JP2014203815A - 導電性布帛用コネクタ、及び導電性布帛用コネクタの製造方法 - Google Patents

導電性布帛用コネクタ、及び導電性布帛用コネクタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の配線に対する安定した導通とワイヤリングを容易に行うことができる導電性布帛用コネクタを提供することにある。
【解決手段】複数の配線6が形成された導電性布帛2と、所定の凸状の被嵌合部8が形成された被嵌合部材4と、被嵌合部8に嵌合する嵌合部9と、嵌合部9の内面に形成され、複数の配線6に対応するように形成された複数の回路接点7と、を有するプレート3と、を有し、被嵌合部材4の被嵌合部8とプレート3の嵌合部9とで、導電性布帛2を挟むことによって、複数の配線6と複数の回路接点7とを接続する導電性布帛用コネクタ1。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体電極として使用可能な導電性布帛に用いられる導電性布帛用コネクタ、及び導電性布帛用コネクタの製造方法に関する。
ウェアラブル型電極を用いることにより、ヒトや動物等の生体信号や動作を計測する技術が急速に進展しており、医療分野やヘルスモニタリング分野で広く使用されるようになっている(非特許文献1参照)。
衣服等に導電性材料のプリント(コーティング)によって導電性を付与されるタイプのウェラブル型多点電極は、外部装置に信号を伝えるためのケーブルと容易にコネクタ接続することが求められている。その方法としては、クリップで配線部を挟む方法(特許文献1参照)や、ホックボタン型コネクタを利用したりする方法(特許文献2参照)が一般的である。
米国特許第4890622号明細書 特開2003−77566号公報
「ウェアラブルな生体センサーの研究(EU)」NEDO海外レポート
ところで、特許文献1に記載されているようなクリップで配線を挟み込む方法では、電極を痛めやすかったり、外れやすかったり、接続数が多くなると脱着が困難となるなどの課題があった。また、クリップは装着感の点から薄型とすることが好ましいが、クリップの厚みにより皮膚に当たることも課題であった。
また、ホックボタン型コネクタを用いた場合、コネクタを形成するためには多くの加工が必要であり、製造コストがかさむという課題があった。また、接続数が多くなると脱着が困難という課題があった。さらに、ホックボタン型コネクタを用いた場合、電極の脱落を防ぐために、スナップボタンのサイズが大きくなる傾向があるが、ホックボタンの厚みにより突起部が形成され皮膚に当たり、違和感、皮膚の擦れ、かゆみや皮膚炎の原因ともなることも課題であった。
また、ホルター心電図のような被験者が動く状況での生体信号の計測時には、電極とコネクタ、ケーブル類を含めた重量が大きいと、歩行時などの体動の際に振動し、皮膚、皮膚電極接続部、ケーブル類からノイズが発生する。こうした体動時のノイズが混入すると不整脈などの生体信号の異常との判別が困難となるため出来る限り軽減することが求められている。
このような体動時のノイズの軽減のためには、クリップ、コネクタ、ケーブルを含めた軽量化が必要である。従来のホルター心電図用の電極は据え付け型の12誘導心電図を小型化したものが多いが、ノイズ低減のためにケーブル類をサージカルテープで胸壁に固定するなどの対策をしている。しかしながら、ケーブル類をサージカルテープで固定する場合、テープかぶれなどを起こすなど問題があり根本的な解決には至っていない。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数の配線に対する安定した導通とワイヤリングを容易に行うことができる導電性布帛用コネクタを提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の導電性布帛用コネクタは、複数の配線が形成された導電性布帛と、所定の凸状の被嵌合部が形成された被嵌合部材と、前記被嵌合部に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の内面に形成され、前記複数の配線に対応するように形成された複数の回路接点と、を有するプレートと、を有し、前記被嵌合部材の嵌合部と前記プレートの前記嵌合部とで、前記導電性布帛を挟むことによって、前記複数の配線と前記複数の回路接点とを接続することを特徴とする。
上記構成によれば、複数の配線に対する安定した導通とワイヤリングを容易に行うことができる。
上記導電性布帛用コネクタにおいて、前記複数の配線は、直線状をなして所定の間隔をおいて形成されており、前記被嵌合部及び前記嵌合部は、前記複数の配線の延在方向と直交する方向に延在するように形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、複数の配線と回路接点とがより確実に接続される。
上記導電性布帛用コネクタにおいて、前記嵌合部は、突出方向に向かうに従って徐々に幅が広がるように形成された突条であり、前記プレートは弾性変形可能に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、嵌合部と被嵌合部との嵌合をより確実に行うことができる。
上記導電性布帛用コネクタにおいて、前記導電性布帛のうち、前記嵌合部と前記被嵌合部とによって挟まれる部分は、樹脂によって固化されていることが好ましい。
上記構成によれば、嵌合部と被嵌合部とで挟み込む際に、導電性布帛がよれることがなくなるため、嵌合部と被嵌合部による挟み込みが容易となる。これにより、配線と回路接点との接続がより確実となる。
また、本発明は、
絶縁性の布地に導電性材料を塗布することによって、複数の配線が形成された導電性布帛を形成し、所定の長さを有するともに、突出方向に向かうに従って徐々に幅が広がるように形成された突条である被嵌合部を有する被嵌合部材を形成し、前記被嵌合部に嵌合する嵌合部を有するプレートを形成し、前記プレートの前記嵌合部の内面に前記複数の配線と対応する複数の回路接点を印刷する導電性布帛用コネクタの製造方法を提供する。
上記製造方法によれば、複数の配線に対する安定した導通とワイヤリングを容易に行うことができるコネクタを製造することができる。
本発明によれば、複数の配線に対する安定した導通とワイヤリングを容易に行うことができる。
本発明の実施形態の導電性布帛用コネクタの斜視図である。 本発明の実施形態の導電性布帛の斜視図である。 図2のA矢視図であって、導電性布帛の上面図である。 本発明の実施形態のホルダーの斜視図である。 本発明の実施形態のプレートの斜視図である。 図1のB矢視図であって、導電性布帛用コネクタの作用を説明する側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されない。
図1に示すように、本実施形態の導電性布帛用コネクタ1は、ホルダー4(被嵌合部材)を用いて、導電性布帛2に形成された複数(本実施形態では4本)の配線6と、プレート3の内面に形成された複数の回路接点7とを接続するコネクタである。
具体的には、ホルダー4に形成されている被嵌合部8と、プレート3に形成されている嵌合部9との間に導電性布帛2のコネクタ接続部12を挟み込むことによって、導電性布帛2の複数の配線6とプレート3の回路接点7とを接続するコネクタである。
図2及び図3に示すように、導電性布帛2は、基材である絶縁性の布地11と、布地11の表面に塗布される導電性材料を含む塗料によって形成された複数の配線6と、を有している。導電性布帛2は、複数の配線6が露出されるコネクタ接続部12を有しており、コネクタ接続部12を除く表面は、絶縁加工された絶縁加工部13とされている。この絶縁加工部13には、コーティング加工やラミネート加工等による樹脂加工が施されている。この樹脂加工が施されていることにより、水分等の液体の浸入が防止されている。
コネクタ接続部12は、導電性布帛2の本体から一方向に突出するように形成されている。コネクタ接続部12の一方向に直交する方向の幅Wは、配線6の数に応じて適宜設定される。以下、この幅をコネクタ幅Wと呼ぶ。
複数の配線6は、コネクタ接続部12の突出方向である一方向に沿うように直線状に延在しており、互いに所定の間隔をおいて等間隔に形成されている。換言すれば、複数の配線6は、ストライプ状に形成されている。なお、複数の配線6の構成はこれに限ることはなく、複数の配線6は、等間隔に形成されていなくてもよい。
配線6同士の間の間隙は、絶縁性の素材で形成されている。本実施形態においては、この間隙は布地11である。また、コネクタ接続部12の布地11は、ポリ塩化ビニル(PVC)などの樹脂によって固化されている。この樹脂は、例えば、ホットメルト接着剤によって布地11に含浸させることができる。
基材として使用される絶縁性の布地11は特に制限されず、導電性材料を含む塗料に対して親和性を有する(塗料を吸収可能な)絶縁性の布地であればよい。このような布地として、例えば、綿、絹、麻、レーヨン、天然繊維、化学繊維等の従来公知の繊維で構成された織物又は不織布が挙げられる。布地11の形状や厚みは特に制限されない。布地11は、シャツ、下着、手袋、靴下等の衣服(衣料品)に仕立てられていてもよいし、ベッドカバー、シーツ、枕カバー、タオル等の生活用品に加工されていてもよい。
図4に示すように、ホルダー4は、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)のようなエンジニアリングプラスチックによって形成された長尺状の部材である。ホルダー4の長さは、コネクタ幅Wを略同一とされているが、少なくとも、コネクタ幅Wより長く形成されている。ホルダー4は、ベース部15と、ベース部15の一面に凸状に形成された被嵌合部8とから構成されている。
ベース部15は、矩形板状の部位である。ベース部15は、導電性布帛用コネクタ1を使用の際に、使用者が把持するための部位である。
被嵌合部8は、ベース部15の長手方向に延在する突条であって、ベース部15の長手方向に沿う方向からみた断面形状(図6に示す形状)が、突出方向に向かうに従って徐々に幅が広がるように形成されている。具体的には、被嵌合部8は、平坦な面である上面16と、上面16の長手方向に沿う両側辺とベース部15とを接続する一対の側面17と、から構成されている。上面16と側面17とを接続する前記両側辺は、丸面取り形状とされている。即ち、被嵌合部8は、プレート3の嵌合部9と嵌合させる際、少ない力で嵌合させることができる形状とされている。
図5に示すように、プレート3は、回路接点7を有し、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)のようなエンジニアリングプラスチックによって形成された板状の部材である。
プレート3は、ホルダー4の被嵌合部8と嵌合することができる嵌合部9を有している。プレート3の嵌合部9は、コネクタ幅Wと略同一の幅に形成されており、ホルダー4の嵌合部9の外形に沿うように湾曲した形状をなしている。具体的には、嵌合部9は、被嵌合部8の上面16に沿う本体部18と、本体部18に接続される一対の挟持部19とから構成されている。そして、プレート3の少なくとも嵌合部9は、弾性変形可能に形成されている。具体的には、プレート3の嵌合部9は、弾性変形可能な厚さとなるように形成されている。
プレート3の内面であって、図1において導電性布帛2に面する面には、プレート3の長手方向に沿う回路接点7が形成されている。回路接点7は、導電性布帛2の配線6と同様に、導電性材料を含む塗料によって形成されている。
回路接点7の少なくとも配線6と対応する部分は直線状をなしており、嵌合部9は回路接点7の延在方向と直交する方向に延在するように形成されている。
次に、本実施形態の導電性布帛用コネクタ1の作用について説明する。ここで、本実施形態の導電性布帛2は生体信号を計測するための衣類に用いられており、プレート3の回路接点7は、外部の計測装置と接続されている。即ち、本実施形態の導電性布帛用コネクタ1を用いて導電性布帛2とプレート3とを接続することによって、外部の計測装置を用いて生体信号が計測可能となる。
具体的にはまず、導電性布帛2の裏側(下方)からホルダー4をあてがう。この際、ホルダー4の長手方向が、複数の配線6の延在方向と直交するようにする。
次いで、表側(上方)からプレート3をあてがい、プレート3の嵌合部9の本体部18を上方から抑え込む。これにより、弾性可能に形成されたプレート3の嵌合部9の一対の挟持部が離間する方向に開き、そのままプレート3の嵌合部9を押圧することによって、挟持部が被嵌合部8を乗り越え、被嵌合部8と嵌合部9とが嵌合する。これにより、複数の配線6と複数の回路接点7とが接続される。
上記実施形態によれば、複数の配線6と複数の回路接点7とが、導電性布帛2をホルダー4とプレート3とで挟み込むのみで接続されるため、複数の配線6に対する安定した導通とワイヤリングを容易に行うことができる。
また、嵌合部9及び被嵌合部8の長手方向が配線6の延在方向と直交する方向に延在するように形成されていることによって、配線6と回路接点7を形成する際の位置合わせが容易となり、複数の配線6と回路接点7とがより確実に接続される。
また、被嵌合部8が突出方向に向かうに従って徐々に幅が広がるように形成された突条であることによって、嵌合部9と被嵌合部8との嵌合をより確実に行うことができる。
また、導電性布帛2のうち、嵌合部9と被嵌合部8とによって挟まれる部分であるコネクタ接続部12が樹脂によって固化されていることによって、嵌合部9と被嵌合部8とで挟み込む際に、導電性布帛2がよれることがなくなるため、嵌合部9と被嵌合部8による挟み込みが容易となる。これにより、配線6と回路接点7との接続がより確実となる。
次に、本実施形態の導電性布帛用コネクタ1の製造方法について説明する。
まず、絶縁性の布地11に導電性材料を塗布することによって、複数の配線6が形成された導電性布帛2を形成する。
具体的には、基材である絶縁性の布地11の表面の、配線6を配置しない領域をマスキングする工程(マスキング工程)と、マスキングを施した布地11に導電性材料を含む塗料を塗布する工程(塗布工程)と、マスキングを除去することにより布地11上に配線6を形成する工程(除去工程)と、を実施する。
マスキング工程において、配線6を配置しない領域の布地11表面をマスキングする方法は、後工程で塗布する塗料がマスキングを施した領域に染み込むことを抑制できる方法であり、且つ後工程において当該マスキングを除去できる方法であれば特に制限されない。
例えば、配線6を配置しない領域にテープを貼付する方法、配線6を配置しない領域に樹脂製又は金属製の板を押し付ける(圧着する)方法、配線6を配置しない領域に塗料に馴染まない(前記塗料を弾く)性質を有する材料を配置する方法等が挙げられる。
前記塗料に馴染まない性質を有する材料として、例えば疎水性材料が挙げられる。この場合、塗料が親水性であることが好ましい。親水性の塗料は疎水性材料に弾かれるため、疎水性材料によってマスキングされた領域に親水性の塗料が染み込むことを抑制することができる。
塗布工程において、マスキングを施した布地11に塗布する塗料は、導電性材料を含む。導電性材料の種類は特に制限されず、例えば、従来公知の導電性高分子、カーボン粒子、カーボン繊維等の炭素系材料、金属粒子が適用可能である。導電性高分子としては、例えば、導電性及び親水性に優れるPEDOT-PSS又はPEDOT-Sが好適である。また、ポリアニリンスルフォン酸やポリピロール等も例示できる。
塗料には、導電性高分子以外の導電性物質が含まれていてもよい。
導電性物質として、例えば、カーボン粒子、カーボン繊維等の炭素系材料、金属粒子、従来公知の電池等に使用される電解質等が挙げられる。
塗料を前記マスキングを施した布地11に塗布する方法は特に制限されず、例えばスクリーン印刷法、スプレーで塗料を吹き付ける方法、刷毛で塗料を塗布する方法などが適用可能である。この際、塗料は当該布地11の全面に塗布しても構わない。布地11のマスキングした領域には塗料は染み込まないので、マスキングした領域を避けて塗料を塗布する手間は必要ない。この結果、本発明にかかる導電性布帛2を効率的に製造することができる。
塗料の塗布後、室温で放置するか又は温風等を吹き付けて乾燥させることにより、導電性材料を布地11上に乾燥固定し、導電性材料含む配線6を形成することができる。ここで、配線6の形状、サイズ、数及び密度は、前記マスキングの形状等が反映されたものとなる。すなわち、前記マスキングが施されていない領域の、形状、サイズ、数及び密度を反映した電極及び配線6を形成することができる。
次に、被嵌合部8を有するホルダー4を形成する。
ホルダー4は、金型を用いた射出成型の方法で形成することができる。ホルダー4の形成方法は、射出成型に限ることはなく、レーザ加工、エンドミル等による切削加工などを採用することができる。
次に、プレート3を形成する。プレート3も、ホルダー4と同様に、射出成型や切削加工を用いて形成することができる。
ホルダー4、プレート3を大量に製造する必要がある場合、射出成型を採用することによって低コストにて製造が可能である。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。また、上記複数の実施形態で説明した特徴を任意に組み合わせた構成であってもよい。
例えば、ホルダー4及びプレート3の形状は、上記実施形態で示したような形状に限ることはない。即ち、プレート3にホルダー4の被嵌合部8に嵌合可能な嵌合部9が形成されていればよく、例えば、断面形状を上記実施形態の台形形状に対して、円形形状としてもよい。
また、プレート3の両側部に壁を設けるなどして、プレート3の幅方向の移動を規制するような形状としてもよい。
本発明にかかる導電性布帛用コネクタ1は、医療をはじめ、ヘルスプロモーションやインフォメーションテクノロジー、ウエアラブルコンピューターなどの幅広い分野において、導電性布帛2に形成された電極に容易にアクセス可能なコネクタとして広く利用可能である
1 導電性布帛用コネクタ
2 導電性布帛
3 プレート
4 ホルダー(被嵌合部材)
6 配線
7 回路接点
8 被嵌合部
9 嵌合部
11 布地
12 コネクタ接続部
13 絶縁加工部
15 ベース部
16 上面
17 側面
18 本体部
19 挟持部

Claims (5)

  1. 複数の配線が形成された導電性布帛と、
    凸状の被嵌合部が形成された被嵌合部材と、
    前記被嵌合部に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の内面に形成され、前記複数の配線に対応するように形成された複数の回路接点と、を有するプレートと、を有し、
    前記被嵌合部材の前記被嵌合部と前記プレートの前記嵌合部とで、前記導電性布帛を挟むことによって、前記複数の配線と前記複数の回路接点とを接続することを特徴とする導電性布帛用コネクタ。
  2. 前記複数の配線は、直線状をなして所定の間隔をおいて形成されており、
    前記被嵌合部及び前記嵌合部は、前記複数の配線の延在方向と直交する方向に延在するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の導電性布帛用コネクタ。
  3. 前記被嵌合部は、突出方向に向かうに従って徐々に幅が広がるように形成された突条であり、
    前記プレートは弾性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の導電性布帛用コネクタ。
  4. 前記導電性布帛のうち、前記嵌合部と前記被嵌合部とによって挟まれる部分は、樹脂によって固化されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の導電性布帛用コネクタ。
  5. 絶縁性の布地に導電性材料を塗布することによって、複数の配線が形成された導電性布帛を形成し、
    所定の長さを有するともに、突出方向に向かうに従って徐々に幅が広がるように形成された突条である被嵌合部を有する被嵌合部材を形成し、
    前記被嵌合部に嵌合する嵌合部を有するプレートを形成し、
    前記プレートの前記嵌合部の内面に前記複数の配線と対応する複数の回路接点を印刷することを特徴とする導電性布帛用コネクタの製造方法。
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