JP2014174791A - 食材管理システム、及び、レシート - Google Patents

食材管理システム、及び、レシート Download PDF

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Abstract

【課題】 保存期限の接近した食材を優先的に消費するよう利用者に促し、食材の最適利用を図る。
【解決手段】
食材管理システム1は、保存されている食材とその数量、及び、その保存期限を含む食材管理情報を保持する食材管理情報DB11と、食材情報入力部12に入力された購入食材情報から、利用者が購入した食材の食材管理情報を取得する食材管理情報取得部13と、食材管理情報取得部13が取得した食材管理情報を、冷蔵、冷凍、又は常温保存の別である保存形態を判定して、食材の保存形態とともに食材管理情報DB11に登録する食材管理情報登録部と、食材管理情報DB11から保存期限の接近した食材を抽出し、期限間近食材リストを生成する食材管理部14を備える。好適には、レシートに表示された画像情報を読み取るスキャナ19と、画像に埋め込まれた購入食材の保存期限を取り出す復号部20を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食材の消費期限情報に基づいて食材の有効利用を促す食材管理システム、並びに、当該食材管理システムに好適な、食材管理システムが当該消費期限情報を容易に取得可能とするレシートに関する。
冷蔵庫内に保存された食料品から作ることができる料理や献立を提案する方法として、特許文献1及び2に記載のものがある。
特許文献1には、冷蔵庫に保存する食料品に無線タグを貼り着けておき、無線通信により庫内の食料品の食料品情報を読み取り、食材として必要となる食料品が献立毎に登録されたデータベースを参照して、読み取った食料品情報の食料品を用いて作ることができる献立を判定しユーザに通知するものが記載されている。
特許文献2には、ユーザとの対話により献立を決定する献立決定支援装置であって、献立提案日の設定条件(誕生日や記念日、或いは、その日の天気など)に基づいて献立レシピを検索し提案を行うものが記載されている。
特開2009−259015号公報 特開2012−3319号公報
しかしながら、冷蔵庫にある食材に基づいた献立決定とその調理、献立を決定し不足食材を購入しての調理といった従来の献立決定・調理方法では、消費期限の近い食材の最適利用ができず、消費期限が切れた食材が庫内に滞留する虞がある。
消費期限が切れた食材を廃棄する場合、経済的、環境的損失が発生する。したがって、料理や献立を提案するにあっては、消費期限が間近に到来する食材を優先的に使用する料理または献立を提示することが好ましい。
これは、常温で保存される食材についても同様であり、保存期限が間近に到来する食材を優先的に使用することが好ましい。
特に、常温で保存される食材については、その保存期間が長いため、いつ食材を購入したか、そしていつ食材を消費したかを忘れてしまう。このため、現時点で残っている食材の数量を把握できていないことにより、既に買い置きがあるにもかかわらず同じ食材を購入したり、既に食材を使い切っているにもかかわらず未だ食材が残っていると思い込み、献立を決定し、料理を始める段になって食材がないことに気付いて慌てたりする場合がある。
さらに、昨今の防災意識の高まりにより、家庭内の食糧備蓄が注目されている。大規模災害に備え、食料品の備蓄を多めに備えておくことが推奨されているが、いざ必要となった時には保存期限が切れていたということにならないように、期限の近いものから適宜消費し、常に新しいものに入れ替えることが肝要である。
さらに、生鮮食料品等を冷凍保存する場合にも注意が必要である。冷凍することにより、その保存期限は延長される。しかしながら、だからといって保存期限が無限に伸びるというわけではなく、冷凍焼けを防ぐために、ある期間内に消費することが望ましい。
本発明は、上記の状況を鑑み、家庭内に保存されている食材の保存期限を考慮して、保存期限の近い食材から優先的に消費するための提案を利用者に行うことができ、食材の最適利用を図ることのできる食材管理システムを提供することをその目的とする。
さらに、本発明は、かかる食材管理システムに好適な、利用者の手を煩わせることなく食材の保存期限を食材管理システムに入力可能とするために、食材購入時の価格に加えてその食材の保存期限の情報が埋め込まれたレシートを提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る食材管理システムは、
保存されている食材とその数量、及び、その保存期限を含む食材管理情報を保持する食材管理情報DBと、
食材の購入時に食材販売者から提供される購入食材情報が入力される食材情報入力部と、
利用者が購入した食材の前記食材管理情報を前記購入食材情報から取得する食材管理情報取得部と、
前記食材管理情報取得部が取得した前記食材管理情報を、冷蔵、冷凍、又は常温保存の別である保存形態を判定して、食材の前記保存形態とともに前記食材管理情報DBに登録する食材管理情報登録部と、
前記食材管理情報DBから、前記保存期限の接近した食材を抽出し、前記保存期限の近い食材のリストである期限間近食材リストを生成する食材管理部を備えることを第1の特徴とする。
上記第1の特徴の本発明に係る食品管理システムは、
食材の購入時のレシートに表示された画像を読み取るスキャナと、
前記スキャナにより読み取られた前記画像を復号化して、前記画像から購入食材の前記保存期限を取り出す復号部を備え、
前記復号化された前記保存期限を含む前記購入食材情報が、前記食材情報入力部に入力されることを第2の特徴とする。
上記第1又は第2の特徴の本発明に係る食品管理システムは、
料理毎に、各料理に必要な食材とその食材消費量を保持する料理DBと、
前記料理DB、及び、前記期限間近食材リストを参照し、前記料理DBに登録されている料理の中から、前記期限間近食材リストの食材を優先的に消費する料理を1以上抽出する料理提示部と、
前記抽出された料理のリストを、利用者端末に表示する表示部を備えることを第3の特徴とする。
上記第3の特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記食材管理部は、
前記料理提示部により抽出された料理のリストの何れの料理を選択すべきかを前記利用者端末に通知するリスト内料理選択要求を前記利用者端末に送信し、
前記リスト内料理選択要求に基づく選択結果を受信すると、当該選択結果に基づき選択された料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記消費期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを第4の特徴とする。
上記第4の特徴の本発明に係る食材管理システムは、
前記食材管理部は、
前記料理提示部により抽出された料理のリスト外の料理を選択するリスト外料理選択要求を前記利用者端末から受信可能に構成され、
前記リスト外料理選択要求を受信すると、
前記選択されたリスト外の料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記消費期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを第5の特徴とする。
上記第3乃至第5の何れかの特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記料理提示部は、
前記料理DB、及び、前記期限間近食材リストを参照し、所定の料理抽出条件で、前記料理DBに登録されている料理の中から、前記期限間近食材リストの食材を優先的に消費する料理を抽出し、
前記料理抽出条件が、特定の利用不可食材を含まない料理を抽出する条件、特定の利用推奨食材を含む料理を抽出する条件、及び、特定の利用不可調理器具を用いることなく調理可能な料理を抽出する条件のうち少なくとも何れか1つを含み、
前記利用不可食材、前記利用推奨食材、前記利用不可調理器具のうち少なくとも何れか1つを、前記利用者端末から抽出条件変更要求を受信することで変更可能に構成されていることを第6の特徴とする。
上記第3乃至第6の何れかの特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記食材管理部は、
前記料理提示部により抽出された料理に必要な食材の食材消費量を、前記食材管理情報DBに登録されている前記食材管理情報と比較し、足りない食材がある場合、不足食材とその不足数量を含む不足リストを前記表示部に表示させることを第7の特徴とする。
上記第7の特徴の本発明に係る食品管理システムは、
過去に購入した食材の数量と購入価格、或いは、単位数量当たりの購入価格を保持する食材価格DBを備え、
前記食材管理情報取得部は、利用者が購入した食材の前記食材管理情報とともに、当該食材の購入価格を前記購入食材情報から取得して、当該食材の購入価格を前記食材管理情報登録部が前記食材価格DBに登録し、
前記食材管理部は、
前記料理提示部により抽出された料理の夫々につき、前記不足食材を前記不足数量分購入する場合の購入費用の総額を前記食材価格DBを参照して推定し、前記推定さされた購入費用の総額を、前記料理提示部により抽出された料理とともに、前記表示部に表示させることを第8の特徴とする。
上記第8の特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記料理提示部により提示された料理が複数有る場合、前記料理提示部により抽出された料理のリストを前記推定された購入費用の総額が安い料理順に並び替えて、前記表示部に表示させることを第9の特徴とする。
上記第3乃至第9の何れかの特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記料理DBに保持されている料理を組み合わせた献立が登録されている献立DBと、
前記料理提示部により抽出された料理を含む献立のリストを提示する献立提示部と、を備え、
前記表示部は、前記献立提示部により提示された献立のリストを前記利用者端末に表示することを第10の特徴とする。
上記第10の特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記食材管理部は、
前記献立提示部により抽出された献立のリストの何れの献立を選択すべきかを前記利用者端末に通知するリスト内献立選択要求を前記利用者端末に送信し、
前記リスト内献立選択要求に基づく選択結果を受信すると、当該選択結果に基づき選択された献立に登録された料理の夫々につき、当該料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを第11の特徴とする。
上記第11の特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記食材管理部は、
前記献立提示部により抽出された献立のリスト外の献立を選択するリスト外献立選択要求を前記利用者端末から受信可能に構成され、
前記リスト外献立選択要求を受信すると、
前記選択されたリスト外の献立に登録された料理の夫々につき、当該料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを第12の特徴とする。
上記第1乃至第12の何れかの特徴の本発明に係る食品管理システムは、
前記食材管理部は、
前記食材管理情報DBに登録された食材の前記保存形態を変更する食材移動要求を前記利用者端末から受信可能に構成され、
前記食材移動要求を受信すると、
前記食材移動要求の対象となっている食材の前記保存形態を変更するとともに、その前記保存期限を変更後の前記保存形態に応じて設定し、前記食材管理情報DBに登録する処理を行うことを第13の特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明に係るレシートは、購入した食材とその価格が印刷されているとともに、購入した食材とその数量、並びに、その保存期限を含む食材管理情報が暗号化された画像が印刷されていることを特徴とする。
上記特徴の本発明に係る食材管理システムに依れば、食材管理部が、食材管理情報DBに登録されている各食材の保存期限を参照し、保存期限の接近した食材を抽出した期限間近食材リストを生成することで、保存期限の近い食材を利用者に提示して、保存期限の近い食材を優先して消費するよう利用者に促すことができ、これにより、食材の最適利用が図られる。
保存期限の取得方法については、好ましくは、予め食材購入時のレシートに表示された画像を復号化して取り出すことで、利用者が保存期限を入力する手間を省き、保存期限の情報を自動取得する食材管理システムを実現できる。
なお、保存期限の例としては、主として加工食品に付されている、その食品を開封せず正しく保存した場合に味と品質が十分に保てると製造業者が認める期間を意味する「賞味期限」と、生鮮食品に付されている、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を意味する「消費期限」が一般に知られている。
さらに、料理DBを参照し、期限間近食材リストの食材を優先的に消費する料理を抽出する料理提示部を備えた構成とすることにより、利用者は、保存期限が間近の食材を消費するに際して、どのような料理を作ればよいのかを知ることができ、利用者による期限間近食材利用の一助となる。
さらに、献立DB及び献立提示部を備え、料理提示部により抽出された料理を含む献立のリストを提示する構成とすることにより、利用者は、保存期限が間近の食材を消費するに際して、どのような献立で、どのような料理を作ればよいのかを知ることができ、利用者による期限間近食材利用の一助となる。
このとき、料理または献立を作るに際し、不足する食材を利用者に表示することで、利用者による食材利用を支援できる。
本発明の一実施形態に係る食材管理システムの一例を示す構成ブロック図 食材管理情報が埋め込まれた2次元画像が印刷されたレシートの一例 食材管理情報DBに保持されている食材管理情報の一例 期限間近食材リストの表示画面の一例 料理リストの表示画面の一例 本発明の一実施形態に係る食材管理システムの一例を示す構成ブロック図 本発明の一実施形態に係る食材管理システムの一例を示す構成ブロック図 料理リストの表示画面の一例
〈第1実施形態〉
以下に、本発明の一実施形態に係る食材管理システム(以降、適宜「本発明システム1」と称す)につき、図面を参照して説明する。図1は、本発明システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明システム1は、食材管理情報DB(データベース)11、食材情報入力部12、食材管理情報取得部13、食材管理情報登録部14、食材管理部15、表示部16、料理DB(データベース)17、料理提示部18、スキャナ19、及び、復号部20を備える。
このうち、食材情報入力部12、食材管理情報取得部13、食材管理情報登録部14、食材管理部15、表示部16、料理提示部18、及び、復号部20の各処理は、コンピュータのハードウェア資源(CPUや各種記憶装置等)及びソフトウェア資源(OS、各種ドライバ等)を使用して演算処理が行われ、かかる演算処理の実行が、利用者端末からの要求に応じて、CPUによりその実行が制御されるプログラムを実行することによりソフトウェア的に実現される。食材管理情報DB11、及び、料理DB17は、かかるコンピュータ内に設けられた、或いはネットワークを介してアクセスが可能な所定の記憶装置の所定の記憶領域に構築されている。
好適には、本発明システム1は、スマートフォン21上のウェブアプリとしての利用を想定している。この場合、表示部16は、スマートフォン21の液晶ディスプレイであり、スキャナ19は、スマートフォン21に内蔵されたカメラである。スマートフォン21の操作部が、利用者端末に相当する。また、料理DB17は、ウェブを介してアクセスが可能に構成されていれば好ましい。この場合、食材管理情報DB11、食材情報入力部12、食材管理情報取得部13、食材管理情報登録部14、食材管理部15、料理提示部18、及び、復号部20の夫々は、スマートフォン21内に構築され、スマートフォン21のCPUにより制御される。しかしながら、本発明はこの場合に限られず、食材管理情報DB11、食材情報入力部12、食材管理情報取得部13、食材管理情報登録部14、食材管理部15、料理提示部18、及び、復号部20のうち少なくとも何れか1つが、ネットワークを介してアクセスが可能なサーバコンピュータ内に構築され、かかるサーバコンピュータのCPUにより制御される場合も考えられる。
食材管理情報DB11は、保存されている食材とその数量、及び、その保存期限を含む食材管理情報を保持している。
食材情報入力部12には、食材の購入時に食材販売者から提供される購入食材情報が入力される。購入食材情報は、上記食材管理情報のほか、食材の購入価格を含むことができる。購入食材情報は、オンラインショッピングで購入したものであれば、その際の購入履歴から取得できる。或いは、スキャナ19が購入時のレシートをスキャンして、購入食材とその価格、及びその保存期限を読み取る。レシートには、購入食材とその価格、及び、食材の保存期限の情報が画像情報(例えば、バーコードや、QRコード((株)デンソーウェーブの登録商標))の形で埋め込まれており、かかる画像の復号化により、食材の保存期限を取得することができる。これにより、購入食材情報を取得することができる。復号部20が、スキャナ19により読み取られた画像を復号化し、食材の保存期限を含む購入食材情報を取り出す。
なお、オンラインショッピングで購入した場合や、レシートに画像が埋め込まれていない場合には、オンラインショッピングの購入履歴に基づき、或いは、スキャナ19を介して文字認識によりレシートに印字されている購入食材名と購入時刻を読み取り、購入食材に応じた保存期限を設定し、食材情報入力部12への入力とすることができる。また、食材の購入時において、スマートフォン21が店舗用レジスターと無線通信を行い、レジスターから直接、購入食材情報を取得する構成としてもよい。なお、レジスターは、購入食材の包装に付加されているバーコードから食材の保存期限を読み出すか、或いは、購入食材の包装に付加されているバーコードからその食材情報を読み出し、食材情報に基づきその保存期限が登録されているデータベースにアクセスすることで、食材の保存期限を取得することができる。
食材管理情報取得部13は、食材情報入力部12に入力された購入食材情報から、食材管理情報を取り出し、取得する。
食材管理情報登録部14は、食材管理情報取得部13が取得した食材管理情報を、冷蔵、冷凍、又は常温保存の別(保存形態)を判定して、かかる保存形態とともに食材管理情報DB11に登録する。
食材管理部15は、食材管理情報DB11から、保存期限の接近した食材を抽出し、保存期限の近い食材のリストである期限間近食材リストを生成し、利用者端末に表示する。
料理DB17は、各料理に必要な食材とその食材消費量を保持している。
料理提示部18は、料理DB17、及び、期限間近食材リストを参照し、料理DB17に登録されている料理の中から、期限間近食材リストの食材を優先的に消費する料理を1以上抽出する。かかる抽出された料理のリストが、表示部16により利用者端末に表示される。
以下に、本発明システム1の処理動作の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
利用者が食材を購入すると、利用者は、その購入時のレシートをスキャナ19にかざし、購入食材情報を読み取らせる。図2にレシートの一例を示す。レシートには、卵1パック198円、鶏モモ肉400g500円、ツナ缶80g4個といった購入食材とその価格が印刷されているほか、画像30が印刷されている。画像30には、購入食材とその価格、及びその保存期限等の情報(購入食材情報)が埋め込まれている。
復号部20は、スキャナ19により読み取られた2次元画像30から、購入食材情報を復号化して取り出し、食材情報入力部12への入力とする。
食材管理情報取得部13は、かかる復号化された購入食材情報を、食材情報入力部12を介して受け取り、購入食材情報のうち食材とその数量、及びその保存期限を含む食材管理情報を取り出す。
食材管理情報登録部14は、食材管理情報取得部13が取得した食材管理情報を、食材管理情報DB11に登録する。このとき、食材管理情報に基づき、冷蔵、冷凍、又は常温保存の別をその食材名から判断し、食材管理情報と併せて、食材の保存形態を食材管理情報DB11に登録する。例えば、ジャガイモや玉ねぎといった野菜、或いは缶詰であれば常温保存、生魚や肉類のような生鮮食料品であれば冷蔵保存、アイスクリームや冷凍食品の場合冷凍保存に設定し、食材管理情報DB11に登録する。
なお、食材管理情報に食材の保存期限の情報が含まれていない場合(例えば、画像30に食材の保存期限の情報が欠けている場合)には、食材管理情報登録部14は、その食材に応じて保存期限を自動設定し、食材管理情報DB11に登録する。例えば、ジャガイモや玉ねぎといった野菜の場合購入日から2週間、缶詰であれば購入日から6ヶ月、魚や肉類であれば購入日から4日程度に設定する。
図3に食材管理情報DB11に保持されている食材管理情報の例を示す。食材名とその数量、保存期限、及び、保存形態が、食材毎に示されている。また、食材管理情報は、食材が開封済みであるか否かを表すフラグを含んでいる。
食材管理部15は、利用者からの期限間近食材リスト生成要求を受け付けると、食材管理情報DB11を参照して、保存期限が接近した(例えば、後2日で保存期限が到来する)食材のリスト(期限間近食材リスト)を生成する。ここで、保存期限が接近していると判定する期間を、保存状態に応じて異ならせてもよい。例えば、冷蔵保存されている食材については、後2日で保存期限が到来する場合に、保存期限が接近していると判定するが、常温で保存されている食材については、1週間以内に保存期限が到来する場合に、保存期限が接近していると判定し、冷凍保存されている食材については、5日以内に保存期限が到来する場合に、保存期限が接近していると判定してもよい。表示部16が、期限間近食材リストを利用者端末に表示させる。図4に表示部16に表示された期限間近食材リストの一例を示す。図4では、食材とその保存期限とともに、その数量と保存形態を併せて表示させている。
このように、期限間近食材リストを利用者端末21に表示することで、利用者に期限間近食材リスト中にある食材を優先して消費するように利用者に促す。
料理提示部18は、利用者からの料理提示要求を受け付けると、料理DB17に登録されている料理の中から、期限間近食材リストの食材を優先的に消費することのできる1以上の料理を抽出するように構成されている。かかる抽出された料理のリストが、表示部16を介して利用者端末に表示されることで、利用者は、保存期限が間近の食材を消費するに際して、どのような料理を作ればよいのかを知ることができる。
図4において、利用者が食材部分をクリックすると、料理提示要求が料理提示部18に送信され、料理提示部18が、かかる食材を用いる料理を抽出し、リストして表示部16に表示させる。図5に表示部16に表示される料理リストの一例を示す。料理リストに挙げられている各料理をクリックすると、その料理を作るのに必要な食材とその数量、及び料理のレシピが表示されるようになっている。あるいは、料理提示部18が、期限間近食材リストの食材を、保存期限が近いものから順に1〜3つ程度自動選択し、かかる自動選択された食材を用いる料理のリストを表示部16に表示させるものとしてもよい。
このとき、料理提示部18は、所定の料理抽出条件を設定して、料理の抽出を行うことができる。例えば、特定の利用不可食材に対してアレルギー症状を持つ人に料理を提供する場合に、かかる利用不可食材を含まない料理を抽出する必要がある。或いは、特定の疾病をもつ人に料理を提供する場合には、疾病を悪化させる利用不可食材を含まず、且つ、疾病の進行を妨げる又は症状を緩和する効果のある特定の利用推奨食材を含む料理を探したいという要請がある。また、利用推奨食材として、今が旬の食材を用いた料理を探したいという要請もある。
また、家庭によっては、特定の調理器具が無いため抽出された料理を作れないということがあるため、利用不可調理器具を用いることなく調理可能な料理を抽出する必要がある。例えば、オーブンがない家庭ではオーブン調理が必要な料理は除外する必要がある。或いは、魚焼き用のグリルのないガスコンロの場合、焼き魚料理は除外する必要がある。
料理提示部18は、これらの場合において、料理を抽出する際の抽出条件を、利用者端末から抽出条件変更要求を受信することで変更可能に構成されている。
このとき、食材管理部15は、不足リスト表示要求を利用者から受け付けると、料理提示部18により抽出された各料理に必要な食材の食材消費量を、食材管理情報DB11に登録されている食材管理情報と比較し、足りない食材がある場合、不足食材とその不足数量を含む不足リストを表示部16に表示させる。なお、食材管理部15には、何人分の料理を作るのかを予め入力しておく。
例として、図5において、料理提示部18により抽出された料理「鶏と大根の煮物」について興味を持った場合、料理「鶏と大根の煮物」について不足リスト表示要求が利用者により送信される。食材管理部15は、不足リスト表示要求を受信すると、図3の食材管理情報には大根が存在しないので、大根を不足リストに加えて、表示部16に表示させる。このようにして、利用者は、料理を作るに際して、足りない食材を知ることができる。
その後、利用者が足りない食材を購入すると、利用者は、再びその購入時のレシートをスキャナ19にかざし、購入食材情報を読み取らせる。食材管理情報取得部13が、購入食材情報から食材管理情報を取り出し、食材管理情報登録部14が、食材管理情報を食材管理情報DB11に追加登録する。
食材管理部15は、リスト内料理選択要求を利用者端末21に送信し、前記料理提示部18により抽出された料理のリストから、何れの料理を選択すべきかを利用者端末に通知し、利用者に選択を促す。そして、利用者端末から選択結果を受信すると、かかる選択結果に基づき、選択された料理で消費する食材とその食材消費量を料理DB17から参照し、食材管理情報DB11に登録されている当該食材の数量を、保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行う。
一方、利用者は、料理提示部18により抽出された料理のリストに挙げられていない料理を料理DB17から参照し、選択することもできる。その場合、食材管理部15は、リスト外料理選択要求を利用者端末から受信し、利用者により選択された料理で消費する食材とその食材消費量を料理DB17から参照し、食材管理情報DB11に登録されている当該食材の数量を、保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行う。
この減算処理にあっては、保存状態、開封の有無について、食材管理情報DB11の登録情報を適宜変更し、これに伴って食材の保存期限を変更する。例えば、玉ねぎを1/2個消費した場合、残りの1/2個は冷蔵保存の必要があるため、保存状態を常温保存から冷蔵保存に変更するとともに、保存期限を再設定する。また一般に食材に表示されている消費期限または賞味期限は未開封の状態での期限であり、開封後は元の消費期限または賞味期限にかかわらず短期間で消費しなければならない。このため、開封後に全ての食材を使い切らない場合には、食材の管理情報を開封有に変更し、併せてその保存期限を再設定する必要がある。
また、利用者が冷蔵保存されていた食材を小分けして冷凍庫に移し変えたり、冷凍保存されていた食材を冷蔵に戻したりすることがある。この場合、食材管理部15は、食材移動要求を利用者端末から受信し、当該食材移動要求の対象となっている食材の保存形態を変更するとともに、その保存期限を変更後の保存形態に応じて設定し、食材管理情報DB11に登録する。
以上、本発明システム1に依れば、家庭内に保存されている食材の保存期限を考慮して、保存期限の近い食材のリストを生成し、また、保存期限の近い食材から優先的に消費する料理を利用者に提示することで、食材の最適利用を図ることができる。
〈第2実施形態〉
以下に、本発明の一実施形態に係る食材管理システム(以降、適宜「本発明システム2」と称す)につき、図面を参照して説明する。図6は、本発明システム2の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、本発明システム2は、図1に示す本発明システム1に対し、さらに献立DB(データベース)22、及び献立提示部23を備えた構成である。ここで、献立提示部23の各処理は、コンピュータのハードウェア資源(CPUや各種記憶装置等)及びソフトウェア資源(OS、各種ドライバ等)を使用して演算処理が行われ、かかる演算処理の実行が、利用者端末(例えば、スマートフォンの操作画面)からの要求に応じて、CPUによりその実行が制御されるプログラムを実行することによりソフトウェア的に実現される。献立DB17は、かかるコンピュータ内に設けられた、或いはネットワークを介してアクセスが可能な所定の記憶装置の所定の記憶領域に構築されている。
献立DB22には、料理DB17に保持されている料理を組み合わせた献立が登録されている。献立DB22に登録されている献立は、夫々が、組み合わせることで栄養バランスに優れた料理の組み合わせとなっている。
献立提示部23は、利用者からの献立提示要求を受け付けると、献立DB22に登録されている献立の中から、料理提示部18により抽出された料理を含む献立のリストを提示し、表示部16を介して利用者端末に表示させる。かかる献立のリストにより、利用者は、保存期限が間近の食材を消費するに際して、どのような献立で、どのような料理を作ればよいのかを知ることができる。
このとき、献立提示部23は、料理提示部18が保持している前述の料理抽出条件を参照し、特定の利用不可食材を含まない料理、特定の利用推奨食材を含む料理、又は特定の利用不可調理器具を用いることなく調理可能な料理の組み合わせを献立DBから探索し、献立を抽出することができる。
そして、食材管理部15は、不足リスト表示要求を利用者から受け付けると、献立提示部23により提示された献立毎に、提示された献立の各料理に必要な食材の食材消費量を、食材管理情報DB11に登録されている食材管理情報と比較し、足りない食材がある場合、不足食材とその不足数量を含む不足リストを表示部16に表示させる。これにより、利用者は、献立を作るに際して、足りない食材を知ることができる。
その後、利用者が足りない食材を購入すると、利用者は、再びその購入時のレシートをスキャナ19にかざし、購入食材情報を読み取らせる。食材管理情報取得部13が、購入食材情報から食材管理情報を取り出し、食材管理情報登録部14が、食材管理情報を食材管理情報DB11に追加登録する。
食材管理部15は、リスト内献立選択要求を利用者端末21に送信し、献立提示部23により提示された献立のリストから、何れの献立を選択すべきかを利用者端末に通知し、利用者に選択を促す。そして、利用者端末から選択結果を受信すると、かかる選択結果に基づき、選択された献立に登録された料理の夫々について、各料理で消費する食材とその食材消費量を料理DB17から参照し、食材管理情報DB11に登録されている当該食材の数量を、保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行う。
一方、利用者が、献立提示部23により提示された献立のリストに挙げられていない献立を献立DB22から参照し、選択することもできる。その場合、食材管理部15は、リスト外献立選択要求を利用者端末から受信し、利用者により選択された献立に登録された料理の夫々について、各料理で消費する食材とその食材消費量を料理DB17から参照し、食材管理情報DB11に登録されている当該食材の数量を、保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行う。
なお、この減算処理にあっては、上述の本発明システム1における料理選択時の処理と同様に、保存状態、開封の有無について、食材管理情報DB11の登録情報を適宜変更し、これに伴って食材の保存期限を変更する。
本発明システム2の他の構成については、図1に示す本発明システム1と同様であり、詳細な説明は割愛する。
本発明システム2に依れば、本発明システム1と同様の作用効果を奏するとともに、家庭内に保存されている食材の保存期限を考慮して、保存期限の近い食材を優先的に消費する献立を利用者に提示することで、食材の最適利用を図ることができる。
〈第3実施形態〉
以下に、本発明の一実施形態に係る食材管理システム(以降、適宜「本発明システム3」と称す)につき、図面を参照して説明する。図7は、本発明システム3の構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、本発明システム3は、図1に示す本発明システム1に対し、さらに食材価格DB(データベース)24を備えた構成である。食材価格DB24は、コンピュータ内に設けられた、或いはネットワークを介してアクセスが可能な所定の記憶装置の所定の記憶領域に構築されている。
食材価格DB24は、過去に購入した食材の数量と購入価格、或いは、単位数量当たりの購入価格を保持している。食材情報入力部12に食材の購入価格を含む購入食材情報が入力されると、食材管理情報取得部13が、かかる購入食材情報から、食材管理情報とともに食材の購入価格を取得して、食材管理情報登録部14が、当該食材の購入価格を食材価格DB24に登録する。
食材管理部15は、料理提示部18が期限間近食材リストの食材を優先的に消費することのできる1以上の料理を抽出し、抽出された料理のリストを生成した後において、利用者からの不足リスト表示要求を受け付けると、料理提示部18により抽出された各料理に必要な食材の食材消費量を、食材管理情報DB11に登録されている食材管理情報と比較し、足りない食材がある場合、不足食材とその不足数量を含む不足リストを表示部16に表示させる。このとき、食材管理部15は、かかる不足食材を不足数量分購入する場合の購入費用の総額を食材価格DB24を参照して推定し、抽出された料理に加えて、推定された購入費用の総額を表示部16に表示させる。また、抽出された料理が複数ある場合、推定された購入費用の総額が安い料理順に料理提示部18により抽出された料理のリストを並び替え、表示部16に表示させる。
図8に表示部16に表示される料理リストの例を示す。料理リストに挙げられている各料理をクリックすると、その料理を作るのに必要な食材とその数量、及び料理のレシピが表示されるようになっている。また、各料理の右欄には、その料理を作るのに必要な購入費用の総額の推定額(食材購入費用)が表示されている。食材購入費用の表示部分をクリックすると、不足食材とその数量及び価格の内訳が表示されるようになっている。
これにより、本発明システム3は、保存期限が間近の食材を消費するに際して、どのような料理を作ればよいのか、また、足りない食材を利用者に表示することができる。このとき、不足食材を購入する際の購入費用を利用者に表示することができるので、保存期限が間近の食材を消費することのできる料理候補が複数ある場合に、複数の料理候補のうち何れか一の料理を利用者が選択する際の指針となる。
つまり、利用者にとってみた場合、不足食材の買出しに際してどの程度の予算を必要とするのかを事前に知ることができ、また、その日の予算(懐具合)に併せて料理を選択することができる。
本発明システム3の他の構成については、図1に示す本発明システム1と同様であり、詳細な説明は割愛する。本発明システム3は、上記の説明に加え、本発明システム1と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明システム3において、上述の本発明システム2の献立DB22、献立提示部23を更に備える構成としても構わない。
本発明は、保存期限の近い食材を優先的に消費するよう利用者に促して、食材の最適利用を図ることのできる食材管理システムとしての利用が可能である。
1〜3: 本発明の一実施形態に係る食材管理システム
11: 食材管理情報DB(データベース)
12: 食材情報入力部
13: 食材管理情報取得部
14: 食材管理情報登録部
15: 食材管理部
16: 表示部
17: 料理DB(データベース)
18: 料理提示部
19: スキャナ
20: 復号部
21: スマートフォン
22: 献立DB(データベース)
23: 献立提示部
24: 食材価格DB(データベース)
30: 購入食材情報が埋め込まれた画像

Claims (14)

  1. 保存されている食材とその数量、及び、その保存期限を含む食材管理情報を保持する食材管理情報DBと、
    食材の購入時に食材販売者から提供される購入食材情報が入力される食材情報入力部と、
    利用者が購入した食材の前記食材管理情報を前記購入食材情報から取得する食材管理情報取得部と、
    前記食材管理情報取得部が取得した前記食材管理情報を、冷蔵、冷凍、又は常温保存の別である保存形態を判定して、食材の前記保存形態とともに前記食材管理情報DBに登録する食材管理情報登録部と、
    前記食材管理情報DBから、前記保存期限の接近した食材を抽出し、前記保存期限の近い食材のリストである期限間近食材リストを生成する食材管理部を備えることを特徴とする食材管理システム。
  2. 食材の購入時のレシートに表示された画像を読み取るスキャナと、
    前記スキャナにより読み取られた前記画像を復号化して、前記画像から購入食材の前記保存期限を取り出す復号部を備え、
    前記復号化された前記保存期限を含む前記購入食材情報が、前記食材情報入力部に入力されることを特徴とする請求項1に記載の食材管理システム。
  3. 料理毎に、各料理に必要な食材とその食材消費量を保持する料理DBと、
    前記料理DB、及び、前記期限間近食材リストを参照し、前記料理DBに登録されている料理の中から、前記期限間近食材リストの食材を優先的に消費する料理を1以上抽出する料理提示部と、
    前記抽出された料理のリストを、利用者端末に表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の食材管理システム。
  4. 前記食材管理部は、
    前記料理提示部により抽出された料理のリストの何れの料理を選択すべきかを前記利用者端末に通知するリスト内料理選択要求を前記利用者端末に送信し、
    前記リスト内料理選択要求に基づく選択結果を受信すると、当該選択結果に基づき選択された料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記消費期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の食材管理システム。
  5. 前記食材管理部は、
    前記料理提示部により抽出された料理のリスト外の料理を選択するリスト外料理選択要求を前記利用者端末から受信可能に構成され、
    前記リスト外料理選択要求を受信すると、
    前記選択されたリスト外の料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記消費期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の食材管理システム。
  6. 前記料理提示部は、
    前記料理DB、及び、前記期限間近食材リストを参照し、所定の料理抽出条件で、前記料理DBに登録されている料理の中から、前記期限間近食材リストの食材を優先的に消費する料理を抽出し、
    前記料理抽出条件が、特定の利用不可食材を含まない料理を抽出する条件、特定の利用推奨食材を含む料理を抽出する条件、及び、特定の利用不可調理器具を用いることなく調理可能な料理を抽出する条件のうち少なくとも何れか1つを含み、
    前記利用不可食材、前記利用推奨食材、前記利用不可調理器具のうち少なくとも何れか1つを、前記利用者端末から抽出条件変更要求を受信することで変更可能に構成されていることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の食材管理システム。
  7. 前記食材管理部は、
    前記料理提示部により抽出された料理に必要な食材の食材消費量を、前記食材管理情報DBに登録されている前記食材管理情報と比較し、足りない食材がある場合、不足食材とその不足数量を含む不足リストを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の食材管理システム。
  8. 過去に購入した食材の数量と購入価格、或いは、単位数量当たりの購入価格を保持する食材価格DBを備え、
    前記食材管理情報取得部は、利用者が購入した食材の前記食材管理情報とともに、当該食材の購入価格を前記購入食材情報から取得して、当該食材の購入価格を前記食材管理情報登録部が前記食材価格DBに登録し、
    前記食材管理部は、
    前記料理提示部により抽出された料理の夫々につき、前記不足食材を前記不足数量分購入する場合の購入費用の総額を前記食材価格DBを参照して推定し、前記推定された購入費用の総額を、前記料理提示部により抽出された料理とともに、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項7に記載の食材管理システム。
  9. 前記料理提示部により提示された料理が複数有る場合、前記料理提示部により抽出された料理のリストを前記推定された購入費用の総額が安い料理順に並び替えて、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項8に記載の食材管理システム。
  10. 前記料理DBに保持されている料理を組み合わせた献立が登録されている献立DBと、
    前記料理提示部により抽出された料理を含む献立のリストを提示する献立提示部と、を備え、
    前記表示部は、前記献立提示部により提示された献立のリストを前記利用者端末に表示することを特徴とする請求項3〜9の何れか一項に記載の食材管理システム。
  11. 前記食材管理部は、
    前記献立提示部により抽出された献立のリストの何れの献立を選択すべきかを前記利用者端末に通知するリスト内献立選択要求を前記利用者端末に送信し、
    前記リスト内献立選択要求に基づく選択結果を受信すると、当該選択結果に基づき選択された献立に登録された料理の夫々につき、当該料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを特徴とする請求項10に記載の食材管理システム。
  12. 前記食材管理部は、
    前記献立提示部により抽出された献立のリスト外の献立を選択するリスト外献立選択要求を前記利用者端末から受信可能に構成され、
    前記リスト外献立選択要求を受信すると、
    前記選択されたリスト外の献立に登録された料理の夫々につき、当該料理で消費する食材とその食材消費量を前記料理DBから参照し、前記食材管理情報DBに登録されている当該食材の数量を、前記保存期限の近いものから順に、当該食材消費量だけ減算する処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の食材管理システム。
  13. 前記食材管理部は、
    前記食材管理情報DBに登録された食材の前記保存形態を変更する食材移動要求を前記利用者端末から受信可能に構成され、
    前記食材移動要求を受信すると、
    前記食材移動要求の対象となっている食材の前記保存形態を変更するとともに、その前記保存期限を変更後の前記保存形態に応じて設定し、前記食材管理情報DBに登録する処理を行うことを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の食材管理システム。
  14. 購入した食材とその価格が印刷されているとともに、購入した食材とその数量、並びに、その保存期限を含む食材管理情報が暗号化された画像が印刷されていることを特徴とするレシート。
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