JP2014526421A - 起振力低減型船舶 - Google Patents

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Abstract

起振力低減型船舶が開示される。本発明の一実施形態による起振力低減型船舶は、後尾にプロペラが設けられる船体と、プロペラの動作時に、プロペラに隣接した船体の表面に反射波を発生させるエアレイヤを形成させて、船体側への起振力を低減させる起振力低減モジュールと、を含み、起振力低減モジュールは、船体の上下方向に沿ってプロペラの回転軸心を通過するセンターラインを基準として一側に偏って配置される。

Description

本発明は、起振力低減型船舶に係り、より詳細には、起振力低減のための構造が改善された起振力低減型船舶に関する。
船舶の後尾に設けられるプロペラが水中で回転すれば、水がプロペラの羽根表面に流れながら、プロペラの羽根表面の表面と裏面とに水圧差を発生させ、その水圧差によって推進力が発生する。このように発生する推進力によって船舶が海上で運航される。
一方、船舶の運航のためにプロペラが動作すれば、すなわち、プロペラが水中で回転すれば、回転体としてのプロペラによって水中に変動圧力が発生し、このように発生した変動圧力は、船体への起振力を増加させて、船体に振動(ノイズ含む)を発生させる要因として作用する。
特に、プロペラによって水中に空洞現象(cavitation)が発生する場合には、起振力がさらに増加するために、船体の振動が激しく発生する。
これは、水中で圧力が低い所が生じれば、水に含まれているガスが水から抜け出して圧力が低い所に集まることによって、水中に気泡が発生し、このように発生した気泡が圧力の高い部分に至れば、急激に砕けることによって、水中に強い変動圧力を発生させるためである。
このような変動圧力による起振力の増加問題を解決するために、プロペラ羽根自体の形状やサイズを異ならせて設計するか、船舶後尾の形状を改善するか、ノイズと振動とを遮断させるための別途の補強材を重ね当てるか、船首から流入される水の流動(flow)をガイドするためのガイド装置を付着するか、プロペラのサイズを減らすかなどの多様な方法を適用するか、適用を試みているが、起振力を低減させるのに実質的に大きな効果を得にくい。
一方、プロペラによる変動圧力によって起振力が増加して、船体に伝達されるノイズを含んだ振動問題は、例えば、クルーズ船のように遊覧を目的とする船舶や、軍艦のように静かな運航を前提とする船舶である場合において、至急に解決しなければならない事項なので、これについての研究開発が必要である。
本発明が解決しようとする技術的課題は、プロペラ動作時に発生する変動圧力によって起振力が増加して、船体における振動の発生を沮止することができる起振力低減型船舶を提供するところにある。
本発明の一側面によれば、後尾にプロペラが設けられる船体と、前記プロペラの動作時に、前記プロペラに隣接した前記船体の表面に反射波を発生させるエアレイヤ(air layer)を形成させて、前記船体側への起振力を低減させる起振力低減モジュールと、を含み、前記起振力低減モジュールは、前記船体の上下方向に沿って前記プロペラの回転軸心を通過するセンターラインを基準として一側に偏って配される起振力低減型船舶が提供されうる。
前記起振力低減モジュールによって形成される前記エアレイヤは、前記プロペラに隣接した前記船体の表面の一部領域に局部的に形成されうる。
前記起振力低減モジュールは、前記センターラインを基準として、前記プロペラの回転方向に偏って配置される。
前記起振力低減モジュールは、前記船体の船首から船尾側に沿ってエアを噴射して、前記船体の表面にエアレイヤを形成させることができる。
前記起振力低減モジュールは、前記船体の壁面に結合されるが、前記船体の外表面から突出する突出部を備え、前記突出部に形成される気泡噴射孔を通じて前記船体の外表面に気泡を発生させて、前記船体の表面にエアレイヤを形成させることができる。
前記気泡噴射孔領域に結合される多孔性キャップ(cap)をさらに含みうる。
前記船体の壁面に結合され、前記起振力低減モジュールが着脱自在に結合されるボトムプラグ(bottom plug)と、前記起振力低減モジュールに圧縮空気を供給する圧縮空気供給部と、をさらに含みうる。
前記圧縮空気供給部は、前記船体の一側に設けられるコンプレッサーと、前記コンプレッサーと前記起振力低減モジュールとを直結させる圧縮空気供給ラインと、前記圧縮空気供給ラインに設けられて、前記圧縮空気供給ラインに沿って流動する圧縮空気の流動を断続する少なくとも1つの弁と、を含みうる。
前記起振力低減モジュールは、前記圧縮空気供給部からの圧縮空気が流動する圧縮空気流動ラインが内部に形成され、前記ボトムプラグの貫通部に挿設されるが、一側に前記突出部が形成されるモジュールボディーと、前記モジュールボディーの他側に形成され、前記ボトムプラグの載置ラックに配されるボディーフランジと、を含みうる。
前記突出部は、前記モジュールボディーの一側辺で傾斜して連結される傾斜壁部と、前記傾斜壁部の端部で前記モジュールボディーの表面に垂直に配される垂直壁部と、を含みうる。
前記圧縮空気流動ラインは、前記モジュールボディーの長手方向に沿って延びる直線区間部と、前記突出部の内部に配されるが、前記直線区間部と交差し、端部に前記気泡噴射孔が形成される交差区間部と、を含みうる。
前記直線区間部と前記交差区間部との間には、前記圧縮空気を案内するアーク(arc)型案内部がさらに形成されうる。
前記直線区間部と前記交差区間部は、独立して多数個配置される。
前記船体に設けられて、前記プロペラ動作時に発生する変動圧力を感知する変動圧力感知部と、前記変動圧力感知部からの情報に基づいて、前記起振力低減モジュールを通じる気泡発生をコントロールするコントローラと、をさらに含みうる。
前記起振力低減モジュールの圧縮空気流動ラインに設けられて、前記圧縮空気流動ラインの開口を選択的に開閉するライン開閉モジュールをさらに含みうる。
前記ライン開閉モジュールは、前記圧縮空気流動ラインを通じて前記圧縮空気が供給される時、前記圧縮空気流動ラインを開放し、前記圧縮空気の供給が停止される時、前記圧縮空気流動ラインを遮蔽する無動力ライン開閉モジュールであり得る。
前記無動力ライン開閉モジュールは、前記圧縮空気流動ライン内に配されて、前記圧縮空気流動ラインを開閉するボール部材と、前記ボール部材と連結され、前記圧縮空気が供給される時、圧縮されて前記ボール部材を通じて前記圧縮空気流動ラインを開放させ、前記圧縮空気の供給が停止される時、膨張されて前記ボール部材をして、前記圧縮空気流動ラインを遮蔽させる第1弾性体と、を含みうる。
前記無動力ライン開閉モジュールは、前記圧縮空気流動ライン上に設けられ、前記圧縮空気が流動する方向に対して前方の領域よりも幅が部分的に狭く形成されて、前記ボール部材が配される場所を形成するボールチャンバと、前記ボールチャンバに設けられて、前記第1弾性体を支持する弾性体支持部と、をさらに含みうる。
前記無動力ライン開閉モジュールは、前記圧縮空気流動ライン内に回転自在に配されて、前記圧縮空気流動ラインを選択的に開閉するライン開閉板と、前記ライン開閉板と連結され、前記ライン開閉板が原位置に復帰される方向に付勢される第2弾性体と、前記圧縮空気流動ラインの壁体に設けられて、前記ライン開閉板の回動を制限するストッパーと、を含みうる。
本発明によれば、プロペラ動作時に発生する変動圧力によって起振力が増加して、船体における振動の発生を沮止することができる。
本発明の第1実施形態による起振力低減型船舶のプロペラ領域の構造図である。 図1の概略的な背面構造図である。 起振力低減モジュールの試験例である。 図3の試験例による結果グラフである。 図1のA領域についての拡大構造図である。 図5の分解図である。 図6の斜視図である。 起振力低減モジュールの背面斜視図である。 本発明の第1実施形態による起振力低減型船舶の制御ブロック図である。 (a)は、本発明の第2実施形態による起振力低減型船舶の概略的な背面構造図であり、(b)は、変形例である。 本発明の第3実施形態による起振力低減型船舶で起振力低減モジュール領域の断面構造図である。 本発明の第4実施形態による起振力低減型船舶で起振力低減モジュール領域の断面構造図である。 本発明の第5実施形態による起振力低減型船舶で起振力低減モジュール領域の断面構造図である。 本発明の第6実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。 本発明の第6実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。 本発明の第7実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。 本発明の第7実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。 本発明の第8実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。 本発明の第8実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。
本発明と本発明の動作上の利点、及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する添付図面及び添付図面に記載の内容を参照しなければならない。
以下、添付図面を参照して、本発明の望ましい実施形態を説明することによって、本発明を詳しく説明する。各図面に付された同じ参照符号は、同じ部材を表わす。
図1は、本発明の第1実施形態による起振力低減型船舶のプロペラ領域の構造図であり、図2は、図1の概略的な背面構造図である。
これら図面を参照すれば、本実施形態の船舶は、起振力低減型船舶であって、後尾にプロペラ120が設けられる船体110と、プロペラ120の動作時に、プロペラ120に隣接した船体110の表面に反射波を発生させるエアレイヤ(図1及び図5参照)を形成させて、船体110側への起振力を低減させる起振力低減モジュール140と、を含みうる。
本実施形態の船舶は、商船、軍艦、漁船、運搬船、ドリルシップ、クルーズ船、及び特殊作業船などを含めて浮遊式海上構造物を含みうる。
プロペラ120の周辺には、船舶の進行方向を調整するラダー(rudder)130が設けられる。ラダー130は、一般ラダーでも、そうでなければ、バルブラダー(bulb rudder)でもあり得る。
一方、前述したようにプロペラ120が動作すれば、すなわち、プロペラ120が水中で回転すれば、回転体としてのプロペラ120によって水中に変動圧力が発生し、このように発生した変動圧力は、船体110への起振力を増加させて、船体に振動(ノイズ含む)を発生させる要因として作用する。
このように船体110に伝達される振動は、例えば、クルーズ船のように遊覧を目的とする船舶や、軍艦のように静かな運航を前提とする船舶である場合には、大きな問題になるために、このような現象を予防させるために、すなわち、プロペラ120の動作時に水中に発生した変動圧力によって起振力が増加して、船体110における振動の発生を沮止するために、本実施形態の場合、起振力低減モジュール140を提案している。
図2を参照すれば、起振力低減モジュール140は、船体110の上下方向に沿って前記プロペラ120の回転軸心を通過するセンターライン(C/L)を基準として一側に偏向された位置に配置される。
例えば、本実施形態で、起振力低減モジュール140は、船体110のセンターライン(C/L)を基準としてプロペラ120の回転方向に偏って配され、その位置で船体110の船首から船尾側に沿ってエアを噴射して、船体110の表面に反射波を発生させるエアレイヤ(図1及び図5参照)を形成させることができる。もちろん、このような事項に本実施形態の権利範囲が制限されないので、起振力低減モジュール140は、船体110のセンターライン(C/L)を基準として、プロペラ120が回転する方向の反対側に偏って配置されることもある。
起振力低減モジュール140が如何なる位置に配されても、起振力低減モジュール140によって形成されるエアレイヤは、プロペラ120に隣接した船体110の表面の一部領域に局部的に形成されれば、それで十分である。言い換えれば、起振力低減モジュール140によるエアレイヤが、プロペラ120に隣接した船体110の表面の全体領域を覆うように形成されるものではなく、一部領域にのみ形成させうるが、このように具現することによって、反射波作用によって船体110側への起振力を低減させるのにより有利である。
図2には、実施形態として起振力低減モジュール140が2つ示されているが、起振力低減モジュール140の個数は、1つを含めて3つ以上であり得る。
図2のように船体110に設けられる起振力低減モジュール140が、船尾方向に船体110の表面に一定幅のエアレイヤ(図1及び図5参照)を形成させることによって、プロペラ120動作時に発生する変動圧力によって起振力が増加して、船体110における振動の発生を沮止することができる。
これについて敷衍説明する。プロペラ120動作時に、キャビテーションによって発生する球面圧力波は、全方位に伝播されうる。この際、本実施形態のように船舶の左舷と右舷とに関係なくプロペラ120周辺の船体110の表面に図1及び図5のようにエアレイヤを形成させる場合、エアレイヤに入射する球面圧力波の一部は、入射波に比べて、ほぼ180°に近い位相を有し、エアレイヤの外側に反射される。このように反射される反射波は、再びエアレイヤ側に入射される球面圧力波である入射波と合って入射波を相殺/減少させる役割を行うが、このような作用によってエアレイヤの外部から船体110に伝達される変動圧力が減少する。エアレイヤの外部から船体110に伝達される変動圧力が減少すれば、起振力が低減される形態になるために、自然に船体110で発生するノイズまたは振動が減る。
このような内容の検証のために、実船適用及び試験を行い、その結果をグラフで表わした。
図3は、起振力低減モジュールの試験例であり、図4は、図3の試験例による結果グラフである。
図3のI1、I2のSTBD領域で起振力低減モジュール140を通じて船首から船尾方向にエアを噴射して、船体110の表面に一定幅のエアレイヤを形成し、P1ないしP4の位置に変動圧力センサー(1−4)を配置して変動圧力を測定した。図4を参照すれば、エアレイヤを形成すれば、図4の(a)ように変動圧力が平均50%以上減少し、船尾(Transom)領域での振動レベルも、図4の(b)ように80%以上減少することが分かる。特に、変動圧力は、エアレイヤの外部であるP2、P3、P4地点で平均50%以上減少することを確認することができる。
このような結果に基づいて見る時、本実施形態のように起振力低減モジュール140を通じてプロペラ120の周辺の船体110の表面に図1及び図5のようにエアレイヤを形成させる場合、エアレイヤの外部から船体110に伝達される変動圧力を減少させる結果をもたらして、起振力を低減させることができることを確認することができる。
このような役割を担当する起振力低減モジュール140の具体的な構造について図5ないし図8を参照して説明する。
図5は、図1のA領域についての拡大構造図であり、図6は、図5の分解図であり、図7は、図6の斜視図であり、図8は、起振力低減モジュールの背面斜視図である。
これら図面を参照すれば、本実施形態の起振力低減型船舶に適用される起振力低減モジュール140は、プロペラ120に隣接した船体110の壁面に結合されるが、船体110の外表面から突出した突出部141を備え、突出部141に形成される気泡噴射孔141aを通じて船体110の外表面に気泡を発生させて、図1及び図5のように船体110の表面に一定幅のエアレイヤを形成させる役割を果たす。
このような起振力低減モジュール140が結合されるために、船体110の壁面には、ボトムプラグ160が結合される。そして、起振力低減モジュール140は、船体110に設けられる圧縮空気供給部170によって圧縮空気を提供されて水中で圧縮空気を噴射することによって、船体110の表面に気泡によるエアレイヤを形成させる。
起振力低減モジュール140の説明に先立って、ボトムプラグ160と圧縮空気供給部170とについて先に説明する。
ボトムプラグ160は、船体110の壁面のところどころに装着される部品である。ボトムプラグ160は、船体110内に流入された水を排水させる栓の役割を行う。ボトムプラグ160は、必要時のみ開放されるために、通常、ボトムプラグ160を船体110から分離させる必要はない。
図6のようにボトムプラグ160が結合されるために、船体110には、ボトムプラグ160の結合のためのプラグ取付孔111が形成される。プラグ取付孔111の外壁には、第1傾斜面112と第1水平面113とが形成され、これに対応してボトムプラグ160にも、第2傾斜面161と第2水平面162とが形成される。
このような構造によって、ボトムプラグ160は、プラグ取付孔111に結合されうる。この際、ボトムプラグ160が、プラグ取付孔111にネジ式で組み立てられるか、そうでなければ、押込まれるものが容易に分離されないようにする面で有利である。
次いで、圧縮空気供給部170は、図1に示したように、船体110の一側に設けられるステアリングギアルーム(steering gear room)171に配されるコンプレッサー172と、コンプレッサー172と起振力低減モジュール140とを直結させる圧縮空気供給ライン173と、を含む。
起振力低減モジュール140が1つ適用される場合であれば、圧縮空気供給ライン173も1つ設けられれば、それで十分である。もし、起振力低減モジュール140が、2つ、あるいはそれ以上の個数で適用されるならば、圧縮空気供給ライン173を起振力低減モジュール140の個数ほど抜いて使えば良い。
圧縮空気供給ライン173には、多数の弁174a、174bが設けられうる。弁174a、174bは、電子制御が可能なソレノイド弁であり得る。
一方、起振力低減モジュール140は、図5ないし図8に示したように、ボトムプラグ160に着脱自在に結合される。このように起振力低減モジュール140をボトムプラグ160に結合させれば、起振力低減モジュール140の設置及び維持補修が非常に容易になる利点がある。
しかし、本実施形態の権利範囲が、これに制限されるものではないので、起振力低減モジュール140が、必ずしもボトムプラグ160に結合される必要はない。例えば、起振力低減モジュール140を船体110の壁面に一体に埋め込ませることなどが可能であるが、このような構造も、本発明の権利範囲に属するものと言わなければならない。
起振力低減モジュール140は、圧縮空気が流動する圧縮空気流動ライン143が内部に形成され、ボトムプラグ160の貫通部163に挿設されるモジュールボディー142と、モジュールボディー142の他側に形成され、ボトムプラグ160の載置ラック164に配されるボディーフランジ144と、を含みうる。
モジュールボディー142は、円筒状構造物からなり、ボトムプラグ160の貫通部163に挿設される。モジュールボディー142は、プラスチック射出物で製作することができる。
このようなモジュールボディー142の挿入端部には、突出部141が形成されるが、モジュールボディー142がボトムプラグ160の貫通部163に挿入された以後には、突出部141が船体110の外表面から突出した形態を取る。したがって、突出部141の端部に形成される気泡噴射孔141aを通じて気泡が船体110の外表面に沿って一定幅に噴射されながら、エアレイヤを形成しうる。
船体110の外表面から突出した形態を取る突出部141は、モジュールボディー142の一側辺で傾斜して連結される傾斜壁部141bと、傾斜壁部141bの端部でモジュールボディー142の表面に垂直に配される垂直壁部141cと、を含みうる。突出部141が傾斜壁部141bを有することによって、すなわち、傾斜壁部141bの構造的な流線形状によって水との摩擦抵抗を減らしうる利点がある。
このような突出部141の構造で、気泡噴射孔141aは、垂直壁部141cに形成されうるが、気泡噴射孔141aは、円形のホールまたは楕円形のホールであり、その個数も適切に選択されうる。
ボディーフランジ144とボトムプラグ160には、ボルトBが締結されるように相互連通される多数の第1及び第2通孔144a、160aが形成される。第1及び第2通孔144a、160aの個数が、図面のように4つであることが安定しているが、その個数は適切に変更されうる。
圧縮空気流動ライン143は、一端部が圧縮空気供給部170の圧縮空気供給ライン173に連結され、モジュールボディー142の長手方向に沿って延びる直線区間部143aと、突出部141の内部に配されるが、直線区間部143aと交差し、端部に気泡噴射孔141aを形成される交差区間部143bと、を含む。
直線区間部143aと交差区間部143bとに分離して製作した後、これらを連通させる理由は、一回のドリル加工が難しいためであるが、もし、ドリル加工が容易であれば、これらは、一体に製作することもできる。
一方、図9は、本発明の第1実施形態による起振力低減型船舶の制御ブロック図である。
この図面を参照すれば、本実施形態の起振力低減型船舶は、変動圧力感知部180とコントローラ190とをさらに含みうる。
起振力低減モジュール140を単純にオン/オフ(ON/OFF)させる方案も考慮されうるが、もし、起振力低減モジュール140がコントローラ190によってコントロールされる場合には、さらに効率的に起電力を低減させるのに有利である。
変動圧力感知部180は、船体110に設けられて、プロペラ120動作時に発生する変動圧力を感知する役割を果たす。図3のようにP1ないしP4位置に4つ設けられることもあり、そうでなければ、特定部分に1つ、あるいは必要に応じて適正な位置に多数個設けられうる。
コントローラ190は、変動圧力感知部180からの情報に基づいて起振力低減モジュール140を通じる気泡発生をコントロールすることができる。
コントローラ190は、変動圧力感知部180の情報に基づいて起振力低減モジュール140と連結されるコンプレッサー172または弁174a、174bの動作をコントロールして、起振力低減モジュール140を通じる気泡発生の有無あるいは気泡発生量などをコントロールすることができる。
例えば、変動圧力が既定の基準値よりも高いと感知された場合、この際は、プロペラ120が動作していると判断されるために、コントローラ190は、コンプレッサー172と弁174a、174bとの動作をオン(on)させて、起振力低減モジュール140を通じて気泡が発生するようにコントロールすることができる。
もし、変動圧力があることはあるが、基準値よりも弱い場合には、コントローラ190がコンプレッサー172と弁174a、174bとの動作をいずれもオフ(off)させることもあり、そうでなければ、コンプレッサー172の速度を低めるか、弁174a、174bの開放度を小さく保持させるなどのコントロールを行うこともできる。
それだけではなく、コントローラ190は、プロペラ120が動作(on)すれば、一旦、コンプレッサー172と弁174a、174bとの動作をオンさせて、起振力低減モジュール140を通じて気泡を発生させた後に、変動圧力感知部180の情報、すなわち、変動圧力程度に基づいてコンプレッサー172の速度コントロールまたは弁174a、174bの開放度コントロールを行うこともできる。
このように多様な方法で気泡発生と関連した諸般事項は、コントロールする場合、変動圧力によって、船体110における振動の発生を効率的に沮止できるということはもとより、不要にコンプレッサー172が稼動されて、エネルギー損失が誘発される現象を減らすこともできる。
このような役割を行うコントローラ190は、図9に示したように、中央処理装置(CPU)191、メモリ(memory)192、サポート回路(support circuit)193を含みうる。
中央処理装置191は、本実施形態の船舶でコンプレッサー172または弁174a、174bの動作をコントロールするために、産業的に適用可能な多様なコンピュータプロセッサのうち1つであり得る。メモリ192は、中央処理装置191と動作で連結される。メモリ192は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、ローカルまたは遠隔地に設けられ、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクまたは任意のデジタル保存形態のように容易に利用可能な少なくとも1つ以上のメモリである。サポート回路193は、中央処理装置191と作用的に結合されて、プロセッサの典型的な動作を支援する。このようなサポート回路193は、キャッシュ、パワーサプライ、クロック回路、入/出力回路、ザブシステムなどを含みうる。
このような構成を有する起振力低減モジュール140の作用について説明する。
コンプレッサー172が動作して、圧縮空気が圧縮空気供給ライン173を通じて供給されれば、圧縮空気は、直線区間部143aと交差区間部143bとに沿って流動して、気泡噴射孔141aを通じて水中で船尾方向に噴射される。
このように水中で強い圧縮空気が噴射されれば、圧縮空気が気泡を形成し、このように生成される気泡は、図1及び図5のようにプロペラ120に隣接した船体110の表面で一定幅のエアレイヤを形成する。
一方、前述したようにプロペラ120動作時に、キャビテーションによって発生する球面圧力波が全方位に伝播される過程で一部がエアレイヤに衝突して、エアレイヤの外側に反射されるが、このように反射される反射波は、再びエアレイヤ側に入射される入射波と合って入射波を相殺/減少させる役割を行う。このような作用によってエアレイヤの外部から船体110に伝達される変動圧力が減少し、これは、起振力を低減させる形態になって、自然に船体110に伝達される振動が減るようにする。
このように、本実施形態によれば、プロペラ120動作時に発生する変動圧力によって起振力が増加して、船体110における振動の発生を沮止させうる。
したがって、クルーズ船のように遊覧を目的とする船舶や、軍艦のように静かな運航を前提とする船舶である場合において、船舶に引き起こされるノイズ含む振動問題を適切に解決することができる。
特に、本実施形態のような構造は、従来のようにプロペラ120羽根自体の形状やサイズを異ならせて設計するか、船舶後尾の形状を改善するか、ノイズと振動とを遮断させるための別途の補強材を重ね当てるか、船首から流入される水の流動をガイドするためのガイド装置を付着するか、プロペラ120のサイズを減らすかなどのさまざまな諸般のロス(loss)を減らして、ノイズと振動問題とを効果的に改善したものであって、むしろプロペラ120のサイズを大きく増加させることができるために、推進力の向上に役に立つと期待される。
図10の(a)は、本発明の第2実施形態による起振力低減型船舶の概略的な背面構造図であり、(b)は、変形例である。
本実施形態の場合、船体210に一対のプロペラ220が装着される船舶を開示している。
このような船舶の場合にも、起振力低減モジュール140がセンターライン(C/L)の一側に偏った位置に配され、その位置で船体210の表面にエアレイヤを形成させて、船体210における振動の発生を沮止させうる。
図11は、本発明の第3実施形態による起振力低減型船舶で起振力低減モジュール領域の断面構造図である。
本実施形態の場合、起振力低減モジュール340に設けられる圧縮空気流動ライン343の構造が、第1実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態で、圧縮空気流動ライン343の場合、直線区間部343aと交差区間部343bとの間に圧縮空気を案内するアーク型案内部343cがさらに形成される。
アーク型案内部343cによって圧縮空気が渦流なしに容易に気泡噴射孔341aを通じて噴射されながら、気泡層を形成しうる。
本実施形態で、アーク型案内部343cは、直線区間部343aと交差区間部343bとの間をアーク型で加工するものと適用しているが、この領域に別途の構造物を配置して圧縮空気を案内することもでき、このような事項も、本発明の権利範囲に属するものと言わなければならない。
図12は、本発明の第4実施形態による起振力低減型船舶で起振力低減モジュール領域の断面構造図である。
本実施形態の場合、起振力低減モジュール440に設けられる圧縮空気流動ライン443が独立して多数個設けられている。
この場合、気泡噴射孔441aは、圧縮空気流動ライン443の個数ほど設けられ、このような構造を通じて気泡発生の効率または発生量を高めうる。
図13は、本発明の第5実施形態による起振力低減型船舶で起振力低減モジュール領域の断面構造図である。
本実施形態の場合、起振力低減モジュール540の気泡噴射孔541a領域に多孔性キャップ580がさらに結合されるものを除いては、前述した第1実施形態とほとんどの構造が類似している。
多孔性キャップ580は、図13に拡大されたように、多数の貫通孔581が形成される円盤型構造物であり得る。
このように多数の貫通孔581を備える多孔性キャップ580を適用すれば、圧縮空気が多数の貫通孔581を経ながら速度が速くなると同時に、空気が細密に砕ける効果を提供することができるために、さらに微細な気泡を多量で作ることができる利点がある。それだけではなく、海上浮遊物の起振力低減モジュール540内への流入を遮断するのに有利である。
多孔性キャップ580の外表面には、起振力低減モジュール140に着脱自在に結合される手段として着脱結合部582が設けられうるが、本実施形態で、着脱結合部582は、溝の形態を有しうる。
このように多孔性キャップ580の外表面に溝形態の着脱結合部582が設けられれば、反対側には、着脱結合部582に差し込まれる突起(図示せず)が形成されうる。
もちろん、反対の場合も、十分に可能である。すなわち、多孔性キャップ580の外表面に突起形態を作り、反対側である起振力低減モジュール140に溝を作って、多孔性キャップ580を容易に差し込ませることもできる。
それだけではなく、このような事項を無視し、多孔性キャップ580がネジ式で起振力低減モジュール140に結合させても良い。
図14及び図15は、それぞれ本発明の第6実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。
これら図面を参照すれば、本実施形態の起振力低減型船舶に設けられる起振力低減モジュール640は、ライン開閉モジュール680をさらに含みうる。
ライン開閉モジュール680は、起振力低減モジュール640の圧縮空気流動ライン643に設けられて、圧縮空気流動ライン643の開口を選択的に開閉する役割を果たす。
一方、起振力低減モジュール640の圧縮空気流動ライン643を通じて圧縮空気が供給されて気泡が発生する場合であれば、関係がないが、圧縮空気の供給が停止された場合には、浮遊物やフジツボなどの異物が、圧縮空気流動ライン643を通じて船体110内に流入される恐れが高い。
このような現象を予防しようとすれば、起振力低減モジュール640の圧縮空気流動ライン643の開口を適切に開閉しなければならないが、このために、ライン開閉モジュール680が設けられうる。
ライン開閉モジュール680は、圧縮空気流動ライン643を通じて圧縮空気が供給される時、圧縮空気流動ライン643を開放し、圧縮空気の供給が停止される時、圧縮空気流動ライン643を遮蔽する無動力ライン開閉モジュール680として適用されている。
もちろん、これとは違って、電子制御が可能なモジュールを追加して、遠隔調整を通じて起振力低減モジュール640の圧縮空気流動ライン643を開閉することを考慮することもできる。しかし、このような場合、装置の構造が複雑になることはもとより、コスト増の問題が予想されるので、本実施形態のように無動力ライン開閉モジュール680を適用することが望ましい。しかし、このような事項に本発明の権利範囲が制限される必要はない。
本実施形態で、無動力ライン開閉モジュール680は、ボールチャンバ681、ボール部材682、第1弾性体683、及び弾性体支持部684を含みうる。
ボールチャンバ681は、圧縮空気流動ライン643上に設けられる別途の独立した空間である。このようなボールチャンバ681は、圧縮空気流動ライン643上に設けられ、圧縮空気が流動する方向に対して前方の領域よりも幅が部分的に狭く形成されて、ボール部材682が配される場所を形成する。
ボールチャンバ681を詳しく説明すれば、圧縮空気流動ライン643から幅が狭くなった後に、再び漸進的に広くなった後、圧縮空気流動ライン643の幅と同じ幅を有する構造を有しうる。しかし、その形状に本発明の権利範囲が制限されるものではない。
ボール部材682は、ボールチャンバ681内に配されて、圧縮空気流動ライン643とボールチャンバ681とが連通される連通口Hを開閉する。
第1弾性体683は、ボール部材682と弾性体支持部684との間に配される。ねじりコイル圧縮バネで適用可能な第1弾性体683は、圧縮空気が供給される時、圧縮されてボール部材682を通じて圧縮空気流動ライン643を開放させ、圧縮空気の供給が停止される時、膨張されてボール部材682をして、圧縮空気流動ライン643を遮蔽させる役割を果たす。
弾性体支持部684は、圧縮空気流動ライン643の壁体に半径方向内側に突設されて、第1弾性体683の位置離脱を阻止させる。
このような構成を有する起振力低減モジュール640の作用について説明する。
コンプレッサー672が動作して、圧縮空気が圧縮空気供給ライン673を通じて供給されれば、圧縮空気は、圧縮空気供給ライン673に沿って流動して、気泡噴射孔641aを通じて水中で噴射される。
このように圧縮空気が供給される時には、無動力ライン開閉モジュール680を通じて圧縮空気供給ライン673の開口が開放される。すなわち、コンプレッサー672が動作して、圧縮空気が圧縮空気供給ライン673を通じて供給されれば、該供給される圧縮空気の力によってボール部材682が押されながら、第1弾性体683を圧縮させる。そうすると、ボール部材682が押されたほど圧縮空気流動ライン643とボールチャンバ681とが連通される連通口Hが開放されるために、この空間を通じて圧縮空気が供給されて、気泡噴射孔641aを通じて水中で噴射される。
このように水中で強い圧縮空気が噴射されれば、該噴射された圧縮空気は、気泡を形成しながら、船体110にエアレイヤを形成させることによって、プロペラ120動作時に発生する変動圧力によって起振力が増加して、船体110における振動の発生を沮止させうる。
図16及び図17は、それぞれ本発明の第7実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。
これら図面を参照すれば、本実施形態の起振力低減型船舶に設けられる起振力低減モジュール740の無動力ライン開閉モジュール780は、圧縮空気流動ライン743内に回転自在に配されて、圧縮空気流動ライン743を選択的に開閉するライン開閉板781と、ライン開閉板781と連結され、ライン開閉板781が原位置に復帰される方向に付勢される第2弾性体782と、を含む。
図面には、ライン開閉板781がまるで棒状構造物のように示されているが、ライン開閉板781は、圧縮空気流動ライン143の断面形状と類似した円盤型構造体であり得る。
このようなライン開閉板781の一端部には、ヒンジ783が連結されて、ライン開閉板781の回転軸心を形成する。そして、ヒンジ783領域には、第2弾性体782、例えば、板バネやねじりコイルバネで適用可能な第2弾性体782が連結されて、図16で図17のように回転したライン開閉板781を原位置に復帰させる役割を果たす。
第2弾性体782の弾性力によってライン開閉板781が原位置に復帰されるように、圧縮空気流動ライン143の壁体には、ライン開閉板781の回動を制限するストッパー784が設けられる。
このような構造を有する無動力ライン開閉モジュール780の動作について説明する。
圧縮空気が供給される時には、図17のように無動力ライン開閉モジュール780を通じて圧縮空気供給ライン173の開口が開放される。すなわち、圧縮空気が圧縮空気供給ライン173を通じて供給されれば、該供給される圧縮空気の力によってヒンジ783を軸心としてライン開閉板781が下方に回転して、圧縮空気供給ライン173が開放されるために、この空間を通じて圧縮空気が供給されて、気泡噴射孔141aを通じて水中で気泡が噴射されうる。
しかし、圧縮空気の供給が消えれば、ライン開閉板781を押して回転させた力が消えるために、圧縮された第2弾性体782が再び膨張され、これにより、ライン開閉板781が原位置に移動しながら、図16のように圧縮空気流動ライン143を遮蔽する。したがって、浮遊物やフジツボなどの異物が、圧縮空気流動ライン143を通じて船体110内に流入されることを効果的に防止することができる。
図18及び図19は、それぞれ本発明の第8実施形態による起振力低減型船舶の起振力低減モジュールに適用されるライン開閉モジュールの動作を示した図面である。
これら図面を参照すれば、本実施形態の起振力低減型船舶に設けられる起振力低減モジュール840の無動力ライン開閉モジュール880は、前述した第7実施形態とほぼ類似している。
但し、本実施形態の無動力ライン開閉モジュール880は、突出部141の端部に形成される気泡噴射孔141aの外部で圧縮空気の供給有無によって気泡噴射孔141aを開閉しているという点で、第7実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態の無動力ライン開閉モジュール880も、気泡噴射孔141aを開閉するライン開閉板881と、ライン開閉板881の回転軸心を形成するヒンジ882と、ライン開閉板881に連結されて、ライン開閉板881を原位置に復帰させる弾性力を提供する弾性体883と、を備えている。第7実施形態と異なって、ライン開閉板881の直径を気泡噴射孔141aの直径よりも大きく形成する場合、第2実施形態で説明されたストッパー284は不要である。
このような構造を有する無動力ライン開閉モジュール880の動作について説明する。
圧縮空気が供給される時には、図19のように無動力ライン開閉モジュール880を通じて圧縮空気供給ライン173の開口が開放される。すなわち、圧縮空気が圧縮空気供給ライン173を通じて供給されれば、該供給される圧縮空気の力によってヒンジ882を軸心としてライン開閉板881が回転して、気泡噴射孔141aが開放されるために、水中で気泡が噴射されうる。
しかし、圧縮空気の供給が消えれば、ライン開閉板881を押して回転させた力が消えるために、圧縮された弾性体883が再び膨張され、これにより、ライン開閉板881が原位置に移動しながら、図18のように気泡噴射孔141aを外部で遮蔽する。したがって、浮遊物やフジツボなどの異物が、気泡噴射孔141aを通じて船体110内に流入されることを効果的に防止することができる。
このように、本発明は、記載の実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を外れずに多様に修正及び変形できるということは、当業者に自明である。したがって、そのような修正例または変形例は、本発明の特許請求の範囲に属するものと言わなければならない。
本発明は、船舶に適用可能である。

Claims (19)

  1. 後尾にプロペラが設けられる船体と、
    前記プロペラの動作時に、前記プロペラに隣接した前記船体の表面に反射波を発生させるエアレイヤを形成させて、前記船体側への起振力を低減させる起振力低減モジュールと、を含み、
    前記起振力低減モジュールは、前記船体の上下方向に沿って前記プロペラの回転軸心を通過するセンターラインを基準として一側に偏って配される起振力低減型船舶。
  2. 前記起振力低減モジュールによって形成される前記エアレイヤは、前記プロペラに隣接した前記船体の表面の一部領域に局部的に形成される請求項1に記載の起振力低減型船舶。
  3. 前記起振力低減モジュールは、前記センターラインを基準として、前記プロペラの回転方向に偏って配される請求項1に記載の起振力低減型船舶。
  4. 前記起振力低減モジュールは、前記船体の船首から船尾側に沿ってエアを噴射して、前記船体の表面にエアレイヤを形成させる請求項1に記載の起振力低減型船舶。
  5. 前記起振力低減モジュールは、
    前記船体の壁面に結合されるが、前記船体の外表面から突出する突出部を備え、前記突出部に形成される気泡噴射孔を通じて前記船体の外表面に気泡を発生させて、前記船体の表面にエアレイヤを形成させる請求項1に記載の起振力低減型船舶。
  6. 前記気泡噴射孔領域に結合される多孔性キャップをさらに含む請求項5に記載の起振力低減型船舶。
  7. 前記船体の壁面に結合され、前記起振力低減モジュールが着脱自在に結合されるボトムプラグと、
    前記起振力低減モジュールに圧縮空気を供給する圧縮空気供給部と、
    をさらに含む請求項1に記載の起振力低減型船舶。
  8. 前記圧縮空気供給部は、
    前記船体の一側に設けられるコンプレッサーと、
    前記コンプレッサーと前記起振力低減モジュールとを直結させる圧縮空気供給ラインと、
    前記圧縮空気供給ラインに設けられて、前記圧縮空気供給ラインに沿って流動する圧縮空気の流動を断続する少なくとも1つの弁と、
    を含む請求項7に記載の起振力低減型船舶。
  9. 前記起振力低減モジュールは、
    前記圧縮空気供給部からの圧縮空気が流動する圧縮空気流動ラインが内部に形成され、前記ボトムプラグの貫通部に挿設されるが、一側に前記突出部が形成されるモジュールボディーと、
    前記モジュールボディーの他側に形成され、前記ボトムプラグの載置ラックに配されるボディーフランジと、
    を含む請求項7に記載の起振力低減型船舶。
  10. 前記突出部は、
    前記モジュールボディーの一側辺で傾斜して連結される傾斜壁部と、
    前記傾斜壁部の端部で前記モジュールボディーの表面に垂直に配される垂直壁部と、
    を含む請求項9に記載の起振力低減型船舶。
  11. 前記圧縮空気流動ラインは、
    前記モジュールボディーの長手方向に沿って延びる直線区間部と、
    前記突出部の内部に配されるが、前記直線区間部と交差し、端部に前記気泡噴射孔が形成される交差区間部と、
    を含む請求項9に記載の起振力低減型船舶。
  12. 前記直線区間部と前記交差区間部との間には、前記圧縮空気を案内するアーク型案内部がさらに形成される請求項11に記載の起振力低減型船舶。
  13. 前記直線区間部と前記交差区間部は、独立して多数個配される請求項11に記載の起振力低減型船舶。
  14. 前記船体に設けられて、前記プロペラ動作時に発生する変動圧力を感知する変動圧力感知部と、
    前記変動圧力感知部からの情報に基づいて、前記起振力低減モジュールを通じる気泡発生をコントロールするコントローラと、
    をさらに含む請求項1に記載の起振力低減型船舶。
  15. 前記起振力低減モジュールの圧縮空気流動ラインに設けられて、前記圧縮空気流動ラインの開口を選択的に開閉するライン開閉モジュールをさらに含む請求項9に記載の起振力低減型船舶。
  16. 前記ライン開閉モジュールは、
    前記圧縮空気流動ラインを通じて前記圧縮空気が供給される時、前記圧縮空気流動ラインを開放し、前記圧縮空気の供給が停止される時、前記圧縮空気流動ラインを遮蔽する無動力ライン開閉モジュールである請求項15に記載の起振力低減型船舶。
  17. 前記無動力ライン開閉モジュールは、
    前記圧縮空気流動ライン内に配されて、前記圧縮空気流動ラインを開閉するボール部材と、
    前記ボール部材と連結され、前記圧縮空気が供給される時、圧縮されて前記ボール部材を通じて前記圧縮空気流動ラインを開放させ、前記圧縮空気の供給が停止される時、膨張されて前記ボール部材をして、前記圧縮空気流動ラインを遮蔽させる第1弾性体と、
    を含む請求項16に記載の起振力低減型船舶。
  18. 前記無動力ライン開閉モジュールは、
    前記圧縮空気流動ライン上に設けられ、前記圧縮空気が流動する方向に対して前方の領域よりも幅が部分的に狭く形成されて、前記ボール部材が配される場所を形成するボールチャンバと、
    前記ボールチャンバに設けられて、前記第1弾性体を支持する弾性体支持部と、
    をさらに含む請求項17に記載の起振力低減型船舶。
  19. 前記無動力ライン開閉モジュールは、
    前記圧縮空気流動ライン内に回転自在に配されて、前記圧縮空気流動ラインを選択的に開閉するライン開閉板と、
    前記ライン開閉板と連結され、前記ライン開閉板が原位置に復帰される方向に付勢される第2弾性体と、
    前記圧縮空気流動ラインの壁体に設けられて、前記ライン開閉板の回動を制限するストッパーと、
    を含む請求項16に記載の起振力低減型船舶。
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