JP2014240016A - 遊技機 - Google Patents

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Jun Kikuchi
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浩之 袴田
Hiroyuki Hakamada
浩之 袴田
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株式会社平和
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Abstract

【課題】本発明は、小型化を図るとともに、遊技領域の設計自由度を向上することができる球振り分け装置及びそれを備えた遊技機を提供することを目的とする。【解決手段】球振り分け装置200は、遊技領域8aを流下する遊技球を受け入れて左側と右側とに振り分ける振分部207と、振分部207で振り分けた遊技球を遊技盤8に近付く方向に規制するとともに、規制した遊技球を落下させる際に遊技盤8から離れる方向に弾いて遊技球のぶれを防止する第1及び第2球ぶれ防止部210,212とを有している。【選択図】図7

Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ遊技機)に代表される遊技機に関する。
従来、遊技領域内に球振り分けユニットを配置しておき、遊技領域を流下する遊技球が流入口に流入すると、球振り分けユニットの内部で第1領域と第2領域とに遊技球を振り分ける先行技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
球振り分けユニットは振分部材を有しており、この振分部材は遊技球を第1領域に向けて導く状態と第2領域に向けて導く状態とに変化する。特に先行技術では、流入口から流入した遊技球の自重によって振分部材の状態(姿勢)を交互に変化させているため、複雑な電気的制御を用いることなく、複数の領域に対して交互に遊技球を振り分けることができる。
また、この球振り分けユニットは、第1領域、第2領域がそれぞれ第1始動口、第2始動口となっており、流入口に流入して球振り分けユニット内部で振り分けられた後の遊技球は、第1始動口センサ、第2始動口センサのいずれかを必ず通過して盤面の裏側へ回収される構造となっている。
このため、先行技術の球振り分けユニットを用いたパチンコ機では、球振り分けユニット内で第1始動口への入賞(交互振り分けによる入球)が発生すると第1抽選が実行されて第1図柄が変動し、また、球振り分けユニット内で第2始動口への入賞(交互振り分けによる入球)が発生すると第2抽選が実行されて第2図柄が変動する。このようなパチンコ機では、第1図柄による大当り抽選と第2図柄による大当り抽選とが偏りなく交互に行われるため、それぞれの記憶手段が持てる保留数(例えば各4個で合計8個)を最大限に活用して抽選による利益を遊技者に付与することができる。
遊技領域内に発射された遊技球は、球振り分けユニットにそれぞれ異なる速度で流入し、球振分ユニット内部で一定方向に進まずに、球振り分けユニットの内壁面に衝突したり、前後の遊技球に衝突したりして暴れてしまう。そこで、流入した遊技球の暴れを抑制するとともに整列させる誘導路を備えた振り分けユニット(球振り分け装置)が知られている(特許文献2参照)。
特許文献2には、流入口を通じて流入した遊技球を遊技盤の盤面に沿って左右いずれかの方向へ交互に振り分けた際に遊技球に与えられる左右方向への勢いを殺す整流誘導路を備えた球振り分け装置(球振り分けユニット)が開示されている。当該整流誘導路は、遊技盤の盤面より奥側へ延び、この奧の位置で下方へ屈曲された後に盤面の前面側へ折り返すようにして延びて形成されている。当該整流誘導路内の通過を通じて、遊技球の流下の態様は左右方向から上下方向へ整えられ、振り分け時に遊技球に与えられた左右方向への勢いが殺される。これにより、球振り分け装置から放出された遊技球の流下方向がほとんど下向きで安定し、左右方向に暴れにくくなる。
特開2010−104564号公報(段落0045−0053、図3,図4,図5) 特開2012−223399号公報(段落0106−0110、図14)
特許文献2に開示された球振り分け装置に備えられた整流誘導路は、屈曲した構造を有しており、遊技球の通過領域として、遊技盤面より奥側へ延びる領域と、奥側から盤面側へ延びる領域とが必要になるため、最低でも遊技球2個分(遊技球の直径の2倍)の高さとなる。このように、整流誘導路を備えた球振り分け装置は、遊技球の暴れを抑制して整列することはできるものの、構造上の制限を受けてしまう。このため、従来の球振り分け装置は、遊技領域内を占める領域が広くなり、遊技機の設計自由度を低下させてしまうという問題を有している。
本発明の目的は、球振り分け装置の小型化を図るとともに、遊技領域の設計自由度を向上することができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一実施の形態による遊技機は、発射された遊技球が流下する遊技領域を形成する遊技盤と、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球が入賞する始動入賞口と、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球が通過する始動ゲートと、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する前記遊技球の進行方向を複数の異なる方向に振り分ける球振り分け装置とを備えた遊技機であって、前記球振り分け装置は、前記遊技領域を流下する遊技球を受け入れて前記複数の異なる方向に振り分ける振分部と、前記振分部で振り分けられた遊技球を前記遊技盤から離れる方向及び前記遊技盤に近付く方向のうちの一の方向に規制するとともに、規制した遊技球を落下させる際に前記離れる方向及び前記近付く方向のうちの他の方向に弾いて前記遊技球のぶれを防止する球ぶれ防止部とを有することを特徴とする。
また、前記球ぶれ防止部は、前記一の方向に突出して設けられ、振り分けた前記遊技球を前記一の方向に規制する球規制突出部と、前記他の方向に突出して設けられ、前記球規制突起部で規制した前記遊技球を前記他の方向に弾く球弾突出部とを有し得る。
また、前記球規制突出部は、前記遊技盤の盤面に平行な面内で所定の間隔で対向配置され、上流側から下流側に向かって連なる突起部を2つ有し得る。
また、前記球弾突出部は、前記2つの突起部の間であって前記2つ突起部の下流側端部の直下に配置され得る。
また、前記球ぶれ防止部は、前記遊技球が振り分けられた方向から前記2つの突起部の連なる方向に、該遊技球の進行方向を変更する球進路変更部をさらに有し得る。
また、上記一実施の形態による遊技機は、前記振分部の両側の一方に設けられ、前記振分部により振り分けられた前記遊技球を始動入賞口又は始動ゲートに誘導する第1誘導路と、前記振分部の両側の他方に設けられ、前記振分部により振り分けられた前記遊技球を始動入賞口又は始動ゲートに誘導する第2誘導路とをさらに有し、前記球ぶれ防止部は、前記第1誘導路及び前記第2誘導路のそれぞれに、少なくとも一部が配置され得る。
このような構成であれば、遊技機は、遊技球のぶれ(暴れ)を防止できる小型の球振り分け装置を有し得る。
また、上記一実施の形態による遊技機は、前記球ぶれ防止部を通過した遊技球が前記始動入賞口に入賞しない確率よりも入賞する確率の方が高くなり、または、前記球ぶれ防止部を通過した遊技球が前記始動ゲートを通過しない確率よりも通過する確率の方が高くなるように、該遊技球の入賞又は通過を補助する入賞通過補助部をさらに有し得る。
また、前記入賞補助部は、前記入賞通過補助部は、前記球ぶれ防止部から放出された遊技球が通過する通過経路の両端辺で前記一の方向に突出して対向配置され、前記始動入賞口又は前記始動ゲートに向かって連なる端辺側突出部と、前記端辺側突出部の間の前記通過経路内で前記他の方向に突出して配置され、前記始動入賞口又は前記始動ゲートに向かって連なる中央側突出部とを有し得る。
さらに、前記球弾突出部は、前記中央側突出部の上流側に設け得る。
このような構成であれば、遊技機の遊技領域の設計自由度の向上を図ることができる。
本発明によれば、遊技球の球振り分け装置の小型化を図ることができるとともに、遊技機の遊技領域の設計自由度が向上する。
本発明の一実施の形態によるパチンコ機1の概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1の概略構成を示す背面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1に備えられた遊技盤8の概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1に備えられた遊技盤8の窓4内の右下位置の概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200の概略構成を説明する図であって、パチンコ機1から取り外して右上方から見た球振り分け装置200並びに第1及び第2始動入賞口26,28の斜視図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200などの正面図等示す図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200に備えられた前飾り部品201をベース部品203から取り外して見た分解斜視図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200を説明する図であって、図6の図中に示す仮想直線C−C、D−Dで切断した球振り分け装置200の断面図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200を説明する図であって、図6の図中に示す仮想直線A−A、B−B、E−Eで切断した球振り分け装置200の断面図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200を説明する図であって、一対の可動片28bを駆動する始動入賞口ソレノイド等を配置した状態の第1及び第2始動入賞口26,28及び球振り分け装置200を示す図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200に流入した遊技球の軌道を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200において回転体205の姿勢が保持された状態を示す図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200の動作を説明する図であって、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200の動作を説明する図であって、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図(その1)である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200の動作を説明する図であって、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図(その2)である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200の動作を説明する図であって、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図(その3)である。 本発明の一実施の形態による球振り分け装置200の動作を説明する図であって、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図(その4)である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1の内部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1において規定されている当りの種別を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1を説明する図であって、主制御装置300から演出制御装置400に出力される制御コマンドの構成を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1における遊技制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機1における当り判定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態の変形例1における球振り分け装置200に備えられたベース部品の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例2における球振り分け装置200に備えられたベース部品の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例3における球振り分け装置200に備えられたベース部品の概略構成を示す図である。
本発明の一実施の形態による遊技機について図1から図25を用いて説明する。まず、図1から図4を用いて本実施形態による遊技機についてパチンコ遊技機を例にとって説明する。図1は、パチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と略称する。)1の正面図である。また図2は、パチンコ機1の背面図である。パチンコ機1では、遊技媒体として遊技球が用いられる。遊技者は、遊技場運営者から遊技球を借り受けてパチンコ機1による遊技を行う。なお、パチンコ機1における遊技において、遊技球はその1個1個が遊技価値を有した媒体であり、遊技の成果として遊技者が享受する特典(利益)は、例えば遊技者が獲得した遊技球の数に基づいて遊技価値に換算することができる。以下、図1及び図2を参照して遊技機の全体構成について説明する。
(遊技機の全体構成)
図1に示すように、パチンコ機1は、その本体として主に外枠アセンブリ2、ガラス枠ユニット4、受け皿ユニット6及びプラ枠アセンブリ7(遊技機枠)を備えている。このうち外枠アセンブリ2は、木材を縦長の矩形状に組み合わせた構造体であり、この外枠アセンブリ2は、遊技場内の島設備(図示されていない)に対してねじ等の締結具を用いて固定される。
その他のガラス枠ユニット4や受け皿ユニット6、プラ枠アセンブリ7は外枠アセンブリ2を介して島設備に取り付けられ、これらはそれぞれ図示しないヒンジ機構を介して開閉式に動作する。図示しないヒンジ機構の開閉軸線は、パチンコ機1の正面からみて左側端部に沿ってパチンコ機1の高さ方向に延びている。
図1中の正面からみてプラ枠アセンブリ7の右側縁部(図2では左側縁部)には、その内側に統一錠ユニット9(図2参照)が設けられている。また、これに対応してガラス枠ユニット4及び外枠アセンブリ2の右側縁部(裏側)にも、それぞれ図示しない施錠具が設けられている。図1に示されるように、外枠アセンブリ2に対してガラス枠ユニット4及びプラ枠アセンブリ7が閉じた状態で、その裏側にある統一錠ユニット9は施錠具とともにガラス枠ユニット4及びプラ枠アセンブリ7の開放を不能にしている。
また、受け皿ユニット6の右側縁部には鍵穴付きのシリンダ錠6aが設けられている。例えば、遊技場の管理者が専用キーを鍵穴に差し込んでシリンダ錠6aを時計回りに捻ると、統一錠ユニット9が作動してプラ枠アセンブリ7とともにガラス枠ユニット4及び受け皿ユニット6の開放が可能な状態となる。これら全体を外枠アセンブリ2から前面側へ開放する(扉のように動かす)と、前面側にてパチンコ機1の裏側が露出することになる。
一方、シリンダ錠6aを反時計回りに捻ると、プラ枠アセンブリ7は施錠されたままでガラス枠ユニット4の施錠だけが解除され、ガラス枠ユニット4が開放可能となる。ガラス枠ユニット4を前面側へ開放すると遊技盤8が直に露出し、この状態で遊技場の管理者が盤面内での球詰まり等の障害を取り除くことができる。またガラス枠ユニット4を開放すると、受け皿ユニット6のロック機構(図示していない)が露出する。この状態でロック機構を解除すると、受け皿ユニット6をプラ枠アセンブリ7に対して前面側へ開放することができる。
またパチンコ機1は、遊技用ユニットとして遊技盤8を備えている。遊技盤8は、ガラス枠ユニット4の背後(内側)でプラ枠アセンブリ7に支持されている。遊技盤8は、例えばガラス枠ユニット4を前面側へ開放した状態でプラ枠アセンブリ7に対して着脱可能である。ガラス枠ユニット4には、その中央部に縦長円形状の窓4aが形成されており、この窓4a内にガラスユニット(参照符号なし)が取り付けられている。ガラスユニットは、例えば窓4aの形状に合わせてカットされた2枚の透明板(ガラス板)を組み合わせて形成されている。ガラスユニットは、ガラス枠ユニット4の裏側に図示しないヒンジ機構を介して開閉式に取り付けられている。遊技盤8の前面には遊技領域8a(盤面)が形成されており、この遊技領域8aは窓4aを通じて前面側から遊技者に視認可能である。ガラス枠ユニット4が閉じられると、ガラスユニットの内面と遊技盤面との間に遊技球が流下できる空間が形成される。
受け皿ユニット6は、全体的に外枠アセンブリ2から前面側へ突出した形状をなしており、その上面に上皿6bを有している。この上皿6bには、遊技者に貸し出された遊技球(貸球)や入賞により獲得した遊技球(賞球)を貯留することができる。また受け皿ユニット6は、上皿6bの下段位置に下皿6cを有している。この下皿6cには、上皿6bが満杯の状態でさらに払い出された遊技球が貯留される。なお本実施形態のパチンコ機1はいわゆるCR機(CRユニットに接続する機種)であり、遊技者が借り受けた遊技球は、賞球とは別に裏側の払出装置ユニット172(図2参照)から受け皿ユニット6(上皿6b又は下皿6c)に払い出される。
受け皿ユニット6の上面には貸出操作部14が設けられており、この貸出操作部14には、球貸ボタン10及び返却ボタン12が配置されている。図示しないCRユニットに有価媒体(例えば磁気記録媒体、記憶IC内蔵媒体等)を投入した状態で球貸ボタン10を遊技者が操作すると、予め決められた度数単位(例えば5度数)に対応する個数(例えば125個)分の遊技球が貸し出される。このため、貸出操作部14の上面には度数表示部(図示されていない)が配置されており、この度数表示部には、CRユニットに投入されている有価媒体の残存度数が表示される。なお遊技者は、返却ボタン12を操作することで、度数が残存している有価媒体の返却を受けることができる。本実施形態ではCR機を例に挙げているが、パチンコ機1はCR機とは別の現金機(CRユニットに接続されない機種)であってもよい。
また、受け皿ユニット6の前面には、上段位置にある上皿6bの手前に上皿球抜きレバー6dが設置されており、下皿6cの手前でその中央部には下皿球抜きボタン6eが設置されている。遊技者は上皿球抜きレバー6dを例えば左方向へスライドさせることで、上皿6bに貯留された遊技球を下皿6cへ流下させることができる。また遊技者は、下皿球抜きボタン6eを例えば押し込み操作することで、下皿6cに貯留された遊技球を下方へ落下させて排出することができる。排出された遊技球は、例えば図示しない球受け箱等で受け止められる。
受け皿ユニット6の右下部には、グリップユニット16が設置されている。遊技者はこのグリップユニット16を操作することで発射制御基板セット174(図2参照)を作動させ、遊技領域8aに向けて遊技球を発射する(打ち込む)ことができる。発射された遊技球は、遊技盤8の左側縁部に沿って上昇し、図示しない外バンドに案内されて遊技領域8a内に放り込まれる。遊技領域8a内には多数の障害釘や風車(図中参照符号なし)等が配置されており、放り込まれた遊技球は障害釘や風車により誘導・案内されながら遊技領域8a内を流下する。なお、遊技領域8a内の構成については、後程図3を用いて詳細に説明する。
(枠前面の構成)
ガラス枠ユニット4には、演出用の構成要素としてガラス枠トップランプ46,48やガラス枠サイドランプ50がガラスユニット(参照符号なし)を取り巻くようにして複数の箇所に設置されている。また、受け皿ユニット6には受け皿ランプ52が設置されており、この受け皿ランプ52とガラス枠トップランプ46,48及びガラス枠サイドランプ50とは、外見上、パチンコ機1の前面において一体的につながっているかのようにデザインされている。
上述した各種ランプ46〜52は、例えば内蔵するLEDの発光(点灯や点滅、輝度階調の変化、色調の変化等)により演出を実行する。またガラス枠ユニット4内の上部には、左右一対のガラス枠上スピーカ54とその中央にガラス枠中スピーカ55が内蔵されており、そして受け皿ユニット6には、下皿6cの右側に受け皿スピーカ56が内蔵されている。効果音やBGM、音声等(音響全般)による演出は、スピーカ54,55,56を介して実行される。
また受け皿ユニット6の中央には、上皿6bの手前位置に演出切替ボタン45が設置されている。遊技者は、この演出切替ボタン45を操作することで演出内容(例えば液晶表示器42に表示される背景画面)を切り替えたり、例えば図柄の変動中や大当りの確定表示中、あるいは大当り遊技中に何らかの演出(各種の予告演出、確変昇格演出等)を発生させたりすることができる。
(裏側の構成)
図2に示すように、パチンコ機1の裏側には、電源制御ユニット162、主制御基板ユニット170、払出装置ユニット172、流路ユニット173、発射制御基板セット174、払出制御基板ユニット176、裏カバーユニット178等が設置されている。この他にパチンコ機1の裏側には、パチンコ機1の電源系統や制御系統を構成する各種の電子機器類(図示しない制御コンピュータを含む)、外部端子板160、電源コード(電源プラグ)164、アース線(アース端子)166、図示しない接続配線等が設置されている。なお、電子機器類については別のブロック図(図18)に基づいてさらに後述する。
払出装置ユニット172は、例えば賞球タンク172a及び賞球ケース(参照符号なし)を有しており、このうち賞球タンク172aはプラ枠アセンブリ7の上縁部(裏側)に設置された状態で、図示しない補給経路から補給された遊技球を蓄えることができる。賞球タンク172aに蓄えられた遊技球は、図示しない上側賞球樋を通じて賞球ケースに導かれる。流路ユニット173は、払出装置ユニット172から送り出された遊技球を前面側の受け皿ユニット6(図1参照)に向けて案内する。
また、外部端子板160は、パチンコ機1を外部の電子機器(例えばデータ表示装置、ホールコンピュータ等)に接続するためのインタフェースである。外部端子板160からは、パチンコ機1の遊技進行状態やメンテナンス状態等を表す各種の外部情報信号(例えば賞球情報、扉開放情報、図柄確定回数情報、大当り情報、始動口情報等)が外部の電子機器に向けて出力されるようになっている。
電源コード164は、例えば遊技場の島設備に設置された電源装置(例えばAC24V)に接続されることで、パチンコ機1の動作に必要な電源(電力)を確保するようになっている。またアース線166は、同じく島設備に設置されたアース端子に接続されることで、パチンコ機1のアース(接地)を確保するようになっている。
(盤面の構成)
図3は、遊技盤8を単独で示した正面図である。遊技領域8a内には、始動ゲート20、普通入賞口22,24、第1始動入賞口26、第2始動入賞口28、可変入賞装置30、球振り分け装置200等が設置されている。遊技領域8a内に放り込まれた遊技球は、その流下の過程で無作為に始動ゲート20を通過したり、球振り分け装置200を通過したり、あるいは、普通入賞口22,24や第1始動入賞口26、第2始動入賞口28に入賞(入球)したりする。始動ゲート20を通過した遊技球は続けて遊技領域8a内を流下するが、入賞した遊技球は遊技板に形成された貫通穴(不図示)を通じて遊技盤8の裏側へ回収される。
第2始動入賞口28は、所定の条件が満たされた場合(普通図柄が当りの態様で停止表示された場合)に作動し、それに伴って入球口28aへの入賞を容易化する。第2始動入賞口28は、例えば左右一対の可動片28bを有している。一対の可動片28bは、例えば図示しないソレノイドを用いたリンク機構の働きにより、盤面に沿って左右方向に往復動作する。左右一対の可動片28bは先端を上に向けた状態で閉位置(閉状態)にあり、このとき入球口28aへの入賞は容易化されていない(遊技球が流入できる開口幅が狭められた状態)となっている。左右一対の可動片28bの直上には、不図示の入賞補助部の流出口(詳細は後述)がほぼ一直線上に配置されている。さらに、閉位置にある場合の左右一対の可動片28b間の幅は、同方向に測った当該流出口の幅とほぼ同じ長さである。このため、左右一対の可動片28bが閉位置にあっても、当該流出口から流出した遊技球は第2始動入賞口28に設けられた入球口28aへ入賞することができる。このように、一対の可動片28bが閉位置にある場合には、入賞は容易化されていないものの、入賞の発生自体は可能な状態にある。
一方、第2始動入賞口28が作動すると、図2に示すように、左右の可動片28bはそれぞれ閉位置から開放位置に向けて変位(拡開)し、入球口28aの開口幅を左右に拡大する。この間に第2始動入賞口28は遊技球の流入が容易化された状態となり、非作動時と比較して入球口28aへの入賞を容易に発生させる。なお、非作動時又は作動時のいずれであるかに関わらず、遊技盤8に設置されている障害釘の配列(ゲージ)は、基本的に第2始動入賞口28に向けて遊技球の流下を案内しやすい態様となっているが、必ず遊技球が第2始動入賞口28に流入するというわけではなく、あくまで流入は無作為に発生する。
ここで、球放出路40fの下方部分であって、第2始動入賞口28及び第1始動入賞口26の上方部分には、球振り分け装置200が配置されている。なお、球振り分け装置200の構造の詳細及び動作については後述する。
可変入賞装置30は、規定の条件が満たされた場合(特別図柄が非当選以外の態様で停止表示された場合)に作動し、大入賞口(参照符号なし)への入賞を可能にする。可変入賞装置30は、演出ユニット40の上端部の左側に配置された装置であり(いわゆる上方アタッカー)、例えば1つの開閉部材30aを有している。この開閉部材30aは、例えば図示しないソレノイドを用いたリンク機構の働きにより、閉位置から開放位置に向けて変位する。図示のように先端が上を向いた状態(演出ユニット40と連続している状態)で開閉部材30aは閉位置(閉止状態)にあり、このとき大入賞口への入賞は常に不能(大入賞口は閉塞中)である。可変入賞装置30が作動すると、開閉部材30aがその下端縁部分をヒンジとして左方へ倒れ込むようにして変位し、大入賞口を開放する(開放状態)。この間に可変入賞装置30は遊技球の流入が不能ではない状態となり、大入賞口への入賞という事象を発生させることができる。なお、このとき開閉部材30aは大入賞口への遊技球の流入を案内する部材としても機能する。大入賞口に入賞した遊技球は、カウントスイッチ84を通過して入賞を検出された後、回収通路(参照符号なし)を通じて遊技盤8の裏側へ回収される。
また遊技盤8には、その中央位置から右側部分にかけて演出ユニット40が設置されている。演出ユニット40は、上縁部40aが遊技球の流下方向を変化させる案内部材として機能する他、その内側に各種の装飾部品40b,40cを備えている。装飾部品40b,40cはその立体的な造形により遊技盤8の装飾性を高めるとともに、例えば内蔵された発光器(LED等)により透過光を発することで、演出的な動作をすることができる。また演出ユニット40の内側には液晶表示器42が設置されており、この液晶表示器42には特別図柄に対応させた演出図柄をはじめ、各種の演出画像が表示される。このように遊技盤8は、その盤面の構成(図示しないセル板のデザイン)や演出ユニット40の装飾性に基づいて、遊技者にパチンコ機1の特徴を印象付けている。なお、遊技盤8にベニヤ板でなく透明板(例えばアクリル板)を用いる場合、透明板の前面や背後に配置された各種の装飾体(可動体や発光体を含む)による装飾性が付加される。
演出ユニット40の左側縁部には球案内通路40dが形成されており、その下縁部には転動ステージ40eが形成されている。球案内通路40dは遊技領域8a内にて左斜め上方に開口しており、遊技領域8a内を流下する遊技球が無作為に球案内通路40d内に流入すると、その内部を通過して転動ステージ40e上に放出される。転動ステージ40eの上面は滑らかな湾曲面を有しており、ここでは遊技球が左右方向に転動自在である。転動ステージ40e上で転動した遊技球は、やがて下方の遊技領域8a内に流下する。転動ステージ40eの中央位置には球放出路40fが形成されており、このとき転動ステージ40eから球放出路40fに流下した遊技球は、その真下にある球振り分け装置200に流入しやすくなる。その他に演出ユニット40には、演出用の可動体(例えばキャラクターのフィギュア、装飾物等)とともに駆動源(例えばモータ、ソレノイド等)が付属されていてもよい。演出用の可動体は、液晶表示器42による画像を用いた演出や発光器による演出に加えて、有形物の動作を伴う演出を実行することができる。これら可動体を用いた演出により、二次元の画像を用いた演出とは別の訴求力を発揮することができる。
その他、遊技領域8a内にはアウト口32が形成されており、入賞しなかった遊技球は最終的にアウト口32を通じて遊技盤8の裏側へ回収される。また、第1始動入賞口26や第2始動入賞口28、可変入賞装置30に入賞した遊技球も含めて、遊技領域8a内に打ち込まれた全ての遊技球は遊技盤8の裏側へ回収される。回収された遊技球は、図示しないアウト通路アセンブリを通じてパチンコ機1の裏側から枠外へ排出され、さらに図示しない島設備の補給経路に合流する。
また遊技盤8には、例えば窓4a(図1参照)内の右下位置に普通図柄表示装置33と普通図柄作動記憶ランプ33aが設けられている他、第1特別図柄表示装置34、第2特別図柄表示装置35、第1特別図柄作動記憶ランプ34a、第2特別図柄作動記憶ランプ35a及び遊技状態表示装置38が設けられている。このうち普通図柄表示装置33は、例えば2つのランプ(LED)を交互に点灯させて普通図柄を変動表示し、この変動表示後のランプの点灯又は消灯により普通図柄を停止表示する。普通図柄作動記憶ランプ33aは、例えば2つのランプ(LED)の消灯又は点灯、点滅の組み合わせによって0〜4個の記憶数を表示する。
図4は、遊技盤8の窓4a内の右下位置(普通図柄表示装置33等の近傍)を拡大して示す正面図である。図4に示すように、第1特別図柄表示装置34及び第2特別図柄表示装置35は、例えばそれぞれ7セグメントLED(ドット付き)により特別図柄の変動状態と停止状態とを表示することができる。また、第1特別図柄作動記憶ランプ34a及び第2特別図柄作動記憶ランプ35aは、例えばそれぞれ2つのランプ(LED)の消灯又は点灯、点滅の組み合わせで構成される表示態様により、それぞれ0〜4個の記憶数を表示する。例えば、2つのランプをともに消灯させた表示態様では記憶数0個を表示し、1つのランプを点灯させた表示態様では記憶数1個を表示し、同じ1つのランプを点滅させた表示態様では記憶数2個を表示し、1つのランプの点滅に加えてもう1つのランプを点灯させた表示態様では記憶数3個を表示し、2つのランプをともに点滅させた表示態様では記憶数4個を表示する、といった具合である。
第1特別図柄作動記憶ランプ34aは、第1始動入賞口26に遊技球が流入するごとに、入賞が発生したことを記憶(第1始動情報が増加したことを記憶)する意味で1個ずつ増加後の表示態様へと変化していき(最大4個まで)、その入賞を契機として特別図柄の変動が開始されるごとに1個ずつ減少後の表示態様へと変化していく。また第2特別図柄作動記憶ランプ35aは、第2始動入賞口28(入球口28a)に遊技球が流入するごとに、入賞が発生したことを記憶(第2始動情報が増加したことを記憶)する意味で1個ずつ増加後の表示態様へと変化し(最大4個まで)、その入賞を契機として特別図柄の変動が開始されるごとに1個ずつ減少後の表示態様へと変化する。なお本実施形態では、第1特別図柄作動記憶ランプ34aが未点灯(記憶数が0個)の場合、第1特別図柄が既に変動開始可能な状態(停止表示時)で第1始動入賞口26に遊技球が流入しても表示態様は変化しない。また第2特別図柄作動記憶ランプ35aが未点灯(記憶数が0個)の場合、第2特別図柄が既に変動開始可能な状態(停止表示時)で第2始動入賞口28に遊技球が流入しても表示態様は変化しない。すなわち、各特別図柄作動記憶ランプ34a,35aの表示態様により表される記憶数(最大4個)は、その時点で未だ第1特別図柄又は第2特別図柄の変動が開始されていない入賞の回数を表している。
また遊技状態表示装置38には、例えば大当り種別表示ランプ38a,38b、確率変動状態表示ランプ38c、時短状態表示ランプ38dにそれぞれ対応する4つのLEDが含まれている。なお本実施形態では、上述した普通図柄表示装置33や普通図柄作動記憶ランプ33a、第1特別図柄表示装置34、第2特別図柄表示装置35、第1特別図柄作動記憶ランプ34a、第2特別図柄作動記憶ランプ35a及び遊技状態表示装置38が1枚の統合表示基板89に実装された状態で遊技盤8に取り付けられている。
(球振り分け装置)
次に、本実施形態による遊技機1に備えられた球振り分け装置について図5から図17を用いて説明する。球振り分け装置200は、発射された遊技球が流下する遊技領域8aを形成する遊技盤8を備えたパチンコ機1に備えられ、遊技領域8aを流下する遊技球の進行方向を複数の異なる方向(本実施形態では、左右方向)に振り分け、振り分けた遊技球を第1及び第2始動入賞口26,28や始動ゲート20に導くようになっている。本実施形態における球振り分け装置200は、遊技状態(通常状態、確変状態、時短状態など)にかかわらず第1始動入賞口26での入賞及び第2始動入賞口28での入賞が交互に発生することを促進する装置である。なお、以下、「左側」及び「右側」は、パチンコ機1の実使用時における遊技者側から見て左側及び右側をそれぞれ意味する。
図5から図10は、球振り分け装置200や第1及び第2始動入賞口26,28などの概略構成を説明する図である。図5は、パチンコ機1から取り外して右上方から見た球振り分け装置200並びに第1及び第2始動入賞口26,28の斜視図である。図6は、球振り分け装置200などの正面図等を示し、図6(a)は、球振り分け装置200並びに第1及び第2始動入賞口26,28の正面図であり、図6(b)は、球振り分け装置200の平面図であり、図6(c)は、球振り分け装置200及び第2始動入賞口28の右側面図である。
図5に示すように、球振り分け装置200は、互いに並列して配置された第1始動入賞口26及び第2始動入賞口28の直上に設けられている。球振り分け装置200は、遊技盤8の盤面に取り付けられて当該盤面の一部を装飾するベース部品203と、ベース部品203の正面側(パチンコ機1の実使用時における遊技者側)に配置され、ベース部品203とともに球振り分け装置200内での遊技球の通過経路を形成する前飾り部品201とを有している。なお、以下、「遊技者側」は、パチンコ機1の実使用時における遊技者側を意味する。前飾り部品201及びベース部品203が球振り分け装置200の本体部分を主に構成している。
前飾り部品201は、例えば透明樹脂材料で形成されており、球振り分け装置200内部での遊技球の視認性が確保されている。前飾り部品201は、対向部201aと、第1壁部201bと、第2壁部201cとを有している。前飾り部品201を正面側から見て、第1壁部201bは前飾り部品201の中央よりも左側に配置され、第2壁部201cは当該中央よりも右側に配置されている。対向部201aは、ベース部品203に対向配置され、所定の外周形状に形成された平板形状を有している。第1壁部201bは、対向部201aの、ベース部品203と対向する対向面から突出して対向部201aと一体的に形成されている。
第1壁部201bは、対向部201aの左側の外周囲の一部の形状に倣って当該一部の近傍に配置されている。第2壁部201cは、対向部201aの、ベース部品203と対向する対向面から突出して対向部201aと一体的に形成されている。第2壁部201cは、対向部201aの右側の外周囲の一部の形状に倣って当該一部の近傍に配置されている。第1壁部201b及び第2壁部201cは、球振り分け装置200の頂部に後述の流入口が配置されるように当該頂部において、遊技球の直径よりも長い間隙を有するように対向配置されている。第1及び第2壁部201b,201cは、当該頂部から下方に向かって段差を有する末広の形状に形成されている。
また、球振り分け装置200は、遊技領域8a(図1参照)を流下した遊技球が流入する流入口202と、流入口202に流入した遊技球を振り分けた後に放出する第1放出口及び第2放出口218,220(図5では不図示、詳細は後述)とを有している。流入口202は、前飾り部品201をベース部品203に取り付けると、球振り分け装置200の頂部において対向部201a、第1壁部201b、ベース部品203及び第2壁部201cによって画定されて形成される開口である。流入口202は、当該頂部において上向きに、例えば長方形状に開口して設けられている。流入口202の短辺の長さは遊技球の直径よりも長くなっている。これにより、遊技領域8aを流下した遊技球は流入口202を通って球振り分け装置200の内部に進入できるようになっている。
第1始動入賞口26及び第2始動入賞口28の正面側には、第1始動入賞口26及び第2始動入賞口28の下部を覆って配置された装飾部材250が設けられている。装飾部材250のベース部品203に対向する対向面には、入球口26aに入球した遊技球を受ける球受け部26c(詳細は後述)と、入球口28aに入球した遊技球を受ける球受け部28d(詳細は後述)とが、ベース部品203側に向かって突出して形成されている。第1始動入賞口26側であって装飾部材250の上辺には、左右一対の可動片28bの先端側の形状を模擬した模擬装飾部250aが形成されている。模擬装飾部250aは、球受け部26cの前面側に球受け部26cと一体的に形成されている。
図6(a)に示すように、ベース部品203は、所定の外周形状に形成された平板形状を有している。第1及び第2始動入賞口26,28はベース部品203上に設けられている。ベース部品203は、互いに並んで配置された第1及び第2始動入賞口26,28を十分に収容できるだけの大きさに形成されている。図6(b)及び図6(c)に示すように、ベース部品203は、背面(前飾り部品201の取り付けられた被取り付け面の裏面)の左上及び右下から突出して形成された位置決め突起203a1,203a2を有している。位置決め突起203a1,203a2は、ベース部品203に一体的に形成されている。また、ベース部品203の背面側には、後述する回転体205の駆動機構264(図6では不図示、詳細は後述)を収容する収容部260、第2始動入賞口スイッチ150b及び始動入賞口ソレノイド510(ともに図6では不図示、詳細は後述)などが配置されている。ベース部品203は、遊技盤8(図5及び図6では不図示)の板材(例えばベニヤ板、透明樹脂板)に設けられた穴部に収容部260、第2始動入賞口スイッチ及び始動入賞口ソレノイド等を挿入するとともに、当該穴部の右側及び左下に設けられた位置決め穴に位置決め突起203a1,203a2を嵌め込んだ状態で当該盤面に取り付けられる。さらに、ベース部品203は、外周囲の4箇所に設けられた貫通孔203b1,203b2,203b3,203b4を用いて当該盤面にねじ止めされて固定される。ベース部品203は、遊技盤8の盤面に取り付けられると、その大部分が当該盤面に沿って平板状に拡がって配置される。
図6(a)及び図6(c)に示すように、球振り分け装置200内の下流側であって第2始動入賞口28の直上には、第2入賞補助部216が設けられている。また、球振り分け装置200内の下流側であって第1始動入賞口26の直上には、第1入賞補助部214(図6(c)では不図示)が設けられている。第1及び第2入賞補助部214,216は、球振り分け装置200において振り分けられた遊技球が第1及び第2始動入賞口26,28に入賞しない確率よりも入賞する確率の方が高くなるように、当該遊技球の入賞を補助するようになっている。第1及び第2入賞補助部214,216の詳細な構成については後述する。
第1入賞補助部214の下流には、第1入賞補助部214を通過した遊技球が流出される第1流出口222が設けられている。第2入賞補助部216の下流には、第2入賞補助部216を通過した遊技球が流出される第2流出口224が設けられている。第1流出口222及び第2流出口224は、前飾り部品201をベース部品203に取り付けると下向きに開口して設けられる。第1流出口222は、第1始動入賞口26の入球口26aとほぼ同じ広さの開口面積を有している。第1流出口222は、第1流出口222の開口が入球口26aの開口に対してほぼ一直線上に配置されるように、第1始動入賞口26の直上に設けられている。これにより、球振り分け装置200において振り分けられて第1流出口222から流出した遊技球は、第1始動入賞口26に入賞しやすくなる。一方、第2流出口224は、第2始動入賞口28の左右一対の可動片28bが閉位置にある場合の入球口28aとほぼ同じ広さの開口面積を有している。第2流出口224は、第2流出口224の開口が左右一対の可動片28bが閉位置にある場合の入球口28aの開口に対してほぼ一直線上に配置されるように、第2始動入賞口28の直上に設けられている。これにより、球振り分け装置200において振り分けられて第2流出口224から流出した遊技球は、第2始動入賞口28の可動片28bが閉位置にあっても入賞できるようになっている。
次に、球振り分け装置200の内部構成について図7から図9を用いて説明する。図7は、前飾り部品201をベース部品203から取り外して見た分解斜視図である。図7(a)は、前飾り部品201を裏面側(ベース部品203と対向する対向面側)から見た分解斜視図であり、図7(b)は、ベース部品203を正面側から見た分解斜視図である。図8(a)は、図6(c)の図中に示す仮想直線D−Dで切断した切断面を示し、図8(b)は、図6(c)の図中に示す仮想直線C−Cで切断した切断面を示している。図9(a)は、図6(a)の図中に示す仮想直線A−Aで切断した切断面を示し、図9(b)は、図6(a)の図中に示す仮想直線B−Bで切断した切断面を示し、図9(c)は、図6(b)の図中に示す仮想直線E−Eで切断した切断面を示している。
図7(a)、図8(a)及び図8(b)に示すように、球振り分け装置200は、遊技領域8a(図3参照)に設けられ、遊技領域8aを流下する遊技球を受け入れて複数の異なる方向に振り分ける振分部207を有している。本実施形態では、振分部207は、複数の異なる方向として例えば遊技球を左右方向に振り分けるようになっている。また、振分部207は、遊技領域8aを流下する遊技球を第1始動入賞口26側又は第2始動入賞口28側に振り分けるようになっている。
球振り分け装置200は、振分部207の両側の一方に設けられ、振分部207により例えば左側に振り分けられた遊技球を第1及び第2始動入賞口26,28又は始動ゲート20に誘導する第1誘導路208と、振分部207の両側の他方に設けられ、振分部207により例えば右側に振り分けられた遊技球を第1及び第2始動入賞口26,28又は始動ゲート20に誘導する第2誘導路209とを有している。前飾り部品201が取り付けられるベース部品203の被取り付け面(正面)側からベース部品203を見て、第1誘導路208は振分部207の左側に配置され、第2誘導路209は振分部207の右側に配置されている。本実施形態では、第1誘導路208は左側に振り分けられた遊技球を第1始動入賞口26に誘導し、第2誘導路209は振分部207により右側に振り分けられた遊技球を第2始動入賞口28に誘導するようになっている。
第1誘導路208の下流側には、球振り分け装置200で振り分けられて第1誘導路208に誘導された遊技球が放出される第1放出口218が設けられている。第2誘導路209の下流側には、球振り分け装置200で振り分けられて第2誘導路209に誘導された遊技球が放出される第2放出口220が設けられている。
前飾り部品201は、振分部207並びに第1及び第2誘導路208,209を挟んで流入口202並びに第1及び第2壁部201b,201cに対向配置された球受け部206を有している。球受け部206は、対向部201aの裏面からベース部品203に向かって突出して形成されている。球受け部206は、第1及び第2壁部201b,201cとほぼ同じ幅を有している。球受け部206は、流入口202の下方であってほぼ中央に設けられ、流入口202に向かって突出する凸部206aを有している。
凸部206aの両側の一方には、第1壁部201bに対向配置されて下方に向かって傾斜する第1傾斜板部206bが設けられ、当該両側の他方には、第2壁部201cに対向配置されて下方に向かって傾斜する第2傾斜板部206cが設けられている。凸部206aは、回転体205の羽部材205a,205bの回転を規制するために設けられている(詳細は後述)。
第1傾斜板部206bは、平板形状を有し、第1誘導路208側に振り分けられた遊技球を受けるとともに、第1始動入賞口26側に遊技球を転動するようになっている。また、第2傾斜板部206cは、平板形状を有し、第2誘導路209側に振り分けられた遊技球を受けるとともに、第2始動入賞口28側に遊技球を転動するようになっている。第1傾斜板部206bの下流側端部の側面と、当該側面に対向する第1壁部201bの内壁面と、ベース部品203及び対向部201aの互いに対向する対向面のうちの当該側面及び当該内壁面と同一面内の対向面とで画定された開口部が第1放出口218となる。第2傾斜板部206cの下流側端部の側面と、当該側面に対向する第2壁部201cの内壁面と、ベース部品203及び対向部201aの互いに対向する対向面のうちの当該側面及び当該内壁面と同一面内の対向面とで画定された開口部が第2放出口220となる。
図8(a)及び図8(b)に示すように、振分部207は、前飾り部品201からベース部品203に向かう方向において円柱形状の空間を有し、当該空間には風車形の回転体205が配置されている。回転体205は、その中心軸から放射状に等間隔で延びた3つの羽部材205a,205b,205cを有している。回転体205は、電気的又はその他の動力によって駆動されるのではなく、流入口202から流入して羽部材205a,205b,205cに衝突した遊技球から、回転体205の中心軸を回転軸として回転する方向に力を受けて回転するようになっている。
回転体205の下方には球受け部206に設けられた凸部206aが配置されている。凸部206aの頂部から回転体205の中心軸までの長さは、羽部材205a,205b,205cの端部から当該中心軸までの長さよりも短くなっている。このため、羽部材205aに遊技球が衝突して左回り(反時計回り)に回転した回転体205は、羽部材205aが凸部206aに接触することにより回転が規制され、同方向にそれ以上回転できないようになっている。また、羽部材205bに遊技球が衝突して右回り(時計回り)に回転した回転体205は、羽部材205bが凸部206aに接触することにより回転が規制され、同方向にそれ以上回転できないようになっている。
第1誘導路208は、流入口202から流入した遊技球を受ける、第1傾斜板部206bの球受け面と、当該球受け面の左斜め上方に配置された第1壁部201bの内壁面と、ベース部品203及び対向部201aの互いに対向する対向面とで画定された空間で構成されている。回転体205の羽部材205aが凸部206aに接触していると、第1誘導路208を構成する空間と、振分部207を構成する空間とは、遊技球が通過可能な領域を確保して連通される。これにより、球振り分け装置200は、流入口202から流入して羽部材205a,205c間に落下した遊技球を第1誘導路208に誘導することができる。
一方、第2誘導路209は、流入口202から流入した遊技球を受ける、第2傾斜板部206cの球受け面と、当該球受け面の右斜め上方に配置された第2壁部201cの内壁面と、ベース部品203及び対向部201aの互いに対向する対向面とで画定された空間で構成されている。回転体205の羽部材205bが凸部206aに接触していると、第2誘導路209を構成する空間と、振分部207を構成する空間とは、遊技球が通過可能な領域を確保して連通される。これにより、球振り分け装置200は、流入口202から流入して羽部材205b,205c間に落下した遊技球を第2誘導路209に誘導することができる。
球振り分け装置200は、実使用時に遊技領域8aに設けられ、振分部207で振り分けられた遊技球を遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの一の方向に規制するとともに、規制した遊技球を落下させる際に当該離れる方向及び当該近付く方向のうちの他の方向に弾いて遊技球のぶれを防止する第1及び第2球ぶれ防止部210,212を有している。本実施形態では、第1及び第2球ぶれ防止部210,212は、遊技盤8に近付く方向に遊技球を規制し、遊技盤8から離れる方向に遊技球を弾くようになっている。
また、第1及び第2球ぶれ防止部210,212は、振分部207で振り分けられた遊技球を遊技領域8aの広がる平面と交差する方向に規制するとともに、規制した遊技球を規制方向とは逆方向に弾いて当該遊技球が振り分け方向にぶれるのを防止するようになっている。
ここで、遊技領域8aの広がる平面には、例えば遊技盤8の盤面、被取り付け面、あるいは当該盤面や当該被取り付け面に平行な仮想面が含まれる。また、遊技領域8aの広がる平面と交差する方向、すなわち規制方向は、本実施の形態では、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの一の方向である。当該規制方向は、遊技領域8aの広がる平面に直交している必要はない。当該規制方向には、当該平面に平行な方向すなわち当該平面の面内方向以外の全ての方向が含まれる。当該規制方向には、例えば遊技者側に向かう方向及び遊技者側から遠ざかる方向である奥行き方向、あるいは球振り分け装置200の厚さ方向などが含まれる。また、規制方向の逆方向は、本実施の形態では、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの他の方向である。当該逆方向は、球弾突出部(詳細は後述)の形成面(本実施形態では、ベース部品203の被取り付け面)から当該形成面に対向する対向面(本実施形態では前飾り部品201の対向部201aの裏面)に向かう方向である。球弾突出部の形成面から対向面に向かう方向は、当該形成面の法線方向に限られず、当該形成面の面内方向以外の全ての方向が含まれる。
第1球ぶれ防止部210は、前飾り部品201に設けられた第1球規制突出部210aを有している。第1球規制突出部210aは、一の方向(本実施形態では、遊技盤8に近付く方向)に突出して設けられ、振り分けられた遊技球を当該一の方向に規制するようになっている。すなわち、第1球規制突出部210aは、遊技領域8aの広がる平面と交差する方向である規制方向に対向部201aの裏面から突出して設けられ、振分部207で振り分けられた遊技球を当該規制方向に規制するようになっている。
第1球規制突出部210aは、振分部207から第1誘導路208に跨って設けられた第1案内突起部213aと、第1案内突起部213aよりも下流側で、遊技盤8の盤面に平行な面内で所定の間隔で対向配置され、上流側から下流側に向かって連なる第1突起部213bとを有している。第1突起部213bは2つ設けられている。第1案内突起部213aと2つの第1突起部213b(以下、「一対の第1突起部213b」と称する)とは一体的に同じ高さに形成されている。第1案内突起部213aは、第1壁部201bの形状に倣う形状に形成され、回転体205の回転軸の上方から第1壁部201bの内壁面まで形成されている。一対の第1突起部213bは、第1放出口218上に位置する第1案内突起部213aの一部から第1放出口218にまで向かって伸びて形成されている。第1案内突起部213a及び一対の第1突起部213bはそれぞれ、連続的に連なって形成された直方体のリブ形状を有している。
また、第1球ぶれ防止部210は、前飾り部品201に設けられた第1球進路変更部210cを有している。第1球進路変更部210cは、振分部207で振り分けられた遊技球の進行方向を遊技球が振り分けられた方向(振り分け方向)から一対の第1突起部213bの連なる方向に変更するようになっている。本実施形態における振り分け方向は、振分部207に対して第1及び第2誘導路208,209が配置されている方向であり、パチンコ機1の実使用状態における左右方向である。本実施形態では、第1球進路変更部210cは、振分部207で振り分けられた遊技球の進行方向を左側に向かう方向から一対の第1突起部213bの連なる方向に変更するようになっている。第1球進路変更部210cは、一対の第1突起部213bのうちの第1壁部201b側に配置された突起部上であって第1案内突起部213aの表面上に設けられている。図9(a)に示すように、第1球進路変更部210cは、対向部201aと第1壁部201bとが交わる角部に設けられている。第1球進路変更部210cは、流入口202の開口側から見て、三角形状を有している。第1球進路変更部210cは、当該振り分け方向に対して斜めに配置されている。さらに、第1球進路変更部210cは、遊技球が遊技球の中心点を含む仮想水平面よりも上方に位置する表面で衝突するように配置されている。このため、第1球進路変更部210cは、第1誘導路208を通過して衝突した遊技球に一対の第1突起部213bの連なる方向に力を与えることができる。これにより、第1球進路変更部210cは、振り分け方向から一対の第1突起部213bの連なる方向に遊技球の進路を変更できる。
図7及び図8に示すように、第1球ぶれ防止部210は、ベース部品203に設けられた第1球弾突出部210bを有している。第1球弾突出部210bは、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの他の方向に突出してベース部品203の被取り付け面に設けられ、第1球規制突起部210aで規制した遊技球を当該他の方向に弾くようになっている。すなわち、第1球弾突出部210bは、規制方向とは逆方向に突出して設けられ、第1球規制突出部210aで規制された遊技球を当該逆方向に弾いて遊技球の落下速度を減速するようになっている。第1球弾突出部210bは、遊技盤8の盤面をその法線方向に見て、一対の第1突起部213bの間であって一対の第1突起部213bの下流側端部の直下に配置されている。ここで、当該直下に配置は、遊技球1個分よりも離れていない下流側に配置されていることを意味している。第1球ぶれ防止部210を構成する第1球規制突出部210a、第1球弾突出部210b及び第1球進路変更部210cのうち、第1球規制突出部210a及び第1球進路変更部210cは第1誘導路208内に配置され、第1球弾突出部210bは第1誘導路208外に配置されている。このように、第1球ぶれ防止部210は、第1誘導路208内に少なくとも一部が配置されている。
第1球弾突出部210bは、第1入賞補助部214を構成する中央側突出部214b(詳細は後述)の上流側に設けられている。本実施形態では、第1球弾突出部210bと中央側突出部214bとは一体的に形成されており、中央側突出部214bの上流側端部が第1球弾突出部210bを兼ねている。
詳細は後述するが、流入口202に流入して回転体205の羽部材205a,205c間に落下した遊技球は、振分部207の空間に位置する第1案内突起部213aにより、当該空間に位置するベース部品203の表面に転動可能な程度に押さえ付けられながら規制されて第1誘導路208に誘導される。第1誘導路208に誘導された遊技球は、第1誘導路208の空間に位置する第1案内突起部213aにより、当該空間に位置するベース部品203の表面に転動可能な程度に押さえ付けられながら規制されて第1誘導路208を通過して第1放出口218上まで到達する。第1放出口218上まで到達した遊技球は、第1球進路変更部210cにより、進行方向が左向きから一対の第1突起部213bの連なる方向に変更されるとともに自由落下により第1放出口218から放出される。遊技球は、落下する際に、一対の第1突起部213bにより、ベース部品203の表面に自由落下が可能な程度に押さえ付けられる。このように、第1案内突起部213a及び一対の第1突起部213bを備えた第1球規制突出部210a及び第1球進路変更部210cは、流入口202から流入して第1誘導路208側に振り分けられた遊技球をベース部品203の表面側に押さえ付けるように規制した状態で第1放出口218に導くことができる。これにより、第1球規制突出部210a及び第1球進路変更部210cは、遊技球の進行方向に対して左右方向(振り分け方向)のぶれを低減できる。また、遊技球は一対の第1突起部213bにより左右方向のぶれも低減される。さらに、第1放出口218から放出された遊技球は、ベース部品203側に規制されているので、第1放出口218近傍に設けられた第1球弾突出部210bに確実に衝突して規制方向(遊技盤8に近付く方向)とは逆方向(遊技盤8から離れる方向)、すなわち対向部201aに向かって弾かれる。第1球弾突出部210bで弾かれた遊技球は落下速度が減速するとともに、一対の第1突起部213bで捉えられる。これにより、遊技球の振り分け方向のぶれがさらに低減されるので、球振り分け装置200における遊技球の暴れは防止される。
球振り分け装置200と第1始動入賞口26との間には、第1入賞補助部214(入賞通過補助部の一例)が設けられている。第1入賞補助部214は、球振り分け装置200で振り分けられて第1誘導路208に誘導された遊技球が放出される第1放出口218の下流に設けられている。第1入賞補助部214は、第1球ぶれ防止部210から放出された遊技球が第1始動入賞口26に入賞しない確率よりも入賞する確率の方が高くなるように、遊技球の入賞を補助するようになっている。
第1入賞補助部214は、第1球ぶれ防止部210で弾かれて第1放出口218から放出された遊技球が通過する通過経路の両端辺で、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの一の方向(遊技盤8に近付く方向であって規制方向)に突出して対向配置され、第1始動入賞口26に向かって連なる一対の第1端辺側突出部214aを有している。また、第1入賞補助部214は、一対の第1端辺側突出部214aの間の当該通過経路内で、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの他の方向(遊技盤8から離れる方向であって当該規制方向と逆方向)に突出して配置され、第1始動入賞口26に向かって連なる第1中央側突出部214bを有している。一対の第1端辺側突出部214aは、第1球規制突出部210aが形成された形成面から突出して形成されている。第1中央側突出部214bは、第1球弾突出部210bが形成された形成面から突出して形成されている。一対の第1端辺側突出部214aは、第1球弾突出部210bに衝突して弾かれた遊技球が通過する通過経路の両端辺に対向配置され、第1始動入賞口26に向かって連なって形成されている。本実施の形態では、一対の第1端辺側突出部214aはそれぞれ、連続的に連なって形成された直方体のリブ形状を有している。一対の第1端辺側突出部214aの間隔は遊技球の直径よりも長くなっている。一対の第1端辺側突出部214aの間隔は、一対の第1端辺側突出部214aの並ぶ方向に測った第1放出口218の幅とほぼ同じ長さに形成されている。一対の第1端辺側突出部214aは、第1球規制突出部210aとほぼ同じ高さに形成されている。
第1中央側突出部214bは、第1球弾突出部210bが形成された形成面をその法線方向に見て、一対の第1端辺側突出部214a間の通過経路内に配置され、第1始動入賞口26に向かって連なって形成されている。第1中央側突出部214bは、連続的に連なって形成された直方体のリブ形状を有している。第1中央側突出部214bは第1球弾突出部210bと一体的に形成されている。したがって、本実施の形態では、第1球弾突出部210bと第1中央側突出部214bとは、第1放出口218側から第1始動入賞口26側に向かって連続的に連なって一体的に形成された直方体のリブ形状を有している。
第1入賞補助部214の下流側であって第1始動入賞口26の直上には、対向配置された一対の第1柱状部217が設けられている。一対の第1柱状部217は、前飾り部品201の裏面から突出して形成された一対の第1凸状部217aと、ベース部品203の被取り付け面から突出して形成された一対の第1凸状部217bとを有している。前飾り部品201をベース部品203に取り付けると、一対の第1凸状部217aの端面は、一対の第1凸状部217bの端面に当接されるようになっている。これにより、一対の第1柱状部217は、前飾り部品201とベース部品203との間に張り渡された柱形状となる。一対の第1凸状部217aはそれぞれ、一対の第1端辺側突出部214aの下流側端部に例えば一体的に形成されている。一対の第1柱状部217の対向面と、ベース部品203及び対向部201aの互いに対向する対向面のうちの一対の第1柱状部217の当該対向面と同一平面内の対向面とで画定された開口部が第1流出口222となる。一対の第1柱状部217の間隔及び一対の第1柱状部217の長さは、遊技球の直径よりも長くなっている。これにより、第1入賞補助部214を通過した遊技球は、第1流出口222を通過できるようになっている。
前飾り部品201は、一対の第1端辺側突出部214aの形成された領域であって第1放出口218と第1流出口222との間に、第1放出口218から放出された遊技球が再び遊技領域8aに流下できるだけの通過可能領域を有している。本実施の形態によるパチンコ機1は、第1始動入賞口26側の当該通過可能領域に第1入賞補助部214を有している。第1入賞補助部214は、第1球弾突出部210bで弾かれた遊技球を一対の第1端辺側突出部214aで捉えるとともに、一対の第1端辺側突出部214a間と第1中央側突出部214bとで遊技球を挟み込みながら第1始動入賞口26に導くことができる。このように、第1入賞補助部214は、第1球ぶれ防止部210を通過した遊技球が当該通過可能領域から遊技領域8a側に流下し難くして、当該遊技球が第1始動入賞口26に入賞しない確率よりも入賞する確率を高くすることができる。一対の第1柱状部217と第1始動入賞口26に設けられた球受け部26c(詳細は後述)の入球口26a側の端部との間隔は、遊技球の直径よりも短くなっている。遊技球は、一対の第1柱状部217と入球口26a側の端部との間から遊技領域8aに流下しない。このため、第1入賞補助部214から流出した遊技球は、第1始動入賞口26の入球口26aに確実に入球することができる。
第2球ぶれ防止部212は、前飾り部品201に設けられた第2球規制突出部212aを有している。第2球規制突出部212aは、一の方向(本実施形態では、遊技盤8に近付く方向)に突出して設けられ、振り分けられた遊技球を当該一の方向に規制するようになっている。すなわち、第2球規制突出部212aは、遊技領域8aの広がる平面と交差する方向である規制方向に対向部201aの裏面から突出して設けられ、振分部207で振り分けられた遊技球を当該規制方向に規制するようになっている。
第2球規制突出部212aは、振分部207から第2誘導路209に跨って設けられた第2案内突起部215aと、第2案内突起部215aよりも下流側で、遊技領域8aの広がる平面に平行な面内で所定の間隔で対向配置され、上流側から下流側に向かって連なる第2突起部215bとを有している。第2突起部215bは2つ設けられている。第2案内突起部215aと2つの第2突起部215b(以下、「一対の第2突起部215b」と称する)とは一体的に同じ高さに形成されている。第2案内突起部215aは、第2壁部201cの形状に倣う形状に形成され、回転体205の回転軸の上方から第2壁部201cの内壁面まで形成されている。一対の第2突起部215bは、第2放出口220上に位置する第2案内突起部215aの一部から第2放出口220にまで向かって伸びて形成されている。第2案内突起部215a及び一対の第2突起部215bはそれぞれ、連続的に連なって形成された直方体のリブ形状を有している。
第2案内突起部215aは、回転体205の回転軸上で第1案内突起部213aと接続されている。第1及び第2案内突起部213a,215aは一体的に形成されている。流入口202の下方であって回転体205の回転軸上には、第1及び第2案内突起部213a,215aに跨って流入口案内突起部211が設けられている。流入口案内突起部211は振分部207内に設けられている。流入口案内突起部211は、第1及び第2案内突起部213a,215aの流入口202側の側面上の一部に設けられている。流入口案内突起部211は前飾り部品201の対向部201aの裏面から突出して形成されている。流入口案内突起部211は流入口202側から第1及び第2案内突起部213a,215aに向かって徐々に高くなる楔形状に形成されている。流入口案内突起部211は、第1及び第2案内突起部213a,215aと接触する部分で第1及び第2案内突起部213a,215aとほぼ同じ高さになるように形成されている。流入口案内突起部211は、流入口202側から第1及び第2案内突起部213a,215aに向かって徐々に高くなっているので、流入口202に流入した遊技球を遊技領域8a側に弾かずにベース部品203の被取り付け面側に導きやすくなっている。
また、第2球ぶれ防止部212は、前飾り部品201に設けられた第2球進路変更部212cを有している。第2球進路変更部212cは、振分部207で振り分けられた遊技球の進行方向を振り分け方向から一対の第2突起部215bの連なる方向に変更するようになっている。本実施形態では、第2球進路変更部212cは、振分部207で振り分けられた遊技球の進行方向を右側に向かう方向から一対の第2突起部215bの連なる方向に変更するようになっている。第2球進路変更部212cは、一対の第2突起部215bのうちの第2壁部201c側に配置された突起部上であって第2案内突起部215aの表面上に設けられている。図9(a)に示すように、第2球進路変更部212cは、対向部201aと第2壁部201cとが交わる角部に設けられている。第2球進路変更部212cは、流入口202の開口側から見て、三角形状を有している。第2球進路変更部212cは、当該振り分け方向に対して斜めに配置されている。このため、第2球進路変更部212cは、第2誘導路209を通過して衝突した遊技球に一対の第2突起部215bの連なる方向に力を与える。これにより、第2球進路変更部212cは、振り分け方向から一対の第2突起部215bの連なる方向に遊技球の進路を変更できる。
図7及び図8に示すように、第2球ぶれ防止部212は、ベース部品203に設けられた第2球弾突出部212bを有している。第2球弾突出部212bは、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの他の方向に突出してベース部品203の被取り付け面に設けられ、第2球規制突起部212aで規制した遊技球を当該他の方向に弾くようになっている。すなわち、第2球弾突出部212bは、規制方向とは逆方向に突出して設けられ、第2球規制突出部212aで規制された遊技球を当該逆方向に弾いて遊技球の落下速度を減速するようになっている。第2球弾突出部212bは、遊技盤8の盤面をその法線方向に見て、一対の第2突起部215bの間であって一対の第2突起部215bの下流側端部の直下に配置されている。ここで、当該直下に配置は、遊技球1個分よりも離れていない下流側に配置されていることを意味している。第2球ぶれ防止部212を構成する第2球規制突出部212a、第2球弾突出部212b及び第2球進路変更部212cのうち、第2球規制突出部212a及び第2球進路変更部212cは第2誘導路209内に配置され、第2球弾突出部212bは第2誘導路209外に配置されている。このように、第2球ぶれ防止部212は、第2誘導路209内に少なくとも一部が配置されている。
第2球弾突出部212bは、第2入賞補助部216を構成する第2中央側突出部216b(詳細は後述)の上流側に設けられている。本実施形態では、第2球弾突出部212bと第2中央側突出部216bとは一体的に形成されており、第2中央側突出部216bの上流側端部が第2球弾突出部212bを兼ねている。
詳細は後述するが、流入口202に流入して回転体205の羽部材205b,205c間に落下した遊技球は、振分部207の空間に位置する第2案内突起部215aにより、当該空間に位置するベース部品203の表面に転動可能な程度に押さえ付けられながら規制されて第2誘導路209に誘導される。第2誘導路209に誘導された遊技球は、第2誘導路209の空間に位置する第2案内突起部215aにより、当該空間に位置するベース部品203の表面に転動可能な程度に押さえ付けられながら規制されて第2誘導路209を通過して第2放出口220上まで到達する。第2放出口220上まで到達した遊技球は、第2球進路変更部212cにより、進行方向が右向きから一対の第2突起部215bの連なる方向に変更されるとともに自由落下により第2放出口220から放出される。遊技球は、落下する際に、一対の第2突起部215bにより、ベース部品203の表面に自由落下が可能な程度に押さえ付けられる。このように、第2案内突起部215a及び一対の第2突起部215bを備えた第2球規制突出部212a及び第2球進路変更部212cは、流入口202から流入して第2誘導路209側に振り分けられた遊技球をベース部品203の表面側に押さえ付けるように規制した状態で第2放出口220に導くことができる。これにより、第2球規制突出部212a及び第2球進路変更部212cは、遊技球の進行方向に対して左右方向(振り分け方向)のぶれを低減できる。また、遊技球は一対の第2突起部215bにより左右方向のぶれも低減される。さらに、第2放出口220から放出された遊技球は、ベース部品203側に規制されているので、第2放出口220近傍に設けられた第2球弾突出部212bに確実に衝突して規制方向(遊技盤8に近付く方向)とは逆方向(遊技盤8から離れる方向)、すなわち対向部201aに向かって弾かれる。第2球弾突出部212bで弾かれた遊技球は落下速度が減速するとともに、一対の第2突起部215bで捉えられる。これにより、遊技球の振り分け方向のぶれがさらに低減されるので、球振り分け装置200における遊技球の暴れは防止される。
本実施形態における球振り分け装置200の第1及び第2球ぶれ防止部210,212は、第1及び第2球規制突出部210a,212aと第1及び第2球弾突出部210b,212bとで遊技球の振り分け方向のぶれを低減できる。第1及び第2球規制突出部210a,212aに備えられた一対の第1及び第2突起部213a,215aは、遊技盤8の盤面上に設けられた直線状のリブ形状であるため、特許文献2に開示された従来の球振り分け装置の整流誘導路のように遊技盤の盤面の奥側に延びることによる構造上の制限がない。また、一対の第1及び第2突起部213a,215aの上流側の端部から第1及び第2球弾突出部210b,212bまでの長さは、例えば遊技球1個分(遊技球の直径)程度で足りる。このため、本実施形態における球振り分け装置200は、当該従来の球振り分け装置よりも小型化を図ることができる。例えば、当該従来の球振り分け装置の高さは例えば45mmとなるのに対し、本実施形態における球振り分け装置200の高さは例えば35mmとなる。
球振り分け装置200と第2始動入賞口28との間には、第2入賞補助部216(入賞通過補助部の一例)が設けられている。第2入賞補助部216は、球振り分け装置200で振り分けられて第2誘導路209に誘導された遊技球が放出される第2放出口220の下流に設けられている。第2入賞補助部216は、第2球ぶれ防止部212から放出された遊技球が第2始動入賞口28に入賞しない確率よりも入賞する確率の方が高くなるように、遊技球の入賞を補助するようになっている。
第2入賞補助部216は、第2球ぶれ防止部212で弾かれて第2放出口220から放出された遊技球が通過する通過経路の両端辺で、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの一の方向(遊技盤8に近付く方向であって規制方向)に突出して対向配置され、第2始動入賞口28に向かって連なる一対の第2端辺側突出部216aを有している。また、第2入賞補助部216は、一対の第2端辺側突出部216aの間の当該通過経路内で、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤8に近付く方向のうちの他の方向(遊技盤8から離れる方向であって当該規制方向と逆方向)に突出して配置され、第2始動入賞口28に向かって連なる第2中央側突出部216bを有している。一対の第2端辺側突出部216aは、第2球規制突出部212aが形成された形成面から突出して形成されている。第2中央側突出部216bは、第2球弾突出部212bが形成された形成面から突出して形成されている。一対の第2端辺側突出部216aは、第2球弾突出部212bに衝突して弾かれた遊技球が通過する通過経路の両端辺に対向配置され、第2始動入賞口28に向かって連なって形成されている。本実施の形態では、一対の第2端辺側突出部216aはそれぞれ、連続的に連なって形成された直方体のリブ形状を有している。一対の第2端辺側突出部216aの間隔は遊技球の直径よりも長くなっている。一対の第2端辺側突出部216aの間隔は、一対の第2端辺側突出部216aの並ぶ方向に測った第2放出口220の幅とほぼ同じ長さに形成されている。一対の第2端辺側突出部216aは、第2球規制突出部212aとほぼ同じ高さに形成されている。
第2中央側突出部216bは、第2球弾突出部212bが形成された形成面をその法線方向に見て、一対の第2端辺側突出部216a間の通過経路内に配置され、第2始動入賞口28に向かって連なって形成されている。第2中央側突出部216bは、連続的に連なって形成された直方体のリブ形状を有している。第2中央側突出部216bは第2球弾突出部212bと一体的に形成されている。したがって、本実施の形態では、第2球弾突出部212bと第2中央側突出部216bとは、第2放出口220側から第2始動入賞口28側に向かって連続的に連なって一体的に形成された直方体のリブ形状を有している。
第2入賞補助部216の下流側であって第2始動入賞口28の直上には、対向配置された一対の第2柱状部219が設けられている。一対の第2柱状部219は、前飾り部品201の裏面から突出して形成された一対の第2凸状部219aと、ベース部品203の被取り付け面から突出して形成された一対の第2凸状部219bとを有している。前飾り部品201をベース部品203に取り付けると、一対の第2凸状部219aの端面は、一対の第2凸状部219bの端面に当接されるようになっている。これにより、一対の第2柱状部219は、前飾り部品201とベース部品203との間に張り渡された柱形状となる。一対の第2凸状部219aはそれぞれ、一対の第2端辺側突出部216aの下流側端部に例えば一体的に形成されている。一対の第2柱状部219の対向面と、ベース部品203及び対向部201aの互いに対向する対向面のうちの一対の第2柱状部219の当該対向面と同一平面内の対向面とで画定された開口部が第2流出口224となる。一対の第2柱状部219の間隔及び一対の第2柱状部219の長さは、遊技球の直径よりも長くなっている。これにより、第2入賞補助部216を通過した遊技球は、第2流出口224を通過できるようになっている。
前飾り部品201は、一対の第2端辺側突出部216aの形成された領域であって第2放出口220と第2流出口224との間に、第2放出口220から放出された遊技球が再び遊技領域8aに流下できるだけの通過可能領域を有している。本実施の形態によるパチンコ機1は、第2始動入賞口28側の当該通過可能領域に第2入賞補助部216を有している。第2入賞補助部216は、第2球弾突出部212bで弾かれた遊技球を一対の第2端辺側突出部216aで捉えるとともに、一対の第2端辺側突出部216a間と第2中央側突出部216bとで遊技球を挟み込みながら第2始動入賞口28に導くことができる。このように、第2入賞補助部216は、第2球ぶれ防止部212を通過した遊技球が当該通過可能領域から遊技領域8a側に流下し難くして、当該遊技球が第2始動入賞口28に入賞しない確率よりも入賞する確率を高くすることができる。一対の第2柱状部219と、第2始動入賞口28に設けられて閉状態の一対の可動片28bの端部との間隔は、遊技球の直径よりも短くなっている。遊技球は、一対の第2柱状部219と閉状態の一対の可動片28bの端部との間から遊技領域8aに流下しない。このため、一対の可動片28bが閉状態の際に、第2入賞補助部216から流出した遊技球は、第2始動入賞口28の入球口28aに確実に入球することができる。
第1球規制突出部210a(第1案内突起部213a及び一対の第1突起部213b)及び第2球規制突出部212a(第2案内突起部215a及び一対の第2突起部215b)のそれぞれは、遊技球の半径よりも低い高さに形成されている。第1及び第2球弾突出部210b,212bのそれぞれは、遊技球の半径よりも低い高さに形成されている。一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216a並びに第1及び第2中央側突出部214b,216bのそれぞれは、遊技球の半径よりも低い高さに形成されている。
第1及び第2球規制突出部210a,212aのそれぞれの高さは、一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aのそれぞれの高さと同じ高さに設定されている。また、第1及び第2球弾突出部210b,212b並びに第1及び第2中央側突出部214b,216bの高さは、一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aのそれぞれの高さよりも低くなるように設定されている。第1及び第2中央側突出部214b,216bの当該高さを相対的に低く設定すると、第1及び第2中央側突出部214b,216bの頂部とベース部品203の被取り付け面との段差が低減する。これにより、パチンコ機1は、遊技球が第1及び第2中央側突出部214b,216bの下流側端部を通過してベース部品203側に近付く際の当該遊技球の奥行き方向のぶれを小さくすることができる。 なお、第1及び第2球弾突出部210b,212bのそれぞれの高さは、第1及び第2中央側突出部214b,216bの高さよりも高く設定され、例えば一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aの高さと同じ高さに設定されていてもよい。
第1始動入賞口26に設けられた球受け部26cは、ベース部品203の被取り付け面に対向する装飾部材250の対向面に形成されてU字形状の断面を有している。第2始動入賞口28が配置されていない側の球受け部26cの側面には、取り付け部材26eが形成されている。詳細は後述するが、取り付け部材26eは、装飾部材250及び球受け部26c、28dをベース部品203に取り付けるために用いられる。球受け部26cをベース部品203に取り付けた場合に球受け部26cの内側に位置するベース部品203の領域には、入球口26aに入球した遊技球を遊技盤8の裏面側に回収させる貫通穴26bが形成されている。球受け部26cの底部内側及び装飾部材250の当該対向面には、案内突起部26dが形成されている。案内突起部26dは、球受け部26cの底部内側及び装飾部材250の当該対向面に跨って形成されている。図9(c)に示すように、案内突起部26dの頂部は、球受け部26cの底部内側及び装飾部材250の当該対向面に対して円弧状の凹形状を有している。案内突起部26dは、頂部が円弧上の凹形状に形成されているので、入球口26aから入球した遊技球を円滑に貫通穴26bに導くことができる。
第2始動入賞口28に設けられた球受け部28dは、ベース部品203の被取り付け面に対向する装飾部材250の対向面に形成されて一対の可動片28bを収容できる大きさを有している。球受け部28dをベース部品203に取り付けた場合に一対の可動片28bの間に位置するベース部品203の領域には、入球口28aに入球した遊技球を遊技盤8の裏面側に回収させる貫通穴28cが形成されている。ベース部品203の被取り付け面に対向し、一対の可動片28b間の装飾部材250の対向面及び球受け部28dの底部内側には、案内突起部28eが形成されている。案内突起部28eは、球受け部28dの底部内側及び装飾部材250の当該対向面に跨って形成されている。案内突起部28eの頂部は、球受け部28dの底部内側及び装飾部材250の当該対向面に対して円弧状の凹形状を有している。案内突起部28eは案内突起部26dとほぼ同じ形状に形成されている。案内突起部28eは、頂部が円弧上の凹形状に形成されているので、入球口28aから入球した遊技球を円滑に貫通穴28cに導くことができる。
取り付け部材26e内の下方に設けられたねじ穴26e1と、球受け部28d内の下方に設けられたねじ穴28d1,28d2とを用いて、球受け部26c,28d及び取り付け部材26eは、ベース部品203に固定されている。球受け部26c,28d及び取り付け部材26eは装飾部材250に一体的に形成されているので、球受け部26c,28d及び取り付け部材26eをベース部品203に固定すると、装飾部材250もベース部品203に固定される。一対の可動片28bは、装飾部材250とベース部品203との間で開閉自在に配置される。
(回転体205の駆動機構)
ここで、回転体205の駆動機構264について説明する。図9(a)に示すように、回転体205は、前飾り部品201をベース部品203に取り付けると、両部品201,203の間に挟み込まれるようにして配置される。このとき、回転体205は、ピン264c(図9(b)参照)により前飾り部品201及びベース部品203にピン接合された状態で回転自在に支持される。
回転体205には、例えば1つの羽部材205cの端部にリンクロッド(不図示)が形成されている。ベース部品203には挿通孔205d(図7(b)及び図8(a)参照)が形成されている。前飾り部品201及びベース部品203に回転体205が支持された状態で、このリンクロッドは、挿通孔205d内に挿入され、回転体205の回転軸線に沿って奧方向(ベース部品203の被取り付け面の裏面側方向)に突出するようになっている。
球振り分け装置200は、ベース部品203の背面側(ベース部品203の被取り付け面の裏面側)に取り付けられた収容部260に収容され、回転体205を駆動する駆動機構264を有している。駆動機構264は、当該リンクロッドの他に、梃子部材264a及びカウンタウエイト264bを組み合わせて構成されている。
梃子部材264aは、不図示のピンによりベース部品203及び収容部260にそれぞれピン接合された状態で、例えば回転体205と同じ回転軸線上にて回転自在に支持される。当該ピンは、ベース部品203の背面側に円筒形状に形成されたピン受け部260a(図7(b)及び図9(a)参照)と、ピン受け部260aに対向配置され、収容部260に形成された円筒形状のピン受け部(不図示)のそれぞれの空間内に挿入されている。回転体205のリンクロッドが挿通孔205dを通じて後方に突出し、その突出端にて梃子部材264aの一端部(短アーム)に接合されるようになっている。梃子部材264aの他端部(長アーム)には、その長手方向に沿って長孔(不図示)が形成されており、この長孔内にカウンタウエイト264bの一端がスライダ接合されている。図9(b)に示すように、カウンタウエイト264bもまた、ピン264cによりベース部品203及び収容部260にそれぞれピン接合され、ピン264cを軸線として回転自在に支持される。ピン264cは、ベース部品203の背面側に円筒形状に形成されたピン受け部260cと、ピン受け部260cに対向配置され、収容部260に形成された円筒形状のピン受け部260bのそれぞれの空間内に挿入されている。
駆動機構264は、回転体205が右回り(時計回り)又は左回り(反時計回り)のいずれかに回転し、羽部材205a,205bのいずれかが凸部206aに接触して回転が規制されると、この状態で回転体205に節度を付与(姿勢を保持)することができる。具体的には、回転体205の回転が規制されると、梃子部材264aが左右いずれかに傾斜した姿勢となるが、このときカウンタウエイト264bによって梃子部材264aが中立姿勢(直立姿勢)に復元しようとする動きが抑えられる。これにより、回転体205は遊技球を振り分けた後の姿勢に保持されることになる。
駆動機構264による回転体205の姿勢の保持は、凸部206aと接触していない方の羽部材205a,205bに対して遊技球の荷重が加わると解除される。すなわち駆動機構264は、遊技球の荷重に抗してまで回転体205の姿勢を保持することはないため、その振り分け動作が阻害されることはない。
図10は、一対の可動片28bを駆動する始動入賞口ソレノイド等を配置した状態の第1及び第2始動入賞口26,28及び球振り分け装置200を示している。図10(a)は、当該状態の球振り分け装置200の平面図であり、図10(b)は、案内突起部28eを含み案内突起部28eに沿って球振り分け装置200等を切断した切断面を示している。図10(a)及び図10(b)に示すように、第2始動入賞口28の背面側には、一対の可動片28bの開閉を制御する始動入賞口ソレノイド510が設けられている。図10(b)に示すように、ベース部品203と始動入賞口ソレノイド510との間には、第2始動入賞口28への遊技球の入賞を検出する第2始動入賞口スイッチ150bが設けられている。第2始動入賞口スイッチ150bは、遊技球の通過を検知する円筒形状の検知部150b1と、検知部150b1が検知した検知信号を処理する信号処理回路150b2とを有している。検知部は、遊技球が通過できるように、遊技球の直径よりも長い直径の内壁面を有している。また、ベース部品203の背面側には、第1始動入賞口26への遊技球の入賞を検出する第1始動入賞口スイッチ150aが設けられている(図9(c)参照)。第1始動入賞口スイッチ150aは、遊技球の通過を検知する円筒形状の検知部150a1と、検知部が検知した検知信号を処理する信号処理回路150a2とを有している。検知部150a1は、遊技球が通過できるように、遊技球の直径よりも長い直径の内壁面を有している。
(球振り分け装置200の動作)
次に、球振り分け装置200及び第1及び第2入賞補助部214,216の動作について図11から図17を用いて説明する。図11は、球振り分け装置200に流入した遊技球の軌道を模式的に示す図である。図12は、球振り分け装置200において回転体205の姿勢が保持された状態を示す図であって、前飾り部品201の対向部201aを取り除いた状態を示している。図13は、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図であって、図13(a)は正面図であり、図13(b)は右側面図である。図14は、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図であって、図14(a)は、図13(b)の図中に示す仮想直線H−Hで切断した切断面を示し、図14(b)は、図13(b)の図中に示す仮想直線I−Iで切断した切断面を示している。図15は、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図であって、前飾り部品201の対向部201aを取り除いた状態の球振り分け装置200と、装飾部材250を取り除いた状態の第1及び第2始動入賞口26,28との斜視図である。図16は、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図であって、図16(a)は、図11の図中に示す仮想直線F−Fで切断した切断面を示し、図16(b)は、図11の図中に示す仮想直線G−Gで切断した切断面を示している。図17は、遊技球が流入している状態の球振り分け装置200等を示す図であって、図13(a)の図中に示す仮想直線J−Jで切断した切断面を示している。なお、図13から図17では、遊技球601、遊技球602及び遊技球603がこの順に球振り分け装置200に流入し、遊技球601は第2始動入賞口28側に振り分けられ、遊技球602は第1始動入賞口26側に振り分けられ、遊技球603は流入口202に流入している状態が図示されている。
図11に示すように、球振り分け装置200の流入口202から流入した遊技球は(矢印Y1)、振分部207に設けられた回転体205(図11では不図示)によって、第1誘導路208側(矢印Y2)及び第2誘導路209側(矢印Y3)のいずれか一方に振り分けられる。遊技球が振り分けられる方向は、遊技球が振分部207に進入した際の回転体205の姿勢によって決定される。
図12(a)に示すように、回転体205の羽部材205bが球受け部206の凸部206aに接触している状態で回転体205の姿勢が保持されているとする。当該姿勢において、羽部材205c端部と第2壁部201cとの間の距離は、遊技球の直径よりも短くなっている。さらに、回転体205は、凸部206aによって当該姿勢状態からさらに右回り(時計回り)に回転できなくなっている。このため、振分部207に進入した遊技球は、羽部材205cを越えて第2誘導路209側に進入できない。したがって、回転体205がこの姿勢を保持している際に振分部207に進入した遊技球は、回転体205の羽部材205a,205c間に必ず落下する。回転体205は、遊技球の重みによって、羽部材205aが凸部206aに接触するまで左回り(反時計回り)に回転する。図12(b)に示すように、羽部材205aが凸部206aに接触した状態で回転体205の姿勢が保持されると、羽部材205aによって遮られていた、振分部207を構成する空間及び第1誘導路208を構成する空間は、遊技球が通過可能な領域を確保して連通される。これにより、羽部材205a,205c間に落下した遊技球は、振分部207から第1誘導路208に誘導される。
図12(b)に示すように、回転体205の羽部材205aが球受け部206の凸部206aに接触している状態で回転体205の姿勢が保持されているとする。当該姿勢において、羽部材205c端部と第1壁部201bとの間の距離は、遊技球の直径よりも短くなっている。さらに、回転体205は、凸部206aによって当該姿勢状態からさらに左回り(反時計回り)に回転できなくなっている。このため、振分部207に進入した遊技球は、羽部材205cを越えて第1誘導路208側に進入できない。したがって、回転体205がこの姿勢を保持している際に振分部207に進入した遊技球は、回転体205の羽部材205b,205c間に必ず落下する。回転体205は、遊技球の重みによって、羽部材205bが凸部206aに接触するまで右回り(時計回り)に回転する。図12(a)に示すように、羽部材205bが凸部206aに接触した状態で回転体205の姿勢が保持されると、羽部材205bによって遮られていた、振分部207を構成する空間及び第2誘導路209を構成する空間は、遊技球が通過可能な領域を確保して連通される。これにより、羽部材205b,205c間に落下した遊技球は、振分部207から第2誘導路209に誘導される。
遊技領域8aを流下する遊技球は、遊技領域8aに設けられた障害釘や風車により誘導・案内されながら流下するので、遊技者側から見て、左右方向や奥行き方向に振れながら(暴れながら)流入口202に流入する。このため、球振り分け装置200に流入した直後の遊技球は、流入口202近傍で暴れている。しかしながら、図14及び図15に示すように、振分部207に進入した遊技球は、まず、流入口案内突起部211から遊技盤8に近付く方向に徐々に規制力を受け、次いで、第1案内突起部213aから遊技盤8に近付く方向に規制力を受け、振分部207を構成する空間に位置するベース部品203の表面に転動可能な程度に押さえ付けられながら振り分けられて第1誘導路208に誘導される。さらに、第1誘導路208にも第1案内突起部213aが設けられている。このため、遊技球は、第1誘導路208内でも第1案内突起部213aから遊技盤8に近付く方向に規制力を受け、ベース部品203の表面に転動可能な程度に押さえ付けられながら転動する。これにより、遊技球は、遊技盤8から離れる方向及び遊技盤に近付く方向(奥行き方向)のぶれが抑制される。
図16(a)に示すように、遊技球602は、第1誘導路208内を移動して第1放出口218の直上に到達すると、第1球進路変更部210cに衝突する。第1球進路変更部210cは、対向部201aと第1壁部201bとが交わる角部であって、遊技球602が移動してくる方向(左向きの方向)に対して傾斜して設けられている。さらに、遊技球602は、遊技球602の中心点を含む仮想水平面よりも上方に位置する表面で第1球進路変更部210cと衝突する。これにより、遊技球602は、第1球進路変更部210cから一対の第1突起部213bの連なる方向(下方)に力が付与され、左向きの方向から一対の第1突起部213b(図15参照)の連なる方向に進路を変更する(図11に示す矢印Y4)。
進路変更した遊技球602は、一対の第1突起部213bによりベース部品203の表面に自由落下が可能な程度に押さえ付けられながら第1放出口218に向かって落下する。第1放出口218の直下には、ベース部品203の当該表面から突出する第1球弾突出部210bが設けられている。遊技球602は、ベース部品203の当該表面に押さえ付けられているので、第1球弾突出部210bに衝突する。第1球弾突出部210bに衝突した遊技球602は、遊技盤8から離れる方向(規制方向とは逆方向)である対向部201aに向かって弾かれる。遊技球602は、第1球弾突出部210bで弾かれることにより落下速度が減速される。さらに、遊技球602の弾かれた先の対向部201aには一対の第1突起部213bの端部が配置されている。遊技球602は一対の第1突起部213bの間に向かって弾かれて一対の第1突起部213bで捉えられる。これにより、遊技球602の左右方向(振り分け方向)の振れ幅が短くなる。このため、遊技球602は、左右方向及び奥行き方向のぶれが低減された状態で、第1放出口218から落下して第1入賞補助部214に進入する。
第1入賞補助部214に進入する遊技球602は、左右方向及び奥行き方向のぶれが低減されているので、図16(b)に示すように、一対の第1柱状部217の間であって第1流出口222に進入する。これにより、図11の図中に矢印Y5aで示すように、遊技球602(図11では不図示)は第1始動入賞口26の入球口26aに入球する。
ところが、一対の第1柱状部217のいずれか一方の上に落下する遊技球や、一対の第1柱状部217の外側に向かって落下する遊技球(図11に示す矢印Y5b,5c)が稀にある。しかしながら、球振り分け装置200と第1始動入賞口26との間には、第1入賞補助部214が設けられている。このため、図11の図中の矢印Y5b,Y5cで示すように、第1放出口218から一対の第1柱状部217上又は外側に向かって放出された遊技球は、第1入賞補助部214の一対の第1端辺側突出部214aによって当該外側に向かうのが抑制され、かつ第1中央側突出部214bによって一対の第1端辺側突出部14aの間に自由落下が可能な程度に押し付けられる。すなわち、第1入賞補助部214において遊技球は、一対の第1端辺側突出部214aと、第1中央側突出部214bとの三方から押さえ付けられて第1始動入賞口26の入球口26aに導かれる。これにより、第1入賞補助部214は、第1放出口218から一対の第1柱状部217上又は外側に向かって放出された遊技球が遊技領域8aに再び流下してしまうのを防止して第1始動入賞口26に遊技球を導くことができる。
球振り分け装置200は、第2誘導路209側に振り分けた遊技球に対しても第1誘導路208側に振り分けた遊技球と同様に作用し、遊技者側から見て、左右方向及び奥行き方向のぶれが低減された遊技球を第2放出口220から放出できる(図11に示す矢印Y1→矢印Y3→矢印Y6の流れ)。また、第2入賞補助部216は、遊技球に対して第1入賞補助部214と同様に作用し、第2放出口220から放出された遊技球を第2始動入賞口28に導くことができる(図11に示す矢印Y7a参照)。図16(b)に示すように、第2放出口220から一対の第2柱状部219の一方の上方に向かって遊技球601が落下しても、第2端辺側突出部216aが一対の第2柱状部219の外側に向かう(図11に示す矢印Y7b,7c参照)のを抑制する。これにより、図17に示すように、第2入賞補助部216において遊技球601は、一対の第2端辺側突出部216aと、第2中央側突出部216bとの三方から押さえ付けられて第2始動入賞口28の入球口28aに導かれる。これにより、第2入賞補助部216は、第2放出口220から一対の第2柱状部219上又は外側に向かって放出された遊技球が遊技領域8aに再び流下してしまうのを防止して第2始動入賞口28に遊技球を導くことができる。
以上説明したように、本実施形態における球振り分け装置200は、第1及び第2球規制突出部210a,212aと第1及び第2球弾突出部210b,212bとを備えた第1及び第2球ぶれ防止部210,212を有している。第1及び第2球規制突出部210a,212aに備えられた一対の第1及び第2突起部213b,215bは、一直線状に連なる例えばリブ形状であるため、構造上の制限がほとんどない。また、一対の第1及び第2突起部213b,215bの上流側の端部から第1及び第2球弾突出部210b,212bまでの長さは、例えば遊技球1個分(遊技球の直径)程度で足りる。このため、本実施形態によれば、球振り分け装置200の小型化を図ることができる。また、球振り分け装置200が小型になるので、球振り分け装置200が遊技領域8a内を占める領域が小さくなる。これにより、本実施の形態によるパチンコ機1の遊技領域の設計自由度が向上する。
(制御系の構成)
次に、図1から図5を参照しつつ、図18から図22を用いて、パチンコ機1の内部構成を説明する。
図18は、パチンコ機1の内部構成を示すブロック図である。
図18に示すように、パチンコ機1は、第1始動入賞口スイッチ150aと、第2始動入賞口スイッチ150bと、大入賞口スイッチ152と、始動ゲートスイッチ154とを備えている。
第1始動入賞口スイッチ150aは、第1始動入賞口26への遊技球の通過を検出すると、この検出を含む情報信号を、後述する主制御装置300に出力する。
第2始動入賞口スイッチ150bは、第2始動入賞口28への遊技球の通過を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置300に出力する。
大入賞口スイッチ152は、可変入賞装置30の大入賞口への遊技球の入球を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置300に送信する。
始動ゲートスイッチ154は、始動ゲート20への遊技球の通過を検出すると、この検出を含む情報信号を、主制御装置300に出力する。
また、図18に示すように、パチンコ機1は、制御部として、主制御装置300と、演出制御装置400と、表示制御装置500と、ランプ制御装置502と、効果音制御装置504とを備えている。
主制御装置300及び演出制御装置400は、不正行為防止等のため、それぞれ、別々の基板に実装されている。また、主制御装置300と演出制御装置400との間では、主制御装置300から演出制御装置400への一方向にのみ、データの送信が可能となっている。
また、主制御装置300及び演出制御装置400は、遊技盤面上に配置されている表側動作部と接続されている。表側動作部は、制御装置(主制御装置300及び演出制御装置400)から入力された制御信号に応じて動作する。
主制御装置300は、主制御基板ユニット170(図2参照)に内蔵されている。主制御装置300は、主制御側入力ポート302と、主制御側出力ポート304と、主制御側CPU306とを備えている。
主制御側入力ポート302は、第1始動入賞口スイッチ150a、第2始動入賞口スイッチ150b、大入賞口スイッチ152及び始動ゲートスイッチ154からそれぞれ出力された情報信号を、主制御側CPU306に出力する。
主制御側出力ポート304は、演出制御装置400、第1特別図柄表示装置34、第2特別図柄表示装置35、普通図柄表示装置33、遊技状態表示装置38、賞球払出制御装置508、始動入賞口ソレノイド510及び大入賞口ソレノイド512のそれぞれに、制御コマンドや制御信号を出力する。なお、図18では、第1特別図柄表示装置34と第2特別図柄表示装置35とをまとめて、「特別図柄表示装置34,35」と表している。
また、主制御側出力ポート304は、パチンコ機1の出玉情報や異常を示す情報信号を、ホールコンピュータ514に出力する。
主制御側CPU306は、マイクロプロセッシングユニット等から形成されており、主制御側ROM308と、主制御側RAM310とを備えている。主制御側CPU306には、主制御装置300へ電源供給を行うための電源回路312が接続されている。電源回路312は、電源制御ユニット162(図2参照)に内蔵されている。
主制御側ROM308には、主制御装置300で実行されるパチンコ機1を制御するためのプログラム、遊技制御用のデータ等が記憶されている。遊技制御用のデータには、演出制御装置400を制御するための各種制御コマンド等が含まれる。
主制御側RAM310は、主制御装置300に対する入出力データ、演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタを始めとする各種カウンタ、抽選結果や遊技状態を管理するフラグ等を、一時的に記憶する。
また、主制御装置300は、第1特別図柄表示装置34、第2特別図柄表示装置35、普通図柄表示装置33、遊技状態表示装置38、賞球払出制御装置508、始動入賞口ソレノイド510、大入賞口ソレノイド512等を、直接制御(ポート出力制御)する。
演出制御装置400は、演出制御側入力ポート(図示せず)と、演出制御側出力ポート(図示せず)と、演出制御側CPU(図示せず)とを備えている。
演出制御側CPUは、演出制御側ROM402と、演出制御側RAM404を備えており、演出制御側ROM402に記憶されたプログラムにしたがって処理を実行することにより、表示制御装置500、ランプ制御装置502及び効果音制御装置504を、それぞれ制御する。
演出制御側ROM402には、演出を制御するためのプログラム、各種データ等が記憶されている。
演出制御側RAM404には、主制御装置300から入力された制御コマンド、演算処理を行うためのデータ等が、一時的に記憶される。
また、演出制御装置400は、主制御装置300から受信した制御コマンドに基づいて、実行する演出を決定する。そして、演出制御装置400は、決定した演出に応じた演出制御コマンドを生成し、この生成した演出制御コマンドを出力することによって、表示制御装置500、ランプ制御装置502及び効果音制御装置504を、それぞれ制御する。
表示制御装置500は、ROM、RAM、CPU、画像処理用VDP(Video Display Processor)、入力ポート及び出力ポートを備えている。
表示制御装置500が備えるROMには、演出表示を行うためのプログラム、各種画像データ等が記憶されている。
表示制御装置500が備えるRAMには、表示制御装置500が備えるCPUに対する入出力データや演算処理のためのデータが一時的に記憶されている。すなわち、表示制御装置500が備えるRAMは、ワークエリアやバッファメモリとして機能する。
表示制御装置500が備えるCPUは、演出制御装置400から演出制御コマンド(以下、「表示制御コマンド」と称する場合がある)を受信すると、表示制御装置500が備えるROMに記憶されたプログラムに従って、表示制御コマンドが指定する画像データを、表示制御装置500が備えるROMから読み出す。そして、表示制御装置500が備えるROMから読み出した画像データを、画像処理用VDPに出力する。
画像処理用VDPは、表示制御装置500が備えるCPUから出力された指示に従い、出力ポートを介して、液晶表示器42に画像データを出力する。
ランプ制御装置502は、ランプ516の点灯、点滅、消灯等を制御する装置であり、演出制御装置400から受信した演出制御コマンドに応じて、この受信した演出制御コマンドが指示するランプ演出に対応する制御データを、表示制御装置500が備えるROMから読み出す。これにより、ランプ制御装置502は、表示制御装置500が備えるROMから読み出した制御データに基づいて、ランプ516の点灯、点滅、消灯等を行う。
効果音制御装置504は、スピーカ54,55,56からの効果音の出力を制御する装置であり、演出制御装置400から受信した演出制御コマンドに応じて、演出制御コマンドが指示する効果音演出に対応する音響データを、表示制御装置500が備えるROMから読み出す。そして、表示制御装置500が備えるROMから読み出した音響データを、スピーカ54,55,56に出力する。
(特別図柄抽選について)
次に、図1及び図18を参照しつつ、図19を用いて、特別図柄抽選に当選すると発生する当りの種別について説明する。
図19は、規定されている当りの種別を示す図である。
本実施形態のパチンコ機1では、図19に示すように、当りの種別として、「通常大当り」、「確変1大当り」、「確変2大当り」及び「小当り」の4つが規定されている。
主制御装置300は、「通常大当り」に当選した場合に、特別図柄表示装置34,35において、特別図柄を「通常当り図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置400は、液晶表示器42において、演出図柄を「通常当り図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、液晶表示器42において「通常当り図柄」を停止表示させる場合、例えば、第1の表示領域R1、第2の表示領域R2、第3の表示領域R3において、「2,2,2」等の偶数の同一の数字が揃う組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「通常大当り」に当選した場合には、当り遊技におけるラウンド回数が15回となり、当り遊技終了後の100回の抽選(演出図柄の変動表示)において、時短状態が発生する。さらに、「通常大当り」に当選した場合には、大当り遊技の終了後の遊技状態が、低確率状態に設定される。
ここで、低確率状態とは、特別図柄抽選の当選確率が低確率(通常確率)となる遊技状態をいう。
また、時短状態とは、特別図柄及び演出図柄の変動時間が短縮する遊技状態をいう。時短状態では、普通図柄抽選の当選確率が通常時の抽選確率と比較して高確率(例えば、10倍)になるとともに、第2始動入賞口28の開放時間が、通常時の開放時間と比較して延長される。また、時短状態では、普通図柄の変動時間が通常時と比較して短くなる。
また、主制御装置300は、「確変1大当り」に当選した場合には、特別図柄表示装置34,35において、特別図柄を「確変1図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置400は、液晶表示器42において演出図柄を「確変1図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、液晶表示器42において「確変1図柄」を停止表示させる場合、例えば、第1の表示領域R1、第2の表示領域R2、第3の表示領域R3において、「1,1,1」等、奇数の同一の数字が揃う組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「確変1大当り」に当選した場合には、当り遊技におけるラウンド回数が15回となり、当り遊技終了後において時短状態が発生する。さらに、「確変1大当り」に当選した場合には、当り遊技終了後の遊技状態が確率変動状態に設定される。
ここで、確率変動状態とは、特別図柄抽選の当選確率が低確率状態と比較して高確率(例えば、通常確率の10倍)となる遊技状態をいう。
また、主制御装置300は、「確変2大当り」に当選した場合には、特別図柄表示装置34,35において、特別図柄を「確変2図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置400は、液晶表示器42において演出図柄を「確変2図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、液晶表示器42において「確変2図柄」を停止表示させる場合、例えば、第1の表示領域R1、第2の表示領域R2、第3の表示領域R3において、「1,3,5」等、規則性のある不揃いの組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「確変2大当り」に当選した場合には、当り遊技におけるラウンド回数が2回となり、1回のラウンドの期間(大入賞口の開放時間)が「通常大当り」と比較して短く(数[ms]程度)設定される。また、「確変2大当り」に当選した場合には、当り遊技終了後において時短状態が発生せずに、当り遊技終了後の遊技状態が確率変動状態に設定される。
主制御装置300は、「小当り」に当選した場合には、特別図柄表示装置34,35において特別図柄を「小当り図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置400は、液晶表示器42において演出図柄を「小当り図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、液晶表示器42において「小当り図柄」を停止表示させる場合、例えば、第1の表示領域R1、第2の表示領域R2、第3の表示領域R3において、「1,3,5」等、規則性のある不揃いの組み合わせで、演出図柄を停止表示させる。
また、「小当り」に当選した場合には、当り遊技におけるラウンド回数が2回となり、1回のラウンドの期間が「通常大当り」と比較して短く(数ms程度)設定される。また、「小当り」に当選した場合には、当り遊技終了後において時短状態が発生せずに、当り遊技終了後の遊技状態が、当り前の遊技状態と同じ遊技状態に設定される。
ここで、各回のラウンドにおける大入賞口の開放動作は、所定の時間(例えば、30[s])が経過するか、所定数(例えば、10個等)の遊技球が入球するまで継続する。また、当り遊技における大入賞口の開放動作は、当りの種別に応じて設定されたラウンド回数だけ繰り返し行われる。
さらに、主制御装置300は、「はずれ」の場合には、特別図柄表示装置34,35において、特別図柄を「はずれ図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
このとき、演出制御装置400は、液晶表示器42において演出図柄を「はずれ図柄」で停止表示させるように表示制御を行う。
ここで、液晶表示器42において「はずれ図柄」を停止表示させる場合、例えば、第1の表示領域R1、第2の表示領域R2、第3の表示領域R3において、「1,1,2」等、規則性のない不揃いの組み合わせであって「通常大当り」、「確変1大当り」及び「確変2大当り」において用いられるのとは異なる演出図柄を停止表示させる。
なお、当りの種別は、上記した種別に限られるものではなく、他の種別を備える構成としてもよい。また、上記した当りの種別を全て備える必要はなく、遊技機の特性に応じて、各当りの種別を個々に組み合わせて構成してもよい。
(制御コマンドについて)
次に、図18を参照しつつ、図20を用いて、主制御装置300から演出制御装置400に出力される制御コマンドについて説明する。
図20は、主制御装置300から演出制御装置400に出力される制御コマンドの構成を示す図である。
図20に示すように、制御コマンドは、制御コマンドの分類を識別するための識別子で1バイト長のディジタルデータであるモード(MODE)と、実行される制御コマンドの内容(機能)を示す1バイト長のディジタルデータであるイベント(EVENT)とから構成されている。
主制御装置300は、制御コマンドを送信する際に、ストローブ信号(DUSTB)を演出制御装置400に出力する。
具体的には、主制御装置300は、ストローブ信号の1つ目の立ち上がりを契機として、モードデータを送信し、次いで、ストローブ信号の2つ目の立ち上がりを契機として、イベントデータを出力する。
このとき、演出制御装置400は、ストローブ信号の受信に応じて割込み処理を発生させ、この割込み処理によって、制御コマンドを演出制御側RAM404に格納する。
また、主制御装置300から演出制御装置400に出力される制御コマンドとしては、図20の図中の「機能」欄に示すように、状態指定コマンド、変動時間指定コマンド、図柄停止指定コマンド、当り遊技状態開始指定コマンド、当り遊技状態終了指定コマンド、デモ画面表示指定コマンド等がある。本実施形態によるパチンコ機1は、当り遊技として、大当り当選後の大当り遊技と小当り当選後の小当り遊技を実行可能に構成されている。なお、大当り遊技及び小当り遊技を「当り遊技」と総称する場合がある。
状態指定コマンドは、特別図柄抽選の結果(当りの場合は当り種別)を指定するコマンドである。具体的には、状態指定コマンドは、特別図柄抽選の結果として、「通常大当り」、「確変1大当り」、「確変2大当り」、「小当り」及び「はずれ」のうちいずれかを指定する。
変動時間指定コマンドは、演出図柄の変動表示の時間(変動時間)を指定するコマンドである。本実施形態では、変動時間として、例えばn種類(n=68)の変動時間(例えば、2[s]、30[s]、120[s]等)が設定されており、n種類の変動時間のうち、いずれかの変動時間を指定するコマンドとなる。
また、状態指定コマンド及び変動時間指定コマンドは、演出図柄の変動表示の開始時に出力される。この際、まず、状態指定コマンドが出力され、その後、変動時間指定コマンドが出力される。ここで、演出図柄の変動表示の開始時は、特別図柄の変動表示の開始時と略一致している。
図柄停止指定コマンドは、演出図柄の停止表示を指定するためのコマンドである。また、図柄停止指定コマンドは、演出図柄の停止表示時に出力される。ここで、演出図柄の停止表示時は、特別図柄の停止表示時と略一致している。
当り遊技状態開始指定コマンドは、当り遊技状態の開始を指定するためのコマンドである。具体的には、当り遊技状態指定コマンドは、通常大当りの当り遊技の開始、確変1大当りの当り遊技の開始、確変2大当りの当り遊技の開始及び小当りの当り遊技の開始のうちいずれかを指定する。また、当り遊技状態開始指定コマンドは、当り遊技状態の開始時に出力される。
当り遊技状態終了指定コマンドは、当り遊技状態の終了を指定するためのコマンドである。また、当り遊技状態終了指定コマンドは、当り遊技状態の終了時に出力される。
デモ画面表示指定コマンドは、デモ画面の表示を指定するためのコマンドである。また、デモ画面表示指定コマンドは、演出図柄の変動表示が行われていない状態が所定時間(例えば、30[s])継続した状態の検出時に出力される。
(遊技制御処理)
次に、図18を参照しつつ、図21を用いて、主制御装置300で実行される遊技制御処理を説明する。
主制御側CPU306は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、所定の動作クロック(例えば、4[ms])で1サイクル(例えば、2[ms])を実行可能な遊技制御プログラムに基づいて動作し、主制御側ROM308の所定領域に格納されている遊技制御プログラムを起動させて、図21のフローチャートで示される遊技制御処理を実行する。
図21は、遊技制御処理の流れを示すフローチャートである。 遊技制御処理は、主制御側CPU306において実行されると、まず、図21に示すように、ステップS100に移行する。
ステップS100では、遊技者の利益に直接影響する出玉の決定等に関わる各種乱数を更新する処理である、当り決定乱数更新処理を実行する。
ここで、出玉の決定等に直接関わる各種乱数としては、当りを発生させるか否かの当り抽選に用いる乱数(以下、「当り決定乱数」と称する場合がある)、当り種別決定乱数等がある。なお、当り決定乱数等更新処理では、当り決定乱数が一巡するたびに初期値を変化させることにより、当り決定乱数値を容易に予測することができないようにしている。
ステップS100における処理が終了するとステップS102に移行して、演出に関わる演出制御用乱数(例えば、変動時間決定乱数等)を更新する演出制御用乱数更新処理を実行し、ステップS104に移行する。
ステップS104では、主制御側入力ポート302を介して、各スイッチ(第1始動入賞口スイッチ150a、第2始動入賞口スイッチ150b、大入賞口スイッチ152、始動ゲートスイッチ154)が出力した情報信号を入力する入力処理を実行し、ステップS106に移行する。
ここで、入力処理では、各スイッチが出力した情報信号の入力を検出する。そして、各スイッチが出力した情報信号の入力を検出した場合には、検出を示す情報を、主制御側RAM310の所定領域に記憶する。
ステップS106では、始動情報を更新する始動情報更新処理を実行し、ステップS108に移行する。
始動情報更新処理では、ステップS104の入力処理の処理結果に基づいて、第1始動入賞口スイッチ150a、第2始動入賞口スイッチ150bが出力した情報信号を入力したか否かを判定する。そして、第1始動入賞口スイッチ150a、第2始動入賞口スイッチ150bが出力した情報信号を入力したと判定した場合には、主制御側RAM310の始動情報記憶領域における始動情報の記憶更新処理を実行する。
ここで、本実施形態では、主制御側RAM310の始動情報記憶領域は、第1始動入賞口26に入賞して増加した始動情報を記憶する第1始動情報記憶領域と、第2始動入賞口28に入賞して増加した始動情報を記憶する第2始動情報記憶領域とを含んでいる。第1始動情報記憶領域及び第2始動情報記憶領域は、それぞれ4つまで始動情報を記憶可能に設定されている。
始動情報の記憶更新処理では、主制御側RAM310の第1及び第2始動情報記憶領域における始動情報の記憶数が「4」以上であるか否かを判定する。第1始動入賞口スイッチ150aが出力した情報信号を入力した場合に、第1始動情報記憶領域に記憶された始動情報の記憶数(以下、「第1始動情報記憶数」と称する)が「4」以上ではないと判定した場合、または、第2始動入賞口スイッチ150bが出力した情報信号を入力した場合に、第2始動情報記憶領域に記憶された始動情報の記憶数(以下、「第2始動情報記憶数」と称する)が「4」以上ではないと判定した場合には、当り決定乱数値、当り種別決定乱数値、変動時間決定乱数値等を、対応する乱数カウンタから取得(抽選)し、取得した各乱数値(始動情報)を、主制御側RAM310の第1又は第2始動情報記憶領域における所定の記憶部に記憶する。
一方、第1始動入賞口スイッチ150aが出力した情報信号を入力した場合に第1始動情報記憶数が「4」以上であると判定した場合、または、第2始動入賞口スイッチ150bが出力した情報信号を入力した場合に第2始動情報記憶数が「4」以上であると判定した場合には、遊技制御処理の一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
ステップS106の次のステップS108では、当り判定処理を実行し、ステップS110に移行する。当り判定処理については、後述する。
ステップS110では、大入賞口を所定パターンで開放させる当り処理を実行し、ステップS112に移行する。
当り処理では、大入賞口を所定パターンで開放させるように、制御信号を大入賞口ソレノイド512に対して出力する。
また、当り処理では、当り遊技状態の開始を指定する当り遊技状態開始指定コマンドを、主制御側RAM310の所定領域に格納する。これにより、後述するステップS116のポート出力処理では、当り遊技状態開始指定コマンドが、主制御側出力ポート304を介して演出制御装置400に出力される。
ステップS112では、賞球払出管理処理を実行し、ステップS114に移行する。賞球払出管理処理では、ステップS104の入力処理の処理結果に基づいて、第1始動入賞口スイッチ150a、第2始動入賞口スイッチ150b、大入賞口スイッチ152が出力した検出信号を入力したか否かを判定する。そして、第1始動入賞口スイッチ150a、第2始動入賞口スイッチ150b、大入賞口スイッチ152が出力した検出信号を入力したと判定した場合には、賞球払出制御装置508に賞球の払い出し動作を行わせるための制御コマンドを、主制御側RAM310の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、主制御側出力ポート304を介して賞球の払い出し動作を行わせるための制御コマンドが、賞球払出制御装置508に出力される。
ステップS114では、遊技制御に関する外部情報信号をホールコンピュータ514に出力する外部情報出力処理を実行し、ステップS116に移行する。
ステップS116では、主制御側出力ポート304を介して、主制御側RAM310に格納した制御コマンドを出力するポート出力処理を実行し、遊技制御処理の一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
ポート出力処理では、演出制御装置400に対して、制御コマンドが出力される。この際、演出制御装置400に対しては、まず、ストローブ信号を出力し、その後、モードデータ及びイベントデータからなる制御コマンドを出力する。
また、ポート出力処理では、特別図柄表示装置34,35、普通図柄表示装置33、遊技状態表示装置38、賞球払出制御装置508、始動入賞口ソレノイド510、大入賞口ソレノイド512等にも、制御信号が出力される。
(当り判定処理)
次に、ステップS108の当り判定処理を説明する。
図22は、当り判定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS108において当り判定処理の実行が開始されると、図22の図中に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、液晶表示器42において演出図柄が変動中か否かを判定し、演出図柄が変動中でないと判定した場合(No)は、ステップS202に移行する。一方、演出図柄が変動中であると判定した場合(Yes)は、ステップS214に移行する。
ステップS202では、第1又は第2始動情報記憶数が「1」以上であるか否かを判定し、第1又は第2始動情報記憶数が「1」以上であると判定した場合(Yes)は、ステップS204に移行する。一方、第1及び第2始動情報記憶数のいずれも「1」以上でないと判定した場合(No)は、後述のステップS204からステップS212を実行せずに当り判定処理を終了して、元の遊技制御処理に復帰する。
ステップS204では、主制御側RAM310の第1又は第2始動情報記憶領域から当り決定乱数値を読み出し、ステップS206に移行する。
ステップS206では、ステップS204で読み出した当り決定乱数値が当り値と一致しているか否かを判定し、読み出した当り決定乱数値が当り値と一致していると判定した場合(Yes)は、ステップS208に移行する。一方、ステップS204で読み出した当り決定乱数値が当り値と一致していないと判定した場合(No)は、ステップS212に移行する。
ここで、主制御側ROM308には、当り決定乱数値と当り値との対応を登録した当り決定テーブルが格納されている。そして、当り決定テーブルに基づいて、読み出した当り決定乱数値が当り値と一致しているか否かを判定する。これにより、「当り」、「はずれ」の別が決定される。
さらに、「はずれ」であることが決定された場合には、「はずれ」に対応する状態指定コマンドを主制御側RAM310の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、状態指定コマンドが、主制御側出力ポート304を介して演出制御装置400に出力される。
ステップS208では、当りの種別を決定する当り種別決定処理を実行し、ステップS210に移行する。
ここで、主制御側ROM308には、当り種別決定乱数値と当り種別番号との対応を登録した当り種別決定テーブルが格納されている。そして、当り種別決定処理では、始動情報の当り種別決定乱数値を読み出し、この読み出した当り種別決定乱数値に対応する当り種別番号を当り種別決定テーブルから読み出して、当りの種別を決定する。
さらに、読み出した当り種別番号に対応する状態指定コマンドを、主制御側RAM310の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、状態指定コマンドが、主制御側出力ポート304を介して演出制御装置400に出力される。
ステップS210では、演出図柄の変動時間を決定する当り時変動時間決定処理を実行し、当り判定処理の一連の処理を終了して、元の遊技制御処理に復帰する。
ここで、主制御側ROM308には、当り種別、現在の始動情報記憶数、現在の遊技状態等の組み合わせごとに設定された、複数の当り時用変動時間決定テーブルが格納されている。各当り時用変動時間決定テーブルには、変動時間決定乱数値と変動時間番号との対応が登録されている。
そして、当り時変動時間決定処理では、まず、ステップS210で決定された当り種別番号、現在の始動情報記憶数及び現在の遊技状態の組み合わせに対応する当り時用変動時間決定テーブルを読み出す。そして、始動情報の変動時間決定乱数値を読み出し、この読み出した変動時間決定乱数値に対応する変動時間番号を、当り時用変動時間決定テーブルから読み出す。これにより、演出図柄の変動時間が決定される。
さらに、読み出した変動時間番号に対応する変動時間指定コマンドを主制御側RAM310の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、変動時間指定コマンドが、主制御側出力ポート304を介して演出制御装置400に送信される。
また、当り時変動時間決定処理では、変動時間タイマにおいて、決定した変動時間を設定する。そして、特別図柄表示装置34,35において特別図柄の変動表示を開始するとともに、設定したタイマによる変動時間の計測を開始する。
一方、ステップS212では、演出図柄の変動時間を決定するはずれ時変動時間決定処理を実行し、当り判定処理の一連の処理を終了して、元の遊技制御処理に復帰する。
ここで、主制御側ROM308には、現在の始動情報記憶数と、現在の遊技状態等の組み合わせごとに設定された、複数のはずれ時用変動時間決定テーブルが格納されている。各はずれ時用変動時間決定テーブルには、変動時間決定乱数値と変動時間番号との対応が登録されている。
そして、はずれ時変動時間決定処理では、まず、現在の始動情報記憶数及び現在の遊技状態の組み合わせに対応するはずれ時用変動時間決定テーブルを読み出す。そして、始動情報の変動時間決定乱数値を読み出し、この読み出した変動時間決定乱数値に対応する変動時間番号を、はずれ時用変動時間決定テーブルから読み出す。これにより、演出図柄の変動時間が決定される。
さらに、読み出した変動時間番号に対応する変動時間指定コマンドを、主制御側RAM310の所定領域に格納する。これにより、ステップS116のポート出力処理では、変動時間指定コマンドが、主制御側出力ポート304を介して演出制御装置400に送信される。
また、はずれ時変動時間決定処理では、変動時間タイマにおいて、決定した変動時間を設定する。そして、特別図柄表示装置34,35において特別図柄の変動表示を開始するとともに、設定したタイマによる変動時間の計測を開始する。
一方、ステップS200の次のステップS214では、演出図柄の変動時間が経過したか否かを判定し、変動時間が経過したと判定した場合(Yes)は、ステップS216に移行する。一方、演出図柄の変動時間が経過していないと判定した場合(No)は、後述のステップS216の処理を実行せずに当り判定処理の一連の処理を終了して、元の遊技制御処理に復帰する。
ステップS214では、変動時間タイマに基づいて、変動時間が経過したか否かを判定する。
ステップS216では、図柄停止指定コマンドを主制御側RAM310の所定領域に格納する図柄停止処理を実行し、一連の処理を終了して、元の処理に復帰する。
これにより、ステップS116のポート出力処理では、図柄停止指定コマンドが、主制御側出力ポート304を介して演出制御装置400に出力される。
(動作)
以下、図1から図22を参照して、上記の構成を備えたパチンコ機1の動作を説明する。
パチンコ機1で遊技を行う遊技者は、グリップユニット16を操作して、遊技領域8aに、遊技球を発射する。
そして、遊技領域8aに発射された遊技球が始動ゲート20を通過すると、この通過を検出した始動ゲートスイッチ154が、情報信号を主制御装置300に出力する。始動ゲートスイッチ154が出力した情報信号の入力を受けた主制御装置300は、普通図柄抽選を実行する。
そして、普通図柄抽選に当選すると、始動入賞口ソレノイド510へ制御信号が出力され、閉状態の一対の可動片28bが始動入賞口ソレノイド510により駆動されて開放状態となり、第2始動入賞口28が閉状態から開放状態となる。
第2始動入賞口28が開放状態となると、遊技者は、遊技球が第2始動入賞口28へ入球するように遊技球を発射する。
開放状態の第2始動入賞口28へ遊技球が入球すると、この入球を検出した第2始動入賞口スイッチ150bが、情報信号を主制御装置300に出力する。第2始動入賞口スイッチ150bが出力した情報信号の入力を受けた主制御装置300は、特別図柄抽選を実行する。また、第1始動入賞口26へ遊技球が入球すると、この入球を検出した第1始動入賞口スイッチ150aが、情報信号を主制御装置300に出力する。第1始動入賞口スイッチ150aが出力した情報信号の入力を受けた主制御装置300は、特別図柄抽選を実行する。
また、遊技領域8a内に放り込まれた遊技球は、その流下の過程で無作為に球振り分け装置200に流入すると、第1始動入賞口26側及び第2始動入賞口28側に交互に振り分けられる。第1始動入賞口26側に振り分けられた遊技球が第1始動入賞口スイッチ150aを通過したり、第2始動入賞口28側に振り分けられた遊技球が第2始動入賞口スイッチ150bを通過したりすることに基づいて、情報信号の入力を受けた主制御装置300は特別図柄抽選を実行する。
そして、特別図柄抽選に当選すると、大入賞口ソレノイド512へ制御信号が出力され、閉止状態であった開閉部材30aが大入賞口ソレノイド512により駆動されて開放状態となり、可変入賞装置30が閉止状態から開放状態となり、当り遊技が実行される。
(変形例)
次に、本実施形態の変形例による遊技機に備えられた球振り分け装置について図23から図25を用いて説明する。本変形例による遊技機は、球振り分け装置の構成が異なる点を除いて、図1から図22を用いて説明した遊技機1と同様の構成を有している。本変形例における球振り分け装置は、第1及び第2球弾突出部並びに第1及び第2中央側突出部の形状が異なる点を除いて、図5から図10に示す球振り分け装置200と同様の構成を有し、同様の機能を発揮するようになっているので、以下、異なる点のみを簡述する。
(変形例1)
図23は、本実施形態の変形例1による遊技機に備えられた球振り分け装置200のベース部品203を示す図であり、図23(a)は、ベース部品203の正面図であり、図23(b)は、図23(a)の図中に示す仮想直線K−Kで切断した断面図である。図23(a)及び図23(b)に示すように、本変形例における第1及び第2球弾突出部210b,212bは、山形状を有している。本変形例における第1及び第2球弾突出部210b,212bは、第1及び第2中央側突出部214b,216bの連なる方向に沿って切断(仮想直線K−Kで切断)した断面が三角形状を有している。また、本変形例における第1及び第2中央側突出部214b,216bは、凹凸形状の頂部を備えたリブ形状を有している。第1及び第2中央側突出部214b,216bの頂部は、第1及び第2中央側突出部214b,216bの連なる方向に沿って切断(仮想直線K−Kで切断)した断面が連続する複数の三角形状を有している。本変形例では、第1及び第2球弾突出部210b,212bの頂部は、第1及び第2中央側突出部214b,216bの頂部の凸側とほぼ同じ高さに形成されている。第1球弾突出部210bは、第1中央側突出部214bと一体的に形成されており、第2球弾突出部212bは、第2中央側突出部216bと一体的に形成されている。
本変形例における第1及び第2球弾突出部210b,212bは、ベース部品203の被取り付け面から突出して形成されているので、第1及び第2誘導路208,209を通過した遊技球を遊技盤8(図23では不図示)に近付く方向とは反対方向である遊技盤8から離れる方向に弾いて落下速度を減速できる。
また、第1球弾突出部210bの頂部と、第1球弾突出部210bに隣接する第1中央側突出部214bの凸側の頂部との距離は、両頂部の間に遊技球が嵌らない長さに形成されている。また、第1中央側突出部214bの凸側の頂部のピッチは、遊技球が嵌らない長さに形成されている。同様に、第2球弾突出部212bの頂部と、第2球弾突出部212bに隣接する第2中央側突出部216bの凸側の頂部との距離は、両頂部の間に遊技球が嵌らない長さに形成されている。また、第2中央側突出部216bの凸側の頂部のピッチは、遊技球が嵌らない長さに形成されている。これにより、本変形例における第1及び第2中央側突出部214b,216bは、自由落下が可能な程度に前飾り部品201(図23では不図示)側に遊技球を押し付けることができる。
このため、当該構成の第1及び第2球弾突出部210b,212b並びに第1及び第2中央側突出部214b,216bを備えた球振り分け装置200は、上記実施の形態による球振り分け装置200と同様の効果が得られる。
(変形例2)
図24は、本実施形態の変形例2による遊技機に備えられた球振り分け装置200のベース部品203を示す図であり、図24(a)は、ベース部品203の正面図であり、図24(b)は、図24(a)の図中に示す仮想直線L−Lで切断した断面図である。図24(a)及び図24(b)に示すように、本変形例における第1及び第2球弾突出部210b,212bは、上流側から下流側に向かって徐々に高さが高くなり、下流側でほぼ平坦な頂部を有する台形形状を有している。また、本変形例における第1及び第2中央側突出部214b,216bは、上流側に設けられた直方体形状の複数の突起部と、当該突起部に隣接して下流側に設けられ、当該複数の突起部の連なる方向に直交する方向に対して第1及び第2球弾突出部210b,212bと線対称構造の台形形状の突起部とを有している。第1及び第2中央側突出部214b,216bは、第1及び第2中央側突出部214b,216bの連なる方向に沿って切断(仮想直線L−Lで切断)した、台形形状の突起部を除く断面が複数の矩形形状を有している。本変形例では、第1及び第2中央側突出部214b,216bは、断面が矩形状の複数の突起部と台形形状の突起部とが一列に並んで連なるようになっている。本変形例では、第1及び第2球弾突出部210b,212bの平坦な頂部は、第1及び第2中央側突出部214b,216bの直方体形状の複数の突起部とほぼ同じ高さに形成されている。
本変形例における第1及び第2球弾突出部210b,212bは、ベース部品203の被取り付け面から突出して形成されているので、第1及び第2誘導路208,209を通過した遊技球を遊技盤8に近付く方向とは反対方向である遊技盤8から離れる方向とは反対方向に弾いて落下速度を減速できる。
また、第1球弾突出部210bと、第1球弾突出部210bに隣接する第1中央側突出部214bの突起部との距離は、これらの間に遊技球が嵌らない長さに形成されている。また、第1中央側突出部214bの複数の突起部のピッチは、遊技球が嵌らない長さに形成されている。同様に、第2球弾突出部212bと、第2球弾突出部212bに隣接する第2中央側突出部216bの突起部との距離は、これらの間に遊技球が嵌らない長さに形成されている。また、第2中央側突出部216bの複数の突起部のピッチは、遊技球が嵌らない長さに形成されている。これにより、本変形例における第1及び第2中央側突出部214b,216bは、自由落下が可能な程度に前飾り部品201(図23では不図示)側に遊技球を押し付けることができる。
このため、当該構成の第1及び第2球弾突出部210b,212b並びに第1及び第2中央側突出部214b,216bを備えた球振り分け装置200は、上記実施の形態による球振り分け装置200と同様の効果が得られる。
(変形例3)
図25は、本実施形態の変形例3による遊技機に備えられた球振り分け装置200のベース部品203を示す図であり、図25(a)は、ベース部品203の正面図であり、図25(b)は、図25(a)の図中に示す仮想直線M−Mで切断した断面図である。図25(a)及び図25(b)に示すように、本変形例における第1及び第2球弾突出部210b,212bは円柱形状を有している。また、本変形例における第1及び第2中央側突出部214b,216bは、第1及び第2球弾突出部210b,212bとほぼ同じ円柱形状の複数の突起部を有している。本変形例では、第1及び第2中央側突出部214b,216bは、複数の突起部が一列に並んで連なるようになっている。本変形例では、第1及び第2球弾突出部210b,212bは、第1及び第2中央側突出部214b,216bとほぼ同じ高さに形成されている。
本変形例における第1及び第2球弾突出部210b,212bは、ベース部品203の被取り付け面から突出して形成されているので、第1及び第2誘導路208,209を通過した遊技球を遊技盤8に近付く方向とは反対方向である遊技盤8から離れる方向とは反対方向に弾いて落下速度を減速できる。
また、第1球弾突出部210bと、第1球弾突出部210bに隣接する第1中央側突出部214bの突起部との距離は、これらの間に遊技球が嵌らない長さに形成されている。また、第1中央側突出部214bの複数の突起部のピッチは、遊技球が嵌らない長さに形成されている。同様に、第2球弾突出部212bと、第2球弾突出部212bに隣接する第2中央側突出部216bの突起部との距離は、これらの間に遊技球が嵌らない長さに形成されている。また、第2中央側突出部216bの複数の突起部のピッチは、遊技球が嵌らない長さに形成されている。これにより、本変形例における第1及び第2中央側突出部214b,216bは、自由落下が可能な程度に前飾り部品201(図23では不図示)側に遊技球を押し付けることができる。
このため、当該構成の第1及び第2球弾突出部210b,212b並びに第1及び第2中央側突出部214b,216bを備えた球振り分け装置200は、上記実施の形態による球振り分け装置200と同様の効果が得られる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
上記実施の形態では、第1及び第2球規制突出部210a,212aと一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aは遊技盤8に近付く方向に突出して形成され、第1及び第2球弾突出部210b,212bと第1及び第2中央側突出部214b,216bは遊技盤8から離れる方向に突出して形成されているが、本発明はこれらに限られない。第1及び第2球規制突出部210a,212a並びに一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aと、第1及び第2球弾突出部210b,212b並びに第1及び第2中央側突出部214b,216bとは、互いに逆方向に向かって突出して形成されていればよい。したがって、例えば、第1及び第2球規制突出部210a,212aと一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aは遊技盤8から離れる方向に突出して形成され、第1及び第2球弾突出部210b,212bと第1及び第2中央側突出部214b,216bは遊技盤8に近付く方向に突出して形成されていても、上記実施の形態による球振り分け装置200及びそれを備えたパチンコ機1と同様の効果が得られる。
上記実施の形態では、第1及び第2球規制突出部210a,212aと一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aは前飾り部品201に設けられ、第1及び第2球弾突出部210b,212bと第1及び第2中央側突出部214b,216bはベース部品203に設けられているが、本発明はこれに限られない。対向配置された部材の対向面のうちの一方に第1及び第2球規制突出部210a,212a並びに一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aが設けられ、当該対向面の他方に第1及び第2球弾突出部210b,212b並びに第1及び第2中央側突出部214b,216bが設けられていればよい。したがって、例えば、第1及び第2球規制突出部210a,212aと一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aがベース部品203に設けられ、第1及び第2球弾突出部210b,212bと第1及び第2中央側突出部214b,216bが前飾り部品201に設けられていても、上記実施の形態による球振り分け装置200及びそれを備えたパチンコ機1と同様の効果が得られる。
上記実施の形態では、第1及び第2球規制突出部210a,212aは連続的に連なるリブ形状に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、第1及び第2球規制突出部210a,212aは、上記変形例1〜3における一対の第1及び第2端辺側突出部214a,216aや第1及び第2中央側突出部214b,216bと同様に、遊技球が嵌らないピッチで形成された、凹凸の頂部を備えたリブ形状、断面が矩形状の複数の突起部あるいは円柱形状の複数の突起部を有していてもよい。
上記実施の形態によるパチンコ機1は、球振り分け装置200と第1及び第2入賞補助部214,216とを独立して設けているが、本発明はこれに限られない。例えば、パチンコ機1は、第1及び第2入賞補助部214,216を球振り分け装置200の一構成要素として有していてもよい。この場合、第1及び第2入賞補助部214,216の第1及び第2流出口222,224が球振り分け装置200の第1及び第2放出口218,220を兼ねる。
上記実施の形態では、球振り分け装置200は、振り分けた遊技球を第1及び第2始動入賞口26,28に誘導するようになっているが、本発明はこれに限られない。球振り分け装置は、始動ゲート上に設けられ、振り分けた遊技球を始動ゲートに誘導するようになっていてもよい。
上記実施の形態では、入賞通過補助部について第1及び第2入賞補助部214,216を例にとって説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、球振り分け装置が始動ゲートに遊技球を誘導するように構成されている場合には、入賞通過補助部は球振り分け装置の放出口と始動デートとの間に設けられていてもよい。この場合、入賞通過補助部は球振り分け装置の球ぶれ防止部を通過した遊技球が始動ゲートを通過しない確率よりも通過する確率を高くすることができる。
上記実施の形態では、球振り分け装置200は、複数の異なる方向として左右方向に遊技球を振り分けるように構成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、球振り分け装置は、複数の異なる方向として、上下方向、上下左右方向、あるいは振分部を中心とする放射状の複数の方向に振り分けるように構成されていてもよい。また、球振り分け装置は、1つの誘導路に対して複数の流出口を備え、受け入れた遊技球を1つの誘導路に誘導し、誘導した遊技球を複数の異なる流出口のいずれか1つから流出して遊技球を複数の異なる方向に振り分けるように構成されていてもよい。
本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1 パチンコ機
2 外枠アセンブリ
4 ガラス枠ユニット
4a 窓
6 皿ユニット
6a シリンダ錠
6b 上皿
6c 下皿6d レバー
6e ボタン
7 プラ枠アセンブリ
8 遊技盤
8a 遊技領域
9 統一錠ユニット
10 球貸ボタン
12 返却ボタン
14 貸出操作部
16 グリップユニット
20 始動ゲート
22,24 普通入賞口
23 励磁コイル
26 第1始動入賞口
26a,28a 入球口
26b 貫通穴
26c,28d,206 球受け部
26d,28e 案内突起部
26e 取り付け部材
26e1,28d1,28d2 ねじ穴
28 第2始動入賞口
28b 可動片
28c 貫通穴
30 可変入賞装置
30a 開閉部材
32 アウト口
33 普通図柄表示装置
33a 普通図柄作動記憶ランプ
34 第1特別図柄表示装置
34a 第1特別図柄作動記憶ランプ
35 第2特別図柄表示装置
35a 第2特別図柄作動記憶ランプ
38 遊技状態表示装置
38a,38b 大当り種別表示ランプ
38c 確率変動状態表示ランプ
38d 時短状態表示ランプ
40 演出ユニット
40a 上縁部
40b,40c 装飾部品
40d 球案内通路
40e 転動ステージ
40f 球放出路
42 液晶表示器
45 演出切替ボタン
46,48 ガラス枠トップランプ
50 ガラス枠サイドランプ
52 皿ランプ
54 ガラス枠上スピーカ
55 ガラス枠中スピーカ
56 皿スピーカ84 カウントスイッチ
89 統合表示基板
150a 第1始動入賞口スイッチ
150a1,150b1 検知部
150a2,150b2 信号処理回路
150b 第2始動入賞口スイッチ
152 大入賞口スイッチ
154 始動ゲートスイッチ
160 外部端子板
162 電源制御ユニット
164 電源コード
166 アース線
170 主制御基板ユニット
172 払出装置ユニット
172a 賞球タンク
173 流路ユニット
174 発射制御基板セット
176 払出制御基板ユニット
178 裏カバーユニット
200 球振り分け装置
201 前飾り部品
201a 対向部
201b 第1壁部
201c 第2壁部
202 流入口
203 ベース部品
203a1,203a2 位置決め突起
203b1,203b2,203b3,203b4 貫通孔
205 回転体
205a,205b,205c 羽部材
205d 挿通孔
206a 凸部
206b 第1傾斜板部
206c 第2傾斜板部
207 振分部
208 第1誘導路
209 第2誘導路
210 第1球ぶれ防止部
210a 第1球規制突出部
210b 第1球弾突出部
210c 第1球進路変更部
211 流入口案内突起部
212 第2球ぶれ防止部
212a 第2球規制突出部
212b 第2球弾突出部
212c 第2球進路変更部
213a 第1案内突起部
213b 一対の第1突起部
214 第1入賞補助部
214a 第1端辺側突出部214b 第1中央側突出部
215a 第2案内突起部
215b 一対の第2突起部
216 第2入賞補助部
216a 第2端辺側突出部
216b 第2中央側突出部
217 一対の第1柱状部
217a,217b 第1凸状部
218 第1放出口
219 一対の第2柱状部
219a,219b 第2凸状部
220 第2放出口
222 第1流出口
224 第2流出口
250 装飾部材
250a 模擬装飾部
260 収容部
260a,260b,260c ピン受け部
264 駆動機構
264a 梃子部材
264b カウンタウエイト
264c ピン
300 主制御装置
302 主制御側入力ポート
304 主制御側出力ポート
312 電源回路
400 演出制御装置
500 表示制御装置
502 ランプ制御装置
504 効果音制御装置
508 賞球払出制御装置
510 始動入賞口ソレノイド
512 大入賞口ソレノイド
514 ホールコンピュータ
516 ランプ
601,602,603 遊技球
上記目的を達成するために、本発明の一実施の形態による遊技機は、発射された遊技球が流下する遊技領域を形成する遊技盤と、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球が入賞する始動入賞口と、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球が通過する始動ゲートと、前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球を受け入れて進行方向を複数の異なる方向に振り分ける振分部を有する球振り分け装置と、前記球振り分け装置から放出された遊技球が通過する通過経路と、前記通過経路の両側に設けられ、前記球振り分け装置において振り分けられた遊技球が前記遊技領域に誘導可能に構成された通過可能領域とを備え、前記始動入賞口又は前記始動ゲートは、前記球振り分け装置の下方に設けられ、前記通過経路は、前記始動入賞口又は前記始動ゲートと前記球振り分け装置との間に設けられ、前記通過可能領域は、前記振分部で振り分けられて前記球振り分け装置から放出された遊技球が、前記始動入賞口に入賞し又は前記始動ゲートを通過するよりも前記遊技領域に再び誘導され難いように構成されていることを特徴とする。
た、上記一実施の形態による遊技機は、前記振分部の両側の一方に設けられ、前記振分部により振り分けられた前記遊技球を始動入賞口又は始動ゲートに誘導する第1誘導路と、前記振分部の両側の他方に設けられ、前記振分部により振り分けられた前記遊技球を始動入賞口又は始動ゲートに誘導する第2誘導路とをさらに有していてもよい
た、上記一実施の形態による遊技機は、前記球振り分け装置を通過した遊技球が前記始動入賞口に入賞しない確率よりも入賞する確率の方が高くなり、または、前記振り分け装置を通過した遊技球が前記始動ゲートを通過しない確率よりも通過する確率の方が高くなるように、該遊技球の入賞又は通過を補助する入賞通過補助部をさらに有し、前記入賞通過補助部は、前記通過可能領域に設けられていてもよい
また、前記入賞通過補助部は、前記通過経路の両端辺で前記一の方向に突出して対向配置され前記始動入賞口又は前記始動ゲートに向かって連なる端辺側突出部と、前記端辺側突出部の間の前記通過経路内で前記他の方向に突出して配置され前記始動入賞口又は前記始動ゲートに向かって連なる中央側突出部とを有していてもよい

Claims (1)

  1. 発射された遊技球が流下する遊技領域を形成する遊技盤と、
    前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球が入賞する始動入賞口と、
    前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球が通過する始動ゲートと、
    前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する前記遊技球の進行方向を複数の異なる方向に振り分ける球振り分け装置と
    を備えた遊技機であって、
    前記球振り分け装置は、
    前記遊技領域を流下する遊技球を受け入れて前記複数の異なる方向に振り分ける振分部と、
    前記振分部で振り分けられた遊技球を前記遊技盤から離れる方向及び前記遊技盤に近付く方向のうちの一の方向に規制するとともに、規制した遊技球を落下させる際に前記離れる方向及び前記近付く方向のうちの他の方向に弾いて前記遊技球のぶれを防止する球ぶれ防止部と
    を有すること
    を特徴とする遊技機。
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