop time, the higher the expectation for the image display device to display the specific jackpot symbol after the stop time has elapsed.
前記流下領域へ遊技球を発射する発射装置と、
前記遊技領域に設けられた複数の遊技球受入れ口と、
乱数を発生する乱数発生手段と、
前記発射装置により発射された遊技球が特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記乱数発生手段が発生した乱数を取得する乱数取得手段と、
前記乱数取得手段が取得した乱数に基づいて大当りかハズレかを判定する大当り判定手段と、
複数種類の図柄の変動表示を複数の表示領域においてそれぞれ開始し、その開始から所定時間経過後に前記大当り判定手段の判定結果を示す図柄を各表示領域に確定表示するまでを図柄変動パターンとした場合に、前記発射装置により発射された遊技球が前記特定の遊技球受入れ口に受入れられたときに前記図柄変動パターンを含む動画像の表示を開始する画像表示装置と、
前記画像表示装置が前記動画像を表示しているときに前記特定の遊技球受入れ口に受入れられた遊技球の数を計数する計数手段と、
前記画像表示装置が前記大当り判定手段が大当りと判定した判定結果を示す図柄(以下、大当り図柄という)を表示した場合に大入賞口を開閉する入賞装置と、
遊技球が前記大入賞口に入賞した場合に賞球を払出す賞球払出装置と、を備えており、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を開始してから終了するまでを1回の表示とした場合に、前記画像表示装置は、前記計数手段により計数された数と同じ回数分の表示を行うことが可能なパチンコ機において、
前記画像表示装置が前記動画像の表示を複数回連続して行う場合に、前記画像表示装置が前記動画像の表示を終了したときから次の動画像の表示を開始するまでの時間を停止時間とし、前記複数の表示領域のうち1つの表示領域以外の表示領域において前記大当り図柄を構成する図柄が表示されており、前記1つの表示領域において図柄が変動表示している状態が出現する図柄変動パターンをリーチ変動パターンとした場合に、
前記停止時間が長いほど、その停止時間が経過したとき以降において前記画像表示装置が前記リーチ変動パターンの出現する動画像を表示することに対する期待度が高くなるように構成されたことを特徴とするパチンコ機。 A game board in which a falling area of game balls is formed;
A launcher that launches a game ball into the flow-down area;
A plurality of game ball receiving ports provided in the game area;
Random number generating means for generating a random number;
Random number acquisition means for acquiring a random number generated by the random number generation means when a game ball launched by the launching device is received in a specific game ball receiving port;
Jackpot determination means for determining whether the jackpot or the loss based on the random number acquired by the random number acquisition means;
When variable display of multiple types of symbols is started in each of a plurality of display areas, and after the predetermined time has elapsed, a pattern indicating the determination result of the jackpot determination means is displayed in each display area as a symbol variation pattern An image display device that starts displaying a moving image including the symbol variation pattern when a game ball launched by the launch device is received in the specific game ball receiving port;
Counting means for counting the number of game balls received in the specific game ball receiving port when the image display device is displaying the moving image;
A winning device that opens and closes a big winning opening when the image display device displays a symbol (hereinafter referred to as a jackpot symbol) indicating a determination result determined by the jackpot determining means as a jackpot;
A prize ball payout device for paying out a prize ball when a game ball wins the grand prize opening,
In a case where the display from the start to the end of display of the moving image is performed once, the image display device displays the same number of times as the number counted by the counting means. In a pachinko machine that can
When the image display device continuously displays the moving image a plurality of times, the time from when the image display device finishes displaying the moving image until the start of displaying the next moving image is stopped. The symbol variation in which a symbol constituting the jackpot symbol is displayed in a display region other than one display region among the plurality of display regions, and a state in which the symbol is variably displayed in the one display region appears. If the pattern is a reach variation pattern,
The longer the stop time, the higher the degree of expectation that the image display device displays a moving image in which the reach variation pattern appears after the stop time has elapsed. Pachinko machine.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013046660A (en) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Kyoraku Sangyo Kk | Game machine |
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2013
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