JP2014141330A - 用紙後処理装置、および画像形成システム - Google Patents

用紙後処理装置、および画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014141330A
JP2014141330A JP2013011311A JP2013011311A JP2014141330A JP 2014141330 A JP2014141330 A JP 2014141330A JP 2013011311 A JP2013011311 A JP 2013011311A JP 2013011311 A JP2013011311 A JP 2013011311A JP 2014141330 A JP2014141330 A JP 2014141330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
processing apparatus
folding
post
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013011311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6123309B2 (ja
Inventor
Kazuya Murata
和哉 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013011311A priority Critical patent/JP6123309B2/ja
Publication of JP2014141330A publication Critical patent/JP2014141330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6123309B2 publication Critical patent/JP6123309B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

【課題】斜め折りされているZ折り用紙を整合できるとともに、折り処理をしない用紙を正しく整合できるものとする。
【解決手段】Z折りされた用紙を含む用紙Pを搬送する第1搬送路210、第3搬送路230と、搬送された用紙Pが配置されるステイプルトレイ251と、ステイプルトレイ251上の用紙Pの両側端に突き当てて前記用紙の幅方向位置をそろえるジョガーフェンス254、254と、用紙Pをステイプルトレイ251に押し付ける叩きコロ252と、ジョガーフェンス254、254が用紙の幅そろえ位置まで移動したとき、叩きコロ252が用紙Pをステイプルトレイ251に押さえ、用紙Pを押さえ込んだ状態でジョガーフェンス254を初期位置に退避させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、Z折りした用紙を整合処理する用紙後処理装置、およびこの用紙処理装置を備える画像形成システムに関する。
画像形成装置の周辺機器である用紙後処理装置として、画像形成された用紙を折り処理部でZ折りし、このZ折りした用紙をステイプルトレイ上で整合処理した後、とじるものがある。このような用紙後処理装置では、Z折りするとき、用紙の折り重ねられた部分(袋部ともいう)の両側の側縁部分が正確に重ねられずに斜め折りされていることがある。この場合には、Z折りした用紙(Z折り用紙)を正しくそろえられない。
以下、斜め折りされたZ折り用紙の幅方向を整合する場合について説明する。図9は従来の用紙後処理装置での幅方向の整合処理を示す模式図である。ここで図9(b)、(d)、(f)はそれぞれ図9(a)、(b)、(c)に示したものZ折り用紙の厚み方向((a)中矢印A)から見た状態に相当する。
用紙後処理装置では、ステイプルトレイ301上に配置されたZ折り用紙302の束は、ジョガーフェンス303により幅方向にそろえられる。ジョガーフェンス303、303は、ステイプルトレイ301上にZ折り用紙が配置されるとき、図9(a)、(b)に示すようにZ折り用紙302の両端から一定の距離を保った位置(ホームポジション位置)にある。Z折り用紙302の束がステイプルトレイ301上に配置されると、ジョガーフェンス303、303はZ折り用紙302の幅方向をそろえるために、ホームポジション位置(図9(a)、(b))からZ折り用紙302の方向へ移動する。
例えばZ折り用紙302がA3サイズの場合、ジョガーフェンス303、303は、その間隔が用紙幅297mmとなる位置まで移動する。この動作でZ折り用紙幅297mmの用紙幅方向はそろえられる(図9(c)、(d))。このときZ折り用紙302が斜め折り状態であると、折り重ねられた部分の側縁部分の正確に折られていない部分304(図9(c)の斜線部)は、同図(c)、(d)に示すように、ジョガーフェンス303により用紙幅まで縮められる。これにより、同図(c)に示した斜線部分は、同図(d)に示すように、無理に押し込められて、変形する(図9(d))。
この状態から、図9(e)、(f)に示すように、ジョガーフェンス303がZ折り用紙から離れると、斜め折りされているZ折り用紙302は、無理に押し込められた部分304の用紙幅方向の弾性力により、図9図(f)の矢印Bに示す方向に力を受けて動いてしまう。この力は無理に押し込められている用紙幅方向の長さが大きい程大きくなる。このため、例えば図9(a)に示した折り用紙302の場合は、同図(f)の矢印に示す向きに用紙が動いてしまう。
このような不具合に対処して、斜め折りされたZ折り用紙であっても幅方向を整合行うため、さまざまな提案がなされている。特許文献1には、Z折り用紙の折り部が斜めになっている場合であっても、処理トレイ上で適正にとじ処理するため、Z折り用紙の折り重ね部以外の部分を幅整合板で押し付けて整合する用紙後処理装置が記載されている。
また、斜め折りされたZ折り用紙を整合できる従来の用紙後処理装置にあっては、折られていない通常の用紙を幅方向に整合する場合は、整合が不十分になることがある。図10は従来の用紙後処理装置の用紙の整合処理における不具合を示す模式図である。
すなわち、従来のZ折り用紙の幅方向をそろえるための整合手段である幅整合板は、Z折り用紙311の折り重なり部分を押し付けないような位置、すなわち図10(a)に示す整合箇所に配置されている。このため、図10(b)に示すように、Z折りされていない用紙312、例えばA3用紙の幅方向をそろえるために幅整合板を動作させると、用紙312の搬送方向(長手方向)の中心線から用紙の後端までの半分の範囲でしか幅方向の整合を行えない。
これに対処するため、図10(c)に示すように、幅整合板の位置をZ折りの有無や用紙Pのサイズに合わせて、用紙搬送方向の中心位置に移動させて前述のような問題を解消することができる。しかし、幅整合板を搬送方向へ移動させるための駆動部が別途必要となり、その分モーターやセンサー等のコストがかかることになる。
また、特許文献1に記載の発明は、通常の折られていない用紙の幅方向の整合行う場合は、整合が不十分になるという問題がある。
本発明は上述の点にかんがみてなされたものであり、折り重ねられた部分の両側の側縁部分が正確に折られず斜め折りされているZ折り用紙を整合できるとともに、折り処理をしない用紙を正しく整合できる用紙後処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る用紙後処理装置は、Z折り用紙を含む用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送された用紙が配置される用紙配置部と、前記用紙配置部上の用紙の両側端に突き当てて前記束単幅方向位置をそろえる側端突当て手段と、前記用紙を前記用紙配置部に押し付ける押さえ手段と、前記側端突当て手段が前記用紙の幅そろえ位置まで移動したとき、前記用紙押さえ手段が前記用紙を前記用紙配置部に押さえ、前記押さえ手段が前記用紙を前記用紙配置部に押さえ込んだ状態で前記側端突当て手段を初期位置に退避させる駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、用紙押さえ手段で用紙を押し付けるので、用紙がZ折りに際して斜め折りされた場合も、また用紙が折り処理されていない場合でも、用紙の整合を良好に行うことができる。
本発明が適用される画像形成システムを示す模式図である。 本発明に係る用紙後処理装置の実施形態1に係る用紙後処理装置の概略構成を示す模式図である。 同用紙後処理装置の押さえ部材の動作を示すものであり、(a)は押さえ部材の動作を示す模式図、(b)は押さえ部材が用紙を押さえる箇所を示す模式図である。 同用紙後処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る用紙後処理装置の実施形態2に係る用紙後処理装置の用紙押さえ部材の動作を示すものであり、(a)は押さえ部材が用紙を押さえる箇所を示す模式図、(b)は押さえ部材の動作を示す模式図である。 本発明に係る用紙後処理装置の実施形態3に係る用紙後処理装置の動作を示す模式図である。 同用紙後処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成システムの実施形態4に係る画像形成システムの制御系を示すものであり、(a)は制御系の構成を示すブロック図、(b)は後処理制御部のメモリーが格納したテーブルを示す表である。 従来の用紙後処理装置での幅方向の整合処理を示す模式図である。 従来の用紙後処理装置の用紙の整合処理における不具合を示す模式図である。
本発明を実施するための形態に係る用紙後処理装置、および画像形成システムについて説明する。
まず本発明が適用される画像形成システムについて説明する。図1は本発明が適用される画像形成システムを示す模式図である。画像形成システム100は、画像形成装置110と、実施形態に係る用紙後処理装置120とを備える。画像形成装置110は、コンピュータ等の上位装置140からの画像情報に基づいて用紙後処理装置120に搬入する用紙に画像を形成する画像形成部130を備える。この画像形成部130は、例えば電子写真式であり、上位装置140からの画像信号に基づいて用紙にトナーで画像を形成して定着後、用紙を用紙後処理装置120に排出する。画像形成部130は、公知の構成を備えるものを使用できる。また、画像形成部130として電子写真式の他、インクジェット式等他の公知の方法のものを使用できる。
用紙後処理装置120は、画像形成装置110からの用紙を上位装置140からの指示に基づいて折り処理する折り処理部150と、折り処理された用紙または折り処理されない用紙を整合してとじる整合とじ処理部160とを備える。折り処理部150において、用紙はZ折り、二つ折り等の処理がなされる。
<実施形態1>
以下本発明に係る用紙後処理装置の実施形態1に係る用紙後処理装置について説明する。図2は本発明に係る用紙後処理装置の実施形態1に係る用紙後処理装置の概略構成を示す模式図である。画像形成装置110から排紙されてきた画像形成済みの用紙は、用紙後処理装置120に備えられた折り処理部150でZ折りされ、Z折り用紙として整合とじ処理部160で整合処理およびとじ処理がなされる。
整合とじ処理部160は、搬送手段として第1搬送路210、第2搬送路220、第3搬送路230を備える。第1搬送路210は、折り処理部150からのZ折り等の折り処理および折り処理しない用紙Pを受け入れ、搬送する。第2搬送路220は、第1搬送路210から分岐して整合処理とじ処理を行うことなく、用紙束をプルーフトレイ240に移送する。第3搬送路230は、第1搬送路210から分岐して、用紙Pを整合処理やとじ処理を行うとじ処理部250に搬送する。
第1搬送路210には入口ローラ211、入口センサー212が配置されている。入口センサー212は、用紙Pが用紙後処理装置内へ搬入されたことを検知する。入口ローラ211の下流には前側搬送ローラ213が配置され、第1搬送路210の終端部の分岐部には分岐爪214が配置されている。分岐爪214は回動駆動されることにより第2搬送路220、第3搬送路230へ用紙Pの搬送方向を仕分ける。なお、入口ローラ211の下流には用紙にパンチ穴を開ける穿孔ユニット215が配置されている。
さらに第3搬送路230には後側搬送ローラ231が配置され、用紙束は後側搬送ローラ231を経て処理部250へと用紙Pを搬送する。
とじ処理部250は、第3搬送路230からの用紙Pが配置される用紙配置部であるステイプルトレイ251、振り子運動をする叩きコロ252、ステイプルトレイ251の後端に配置された後端基準フェンス253を備える。また、用紙Pの幅方向に2つを一対として配置された側端突当て手段であるジョガーフェンス254、254、端とじステープラ255、放出爪256が配置されている。
ステイプルトレイ251に配置された用紙Pは、その後端と幅方向がそろえられる。用紙束の後端をそろえるため、叩きコロ252を振り子運動させて用紙Pに当接させ、用紙Pの後端を後端基準フェンス253に突き当てる。
また、用紙の幅方向をそろえるため、一対のジョガーフェンス254、254を紙面と直交する方向(用紙幅方向)に進退して、ステイプルトレイ251上に排紙された用紙Pの幅方向端部に押し当てる。幅方向に移動して用紙束の幅方向をそろえる。ジョガーフェンス254、254は、ステイプルトレイ251上の用紙束の両側端に突き当てて用紙の幅方向位置をそろえる。
また、処理部250には、整合が完了した用紙束のこの2つの動作を行うことで、ステイプルトレイ上に排紙された用紙束をそろえてスタックする。そろえられた用紙束は、端とじモード時は端とじステープラ255が紙面と直交する方向に移動して用紙束の下縁部の適所をステープラ255でとじる。そして、放出爪256によって用紙束を排紙方向に動作させて排紙処理を行う。そして、排紙中に排紙ローラ232、従動ローラ233で挟んで用紙束を整えて排紙する。
図3は同用紙後処理装置の押さえ部材の動作を示すものであり、(a)は押さえ部材の動作を示す模式図、(b)は押さえ部材が用紙を押さえる箇所を示す模式図、図4は同用紙後処理装置の動作を示すフローチャートである。
実施形態1に係る用紙後処理装置120では、用紙束を前記用紙配置部に押し付ける押さえ手段として叩きコロ252を使用する。そして、叩きコロ252、ジョガーフェンス254、254の動作を図示しない駆動制御手段を備える。叩きコロ252は、駆動制御手段で図3(a)に示すように、Z折り用紙Pの袋部P1に面接触する。すなわち、図3(b)に示すように、用紙Pの袋部P1に所定の面積をもって接触する(図3(2)中符号252aで示した)。
次に動作について説明する。実施形態1に係る用紙後処理装置120では、駆動制御手段は以下のように叩きコロ252およびジョガーフェンス254、254の動作を制御する。すなわち、Z折り用紙Pがステイプルトレイ251へ受け入れられると(S1)、用紙幅をそろえるためにジョガーフェンス254、254が動作する(S2)。ジョガーフェンス254、254は用紙幅の位置まで移動し停止し(S3、S4)、叩きコロ252が図3(a)に示すように動作し、Z折り用紙Pを図3(b)に示す位置で上から押さえる(S5)。
そして、駆動制御手段は、Z折り用紙Pを叩きコロ252で押さえたままの状態で、ジョガーフェンス254、254を退避させて初期位置に移動させ(S6)、その後叩きコロ252を退避させる(S7)。なお、図4には記載していないが、次のZ折り用紙Pが搬送された場合は(S1)から同様の動作を行う。
実施形態1に係る用紙後処理装置120では、ジョガーフェンス254、254が退避する際は押さえ部材260でZ折り用紙Pを押さえているので、斜め折りされているZ折り用紙が動いてしまうことを防ぐことができ、良好に用紙の幅方向のそろえ処理を行うことができる。
なお、実施形態1に係る用紙後処理装置120では、叩きコロ252を押さえ部材として使用する例を示したが、叩きコロ252とは別の部材として同様の構成を備える押さえ部材を配置するようにしてもよい。
<実施形態2>
次に本発明に係る用紙後処理装置の実施形態2に係る用紙後処理装置について説明する。図5は本発明に係る用紙後処理装置の実施形態2に係る用紙後処理装置の用紙押さえ部材の動作を示すものであり、(a)は押さえ部材が用紙を押さえる箇所を示す模式図、(b)は押さえ部材の動作を示す模式図である。押さえ部材260でZ折り用紙Pを押さえる際、押さえ部材260とZ折り用紙Pとの接触面が大きい方がZ折り用紙Pを安定して押さえることができる。
そこで押さえ部材260の接触部261をZ折り用紙との接触面積が大きくなる形状とすることが望ましい。接触面面積を大きくするには、図5(a)に符号261aで示しように押さえ部材260の接触部261形状を用紙Pと接触したとき搬送方向に対して延長するほか、同261bで示したように接触部261の形状を用紙幅方向へ広げることができる。このようにして、押さえ部材260とZ折り用紙Pとの接触面積を大きくすることでより安定してZ折り用紙Pを押さえることができる。
<実施形態3>
次に本発明に係る用紙後処理装置の実施形態3に係る用紙後処理装置について説明する。図6は本発明に係る用紙後処理装置の実施形態3に係る用紙後処理装置の動作を示す模式図、図7は同用紙後処理装置の動作を示すフローチャートである。
実施形態3に係る用紙後処理装置では、搬送手段は、用紙中のZ折り用紙の折りずれ量を算出する折りずれ量検出手段を備える。ずれ量検出手段は、図6(a)、(b)、(c)に示すように、第1搬送路210もしくは第3搬送路230に2つのセンサー、すなわち第1センサー271および第2センサー272を備える。なお、図6(a)はZ折り用紙が斜め折りされて折りずれがあるとき、図6(c)、(e)は折りずれがないときを示している。また図6(b)、(d)、(f)は、それぞれ第1センサー271および第2センサー272の出力信号の状態を図示したものである。
第1センサー271、第2センサー272は、用紙の有無を検知するためのものであり、一般的には反射型センサーが用いられる。用紙がセンサーの上にある場合はセンサーがON状態となり、用紙がセンサーの上にない場合はセンサーがOFF状態となる。
次に折りずれ量を算出する方法について説明する。図6(a)の状態から、Z折り用紙Pが搬送方向に送られた場合、最初に第2センサー272がON状態となり、次に第1センサー271がON状態となる。そのままZ折り用紙Pが搬送され、用紙の後端がこれら2つのセンサーを抜ける。このとき第1センサー271および第2センサー272がOFF状態となるタイミングは同じである。図6(b)に示すように、斜め折りがある場合は第2センサー272がON状態となっている時間は折りずれがある分だけ第1センサー271より長くなる。各センサーのON状態の時間差をt3とするとt3の大きさは下式のようにt2とt1の差の絶対値で表現することができる。
t3=|t2−t1|
ここで、Z折り用紙Pの搬送速度をvとした場合、折りずれ量Lは
L=t3×v
となる。
参考として斜め折りされておらず、折りずれがない場合について説明する。折りずれがなく、Z折り用紙が傾斜(スキュー)せず送られてきた場合について、図6(c)、(d)を用いて説明する。この場合図6(d)に示すように、2つのセンサーはZ折り用紙の搬送に合わせて同じタイミングでON状態となり、その後同時にOFF状態となる。この場合t3=0となり、折りずれ量LはL=0となる。
また図6(e)に示すように、折りずれがないが、Z折り用紙Pがスキューして搬送されてきた場合、第1センサー271および第2センサー272がON状態となるタイミングは図6(f)に示すように異なる。しかし、用紙の後端が第1センサー271および第2センサー272を抜けてOFF状態となるタイミングも同じように異なる。このためt1=t2であることからt3=0となり、折りずれ量LもL=0となる。
次に実施形態3に係る用紙後処理装置の動作について説明する。図7は実施形態3に係る用紙後処理装置の動作を示すフローチャートである。用紙Pの搬送に際して第1センサー271、第2センサー272により、図6で示した方法により、Z折り用紙の折りずれ量Lを算出する(S11)。そして、Z折り用紙Pがステイプルトレイ251へ受け入れられると用紙幅をそろえるためにジョガーフェンス254、254を動作させる(S12)。そして、ジョガーフェンス254、254を用紙幅の位置まで移動して停止させる(S13、S14)。
次いで、先に算出された折りずれ量Lの値に基づいて、押さえ部材を動作の要否を判定する(S15)。折りずれ量Lが押さえ部材を動作させる必要のある閾値以下である場合は、そのままジョガーフェンス254を退避させる(S17)。このとき押さえ部材は動作させないが、折りずれ量が小さく、そのため縮められる折りずれ部分が小さいため、Z折り用紙が用紙幅方向に動こうとする弾性力は小さいのでZ折り用紙は動かない。押さえ部材が動かなくて済む分、生産性を向上させることができる。
折りずれ量Lが閾値Xより大きい場合は押さえ部材を動作させ、Z折り用紙Pを上から押さえ部材で押さえる(S16)。次にZ折り用紙Pを押さえ部材で押さえた状態のままジョガーフェンス254、254を退避させ(S7)、それから押さえ部材を退避させる(S18)。以上の動作により、ジョガーフェンス254を用紙幅まで移動して、斜め折りされている部分が用紙幅方向に縮められた場合でも、ジョガーフェンス254、254が退避する際は、押さえ部材260で押さえているので、Z折り用紙が動いてしまうことが防げる。
<実施形態4>
次に本発明に係る用紙後処理装置の実施形態4に係る用紙後処理装置について説明する。図8は本発明に係る画像形成システムの実施形態4に係る画像形成システムの制御系を示すものであり、(a)は制御系の構成を示すブロック図、(b)は後処理制御部のメモリーが格納したテーブルを示す表である。実施形態4に係る用紙後処理装置は、押さえ部材260の動作の要否を用紙後処理装置120の後処理制御部283内のメモリー284に記録された用紙紙厚に応じて定めた閾値に基づいて判断する。この例では、後処理制御部283は、画像形成装置110の制御を行う画像形成装置制御部282に接続されており、画像形成装置制御部282には操作パネル281が接続されている。また、後処理制御部283は押さえ部材260を駆動するモーターを制御するモーター駆動部285に接続されている。
押さえ部材260を動作させると後処理制御部283が判断した場合は、モーター駆動部285へ信号を送り、押さえ部材260を駆動するモーターを駆動する。このとき、Z折り用紙Pの紙厚が厚い場合は、正確に折られず斜め折りされている部分がジョガーフェンス254、254で用紙幅方向に変形されたとき、紙厚が薄い場合に比べて紙のコシが強いため、ジョガーフェンス254、254が退避するとき、用紙の弾性力が大きくなる。
このため、Z折り用紙の紙厚が厚い場合は紙厚が薄い場合よりも可動閾値を小さくし、少しのずれ量でも押さえ部材が可動してZ折り用紙を押さえる制御にする。メモリー284には、用紙Pの厚さT1、T2、T3(T1<T2<T3)に対応した閾値として.「0、」、「1.5」、「1.0」(各mm)が設定されている。この用紙Pの厚さは、操作パネル281から入力するか、画像形成装置110が使用した用紙Pの厚さを画像形成装置制御部282から設定することができる。後処理制御部283は、入力された用紙Pの厚さの値でメモリー284を参照して、閾値を設定する。このように、用紙Pの厚さに対応した閾値を設定することにより、よりきめ細かく押さえ部材260の動作の要否を判定でき、無駄な押さえ部材の動作をなくすることが可能となる。よって、生産性、消費エネルギーの面で優れたものとすることができる。
100 :画像形成システム
110 :画像形成装置
120 :用紙後処理装置
130 :画像形成部
140 :上位装置
150 :折り処理部
160 :整合とじ処理部
210 :第1搬送路
211 :入口ローラ
212 :入口センサー
213 :前側搬送ローラ
214 :分岐爪
215 :穿孔ユニット
220 :第2搬送路
230 :第3搬送路
231 :後側搬送ローラ
232 :排紙ローラ
233 :従動ローラ
240 :プルーフトレイ
250 :とじ処理部
251 :ステイプルトレイ
252 :叩きコロ
253 :後端基準フェンス
254 :ジョガーフェンス
255 :ステープラ
256 :放出爪
260 :押さえ部材
261 :接触部
271 :第1センサー
272 :第2センサー
281 :操作パネル
282 :画像形成装置制御部
283 :後処理制御部
284 :メモリー
285 :モーター駆動部
特開2001−80812公報

Claims (7)

  1. Z折り用紙を含む用紙を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段で搬送された前記用紙が配置される用紙配置部と、
    前記用紙配置部上の用紙の両側端に突き当てて前記用紙の幅方向位置をそろえる側端突当て手段と、
    前記用紙を前記用紙配置部に押し付ける用紙押さえ手段と、
    前記側端突当て手段が前記用紙の幅そろえ位置まで移動したとき、前記用紙押さえ手段が前記用紙を前記用紙配置部に押さえ、前記用紙押さえ手段が前記用紙を前記用紙配置部に押さえ込んだ状態で前記側端突当て手段を初期位置に退避させる駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記幅方向そろえ手段で整合された前記用紙をとじ処理するステイプル手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記搬送手段に搬入する前記用紙にZ折りを含む折り処理を行う折り処理部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記押さえ手段は、前記用紙と面接触することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記搬送手段は、前記用紙中の前記Z折り用紙の折りずれ量を算出する折りずれ量検出手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記折りずれ量検出手段からの前記折りずれ量と、前記搬送手段に前記用紙を搬入する装置が発する前記用紙の厚さについての厚み情報とから前記押さえ部材の動作の要否を判定する判定手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の用紙後処理装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の用紙後処理装置と、画像情報に基づいて前記用紙後処理装置の搬送手段に搬入する前記用紙に画像を形成する画像形成部を備え、前記搬送手段に画像形成がされた用紙を送り出す画像形成装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
JP2013011311A 2013-01-24 2013-01-24 用紙後処理装置、および画像形成システム Active JP6123309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011311A JP6123309B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 用紙後処理装置、および画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011311A JP6123309B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 用紙後処理装置、および画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014141330A true JP2014141330A (ja) 2014-08-07
JP6123309B2 JP6123309B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=51423000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013011311A Active JP6123309B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 用紙後処理装置、および画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6123309B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7537150B2 (ja) 2020-07-14 2024-08-21 コニカミノルタ株式会社 後処理システム及び画像形成システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201752A (ja) * 1986-02-26 1987-09-05 Toppan Printing Co Ltd 析不良検査装置
JP2004277141A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Fuji Xerox Co Ltd シート処理装置
JP2006225119A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 用紙整合装置、用紙処理装置及び画像形成装置
JP2007269437A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2010269908A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 後処理装置、及び画像形成システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201752A (ja) * 1986-02-26 1987-09-05 Toppan Printing Co Ltd 析不良検査装置
JP2004277141A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Fuji Xerox Co Ltd シート処理装置
JP2006225119A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 用紙整合装置、用紙処理装置及び画像形成装置
JP2007269437A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2010269908A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 後処理装置、及び画像形成システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7537150B2 (ja) 2020-07-14 2024-08-21 コニカミノルタ株式会社 後処理システム及び画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6123309B2 (ja) 2017-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9050772B2 (en) Sheet processing apparatus, image forming system, and sheet-bundle fold-enhancing method
JP5817809B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP5994921B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP6221493B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート束の増し折り方法
JP5258478B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2004269165A (ja) シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP6079255B2 (ja) シート処理装置および画像処理システム
JP6057722B2 (ja) シート後処理装置および画像形成装置
JP2014105063A (ja) シート処理装置および画像形成システム
JP5386526B2 (ja) 用紙後処理装置
JP5825321B2 (ja) シート処理装置および画像処理システム
JP2014129174A (ja) シート処理装置および画像処理システム
JP5569246B2 (ja) 用紙折り装置、用紙処理装置及び画像形成装置
JP6123309B2 (ja) 用紙後処理装置、および画像形成システム
JP4506590B2 (ja) 用紙後処理装置とそれを有する画像形成装置および用紙後処理方法
JP4204906B2 (ja) シート加工装置
JP5631056B2 (ja) シート処理装置
JP2008019028A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4846623B2 (ja) スキュー補正装置、穿孔装置及び画像形成システム
CN111071849B (zh) 介质折叠装置及介质折叠装置的控制方法
JP2007001700A (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP5685977B2 (ja) 用紙後処理装置、および画像形成システム
JP2011020765A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP6031941B2 (ja) 画像形成装置及び中継装置
JP2007145438A (ja) 用紙後処理装置システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161027

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20161214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170320

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6123309

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151