JP2014134612A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続通紙中に急停止した場合でも、オーバーシュートによる過昇防止装置の誤動作を防止する。
【解決手段】テンションローラ108の位置を変えて定着ベルト101が加熱ローラ102に接触する状態と非接触の状態とを切り替える接触状態変更手段(引っ張りスプリング109、テンションローラ位置移動ソレノイド110)と、を有する。前記接触状態変更手段は、加熱ローラ102への通電が行われていないときに、定着ベルト101と加熱ローラ102とが非接触の状態にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、定着装置の過昇温防止手段の誤作動を防止する技術に関する。
従来、複写機やプリンタなどの画像形成装置において、定着装置には、ヒータや電磁誘導加熱装置等により加熱される加熱ローラ、定着ローラ等の加熱体(加熱部材)が設置されている。近年、カラー複写機の高速化が求められており、従来のローラ定着に比べ、より小型で高線速に対応できるベルト定着方式が広く使われている(例えば、図9参照)。
図9のようなベルト定着では、内部にヒータ253をもつ加熱ローラ254が、定着ベルト251に対して熱供給している。定着ベルト251の基材には様々な材料が用いられるが、最近では耐熱性・高耐久性からポリイミド樹脂を用いることが多い。加熱ローラ254は、テンションスプリング255によって上方に付勢されていて、定着ベルト251に張力を与えている。定着ローラ252に対抗して、加圧ローラ256が配設され定着ニップ部を形成している。図9の例では、加圧ローラ256にもヒータ257が内包されている。定着ニップ部を転写シートが通る際、転写シート上のトナー像Taに熱と圧力が加えられて、トナー像Tbとして転写シートに定着する。
上述のような画像形成装置の技術分野においては、プリント動作が終了した後に定着装置の加熱体が過昇温して定着装置を破損したり、異常画像を発生させたりしてしまうという問題が知られている。
詳しくは、一般的に、定着装置は、プリント動作中、特に、連続通紙時は、転写紙が定着ベルト表面から熱を奪うため、定着ベルトの温度を維持するため、加熱ローラ芯金温度は非常に高くなる。これは、CPMが高いほど、また転写紙の坪量が大きいほど顕著である。このように、加熱芯金ローラ温度が高温になった状態でプリント動作が終了すると、転写紙によって奪われていた熱量が突然なくなるため、加熱ローラ表面温度が異常に昇温する。このような現象を連続通紙後のオーバーシュートと言う(図10参照)。
このような問題を防止するための技術として、いくつかの技術が提案されている。まず、オーバーシュートそのものを防止するものとして特許文献1〜4がある。特許文献1は、プリント最終紙でヒータ出力を絞るものである。特許文献2は、定着装置を冷却するファンを有するものである。特許文献3は、加熱ローラを冷却する冷却ローラと、ファンを有するものである。特許文献4は、加圧部材を冷却するファンを有するものである。
これらは、いずれも装置が正常に動作している場合は有効である。しかしながら、冷却装置が必要であり、装置が大型化する。また、例えば動作中に主電源をオフした場合等、通常の制御が動作しない場合について、考慮されていない。特許文献5では、電源オフ時のオーバーシュートを想定しているが、電源再投入時の不具合を防止するものであり、オーバーシュートそのものは防止できない。
また、過昇防止装置を冷却するものが各種知られている。例えば、特許文献6に記載の技術は、通常加熱動作中過昇防止装置を冷却し、温度検知手段が異常高温を検知した場合冷却動作を停止するものであるが、通常動作中冷却しているため、不意な電源OFF等を考慮しておらず、かえってサーモスタットの誤動作を生じかねない。
ところで、従来一般的であったカラー40CPM機(プリント速度:毎分40枚)ではオーバーシュート時温度が230℃程度であったが、昨今の高速化により75枚機では270℃以上となる場合がある。これは連続通紙時に定着加熱ローラに供給している電力の違いで生じている。40CPM機では500W程度で安定時の通紙中温度を維持できる。通紙開始時の温度落ち込みを防止するためには、安定時の1.5倍程度必要であり、ヒータ定格(W数)は750W以上となる。
一方、75CPM機となると通紙の安定時に900W以上必要となり、ヒータ定格(W数)は1350W以上となる。定着ヒータ以外にも、各種モータ駆動などで数100Wの電力が必要となる。このように、従来、複写機の最大消費電力は1500W程度であったが、昨今の高生産化の市場要求により、最大消費電力2000W以上の高速複写機が増えてきた。オーバーシュートの問題は、このような最大消費電力2000W以上の高速複写機で顕著となる。
一方、近年の省エネルギー化の観点から、定着部のウォームアップタイムの短縮化が要求されており、加熱ローラの薄肉化や、高速立ち上がりヒータの採用が進んでいる。しかしながら加熱ローラの薄肉化による昇温速度の高速化は、サーモスタット等で構成された過昇防止手段の成立範囲を著しく狭くしている。
すなわち、加熱ローラの昇温速度に対して、サーモスタットのバイメタル部温度の昇温速度が遅いと所望の保護動作が期待できない。したがって、立ち上げ時の暴走による定着ユニット部の過昇トラブルを確実に防止するためには、動作温度の低いサーモスタットを使用する必要がある。しかしながら、こうして低い動作温度のサーモスタットを使用した場合、定着装置が通常動作し定着ユニット周辺温度が上昇した場合には、意図せずサーモスタットが動作してしまう誤動作の可能性が高くなってしまう。この誤動作は、特に加熱部材の温度が最も高くなる通紙直後のオーバーシュート時に発生することが多い。この中でも、連続通紙中のいわゆるジャム発生時や電源OFFなどによる即停止状態には、オーバーシュートは最も大きくなる。
このオーバーシュート時は、ヒータへの通電はされていないので、発煙発火の危険は無いが、ヒータへの通電がないにもかかわらずサーモスタットが動作することが原因で通電ができなくなり(図11参照)、復帰するまで(非可逆性のサーモスタットではサーモスタットを交換するまで)ユーザーがマシンを使用できない“ダウンタイム”が発生してしまう。
ちなみに、従前は、大容量の定着ヒータを用いる高速複写機では、定着ユニットの熱容量も大きく、立ち上がり時間も非常に長時間を要していたため前挙したような過昇防止手段でも十分に機能していた。しかしながら、省エネルギー化は高速機にも要求されており、最大消費電力2000W以上の高速複写機でも、立ち上がり時間60秒以下のものが増えてきている。
このような複写機の一例として、加熱ローラが、径:アルミニウムφ30,肉厚:0.6mm、加熱ヒータが、定格:1800W、また、サーモスタットとして、サーモスタット動作定格温度:160℃、サーモスタットギャップ:0.7mmの組み合わせによるものが実使用されている。今後さらに加熱ヒータが大容量化した場合、あるいは、立ち上がり時間をより短くすべく、加熱ローラを小熱容量化した場合に、これらの問題はさらに顕著になることが懸念される。
具体的には、加熱ローラ外径はφ22〜φ45、加熱ローラ肉厚(アルミニウム)は0.3mm〜1.5mm、加熱ローラ肉厚(鉄)は0.3mm〜0.7mmの低熱容量ベルト定着ユニットにおいて、本問題が顕著となることが確認されている。したがって、最近の高速複写機に対応して、過昇温防止装置の性能の向上が希求されている。
また、特許文献7には、定着ベルトを巻き付けるタイプの発熱体と、定着ベルト表層の温度を検知して、異常時は発熱体への通電を遮断して温度上昇を防止する異常温度検知手段とを有し、発熱体と異常温度検知手段との距離を変えることについて記載がある。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、連続通紙中に急停止した場合でも、オーバーシュートによる過昇防止装置の誤動作を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、定着ベルトと、前記定着ベルト内側にて前記定着ベルトを加熱する加熱体と、前記定着ベルトに張力を付与するテンションローラと、前記加熱体の近傍且つ前記定着ベルト外側に設置され、前記加熱体の過昇温を検知するための温度検知手段と、前記テンションローラの位置を変えて前記定着ベルトが前記加熱体に接触する状態と非接触の状態とを切り替える接触状態変更手段と、を有し、前記接触状態変更手段は、前記加熱体への通電が行われていないときに、前記定着ベルトと前記加熱体とが非接触の状態にすることを特徴とする。
本発明によれば、連続通紙中に急停止した場合でも、オーバーシュートによる過昇防止装置の誤動作を防止することが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える定着装置100の概略構成を示す図(テンションローラ108がポジションBにある図)である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える定着装置100の概略構成を示す図(テンションローラ108がポジションAにある図)である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。 上記実施形態における、オーバーシュート後のサーモスタット103の検知温度を説明するための図である。 上記実施形態の変形例を示す図である。 上記実施形態の変形例を示す図である。 上記実施形態の変形例を示す図である。 上記実施形態の変形例を示す図である。 定着ベルト方式の定着装置の従来例を示す図である。 従来技術におけるオーバーシュート後の定着装置内の部材の温度変化を説明するための図である。 従来技術におけるオーバーシュート後のサーモスタットの検知温度を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。
図1と図2に、本実施形態に係る画像形成装置1が備える定着装置100の概略構成を示す。図1、図2において、定着装置100は、普通紙などの紙状の記録媒体に対して熱及び圧力を加えることによって、記録媒体上に形成されたトナー像を記録媒体に定着させる装置である。また、定着装置100は、定着ベルト方式と呼ばれるものである。
図1において、表面をPFAチューブで覆われた定着ベルト101(φ90)の内部に、発泡シリコンゴムの定着ローラ104(φ52 t=10mm)と内部にハロゲンヒータ1021(1200W)を内包したアルミの定着加熱ローラ102(φ35 t=0.6mm)がある。
テンションローラ106は、テンションスプリング107によって定着ベルト101に張力を与えている。またテンションローラ108は、図示しない定着装置100の側板外側に配設された引っ張りスプリング109により定着ベルト101を上方に持ち上げる張力を与えられる。また、ステーに締結されたテンションローラ位置移動ソレノイド110によりテンションローラ108には定着ベルト101内部に引き込まれる力が作用する。テンションローラ位置移動ソレノイド110は、画像形成装置1とは独立して制御されている。
加熱ローラ102の上方には、加熱ローラ102の異常昇温を検知するサーモスタット103がある。また、サーモスタット103が異常昇温を検知するとヒータ1021への電力供給を遮断する過昇温防止手段1031がある。
テンションローラ108は、上記引っ張りスプリング109及びテンションローラ位置移動ソレノイド110によって、その位置を変更することができる。ヒータ1021の点灯時は、テンションローラ108が定着ベルト101内部に引き込まれる(図1。以下、「ポジションB」と呼ぶ。)。ポジションBのとき、定着ベルト101が加熱ローラ102に接触する。サーモスタット103は、加熱ローラ102の熱により直接あたためられる。そのため、異常昇温時はサーモスタット動作温度まですばやく温度上昇し、ヒータ1021への電力を遮断することができる。
一方で、ヒータ1021の消灯時は、テンションローラ位置移動ソレノイド110をOFFするため、上記引っ張りスプリング109によりテンションローラ108が、定着ベルト101を上方に持ち上げる位置(図2。以下、「ポジションA」と呼ぶ。)に移動する。このため定着ベルト101が加熱ローラ102から離間するため、サーモスタット103が必要以上に温度上昇することがない。
本実施形態に係る画像形成装置1のプロセス線速は352mm/secであり、生産性はA4横通紙にて75cpmである。待機時の制御温度は、加熱ローラ:170℃、加圧ローラ:150℃であり、通紙時の設定温度は、加熱ローラ:165℃、加圧ローラ:120℃である。また、サーモスタット103の定格動作温度は180℃である。
図3に、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示す。図3に示すように、定着装置100及び画像形成装置1は、商用電源A120により電力を供給され、制御されている。すなわち、商用電源A120からの電力は、メインスイッチ121により供給がオン・オフされ、画像形成装置1の全体を制御する画像形成装置制御装置122に供給される。供給された電力は、一部がヒータ制御装置123の制御を介して、ヒータ1021に供給される。
また、商用電源A120とは異なる電源である商用電源B124から、ソレノイド制御装置125に電力が供給される。ソレノイド制御装置125は、テンションローラ位置移動ソレノイド110の駆動動作を制御する手段である。ソレノイド制御装置125は、電流センサ126を利用して、ヒータ1021への通電を検知している。ソレノイド制御装置125は、ヒータ1021への通電の停止を検知すると、テンションローラ位置移動ソレノイド110を駆動させて、テンションローラ108の位置をポジションA(図2)に移動させる。
上記構成において通紙後のオーバーシュートが発生した際の加熱ローラ温度とサーモスタット検知温度との関係を図4に示す。図4に示すように、オーバーシュートが発生すると、ソレノイド制御装置125がヒータ1021への通電の停止を検知して、テンションローラ位置移動ソレノイド110を駆動させて、テンションローラ108をポジションAに移動させる。そのため、定着ベルト101と加熱ローラ102との間が離間する。発熱体である加熱ローラ102の熱が定着ベルト101に直接伝わらないため、サーモスタット103の検知温度の上昇が遅くなり、必要以上に温度上昇することがない。
したがって、上記構成によれば、連続通紙中に急停止した場合でも、オーバーシュートによる過昇防止装置の誤動作を防止することができる。オーバーシュートは、通紙中のジャム(紙詰まり)により起きることが多い。上記構成によれば、誤動作が起きないのでサーモスタット103などの過昇温防止装置を交換するための画像形成装置1のダウンタイムが生じない。したがって、ジャム処理が終わった後に速やかに画像形成装置1が動作可能となる。
また、上記構成においては、商用電源A120と商用電源B124とは別電源となっている。定着装置100と画像形成装置1は、商用電源A120により電力を供給され、制御されている。これらはメインスイッチ121をオフすることにより、電力が遮断される。
一方、ソレノイド制御装置125とテンションローラ位置移動ソレノイド110を駆動するためのモータは、商用電源B124により電力を供給され、たとえ、メインスイッチ121がオフされても、電力が遮断されず、動作することができる。
さらに、商用電源B124に代えて、電池1241により、ソレノイド制御装置125とテンションローラ位置移動ソレノイド110を駆動するためのモータへ電力を供給してもよい(図5)。ソレノイド制御装置125とテンションローラ位置移動ソレノイド110を駆動するためのモータは、電池1241により電力を供給されるため、メインスイッチ121のオフや、停電等の場合でもテンションローラ108の位置移動動作が可能であり、オーバーシュートによるサーモスタット103の誤動作を防止できる。
図6に、さらに別の変形例を示す。この変形例においては、図5の電池1241として、充電池1242を用いる。ソレノイド制御装置125とテンションローラ位置移動ソレノイド110を駆動するためのモータは、充電池1242により電力が供給される。そのため、メインスイッチ121のオフや、停電等の場合でもテンションローラ108の位置移動動作が可能であり、オーバーシュートによるサーモスタット103の誤動作を防止できる。
また、充電池1242の充電は、充電装置1243を用いて画像形成装置制御装置122により制御され、商用電源A120から電力を供給されるため、電池交換などのメンテナンスが不要である。
図7に、さらに別の変形例を示す。この変形例においては、テンションローラ位置移動ソレノイド110がヒータ制御装置123に対して直列につながれている。図1及び図2を参照しながら説明したように、テンションローラ108は、テンションローラ位置移動ソレノイド110と引っ張りスプリング109により位置が変化する。
したがって、テンションローラ位置移動ソレノイド110に電源が供給された場合、定着ベルト101が加熱ローラ102に接触する。一方で、テンションローラ位置移動ソレノイド110の電源が遮断された場合は引っ張りスプリング109により、定着ベルト101が加熱ローラ102から離れる。
テンションローラ位置移動ソレノイド110とヒータ1021は、DC24Vを供給する直流電源127により駆動される。この直流電源127は、ヒータ1021と直列に接続されている。また、直流電源127は、テンションローラ位置移動ソレノイド110とも直列に接続されている。この接続により、テンションローラ位置移動ソレノイド110には、ヒータ1021に通電された場合のみ電源が供給される。したがって、別の電源や電池を必要とせず、上記実施形態の効果が得られる。また、ヒータ1021がDC駆動のタイプにも対応できる。
図8に、さらに別の変形例を示す。この変形例においては、テンションローラ位置移動ソレノイド110がヒータ制御装置123に対して、直流化回路128とともに直列につながれている。図1及び図2を参照しながら説明したように、テンションローラ108は、テンションローラ位置移動ソレノイド110と引っ張りスプリング109により位置が変化する。
したがって、テンションローラ位置移動ソレノイド110に電源が供給された場合、定着ベルト101が加熱ローラ102に接触する。一方で、テンションローラ位置移動ソレノイド110の電源が遮断された場合は引っ張りスプリング109により、定着ベルト101が加熱ローラ102から離れる。
テンションローラ位置移動ソレノイド110は、直流電源により駆動されるが、この直流電源は、AC100V電源を用いるヒータ1021と並列に接続された電圧変換用トランス、ダイオード、平滑化コンデンサによりDC24Vに変換されたものを用いる。トランス、ダイオード、平滑化コンデンサは、直流化回路128の一例である。この接続により、テンションローラ位置移動ソレノイド110には、ヒータ1021に通電された場合のみ電源が供給される。したがって、別の電源や電池を必要とせず、上記実施形態の効果が得られる。また、ヒータ1021がAC駆動のタイプにも対応できる。
1 画像形成装置
100 定着装置
101 定着ベルト
102 加熱ローラ
1021 ヒータ
103 サーモスタット
1031 過昇温防止手段
104 定着ローラ
105 加圧ローラ
106 テンションローラ
107 テンションスプリング
108 テンションローラ
109 引っ張りスプリング
110 テンションローラ位置移動ソレノイド
120 商用電源A
121 メインスイッチ
122 画像形成装置制御装置
123 ヒータ制御装置
124 商用電源B
1241 電池
1242 充電池
1243 充電装置
125 ソレノイド制御装置
126 電流センサ
127 直流電源
128 直流化回路
特開2004−102104号公報 特開2000−075707号公報 特開2006−227374号公報 特開2006−119430号公報 特開2005−037539号公報 特開2006−172781号公報 特開2011−095692号公報

Claims (5)

  1. 定着ベルトと、
    前記定着ベルト内側にて前記定着ベルトを加熱する加熱体と、
    前記定着ベルトに張力を付与するテンションローラと、
    前記加熱体の近傍且つ前記定着ベルト外側に設置され、前記加熱体の過昇温を検知するための温度検知手段と、
    前記テンションローラの位置を変えて前記定着ベルトが前記加熱体に接触する状態と非接触の状態とを切り替える接触状態変更手段と、を有し、
    前記接触状態変更手段は、前記加熱体への通電が行われていないときに、前記定着ベルトと前記加熱体とが非接触の状態にすることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記接触状態変更手段は、
    前記定着ベルトと前記加熱体とが非接触の状態になるように、前記定着ベルトを外側へ引っ張る弾性体と、
    電源により駆動されて、前記定着ベルトと前記加熱体とが接触の状態になるように、前記定着ベルトを内側へ引っ張るソレノイドと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電源が、前記加熱体への通電を行う電源とは別の電源であることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記電源が、前記加熱体への通電を制御するヒータ制御装置に対して直列に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記ソレノイドが、前記ヒータ制御装置に対して、直流化回路とともに直列に接続されていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045465A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成プログラム

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