JP2014165256A - リアクトルの放熱構造 - Google Patents

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Toshiki Tatsuta
利樹 龍田
Toshiaki Takaya
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Abstract

【課題】コイルおよびコアの熱を効率的に放熱できるリアクトルの放熱構造を提供すること。
【解決手段】リアクトルの放熱構造は、中空形状のコア110に対して放射状にコイル120が巻かれたリアクトル100と、熱を冷却媒体により冷却する冷却器160と、冷却器160と接して備えられ、冷却器160に熱を伝える伝熱シート140と、リアクトル100を収容する中空形状の部材であり、冷却器160と接して備えられ、冷却器160に熱を伝えるケース130と、を有する。リアクトル100は、リアクトル100の底面が伝熱シート140と接し、かつ、リアクトル100の上面がケース130の底面132と接した状態で、ケース130内に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、リアクトルの放熱構造に関する。
近年、プラグインHEV(Hybrid Electric Vehicle:ハイブリッド自動車)またはEV(Electric Vehicle:電気自動車)が普及している。EVまたはプラグインHEVは、外部の交流電源を直流に変換して車両の蓄電池へ出力する車載充電器を搭載している。
上記車載充電器は、力率改善、もしくは、平滑化などのためのコイル、および、コアを備えるリアクトルを実装する。
HEVまたはEVの車載充電器に用いるリアクトルには、400ボルト前後の非常に高い電圧が印加される。このため、コイルおよびコアは発熱して高温となる。この場合、コイルおよびコアの過熱を防ぐために、リアクトルに非常に高い放熱性を持たせることが重要となる。
リアクトルの放熱構造(以下、「放熱構造」という)は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の放熱構造では、コイルの一側面が伝熱シートに接触するように配置され、コアの一側面が冷却器に接触するように配置される。これにより、コイルの熱は、伝熱シートを介して冷却器へ伝えられ、コアの熱は、直接冷却器へ伝えられる。
特開2007−129146号公報
しかしながら、特許文献1の放熱構造において、コイルおよびコアはそれぞれ、一側面が伝熱シートおよび冷却器に接しているため、その一側面は放熱されやすいが、その一側面に対向する側面は放熱されにくい。すなわち、特許文献1の放熱構造は、コイルおよびコアの放熱が一様に行われず、効率が悪い、という課題がある。
本発明の目的は、コイルおよびコアの熱を効率的に放熱できるリアクトルの放熱構造を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るリアクトルの放熱構造は、中空形状のコアに対して放射状にコイルが巻かれたリアクトルと、伝えられた熱を冷却媒体により冷却する冷却器と、前記冷却器と接して備えられ、前記冷却器に熱を伝える伝熱シートと、前記リアクトルを収容する中空形状の部材であり、前記冷却器と接して備えられ、前記冷却器に熱を伝えるケースと、を有し、前記リアクトルは、前記リアクトルの底面が前記伝熱シートと接し、かつ、前記リアクトルの上面が前記ケースの中空側の底面と接した状態で、前記ケース内に配置される構成を採る。
本発明は、リアクトルにおいて、コイルおよびコアの熱を効率的に放熱できる。
本発明の実施の形態に係るリアクトルの斜視図 本発明の実施の形態に係るリアクトルの側面図 本発明の実施の形態に係るリアクトルの側断面図 本発明の実施の形態に係るリアクトルの放熱構造の断面図 本発明の実施の形態に係るケースの斜視図 本発明の実施の形態に係るリアクトルの放熱構造において、コイルと伝熱シートとの接触部分を拡大した断面図
以下、本発明の実施の形態であるリアクトルの放熱構造について、図面を参照して説明する。
(リアクトル100の構成)
まず、本実施の形態のリアクトル100について、図1を参照して説明する。図1Aは、本実施の形態に係るリアクトル100の斜視図である。図1Bは、本実施の形態に係るリアクトル100の側面図である。図1Cは、本実施の形態に係るリアクトル100の側断面図である。
リアクトル100は、例えば、モータ駆動回路のインダクタンス素子として使用されるものであり、コア110およびコイル120を備える。
コア110は、図1Aおよび図1Cに示すように、中空円柱状(筒状)である。また、コア110の表面は、樹脂メッキされている。
コイル120は、リアクトル100の上面Tと底面Bの間において、コア110と密着して放射状に巻かれている。また、コイル120の表面は、絶縁被覆されている。すなわち、コイル120は、トロイダル形状である。このため、コイル120は、上面Tおよび底面Bが発熱する。また、コイル120は、通電によって磁束を発生する。
また、リアクトル100は、図1Bおよび図1Cに示すように、上面Tにリード線200を備える。リード線200は、コイル120と他の回路素子との間を接続するための端子である。
(リアクトル100の放熱構造)
次に、本実施の形態のリアクトル100の放熱構造(以下、「放熱構造」という)について、図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態の放熱構造の側断面図である。
図2において、本実施の形態の放熱構造は、上述したリアクトル100の他に、ケース130、伝熱シート(「放熱シート」ともいう)140、絶縁シート150、および冷却器160を有する。
リアクトル100の底面Bは、伝熱シート140に接している。伝熱シート140は、リアクトル100の底面Bとの接触面の裏面において、絶縁シート150と接している。絶縁シート150は、伝熱シート140との接触面の裏面において、冷却器160と接している。絶縁シート150は、万が一伝熱シート140が破損した場合を補償する役割がある。なお、図2において、伝熱シート140が絶縁性を有する場合、絶縁シート150は備えなくてもよい。
ケース130は、例えば、伝熱性、放熱性の高い難燃性の樹脂で形成され、リアクトル100と同様に中空円柱状をした部材である。図3は、ケース130の外観を示す斜視図である。ケース130は、その底面132に対向する部分が開口しており、そこからリアクトル100を収容する。そして、ケース130の開口部の周囲には、冷却器160と接するネジ止め部131が設けられている。すなわち、ケース130は、全体として、つば付き帽子(hat)の形状である。
ネジ止め部131は、冷却器160に接している。このネジ止め部131は、ネジ170を挿入するためのネジ孔133が設けられている。ネジ170は、このネジ孔133を介して、冷却器160にネジ止めされる。これにより、ケース130は、リアクトル100全体を被覆した状態で冷却器160に固定される。すなわち、リアクトル100の上下方向が固定される。
リアクトル100の上面Tは、ケース130の中空側(内部側)の底面132に接している。また、リアクトル100の上面Tの近傍の側面は、接着剤190によってケース130に固定されている。これにより、リアクトル100が左右方向へずれることを防止できる。
また、ケース130の底面132には、2つのリード線200をそれぞれ通すための孔部134が設けられている。この孔部134を介して、2つのリード線200はそれぞれ、ケース130の外部へ導かれる。外部へ導かれたリード線200はそれぞれ、接着剤180によってケース130の外部側の底面132に固定される。
このような放熱構造において、リアクトル100の上面Tからの熱はケース130を介して冷却器160に伝えられ、かつ、リアクトル100の底面Bからの熱は放熱シート140を介して冷却器160に伝えられる。冷却器160は、冷却媒体が流れており、これにより、伝えられた熱を冷却する。したがって、図2に示す放熱構造は、コイルがトロイダル形状の場合に発熱しやすい上面Tおよび底面Bの両方から放熱を行うことができる。
(ケース130のネジ止めの作用効果)
ここで、上述したネジ170を用いたネジ止めの作用効果について、図4を参照して説明する。図4Aは、ネジ止めを行わない場合の、リアクトル100の底面Bが伝熱シート140に接している状態を示す側断面図である。図4Aは、例えば、特許文献1の放熱構造に該当する。一方、図4Bは、ネジ止めを行った場合の、リアクトル100の底面Bが伝熱シート140に接している状態を示す側断面図である。図4Bは、本実施の形態の放熱構造に該当する。
図4Aの場合、リアクトル100の底面Bが伝熱シート140に押しつけられる力は働いていない。そのため、コア110は伝熱シート140に接触しておらず、また、コイル120は伝熱シート140に接触しているものの、その接触面積は大きくはない。よって、コア110からの熱は伝熱シート140に伝わらず、かつ、コイル120からの熱も伝熱シート140に多くは伝わらない。
これに対し、図4Bの場合、リアクトル100の底面Bが伝熱シート140に押しつけられる力が働いている。すなわち、ネジ170の締め付けによる軸力bと、絶縁シート150に貼り付けた伝熱シート140による反力aとが発生している。これらの力により、リアクトル100の底面Bは伝熱シート140に強く押しつけられる。これにより、弾性がある伝熱シート140は変形し、コア110およびコイル120の両方が伝熱シート140に接触する。その接触面積は、図4Aの場合と比べて大きくなるため、コア110からの熱およびコイル120からの熱は、伝熱シート140により多く伝わる。
(本実施の形態の作用効果)
以上説明した本実施の形態の放熱構造は、トロイダル形状のコイルを有するリアクトルに対し、リアクトルの底面を伝熱シートに接触させ、かつ、リアクトルの上面をケースに接触させることで、伝熱シートおよびケースを介して冷却器へ放熱する。すなわち、本実施の形態の放熱構造は、リアクトルの上面および底面の両方から放熱することを特徴とする。これにより、本実施の形態の放熱構造は、コイルおよびコアの一側面からのみ放熱を行う構造(例えば、特許文献1の構造)に比べて、より効率的にコイルおよびコアの熱を放熱できる。
また、本実施の形態の放熱構造は、ケースを冷却器にネジ止めする。すなわち、本実施の形態の放熱構造は、ネジ止めによりリアクトルの底面を伝熱シートに押しつけ、コイル及びコアが伝熱シートに接触する面積を大きくすることを特徴とする。これにより、本実施の形態の放熱構造は、コイルおよびコアの伝熱シートへの押しつけがない構造(例えば、特許文献1の構造)に比べて、コイルおよびコアの放熱量を多くできる。
また、本実施の形態の放熱構造は、ケースを冷却器にネジ止めし、かつ、リアクトル100の上面をケースの底面に接着する。すなわち、本実施の形態の放熱構造は、リアクトルの上下左右を固定することを特徴とする。これにより、本実施の形態の放熱構造は、リアクトルに対して外部から加えられる機械的な力に耐えることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上記説明は一例であり、種々の変形が可能である。
本発明は、例えば、モータ駆動回路のインダクタンス素子として使用されるリアクトルの、電気駆動装置内での収納、保持構造等として利用することができる。
100 リアクトル
110 コア
120 コイル
130 ケース
131 ネジ止め部
132 底面
133 ネジ孔
134 孔部
140 伝熱シート
150 絶縁シート
160 冷却器
170 ネジ
180 接着剤
190 接着剤
200 リード線

Claims (5)

  1. 中空形状のコアに対して放射状にコイルが巻かれたリアクトルと、
    伝えられた熱を冷却媒体により冷却する冷却器と、
    前記冷却器と接して備えられ、前記冷却器に熱を伝える伝熱シートと、
    前記リアクトルを収容する中空形状の部材であり、前記冷却器と接して備えられ、前記冷却器に熱を伝えるケースと、を有し、
    前記リアクトルは、
    前記リアクトルの底面が前記伝熱シートと接し、かつ、前記リアクトルの上面が前記ケースの中空側の底面と接した状態で、前記ケース内に配置される、
    リアクトルの放熱構造。
  2. 前記ケースは、
    前記ケースの底面と対向にある開口の周囲に、前記冷却器に接するネジ止め部を有し、
    前記ネジ止め部を介して前記冷却器にネジ止めされ、
    前記リアクトルは、
    前記ネジ止めの軸力により、前記リアクトルの底面が前記伝熱シートに押しつけられる、
    請求項1記載のリアクトルの放熱構造。
  3. 前記リアクトルは、
    前記リアクトルの上面の近傍にある側面が、接着剤によって前記ケースに固定されている、
    請求項1または2記載のリアクトルの放熱構造。
  4. 前記放熱シートは、
    前記リアクトルの底面と接している面の裏面に、絶縁シートが接しており、
    前記絶縁シートは、
    前記冷却器と接している、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のリアクトルの放熱構造。
  5. 前記ケースは、
    前記ケースの底面に、リード線を通すための孔部が設けられ、
    前記孔部を介して前記ケースの外部へ導かれたリード線は、接着剤によって前記ケースに固定される、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のリアクトルの放熱構造。
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