JP2014121446A - マッサージユニット - Google Patents

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美文 福山
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Abstract

【課題】リラックス感を向上させること、又は、バリエーションに富んだマッサージを行うことができるマッサージユニットを提供する。
【解決手段】施療子35を有するアーム34と、アーム34に揉み動作を発生させる揉み軸32と、アーム34に叩き動作を発生させる叩き軸33と、を備えたマッサージユニット8である。アーム34は、使用者の左半身に対応して左右方向に並設された内側アーム51及び外側アーム52と、使用者の右半身に対応して左右方向に並設された内側アーム51及び外側アーム52と、を有し、隣り合う内側アーム51と外側アーム52は、揉み軸32によって連結され、左右の内側アーム51同士は、叩き軸33によって連結され、外側アーム52の揉み軸32周りの回転を規制する規制手段42を有し、外側アーム52は、規制手段42に連結され、叩き軸33とは分離している。
【選択図】 図3

Description

本発明はマッサージユニットに関する。より詳しくは、リラックス感を向上させることができ、バリエーションに富んだマッサージを行うことができるマッサージユニットに関する。
従来、上半身における左半身と右半身のそれぞれに対応して内側施療子と外側施療子を設けて、対をなす内側施療子と外側施療子を近接離反させて揉み動作を行わせたり、対をなす内側施療子と外側施療子を交互に使用者側へ進退させて叩き動作を行わせたりすることができるマッサージ機構が知られている。このようなマッサージ機構によれば、上半身において、より広い範囲でのマッサージが可能になるとともに、左半身や右半身に対して、個別に揉みや叩きを行うことができる。(例えば、特許文献1参照)。
また、このマッサージ機構は、左半身及び右半身に対応する内側施療子及び外側施療子を、共通の第1支持シャフト(揉み軸)及び第2支持シャフト(叩き軸)によって支持し、共通の第1モータ(揉み用モータ)及び第2モータ(叩き用モータ)により駆動する構成である。従って、左右の各半身に対して個別に各シャフト及び各モータを備える場合に比べて、マッサージ機構の大型化を抑制することができる。
特開2009−254408号公報
しかし、胴体は中央から左右両端部に向かうにつれて厚みが小さくなる形状であるため、特許文献1のマッサージ機構では、外側施療子が胴体の側部に十分に作用しない状態で、揉みや叩き動作を行ってしまう恐れがある。特に、振動を伴う叩き動作は、被施療部に施療子が作用しない状態で行われた場合、リラックス感を損なってしまう(課題1)。
また、特許文献1のマッサージ機構では、左半身及び右半身に対応する内側施療子及び外側施療子が、共通の揉み軸によって支持されているため、左半身と右半身への揉み動作を同じ速度でしか行うことができず、単調なマッサージとなってしまう(課題2)。
そこで本発明は、上述した課題1又は2の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、リラックス感を向上させること、又は、バリエーションに富んだマッサージを行うことができるマッサージユニットを提供することを目的とする。
本発明は、施療子を有するアームと、当該アームに揉み動作を発生させる揉み軸と、当該アームに叩き動作を発生させる叩き軸と、を備えたマッサージユニットにおいて、前記アームは、使用者の左半身に対応して左右方向に並設された内側アーム及び外側アームと、使用者の右半身に対応して左右方向に並設された内側アーム及び外側アームと、を有し、隣り合う前記内側アームと前記外側アームは、前記揉み軸によって連結され、左右の前記内側アーム同士は、前記叩き軸によって連結され、前記外側アームの前記揉み軸周りの回転を規制する規制手段を有し、前記外側アームは、前記規制手段に連結され、前記叩き軸とは分離していることを特徴とする。
このような構成とすることにより、施療子が十分に作用する胴体の中央部分には、内側アームの施療子によって叩き動作を行うことができ、胴体の側部に対応する外側アームは叩き動作を行わないため、不要な振動を防止してリラックス感を高めることができる。
また、前記規制手段は、前記外側アームを所定方向へ付勢する弾性部材であることが好ましい。
このような構成とすることにより、外側アームに揉み軸周りの回転を規制した所定の動作を行わせることができる。また、外側アームの施療子を胴体の側部に沿わせた状態で揉み動作を行うことができる。
また、前記規制手段は、前記外側アームを使用者側へ付勢する弾性部材であることが好ましい。
このような構成とすることにより、外側アームに揉み軸周りの回転を規制した所定の動作を行わせることができる。また、胴体の側部に対して、外側アームの施療子を十分に作用させた状態で揉み動作を行うことができる。
また、前記揉み軸は、左半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを連結する第1揉み軸と、右半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを連結する第2揉み軸と、を有し、前記第1揉み軸を駆動する第1揉み用モータと、前記第2揉み軸を駆動する第2揉み用モータと、を有していることが好ましい。
このような構成とすることにより、左半身と右半身とで、揉み動作の速度を異ならせたり、片側の半身のみに揉み動作を行うことができ、バリエーションに富んだマッサージを実現できる。
また、左半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを含む第1ユニットと、右半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを含む第2ユニットと、前記第1及び第2ユニットを支持する本体フレームと、前記第1及び第2ユニットを独立して前後に進退させる対の進退駆動部と、を有していることが好ましい。
このような構成とすることにより、左半身と右半身とで、マッサージの強度を異ならせることができ、バリエーションに富んだマッサージを実現できる。また、一方のユニットを進出させ、他方のユニットを後退させた場合は、身体を左右方向にひねるような体感を与えることができる。
また、左右の前記内側アームは、前記叩き軸に対して前後方向へ移動可能に連結されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、第1及び第2ユニットの独立した進退動作を阻害しない。
また、前記内側アームは、前記揉み軸及び前記叩き軸に連結され、各軸の回転により動作する駆動アームと、前記駆動アームに支持されるとともに前記施療子が設けられた支持アームと、を有し、前記支持アームは、前記揉み軸の回転により前記駆動アームに対して左右方向に動作することを特徴とする。
このような構成とすることにより、揉み軸及び叩き軸に連結された駆動アームを左右方向に動作させる必要がない。従って、叩き軸と駆動アームの接続部分にボールジョイント等の自在継手を設ける必要がなく、マッサージユニットの構造を簡素化することができる。
また、前記揉み軸は、左右方向を軸方向として偏心回転するものであって、上下方向を軸方向とし、前記支持アームを左右方向へ揺動可能に支持する第1軸と、前後方向を軸方向とし、前記支持アームを上下方向へ揺動可能に支持する第2軸と、を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、施療子が設けられた支持アームを、第1軸を支点として左右方向へ揺動させるとともに、第2軸を支点として上下方向へ揺動させることができ、人手に似た揉み動作を実現できる。
本発明によれば、リラックス感を向上させること、又は、バリエーションに富んだマッサージを行うことができる。
本発明の一実施形態に係るマッサージ機を示す斜視図である。 マッサージ機の構成を示すブロック図である。 マッサージユニットの前方斜視図である。 マッサージユニットの後方斜視図である。 マッサージユニットの正面図である。 マッサージユニットの平面図である。 本体フレームの後方斜視図である。 第2ユニットの前方斜視図である。 第2ユニットの分解斜視図である。 第2ユニットの側面図である。 揉み軸の斜視図である。 叩き軸の斜視図である。 内側アームの分解斜視図である。 図13に示すX−X断面図である。 外側アームの分解斜視図である。 第1ユニットの要部を示す平面模式図である。 第1ユニットの要部を示す正面模式図であり、(a)は第4軸が第2軸よりも上方に位置した状態、(b)は第4軸と第2軸が同じ高さに位置した状態、(c)は第4軸が第2軸よりも下方に位置した状態をそれぞれ示している。 内側アームの側面図である。 マッサージユニットの要部を示す平面模式図であり、(a)は第1及び第2ユニットがともに後退した状態、(b)は第1ユニットが前進し、第2ユニットが後退した状態をそれぞれ示している。 本発明の他の実施形態に係るマッサージ機を示す斜視図である。
[マッサージ機の全体構成]
以下、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1を示す斜視図である。図2は、マッサージ機1の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示す起立状態のマッサージ機1の座部3に着座した使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1に示すとおり、本発明のマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部3と、座部3の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部4と、座部3の前部に上下揺動回動可能に設けられた使用者の脚部を支持するフットレスト5と、座部3の左右両側に設けられた使用者が腕部を載置する肘掛け部6と、により構成される椅子本体2と、この椅子本体2を支持して床面に設置される脚フレーム7と、を有している。
[座部の構成]
座部3は、金属等よりなる硬質の座受け部(図示せず)と、座受け部の上部に設けられて使用者の臀部及び大腿部を支持するウレタン等よりなる軟質のクッション部(図示せず)と、により構成されている。また、座部3の座面3aは前上がり傾斜状に形成されており、着座した使用者の重心は後方成分を有することとなる。そして、座部3の座面3aには、使用者の臀部及び/又は大腿部を押圧する左右で対をなす座部用エアセルa1が設けられている。
[背凭れ部の構成]
背凭れ部4は、座部3の下方に設けられ前後方向に伸縮する直動式の第1アクチュエータ10(図2参照)により、座部3に対して前後方向にリクライニング可能に構成されており、床面に対して略水平の状態と、座部3の座面3aに対して略垂直に起立した状態と、の間における任意の位置で停止できるようになっていることが好ましい。また、背凭れ部4は、前後方向に開口する開口部40aを有する背凭れ部本体40と、背凭れ部本体40の前方に配設される伸縮性を有するレザー等よりなる背パッド(図示せず)と、により構成されている。そして、背凭れ部4には、左右中央において身長方向に沿って昇降して使用者の背部をマッサージするマッサージユニット8が設けられている。このマッサージユニット8は、昇降用モータ23(図2参照)を駆動させることにより、背凭れ部本体40に設けられたガイドレール41に沿って昇降する。このガイドレール41は、左右で対をなして上下方向に延設されている。
[フットレストの構成]
フットレスト5は、座部3の下方に設けられ前後方向に伸縮する直動式の第2アクチュエータ11(図2参照)により、座部3に対して上下方向に回動可能に構成されており、膝を曲げて脚部を載置する垂下状態と、膝を伸ばして脚部を載置する上昇状態(床面に対して略水平となる状態)と、の間における任意の位置で停止できるようになっていることが好ましい。更に、フットレスト5は、図示しない伸縮機構により座部3に対して使用者の脚部の長手方向に沿って伸縮可能に構成されていることが好ましい。
図1に示すとおり、フットレスト5は、使用者の脹脛部を支持する脹脛支持部50と、脹脛支持部50の足先側に設けられ使用者の足部を支持する足支持部51と、を有しており、左右の脚部を振り分けて各支持部50,51に支持しうるよう凹状溝が形成されている。脹脛支持部50は、脹脛部の背面が対向する底壁50aと、脹脛部の外側面が対向する左右で対をなす外壁50bと、対の外壁50b,50b間に設けられ脹脛部の内側面が対向する中間壁50cと、により構成されている。足支持部51は、足裏面が対向する底壁51aと、足部の外側面が対向する左右で対をなす外壁51bと、対の外壁51b,51b間に設けられ足部の内側面が対向する中間壁51cと、により構成されている。そして、各壁部の壁面には、脹脛部用エアセルa2及び足部用エアセルa3が設けられている。
[肘掛け部の構成]
肘掛け部6は、座部3の両側方に設けられており、座部3の下方を外方からカバーする側面パネル60と、側面パネル60の上部に一体的に設けられ使用者の前腕部を支持する前腕支持部61及び上腕部を支持する上腕支持部62と、を有している。上腕支持部62は、その上端部において左右方向を軸方向とする回動軸(図示せず)を介して背凭れ部4の側面に連結されている。また、側面パネル60は、座部3の側方おいて脚フレーム7にガイド機構(図示せず)を介して移動可能に取り付けられている。従って、肘掛け部6は、背凭れ部4のリクライニングに追従して、上下方向に角度を変更しながら前後方向に移動することができる。また、前腕支持部61には、複数の腕部用エアセルa4が設けられている。
図1に示すとおり、前腕支持部61は、座部3の側方において前後方向へ延設されており、使用者の前腕部を載置する底壁61aと、底壁61aの外側端部から立設され前腕部の外側面に対向する側壁61bと、底壁61aに対向する上壁61cと、により構成され、正面視で略コの字状に形成されている。底壁61a及び上壁61cには、前腕部を上下方向から押圧する腕部用エアセルa4が設けられている。本実施形態では、腕部用エアセルa4は、腕部の長さ方向に複数設けられている。
[制御部の構成]
図2に示すように、上述した各エアセルa1〜a4は、可撓性中空のエアチューブを介してポンプ13及びバルブ14等からなる給排気装置12に接続されている。この給排気装置12は座部3の下方に収容されており、同じく座部3の下方に収容された制御部15からの指示に従って駆動し、各エアセルa1〜a4への給排気を互いに独立して行うことができるようになっている。そして、制御部15からの指示により給排気装置12が駆動し、エアセルa1〜a4が膨張収縮することにより、使用者の各部位を押圧可能である。また、詳細は後述するが、マッサージユニット8に設けられたエアセルよりなる左右の進退駆動部18L,18Rも、この給排気装置12及び制御部15によって動作制御される。本実施形態では、各エアセルa1〜a4,18L,18Rは、それぞれ独立系統として給排気装置12に接続されており、制御部15により独立して動作制御される。
また、給排気装置12は、制御部15からの指示に従って予め設定されたプログラムにより動作する他、制御部15に接続されたリモートコントローラ16を使用者が操作することにより、制御部15へ入力された信号に基づいても動作することができる。なお、マッサージユニット8、第1及び第2アクチュエータ10,11の動作についても同様に、制御部15からの指示に従って予め設定されたプログラムにより動作する他、リモートコントローラ16を使用者が操作することにより制御部15へ入力された信号に基づいても動作することができる。
また、制御部15はメモリ(図示せず)を有しており、このメモリには予め定められたコースに従ってマッサージユニット8やエアセルa1〜a4によって使用者に対してマッサージを行う複数のマッサージプログラムが格納されている。そして、リモートコントローラ16は、電源釦16a、各マッサージプログラムに対応する複数のコース釦16b〜16eを有しており、コース釦16b〜16eを操作することにより対応するマッサージプログラムが実行されるようになっている。
[マッサージユニットの構成]
以下、本発明の一実施形態に係るマッサージユニット8の構成について説明する。図3は、マッサージユニット8の前方斜視図である。図4は、マッサージユニット8の後方斜視図である。図5は、マッサージユニット8の正面図である。図6は、マッサージユニット8の平面図である。図7は、本体フレーム17の後方斜視図である。なお、視認性を考慮して、図3〜6においては、フレーム31の後壁31cを省略して図示している。
図3〜図6に示すとおり、このマッサージユニット8は、身体の中心線(身長方向に延びる中心線L1、又は、胴体の厚み方向に延びる中心線L2)を挟んで左右に配置された対のユニット9(左半身に対応する第1ユニット9L,右半身に対応する第2ユニット9R)と、ユニット9を支持する本体フレーム17と、左右のユニット9L,9Rをそれぞれ前後に揺動させる対の進退駆動部18(図2及び図4参照)と、を有している。本体フレーム17は、背凭れ部4において身長方向に昇降可能に設けられており、ユニット9は、本体フレーム17に対して使用者側へ進退可能に取り付けられている。図3〜図6においては、第1ユニット9Lは最も前進し、第2ユニット9Rは最も後退した状態を図示している。
図7に示すとおり、この本体フレーム17は、上下方向に板面をなす底壁17aと、底壁17aの左右両側から立設された側壁17bと、左右のユニット9L,9Rの間に位置して昇降用モータ23及び後述する叩き用モータ24を支持するモータブラケット17cと、により構成されている。このモータブラケット17cは、正面視で略T字状であり、左右方向に延設されて左右の側壁17b,17bを連結する上側部分17dと、上側部分17dの略中央から下方に延設されて昇降用モータ23を支持する第1支持部分17eと、第1支持部分17eから下方へ延設されて後述する叩き軸33を支持するギヤケース17fと、により構成されている。そして、ギヤケース17fの前側には叩き軸33を駆動させる叩き用モータ24が支持されている。
そして、側壁17bの上部において、左右方向を軸方向とする昇降軸19が回転可能に支持されている。この昇降軸19は、モータブラケット17cに固定された昇降用モータ23の駆動により回転する。昇降軸19の左右両端部にはピニオン20が設けられており、このピニオン20がガイドレール41に設けられたラック(図示せず)に噛合している。また、ピニオン20の内側面と側壁17bの外側面には、ガイドレール41内を転動する複数のガイドローラ21が設けられている。
本体フレーム17の下部前方には、左右方向を軸方向とする支点軸22が設けられており、対のユニット9はこの支点軸22に支持されている。従って、ユニット9は、この支点軸22を支点として、進退駆動部18(18L,18R)の駆動により前後方向に揺動可能である。図2及び図4に示すとおり、この進退駆動部18L,18Rは、対のユニット9L,9Rそれぞれに対応して設けられており、対のユニット9L,9Rを独立して進退させることが可能となっている。
[ユニットの構成]
以下、本発明の一実施形態に係るユニット9の構成について説明する。図8は、第2ユニット9Rの前方斜視図である。図9は、第2ユニット9Rの分解斜視図である。図10は、第2ユニット9Rの側面図である。図11は、揉み軸32の斜視図である。図12は、叩き軸33の斜視図である。図13は、内側アーム51の分解斜視図である。図14は、図13に示すX−X断面図である。図15は、外側アーム52の分解斜視図である。
なお、視認性を考慮して、図8においては、中心線L1側のギヤケース31e及び内側アーム51を省略して図示している。また、図13及び図15においては、第2ユニット9Rが有する内側アーム51及び外側アーム52をそれぞれ示している。このユニット9は、左右で対をなしているため、右側の第2ユニット9Rについて代表して説明するが、左側の第1ユニット9Lも第2ユニット9Rと左右対称である点を除いて同様の構成である。
図8〜図10に示すとおり、ユニット9は、フレーム31と、揉み用モータ25と、揉み用モータ25の駆動により回転する揉み軸32と、揉み軸32に接続されるアーム34と、被施療部に当接する施療子35と、により主として構成されている。図5にも示すとおり、アーム34に揉み動作を発生させる揉み軸32は、第1ユニット9Lに対応して設けられた第1揉み軸32Lと、第2ユニット9Rに対応して設けられた第2揉み軸32Rと、に分離している。そして、図2に示すとおり、揉み用モータ25は、第1揉み軸32Lと第2揉み軸32Rを独立して駆動すべく、各軸32L,32Rにそれぞれ連動連結された第1揉み用モータ25L及び第2揉み用モータ25Rを有している。このように揉み軸32を構成することにより、左半身と右半身とで、揉み動作の速度を異ならせたり、片側の半身のみに揉み動作を行うことができ、バリエーションに富んだマッサージを実現できる。
フレーム31は、本体フレーム17の底壁17aに対向して配置される底壁31aと、底壁31aの左右両側から立設された側壁31bと、底壁31aの後部から立設された後壁31cと、後壁31cの前方に位置するモータブラケット31d(図4参照)と、減速器36(図10参照)を収容するギヤケース31eと、により構成されている。そして、底壁31aにはギヤケース押さえ31g(図4参照)を介してギヤケース31eが固定され、図4に示すとおり、モータブラケット31dには揉み用モータ25が固定されている。そして、本体フレーム17の底壁17aとフレーム31の底壁31aとの間に進退駆動部18L,18Rが設けられている。この進退駆動部18は、例えばエアの給排気により膨張収縮するエアセルで構成されている。マッサージ機構9が前方へ揺動する際、所定の揺動位置で後壁31cがモータブラケット17cの上側部分17dに当接するようになっている。すなわち、フレーム31の後壁31cが、ユニット9の揺動範囲を規制するストッパーとして機能している。
図9及び図10に示すとおり、ギヤケース31eは、揉み用モータ25の回転動力を、減速して揉み軸32に伝達する減速器36を収容している。このギヤケース31eは左右2つの部材により構成されており、この2つの部材を接合することにより内部に減速器36を収容する空間が形成される。この減速器36は、揉み用モータ25にベルト(図示せず)を介して連結されたウォーム37と、ウォーム37に噛合して揉み軸32に回転トルクを与えるウォームホイール38と、により構成されている。ウォームホイール38は揉み軸32と一体回転可能である。また、このギヤケース31eは、揉み軸32を支持する軸受け部31fを左右に有しており、この軸受け部31fの外形は環状に形成されている。
図9〜図11に示すとおり、揉み軸32は、左右方向を軸方向とし、回転中心C1に対して偏心した偏心部32bを有している。より具体的に説明すると、揉み軸32は、ウォームホイール38が外嵌された筒状の回転軸32aと、回転軸32aに偏心して挿通された偏心軸32bと、により構成されている。そして、この偏心軸32bは、回転軸32aよりも軸方向に長寸であり、回転軸32aから左右両側へ突出している。すなわち、回転軸32aの左右両端部に偏心部32bが形成されている。この左右に形成された偏心部32bは、回転中心C1に対する位相が互いに一致している。そして、この偏心部32bに後述するアーム34が取り付けられている。また、揉み軸32は、ベアリング(図示せず)を介してギヤケース31eの軸受け部31fに回転可能に支持されている。
図7に示すとおり、ギヤケース17fは、叩き用モータ24の回転動力を、減速して叩き軸33に伝達する減速器44を収容している。このギヤケース17fは左右2つの部材により構成されており、この2つの部材を接合することにより内部に減速器44を収容する空間が形成される。この減速器44は、叩き用モータ24の出力軸に連結されたウォーム45と、ウォーム45に噛合して叩き軸33に回転トルクを与えるウォームホイール46と、により構成されている。ウォームホイール46は叩き軸33と一体回転可能である。
図7及び図12に示すとおり、叩き軸33は、左右方向を軸方向とし、回転中心C2に対して偏心した偏心部33bを有している。より具体的に説明すると、叩き軸33は、ウォームホイール44が外嵌された円柱状の回転軸33aと、回転軸33aの左右両側に形成され回転軸33aの軸心(回転中心C2)に対して偏心した位置に軸心を有する偏心部33bと、により構成されている。この叩き軸33は、回転軸33aがギヤケース17fに、左右の偏心部33bが後述する内側アーム51に、それぞれ回転可能に支持されている。換言すると、叩き軸33は、回転軸33aが本体フレーム17に支持され、左右の偏心部33bにおいて、第1及び第2ユニット9L,9Rの内側アーム51を支持している。また、左右に形成された偏心部33bは、回転中心C2に対する位相が互いに異なっており、具体的には180度だけ異なっている。この叩き軸33は、揉み軸32よりも後方かつ下方に位置している。
[アームの構成]
図8〜図10に示すとおり、揉み軸32には、施療子35を有するアーム34が接続されている。以下、このアーム34について詳述する。このアーム34は、例えば、近接離反することにより被施療部に揉み動作を行うべく左右で対をなしており、中心線L1側に位置する内側アーム51と、中心線L1と反対側に位置する外側アーム52と、により構成されている。内側アーム51と外側アーム52とで本質的に異なる点は、内側アーム51は叩き軸33に連結されているのに対して、外側アーム52は規制手段42に連結され、叩き軸33とは分離している点である。そして、内側アーム51を叩き軸33に連結するための周辺構造と外側アーム52を規制手段42に連結するための周辺構造以外は、左右で対象である点を除いて同一の構造である。
[内側アームの構成]
以下、内側アーム51の構造について詳述する。図8,図13,及び図14に示すとおり、内側アーム51は、揉み軸32及び叩き軸33に連結された駆動アーム53と、ギヤケース31eの軸受け部31fに設けられ駆動アーム53の動作に追従して上下に揺動する従動アーム54と、駆動アーム53と従動アーム54を連結する先端に施療子35を有する支持アーム55と、により構成されている。
揉み軸32の偏心部32bには、揉みコンロッド56の略中央部が、偏心部32bに対して回転可能に取り付けられている。この揉みコンロッド56は、前部に切欠部56aが設けられており、側面視で略コの字状に形成されている。また、略中央部には、揉み軸32(偏心部32b)を回転可能に支持する軸受け部56bが設けられている。一方、叩き軸33の偏心部33bには、側面視で非円形の叩きコンロッド57が、偏心部33bに対して回転可能に取り付けられている。揉みコンロッド56の内部には、その長手方向に沿って側面視で非円形のガイド溝58が形成されており、このガイド溝58に叩きコンロッド57が係合している。そして、揉みコンロッド56に固着された駆動アーム53は、ガイド溝58の範囲内で、叩きコンロッド57に対して前後方向にスライド可能である。また、揉みコンロッド56には、叩き軸33を前後方向に移動可能として挿通するための長孔59が形成されている。つまり、内側アーム51は、叩き軸33に対して前後方向に移動可能である。この非円形の叩きコンロッド57とガイド溝58により、駆動アーム53の円運動を規制するとともに叩き軸33に対する前後方向の移動(スライド)を許容するガイド部43が構成されている。
また、内側アーム51は、前後方向へ移動可能として叩き軸33に支持されているため、第1及び第2ユニット9L,9Rを本体フレーム17に対して独立して進退させることが可能となっている。より詳しく説明すると、進退駆動部18を駆動して、ユニット9が支点軸22を支点として前後方向に揺動する際、叩きコンロッド57は叩き軸33の偏心部32bに対して回動して駆動アーム53の角度変化に対応し、駆動アーム53は叩きコンロッド57に対して前後方向にスライドするため、本体フレーム17側に設けられた叩き軸33にユニット9の進退動作が阻害されない。
図8,図13,及び図14に示すとおり、揉みコンロッド56には、中心線L1と反対側の面に駆動アーム53が設けられている。この駆動アーム53は、左右方向に板面を有するプレートにより構成されている。また、駆動アーム53には、揉みコンロッド56に形成された長孔59に対応する形状の長孔53aが形成されている。そして、揉みコンロッド56は、ビス等により駆動アーム53に固着されている。一方、叩きコンロッド57は、駆動アーム53が叩きコンロッド57に対してスライド可能として、揉みコンロッド56を介して駆動アーム53に接続されている。このようにして、内側アーム51の駆動アーム53は、揉み軸32及び叩き軸33に連結されている。
図9及び図13に示すとおり、支持アーム55は、先端部に左右方向の軸心C3周りに回転可能に設けられた施療子35を有している。この支持アーム55は、中心線L1側が駆動アーム53に支持されており、中心線L1と反対側が従動アーム54に支持されている。この従動アーム54は、左右方向に開口する環状部61と、環状部61から前方に突出した後述する第1軸A1を支持する軸受け部62と、を有している。そして、この環状部61をギヤケース31eの軸受け部31fに外嵌することにより、従動アーム54は上下方向に揺動可能とされている。すなわち、ギヤケース31eの軸受け部31fが、従動アーム54の揺動軸として機能している。
以下、支持アーム55の駆動アーム53及び従動アーム54への連結構造について詳述する。図13に示すとおり、支持アーム55は、第1アーム部63と、第2アーム部64と、第1アーム部63と第2アーム部64を連結するリンク部65と、により構成されている。そして、第1アーム部63と第2アーム部64に挟まれるようにして、施療子35が支持アーム55に支持されている。この施療子35は、側面視で円形の略円盤形状をなしている。リンク部65には、中心線L1と反対側において上下方向に開口する第1貫通孔66と、第1貫通孔66と左右方向において略一致した位置で前後方向に開口する第2貫通孔67と、中心線L1側において上下方向に開口する第3貫通孔68と、第3貫通孔68と左右方向において略一致した位置で前後方向に開口する第4貫通孔69と、が形成されている。なお、第1〜3貫通孔66〜68は、その内径がそれぞれ後述する第1〜第3軸A1〜A3の外径よりも左右方向に若干大きく形成された長孔である。この第1貫通孔66及び第3貫通孔68は、リンク部65の左右方向への移動をガイドするガイド孔として機能している。
そして、リンク部65は、第1貫通孔66に挿通された上下方向を軸方向とする第1軸A1を介して従動アーム54に連結されている。この第1軸A1は、従動アーム64に対して不動である。更に、リンク部65は、第1軸A1が挿通された前後方向を軸方向とする第2軸A2を介して従動アーム64に連結されているため、第1軸A1に対して左右方向に揺動可能である。
また、リンク部65は、第3貫通孔68に挿通された上下方向を軸方向とする第3軸A3を介して揉みコンロッド56に連結されている。更に、リンク部65は、第3軸A3が挿通された前後方向を軸方向とする第4軸A4を介して揉みコンロッド56に連結されているため、第3軸A3に対して左右方向に揺動可能である。すなわち、リンク部65は、揉みコンロッド56の切欠部56aにおいて、中心線L1側が第3軸A3及び第4軸A4を介して駆動アーム53に連結されている。また、リンク部65は、第2軸A2を中心として上下に揺動可能であるとともに、第4軸A4を中心として上下に揺動可能であるように各軸A1〜A4に支持されている。
[外側アームの構成]
以下、外側アーム52の構造について詳述する。なお、内側アーム51と左右対称である点を除いて同一の構成については、同一符号を付して説明する。また、支持アーム55の構成については、内側アーム51の支持アーム55と左右対称である点を除いて同一の構成であるため、説明を省略する。図8及び図15に示すとおり、外側アーム52は、揉み軸32に連結された駆動アーム70と、ギヤケース31eの軸受け部31fに設けられ駆動アーム70の動作に追従して上下に揺動する従動アーム54と、駆動アーム70と従動アーム54を連結する先端に施療子35を有する支持アーム55と、により構成されている。
揉み軸32の偏心部32bには、揉みコンロッド71が偏心部32bに対して回転可能に取り付けられている。この揉みコンロッド71は、前部に切欠部71aが設けられており、側面視で略コの字状に形成されている。また、後部には、揉み軸32(偏心部32b)を回転可能に支持する軸受け部71bが設けられている。また、外側アーム52は、後述する規制手段42によってフレーム31に連結されている。
そして、揉みコンロッド71には、中心線L1側の面に駆動アーム70が設けられている。この駆動アーム70は、左右方向に板面を有するプレートにより構成されている。また、図4,図10,及び図15に示すとおり、駆動アーム70には、揉み軸32の回転による駆動アーム70の揉み軸32周りの回転を規制する規制手段42が設けられている。この規制手段42は、一方を駆動アーム70の後部に取り付け、他方をフレーム31の側壁31bに取り付けることにより、駆動アーム70とフレーム31を連結する引っ張りバネ等よりなる弾性部材により構成されている。なお、この規制手段42は、その他方をフレーム31ではなく、本体フレーム17(例えば、側壁17b)に取り付けてもよい。
この弾性部材42は、外側アーム52を所定の方向へ付勢している。より具体的には、弾性部材42の駆動アーム70への取り付け位置は、フレーム31への取り付け位置よりも前方かつ上方であるため、駆動アーム70に対して揉み軸32周りに下方揺動させる力が働き、外側アーム52を使用者側(矢視cの方向)へ付勢している。これにより、中心線L2側よりも前後方向の厚みが小さい中心線L2と反対側の胴体側部に対して、外側アーム52の動作中、施療子35をしっかりと当接させておくことができ、良好な揉み動作を行うことができる。そして、揉みコンロッド71は、ビス等により駆動アーム70に固着されている。このようにして、駆動アーム70は揉み軸32に連結され、叩き軸33とは分離している。
以下、支持アーム55の駆動アーム70及び従動アーム54への連結構造について詳述する。図15に示すとおり、支持アーム55は、第1アーム部63と、第2アーム部64と、第1アーム部63と第2アーム部64を連結するリンク部65と、により構成されている。そして、第1アーム部63と第2アーム部64に挟まれるようにして、施療子35が支持アーム55に支持されている。この施療子35は、側面視で円形の略円盤形状をなしている。リンク部65には、中心線L1側において上下方向に開口する第1貫通孔66と、第1貫通孔66と左右方向において略一致した位置で前後方向に開口する第2貫通孔67と、中心線L1と反対側において上下方向に開口する第3貫通孔68と、第3貫通孔68と左右方向において略一致した位置で前後方向に開口する第4貫通孔69と、が形成されている。なお、第1〜3貫通孔66〜68は、その内径がそれぞれ後述する第1〜第3軸A1〜A3の外径よりも左右方向に若干大きく形成された長孔である。この第1貫通孔66及び第3貫通孔68は、リンク部65の左右方向への移動をガイドするガイド孔として機能している。
そして、リンク部65は、第1貫通孔66に挿通された上下方向を軸方向とする第1軸A1を介して従動アーム54に連結されている。この第1軸A1は、従動アーム64に対して不動である。更に、リンク部65は、第1軸A1が挿通された前後方向を軸方向とする第2軸A2を介して従動アーム64に連結されているため、第1軸A1に対して左右方向に揺動可能である。
また、リンク部65は、第3貫通孔68に挿通された上下方向を軸方向とする第3軸A3を介して揉みコンロッド71に連結されている。更に、リンク部65は、第3軸A3が挿通された前後方向を軸方向とする第4軸A4を介して揉みコンロッド71に連結されているため、第3軸A3に対して左右方向に揺動可能である。すなわち、リンク部65は、揉みコンロッド71の切欠部71aにおいて、中心線L1と反対側が第3軸A3及び第4軸A4を介して駆動アーム53に連結されている。また、リンク部65は、第2軸A2を中心として上下に揺動可能であるとともに、第4軸A4を中心として上下に揺動可能であるように各軸A1〜A4に支持されている。
図6に示すとおり、外側アーム52の支持アーム55は、内側アーム51の支持アーム55よりも前後方向に長く形成されている。従って、外側の施療子35は内側の施療子35よりも前方に突出可能であり、胴体の外側部分の曲面に対応して、外側の施療子35を良好に作用させることができるようになっている。
以下、このマッサージユニット8の揉み動作、叩き動作、及びひねり動作について説明する。図16は、第1ユニット9Lの要部を示す平面模式図である。図17は、第1ユニット9Lの要部を示す正面模式図であり、(a)は第4軸A4が第2軸A2よりも上方に位置した状態、(b)は第4軸A4と第2軸A2が同じ高さに位置した状態、(c)は第4軸A4が第2軸A2よりも下方に位置した状態をそれぞれ示している。図18は、内側アーム51の側面図である。図19は、マッサージユニット8の要部を示す平面模式図であり、(a)は第1及び第2ユニット9L,9Rがともに後退した状態、(b)は第1ユニット9Lが前進し、第2ユニット9Rが後退した状態をそれぞれ示している。
[揉み動作]
揉み用モータ25を回転させると、揉み軸32が駆動され、偏心部32bが回転中心C1周りを公転する。これに伴い、揉みコンロッド56,71が動作する訳であるが、揉みコンロッド56に固着された駆動アーム53は、その後部に形成された長孔53aに叩き軸33が挿通されているため、駆動アーム53自体の円運動は規制され、揉みコンロッド71に固着された駆動アーム70は、その後部がフレーム31に規制手段42によって連結されているため、駆動アーム70自体の円運動は同様に規制される。その結果、揉み軸32が1回転する間に、駆動アーム53,70は、前後方向に所定距離だけ1往復するとともに上下に揺動するという周回動作を行う。
従動アーム54は、リンク部65により駆動アーム53,70と連結されているため、駆動アーム53,70の動作に追従して動作することとなる。従動アーム54は、ギヤケース31eの軸受け部31fに枢支されているため、上下方向に揺動することはできるが、駆動アーム53,70とは異なり前後方向成分の動作はほとんど生じない。また、従動アーム54の上下揺動による上下方向成分の動作は、駆動アーム53,70の周回動作による上下方向成分の動作よりも小さい。
図16の一点鎖線で示すとおり、駆動アーム53,70が後方へ移動して、第3軸A3が第1軸A1よりも後方に位置すると、内側アーム51の支持アーム55は右側に傾き、外側アーム52の支持アーム55は左側に傾いた状態となる。すなわち、駆動アーム53,70の後方移動に伴い、支持アーム55が第1軸A1周りに揺動して、対の施療子35は互いに離反することとなる。一方、図16の二点鎖線で示すとおり、駆動アーム53,70が前方へ移動して、第3軸A3が第1軸A1よりも前方に位置すると、内側アーム51の支持アーム55は左側に傾き、外側アーム52の支持アーム55は右側に傾いた状態となる。すなわち、駆動アーム53の前方移動に伴い、支持アーム55が第1軸A1周りに揺動して、対の施療子35は互いに近接することとなる。このように、駆動アーム53,70の周回動作による前後方向成分の動作により、対の施療子35は矢視aの方向に近接離反する。
また、図17(a)に示すとおり、駆動アーム53,70が上方へ移動して、第4軸A4が第2軸A2よりも上方に位置すると、内側アーム51の支持アーム55は右上がり傾斜となり、外側アーム52の支持アーム55は左上がり傾斜の状態となる。なお、駆動アーム53,70及び従動アーム54が動作しても、第1軸A1と第3軸A3は、左右位置が不変であって平行状態が保たれているが、第1貫通孔66及び第3貫通孔68は左右方向に長い長孔であるため、リンク部65は第1軸A1及び第3軸A3に対して第1貫通孔66及び第3貫通孔68に沿って角度変化することができる。このとき、対の施療子35は、正面視で上側が近接し下側が離反したハの字状となる。すなわち、駆動アーム53,70の上方移動に伴い、支持アーム55が第2軸A2周りに揺動して、対の施療子35は上側が互いに近接する方向に角度変化する。なお、第1貫通孔66及び第3貫通孔68は、リンク部65の左右方向への移動をガイドするガイド孔として機能している。
一方、図17(c)に示すとおり、駆動アーム53,70が下方へ移動して、第4軸A4が第2軸A2よりも下方に位置すると、内側アーム51の支持アーム55は右下がり傾斜となり、外側アーム52の支持アーム55は左下がり傾斜の状態となる。このとき、対の施療子35は、正面視で下側が近接し上側が離反した逆ハの字状となる。すなわち、駆動アーム53,70の下方移動に伴い、支持アーム55が第2軸A2周りに揺動して、対の施療子35は下側が互いに近接する方向に角度変化する。
このように、駆動アーム53,70の周回動作により、支持アーム55が上下方向を軸方向とする第1軸A1周りに揺動するとともに、前後方向を軸方向とする第2軸A2周りに揺動するため、施療子35は三次元的に動作し、人手に似た「揉み動作」を実現することができる。このように第1〜第4軸A1〜A4とリンク部65により、駆動アーム53,70の前後方向成分を含む周回動作を、支持アーム55の左右方向成分を含む動作に変換する変換機構26(図13及び図15参照)が構成されている。
また、揉み軸32(偏心部32b)の偏心量を変更することにより、施療子35が左右方向へ移動する軌跡を調整することができる。具体的には、偏心部32bの偏心量を大きく設計すれば、支持アーム55の左右方向への揺動範囲を大きくすることができ、偏心部32bの偏心量を小さく設計すれば、支持アーム55の左右方向への揺動範囲を小さくすることができる。すなわち、対の施療子35が近接離反する幅を調整することができる。
また、第2軸A2の上下位置を変更することにより、施療子35が上下方向へ移動する軌跡を調整することができる。具体的には、第2軸A2をより上方へ位置させれば、支持アーム55は上方よりも下方へ大きく揺動させることができ、第2軸A2をより下方へ位置させれば、支持アーム55は下方よりも上方へ大きく揺動させることができる。すなわち、施療子35の正面視での傾きの変化を調整することができる。
[叩き動作]
図18に示すとおり、叩き用モータ24を回転させると、叩き軸33が駆動され、叩き軸33の偏心部33bが回転中心C2を中心として公転する。これに伴い、叩きコンロッド57が動作する訳であるが、叩きコンロッド57と係合した駆動アーム53は、叩き軸33よりも前方において揉み軸32(偏心部32b)が軸支されているため、駆動アーム53自体の円運動は規制される。その結果、駆動アーム53は、叩きコンロッド57の上下及び前後方向へ向けた周回動作を受けながら、揉み軸32(偏心部32b)を支点としてその上端部が前後方向へ揺動する。左右の内側アーム51の駆動アーム53を支持する偏心部33bは、回転中心C2に対する位相が互いに180度だけ異なっているため、左右の内側アーム51は交互に前後方向へ揺動することとなる。このような動作により、施療子35が、前後方向(矢視bの方向)へ動作する「叩き動作」となる。そして、この「叩き動作」を前述した「揉み動作」と同時に行うことによって「揉み叩き動作」とすることもできる。
なお、マッサージユニット8において、左右の内側アーム51同士が叩き軸33に連結され、左右の外側アーム52は叩き軸33とは分離しているため、施療子35が十分に作用する胴体の中央部分には、内側アーム51の施療子35によって叩き動作を行うことができ、胴体の側部に対応する外側アーム52は叩き動作を行わないため、不要な振動を防止してリラックス感を高めることができる。
[ひねり動作]
図19に示すとおり、第1ユニット9Lと第2ユニット9Rの内、一方(図19では第1ユニット9L)を前進させ、他方(図19では第2ユニット9R)を後退させれば、使用者の身体M(図19では胴体)を左右方向(図19では右側)にひねるような体感を与えることができる。また、第1ユニット9Lと第2ユニット9Rを交互に進退させる動作を繰り返せば、よりストレッチ感が高まる。また、前進させた一方側のユニット9のみによって前述した揉み動作や叩き動作を行った場合、使用者の意識が一方側に集中してマッサージ効果が高まる。
[マッサージ機の他の実施形態]
以下、前述したマッサージユニット8を備えたマッサージ機に関し、他の実施形態について説明する。なお、マッサージ機1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。図20は、本発明の他の実施形態に係るマッサージ機100を示す斜視図である。
図20に示すとおり、マッサージ機100は、主として、使用者が着座する座部103と、座部103の後部に一体的に設けられた使用者が凭れる背凭れ部104と、座部103の前部に一体的に設けられた使用者の脚部を支持するフットレスト105と、により構成される椅子本体102と、この椅子本体102を支持して床面に設置される脚フレーム107と、を有している。この椅子本体102は、左右方向を軸方向とする支軸30によって脚フレーム107に揺動可能として支持されている。
椅子本体102は、前後方向に開口する開口部27aを有する枠体27と、枠体27の前方に配設される伸縮性を有するレザー等よりなる背パッド28と、により構成されている。そして、椅子本体102には、左右中央において身長方向に沿って昇降して使用者の背部から脚部(例えば脹脛部)までをマッサージするマッサージユニット8が設けられている。このマッサージユニット8は、昇降用モータ23(図2参照)を駆動させることにより、枠体27に設けられたガイドレール29に沿って昇降する。このガイドレール29は、左右で対をなしており、背凭れ部104からフットレスト105まで身長方向に沿って延設されている。
すなわち、このマッサージ機100がマッサージ機1と本質的に異なる点は、マッサージユニット8が背凭れ部4からフットレスト5までの間を移動できる点である。従って、マッサージ機100は、背部だけでなく臀部及び脚部をもマッサージユニット8によりマッサージすることができる。このマッサージユニット8は、ユニット9L,9Rが左右で対をなして配置されているため、背部をマッサージする場合は、左上半身と右上半身にユニット9L,9Rをそれぞれ対応させ、脚部をマッサージする場合は、左脚と右脚にユニット9L,9Rをそれぞれ対応させて、揉み動作及び/又は叩き動作を行うことができる。
なお、本実施形態では、第1ユニット9Lに設けられた第1揉み軸32Lと、第2ユニット9Rに設けられた第2揉み軸32Rと、を別個独立した揉み用モータ25L,25Rで駆動させる構成としたが、第1及び第2ユニット9L,9Rの各アーム34を共通の揉み軸で支持して、当該揉み軸を単一の揉み用モータで駆動させてもよい。あるいは、第1揉み軸32Lと第2揉み軸32Rを、連動機構を介して単一の揉み用モータでまとめて駆動させてもよい。
また、本実施形態では、外側アーム52の支持アーム55を内側アーム51の支持アーム55よりも前後方向に長くすることにより、外側の施療子35を内側の施療子35よりも前方に突出させたが、外側アーム52の支持アーム55に設けられた施療子35のサイズ(径)を、内側アーム51の支持アーム55に設けられた施療子35よりも大きくすることによっても同様の効果が得られる。
本発明は、リラックス感を向上させること、又は、バリエーションに富んだマッサージを行うことができるマッサージユニットに適用することができる。
8 マッサージユニット
9 ユニット
9L 第1ユニット
9R 第2ユニット
18 進退駆動部
25 揉み用モータ
25L 第1揉み用モータ
25R 第2揉み用モータ
31 本体フレーム
32 揉み軸
32L 第1揉み軸
32R 第2揉み軸
33 叩き軸
34 アーム
35 施療子
42 規制手段(弾性部材)
51 内側アーム
52 外側アーム
53 駆動アーム
55 支持アーム
A1 第1軸
A2 第2軸

Claims (8)

  1. 施療子を有するアームと、当該アームに揉み動作を発生させる揉み軸と、当該アームに叩き動作を発生させる叩き軸と、を備えたマッサージユニットにおいて、
    前記アームは、使用者の左半身に対応して左右方向に並設された内側アーム及び外側アームと、使用者の右半身に対応して左右方向に並設された内側アーム及び外側アームと、を有し、
    隣り合う前記内側アームと前記外側アームは、前記揉み軸によって連結され、
    左右の前記内側アーム同士は、前記叩き軸によって連結され、
    前記外側アームの前記揉み軸周りの回転を規制する規制手段を有し、
    前記外側アームは、前記規制手段に連結され、前記叩き軸とは分離していることを特徴とするマッサージユニット。
  2. 前記規制手段は、前記外側アームを所定方向へ付勢する弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のマッサージユニット。
  3. 前記規制手段は、前記外側アームを使用者側へ付勢する弾性部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージユニット。
  4. 前記揉み軸は、左半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを連結する第1揉み軸と、右半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを連結する第2揉み軸と、を有し、
    前記第1揉み軸を駆動する第1揉み用モータと、前記第2揉み軸を駆動する第2揉み用モータと、を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマッサージユニット。
  5. 左半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを含む第1ユニットと、
    右半身に対応する前記内側アームと前記外側アームを含む第2ユニットと、
    前記第1及び第2ユニットを支持する本体フレームと、
    前記第1及び第2ユニットを独立して前後に進退させる対の進退駆動部と、を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージユニット。
  6. 左右の前記内側アームは、前記叩き軸に対して前後方向へ移動可能に連結されていることを特徴とする請求項5に記載のマッサージユニット。
  7. 前記内側アームは、
    前記揉み軸及び前記叩き軸に連結され、各軸の回転により動作する駆動アームと、
    前記駆動アームに支持されるとともに前記施療子が設けられた支持アームと、を有し、
    前記支持アームは、前記揉み軸の回転により前記駆動アームに対して左右方向に動作することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマッサージユニット。
  8. 前記揉み軸は、左右方向を軸方向として偏心回転するものであって、
    上下方向を軸方向とし、前記支持アームを左右方向へ揺動可能に支持する第1軸と、
    前後方向を軸方向とし、前記支持アームを上下方向へ揺動可能に支持する第2軸と、を有することを特徴とする請求項7に記載のマッサージユニット。
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