JP2015017412A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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理 東野
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Abstract

【課題】スタンドが存在することによる弊害を無くして、充電に伴う作業を容易に行えるようにした機械式駐車装置を提供する。【解決手段】一方の外側起立部5に形成した収納用窓部15と、回転軸9を有する本体10の一方側端部にコンセント11を設けたトレー側充電装置8と、コンセント11とトレー側接触部14間を電気的に接続する接続用ケーブル13とを設け、トレー側充電装置8は、回転軸9を中心に回転させて未使用の収納状態としたときコンセント11を収納用窓部15内に下向きで位置させ、また回転軸9を中心に回転させて使用状態としたときコンセント11を収納用窓部15の外側に位置させる回転構成とした。【選択図】図2

Description

本発明は、駐車車両を搭載したトレーを格納スペースに収納した状態で、駐車車両のバッテリーの充電を行うことが可能な機械式駐車装置に関する。
従来の機械式駐車装置において、駐車車両である電気自動車を搭載したトレーを格納スペースに収納した状態で、電気自動車のバッテリーの充電を行う構成が知られている(例えば、特許文献1〜4を参照)。このような機械式駐車装置では、電気自動車を搭載するトレーに、電気自動車のバッテリーに接続した給電端子と接続する充電用プラグ接続部を構成し、一方、格納スペースには電源側の固定接触部を配置し、この格納スペースへと移動して来たトレーの停止位置で、上述した充電用プラグ接続部と電源側の固定接触部間を電気的に接続して充電回路を形成する必要がある。
特開平4−366283号公報 特開平6−57986号公報 特開平6−57987号公報 実開平5−62667号公報
しかしながら、従来の機械式駐車装置では、電気自動車のバッテリーに接続するための構成を支持するスタンドをトレー上に強固に固定していたため、トレー上を移動しながら接続作業を行うとき、このスタンドが邪魔になって不自然な姿勢が強要されたりしていた。またスタンドの構成によっては、トレー上に搭載する車種が制限されてしまう。しかも、スタンドによって特殊な構成のトレーとなってしまい、一般の駐車車両のためには使用できず、露出する充電部を雨滴や塵埃などから保護して常に良好な電気的な接触を保つことが難しくなっていた。
本発明の目的は、スタンドが存在することによる弊害を無くして、充電に伴う作業を容易に行えるようにした機械式駐車装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、駐車車両を搭載するトレーに、前記駐車車両の車輪進入路と、前記車輪進入路とほぼ平行に両外側で延びて形成されて前記駐車車両の進入方向を規制する外側起立部と、前記トレーの下部に設けられて前記トレー上に前記駐車車両を搭載した状態で移動させることになる格納スペースに設けた電源側固定接触部に電気的に接触するトレー側接触部とを有した機械式駐車装置において、一方の前記外側起立部に形成された収納用窓部と、回転軸を有する本体の一方側端部にコンセントを設けたトレー側充電装置と、前記コンセントと前記トレー側接触部間を電気的に接続する接続用ケーブルとを設け、前記トレー側充電装置は、前記回転軸を中心に回転させて未使用の収納状態としたとき前記コンセントを前記収納用窓部内に下向きで位置させ、また前記回転軸を中心に回転させて使用状態としたとき前記コンセントを前記収納用窓部の外部に出る回転構成としたことを特徴とする。
このような構成によれば、収納状態でコンセントは下向きになっていて外側起立部5内に収納されているため、塵埃や水滴などがコンセントに付着して電気的な接触に悪影響を及ぼすことはない。しかも、本体は、使用状態を常時保持するわけではなく外側起立部の上面から大きく突出することもないため、トレー側充電装置への接続作業を行うとき、ドアと衝突するなどの支障はなく、また、移動する際にも従来のように不自然な体勢を強いられることもなく容易に行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、本体をく字状に屈曲させた構成とし、回転軸は本体の屈曲部近傍に設け、コンセントは本体の一方の端部に取り付け、本体の他方の端部は、収納状態および使用状態で共に外側起立部の内側に位置することを特徴とする。
このような構成によれば、本体が回転させられて収納状態または使用状態とされたときにも、本体の他方の端部は外側起立部の内側に位置するため、収納状態では多くの部分を外側起立部の内側に位置させて、外側起立部の外側へ突出しないようにトレー側充電装置を構成することができる。従って、トレー側充電装置を有するトレーでも一般仕様のものと殆ど同じ構成となり、支障なく接続作業や作業者の移動を行うことができる。
このような構成の機械式駐車装置によれば、収納状態でコンセントは下向きになっていて外側起立部5内に収納されているため、塵埃や水滴などがコンセントに付着して電気的な接触に悪影響を及ぼすことはない。しかも、本体は、使用状態を常時保持するわけではなく外側起立部の上面から大きく突出することもないため、トレー側充電装置への接続作業を行うとき、ドアと衝突するなどの支障はなく、また、移動する際にも従来のように不自然な体勢を強いられることもなく容易に行うことができる。更に、コンセントが収納可能であるため、一般の駐車車両も利用可能となるばかりか、バリアフリーの対応も可能となる。
本発明の一実施の形態による機械式駐車装置のトレーを示す平面図である。 図1に示したトレーの要部である充電装置の収納状態を示す側面図である。 図2に示した充電装置の使用状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による機械式駐車装置のトレーを示す平面図である。
電気自動車搭載用のトレー1は、ほぼ長方形の構成であり、その上面側には、電気自動車の侵入路2,3と、電気自動車が侵入路2,3からはみ出すことなく案内するために上方に突出した中央側起立部4および外側起立部5,6と、乗り込んできた電気自動車のタイヤの停止位置を規制する位置規制部材7とを備えている。外側起立部5,6は、比較的幅が狭く、この外側起立部5のいずれかの端部に詳細を後述するトレー側充電装置8が構成されている。またトレー1の下面側には、図示しないレール上を走行する複数の車輪などの駆動系などが構成されている。
図2は、トレー側充電装置8を示す側面図である。
トレー側充電装置8は、外側起立部5へ可回転的に支持された回転軸9を有する本体10と、本体10の一端部に取り付けたコンセント11と、本体10の同じ一端部に取り付けられて外側起立部5に接触して位置決めをすることになるストッパー12と、コンセント11に一端部を電気的に接続した接続用ケーブル13と、トレー1に固定されて接続用ケーブル13の他端が電気的に接続されたトレー側接触部14とを有している。
より具体的には、本体10がほぼく字状に屈曲させた構成であり、回転軸9は本体10の屈曲部近傍に設けられ、コンセント11は本体10の一方の端部に取り付けられ、本体10の他方の端部は、収納状態および使用状態で共に外側起立部5の内側に位置するようにされている。
外側起立部5には、駐車車両である電気自動車が進入する方向に延びて収納用窓部15が形成されている。この収納用窓部15の近傍に回転軸9が可回転的に支持され、本体10の右方側端部は下方へ屈曲されて外側起立部5の内側に位置している。従って、本体10の右方側端部に位置する接続用ケーブル13や保持ばね16は外側起立部5の内側に位置している。
トレー側充電装置8は、図2に示した未使用の収納状態と、図3に示した使用時の起立状態とを切り替えることができる構成であり、上述したようにく字状の本体10の接続用ケーブル13側端は収納状態および使用状態で共に外側起立部5の内側に位置する構成である。従って、トレー側充電装置8の未使用状態では、その殆どの部分、または少なくともコンセント11を外側起立部5内に収納している。収納用窓部15が、トレー側充電装置8の未使用状態での収納部であることを利用者が認識しやすくするために、収納用窓部15を形成した外側起立部5の周縁部を他の部分と異なる色で強調しても良い。
またトレー側充電装置8は、回転軸9を有することによって図2に示した未使用の収納状態と、図3に示した使用時の起立状態とを切り替え可能な回転構造としている。しかも、この回転構造により未使用状態と使用状態とをそれぞれ切り替え可能に保持するために、保持手段を有している。この保持手段は様々な構成を採ることができるが、ここでは保持ばね16を使用している。保持ばね16の固定端は、ほぼ回転軸9の下方で、外側起立部5の内側に固定され、保持ばね16の自由端は回転軸9から少し離れた位置の反コンセント側の本体10に連結されている。
従って、図2に示した収納状態で、保持ばね16のばね力は、本体10に対し回転軸9を中心に反時計方向への回転力を与え、ストッパー12を外側起立部5の左側に位置する部分の上面に押し付けて同状態を保持している。これに対して、図3の起立状態では、保持ばね16のばね力は、本体10に対し回転軸9を中心に時計方向への回転力を与え、ストッパー12を外側起立部5の右側に位置する部分の上面に押し付けて同状態を保持している。
接続用ケーブル13は、中央側起立部4および外側起立部5,6の下部や配管などを利用して配置されており、後述する本体10の回転に対して追従するよう十分な長さを有している。トレー側接触部14は、トレー1を収納する所定位置の格納スペースに付設されて電源側に電気的に接続した固定接触部と対を成しており、トレー1を所定位置の格納スペースに移動すると、トレー側接触部14が上述の固定接触部と電気的に接触された状態となる。
従って、トレー1を所定位置の格納スペースに格納した状態では、電源、上述の固定接触部、トレー側接触部14、接続用ケーブル13、コンセント11からなる充電回路が形成されることになる。
図2に示したようにトレー1に電気自動車が搭載されていない状態で、本体10は保持ばね16によって回転軸9を中心に反時計方向の回転力が付与されている。このとき、ストッパ12のコンセント側面が外側起立部5の左側の上面に接触した位置で押し付けられている。この状態では、コンセント11は下向きになっていて外側起立部5内に収納されており、塵埃や水滴などがコンセント11に付着して電気的な接触に悪影響を及ぼすことはない。しかも、本体10は、外側起立部5の上面から大きく突出することはなく、外側起立部5内にほぼ収納された状態である。こうして、電気自動車搭載用のトレー1は、トレー側充電装置8を有していても、他のトレーと殆ど同一構成であり、他のトレーとして扱うこともできる。
図3に示すように回転軸9を中心にして本体10を時計方向に回転すると、ストッパ12の反コンセント側面が外側起立部5の上面に接触した状態となる。このときの保持ばね16は、本体10に対して時計方向の回転力を与えており、ストッパ12の反コンセント側面を外側起立部5の上面に押し付け、同状態を保持している。この状態では、コンセント11が上表面側に表れ、トレー側充電装置8として使用可能な状態となる。
次に、トレー1上に電気自動車が乗り進めて、駐車しながらバッテリの充電を行う場合について説明する。
機械式駐車装置は、全てのトレー1を図1に示したように電気自動車充電用として構成しても良いし、全体のうちの複数台のみを電気自動車充電用として構成しても良い。後者の場合、係員または駐車車両の運転手等は操作ボタンなどを操作して駐車しながらバッテリー充電を行う利用であることを選択通知することによって、電気自動車充電用のトレー1を呼び出す。
呼び出しによってトレーが進入階で準備されると、トレー側充電装置8は、図2に示すように折り畳み状態であり、電気的な接触部であるコンセント11は、下向きで外側起立部5内にほぼ収納された状態となっている。このため、一見すると、トレー側充電装置8を持たないトレーのようであり、トレー全体の管理も容易になり、またトレー1の大きさを十分に活用して駐車できる車両であれば、トレー側充電装置8の利用が可能となり、駐車車両の車種を拡大することができる。
その後、トレー1上に電気自動車を乗り進めて位置規制部材7によって定められた位置に停止させた後、例えば運転手は、その駐車中にバッテリーの充電を行うために、進入方向の側部に位置したトレー側充電装置8の準備を行う。このとき、トレー側充電装置8は折り畳んだ状態で外側起立部5から余り突出していないため、ドアの開閉に支障を与えることもない。また、トレー側充電装置8の近くまで移動する際にも、従来のように起立したトレー側充電装置ではないため、不自然な体勢を強いられることもない。
その後、トレー側充電装置8を図2の折り畳み状態から図3に示した使用状態へと起こす。本体10は回転軸9を中心にして時計方向に回転し、ストッパ12が外側起立部5の上面側に接触して規制され、この状態で、コンセント11は外側起立部5の外側に露出する。
このとき、位置保持手段である保持ばね16は、図2の折り畳み状態では自由端側によって回転軸9を中心にして本体10を反時計方向に回転するような力を付与しているため、ストッパー12が左側の外側起立部5の表面側に押し当てられて、状態が保持されている。しかし、保持ばね16のばね力に抗して、本体10に対し回転軸9を中心にして時計方向に回転するように力を加えると、保持ばね16の固定端側、保持ばね16の自由端側、回転軸9が一直線状に並んだ状態となる。このときまで保持ばね16を圧縮することになるが、さらに同方向へ回転を続けると、それ以降、今度は保持ばね16のばね力は、本体10を時計方向に回転する力として作用する。やがて、図3の使用状態ではストッパー12が外側起立部5の右側の表面側に押し当てられることになる。このため、保持ばね15によって同状態が保持されることになる。
トレー側充電装置8は外側起立部5に構成され、しかも、本体10の展開方向は、トレー1上への電気自動車の乗り込み方向と平行な方向であるから、トレー側充電装置8を使用状態にするために起こしたときに電気自動車に接触したり、開き程度が妨げたりすることはない。この分だけ、トレー1の未活用だった部分を有効に活用することができたり、小型化することができる。
トレー側充電装置8の準備作業の後、電気自動車のバッテリーに接続した充電ケーブルを伸ばしながらその先端部の充電用プラグをコンセント11に差し込む。このとき、コンセント11は上向きの差し込み口を有しているため、充電プラグをコンセント11に容易に差し込むことができる。しかも、差し込み状況などを目視確認しながら行うことができるので、両者の電気的な接続を常に良好に保持することができる。この状態で、電気自動車のバッテリー、充電ケーブル、コンセント11、接続用ケーブル13、トレー側接触部14から成る充電用の電気回路が接続状態となる。
上述したようにトレー側充電装置8は、本体10をほぼく字状に屈曲させた構成とし、回転軸9を本体10の屈曲部近傍に設け、コンセント11を本体10の一方の端部に取り付け、本体10の他方の端部を、収納状態および使用状態で共に外側起立部5の内側に位置するようにしている。従って、
本体10が回転させられて収納状態または使用状態とされたときにも、本体10の他方の端部は外側起立部5の内側に位置するため、収納状態では多くの部分を外側起立部5の内側に位置させて、外側起立部5の外側へ突出しないようにトレー側充電装置8を構成することができる。また使用状態でも本体10の他方の端部は外側起立部5の内側に位置させておくことができる。従って、トレー側充電装置8を有するトレー1でも一般仕様のものと殆ど同じ構成となり、支障なく接続作業や作業者の移動を行うことができる。
しかも、この接続作業は、トレー1が格納スペースへと移動される前であるから、トレー側接触部14が格納スペースの電源側にまだ接触されておらず、誰でも安全に行うことができる。
その後、操作部からトレー1を所定位置に格納するための操作を行うと、機械式駐車装置が作動して、このトレー1を特定の格納スペースへと移動させる。トレー1が所定の停止位置まで移動してくると、格納スペースに設置された電源側とトレー側接触部14間を電気的な接続状態とする。これによって電源に接続された充電回路が形成されて、電気自動車を駐車しながらバッテリーの充電を行うことができる。
尚、本実施の形態では、回転軸9をトレー1の外側起立部5に回転可能に支持した本体10は、回転軸9から一方の端部までの長さと、回転軸9から他方の端部までの長さとがほぼ等しいごく小型なトレー側充電装置8として説明した。従って、未使用の収納状態では、図2に示したようにトレー側充電装置8の殆どの部分を外側起立部5に形成した収納用窓部15内に収納されている。しかしながら、本発明はこれに限定するものではない。
例えば、使用状態で、コンセント11の高さが電気的な接続作業を行い易い高さと成るように、ある程度の長さを有する本体10を使用したトレー側充電装置8としても良い。しかし、この場合でも、トレー側充電装置8は回転軸9を有して、回転軸9を中心とする回転によって未使用状態と使用状態とに切り替えることができる構成で、しかも、未使用状態では少なくともコンセント11は下向きで、かつ外側起立部5に形成した収納用窓部15内に収納され、使用状態ではコンセント11が収納用窓部15の外部に出る回転構成とする。
以上説明したように本発明の機械式駐車装置は、駐車車両を搭載するトレー1に、駐車車両の車輪進入路2,3と、車輪進入路2,3とほぼ平行に両外側で延びて形成されて駐車車両の進入方向を規制する外側起立部5,6と、トレー1の下部に設けられてトレー1上に駐車車両を搭載した状態で移動させることになる格納スペースに設けた電源側固定接触部に電気的に接触するトレー側接触部14とを有した機械式駐車装置において、一方の外側起立部5に形成された収納用窓部15と、回転軸9を有する本体10の一方側端部にコンセント11を設けたトレー側充電装置8と、コンセント11とトレー側接触部14間を電気的に接続する接続用ケーブル13とを設け、トレー側充電装置8は、回転軸9を中心に回転させて未使用の収納状態としたときコンセント11を収納用窓部15内に下向きで位置させ、また回転軸9を中心に回転させて使用状態としたときコンセント11を収納用窓部15の外側に位置させる回転構成としたことを特徴とする。
このような構成の機械式駐車装置によれば、収納状態でコンセント11は下向きになっていて外側起立部5内に収納されているため、塵埃や水滴などがコンセント11に付着して電気的な接触に悪影響を及ぼすことはない。しかも、本体10は、使用状態を常時保持するわけではなく外側起立部5の上面から大きく突出することもないため、トレー側充電装置8への接続作業を行うとき、ドアと衝突するなどの支障はなく、また、移動する際にも従来のように不自然な体勢を強いられることもなく容易に行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、本体10はほぼく字状に屈曲させた構成とし、回転軸9は本体10の屈曲部近傍に設け、コンセント11は本体10の一方の端部に取り付け、本体10の他方の端部は、収納状態および使用状態で共に外側起立部5の内側に位置することを特徴とする。
このような構成の機械式駐車装置によれば、本体10が回転させられて収納状態または使用状態とされたときにも、本体10の他方の端部は外側起立部5の内側に位置するため、収納状態では多くの部分を外側起立部5の内側に位置させて、外側起立部5の外側へ突出しないようにトレー側充電装置8を構成することができる。従って、トレー側充電装置8を有するトレー1でも一般仕様のものと殆ど同じ構成となり、支障なく接続作業や作業者の移動を行うことができる。
1 トレー
2,3 車輪侵入路
5,6 外側起立部
8 トレー側充電装置
9 回転軸
10 本体
11 コンセント
13 接続用ケーブル
14 トレー側接触部
15 収納用窓部

Claims (2)

  1. 駐車車両を搭載するトレーに、前記駐車車両の車輪進入路と、前記車輪進入路とほぼ平行に両外側で延びて形成されて前記駐車車両の進入方向を規制する外側起立部と、前記トレーの下部に設けられて前記トレー上に前記駐車車両を搭載した状態で移動させることになる格納スペースに設けた電源側固定接触部に電気的に接触するトレー側接触部とを有した機械式駐車装置において、
    一方の前記外側起立部に形成された収納用窓部と、回転軸を有する本体の一方側端部にコンセントを設けたトレー側充電装置と、前記コンセントと前記トレー側接触部間を電気的に接続する接続用ケーブルとを設け、前記トレー側充電装置は、前記回転軸を中心に回転させて未使用の収納状態としたとき前記コンセントを前記収納用窓部内に下向きで位置させ、また前記回転軸を中心に回転させて使用状態としたとき前記コンセントを前記収納用窓部の外部に出る回転構成としたことを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記本体をく字状に屈曲させた形成とし、前記回転軸は前記本体の前記屈曲部近傍に設け、前記コンセントは前記本体の一方の端部に取り付け、前記本体の他方の端部は、収納状態および使用状態で共に前記外側起立部の内側に位置することを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
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