JP2014202661A - 測距装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステレオカメラの測距誤差をリアルタイムに検出する。【解決手段】測距装置1は、複数の第一撮像レンズ12及び各第一撮像レンズ12に対応した複数の第一撮像手段13を備えたステレオカメラ10と、各第一撮像手段13により撮像された画像間の視差情報に基づいて対象物41までの距離Lを算出する制御部30と、を備える。また、測距装置1は、第二撮像レンズ13及び第二撮像手段23を備えた単眼カメラ20を備え、単眼カメラ20はステレオカメラ10に対して光軸方向に所定距離dだけ離間して配置されている。制御部30は、算出した距離L、第一撮像手段13上の対象物像の画素数、及び距離dから第二撮像手段によって撮像されるはずの対象物像の画素数を求め、これと第二撮像手段23上の対象物像の画素数とを比較することにより、測距誤差をリアルタイムに検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のカメラにて撮影した視差画像を用いて測距を行う測距装置に関し、特にカメラの位置ずれにより生じる測距誤差をリアルタイムに検出する測距装置に関するものである。
従来、計測対象を2つのカメラで撮影し、得られた2つの画像を用いて計測対象までの距離情報を得る「ステレオ測距」技術が知られている。ステレオ測距においては、撮影した2つの画像間に生じる視差を利用して、三角測量の原理により奥行き距離を算出する。
ステレオ測距において視差を求めるためには、ウィンドウマッチングを行って各画像において互いに対応する点(対応点)を探し出す必要がある。
図10、図11は、「ステレオ測距」で用いられる三角測量の原理を利用した測距方法を説明する図である。ステレオ測距においては、1対の2次元センサと、1対のレンズと、を組み合わせることにより2つのカメラを構成して、計測対象物のずれ(視差)を検出して三角測量の原理により距離を計測する。
図10に示すステレオカメラ装置106において、同一の光学系からなる2つのカメラ102a、102bにて計測対象物101からの光像を撮影する場合を考える。
各カメラ102(102a、102b)は、計測対象物101の光像が入射するレンズ103(103a、103b)と、各レンズ103に入射した計測対象物101の光像(計測対象物像104:104a、104b)を撮像する2次元センサ105(105a、105b)と、を備えている。
カメラ102aのレンズ103aを通して得た計測対象物像104aと、カメラ102bのレンズ103bを通して得た計測対象物像104bとは、計測対象物101上の同一点が視差Δだけずれて2次元センサ105a、105b(図11)に夫々至り、複数の受光素子(画素)で受光され、電気信号に変換される。
ここでレンズ103a、103bの光軸間の距離は基線長と呼ばれる。基線長をB、レンズ103と計測対象物101との距離をL、レンズ103の焦点距離をfとしたとき、L≫fであるときには次式が成り立つ。
L=Bf/Δ ・・・式(1)
図10に示すように、基線長B、およびレンズの焦点距離fは既知であるから、視差Δを検出すれば、式(1)より計測対象物101までの距離Lを算出することができる。
上記の方法において、距離Lを高精度に検出するためには視差Δを高精度に検出する必要がある。特に視差が発生する方向(図11のY方向)にレンズ103がずれる「並進ずれ」(又は「水平ずれ」とも言う)が発生すると、並進ずれはそのまま視差Δの誤差として表れ、正確な距離を算出できない。一般的に、視差は1画素以下の精度で検出する必要があるため、視差は数μm以下の精度で検出しなければならない。しかし、例えば図10においてレンズ103aが数μmの並進ずれを生じると、これがそのまま視差Δの誤差となり、正確な距離を算出できない。
特許文献1、特許文献2には、ステレオカメラに位置ずれが発生した場合でも補正を施すことで上記の問題を解消する技術が開示されている。
特許文献1には、ステレオカメラの位置ずれをリアルタイムに補正する技術が開示されている。ステレオカメラに映る撮影画像から左右の車線を検出し、距離方向に延びる直線であることを判断して、近似直線の交点から画像の消失点を算出する。この消失点にもとづいて画像を補正することで、正確な距離測定を行うことができる。
特許文献2には、カメラにより撮像されたキャリブレーションプレートの画像を利用して補正をすることで、対象物の空間的な位置や形状を正確に認識する技術が開示されている。
しかしながら特許文献1においては、画像の消失点を得ることができない場合には、距離を補正することができないという問題がある。
また、特許文献2の発明では、測距誤差発生の有無に関わらず定期的にキャリブレーションプレートを撮影して補正する。測距誤差の発生を検知しているわけではないため、測距誤差が発生していないにも関わらず補正を行って作業効率を低下させたり、測距誤差が発生しているにも関わらず測距を続けてしまうといった問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、ステレオカメラの測距誤差をリアルタイムに検知する新規な測距装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、対象物の像を結像させると共に各光軸が平行に配置された複数の第一撮像レンズと、前記各第一撮像レンズにより結像された前記対象物の像に係る第一画像を夫々撮像する複数の第一撮像手段と、前記各第一画像間の視差情報に基づいて前記対象物までの距離を算出する測距手段と、前記第一撮像レンズの光軸と平行な軸線方向に、前記第一撮像レンズから所定距離だけ離間して配置されて、前記対象物の像を結像させる第二撮像レンズと、前記第二撮像レンズにより結像された前記対象物の像に係る第二画像を撮像する第二撮像手段と、前記測距手段が算出した前記対象物までの距離及び前記第一撮像レンズと前記第二撮像レンズとの距離に基づいて、前記第一画像から得られる前記対象物の大きさと前記第二画像から得られる前記対象物の大きさとを比較することにより、前記測距手段の測距誤差を検出する誤差検出手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る測距装置においては、第二撮像レンズが、第一撮像レンズの光軸と平行な軸線方向に第一撮像レンズから所定距離だけ離間して配置されている。このため、第一画像中の対象物像の大きさと、第二画像中の対象物像の大きさとに差が生ずる。しかし、第一画像中に映る対象物像から求められる対象物の実際の大きさと、第二画像中に映る対象物から求められる対象物の実際の大きさとは、同一になるはずである。
本発明では、この関係を利用して測距誤差の発生を検知する。即ち、測距手段が算出した対象物までの距離と第一撮像レンズ−第二撮像レンズ間距離に基づいて、第一画像から得られる対象物の大きさと第二画像から得られる対象物の大きさとを比較し、両者が満たすべき関係を有していない場合には、測距手段により算出された対象物までの距離に誤差が生じていると判断する。
このように、本発明によれば、測距誤差の発生をリアルタイムに検知することができる。
本発明の第一の実施形態に係る測距装置を示した模式図である。 図1に示す制御部の機能ブロック図である。 三角測量の原理を利用した測距方法を説明する図である。 ステレオカメラにより撮像される対象物像と、単眼カメラにより撮像される対象物像との画素数の違いを示す図である。 ステレオカメラから対象物までの距離と単眼カメラに映る対象物の大きさ(画素数)との関係を示す図である。 単眼カメラの第二撮像素子の画素数と、±2%の測距誤差が生じた場合に単眼カメラに映る対象物像の画素数の差との関係を示す図である。 単眼カメラとステレオカメラの位置の違いと画素数の差について示した図である。 本発明の第三の実施形態に係る測距装置を示した模式図である。 単眼カメラの画角と誤差発生時の画素数の変化を示した図である。 三角測量の原理を利用した測距方法の原理を説明する図である。 三角測量の原理を利用した測距方法の原理を説明する図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
〈第一の実施形態〉
本発明の第一の実施形態に係る測距装置について説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係る測距装置を示した模式図である。
本実施形態に係る測距装置は、ステレオカメラ(複眼カメラ)と、ステレオカメラに対して光軸方向に位置をずらして配置された単眼カメラとを備えている。測距装置は、ステレオカメラにより撮影された視差画像に基づいて対象物までの距離L1と、ステレオカメラにより撮影された輝度画像から対象物の撮像素子上の大きさ(画素数)Y1とを求める。
ここで、単眼カメラの撮像素子上に形成されるべき対象物の大きさ(画素数)は、距離L1と、画素数Y1と、ステレオカメラと単眼カメラとの距離dと、から算出できる。本実施形態に係る測距装置は、単眼カメラの撮像素子上に形成されるべき対象物像の画素数と、実際に撮像された対象物像の撮像素子上の画素数Y2とを比較することにより、測距誤差をリアルタイムに検出する点に特徴がある。
測距装置1は、図1に示すように、互いに視差のある2つの対象物画像(第一画像)を撮像するステレオカメラ10(複眼カメラ)と、対象物画像(第二画像)を撮像する単眼カメラ20と、ステレオカメラ10にて撮像された画像に基づいて、ステレオカメラ10から対象物41までの距離L1(測距値)を算出する測距部33(図2参照)を有する制御部30と、を備えている。
ステレオカメラ10は、2つの単眼の第一カメラ11a、11bを備えており、各第一カメラ11a、11bは、夫々対象物41の光像を結像させる第一撮像レンズ12(12a、12b)と、各第一撮像レンズ12により結像された対象物41に係る画像(第一画像)を夫々撮像する第一撮像素子13(13a、13b:第一撮像手段)と、を備えている。なお、第一撮像素子13は、CCDやCMOS等の2次元センサである。
単眼カメラ20は、対象物41の光像を結像させる1つの第二撮像レンズ22と、第二撮像レンズ22により結像された対象物41に係る画像(第二画像)を撮像する第二撮像素子23(第二撮像手段)と、を備えている。なお、第二撮像素子23は、CCDやCMOS等の2次元センサである。また、第一撮像レンズ12の光軸は互いに平行であり、第二撮像レンズ22は、第一撮像レンズ12の光軸と平行、且つ第一撮像レンズ12の光軸とは異なる光軸を有する。また、単眼カメラ20は、対象物41を撮像可能な位置に配置されていれば良い。
第二撮像レンズ22は、ステレオカメラ10の第一撮像レンズ12に対して、光軸方向(光軸と平行な軸線であるz軸方向)に所定距離dだけ離間して配置されている。このように、第一撮像レンズ12と第二撮像レンズ22とを、光軸方向に位置をずらして配置することにより、第一撮像素子13によって撮像される第一画像中の対象物41の大きさ(画素数)と、第二撮像素子23によって撮像される第二画像中の対象物41の大きさ(画素数)との間に、差が生ずる。
なお、第二撮像レンズ22は、第一撮像レンズ12よりも対象物41から離間して配置されているが、第二撮像レンズ22を第一撮像レンズ12よりも対象物41に近い位置に配置しても良い。
図2は、図1に示す制御部の機能ブロック図である。
制御部30は、各第一撮像素子13が撮像した夫々の輝度画像(2つの第一画像)に対して、歪みや収差の補正を行う第一画像補正部31と、第一画像補正部31が出力する補正後の輝度画像(視差画像)から、2つの画像間の視差を算出する視差演算部32と、視差演算部32により算出された2つの画像間の視差Δ(視差情報)に基づいて測距装置1から対象物41までの距離L1を算出する測距部33と、各第一撮像素子13の少なくとも一つの第一撮像素子13aによって撮像され、且つ第一画像補正部31が出力する補正後の輝度画像中における対象物像の画素数を計数する第一画素計数部34と、を備えている。
第一画素計数部34は、第一撮像レンズ12(又は第一撮像素子13)の並べられた方向(本例ではy軸方向、水平方向、或いは基線方向)における対象物41の撮像素子上の大きさ(画素数)を計数する。また、第一画素計数部34は、第一撮像素子13が撮像した第一画像の輝度画像に対してエッジ検出を行い、検出されたエッジ間の画素数を計数する等の周知の手法を用いて、第一画像中の対象物像の大きさ(画素数)を求める。
更に、制御部30は、第二撮像素子23が撮像した輝度画像(第二画像)に対して、歪みや収差の補正を行う第二画像補正部35と、第二画像補正部35が出力する補正後の輝度画像中における対象物像の画素数を計数する第二画素計数部36と、を備えている。
なお、第二画素計数部36は第一画素計数部34と同様に、第一撮像レンズ12(又は第一撮像素子13)の並べられた方向(本例ではy軸方向、水平方向、或いは基線方向)における対象物41の撮像素子上の大きさ(画素数)を計数する。また、第二画素計数部36は、第二撮像素子23が撮像した第二画像の輝度画像に対してエッジ検出を行い、検出されたエッジ間の画素数を計数する等の周知の手法を用いて、第二画像中の対象物像の大きさ(画素数)を求める。
また更に、制御部30は、測距部33が算出した対象物41までの距離L1(測距値)と、撮像レンズ間距離dとに基づいて、第一画素計数部34が計数した第一画像中の対象物像の大きさ(画素数)と、第二画素計数部36が計数した第二画像中の対象物像の大きさ(画素数)とを比較することにより、測距部33が算出した対象物41までの距離L1の誤差を検出する誤差検出部37を備えている。
より詳しくは、誤差検出部37は、測距部33が算出した対象物までの距離L1と、第一画像中の対象物像の画素数Y1と、第一撮像レンズ12と第二撮像レンズ22間の距離dと、から求められる第二画像中に映るべき対象物像の画素数と、実際の第二画像中の対象物像の画素数Y2とを比較することにより、測距部33が算出した対象物41までの距離L1(測距値)の誤差をリアルタイムで検出する。
ここでステレオカメラに発生する位置ずれ(特にY方向の並進ずれ)によってどのように測距の誤差が発生するかについて説明する。
図3は、「ステレオ測距」で用いられる三角測量の原理を利用した測距方法を説明する図である。ステレオカメラ10は、複数の第一カメラ11(11a、11b)を含んで構成されており、各第一カメラ11は、対象物41の光像が入射する複数の第一撮像レンズ12(12a、12b)と、各第一撮像レンズ12により結像された対象物41に係る複数の画像を撮像する複数の第一撮像素子13(13a、13b:撮像手段)と、を備えている。
第一撮像レンズ12a、12bの焦点距離をf、2つの第一撮像レンズ12a、12bの光軸間距離(基線長)をB、対象物41までの距離Lとすると、得られる視差Δは
Δ=Bf/L ・・・式(2)
と表される。一例として、基線長B=5mm、焦点距離f=1.6mm、距離L=200mmとすると、視差Δ=0.04mmとなる。第一撮像素子13a、13bの1画素のサイズを2μmとすると、20画素(=0.04mm/2μm)相当の視差が発生することになる。
上記構成のステレオカメラ10において、図3に示すように、一方の第一撮像レンズ12aが+Y方向に2μmずれたとする。このとき、視差は0.042mmとなり、21画素(=0.042mm/2μm)相当の視差が発生することになる。距離Lは式(1)で示したように「L=Bf/Δ」で表されるため、視差Δが0.042mmの場合、測距部33は距離L=190.5mmと算出する。
このようにステレオカメラの一方のレンズのわずかな並進ずれによって、測距部33は、200mmの距離を190.5mmと算出し、約5%もの誤差を発生させてしまう。例えば、製造工場の検査工程において、レンズのずれが発生したことに気が付かないまま測距装置を使って検査を続けた場合、誤った検査値を出力して「不良品」を多数発生させてしまうことになる。この「不良品」の中には、真の不良品と、測距装置のレンズのずれが原因で発生した測距ミスにより不良品と判断された正常品と、が混在する可能性がある。このような場合には、もはや真の不良品と、不良品と判断された正常品と、を区別することは困難である。従って、ステレオカメラの出力値にずれがあるか否かをリアルタイムに検出できるようにすることが望ましい。
以下、本発明の原理について図1を参照しながら説明する。以下の説明においては、対象物の水平方向(Y軸方向)の大きさの例により説明するが、垂直方向(X軸方向)についても同様に算出できる。
まず、測距装置1が以下のような特性を有しているものと仮定する。
第一カメラ11の水平画角:θ1
第一撮像素子13の画素数:β1×α1
単眼カメラ20の水平画角:θ2
第二撮像素子23の画素数:β2×α2
第一撮像レンズ12と第二撮像レンズ22とのZ軸方向のずれ:d
また、測距により、以下のデータが得られたとする。
対象物41までの距離:L1
ステレオカメラ10の第一撮像素子13上の対象物像の水平方向の画素数:Y1
単眼カメラ20の第二撮像素子23上の対象物像の水平方向の画素数:Y2
なお、水平画角θ1、θ2、画素数β1×α1、β2×α2、レンズのずれdは、測距装置1の設計値であり、固定的な値である。また、対象物像の画素数Y1、Y2は、画角の設定方向(本例では水平な方向)に計数する。
測距部33による計算によって、ステレオカメラ10から対象物41までの距離がL1と算出されたとする。対象物の実際の大きさは、ステレオカメラ10の場合、

Figure 2014202661

・・・式(3)
によって算出される。対象物の実際の大きさは、単眼カメラ20の場合、

Figure 2014202661

・・・式(4)
によって算出される。
2つのカメラによって算出される実際の対象物の大きさは、ステレオカメラ10による測距誤差がなければ同一となるので、

Figure 2014202661

・・・式(5)
特にθ1=θ2、β1=β2である場合、

Figure 2014202661

従って、

Figure 2014202661

・・・式(6)
式(6)に示すように、単眼カメラ20の第二撮像レンズ22は、ステレオカメラ10の第一撮像レンズ12に対して、光軸方向(光軸に平行な軸線であるz軸方向)に所定距離dだけ対象物から離間しているため、両カメラによって撮像される対象物41の、撮像画像中の画素数に差が生ずる。このため、距離L1と画素数Y1と距離dとがわかれば、第二画像中に映るべき対象物像の画素数を算出できる(式(6)左辺)。
dは設計値なので、画素数Y1とY2との間に式(6)の関係がない場合、測距値L1に誤差が生じていることがわかる。
なお、式(3)によって求められる対象物の実際の大きさと、式(4)によって求められる対象物の実際の大きさとを比較し、両者に差がある場合に測距値に誤差があると判断してもよい。
以下、具体的な数値例により説明する。なお、以下の説明においては画素数Y1とY2を比較しているが、画素数Y1とY2を比較することと、対象物の実際の大きさを比較すること(式(3)と式(4)を比較すること)は同義である。測距装置の特性を以下のように仮定する。
ステレオカメラ10については、以下のように仮定する。
基線長B:100mm
レンズ焦点距離f:1.5mm
水平画角θ1:50deg
第一撮像素子13の画素サイズ:2μm
第一撮像素子13の画素数:640×480(VGA、30万画素)
また、単眼カメラ20については、以下のように仮定する。
水平画角θ2:50deg
第二撮像素子23の画素サイズ:2μm
第二撮像素子23の画素数:640×480(VGA、30万画素)
第二撮像レンズ22の第一撮像レンズ12からのZ軸方向距離:40mm
ステレオカメラ10が「視差Δ=75画素」を有する視差画像(輝度画像)を出力した場合、ステレオカメラ10から対象物までの距離をL1とすると、視差演算部32は、以下のようにL1を算出する。
L1=B×f/Δ
=100[mm]×1.5[mm]/(75[画素]×2[μm])=1000[mm]
ここで、対象物41がステレオカメラ10の第一画像中に、水平方向に「Y1=300画素」の物体として撮像されたとする。実際の対象物の水平方向における大きさは、式(3)より、
1000×tan(50/2)×2×300/640=437[mm]
測定された距離L1が正しい場合(L1=L、ただしLは測距装置1から対象物までの実際の距離を示す)、単眼カメラ20によって撮像された第二画像中における対象物の水平方向の画素数をY2とすると式(4)より、Y2=288.8[画素]となる。なお、単眼カメラ20はステレオカメラ10に比べて距離dだけ離れた位置から対象物41を撮像するため、単眼カメラ20により撮像される対象物像の画素数Y2は、ステレオカメラ10により撮像される対象物像の画素数Y1よりも小さくなる。
つまり、ステレオカメラ10の何れか一方の第一撮像素子13では、図4(a)に示すように対象物像が300画素で撮像されるのに対し、単眼カメラ20の第二撮像素子23では、図4(b)に示すように対象物像が288.8画素で撮像されているはずである。
しかし、対象物41が第二撮像素子23上で288.8画素とは異なる大きさに映っている場合、基線長Bのずれ(第一撮像レンズ間の位置ずれ)が原因で視差Δに誤差が生じ、その結果として距離Lを正しく測定できなかったものと判断できる。
図5は、ステレオカメラから対象物までの距離と単眼カメラに映る対象物の大きさ(画素数)との関係を示す図である。なお、このグラフにおいて単眼カメラ20は、ステレオカメラ10に対して対象物から40mm離間している例である。また、対象物の実際の大きさは水平方向に437mmであるとする。
ステレオカメラ10と対象物41との距離が950mmである場合、単眼カメラ20では288.2画素に撮影される。
ステレオカメラ10と対象物41との距離が1000mmである場合、上述のように、単眼カメラ20では288.8画素に撮影される。
ステレオカメラ10と対象物41との距離が1050mmである場合、単眼カメラ20では289.3画素に撮影される。
このように、単眼カメラ20に映る対象物41の大きさは、ステレオカメラ10からの距離に応じてリニアに変化することがわかる。
この結果から、単眼カメラ20に映るはずの対象物像の画素数と、実際に単眼カメラ20によって撮像された対象物像の画素数Y2とを比較することにより、測距部33が出力した距離L1(測距値)に生じた誤差をリアルタイムで検出することができる。また、算出された対象物のサイズ(画素数)に対して、実際に単眼カメラに映っている対象物のサイズ(画素数)が一定の画素数以上に異なっている場合は、ステレオカメラ10の視差から得られた距離L1が一定以上にずれていることになる。
従って、誤差検出部37は、算出された画素数と画素数Y2とに所定値以上の差がある場合に、所定値以上の測距誤差が生じていると判断することができる。そして、誤差検出部37が所定値以上の測距誤差を検出した場合には、外部にその旨を報知して、ユーザの指示に基づく測距値の補正(キャリブレーション)を行うようにしてもよい。また、誤差検出部37が所定値以上の測距誤差を検出した場合には、自動的に測距値の補正(キャリブレーション)を行うようにしてもよい。
このように、本実施形態ではリアルタイムに測距誤差を検出できるので、必要なときに必要な測距値の補正(キャリブレーション)を行えるようになり、作業効率の低下や不正確なデータが出力され続ける等の不具合がなくなる。
〈第二の実施形態〉
第一の実施形態に係る測距装置においては、図5に示すように、ステレオカメラ10の第一撮像レンズ12から対象物までの距離が1000[mm]である場合に、単眼カメラ20で検出される対象物像の画素数は、288.8[画素]であった。仮に、第一の実施形態において設定した条件下で±20[mm](=±2%)の測距誤差を生じた場合、単眼カメラ20で検出される対象物像の画素数は夫々289[画素]、288.6[画素]である。実際の画素数との差が0.2[画素]と小さいため、測距誤差の検出精度に問題がある。
そこで、本実施形態においては、測距誤差をより多くの画素の差として検出することによって、測距誤差の検出精度を高める点に特徴がある。即ち、本実施形態に係る測距装置においては、単眼カメラ20(図1参照)の第二撮像素子23の画素数をステレオカメラ10の第一撮像素子13の画素数よりも多くした点に特徴がある。
なお、本実施形態において、第二撮像素子23自体の大きさは第一の実施形態と同様であり、画素数のみを増大させている。
図6は、単眼カメラの第二撮像素子の画素数と、±2%の測距誤差が生じた場合に単眼カメラに映る対象物像の画素数の差との関係を示す図である。このグラフにおいて第二撮像素子23の画素数以外の条件は、第一の実施形態と同様である。
即ち、図にはステレオカメラ10から対象物41までの距離Lが1000[mm]のときに単眼カメラ20に映る対象物像の画素数と、距離Lが1000±20[mm]のときに単眼カメラ20に映る対象物像の画素数との差について、単眼カメラ20の第二撮像素子23の画素数を30万画素、120万画素、500万画素、1200万画素、とした場合の計算結果を示している。なお、30万画素は640×480画素(VGA)、120万画素は1280×960画素(Q−VGA)、500万画素は2592×1944画素、1200万画素は3968×2976画素として計算した。
単眼カメラ20の第二撮像素子23が30万画素の場合は±約0.2画素の違いであったが、120万画素の場合は±約0.44画素、500万画素の場合は±約0.89画素、1200万画素の場合は±約1.38画素と、画素数(撮像素子の水平方向における画素数)の量に応じて測距誤差により生ずる画素数の違いも大きくなることがわかる。
これは撮像素子上に映る対象物像の大きさが同じであっても、撮像素子の画素数が多いと分解能が高くなり、精度良く測距誤差を検出できることを示している(式(5)参照)。
このように単眼カメラの撮像素子の画素数を多くすることで単眼カメラに映った対象物の大きさを精度良く検出することができる。特に、単眼カメラの撮像素子の画素数をステレオカメラの撮像素子の画素数よりも多くすることで、測距装置のコスト低減を図りつつ、測距誤差の検出精度を高めることができる。
図7は、単眼カメラのステレオカメラに対する位置の違いと画素数の差について示した図である。図には、図6のグラフに示した各画素数の第二撮像素子23を備えた単眼カメラ20を、ステレオカメラ10に対するZ軸方向の距離をd=20mm、40mm、60mm、80mmと変化させた場合のグラフを示している。
図示するように、Z軸方向距離dを大きくすると、同一の測距誤差(図では2%の測距誤差)が発生した場合であっても第二撮像素子23に映る対象物像の画素数の変化が大きくなり、測距誤差を精度良く検出することができる。
したがって、単眼カメラ20には画素数の大きい撮像素子を用いると共に、単眼カメラ20をステレオカメラ10から光軸方向(Z方向)に大きくずらして設置してすることで、ステレオカメラの測距誤差を精度良く検出することができるようになる
〈第三の実施形態〉
第二の実施形態に係る測距装置のように、単眼カメラ20の第二撮像レンズ22をステレオカメラ10の第一撮像レンズ12からZ軸方向に大きくずらすと、測距装置がZ軸方向に大型化するという問題がある。特に、3Dカメラのようなデジタル家電では小型化が求められているため、測距装置の大型化は市場の要求に反することとなる。
そこで本実施形態においては、測距誤差の検出精度を向上させつつ装置の小型化を実現できる測距装置を提供する。
図8は、本発明の第三の実施形態に係る測距装置を示した模式図である。図9は、単眼カメラの画角と誤差発生時の画素数の変化を示した図である。なお、図8では、図1と同一の構成には同一の符号を付している。本実施形態に係る測距装置2においては、単眼カメラ20の画角θ2をステレオカメラ10の画角θ1よりも小さくした点に特徴がある。
図9に示すグラフの縦軸は、ステレオカメラ10の第一撮像レンズ12から対象物までの距離Lが1000[mm]である場合に単眼カメラ20によって撮像される対象物像の画素数と、距離Lが1020[mm](又は980[mm])である場合に単眼カメラ20によって撮像される対象物像の画素数との差を示している。
なお、このグラフは、ステレオカメラ10の画角θ1を50deg、単眼カメラとステレオカメラの光軸方向(Z方向)のずれdを40mm、ステレオカメラ10の撮像素子の画素数を30万画素(640×480画素)、単眼カメラ20の撮像素子の画素数を1200万画素(3968×2976画素)、ステレオカメラ10に映る対象物像の大きさ(画素数)を300画素として計算したものである。
1000±20[mm]の測距誤差を生じた場合、画角θ2が画角θ1と同じ50degの場合は1.4画素の違いが生じるが、画角θ2が画角θ1より小さい20degの場合は2倍以上の約3.4画素の違いが生じる。これは画角が小さくなると対象物41は単眼カメラ20の第二撮像素子23上に大きな画像として映るため、同じ測距誤差20[mm]である場合であっても、画素数の違いがより大きく生じるためである(式(5)参照)。
このように、単眼カメラ20の画角θ2をステレオカメラ10の画角θ1よりも小さくすることで、測距誤差の検出精度を向上させつつ測距装置の小型化を実現できる。
1、2…測距装置、10…ステレオカメラ(複眼カメラ)、11…第一カメラ、12…第一撮像レンズ、13…第一撮像素子、20…単眼カメラ、22…第二撮像レンズ、23…第二撮像素子、30…制御部(制御手段)、31…第一画像補正部、32…視差演算部、33…測距部(測距手段)、34…第一画素計数部、35…第二画像補正部、36…第二画素計数部、37…誤差検出部、41…対象物、101…計測対象物、102…カメラ、103…レンズ、104…計測対象物像、105…2次元センサ、106…ステレオカメラ装置
特許第4573977号公報 特開2000−180138公報

Claims (5)

  1. 対象物の像を結像させると共に各光軸が平行に配置された複数の第一撮像レンズと、
    前記各第一撮像レンズにより結像された前記対象物の像に係る第一画像を夫々撮像する複数の第一撮像手段と、
    前記各第一画像間の視差情報に基づいて前記対象物までの距離を算出する測距手段と、
    前記第一撮像レンズの光軸と平行な軸線方向に、前記第一撮像レンズから所定距離だけ離間して配置されて、前記対象物の像を結像させる第二撮像レンズと、
    前記第二撮像レンズにより結像された前記対象物の像に係る第二画像を撮像する第二撮像手段と、
    前記測距手段が算出した前記対象物までの距離、及び前記第一撮像レンズと前記第二撮像レンズとの距離に基づいて、前記第一画像から得られる前記対象物の大きさと前記第二画像から得られる前記対象物の大きさとを比較することにより、前記測距手段の測距誤差を検出する誤差検出手段と、を備えたことを特徴とする測距装置。
  2. 対象物の像を結像させると共に各光軸が平行に配置された複数の第一撮像レンズと、
    前記各第一撮像レンズにより結像された前記対象物の像に係る第一画像を夫々撮像する複数の第一撮像手段と、
    前記各第一画像間の視差情報に基づいて前記対象物までの距離を算出する測距手段と、
    前記第一撮像レンズの光軸と平行な軸線方向に、前記第一撮像レンズから所定距離だけ離間して配置されて、前記対象物の像を結像させる第二撮像レンズと、
    前記第二撮像レンズにより結像された前記対象物の像に係る第二画像を撮像する第二撮像手段と、
    前記測距手段が算出した前記対象物までの距離、前記第一撮像手段により撮像された前記第一画像中の前記対象物像に係る画素数、及び前記第一撮像レンズと前記第二撮像レンズ間の距離から求められる前記第二画像中に映るべき前記対象物像に係る画素数と、前記第二撮像手段により撮像された前記第二画像中の前記対象物像に係る画素数と、を比較することにより、前記測距手段の測距誤差を検出する誤差検出手段と、を備えたことを特徴とする測距装置。
  3. 前記第二撮像手段の撮像画素数は、前記第一撮像手段の撮像画素数よりも多いことを特徴とする請求項1又は2に記載の測距装置。
  4. 前記第二撮像レンズの画角は、前記第一撮像レンズの画角よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の測距装置。
  5. 前記第二撮像レンズは、前記第一撮像レンズよりも前記対象物から離間した位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の測距装置。
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