JP2014228094A - 管端防食管フランジ継手 - Google Patents

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一善 大橋
Kazuyoshi Ohashi
一善 大橋
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【課題】配管接続の信頼性が高い管端防食管フランジ継手の提供を目的とする。【解決手段】内面ライニング鋼管用のフランジ継手であって、外形が円形状の本体部と、当該本体部の中央部にめねじ部を有し、前記本体部は一方の面に内面ライニング鋼管のねじ込み部を有し、他方の面に他のフランジとの突合せ部を有し、前記めねじ部の内側に内面ライニング鋼管の内周面にシール接続される樹脂製の管端コアを有し、前記管端コアは前記突合せ部側に位置する前記めねじ部への取付部と、当該取付部に接合された樹脂製の中間リングを有し、前記中間リングのリング面高さが前記突合せ部の突合せ面高さよりd=0〜0.5mmの範囲で同等又は高く設定されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は内面ライニング鋼管を配管接続するのに用いられるフランジ継手に関する。
水導水配管接続や給水配管接続等の分野においては、防錆及び赤水発生の防止を目的に内周面あるいは内外周面が樹脂層等で被覆された内面ライニング鋼管が使用されている。
この種の内面ライニング鋼管を接続するために用いられる継手も防食対策が図られており、本発明は一対のフランジを用いて突合せ接続するためのフランジ継手である。
特許文献1にはメカニカル式管端防食管継手を開示するが、配管接続強度が必要な場合には、ねじ込み式管端防食管フランジ継手の方が好ましい。
この場合に内面ライニング鋼管の管端部にねじ込み装着した一対のフランジ継手の間にパッキンを配設し、両側のフランジ部間をボルト・ナット締結することが行われているが、パッキン部においても高い止水性が要求されている。
特開平10−332058号公報
本発明は、配管接続の信頼性が高い管端防食管フランジ継手の提供を目的とする。
本発明に係る管端防食管フランジ継手は、内面ライニング鋼管用のフランジ継手であって、外形が円形状の本体部と、当該本体部の中央部にめねじ部を有し、前記本体部は一方の面に内面ライニング鋼管のねじ込み部を有し、他方の面に他のフランジとの突合せ部を有し、前記めねじ部の内側に内面ライニング鋼管の内周面にシール接続される樹脂製の管端コアを有し、前記管端コアは前記突合せ部側に位置する前記めねじ部への取付部と、当該取付部に接合された樹脂製の中間リングを有し、前記中間リングのリング面高さが前記突合せ部の突合せ面高さよりd=0〜0.5mmの範囲で同等又は高く設定されていることを特徴とする。
鋼管の配管接続用のフランジ継手としては、JIS記号,FCMB(黒心可鍛鋳鉄),FCD(球状黒鉛鋳鉄)等の金属製フランジが使用されている。
防錆等の対策として内面ライニング鋼管の配管接続には、フランジ継手の通水部も防錆を図る必要がある。
また、一対のフランジ継手同士をボルト・ナット締結する場合にフランジ継手の突合せ面にゴム製等のシール用パッキンを挟み込む場合が多い。
本発明に係るフランジ継手は、一対のフランジ継手の金属製からなる本体部に切削面等からなるリング状の突合せ部を形成し、その内側に樹脂製の中間リングを配設し、この中間リングを樹脂製からなる管端コアに接合したものであって、金属よりも樹脂の方が圧縮変形量が大きいために、同じ締め代では樹脂製からなる中間リングの部分のシール押圧力が金属からなる突合せ部より小さくなることに着目し、設計上、積極的に中間リングにシール押圧力が付加されるようにするとともに、過度の付加を防止したものである。
本発明に係るフランジ継手は、一対のフランジ継手をその間にパッキンを挟み込み、ボルト・ナット締結した際に、樹脂製からなる中間リングのリング面の高さを金属面からなるリング状突合せ部の突合せ面の高さよりもd=0〜0.5mmの範囲で同等又は高く設定したので、一対の突合せ部でパッキンをボルト締めした際に中間リングのリング面でのパッキンの締め代が段差代d=0〜0.5mmの分だけ金属面(突合せ面)よりも同等又は大きくなるので、金属よりも圧縮変形しやすい中間リング部分にも充分なシール圧が付加されるとともに段差代dを0.5mm以下に設定したので、過度の圧縮力が付加されるのを防止している。
本発明に係るフランジ継手の断面図を示し、(a)は全体の断面図、(b)は中間リング及び管端コア取付部の部分拡大断面図を示す。 鋼管接続した状態の断面図を示し、(a)は全体断面図、(b)は部分拡大図を示す。
本発明に係る管端防食管フランジ継手(以下、フランジ継手)10の構造例を以下図面に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されない。
フランジ継手10は外形が円形状の略円盤形状からなる。
フランジ継手10は本体部11の中央部に鋼管をねじ込み接続するための、めねじ部11aを有し、外周側にボルト締結するためのボルト挿通孔11bを周廻りに等間隔で複数有する。
本実施例は、本体部11をJIS記号でFCMBと表現される黒心可鍛鋳鉄で製作されているが、金属製であれば材質に制限はない。
めねじ部11aの内側には樹脂製の管端コア13が取り付けられている。
本実施例の管端コア13はポリエチレン樹脂製であり、突条リブ13dで補強された筒部13cと円形つば状の取付部13aを有する。
取付部13aの外周面には、おねじが形成されている。
フランジ継手の本体部11の一方の面は鋼管のねじ込み部となっていて、他方の面は突合せ部となっている。
管端コア13の取付部13aをめねじ部11aの突合せ部側に螺着し、樹脂製からなるリング形状の中間リング12をこの取付部13aに接合部15にて接着接合してある。
本実施例では管端コア13をポリエチレン樹脂、中間リング12をポリエチレン樹脂で成形し、エポキシ樹脂からなる接着剤で接合した例になっている。
管端コア13の鋼管ねじ込み部側は、鋼管の内周面と接触シールするためのOリングからなるシール部材14と内側に倒れ込むヒレ部13bを有する例となっている。
図1(b)に示すように樹脂面であるリング面12aの高さと金属面である突合せ面11eの高さとの寸法差d=0〜0.5mmの範囲になるように寸法のねらい目を積極的に設定してある。
図2に内面ライニング鋼管の配管接続例を示す。
鋼管1は内周面が樹脂層2にて被覆され端部におねじ部1aを形成してあり、本発明に係るフランジ部10とねじ込み接続してある。
一対のフランジ継手10の間にゴム製等のパッキン5を挟み込み、ボルト3及びナット4にて締結する。
この際に図2(b)に拡大図を示すように中間リング12のリング面12aの高さの方が本体部11の突合せ面11eの高さより同等又は高く設定されているので、突合せ面でのパッキンの締め付け部5aがパッキン反発力に対して締め付けられるとリング面でのパッキンの締め付け部5bの締め代が同等以上になるので、樹脂製の中間リング部でのパッキン反発力が不充分になるのを防止する。
これにより、樹脂製の中間リング12に充分なシール圧が付加される。
また、段差代d=0.5mm以下なので、中間リング12に過度の押圧力が付加されるのを防止する。
10 管端防食管フランジ継手
11 本体部
11a めねじ部
11b ボルト挿通孔
11c 突合せ部
11e 突合せ面
12 中間リング
12a リング面
13 管端コア
13a 取付部
13b ヒレ部
14 シール部材(Oリング)
15 接合部

Claims (1)

  1. 内面ライニング鋼管用のフランジ継手であって、
    外形が円形状の本体部と、当該本体部の中央部にめねじ部を有し、
    前記本体部は一方の面に内面ライニング鋼管のねじ込み部を有し、他方の面に他のフランジとの突合せ部を有し、
    前記めねじ部の内側に内面ライニング鋼管の内周面にシール接続される樹脂製の管端コアを有し、
    前記管端コアは前記突合せ部側に位置する前記めねじ部への取付部と、当該取付部に接合された樹脂製の中間リングを有し、
    前記中間リングのリング面高さが前記突合せ部の突合せ面高さよりd=0〜0.5mmの範囲で同等又は高く設定されていることを特徴とする管端防食管フランジ継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104963916A (zh) * 2015-06-23 2015-10-07 苏州柏德纳科技有限公司 一种法兰环连接件
CN106439212A (zh) * 2016-10-12 2017-02-22 武汉武船机电设备有限责任公司 新型舷侧阀焊接座板

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