JP2014171463A - 植物処理方法 - Google Patents

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亨 伏木
Toshihiro Fujita
俊弘 藤田
Takuji Wakita
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Abstract

【課題】様々な付加価値を植物に付与することが可能な植物処理方法を提供する。
【解決手段】香り成分などの所定の物質を含むウルトラファインバブル液を、植物に吸収させることを特徴とする。これによって、植物に様々な付加価値を付与することが可能である。また、液体に溶解しにくい香り成分を、ウルトラファインバブルを利用することで、液体に溶解させることができ、長期にわたって液体に封じ込めることができる。したがって、様々な香り成分を植物に吸収させることで、植物に充分な付加価値を付けることができる。さらに、ウルトラファインバブル液を用いて植物を育てれば成長を促進することができ、植物の生産性も向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物に様々な付加価値を付与することが可能な植物処理方法(植物製造方法)に関する。
植物は加工されることによって付加価値が付けられ、食品や医薬品などとして様々な市場に供される。例えば、特許文献1では、野菜の根を香料を添加した水又は養液に浸すことで根から香料を吸収させ、野菜の香味を改善することが提案されている。
特開2002−335763号公報
しかしながら、従来の加工方法では付けられる付加価値に限界があった。特に近年、野菜や穀物の鮮度や安全性のみならず、海外から輸入される低価格の作物に対抗するため、これら植物の高付加価値化が求められている。
また、特許文献1に開示された技術のように、香料を水に単純に添加したとしても、香料から放出される香り成分が水に溶解しにくかったり、香り成分を長期にわたって水に封じ込めることができなかったりするため、植物に充分な付加価値が付けられない。
本発明は、上記に鑑み、植物に様々な付加価値を付与することが可能な植物処理方法を提供する。
請求項1に記載の発明は、所定の物質を含むウルトラファインバブル液を食物に吸収させる。
請求項2に記載の発明は、前記物質は香り成分である。
請求項3に記載の発明は、前記ウルトラファインバブル液を用いて植物を育てる。
本発明によれば、付加価値の付いた植物が得られる。
本発明の実施の形態1における植物処理装置(植物製造装置)を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態2における植物処理装置の断面図である。 混合ノズルの断面図である。 微細気泡生成ノズルの断面図である。 ウルトラファインバブル水を常温保存した場合の個数密度(個/ml)と保存期間(日)との関係を示すグラフである。 レタスの栽培日数と葉部の重さの平均値との関係を示すグラフである。 レタスの栽培日数と根部の長さの平均値との関係を示すグラフである。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1の植物処理装置(植物製造装置)Aを示す概念図である。植物処理装置Aは気体源A1と、液体源A2と、物質付与部A1aと、ウルトラファインバブル液生成部A3と、貯留槽A4と、液体供給手段A5とを含む。
気体源A1は空気や窒素など、所定の気体を供給するものであり、例えば空気を取り入れる配管や、窒素を供給するガスボンベなどである。
液体源A2は水や養液、アルコールなどの液体を供給するものであり、例えば液体の貯留槽や水道管、取水口などである。
物質付与部A1aは気体源A1からの気体を受け、この気体に所定の物質を付与する。例えば、山椒、和山椒、トリュフ、柚子、レモン水、ブラックペッパー等の香り物質を気体源A1からウルトラファインバブル液生成部A3に至る経路に設け、この香り物質から放出された香り成分が気体に付与される。
ウルトラファインバブル液生成部A3は物質付与部A1aからの所定の物質が付与された気体と液体源A2からの液体とを受け、これらを混合して、前記気体のウルトラファインバブルを含む液体(ウルトラファインバブル液)を生成して供給する。気体及び液体を受けて、ウルトラファインバブル液を生成するウルトラファインバブル液生成部A3としては種々の方式が考えられるが、一例として後述の実施の形態2を用いれば実現できる。
ここで、ウルトラファインバブルとは直径1μm以下の泡である。この泡を含んだ液体をウルトラファインバブル液と呼ぶ。液体が水の場合はウルトラファインバブル水と呼ぶ。現在の技術をウルトラファインバブル液生成部A3に適用すれば、直径が約100nmを中心として1μm以下の範囲に分布するウルトラファインバブルを1ミリリットル(ml)中に1億〜数百億個程度有する液体を生成することが可能である。液体中に存在するウルトラファインバブルは直径1μmを超えるマイクロバブルやミリバブルと異なり、即座に液面に浮上することはなく、数ヶ月に及び液体中に存在することができる。
貯留槽A4はウルトラファインバブル液生成部A3から供給されたウルトラファインバブル液を一時的に貯留する。液体供給手段A5は貯留槽A4からの液体を、植物に提供するためのものであり、例えば、水槽、苗床、土壌、水耕栽培装置、植物工場などである。なお、貯留槽A4を省略して、ウルトラファインバブル液生成部A3からのウルトラファインバブル液を直接、液体供給手段A5に供給してよい。
植物Bは大根やニンジン、蕪、などの根菜やモヤシ・貝割れなどのスプラウトと称される野菜であり、液体供給手段A5から提供されるウルトラファインバブル液を根から吸収して葉や根茎、果実などに輸送する。これによって得られる植物は、独特の香気を有する。
なお、植物Bは栽培中のものでもよいし、収穫した後のものでもよい。根を切り落とした植物の場合は、茎の切断面からウルトラファインバブル液を吸収させてもよく、この場合、ウルトラファインバブル液が容易に吸収される。
また、植物Bは乾燥させたものでもよい。例えば、乾燥させた昆布の場合、ウルトラファインバブル液に浸すことで、昆布の表面からウルトラファインバブル液が吸収される。
また、ウルトラファインバブル液は、後述の実施の形態2で図5を用いて説明するように、香り成分を数ヶ月間安定的に保持できることから、様々な香りを付与したウルトラファインバブル液を予め準備しておき、調理の最終段階で新鮮野菜をウルトラファインバブル液に浸して吸収させれば、全く今までになかった香気を持った野菜料理の創成が可能になり、料理への応用範囲が格段に広がる。また、土壌にウルトラファインバブル液を散布して植物Bを育てれば、香気を持つ独自の野菜を大量に栽培することが可能になる。
また、台所や収穫物の洗い場での野菜Bの洗浄によって香気が失われることが少ない。また、根から吸い上げた安全な香気付きの水に対しては添加物などの影響を低減できる。
また、植物Bは野菜の他、ブドウやりんごなどの樹木、昆布やワカメなどの海草類、薬草でもよい。樹木の場合は、恒常的に樹木に香り成分が付与されたウルトラファインバブル液を与えることで、香気の賦与が可能と考えられる。
また、天然のラベンダーやカモミールなどの香気成分やその主成分を合成したフレーバーサンプルのような香り成分を低濃度で植物Bに吸収させることによって、副交感神経を活性化し抗ストレス作用や、作業効率の向上などの効果を植物に持たせることができる。
また、鉢植えの観葉植物にはゴールドクレストのように、匂いを葉から強く環境に発散するものもある。このような観葉植物にウルトラファインバブル液を吸収させて香気を改変させれば、抗ストレスや、気分の活性化などの機能を有する観葉植物になる。
また、ウルトラファインバブル液に付与された所定の物質は香り成分以外でもよい。特に、液体に溶けにくい物質、すなわち、単に液体に溶かす場合と比較して、ウルトラファインバブル液生成部A3を利用することによって液体に含ませることができる量が多くなる物質が有効である。
以上のように、植物に様々な付加価値を付与することが可能であり、海外から輸入される低価格の作物に対抗でき、海外への輸出も可能である。
また、液体に溶解しにくい香り成分を、ウルトラファインバブルを利用することで、長期間にわたって液体に封じ込めることができる。したがって、様々な香り成分を植物に吸収させることで、植物に充分な付加価値を付けることができる。
さらに、ウルトラファインバブル液を用いて植物を育てれば、後述の実施の形態2で図6及び図7を用いて説明するように、植物の生産性も向上できる。
<実施の形態2>
図2は、本発明の実施の形態2の植物処理装置を示す断面図であり、植物処理装置Aの一例として、加圧溶解方式によってウルトラファインバブル液を生成する場合を示す。図2中の符号1、8、11、43、10、45はそれぞれ、図1中の符号A、A1、A1a、A2、A3、A4(又はA5)に対応している。その他は実施の形態1の説明と同様である。
植物処理装置1は、ウルトラファインバブル液生成部10と、香り成分付与部11とを備える。ウルトラファインバブル液生成部10は、気体と液体とを混合して、当該気体の微細気泡であるウルトラファインバブルを含む液体を生成する。香り成分付与部11は、ウルトラファインバブル液生成部10に送り込まれる気体に香り成分を含ませる。香り成分付与部11では、香りを放つ物質から様々な種類の香り成分が気体に与えられる。香り成分は、香り分子またはこれと同等のものであり、香りを放出する物質、すなわち、保持する香り分子を放出する物質を排除する意味で用いられる。ただし、香り成分は、分子程度の大きさまで小さい集合であれば、個々の分子が全て分離した状態で存在することは前提としない。
植物処理装置1では、香り成分付与部11において、香り成分を気体に含ませる工程が実行される。ウルトラファインバブル液生成部10において、香り成分を含む気体と液体とが混合されてウルトラファインバブルを含む液体を香り付与液として生成する工程が実行される。
ウルトラファインバブル液生成部10は、微細気泡生成ノズル2と、加圧液生成部3と、送出配管41と、補助配管42と、戻し配管43と、ポンプ44と、液貯留部45とを備える。液貯留部45には対象液91が貯留され、植物処理装置1を稼動することにより、対象液91に香りが付与され、対象液91が香り付与液となる。本実施の形態では、処理前の対象液91として水が使用される。水と混合される気体として、窒素ガスが使用される。
送出配管41は、加圧液生成部3と微細気泡生成ノズル2とを接続する。加圧液生成部3は、気体を加圧溶解させた加圧液71を生成し、送出配管41を介して微細気泡生成ノズル2に供給する。微細気泡生成ノズル2の噴出口は、液貯留部45内に位置し、送出配管41は、実質的に加圧液生成部3と液貯留部45とを接続する。
微細気泡生成ノズル2から加圧液71を対象液91中に噴出することにより、対象液91中に微細気泡が生成する。本実施の形態に係る植物処理装置1では、水に窒素を加圧溶解させた加圧液71を対象液91中に噴出することにより、直径が1μm未満の窒素の微細気泡(いわゆる、ウルトラファインバブル)を対象液91中に生成する。図2では、理解を容易にするために、対象液91等の流体に破線にて平行斜線を付す。
補助配管42は、送出配管41と同様に、加圧液生成部3と液貯留部45とを接続する。補助配管42は、加圧液生成部3にて余剰の気体を分離する際に余剰の気体と共に排出される液体を液貯留部45へと導く。戻し配管43にはポンプ44が設けられ、ポンプ44により、戻し配管43を経由して、対象液91が液貯留部45から加圧液生成部3へと戻される。
加圧液生成部3は、混合ノズル31と、加圧液生成容器32とを備える。混合ノズル31の気体流入口は香り成分付与部11に接続され、香り成分付与部11は、レギュレータや流量計等を介して外部の窒素ガス供給部8に接続される。混合ノズル31では、ポンプ44により圧送された液体と、香り成分付与部11からの窒素ガスとが、混合ノズル31により混合され、加圧液生成容器32内に向けて噴出される。
香り成分付与部11は、香り物質111を収容する香り物質収容部である。この香り物質収容部は、ウルトラファインバブル液生成部10の混合ノズル31に気体を送り込む気体流路に設けられる。香り物質は香り成分を気体中に放出する物質であり、例えば、山椒、柚、トリュフ等を挙げることができる。もちろん、香り物質はこれらには限定されない。香り成分付与部11では、香り物質を通過させることにより気体に香りが付与され、混合ノズル31には、香り成分を含む気体が供給される。
加圧液生成容器32内は加圧されて大気圧よりも圧力が高い状態(以下、「加圧環境」という。)となっている。混合ノズル31から噴出された液体と気体とが混合された流体(以下、「混合流体72」という。)は、加圧液生成容器32内を加圧環境下にて流れる間に、気体が液体に加圧溶解した加圧液71となる。
図3は、混合ノズル31を拡大して示す断面図である。混合ノズル31は、上述のポンプ44により圧送された液体が流入する液体流入口311と、気体が流入する気体流入口319と、混合流体72を噴出する混合流体噴出口312とを備える。混合流体72は、液体流入口311から流入した液体および気体流入口319から流入した気体が混合されることにより生成される。液体流入口311、気体流入口319および混合流体噴出口312はそれぞれ略円形である。液体流入口311から混合流体噴出口312に向かうノズル流路310の流路断面、および、気体流入口319からノズル流路310に向かう気体流路3191の流路断面も略円形である。流路断面とは、ノズル流路310や気体流路3191等の流路の中心軸に垂直な断面、すなわち、流路を流れる流体の流れに垂直な断面を意味する。また、以下の説明では、流路断面の面積を「流路面積」という。ノズル流路310は、流路面積が流路の中間部で小さくなるベンチュリ管状である。
混合ノズル31は、液体流入口311から混合流体噴出口312に向かって順に連続して配置される導入部313と、第1テーパ部314と、喉部315と、気体混合部316と、第2テーパ部317と、導出部318とを備える。混合ノズル31は、また、内部に気体流路3191が設けられた気体供給部3192を備える。
導入部313では、流路面積は、ノズル流路310の中心軸J1方向の各位置においてほぼ一定である。第1テーパ部314では、液体の流れる方向に向かって(すなわち、下流側に向かって)流路面積が漸次減少する。喉部315では、流路面積はほぼ一定である。喉部315の流路面積は、ノズル流路310において最も小さい。なお、ノズル流路310では、喉部315において流路面積が僅かに変化する場合であっても、流路面積がおよそ最も小さい部分全体が喉部315と捉えられる。気体混合部316では、流路面積はほぼ一定であり、喉部315の流路面積よりも少し大きい。第2テーパ部317では、下流側に向かって流路面積が漸次増大する。導出部318では、流路面積はほぼ一定である。気体流路3191の流路面積もほぼ一定であり、気体流路3191は、ノズル流路310の気体混合部316に接続される。
混合ノズル31では、液体流入口311からノズル流路310に流入した液体が、喉部315で加速されて静圧が低下し、喉部315および気体混合部316において、ノズル流路310内の圧力が大気圧よりも低くなる。これにより、気体流入口319から気体が吸引され、気体流路3191を通過して気体混合部316に流入し、液体と混合されて混合流体72が生成される。混合流体72は、第2テーパ部317および導出部318において減速されて静圧が増大し、混合流体噴出口312を介して加圧液生成容器32内に噴出される。
図2に示すように、加圧液生成容器32は、上下方向に積層される第1流路321と、第2流路322と、第3流路323と、第4流路324と、第5流路325とを備える。以下の説明では、第1流路321、第2流路322、第3流路323、第4流路324および第5流路325をまとめて指す場合、「流路321〜325」と呼ぶ。流路321〜325は、水平方向に延びる管路であり、流路321〜325の長手方向に垂直な断面は略矩形である。本実施の形態では、流路321〜325の幅は、約40mmである。
第1流路321の上流側の端部(すなわち、図2中の左側の端部)には、混合ノズル31が取り付けられており、混合ノズル31から噴出された後の混合流体72は、加圧環境下にて図2中の右側に向かって流れる。本実施の形態では、第1流路321内の混合流体72の液面より上方にて混合ノズル31から混合流体72が噴出され、噴出された直後の混合流体72は、第1流路321の下流側の壁面(すなわち、図2中の右側の壁面)に衝突する前に上記液面に直接衝突する。混合ノズル31から噴出された混合流体72を液面に直接衝突させるためには、第1流路321の長さを、混合ノズル31の混合流体噴出口312(図3参照)の中心と第1流路321の下面との間の上下方向の距離の7.5倍よりも大きくすることが好ましい。
加圧液生成部3では、混合ノズル31の混合流体噴出口312の一部または全体が、第1流路321内の混合流体72の液面よりも下側に位置してもよい。これにより、上述と同様に、第1流路321内において、混合ノズル31から噴出された直後の混合流体72が、第1流路321内を流れる混合流体72に直接衝突する。
第1流路321の下流側の端部の下面には、略円形の開口321aが設けられており、第1流路321を流れる混合流体72は、第1流路321の下方に位置する第2流路322へと開口321aを介して落下する。第2流路322では、第1流路321から落下した混合流体72が加圧環境下にて図2中の右側から左側へと流れ、第2流路322の下流側の端部の下面に設けられた略円形の開口322aを介して、第2流路322の下方に位置する第3流路323へと落下する。第3流路323では、第2流路322から落下した混合流体72が加圧環境下にて図2中の左側から右側へと流れ、第3流路323の下流側の端部の下面に設けられた略円形の開口323aを介して、第3流路323の下方に位置する第4流路324へと落下する。図2に示すように、第1流路321〜第4流路324では、混合流体72は、気泡を含む液体の層と、その上方に位置する気体の層に分かれている。
第4流路324では、第3流路323から落下した混合流体72が加圧環境下にて図2中の右側から左側へと流れ、第4流路324の下流側の端部の下面に設けられた略円形の開口324aを介して、第4流路324の下方に位置する第5流路325へと流入(すなわち、落下)する。第5流路325では、第1流路321〜第4流路324とは異なり、気体の層は存在しておらず、第5流路325内に充満する液体内において、第5流路325の上面近傍に気泡が僅かに存在する状態となっている。第5流路325では、第4流路324から流入した混合流体72が加圧環境下にて図2中の左側から右側へと流れる。
加圧液生成部3では、加圧液生成容器32の流路321〜325を、段階的に緩急を繰り返しつつ上から下に流れ落ちる(すなわち、水平方向への流れと下方向への流れとを交互に繰り返しつつ流れる)混合流体72において、気体が液体に徐々に加圧溶解する。第5流路325においては、液体中に溶解している気体の濃度は、加圧環境下における当該気体の(飽和)溶解度の60%〜90%にほぼ等しい。そして、液体に溶解しなかった余剰の気体が、第5流路325内において、視認可能な大きさの気泡として存在している。
加圧液生成容器32は、第5流路325の下流側の上面から上方へと延びる余剰気体分離部326をさらに備え、余剰気体分離部326には混合流体72が充満している。余剰気体分離部326の上下方向に垂直な断面は略矩形であり、余剰気体分離部326の上端部は、圧力調整用の絞り部327を介して補助配管42に接続される。第5流路325を流れる混合流体72の気泡は、余剰気体分離部326内を上昇して混合流体72の一部と共に補助配管42に流れ込む。
このようにして、混合流体72の余剰な気体が混合流体72の一部と共に分離されることにより、少なくとも容易に視認できる大きさの気泡を実質的に含まない加圧液71が生成され、第5流路325の下流側の端部(ずなわち、図2中の右側の端部)に接続された送出配管41へと送出される。本実施の形態では、加圧液71には、大気圧下における気体の(飽和)溶解度の約2倍以上の気体が溶解している。加圧液生成容器32において流路321〜325を流れる混合流体72の液体は、生成途上の加圧液71と捉えることもできる。補助配管42に流入した混合流体72は、液貯留部45内の対象液91へと導かれる。補助配管42は、長時間ポンプ44を稼働した場合における対象液91の減少を防止するための補助流路として機能する。
第1流路321の上方には、排気弁61も設けられる。排気弁61は、ポンプ44の停止時に開放され、混合流体72が混合ノズル31へと逆流することを防止する。
図4は、微細気泡生成ノズル2を拡大して示す断面図である。微細気泡生成ノズル2は、送出配管41から加圧液71が流入する加圧液流入口21と、対象液91に向かって開口する加圧液噴出口22とを備える。加圧液流入口21および加圧液噴出口22はそれぞれ略円形であり、加圧液流入口21から加圧液噴出口22に向かうノズル流路20の流路断面も略円形である。
微細気泡生成ノズル2は、加圧液流入口21から加圧液噴出口22に向かって順に連続して配置される導入部23と、テーパ部24と、喉部25とを備える。導入部23では、流路面積は、ノズル流路20の中心軸J2方向の各位置においてほぼ一定である。テーパ部24では、加圧液71の流れる方向に向かって(すなわち、下流側に向かって)流路面積が漸次減少する。テーパ部24の内面は、ノズル流路20の中心軸J2を中心とする略円錐面の一部である。当該中心軸J2を含む断面において、テーパ部24の内面の成す角度αは、10°以上90°以下であることが好ましい。
喉部25は、テーパ部24と加圧液噴出口22とを連絡する。喉部25の内面は略円筒面であり、喉部25では、流路面積はほぼ一定である。喉部25における流路断面の直径は、ノズル流路20において最も小さく、喉部25の流路面積は、ノズル流路20において最も小さい。喉部25の長さは、好ましくは、喉部25の直径の1.1倍以上10倍以下であり、より好ましくは、1.5倍以上2倍以下である。なお、ノズル流路20では、喉部25において流路面積が僅かに変化する場合であっても、流路面積がおよそ最も小さい部分全体が喉部25と捉えられる。
微細気泡生成ノズル2は、また、喉部25に連続して設けられ、加圧液噴出口22の周囲を加圧液噴出口22から離間して囲む拡大部27と、拡大部27の端部に設けられた拡大部開口28とを備える。加圧液噴出口22と拡大部開口28との間の流路29は、加圧液噴出口22の外部に設けられた流路であり、以下、「外部流路29」という。外部流路29の流路断面および拡大部開口28は略円形であり、外部流路29の流路面積はほぼ一定である。外部流路29の直径は、喉部25の直径(すなわち、加圧液噴出口22の直径)よりも大きい。
以下の説明では、拡大部27の内周面の加圧液噴出口22側のエッジと加圧液噴出口22のエッジとの間の円環状の面を、「噴出口端面221」という。本実施の形態では、ノズル流路20および外部流路29の中心軸J2と噴出口端面221との成す角度は約90°である。また、外部流路29の直径は10mm〜20mmであり、外部流路29の長さは、外部流路29の直径におよそ等しい。微細気泡生成ノズル2では、加圧液流入口21とは反対側の端部に、凹部である外部流路29が形成され、当該凹部の底部に、当該底部よりも小さい開口である加圧液噴出口22が形成されている、と捉えられる。拡大部27では、加圧液噴出口22と液貯留部45内の対象液91との間における加圧液71の流路面積が拡大される。
微細気泡生成ノズル2では、加圧液流入口21からノズル流路20に流入した加圧液71が、テーパ部24において徐々に加速されつつ喉部25へと流れ、喉部25を通過して加圧液噴出口22から噴流として噴出される。喉部25における加圧液71の流速は、好ましくは秒速10m〜30mであり、本実施の形態では、秒速約20mである。喉部25では、加圧液71の静圧が低下するため、加圧液71中の気体が過飽和となって微細気泡として液中に析出する。微細気泡は、加圧液71と共に拡大部27の外部流路29を通過して、液貯留部45中の対象液91中へと拡散する。微細気泡生成ノズル2では、加圧液71が外部流路29を通過する間にも、微細気泡の析出が生じる。微細気泡生成ノズル2にて生成される微細気泡は、直径が1μm未満のいわゆるウルトラファインバブルである。なお、微細気泡生成ノズル2からの液体および微細気泡の噴出が停止されている場合、外部流路29は対象液91により満たされる。
以上に説明したように、微細気泡生成ノズル2では、加圧液71の流れる方向に向かって流路面積が漸次減少するテーパ部24、および、ノズル流路20において流路面積が最も小さい喉部25が設けられることにより、微細気泡、特に、直径が1μm未満の微細気泡(ウルトラファインバブル)を安定して大量に生成することができる。以下の説明では、微細気泡生成ノズル2により生成されたウルトラファインバブルの1mL当たりの個数を、「ウルトラファインバブルの生成密度」という。
微細気泡生成ノズル2では、加圧液噴出口22の周囲を囲む拡大部27が設けられることにより、液貯留部45内における対象液91の流れが、加圧液噴出口22から噴出された直後の加圧液71に対して影響を与えることを抑制することができる。これにより、加圧液噴出口22からの噴出直後の加圧液71においても、ウルトラファインバブルの析出が安定して行われるため、ウルトラファインバブルをより安定して大量に生成することができる。
上述のように、微細気泡生成ノズル2では、テーパ部24の内面が、ノズル流路20の中心軸J2を中心とする円錐面の一部であり、中心軸J2を含む断面において、テーパ部24の内面の成す角度αが90°以下である。これにより、ウルトラファインバブルをより安定して大量に生成することができる。また、微細気泡生成ノズル2の導入部23および喉部25の直径を維持しつつ微細気泡生成ノズル2の長さを短くするという観点からは、テーパ部24の内面の成す角度αは10°以上であることが好ましい。
微細気泡生成ノズル2では、喉部25の長さが、喉部25の直径の1.1倍以上10倍以下である。喉部25の長さが直径の1.1倍以上であることにより、ウルトラファインバブルをより安定して大量に生成することができる。例えば、喉部25の長さが直径の0.53倍である場合のウルトラファインバブルの生成密度(非循環時)は約5600万個であるのに対し、喉部25の長さが直径の1.57倍である場合のウルトラファインバブルの生成密度は約11000万個である。また、喉部25の長さが直径の10倍以下であることにより、喉部25において加圧液71に生じる抵抗が過剰に大きくなることを防止することができるとともに、喉部25の高精度な形成を容易とすることもできる。ウルトラファインバブルをより一層安定して大量に生成するという観点からは、喉部25の長さが直径の1.5倍以上2倍以下であることが、さらに好ましい。
植物処理装置1では、ポンプ44が一定時間駆動されることにより、対象液91全体がウルトラファインバブルを多数含む液体(水)となる。具体的には、1mL当たり、直径1μm以下の気泡を1億個以上含む。また、対象液91をポンプ44にて10回循環させることにより、1mL当たり1億5000万個〜1億7000万個のウルトラファインバブル生成密度となる。さらに循環を続けることにより、少なくとも3億個までウルトラファインバブル生成密度は増加すると考えられる。
従来のマイクロバブル程度の大きさの気泡の生成では、ウルトラファインバブルはそれほど多く発生せず、一般的に、意図的にウルトラファインバブルを発生させた液体は、上術の測定装置を用いて、1mL当たり2000万個のウルトラファインバブルを含む液体として定義することができる。したがって、ウルトラファインバブルを利用した香り付与液は、1mL当たり2000万個以上のウルトラファインバブルを含む液体であると定義する。ただし、香りを与えた状態を容易に識別でできる液体として、香り付与液は、1mL当たり1億個以上のウルトラファインバブルを含む液体であることが好ましい。
また、ウルトラファインバブルは、香り成分を含む窒素ガスにより形成されるため、対象液91は、香り物質111の香りを感じ取ることができる液体となる。すなわち、ポンプ44の稼動により、対象液91が香りが付与された香り付与液となる。
なお、「香りを付与した」状態とは、必ずしも香りを放出する状態を指すのではなく、口に含んだ際に鼻腔に香り成分が広がって香りを感じ取ることができる状態も含む。
上記の植物処理装置1を用いて得られたウルトラファインバブル液について、香り付与の程度に関する試験結果を以下に説明する。
粉砕した山椒2.66gを香り成分付与部111(φ10×長さ100mm)に収納し、加圧液生成容器32内の圧力を300KPa、混合ノズル31への液体の流量を4L/min、香り成分付与部111への窒素ガスの流量を0.2NL/minとし、20分間装置1を運転した。
上記によって得られたウルトラファインバブル液をBサンプルとして1つ、水道水をAサンプルとして2つ、合計3つのサンプルを準備して、これらの中から異なる1つのサンプルを評価者15人(男性3人、女性12人)に選ばせた。また、評価者による評価方法は、香りのみで評価をした後、口に含んで評価をする2段階方式を採用した。
この結果、香りのみでの評価で1個のサンプルを正しく選んだ評価者は15名中15名であった。この正解率は3点識別試験法の検定表によると危険率0.1%で有意な差があり、山椒で香り付けされたウルトラファインバブル水と水道水の香りには明らかに差が認められた。次に、口で含んで評価した後の評価では、1個のサンプルを正しく選んだ評価者は15名中13名であり、この正解率は同検定表によると危険率1%で、こちらも有意な差があった。なお、口で含んで評価した後の正解率が香りのみでの評価よりも下がった理由の一つには、香りのみの評価で山椒の香りが鼻腔に残ったことが考えられる。
この山椒の香りが付与されたウルトラファインバブル水は、上記の評価から4週間経過した後であっても、山椒の回路を検出することができた。
また、上記の条件で生成したウルトラファインバブル水を常温保存した場合の個数密度(個/ml)と保存期間(日)の関係を図5に示す。ウルトラファインバブル液を生成後、数日間は急激な個数の増加が観測されたものの、86日経過後においても初期の個数密度の80%以上を維持している。このことから180日経過後においても、初期の個数密度の50%以上を維持しているものと推察される。このようなウルトラファインバブルの安定性により、半年以上の期間にわたりウルトラファインバブル水に付与された香り成分の効果は継続するものと期待できる。
また、レタスの水耕栽培であって同様の環境下で、ウルトラファインバブル水(UFB水)を用いた場合と水道水を用いた場合とについて、栽培日数と葉部の重さの平均値(g)との関係を図6に、栽培日数と根部との長さの平均値(cm)との関係を図7に示す。なお、この試験で用いたウルトラファインバブル液を生成する装置は基本的な構造は装置1と同じであるが、供給部8から供給される気体を空気に置き換え、香り付与部11を削除している。図6及び図7に示すように、葉部の重さ、根部の長さともに水道水よりもウルトラファインバブル水での水耕栽培の方が優位になることが示された。播種後栽培日数50日目の水道水での水耕栽培に対するウルトラファインバブル水での水耕栽培の比は、葉部の重さで271%、根部の長さで147%の増加となった。このようにウルトラファインバブル水は葉や根の成長を促進することが示唆され、植物の成長促進に有効である。
よって、香り成分などの所定の物質を付与したウルトラファインバブルを用いて、例えば水耕栽培や土壌栽培などで植物を育てれば、植物に高付加価値を付与できるだけでなく生産性も向上できる。
A 植物処理装置、A1 気体源、A1a 物質付与部、A2 液体源、A3 ウルトラファインバブル液、A4 貯留槽、A5 液体供給手段。

Claims (3)

  1. 所定の物質を含むウルトラファインバブル液を植物に吸収させることを特徴とする植物処理方法。
  2. 前記物質は香り成分であることを特徴とする請求項1に記載の植物処理方法。
  3. 前記ウルトラファインバブル液を用いて植物を育てることを特徴とする請求項1又は2に記載の植物処理方法。
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