JP2014132531A - 端子接続部品 - Google Patents

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宏樹 平井
Akihiro Nagabuchi
昭弘 永渕
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Abstract

【課題】端子間接続作業の作業効率を向上する。
【解決手段】第1端子12と第2端子40とを接続する端子接続部品10は、第2端子40に対して回動規制される規制部材41と、規制部材41に取り付けられるとともに、第2端子40との間に第1端子12を配して回動させることで第1端子12及び第2端子40を押圧する押圧部52を有し、押圧部52の押圧により第1端子12及び前記第2端子40に荷重がかかる位置に回動可能な回動部材50と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、端子接続部品に関する。
例えば電気自動車やハイブリッドカー等では、動力源等として、単電池を複数接続してなる電池モジュールを、複数接続して用いることがある。
複数の単電池あるいは複数の電池モジュールを接続する場合、例えば特許文献1に記載されているように、バスバー等の接続部材を隣り合う単電池のボルト状の端子間に配置して、端子にナットを締め付けることにより接続する。
特開平11−67184号公報
しかしながら、ボルト締結により端子間を接続する場合、端子ごとにボルト締結を行う必要があるので手間がかかり、作業効率が悪いという問題があった。また、ボルト締結により端子間を接続する場合には、トルク管理が行われるためボルト位置の不良等を防止できないという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子間接続作業の作業効率を向上することを目的とする。
上記課題を解決するものとして本発明は、第1端子と第2端子とを接続する端子接続部品であって、前記第2端子に対して回動規制される規制部材と、前記規制部材に取り付けられるとともに、前記第2端子との間に前記第1端子を配して回動させることで前記第1端子及び前記第2端子を押圧する押圧部を有し、前記押圧部の押圧により前記第1端子及び前記第2端子に荷重がかかる位置に回動可能な回動部材と、を備える端子接続部品である。
本発明において、第1端子と第2端子とを接続するときには、第2端子と押圧部との間に第1端子を配した状態としてから、回動部材を、押圧部に押圧されることにより第1端子および第2端子に荷重がかかる位置に回動させると、2つの端子(第1端子および第2端子)は電気的に接続可能な状態となる。
つまり、本発明によれば、回動部材の回動操作により第1端子と第2端子との接続が可能なので、端子間の接続にボルト締結が不要であり、端子間接続作業の作業効率が向上する。
本発明は以下の構成としてもよい。
前記押圧部に押圧されることにより前記第1端子および前記第2端子に荷重がかかる位置で、前記回動部材を係止する係止部材をさらに備えていてもよい。
このような構成とすると、押圧部が第1端子および第2端子に荷重がかかった状態で押圧する位置で回動部材を係止することができるので、両端子間の接続信頼性を高めることができる。
前記第1端子は、単電池に設けられた電極端子であってもよい。
このような構成とすると、単電池を複数接続して電池モジュールを構成するときや複数の電池モジュールを接続する際の接続作業の作業効率が向上する。
前記第1端子および前記第2端子を収容する絶縁樹脂製のハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、前記押圧部に押圧されることにより前記第1端子及び前記第2端子に荷重がかかった状態で保持する保持部材と、を備えていてもよい。
このような構成とすると、第1端子および第2端子に直接手指が接触するのを防止しつつ、両端子間の電気的な接続を確実なものとすることができる。
前記ハウジングには前記第2端子を固定する固定部が設けられていてもよい。
このような構成とすると、第2端子が固定されるので、第1端子との接続状態をより確実なものとすることができる。
前記規制部材と前記第2端子とが一体であってもよい。
このような構成とすると、部品点数を減らすことができるうえに、第2端子に対して規制部材を回動規制されるように取り付ける工程を省くことができるので、低コストである。
本発明によれば、端子間接続作業の作業効率を向上することができる。
実施形態1の端子接続部品を単電池に取り付けた状態を示す斜視図 図1の一部断面図 端子接続部品の分解斜視図 2つの端子を接続する前の状態における、2つの端子、規制部材および回動部材を示す側面図 図4の一部断面図 2つの端子を接続した状態における、2つの端子、規制部材および回動部材を示す側面図 図6の一部断面図 回動部材の側面図 保持部材を取り付ける前の状態を示す斜視図 図9の一部断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。以下の説明において図2における上方を上とし下方を下とする。本実施形態の端子接続部品10は、例えば隣り合う電池モジュール同士や隣り合う単電池11同士を電気的に接続するものである。
本実施形態の端子接続部品10は、図3および図4に示すように、単電池11の電極端子12(第1端子の一例)に接続される第2端子40と、第2端子40に対して回動規制される規制部材41と、規制部材41に取り付けられた回動部材50と、これらを収容するハウジング20と、を備える。
(電極端子12)
単電池11は、図示しない発電要素と、発電要素を収容する電池ケース14と、発電要素に接続されるとともに電池ケース14の上面から突出する平板状の正負の電極端子12と、を有する。図3においては一方の電極端子12のみを示している。電池ケース14の上面には樹脂製のセパレータ15が配置されている。
セパレータ15には、図3に示すように、ハウジング本体20を固定するハウジング固定孔16が複数形成されている。セパレータ15には電池ケース14の上面から突出する電極端子12を挿通させる端子挿通孔17が形成されている。図1においては電池ケース14の一部を示しているが、図2〜図7、および図9〜図10では、単電池11に関してセパレータ15よりも上の部分のみを描いている。
セパレータ15には、回動部材50を係止する係止片18(係止部材の一例)が上方に突出形成されている。係止片18には回動部材50の係止窓55に係止される係止突部19が外側方向に突出形成されている。
(ハウジング20)
絶縁樹脂製のハウジング20は、図1に示すように、電極端子12と第2端子40とを収容するハウジング本体21と、ハウジング本体21を覆う蓋部材26と、を備える。
ハウジング本体21は、図3に示すように、下方および上方が開口している。またハウジング本体21の正面側の面は、回動部材50を配置可能に開口している。
ハウジング本体21の図3における左右の側面21A,21Bの下端部には、セパレータ15のハウジング固定孔16に係止される係止爪22が下方に突出形成されている。
ハウジング本体21の側面のうち、左右の側面21A,21Bの略中央部には、第2端子40(規制部材41)を固定する固定突部23(固定部の一例)がハウジング本体21の内側方向に突出して設けられている。
ハウジング本体21の右側面21A(第2端子40に接続された電線45の配置される側の側面)の上端部には、半円状の切欠部24が設けられている。ハウジング本体21の左右の側面21A,21Bの内壁面には、それぞれ、蓋部材26の縁部を案内し取り付ける蓋部取付溝25が上下方向に形成されている。
蓋部材26は、図3に示すように、段差状の形状をなしており、ハウジング本体21の上端の開口部分に被せ付けられる上側蓋部27と、回動部材50および係止片18の上方を覆う下側蓋部30と、を備える。
上側蓋部27は長方形状の天井壁27Aと天井壁27Aの四辺から下方に延出された側壁とを有する。上側蓋部27の正面側に配される側壁27Bは他の側壁よりも下方に長く形成されている。
上側蓋部27の第2端子40に接続された電線45の配置される側の側壁27C(図3の右側の側壁27C)には、ハウジング本体21の右側面に形成した切欠部24に対応した位置に半円状の切欠部28が形成されている。したがって、蓋部材26をハウジング本体21に取り付けると蓋部材26の半円状の切欠部28とハウジング本体21の半円状の切欠部24とが1つになって円形の孔33が形成されるようになっている。この円形の孔33は第2端子40に接続された電線45が配置される電線配置孔33である(図2参照)。
上側蓋部27の正面側の側壁27Bの端面のうち、上下方向に配される一対の端面には、蓋部取付溝25に嵌めこまれる取付リブ29が形成されている。上側蓋部27の正面側の側壁27Bの下端部は回動部材50の係止窓55に嵌り込むようになっている。
上側蓋部27の正面側の側壁27Bには、箱状の下側蓋部30が取り付けられている。下側蓋部30の下方と、背面側(上側蓋部27の正面側の側壁27Bが配される側)とは、開口している。また下側蓋部30の上面と上側蓋部27の正面側の側壁27Bとの間には、板状の保持部材35が挿入される保持部材挿入口31が形成されている。
(保持部材35)
保持部材35は平板状をなしている。保持部材35の下方の幅寸法は、下側蓋部30の保持部材挿入口31の幅寸法よりも、小さく設定されており、保持部材挿入口31に円滑に挿入可能となっている。保持部材35の上端の幅方向の両側縁には、上方に突出し、保持部材挿入口31に係止される一対のロック片36が形成されている。ロック片36には外側方向に突出し下側蓋部30の保持部材挿入口31の口縁に係止されるロック突部37がそれぞれ形成されている。
(第2端子40および規制部材41)
第2端子40は銅や銅合金などの導電性金属板材から構成され、長方形状をなしている。第2端子40の下方の領域には、第2端子40の幅方向の一対の端縁からそれぞれ延出され、正面側に垂直に折り曲げられた規制部材41が一体的に形成されている。
規制部材41の中央には、回動部材50を回動させる回動軸43を挿通可能な軸挿通孔42が形成されている。規制部材41の上端部はハウジング本体21の固定突部23に係止され固定される。
第2端子40の上端の側縁には、図3に示すように、電線45の露出芯線46が接続されている。第2端子40に接続されている電線45は、その両端末において絶縁被覆47の剥離除去により芯線46が露出している。
図3においては、電線45の一方の端末のみに、第2端子40が接続されている様子を示しているが、単電池11を複数接続する際には、隣り合う単電池11の電極端子12と接続される第2端子40が、電線45の他方の端末に接続される。電線45の両端末で露出する芯線46に接続される第2端子40は、相違する極性の電極端子12に接続されている。つまり、隣り合う単電池11の電極端子12同士は、第2端子40と電線45を介して電気的に接続されていることになる。
(回動部材50)
回動部材50は、規制部材41の軸挿通孔42に挿通された回動軸43により、規制部材41に対して回動可能(回動自在)に取り付けられている。回動部材50には回動軸43を取り付ける軸貫通孔51が貫通して形成されている(図2および図3を参照)。
図8は回動させる前の状態における回動部材50を側面から示した図である。図8に示すように、回動部材50の側面の長手方向の端部から回動部材50の軸貫通孔51の中心Pまでの長さXは、回動部材50の側面の短手方向の端部から回動部材50の軸貫通孔51の中心Pまでの長さYよりも小さく設定されている。
そのため、回動部材50を回動させる前においては図5に示すように回動部材50が電極端子12に接触しておらず、回動部材50を図5に示す状態から約90°回動させると、図7に示すように回動部材50が電極端子12に接触し、第2端子40と電極端子12とに押圧力が及んで荷重がかかる。
図7に示す状態において、回動部材50の電極端子12に接触している部分が押圧部52である。回動部材50の回動操作を行う部分(図5に示す回動部材50の上端部)を操作部53とする。
回動部材50の軸貫通孔51よりも操作部53寄りの領域には、図7に示すように、セパレータ15の係止片18を係止する係止窓55が形成されている。回動部材50の係止窓55は、押圧部52の押圧により電極端子12および第2端子40に荷重がかかる位置で、セパレータ15の係止片18に係止されるようになっている。係止窓55には係止片18を係止窓55内に案内する案内面54が形成されている。
(端子接続部品10の接続方法)
次に、本実施形態の端子接続部品10の接続方法について説明する。
所望の数の単電池11を隣合う単電池11の電極端子12が逆極性となるように並べて、各単電池11の電極端子12が形成された面(本実施形態では上面)にセパレータ15を取り付ける。単電池11にセパレータ15を取り付ける際にはセパレータ15の端子挿通孔17に電極端子12を挿通させる。
次に電極端子12の上側からハウジング本体21を取り付ける。ハウジング本体21の係止爪22をセパレータ15のハウジング固定孔16に対応させて、上方からハウジング本体21をセパレータ15に取り付けると、ハウジング本体21の係止爪22がセパレータ15のハウジング固定孔16に係止されて固定される。
ハウジング本体21の取り付け作業と同時又は前後して、以下に説明する手順で第2端子40に電線45を接合する作業および、回動部材50の取り付け作業を行う。
まず、第2端子40の上部に電線45を接合する。具体的には、電線45の両端末において絶縁被覆47を剥離除去して、芯線46を露出させておき、電線45の端末で露出する露出芯線46にそれぞれ第2端子40を接合する(図3を参照)。露出芯線46と第2端子40との接合は、各種溶接法等、公知の接合方法により行われる。
第2端子40と一体となっている規制部材41の軸挿通孔42と回動部材50の軸貫通孔51とを重なり合うように配して回動軸43を挿通させた後、ボルト等(図示せず)により規制部材41に対し回動軸43が回動可能となるように取り付ける。
電線45および回動部材50が取り付けられた第2端子40をハウジング本体21に収容する。このとき回動部材50の操作部53が上端部に配されるようにしておく。
第2端子40をハウジング本体21の上から差し込んで下方に移動させると規制部材41の下端部がハウジング本体21の側壁部に形成した固定突部23に当接し、固定突部23が外側方向に撓み変形する。第2端子40をさらに下方に移動させて規制部材41の上端部が固定突部23よりも下方に配されると、固定突部23が弾性復帰して第2端子40(規制部材41)がハウジング本体21に固定される。第2端子40をハウジング本体21に収容すると、電極端子12は第2端子40と回動部材50の操作部53との間に配され、第2端子40に接続された電線45はハウジング本体21の切欠部24に配される。
次に、第2端子40と電極端子12とを接続する作業を行う。第2端子40と電極端子12とを接続する前において、回動部材50の操作部53は、図4および図5に示すように、上端側に配されている。このとき、回動部材50の押圧部52は下端に配されており、電極端子12および第2端子40を押圧していない。
回動部材50の操作部53を手前側に回動させて、回動部材50と、セパレータ15の係止片18とが当接すると、回動部材50の係止窓55に形成された案内面54に係止片18が案内されつつ、セパレータ15の係止片18が第2端子40側に撓み変形する。
回動部材50の操作部53を、図6および図7に示すように、単電池11(セパレータ15)の上面と略平行に配されるまで回動させると、回動部材50の押圧部52が電極端子12と接触し、電極端子12及び第2端子40に押圧力が及んで両端子12,40に荷重がかかる。
このときセパレータ15の係止片18が弾性復帰して係止突部19が係止窓55の縁部に係止され、回動部材50の押圧部52の押圧により電極端子12および第2端子40に荷重のかかった状態で回動部材50が係止される。第2端子40と電極端子12とが押圧部52の押圧により荷重がかかった状態となれば、第2端子40と電極端子12とが電気的に接続可能である。
次に蓋部材26をハウジング本体21の上から被せ付ける。上側蓋部27の正面側の側壁27Bの取付リブ29を、ハウジング本体21の蓋部取付溝25に挿入し下方へ移動させると、取付リブ29が蓋部取付溝25に案内され蓋部材26が下方へ移動する。
上側蓋部27の正面側の側壁27Bの下端部が回動部材50の係止窓55に嵌り込むと、蓋部材26の上側蓋部27がハウジング本体21の上端の開口部分を覆うとともに上側蓋部27に設けた切欠部28がハウジング本体21の切欠部24と1つになって円形の電線配置孔33が形成され、下側蓋部30は回動部材50および係止片18ならびに、ハウジング本体21の正面側の開口部分を覆う(図9及び図10を参照)。これにより蓋部材26のハウジング本体21への取り付け作業が完了し、図9に示すように、第2端子40に接続された電線45は電線配置孔33から導出される。
次に、下側蓋部30に形成した保持部材挿入口31に保持部材35を挿入する。保持部材35を保持部材挿入口31の上方から差し込んで下方へ移動させ、保持部材35のロック突部37が保持部材挿入口31の口縁に当接すると、ロック片36が内側方向へ撓み変形する。さらに保持部材35を下方へ移動させ、ロック突部37が下側蓋部30の上面の下側に配されるとロック片36が弾性復帰しロック突部37が保持部材挿入口31の口縁により係止される。
本実施形態では、保持部材35を挿入しない状態であっても、第2端子40および電極端子12は押圧部52の押圧により荷重がかかった状態に至っており、両端子12,40は電気的に接続可能ではある。ここで、さらに、保持部材35を挿入することにより、回動部材50の押圧部52の押圧により電極端子12および第2端子40に荷重がかかった状態を保持することができるので、電気的な接続信頼性を維持することができるのである。
同様の作業を繰り返し全ての端子接続部品10の接続と蓋部材26の取付作業が終了すると、単電池11の接続作業が終了する。
(本実施形態の作用および効果)
本実施形態において、電極端子12と第2端子40とを接続するときには、第2端子40と回動部材50の押圧部52との間に電極端子12を配した状態としてから、回動部材50を、押圧部52の押圧により電極端子12および第2端子40に荷重がかかる位置まで回動させると、2つの端子(電極端子12および第2端子40)は電気的に接続可能な状態となる。
つまり、本実施形態によれば、回動部材50の回動操作により電極端子12と第2端子40との接続が可能なので、端子間の接続にボルト締結が不要であり、端子間接続作業の作業効率が向上する。
また、本実施形態によれば、押圧部52に押圧されることにより電極端子12および第2端子40に荷重がかかる位置で、回動部材50を係止する係止片18をさらに備えているから、押圧部52が電極端子12および第2端子40に荷重がかかった状態で押圧する位置で回動部材50を係止することができるので、両端子12,40間の接続信頼性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、第1端子が、単電池11に設けられた電極端子12であるから、単電池11を複数接続して電池モジュールを構成するときや複数の電池モジュールを接続する際の接続作業の作業効率が向上する。
また、本実施形態によれば、電極端子12および第2端子40を収容する絶縁樹脂製のハウジング20と、ハウジング20に取り付けられ、押圧部52に押圧されることにより電極端子12及び第2端子40に荷重がかかった状態で保持する保持部材35と、を備えているから、電極端子12および第2端子40に直接手指が接触するのを防止しつつ、両端子12,40間の電気的な接続を確実なものとすることができる。
また、本実施形態によれば、ハウジング本体21には第2端子40を固定する固定部が設けられているから、電極端子12との接続状態をより確実なものとすることができる。
さらに、本実施形態によれば、規制部材41と第2端子40とが一体であるから、部品点数を減らすことができるうえに、第2端子40に対して規制部材41を回動規制されるように取り付ける工程を省くことができるので、低コストである。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、押圧部52に押圧されることにより電極端子12および第2端子40に荷重がかかる位置で、回動部材50を係止する係止片18をさらに備える端子接続部品10を示したが、係止片を備えないものであってもよい。
(2)上記実施形態では、第1端子が、単電池11に設けられた電極端子12である例を示したが、第1端子は単電池の電極端子以外の端子であってもよい。
(3)上記実施形態では、電極端子12および第2端子40を収容する絶縁樹脂製のハウジング20と、ハウジング20に取り付けられ、押圧部52に押圧されることにより電極端子12及び第2端子40に荷重がかかった状態で保持する保持部材35と、を備える例を示したが、ハウジングおよび保持部材を備えないもの、ハウジングおよび保持部材のいずれか一方のみを備えるものであってもよい。
(4)上記実施形態では、第2端子40を固定する固定突部23が設けられているハウジング20を示したが、第2端子を固定する固定部の設けられていないハウジングであってもよい。
(5)上記実施形態では規制部材41と第2端子40とが一体である例を示したが、規制部材は第2端子と別体であってもかまわない。
10…端子接続部品
11…単電池
12…電極端子(第1端子)
15…セパレータ
18…係止片(係止部材)
19…係止突部
20…ハウジング
21…ハウジング本体(ハウジング)
23…固定突部(固定部)
25…蓋部取付溝
26…蓋部材(ハウジング)
27…上側蓋部(蓋部材)
30…下側蓋部(蓋部材)
31…保持部材挿入口
35…保持部材
36…ロック片
37…ロック突部
40…第2端子
41…規制部材
42…軸挿通孔
43…回動軸
50…回動部材
51…軸貫通孔
52…押圧部
53…操作部
55…係止窓

Claims (6)

  1. 第1端子と第2端子とを接続する端子接続部品であって、
    前記第2端子に対して回動規制される規制部材と、
    前記規制部材に取り付けられるとともに、前記第2端子との間に前記第1端子を配して回動させることで前記第1端子及び前記第2端子を押圧する押圧部を有し、前記押圧部の押圧により前記第1端子及び前記第2端子に荷重がかかる位置に回動可能な回動部材と、を備える端子接続部品。
  2. 前記押圧部に押圧されることにより前記第1端子および前記第2端子に荷重がかかる位置で、前記回動部材を係止する係止部材をさらに備える請求項1に記載の端子接続部品。
  3. 前記第1端子は、単電池に設けられた電極端子である請求項1または請求項2に記載の端子接続部品。
  4. 前記第1端子および前記第2端子を収容する絶縁樹脂製のハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、前記押圧部に押圧されることにより前記第1端子及び前記第2端子に荷重がかかった状態で保持する保持部材と、
    を備える請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の端子接続部品。
  5. 前記ハウジングには前記第2端子を固定する固定部が設けられている請求項4に記載の端子接続部品。
  6. 前記規制部材と前記第2端子とが一体である請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の端子接続部品。
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DE102023104398A1 (de) 2023-02-23 2024-08-29 Audi Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zum Verbinden eines Stators und eines Pulswechselrichters eines Elektromotors eines zumindest teilweise elektrisch angetriebenen Kraftfahrzeugs sowie Kraftfahrzeug mit einem Elektromotor

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