JP2014117753A - 心押台 - Google Patents
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Abstract
【課題】心押軸62が心押台本体61から突き出し出入りする部分での接触抵抗を低減すると共に、この部分から加工屑や加工液などが浸入する恐れが無く、かつ、静圧軸受ポケット61aからの油が漏れない心押台6を提供する。
【解決手段】
被支持物のセンタ穴を支持するセンタ63を保持する心押軸62を備えた心押台6において、
回転と軸方向の移動が可能に支持する静圧軸受61a、61bと、心押軸62を軸方向に往復させる油圧シリンダ600と、圧油を供給する圧油供給装置10を備える。心押軸62の心押台本体61から突き出す部分の先端部に空気軸受66と、一端が空気軸受66に固定され他端が心押台本体61に固定され、心押軸62の軸方向に伸縮可能な気密カバー67と、空気軸受66に空気を供給する空圧源25を備える。
【選択図】図2
【解決手段】
被支持物のセンタ穴を支持するセンタ63を保持する心押軸62を備えた心押台6において、
回転と軸方向の移動が可能に支持する静圧軸受61a、61bと、心押軸62を軸方向に往復させる油圧シリンダ600と、圧油を供給する圧油供給装置10を備える。心押軸62の心押台本体61から突き出す部分の先端部に空気軸受66と、一端が空気軸受66に固定され他端が心押台本体61に固定され、心押軸62の軸方向に伸縮可能な気密カバー67と、空気軸受66に空気を供給する空圧源25を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、工作機械の心押台に関するものである。
長尺の工作物を回転支持して加工を行う工作機械においては、工作物の一端を主軸台で回転駆動保持し、他端の端面に設けたセンタ穴にセンタを挿入して心押台で支持する構成が用いられる。センタ穴にセンタを挿入するため、センタを保持する心押軸を前後進するので、主軸台から心押軸が突き出し出入りする部分にシールを備えている。このシール部での接触抵抗を低減するために、シール部材のリップ部に空気を供給し、リップと心押軸の接触を防止することが行われている(例えば、特許文献1)。
近年、各種の工作物を同一の駆動冶具で駆動するため、摩擦駆動が用いられる。この場合、心押台側の支持部で摩擦があると、工作物に十分な駆動力を与えることができない。このため、心押軸を油圧を用いた静圧軸受で保持することにより、作動油の粘性抵抗以外に抵抗力が作用しない構造(例えば、特許文献2)を用いることが考えられる。
近年、各種の工作物を同一の駆動冶具で駆動するため、摩擦駆動が用いられる。この場合、心押台側の支持部で摩擦があると、工作物に十分な駆動力を与えることができない。このため、心押軸を油圧を用いた静圧軸受で保持することにより、作動油の粘性抵抗以外に抵抗力が作用しない構造(例えば、特許文献2)を用いることが考えられる。
特許文献1の心押台は心押軸の後退時に、心押軸の外周に付着した加工屑や加工液などがリップ部から摺動面に浸入し、摺動面で噛付く恐れがある。
特許文献2の心押台においては、静圧軸受の油が、心押軸が突き出し出入りする部分から漏れる恐れがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、心押軸が突き出し出入りする部分での接触抵抗を低減すると共に、この部分から加工屑や加工液などが浸入する恐れが無く、かつ、静圧軸受からの油が漏れない心押台を提供することを目的とする。
特許文献2の心押台においては、静圧軸受の油が、心押軸が突き出し出入りする部分から漏れる恐れがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、心押軸が突き出し出入りする部分での接触抵抗を低減すると共に、この部分から加工屑や加工液などが浸入する恐れが無く、かつ、静圧軸受からの油が漏れない心押台を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、心押台本体と、
心押軸と、
前記心押台本体に保持され、前記心押軸を回転と軸方向の移動が可能に支持する静圧軸受と、
前記心押軸の前記心押台本体から突き出る部分の外周に配置される空気軸受軸と、
前記空気軸受軸に対して、前記心押軸の軸方向には拘束され回転方向には回転自在に、空気の圧力で保持される空気軸受リングと、
一端が前記空気軸受リングに固定され他端が前記心押台本体に固定され、前記心押軸を囲繞し、前記心押軸の軸方向に伸縮可能で気密性のある気密カバーと
前記空気軸受リングに前記空気を供給する空圧供給装置を備えることである。
心押軸と、
前記心押台本体に保持され、前記心押軸を回転と軸方向の移動が可能に支持する静圧軸受と、
前記心押軸の前記心押台本体から突き出る部分の外周に配置される空気軸受軸と、
前記空気軸受軸に対して、前記心押軸の軸方向には拘束され回転方向には回転自在に、空気の圧力で保持される空気軸受リングと、
一端が前記空気軸受リングに固定され他端が前記心押台本体に固定され、前記心押軸を囲繞し、前記心押軸の軸方向に伸縮可能で気密性のある気密カバーと
前記空気軸受リングに前記空気を供給する空圧供給装置を備えることである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1に係る発明において、前記空気軸受軸は、前記心押軸の軸方向の所定位置で最大径となり前記所定位置から前記心押軸の互いに逆方向に縮径する1組の円錐面1を備え、
前記空気軸受リングは、前記円錐面1と所定の隙間を有して対抗配置される1組の円錐面2を備え、
前記円錐面2に軸受ポケットを備えることである。
前記空気軸受リングは、前記円錐面1と所定の隙間を有して対抗配置される1組の円錐面2を備え、
前記円錐面2に軸受ポケットを備えることである。
請求項1に係る発明によれば、空気軸受から流出する空気で気密カバー内の気圧が上昇することにより、心押軸が心押台本体から突き出る部分から、加工液などが心押台本体内に浸入することと、心押台本体外に静圧軸受の油が漏れることを防止し、さらに、気密カバーから心押軸の回転を妨げる力を受けない心押台を実現できる。
請求項2に係る発明によれば、1組の円錐面1と1組の円錐面2の間に作用する力により、心押軸の半径方向と軸方向の両方向の力を保持できるので、空気軸受を小型化できる。このため、心押軸の心押台本体からの突出し量を小さくでき、支持剛性の大きな心押台を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を、心押台を研削盤に搭載した事例で説明する。
図1において、円筒研削盤1は、ベッド2を備え、ベッド2上にX軸方向に往復可能な砥石台3と、X軸に直交するZ軸方向に往復可能なテーブル4を備えている。砥石台3は砥石車7を回転自在に支持し、砥石車7を回転させる回転モータ(図示省略する)を備えている。テーブル4上には、工作物(被支持物)Wの一端を把持して回転自在に支持し主軸モータ(図示省略する)により回転駆動される主軸5と、工作物Wの他端のセンタ穴をセンタで保持して回転自在に支持する心押台6を備えており、工作物Wは主軸5と心押台6により支持されて、研削加工時に回転駆動される。ドレッシング装置9が、主軸5上に固定され、さらに、心押台6などに圧油を供給する油圧ユニット(圧油供給装置)10を備えている。
図1において、円筒研削盤1は、ベッド2を備え、ベッド2上にX軸方向に往復可能な砥石台3と、X軸に直交するZ軸方向に往復可能なテーブル4を備えている。砥石台3は砥石車7を回転自在に支持し、砥石車7を回転させる回転モータ(図示省略する)を備えている。テーブル4上には、工作物(被支持物)Wの一端を把持して回転自在に支持し主軸モータ(図示省略する)により回転駆動される主軸5と、工作物Wの他端のセンタ穴をセンタで保持して回転自在に支持する心押台6を備えており、工作物Wは主軸5と心押台6により支持されて、研削加工時に回転駆動される。ドレッシング装置9が、主軸5上に固定され、さらに、心押台6などに圧油を供給する油圧ユニット(圧油供給装置)10を備えている。
この円筒研削盤1は、所定のプログラムを実行することで自動化された研削加工やドレッシングを実行する制御装置30を備えている。制御装置30の機能的構成として、砥石台3の送りを制御するX軸制御部31、テーブル4の送りを制御するZ軸制御部32、主軸5を制御する主軸制御部33、心押台6を制御する心押台制御部34などを具備している。
図2に基づき、心押台6について説明する。
心押台本体61は2個の静圧ジャーナル軸受61a、61bを備え、この静圧ジャーナル軸受により心押軸62を回転と軸方向に移動可能に支持している。心押軸62は先端にはセンタ63を保持し、先端部の外周には空気軸受66を備えている。空気軸受66と心押台本体61の間は、気密カバー67が心押軸62を囲繞するように取り付けられている。
心押軸62の後端部にはピストン64を備え、シリンダ本体65がピストン64の外周に装着されることでシリンダ600を構成している。
静圧ジャーナル軸受61a、61bには絞り弁と管路23を経由し、シリンダ600には管路22と切換弁21を経由して油圧ユニット10のポンプ101から圧油が供給される。空気軸受66には切換弁26と管路27を経由して空気圧源25から圧縮空気が供給される。
心押台本体61は2個の静圧ジャーナル軸受61a、61bを備え、この静圧ジャーナル軸受により心押軸62を回転と軸方向に移動可能に支持している。心押軸62は先端にはセンタ63を保持し、先端部の外周には空気軸受66を備えている。空気軸受66と心押台本体61の間は、気密カバー67が心押軸62を囲繞するように取り付けられている。
心押軸62の後端部にはピストン64を備え、シリンダ本体65がピストン64の外周に装着されることでシリンダ600を構成している。
静圧ジャーナル軸受61a、61bには絞り弁と管路23を経由し、シリンダ600には管路22と切換弁21を経由して油圧ユニット10のポンプ101から圧油が供給される。空気軸受66には切換弁26と管路27を経由して空気圧源25から圧縮空気が供給される。
図3に基づき、空気軸受66と気密カバー67の取付け部について詳細に説明する。
大径側で接する2つの円錐面661a、661b(1組の円錐面1)を備えた円環状の空気軸受軸661が、心押軸62の先端部にねじ結合されている。円錐面661aと所定の隙間を備えて対向する円錐面662cに気圧ポケット662bを備えた空気軸受リング662が、空気軸受軸661の外周に配置されている。同じく、円錐面661bと所定の隙間を備えて対向する円錐面663cに気圧ポケット663bを備えた空気軸受リング663が、空気軸受軸661の外周に配置されている。空気軸受リング662と空気軸受リング663は一体に結合され、気圧ポケット662b、663bは絞り662a、663aを経由して管路27に連結している。
円筒状の蛇腹を備えたゴム製の気密カバー67の一端が、空気軸受リング663の外周に固定され、他端が心押台本体61に固定されている。これにより、心押台本体61、心押軸62、空気軸受リング663と気密カバー67で囲われた気密室68が、心押軸62を囲繞して構成される。
大径側で接する2つの円錐面661a、661b(1組の円錐面1)を備えた円環状の空気軸受軸661が、心押軸62の先端部にねじ結合されている。円錐面661aと所定の隙間を備えて対向する円錐面662cに気圧ポケット662bを備えた空気軸受リング662が、空気軸受軸661の外周に配置されている。同じく、円錐面661bと所定の隙間を備えて対向する円錐面663cに気圧ポケット663bを備えた空気軸受リング663が、空気軸受軸661の外周に配置されている。空気軸受リング662と空気軸受リング663は一体に結合され、気圧ポケット662b、663bは絞り662a、663aを経由して管路27に連結している。
円筒状の蛇腹を備えたゴム製の気密カバー67の一端が、空気軸受リング663の外周に固定され、他端が心押台本体61に固定されている。これにより、心押台本体61、心押軸62、空気軸受リング663と気密カバー67で囲われた気密室68が、心押軸62を囲繞して構成される。
以下に、心押台6の作動について説明する。
はじめに、図3において、切換弁26を切換ると、空気軸受66には管路27を経由して空気圧源25から圧縮空気が供給され、気圧ポケット662b、663bに発生する空気圧により空気軸受リング662と空気軸受リング663は空気軸受軸661から浮き上がる。この状態では、空気軸受軸661と空気軸受リング662、663の間には空気の粘性抵抗のみが作用し、心押軸62には摩擦力がほとんど作用しない。ここで、気圧ポケット662bに流入した空気は円錐面661aと662cの隙間から心押台の外部に流出し、気圧ポケット663bに流入した空気は円錐面661bと663cの隙間から気密室68に流出する。
次に、油圧ユニット10が起動され、静圧軸受61a、61bに圧油が供給されると、心押軸62が浮上し油の粘性抵抗のみが抵抗となる状態で保持される。ここで、静圧軸受61aに流入した油は静圧軸受61aの両端部から流出し、内側端部から流出した油は直接貯留室61eに流出し、外部側端部から流出した油は回収溝61cと管路61dを経由して貯留室61eに流出する。貯留室61eに貯留した油は配管28により油圧ユニット10のタンク102に回収される。
切換弁21をピストン64が後退する方向に切換えると、心押軸62が後退した位置に位置決めされる。
工作物が搬入されると、切換弁21を切換え、心押軸62がシリンダ600により前進し、工作物Wの一端のセンタ穴にセンタ63が挿入されると共に、主軸により工作物Wの他端を把持することで工作物Wを回転可能に保持する。
主軸5が工作物Wを回転させると、心押軸62はほとんど摩擦抵抗が無いので、センタ穴に作用する摩擦力により、工作物Wと一体に回転する。
工作物Wの研削が終了すると、切換弁21をピストン64が後退する方向に切換え、心押軸62が後退した位置に位置決めされ、工作物Wを搬出する。
はじめに、図3において、切換弁26を切換ると、空気軸受66には管路27を経由して空気圧源25から圧縮空気が供給され、気圧ポケット662b、663bに発生する空気圧により空気軸受リング662と空気軸受リング663は空気軸受軸661から浮き上がる。この状態では、空気軸受軸661と空気軸受リング662、663の間には空気の粘性抵抗のみが作用し、心押軸62には摩擦力がほとんど作用しない。ここで、気圧ポケット662bに流入した空気は円錐面661aと662cの隙間から心押台の外部に流出し、気圧ポケット663bに流入した空気は円錐面661bと663cの隙間から気密室68に流出する。
次に、油圧ユニット10が起動され、静圧軸受61a、61bに圧油が供給されると、心押軸62が浮上し油の粘性抵抗のみが抵抗となる状態で保持される。ここで、静圧軸受61aに流入した油は静圧軸受61aの両端部から流出し、内側端部から流出した油は直接貯留室61eに流出し、外部側端部から流出した油は回収溝61cと管路61dを経由して貯留室61eに流出する。貯留室61eに貯留した油は配管28により油圧ユニット10のタンク102に回収される。
切換弁21をピストン64が後退する方向に切換えると、心押軸62が後退した位置に位置決めされる。
工作物が搬入されると、切換弁21を切換え、心押軸62がシリンダ600により前進し、工作物Wの一端のセンタ穴にセンタ63が挿入されると共に、主軸により工作物Wの他端を把持することで工作物Wを回転可能に保持する。
主軸5が工作物Wを回転させると、心押軸62はほとんど摩擦抵抗が無いので、センタ穴に作用する摩擦力により、工作物Wと一体に回転する。
工作物Wの研削が終了すると、切換弁21をピストン64が後退する方向に切換え、心押軸62が後退した位置に位置決めされ、工作物Wを搬出する。
この心押台には以下のような特長がある。
研削中には心押台にも研削液や切屑が飛散するが、心押軸62が心押台本体61から突き出る部分は気密カバー67で覆われているため、ここに研削液や切屑が浸入して心押軸62が摺動不良を起こすことが無い。
通常、静圧軸受61aから流出する油の一部は、心押軸62が前後進するため、少量であるが心押軸62に付着し気密室68側に流出しようとする。しかしながら、本主軸においては、空気軸受66に供給される空気が気密室68に流出し、気密室68の内圧が高くなり、心押軸62に付着した油を回収溝61cに押し戻すことにより、気密室68側に油が流出しない。
また、空気軸受66を2つの円錐面661a、661bで構成することで、コンパクトでありながら半径方向と軸方向の負荷を支えることができる。特に、心押軸の軸方向の寸法が小さいので、心押台本体61からのセンタ取付け部の突出し量を小さくすることができ、センタの支持剛性を大きくできる。
以上のように、本実施例によれば、心押軸62が心押台本体61から突き出し出入りする部分での接触抵抗を低減すると共に、この部分から加工屑や加工液などが浸入する恐れが無く、かつ、静圧軸受ポケット61aからの油が漏れない心押台6を実現できる。
研削中には心押台にも研削液や切屑が飛散するが、心押軸62が心押台本体61から突き出る部分は気密カバー67で覆われているため、ここに研削液や切屑が浸入して心押軸62が摺動不良を起こすことが無い。
通常、静圧軸受61aから流出する油の一部は、心押軸62が前後進するため、少量であるが心押軸62に付着し気密室68側に流出しようとする。しかしながら、本主軸においては、空気軸受66に供給される空気が気密室68に流出し、気密室68の内圧が高くなり、心押軸62に付着した油を回収溝61cに押し戻すことにより、気密室68側に油が流出しない。
また、空気軸受66を2つの円錐面661a、661bで構成することで、コンパクトでありながら半径方向と軸方向の負荷を支えることができる。特に、心押軸の軸方向の寸法が小さいので、心押台本体61からのセンタ取付け部の突出し量を小さくすることができ、センタの支持剛性を大きくできる。
以上のように、本実施例によれば、心押軸62が心押台本体61から突き出し出入りする部分での接触抵抗を低減すると共に、この部分から加工屑や加工液などが浸入する恐れが無く、かつ、静圧軸受ポケット61aからの油が漏れない心押台6を実現できる。
なお、本実施例ではゴム製の気密カバー67を用いたが、金属製のベローズを用いてもよい。
5:主軸 6:心押台 10:油圧ユニット 61:心押台本体 61a、61b:静圧軸受 62:心押軸 63:センタ 66:空気軸受 67:気密カバー 68:気密室 600:油圧シリンダ 661:空気軸受軸 662、663:空気軸受リング 661a、661b、662c、663c:円錐面 W:工作物
Claims (2)
- 心押台本体と、
心押軸と、
前記心押台本体に保持され、前記心押軸を回転と軸方向の移動が可能に支持する静圧軸受と、
前記心押軸の前記心押台本体から突き出る部分の外周に配置される空気軸受軸と、
前記空気軸受軸に対して、前記心押軸の軸方向には拘束され回転方向には回転自在に、空気の圧力で保持される空気軸受リングと、
一端が前記空気軸受リングに固定され他端が前記心押台本体に固定され、前記心押軸を囲繞し、前記心押軸の軸方向に伸縮可能で気密性のある気密カバーと
前記空気軸受リングに前記空気を供給する空圧供給装置を備える心押台。 - 前記空気軸受軸は、前記心押軸の軸方向の所定位置で最大径となり前記所定位置から前記心押軸の互いに逆方向に縮径する1組の円錐面1を備え、
前記空気軸受リングは、前記円錐面1と所定の隙間を有して対抗配置される1組の円錐面2を備え、
前記円錐面2に軸受ポケットを備える請求項1に記載の心押台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012271843A JP2014117753A (ja) | 2012-12-13 | 2012-12-13 | 心押台 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105081362A (zh) * | 2014-07-16 | 2015-11-25 | 安徽沃佳机床制造有限公司 | 一种车床顶尖助推装置 |
CN107061496A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-08-18 | 南方科技大学 | 一种带加强热传导的空气轴承 |
KR20180002174A (ko) * | 2016-06-29 | 2018-01-08 | 현대위아 주식회사 | 유정압 심압대 및 그 심압대를 갖는 공작기계 |
JP7457637B2 (ja) | 2020-12-03 | 2024-03-28 | 株式会社ツガミ | 心押装置及び工作機械 |
-
2012
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