JP2014137628A - Rfタグ、およびその製造方法 - Google Patents

Rfタグ、およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014137628A
JP2014137628A JP2013004581A JP2013004581A JP2014137628A JP 2014137628 A JP2014137628 A JP 2014137628A JP 2013004581 A JP2013004581 A JP 2013004581A JP 2013004581 A JP2013004581 A JP 2013004581A JP 2014137628 A JP2014137628 A JP 2014137628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded body
circuit board
hole
thickness direction
primary molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013004581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6283164B2 (ja
Inventor
Hidekatsu Nogami
英克 野上
Kenta Kawakami
健太 川上
Shin Kataoka
新 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2013004581A priority Critical patent/JP6283164B2/ja
Publication of JP2014137628A publication Critical patent/JP2014137628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6283164B2 publication Critical patent/JP6283164B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】生産性を向上させることができるRFタグを提供する。
【解決手段】RFタグ(11)は、板厚方向の一方面(14a)にIC(12)が実装される回路基板(13)と、板状であって、回路基板(13)に実装されたIC(12)を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔(26)が設けられており、IC(12)を貫通孔(26)に収容し、回路基板(13)の一方面(14a)と板厚方向の一方面(23a)を対向させるようにして配置される一次成形体(21)と、IC(12)が収容された貫通孔(26)内の空間を封止する樹脂製の封止材(29)と、回路基板(13)の他方面(14b)側から一次成形体(21)の他方面(23b)側に連なって、板厚方向における貫通孔(26)の両側の開口(28a、28b)に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成される二次成形体(31)とを含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、RFタグ、およびその製造方法に関するものである。
例えば、工場のラインや物流において、物品を収納した収納容器やパレットに取り付けられ、繰り返し使用されるタグとして、IC(Integrated Circuit(集積回路))やメモリ等の回路部品を用いたRF(Radio Frequency)タグがある。RFタグは、IC等を実装した回路基板を備え、無線による外部との交信により、ID(Identification)情報やトレーサビリティ用データの送受信等を行う。RFタグは、RFIDタグ、無線タグ、トランスポンダなどとも言われる。
RFタグについて、ICの保護や取り扱い性の向上等の観点から、ICを実装した回路基板全体を樹脂部材で覆うようにして構成される場合がある。このようなRFタグを製造するに際しては、まず、ICを実装した回路基板、および板状の樹脂製の一次成形体を準備する。次に、ICが実装された回路基板を一次成形体に取り付け、一次成形体に取り付けられた回路基板をさらに樹脂で覆うようにして二次成形体を形成する。このようにして、ICを実装した回路基板を樹脂部材により密封したRFタグが製造される。RFタグの製造については、このような二段階の樹脂成形、いわゆる二重成形が採用される場合がある。
なお、ICチップを樹脂で保護した電子タグやICのパッケージ成形方法に関する技術については、特開平10−26934号公報(特許文献1)および特開2000−243768号公報(特許文献2)に開示されている。
特開平10−26934号公報 特開2000−243768号公報
従来における二重成形で製造されたRFタグについては、以下のような構成であった。図6は、従来におけるRFタグの一部を示す概略断面図である。なお、理解の容易の観点から、図6中の矢印Aで示す紙面上方向を上側とする。図6を参照して、RFタグ101は、回路部品としてのIC102が上側に実装された回路基板103と、回路基板103がその上側に取り付けられた薄板状の樹脂製の一次成形体104と、IC102、回路基板103、および一次成形体104の全体の上側の領域を覆うようにして形成される樹脂製の二次成形体105とを備える。IC102の上面106および側面107は、樹脂製の二次成形体105に覆われている構成である。また、このような二次成形体105は、回路基板103が取り付けられた一次成形体104を金型内の所定の箇所にセットし、溶融した高温の樹脂を所定の圧力で金型内の一次成形体の上側部分に投入して形成する射出成形を行って形成される。
しかし、このような構成によると、射出成形による熱が、IC102に対して悪影響を及ぼすことになる。すなわち、このような構成によると、二次成形体105を形成するために金型内に投入される溶融された高温の樹脂に直接IC102が曝されることになり、熱に弱い構造のIC102の損傷を引き起こすおそれがある。
しかし、本願発明者らは、このような問題を解消するには、以下に示す構成とすればよいと考えた。図7は、この場合におけるRFタグ111の一部を示す概略断面図である。図7は、図6に示す断面に相当する。
図7を参照して、RFタグ111は、IC112が実装された回路基板113と、回路基板113が取り付けられた樹脂製の一次成形体114と、回路基板113および一次成形体114を覆う樹脂製の二次成形体115とを備える。一次成形体114には、IC112をその内部に収容可能にして板厚方向、この場合、図7中の矢印Aで示す方向と逆の方向である紙面下側に凹む凹部116が設けられている。回路基板113は、IC112を凹部116に収容するようにして、一次成形体114に取り付けられている。また、IC112を収容した凹部116のうちの残りの空間は、予め凹部116内に注入された熱硬化性樹脂、具体的には、エポキシ樹脂から構成される封止剤117によって埋められ、封止されている。
このような構成によると、射出成形により二次成形体115を形成する際に、IC112が溶融された高温の樹脂に直接曝されず、回路基板113を介して熱が伝わるのみであるため、熱によるIC112の損傷のおそれを低減することができる。また、凹部116内の空間が封止剤117により封止されているため、射出成形時において溶融された樹脂の投入時の圧力によって、IC112や回路基板113の損傷や変形のおそれを低減することができる。すなわち、射出成形時においては、溶融された樹脂を金型内に投入する際に、図7中の矢印Aで示す方向に大きな圧力が発生する。具体的には、射出成形における樹脂としてPPS(Poly Phenylene Sulfide(ポリフェニレンサルファイド))樹脂を用いた場合、300kg/cm程度の圧力がかかることになる。凹部116内に封止材が存在せず、空間が存在することになれば、上記した矢印Aで示す方向の射出成形による圧力を受けきれないこととなる。その結果、IC112、および凹部116に対応する領域における回路基板113の損傷や変形が生ずるおそれがある。しかし、図7に示す構成によれば、この矢印Aで示す方向の圧力については、凹部116内を封止する封止剤117の反力により受けることができる。
しかし、図7に示すような二重成形の積層構造を有するRFタグ111によっても、以下の問題が生ずるおそれがあることを本願発明者らは見出した。
すなわち、図7に示す構成のRFタグに用いられ、凹部116を封止する封止材117については、耐熱性および高い機械的強度が要求される。したがって、耐熱性および高い機械的強度の確保の観点から、上記したように封止材として熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂が用いられる。ここで、エポキシ樹脂による封止を行うには、未硬化の液状のエポキシ樹脂を凹部内に注入し、エポキシ樹脂の硬化反応の終了を待ってから、次の工程、すなわち、射出成形による二次成形体の形成を行う必要がある。しかし、エポキシ樹脂については、数時間、具体的には、約二時間程度の硬化時間が必要となるため、生産性の観点を考慮すると、封止材としてエポキシ樹脂を用いることは好ましくない。なお、凹部内の空間を封止しなければ、上記した問題が生ずる。
この場合、例えば、封止材として用いる硬化性樹脂として、硬化反応に要する時間が比較的短いシリコーン樹脂を選択することが考えられる。しかし、シリコーン樹脂はいわゆる比較的柔らかい樹脂であり、硬化反応後に封止材として用いた場合、機械的強度が不足し、上記した成型圧力に耐え切れないおそれがある。そうすると、結果として、射出成形時におけるIC112や回路基板113の損傷や変形を引き起こすおそれがある。なお、このような問題に対しては、特許文献1や特許文献2に開示の技術においては、対応することができない。
この発明の目的は、生産性を向上させることができるRFタグを提供することである。
この発明の他の目的は、生産性を向上させることができるRFタグの製造方法を提供することである。
この発明の一つの局面においては、RFタグは、板厚方向の一方面に回路部品が実装される回路基板と、板状であって、回路基板に実装された回路部品を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔が設けられており、回路部品を貫通孔に収容し、回路基板の一方面と板厚方向の一方面を対向させるようにして配置される一次成形体と、回路部品が収容された貫通孔内の空間を封止する樹脂製の封止材と、回路基板の他方面側から一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成される二次成形体とを含む。
このような構成によると、一次成形体には、回路部品を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔が設けられており、二次成形体は、回路基板の他方面側から一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成されるため、二次成形体を形成する際の射出成形時において、貫通孔の両側の開口に対応する領域には、板厚方向の両側から成形時の圧力が負荷されることになる。そうすると、射出成形時における板厚方向の両側からの成形時の圧力を相殺させることができる。したがって、封止材として、機械的強度が低いものも採用したとしても、貫通孔内に収容された回路部品、および貫通孔が位置する領域に対応する領域における回路基板の損傷や変形を抑制することができる。この場合、封止材としては、耐熱性、すなわち、回路部品の熱保護のみを考慮すればよいため、封止材の材料選択の裕度が増えることになり、硬化反応の時間が短い封止材の選択も可能となる。その結果、生産性を向上させることができる。
また、二次成形体は、回路基板の板厚方向の他方面の全面、および一次成形体の板厚方向の他方面の全面を覆うようにして設けられるよう構成してもよい。
また、二次成形体は、回路基板と一次成形体とが対向する領域を除いて、回路基板、および一次成形体の全面を覆うようにして設けられるよう構成してもよい。
また、貫通孔は、板厚方向に真直ぐに貫通しているよう構成してもよい。
また、封止材の材質は、シリコーン樹脂であるよう構成してもよい。このような樹脂は、硬化反応に要する時間が比較的短く、生産性のさらなる向上を図ることができる。
また、回路部品は、FeRAMまたはEEPROMであるよう構成してもよい。
また、一次成形体の材質は、磁性体を含む材質であるよう構成してもよい。
この発明の他の局面においては、RFタグの製造方法は、板厚方向の一方面に回路部品が実装される回路基板と、板状であって、回路基板に実装された回路部品を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔が設けられており、回路部品を貫通孔に収容し、回路基板の一方面と板厚方向の一方面を対向させるようにして配置される一次成形体と、回路部品が収容された貫通孔内の空間を封止する樹脂製の封止材と、回路基板の他方面側から一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成される二次成形体とを含むRFタグの製造方法である。RFタグの製造方法は、回路部品が実装された回路基板、および貫通孔が形成された一次成形体を準備する工程と、貫通孔内に回路部品を収容させて、回路基板の一方面と一次成形体の一方面とを対向させるようにして配置させる工程と、貫通孔内に樹脂製の封止剤を注入する工程と、射出成形により、回路基板の他方面側から一次成形体の他方面側に連なり、板厚方向における貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うようにして、二次成形体を形成する工程とを含む。
このような構成によると、一次成形体には、回路部品を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔が設けられており、二次成形体は、回路基板の他方面側から一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成されるため、二次成形体を形成する際の射出成形時において、貫通孔の両側の開口に対応する領域には、板厚方向の両側から成形時の圧力が負荷されることになる。そうすると、射出成形時における板厚方向の両側からの成形時の圧力を相殺させることができる。したがって、封止材として、機械的強度が低いものも採用したとしても、貫通孔内に収容された回路部品、および貫通孔が位置する領域に対応する領域における回路基板の損傷や変形を抑制することができる。その結果、生産性を向上させることができる。
このような構成によると、一次成形体には、回路部品を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔が設けられており、二次成形体は、回路基板の他方面側から一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成されるため、二次成形体を形成する際の射出成形時において、貫通孔の両側の開口に対応する領域には、板厚方向の両側から成形時の圧力が負荷されることになる。そうすると、射出成形時における板厚方向の両側からの成形時の圧力を相殺させることができる。したがって、封止材として、機械的強度が低いものも採用したとしても、貫通孔内に収容された回路部品、および貫通孔が位置する領域に対応する領域における回路基板の損傷や変形を抑制することができる。この場合、封止材としては、耐熱性、すなわち、回路部品の熱保護のみを考慮すればよいため、封止材の材料選択の裕度が増えることになり、硬化反応の時間が短い封止材の選択も可能となる。その結果、生産性を向上させることができる。
この発明の一実施形態に係るRFタグの一部を示す概略断面図であり、貫通孔を含む平面で切断した場合である。 この発明の一実施形態に係るRFタグを板厚方向から見た図である。 この発明の一実施形態に係るRFタグに備えられる一次成形体および回路基板の概略斜視図である。 この発明の一実施形態に係るRFタグの製造方法の代表的な構成を示すフローチャートである。 貫通孔内に樹脂を注入した状態を示す断面図である。 従来におけるRFタグの一部を示す概略断面図である。 一次成形体に凹部が設けられたRFタグの一部を示す概略断面図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、この発明の一実施形態に係るRFタグの構造について、簡単に説明する。この発明の一実施形態に係るRFタグは、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグとして利用される。そして、工場のラインや物流において、物品を収納した収納容器やパレットに取り付けられ、繰り返し使用されるタグとして用いられる。なお、このようなRFタグは、HF(High Frequency)帯やUHF(Ultra High Frequency)帯域で使用される。
図1は、この発明の一実施形態に係るRFタグの一部を示す概略断面図である。図1は、後述する貫通孔を含む平面で切断した場合である。図2は、この発明の一実施形態に係るRFタグを板厚方向から見た図である。図2は、図1に示す矢印Aで示す下側から見た図である。図3は、この発明の一実施形態に係るRFタグに備えられる一次成形体および回路基板の概略斜視図である。なお、図1、および図3において、矢印Aで示す方向を、積層方向の上方向とする。
図1〜図3を参照して、この発明の一実施形態に係るRFタグ11は、回路部品としてのIC12と、IC12を実装する回路基板13と、板状であって、回路基板13が取り付けられる樹脂製の一次成形体21と、回路基板13、および一次成形体21の外方側を覆うようにして設けられる二次成形体31とを含む。RFタグ11のおおよその構成については、回路基板13、および一次成形体21の外方側の全面を二次成形体31が覆う構成である。
上記した用途に用いられるRFタグ11に備えられるIC12としては、リユースが前提となる観点、書き換え回数の制限がない観点、およびリードとライトで必要な電力が同じであり、交信距離に差異が生じない観点から、例えば、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)が用いられる。なお、必要に応じて、IC12として、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)を用いることにしてもよい。IC12は、薄板状であって、所定の肉厚を有する。
回路基板13は、略平板状であって、積層方向となる板厚方向から見た場合に、略矩形状である。具体的には、板厚方向から見た場合において、回路基板13は、矩形を構成する四つの角のうちの対角線上に位置する二つの角が切り取られた形状である。なお、この切り取られた角の領域については、一次成形体21、および二次成形体31に対して板厚方向に貫通する取り付け孔を設ける際に対応する位置する領域となる。なお、回路基板13は、薄板状であって、所定の板厚を有する。回路基板13の板厚については、図1、および図3中の長さLで示す回路基板13の一方面14aと他方面14bとの間の板厚方向の長さで示される。また、図3における紙面表裏方向となる回路基板13の縦方向の長さLについては、回路基板13の側面15aと側面15bとの間の長さで示され、図1〜図3における紙面左右方向となる回路基板13の横方向の長さLについては、回路基板13の側面15cと側面15dとの間の長さで示される。
回路基板13には、IC12が実装されている。具体的には、回路基板13を構成する板厚方向の下側の面となる一方面14aにIC12が取り付けられ、固定されている。回路基板13に実装されたIC12は、一方面14aから突出した構成となる。この場合、IC12は、回路基板13のほぼ中央に実装されている。
回路基板13は、パターンコイル基板である。すなわち、所定のパターンコイル(図示せず)が、回路基板13を構成する板厚方向のいずれかの面に形成されている。この場合、板厚方向の上側の面となる他方面14bにパターンコイルが形成されている。パターンコイルが形成された他方面14bが、RFタグ11における外部との通信時の交信面となる。このように構成することにより、一次成形体21が磁性体の場合、外部との交信距離を長くすることができる。
一次成形体21は、略平板状であって、板厚方向から見た場合に、略矩形状である。一次成形体21は、所定の肉厚を有する。一次成形体21の板厚については、図1、および図3中の長さLで示す一方面23aから他方面23bまでの長さで示される。また、図3における紙面表裏方向となる一次成形体21の縦方向の長さLについては、一次成形体21の側面24aと側面24bとの間の長さで示され、図1、および図3における紙面左右方向となる一次成形体21の横方向の長さLについては、一次成形体21の側面24cと側面24dとの間の長さで示される。一次成形体21の縦方向の長さL、および横方向の長さLはそれぞれ、回路基板13の縦方向の長さL、および横方向の長さLよりも長く構成されている。なお、一次成形体21は、樹脂製である。一次成形体21の材質としては、例えば、PPS樹脂が採用される。
一次成形体21は、回路基板13の一方面14aと板厚方向の一方面23aを対向させるようにして配置される。この場合、一次成形体21には、回路基板13が取り付けられる。具体的には、一次成形体21のうちの上側に向く板厚方向の一方面23aが、回路基板13のうちの下側に向く板厚方向の一方面14aと当接するようにして取り付けられる。この場合、一次成形体21および回路基板13のいずれも略平板状であり、長さLが長さLより長く、長さLが長さLよりも長いため、回路基板13の一方面14aの領域のほとんどが、一次成形体21の一方面23aに当接する。回路基板13は、一次成形体21のほぼ中央の領域に取り付けられる。この場合、極薄の接着剤等を介して回路基板13を一次成形体21に取り付けることにしてもよいし、回路基板13と一次成形体21との間に何も介在させず、IC12と後述する封止材との固着により回路基板13を一次成形体21に取り付けることにしてもよい。
一次成形体21には、回路基板13を一方面23aに取り付けた際に、IC12を収容可能な貫通孔26が設けられている。貫通孔26は、一方面23aから他方面23bに至って板厚方向に真直ぐに貫通した形状である。貫通孔26は、略矩形状に貫通している。すなわち、貫通孔26は、それぞれ二つずつ対向し、いずれも板厚方向に真直ぐに延びる合計四つの側壁面27a、27b、27c、27dから構成され、一方面23a側に開口28a、他方面23b側に開口28bを有する形状である。図2、および図3に示す貫通孔26の縦方向の長さL10については、側壁面27a、27b間の長さで示され、図1〜図3に示す貫通孔26の横方向の長さL11については、側壁面27c、27d間の長さで示される。貫通孔26は、一次成形体21のおおよそ中央の領域、すなわち、回路基板13を一次成形体21に取り付けた際に、IC12が位置する領域に対応する領域に設けられる。
また、図2、および図3において図示はしないが、図1に示すように、貫通孔26内には、樹脂製の封止材29が充填されている。この封止材29によって、IC12が収容された貫通孔26内の空間を封止する。樹脂製の封止材29の材質については、例えば、シリコーン樹脂が採用される。シリコーン樹脂については、耐熱性が良好であり、硬化反応に要する時間が20分程度であって、生産性の観点からも好適である。封止材29は、未硬化の状態の液状の硬化性樹脂を貫通孔26内に注入し、固めたものである。封止材29の硬化により、貫通孔26内に収容されたIC12は、封止材29に固着される。すなわち、封止材29により、IC12は、保持され、固定される。
二次成形体31についても、一次成形体21と同様に、板厚方向から見た場合に、略矩形状である。二次成形体31についても、所定の肉厚を有する。二次成形体31の板厚については、図1中の長さLで示す一方面33aから他方面33bまでの長さで示される。また、図2中に示す二次成形体31の縦方向の長さLについては、二次成形体31の側面34aと側面34bとの間の長さで示され、図1〜図3中に示す紙面左右方向となる二次成形体31の横方向の長さLについては、二次成形体31の側面34cと側面34dとの間の長さで示される。二次成形体31の縦方向の長さL、および横方向の長さLはそれぞれ、一次成形体21の縦方向の長さL、および横方向の長さLよりも長く構成されている。なお、二次成形体31の材質としても、例えば、PPS樹脂が採用される。また、必要に応じて、二次成形体31には、一次成形体21と併せて板厚方向に貫通する取り付け孔を、例えば、対角線上に位置する角部に近い領域に二つ設けることにしてもよい。
二次成形体31は、回路基板13の他方面14b側から一次成形体21の他方面23b側に連なって、板厚方向における貫通孔26の両側の開口28a、28bに対応する領域を覆うよう構成されている。この場合、二次成形体31は、回路基板13と一次成形体21とが対向する領域を除く回路基板13、および一次成形体21の全面を覆うように構成されている。具体的には、二次成形体31は、回路基板13の他方面14b、回路基板13の側面15a〜15d、一次成形体21の他方面23b、一次成形体21の側面24a〜24d、および一次成形体21の一方面23aのうちの回路基板13の一方面14aに覆われていない領域を、ほぼすき間なく覆うように形成されている。二次成形体31の外形形状は、略直方体である。この二次成形体31については、後述する通り、射出成形にて形成される。
このようにして、この発明の一実施形態に係るRFタグ11は構成されている。
次に、このような構成のRFタグ11を製造する際の製造方法について説明する。図4は、この発明の一実施形態に係るRFタグ11の製造方法の代表的な構成を示すフローチャートである。
図4を参照して、まず、IC12を実装した回路基板13を準備すると共に、貫通孔26が形成された一次成形体21を準備する(図4(A))。一次成形体21の準備に際しては、貫通孔26が形成されるような金型を用いて、射出成形や加熱圧縮成形を行ってもよいし、矩形状の所定の板厚および大きさを有する樹脂部材を形成し、この樹脂部材の所定の箇所を削って、貫通孔26を形成し、これを一次成形体21としてもよい。
次に、貫通孔26内にIC12を収容するようにして、一次成形体21に回路基板13を取り付ける(図4(B))。すなわち、回路基板13の板厚方向の一方面14aと一次成形体21の板厚方向の一方面23aとを対向させ、その後、回路基板13と一次成形体21との板厚方向の距離を狭めて、最後には回路基板13の板厚方向の一方面14aと一次成形体21の板厚方向の一方面23aとを当接させて配置し、回路基板13を一次成形体21に取り付ける。この場合、後の樹脂の注入を考慮して、回路基板13を下側に、一次成形体21側を上側に配置してもよい。
その後、貫通孔26内に後に封止材29となる未硬化の硬化性の液状の樹脂40を注入する(図4(C))。図5は、この場合、すなわち、貫通孔26に樹脂40を注入した状態を示す概略断面図である。この樹脂40の注入量については、樹脂40の硬化後において、貫通孔26内に空間を形成しない量である。その後、硬化性の樹脂40を硬化させる。この樹脂40の硬化反応の終了により、一次成形体21に回路基板13を取り付ける工程が終了することとなる。
封止材29としての樹脂40が硬化した後、二次成形体31を形成するために、射出成型機(図示せず)内の所定の箇所に回路基板13を取り付けた一次成形体21をセットする(図4(D))。
その後、射出成形を行い、二次成形体31を形成する(図4(E))。具体的には、所定の圧力にて溶融された樹脂を金型内に投入し、射出成形を行う。このようにして、この発明の一実施形態に係るRFタグ11を製造する。
このような構成によると、一次成形体21には、IC12を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔26が設けられており、二次成形体31は、回路基板13の他方面14b側から一次成形体21の他方面23b側に連なって、板厚方向における貫通孔26の両側の開口28a、28bに対応する領域を覆うよう構成されており、具体的には、二次成形体31は、回路基板13と一次成形体21とが対向する領域を除く回路基板13、および一次成形体21の全面を覆うように構成されており、射出成形によって形成されるため、二次成形体31を形成する際の射出成形時において、貫通孔26の両側の開口28a、28bに対応する領域には、板厚方向の両側、具体的には、図1中の矢印Bで示す方向と矢印Bとは逆の矢印Bで示す方向から成形時の圧力が負荷されることになる。そうすると、射出成形時における板厚方向の両側からの成形時の圧力を相殺させることができる。したがって、封止材29として、機械的強度が低いシリコーン樹脂を採用したとしても、貫通孔26内に収容されたIC12、および貫通孔26が位置する領域に対応する領域における回路基板13の損傷や変形を抑制することができる。その結果、生産性を向上させることができる。
この場合、封止材29としては、耐熱性、すなわち、IC12の熱保護のみを考慮すればよいため、シリコーン樹脂に限らず、封止材29の材料選択の裕度が増えることになり、硬化反応の時間が短い封止材の選択も可能となる。
また、この場合、二次成形体31は、回路基板13と一次成形体21とが対向する領域を除いて、回路基板13、および一次成形体21の全面を覆うようにして設けられているため、RFタグ11の全面を二次成形体31によって覆う構成となり、RFタグ11の反りを抑制することができる。また、この場合、防水性が要求されるIC12および回路基板13側への水分の侵入を防止することができる。
なお、上記の実施の形態においては、二次成形体は、回路基板と一次成形体とが対向する領域を除いて、回路基板、および一次成形体の全面を覆うようにして設けられる構成としたが、これに限らず、少なくとも、二次成形体は、回路基板の他方面側から一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されていればよい。この場合、一次成形体や回路基板の一部が外部に露出する構成となってもよい。また、二次成形体が、前記回路基板の板厚方向の他方面の全面、および前記一次成形体の板厚方向の他方面の全面を覆うようにして設けられる構成としても、RFタグの反りを抑制することができる。このRFタグの反りへの対策は、RFタグのサイズが大きくなった場合に有効である。
なお、上記の実施の形態においては、貫通孔は、板厚方向に真直ぐに貫通することとしたが、これに限らず、例えば、板厚方向に斜め方向に貫通していてもよい。
また、上記の実施の形態においては、ICを一つ実装することとしたが、これに限らず、回路基板に二つ以上のICを実装することにしてもよい。この場合、ICが実装される領域において、対向する一次成形体の領域に、貫通孔を設けるとよい。
なお、上記の実施の形態においては、一次成形体を樹脂製としたが、RFタグが金属部材に取り付けられて用いられる場合には、一次成形体に磁性体、具体的には、例えば、フェライトを含有させる構成としてもよい。こうすることにより、外部との交信における交信性能の安定化を図ることができる。また、フェライトで構成されたフェライトシートを準備し、一次成形体と回路基板との間に介在させるようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、一次成形体、二次成形体として、板厚方向から見た場合に、略矩形状となるよう構成することとしたが、これに限らず、他の形状、例えば多角形状や略円状、略楕円状としてもよい。また、平板状でなくともよく、例えば、図1に示す断面において、一次成形体や二次成形体の形状が断面略H字状となる構成としてもよい。
また、上記の実施の形態においては、パターンコイルが形成される面は、ICと反対側の面とすることとしたが、必要に応じて、コイル面をICと同じ面に形成することにしてもよい。ここで、一次成形体にフェライトを含有させた場合、パターンコイルとフェライトとを含有した一次成形体とを回路基板の板厚分離すことができるため、一次成形体にフェライトを含有させる場合、パターンコイルが形成される面は、ICと反対側の面とするのがよい。また、交信アンテナとの距離を短くする観点からは、パターンコイルが形成される側の二次成形体の板厚方向の厚みは、できるだけ薄くすることが好ましい。
なお、上記の実施の形態において、樹脂から構成される封止材としてシリコーン樹脂を用いることとしたが、これに限らず、他の熱硬化性樹脂や、要求に応じて熱可塑性樹脂を用いることとしてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係るRFタグ、およびその製造方法は、生産性の向上が要求される場合に、有効に利用される。
11,101,111 RFタグ、12,102,112 IC、13,103,113 回路基板、14a,14b,15a,15b,15c,15d,23a,23b,24a,24b,24c,24d,27a,27b,27c,27d,33a,33b,34a,34b,34c,34d,106,107 面、21,104,114 一次成形体、26 貫通孔、28a,28b 開口、29,117 封止材、31,105,115 二次成形体、40 樹脂、106 凹部。

Claims (8)

  1. 板厚方向の一方面に回路部品が実装される回路基板と、
    板状であって、前記回路基板に実装された前記回路部品を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔が設けられており、前記回路部品を前記貫通孔に収容し、前記回路基板の前記一方面と板厚方向の一方面を対向させるようにして配置される一次成形体と、
    前記回路部品が収容された前記貫通孔内の空間を封止する樹脂製の封止材と、
    前記回路基板の他方面側から前記一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における前記貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成される二次成形体とを含む、RFタグ。
  2. 前記二次成形体は、前記回路基板の板厚方向の他方面の全面、および前記一次成形体の板厚方向の他方面の全面を覆うようにして設けられる、請求項1に記載のRFタグ。
  3. 前記二次成形体は、前記回路基板と前記一次成形体とが対向する領域を除いて、前記回路基板、および前記一次成形体の全面を覆うようにして設けられる、請求項1または2に記載のRFタグ。
  4. 前記貫通孔は、板厚方向に真直ぐに貫通している、請求項1〜3のいずれかに記載のRFタグ。
  5. 前記封止材の材質は、シリコーン樹脂である、請求項1〜4のいずれかに記載のRFタグ。
  6. 前記回路部品は、FeRAMまたはEEPROMである、請求項1〜5のいずれかに記載のRFタグ。
  7. 前記一次成形体の材質は、磁性体を含む材質である、請求項1〜6のいずれかに記載のRFタグ。
  8. 板厚方向の一方面に回路部品が実装される回路基板と、板状であって、前記回路基板に実装された前記回路部品を収容可能に板厚方向に貫通する貫通孔が設けられており、前記回路部品を前記貫通孔に収容し、前記回路基板の前記一方面と板厚方向の一方面を対向させるようにして配置される一次成形体と、前記回路部品が収容された前記貫通孔内の空間を封止する樹脂製の封止材と、前記回路基板の他方面側から前記一次成形体の他方面側に連なって、板厚方向における前記貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うよう構成されており、射出成形によって形成される二次成形体とを含むRFタグの製造方法であって、
    前記回路部品が実装された回路基板、および前記貫通孔が形成された一次成形体を準備する工程と、
    前記貫通孔内に前記回路部品を収容させて、前記回路基板の前記一方面と前記一次成形体の前記一方面とを対向させるようにして配置させる工程と、
    前記貫通孔内に前記樹脂製の封止剤を注入する工程と、
    射出成形により、前記回路基板の他方面側から前記一次成形体の他方面側に連なり、板厚方向における前記貫通孔の両側の開口に対応する領域を覆うようにして、前記二次成形体を形成する工程とを含む、RFタグの製造方法。
JP2013004581A 2013-01-15 2013-01-15 Rfタグ、およびその製造方法 Active JP6283164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004581A JP6283164B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 Rfタグ、およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004581A JP6283164B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 Rfタグ、およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014137628A true JP2014137628A (ja) 2014-07-28
JP6283164B2 JP6283164B2 (ja) 2018-02-21

Family

ID=51415109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013004581A Active JP6283164B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 Rfタグ、およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6283164B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014136327A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Omron Corp Rfタグ、その製造方法、およびrfタグ用一次成形体
JP2020110950A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 オムロン株式会社 Rfタグの製造方法、及びrfタグ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1111060A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Rohm Co Ltd Icカード用モジュール、これを備えたicカード、およびicカード用モジュールの製造方法
JP2000011121A (ja) * 1998-06-24 2000-01-14 Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd 情報記憶媒体
JP2006031599A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Toppan Forms Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2008021080A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Dainippon Printing Co Ltd 非接触データキャリア装置、非接触データキャリア装置付き結束体及びその付設方法
WO2010119854A1 (ja) * 2009-04-14 2010-10-21 株式会社村田製作所 無線icデバイス用部品及び無線icデバイス
JP2011108002A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Toppan Printing Co Ltd Icカードおよびその製造方法
JP2011211748A (ja) * 2008-02-27 2011-10-20 Mitsubishi Electric Corp Rfidタグ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1111060A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Rohm Co Ltd Icカード用モジュール、これを備えたicカード、およびicカード用モジュールの製造方法
JP2000011121A (ja) * 1998-06-24 2000-01-14 Shinsei Kagaku Kogyo Co Ltd 情報記憶媒体
JP2006031599A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Toppan Forms Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2008021080A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Dainippon Printing Co Ltd 非接触データキャリア装置、非接触データキャリア装置付き結束体及びその付設方法
JP2011211748A (ja) * 2008-02-27 2011-10-20 Mitsubishi Electric Corp Rfidタグ
WO2010119854A1 (ja) * 2009-04-14 2010-10-21 株式会社村田製作所 無線icデバイス用部品及び無線icデバイス
JP2011108002A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Toppan Printing Co Ltd Icカードおよびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014136327A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Omron Corp Rfタグ、その製造方法、およびrfタグ用一次成形体
JP2020110950A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 オムロン株式会社 Rfタグの製造方法、及びrfタグ
JP7014189B2 (ja) 2019-01-09 2022-02-01 オムロン株式会社 Rfタグの製造方法、及びrfタグ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6283164B2 (ja) 2018-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5718720B2 (ja) Rfidタグ、非接触給電アンテナ部品、それらの製造方法、及び金型
KR101145047B1 (ko) Rfid 태그
JP5037286B2 (ja) Rfidタグおよびrfidタグの製造方法
US7345848B2 (en) Packaging structure of mini SD memory card
WO2016170750A1 (ja) Rfタグ
CN103577872A (zh) 具有分离的天线的芯片卡模块以及使用该模块的芯片卡嵌体
JP6079248B2 (ja) Rfタグ、その製造方法、およびrfタグ用一次成形体
US8308071B2 (en) RFID tag and manufacturing method thereof
JP6283164B2 (ja) Rfタグ、およびその製造方法
US20210019587A1 (en) Rf tag
US6299070B1 (en) Data carrier and a production method for the same
KR101079543B1 (ko) 전자 식별 태그, 전자 식별 태그의 제조 방법 및 전자 식별 태그의 제조 금형
KR20140030889A (ko) 반도체 칩 패키지 및 그 제조방법
JP2008210344A (ja) Icタグ及びその製造方法
JP5262803B2 (ja) Icタグ及びicタグの製造方法
JP2016053874A (ja) Rfidタグ及び管理システム並びにrfidタグの製造方法
JP7014190B2 (ja) Rfタグの製造方法、及びrfタグ
JP7014189B2 (ja) Rfタグの製造方法、及びrfタグ
JP4029798B2 (ja) Rfidタグ
JP4680540B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2022109382A (ja) 無線通信媒体およびその製造方法
KR20230079943A (ko) 몰딩 공정을 이용한 카드 제조 방법 및 이를 통해 제조된 카드
JP2013092928A (ja) 無線icタグの製造方法、無線icタグ、及び無線通信システム
JP2022098796A (ja) トークンおよびその製造方法
JP2000113154A (ja) データキャリア及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170308

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170316

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20170414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6283164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150