JP2014203305A - 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチ操作入力と手書きペン操作入力の同時操作をしやすくし、利便性を向上させた電子機器を提供することが課題になっていた。【解決手段】タッチパネルに形成される入力部に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能な、実施形態の電子機器は、前記手書き入力ペンをホールドする手が指定されるホールド指定部を備える。また、前記入力部に対する前記手書き入力ペンのペン先部の位置を検出するペン先部検出部を備える。また、前記検出されたペン先部の位置と、前記指定された手書き入力ペンをホールドする手に応じ、前記手書き入力ペンのホールド部に対向する位置の前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御する制御部を備える。【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラムに関する。
近年、表示画面を兼ねたタッチパネル(入力部)を用い、マルチタッチ操作等のタッチ操作入力や、手書き入力ペンによるペン操作入力等を行うことが可能な、例えば、タブレットやスマートフォン等の電子機器が普及している。
これらの電子機器には、タッチ操作入力と手書きペン操作入力のどちらも行うことが可能な電子機器もある。
しかし、例えば、ユーザが手書き入力ペンによるペン操作入力を行う際に、ペンを保持(ホールド)した手をタッチパネルに置くと、電子機器は、タッチ操作入力であると誤検出してしまうことがあり、問題になっていた。
この問題へ解決策として、例えば、ペン操作入力を行う際は、タッチ操作入力を検出しないようにする方法が考えられる。
しかし、これでは、例えば、ユーザが左手でタッチ操作入力を行いながら、右手で手書きペン操作入力を行うような、タッチ操作入力と手書きペン操作入力の同時操作入力がしにくくなり、不便であった。
このため、タッチ操作入力と手書きペン操作入力の同時操作をしやすくし、利便性を向上させた電子機器を提供することが課題になっていた。
タッチ操作入力と手書きペン操作入力の同時操作をしやすくし、利便性を向上させた電子機器を提供することが課題になっていた。
タッチパネルに形成される入力部に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能な、実施形態の電子機器は、前記手書き入力ペンをホールドする手が指定されるホールド指定部を備える。
また、前記入力部に対する前記手書き入力ペンのペン先部の位置を検出するペン先部検出部を備える。
また、前記検出されたペン先部の位置と、前記指定された手書き入力ペンをホールドする手に応じ、前記手書き入力ペンのホールド部に対向する位置の前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御する制御部を備える。
以下、図面を参照し、実施の形態を説明する。
図1は、実施形態に係わる電子機器の外観を示す図である。
この実施形態において、電子機器(タブレット)10は、映像表示部を兼ねた検出部を構成するタッチパネル17を備えている。
そして、電子機器(タブレット)10は、タッチパネル17に形成される入力部に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能である。
ユーザは、例えば、「ABC」と記されたロゴ40が手前となるように、電子機器(タブレット)10を横長に配置し、ユーザの指11を用いてタッチパネル17に触れ、タッチ操作入力(マルチタッチ操作)を行うことが可能である。
また、ユーザは、例えば、手書き入力ペン30を用いてタッチパネル17に触れ、同時に、手書き入力ペン30によるペン操作入力も行うことが可能である。
このとき、後述するように、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の前記入力部(タッチパネル17)の一部は、タッチ操作入力が非検出となるタッチ操作非検出部12が設けられるように、例えば、CPU101等によって制御される。
なお、ここでは、電子機器10の一例としてタブレットを用いて説明を行うが、この実施形態においては、電子機器10は、タブレットに限定されず、スマートフォンやテレビ等、他の電子機器にも適用することが可能である。
図2は、実施形態に係わる電子機器の入力部(タッチパネル)の構成の一例を示す図である。
この実施形態において、入力部(タッチパネル)17は、ユーザのタッチ操作入力操作等を検出するタッチセンサ17aと、手書き入力ペン30のペン先部31等の位置および入力ペン30による入力操作を検出可能なデジタイザ17bを備えている。
ここで、タッチセンサ17aは、例えば、静電容量方式のタッチパネルで構成される。
静電容量方式のタッチパネルは、例えば、表面型と投影型があるが、両者ともユーザの指先と導電膜の間での静電容量の変化を捉え、位置を検出する。
また、指がセンサ(タッチセンサ17a)の表面に近づくだけで静電結合が起きる性質を活かし、接触する前にカーソルを表示するといった表現や操作も可能である。
一般に、表面型の静電容量方式のタッチパネルは、カバー、導電膜、ガラス基板の3層を構成し、導電膜はガラス基板に張り付けられ、ガラス基板の四隅には電極が設けられている。そして、この導電膜によって均一な電界が形成される。
そして、ユーザの指が表示画面に触れると、駆動回路からの微弱電流が隅の端子、導電膜、カバーをすり抜け、指を経由して、大地を含む周辺環境と駆動回路との間で閉回路を構成する。そして、駆動回路側で四隅の端子の電流量の比率を計測することでユーザの指の位置を検出できる。
また、投影型の静電容量方式のタッチパネルは、指先の多点検出が可能である。一般に、投影型は、絶縁体フィルムとその下の電極層、さらに制御ICを搭載する基板層から構成される。
絶縁体フィルムの下の電極層には、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極によって、縦横2層からなる多数のモザイク状電極パターンが、ガラスやプラスチックなどの基板上に配置される。
そして、ユーザの指が触れると、その付近の電極の静電容量の変化を、縦横2つの電極列から知ることで位置を精密に検出することができる。この縦と横に走る多数の電極列によって、多点検出が可能となる。
デジタイザ17bは、例えば、電磁誘導方式を用い、電子ペン(手書き入力ペン30)を用いた入力操作を検出する。
電磁誘導方式では、例えば、センサ部を液晶画面の下に配置し、ペン操作入力のタッチパネルを構成する。
また、この実施形態では、タッチパネル17は、静電容量方式のタッチセンサ17aと電磁誘導方式のデジタイザ17bを構成している。
これにより、入力ペン30でも、ユーザの指先11でも、操作が可能である。また、電子ペン(入力ペン30)を使えば筆圧やサイドスイッチ等を検出できる。
すなわち、この方式では、静電タッチの視認性を犠牲にせず、通常は、ペン(入力ペン30)入力が不可能な静電タッチ(タッチセンサ17a)上で、高精細な電磁誘導ペンを使用することが可能である。
しかし、例えば、ユーザが手書き入力ペン30によるペン操作入力を行う際に、ペン30を保持(ホールド)した手(図示せず)をタッチパネル17に置いてしまうと、電子機器10は、タッチパネル17に置かれた手をタッチ操作入力として検出してしまうことがあり、この実施形態においては、この問題を解決する(後述)。
図3は、実施形態に係わる電子機器に手書き入力を行うことが可能な手書き入力ペンの構成の一例を示す図である。
手書き入力ペン30は、ユーザの右手または左手でホールド(保持)され、タッチパネル17に対してペン操作入力が行われる。
図3に示すように、この実施形態に係わる手書き入力ペン30は、ユーザによりホールド(保持)される部分であるホールド部32、タッチパネル17に対するペン操作入力が意識され、いわゆるペン先に相当する部分であるペン先部31を備えている。このペン先部31は、例えば、手書き入力による「書く」モードで使用される。
ここでは、ペン先部31は、実質的に、電磁コイル(第1コイル31a)を内蔵している。そして、電子機器10への入力動作中(「書く」モード)は、例えば、デジタイザ17bから磁場を発生させ、手書き入力ペン30の先(ペン先部31)についている電磁コイル(第1コイル31a)がデジタイザ17bに近づくと、電磁誘導の原理で磁界に変化が生じ、その変化を検出することで、手書き入力ペン30の位置を検出する。
また、この実施形態においては、手書き入力ペン30は、ホールド部32を挟んで、ペン先部31に対向する位置に、消しゴム機能部33を備えている。この消しゴム機能部33は、例えば、手書き入力による「消す」モードで使用される。
また、ここでは、消しゴム機能部33は、実質的に、電磁コイル(第2コイル33a)を内蔵している。そして、電子機器10への入力動作中(「消す」モード)は、例えば、デジタイザ17bから磁場を発生させ、手書き入力ペン30の頭(消しゴム機能部33)についている電磁コイル(第2コイル33a)がデジタイザ17bに近づくと、電磁誘導の原理で磁界に変化が生じ、その変化を検出することで、手書き入力ペン30の位置を検出する。
スイッチ部36は、例えば、手書き入力による「書く」モードと「消す」モードを切り替えるスイッチである。
ユーザがこのスイッチ部36を切り替え操作することで、手書き入力による「書く」モードと「消す」モードが切り替えられる。
また、例えば、ホールド部32には、手書き入力ペン30の傾き(傾き情報)を検出することが可能な傾き検出部34、および、この傾き検出部34で検出された手書き入力ペン30の傾き情報を電子機器10に対して送信可能な傾き情報送信部35を備えている。
この傾き検出部34は、例えば、ジャイロセンサを、また、傾き情報送信部35は、例えば、送信モジュールを備えている。
図4は、実施形態に係わる電子機器において、ユーザが手書きペン操作入力を行う際の電子機器の向き、および、手書き入力ペンをホールド(保持)する手が指定される表示画面の一例を示す図である。
図4に示すように、ユーザに対して電子機器10が横長に配置された状態において、ユーザが手書きペン操作入力を行う際の電子機器の向きを指定することが可能な表示画面の一例を示している。
図4(a)は、手書きペン操作入力を行う電子機器10の向きが指定される表示画面の一例である。
ここでは、タッチパネルを兼ねた映像表示部17に、「手書きペン操作入力は、電子機器の向きが、横長/縦長のどちらで入力しますか?」と表示され、ユーザがペン操作入力を行う電子機器10の向きを、例えば、横長の向き、または、縦長の向きから指定できるようにしている。
そして、ここでは、ユーザの指11によって、ペン操作入力を行う際の電子機器10の向きは「横長」41が指定されている。
図4(b)は、ユーザが手書き入力ペンをホールド(保持)する手が指定される表示画面の一例である。
ここでは、上記のように、指定された「横長入力」の向きで、映像表示部17に、「手書き入力ペンを持つ手を指定してください。」と表示され、ユーザが手書き入力ペン30を持つ手を、例えば、右手、または、左手から指定できるようにしている。
ここでは、ユーザの指11によって、「右手」42で入力ペン30をホールド(保持)することが指定されている。
図4(c)は、上記のように指定された状態、すなわち、ユーザがペン操作入力を行う際の電子機器10の向きは「横長」41、また、ユーザは「右手」42で入力ペン30をホールド(保持)する状態を示している。
この実施形態においては、入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17の一部、すなわち、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17は、図4(c)に示すように、タッチ操作非検出部12を設け、タッチ操作入力が非検出となるように制御する。
これにより、ユーザが「右手」42で入力ペン30をホールド(保持)してペン操作入力を行う際に、「右手」が入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17にタッチしても検出されないようにすることが可能である。
また、この実施形態においては、タッチ操作非検出部12以外の入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17は、タッチ操作入力が可能である。
図5は、実施形態に係わる電子機器において、ユーザが手書きペン操作入力を行う際の電子機器の向き、および、手書き入力ペンをホールド(保持)する手が指定される表示画面の一例を示す図である。
図5に示すように、ユーザに対して電子機器10が横長に配置された状態において、ユーザが手書きペン操作入力を行う際の電子機器の向きを指定することが可能な表示画面の一例を示している。
図5(a)は、手書きペン操作入力を行う電子機器10の向きが指定される表示画面の一例である。
ここでは、タッチパネルを兼ねた映像表示部17に、「手書きペン操作入力は、電子機器の向きが、横長/縦長のどちらで入力しますか?」と表示され、ユーザがペン操作入力を行う電子機器10の向きを、例えば、横長の向き、または、縦長の向きから指定できるようにしている。
そして、ここでは、ユーザの指11によって、ペン操作入力を行う際の電子機器10の向きは「縦長」41が指定されている。
図5(b)は、ユーザが手書き入力ペンをホールド(保持)する手が指定される表示画面の一例である。
ここでは、上記のように、指定された「縦長入力」の向きで、映像表示部17に、「手書き入力ペンを持つ手を指定してください。」と表示され、ユーザが手書き入力ペン30を持つ手を、例えば、右手、または、左手から指定できるようにしている。
ここでは、ユーザの指11によって、「右手」52で入力ペン30をホールド(保持)することが指定されている。
図5(c)は、上記のように指定された状態、すなわち、ユーザがペン操作入力を行う際の電子機器10の向きは「縦長」51、また、ユーザは「右手」52で入力ペン30をホールド(保持)する状態を示している。
この実施形態においても、入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17の一部、すなわち、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17は、図5(c)に示すように、タッチ操作非検出部12を設け、タッチ操作入力が非検出となるように制御する。
これにより、ユーザが「右手」52で入力ペン30をホールド(保持)してペン操作入力を行う際に、「右手」が入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17にタッチしても検出されないようにすることが可能である。
また、この実施形態においても、タッチ操作非検出部12以外の入力部(タッチパネルを兼ねた映像表示部)17は、タッチ操作入力が可能である。
図6は、実施形態に係わる電子機器において、「書くモード」において、手書き入力を行うことが可能な手書き入力ペンが傾きを検出し、検出されたペンの傾きに応じて、電子機器が検出部(タッチパネル)にタッチ操作非検出部を設けるようすを示す図である。
ペン先部31の位置は、例えば、上記のように、タッチパネル17のデジタイザ17bを用いて検出される。
図6(a)は、ユーザが手書き入力ペン30を右手でホールドしてペン操作入力(書くモード)を行うようすを示している。
ここでは、上記のように、ユーザが手書き入力ペン30を右手でホールドすることが指定されている。
そして、図に示すように、手書き入力ペン30に構成される傾き検出部34により、手書き入力ペン30の傾きが検出され、傾き情報送信部35から電子機器10の傾き情報受信部135(図8)に向けて、傾き情報が送信される。
そして、この傾きが、所定の値(例えば、10°以上85°以下)である場合は、右手でホールドする場合の、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の入力部(タッチパネル)17に、タッチ操作非検出部12を設ける。
また、傾きが、所定の値ではない場合は、このタッチ操作非検出部12は設けないようにすることも可能である。
図6(b)は、ユーザが手書き入力ペン30を左手でホールドしてペン操作入力(書くモード)を行うようすを示している。
ここでは、ユーザが手書き入力ペン30を左手でホールドすることが指定されている。
そして、図に示すように、手書き入力ペン30に構成される傾き検出部34により、手書き入力ペン30の傾きが検出され、傾き情報送信部35から電子機器10の傾き情報受信部135(図8)に向けて、傾き情報が送信される。
そして、この傾きが、所定の値(例えば、10°以上85°以下)である場合は、左手でホールドする場合の、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の入力部(タッチパネル)17に、タッチ操作非検出部12を設ける。
また、傾きが、所定の値ではない場合は、このタッチ操作非検出部12は設けないようにすることも可能である。
図7は、実施形態に係わる電子機器において、「消すモード」において、手書き入力を行うことが可能な手書き入力ペンが傾きを検出し、検出されたペンの傾きに応じて、電子機器が検出部(タッチパネル)にタッチ操作非検出部を設けるようすを示す図である。
上記のように、消しゴム機能部33の位置は、例えば、タッチパネル17のデジタイザ17bを用いて検出することが可能である。
図7(a)は、ユーザが手書き入力ペン30を右手でホールドしてペン操作入力(消すモード)を行うようすを示している。
ここでは、上記のように、ユーザが手書き入力ペン30を右手でホールドすることが指定されている。
そして、図に示すように、手書き入力ペン30に構成される傾き検出部34により、手書き入力ペン30の傾きが検出され、傾き情報送信部35から電子機器10の傾き情報受信部135(図8)に向けて、傾き情報が送信される。
そして、この傾きが、所定の値(例えば、10°以上85°以下)である場合は、右手でホールドする場合の、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の入力部(タッチパネル)17に、タッチ操作非検出部12を設ける。
また、傾きが、所定の値ではない場合は、このタッチ操作非検出部12は設けないようにすることも可能である。
図7(b)は、ユーザが手書き入力ペン30を左手でホールドしてペン操作入力(消すモード)を行うようすを示している。
ここでは、ユーザが手書き入力ペン30を左手でホールドすることが指定されている。
そして、図に示すように、手書き入力ペン30に構成される傾き検出部34により、手書き入力ペン30の傾きが検出され、傾き情報送信部35から電子機器10の傾き情報受信部135(図8)に向けて、傾き情報が送信される。
そして、この傾きが、所定の値(例えば、10°以上85°以下)である場合は、左手でホールドする場合の、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の入力部(タッチパネル)17に、タッチ操作非検出部12を設ける。
また、傾きが、所定の値ではない場合は、このタッチ操作非検出部12は設けないようにすることも可能である。
図8は、実施形態に係わる電子機器の構成の一例を示すブロック図である。
これらの構成の少なくとも一部は、例えば、電子機器(タブレット)10内に電子部品として収容される。
この電子機器(タブレットPC)10は、CPU(central processing unit)101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、GPU(Graphics Processing Unit)105、VRAM(ビデオRAM:random access memory)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM(basic input/output system−read only memory)107、LAN(local area network)コントローラ108を備えている。
また、ハードディスクドライブ(HDD(記憶装置))109、光ディスクドライブ(ODD)110、USBコントローラ111A、カードコントローラ111B、無線LANコントローラ112、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ(EC/KBC)113、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)114等を備えている。
また、CPU101は、電子機器(タブレットPC)10内の各部の動作を制御するプロセッサである。
CPU101は、BIOS−ROM107に格納されたBIOSを実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ102は、CPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、例えば、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、電子機器(タブレットPC)10のディスプレイモニタとして使用される映像表示部(LCD)17を制御する表示コントローラである。
このGPU105によって生成される表示信号は映像表示部(LCD)17に送られる。また、GPU105は、HDMI(登録商標)制御回路3およびHDMI(登録商標)端子2を介して、外部ディスプレイ1にデジタル映像信号を送出することもできる。
HDMI(登録商標)端子2は、前述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI(登録商標)端子2は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルでテレビのような外部ディスプレイ1に送出することができる。
HDMI(登録商標)制御回路3は、HDMI(登録商標)モニタと称される外部ディスプレイ1にデジタル映像信号を、HDMI(登録商標)端子2を介して送出するためのインタフェースである。
サウスブリッジ104は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイス及びLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、HDD109及びODD110を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。
さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18、または、HDMI(登録商標)制御回路3に出力する。
LANコントローラ108は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスであり、一方、無線LANコントローラ112は、例えばIEEE 802.11g規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。
USBコントローラ111Aは、(USBコネクタ19を介して接続される)例えばUSB 2.0規格に対応した外部機器との通信を実行する。
例えば、USBコントローラ111Aは、例えば、デジタルカメラに格納されている画像データファイルを受信するために使用される。
カードコントローラ111Bは、コンピュータ(ノートPC)本体11に設けられたカードスロットに挿入される、SDカードのようなメモリカードに対するデータの書き込み及び読み出しを実行する。
EC113は、電力管理のためのエンベデッドコントローラである。
EC113は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて電子機器(タブレットPC)10を電源オン/電源オフする機能を有している。
この実施の形態における表示制御は、例えばCPU101が主メモリ103やHDD109等に記録されたプログラムを実行させることにより行われる。
また、この実施形態に係る電子機器(タブレットPC)10は、例えば、手書き入力ペン30に設けられた傾き情報送信部35から送信された手書き入力ペン30の傾き情報を、受信する傾き情報受信部を備えている。
この手書き入力ペン30の傾き情報は、電子機器10内部で検出され、例えば、CPU101によって、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の入力部(タッチセンサ17a)の一部は、タッチ操作入力が非検出(タッチ操作非検出部12)となるように制御される。
図9は、実施形態に係わる電子機器において、「書くモード」において、手書き入力を行うことが可能な手書き入力ペンが傾きを検出し、検出されたペンの傾きに応じて、電子機器が検出部(タッチパネル)にタッチ操作非検出部を設けるようすを示す図である。
図9(a)は、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置に設けられるタッチ操作非検出部12を、手書き入力ペン30をホールドするユーザの右手と同程度の範囲の大きさとなるようにする例を示している。
これにより、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の右手と同程度の範囲を除き、タッチパネル17はユーザのタッチ操作をセンスすることができる。
図9(b)は、タッチ操作非検出部12を、手書き入力ペン30をホールドするユーザの右手より大きい範囲となるようにする例を示している。
これにより、例えば、ユーザが誤って、手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置近傍のタッチ操作を行っても、これを防止することが可能になる。
図9(c)は、タッチ操作非検出部12を、手書き入力ペン30と同程度の範囲となるようにする例を示している。
これにより、例えば、ユーザは、広い範囲のタッチパネル17にタッチ操作を行うことができる。
図10は、実施形態に係わる電子機器の「書くモード」の動作を説明するフローチャートである。
上記説明したように、例えば、手書き入力ペン30およびペン先部31は、手書き入力による「書く」モードで使用される。
ステップS100は、ここでの開始ステップである。続いて、ステップS101に進む。
ステップS10は、手書きペン操作入力が行われる電子機器10の向き(横長/縦長等)を、ユーザが指定し、電子機器10に設定するステップである。続いて、ステップS102に進む。
ステップS102は、電子機器10の向きは設定されているかを検出するステップである。電子機器10の向きは設定されていると検出される場合は、ステップS103に進む(Yes)。電子機器10の向きは設定されていないと検出される場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS103は、手書き入力を行うペン30をホールドする(持つ)手(右手/左手)をユーザが指定し、電子機器10に設定するステップである。続いて、ステップS104に進む。
ステップS104は、ペン30をホールドする(持つ)手は設定されているかを検出するステップである。ペン30をホールドする(持つ)手は設定されていると検出される場合は、ステップS105に進む(Yes)。ペン30をホールドする(持つ)手は設定されていると検出されない場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS105は、タッチパネル17に対するペン先部31の位置を検出するステップである。
このタッチパネル17に対するペン先部31の位置の検出は、例えば、デジタイザ17bから発生する磁場を用い、ペン先部31内部または近傍に設けられた第1コイル31aがタッチパネル17に近づいたり、遠ざかったりした場合の磁場の変化を検出し、タッチパネル17に対するペン先部31(手書き入力ペン30)の位置を検出することで実現可能である。続いて、ステップS106に進む。
ステップS106は、ペン先部31はタッチパネル17に対し、所定の距離(例えば、1cm〜5cm程度)以内であるかを検出するステップである。ペン先部31はタッチパネル17に対し、所定の距離以内であると検出される場合は、ステップS107に進む(Yes)。ペン先部31はタッチパネル17に対し、所定の距離以内であると検出されない場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS107は、傾き検出部34で検出されたペン30の傾きの情報(傾き情報)を受信するステップである。続いて、ステップS108に進む。
ステップS108は、ペン30は、例えば、10°以上等の、予め決められた所定の傾きであるかを検出するステップである。ペン30は、所定の傾きであると検出される場合は、ステップS109に進む(Yes)。ペン30は、所定の傾きであると検出されない場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS109は、上記のように設定された、電子機器10の向き、ペン先部31の位置、ペン30をホールドする(持つ)手等に応じ、ペン30が所定の傾きの場合は、設定された向きにおいて、ペン先部31を除く、少なくともペン30のホールド部32に対向する位置のタッチセンサ(入力部)17の一部を、タッチ操作入力非検出にする。
例えば、この実施形態においては、図9(a)、(b)、(c)等に示すように、設定された横長の向きにおいて、ユーザがペン30をホールドする(持つ)右手の位置、すなわち、ペン30のホールド部32に対向する位置のタッチセンサ17aの一部にタッチ操作非検出部12を設ける。続いて、ステップS101に進み、上記処理を繰り返す。
図11は、実施形態に係わる電子機器の「消すモード」の動作を説明するフローチャートである。
上記説明したように、例えば、手書き入力ペン30および消しゴム機能部33は、手書き入力による「消す」モードで使用される。
ステップS200は、開始ステップである。続いて、ステップS201に進む。
ステップS201は、手書きペン操作入力が行われる電子機器10の向き(横長/縦長等)を、ユーザが指定し、電子機器10に設定するステップである。続いて、ステップS202に進む。
ステップS202は、電子機器10の向きは設定されているかを検出するステップである。電子機器10の向きは設定されていると検出される場合は、ステップS203に進む(Yes)。電子機器10の向きは設定されていると検出されない場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS203は、手書き入力を行うペン30をホールドする(持つ)手(右手/左手)をユーザが指定し、電子機器10に設定するステップである。続いて、ステップS204に進む。
ステップS204は、ペン30をホールドする(持つ)手は設定されているかを検出するステップである。ペン30をホールドする(持つ)手は設定されていると検出される場合は、ステップS205に進む(Yes)。ペン30をホールドする(持つ)手は設定されていると検出されない場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS205は、タッチパネル17に対する消しゴム機能部33の位置を検出するステップである。
この実施形態においては、例えば、デジタイザ17bから発生する磁場を用い、消しゴム機能部33内部または近傍に設けられた第2コイル33aがタッチパネル17に近づいたり、遠ざかったりした場合の磁場の変化を検出し、タッチパネル17に対する消しゴム機能部33(手書き入力ペン30)の位置を検出する。続いて、ステップS206に進む。
ステップS206は、消しゴム機能部33はタッチパネル17に対し、所定の距離(数cm程度)以内であるかを検出するステップである。消しゴム機能部33はタッチパネル17に対し、所定の距離以内であると検出される場合は、ステップS207に進む(Yes)。消しゴム機能部33はタッチパネル17に対し、所定の距離以内であると検出されない場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS207は、傾き検出部34で検出されたペン30の傾き情報を受信するステップである。続いて、ステップS208に進む。
ステップS208は、ペン30は、例えば、10°以上等の、予め設定された所定の傾きであるかを検出するステップである。ペン30は、所定の傾きであると検出される場合は、ステップS209に進む(Yes)。ペン30は、所定の傾きであると検出されない場合は、ここでの処理を繰り返す(No)。
ステップS209は、上記のように設定された電子機器10の向き、消しゴム機能部33の位置、ペン30をホールドする(持つ)手に応じ、設定された向きにおいて、消しゴム機能部33を除く、少なくともペン30のホールド部32に対向する位置のタッチセンサ17の一部をタッチ操作入力非検出にする。
ここでは、例えば、図9(a)、(b)、(c)等に示すように、設定された横長の向きにおいて、ユーザがペン30をホールドする(持つ)右手の位置、すなわち、ペン30のホールド部32に対向する位置のタッチセンサ17aの一部にタッチ操作非検出部12を設ける。
続いて、ステップS201に進み、上記処理を繰り返す。
上記のように、この実施形態に係る電子機器10は、映像表示部を兼ねたタッチパネル(入力部)17に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能である。
そして、前記手書き入力ペンをホールドする手が指定されるホールド指定部を備える(例えば、図4(b)、図5(b))。
また、前記入力部に対する前記手書き入力ペン30のペン先部31の位置を検出するペン先部検出部(例えば、デジタイザ17b)を備える。
また、前記検出されたペン先部31の位置と、前記指定された手書き入力ペン30をホールドする手に応じ、前記手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の前記入力部(タッチパネル)17の一部は、前記タッチ操作入力が非検出(タッチ操作非検出部12)となるように制御する制御部(CPU101等)を備える。
また、この実施形態に係る電子機器10は、前記手書き入力ペン30によるペン操作入力が行われる電子機器10の向きが指定される向き指定部(例えば、図4(a)、図5(a))を備え、前記指定された電子機器10の向きに応じ、前記入力部(タッチパネル)17の一部は、前記タッチ操作入力が非検出(タッチ操作非検出部12)となるように制御される。
また、この実施形態に係る電子機器10は、前記手書き入力ペン30の傾き情報を受信可能な傾き情報受信部135を備え、前記手書き入力ペン30が所定の傾きである場合は、前記入力部(タッチパネル)17の一部は、前記タッチ操作入力が非検出(タッチ操作非検出部12)となるように制御される。
また、この実施形態に係る電子機器10は、前記手書き入力ペン30によるペン操作入力が行われる電子機器10の向きが指定される向き指定部(例えば、図4(a)、図5(a))、および、前記手書き入力ペン30の傾き情報を受信可能な傾き情報受信部135を備え、前記指定された電子機器10の向きに応じ、および、前記手書き入力ペン30が所定の傾きである場合は、前記入力部(タッチパネル)17の一部は、前記タッチ操作入力が非検出(タッチ操作非検出部12)となるように制御される。
また、この実施形態に係る電子機器10は、前記ホールド指定部の表示を表示可能な表示部(図4(b)、図5(b))および、前記向き指定部の表示を表示可能な表示部(図4(a)、図5(a))を備える。
また、この実施形態に係る電子機器10は、タッチパネルに形成される入力部17に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能である。
そして、前記手書き入力ペン30をホールドする手が指定されるホールド指定部(図4(b)、図5(b))を備える。
また、前記入力部(タッチパネル)17に対する前記手書き入力ペン30の消しゴム機能部33の位置を検出する消しゴム機能部検出部(デジタイザ17b)を備える。
また、前記検出された消しゴム機能部33の位置と、前記指定された手書き入力ペン30をホールドする手に応じ、前記手書き入力ペン30のホールド部32に対向する位置の前記入力部(タッチパネル)17の一部は、前記タッチ操作入力が非検出(タッチ操作非検出部12)となるように制御する制御部(CPU101)を備える。
すなわち、この実施形態においては、手書き入力ペン(タッチペン)30に傾き検出部(ジャイロセンサ等)34を搭載し、手書き入力ペン(タッチペン)30のペン先部31と手書き入力ペン(タッチペン)30の傾きを用い、タッチ操作の入力部(タッチパネル)17の一部に入力不可領域(タッチ操作非検出部12)を設け、この入力不可領域(タッチ操作非検出部12)内では、誤ったタッチ操作が行われることを防止する。
上記のように構成することによって、この実施形態においては、タッチ操作入力と手書きペン操作入力の同時操作をしやすくし、利便性を向上させた電子機器を提供することが可能になる。
なお、上記実施形態の制御処理の手順は全てソフトウェアによって実行することが可能である。このため、制御処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、上記実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
なお、上記実施形態は、記述そのものに限定されるものではなく、実施段階では、その趣旨を逸脱しない範囲で、構成要素を種々変形して具体化することが可能である。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…電子機器(タブレット)、11…ユーザの指、12…タッチ操作非検出部、17…映像表示部(タッチパネル)、30…手書き入力ペン、40…ロゴ。
Claims (9)
- タッチパネルに形成される入力部に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能な電子機器において、
前記手書き入力ペンをホールドする手が指定されるホールド指定部と、
前記入力部に対する前記手書き入力ペンのペン先部の位置を検出するペン先部検出部と、
前記検出されたペン先部の位置と、前記指定された手書き入力ペンをホールドする手に応じ、前記手書き入力ペンのホールド部に対向する位置の前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御する制御部と、を備える電子機器。 - 前記手書き入力ペンによるペン操作入力が行われる電子機器の向きが指定される向き指定部を備え、前記指定された電子機器の向きに応じ、前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御される請求項1に記載の電子機器。
- 前記手書き入力ペンの傾き情報を受信可能な傾き情報受信部を備え、前記手書き入力ペンが所定の傾きである場合は、前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御される請求項1に記載の電子機器。
- 前記手書き入力ペンによるペン操作入力が行われる電子機器の向きが指定される向き指定部、および、前記手書き入力ペンの傾き情報を受信可能な傾き情報受信部を備え、前記指定された電子機器の向きに応じ、および、前記手書き入力ペンが所定の傾きである場合は、前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御される請求項1に記載の電子機器。
- 前記ホールド指定部の表示を表示可能な表示部を備える請求項1に記載の電子機器。
- 前記向き指定部の表示を表示可能な表示部を備える請求項2に記載の電子機器。
- タッチパネルに形成される入力部に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能な電子機器において、
前記手書き入力ペンをホールドする手が指定されるホールド指定部と、
前記入力部に対する前記手書き入力ペンの消しゴム機能部の位置を検出する消しゴム機能部検出部と、
前記検出された消しゴム機能部の位置と、前記指定された手書き入力ペンをホールドする手に応じ、前記手書き入力ペンのホールド部に対向する位置の前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御する制御部と、を備える電子機器。 - タッチパネルに形成される入力部に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能な電子機器を制御する電子機器の制御方法において、
前記手書き入力ペンをホールドする手が指定されるステップと、
前記入力部に対する前記手書き入力ペンのペン先部の位置を検出するステップと、
前記検出されたペン先部の位置と、前記指定された手書き入力ペンをホールドする手に応じ、前記手書き入力ペンのホールド部に対向する位置の前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御するステップと、を備える電子機器の制御方法。 - タッチパネルに形成される入力部に対して、タッチ操作入力と手書き入力ペンによるペン操作入力を同時に行うことが可能な電子機器を制御する電子機器の制御プログラムにおいて、
前記手書き入力ペンをホールドする手が指定されるステップと、
前記入力部に対する前記手書き入力ペンのペン先部の位置を検出するステップと、
前記検出されたペン先部の位置と、前記指定された手書き入力ペンをホールドする手に応じ、前記手書き入力ペンのホールド部に対向する位置の前記入力部の一部は、前記タッチ操作入力が非検出となるように制御するステップと、を備える電子機器の制御プログラム。
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