JP2014506959A - スクラップから被覆を除去する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、スクラップ材料から被覆を除去する方法であって、スクラップを、液体と接触させつつ、被覆除去プロセスを行いながら、振動コンベヤの搬送トラフ内をその搬送トラフの入口端から出口端に向かう方向に移動させる方法に関する。本発明は、屑鉄の脱亜鉛にとって特別に重要である。この方法は連続的に動作し、被覆の除去が効率的に行われる。

Description

本発明は、スクラップを液体と接触させる、スクラップ材料から被覆を除去する方法に関する。
スクラップ、特に屑鉄には、腐食に対する保護として働く、または特別な物理的効果または表示面効果をもたらすことが意図された被覆が設けられていることが多い。使用後にスクラップを生じる製品は、例えば、溶融メッキプロセスまたは他の金属の層を被覆することにより、電解被覆されきた、および/または有機化合物により処理されてきた、例えば、ペイント塗料、ワニスまたは積層フイルムが設けられることがある。非常に多くの場合、鉄鋼には、腐食に対する保護として亜鉛被覆が設けられ、よって多量の亜鉛メッキ屑鉄が生じている。そのような種類のハイブリッド材料を処分し、再利用する唯一の経済的に実施できる様式は、その屑鉄をアーク炉または鋳造用炉内、ここでは好ましくは溶銑炉内で再溶解することであった。しかしながら、これらのプロセスは全て、亜鉛被覆屑鉄を再溶解した場合、例えば、多量の亜鉛含有屑が生じるので、経済的観点および環境上の観点の両方から最適とは言えない。このスクラップ材料をゴミ捨て場に廃棄する場合、高価な金属が多量に失われる。この屑を乾式冶金により再利用できるプロセスが公知であるが、これらのプロセスは、金属の損失が多く、環境上の観点からも疑わしいので、比べると同様に非経済的である。さらに、亜鉛は非常に価値のある原材料であるという事実のために、事前に、すなわち、スクラップの再溶解が行われる前に、亜鉛被覆屑鉄から亜鉛を回収することが、経済面に関する限り、都合よいと見られている。
アルカリ性溶液中で屑鉄を脱亜鉛する方法が、従来技術から公知である。しかしながら、そのようなプロセスの欠点は、脱亜鉛操作には、比較的長期間に亘り、少なくとも85℃の範囲の著しく上昇した温度が必要であることである。塩基性脱亜鉛だけでなく、短期間でより低い温度で行われる、屑鉄の酸性脱亜鉛も公知である。しかしながら、過去には、酸による処理では常に、溶液中に多量の鉄が入り込むので、その酸性脱亜鉛方法は世の中で認められなかった。したがって、特許文献1は、酸性溶液中で屑鉄を脱亜鉛する目的のために、亜鉛イオン含有溶液を使用することを提案した。この提案は、酸性溶液中の亜鉛イオンの存在により、亜鉛の溶解が著しく加速され、その結果、脱亜鉛されるべき屑鉄材料との接触時間が、鉄の溶解がちょうど始まるばかりの程度まで最小になるという発見に基づくものであった。相対的に、純粋な酸を使用すると、同じ反応時間で、不完全な脱亜鉛結果しか達成できない。したがって、ほぼ完全な脱亜鉛を達成するのに必要な反応時間が長くなり、望ましくない鉄の溶解が著しく増えてしまう。鉄の溶解は、酸性溶液による転化が油の存在下で行われるときに、阻害されることも特許文献から公知である。
独国特許出願公開第102008016323A1号明細書 独国特許出願公開第102008048493A1号明細書
そのような脱亜鉛プロセスが行われる場合、望ましくない鉄の溶解を許容範囲内に維持するために、反応時間を正確にモニタするように気を付けなければならない。このことは、断続的にバッチプロセスを動作させることによって行うことができるが、連続プロセスの使用は、基本的に、処理量をより多くできるという点で、利点を確実に提供する。それゆえ、本発明の課題は、スクラップ材料から被覆を除去する方法であって、スクラップを液体と接触させ、連続的かつ効率的に動作させることのできる方法を提供することにある。
この課題は、本発明にしたがって、スクラップ材料から被覆を除去する方法であって、スクラップを、液体と接触させつつ、被覆除去プロセスを行いながら、振動コンベヤの搬送トラフ内をその搬送トラフの入口端から出口端に向かう方向に移動させる方法によって達成される。
本発明は主に、被覆の除去がその中で行われる揺動(oscillating)トラフとしても知られている振動(vibrating)トラフが設けられた振動コンベヤの使用に基づく。そのような設計の振動コンベヤは、輸送すべき媒体が振動により動かされる、様々な性質のバルク材のために通常用いられる機械式取扱システムである。典型的な振動コンベヤは、輸送のために、搬送方向とその逆方向に、傾斜した上方動作を行う、すなわち、この動作は、垂直成分だけでなく、搬送方向の水平成分も有する。このようにして、輸送すべき材料が上方に投げられ、振動コンベヤが戻り動作を行った後、搬送方向において搬送トラフの出口端により近い位置にある区域に落下する。輸送すべき材料は、入口で振動トラフに入り、上述した様式で、わずかに上と出口端の方向に投げる揺動の結果として、出口端に向かって少しずつ「ぎくしゃくと(jerkily)」と動く。各揺動により、搬送される材料が、ほぼ振幅の水平ベクトルだけ、遠くに移動する。10から16Hzの振動数および5から10mmの範囲の振動当たりの輸送される材料の前方への移動を例にとると、これにより、3m/分以上の搬送速度となる。
しかしながら、本発明により提案されるような振動コンベヤは、振動シュートも網羅することとする。先に記載したタイプの振動コンベヤ以外に、振動シュートは、水平方向のみに動く「往復(to and fro)」動作のみを行い、垂直成分は有さない。したがって、輸送される材料は、「投げられず」、行われる振動毎に、搬送方向にわずかに前方に滑る。各振動動作は、最初に、シュートを搬送方向に動かし、この動作が急に停止された時に、シュートを反対方向に加速させる。スクラップの慣性のために、毎回、個々の成分が、移動方向にわずかに前方に滑る。この操作は高頻度で絶えず繰り返されるので、移動方向に多量の全体動作が行われる。垂直成分の有無にかかわらずに、振動を選択でき、頻度、モーメント、角度などを必要に応じて設定できるように、振動パラメータを正確に決定できる現代的な振動コンベヤがある。
本体の振動コンベヤの搬送トラフは、概ね平らな底部および縦方向に延在する側方制限部材を含む。さらに、輸送すべき材料は、一端(入口端)で搬送トラフに供給され、搬送方向に他端(出口端)に移動させられる。ここで振動コンベヤの縦方向に言及したときはいつでも、この方向は常に「搬送方向」と理解され、それゆえ、「側方(lateral)」という用語は、縦方向に対して垂直な方向を意味する。
振動コンベヤは、堅牢な設計のものであり、わずかなメインテナンスしか必要ない。他の取扱システムとは対照的に、振動コンベヤは、動かなくなったり、詰まったりする障害を比較的めったに被らない。何故ならば、振動移動により、このような性質の故障がこのコンベヤにより本質的に排除されるからである。
これまで、振動コンベヤはもっぱら、材料の取扱いに使用されてきたが、振動コンベヤ自体の内部の改造または変換は、従来技術の一部を形成しなかった。したがって、本発明は、これまでもっぱら材料の輸送に意図されてきた装置を、ここでは、その改造または変換を行うために利用するという根本的な発想に基づく。
これにより、様々な利点が提示される。前記方法は、処理すべきスクラップが輸送されると同時に液体により転化されるので、連続的に実施できる。したがって、スクラップと液体との間の接触期間も、主に予め決められる。何故ならば、スクラップ材料は、入口端から出口端まで移動するための所定の時間が必要であり、その移動時間は、振動コンベヤの長さ、振動数、および振動当たりのモーメントに依存するからである。屑鉄材料の脱亜鉛が、例えば、硫酸により行われている間のスクラップと液体との間の接触期間を制御することにより、望ましくない鉄の溶解を許容範囲内に維持することができる。それと同時に、振動コンベヤを使用することにより、スクラップと液体との間に連続的な相対運動がもたらされ、これにより、被覆の除去がさらに改善される。その上、振動コンベヤを使用した結果として、他のスクラップ部材により被覆されたスクラップ物品の全てが、生じた運動のために、液体と接触させられるので、コンベヤに、より高いスクラップの層高を設けることができる。揺動は、垂直成分、すなわち、搬送方向並びに上方と後方の成分を有することが好ましい。何故ならば、このようにして行われるスクラップ部材を投げる効果により、位置が変わり、特に強力な相対運動が生じるからである。さらに、絶えず行われる投げ運動のために、滑り摩擦を最小にできるので、振動トラフ自体の磨耗が減少する。
特に、本発明は、屑鉄材料からの被覆の除去に関するが、それに決して制限されない。先に最初に述べたように、腐食に対する保護として機能を果たす亜鉛層の除去は、屑鉄材料にとって、特に大きい経済的に重要なことである。一方で、例えば、自動車工学の産業分野において、多量の亜鉛メッキ/亜鉛被覆屑鉄が生成されると同時に、鉄鋼業と鋳物業では、スクラップの再利用目的のために、完全にまたはほぼ完全に脱亜鉛されたスクラップ材料が必要である。亜鉛は、その回収が、著しい経済力を提示するだけでなく、さらに、環境保護の局面と資源の節約を鑑みて、望ましくもある、価値のある材料であることも心に留めるべきである。
被覆は、酸性水溶液を用いて除去することができ、硫酸を使用することが好ましい。しかしながら、本発明を、アルカリ性水溶液で動作する方法の構成内に使用することも、もちろん可能である。さらに、被覆の除去に使用すべき液体として、例えば、ワニスまたは類似の被覆の除去が意図された作用物質として、有機溶剤を使用してもよい。
本発明の特に好ましい実施の形態によれば、スクラップ材料には、被覆除去プロセスが行われている間に、液体が吹き付けられる。この目的のために、特別な設計のノズルが用いられ、そのノズルは、特に、スクラップ材料が充填された振動コンベヤの上に配置することができる。また、スクラップは、他の側から、例えば、下から、吹付け処理されてもよい。吹付けジェット角度、ジェット圧力、液体体積などを、被覆をスクラップ材料の全表面から除去できるようにするために、スクラップ部材が全ての側から液体と接触するように調節すべきである。全表面の吹付け被覆率は、振動動作中に常に位置が変わるスクラップ部材によって改善され、最終的に全表面に吹付け処理が施される。その上、脱亜鉛プロセスは、液体ジェット自体の動的力により支援される。特に、亜鉛層がスクラップから離れるときに、処理すべき屑鉄材料の表面に水素の気泡が形成され、その気泡は、通常、亜鉛がさらに除去されるのを妨害する。ここで、屑鉄に液体を吹き付けると、水素の気泡は、亜鉛被覆の除去がもはや損なわれないほど迅速に、表面から除去される。表面上の気泡の形成による被覆の除去の妨害は、ライデンフロスト効果としても知られている。
スクラップに液体の吹付け処理が施される場合、搬送トラフの入口端は、通常、密閉され、防液バリアが設けられるのに対し、出口端は、開いているように設計される。あるいは、両方の端部が開いた設計のものであってもよい。それゆえ、スクラップは、入口端で搬送トラフに供給することができ、次いで、出口端に着くやいなや、それ自体でトラフから落下する。搬送方向にスクラップを搬送する速度、その中に供給される液体の体積、吹付けジェット圧、振動数などは、スクラップが出口端に到達したときに、スクラップの被覆がほぼ完全に除去されているように、適切に調節しなければならない。さらに、液体は、搬送トラフの底に溜まり、その液体はさらに、特に下側からも同様に、スクラップ部材または粒子を濡らすように機能する。この追加の湿潤効果は、被覆除去プロセスに好ましい影響を与える。
スクラップからの被覆の除去に使用される液体は、途中で除くべきである。一方で、液体は、出口端が開いた設計のものであるとすると、出口端で搬送トラフから排出される。これに関して、搬送トラフの下に配置された収集容器に液体がその中を通って入ることのできる通路を、搬送トラフの底部に設けることも考えられる。次いで、収集された液体に適切な処理を行ってよい。特に亜鉛層またはスズ層が除去される場合、除去された金属は、電気分解によって回収できる。
これまでに記載したスクラップの吹付け処理方法の代わりに、またはその方法と共に、スクラップが適切な浸漬浴を通過する別の方法を同様に適用してもよい。この場合、スクラップ材料は、被覆除去プロセス中に液体に浸漬される。それゆえ、搬送トラフは、スクラップ材料がその中を通過する特定の液体体積を収容する。この場合、スクラップ部材は、液体内を移動させられ、これは、1回の振動サイクルにより、個々のスクラップ破片が空気中におけるよりもずっとわずかしか移動させられないことを意味することを心に留めるべきである。したがって、振動数および/または振幅を適切な調節すべきであろう。輸送速度は、特に、液体体積および液体の粘度に依存する。スクラップを浸漬浴に通過させる場合、搬送トラフの振動動作により、個々のスクラップ部材または破片と、液体との間の相対運動が増強される。スクラップ材料の表面上の水素の気泡の形成を防ぐこと、またはその気泡の迅速な溶解を生じることにより、金属表面と液体との間の物質移動が好ましく増加する。
液体が振動コンベヤの内部に維持されることを確実にするために、入口端と出口端の各々に、液体隔離バリアを設けるべきである。一般に、振動コンベヤはこのように、液体を収容し、スクラップ材料がその中を通って輸送される平らなトラフまたはトレイを形成する。搬送トラフの周りの縁または端が、液体が出るのを防ぐ。液体隔離バリアが出口端に配置されているので、スクラップ材料は、搬送トラフから簡単に落下できないが、例えば、磁石によって、能動的に移動されなければならない。例えば、この目的に、上部取付け/動作磁気ドラム/磁気片を使用することができる。例えば、把持装置、排出手段を備えたスクリーンまたは液体を排出させるために底に開口が設けられたバスケットによりスクラップを持ち上げることなどの他の代替案も、もちろん、同様に利用してもよい。
スクラップからの被覆の除去に使用される液体は、例えば、再びポンプで送り込むことにより、管理された様式で、交換すべきである。金属イオン濃度を所望の範囲内に維持するために、必要に応じて、液体を適切な量しか交換する必要がないように、スクラップから溶解した金属イオンの濃度を決定するために、例えば、連続測定を行ってもよい。次いで、交換された液体に、原則として、回収処理を行う、すなわち、溶解した金属イオンを、特に電気分解により、金属の形態で回収する。脱亜鉛プロセスが硫酸の使用により動作される場合、亜鉛は、硫酸亜鉛の形態で回収してもよい。硫酸亜鉛を非常に多く含む懸濁液は、例えば、硫酸亜鉛の製造目的に使用しても、または再び、電気分解亜鉛メッキ設備に直接使用してもよい。硫酸亜鉛の沈殿は、母液を10℃に冷却することによって行うことができる。
濃縮/温度による沈殿で、再循環された母液中において最高亜鉛溶解度に到達した後に結晶化された硫酸亜鉛は、好ましくは3から5%の微量の残留水分を含む硫酸亜鉛7水和物のさらさらした/かき集められる(shovelable)生成物が生成されるように、遠心分離機内で硫酸溶液から取り除くことができる。これに関して、主な亜鉛精錬業者などの、直ぐ上に記載した特徴の硫酸亜鉛の購入者、硫酸亜鉛の製造業者または亜鉛系についての凝集剤の製造業者は、特に、それぞれのプロセスの硫酸塩の平衡を重要視しなければならない。それゆえ、付着した硫酸による硫酸塩の導入は、望ましくない。生成物の品質をさらに改善し、輸送容積を減少させるために、硫酸亜鉛7水和物をプラント内でか焼して、1水和物を生成してもよい。
搬送トラフの底部は、通常、利点を提示する水平設計のものである。何故ならば、振動コンベヤは、主に、1つの平面のみで材料を輸送する、すなわち、振動コンベヤは、通常、水平方向に材料を移動させるからである。しかしながら、振動コンベヤの設計は、搬送トラフの底部は、好ましくは約3から5度、搬送方向にわずかに上昇させてもよい。このようにして、液体は、搬送方向に見て、振動コンベヤの前部に蓄積する、すなわち、入口端に向かって集まる。ここで、スクラップ材料が搬送方向に移動する場合、スクラップ材料は、液体表面を通り抜ける場合、最終的に上部に現れる。搬送トラフの底部がわずかに上昇しているという事実のために、出口端は必ずしも密閉する必要はなく、むしろ、出口端が開いたままである一方で、入口端に液体隔離バリアを配置することで十分であろう。それゆえ、出口端に輸送されるスクラップ部品および破片は、搬送トラフから単純に落下できる;それらは、この場合には、磁石や類似の手段によって、持ち上げる必要はない。この実施の形態に関して、スクラップ材料は最初に、液体を通過し、その後、周囲空気を通過する。スクラップ部材は、もはや液体を通って移動していない区域において、搬送方向に見て、搬送トラフの後方部分に、この目的のために、追加の吹付けノズルが配置されている場合、さらに吹付け処理を施してもよい。
有利なことには、搬送トラフの傾斜は、適切と考えられるだけ設け、搬送トラフの底部の上昇する勾配が搬送方向に可変であってよい。
被覆の除去後、さらに別のプロセス工程、特に、濯ぎ動作と乾燥動作を行ってもよい。このようにして、被覆が除去されているスクラップにまだ付着しているどのような液体も取り除かれ、都合よいと考えられる場合、鉄鋼生産または製鋼所にさらに利用するのに適するように、スクラップはその後乾燥させる。装置が生じる運動をうまく利用するために、振動コンベヤにおいて、そのような濯ぎ工程および乾燥工程も行ってよい。必要であれば、例えば、亜鉛被覆スクラップが追加の有機被覆または層を有する場合、振動コンベヤにおいてスクラップ材料に前処理を行っても差し支えない。そのような場合、脱亜鉛方法に、有機被覆を取り除くために、酸洗い剤や類似の除去剤を使用した適切なプロセス工程を都合よく先行させてもよい。
原則として、前記方法に利用される振動コンベヤは、平らな底部を有する搬送トラフを備え、その搬送トラフに側壁が設けられている。浸漬プロセスまたは吹付けプロセスが、液体による処理に用いられるか否かに応じて、追加の壁を、長手方向のトラフ端部に配置してもよい。所要の処理能力の必要に応じて、前記方法に適した振動コンベヤには、例えば、約6から8mの長さを有し、平らな底部が1から2.5m幅である搬送トラフが設けられてもよい。
振動コンベヤの駆動システムとして、特に、アンバランスドライブ、磁気振動子ドライブ、偏心軸駆動方式、励振ブロックドライブ、ギアエキサイタなどの様々な技術装置を用いてよい。
前記方法を実施するための装置は、液体を適切に加熱できる温度調節手段を備えてもよい。例えば、屑鉄の脱亜鉛を加速させるために、硫酸溶液を40℃と60℃の間(必要に応じてそれより高い)に加熱してよく、一方で、塩基性脱亜鉛プロセスの場合、妥当な時間枠内で脱亜鉛を行えるように、原則として、85℃以上の高温が必要である。酸性脱亜鉛中、濃縮硫酸の、15%と35%の間に及ぶ公称濃度への希釈により生じる熱を利用して、所望のプロセス温度に到達させても差し支えない。このプロセスは、大方の場合、自己熱式に動作させることができる。
処理されたスクラップの生成物特性に応じて、被覆を除去するための期間を適切に調節することができる。例えば、それぞれの亜鉛被覆方法(電気分解、溶融亜鉛メッキ、合金化電気亜鉛メッキ、バッチ式亜鉛メッキ)、施される亜鉛層の厚さ、および脱亜鉛の上流に配置されたスクラップ前処理のタイプは全て、脱亜鉛方法に関して、考慮しなければならない要素である。大部分が未処理のスクラップでは、亜鉛被覆が完全に除去されるまでに、より長い期間が必要であるのに対し、切断、破砕などによりスクラップのサイズを減少させると、追加の接触表面が生じ、それゆえ、除去が加速される。さらに、振動コンベヤを使用する場合、個々のスクラップ部材または破片が、それらが、生じる振動動作により、難なく輸送できるようなサイズであることが都合よい。
搬送速度も必要に応じて調節することができる。例えば、搬送速度の減少が、被覆を完全に除去するのに必要であると実証されている場合、振動の水平成分を適切に調節することによって、搬送速度を減少させても差し支えない。例えば、サイズがほとんど減少していないスクラップ材料がパッケージで送達される場合、処理時間は著しく増加する。この場合、水平方向の搬送速度をゼロに設定することができ、これにより、スクラップは、ある期間に亘り静止したままとなり、出口端に向かって輸送されるのが妨げられる。搬送方向と反対の一時的運動でさえ、生じてもよい。所望の被覆除去結果に到達したらすぐに、出口端に向かうスクラップ部材の輸送が続けられる。
他方で、搬送トラフは、垂直成分がなく、水平移動のみを行い、その結果、スクラップ材料を順方向のみに輸送するように、振動を制御してもよい。この場合、搬送トラフは振動シュートと同じ動作を行う。
スクラップ材料を振動コンベヤによって処理することは、個々のスクラップ部材または破片が、振動動作のために互いに常に接触し、当該表面が、縁の鋭いスクラップ片により生じる損傷を被るという点で追加の利点を提示する。被覆は少なからず、保護層であるので、そのような被覆への損傷により、除去が簡単になる。互いに対するスクラップ片の動作も、輸送される材料の層高の結果として異なる搬送方向の速度のために達成される。この相対運動は、スクラップの層高による異なる摩擦現象と共に、振動励振の異なる減衰から生じる。層高が増加するにつれて、個々の層の間の位置ずれまたはシフトが、常に大きくなり、平均搬送速度が低下する。
特に平らなスクラップ片、例えば、新たなスクラップ材料の打抜き廃棄物の場合、スクラップの全辺を液体で均一に濡らせるように、軸周りにスクラップ破片を回転させることが都合よいであろう。この目的のために、搬送トラフの底部の一段または数段を設け、トラフの底部のレベルを、入口端の区域よりも、出口端の区域のほうが低くなるようにしても差し支えない。所定のスクラップ片がそのような段を通り越す場合、スクラップ片は、このより高いレベルから落下し、それゆえ、軸周りに回転させられ、その結果として静止し、反対側で振動コンベヤの底部と接触する。スクラップが、振動コンベヤの上からノズルで吹付け処理され、これにより、平らなスクラップ片の全ての表面を処理液体と接触させることができる場合、このことは特に重要である。段の高さ、すなわち、落下高さは、処理すべきスクラップ片のサイズに合うように、異なってよい。適切な場合には、振動コンベヤに、段の高さ調節を行う手段を設けてもよい。トラフに数段が設けられる場合、これにより、スクラップ片が軸の周りに数回さらに回転する。
スクラップ片を軸の周りに確実に移動させる別の方法は、搬送トラフ内で搬送通路に追加の障害物を配置し、この障害物が、振動作用により前方に動かされるスクラップ片を、特定の方向に回転させることである。例えば、搬送トラフの底部に配置されることもある凸状部分または隆起部分により、スクラップ片が最初に搬送方向に直立位置にされ、次いで、落下して裏側になることが確実になる。この結果、スクラップ片の他の表面が液体に曝露される。
振動コンベヤの搬送トラフに、一方で、スクラップ材料により生じる機械的負荷と機械的応力に耐え、他方で、液体にも耐える裏打ちを設けるべきである。酸性水溶液が使用される場合、搬送トラフは十分に耐酸性でなければならない。適切な材料は、高合金の耐磨耗性鋼鉄またはニッケル系合金である。そのような材料は、亜鉛/搬送材料/搬送トラフシステムにおける電極電位を増加させ、それゆえ、脱亜鉛プロセスをさらに加速させることができる。
先に述べたように、酸性溶液で動作する脱亜鉛プロセスは、亜鉛イオンを含有する硫酸溶液を使用することによって、さらに加速する場合があることが分かった。この酸性溶液中の亜鉛イオンの濃度は、約10g/lと約100g/lの間に及ぶことが好ましい。必要に応じて、亜鉛精錬業者の主な亜鉛生産から生じる亜鉛溶液を用いてもよい。この脱亜鉛プロセスの結果、亜鉛イオン濃度が増加し、電気分解によるその後の亜鉛回収プロセスにおいて、さらに高い生成物収率を達成することがより一層可能になる。
さらに、油、特に、引抜油または洗浄油の存在下で脱亜鉛プロセスを行うことが有利であると考えられる。何故ならば、望ましくない鉄の溶解が、このようにしてさらに阻害できるからである。酸性脱亜鉛の場合、油の濃度は、屑鉄に基づいて、約0.1質量%と約3質量%の間に及ぶべきである。脱亜鉛プロセス自体は、油の存在により、実質的に損なわれないままである。脱亜鉛操作後、油は、都合よいと考えられる場合、相分離により除去し、再利用してもよい。特に、分離すべき硫酸亜鉛の結晶化に関して、関連する有機物質を含有すべきではない生成物の品質を守るために、油分を低く維持すべきであり、この効果に対する適切な手段を採るべきである。
添付図面により、本発明をさらに説明する。
第1の実施の形態による振動コンベヤの側面図 図1に示された振動コンベヤの搬送トラフの正面図 第2の実施の形態による振動コンベヤの側面図 図3に示された振動コンベヤの搬送トラフの正面図 第3の実施の形態による振動コンベヤの側面図
図1は、本発明の方法の実施を図示している。振動コンベヤ1には、関連するスクラップ片またはスクラップ部材3を収容する搬送トラフ2が設けられている。振動コンベヤ1は、振動方向5の動作を生じる振動ドライブ4により駆動され、スクラップ片3を図に示されるように上方と右に投げ、よって、各振動サイクルにより、搬送トラフ2上に再び落下したときに、ある距離だけ右に位置をずらすことができる。基本的に、これにより、矢印により図に示されるように、搬送方向6が生じる。搬送トラフ2は、入口端7と出口端8を有する。スクラップ材料供給地点は、矢印10により表されるのに対し、矢印11は、例えば、磁石を用いた、スクラップの移動を表す。搬送トラフ2の底部9は、平らであるように設計されている。この実施の形態により、スクラップ片3の被覆を除去するために使用される液体からなる浸漬浴が搬送トラフ2内に設けられる。それゆえ、スクラップ片3は、入口端7から出口端8へと液体を通じて輸送される。その移動中、スクラップ片の全ての表面は液体と接触させられて、被覆が実質的に完全に除去される。搬送トラフ2内に液体を保持するために、このトラフには、入口端7および出口端8の両方で液体隔離バリアが設けられて、搬送トラフ2が収集パンまたはトレイの形態に形成される。
図2は、図1に示された搬送トラフの正面図を示している。この図面に、側壁12並びに平らな底部9が見られる。個々のスクラップ片3は全て、液体の表面13下に位置している。
図3は、本発明の代わりの実施の形態を示している。しかしながら、第1の実施の形態に関して言われたことが、搬送トラフ2によるスクラップ片3の移動に関して、同様にここに適合する。しかしながら、その実施の形態とは対照的に、スクラップ片は、液体の表面13の下に配置されておらず、それどころか、ノズル14によって、上からの液体による吹付け処理が施される。この場合の処理は、浸漬浴内で行われないので、出口端8(および該当する場合には、入口端も)は、開いた設計のものであってよい。したがって、矢印11により示されるように、スクラップ片3は、搬送トラフ2の出口端8から単に落下させられ、次いで、搬送トラフ2の下流で収集できる。図4は、この代わりの実施の形態の正面図であり、この場合に液体の表面13がないことを示している。
図5は、最後に、図1により示された実施の形態に基本的に対応する第3の実施の形態を示している。しかしながら、その実施の形態とは対照的に、段15が底部9に配置されている。スクラップ片3は、搬送方向6に、段15を越えて移動され、次いで、ある程度落下し、それゆえ、スクラップ片3は軸の周りに回転する。これにより、以前に下向きの位置にあたスクラップ片3の表面を、ノズル14により生じた吹付けジェットに曝露することができる。このことは、平らなスクラップ片3を処理する場合に、特別に重要である。
1 振動コンベヤ
2 搬送トラフ
3 スクラップ片またはスクラップ部材
4 振動ドライブ
5 振動方向
6 搬送方向
7 入口端
8 出口端
9 底部
12 側壁
13 液体の表面
14 ノズル
15 段

Claims (14)

  1. スクラップ材料から被覆を除去する方法であって、スクラップを液体に接触させる方法において、被覆除去プロセスを行いながら、前記スクラップを、振動コンベヤの搬送トラフ内で、該搬送トラフの入口端から出口端に向かう方向に移動させることを特徴とする方法。
  2. 前記被覆除去プロセス中に、前記スクラップを前記液体で吹付け処理することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記被覆除去プロセス中に、前記スクラップを前記液体中に浸漬することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記搬送トラフに、その入口端と出口端で液体隔離バリアが設けられていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の方法。
  5. 前記入口端に液体隔離バリアが設けられ、前記出口端が、開いているように設計されていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の方法。
  6. 前記スクラップ材料が屑鉄であることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の方法。
  7. 前記スクラップ材料が亜鉛被覆/亜鉛メッキスクラップであり、その亜鉛層が除去されることを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の方法。
  8. 前記液体が酸性水溶液であることを特徴とする請求項1から7いずれか1項記載の方法。
  9. 前記酸性水溶液が硫酸溶液であることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記液体がアルカリ性水溶液であることを特徴とする請求項1から7いずれか1項記載の方法。
  11. 前記搬送トラフの底部が水平に延在していることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の方法。
  12. 前記搬送トラフの底部が、搬送方向に3度から5度、上方に傾斜していることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の方法。
  13. 前記搬送トラフの底部が、該底部のレベルが、前記入口端の区域よりも前記出口端の区域のほうが低くなるように一段または数段を備えるように設計されていることを特徴とする請求項1から12いずれか1項記載の方法。
  14. 前記搬送トラフの底部に凸状部分または隆起部分が設けられていることを特徴とする請求項1から13いずれか1項記載の方法。
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