JP2014155595A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】「遊技者の操作を受けて駆動する作動態様」と「遊技者の操作を受けずに自動で駆動する作動態様」とを実現可能な可動装飾手段を備える遊技機において、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くする。
【解決手段】遊技者によって操作可能な可動装飾手段と、駆動源と、伝達するための伝達機構を具備する。伝達機構は可動装飾手段に設けられた受圧部を押圧可能な押圧部を備え、可動装飾手段は押圧部と遊び部分を隔てて受圧部を備える。また、駆動源からの駆動力を受けて可動装飾手段が動作する場合には、駆動源からの駆動力を受けて押圧部が受圧部に向けて移動し、押圧部が受圧部を押圧することによって可動装飾手段が動作する。可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、操作によって受圧部が遊び部分を移動し、受圧部が押圧部を押圧しない。
【選択図】図17

Description

本発明は、遊技機に関し、いわゆるセブン機、羽根物、権利物又はアレンジボール等の弾球式の遊技機や、スロットマシン(若しくはパチスロ)と称される回胴式の遊技機に対して適用することができる。

弾球式の遊技機(パチンコ機)や回胴式の遊技機(パチスロ機)は、通常、所定の抽選実行条件の成立に基づいて、遊技者にとって有利な特定遊技(大当り遊技やボーナス遊技など)を行うか否かを決定するための抽選を行い、その抽選の結果が遊技者に報知される。また、これらの遊技機は演出手段(演出表示装置、スピーカ、可動演出装置)を備え、抽選の結果を遊技者に報知する際等に、この演出手段によって種々の遊技演出が行われる。

この種の遊技機の中には、その前面部に遊技者が操作可能な操作手段(演出ボタン等)を配置し、遊技者が操作手段に施す操作に基づき、演出手段(演出表示装置、スピーカ)が行う遊技演出に対して変化を与えることを可能としたものがある(特許文献1を参照)。また、この種の遊技機の中には、その前面部にモータ等の駆動源によって駆動する可動装飾物を配置したものも提案されている(特許文献2を参照)。

特開2010−131098号 特開2012−228334号

ここで、従来例1に示す操作手段が、遊技者の操作を受けて手動で駆動させる作動態様の他に、駆動源からの駆動力によって自動で駆動させる作動態様をも実現すれば、操作手段そのものの動作を用いた演出を実現可能となり、操作手段に関連した遊技演出のバリエーションを増やすことができる。また、従来例2に示すような可動装飾物を、遊技者が操作可能な状態に配置し、可動装飾物そのものを操作手段として、遊技者が手動で操作可能とした場合も、同様に、可動装飾物に関連した遊技演出のバリエーションが増やすことができる。

しかしながら、これらの場合には、遊技者が操作手段(可動装飾物)を操作することによって、操作手段と駆動源との間に介在される伝達機構や駆動源に破損等を生じさせる可能性が高くなる。例えば、伝達機構を構成する押圧部が操作手段の受圧部を押圧することで、操作手段を動作(例えば、傾動)させる構成を備える場合、駆動源を停止させた状態で操作手段を無理に手動で操作すると、受圧部が伝達機構や駆動源に負荷(圧力)を与えることになるからである。

本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、「遊技者の操作を受けて駆動する作動態様」と「遊技者の操作を受けずに自動で駆動する作動態様」とを実現可能な可動装飾手段を備える遊技機において、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くすることである。

本発明の遊技機は、
遊技者によって操作可能な可動装飾手段と、遊技者に操作されることなく前記可動装飾手段を動作させるための駆動源と、前記駆動源からの駆動力を前記可動装飾手段に伝達するための伝達機構と、を具備する遊技機であって、
前記伝達機構は、前記可動装飾手段に設けられた受圧部を押圧可能な押圧部を備え、
前記可動装飾手段は、前記押圧部と遊び部分を隔てて前記受圧部を備え、
前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記駆動源からの駆動力を受けて前記押圧部が前記受圧部に向けて移動し、前記押圧部が前記受圧部を押圧することによって前記可動装飾手段が動作するように構成され、
前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記受圧部が前記遊び部分を移動し、前記受圧部が前記押圧部を押圧しないように構成されることを特徴とする。

本発明の遊技機では、「遊技者の操作を受けて駆動する作動態様」と「遊技者の操作を受けずに自動で駆動する作動態様」とを実現可能な可動装飾手段を備える遊技機において、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くすることができる。つまり、駆動機構に負荷を与えない「遊び」の範囲で、遊技者が可動装飾手段を操作可能としている。よって、遊技者による操作が可動装飾手段に施されたとしても、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くできる。

なお、本発明の遊技機は、「前記可動装飾手段が遊技者によって操作される際の可動装飾手段の操作量を規制する規制手段」を備えることとしてもよい。この場合、規制手段の作用で可動装飾手段の操作量を規制するため、遊技者が可動装飾手段を操作する際に、「受圧部が伝達部材を押圧すること」をより確実に防止できる。

更に、本発明では、
遊技上の演出を行う演出実行手段と、
前記可動装飾手段が遊技者によって操作されたことを検知する検知手段と、を備え、
前記検知手段の検知結果に基づき、前記演出実行手段が行う演出に変化を与える
こととしてもよい。

この場合、可動装飾手段に所謂「演出ボタン」としての機能を与えるため、可動装飾手段への遊技者の操作を、演出手段で実行される演出に反映させることができる。このため、可動装飾手段を、駆動源を用いて自動で駆動させる演出を実行できるとともに、遊技者が可動装飾手段を操作することに関連した遊技演出を実現できる。このため、演出ボタン(可動装飾手段)を備える遊技機の演出の幅(バリエーション)を広げつつも、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くできる。

また、本発明では、
前記駆動源からの駆動力を受けて所定方向に移動可能とされる移動片を備え、
前記押圧部は、前記移動片に形成される挿入孔の端部によって構成され、
前記受圧部は、前記挿入孔に挿入される突出部によって構成され、
前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記駆動源からの駆動力を受けて前記移動片が所定方向に移動し、前記突出部が前記挿入孔の一端部によって押圧されて移動すると、該移動によって前記可動装飾手段が動作するように構成され、
前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記突出部が前記挿入孔の他端部を押圧しないように構成される
こととしてもよい。

この場合、可動装飾手段を2方向に動作可能とする一具体例を示している。この具体例においても、遊技者による操作が可動装飾手段に施されたとしても、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くできる。

更に、本発明では、
前記駆動源からの駆動力を受けて所定方向に移動可能とされる移動片を備え、
前記受圧部は、前記移動片に形成される挿入孔の端部によって構成され、
前記押圧部は、前記挿入孔に挿入される突出部によって構成され、
前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記駆動源からの駆動力を受けて前記移動片が所定方向に移動し、前記挿入孔の一端部が前記突出部に押圧されて移動し、該移動によって可動装飾手段を動作させるように構成され、
前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記挿入孔の他端部が前記突出部を押圧しないように構成される
こととしてもよい。

この場合、可動装飾手段を2方向に動作可能とする他の具体例を示している。この具体例においても、遊技者による操作が可動装飾手段に施されたとしても、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くできる。

また、本発明では、
前記駆動源からの駆動力を発生させない状態にあるときには、前記突出部は、前記挿入孔の一端部と他端部との略中間位置に配置される
こととしてもよい。

この場合、挿入孔の内側を遊び部分としつつ、この遊び部分の略中央を突出部の基準位置(可動装飾手段が動作していない場合に対応する初期位置)とするため、可動装飾手段を所定方向および所定方向の反対方向とに均等に動作させつつ、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くできる。

また、本発明では、
前記可動装飾手段は所定の揺動軸を基準に揺動可能な状態に支持され、第1方向に傾動する第1傾動姿勢と、前記第1方向とは反対の第2方向に傾動する第2傾動姿勢とに変化可能であり、前記揺動軸よりも下方側に、前記押圧部として第1押圧部と第2押圧部とを所定間隔をおいて対向する状態に備え、前記第1押圧部および前記第2押圧部の間に形成される空間部によって前記遊び部分が構成され、前記受圧部は前記遊び部分に配置されるとともに、
前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記第1押圧部が前記受圧部を押圧することで、前記可動装飾手段が前記第1傾動姿勢となり、前記第2押圧部が前記受圧部を押圧することで、前記可動装飾手段が前記第2傾動姿勢となるように構成され、
前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記可動装飾手段が動作する場合には、遊技者操作を受けて前記可動装飾手段が前記第1傾動姿勢にされると、前記受圧部が前記第2押圧部を押圧しないように構成され、前記可動装飾手段が前記第2傾動姿勢にされると、前記受圧部が前記第1押圧部を押圧しないように構成される
こととしてもよい。

この場合、可動装飾手段が第1傾動姿勢と、第2傾動姿勢とを択一的に実行可能な具体例を示している。この具体例においても、遊技者による操作が可動装飾手段に施されたとしても、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くできる。

なお、本明細書において、「前」および「表」は、「遊技機を基準とする前方(つまり、遊技者に近接する方向)」を示し、「後」および「裏」は、遊技機を基準とする後方(つまり、遊技者から離間する方向)」を示す。また、「左」とは、遊技者から見て「左」であることを示し、「右」とは「遊技者から見て右」であることを示す。更に、本体枠、前面枠、上皿部材、下皿部材等のように、「扉の如く、開閉可能な部材(以下、「扉型部材」という。)」において、「左」、「右」、「前」、「後」等は、これらの扉型部材が使用状態にある場合、つまり、閉鎖された状態にある場合を基準としたものである。

また、本明細書において、遊技盤面に設けられた各種入賞口に遊技球が入る(受け入れられる)ことを、「入賞」若しくは「入球」と表記することがある。このうち、「入賞」とは、賞球の払い出しの前提となる入賞口に遊技球が入球することを示すもので、入賞口に遊技球が入る(受け入れられる)ことを示す点では、「入球」と実質的に同義である。更に、後述する大入賞装置や第2始動入賞装置のように、入賞不能(若しくは、入賞困難)な状態と入賞可能(若しくは、入賞容易)な状態とに変化可能な入賞装置において、入賞不能(若しくは、入賞困難)な状態を第1状態と称し、入賞可能(若しくは、入賞容易)な状態を第2状態と称することがある。

以上記述したように本発明によると、「遊技者の操作を受けて駆動する作動態様」と「遊技者の操作を受けずに自動で駆動する作動態様」とを実現可能な可動装飾手段を備える遊技機において、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くすることができる。

本発明の各実施例に係る遊技機を示す斜視図である。 演出ボタンユニットの配置態様を説明するための縦断面図である。 演出ボタンユニットの縦断面図である。 演出ボタンユニットの分解斜視図である。 演出ボタンユニットの縦断面図である。 演出ボタンユニットの分解斜視図である。 演出ボタンユニットの分解斜視図である。 (a)および(b)は演出ボタンユニットの一部拡大縦断面図である。 (a)は演出ボタンユニットの分解斜視図であり、(b)は揺動ベース部材の底面図である。 伝達クランクカムを基準位置に配置した場合において、突起部、挿入孔、支持突起、ガイド孔の位置関係を示す概略的な横断面図である。 演出ボタンユニットの正面図である。 演出ボタンユニットの駆動態様を説明するための正面図である。 演出ボタンユニットの駆動態様を説明するための正面図である。 演出ボタンユニットの駆動態様を説明するための正面図である。 (a)〜(c)は伝達クランクカムの移動態様と、突起部との位置関係を説明するための説明図である。 (a)および(b)はバネについて説明するための説明図である。 (a)および(b)は演出ボタンユニットの操作態様を説明するための説明図である。 (a)および(c)は演出ボタンユニットを操作した場合において、伝達クランクカムの挿入孔と、突起部との位置関係を説明するための説明図である。 (a)はクッション部材を示す説明図であり、(b)および(c)は演出ボタンユニットに操作を施した場合の検出(検知)態様を示す説明図である。 (a)および(b)は演出ボタンユニットの押圧操作を説明するための説明図である。 本発明の各実施例に係る遊技機の遊技盤を示す正面図である。 各実施例に係る遊技機の演出表示装置の表示画面を概略的に示す正面図である。 (a)は各実施例に係る遊技機の下部表示装置を概略的に示す正面図であり、(b)は各実施例に係る遊技機の下部表示装置で実行される特別図柄の変動表示態様を示す説明図であり、(c)は疑似図柄(停止図柄)の内容を説明するための説明図である。 本発明の各実施例に係る電子制御装置を示すブロック図である。 (a)は本発明の各実施例に係る電子制御装置を示すブロック図であり、 (b)は各実施例に係る遊技機において主制御部からコマンドが出力される様子を概念的に示した説明図である。 (a)〜(c)は演出表示装置で実行される図柄変動演出等を示す説明図である。 演出表示装置で実行される図柄変動演出等を示す説明図である。 演出表示装置で実行される図柄変動演出等を示す説明図である。 各実施例に係る遊技機の遊技制御処理を示すフロー図である。 各実施例に係る遊技機の特別図柄遊技処理を示すフロー図である。る。 各実施例に係る遊技機の特別図柄遊技処理を示すフロー図である。る。 各実施例に係る遊技機の図変動開始処理を示すフロー図である。 各実施例に係る大当り用変動パターンテーブルを示す説明図である。 各実施例に係る外れ用変動パターンテーブルを示す説明図である。 各実施例に係る遊技機の演出制御処理を説明するためのフロー図である。 各実施例に係る遊技機の図柄変動演出処理を示すフロー図である。 各実施例に係る遊技機のボタン演出処理を示すフロー図である。 各実施例に係る遊技機のボタン駆動演出処理を示すフロー図である。 各実施例に係る遊技機の発光演出制御処理を示すフロー図である。 実施例2を説明するための説明図である。

以下、発明を実施するための形態を示す実施例について図面に基づいて説明する。以下に示す各実施例では、本発明を「セブン機」と称する遊技機(パチンコ機)1に適用した各具体例について説明する。

(1)機械的な構造
a.遊技機の全体構造
先ず、この遊技機1の全体構造について、図1を参照して説明する。この遊技機1は、外枠2と、この外枠2に装着された遊技機本体Hとを備えている。この外枠2は、略矩形状の枠状体によって構成される外枠本体2Aと、外枠本体2Aの前面下部を覆う前板部2Bとを備えている。

遊技機本体Hは、外枠2の左端側上下のヒンジH1、H2を用いて、外枠2の左端側に回動自在に組み付けてられている。この遊技機本体Hは、遊技機1のうち外枠2を除く部分であって、本体枠3と、前面枠4と、前面枠4に一体化された皿部材(上皿部材5および下皿部材6)5Aと、遊技盤10(図21を参照)と、裏機構盤102等を主要部としている。

本体枠3は、外枠2に嵌めこまれ、外枠2に対して開閉可能に軸支されている。この本体枠3は、全体がプラスチック製であり、遊技盤10を保持可能な枠状体によって構成されている。この本体枠3が遊技盤10(図21を参照)を保持したとき、「遊技盤10の盤面(表面)に構成される遊技領域11」が、本体枠3の前方から視認可能とされる。

前面枠4は、本体枠3の前面側に配置され、本体枠3の左端に開閉可能に支持されている。この前面枠4は、前後に貫通する状態に設けられた視認窓41aを具備する枠本体41と、視認窓41aに填め込まれたガラス板43とを備えている。そして、遊技盤10に形成された遊技領域11(正面視で略円形の遊技領域11)が前面枠4を閉じたときにその背後に位置する状態とされるため、この遊技領域11は視認窓41a(ガラス板43)を介して前面枠4の前方から視認可能とされる。

また、枠本体41は、基体部41Aと、基体部41Aの前面部から前方に向かって膨出するカバー体41Bと備える。また、基体部41Aは、前面枠4と同様な外縁形状(正面から観察した外縁形状)を備える枠状体を用いて構成され、基体部41Aの前面部及び後面部を貫通する貫通孔を内側に備える。なお、貫通孔は視認窓41aの後端側の部分を構成する。

また、本遊技機1では、「上皿部材5および下皿部材6を一体化した皿部材5A」が前面枠4(基体部41A)に一体化され、本体枠3に対して前面枠4と一体で開閉可能とされている。但し、皿部材5Aを、本体枠3における前面枠4の装着部位よりも下方に装着し、前面枠4とは別に開閉可能としてもよい。また、上皿部材5および下皿部材6を別体に設け、本体枠3における前面枠4の装着部位よりも下方に配置し、上方に配置される上皿部材5を前面枠4とは別に開閉可能とし、下方に配置される下皿部材6を開閉不可能としてもよい。

前面枠4の前面部の上方側の左右には、スピーカSP1、SP2が装着され、前板部22の左右両端にも、スピーカSP3、SP4が内蔵されている。そして、本遊技機1においては、これらのスピーカSP1〜SP4を用いて、遊技状態に応じた効果音や、その他の音(音声)を発生させる。

また、前面枠4の前面部において、上皿部材5の配置位置を構成する箇所には、遊技機1から排出される遊技球を受け入れるための受入口5bを備えている。更に、上皿部材5の裏側には、球貸表示基板410(図24参照)および演出ボタン基板228{図25(a)参照}が設けられ、上皿部材5の略中央上面部寄りには「演出ボタンユニット70」が配置されている。なお、演出ボタンユニット70の詳細および上皿部材5に対する取付態様に関しては後述する。

上皿部材5の下方の部位には下皿部材6が設けられ、この下皿部材6の略中央には、その略容器形状とされる内部に上皿部材5から排出される遊技球を受け入れるための受入口6aを備えている。また、下皿部材6の右端側には発射ハンドル9が設けられている。そして、本体枠3の前面部裏側(本体枠3の内部)であって、遊技盤10よりも下方の左端側に位置する部位には、発射装置ユニット90(図21を参照)が配設されており、この発射装置ユニット90に発射ハンドル9が接続されている。ここで、発射装置ユニット90は球送り装置(図示を省略)から送り出される遊技球を略鉛直上方に発射して、遊技領域11に到達させるためのものである。なお、発射ハンドル9には、遊技者が触れていることを検知するタッチスイッチ(タッチセンサ)9aが装着されており、その近傍には、遊技球の発射を一時的に停止するための発射停止スイッチ9bが装着されている。

図2に示すように、上皿部材5は、基体部41Aの前面部に対して、前方に突出する状態に装着されている。この上皿部材5は、上方に開口する皿形状に構成される皿本体部51aと、皿本体部51aの前面部から前方に膨出する膨出部51bとを備える。また、前述の受入口5bは基体部41Aの前後を貫通する状態に設けられ、遊技機1から排出される遊技球が受入口5bを通過して皿本体部51aに貯留される。

膨出部51bは、上方に開口する略容器形状とされる本体部51dと、本体部51dの開口部51eを封止する蓋体51fとを備える。また、膨出部51bの内部空間は部品を収納するための収納空間51gとされ、蓋体51fには貫通孔51hが設けられている。そして、この収納空間51gおよび貫通孔51hを用いて、演出ボタンユニット70が上皿部材5に装着されている。つまり、演出ボタンユニット70は、その上端側を貫通孔51hに挿通し、蓋体51fの上方に突出させつつ、本体部51dの内部に配置された中間板51k上に搭載されている。

この演出ボタンユニット70は、軸心を、遊技機1を基準とする斜め上方に向けつつ、ステーK1、K2を用いて中間板51k上に搭載されている。つまり、この演出ボタンユニット70は、図2に示すように、軸心D−Dを傾斜状に配置しつつ設置されている。但し、以下の説明においては、便宜上、図3に示すように、遊技機1から取り外して、軸心D−Dの方向を上下方向に向けた状態の演出ボタンユニット70について説明する。このため、図3に示す演出ボタンユニット70の軸心D−Dの方向を上下方向、図3の軸心D−Dに直交する方向E−Eを前後方向、図3の紙面に垂直な方向を左右方向として説明する。

図4〜図6に示すように、演出ボタンユニット70は、ベース部材71と、蓋部材72と、アウターカバー73と、ボタン本体75と、揺動ベース部材76と、揺動部材77と、LED基板78と、モータ81と、駆動ギア82と、駆動カム85と、伝達クランクカム86とを備える。そして、遊技者がボタン本体75に操作を施すと、ボタン本体75、揺動ベース部材76および揺動部材77は一体となって傾動動作若しくは上下への進退動作を行う。また、ボタン本体75、揺動ベース部材76および揺動部材77からなる操作手段は「可動装飾手段」の具体例を構成する。更に、モータ81は、後述するサブ制御基板220(サブ制御部220A)によって駆動を制御されるとともに「駆動源」の具体例を構成する。更に、駆動ギア82と、駆動カム85と、伝達クランクカム86とによって伝達機構の具体例が構成され、伝達クランクカム86によって「移動片」の具体例が構成される。

ベース部材71は、図7に示すように、基板部71aを前面に配置しつつ後方に向かって開口する略容器形状に構成されている。また、基板部71aの左端側には、上縁部および前後面で開口する切り欠き部71bを備えている。この切り欠き部71bのうち、上方側に位置する部分は下方に向かって徐々に横幅を狭くしたテーパ部71cとされ、このテーパ部71cの下方は横幅をテーパ部71cの下端の横幅と一致させつつ上下に長尺な幅狭部71dとされている。

図7に示すように、基板部71aの右端側には、駆動ギア82と駆動カム85とを上下に配設するための配設部71eが設けられている。この配設部71eは軸心を上下方向に向けつつ略「ひょうたん」形状に構成される突条71fによって取り囲まれ、上方側には、モータ81の駆動軸81a(図6を参照)を挿通させる挿通孔71gが設けられ、下方側には、駆動カム85を回転可能な状態に支持するための軸受部71hが設けられている。

ここで、モータ81はステッピングモータであり、装飾駆動基板226を介してサブ制御基板220(図25(a)を参照)に接続され、その回転動作(回動動作)と停止動作は、サブ制御基板220(図25(a)を参照)から出力される制御信号を用いて制御される。また、図8(a)に示すように、モータ81は所定のステー81Tを用いて基板部71aの裏面部に装着されているとともに、その駆動軸81aを基板部71aの表面部に突出させている。そして、駆動ギア82は基板部71aの表面部で駆動軸81aに対して一体回転可能な状態に装着されている。

図8(a)に示すように、駆動カム85はギア形状に構成される本体部85aと、本体部85aの前面部のうち、その回転中心から偏心した位置から突出する作用突起85bとを備える。この駆動カム85は、基板部71aの表面部において、軸受部71hを用いて回転可能な状態に支持されている。また、このとき、本体部85aの外周部の歯部を駆動ギア82の外周部の歯部に噛合させた状態とされるため、モータ81の駆動力を用いて駆動ギア82を回転させると、駆動カム85は駆動ギア82と逆方向に回転する。

蓋部材72は、図4〜図6に示すように、後方に開口する略容器形状に構成され、基板部71aの表面部に装着される。また、図4および図6に示すように、蓋部材72を構成する前板部72aの下端側の左右には、横方向に長尺なガイド孔72c、72dを備えている。

図7に示すように、アウターカバー73は、後方側を切り欠いた略皿形状に構成され、ベース部材71の上端に一体化されている。また、アウターカバー73の底部が切り欠かれ、貫通部73aとされているが、切り欠き部71bはこの貫通部73aの前方側の下部に配設されている。

ボタン本体75は、図9(a)に示すように、天地を逆転した略円錐形状に構成される上方部75aと、略四角柱形状とされつつ上方部75aの下面から垂下する下方部75bとを備える。また、ボタン本体75は光を透過可能な樹脂によって構成されている。

揺動ベース部材76は、図9(a)に示すように、挿入空間76bを上方に向かって開口させた略容器形状の本体部76aと、本体部76aの上端部外周から突出するフランジ部76cとを備える。また、本体部76aは外観が略四角柱の略容器形状に構成されるとともに、本体部76aの挿入空間76bは下方部75bを挿入可能な略各四角柱形状に構成されている。更に、図5に示すように、本体部76aの底部76dとの間にコイルスプリング76kを介在させた状態で下方部75bが本体部76aの軸心に沿って上下動可能な状態に挿入される。

また、図8(b)および図9(a)に示すように、本体部76aは、その一側面から2本の支持軸76m、76nを突出させ、この一側面と表裏の関係にある他の側面からは、傾動支持突起76pが突出している。そして、支持軸76m、76nは略円柱形に構成され、傾動支持突起76pは突端で開口する略円筒形状に構成されている。この揺動ベース部材76においては、図8(b)に示すように、傾動支持突起76pをベース部材71の後壁71pに設けられた貫通孔(開口形状が略円形)71rに挿入し、傾動支持突起76pの突端を後壁71pの後側に突出させるとともに、後壁71pの後側に配置された抜け止め部材71sと、傾動支持突起76pの突端とをビス71tを用いて固定している。但し、貫通孔71rには軸受部材71zが装着されているため、傾動支持突起76pは軸受部材71zに対して摺動しつつ回転可能とされている。これにより、揺動ベース部材76は傾動支持突起76pの軸心回りに揺動(傾動)可能されている。なお、図5および図8(b)に示すように、下方の支持軸76nと傾動支持突起76pは同軸上に配設されており、揺動ベース部材76の傾動軸心Vは、下方の支持軸76nおよび傾動支持突起76pの軸心を通過している。

更に、図9(a)に示すように、フランジ部76cの上面部において、挿入空間76bを取り囲む4カからは、爪状突起76vが突出している。そして、各爪状突起76vは、挿入空間76bに対して下方部75bを挿入する際に、上方部75aの底板部75eの4カ所に設けられた案通孔75fに挿入される。

図9(a)および(b)に示すように、揺動ベース部材76(本体部76a)の底面(下面)761aにおいて、本体部76aの軸心回りに略180度隔てた2カ所からは、下方に向かってインデックス部76w、76xが突出している。ここで、図9(b)に示すように、揺動ベース部材76(本体部76a)は、外縁形状が略矩形の底面761aを備えており、この底面761aの前縁部側左端寄りの部位と、後縁部側右端寄りの部位からは、それぞれインデックス部76w、76xが突出している{図19(b)、(c)を参照}。

揺動部材77は、図7に示すように、上下に長尺な板形状に構成される部材本体77aと、部材本体77aの上方側において上下に設けられた軸挿入筒77b、77cと、部材本体77aの前面下方側から突出する突起部77Tとを備える。そして、図4および図5に示すように、上下の軸挿入筒77bに、揺動ベース部材76における上下の支持軸76m、76nを嵌合することで、揺動部材77は揺動ベース部材76と一体にて揺動(傾動)可能されている。

突起部77Tは略円柱形状に構成されつつ「受圧部」の具体例を構成している。また、この突起部77Tは「可動装飾手段に設けられる突出部」の具体例を構成する。

LED基板78は、図5に示すように、中空状に構成される上方部75aの内部に配設されている。このLED基板78は、スタンド78Sによって支持されており、ボタン本体75が傾動動作を行っても、LED基板78に搭載されたLED78aが発する光が指向する方向は常に同一されている。つまり、LED78aが発する光が指向する方向は、ボタン本体75に傾動動作が施されていないときに上方部75aの軸心方向に貫く方向とされている。

伝達クランクカム86は、図6に示すように、横方向に長尺な略板形状に構成されている。また、伝達クランクカム86は、左端側に挿入孔86aを横方向に長尺な長孔状に備え、右端に伝達孔86bを上下向に長尺な長孔状に備える。更に、伝達クランクカム86の前面部であって、挿入孔86aおよび伝達孔86bの間に位置する部位からは、2本の支持突起86c、86dが略円柱形状となりながら突出している。また、伝達クランクカム86の上縁部において、2本の支持突起86c、86dの突出位置の中間に位置する部位からは上方に向かってインデックス部86eが突出している。

この伝達クランクカム86は、左側の支持突起82cを蓋部材72の左側のガイド孔72cに摺動可能な状態に挿入し、右側の支持突起82dを蓋部材72の右側のガイド孔72dに摺動可能な状態に挿入しつつ、蓋部材72の基板部71aの裏面部に配設されている(図4および図5を参照)。そして、左右の支持突起86c、86dを対応するガイド孔72c、72d内で摺動させつつ、左右に往復動可能とされている。なお、図示を省略するが、支持突起86c、86dのガイド孔72c、72d内での摺動の他に、「伝達クランクカム86を支持しつつ伝達クランクカム86の安定的な左右往復動を実現するための手段」を、蓋部材72やベース部材71等に設けてもよい。例えば、伝達クランクカム86の下縁部や、伝達クランクカム86の上縁部および下縁部を支持しつつ、伝達クランクカム86の左右往復動を補助するレール部(例えば、断面コの字状のレール部)を設けてもよい。

伝達クランクカム86を、蓋部材72の基板部71aの裏面部に配設する際に、揺動部材77の突起部77Tが挿入孔86aに挿入され(図5を参照)、駆動カム85の作用突起85bが伝達孔86bに挿入される(図8(a)を参照)。そして、伝達クランクカム86を基準位置に配置すると、図10に示すように、突起部77Tが挿入孔86aの左端部86Lおよび右端部86Rの中央位置に配置され、各支持突起86c、86dも対応するガイド孔72c、72dの長手方向に沿った中央位置に配置される。なお、右端部86Rは第1押圧部P1の具体例を構成し、左端部86Lは第2押圧部P2の具体例を構成する。そして、挿入孔86aの内部空間、つまり、第1押圧部P1および第2押圧部P2間に設けられる空間部分によって、遊び部分Tの具体例が構成される。なお、本実施例では、各ガイド孔72c、72dおよび挿入孔86aは長手方向を左右方向に向けているとともに、各ガイド孔72c、72dの長手幅は挿入孔86aの長手幅よりも大きくされている。

次に、図11〜図16を用いて、演出ボタンユニット70の駆動態様を説明する。ここで、図11は、本演出ボタンユニット70において、蓋部材72を取り外した状態(ガイド孔72c、72dを破線で図示)であるとともに、伝達クランクカム86を基準位置(伝達機構の作動開始前の位置)に配置した状態の概略的な正面図である。但し、この正面図において、前方に位置するガイド孔72cと、後方に位置する挿入孔86aとが前後に重なった状態となる。このため、図12〜図14の正面図においては、図示の便宜のため、ガイド孔72cや挿入孔86aを分離して記載することとする。つまり、図12〜図14において、演出ボタンユニット70の他の構成部品とともに(A)を付して表示する伝達クランクカム86(A)においては、支持突起86c、86dやガイド孔72c、72dの図示を省略する。また、演出ボタンユニット70の他の構成部品とは切り離しつつ伝達クランクカム86(A)の下方に、(B)を付して併記する伝達クランクカム86(B)には支持突起86c、86dを記載し、ガイド孔72c、72dを破線で図示するが、挿入孔86aや突起部77Tの図示を省略する。また、図12〜図14において、符号「V」を付した黒丸は、操作手段(ボタン本体75、揺動ベース部材76および揺動部材77の一体品)の傾動軸心を示す{図5および図8(b)を参照}。そして、この傾動軸心は、当該「黒丸」を通過しつつ紙面に垂直に配置される。

図12は、伝達クランクカム86を基準位置に配置した状態を示している。つまり、駆動ギア82と、駆動カム85と、伝達クランクカム86とによって構成される伝達機構が非作動の状態(つまり、伝達機構の作動開始前および作動終了後の状態)である場合を示している。このとき、図12および図15(a)に示すように、突起部77Tが挿入孔86aの左端部86Lおよび右端部86Rの中央位置に配置される。また、図12に示すように、各支持突起86c、86dも対応するガイド孔72c、72dの長手方向に沿った中央位置に配置される。また、揺動ベース部材76(ボタン本体75)の傾動軸心Vの直下に突起部77Tが位置するとともに、駆動カム85の作用突起85bは、伝達クランクカム86の伝達孔86bの下端側に位置している。ここで、図12〜図14に示す基準線L−Lは、伝達クランクカム86が基準位置としてときの突起部77Tの位置を示し、図12〜図14に示す基準線M−Mは、伝達クランクカム86が基準位置としてときの作用突起85bの位置を示している。

また、伝達クランクカム86を基準位置に配置すると、図12および図15(a)に示すように、伝達クランクカム86のインデックス部86eが、第1センサS1によって検出された状態となるため、サブ制御基板220のCPU220aは、伝達クランクカム86が基準位置にあることを検出することができる。なお、この第1センサS1や後述する第2センサS2、第3センサS3、第4センサS4は、何れも透過型のフォトセンサ(フォトインタラプタ)であり、演出ボタン基板228を介して、サブ制御基板220に接続されている。また、これらのセンサS1〜S4は、LEDで構成される発光素子と、フォトトランジスタで構成される受光素子と、所定の間隔をおいて向かい合う状態に配置した構成を備える。そして、これらのセンサS1〜S3では、発光素子と受光素子との間の空間部に対象となるインデックス部86e、76w、76x、75vが進入し、発光素子から出光する光が受光素子に到達することを遮断したとき、CPU220aは対象となるインデックス部86e、76w、76x、75vを検出(検知)したと判断する。

この状態から、図13に示すように、サブ制御基板220のCPU220aが、駆動軸81aが第1回転方向(正面視で反時計回り方向)に所定量だけ回転するようにモータ81を駆動して、第1回転方向に回転する駆動ギア82に噛合する駆動カム85を、第1回転方向と反対の第2回転方向(正面視で時計回り方向)に特定量(90度を上限とする回転量だけ)回転させる。これにより、駆動カム85の作用突起85bは、伝達孔86bを上方に摺動しつつ、図13の正面視で左方向に移動するため、伝達クランクカム86は左方向に移動する。

このとき、図15(b)に示すように、第1押圧部P1が突起部77Tを左方向に押圧するため、揺動ベース部材76(ボタン本体75)の傾動軸心Vを基準に正面視で時計回転方向に回転するため、ボタン本体75は基準線L−Lに対して、正面視で右上がり傾斜となるように傾動する。そして、突起部77Tの左方向への移動量が多くなると、ボタン本体75の傾動量が多くなるが、ボタン本体75の右側面部のクッション材75mと、アウターカバー73の上面部右端側のクッション材73mが当接することで、ボタン本体75の傾動量がそれ以上多くなることが防止される。つまり、アウターカバー73は、ボタン本体75の傾動量が所定量以下に規制するための規制手段として作用する{図19(a)を参照}。

また、本実施例では、ボタン本体75の傾動量が上限量のとき、図13に示すように、両支持突起86c、86dが対応するガイド孔72c、72dの左端部よりも右側に位置しているが、両支持突起86c、86dを対応するガイド孔72c、72dの左端部に当接させてもよい。この場合、ガイド孔72c、72dの左端部も、規制手段として作用する。

伝達クランクカム86を基準位置する状態から、図14に示すように、サブ制御基板220のCPU220aが、駆動軸81aが第2回転方向(正面視で時計回り方向)に所定量だけ回転するようにモータ81を駆動して、第2回転方向に回転する駆動ギア82に噛合する駆動カム85を第1回転方向(正面視で反時計回り方向)に特定量(90度を上限とする回転量だけ)回転させる。これにより、駆動カム85の作用突起85bは、伝達孔86bを上方に摺動しつつ、図14の正面視で右方向に移動するため、伝達クランクカム86は右方向に移動する。

このとき、図15(c)に示すように、第2押圧部P2が突起部77Tを右方向に押圧するため、揺動ベース部材76(ボタン本体75)の傾動軸心Vを基準に正面視で反時計回転方向に回転する。このため、ボタン本体75は基準線L−Lに対して、正面視で左上がり傾斜となるように傾動する。そして、突起部77Tの左方向への移動量が多くなると、ボタン本体75の傾動量が多くなるが、ボタン本体75の左側面部のクッション材75nと、アウターカバー73の上面部左端側のクッション材73nが当接することで、ボタン本体75の傾動量がそれ以上多くなることが防止される。つまり、この場合においても、アウターカバー73は、ボタン本体75の傾動量が所定量以下に規制するための規制手段として作用する。

また、この場合においても、本実施例では、ボタン本体75の傾動量が上限量のとき、図14に示すように、両支持突起86c、86dが対応するガイド孔72c、72dの右端部よりも左側に位置しているが、両支持突起86c、86dを対応するガイド孔72c、72dの右端部に当接させてもよい。この場合、ガイド孔72c、72dの右端部も、規制手段として作用する。

なお、図16(a)および(b)に示すように、アウターカバー73において、揺動ベース部材76のフランジ部76cの左端部および右端部の下方の位置には板バネB1、B2が配設されている。そして、ボタン本体75の傾動に伴って、揺動ベース部材76のフランジ部76cが右上がり傾斜となると、左側の板バネB1がフランジ部76cの左端側で圧縮される。このため、左側の板バネB1がフランジ部76cの左端側に対して、フランジ部76cを水平に戻すための付勢力(ボタン本体75の傾動を解除するための付勢力)が負荷される。同様に、ボタン本体75の傾動に伴って、揺動ベース部材76のフランジ部76cが左上がり傾斜となると、右側の板バネB2がフランジ部76cの右端側で圧縮される。このため、右側の板バネB2がフランジ部76cの右端側に対して、フランジ部76cを水平に戻すための付勢力(ボタン本体75の傾動を解除するための付勢力)が負荷される。

次に、図17〜図19を用いて、演出ボタンユニット70の操作態様を説明する。ここで、図17は、本演出ボタンユニット70を正面が目視した概略図であるが、この図17では、蓋部材72や、伝達クランクカム86の支持突起86c、86d等の図示を省略している。また、図17においても、符号「V」を付した黒丸は、操作手段(ボタン本体75、揺動ベース部材76および揺動部材77の一体品)の傾動軸心を示す{図5および図8(b)を参照}。そして、この傾動軸心は、当該「黒丸」を通過しつつ紙面に垂直に配置される。更に、図17および図18においても、支持突起86c、86dやガイド孔72c、72dの図示を省略している。

図17(a)は、伝達クランクカム86を基準位置に配置した状態を示している。つまり、駆動ギア82と、駆動カム85と、伝達クランクカム86とによって構成される伝達機構が非作動の状態である場合を示している。このとき、図18(a)に示すように、突起部77Tが挿入孔86aの左端部86Lおよび右端部86Rの中央位置に配置され、図示を省略するが、各支持突起86c、86dも対応するガイド孔72c、72dの長手方向に沿った中央位置に配置される。また、揺動ベース部材76(ボタン本体75)の傾動軸心Vの直下に突起部77Tが位置するとともに、駆動カム85の作用突起85bは、伝達クランクカム86の伝達孔86bの下端側に位置している。ここで、図17(a)および(b)に示す基準線L−Lも、伝達クランクカム86を基準位置としてときの突起部77Tの位置を示し、基準線M−Mは、伝達クランクカム86を基準位置としてときの作用突起85bの位置を示している。

図17(b)は、駆動ギア82と、駆動カム85と、伝達クランクカム86とによって構成される伝達機構が非作動の状態であるとき(つまり、伝達クランクカム86を基準位置に配置した状態であるとき)に、遊技者が自身の手によってボタン本体75を正面視で左方向に傾動させた場合を示している。このように、遊技者がボタン本体75を左方向に傾動させたとき、図18(a)および(b)に示すように、挿入孔86aの中央位置(長手方向に沿った中央位置)の突起部77Tは、挿入孔86a内を右端部86R(第1押圧部P1)の方向に移動する。この場合、突起部77の右方向への移動量が多くなると、図19(a)に示すように、ボタン本体75の傾動量が多くなるが、ボタン本体75の左側面部のクッション材75nと、アウターカバー73の上面部左端側のクッション材73nが当接することで、ボタン本体75の傾動量がそれ以上多くなることが防止される。

このように、ボタン本体75の傾動が規制されたとき、図18(b)に示すように、突起部77は右端部86R(第1押圧部P1)よりも左側に位置すること(非接触な状態と)になる。つまり、本実施例では、第1押圧部P1および第2押圧部P2間に十分な幅の遊び部分Tが設けられているため、遊技者がボタン本体75を手動で傾動させても、突起部77は右端部86R(第1押圧部P1)を押圧することはない。このように、ボタン本体75を傾動させた遊技者が、ボタン本体75から手を離すと、右側の板バネB2の作用でボタン本体75は傾動前の基本姿勢に戻される。なお、本実施例と異なり、遊技者がボタン本体75を左方向に傾動させたときに、突起部77が右端部86R(第1押圧部P1)に接触してもよいが、この場合、突起部77が右端部86R(第1押圧部P1)を押圧しないこと(単に接触しているだけあること)が必要となる。

また、図示を省略するが、伝達機構が非作動の状態であるときに、遊技者が自身の手によってボタン本体75を正面視で右方向に傾動させた場合には、挿入孔86aの中央位置(長手方向に沿った中央位置)の突起部77Tは、挿入孔86a内を左端部86L(第2押圧部P2)の方向に移動する。この場合、突起部77の左方向への移動量が多くなると、ボタン本体75の傾動量が多くなるが、ボタン本体75の右側面部のクッション材75mと、アウターカバー73の上面部右端側のクッション材73mが当接することで、ボタン本体75の傾動量がそれ以上多くなることが防止される。

このように、ボタン本体75の傾動が規制されたとき、突起部77は左端部86L(第2押圧部P2)よりも左側に位置することになる。つまり、本実施例では十分な幅の遊び部分Tが設けられているため、遊技者がボタン本体75を手動で傾動させても、突起部77は左端部86L(第2押圧部P2)を押圧することはない。なお、本実施例と異なり、遊技者がボタン本体75右方向に傾動させたときに、突起部77が左端部86L(第2押圧部P2)に接触してもよいが、この場合、突起部77が左端部86L(第2押圧部P2)を押圧しないこと(単に接触しているだけあること)が必要となる。

図19(b)に示すように、遊技者がボタン本体75を左方向に傾動させると、ボタン本体75の左側面部のクッション材75nと、アウターカバー73の上面部左端側のクッション材73nが当接する前に、インデックス部76wが第2センサS2によって検出(検知)される。これによって、サブ制御基板220のCPU220aはボタン本体75に左方向への傾動が施されたことを検出できる。

また、遊技者がボタン本体75を右方向に傾動させると、図19(c)に示すように、ボタン本体75の右側面部のクッション材75mと、アウターカバー73の上面部右端側のクッション材73mが当接する前に、インデックス部76xが第3センサS3によって検出(検知)される。これによって、サブ制御基板220のCPU220aはボタン本体75に右方向への傾動が施されたことを検出できる。なお、第2センサS2および第3センサS3は検知手段の具体例を構成する。

本実施例では、図20(a)および(b)に示すように、ボタン本体75に押圧操作を施すことができる。つまり、遊技者がボタン本体75を押圧すると、下方部75bと本体部76aの底部76dとの間のコイルスプリング76kの付勢力に対抗しつつ、ボタン本体75は下方に向かって(下方部75bの奥側方向に向かって)移動する。そして、ボタン本体75から手を離すと、ボタン本体75はコイルスプリング76kの付勢力を用いて、押圧操作前の位置に復帰する。

ここで、ボタン本体75に押圧が施されていない場合には、ボタン本体75の内部に設けられたインデックス部75vが、LED基板78の下面から垂下する第4センサS4によって検出される。ところが、ボタン本体75に押圧が施されると、インデックス部75vがボタン本体75と一体で移動するため、インデックス部75vが第4センサS4によって検出されない状態となる。これによって、サブ制御基板220のCPU220aはボタン本体75に押圧操作が施されたことを検出できる。

b.遊技盤10の構成
次に、遊技盤10の構成について図21を用いて説明する。この遊技盤10は、図21に示すように、正面視で略矩形状の合板を用いて構成される遊技盤本体10Aと、この遊技盤本体10Aに装着される各種の盤部品(外側レール12、内側レール13、メイン役物装置20等)が装着されている。尚、遊技盤本体10Aの前面部には、セル画が印刷されたシート状物が貼着されているが図示を省略する。

図21に示すように、遊技盤本体10Aは、正面視で略円形とされる領域形成部10Bと、領域形成部10Bの周囲に位置する領域外部10Cとを備える。また、遊技盤本体10Aの前面部には、ともに帯状の金属板を用いて構成される外側レール12と、内側レール13とが配設されている。そして、領域形成部10Bの前面部は、この外側レール12および内側レール13が形成する略円形の周壁によって略包囲されつつ遊技領域11を構成している。この領域形成部10B(遊技領域11内に位置する部位)には、メイン役物装置20と、普通図柄作動ゲート(普通図柄作動口)16と、始動入賞装置17と、大入賞装置31と、下部表示装置60(図柄表示装置)と、2個の一般入賞装置45、46と、多数の障害釘(図示を省略)と、風車19等が配設されている。なお、図21に示す一点鎖線は本体枠3を示している。

メイン役物装置20は、取付部材(化粧板)21と、演出表示装置27とを備えている。このうち、取付部材21は、領域形成部10Bの前面部に装着される板状体によって構成され、遊技領域11の略中央部を構成している。この取付部材(化粧板)21には、正面視で略矩形状の開口部が前後に貫通する状態に設けられ、この開口部によって表示画面27a(後述する。)を遊技盤10の前方から視認可能とするための表示窓21eを構成している。

取付部材21の下縁部には、ステージ部21pが前方に突出する状態に装着され、取付部材21の周縁部のうちのその他の部位には装飾部材21Aが、前方に突出する状態に装着されている。この装飾部材21Aは、取付部材21の上縁部から突出する庇部21Hと、取付部材21の左縁部から突出する左側装飾部21Lと、取付部材21の右縁部から突出する右装飾部21Rとを備えている。

左側装飾部21Lの内部に遊技球の通路(所謂「ワープ通路」)21wが形成されている。つまり、左側装飾部21Lの左側面部において、この通路21wの進入口(図示を省略)が、左斜め上方に向かって開口し、遊技領域11を流下する遊技球を、この進入口で受け入れ、ステージ部21p上(メイン役物装置20の内部)に進入させる。また、ステージ部21pは、その上面部によって遊技球の転動面を構成する。この転動面は、左右の端部から中央部に向かって下る傾斜面として構成されているが、転動面の中央部では上方に向かって僅かに隆起する隆起部とされている。

本遊技機1においては、遊技領域11を流下し、ワープ通路21wを通じて転動面の左端部に到達した遊技球は、転動面上を右方向に転動し、更に、左方向に転動する。そして、遊技球の勢いが衰えたところで、この遊技球はメイン役物装置20外に排出されるが、転動面の中央部から排出される遊技球の多くは、始動入賞装置17に入賞する。尚、遊技領域11を流下して始動入賞装置17に入賞する遊技球の中には、メイン役物装置20に進入せずに始動入賞装置17に入賞するものと、メイン役物装置20に進入し、ステージ部21p上を転動した後に始動入賞装置17に入賞するものがある。なお、始動入賞装置17に遊技球が入賞することを「始動入賞」と称することがある。

演出表示装置27は液晶表示装置を用いて構成され、下部表示装置60における特別図柄の変動表示および停止表示に合わせて図柄変動演出を実行する。本実施例では、下部表示装置60(特別図柄表示部62)が、特別図柄(本図柄)を用いて変動表示(図柄変動遊技)を行い、演出表示装置27が、疑似図柄を用いて図柄変動演出を行う。ここで、図柄変動演出は、図柄変動遊技の結果を遊技者に示すために、図柄変動遊技の進行(特別図柄の変動表示,停止表示)に合わせて行う表示演出である。

図22に示すように、演出表示装置27の表示画面27aは、その全体、若しくは、一部を用いて種々の図柄を遊技者が視認可能となるように表示可能である。つまり、図柄変動演出を行う場合には、この表示画面27aの略全体に背景を示す図柄(以下、背景図柄という。)や背景色(青、赤等の画面の地色)等を表示した状態とされ、この背景図柄や背景色の前面に重ね合わせた状態で「3桁の疑似図柄」を表示する疑似図柄表示領域27bが設けられる。この疑似図柄表示領域27bでは、「疑似図柄」が横方向に3つ並んで表示され、それら「疑似図柄」を用いた演出表示と停止表示等がなされる。また、背景図柄としてキャラクタを示す図柄(以下、キャラクタ図柄という。)を表示したり、実写映像(図示を省略)を表示したりすることがある。なお、疑似図柄表示領域27bにおいて「疑似図柄」が変動表示しているときには、疑似図柄表示領域27bを透かした状態で、背景図柄や背景色が視認可能となる。

図22に示すように、表示画面27aのうち、一縁部寄りの上方側の位置には保留表示領域(D1、D2、D3、D4)が設けられ、始動入賞装置17への入賞に起因して生ずる「特別図柄」に関する保留数を「4個」を上限個数として表示する。この保留表示領域(D1〜D4)は下方から上方に向かって4個の表示部(D1〜D4)を並べた構成を備え、始動入賞装置17に入賞したが、未だ、未消化の遊技球の数(即ち、保留数)を、使用中(点灯表示中)の表示部D1〜D4の数によって表示するとともに、未消化の遊技球が消化される毎に使用中の表示部D1〜D4の数を減少させることによって、「未消化の遊技球」の数(保留数)を順次、デクリメントして表示する。なお、各特別図柄に関する「未消化の遊技球(保留球)」とは、始動入賞装置17に入賞したが、特別図柄表示部62aにおいて当該入賞に伴う図柄変動遊技がなされていない遊技球を指す。

図21に示すように、始動入賞装置17は、ステージ部21p(転動面)の中央部の略鉛直下方に位置され、入口側部分に普通電動役物17dを備えている。この普通電動役物17dは、いわゆるチューリップ式で左右に一対の翼片部17e、17fが開閉するべく形成されている。つまり、始動入賞装置17は、この一対の翼片部17e、17fを作動させるための普通電動役物ソレノイド17c(図24参照)を備えている。また、始動入賞装置17の内部には、始動入賞装置17に入賞した遊技球を検出するための始動口入賞検出スイッチ17sが配設されている(図24参照)。

そして、普通電動役物ソレノイド17cに通電を行わないと、一対の翼片部17e、17fが立設状態(図21の実線を参照)とされる。これにより、一対の翼片部17e、17f間に1球の遊技球の通過を許容する大きさの遊技球受入口が設けられ、始動入賞装置17への遊技球の入球可能性が低い閉鎖状態(第1状態)となる。一方、普通電動役物ソレノイド17cに通電を行うと、一対の翼片部17e、17fが、下端部側を支点として互いの上端部間の間隔を拡大するように傾動し(図21の破線を参照)、遊技球の入球可能性が高くなる開放状態(第2状態)となる。ここで、本遊技機1では、その遊技モードが開放延長モード(後述する。)である場合には、始動入賞装置17が開放状態(第2状態)となる時間が長くなる(例えば、「5秒」)。一方、非開放延長モード(通常開放モード)である場合には、始動入賞装置17が開放状態(第2状態)となる時間が短くなる(例えば、「0.2秒」)。

大入賞装置31は可変入賞装置の具体例を構成するものであり、図21に示すように、始動入賞装置17の下方に位置する部位に配設されている。この大入賞装置31は、遊技盤10の前面部10aで開口する大入賞口31aと、この大入賞口31aを開放・閉鎖するための開閉板31bと、この開閉板31bを駆動するための大入賞口ソレノイド31c(図24参照)と、大入賞装置31に入賞した遊技球を検出するための大入賞口入賞検出スイッチ31s(図24参照)とを備えている。この大入賞装置31は、開閉板31bが起立姿勢となると、この開閉板31bが大入賞口31aを閉鎖するため、大入賞装置31への遊技球の入賞が不可能となる。一方、開閉板31bが、その下端部を支点に前方に傾動して前傾姿勢となると、大入賞口31aが開放されるとともに、開閉板31bの後面部(背面部)が遊技領域11を流下し、大入賞装置31へ到達した遊技球を大入賞口31aに誘導する誘導部を構成する。

図21に示すように、下部表示装置60は大入賞装置31の左側方に配置されている。この下部表示装置60は、図23(a)に示すように、遊技盤本体10Aの前面部に取り付けられる取付板61を備えている。そして、この取付板61には、特別図柄表示部62aと、普通図柄表示部63と、普通図柄保留表示部65等が設けられている。また、特別図柄表示部62aおよび普通図柄表示部63は、何れも「7セグメント表示体」を用いて構成されている。なお、特別図柄表示部62aにおいて表示される図柄変動遊技の結果(当否判定の結果)と、演出表示装置27において表示される図柄変動演出の表示結果(当否判定の結果)は一致するものとされる。

普通図柄表示部63は、図23(a)に示すように「7セグメント表示体」によって構成され、普通図柄作動ゲート16を遊技球が通過することに起因して図柄変動開始条件が成立すると、普通図柄の変動表示を開始する。この普通図柄の変動表示は、普通図柄表示部63において「0」〜「9」までの算用数字をこの順で表示した後、再び、「0」〜「9」までの算用数字をこの順で表示することを繰り返す「循環表示」によって構成される。そして、普通図柄の変動表示の実行時間が経過すると、普通図柄が停止表示されて、その停止表示が一定時間実行される。このとき、停止表示された普通図柄が「奇数数字」である場合、その図柄が普通図柄の当り図柄に該当し、停止図柄が「偶数数字」である場合、その図柄が普通図柄の外れ図柄に該当する。この閉鎖状態(第1状態)にある始動入賞装置17を開放状態(第2状態)とするか否かの抽選を行う抽選手段は、後述する主制御部200Aによって構成される。

普通図柄保留表示部65も2個のLEDを用いて構成され、普通図柄作動ゲート16を通過したが、未だ未消化の遊技球の数(保留数)を、4個を上限数として表示するとともに、未消化の遊技球が消化される毎に、未消化の遊技球の数(保留数)を順次、デクリメントして表示するものである。ここで、普通図柄に関する「未消化の遊技球(保留球)」とは、普通図柄作動ゲート16を通過したが、普通図柄表示部63において当該通過に伴う抽選の結果の表示(普通図柄の停止表示)と、これに先行する変動表示(本実施例では、7セグメント表示体を用いた表示)とがなされていない遊技球を指す。なお、普通図柄保留表示部65では、(a)2個のLEDを消灯させて「保留数」が「ゼロ」であることを示し、(b)1個のLEDを点灯させつつ1個のLEDを消灯させて「保留数」が「1」であることを示し、(c)2個のLEDを点灯させて「保留数」が「2」であることを示し、(d)1個のLEDを点滅させつつ1個LEDを点灯させて「保留数」が「3」であることを示し、(e)2個のLEDを点滅させて「保留数」が「4」であることを示す。

図21に戻り、2個の一般入賞装置45、46は、メイン役物装置20の左右に配置され、各一般入賞装置45、46の内部には、遊技球の入賞を検出するための一般入賞検出スイッチ45s、46s(図24参照)が配設されている。また、多数の障害釘(図示を省略)は、以上説明した各盤部品との位置バランスを考慮して、遊技領域11にパチンコ遊技に適するべく配設され、遊技盤10の下方にはアウト口18が設けられている。更に、アウト口18の下部にはバック球防止部材(図示を省略)が設けられている。そして、遊技領域11に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止している。

(2)制御回路の構成
次に、図24および図25(a)を用いて本実施例の遊技機1の制御回路の構成について説明する。本遊技機1の制御回路は、主制御部200Aと、複数の副制御部(220A、222A、240A、260A)とを含んで構成されている。つまり、主制御基板200を用いて構成されるとともに遊技の基本的な進行や賞球に関わる当否についての制御を司る主制御部200Aと、複数の副制御部(220A、222A、240A、260A)とを備えている。また、副制御部としては、(a)サブ制御基板220を用いて構成されるとともに、遊技上の演出の制御を司るサブ制御部220Aと、(b)演出表示制御基板222を用いて構成されるとともに、演出表示装置27の制御を司る演出表示制御部222Aと、(c)払出制御基板240を用いて構成されるとともに貸球や賞球を払い出す動作の制御を司る払出制御部240Aと、(d)発射制御基板260を用いて構成されるとともに遊技球の発射に関する制御を司る発射制御部260Aを備える。

これらの制御部(200A、220A、222A、240A、260A)を構成する制御基板(200、220、222、240、260)は、各種論理演算および算出演算を実行するCPUや、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM、プログラムの実行に際してCPUが一時的なデータを記憶するRAM、周辺機器とのデータのやり取りを行うための周辺機器インターフェース(PIO)、CPUが演算を行うためのクロックを出力する発振器、CPUの暴走を監視するウォッチドッグタイマなど、種々の周辺LSIがバスで相互に接続されて構成されている。尚、図24および図25(a)中の矢印の向きは、データあるいは信号を入出力する方向を表している。また、主制御基板200においては、搭載されたCPU201、RAM202、ROM203を図示し、サブ制御基板220においても、搭載されたCPU220a、RAM220b、ROM220cを図示し、その他の制御基板に搭載されているCPUや、RAM、ROMなどについては図示を省略している。

主制御部200Aは、普通図柄作動ゲート通過検出スイッチ16s、始動口入賞検出スイッチ17s、一般入賞検出スイッチ45s、46s等から遊技球の検出信号を受け取って、遊技の基本的な進行や賞球に関わる当否を決定した後、サブ制御部220Aや、払出制御部240A、発射制御部260A等に向かって、後述する各種の信号(コマンド)を出力する。また、主制御部200A(主制御基板200)には、発射装置ユニットから発射された遊技球を検出するカウントスイッチ8sも接続されている。また、主制御部200Aは、普通電動役物ソレノイド17cや、大入賞口ソレノイド31c、下部表示装置60に信号を出力することにより、これらの動作を直接制御している。また、主制御部200A(主制御基板200)を構成するCPU201により決定された所定の信号(コマンド)は、サブ制御基板220や払出制御基板240に対してそれぞれ送信される。

サブ制御部220Aは、主制御部200Aからの各種信号(コマンド)を受け取ると、信号(コマンド)の内容を解析して、その結果に応じた遊技の演出を行う。つまり、サブ制御部220Aは、主制御部200Aからの制御信号に基づいて遊技の演出の制御を司るものである。このサブ制御部220Aには、図25(a)に示すように、演出表示制御部222Aと、アンプ基板224と、装飾駆動基板226と、演出ボタンユニット70(図1を参照)が接続された演出ボタン基板228と、にそれぞれ電気的に接続されている。また、装飾駆動基板226には、ボタン本体75(演出ボタンユニット70)の操作を検出するためのセンサS1〜S4やモータ81が電気的に接続されている。

サブ制御基板220のCPU220aは、主制御基板200からの制御信号を受けて演出表示制御基板222、アンプ基板224、装飾駆動基板226および演出ボタン基板228などの各基板を制御する。また、ROM220cには、各基板の制御に必要なデータ(特に遊技の装飾に関する情報)が記憶されている。また、CPU220aは、主制御部200Aから送出された表示制御コマンド(表示制御信号)を受信するとともに、ROM220cに記憶されたプログラムに従って受信した表示制御コマンドを解析する。そして、CPU220aは、主制御部200Aから送信された表示制御コマンドに基づき新たに生成したコマンドや、主制御部200Aから送信されたままの表示制御コマンドを、図柄制御コマンドとして演出表示制御部222Aに対して送信する。

アンプ基板224には、所定の効果音を出力するスピーカSP1〜SP4が電気的に接続されている(図1を参照)。また、装飾駆動基板226には、前面枠4や遊技盤10等に設けられる装飾用の各種LED(ランプ)を搭載した各種LED基板4b〜4h、4j〜4や、演出ボタンユニット70に内蔵されたLED基板78が接続されている。また、装飾駆動基板226は、サブ制御基板220からの信号を受けて遊技の装飾に関する制御を行うものである。

払出制御部240Aには、中継端子板、発射制御部260A、下皿満タンスイッチ6s等が接続されている。また、払出制御部240Aには中継端子板を介して、本体枠3の裏側(裏機構盤102側)に配置された遊技球払出装置(図示を省略)を構成する払出モータ109mと、前側払出スイッチ109aと、後側払出スイッチ109bとが接続されている。また、払出制御部240Aには、主制御部200Aが双方向通信可能な状態に接続されている。この払出制御部240Aは、所謂、貸球や賞球の払い出しに関する各種の制御を司っている。例えば、遊技者が貸出ボタンや返却ボタンを操作すると、その操作信号は、球貸表示基板410から中継端子板を介して払出制御基板240に伝達され、その操作信号に基づいて払出モータ109mを駆動させるための駆動信号が、遊技球払出装置の払出モータ109mに伝達される。

また、主制御部200Aが賞球の払出コマンドを出力すると、このコマンドを払出制御部240Aが受け取って、払出モータ109mに駆動信号を出力することによって賞球の払い出しが行われる。また、払い出される遊技球は、2つの払出スイッチ(前側払出スイッチ109a、後側払出スイッチ109b)によって検出されて、払出制御部240Aに入力される。更に、払い出された賞球数はカウントスイッチによっても検出されて、主制御部200Aでも計数されている。

(3)遊技機1による遊技の流れ
前述のように、本遊技機1では、始動入賞に基づいて行われる当否判定の結果を示す図柄の停止表示(確定表示)と、この停止表示の前段階に行われる変動表示とを、下部表示装置60および演出表示装置27の2種類の図柄表示装置で実行する。ここで、「下部表示装置60における特別図柄の変動表示および停止表示」、つまり「図柄変動遊技」の実行に際して、主制御部200Aにおいて特別図柄の「停止図柄」と「変動時間(変動パターン)」が決定される。

一方、演出表示装置27の表示画面27aにおいては「疑似図柄」が表示され、主制御部200Aの制御の下で遊技上の演出を制御する「サブ制御部220A」によって、その変動態様と停止図柄とが決定される。そして、「図柄変動遊技」の実行に伴って、演出表示装置27において図柄変動演出が実行される。ここで、通常、「疑似図柄」の変動表示は「本図柄」と同一の時間だけ実行され、「疑似図柄」が停止表示したときの表示内容(大当り、外れ等)は、特別図柄表示部62aにおける「本図柄」の表示内容(大当り、外れ等)と矛盾を生じないものとされる。以下、「図柄変動遊技」と「図柄変動演出」の概要について説明する。

a.図柄変動遊技
「図柄変動遊技」は特別図柄(本図柄)の変動表示および停止表示によって構成される。この変動表示は、図22(b)に示すように、特別図柄表示部62aを構成する7セグメント表示体によって、算用数字を構成できない不完全な図柄(以下、不完全図柄という。)の「循環表示」を行うことを内容とし、始動入賞に起因する当否判定の結果(大当り図柄、外れ図柄)を表示して終了する。なお、遊技機1の確率モードが低確率モード(通常確率モード)である場合には、当否判定においても、大当りを示す判定結果が導出される確率は約「1/400」とされ、遊技機1の確率モードが高確率モードである場合には、当否判定において、大当りを示す判定結果が導出される確率は約「1/40」とされる。そして、特別図柄表示部62aに大当りを示す判定結果が停止表示されると「大当り」が発生し、大当り遊技が実行される。また、本実施例では、当否判定の結果が大当りの場合、特別図柄表示部62aに停止表示する大当り図柄が乱数抽選によって決定される。

大当り遊技を開始すると、主制御部200Aが大入賞口ソレノイド31cの駆動及び駆動停止を行うことで「大入賞口31aを開閉する開閉動作」が実行される。ここで、「大入賞装置31の開放」は大入賞口ソレノイド31cを駆動して、起立姿勢にある開閉板31bを前傾姿勢とし、大入賞口31aを開放状態(第2状態)に変化させることによって実現され、「大入賞装置31の閉鎖」は、大入賞口ソレノイド31cの駆動を停止して開閉板31bを起立姿勢に戻し、大入賞口31aを閉鎖状態(第1状態)に戻すことによって実現される。そして、大当り遊技中の各ラウンド遊技においては、大入賞装置31に対して、大入賞口31aを1回だけ開放状態(第2状態)に変化させる開閉動作が施される。なお、大入賞口31aに規定入賞数(10個)の遊技球が入球するか、或いは、大入賞口31aの開放時間が開放限度時間(30秒)に到達すると、ラウンド終了条件が成立して、実行中のラウンド遊技(大当りラウンド)を終了する。そして、大入賞装置31の開閉動作が、所定のインターバルを挟みつつ複数回繰り返されると大当り遊技を終了する。

本遊技機1では、遊技状態が大当り遊技状態(特別遊技状態)に移行すると、所定回数(8ラウンド若しくは16ラウンド)に亘る「ラウンド遊技」を実行する。そして、最終回の「ラウンド遊技」を終了すると、大当り遊技が終了する。なお、本実施例では、特別図柄表示部62aに停止表示(確定表示)される大当り図柄の態様に応じて、実行される大当り遊技(ラウンド遊技)の内容や、大当り遊技終了後の遊技機1の遊技状態が異なったものとなる。

また、「16R確変大当り」若しくは「8R確変大当り」を生ずると、対応する大当り遊技を実行した後、当否判定の結果が大当りとなる確率が高確率とされるとともに、対応する大当り遊技を実行した後、開放延長手段及び変動時間短縮手段が作動する遊技モード、つまり「開放延長モード」となる。この開放延長モードは、実質的に、次回の大当りを生ずるまで開放延長モードが継続する。一方、「16R通常大当り」若しくは「8R通常大当り」を生ずると、対応する大当り遊技を実行した後、当否判定の結果が大当りとなる確率が低確率(通常確率)とされるとともに、対応する大当り遊技を実行した後、開放延長手段及び変動時間短縮手段が作動する遊技モード、つまり「開放延長モード」となる。そして、この開放延長モードは対応する大当り遊技の終了後に大当りを生ずることなく実行される特別柄変動遊技の累積回数が「100回」になるまで継続される。

b.図柄変動演出
本遊技機1は、図柄変動演出を行う演出手段として、演出表示装置27や演出ボタンユニット70等を備える。以下、「演出ボタンユニット70の操作を反映した操作演出」や「演出ボタンユニット70による動作演出」を伴わない図柄変動演出を「通常態様の図柄変動演出」と称する。また、演出ボタンユニット70の操作が表示演出に反映する図柄変動演出を「第1特別態様の図柄変動演出」と称し、演出ボタンユニット70の操作が表示演出に反映しないが、動作演出を伴う図柄変動演出を「第2特別態様の図柄変動演出」と称する。

b−1.通常態様の図柄変動演出
通常態様の図柄変動演出は、図柄変動遊技(図柄変動演出)の開始時に決定される変動パターンが特定変動パターン(後述する。)でない場合に実行される。この通常態様の図柄変動演出も始動入賞に起因して開始される。この通常態様の図柄変動演出では、図26(a)〜(c)に示すように、演出表示装置27の表示画面27aの所定の部位において疑似図柄表示領域27bが出現し、疑似図柄の変動表示(疑似図柄を用いた図柄変動演出)を開始する。そして、疑似図柄の変動表示の実行時間(変動時間)が経過すると、疑似図柄の停止表示が一定時間(約0.6秒間)実行される。この疑似図柄の停止表示は、前述の右下表示装置60(特別図柄表示部62a)による停止表示と同様に、当否判定の結果を表示するものである。

図26(a)〜(c)に示すように、演出表示装置27の表示画面27aでは、疑似図柄表示領域27bに3つ(3桁)の疑似図柄を表示しつつ疑似図柄の変動表示と停止表示がなされる。この疑似図柄の変動表示は、「1」〜「9」までの算用数字をこの順で表示した後、再び、「1」〜「9」までの算用数字をこの順で表示することを繰り返す「循環表示(スクロール変動表示)」によって構成される。

また、図26(c)に示すように、疑似図柄の停止図柄には「大当りを示す停止図柄(大当り図柄)」と「外れ示す停止図柄(外れ図柄)」とがある。そのうち「確変大当りを示す大当り図柄」は疑似図柄表示領域27bに「同一の奇数数字」を3個並べて構成され、「通常大当りを示す大当り図柄」は疑似図柄表示領域27bに「同一の偶数数字」を3個並べて構成される。また、「外れ図柄」は、疑似図柄表示領域27bに停止表示される3つの疑似図柄のうちの少なくとも1つを、他と異なる数字図柄として構成される。尚、図26(c)に示すように、演出表示装置27において「大当り図柄」を表示する場合、その前提となる変動表示の途中にリーチ表示を行うが、「外れ図柄」を表示する場合、図26(b)に示すように、その前提となる変動表示の途中にリーチ表示を行う場合と、図26(a)に示すように、その前提となる変動表示の途中にリーチ表示を行わない場合がある。

b−2.第1特別態様の図柄変動演出
第1特別態様の図柄変動演出は、図柄変動遊技(図柄変動演出)の開始時に決定される変動パターンが第1特定変動パターン(後述する。)である場合に実行される。この第1特別態様の図柄変動演出は、「演出ボタンユニット70」に対する遊技者の操作に応じて操作演出を行うことを除いて、通常態様の図柄変動演出と同様である。ここで、「第1特定変動パターン」とは、図柄変動演出の実行時間として十分な時間(例えば、25秒以上)を確保可能な変動パターンを示している。また、「第1特定変動パターン」に対応して決定される図柄変動演出の実行時間から、「演出ボタンユニット70に施される操作を有効とする期間(有効期間)」が選択される(後述する)。

図27に示すように、第1特別態様の図柄変動演出においても、演出表示装置27の表示画面27aの疑似図柄表示領域27bに3つ(3桁)の疑似図柄を表示しつつ疑似図柄の変動表示が開始される(a1)。そして、第1特別態様の図柄変動演出を開始した後、所定時間が経過すると、表示画面27aにボタン本体75の操作を促すとともに操作方法を指定する表示(例えば、ボタン本体75を示す図形の表示であり、以下、「操作促進指示表示」と称する。)がなされ(a2)、有効期間が開始される。具体的には、(a)ボタン本体75を左方向に傾動すべきことを指示する表示、(b)ボタン本体75を右方向に傾動すべきことを指示する表示、(c)ボタン本体75に押圧操作を施すべきことを指示する表示のうち何れかがなされる。

サブ制御基板220のCPU220aは、有効期間が開始されるタイミングでボタン本体75の操作を有効化し、この有効期間が終了するタイミングで、ボタン本体75の操作を無効化する。そして、CPU220aは、ボタン本体75の操作が有効化された期間内(有効期間内)に、ボタン本体75が操作されたことを示す信号(以下、「操作信号」という。)を受信すると、実行中の図柄変動演出の内容に変化を与える処理を行う。例えば、有効期間中にボタン本体75が操作されると(図27に示す符号Pは、ボタン本体75が操作されたことを示す。)、表示画面27aに特定のキャラクタを表示して操作演出(例えば、バトル演出)が実行される(a3)。なお、図示を省略するが、有効期間中にボタン本体75が操作されない場合には、操作演出(例えば、バトル演出)は実行されない。

また、ボタン本体75が有効期間中に操作されるか、ボタン本体75が操作されずに有効期間が終了すると、表示画面27aから「操作促進指示表示」が消去される(a3)。また、ボタン本体75が有効期間中に操作されると、サブ制御基板220のCPU220aによって、その操作が「操作促進指示表示」で指示した通りの操作であったか否かが判断される。そして、「操作促進指示表示」で指示した通りの操作であった場合には、表示画面27aに「よくできました」という文字が表示される(a4)。例えば、ボタン本体75を左方向に傾動すべきことを指示する表示がなされた場合に、遊技者がボタン本体75を左方向を傾動する操作を行った場合には、「よくできました」という文字が表示される(a5)。

一方、有効期間中に「操作促進指示表示」で指示したのとは異なる操作を遊技者が行った場合には、表示画面27aに「だめじゃないですか」という文字が表示される(a5)。例えば、ボタン本体75を左方向に傾動すべきことを指示する表示がなされた場合に、遊技者がボタン本体75を右方向を傾動する操作やボタン本体75を押圧する操作を行った場合には、「だめじゃないですか」という文字が表示される(a5)。

有効期間内にボタン本体75を施したか否かを問わず、図柄変動演出の実行時間が経過すると、表示画面27a(疑似図柄表示領域27b)に「大当り図柄」若しくは「外れ図柄」が停止表示される(図示を省略)。なお、図示を省略するが、有効期間が開始されても、その有効期間中に演出ボタンユニット70が操作されない場合には、有効期間の経過を待って「操作促進表示」が消去され、その後、表示画面27a(疑似図柄表示領域27b)に「大当り図柄」若しくは「外れ図柄」が停止表示される。

b−3.第2特別態様の図柄変動演出
特別態様の図柄変動演出は、図柄変動遊技(図柄変動演出)の開始時に決定される変動パターンが第2特定変動パターン(後述する。)である場合に実行される。この第2特別態様の図柄変動演出は、「演出ボタンユニット70の動作演出」を伴うことが可能であることを除いて、通常態様の図柄変動演出と同様である。ここで、「第2特定変動パターン」も、図柄変動演出の実行時間として十分な時間(例えば、25秒以上)を確保可能な変動パターンを示している。また、「第2特定変動パターン」に対応して決定される図柄変動演出の実行時間から、動作演出期間が選択される。

図28に示すように、第2特別態様の図柄変動演出においても、演出表示装置27の表示画面27aの疑似図柄表示領域27bに3つ(3桁)の疑似図柄を表示しつつ疑似図柄の変動表示が開始される(b1)。そして、第2特別態様の図柄変動演出を開始した後、特定時間が経過すると、表示画面27aに「ボタン本体75が演出動作を実行する旨の表示」がなされ(b2)、動作演出期間が開始される。この第2特別態様の図柄変動演出においては、動作演出期間が開始されると演出ボタンユニット70が表示画面27aの表示に合わせて動作演出を行う(b2〜b4)。

この動作演出は、サブ制御基板220のCPU220aが、以下のようにモータ81の駆動を制御することで行われる。先ず、駆動軸81aを第1回転方向(正面視で反時計回り方向)に所定量だけ回転させる。そして、駆動軸81aを第2回転方向(正面視で時計回り方向)に所定量の2倍だけ回転させ、更に、駆動軸81aを第1回転方向に所定量の2倍だけ回転させることを、動作演出期間が経過するまで交互に繰り返すように、モータ81の駆動を制御する。これにより、ボタン本体75がモータ81を駆動源として左方向への傾動と、右方向への傾動とを交互に繰り返す動作演出が実行される。

そして、動作演出期間が終了すると、表示画面27aから「ボタン本体75が演出動作を実行する旨の表示」が消去され(b5)、遊技者に対して「動作期間が終了したこと」が報知される。この後、図柄変動演出の実行時間が経過すると、表示画面27a(疑似図柄表示領域27b)に「大当り図柄」若しくは「外れ図柄」が停止表示される(b6)。

(5)コマンドの送信
本実施例の遊技機1は、前述の「図柄変動遊技」等を実現するために種々の制御を行っている。この制御を実行する際に、主制御部200A(主制御基板200)からサブ制御部220A(サブ制御基板220)に向かって、種々のコマンドが送信される。次に、このコマンドが送信される様子について、図25(b)の模式図を用いて説明する。

主制御部200Aとサブ制御部220Aとは、9ビット幅のパラレル信号ケーブルで接続されている。このうちの1ビット分はストローブ信号の出力用に割り当てられており、残りの8ビット分がコマンド出力用に割り当てられている。そして、主制御部200Aからサブ制御部220Aにコマンドを出力する際には、先ず初めに、コマンド出力用に割り当てられた8ビット幅の信号ケーブルに8ビット分のコマンドデータが出力され、続いて1ビットのストローブ信号が出力される。また、サブ制御部220Aは、ストローブ信号の立ち上がりのタイミングでコマンドデータを読み取ることにより、主制御部200Aから送信されたコマンドを確実に読み取ることができる。ここで、主制御部200Aからサブ制御部220Aに出力されるコマンドとしては、例えば、(A)変動パターン指定コマンド、(B)特別図柄停止情報指定コマンド等を例示できる。尚、変動パターン指定コマンドは変動パターンを指定するコマンドである。

(6)主制御部200Aによる遊技制御の概要
図29は、主制御基板200に搭載されたCPU201が実行する遊技制御処理の大まかな流れを示すフローチャートである。この遊技制御処理では、賞球払出処理(S80)、普通図柄遊技処理(S100)、普通電動役物遊技処理(S200)、特別図柄遊技処理(S300)、大当り遊技処理(S600)等の各処理が繰り返し実行されている。尚、本実施例の主制御基板200に搭載されたCPU201は、電源投入後、4msec周期のタイマ割込みが発生する毎に、図29のS80〜S600の処理を実行するように構成されている。つまり、図29のS80〜S600の処理は、4msec毎に繰り返し実行される。

本実施例では、図29に示す遊技制御処理を構成する各処理のうち、特別図柄遊技処理(S300)のみについて、図31〜図33を用いて説明する。なお、賞球払出処理(S80)は入賞装置(17、31、45、46)に遊技球が入賞したときの賞球払出に関する処理であり、普通図柄遊技処理(S100)は、普通図柄表示部63において普通図柄の変動表示と、普通図柄の停止表示(当り図柄若しくは外れ図柄の停止表示)とを行うための処理である。また、普通電動役物遊技処理(S200)は始動入賞装置17の開閉に関する処理であり、大当り遊技処理は大当り遊技を実行するための処理である。

特別図柄遊技処理(S300)が起動すると、図30に示すように、先ず、始動入賞を生じたか否か(始動口入賞検出スイッチ17sが遊技球を検出したか否か)が判断される(S302)。そして、S302の処理の処理において否定的な判断がなされる場合(S302;NO)、そのままS308以降の処理に移行する。一方、始動入賞を生じたと判断される場合(S302;YES)、「特別図柄の保留数」が上限個数未満(本実施例は4個未満)であるか否かが判断される(S304)。このS304の処理において上限個数未満と判断されると(S304;YES)、始動入賞に関連する判定用乱数値(抽選用乱数値)を取得し、この判定用乱数値が主制御基板200に搭載されたRAM202の所定アドレス(以下、「判定用乱数値メモリ」という。)に記憶するとともに「特別図柄の保留数」が「+1」される(S306)。この後、S308以降の処理に移行する。

ここで、この「判定用乱数値メモリ」には判定用乱数値が「始動入賞の時系列にシフトメモリ形式」で記憶される。また、S306の処理で取得される判定用乱数値としては、(a)始動入賞に起因して実行される大当り抽選に際して用いる抽選用乱数値(以下、「大当り抽選乱数値」という。)、(b)特別図柄表示部62aに停止表示される大当り図柄を決定するための決定用乱数値(以下、「大当り図柄決定乱数値」という。)、(c)演出表示装置27の表示画面27aで実行される疑似図柄の変動表示(図柄変動演出)においてリーチ表示(リーチ演出)を行うか否かを決定するためのリーチ乱数値などがある。なお、本実施例では、リーチ表示(リーチ演出)を行う場合に、演出ボタンユニット70の動作演出を伴う図柄変動演出が実行される可能性が高くなる。

S308の処理では、「大当り遊技フラグ」がセット(ONに設定)されているか否かが判断される。この「大当り遊技フラグ」は「特別遊技実行手段(制御プログラムであってROM203に格納されている。)」が作動中であるか否かを示すもので、特別遊技実行手段が作動中(大当り遊技中)の場合に、大当り遊技フラグがONとなる。そして、CPU201は、S308の処理で肯定的な判断を行うと(S308;YES)、特別図柄遊技処理を終了して図29の遊技制御処理に復帰する。一方、S308の処理で否定的な判断を行うと(S308;NO)、特別図柄が変動中であるか否かを判断し(S310)、特別図柄が変動中でない場合は(S310;NO)、特別図柄が未だ変動していないか、若しくは変動表示後に停止図柄が停止表示されているか、の何れかであると考えられる。

そこで、特別図柄の停止図柄を表示させる停止表示時間中(本実施例ではこの停止表示時間を0.6秒とする。)であるか否かを判断する(S312)。そして、特別図柄が変動表示されておらず(S310;NO)、且つ、特別図柄の停止図柄を表示している停止表示時間中でもない場合は(S312;NO)、「特別図柄の保留数」が「ゼロ」であるか否かを判断する(S314)。

「特別図柄の保留数」が「ゼロ」である場合には(S314;YES)、特別図柄の変動表示を開始することはできないので、そのまま特別図柄遊技処理を終了して図29の遊技制御処理に復帰する。これに対して、「特別図柄の保留数」が「ゼロ」でない場合には(S314;NO)、「特別図柄の変動表示を開始できる条件」が成立していることとなる。この場合には、前述の判定用乱数メモリから最も古い判定用乱数値等を読み出し(S316)、特別図柄に関する当否判定処理を行った後(S320)、図柄変動開始処理(S500)に移行する。ここで、当否判定処理(S320)においては、大当り抽選に関する処理を行うが、遊技機1の遊技モードが高確率モードであるときには、「高確率用のデータテーブル」と「S316の処理で読み出した大当り抽選乱数値」とを用いて「大当り抽選結果の導出(当否判定)」が行われ、遊技機1の遊技モードが低確率モード(通常確率モード)であるときには、「低確率用のデータテーブル」と「S316の処理で読み出した大当り抽選乱数値」とを用いて「大当り抽選結果の導出(当否判定)」が行われる。

尚、本実施例では、高確率モードにおいて、特別図柄の変動時間および普通図柄の変動時間を通常に比べて短くする変動短縮機能が作動するとともに、普通電動役物17dを開放状態とする時間を延長する機能(つまり、開放延長機能)が作動するが、変動短縮機能および作動延長機能を作動させない場合を設けることもできる。また、「確変フラグ」は遊技機1の遊技モード(遊技状態)が高確率モード(高確率状態)にあることを示すフラグであり、後述する「変動短縮フラグ」は遊技機1の遊技モード(遊技状態)が変動短縮モード(変動短縮状態)にあることを示すフラグである。更に、後述する「開放延長フラグ」は遊技機1の遊技モード(遊技状態)が開放延長モード(開放延長状態)にあることを示すフラグである。

図柄変動開始処理(S500)が起動すると、図32に示すように、当否判定(S320)の結果が「大当り」であるか否かが判断され、「大当り」であると判断されると(S502;YES)、S510に移行して「大当り変動設定処理」を行う。この大当り変動設定処理(S510)では、前述のS316の処理で読み出した判定用乱数値に含まれる図柄決定乱数値を用いた判定(図柄判定)の結果に基づき特別図柄表示部62aに停止表示される図柄(大当り図柄)を決定(選択)する処理を行った後、決定された大当り図柄の態様および遊技機1の遊技状態(遊技モード)を基に、特別図柄の変動パターンを決定するための変動パターンテーブルを選択する。そして、その選択された変動パターンテーブルを用いて、乱数抽選によって変動パターンを設定(決定)する処理を行う。

ここで、変動パターンの決定(選択)に際し、大当り確率が低確率であって通常変動を行う遊技状態(低確率通常変動モード)では、図33の「低確率・通常」と表記する欄の変動パターンテーブルが用いられ、大当り確率が低確率であって短縮変動を行う遊技状態(低確率短縮変動モード)では、図33の「低確率・短縮」と表記する欄の変動パターンテーブルが用いられる。また、大当り確率が高確率であって短縮変動を行う遊技状態(高確率短縮変動モード)では、図33の「高確率・短縮」と表記する欄の変動パターンテーブルが用いられる。

一方、S502の処理にて、当否判定の結果が「大当り」でないと判断されると(S502;NO)、S540に移行して「外れ変動設定処理」を行う。この外れ変動設定処理(S540)では、「遊技機1の遊技状態(遊技モード)と、リーチ演出の実行の有無とを考慮して選択される変動パターンテーブル」を用いて、乱数抽選によって変動パターンを設定(決定)する処理を行う。この後、図柄決定乱数値を取得し、停止図柄を設定する処理を行う。なお、リーチ演出の実行の有無は、S306の処理において取得したリーチ乱数値を読み出し、この読み出したリーチ乱数値に基づいて決定される。

S540の処理において用いる変動パターンテーブルは以下のように選択される。つまり、S316の処理で読み出した判定用乱数値に含まれるリーチ乱数に基づいて、リーチ演出の実行有無を判断する。そして、遊技機1の遊技状態が「低確率通常変動モード」であってリーチ演出を行わない場合には、図34の「リーチ演出を実行しない場合の各変動パターンテーブル」のうち、変動開始時の保留数に対応する変動パターンテーブルがセットされ、リーチ演出を行う場合には、図34の「リーチ演出を実行する場合の変動パターンテーブル」がセットされる。

また、遊技機1の遊技状態が「低確率短縮変動モード」であってリーチ演出を行わない場合には、図34の「リーチ演出を実行しない場合の各変動パターンテーブル」のうち、変動開始時の保留数に対応する変動パターンテーブルがセットされ、リーチ演出を行う場合には、図34の「リーチ演出を実行する場合の変動パターンテーブル」がセットされる。さらに、遊技機1の遊技状態が「高確率短縮変動モード」であってリーチ演出を行わない場合には、図34の「リーチ演出を実行しない場合の各変動パターンテーブル」のうち、変動開始時の保留数(保留数)に対応する変動パターンテーブルがセットされ、リーチ演出を行う場合には、図34の「リーチ演出を実行する場合の変動パターンテーブル」がセットされる。

ここで、図33および図34に示す変動パターンのうち、変動短縮機能が作用しているときに選択される変動パターンによって特定される変動時間は、変動短縮機能が作用していないときに選択される変動パターンによって特定される変動時間に比べて短くされる可能性が高い。また、本実施例では、当否判定の結果が「外れ」である場合、特別図柄に関する保留数と、リーチ演出の有無を考慮して変動時間の長短が決定される。つまり、リーチ演出を行わないと判断される場合に選択される変動パターンで特定される変動時間は、リーチ演出を行うと判断される場合に選択される変動パターンで特定される変動時間に比べて短くされる。また、特別図柄の保留数が少ない場合(例えば、「ゼロ」若しくは「1」の場合)には、長めの変動時間を特定する変動パターンが選択され、保留数が多い場合(例えば、「2」〜「4」の場合)には短めの変動時間を特定する変動パターンが選択される。図33および図34に示す各変動パターンテーブルは、主制御基板200に搭載されたROM203に予め設定されている。

図33および図34に示す各変動パターンテーブルに記憶された変動パターンのうち「一重丸印」を付加したものが「第1特定変動パターン」であり、演出ボタンユニット70を用いた操作演出を行う上で十分な変動時間(例えば、25秒以上)を確保可能となるものから選択される。また、図33および図34に示す各変動パターンテーブルに記憶された変動パターンのうち「二重丸印」を付加したものが「第2特定変動パターン」であり、演出ボタンユニット70の動作演出を行う上で十分な変動時間(例えば、25秒以上)を確保可能となるものから選択される。なお、演出ボタンユニット70に有効な操作を施すことができる期間(有効期間)は、第1特定変動パターンによって特定される変動時間(以下、「第1特定期間」という。)から「当該第1特定期間の開始時から5秒の期間」と、「当該第1特定期間の終了時前の5秒の期間」とを除いた期間である。また、演出ボタンユニット70に演出動作を行う期間(演出動作期間)は、第2特定変動パターンによって特定される変動時間(以下、「第2特定期間」という。)から「当該第2特定期間の開始時から5秒の期間」と、「当該第2特定期間の終了時前の5秒の期間」とを除いた期間である。

また、図33および図34に示すように、当否判定の結果が大当りの場合には「第2特定変動パターン」の選択率が高く、当否判定の結果が外れの場合には「第2特定変動パターン」の選択率が低くなっている。つまり、本実施例では、図柄変動遊技中(図柄変動演出中)に演出ボタンユニット70を用いた動作演出が実行されると、図柄変動遊技(図柄変動演出)の結果が大当りとなる可能性が高くなっている。つまり、演出ボタンユニット70を用いた動作演出は、大当りの発生を予告する演出として位置づけられる。

CPU201は、以上のように「大当り変動設定処理(S510)」若しくは「外れ変動設定処理(S540)」を行ったら、特別図柄表示部62aにおいて特別図柄の変動を開始させ(S590)。この後、CPU201は、サブ制御部220A(サブ制御基板220)に向かって特別図柄の変動表示の開始を示す所定のコマンド(図柄変動開始時コマンド)を送信する(S592)。つまり、主制御基板200のCPU201は、サブ制御基板220に向かって「変動パターン指定コマンド(変動パターンを指定するコマンド)」、「特別図柄停止情報指定コマンド」などを送信する。そして、S592の処理の後、CPU201は、「特別図柄の保留数」を「1」減算する処理と、減算された後の保留数を特定するためのコマンドをサブ制御基板220に送信する処理とを行った後(S595)、特別図柄変動開始処理(S500)を終了し、更に特別図柄遊技処理(S300)を終了して図29の遊技制御処理に復帰する。

ここで、変動パターン指定コマンドおよび特別図柄停止情報指定コマンドは、図25(b)に示したように、ストローブ信号とともにサブ制御基板220に向かって出力される。このストローブ信号は、サブ制御基板220に搭載されたCPU220aの割り込み端子に接続されており、サブ制御基板220側のCPU220aは、ストローブ信号が入力されると直ちに各指定信号を受け取って、指定信号の内容を解析する。詳細な説明は省略するが、変動パターンは、リーチ演出を行うか否か、特別図柄を停止表示させる図柄が大当り図柄であるか否か等の種々の条件を考慮して決定されており、変動パターンが分かれば、特別図柄が変動表示する時間を決定することができる。また、特別図柄停止情報指定コマンドを解析すれば、特別図柄が大当り図柄で停止するのか外れ図柄で停止するのか、更には大当り図柄で停止する場合、その大当り図柄が「通常大当り図柄」、「確変大当り図柄」の何れであるかを知ることができる。

サブ制御基板220に搭載されたCPU220aは、これらの情報に基づいて、演出表示装置27での演出態様を決定した後、演出表示制御基板222に対して疑似図柄の表示制御信号を出力し、疑似図柄の変動・停止表示等を行う。また、特別図柄の変動時間(変動パターン指定コマンド)に基づいて、演出表示装置27でいわゆるリーチ演出を行うか否か、更にはどのような種類のリーチ演出とするかも決定する。そして、サブ制御基板220は、こうして決定した演出内容に従って、演出表示制御基板222や、アンプ基板224、装飾駆動基板226などを制御することにより、決定した内容の演出を行うことになる。

図30に戻り、特別図柄が変動中であると判断された場合は(S310;YES)、既に特別図柄の変動パターンと停止図柄とが決定されて特別図柄の変動表示が開始されていることとなる。

特別図柄が変動中であると判断された場合は(S310;YES)には、既に、特別図柄の変動パターンと停止図柄とが決定されて、特別図柄の変動が開始されていることとなる。そこで、特別図柄変動時間が経過したか否かを判断する(S341)。即ち、特別図柄の変動時間は変動パターンに応じて予め定められているので、特別図柄の変動を開始すると同時にタイマをセットすることにより、所定の変動時間が経過したかを判断するのである。そして、未だ変動時間が経過していない場合は(S341;NO)、そのまま特別図柄遊技処理(S300)を終了して図29の遊技制御処理に復帰する。

これに対して、変動時間が経過したと判断された場合は(S341;YES)、変動している特別図柄を停止させ(S344)、停止図柄を表示するとともに、図柄停止コマンドをサブ制御基板220に向かって出力する(S346)。そして、特別図柄を停止表示させる停止表示時間を設定した後(S348)、設定した停止表示時間が経過したか否かを判断する(S350)。

S350の処理で、特別図柄の停止表示時間が経過していないと判断されれば(S350;NO)、そのまま特別図柄遊技処理(S300)を終了して、図29の遊技制御処理に復帰する。一方、特別図柄の停止表示時間が経過した場合は(S350;YES)、停止表示の態様が大当りを示す態様(大当り図柄)か否かを判断する(図32のS352)。

図32のS352の処理で肯定的な判断がなされると、主制御基板200のCPU201は、後述する「大当り遊技」の終了時に参照するためのバッファ(RAM202の特定領域)に、現在の遊技進行状況を示す情報をセット(記憶)する(S354)。具体的には、「大当りの種類」、「遊技状態フラグの状態」をセット(記憶)する(S354)。ここで、「遊技状態フラグ」とは「遊技機1の遊技状態」を示すフラグ、つまり、「確変フラグ」、「変動短縮フラグ」、「開放延長フラグ」などであり、S354の処理においては、これらのフラグが「ON」「OFF」の何れに設定されているかを示すデータ、つまり、現在の遊技状態(遊技モード)を示すデータがセットされる。

S354の処理に続いて、発生した大当りの態様に応じて大入賞装置31の開閉パターンをセットする処理を行う(S370)。つまり、「8R通常大当り」若しくは「8R確変大当り」が発生した場合には、前述のラウンド遊技を「8ラウンド」行う開閉パターンがセットされ、「16R通常大当り」若しくは「16R確変大当り」が発生した場合には、前述のラウンド遊技を「16ラウンド」行う開閉パターンがセットされる。

S370の処理に続いて、大当り遊技フラグをセット(ONに設定)する処理を行う(S378)。この「大当り遊技フラグ」のセットにより、大当り遊技実行手段が作動を開始して遊技機1の遊技状態は「大当り遊技状態」に移行する。そして、S378の処理に続いてS380以降の処理に移行する。ここで、S378の処理で「大当り遊技フラグ」がセットされると、遊技機1の遊技状態は「大当り遊技状態」に移行するが、本遊技機1では、「大当り遊技フラグ」の設定中(大当り遊技実行手段の作動中)は、確変機能、時短機能、開放延長機能は働かないこととしている。このため、S380以降の一連の処理を以下のように行った後、特別図柄遊技処理(S300)を終了する。

つまり、S380の処理において、確変フラグがセット(ONに設定)されているか否かを判断し(S380)、セットされていない場合は(S380;NO)、そのままS384の処理に移行し、セットされている場合は(S380;YES)、確変フラグを解除(OFFに設定)した後(S382)、S384の処理に移行する。そして、S384の処理においては、変動短縮フラグがセット(ONに設定)されているか否かを判断し、セットされていない場合は(S384;NO)、そのまま特別図柄遊技処理(S300)を抜けて、図29の遊技制御処理に復帰する。一方、S384の処理において、変動短縮フラグがセット(ONに設定)されていると判断される場合は(S384;YES)、変動短縮フラグと開放延長フラグとを解除(OFFに設定)した後(S386、S387)、特別図柄遊技処理(S300)を抜けて、図29の遊技制御処理に復帰する。そして、何れの場合においても、図29の遊技制御処理に復帰すると後述する大当り遊技処理が開始され、大当り遊技が実行される。

なお、大当り遊技を終了するときに、前述の「大当り遊技終了時参照用バッファ(図33のS354を参照)」を参照することによって、今回の大当り遊技の前提となった大当り図柄の種類(通常大当り図柄、確変大当り図柄)に関する情報を取得し、この情報に基づいて、大当り遊技終了後の遊技モード等を設定する処理を行う。つまり、当該大当り図柄が「通常大当り図柄」であった場合には、変動短縮カウンタに「100」をセットする処理と、変動短縮フラグをセットする処理と、開放延長フラグをセットする処理とを行う。これにより、「通常大当り」に係る大当り遊技を終了した後、特別図柄の変動回数が「100回」になるまで(変動短縮カウンタの値がゼロになるまで)、開放延長機能及び変動時間短縮機能は作動状態となる。但し、次回の大当りを発生すると、開放延長機能及び変動時間短縮機能は作動を停止する。

また、当該大当り図柄が「確変大当り図柄」である場合は、確変フラグをセット(ONに設定)する処理と、変動短縮カウンタに「10,000」をセットする処理と、変動短縮フラグをセットする処理と、開放延長フラグをセットする処理とを行う。つまり、「確変大当り」を生ずると、当該大当りに係る大当り遊技終了後に、次回の大当りを発生するまで、当否判定の結果が大当りとなる確率が高確率とされる。また、当該大当りに係る大当り遊技終了後に、特別図柄の変動回数が「10,000回」になるまで(変動短縮カウンタの値がゼロになるまで)、開放延長機能及び変動時間短縮機能は作動状態となる。但し、次回の大当りを発生すると、開放延長機能及び変動時間短縮機能は作動を停止する。

次に、図33のS352の処理で否定的な判断がなされる場合の処理について説明する。つまり、特別図柄表示部62aにおいて停止表示された特別図柄が「外れ図柄」の場合には(S352;NO)、変動短縮フラグがセット(ONに設定)されているか否かが判断される(S398)。そして、変動短縮フラグがセットされていない(OFFに設定されている)場合には(S398;NO)、 そのまま特別図柄遊技処理(S300)を抜けて、図29の遊技制御処理に復帰する。

一方、変動短縮フラグがセット(ONに設定)されている場合(S398;YES)、つまり、外れ発生時の遊技モードが「低確率短縮変動モード」若しくは「高確率短縮変動モード」である場合には、変動短縮カウンタの値を「−1」した後(S400)、変動短縮カウンタの値が「ゼロ」になったか否かを判断する(S404)。そして、「ゼロ」になっていない場合には(S404;NO)、 そのまま特別図柄遊技処理(S300)を抜けて、図29の遊技制御処理に復帰する。ここで、「変動短縮カウンタ」は変動短縮しつつ実行する特別図柄の変動回数の上限回数を示すものであり、その値が「ゼロ」になると次回の特別図柄の変動において短縮変動は行われない。

これに対して、S404の処理で変動短縮カウンタの値が「ゼロ」になったと判断される場合には(S404;YES)、遊技機1の遊技モードが低確率短縮変動モードから低確率通常変動モードに切り換わることになる。このため、変動短縮フラグを解除(OFFに設定)する処理(S410)と、開放延長フラグを解除(OFFに設定)する処理(S416)と、モード指定コマンドをサブ制御基板220に送信する処理(S430)とを行った後、特別図柄遊技処理(S300)を抜けて図29の遊技制御処理に復帰する。なお、S430の処理では、低確率通常変動モードを指定する「モード指定コマンド」がサブ制御基板220に送信される。

(7)演出制御処理(S900)
次に、図35を用いて、サブ制御部220A(サブ制御基板220のCPU220a)が、演出表示制御部222A(演出表示制御基板222の図示しないCPU)と協働して行う「演出制御処理(S900)」の概要について説明する。なお、図35には、演出制御処理を構成する各処理のうちで主要な処理のみを図示している。

この演出制御処理(S900)では、図柄変動演出処理(S1100)、ボタン駆動演出処理(S1600)、発光演出制御処理(S1700)、大当り遊技演出処理(S1800)などの主要な処理が繰り返し実行される。尚、図35の一周の処理に要する時間は、ほぼ2msecとなっているため、これらの処理は約2msec毎に繰り返し実行される。以下、図35のフロー図に示す処理のうち、大当り遊技演出処理についての説明は省略する。

a.図柄変動演出処理(S1100)
図柄変動演出処理(S1100)においては、図36に示すように、サブ制御基板220のCPU220aが、図柄変動開始時のコマンドを受信すると(S1105;YES)、S1110以降の処理が実行される。ここで、S1105の処理で受信するコマンドは、変動パターン指定コマンドおよび特別図柄停止情報指定コマンドである。

CPU220aは、受信した「特別図柄停止情報指定コマンド」に基づき、主制御部200Aにおいて実行された当否判定(S320)の結果を判断することができる。そして、当否判定の結果が大当りである場合には(S1110;YES)、受信した変動パターン指定コマンドに基づき、大当り時の演出パターンテーブルを振り分ける処理を行う(S1115)。また、当否判定の結果が外れである場合には(S1110;NO)、受信した変動パターン指定コマンドに基づき、外れ時の演出パターンテーブルを振り分ける処理を行う(S1120)。

サブ制御基板220のCPU220aは、S1115若しくはS1120の処理を終了すると、S1140の処理を行う。このS1140の処理では、S1115若しくはS1120の処理でセットされた演出パターンテーブル(大当り時用若しくは外れ時用)を用いて乱数抽選を行い、図柄変動演出の演出パターンを決定する(S1140)。

ここで、S1115の処理を経たS1140の処理では、S1140の処理で決定された演出パターンによって、表示画面27aで実行される表示演出の具体的な実行態様やリーチ表示の具体的な態様等、疑似図柄の変動表示の開始から終了(確定表示)までの表示パターンが決定される(S1140)。また、S1120の処理を経て実行されるS1140の処理では、S1140の処理で決定された演出パターンによって、演出表示装置27の表示画面27aで実行される表示演出の具体的な実行態様、リーチ表示の実行有無、リーチ表示を実行する場合のリーチ表示態様等、疑似図柄の変動表示の開始から終了(確定表示)までの表示パターンが決定される。

CPU220aはS1140の処理を行うと、疑似図柄の停止図柄(確定表示する図柄)をセットする処理を行った後(S1145)、S1150の処理に移行する。ここで、S1115の処理およびS1140の処理を経て実行されるS1145の処理では、「大当り停止図柄」として「大当りを確定表示する疑似図柄」の具体的な態様等が選択・セットされ、S1120の処理およびS1140の処理を経て実行されるS1145の処理では、「外れ停止図柄」として「外れを確定表示する疑似図柄」の具体的な態様等が選択・セットされる。

S1150の処理では、S1140の処理で決定した「演出パターン」およびS1145の処理で決定した「疑似図柄の停止図柄」を指定するコマンド(演出表示詳細コマンド)を演出表示制御部222A(演出表示制御基板222)に送信し、演出表示装置27において、疑似図柄や背景図柄等の演出図柄の変動表示を開始させる(S1150)。つまり、演出表示装置27の表示画面27aにおける図柄変動演出を開始させる。

この後、今回の図柄変動演出を開始する際に受信した変動パターン指定コマンドによって、第1特定変動パターンが指定されていたか否かを判断する(S1160)。そして、第1特定変動パターンが指定されていた場合には(S1160;YES)、図37のボタン演出処理(S1200)を実行した後、S1380の処理に移行し、第1特定変動パターンが指定されていなかった場合には(S1160;NO)、そのままS1380の処理に移行する。

S1380の処理において、CPU220aは、主制御部200A(主制御基板200)から送信される図柄停止コマンドを受信したと判断すると(S1380;YES)、受信した図柄停止コマンドを演出表示制御部222Aに転送し、演出表示装置27における疑似図柄と背景図柄の演出表示を停止させ(S1385)、図柄変動演出を終了させる。

次に、図37を用いてボタン演出処理(S1200)について説明する。このボタン演出処理(S1200)が起動すると、「演出ボタンユニット70の操作を有効化するタイミング」が到来したか否かを判断する(S1210)。そして、この「演出ボタンユニット70の操作を有効化するタイミング」が到来すると(S1210;YES)、「演出ボタンユニット70の操作を有効化する処理(S1215)」と、「演出ボタンユニット70の操作態様を特定する処理(S1220)」を行う。

更に、演出ボタンユニット70の操作が有効化された旨の表示と、S1220の処理で特定された操作態様を示唆する表示とを演出表示装置27の表示画面27aで実行する(S1225)。このS1215の処理により、「遊技者が演出ボタンユニット70に施す操作を、演出表示装置27等演出手段で実行される遊技演出に反映させることができる期間」、つまり「操作有効期間(有効期間)」が開始される。また、S1220においては、今回遊技者がボタン本体に施すべき操作の態様を、「押圧操作」、「左方向への傾動操作」および「右方向への傾動操作」のうち何れかに決定する。なお、S1220の処理においては、例えば、乱数抽選によって、「遊技者がボタン本体(演出ボタンユニット70)に施すべき操作の態様」を決定することができる。

「操作有効期間」の開始後、その期間中に演出ボタンユニット70の操作への操作を確認しない場合(S1230;NO)には、演出ボタンユニット70の操作を無効化するタイミングが到来(操作有効期間が経過)したか否かを判断する(S1260)。その結果、演出ボタンユニット70への操作を無効化するタイミングが到来すると(S1260;YES)、演出ボタンユニット70への操作を無効化するとともに表示画面27aから「演出ボタンユニット70の操作が有効化された旨の表示およびボタン本体75の操作態様に関する表示」を消去する処理を行う(S1265)。そして、ボタン演出処理(S1200)を終了して、図36の図柄変動演出処理(S1100)に復帰する。

一方、サブ制御部220Aは、「操作有効期間」中に演出ボタンユニット70への操作を確認すると(S1230;YES)、演出ボタンユニット70への操作を無効化するとともに表示画面27aから「演出ボタンユニット70の操作が有効化された旨の表示およびボタン本体75の操作態様に関する表示」を消去する処理を行い(S1240)、操作演出を実行するとともに遊技者の操作に関する結果を表示する(S1245)。つまり、S1220の処理で特定した態様の通りの操作を遊技者が行った場合には、表示画面27aに「よくできました」という文字が表示され、S1220の処理で特定した態様とは異なる操作を遊技者が行った場合には、表示画面27aに「だめじゃないですか」という文字が表示される。そして、「ボタン演出」の終了タイミングが到来すると(S1250;YES)、操作演出を終了し(S1255)、図36の図柄変動演出処理(S1100)に復帰する。

b.ボタン駆動演出処理(S1600)
ボタン駆動演出処理(S1600)は、演出ボタンユニット70が行う動作演作を制御するための処理であり、図38に従って実行される。この可動役物制御処理(S1600)が起動すると、図柄変動開始時のコマンドを受信したか否かを判断し(S1605)、受信していれば(S1605;YES)、S1610以降の処理が実行される。

S1610の処理において、CPU220aは、受信した「変動パターン指定コマンド」に基づき、第2特定変動パターンが指定されているか否かを判断する(S1610)。そして、第2特定変動パターンが指定されていなければ(S1610;NO)、そのままボタン駆動演出処理(S1600)を終了する。

これに対して、第2特定変動パターンが指定されていれば(S1610;YES)、動作演出の開始タイミングを待って、演出ボタンユニット70の動作演出を開始する(S1620;YES、S1630)。つまり、ボタン本体75がモータ81を駆動源として左方向への傾動と、右方向への傾動とを交互に繰り返す動作演出を開始する。そして、動作演出の終了タイミングとなると、動作演出を終了し(S1640;YES、S1650)、ボタン駆動演出処理(S1600)を終了する。

c.発光演出制御処理(S1700)
発光演出制御処理(S1700)は、LED基板78(同基板78に搭載されたLED78a)の駆動を制御するための処理であり、図39に従って実行される。この発光演出制御処理(S1700)が起動すると、第2センサS2〜第4センサS4のうち何れかが、対応するインデックス部(76w、76x、75v)を検出したか否かを判断する(S1705)。そして、S1705の処理で肯定的な判断がなされると(S1705;YES)、所定時間(例えば、0.5秒)、LED基板78に搭載されたLED78aを発光させ、発光演出制御処理(S1700)を終了する。

(7)実施例の効果
本遊技機1では、「遊技者の操作を受けて駆動する作動態様」と「遊技者の操作を受けずに自動で駆動する作動態様」とを実現可能な可動装飾手段(ボタン本体75、揺動ベース部材76、揺動部材77)を備える遊技機において、駆動機構(駆動ギア82、駆動カム85、伝達クランクカム86)や駆動源(モータ81)に破損を生ずる可能性を低くすることができる。つまり、駆動機構に負荷を与えない「遊び(遊び部分T)」の範囲で、遊技者が可動装飾手段を操作することがきるため、例え、遊技者による操作が可動装飾手段に対して頻繁に行われたとしても、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を低くできる。

また、本遊技機1では、ボタン本体75の傾動操作の操作量を規制する規制手段の作用でボタン本体75の傾動量を規制するため、遊技者の操作を受けて可動装飾手段が傾動したときに、遊び部分を移動する受圧部(突起部77T)が押圧部(第2押圧部P2若しくは第1押圧部P2)を押圧することをより確実に防止できる。従って、この点からも、駆動機構や駆動源に破損を生ずる可能性を更に低くできる。

更に、本遊技機1では、可動装飾手段に所謂「演出ボタン」としての機能を与えるため、可動装飾手段に対して遊技者が施す操作を、演出手段(演出表示装置27、スピーカSP1〜SP4、LED等)で実行される演出に反映させることができる。このため、可動装飾手段を駆動源を用いて自動で駆動させる演出とともに、遊技者が可動装飾手段を操作することに関連した遊技演出を実現できる。このため、演出ボタン(可動装飾手段)を備える遊技機の演出の幅(バリエーション)を広げることができる。

次に、図40を用いて実施例2の遊技機について説明する。この実施例2の遊技機は、伝達クランクカム86に設けられた突起86Tを押圧部として用い、揺動部材77に設けられた挿入孔77Dの左端部77Aおよび右端部77Bを受圧部として用いたものである。その他の点に関しては実施例1と同様である。

この実施例2においては、伝達クランクカム86が左方向に移動し、突起86Tが挿入孔77Dの左端部77Bを左方向に押圧すると、可動装飾手段(ボタン本体75、揺動ベース部材76、揺動部材77)は右方向に傾動する。また、伝達クランクカム86が右方向に移動し、突起86Tが挿入孔77Dの右端部77Aを左方向に押圧すると、可動装飾手段(ボタン本体75、揺動ベース部材76、揺動部材77)は左方向に傾動する。

そして、遊技者が可動装飾手段(ボタン本体75、揺動ベース部材76、揺動部材77)を右方向に傾動させても、挿入孔77Dの右端部77Aが突起86Tを押圧しない状態(非接触若しくは接触しても押圧しない状態)とされる。同様に、遊技者が可動装飾手段(ボタン本体75、揺動ベース部材76、揺動部材77)を左方向に傾動させても、挿入孔77Dの左端部77Bが突起86Tを押圧しない状態(非接触若しくは接触しても押圧しない状態)とされる。この実施例2によっても、実施例1と同様な効果を得ることをできる。

以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限り、本発明の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にもおよび、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。

すなわち、各実施例では、伝達機構を構成する伝達部材(伝達クランクカム86)が左右方向に移動することによって、駆動源の駆動力を可動装飾手段に伝達する態様を例示したが、伝達部材(伝達クランクカム86)が上下方向、斜め上下方向、前後方向等の他の方向に移動して駆動源の駆動力を可動装飾手段に伝達してもよい。また、伝達機構を構成する伝達部材が移動するのではなく、その定位置に回転することで駆動源の駆動力を可動装飾手段に伝達してもよい。更に、各実施例と異なり、1個の受圧部と、1個の押圧部を所定の遊び部分を隔てて対向させる態様を例示することもできる。

各実施例では可動装飾手段をボタン本体75(操作手段)とする態様を例示したが、可動装飾手段は装飾演出専用の部材であってもよい。例えば、「人形(フィギア)」によって装飾本体を構成することもできる。また、各実施例では、駆動源としてモータを例示したが、ソレノイド等の他のアクチュエータを例示することもできる。

更に、上述した各実施例および変形例では、遊技ホールの島設備から供給される遊技球を「貸球」や「賞球」として利用し、遊技盤に設けられた各種入賞口(第1始動口、第2始動口、大入賞口等)への遊技球の入球に応じて所定数の賞球を払い出すことによって、遊技の結果としての利益(遊技価値)を遊技者に付与する遊技機1に本発明を適用した例を説明したが、「賞球の払い出し」とは異なる形態で遊技上の利益(遊技価値)を付与するタイプの遊技機にも、本発明を適用することができる。たとえば、各実施例の可動装飾手段を、遊技メダル等を用いて遊技される回胴式遊技機の前面扉等に配置してもよい。

また、他のタイプの遊技機として、各種入賞口への遊技球の入球が発生することで、その入球に対応する利益の量(遊技価値の大きさ)を示すデータを主制御部あるいは払出制御部のRAMに記憶することによって、遊技上の利益(遊技価値)を遊技者に付与する遊技機を例示でき、この場合にも、上記実施例と同様の効果を得ることができる。なお、遊技上の利益(遊技価値)をデータ化して遊技者に付与するタイプの遊技機としては、遊技機に内蔵された複数個の遊技球を循環させて使用する遊技機、具体的には、各種入賞口あるいはアウト口を経て遊技盤の裏面に排出された遊技球を、再度、発射位置に戻して発射するように構成された遊技機(いわゆる封入式遊技機)を例示できる。この種の遊技機(いわゆる封入式遊技機)においては、例えば、入賞口に遊技球が入球する毎に、例えば、入球した入賞口毎に定められた賞球量を示すデータを記憶することによって、遊技の結果としての遊技価値を遊技者に付与することができる。

本発明は、遊技機を製造、販売等する分野において利用できる。

1;遊技機(弾球遊技機)、
70;演出ボタンユニット、
75;ボタン本体、
75〜77;可動装飾手段(ボタン本体、揺動ベース部材、揺動部材)、
75;ボタン本体、
76;揺動ベース部材、
77;揺動部材、
77T;突起部(受圧部)、
81;モータ(駆動源)、
82、85、86;伝達機構(駆動ギア、駆動カム、伝達クランクカム)、
82;駆動ギア、
85;駆動カム、
86;伝達クランクカム、
86a;挿入孔、
200A;主制御部。
220A;サブ制御部。
P1;第1押圧部、
P2;第2押圧部、
S2;第2センサ(検知手段)、
S3;第3センサ(検知手段)。

Claims (6)

  1. 遊技者によって操作可能な可動装飾手段と、遊技者に操作されることなく前記可動装飾手段を動作させるための駆動源と、前記駆動源からの駆動力を前記可動装飾手段に伝達するための伝達機構と、を具備する遊技機であって、
    前記伝達機構は、前記可動装飾手段に設けられた受圧部を押圧可能な押圧部を備え、
    前記可動装飾手段は、前記押圧部と遊び部分を隔てて前記受圧部を備え、
    前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記駆動源からの駆動力を受けて前記押圧部が前記受圧部に向けて移動し、前記押圧部が前記受圧部を押圧することによって前記可動装飾手段が動作するように構成され、
    前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記受圧部が前記遊び部分を移動し、前記受圧部が前記押圧部を押圧しないように構成されることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技上の演出を行う演出実行手段と、
    前記可動装飾手段が遊技者によって操作されたことを検知する検知手段と、を備え、
    前記検知手段の検知結果に基づき、前記演出実行手段が行う演出に変化を与えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記駆動源からの駆動力を受けて所定方向に移動可能とされる移動片を備え、
    前記押圧部は、前記移動片に形成される挿入孔の端部によって構成され、
    前記受圧部は、前記挿入孔に挿入される突出部によって構成され、
    前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記駆動源からの駆動力を受けて前記移動片が所定方向に移動し、前記突出部が前記挿入孔の一端部によって押圧されて移動すると、該移動によって前記可動装飾手段が動作するように構成され、
    前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記突出部が前記挿入孔の他端部を押圧しないように構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記駆動源からの駆動力を受けて所定方向に移動可能とされる移動片を備え、
    前記受圧部は、前記移動片に形成される挿入孔の端部によって構成され、
    前記押圧部は、前記挿入孔に挿入される突出部によって構成され、
    前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記駆動源からの駆動力を受けて前記移動片が所定方向に移動し、前記挿入孔の一端部が前記突出部に押圧されて移動し、該移動によって可動装飾手段を動作させるように構成され、
    前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記挿入孔の他端部が前記突出部を押圧しないように構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記駆動源からの駆動力を発生させない状態にあるときには、前記突出部は、前記挿入孔の一端部と他端部との略中間位置に配置されることを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。
  6. 前記可動装飾手段は所定の揺動軸を基準に揺動可能な状態に支持され、第1方向に傾動する第1傾動姿勢と、前記第1方向とは反対の第2方向に傾動する第2傾動姿勢とに変化可能であり、前記揺動軸よりも下方側に、前記押圧部として第1押圧部と第2押圧部とを所定間隔をおいて対向する状態に備え、前記第1押圧部および前記第2押圧部の間に形成される空間部によって前記遊び部分が構成され、前記受圧部は前記遊び部分に配置されるとともに、
    前記駆動源からの駆動力を受けて前記可動装飾手段が動作する場合には、前記第1押圧部が前記受圧部を押圧することで、前記可動装飾手段が前記第1傾動姿勢となり、前記第2押圧部が前記受圧部を押圧することで、前記可動装飾手段が前記第2傾動姿勢となるように構成され、
    前記可動装飾手段が遊技者によって操作される場合には、該操作によって前記可動装飾手段が前記第1傾動姿勢にされると、前記受圧部が前記第2押圧部を押圧しないように構成され、前記可動装飾手段が前記第2傾動姿勢にされると、前記受圧部が前記第1押圧部を押圧しないように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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