JP2014219356A - 走間シャー用切断長さ決定装置および走間シャーの鋼板切断長さ決定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】切断すべき鋼板の板取り長さを正確に設定して精度良く切断することができる走間シャー用切断長さ決定装置を提供する。【解決手段】搬送される鋼板Wの先端部Wsを走間シャー4の出側にて板取り長さLの範囲に亘って撮像し、その撮像された鋼板Wの画像から鋼板の先端部Wsの位置情報を画像処理により取得し、その取得した鋼板先端部Wsの逐次の位置情報に基づいて、鋼板Wを切断すべき所期の位置が走間シャー4の切断位置Xoに到達する到達時刻t1を予測し、その予測した到達時刻t1に基づいて走間シャー4の回転刃による押圧を開始させる。【選択図】図1
Description
本発明は、鋼板連続処理ライン(鋼板製造プロセスライン)に設けられてパスライン上下に対向する一対の回転刃により走行状態の鋼板を剪断する走間シャーに好適な、走間シャー用切断長さ決定装置および走間シャーの鋼板切断長さ決定方法に関する。
従来の鋼板連続処理ライン(鋼板製造プロセスライン)では、走間シャーにより切断すべき所期の板取り長さは、走間シャーの入側に設けた測長ロールの回転を、ロール回転速度検出器(PLG)により計数し、その計数値に基づいて決定されていた。なお、このような所期の板取りの後に、その板取り後の寸法を測定するために、板取り後の鋼板を撮像し、その撮像により得られた信号を画像処理することで寸法検査を行う技術が複数開示されている(例えば特許文献1ないし2参照)。
ところで、測長ロールの回転をロール回転速度検出器(PLG)により計数する板取り長さの決定方法であると、測長ロールと鋼板とのスリップ等により、測長ロールの回転の計数値と実際に送られた鋼板の長さとの間に誤差が発生するという問題がある。特に、サンプル板を採取する場合に、設備制約上の理由からラインを一旦停止させる必要があるときには、停止後の起動時にスリップがより発生し易いため看過できない問題である。
このような問題に対し、例えば上記特許文献1ないし2記載の技術であると、板取り後の鋼板の寸法を測定することはできるものの、板取りする前に、所期の切断すべき板取り長さを予測して決定することはできない。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、走間シャーにより切断すべき板取り長さを正確に設定して精度良く切断する上で好適な、走間シャー用切断長さ決定装置および走間シャーの鋼板切断長さ決定方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、走間シャーにより切断すべき板取り長さを正確に設定して精度良く切断する上で好適な、走間シャー用切断長さ決定装置および走間シャーの鋼板切断長さ決定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る走間シャー用切断長さ決定装置は、鋼板連続処理ラインに設けられてパスライン上下に対向する一対の回転刃により走行状態の鋼板を剪断する走間シャーに用いられて、前記走間シャーにより切断すべき前記鋼板の板取り長さを決定する切断長さ決定装置であって、前記走間シャーの出側に設けられて搬送される鋼板の先端部を板取り長さの範囲に亘って撮像可能に設置された撮像手段と、該撮像手段で撮像された鋼板の画像から鋼板の先端部の位置情報を取得可能に処理する画像処理手段と、該画像処理手段から取得した鋼板先端部の逐次の位置情報に基づいて、前記鋼板の板取り長さを決定する板取り長さ決定手段とを備えることを特徴とする。
ここで、本発明の一態様に係る走間シャー用切断長さ決定装置において、前記板取り長さ決定手段は、前記走間シャーの切断位置に前記鋼板を切断すべき所期の位置が位置するときの鋼板先端部の位置を算出し、さらに、前記画像処理手段から取得した鋼板先端部の逐次の位置情報から前記鋼板の搬送速度を算出するとともに、前記搬送速度から前記鋼板を切断すべき所期の位置が前記走間シャーの切断位置に到達する到達時刻を予測し、その予測した到達時刻に基づいて前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることは好ましい。
また、前記板取り長さ決定手段は、前記走間シャーの切断位置に対し、前記到達時刻における前記走間シャーの回転刃の位置のずれ量を予測し、その予測したずれ量分だけ前記到達時刻を補正して前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることは好ましい。
また、前記板取り長さ決定手段は、前記走間シャーの切断位置に対し、前記到達時刻における前記走間シャーの回転刃の位置のずれ量を予測し、その予測したずれ量分だけ前記到達時刻を補正して前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることは好ましい。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る走間シャーの鋼板切断長さ決定方法は、鋼板連続処理ラインに設けられてパスライン上下に対向する一対の回転刃により走行状態の鋼板を剪断する走間シャーに用い、前記走間シャーにより切断すべき前記鋼板の板取り長さを決定する方法であって、搬送される鋼板の先端部を前記走間シャーの出側にて板取り長さの範囲に亘って撮像する撮像工程と、その撮像された鋼板の画像から鋼板の先端部の位置情報を画像処理により取得する画像処理工程と、その取得した鋼板先端部の逐次の位置情報に基づいて、前記鋼板の板取り長さを決定する板取り長さ決定工程とを含むことを特徴とする。
ここで、本発明の一態様に係る走間シャーの鋼板切断長さ決定方法において、前記板取り長さ決定工程は、前記走間シャーの切断位置に前記鋼板を切断すべき所期の位置が位置するときの鋼板先端部の位置を算出し、前記画像処理工程で取得した鋼板先端部の逐次の位置情報から前記鋼板の搬送速度を算出するとともに、前記搬送速度から前記鋼板を切断すべき所期の位置が前記走間シャーの切断位置に到達する到達時刻を予測し、その予測した到達時刻に基づいて前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることは好ましい。
また、前記板取り長さ決定工程は、前記走間シャーの切断位置に対し、前記到達時刻における前記走間シャーの回転刃の位置のずれ量を予測し、その予測したずれ量分だけ前記到達時刻を補正して前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることは好ましい。
また、前記板取り長さ決定工程は、前記走間シャーの切断位置に対し、前記到達時刻における前記走間シャーの回転刃の位置のずれ量を予測し、その予測したずれ量分だけ前記到達時刻を補正して前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることは好ましい。
本発明によれば、搬送される鋼板の先端部を走間シャーの出側にて板取り長さの範囲に亘って撮像し、その撮像された鋼板の画像から鋼板先端部の位置情報を画像処理により取得し、その取得した鋼板先端部の逐次の位置情報に基づいて、走間シャーの回転刃による押圧を開始させるので、板取りする前に、鋼板先端部の位置に基づき切断位置を決定することができる。特に、測長ロールの回転をロール回転速度検出器(PLG)により計数して板取り長さを決定するという従来の間接的な移動量の情報に基づく演算に比べ、鋼板先端部を直接撮像して得られた逐次の位置情報に基づいて演算しているので、測長ロールと鋼板とのスリップ等により、測長ロールの回転に基づく計数値と実際に送られた鋼板の長さとの間に誤差が発生するという問題が解消される。そのため、切断すべき板取り長さを正確に設定して精度良く切断することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1に示すように、この鋼板連続処理ライン(鋼板製造プロセスライン)1は、鋼板Wが搬送ロール3によってライン進行方向(同図の右から左)に搬送されるようになっている。搬送ロール3の下流には、パスライン上下に対向する一対の測長ロール8が設けられている。測長ロール8には、ロール回転速度検出器(PLG)9が付設されている。鋼板Wが搬送されると測長ロール8が回転し、測長ロール8の回転によってロール回転速度検出器(PLG)9のパルスをカウントすることにより鋼板Wの進行速度が計測されるようになっている。
図1に示すように、この鋼板連続処理ライン(鋼板製造プロセスライン)1は、鋼板Wが搬送ロール3によってライン進行方向(同図の右から左)に搬送されるようになっている。搬送ロール3の下流には、パスライン上下に対向する一対の測長ロール8が設けられている。測長ロール8には、ロール回転速度検出器(PLG)9が付設されている。鋼板Wが搬送されると測長ロール8が回転し、測長ロール8の回転によってロール回転速度検出器(PLG)9のパルスをカウントすることにより鋼板Wの進行速度が計測されるようになっている。
測長ロール8の下流には、走間シャー4が設けられている。走間シャー4は、パスライン上下に対向する一対の回転刃4a,4bを有する。一対の回転刃4a,4bは、駆動ギヤ機構5を介して駆動モータ6に接続されており、駆動モータ6が駆動されることにより、設定された回転数でライン進行方向に向けてそれぞれ回転駆動されるようになっている。回転刃4aには、刃部位置検出器7が付設されており、刃部位置検出器7により、せん断用の回転刃4a,4bの刃部の位置を検出可能とされている。走間シャー4は、押圧動作機構(不図示)を有し、この押圧動作機構の駆動により、一対の回転刃4a,4bが押圧作動されて走行状態の鋼板Wを剪断可能になっている。
ここで、この鋼板連続処理ライン1は、切断長さ決定装置を備え、この切断長さ決定装置は、図1に示す、CCDカメラ10、画像処理部12および板取り長さ決定部14を備えて構成されている。
詳しくは、CCDカメラ10は、撮像手段として走間シャー4の出側に且つパスライン上方に設けられている。CCDカメラ10は、搬送される鋼板Wの先端部Wsを所期の切断すべき板取り長さの範囲(図3参照)に亘って撮像可能に設置されている。
詳しくは、CCDカメラ10は、撮像手段として走間シャー4の出側に且つパスライン上方に設けられている。CCDカメラ10は、搬送される鋼板Wの先端部Wsを所期の切断すべき板取り長さの範囲(図3参照)に亘って撮像可能に設置されている。
CCDカメラ10で撮像された鋼板Wの画像は、画像処理手段である画像処理部12に送られるようになっている。画像処理部12は、画像処理により鋼板Wの鋼板先端部Wsの位置情報を取得可能に処理し、先端部Wsの位置情報を板取り長さ決定手段である板取り長さ決定部14に送る。
板取り長さ決定部14は、画像処理部12から取得した鋼板先端部Wsの逐次の位置情報に基づいて、鋼板Wを切断すべき板取り長さを決定する板取り長さ決定処理を実行し、走間シャー4の回転刃4a,4bを押圧駆動させる信号を出力するようになっている。なお、板取り長さ決定部14には、画像処理部12からの鋼板先端部Wsの位置情報の他、ロール回転速度検出器9からの鋼板Wの進行速度情報、および刃部位置検出器7からの回転刃4aの刃部の位置を情報が入力される。
板取り長さ決定部14は、画像処理部12から取得した鋼板先端部Wsの逐次の位置情報に基づいて、鋼板Wを切断すべき板取り長さを決定する板取り長さ決定処理を実行し、走間シャー4の回転刃4a,4bを押圧駆動させる信号を出力するようになっている。なお、板取り長さ決定部14には、画像処理部12からの鋼板先端部Wsの位置情報の他、ロール回転速度検出器9からの鋼板Wの進行速度情報、および刃部位置検出器7からの回転刃4aの刃部の位置を情報が入力される。
板取り長さ決定部14は、コンピュータを含む装置により構成され、板取り長さ決定処理が実行されると、図2に示すステップS1に処理が移行する。ステップS1では、予測位置Xmを算出してステップS2に移行する。ここで、この予測位置Xmとは、切断位置Xo(図1参照)から鋼板先端部Wsまでの長さが、切断すべき所期の板取り長さL(図1参照)と一致したときの鋼板先端部Wsの位置である。所期の板取り長さL、および切断位置Xoは既知の値であるから、CCDカメラ10での撮像画像上において、搬送方向のいずれの位置が予測位置Xmとなるかを算出することができる。
ステップS2では、CCDカメラ10での撮像画像から搬送速度vを算出してステップS3に移行する。但し、搬送速度vは、画像処理部12から取得した鋼板先端部Wsの逐次の位置情報(図3でのX1,X2)に基づいて、v=l/(T2−T1)から求める。なお、T1は、鋼板先端部Wsが位置X1に位置したときの時刻、T2は、鋼板先端部Wsが位置X2に位置したときの時刻、lは、位置X1と位置X2間の距離である。
ステップS3では、ステップS2で算出された搬送速度vから、上記予測位置Xmに鋼板先端部Wsが到達する到達時刻t1を予測してステップS4に移行する。続くステップS4では、予測された到達時刻t1における、回転刃4aの切断位置Xoからのずれ量ΔX(図1参照)を予測してステップS5に移行する。ここで、ずれ量ΔXは、切断位置Xoに対する回転刃4aの周方向の位置であって、「(a(t1−T1)+b)/回転刃周長」の「小数点以下部分の値」に回転刃周長を積算することで求められる。但し、aは、回転刃周速、bは、時刻T1時点での回転刃4aの切断位置Xoからのずれ量の測定値である。ずれ量の測定値bは、上記刃部位置検出器7から取得することができる。
ステップS5では、鋼板先端部Wsが、「Xm−ΔX」となるときの補正到達時刻t1’を、上記搬送速度vに基づいて予測してステップS6に移行する。続くステップS6では、補正到達時刻t1’−αのときに一対の回転刃4a,4bによる押圧(つまりせん断)を開始する指令を走間シャー4の制御部に出力して処理を終える。なお、αは余裕代であって、α<(回転刃周長/回転刃周速)である。
次に、この鋼板連続処理ライン1の備える走間シャー用切断長さ決定装置の動作(つまり、走間シャーの鋼板切断長さ決定方法でもある)、およびその作用・効果について説明する。
この鋼板連続処理ライン1が操業されると、鋼板Wが搬送ロール3によってライン進行方向に搬送される。搬送される鋼板Wにより測長ロール8が回転し、その回転によってロール回転速度検出器9により計測された鋼板Wの進行速度が板取り長さ決定部14に入力される。
この鋼板連続処理ライン1が操業されると、鋼板Wが搬送ロール3によってライン進行方向に搬送される。搬送される鋼板Wにより測長ロール8が回転し、その回転によってロール回転速度検出器9により計測された鋼板Wの進行速度が板取り長さ決定部14に入力される。
ここで、この鋼板連続処理ライン1は上記切断長さ決定装置を備え、この切断長さ決定装置は、上記板取り長さ決定処理が実行されると、走間シャー4の下流のCCDカメラ10で鋼板先端部Wsを撮像し、その撮像画像を画像処理部12で画像処理し、板取り長さ決定部14は、画像処理により得られた鋼板先端部Wsの逐次の位置情報に基づいて、走間シャー4の回転刃4a,4bを押圧駆動させる信号を出力する。
これにより、この鋼板連続処理ライン1の切断長さ決定装置によれば、測長ロール8の回転をロール回転速度検出器(PLG)9により計数して板取り長さLを決定するという従来の間接的な移動量の情報に基づく演算に比べ、鋼板先端部Wsを直接撮像して得られた逐次の位置情報に基づいているので、直接的な移動量の情報に基づく演算を行うことができる。そのため、測長ロール8と鋼板Wとのスリップ等により、測長ロール8の回転に基づく計数値と実際に送られた鋼板Wの長さとの間に誤差が発生するという問題が解消されるため、切断すべき板取り長さLを正確に設定して精度良く切断することができる。
特に、本実施形態の切断長さ決定装置によれば、板取り長さ決定部14は、走間シャー4の切断位置Xoに鋼板Wを切断すべき所期の位置が位置するときの鋼板先端部Wsの位置を算出し、さらに、画像処理部12から取得した鋼板先端部Wsの逐次の位置情報から鋼板Wの搬送速度vを算出するとともに、その搬送速度vから鋼板Wを切断すべき所期の位置が走間シャー4の切断位置Xoに到達する到達時刻t1を予測し、その予測した到達時刻t1に基づいて走間シャー4の回転刃4a,4bによる押圧を開始させるので、切断すべき板取り長さLを正確に設定して精度良く切断する上で好適である。
また、本実施形態の切断長さ決定装置によれば、板取り長さ決定部14は、走間シャー4の切断位置Xoに対し、到達時刻t1における走間シャー4の回転刃4a,4bの位置のずれ量ΔXを予測し、その予測したずれ量ΔX分だけ到達時刻t1を補正した補正到達時刻t1’に基づき走間シャー4の回転刃4a,4bによる押圧を開始させるので、切断すべき板取り長さLを正確に設定して精度良く切断する上でより好適である。
さらに、この板取り長さ決定部14は、補正到達時刻t1’に対して、余裕代αをも考慮して走間シャー4の回転刃4a,4bによる押圧を開始させるので、切断すべき板取り長さLを正確に設定して精度良く切断する上でより一層好適である。
さらに、この板取り長さ決定部14は、補正到達時刻t1’に対して、余裕代αをも考慮して走間シャー4の回転刃4a,4bによる押圧を開始させるので、切断すべき板取り長さLを正確に設定して精度良く切断する上でより一層好適である。
なお、本発明に係る走間シャー用切断長さ決定装置および走間シャーの鋼板切断長さ決定方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。例えば、上記実施形態では、鋼板連続処理ライン1に測長ロール8およびロール回転速度検出器(PLG)9を従来同様に備える例で説明したが、これに限らず、本発明の走間シャー用切断長さ決定装置を構成する、CCDカメラ10、画像処理部12および板取り長さ決定部14を備えれば、測長ロール8およびロール回転速度検出器(PLG)9を不要とすることができる。
1 鋼板連続処理ライン(鋼板製造プロセスライン)
3 搬送ロール
4 走間シャー
4a,4b 回転刃
5 駆動ギヤ機構
6 駆動モータ
7 刃部位置検出器
8 測長ロール
9 ロール回転速度検出器(PLG)
10 CCDカメラ(撮像手段)
12 画像処理部(画像処理手段)
14 板取り長さ決定部(板取り長さ決定手段)
W 鋼板
Ws 鋼板先端部(鋼板の先端部)
3 搬送ロール
4 走間シャー
4a,4b 回転刃
5 駆動ギヤ機構
6 駆動モータ
7 刃部位置検出器
8 測長ロール
9 ロール回転速度検出器(PLG)
10 CCDカメラ(撮像手段)
12 画像処理部(画像処理手段)
14 板取り長さ決定部(板取り長さ決定手段)
W 鋼板
Ws 鋼板先端部(鋼板の先端部)
Claims (6)
- 鋼板連続処理ラインに設けられてパスライン上下に対向する一対の回転刃により走行状態の鋼板を剪断する走間シャーに用いられて、前記走間シャーにより切断すべき前記鋼板の板取り長さを決定する切断長さ決定装置であって、
前記走間シャーの出側に設けられて搬送される鋼板の先端部を板取り長さの範囲に亘って撮像可能に設置された撮像手段と、該撮像手段で撮像された鋼板の画像から鋼板の先端部の位置情報を取得可能に処理する画像処理手段と、該画像処理手段から取得した鋼板先端部の逐次の位置情報に基づいて、前記鋼板の板取り長さを決定する板取り長さ決定手段とを備えることを特徴とする走間シャー用切断長さ決定装置。 - 前記板取り長さ決定手段は、前記走間シャーの切断位置に前記鋼板を切断すべき所期の位置が位置するときの鋼板先端部の位置を算出し、さらに、前記画像処理手段から取得した鋼板先端部の逐次の位置情報から前記鋼板の搬送速度を算出するとともに、前記搬送速度から前記鋼板を切断すべき所期の位置が前記走間シャーの切断位置に到達する到達時刻を予測し、その予測した到達時刻に基づいて前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることを特徴とする請求項1に記載の走間シャー用切断長さ決定装置。
- 前記板取り長さ決定手段は、前記走間シャーの切断位置に対し、前記到達時刻における前記走間シャーの回転刃の位置のずれ量を予測し、その予測したずれ量分だけ前記到達時刻を補正して前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることを特徴とする請求項2に記載の走間シャー用切断長さ決定装置。
- 鋼板連続処理ラインに設けられてパスライン上下に対向する一対の回転刃により走行状態の鋼板を剪断する走間シャーに用い、前記走間シャーにより切断すべき前記鋼板の板取り長さを決定する方法であって、
搬送される鋼板の先端部を前記走間シャーの出側にて板取り長さの範囲に亘って撮像する撮像工程と、その撮像された鋼板の画像から鋼板の先端部の位置情報を画像処理により取得する画像処理工程と、その取得した鋼板先端部の逐次の位置情報に基づいて、前記鋼板の板取り長さを決定する板取り長さ決定工程とを含むことを特徴とする走間シャーの鋼板切断長さ決定方法。 - 前記板取り長さ決定工程は、前記走間シャーの切断位置に前記鋼板を切断すべき所期の位置が位置するときの鋼板先端部の位置を算出し、前記画像処理工程で取得した鋼板先端部の逐次の位置情報から前記鋼板の搬送速度を算出するとともに、前記搬送速度から前記鋼板を切断すべき所期の位置が前記走間シャーの切断位置に到達する到達時刻を予測し、その予測した到達時刻に基づいて前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることを特徴とする請求項4に記載の走間シャーの鋼板切断長さ決定方法。
- 前記板取り長さ決定工程は、前記走間シャーの切断位置に対し、前記到達時刻における前記走間シャーの回転刃の位置のずれ量を予測し、その予測したずれ量分だけ前記到達時刻を補正して前記走間シャーの回転刃による押圧を開始させることを特徴とする請求項5に記載の走間シャーの鋼板切断長さ決定方法。
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CN105171115A (zh) * | 2015-10-10 | 2015-12-23 | 北京佰能电气技术有限公司 | 基于机器视觉的飞剪控制系统及其控制方法 |
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