JP2014515413A - 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法 - Google Patents

吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014515413A
JP2014515413A JP2014511818A JP2014511818A JP2014515413A JP 2014515413 A JP2014515413 A JP 2014515413A JP 2014511818 A JP2014511818 A JP 2014511818A JP 2014511818 A JP2014511818 A JP 2014511818A JP 2014515413 A JP2014515413 A JP 2014515413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer particles
water
polymerization
monomer
process according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014511818A
Other languages
English (en)
Inventor
フンク リューディガー
プファイファー トーマス
イェー. ポッセミールス カール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2014515413A publication Critical patent/JP2014515413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/18Suspension polymerisation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/46Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation
    • C08F2/48Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/04Acids; Metal salts or ammonium salts thereof
    • C08F220/06Acrylic acid; Methacrylic acid; Metal salts or ammonium salts thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

連続的な重合反応器中での吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法であって、その際、開始剤の使用量及び/又は重合を引き起こすために任意に使用される紫外線の強度を、重合反応器の運転開始後に下げる。

Description

本発明は、連続的な重合反応器中での吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法に関し、その際、開始剤の使用量及び/又は重合を引き起こすために使用される紫外線の強度を、重合反応器の運転開始後に下げる。
吸水性ポリマー粒子は、おむつ、タンポン、ナプキン及びその他の衛生用品を製造するために使用されるか、或いは農業園芸における保水剤としても使用される。吸水性ポリマー粒子は、超吸収体とも呼ばれる。
吸水性ポリマー粒子の製造は、モノグラフ"Modern Superabsorbent Polymer Technology",F.L.Buchholz and A.T.Graham,Wiley−VCH(1998年)の第71頁〜第103頁に記載される。
吸水性ポリマー粒子の特性は、例えば、使用される架橋剤の量により調節することができる。架橋剤の量が増大するにつれて、遠心分離保持容量(CRC)は低下し、そして21.0g/cm2の圧力下(AUL0.3psi)での吸収量は最大値を通過する。
適用特性、例えば、おむつ中での膨潤ゲルベッドの透過性(SFC)及び49.2g/cm2の圧力下(AUL0.7psi)での吸収量の改善のために、吸水性ポリマー粒子は、一般的に表面後架橋される。それによって粒子表面の架橋度が高まり、このことによって49.2g/cm2の圧力下(AUL0.7psi)での吸収量と遠心分離保持容量(CRC)との関係を少なくとも部分的に断つことができる。この表面後架橋は、水性ゲル相中で実施することができる。しかし、好ましくは、乾燥、粉砕及び篩分されたポリマー粒子(ベースポリマー)が表面後架橋剤で表面コーティングされ、かつ熱により表面後架橋される。そのために適した架橋剤は、吸水性ポリマー粒子の少なくとも2つのカルボキシレート基と共有結合を形成することができる化合物である。
WO03/051415A1は、混練反応器中での吸水性ポリマー粒子の連続的な製造を記載しており、その際、用いられるモノマー溶液は、少なくとも40℃の温度を有する。
EP1418000A2は、ベルト型反応器中での吸水性ポリマー粒子の連続的な製造を開示しており、その際、同様に熱せられたモノマー溶液が使用される。
本発明の課題は、殊に高い遠心分離保持容量(CRC)及び少ない抽出分を有する吸水性ポリマー粒子の改善された製造法を提供することであった。
該課題は、
a)少なくとも部分的に中和されていてよい、少なくとも1種のエチレン性不飽和の酸基含有モノマー、
b)少なくとも1種の架橋剤、
c)少なくとも1種の開始剤、
d)任意に、a)で挙げられるモノマーと共重合可能な1種以上のエチレン性不飽和モノマー及び
e)任意に、1種以上の水溶性ポリマー
を含むモノマー溶液又はモノマー懸濁液を連続的な重合反応器中で重合してポリマーゲルを取得し、得られたポリマーゲルを乾燥し、乾燥されたポリマーゲルを細分化してポリマー粒子を取得し、かつ得られたポリマー粒子を分級することによって、吸水性ポリマー粒子を連続的に製造する方法において、開始剤c)の使用量及び/又は重合を引き起こすために任意に使用される紫外線の強度を、重合反応器の運転開始後の最初の120分以内に少なくとも10%下げることを特徴とする方法によって解決された。
開始剤c)の使用量及び/又は重合を引き起こすために任意に使用される紫外線の強度は、重合反応器の運転開始後の最初の90分以内に、特に有利には最初の60分以内に、極めて有利には最初の30分以内に、好ましくは少なくとも20%、特に有利には少なくとも30%、極めて有利には少なくとも40%下げられる。
開始剤c)の使用量を再び上昇させること及び/又は重合を引き起こすために任意に使用される紫外線の強度を増大させることは、重合反応器の連続的な運転の間、通常必要ではないが、ただし、場合によっては生じる妨げに対する反応としては別である。
本発明の基礎を成しているのは、吸水性ポリマー粒子を製造するための連続的な重合反応器の運転開始時に、その後の連続的な運転時より開始反応を強める必要があるという知見である。それゆえ、重合反応器の運転開始後の一定の時間に開始反応を弱めてよい。開始反応を段階的に弱めることも可能である。
簡素化のために、運転開始時の開始反応(Initiierung)は、連続的な運転において使用される配合物とは無関係に、全ての配合物にとって適した高い値に固定することができる。
より高い運転開始時の開始反応の結果、重合を、より迅速に引き起こすことができ、かつ、より迅速に定常状態が達成される。これが必要不可欠なのは、モノマー溶液が最初のうち重合ゾーンの一方の端部から他方の端部へと自由に流れることができ、そうして反応混合物の一部が反応ゾーン内で不十分な滞留時間しか有さなくなるからである。
重合反応器が空にされていない短い中断の場合、運転開始の手順は、相応して短縮してよい。中断がより長い場合、重合反応器及び供給ラインは空にされる。モノマー溶液の供給ラインは、停止中にポリマーが付着することを回避するために空にされ、かつ洗浄される。洗浄には、窒素、空気及び/又は脱塩水が適している。
重合反応器中の平均滞留時間は、好ましくは5〜120分、特に有利には10〜90分、極めて有利には15〜60分である。
運転開始時、重合反応器は、好ましくは40〜80%、特に有利には50〜75%、極めて有利には60〜70%の定格負荷で運転され、その際、定格負荷とは、定常運転時のモノマー溶液の量的な供給である。
適した反応器は、例えば混練反応器又はベルト型反応器である。混練機中では、水性のモノマー溶液又はモノマー懸濁液の重合に際して生じるポリマーゲルは、WO2001/038402A1に記載されるように、例えば反転撹拌シャフトによって連続的に細分化される。ベルト上での重合は、例えばDE3825366A1及びUS6,241,928に記載される。ベルト型反応器中での重合に際しては、更なる工程段階において、例えば押出機又は混練機中で細分化されなければならないポリマーゲルが生じる。
本発明による方法において有利には用いることが可能な混練反応器は、少なくとも2つの軸平行に回転するシャフトを有し、その際、シャフトには、複数の混練エレメント及び移送エレメントが存在している。
重合反応器は、運転開始前に、30〜120℃の温度、特に有利には60〜100℃、極めて有利には80〜90℃の温度に予熱される。
混練反応器の場合、予熱は、好ましくはトレース加熱された(begleitbeheizt)ジャケットによって行われる。熱媒体として、熱水及び加熱用蒸気が適している。この場合、加熱用蒸気が有利であり、なぜなら、加熱用蒸気の温度は、圧力により非常に簡単に調節することができるからである。これは、例えば、比較的高められた水蒸気の圧力を開放し、そのようにして作り出された過熱された水蒸気を引き続き飽和させることによって行うことができる。
加熱用蒸気は、1.4〜16bar、特に有利には1.8〜11bar、極めて有利には2〜4barの圧力を有する。
適した混練反応器は、例えば、List AG(アリスドルフ;スイス)より入手可能であり、またCH664704A5、EP0517068A1、WO97/12666A1、DE2123956A1、EP0603525A1、DE19536944A1及びDE4118884A1に記載されている。
少なくとも2つのシャフトを有する係る混練反応器は、混練エレメント及び移送エレメントの配置によって高い自浄性を有し、これは連続的な重合にとっての重要な要件である。好ましくは、2つのシャフトは互いに反転する。
撹拌シャフトには、ディスクセグメントがプロペラ状に配置されている。混練セグメント及び移送セグメントとして、例えば壁に近接しているミキシングバー並びにL形又はU形に形作られた付属物が適している。
以下に、吸水性ポリマー粒子の製造を詳しく説明する:
吸水性ポリマー粒子は、モノマー溶液又はモノマー懸濁液の重合によって製造され、かつ通常は水不溶性である。
モノマーa)は、好ましくは水溶性であり、すなわち、23℃での水への溶解度は、典型的には水100g当たり少なくとも1g、好ましくは水100g当たり少なくとも5g、特に有利には水100g当たり少なくとも25g、極めて有利には水100g当たり少なくとも35gである。
適したモノマーa)は、例えば、エチレン性不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、及びイタコン酸である。特に有利なモノマーは、アクリル酸及びメタクリル酸である。極めて有利なのはアクリル酸である。
更なる適したモノマーa)は、例えば、エチレン性不飽和スルホン酸、例えばスチレンスルホン酸及び2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)である。
不純物は、重合に著しい影響を与える。それゆえ、用いられる原料は、可能な限り高い純度を有するべきである。それゆえ、好ましくはモノマーa)を特別に精製することが往々にして好ましい。適した精製法は、例えばWO2002/055469A1、WO2003/078378A1及びWO2004/035514A1に記載されている。適したモノマーa)は、例えばWO2004/035514A1に従って精製された、アクリル酸99.8460質量%、酢酸0.0950質量%、水0.0332質量%、プロピオン酸0.0203質量%、フルフラール0.0001質量%、無水マレイン酸0.0001質量%、ジアクリル酸0.0003質量%及びヒドロキノンモノメチルエーテル0.0050質量%を有するアクリル酸である。
モノマーa)の全量におけるアクリル酸及び/又はその塩の割合は、好ましくは少なくとも50モル%、特に有利には少なくとも90モル%、極めて有利には少なくとも95モル%である。
モノマーa)は、通常、重合禁止剤、好ましくはヒドロキノン半エーテルを貯蔵安定剤として含む。
モノマー溶液は、ヒドロキノン半エーテルを、中和されていないモノマーa)をそのつど基準として、好ましくは250質量ppmまで、有利には最大でも130質量ppm、特に有利には最大でも70質量ppm、有利には少なくとも10質量ppm、特に有利には少なくとも30質量ppm、殊におよそ50質量ppm含む。例えば、モノマー溶液の製造のために、相応する含有量のヒドロキノン半エーテルを有するエチレン性不飽和の酸基含有モノマーを使用することができる。
有利なヒドロキノン半エーテルは、ヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)及び/又はα−トコフェロール(ビタミンE)である。
適した架橋剤b)は、架橋のために適した少なくとも2つの基を有する化合物である。このような基は、例えば、ポリマー鎖中にラジカル的に重合導入されることができるエチレン性不飽和基、及びモノマーa)の酸基と共有結合を形成することができる官能基である。さらに、モノマーa)の少なくとも2つの酸基と配位結合を形成することができる多価金属塩も架橋剤b)として適している。
架橋剤b)は、好ましくは、ポリマー網目構造中にラジカル的に重合導入されることができる少なくとも2つの重合可能な基を有する化合物である。適した架橋剤b)は、例えば、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、アリルメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリアリルアミン、テトラアリルアンモニウムクロリド、テトラアリルオキシエタン(例えばEP0530438A1に記載)、ジアクリレート及びトリアクリレート(例えばEP0547847A1、EP0559476A1、EP0632068A1、WO93/21237A1、WO2003/104299A1、WO2003/104300A1、WO2003/104301A1及びDE10331450A1に記載)、アクリレート基の他に更なるエチレン性不飽和基を含む混合アクリレート(例えばDE10331456A1及びDE10355401A1に記載)、又は架橋剤混合物(例えばDE19543368A1、DE19646484A1、WO90/15830A1及びWO2002/032962A2に記載)である。
有利な架橋剤b)は、ペンタエリトリトールトリアリルエーテル、テトラアリルオキシエタン、メチレンビスメタクリルアミド、15箇所でエトキシ化されたトリメチロールプロパントリアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート及びトリアリルアミンである。
極めて有利な架橋剤b)は、例えばWO2003/104301A1に記載されているような、アクリル酸又はメタクリル酸でジアクリレート又はトリアクリレートへとエステル化された、ポリエトキシ化及び/又はポリプロポキシ化されたグリセリンである。特に好ましいのは、3〜10箇所でエトキシ化されたグリセリンのジアクリレート及び/又はトリアクリレートである。極めて有利なのは、1〜5箇所でエトキシ化及び/又はプロポキシ化されたグリセリンのジアクリレート又はトリアクリレートである。最も有利なのは、3〜5箇所でエトキシ化及び/又はプロポキシ化されたグリセリンのトリアクリレート、殊に3箇所でエトキシ化されたグリセリンのトリアクリレートである。
架橋剤b)の量は、そのつどモノマーa)を基準として、好ましくは0.05〜1.5質量%、特に有利には0.1〜1質量%、極めて有利には0.3〜0.6質量%である。架橋剤の含有量が増大するにつれて、遠心分離保持容量(CRC)は低下し、そして21.0g/cm2の圧力下での吸収量が最大値を通過する。
開始剤c)として、重合条件下でラジカルを生成する全ての化合物、例えば熱開始剤、レドックス開始剤、光開始剤を使用してよい。適したレドックス開始剤は、ペルオキソ二硫酸ナトリウム/アスコルビン酸、過酸化水素/アスコルビン酸、ペルオキソ二硫酸ナトリウム/亜硫酸水素ナトリウム及び過酸化水素/亜硫酸水素ナトリウムである。好ましくは、熱開始剤とレドックス開始剤からなる混合物、例えばペルオキソ二硫酸ナトリウム/過酸化水素/アスコルビン酸を使用する。しかし、還元性成分として、好ましくは2−ヒドロキシ−2−スルフィナト酢酸のナトリウム塩、2−ヒドロキシ−2−スルホナト酢酸の二ナトリウム塩及び亜硫酸水素ナトリウムからなる混合物を使用する。このような混合物は、Brueggolite(R)FF6及びBrueggolite(R)FF7(Brueggeman Chemicals;ハイルブロン;ドイツ)として入手可能である。
エチレン性不飽和の酸基含有モノマーa)と共重合可能なエチレン性不飽和モノマーd)は、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジエチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート又はジエチルアミノエチルメタクリレートである。
水溶性ポリマーe)として、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、デンプン誘導体、変性セルロース、例えばメチルセルロース又はヒドロキシエチルセルロース、ゼラチン、ポリグリコール又はポリアクリル酸、好ましくはデンプン、デンプン誘導体又は変性セルロースを使用してよい。
通常、モノマー水溶液を使用する。モノマー溶液の含水率は、好ましくは40〜75質量%、特に有利には45〜70質量%、極めて有利には50〜65質量%である。モノマー懸濁液、すなわち、過剰のモノマーa)、例えばアクリル酸ナトリウムを有するモノマー溶液を用いることも可能である。含水量が増大するにつれて、引き続く乾燥に際してのエネルギー消費量が増大し、かつ含水量が減少するにつれて、重合熱を不十分にしか除去することができなくなる。
有利な重合禁止剤は、最適な作用のために溶存酸素を必要とする。それゆえ、モノマー溶液から重合前に不活性化によって、すなわち、不活性ガス、好ましくは窒素又は二酸化炭素を流過させることによって溶存酸素を取り除いてよい。好ましくは、重合前のモノマー溶液の酸素含有率を、1質量ppm未満に、特に有利には0.5質量ppm未満に、極めて有利には0.1質量ppm未満に下げる。
乾燥特性の改善のために、混練反応器を使って得られた細分化されたポリマーゲルを付加的に押出してよい。
得られたポリマーゲルの酸基は、通常、部分的に中和されている。中和は、好ましくはモノマーの段階で実施する。通常、これは、中和剤を水溶液として又は有利には固体としても混入することによって行う。中和度は、好ましくは25〜95モル%、特に有利には30〜80モル%、極めて有利には40〜75モル%であり、その際、通常の中和剤、好ましくはアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属酸化物、アルカリ金属炭酸塩又はアルカリ金属炭酸水素塩並びにそれらの混合物を使用してよい。アルカリ金属塩の代わりにアンモニウム塩も使用してよい。ナトリウム及びカリウムが、アルカリ金属として特に有利であるが、しかしながら、極めて有利なのは、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウム並びにそれらの混合物である。
或いはまた、中和を重合後に、該重合に際して生じるポリマーゲルの段階で実施することも可能である。さらに、中和剤の一部を早くもモノマー溶液に添加し、かつ所望の最終中和度を重合後に初めてポリマーゲルの段階で設定することで、酸基を重合前に40モル%まで、好ましくは10〜30モル%、特に有利には15〜25モル%中和することが可能である。ポリマーゲルを少なくとも部分的に重合後に中和する場合、該ポリマーゲルは、好ましくは機械的に、例えば押出機を用いて細分化し、ここで、中和剤を吹き付けるか、振り掛けるか又は注ぎ込み、それから入念に相互に混合してよい。そのために、得られたゲル材料を、再度繰り返し均質化のために押出してよい。
次いで、好ましくは、ポリマーゲルの乾燥は、ベルト型乾燥機を用いて、残留湿分含有率が、好ましくは0.5〜15質量%、特に有利には1〜10質量%、極めて有利には2〜8質量%になるまで実施し、その際、残留湿分含有率は、EDANAより推奨される試験法No.WSP 230.2−05 "Mass Loss Upon Heating"に従って測定する。残留湿分が高すぎると、乾燥されたポリマーゲルは低すぎるガラス転移温度Tgを有し、続けて加工するにも困難を伴う。残留湿分が低すぎると、乾燥されたポリマーゲルは過度に脆性となり、引き続く細分化工程で、不所望に大量の、過度に低い粒径を有するポリマー粒子(細粒(fines))が発生する。ゲルの固体含有率は、乾燥前に、好ましくは25〜90質量%、特に有利には35〜70質量%、極めて有利には40〜60質量%である。選択的に、或いはまた流動床乾燥機又はパドル乾燥機も乾燥のために使用することができる。
乾燥されたポリマーゲルを粉砕及び分級し、その際、粉砕のために、通常、単段式又は多段式のロールミル、有利には二段式又は三段式のロールミル、ピンミル、ハンマーミル又は振動ミルを用いてよい。
生成物画分として分離されたポリマー粒子の平均粒径は、好ましくは少なくとも200μm、特に有利には250〜600μm、極めて有利には300〜500μmである。該生成物画分の平均粒径は、EDANAより推奨される試験法No.WSP 220.2−05 "Partikel Size Distribution"により算出することができ、その際、篩画分の質量割合を累積的にプロットし、そして平均粒径をグラフで定める。この場合、平均粒径は、累積して50質量%となるメッシュサイズの値である。
150μmより大きい粒径を有する粒子の割合は、好ましくは少なくとも90質量%、特に有利には少なくとも95質量%、極めて有利には少なくとも98質量%である。
過度に低い粒径を有するポリマー粒子は、透過性(SFC)を下げる。それゆえ、過度に小さいポリマー粒子("細粒")の割合は低くあるべきである。
過度に小さいポリマー粒子は、それゆえ、通常は分離し、そしてプロセスに返送する。これは、好ましくは、重合前、重合中又は重合直後、すなわち、ポリマーゲルの乾燥前に行う。過度に小さいポリマー粒子は、返送前又は返送中に、水及び/又は水性界面活性剤で湿らせてよい。
過度に小さいポリマー粒子を、あとの工程段階において、例えば表面後架橋又は他のコーティング工程後に分離することも可能である。この場合、返送された過度に小さいポリマー粒子は、表面後架橋されているか、若しくは他の方法で、例えば熱分解法シリカでコーティングされている。
重合のために混練反応器を使用する場合、過度に小さいポリマー粒子は、好ましくは、重合を等しく3つに区切った場合の最後3つ目の間に添加する。
過度に小さいポリマー粒子を、非常に早期に、例えば、早くもモノマー溶液に添加する場合、それによって、得られた吸水性ポリマー粒子の遠心分離保持容量(CRC)は低下する。しかし、これは、例えば架橋剤b)の使用量を調整することによって補うことができる。
過度に小さいポリマー粒子を、非常に遅く、例えば、重合反応器に後接続された装置中で、例えば押出機中で初めて添加する場合、過度に小さいポリマー粒子を、得られたポリマーゲルに組み込むのは困難でしかない。不十分に組み込まれた過度に小さいポリマー粒子は、しかしながら、乾燥されたポリマーゲルから粉砕中に再び離れ、それゆえ分級に際して新たに分離され、返送されるべき過度に小さいポリマー粒子の量を高める。
最大でも850μmの粒径を有する粒子の割合は、好ましくは少なくとも90質量%、特に有利には少なくとも95質量%、極めて有利には少なくとも98質量%である。
最大でも600μmの粒径を有する粒子の割合は、好ましくは少なくとも90質量%、特に有利には少なくとも95質量%、極めて有利には少なくとも98質量%である。
過度に大きい粒径を有するポリマー粒子は膨潤速度を下げる。それゆえ、過度に大きいポリマー粒子の割合も同様に低くあるべきである。
それゆえ、過度に大きいポリマー粒子は、通常は分離され、そして乾燥されたポリマーゲルの粉砕に返送される。
ポリマー粒子は、更なる特性の改善のために表面後架橋される。適した表面後架橋剤は、ポリマー粒子の少なくとも2つのカルボキシレート基と共有結合を形成することができる基を含む化合物である。適した化合物は、例えば、多官能性アミン、多官能性アミドアミン、多官能性エポキシド(例えばEP0083022A2、EP0543303A1及びEP0937736A2に記載)、二官能性若しくは多官能性のアルコール(例えばDE3314019A1、DE3523617A1及びEP0450922A2に記載)、又はβ−ヒドロキシアルキルアミド(例えばDE10204938A1及びUS6,239,230に記載)である。
加えて、DE4020780C1には環式カーボネートが、DE19807502A1には2−オキサゾリジノン及びその誘導体、例えば2−ヒドロキシエチル−2−オキサゾリジノンが、DE19807992C1にはビス−及びポリ−2−オキサゾリジノンが、DE19854573A1には2−オキソテトラヒドロ−1,3−オキサジン及びその誘導体が、DE19854574A1にはN−アシル−2−オキサゾリジノンが、DE10204937A1には環状尿素が、DE10334584A1には二環式アミドアセタールが、EP1199327A2にはオキセタン及び環式尿素が、またWO2003/031482A1にはモルホリン−2,3−ジオン及びその誘導体が、適した表面後架橋剤として記載されている。
有利な表面後架橋剤は、エチレンカーボネート、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリアミドとエピクロロヒドリンとの反応生成物及びプロピレングリコールと1,4−ブタンジオールからなる混合物である。
極めて有利な表面後架橋剤は、2−ヒドロキシエチル−2−オキサゾリジノン、2−オキサゾリジノン及び1,3−プロパンジオールである。
さらに、DE3713601A1に記載されているような、付加的な重合可能なエチレン性不飽和基を含む表面後架橋剤も使用することができる。
表面後架橋剤の量は、そのつどポリマー粒子を基準として、好ましくは0.001〜2質量%、特に有利には0.02〜1質量%、極めて有利には0.05〜0.2質量%である。
本発明の有利な実施形態においては、表面後架橋の前、表面後架橋の間又は表面後架橋のあとに、表面後架橋剤に加えて、多価カチオンを粒子表面に施与する。
本発明による方法において使用可能な多価カチオンは、例えば、2価のカチオン、例えば亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄及びストロンチウムのカチオン、3価のカチオン、例えばアルミニウム、鉄、クロム、希土類元素及びマンガンのカチオン、4価のカチオン、例えばチタン及びジルコニウムのカチオンである。対イオンとして、水酸化物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、リン酸水素イオン、リン酸二水素イオン及びカルボン酸イオン、例えば酢酸イオン、クエン酸イオン及び乳酸イオンが可能である。異なる対イオンを有する塩、例えば、塩基性アルミニウム塩、例えばアルミニウムモノアセテート又はアルミニウムモノラクテートも可能である。アルミニウムスルフェート、アルミニウムモノアセテート及びアルミニウムラクテートが有利である。金属塩の他に、多価カチオンとしてポリアミンも用いることができる。
多価カチオンの使用量は、そのつどポリマー粒子を基準として、例えば0.001〜1.5質量%、好ましくは0.005〜1質量%、特に有利には0.02〜0.8質量%である。
表面後架橋は、通常、表面後架橋剤の溶液を、乾燥されたポリマー粒子上に吹き付けるようにして実施する。吹き付けに続けて、表面後架橋剤でコーティングされたポリマー粒子を熱により乾燥し、その際、表面後架橋反応は、乾燥前のみならず乾燥中に行ってもよい。
表面後架橋剤の溶液の吹き付けは、好ましくは、可動式混合ツールを備えたミキサー、例えばスクリューミキサー、ディスクミキサー及びパドルミキサー中で実施する。特に有利なのは横型ミキサー、例えばパドルミキサーであり、極めて有利なのは縦型ミキサーである。横型ミキサーと縦型ミキサーは、ミキシングシャフトの配置により区別され、すなわち、横型ミキサーは、水平方向に取り付けられたミキシングシャフトを有し、かつ縦型ミキサーは、鉛直方向に取り付けられたミキシングシャフトを有する。適したミキサーは、例えば横型Pflugschar(R)ミキサー(Gebr.Loedige Maschinenbau GmbH;パーダーボルン;ドイツ)、Vrieco−Nauta連続ミキサー(Hosokawa Micron BV;ドゥーティンヘム;オランダ)、Processall Mixmillミキサー(Processall Incorporated;シンシナティ;USA)及びSchugi Flexomix(R)(Hosokawa Micron BV;ドゥーティンヘム;オランダ)である。しかし、表面後架橋剤溶液を流動床中で吹き付けることも可能である。
表面後架橋剤は、概して水溶液として用いる。非水性溶媒の含有量若しくは全溶媒量により、ポリマー粒子中への表面後架橋剤の侵入深さを調整することができる。
もっぱら水を溶媒として使用する場合、好ましくは界面活性剤を加える。それによって濡れ挙動が改善され、かつ凝塊傾向が抑えられる。好ましくは、しかし、溶媒混合物、例えばイソプロパノール/水、1,3−プロパンジオール/水及びプロピレングリコール/水を用い、その際、混合質量比は、好ましくは20:80〜40:60である。
熱による乾燥は、好ましくは接触乾燥機中で、特に有利にはパドル乾燥機、極めて有利にはディスク乾燥機中で実施する。適した乾燥機は、例えばHosokawa Bepex(R)横型パドルドライヤー(Hosokawa Micron GmbH;ラインガルテン;ドイツ)、Hosokawa Bepex(R)ディスクドライヤー(Hosokawa Micron GmbH;ラインガルテン;ドイツ)、Holo−Flite(R)ドライヤー(Metso Minerals Industries Inc.;ダンヴィル;USA)及びNaraパドルドライヤー(Nara Machinery Europe;フレッヘン;ドイツ)である。そのうえ、流動床乾燥機を用いてもよい。
乾燥はミキサー自体の中で、ジャケットの加熱又は熱風の送り込みによって行ってよい。同様に適しているのは、後接続された乾燥機、例えば箱形乾燥機、回転管炉又は加熱式スクリューである。特に好ましくは、流動床乾燥機中で混合及び乾燥する。
有利な乾燥温度は、100〜250℃、有利には120〜220℃、特に有利には130〜210℃、極めて有利には150〜200℃の範囲にある。反応ミキサー又は乾燥機中におけるこの温度での有利な滞留時間は、好ましくは少なくとも10分、特に有利には少なくとも20分、極めて有利には少なくとも30分であり、通常は最大でも60分である。
本発明の有利な実施形態において、吸水性ポリマー粒子は、熱による乾燥後に冷却される。冷却は、好ましくは接触冷却器、特に有利にはパドル冷却器、極めて有利にはディスク冷却器中で実施する。適した冷却器は、例えばHosokawa Bepex(R)横型パドルクーラー(Hosokawa Micron GmbH;ラインガルテン;ドイツ)、Hosokawa Bepex(R)ディスククーラー(Hosokawa Micron GmbH;ラインガルテン;ドイツ)、Holo−Flite(R)クーラー(Metso Minerals Industries Inc.;ダンヴィル;USA)及びNaraパドルクーラー(Nara Machinery Europe;フレッヘン;ドイツ)である。そのうえ、流動床冷却器を用いてもよい。
冷却器中で、吸水性ポリマー粒子を、20〜150℃に、好ましくは30〜120℃に、特に有利には40〜100℃に、極めて有利には50〜80℃に冷却する。
引き続き、表面後架橋されたポリマー粒子を新たに分級してよく、その際、過度に小さいポリマー粒子及び/又は過度に大きい粒子を分離し、かつプロセスに返送する。
表面後架橋されたポリマー粒子は、特性の更なる改善のためにコーティング又は後湿潤化してよい。
後湿潤化は、好ましくは、30〜80℃、特に有利には35〜70℃、極めて有利には40〜60℃で実施する。過度に低い温度の場合、吸水性ポリマー粒子は凝塊形成する傾向にあり、かつ比較的高い温度では、早くも水が目立って蒸発する。後湿潤化に用いられる水量は、好ましくは1〜10質量%、特に有利には2〜8質量%、極めて有利には3〜5質量%である。後湿潤化によって、ポリマー粒子の機械的安定性が高められ、かつ該粒子の静電帯電する傾向が抑えられる。好ましくは、後湿潤化は、熱による乾燥後に冷却器中で実施する。
膨潤速度並びに透過性(SFC)を改善するために適したコーティングは、例えば無機不活性物質、例えば水不溶性の金属塩、有機ポリマー、カチオン性ポリマー並びに2価若しくは多価の金属カチオンである。集塵のための適したコーティングは、例えばポリオールである。ポリマー粒子の不所望な凝結傾向に対する適したコーティングは、例えば熱分解法シリカ、例えばAerosil(R)200、及び界面活性剤、例えばSpan(R)20である。
本発明による方法に従って製造された吸水性ポリマー粒子は、0〜15質量%、特に有利には0.2〜10質量%、極めて有利には0.5〜8質量%の湿分含有率を有し、その際、湿分含有率は、EDANAより推奨される試験法No.WSP 230.2−05 "Mass Loss Upon Heating"に従って測定する。
本発明による方法に従って製造された吸水性ポリマー粒子は、好ましくは少なくとも30質量%、特に有利には少なくとも50質量%、極めて有利には少なくとも70質量%の、300〜600μmの粒径を有する粒子割合を有する。
本発明による方法に従って製造された吸水性ポリマー粒子は、典型的には少なくとも15g/g、好ましくは少なくとも20g/g、有利には少なくとも22g/g、特に有利には少なくとも24g/g、極めて有利には少なくとも26g/gの遠心分離保持容量(CRC)を有する。吸水性ポリマー粒子の遠心分離保持容量(CRC)は、通常60g/g未満である。遠心分離保持容量(CRC)は、EDANAにより推奨される試験法No.WSP 241.2−05 "Fluid Retention Capacity in Saline,After Centrifugation"に従って測定する。
本発明による方法に従って製造された吸水性ポリマー粒子は、49.2g/cm2の圧力下で、典型的には少なくとも15g/g、好ましくは少なくとも20g/g、有利には少なくとも22g/g、特に有利には少なくとも24g/g、極めて有利には少なくとも26g/gの吸収量を有する。49.2g/cm2の圧力下での吸水性ポリマー粒子の吸収量は、通常35g/g未満である。49.2g/cm2の圧力下での吸収量は、EDANAにより推奨される試験法No.WSP 242.2−05 "Absorption Under Pressure,Gravimetric Determination"と同じように測定し、その際、21.0g/cm2の圧力の代わりに49.2g/cm2の圧力を設定する。
方法:
以下に記載した"WSP"で表記される標準試験法は、"Worldwide Strategic Partners"EDANA(欧州不織布協会)(Avenue Eugene Plasky 157,1030 Brussels,Belgium,www.edana.org)及びINDA(米国不織布協会)(1100 Crescent Green,Cary,North Carolina 27518,U.S.A.,www.inda.org)により共同で出版された"Standard Test Methods for the Nonwovens Industry",2005 editionに記載されている。この刊行物は、EDANAからもINDAからも入手可能である。
測定は、別途記載がない限り、23±2℃の周囲温度及び50±10%の相対空気湿度で実施している。吸水性ポリマー粒子は、測定前に良く混合する。
遠心分離保持容量(Centrifuge Retention Capacity)
遠心分離保持容量(CRC)は、EDANAにより推奨される試験法No.WSP 241.2−05 "Fluid Retention Capacity in Saline,After Centrifugation"に従って測定する。
抽出分
吸水性ポリマー粒子の抽出可能な構成成分の含量は、EDANAによって推奨される試験法No.WSP 270.2−05 "Extractable"に従って測定する。

例1
アクリル酸75.7g、アクリル酸ナトリウム水溶液681.7g(37.3質量%)、脱イオン水235.3g及び3箇所でエトキシ化されたグリセリントリアクリレート1.35g(約85質量%)より成る、約15℃に冷却した溶液から、30分間窒素を導入することによって空気中酸素を除去した。2リットルのプラスチック容器中で、ペルオキソ二硫酸ナトリウム水溶液3.0g(25.2質量%)、アスコルビン酸水溶液4.0g(0.40質量%)及び過酸化水素水溶液5.0g(0.08質量%)の添加によって重合を引き起こした。得られたゲルを、ミートグラインダで細分化し、次いで空気循環式乾燥キャビネット内で150℃にて60分間乾燥し、ロールミルで粉砕し、かつ150〜850μmの粒径範囲に篩分することによって調節した。
得られたポリマー粒子を分析した。結果は、表1にまとめている。
例2
例1と同じように処理を行った。ペルオキソ二硫酸ナトリウム、アスコルビン酸及び過酸化水素の量は、それぞれ半分に下げた。得られたポリマー粒子を分析した。結果は、表1にまとめている。
Figure 2014515413
例3
アクリル酸105.1g、アクリル酸ナトリウム水溶液683.3g(37.3質量%)、脱イオン水204.1g及び3箇所でエトキシ化されたグリセリントリアクリレート1.50g(約85質量%)より成る、約15℃に冷却した溶液から、30分間窒素を導入することによって空気中酸素を除去した。2リットルのプラスチック容器中で、過硫酸ナトリウム水溶液3.0g(28.0質量%)、アスコルビン酸水溶液2.0g(0.46質量%)及び過酸化水素水溶液5.0g(0.1質量%)の添加によって重合を引き起こした。反応混合物は、12分後に100℃の温度に達した。得られたゲルを、ミートグラインダで細分化し、次いで空気循環式乾燥キャビネット内で150℃にて60分間乾燥し、ロールミルで粉砕し、かつ150〜850μmの粒径範囲に篩分することによって調整した。
得られたポリマー粒子を分析した。結果は、表2にまとめている。
例4
例3と同じように処理を行った。ペルオキソ二硫酸ナトリウム、アスコルビン酸及び過酸化水素の量は、それぞれ半分に下げた。反応混合物は、18分後に100℃の温度に達した。得られたポリマー粒子を分析した。結果は、表2にまとめている。
Figure 2014515413
例5
アクリル酸39.0g、アクリル酸ナトリウム水溶液349.1g(37.3質量%)、脱イオン水105.2g及び3箇所でエトキシ化されたグリセリントリアクリレート0.70g(約85質量%)より成る、約15℃に冷却した溶液から、30分間窒素を導入することによって空気中酸素を除去した。1リットルのプラスチック容器中で、過硫酸ナトリウム水溶液3.0g(20.0質量%)、アスコルビン酸水溶液1.5g(0.84質量%)及び過酸化水素水溶液1.5g(0.74質量%)の添加によって重合を引き起こした。得られたゲルを、ミートグラインダで細分化し、次いで空気循環式乾燥キャビネット内で150℃にて60分間乾燥し、ロールミルで粉砕し、かつ150〜850μmの粒径範囲に篩分することによって調整した。
得られたポリマー粒子を分析した。結果は、表3にまとめている。
例6
例5を繰り返した。結果は、表3にまとめている。
例7
例5と同じように処理を行った。ペルオキソ二硫酸ナトリウム、アスコルビン酸及び過酸化水素の量は、それぞれ3分の2に下げた。得られたポリマー粒子を分析した。結果は、表3にまとめている。
例8
例7を繰り返した。結果は、表3にまとめている。
例9
例5と同じように処理を行った。ペルオキソ二硫酸ナトリウム、アスコルビン酸及び過酸化水素の量は、それぞれ3分の1に下げた。得られたポリマー粒子を分析した。結果は、表3にまとめている。
例10
例9を繰り返した。得られた生成物を粉砕することはできなかった。
Figure 2014515413
結果は、製品品質への開始反応の影響を示す。つまり、連続運転における運転開始時に必要な開始反応を低下させることで、明らかな改善が生まれる。

Claims (10)

  1. a)少なくとも部分的に中和されていてよい、少なくとも1種のエチレン性不飽和の酸基含有モノマー、
    b)少なくとも1種の架橋剤、
    c)少なくとも1種の開始剤、
    d)任意に、a)で挙げられるモノマーと共重合可能な1種以上のエチレン性不飽和モノマー及び
    e)任意に、1種以上の水溶性ポリマー
    を含むモノマー溶液又はモノマー懸濁液を連続的な重合反応器中で重合してポリマーゲルを取得し、得られたポリマーゲルを乾燥し、乾燥されたポリマーゲルを細分化してポリマー粒子を取得し、かつ得られたポリマー粒子を分級することによって、吸水性ポリマー粒子を連続的に製造する方法において、開始剤c)の使用量及び/又は重合を引き起こすために任意に使用される紫外線の強度を、重合反応器の運転開始後の最初の120分以内に少なくとも10%下げることを特徴とする方法。
  2. 前記開始剤c)の使用量を、前記重合反応器の運転開始後の最初の30分以内に少なくとも40%下げることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 前記重合反応器を、前記重合の運転開始前に少なくとも50℃に予熱することを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記重合反応器中での平均滞留時間が5〜120分であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 前記重合反応器が混練反応器であることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記重合反応器がベルト型反応器であることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記吸水性ポリマー粒子を、表面後架橋し、任意にコーティングし、かつ任意に分級することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記モノマーa)の少なくとも50モル%が、部分的に中和されたアクリル酸であることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記モノマーa)の少なくとも25〜85モル%が中和されていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記吸水性ポリマー粒子が、少なくとも15g/gの遠心分離保持容量を有することを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
JP2014511818A 2011-05-26 2012-05-16 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法 Pending JP2014515413A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP11167598 2011-05-26
EP11167598.9 2011-05-26
PCT/EP2012/059103 WO2012159949A1 (de) 2011-05-26 2012-05-16 Verfahren zur kontinuierlichen herstellung wasserabsorbierender polymerpartikel

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017042957A Division JP2017101261A (ja) 2011-05-26 2017-03-07 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014515413A true JP2014515413A (ja) 2014-06-30

Family

ID=46085971

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014511818A Pending JP2014515413A (ja) 2011-05-26 2012-05-16 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法
JP2017042957A Pending JP2017101261A (ja) 2011-05-26 2017-03-07 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017042957A Pending JP2017101261A (ja) 2011-05-26 2017-03-07 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2714103B1 (ja)
JP (2) JP2014515413A (ja)
CN (1) CN103561781B (ja)
WO (1) WO2012159949A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002060434A (ja) * 2000-08-17 2002-02-26 Toagosei Co Ltd 含水架橋重合体ゲルの製造方法
JP2003277421A (ja) * 2002-01-18 2003-10-02 Nippon Shokubai Co Ltd (メタ)アクリル酸系水溶性重合体の製造方法
JP2008514396A (ja) * 2004-09-28 2008-05-08 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 混合混練機並びに、混合混練機を使用してポリ(メタ)アクリレートを製造する方法
JP2008537555A (ja) * 2004-09-28 2008-09-18 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 架橋した微粒子状のゲル状ポリマーの製造方法
JP2010519371A (ja) * 2007-02-23 2010-06-03 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 連続ベルト式反応器上での超吸収性ポリマーの製造
JP2011511116A (ja) * 2008-01-29 2011-04-07 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子の製造方法

Family Cites Families (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2123956C3 (de) 1970-05-20 1979-09-20 Heinz Dipl.-Ing. Pratteln List (Schweiz) Misch- und Knetmaschine
JPS6018690B2 (ja) 1981-12-30 1985-05-11 住友精化株式会社 吸水性樹脂の吸水性改良方法
JPS58180233A (ja) 1982-04-19 1983-10-21 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 吸収剤
CH664704A5 (en) 1984-03-21 1988-03-31 List Ind Verfahrenstech Double-shafted kneading and mixing machine - inserts plates into element gaps to adjust kneading intensity
US4734478A (en) 1984-07-02 1988-03-29 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. Water absorbing agent
DE3713601A1 (de) 1987-04-23 1988-11-10 Stockhausen Chem Fab Gmbh Verfahren zur herstellung eines stark wasserabsorbierenden polymerisats
US5004761A (en) 1987-07-28 1991-04-02 Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. Process for continuously preparing acrylic polymer gel
WO1990015830A1 (en) 1989-06-12 1990-12-27 Weyerhaeuser Company Hydrocolloid polymer
AU637470B2 (en) 1990-04-02 1993-05-27 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co. Ltd. Method for production of fluid stable aggregate
DE4020780C1 (ja) 1990-06-29 1991-08-29 Chemische Fabrik Stockhausen Gmbh, 4150 Krefeld, De
DE4118884A1 (de) 1991-06-07 1992-12-10 List Ag Mischkneter
DK0530438T3 (da) 1991-09-03 1997-08-18 Hoechst Celanese Corp Superabsorberende polymer med forbedrede absorptionsegenskaber
DE4138408A1 (de) 1991-11-22 1993-05-27 Cassella Ag Hydrophile, hochquellfaehige hydrogele
JP3045422B2 (ja) 1991-12-18 2000-05-29 株式会社日本触媒 吸水性樹脂の製造方法
US5532323A (en) 1992-03-05 1996-07-02 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for production of absorbent resin
GB9208449D0 (en) 1992-04-16 1992-06-03 Dow Deutschland Inc Crosslinked hydrophilic resins and method of preparation
CA2102577A1 (en) 1992-11-24 1994-05-25 Walther Schwenk Mixing kneader
EP0632068B1 (en) 1993-06-18 1998-08-19 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for preparing absorbent resin
DE19536944A1 (de) 1995-10-04 1997-04-10 List Ag Mischkneter
DE19543368C2 (de) 1995-11-21 1998-11-26 Stockhausen Chem Fab Gmbh Wasserabsorbierende Polymere mit verbesserten Eigenschaften, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
DE19646484C2 (de) 1995-11-21 2000-10-19 Stockhausen Chem Fab Gmbh Flüssigkeitsabsorbierende Polymere, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
DE19807502B4 (de) 1998-02-21 2004-04-08 Basf Ag Verfahren zur Nachvernetzung von Hydrogelen mit 2-Oxazolidinonen, daraus hergestellte Hydrogele und deren Verwendung
US6265488B1 (en) 1998-02-24 2001-07-24 Nippon Shokubai Co., Ltd. Production process for water-absorbing agent
US6503979B1 (en) 1998-02-26 2003-01-07 Basf Aktiengesellschaft Method for cross-linking hydrogels with bis- and poly-2-oxazolidinones
US6241928B1 (en) 1998-04-28 2001-06-05 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for production of shaped hydrogel of absorbent resin
DE19854574A1 (de) 1998-11-26 2000-05-31 Basf Ag Verfahren zur Nachvernetzung von Hydrogelen mit N-Acyl-2-Oxazolidinonen
DE19854573A1 (de) 1998-11-26 2000-05-31 Basf Ag Verfahren zur Nachvernetzung von Hydrogelen mit 2-Oxo-tetrahydro-1,3-oxazinen
US6239230B1 (en) 1999-09-07 2001-05-29 Bask Aktiengesellschaft Surface-treated superabsorbent polymer particles
DE19955861A1 (de) 1999-11-20 2001-05-23 Basf Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von vernetzten feinteiligen gelförmigen Polymerisaten
US6809158B2 (en) 2000-10-20 2004-10-26 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water-absorbing agent and process for producing the same
US6979564B2 (en) 2000-10-20 2005-12-27 Millennium Pharmaceuticals, Inc. 80090, human fucosyltransferase nucleic acid molecules and uses thereof
WO2002055469A1 (de) 2001-01-12 2002-07-18 Degussa Ag Kontinuierliches verfahren zur herstellung und aufreinigung von (meth) acrylsäure
GB0104142D0 (en) * 2001-02-20 2001-04-11 Ciba Spec Chem Water Treat Ltd Polymerisation process
CN1305914C (zh) 2001-10-05 2007-03-21 巴斯福股份公司 用吗啉-2,3-二酮化合物交联水凝胶的方法
EP1455853B1 (en) 2001-12-19 2010-11-24 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water-absorbent resin and production process therefor
DE10204937A1 (de) 2002-02-07 2003-08-21 Stockhausen Chem Fab Gmbh Verfahren zur Nachvernetzung im Bereich der Oberfläche von wasserabsorbierenden Polymeren mit Harnstoffderivaten
DE10204938A1 (de) 2002-02-07 2003-08-21 Stockhausen Chem Fab Gmbh Verfahren zur Nachvernetzung im Bereich der Oberfläche von wasserabsorbierenden Polymeren mit beta-Hydroxyalkylamiden
DE10211686A1 (de) 2002-03-15 2003-10-02 Stockhausen Chem Fab Gmbh (Meth)Acrylsäurekristall und Verfahren zur Herstellung und Aufreinigung von wässriger (Meth)Acrylsäure
DE10225943A1 (de) 2002-06-11 2004-01-08 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Estern von Polyalkoholen
WO2003104300A1 (de) 2002-06-01 2003-12-18 Basf Aktiengesellschaft (meth)acrylester von polyalkoxyliertem trimethylolpropan
DE50303213D1 (de) 2002-06-11 2006-06-08 Basf Ag (meth)acrylester von polyalkoxyliertem glycerin
US7425597B2 (en) * 2002-08-15 2008-09-16 Ciba Specialty Chemicals Water Treatments Ltd. High molecular weight cationic polymers obtained by post-polymerization crosslinking reaction
DE10247240A1 (de) 2002-10-10 2004-04-22 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Acrylsäure
JP4087682B2 (ja) 2002-11-07 2008-05-21 株式会社日本触媒 吸水性樹脂の製造方法および製造装置
DE10331456A1 (de) 2003-07-10 2005-02-24 Basf Ag (Meth)acrylsäureester alkoxilierter ungesättigter Polyolether und deren Herstellung
DE10331450A1 (de) 2003-07-10 2005-01-27 Basf Ag (Meth)acrylsäureester monoalkoxilierter Polyole und deren Herstellung
DE10334584A1 (de) 2003-07-28 2005-02-24 Basf Ag Verfahren zur Nachvernetzung von Hydrogelen mit bicyclischen Amidacetalen
DE10355401A1 (de) 2003-11-25 2005-06-30 Basf Ag (Meth)acrylsäureester ungesättigter Aminoalkohole und deren Herstellung
JP2008004408A (ja) 2006-06-23 2008-01-10 Korumosu:Kk 太陽電池およびその製造方法
CN101489595A (zh) * 2006-07-19 2009-07-22 巴斯夫欧洲公司 通过聚合单体溶液液滴生产具有较高渗透性的吸水性聚合物颗粒的方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002060434A (ja) * 2000-08-17 2002-02-26 Toagosei Co Ltd 含水架橋重合体ゲルの製造方法
JP2003277421A (ja) * 2002-01-18 2003-10-02 Nippon Shokubai Co Ltd (メタ)アクリル酸系水溶性重合体の製造方法
JP2008514396A (ja) * 2004-09-28 2008-05-08 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 混合混練機並びに、混合混練機を使用してポリ(メタ)アクリレートを製造する方法
JP2008537555A (ja) * 2004-09-28 2008-09-18 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 架橋した微粒子状のゲル状ポリマーの製造方法
JP2010519371A (ja) * 2007-02-23 2010-06-03 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 連続ベルト式反応器上での超吸収性ポリマーの製造
JP2011511116A (ja) * 2008-01-29 2011-04-07 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 吸水性ポリマー粒子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2714103A1 (de) 2014-04-09
EP2714103B1 (de) 2019-08-21
WO2012159949A1 (de) 2012-11-29
CN103561781A (zh) 2014-02-05
JP2017101261A (ja) 2017-06-08
CN103561781B (zh) 2016-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6494520B2 (ja) 再生原料に基づく超吸収体の製造方法
US9822203B2 (en) Method for producing water-absorbing polymer particles with high swelling rate and high centrifuge retention capacity with simultaneously high permeability of the swollen gel bed
JP5693558B2 (ja) 表面後架橋された吸水性ポリマー粒子の製造法
JP6138056B2 (ja) 高い膨潤速度を有する吸水性ポリマー粒子の製造法
JP2011524452A (ja) 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法
US20110015362A1 (en) Method for Manufacturing Water-Absorbing Polymer Particles with a Low Centrifuge Retention Capacity
JP6133332B2 (ja) 高い膨潤速度および高い透過率を有する吸水性ポリマー粒子
US9248429B2 (en) Process for producing water-absorbing polymer particles in a polymerization reactor with at least two axially parallel rotating shafts
JP6344744B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の製造方法
JP2011522942A (ja) 水吸収性ポリマー粒子を連続的に熱的に表面後架橋する方法
JP6073292B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の製造法
JP6253575B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の製造法
JP6548723B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子
JP6188683B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法
JP2019518116A (ja) 超吸収体の製造方法
US8883961B2 (en) Process for producing water-absorbing polymer particles
JP6053762B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法
JP6250042B2 (ja) 軸平行に回転する少なくとも2つのシャフトを有する重合反応器における吸水性ポリマー粒子の製造方法
US8507645B2 (en) Process for continuously producing water-absorbing polymer particles
US8653215B2 (en) Process for producing water-absorbing polymer particles
JP2017101261A (ja) 吸水性ポリマー粒子の連続的な製造法
JP2014515427A5 (ja)
JP5794991B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子を製造するための加熱蒸気凝縮物の使用
JP7337823B2 (ja) 超吸収体粒子を製造する方法
JP5591339B2 (ja) 吸水性ポリマー粒子の連続製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170307

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170314

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170512