JP2014502353A - サンプリングツールで採取したサンプルを保存及び処理するためのサンプルコンテナ - Google Patents

サンプリングツールで採取したサンプルを保存及び処理するためのサンプルコンテナ Download PDF

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Abstract

第1のコンテナ(12)と、該第1のコンテナを包囲する第2のコンテナ(14)とを備え、第1のコンテナ(12)及び第2のコンテナ(14)が、第1のコンテナ(12)と第2のコンテナ(14)との間に形成された収集チャンバ(16)が第1のより小さい容積を有する保存位置と、収集チャンバ(16)が第1の容積とは異なる第2のより大きい容積を有する、保存位置とは異なる分析位置へと互いに相対的に移動可能である、サンプリングツール(50)で採取したサンプル、好ましくは生物材料を含むサンプルを保存及び処理するためのサンプルコンテナ(10)であって、固定手段が第1のコンテナ(12)上に設けられ、固定手段を少なくとも分析位置で、第2のコンテナ(14)上に設けられた相手側固定手段と固定係合状態にすることが可能であることにより、2つのコンテナ(12、14)の相対運動が分析位置からの少なくとも1つの相対運動方向、好ましくは保存位置に向かう方向、特に好ましくは保存位置から離れる方向で少なくともより困難になり、且つ/又はロック手段が第1のコンテナ(12)上に設けられ、ロック手段を少なくとも保存位置で、第2のコンテナ(14)上に設けられた相手側ロック手段とロック係合状態にできることにより、2つのコンテナ(12、14)の相対運動が保存位置からの少なくとも1つの相対運動方向、好ましくは分析位置に向かう方向、特に好ましくは分析位置から離れる方向で少なくともより困難になることを特徴とする、サンプルコンテナ。
【選択図】図1

Description

本発明は、サンプリングツールで採取したサンプル、好ましくは生物材料を含むサンプルを保存及び処理するためのサンプルコンテナであって、第1のコンテナと、第1のコンテナを包囲する第2のコンテナとを備え、第1及び第2のコンテナが、第1のコンテナと第2のコンテナとの間に形成された収集チャンバが第1のより小さい容積を有する保存位置と、収集チャンバが第1の容積とは異なる第2のより大きい容積を有する、保存位置とは異なる分析位置へと互いに相対的に移動可能なサンプルコンテナに関する。
前記の一般的なタイプのサンプルコンテナは、例えばプロメガ社から「Slicprep 96」の商標で販売されているデバイスである。
前記デバイスはいずれの場合も、第1及び第2のコンテナとして96個のコンテナを有する配置を備えている。プロメガ社のデバイス、Slicprep 96では「スピンバスケット」とよばれる第1のコンテナは、円筒形、及び/又は円錐形の周面と軸方向長手端部の底面とを有する試験管状の形状を有している。「スピンバスケット」と呼ばれるこれらの第1のコンテナは、挿入方向でいわゆる「ディープウエルプレート」の第2のコンテナ内に挿入可能である。いわゆる「ディープウエルプレート」の第2のコンテナも同様に試験管状の形状を有しているが、これらのコンテナは直径がより大きく、軸長がより長いので、いずれの場合も1つの「スピンバスケット」を第1のコンテナとして「ディープウエルプレート」の第2のコンテナ内に挿入することができる。
Slicprep 96デバイスは更に、2つのコンテナ配置の各々の第1のコンテナと各々の第2のコンテナとの間の軸方向間隔を拡大して確保するために、必要に応じていずれの場合も96個のコンテナを備える2つのコンテナ配置の間に配置可能なスペーサフレームを備えている。
このようにして、第1のコンテナの底面、第2のコンテナの底面、及び2つの底面の間に位置する第2のコンテナの周壁の一部によって実質的に囲まれる収集チャンバが形成される。
前記収集チャンバは、例えば「スピンバスケット」、「ディープウエルプレート」、及びスペーサフレームの完全な配置が遠心分離にかけられ、その結果、液体が第1のコンテナから第2のコンテナの収集チャンバ内に放出されると、当初は第1のコンテナ内にあった液体を捕捉する役割を果たす。このようなデバイスは主としてDNA分析で使用され、分析対象の物質が吸収されるサンプルキャリヤは、当初は第1のコンテナ内に保存される。次いで、サンプルキャリヤ上にある分析対象の物質を分析するために状態適合するように転換させる適宜の溶菌液が前記第1のコンテナに加えられる。これは、一般には培養によって行われる。
培養が完了すると、第1のコンテナ内にある液体を分析するために適合する成分が遠心力の作用による遠心分離によって第2のコンテナ内に移動され、一方、分析に適さない成分、又は分析に悪影響を及ぼしさえする成分は、第1のコンテナ内に留められる。この目的のために第1のコンテナは、適宜の浸透性を持つように構成される。
このような分析の信頼性にとって、サンプルキャリヤがサンプリングと分析との間に外乱にできるだけ曝されないことが実に不可欠である。
本発明の目的は更に、この点に関して先行技術から知られているサンプルコンテナを改良し、ひいては可能な限り最も信頼できる分析結果を確実なものにすることにある。
前記の目的は、本発明により、固定手段が第1のコンテナ上に設けられ、前記固定手段を少なくとも分析位置で、第2のコンテナ上に設けられた相手側固定手段と固定係合状態にすることが可能なことにより、2つのコンテナの相対運動が分析位置からの少なくとも1つの相対運動方向、好ましくは保存位置に向かう方向、特に好ましくは保存位置から離れる方向で少なくともより困難になる上記のタイプのサンプルコンテナによって、及び/又はロック手段が第1のコンテナ上に設けられ、前記ロック手段を少なくとも保存位置で、第2のコンテナ上に設けられた相手側ロック手段とロック係合状態にすることが可能であることにより、2つのコンテナの相対運動が保存位置からの少なくとも1つの相対運動方向、好ましくは分析位置に向かう方向、特に好ましくは分析位置から離れる方向で少なくともより困難になる上記のタイプのサンプルコンテナによって達成される。
第1のコンテナ上に固定手段及び/又はロック手段を、並びに、第2のコンテナ上に相手側固定手段及び/又は相手側ロック手段を設けることによって、第1のコンテナと第2のコンテナとを分析位置と保存位置から選択される少なくとも1つの位置に、好ましくは両方の位置に更に別の部品なしで固定又はロックすることが可能である。したがって、スペーサ部品等を配置する面倒なハンドリングを省くことができる。
更に、第1及び第2のコンテナの保存位置で、収集チャンバの容積がゼロ又はほぼゼロである場合も含まれるものとする。
更に、第1及び第2のコンテナの相対運動が少なくともより困難になるという記述はいずれも、対応する相対位置で、相対運動には、対応する相手側手段を有する固定手段又はロック手段が存在しない場合よりも大きい駆動力を要することを意味するものである。
設計上の観点では、分析位置に固定係合するための固定手段及び相手側固定手段を、保存位置にロック係合するためのロック手段及び相手側ロック手段とは別個に設けることは確かに可能であるものの、固定手段がロック手段であり、且つ/又は相手側固定手段が相手側ロック手段であれば、より少ない製造労力で同様に良好な結果が得られる。したがって、例えば相手側固定手段と相手側ロック手段の両方が、それぞれの場合に互いに離間したラッチ凹部によって形成されれば、第1のコンテナ上の同一の固定手段、例えばラッチ突起が、例えばそれぞれの第2のコンテナ上の相手側固定手段及び相手側ロック手段と対応する係合状態となり得る。
第1のコンテナと第2のコンテナとを前記の相対位置の一方又は両方に特に確実に固定できるように、更に、固定係合及び/又はロック係合が形状適合係合であるようにしてもよい。形状適合係合は、例えば差し込み閉止の場合のような、少なくとも一方向への更なる相対運動を完全に妨げる形状適合係合であってもよい。第1のコンテナと第2のコンテナとのそれぞれの相対運動を同様に確実に達成でき、前記相対運動の達成を認知できるように、固定係合及び/又はロック係合はラッチ係合であってもよい。サンプルコンテナの繰り返し使用を意図する場合は、固定係合とロック係合とがオーバーライド可能なラッチ係合であることが有利である。
第1及び第2のコンテナは、基本的に保存位置と分析位置との間の所望の第1の相対運動経路に沿って互いに相対的に移動可能であってもよい。ここで前記相対位置間の移動性とは、反対方向への戻り運動が必ずしも可能ではない、単に1つの位置からそれぞれの別の位置への移動のことも指す。
しかし、サンプルコンテナが再使用される既述の上記のような場合、2つのコンテナを1つの相対位置から別の相対位置に移動するように加えられる力が、少なくとも力が加えられる方向に関して固定係合又はロック係合を解放させれば役立つことがある。他方では、保存位置と分析位置とから選択された少なくとも1つの位置、好ましくは少なくとも分析位置、特に好ましくは両方の位置で、固定係合及び/又はロック係合を解放するために第1及び第2のコンテナが、第1の相対運動経路とは異なる第2の相対運動経路に沿って互いに移動することで、固定係合又はロック係合が不慮に解放されることが防止される。
実験室で使用されるコンテナとして、第1及び第2のコンテナは好ましくは、実質的に直線的な共通のコンテナ軸に沿って延びている。例えば、第1及び第2のコンテナの両方は底面と、そこから延びる周面とを有し、第1のコンテナの底面は特に好ましくは、例えばサンプルコンテナを遠心分離にかけることができるように、少なくとも所定の操作条件で通液性を示す。
その際、第1及び第2のコンテナが、保存位置と分析位置との間の第1の相対運動経路としての共通のコンテナ軸に沿って互いに相対運動することが有利である。軸方向に互いに離れる相対運動によって、第1及び第2のコンテナの2つの底面は軸方向に互いに離れるように移動され、それによってこの場合は好ましくは2つのコンテナ底面と、2つのコンテナ底面の間の第2の外側のコンテナの周壁の一部との間に位置する容積が形成される。したがって収集チャンバは、好ましくは第2のコンテナの底部領域に位置する。
本明細書に記載の好ましい実施形態では、第1及び第2のコンテナはその際、固定係合及び/又はロック係合を解放するために、第2の相対運動経路としてのコンテナ軸を中心に周方向に互いに対して回転し得る。
固定手段又はロック手段として、又は相手側固定手段又は相手側ロック手段として、例えばラッチラグを設けてもよく、これは1つの相対位置で、相手側ロック手段又は相手側固定手段又は固定手段又はロック手段としてラッチ凹部の背後に係合する。その際、ラッチラグはラッチ凹部の周方向の傾斜面を利用して、係合位置から外れる第1のコンテナと第2のコンテナとの相対回転によって、ラッチラグがその輪郭の背後に機械的に係合する係合位置から外れるように移動し、したがって固定係合又はロック係合を解放できる。
その際、ラッチラグ又は突起がコンテナの方向に、又はコンテナから離れる方向に弾性的にコンテナ上に設けられていれば、保存位置と分析位置との間で前記突起がそれぞれの他方のコンテナの方向に予張力がかけられることで、特に有利に自動的ラッチ係止が確実に行われる。その際、突起に係合する少なくとも1つの第1のラッチ凹部が、それぞれの他方のコンテナ上の、分析位置と保存位置とから選択された相対位置に関連する第1のラッチ位置に設けられれば、前記予張力により2つのコンテナの簡単な相対運動によってラッチ係合が自動的に行われる。
第1及び第2のコンテナの両方の相対位置でラッチ係合を確実に行えるようにするために、好ましくは、突起とラッチ係合するための第2のラッチ凹部がそれぞれの他方のコンテナ上の、第1のラッチ位置から第1の相対運動経路の方向に離れた第2のラッチ位置に設けられる。その際、前記第2のラッチ位置はそれぞれ他方の相対位置に関連する。このようにして、既に上述したように、2つのラッチ凹部を有する1つの突起が、サンプルコンテナの両方のコンテナを、2つの意図する相対位置に確実に固定又はロックする。
正確な移動案内を保証するため、第1のコンテナ上に相対運動案内手段を設けてもよく、この案内手段は、保存位置と分析位置との間の第1の相対運動経路に沿って第1及び第2のコンテナの相対運動を案内するために第2のコンテナ上に設けられた相手側の相対運動案内手段と相互作用する。
設計を簡略にし、2つのコンテナにおいて必要な部品点数、及び/又は幾何学的構成を減縮するために、本発明の更なる発展形態では、相対運動案内手段を固定手段及び/又はロック手段とするか、又は相手側相対運動案内手段を相手側固定手段及び/又は相手側ロック手段とすることも可能である。
案内及びラッチ係止は設計上の観点では、第1と第2のコンテナとから選択された1つのコンテナ上に少なくとも1つの突起を設け、この突起がそれぞれの他方のコンテナ上の第1の相対運動経路に沿って延びる縦溝部に係合し、好ましくはこれを貫通し、縦溝部が、分析位置と保存位置とから選択された相対位置に関連する第1のラッチ位置に少なくとも1つの第1のラッチラグ構成を備え、且つ縦溝部が好ましくは、それぞれの他方の相対位置に関連し、第1のラッチ位置から第1の相対運動経路の方向に離れている第2のラッチ位置に第2のラッチラグ構成を備えることによって、案内及びラッチ係止を固定手段又はロック手段、又は対応するこれらの相手側手段によって達成し得る。したがって、突起は1つのコンテナをそれぞれの他方のコンテナにラッチ係止し、且つ運動案内する両方の役割を果たし得る。
これまで既に説明したように、本発明のサンプルコンテナのコンテナは、底面と、底面から延びる周面とを有する試験管状、又はビーカ状構造のものでよい。その際、第1及び第2のコンテナは各々、コンテナ開口部を設け、この開口部は対応する側、特にそれぞれのコンテナの同じ軸端側に設けられる。したがって、本願が共通のコンテナ軸に沿って延びる第1及び第2のコンテナについて記載する場合、第2のコンテナは第1のコンテナを包囲し、この包囲は好ましくは軸方向と径方向の一方で行われる。
2つのコンテナの上記の構成では、第1のコンテナは、分析位置と保存位置から選択された少なくとも1つの相対位置で、好ましくは両方の相対位置で第1のコンテナが第2のコンテナを通過することだけで第2のコンテナによって包囲されてもよい。その際、両方のコンテナの開口部は、第1のコンテナのコンテナ底部から進んで同じ軸方向にある。採取したサンプルをサンプルコンテナへの外部からの影響から保護できるようにするために、サンプルコンテナには取り外し可能な蓋を設けてもよく、この蓋はサンプルコンテナに取り付けられると少なくとも第1のコンテナのコンテナ開口部を覆う。これはサンプルを受容するように構成されたコンテナである。しかし、第2のコンテナの内容物も外部からの影響から持続的に保護されるように、好ましくはサンプルコンテナに嵌め込まれた蓋は両方のコンテナを覆う。
第1のコンテナにサンプルを保存するために、サンプルコンテナ上に備えられる蓋はどんな場合でもサンプルコンテナから取り外さなければならないので、サンプリングツールがサンプルコンテナの蓋の上に備えられることで、コンパクトな、有利には更に発展したサンプルコンテナが得られる。そこで、サンプリングツールを有する蓋がサンプルコンテナから取り外され、サンプルが取り出され、サンプリングツールは蓋と共にサンプルコンテナ上に再び配置される。
サンプリングツールを蓋に対して移動するように蓋の上に備えることで、サンプリングツールの取り扱いも改善される。
サンプリングツールは例えば、スティックと、これに着脱自在に取付けられたサンプルキャリヤとを備えてもよい。このようにして、サンプルが採取された後、もはや必要がないスティックからサンプルキャリヤを取り外すことができる。サンプルキャリヤは好ましくは、サンプリングし易くするために、スティックの縦端部に配置される。その上にサンプルキャリヤが着脱自在に収容されるスティックの縦端部は、サンプルを簡単に固定する目的で、蓋がサンプルキャリヤに取り付けられると第1のコンテナ内に挿入される縦端部である。
混入物がスティックからサンプルに移ることを防止するために、既に説明したようにスティックは好ましくはサンプルキャリヤから取り外し可能である。その際、蓋が剥離形状を有し、サンプリングツールが蓋に取り付けられている場合に、剥離形状に対するスティックの相対運動を可能にするが、サンプルキャリヤに対する相対運動は不能であるようにすることで、サンプルキャリヤを再び開かずにサンプルキャリヤをスティックから取り外すことができ、剥離形状は好ましくは、これを通過するスティックを有し、スティックを包囲している。
サンプルキャリヤを剥離可能なこの特別の解決策は極めて有利であるため、出願人は、出願時の請求項1の前提特徴部の特徴、及び出願時の請求項13、15、16、17及び18の特徴を有するサンプルコンテナとは別個の、特許による保護を受ける権利を保有する。上記の利点を達成するため、前記サンプルコンテナには上記に詳細に説明した発展形態も可能である。
サンプルキャリヤをスティックから剥離するために、スティックがサンプルコンテナの蓋から引き出されると、前記蓋の開口部を閉鎖するために、スティックを引き出すために必要な蓋の開口部に、例えば短縮されたスティックを再び挿入してもよい。
しかし、サンプルコンテナは好ましくは、スティックとは別個に、例えばサンプリングツールを一時的に収容するために蓋に設けられた開口部を閉鎖することができるストッパを備えており、このストッパは好ましくは、蓋に係留される。ストッパは好ましくは、蓋とストッパとの間に材料接続部を設けることによって係留ストッパとされる。ストッパは、例えば射出成型された蓋を使用する場合に、ウェブ結合によって物理的に取り付けられた係留ストッパを含み得る。
本明細書に記載のサンプルコンテナを自動的に取り扱うために、蓋及び/又は第1のコンテナ及び/又は第2のコンテナが、ツールが係合するように構成されたツール係合形状を備えるようにしてもよい。したがって、サンプルコンテナで少なくとも部分自動的にハンドリング動作を実行するために、ロボット駆動、又はその他の方法で自動化されたツールを、例えばツール係合形状と形状適合係合状態にしてもよい。例えば、サンプルコンテナの蓋を自動的に取り外し、再び取り付けてもよい。同様に、第1及び第2のコンテナをツール係合によって、前記相対位置の一方又は両方へと移動させてもよい。
ツール係合の結果、混入物が当該サンプルコンテナの第1の及び/又は第2のコンテナ内に入ることを防止するために、ツール係合形状が蓋、及び/又は蓋が設けられているコンテナの壁を通過しないことが好ましい。
以下に添付図面を参照して、本発明を詳細に記載する。
本願のサンプルコンテナの、本発明による第1の実施形態の縦断面図である。 図1のサンプルコンテナのサンプリングツールを有する蓋の図である。 サンプルキャリヤが剥離され、スティックが短縮された保存位置にある図3のサンプルコンテナを示す図である。 溶菌液が投入された図3のサンプルコンテナを示す図である。 分析位置にあるサンプルコンテナを示す図である。 分析位置で第1のコンテナと第2のコンテナとの間の固定係合の詳細を示す図である。 遠心分離後の分析位置にあるサンプルコンテナを示す図である。 蓋とハンドリングツールとを有するサンプルコンテナの斜視図である。 図8のハンドリングツールを有するサンプルコンテナの第1のコンテナを示す図である。 実質的にサンプルコンテナのコンテナ軸の方向から見た斜視図である。 本発明のサンプルコンテナの、本発明による第2の実施形態の縦断面図である。 サンプルキャリヤが剥離され、蓋で閉じられた図11のサンプルコンテナを示す図である。 溶菌液を投入した後の保存位置にある図11及び12のサンプルコンテナを示す図である。 分析位置にある第2の実施形態のサンプルコンテナを示す図である。 遠心分離後の図14のサンプルコンテナを示す図である。 第2の実施形態のサンプルコンテナの分解斜視図である。 分析位置にある第2の実施形態のサンプルコンテナの外観斜視図である。
図1には、本発明のサンプルキャリヤの本発明による第1の実施形態が全体として10で示されている。サンプルキャリヤは、第2の外側のコンテナ14によって囲まれた内側の第1のコンテナ12を備えている。
第1及び第2のコンテナ12及び14は、第1及び第2のコンテナがそれに沿って互いに移動する共通のコンテナ軸Aに沿って延びている。
図1では、第1及び第2のコンテナ12及び14は、ここで、2つのコンテナの可能な1つの相互の相対位置としての保存位置にあることが示されている。第1と第2のコンテナ12と14との間にあってよい収集チャンバ16は、実質的に微小の、しかしいずれにせよ比較的小さい容積を有する。
サンプルコンテナ10は更に、コンテナ軸Aに対して径方向外側のねじ20によって、第2のコンテナ14の開放端に位置する縦端部22にねじ止めされてもよい蓋18を備えている。
蓋18は好ましくは、コンテナから離れた、蓋18の縦端部24にツール係合形状26を備え、蓋18の第2のコンテナ14へのねじ止めを解除し、且つ蓋18を第2のコンテナ14から離れるように軸方向に持ち上げるために、ツール係合形状26には自動化ツール(図1には図示せず)が形状適合的に係合し得る。
蓋18は好ましくは、例えば第1のコンテナ12内に保存されるサンプルキャリヤを乾燥させるために乾燥剤を入れてもよい環状空間28を囲繞している。
第1のコンテナ12は、開放端に位置する1つの縦端部30と、底端に位置する1つの縦端部32とを備えている。第1のコンテナ12の開放端に位置する縦端部30にツール係合形状34を設けてもよく、例えばコンテナ12をコンテナ14に対して図1に示す保存位置から軸方向に、以下に更に記載する分析位置へと移動するために、前記形状に自動化ツールが形状適合的に係合してもよい。
第1のコンテナ12は、底端に位置する縦端部32に、コンテナ12を軸方向に閉鎖する底面36を備えてもよく、この底面は、所定の操作状態で液体が底面36を通過可能な透過性を有するように構成されてもよい。
第1のコンテナ12は、底面36から軸方向に進んで、コンテナ軸Aの周囲に延びる周壁38を備えてもよい。
第1のコンテナ12と同様に、第2のコンテナ14は、開放端に位置する縦端部22に加えて、底端に位置し、第2のコンテナ14を軸方向で閉鎖する底面42をその上に構成し得る縦軸40を備えてもよい。第2のコンテナ14の底面42から軸方向に進んで、開放端に位置する縦端部22へと延びる周壁44が前記底面に隣接している。
この好ましい実施形態では、第1のコンテナ12と第2のコンテナ14とは、同じ軸端方向に開放されており、第1のコンテナ12は好ましくは第2のコンテナ14の開口部46を通過する。
蓋18は更に、サンプリングツール50を好ましくは蓋18に対して軸方向に移動するように収容する、好ましくは中央のスリーブ48を備えてもよい。
サンプリングツール50は、一端にハンドル部54を、又、他端、即ち第1のコンテナ12内に挿入された縦端部上にサンプルキャリヤ56を備えるスティック52を備えてもよい。サンプルキャリヤ56は、スティック52の関連する縦端部を封入する吸収材のスリーブ又はキャップでもよく、前記吸収材は例えば、コットンウール又は連続気泡発泡体等の絡み合った繊維からなるものでよい。
サンプルキャリヤ56は、好ましくは着脱自在にスティック52上に備えられ、サンプルキャリヤ56が第1のコンテナ12内に残るように、剥離形状58で、例えば蓋18のスリーブ48の端面でスティック52から剥離されてもよい。
サンプリングツール50のスティック52は、ハンドルにより近い部分52aと、サンプルキャリヤにより近い部分52bとからなり、これらの部分は所定の破断点60で互いに接合されている。
スティック52は更にハンドルにより近い領域52aにおいて、スティック52が軸方向に完全に蓋18内に挿入されると、スティック52、又はハンドルにより近いスティックの部分52aだけが剥離形状58にラッチ係止されるように配置された周縁ラッチ突起62を備えている。
図2は、特に蓋18に軸方向に完全に挿入され、剥離形状58にラッチ係止された、前述の位置において、サンプリングツール50を有する蓋18を示している。
図2に示すように、サンプリングツール50を有する蓋18は、手に持った対応するハンドル部54によってサンプルを採取するために使用可能である。したがって、サンプリングツール50によってサンプルキャリヤ56上に塗抹サンプルを採取し得る。
図3は、第1のコンテナ12の内部に保存されたサンプルキャリヤ56が剥離されたサンプルコンテナ10を示している。
所定の破断点60でサンプルキャリヤ56が剥離された後、スリーブ48を、ひいては蓋18を閉鎖するために、スティック52は短縮され、スリーブ48内に再び挿入される。周縁ラッチ突起62は剥離形状58にラッチ係止され、ひいてはスティック52が蓋18内に確実に保持される。
図4は、実質的に図3のサンプルキャリヤ10を示しているが、断面はコンテナ軸Aを中心に僅かに回転しており、溶菌液64はこの場合は第1のコンテナ12内に既に投入されている。溶菌液64の投入は、ハンドルにより近いスティック52の残りの部分52aを引っ込めて中央スリーブ48を介して行っても、又は蓋18の全体を取り外して行ってもよい。
図4は、第1のコンテナ12上にコンテナ軸Aに対して径方向に弾性的に設けられ、以下に更に詳細に言及するラッチ突起66を示している。
図5は、図4のサンプルコンテナ10を示しているが、スティック52のハンドルにより近い部分52aが省かれている。
図4で第1及び第2のコンテナ12及び14が位置し、溶菌液64の投入後にサンプルキャリヤ56が培養される相対位置としての保存位置とは異なり、図5は、第1のコンテナ12が第2のコンテナ14に対して軸方向に第2のコンテナ14から幾分引き出されることで、実質的に第1のコンテナ12及び第2のコンテナ14の底面36及び42と、前記底面36と第2のコンテナ14の底面42との間に軸方向に位置する周壁44の部分との間に位置する収集チャンバ16の容積が、サンプルコンテナ10の保存位置での収集チャンバの容積よりも大幅に拡大するようになっている分析位置にある第1のコンテナ12及び第2のコンテナ14を示している。
図5に示す分析位置を第1のコンテナ12と第2のコンテナ14との間に固定するために、第2のコンテナ14の開放端に位置する縦端部22に各ラッチ突起66用のラッチ凹部68が設けられ、コンテナ12及び14の分析位置でラッチ突起66がこのラッチ凹部に係合する。これは図6に詳細に示されている。
ラッチ突起66は、それらの2つが第1のコンテナ12の周壁38の径方向外側に互いに正反対に形成された板ばね形の構造であり、径方向Rに弾性を有している。
少なくともコンテナ12及び14がその分析位置に接近すると、ラッチ突起66にはラッチ突起66が寄り掛かる第2のコンテナ14の周壁44の内表面44aによって、材料の弾性のばね力に抗して径方向外側への予張力がかかるので、前記ラッチ突起がラッチ凹部68に到達すると、ラッチ突起は、第1のコンテナ12が図1から4に示すように、軸方向に単に力を加えるだけでサンプルコンテナ10を破壊することなく、第1のコンテナ12が第2のコンテナ14に対して保存位置に戻ることができないように、径方向にラッチ凹部内に自動的に貫入し、当該凹部の後方で係合する。
図7は、遠心分離後にスティック52の残りの部分が蓋18に挿入されることによって、分析対象のサンプル成分が溶解された溶菌液64が第1のコンテナ12の底面36を通って収集チャンバ16内に入った状態の、図5のサンプルコンテナ10を示している。
図8は、蓋18のツール係合形状26とのツール係合と、第1のコンテナ12のツール係合形状34とのツール係合の両方のために構成されたハンドリングツール70を有するサンプルコンテナ10の斜視図を示している。
この場合、ハンドリングツール70は、軸方向の機能拡張部74を設けた実質的に円筒形のツールボディ72を備えてもよい。力を対称的に投入するために、ハンドリングツール70は好ましくは、好ましくはコンテナ軸Aに対して互いに反対側に位置する2つの機能拡張部74を備えている。
ツールボディ72は実質的に円筒形の形状を有するので、ツールボディ72は更に、ハンドリングツール70とサンプルコンテナ10のツール係合形状26及び34との形状適合係合のために、コンテナ軸Aと同列にする必要があるツール軸Wを備えてもよい。
径方向の係合突起76を軸方向の機能拡張部74上に備えてもよく、差し込み閉止により知られている形状適合係合と同様に、ツール軸Wを中心に、又はコンテナ軸Aを中心にハンドリングツール70を回転させることによって、突起76をツール係合形状26又は34と形状適合係合させてもよい。
径方向の係合突起76は好ましくは、突起が機能拡張部74から径方向外側と径方向内側の両方に突出するように軸方向の機能拡張部74を通過する。
その結果、蓋18と第1のコンテナ12の両方が同一のハンドリングツール70によって把持され、取り扱われる。
図8は更に、特にサンプルコンテナ10を第2のコンテナ14と共に、又は第2のコンテナ14のみを対応するホルダ内に軸方向に引き入れる際に、第2のコンテナ14の周壁44の外側44bが、第2のコンテナ14の、ひいてはサンプルコンテナ10の所定の配向を得るために特に挿入斜面を含み得る案内形状を備えてもよい。
図9は、径方向突起76の内側に突起する突起部が、開放端に位置する第1のコンテナ12の縦端部30でツール係合形状34と形状適合係合する直前のハンドリングツール70を示している。この場合も、ハンドリングツール70と第1のコンテナ12との間のツール係合及び形状適合結合の形成は、それ自体は公知である差し込み閉止の態様で行われる。
図9は、より明瞭にするために、第1のコンテナ12の周壁38を通過するツール係合形状34を示しているが、これは好ましくない。
これに対して、ツール係合形状34を第1のコンテナ12の周壁38の外側の溝として形成することで、ハンドリングツール70が、第1のコンテナ12とのツール係合時に第1のコンテナ12の内部の影響を及ぼすことができないようにすることが好ましい。
図10は、蓋がない状態のサンプルコンテナ10、即ち第1のコンテナ12と第2のコンテナ14のみを示している。
この場合、第1のコンテナ12を第2のコンテナ14に対してコンテナ軸Aを中心に方向Uに回転させることにより、ラッチ突起66が径方向内側に押し込まれ、ラッチ凹部68との係合から離脱するようにするために、ラッチ凹部68は周方向に傾斜面68aを設けてもよい。その結果、第1のコンテナ12を第2のコンテナ14に対して分析位置から保存位置に戻し、例えば、最初の測定が何らかの理由で使用できなかったために同じサンプルを培養し、再び分析する必要がある場合は、任意で第1のコンテナを再使用することが可能である。
図11は、本発明によるサンプルコンテナの第2の実施形態を示している。同一の、及び機能的に同一の部品には、第1の実施形態と同じであるが100を加えた参照番号が付されている。この第2の実施形態は以下では、その説明が別途明確に参照されている第1の実施形態と異なる場合だけ記載される。
第1の実施形態とは異なり、本発明によるサンプルコンテナ110の第2の実施形態では、蓋118は、開放端に位置する第1のコンテナ112の縦端部130内に径方向内側に挿入される。
スティック152は、所定の破断点を設けない簡略化された一体構造であるが、このような所定の破断点を設けてもよい。
しかし、蓋118は図11の面に直交する向きの枢軸Kを中心に枢動可能なストッパ119と一体であるため、第2の実施形態による解決策では前記所定の破断点は必要ない。スティック152を実質的に円筒形のスリーブ148から取り外した後、枢軸Kを中心に枢動させることによって前記ストッパ119をスリーブ148の開口内に挿入してもよい。
更に、第1の実施形態とは異なり、第1のコンテナ112の固定及びロック手段としての径方向のラッチ突起166はもはや径方向に弾性的に第1のコンテナに接合されるのではなく、剛性接合される。径方向のラッチ突起166は更に、適宜のハンドリングツール(図11には図示せず)によって第1のコンテナ112と第2のコンテナ114との間に相対運動を導入するためにツール係合形状134として機能する。
径方向ラッチ突起166は、第2のコンテナ114の周壁144の溝167内に案内される。
これに対して溝167、又は複数の溝167は、図11に示す保存位置と、以下に更に記載する分析位置(図14及び15を参照)との間の第1のコンテナ112と第2のコンテナ114との相対運動を案内する機能を果たす。
設けられた各々の溝167は、分析位置に関連し、したがって第1及び第2のコンテナ112、114が互いに分析位置にある場合に、いずれにせよ関連するラッチ突起166がこれとラッチ係合する第1のラッチラグ構成168を備え、且つ、2つのコンテナ間の相対運動経路に沿って離間して設けられた第2のラッチラグ構成169を備え、第2のラッチラグ構成は保存位置に関連し、第1及び第2のコンテナ112、114が互いに保存位置にある場合に、それぞれのラッチ突起166がこれとラッチ係合する。
溝167、又は複数の溝167は、溝167が確実に運動案内動作を行うために、コンテナ軸Aを中心として、軸方向に移動するラッチ突起としては十分に大きいが周方向では移動しないような、周方向幅を有している。
図12は、サンプルキャリヤ156が剥離された後の、蓋118はストッパ119により閉鎖されたサンプルコンテナ110を示している。
蓋118は、外ねじ118aが周壁138の内側の内ねじ138aにねじ込まれて第1のコンテナ112内にねじ込まれることによって特に確実に取り付けられる。
したがって、図12の第2の実施形態のサンプルコンテナ110の動作状態は、図3に示す第1の実施形態のサンプルコンテナ10の動作状態と実質的に対応している。
図13は実質的に図12のサンプルコンテナ110を示すが、溶菌液164が第1のコンテナ112内に投入されている。この目的のために溶菌液164は、中央スリーブ148を通って、又は蓋118を取り外して交換することによって第1のコンテナ112内に投入される。
図13に示す第2の実施形態のサンプルコンテナ110の動作状態は、図4に示す第1のコンテナ10の動作状態と実質的に対応する。この位置で、サンプル物質を含むサンプルキャリヤ156を培養し得る。
図14は、第1及び第2のコンテナ112及び114が分析位置にある第2の実施形態のサンプルコンテナ110を示している。
この目的のために第1のコンテナ112は、径方向のラッチ突起166が図14では上部ラッチラグ構成168にラッチ係止されるまで共通のコンテナ軸Aに沿って第2のコンテナ114に対して軸方向に移動される。
このようにして、第1のコンテナ112のコンテナ底面136と第2のコンテナ114のコンテナ底面142との間の軸方向に収集チャンバ116が形成されるか、又はその容積が拡大されることで、溶菌液164は遠心分離によって第1のコンテナ112の底面136を通って収集チャンバ116内に入ることができる。
この遠心分離の準備状態が図14に示されており、この動作状況は、図5の第1の実施形態のサンプルコンテナ10の動作状況に対応している。
遠心分離後の状態、即ち溶菌液164が収集チャンバ116内に収集された状態が図15に示され、図15の第2の実施形態のサンプルコンテナ110の動作状態は、図7の第1の実施形態のサンプルコンテナ10の動作状態に対応する。
図16は、サンプルコンテナ110の分解斜視図を示している。この実施例で設けられている第1のコンテナ112上の4つの径方向ラッチ突起166と、第2のコンテナ114上の関連するラッチ凹部又は溝167とが明確に示されている。
このようにして、隣接する溝167の間に位置するセグメント167aが、それぞれの相対位置にある径方向ラッチ突起166のオーバーライド可能なラッチ係止を可能にするラッチラグ構成168及び169のラッチラグの適宜に選択された高さと共に形成される。
図17は、第1のコンテナ112が第2のコンテナ114に対して分析位置にある第2の実施形態のサンプルコンテナ110の斜視図を示している。これは、第1のコンテナ112の径方向ラッチ突起166が、開放端に位置する第2のコンテナ114の縦端部122により近い位置にあるラッチラグ構成168にラッチ係止されることから明確である。
更に明確であるように、設けられたラッチをオーバーライドすることによって、第1のコンテナ112を第2のコンテナ114に対して分析位置から保存位置に戻るように調整可能としても、又は実質的に同じ力を反対方向に加えることによって第2のコンテナ114から取り外してもよい。
ラッチラグ構成168とは異なり、図示した第2の例示的実施形態では、ラッチラグ構成169、及びその結果形成されるラッチ位置は、前記ラッチ位置に関連する保存位置から進んで、分析位置に向かう軸方向移動だけが可能であるように構成されている。

Claims (21)

  1. 第1のコンテナ(12;112)と、該第1のコンテナを包囲する第2のコンテナ(14;114)とを備え、前記第1のコンテナ(12;112)及び前記第2のコンテナ(14;114)が、前記第1のコンテナ(12;112)と前記第2のコンテナ(14;114)との間に形成された収集チャンバ(16;116)が第1のより小さい容積を有する保存位置と、前記収集チャンバ(16;116)が前記第1の容積とは異なる第2のより大きい容積を有する、前記保存位置とは異なる分析位置へと互いに相対的に移動可能である、サンプリングツール(50;150)で採取したサンプル、好ましくは生物材料を含むサンプルを保存及び処理するためのサンプルコンテナ(10;110)であって、
    固定手段(66;166)が前記第1のコンテナ(12;112)上に設けられ、前記固定手段を少なくとも前記分析位置で、前記第2のコンテナ(14;114)上に設けられた相手側固定手段(68;168)と固定係合状態にすることが可能であることにより、前記2つのコンテナ(12、14;112、114)の相対運動が前記分析位置からの少なくとも1つの相対運動方向、好ましくは前記保存位置に向かう方向、特に好ましくは前記保存位置から離れる方向で少なくともより困難になり、且つ/又はロック手段(166)が前記第1のコンテナ(12;112)上に設けられ、前記ロック手段を少なくとも前記保存位置で、前記第2のコンテナ(14;114)上に設けられた相手側ロック手段(169)とロック係合状態にすることが可能であることにより、前記2つのコンテナ(12、14;112、114)の相対運動が前記保存位置からの少なくとも1つの相対運動方向、好ましくは前記分析位置に向かう方向、特に好ましくは前記分析位置から離れる方向で少なくともより困難になることを特徴とするサンプルコンテナ。
  2. 前記固定手段(166)が前記ロック手段(166)であり、且つ/又は前記相手側固定手段が前記相手側ロック手段であることを特徴とする請求項1に記載のサンプルコンテナ。
  3. 前記固定係合及び/又はロック係合が形状適合係合であることを特徴とする請求項1及び2に記載のサンプルコンテナ。
  4. 前記固定係合及び/又はロック係合がラッチ係合であり、好ましくはオーバーライド可能なラッチ係合であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のサンプルコンテナ。
  5. 前記第1のコンテナ(12;112)及び第2のコンテナ(14;114)が、前記保存位置と前記分析位置との間の第1の相対運動経路に沿って互いに相対的に移動することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のサンプルコンテナ。
  6. 前記保存位置と前記分析位置とから選択された少なくとも1つの位置、好ましくは少なくとも前記分析位置、特に好ましくは両方の位置で、前記固定係合及び/又は前記ロック係合を解放するために前記第1のコンテナ(12;112)及び前記第2のコンテナ(14;114)が、前記第1の相対運動経路とは異なる第2の相対運動経路に沿って互いに移動することを特徴とする請求項5に記載のサンプルコンテナ。
  7. 前記第1のコンテナ(12;112)及び前記第2のコンテナ(14;114)が、共通のコンテナ軸(A)に沿って延びると共に、前記保存位置と前記分析位置との間の前記第1の相対運動経路としての共通のコンテナ軸(A)に沿って互いに相対運動することを特徴とする請求項5又は6に記載のサンプルコンテナ。
  8. 前記第1のコンテナ(12;112)及び前記第2のコンテナ(14;114)が、前記固定係合及び/又は前記ロック係合を解放するために、前記第2の相対運動経路として前記コンテナ軸(A)を中心に周方向(U)に互いに対して回転可能であることを特徴とする請求項6及び7に記載のサンプルコンテナ。
  9. 突起(66;166)が前記第1のコンテナ(12;112)及び第2の(14;114)から選択された1つのコンテナ上に設けられ、好ましくはそれぞれの他方のコンテナの方向に、及び他方のコンテナから離れる方向に弾性的にコンテナ上に設けられ、特に好ましくは前記保存位置と前記分析位置との間でそれぞれの他方のコンテナの方向に予張力がかけられるように設けられると共に、前記突起(66;166)にラッチ係合する少なくとも1つの第1のラッチ凹部(68;168)が、それぞれの他方のコンテナ上の、前記分析位置と前記保存位置とから選択された相対位置に関連する第1のラッチ位置に設けられ、好ましくは、前記突起(166)とラッチ係合するための第2のラッチ凹部(169)が、それぞれの他方のコンテナ上の、前記それぞれの他方の相対位置に関連し、前記第1のラッチ位置から前記第1の相対運動経路の方向に離れた第2のラッチ位置に設けられることを特徴とする請求項3又は4の少なくとも一項を考慮に入れた請求項5から8のいずれか一項に記載のサンプルコンテナ。
  10. 前記第1のコンテナ(112)上に相対運動案内手段(166)を設け、該案内手段が、前記保存位置と前記分析位置との間の前記第1の相対運動経路に沿って前記第1のコンテナ(112)及び前記第2のコンテナ(114)の相対運動を案内するために前記第2のコンテナ(114)上に設けられた相手側の相対運動案内手段(167)と相互作用することを特徴とする請求項5を考慮に入れた請求項1から9のいずれか一項に記載のサンプルコンテナ。
  11. 前記相対運動案内手段(166)が前記固定手段(166)及び/又は前記ロック手段(166)であるか、又は前記相手側相対運動案内手段(167)が前記相手側固定手段及び/又は前記相手側ロック手段であることを特徴とする請求項10に記載のサンプルコンテナ。
  12. 前記第1のコンテナ(112)と前記と第2のコンテナ(114)とから選択された1つのコンテナ上に少なくとも1つの突起(166)を設け、該突起が前記それぞれの他方のコンテナ上の前記第1の相対運動経路に沿って延びる縦溝部(167)に係合し、好ましくはこれを貫通し、前記縦溝部(167)が、前記分析位置と前記保存位置とから選択された相対位置に関連する第1のラッチ位置に少なくとも1つの第1のラッチラグ構成(168)を備え、且つ前記縦溝部が好ましくは、前記それぞれの他方の相対位置に関連し、前記第1のラッチ位置から第1の相対運動経路の方向に離れている第2のラッチ位置に第2のラッチラグ構成(169)を備えることを特徴とする請求項10及び11に記載のサンプルコンテナ。
  13. 前記第1のコンテナ(12;112)及び第2のコンテナ(14;114)が各々、コンテナ開口部(46;146)を設け、好ましくは該開口部が、コンテナ軸(A)に沿って延びるコンテナ(12、14;112、114)が前記それぞれのコンテナ(12、14;112、114)の同じ軸端側(22、30;122、130)に位置する場合は、第1のコンテナ(12;112)及び第2のコンテナ(14;114)の対応する側に設けられることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載のサンプルコンテナ。
  14. 前記第1のコンテナ(12;112)が、前記分析位置及び前記保存位置から選択された少なくとも1つの相対位置で、好ましくは両方の相対位置で前記第2のコンテナ(14;114)の前記コンテナ開口部(46;146)を通過することを特徴とする請求項13に記載のサンプルコンテナ。
  15. 前記サンプルコンテナ(10;110)に嵌め込まれると前記少なくとも第1のコンテナ(12;112)の、好ましくは両方のコンテナ(12、14;112、114)の前記コンテナ開口部を覆う取り外し可能な蓋(18;118)を備えることを特徴とする請求項13又は14に記載のサンプルコンテナ。
  16. 前記サンプリングツール(50;150)が、好ましくは前記蓋(18;118)に対して移動するように前記蓋(18;118)の上に備えられることを特徴とする請求項15に記載のサンプルコンテナ。
  17. 前記サンプリングツール(50;150)が、スティック(52;152)とサンプルキャリヤ(56;156)とを取り外し可能に備え、該サンプルキャリヤは、好ましくは前記蓋(18;118)が前記サンプルキャリヤ(10;110)に取り付けられると、前記第1のコンテナ(12;112)に挿入される前記スティック(52;152)の縦端部に備えられることを特徴とする請求項16に記載のサンプルコンテナ。
  18. 前記蓋(18;118)が剥離形状(58;158)を有し、前記サンプリングツール(50;150)が前記蓋(18;118)に取り付けられると、前記剥離形状(58;158)に対する前記スティック(52;152)の相対運動を可能にするが、前記サンプルキャリヤ(56;156)の相対運動は不能であるようにし、前記剥離形状(58;158)が好ましくは、これを通過する前記スティック(52;152)を有することを特徴とする請求項17に記載のサンプルコンテナ。
  19. 前記蓋(18;118)に開口部を備え、前記サンプリングツール(50;150)が前記蓋(18;118)上に備えられると該サンプリングツール(50;15)が通過する開口部を閉鎖可能なストッパ(119)を備え、該ストッパ(119)が好ましくは前記蓋(18;118)上に係留されることを特徴とする請求項16から18のいずれか一項に記載のサンプルコンテナ。
  20. 前記蓋(18;118)及び/又は前記第1のコンテナ(12;112)及び/又は前記第2のコンテナ(14;114)が、ツールが係合するように構成されたツール係合形状(26、34;126、134)を備えることを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載のサンプルコンテナ。
  21. 前記ツール係合形状(26、34;126、134)が前記蓋(18;118)及び/又はこれが備えられているコンテナ(12、14;112、114)の前記壁を通過しないことを特徴とする請求項20に記載のサンプルコンテナ。
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