JP2015005795A - 電気音響変換器及び電子機器 - Google Patents

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重夫 佐藤
Shigeo Sato
重夫 佐藤
黒田 淳
Atsushi Kuroda
淳 黒田
康晴 大西
Yasuharu Onishi
康晴 大西
岸波 雄一郎
Yuichiro Kishinami
雄一郎 岸波
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Abstract

【課題】共振板を有する振動子における部材間で硬度の違う材料を使用しても、接合強度及び組立性を確保することができる電気音響変換器及び電子機器を提供すること。
【解決手段】第1雌ネジ部13aを有する振動板13と、前記振動板と接合する駆動部12と、第2雌ネジ部15aを有する共振子15と、一端部に前記第1雌ネジ部と螺合する第1雄ネジ部14aを有するとともに他端部に前記第2雌ネジ部と螺合する第2雄ネジ部14bを有する軸部材14と、前記第1雌ネジ部と前記第1雄ネジ部とを接着する第1接着材16と、前記第2雌ネジ部と前記第2雄ネジ部とを接着する第2接着材17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気音響変換器、及びそれを用いた電子機器に関する。
携帯電話機、スマートフォン等の携帯型の電子機器においては、音響部品として、電気信号を音響信号に変換する電気音響変換器が実装されている。電気音響変換器では、一般的に、永久磁石とボイスコイルと振動板から構成された導電型振動子が用いられているが、小型化かつ薄型化の要請から、圧電セラミックスを振動板に接合した圧電型振動子や、固定極と振動板とを所定間隔をおいて配置された静電型振動子も用いられるようになっている。
振動子においては、音波の放射を効率的に行うため、金属板の変位が最大になる中心に軸部材を介して共振子を取り付けたものがある(例えば、特許文献1参照)。軸部材は、一端が共振子に形成された穴に挿入されて接着剤によって固定され、他端が金属板に形成された穴に圧入されて固定される。圧入では、軸部材と穴の寸法差を利用し、軸部材を軸方向から圧力を加えて穴に強制的に挿入し、軸部材と穴との接触面に発生する摩擦抵抗を利用して、軸部材と金属板とが接合される。
特開平4−217200号公報
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
圧入は、一般的に、穴の径の寸法に対して軸部材の径の寸法は0〜+70μm程度の精度が要求されるところ、穴と軸部材との精度がばらつくと、これらの接合強度にばらつきが生ずる。また、圧入側の材料の硬度は、被圧入側の材料の硬度と同程度であることが望ましいが、極端に硬度の違う材料の組合せで組み立てを行う際、軟らかい側の材料が削られてしまい破損するなど、組み立てが困難な問題もある。
本発明の主な課題は、共振板を有する振動子における部材間で硬度の違う材料を使用しても、接合強度及び組立性を確保することができる電気音響変換器及び電子機器を提供することである。
本発明の第1の視点においては、電気音響変換器において、第1雌ネジ部を有する振動板と、前記振動板と接合する駆動部と、第2雌ネジ部を有する共振子と、一端部に前記第1雌ネジ部と螺合する第1雄ネジ部を有するとともに他端部に前記第2雌ネジ部と螺合する第2雄ネジ部を有する軸部材と、前記第1雌ネジ部と前記第1雄ネジ部とを接着する第1接着材と、前記第2雌ネジ部と前記第2雄ネジ部とを接着する第2接着材と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の視点においては、電子機器において、前記電気音響変換器が実装されることを特徴とする。
本発明によれば、共振板、軸部材、振動板間で硬度の違う材料を使用しても、接合強度及び組立性を確保することができる。
本発明の実施形態1に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した図2のX−X´間の断面図である。 本発明の実施形態1に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態1に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した展開断面図である。 本発明の実施形態2に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した図5のX−X´間の断面図である。 本発明の実施形態2に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態3に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した断面図である。 本発明の実施形態4に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した図8のX−X´間の断面図である。 本発明の実施形態4に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態5に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した断面図である。 本発明の実施形態6に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した断面図である。
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係る電気音響変換器について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した図2のX−X´間の断面図である。図2は、本発明の実施形態1に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した平面図である。図3は、本発明の実施形態1に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した展開断面図である。
電気音響変換器1は、電気信号を音響信号に変換する機器である。電気音響変換器1は、例えば、携帯電話機、スマートフォン等の携帯型の電子機器に実装される。図1に示した電気音響変換器1は、振動子2における圧電体膜12の電歪効果を利用して振動振幅を発生させる圧電型の電気音響変換器である。電気音響変換器1は、ケース10上に、環状の弾性部材11を介して振動子2が装着されている。電気音響変換器1は、主な構成部として、ケース10と、弾性部材11と、圧電体膜12と、振動板13と、軸部材14と、共振子15と、接着材16、17と、リード線18、19と、を有する。
ケース10は、弾性部材11を介して振動子2を支持(又は保持)する部材である。ケース10は、弾性部材11を介して振動板13を支持する。ケース10は、例えば、上側(図1の上側)から見て円形に形成されたブロック状の部材を用いることができ、内部が中空な部材を用いることができる。ケース10は、上側(図1の上側)の面にて、環状の弾性部材11と同心となるように接合(接着等でも可)している。ケース10には、例えば、樹脂材料や、真鍮、ステンレス等を用いることができる。
弾性部材11は、振動子2をケース10に対して弾性的に取り付けるための部材である。弾性部材11は、中央部に円形状の開口部11aを有する。弾性部材11は、上側(図1の上側)から見て、環状に形成されている。弾性部材11は、上側(図1の上側)の面にて、振動子2における圧電体膜12の下側(図1の下側)の面と接合している。弾性部材11は、下側(図1の下側)の面にて、ケース10の上側(図1の上側)の面と接合(接着等でも可)している。弾性部材11には、例えば、多孔質材、ウレタン系材料(例えば、ウレタンフォーム)、内部損失の高い樹脂材料、カーボン系材料等を用いることができる。
圧電体膜12は、振動板13と接合する圧電性を有する膜状(シート状、フィルム状)の部材であり、振動子2の構成部材である。圧電体膜12は、振動子2における駆動部となる。圧電体膜12は、上面(図1の上側の主面)にて振動板13と接合(接着、貼合等でも可)し、下面(図1の下側の主面)の所定の位置にて弾性部材11と接合(接着、貼合等でも可)している。圧電体膜12は、上側(図1の上側)から見て円形状(楕円形状でも可)に形成されている。圧電体膜12は、ケース10、弾性部材11、振動板13、軸部材14、及び、共振子15のそれぞれと同心となるように配されている。圧電体膜12には、圧電材料が用いられ、例えば、PZT(Pb(Zr、Ti1−x)O;チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電セラミックス、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデン及び三フッ化エチレンのコポリマーなどの圧電有機材料を用いることができる。圧電体膜12は、下面(図1の下側の主面)にてリード線18と電気的に接続されており、リード線18からの電気信号が印加される。
なお、図1では振動板13の下面(図1の下側の主面)に、1つの圧電体膜12を有する単層型の振動子2を用いているが、振動板13の下面に圧電体膜12、電極(図示せず)が交互に積層した積層型の振動子2を用いてもよい。
振動板13は、板状部材であり、振動子2の構成部材である。振動板13は、上側(図1の上側)から見て円形状(楕円形状でも可)に形成されている。振動板13は、下側(図1の下側)の面にて、圧電体膜12と接合(接着、貼合等でも可)している。振動板13は、圧電体膜12を支持する支持部材であると同時に、電気伝導が可能であるため、圧電体膜12の電極としても使用できる。振動板13は、中央部において貫通した穴の壁面に雌ネジが形成された雌ネジ部13aを有する。雌ネジ部13aは、軸部材14の雄ネジ部14aと螺合するとともに、接着材16によって雄ネジ部14aと接着されている。振動板13は、上側(図1の上側)の面にて、リード線19と電気的に接続されており、リード線19からの電気信号を圧電体膜12に印加させる役割を持つ。振動板13には、導電性を有するものが用いられ、例えば、リン青銅、42アロイ、ステンレス材料等の金属材料(合金等の金属系材料を含む)等を用いることができる。
軸部材14は、軸状(柱状)の部材であり、振動子2の構成部材である。軸部材14は、上側(図1の上側)から見て円形状に形成されている。軸部材14は、一端部の外周面に雄ネジ部14aが形成され、他端部の外周面に雄ネジ部14bが形成されている。雄ネジ部14aは、振動板13の雌ネジ部13aと螺合するとともに、接着材16によって雌ネジ部13aと接着されている。雄ネジ部14bは、共振子15の雌ネジ部15aと螺合するとともに、接着材17によって雌ネジ部15aと接着されている。軸部材14には、例えば、振動板13に用いた材料よりも密度が低い金属、樹脂等の材料を用いることができる。
共振子15は、振動板13に対して共振させるための部材であり、振動子2の構成部材である。共振子15は、上側(図1の上側)から見て円形状に形成されている。共振子15は、下側(図1の下側)に凸となる円錐状(コーン状)に形成されている。共振子15は、中心部に貫通した穴の壁面に雌ネジが形成された雌ネジ部15aを有する。雌ネジ部15aは、軸部材14の雄ネジ部14bと螺合するとともに、接着材17によって雄ネジ部14bと接着されている。共振子15には、金属、樹脂材料等を用いることができる。
接着材16は、軸部材14の雄ネジ部14aと振動板13の雌ネジ部13aとを接着する部材である。接着材17は、軸部材14の雄ネジ部14bと共振子15の雌ネジ部15aとを接着する部材である。接着材16は、軸部材14及び振動板13に用いられる材料に応じて選択され、例えば、エポキシ樹脂、ハンダ等の接着性を有する材料を用いることができる。接着材17は、軸部材14及び共振子15に用いられる材料に応じて選択され、例えば、エポキシ樹脂、ハンダ、ゴム等の接着性を有する材料が用いることができる。
リード線18は、圧電体膜12の下面(図1の下側の主面)に電気信号を供給するための配線である。リード線19は、振動板13を介して上面(図1の上側の主面)に電気信号を供給するための配線である。リード線18、19は、コントローラ、アンプ回路などに電気的に接続される。リード線18、19には、導電線材(例えば、銅線材)だけでなく金属箔(例えば、銅箔)を用いることができ、ハンダ等によって接続するようにしてもよい。
実施形態1によれば、振動板13、軸部材14、共振子15の接合部分をネジ部13a、14a、14b、15aによる螺合と、接着剤16、17による接着とによって接合することで、以下のような効果を奏する。
振動板13、軸部材14、共振子15間で違う硬度の材料で組合せても、部材間の接合強度が確保され、振幅に耐えられる。また、接合部分の引張り強さを大幅に改善し信頼性が向上する。また、振動板13、軸部材14、共振子15の形状、寸法だけでなく材料も自由に選択できる。また。振動板13、軸部材14、共振子15の接合部分の緩み防止につながり、信頼性が向上する。
また、接合部分を圧入する場合に必要な寸法公差がなくなり、振動板13、軸部材14、共振子15の作製が容易なる。また。ネジ部13a、14a、14b、15aが機械加工されているため、振動板13、軸部材14、共振子15間の位置精度が安定する。また、振動板13、軸部材14、共振子15の組立性も向上させることができ、作業性が向上する。また、軸部材14、共振子15を容易に交換できる。さらに、軸部材14、共振子15の交換により、共振周波数の調整が可能になる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2に係る電気音響変換器について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施形態2に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した図5のX−X´間の断面図である。本発明の実施形態2に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した平面図である。
実施形態2は、実施形態1の振動子(図1の2)の変形例であり、共振子15の平面形状を円形としたまま、振動板23及び圧電体膜22の平面形状を多角形(図5では8角形)としたものである。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態2によれば、実施形態1と同様な効果を奏する。
[実施形態3]
本発明の実施形態3に係る電気音響変換器について図面を用いて説明する。図6は、本発明の実施形態3に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した断面図である。
実施形態3は、実施形態1の振動子(図1の2)の変形例であり、共振子35をフラット板(平坦な板;円錐台でも可)にしたものである。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態3によれば、実施形態1と同様な効果を奏するとともに、共振子35、振動板13、圧電体膜12を同じ形状にすることで量産性が向上する。
[実施形態4]
本発明の実施形態4に係る電気音響変換器について図面を用いて説明する。図7は、本発明の実施形態4に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した図8のX−X´間の断面図である。図8は、本発明の実施形態4に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した平面図である。
実施形態4は、実施形態1の振動子(図1の2)の変形例であり、振動板43及び圧電体膜42の平面形状を多角形(図8では4角形)とし、共振子45の平面形状を多角形(図8では8角形)としたものである。振動板43及び圧電体膜42の平面形状は、共振子45の平面形状と同じでも異なっていてもよい。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態4によれば、実施形態1と同様な効果を奏する。
[実施形態5]
本発明の実施形態5に係る電気音響変換器について図面を用いて説明する。図9は、本発明の実施形態5に係る電気音響変換器の構成を模式的に示した断面図である。
実施形態5は、実施形態1の振動子(図1の2)の変形例であり、静電型の電気音響変換器1としたものである。電気音響変換器1における振動子2の駆動部として圧電体膜(図1の12)の代わりに固定極板51と可変極板53との間に弾性部材52を挟み込んだコンデンサ50を用いている。
固定極板51は、コンデンサ50の固定極となる板状の部材である。固定極板51は、上面(図9の上側の主面)の所定の位置にて弾性部材52と接合(接着、貼合等でも可)し、下面(図9の下側の主面)の所定の位置にて弾性部材11と接合(接着、貼合等でも可)している。固定極板51は、上側(図9の上側)から見て円形状(楕円形状でも可)に形成されている。固定極板51は、ケース10、弾性部材11、弾性部材52、可変極板53、振動板13、軸部材14、及び、共振子15のそれぞれと同心となるように配されている。固定極板51には、導電性を有するものが用いられ、例えば、リン青銅、42アロイ、ステンレス材料等の金属材料(合金等の金属系材料を含む)等を用いることができる。固定極板51は、下面(図9の下側の主面)にてリード線18と電気的に接続されており、リード線18からの電気信号が印加される。
弾性部材52は、コンデンサ50における固定極板51と可変極板53との間に挟まれた弾性を有する部材である。弾性部材52は、中央部に円形状の開口部52aを有する。弾性部材52は、上側(図9の上側)から見て、環状に形成されている。弾性部材52は、上側(図9の上側)の面にて可変極板53と接合しており、下側(図9の下側)の面にて固定極板51と接合している。弾性部材52には、例えば、多孔質材、ウレタン系材料(例えば、ウレタンフォーム)、内部損失の高い樹脂材料、カーボン系材料等を用いることができる。
可変極板53は、コンデンサ50の可変極となる板状の部材である。可変極板53は、上面(図9の上側の主面)にて振動板13と接合(接着、貼合等でも可)し、下面(図9の下側の主面)の所定の位置にて弾性部材52と接合(接着、貼合等でも可)している。可変極板53は、上側(図9の上側)から見て円形状(楕円形状でも可)に形成されている。可変極板53には、導電性を有するものが用いられ、例えば、リン青銅、42アロイ、ステンレス材料等の金属材料(合金等の金属系材料を含む)等を用いることができる。
その他の構成は、実施形態1と同様である。また、実施形態5では、実施形態2〜4、6のように変形することも可能である。
実施形態5によれば、実施形態1と同様な効果を奏する。
[実施形態6]
本発明の実施形態6に係る電気音響変換器について図面を用いて説明する。図10は、本発明の実施形態6に係る電気音響変換器における振動子の構成を模式的に示した断面図である。
実施形態6は、実施形態1の振動子(図1の2)の変形例であり、軸部材14の雄ネジ部14aと螺合する振動板63の雌ネジ部63aを、実施形態1(図1参照)のような貫通穴ではなく、有底穴の側壁面に形成したものである。その他の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態6によれば、実施形態1と同様な効果を奏する。
なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
(付記)
本発明の第1の視点においては、電気音響変換器において、第1雌ネジ部を有する振動板と、前記振動板と接合する駆動部と、第2雌ネジ部を有する共振子と、一端部に前記第1雌ネジ部と螺合する第1雄ネジ部を有するとともに他端部に前記第2雌ネジ部と螺合する第2雄ネジ部を有する軸部材と、前記第1雌ネジ部と前記第1雄ネジ部とを接着する第1接着材と、前記第2雌ネジ部と前記第2雄ネジ部とを接着する第2接着材と、を備えることを特徴とする。
本発明の前記電気音響変換器において、前記駆動部は、圧電体膜であることが好ましい。
本発明の前記電気音響変換器において、前記駆動部は、固定極板と可変極板との間に弾性部材を挟み込んだコンデンサであることが好ましい。
本発明の前記電気音響変換器において、前記軸部材は、前記振動板及び前記共振子の一方又は両方の材料と異なる材料よりなることが好ましい。
本発明の前記電気音響変換器において、前記共振子は、円錐状に形成されていることが好ましい。
本発明の前記電気音響変換器において、前記共振子は、フラット板又は円錐台状に形成されていることが好ましい。
本発明の前記電気音響変換器において、前記振動板及び前記駆動部は、平面形状が多角形に形成され、前記共振子は、平面形状が円形に形成されていることが好ましい。
本発明の前記電気音響変換器において、前記振動板及び前記駆動部は、平面形状が多角形に形成され、前記共振子は、平面形状が多角形に形成されていることが好ましい。
本発明の前記電気音響変換器において、前記第1雌ネジ部は、前記振動板に形成された貫通穴又は有底穴の側壁面に形成されていることが好ましい。
本発明の第2の視点においては、電子機器において、前記電気音響変換器が実装されることを特徴とする。
なお、本発明の全開示(請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 電気音響変換器
2 振動子
10 ケース
11 弾性部材
11a 開口部
12、22、42 圧電体膜(駆動部)
13、23、43、63 振動板
13a、23a、43a、63a 雌ネジ部(第1雌ネジ部)
14 軸部材
14a 雄ネジ部(第1雄ネジ部)
14b 雄ネジ部(第2雄ネジ部)
15、35、45 共振子
15a、35a、45a 雌ネジ部(第2雌ネジ部)
16、17 接着材
18、19 リード線
50 コンデンサ(駆動部)
51 固定極板
52 弾性部材
52a 開口部
53 可変極板

Claims (10)

  1. 第1雌ネジ部を有する振動板と、
    前記振動板と接合する駆動部と、
    第2雌ネジ部を有する共振子と、
    一端部に前記第1雌ネジ部と螺合する第1雄ネジ部を有するとともに他端部に前記第2雌ネジ部と螺合する第2雄ネジ部を有する軸部材と、
    前記第1雌ネジ部と前記第1雄ネジ部とを接着する第1接着材と、
    前記第2雌ネジ部と前記第2雄ネジ部とを接着する第2接着材と、
    を備えることを特徴とする電気音響変換器。
  2. 前記駆動部は、圧電体膜であることを特徴とする請求項1記載の電気音響変換器。
  3. 前記駆動部は、固定極板と可変極板との間に弾性部材を挟み込んだコンデンサであることを特徴とする請求項1記載の電気音響変換器。
  4. 前記軸部材は、前記振動板及び前記共振子の一方又は両方の材料と異なる材料よりなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の電気音響変換器。
  5. 前記共振子は、円錐状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の電気音響変換器。
  6. 前記共振子は、フラット板又は円錐台状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の電気音響変換器。
  7. 前記振動板及び前記駆動部は、平面形状が多角形に形成され、
    前記共振子は、平面形状が円形に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の電気音響変換器。
  8. 前記振動板及び前記駆動部は、平面形状が多角形に形成され、
    前記共振子は、平面形状が多角形に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の電気音響変換器。
  9. 前記第1雌ネジ部は、前記振動板に形成された貫通穴又は有底穴の側壁面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の電気音響変換器。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一に記載の電気音響変換器が実装されることを特徴とする電子機器。
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