JP2014112003A - 燃焼器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、予混合燃焼方式のマルチバーナを搭載したガスタービン燃焼器において、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することにある。
【解決手段】
予混合燃焼方式のマルチバーナを搭載したガスタービン燃焼器において、燃料ノズルヘッダを複数の区画に分け、各燃料ノズルヘッダの燃料入口にオリフィスを設け、オリフィスの上流部で各燃料ノズルヘッダからの燃料供給系統を合流させ、合流部の上流部に燃料流量調節弁を設ける構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼器及びこれを備えたガスタービンに係り、特に、ガスタービン燃焼器の燃焼振動を低減する技術に関する。
環境保護の観点からガスタービンの排出ガスには更なる低NOx化が求められている。ガスタービン燃焼器を低NOx化するための一方策として、燃料と空気を予め混合してから燃焼させる予混合燃焼器の採用が挙げられるが、この場合、燃料を直接燃焼室に噴射して燃焼させる拡散燃焼器に比べて燃焼振動が発生しやすく、ガスタービン燃焼器の高サイクル疲労による損傷が懸念される。
特開2012−154570号公報には、燃料と空気とが供給される燃焼室と、燃焼室に空気を供給する空気孔と、空気孔に気体燃料を供給する燃料ノズルを備え、空気孔に供給する気体燃料に圧力損失を生じさせるオリフィスから構成される燃焼器が示されており、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を兼ね備えた燃焼器に関する技術が開示されている。
特許文献1では、予混合燃焼器の燃料ノズル部にオリフィスを設けたマルチバーナの構成が開示されており、オリフィスによって燃料ノズル上流の燃料ノズルヘッダと、燃料ノズル下流の燃焼室との間の差圧を高めることにより、燃焼室から燃料ノズルヘッダへの圧力伝播を抑制している。これにより、燃料ノズルヘッダの圧力変動がもたらす燃料の流量変動が抑制される。流量変動が抑制されることで、燃料ノズルヘッダの圧力変動が抑制される結果、燃焼振動が抑制される。
特開2012−154570号公報
ガスタービンにおいては、燃料が燃焼する際にガスタービン燃焼器内で燃焼振動が発生することがある。燃焼振動により、高サイクル疲労による損傷が懸念されることから、ガスタービンを安定して運用するためには、燃焼振動を効果的に抑制することが望まれる。一方で、環境保護の観点からガスタービンには更なる低NOx化が求められている。そのため、排出NOxを低減できる予混合燃焼器が多く採用されているが、予混合燃焼器は燃焼振動が拡散燃焼器に比べて発生しやすい傾向にある。
特許文献1の予混合燃焼器における燃焼振動の低減には、燃料ノズル部のオリフィス内径を縮小し、燃料ノズル前後の差圧を高めることが有効である。しかしながら、燃料ノズル部のオリフィス内径を縮小すると、燃料供給系統に紛れ込んだダスト等による燃料ノズル部の閉塞が懸念される。これに対し、特許文献1には、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を兼ね備えた燃焼器に関する技術が開示されているが、燃料ノズル部の閉塞を抑制する技術について何等開示されていない。
本発明の目的は、予混合燃焼方式のマルチバーナを搭載したガスタービン燃焼器において、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することにある。
本発明の燃焼器は、燃料と空気とを混合して燃焼して燃焼ガスを生成する燃焼室と、前記燃焼室の上流側に位置し空気を供給する複数の空気孔を形成した空気孔プレートと、前記空気孔プレートに形成した複数の空気孔に向かって燃料を噴射する複数の燃料ノズルとを備え、前記空気孔の一つと前記燃料ノズルの一つとが対となるように前記燃料ノズルの下流側の位置に前記空気孔が配設されており、対となった複数の前記燃料ノズルと複数の前記空気孔とから構成されるバーナを複数備え、複数の前記バーナは、前記燃焼室の軸中心に同心円状に前記燃料ノズルを複数列配置した中央バーナと、前記中央バーナの周囲に同心円状に前記燃料ノズルを複数列配置した複数の外側バーナとから構成され、前記中央バーナを構成する前記燃料ノズルの上流には、燃料を分配して供給する中央バーナ燃料ノズルヘッダを備え、前記中央バーナ燃料ノズルヘッダには中央バーナ燃料供給系統が配設され、前記外側バーナを構成する前記燃料ノズルの上流には、前記外側バーナの最内周となる1列目の前記燃料ノズルに燃料を分配する外側バーナ1列目燃料ノズルヘッダと、前記外側バーナの2列目以降の各列に配設された前記燃料ノズルに燃料を分配する複数の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダとを備え、前記外側バーナ1列目燃料ノズルヘッダには外側バーナ1列目燃料供給系統が配設され、前記複数の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダには、それぞれ外側バーナ外周燃料供給系統が配設され、前記複数の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダの入口にはそれぞれオリフィスが設けられ、複数の前記オリフィスの上流部に複数の前記外側バーナ外周燃料供給系統を合流させる合流部を有し、前記合流部の上流部に燃料流量調節弁を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、予混合燃焼方式のマルチバーナを搭載したガスタービン燃焼器において、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することができる。
実施例1に係る燃焼器の燃料供給系統及びバーナ部分を示す部分構造図である。 図1のA−A矢示図である。 実施例1の燃焼器が適用されるガスタービンプラントの概略系統図である。 実施例2に係る燃焼器の燃料供給系統及びバーナ部分を示す部分構造図である。 図4のA−A矢示図である。 実施例3となる図4のA−A矢示図である。 実施例4に係る燃焼器の燃料供給系統及びバーナ部分を示す部分構造図である。 図7のA−A矢示図である。 実施例5となる図7のA−A矢示図である。
本発明の実施例であるガスタービン燃焼器について以下に説明する。
(実施例1)
本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器について図1〜図5を用いて説明する。
図3に示したガスタービンプラント9において、発電用ガスタービンは、吸い込み空気15を加圧して高圧空気16を生成する圧縮機1と、圧縮機1で生成した高圧空気16と燃料供給系統50からのガス燃料とを混合して燃焼させて高温燃焼ガス18を生成するガスタービン燃焼器2と、ガスタービン燃焼器2で生成した高温燃焼ガス18によって駆動されるタービン3と、タービン3の駆動によって回転され電力を発生させる発電機8と、圧縮機1、タービン3及び発電機8を一体に連結するシャフト7によって構成されている。
そして、ガスタービン燃焼器2は、ケーシング4の内部に格納されている。また、ガスタービン燃焼器2は、その頭部に複数の燃料ノズル25で構成されたマルチバーナ6を備え、このマルチバーナ6の下流側となるガスタービン燃焼器2の内部に、高圧空気と燃焼ガスとを隔てる概略円筒状の燃焼器ライナ10を備えている。燃焼器ライナ10の内部には、高圧空気16とガス燃料とを混合して燃焼させて高温燃焼ガス18を生成する燃焼室5が形成されている。
この燃焼器ライナ10の外周には高圧空気を流下させるために、空気流路を形成する外周壁である概略円筒状のフロースリーブ11が配設されており、フロースリーブ11の直径は燃焼器ライナ10の直径よりも大径に形成されて、この燃焼器ライナ10に対してほぼ同心円の円筒状となるように配設されている。燃焼器ライナ10の下流側には、燃焼室5で発生した高温燃焼ガス18をタービン3に導くための尾筒内筒12が配設されている。また、この尾筒内筒12の外周側の位置となるフロースリーブ11の下流側には、尾筒外筒13が配設されている。
吸い込み空気15は、圧縮機1によって圧縮された後に高圧空気16となる。高圧空気16は、ケーシング4内に充満した後、尾筒内筒12と尾筒外筒13の間の空間に流入し、尾筒内筒10を外壁面から対流冷却する。さらにこの高圧空気16は、フロースリーブ11と燃焼器ライナ10との間に形成された環状の流路を通ってガスタービン燃焼器2の頭部に向かって流れる。高圧空気16は流れる途中で、燃焼器ライナ10の対流冷却に使用される。
また、高圧空気16の一部は、燃焼器ライナ10に設けられた複数の冷却孔から燃焼器ライナ10内へ流入し、燃焼器ライナ10のフィルム冷却に使用される。この高圧空気16のうち、燃焼器ライナ10のフィルム冷却に使用されなかった残りの燃焼用空気17は、燃焼室5の上流側壁面に位置する空気孔プレート31に設けられた複数の空気孔32から燃焼室5に流入する。
複数の空気孔32から燃焼器ライナ10に流入した燃焼用空気17は、複数の燃料ノズル25から噴出される燃料とともに、燃焼器ライナ10の内部の燃焼室5で燃焼して高温燃焼ガス18を生成する。高温燃焼ガス18は、尾筒内筒12を通じてタービン3に供給され、タービン3を駆動した後にタービン3から排出されて排気ガス19となる。タービン3で得られた駆動力は、シャフト7を通じて圧縮機1及び発電機8に伝えられる。タービン3で得られた駆動力は、圧縮機1による高圧空気の生成と、発電機8よる電力の発生に利用される。
複数の燃料ノズル25で構成されたマルチバーナ6には、燃料供給系統50からのガス燃料を供給する燃料供給系統51〜53の3つの燃料供給系統が配設されている。燃料供給系統51〜53には燃料流量調節弁61〜63がそれぞれ備えられており、図示しない制御装置からの制御信号に基づいて弁開度を操作することによってそれぞれのガス燃料の流量が調節され、ガスタービンプラント9の発電量が制御される。また、燃料流量調節弁61〜63の上流には、ガス燃料の供給を遮断するための燃料遮断弁60が備えられている。
次に、図1に本実施例のマルチバーナ6の側断面図及び燃料供給系統を示す。
本実施例のマルチバーナ6は、円盤状の空気孔プレート31の中心(燃焼室の軸中心)に配置された1個の中央バーナ33と、中央バーナ33の外周側に配置された6個の外側バーナ37とから構成されている。
中央バーナ33及び外側バーナ37には、これらを構成する複数の燃料ノズル25a〜25dが設置されている。具体的には、中央バーナの燃料ノズルを構成する燃料ノズル25aと、外側バーナ37の同心円状に3列配置された燃料ノズルのうち1列目(最内周列)を構成する燃料ノズル25bと、2列目を構成する燃料ノズル25cと、3列目(最外周列)を構成する燃料ノズル25dが設置されている。
更に燃料ノズル25a〜25dの上流側には、ガス燃料を燃料ノズル25aに分配する燃料ノズルヘッダ23aと、燃料ノズル25bに分配する燃料ノズルヘッダ23bと、燃料ノズル25cに分配する燃料ノズルヘッダ23cと、燃料ノズル25dに分配する燃料ノズルヘッダ23dが設置されている。
また、1個の中央バーナ33、及び中央バーナ33の周囲に設置された6個の外側バーナ37にそれぞれ設置された複数の燃料ノズル25a〜25dと1対1に対応して形成した複数の空気孔32を備えた空気孔プレート31が燃焼器ライナ10の端面に設置されている。
即ち、中央バーナ33に対応した領域の空気孔プレート31には複数の空気孔32と複数の燃料ノズル25aとが対となって同心円状に3列配置されている。同様に、6個の外側バーナ37に対応した領域の空気孔プレート31の6ケ所にも、複数の空気孔32と複数の燃料ノズル25b〜25dとが対となって同心円状に3列配置されている。
空気孔プレート31に形成した複数の空気孔32により、中央バーナ33及び外側バーナ37の各バーナの下流となるガスタービン燃焼器2の燃焼室5内に、ガス燃料と空気の混合気の流れである旋回流40を形成する。そして、この旋回流40によって生じた循環流41によって、ガスタービン燃焼器2の燃焼室5内でガス燃料が燃焼して形成された火炎42を保炎している。
次に、図2に燃料ノズルヘッダ23の断面図を示すが、燃料ノズルヘッダ23aに配設される燃料供給系統51及び燃料ノズルヘッダ23bに配設される燃料供給系統52は図示せず、燃料ノズルヘッダ23c及び燃料ノズルヘッダ23dに接続される燃料供給系統53のみ図示する。
本実施例では、6個の外側バーナ37は、複数の燃料ノズル25b、燃料ノズル25c、燃料ノズル25dによってそれぞれ構成されている。
燃料ノズル25bには、燃料ノズルヘッダ23bを介して、燃料供給系統52が配設されている。また、燃料ノズル25cには、燃料ノズルヘッダ23cを介して、燃料供給系統53が配設されており、燃料ノズルヘッダ23cの入口にオリフィス26が配設されている。同様に、燃料ノズル25dにも、燃料ノズルヘッダ23dを介して、燃料供給系統53が配設されており、燃料ノズルヘッダ23dの入口にオリフィス26が配設されている。
そして、燃料供給系統53は、燃料ノズルヘッダ23c、23dの入口に配設されたオリフィス26の上流部で合流しており、この合流部の上流部に燃料流量調節弁63を備えている。
中央バーナ33は、複数の燃料ノズル25aによって構成されており、これらの燃料ノズル25aに対して燃料を供給する燃料供給系統51が、燃料ノズルヘッダ23aを介して接続されている。
次に、燃焼振動の発生メカニズムと、本実施例における燃焼振動の抑制方法について説明する。
図1に示す火炎42は、ガス燃料と空気の未燃混合気の流速と火炎が伝播する速度がつり合う位置に形成される。しかし、燃焼室5内では、複数の噴流により旋回流が形成された複雑な乱流場となっているため、火炎面が変動している。本実施例ではNOx排出量を低減するために円錐状の火炎を形成し、予混合距離を拡大している。そのため、バーナの軸方向への火炎面の変動が大きくなりやすく、特にバーナの外周側において火炎面の変動が顕著となる。火炎42が軸方向に変動すると圧力変動が生じ、この圧力変動が上流側の燃料供給系統に伝播する。燃料流量は、燃料供給系統と燃料ノズル噴出部の差圧によって変化する。
したがって、火炎面の変動により、燃料ノズル噴出部の圧力が変動すれば、燃料供給系統と燃料ノズル噴出部の差圧が変動し、燃料流量が変動する。燃料流量が変動することにより、空気孔32を通過する混合気の燃空比が変動する。混合気の燃空比が変動することで火炎42の燃焼速度が変化するため、未燃混合気の流速と火炎が伝播する速度がつり合う位置が変化し、火炎の位置は更に変動する。これによりフィードバックループが形成され、燃焼振動が発生すると考えられている。
そこで、本実施例においては、燃料ノズル25cに燃料を分配する燃料ノズルヘッダ23cの入口部分と、燃料ノズル25dに燃料を分配する燃料ノズルヘッダ23dの入口部分とにオリフィス26を設けている。燃料ノズルヘッダ23c、23dの入口部分に圧力損失を与えることで、燃料供給系統と燃料ノズル噴出部の差圧を十分に大きく取っている。
本構成により、燃料供給系統と燃料ノズル噴出部の差圧の変動に対する火炎面の変動による影響が相対的に小さくなり、結果として燃料の流量変動を小さくすることができる。また、燃料ノズルヘッダ23cと燃料ノズルヘッダ23dは独立しており、各々の燃料入口にオリフィス26を備えている。そのため、燃料ノズル25cで生じた圧力変動は燃料ノズルヘッダ23dに伝播されず、燃料ノズル25dの燃料流量に影響を与えないため、燃焼振動の発生を抑制できる。同様に、燃料ノズル25dで生じた圧力変動は燃料ノズルヘッダ23cに伝播されず、燃料ノズル25cの燃料流量に影響を与えないため、燃焼振動の発生を抑制できる。
また、別の燃焼振動の様式として、周状に6個設置した外側バーナ37において、周方向に隣接した外側バーナ37に圧力変動が順々に伝播することで、周方向に回転しながら発振する燃焼振動が発生することがある。
上記の燃焼振動に対し、本実施例では、燃料ノズルヘッダ23cと燃料ノズルヘッダ23dが、各々の外側バーナ37において独立しており、各々の燃料入口にオリフィス26を備えている。そのため、任意の外側バーナ37における燃料ノズル25c、或いは燃料ノズル25dで生じた圧力変動は、周状に隣接した外側バーナ37における燃料ノズルヘッダ23c及び、燃料ノズルヘッダ23dに伝播されず、周状に隣接した外側バーナ37の燃料ノズル25c及び、燃料ノズル25dの燃料流量に影響を与えないため、周方向に回転しながら発振する燃焼振動を抑制することができる。
また、個別の燃料ノズルにオリフィスを設ける場合は、個別の燃料ノズルを流れる燃料流量に対して十分な差圧をとる必要があったため、オリフィスの径が小さくなり、ダスト等の混入に起因した閉塞が生じる恐れがあった。これに対し、本実施例において、燃料ヘッダの入口に設けられたオリフィス26は、燃料ノズル複数本分の燃料流量に対する差圧を確保すれば良いため、個別の燃料ノズルにオリフィスを設ける場合よりも大きなオリフィス径で燃焼振動を抑制する事が可能となる。
即ち、本実施例によれば、予混合燃焼方式のマルチバーナを搭載したガスタービン燃焼器において、燃料ノズル部のオリフィスの省略化もしくは、燃料ノズル部のオリフィス内径の縮小幅を最小限化しながら、燃料ノズル前後での燃料の差圧を高められる。これにより、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することができる。その結果、燃焼振動に起因するガスタービン燃焼器の高サイクル疲労を抑制または低減できる効果が得られる。
(実施例2)
本発明の第2実施例であるガスタービン燃焼器2について図4及び図5を用いて説明する。なお、本実施例のガスタービン燃焼器2は、図1〜図3に示した第1実施例のガスタービン燃焼器2と基本的な構造及び作用効果は同じであるので、両者に共通した部分の説明は省略し、相違する部分について以下に説明する。
図4に本実施例のマルチバーナ6の側断面図及び燃料供給系統を示す。
本実施例のガスタービン燃焼器2では、中央バーナ33及び外側バーナ37には、これらを構成する複数の燃料ノズル25a、25b、25e、25fが設置されており、更に燃料ノズ25a、25b、25e、25fの上流側に位置し、ガス燃料を燃料ノズル25aに分配する燃料ノズルヘッダ23aと、燃料ノズル25bに分配する燃料ノズルヘッダ23bと、燃料ノズル25eに分配する燃料ノズルヘッダ23eと、燃料ノズル25fに分配する燃料ノズルヘッダ23fが設置されている。
次に、図5に燃料ノズルヘッダ23の断面図を示すが、燃料ノズルヘッダ23a及び燃料ノズルヘッダ23bに接続される燃料供給系統は図示せず、燃料ノズルヘッダ23e及び燃料ノズルヘッダ23fに接続される燃料供給系統のみ図示する。
本実施例のガスタービン燃焼器2では、6個の外側バーナ37は、複数の燃料ノズル25bと、複数の燃料ノズル25eと、複数の燃料ノズル25fとによってそれぞれ構成されている。
燃料ノズル25bには、燃料ノズルヘッダ23bを介して、燃料供給系統52が配設されている。また、燃料ノズル25eには、燃料ノズルヘッダ23eを介して、燃料供給系統53が配設されており、燃料ノズルヘッダ23eの入口にオリフィス26が配設されている。同様に、燃料ノズル25fにも、燃料ノズルヘッダ23fを介して、燃料供給系統53が配設されており、燃料ノズルヘッダ23fの入口にオリフィス26が配設されている。
外側バーナ37は上流部において、燃料ノズルヘッダ23bと、燃料ノズルヘッダ23bの外周円部分を燃焼器の略半径方向で2分割した一方の燃料ノズルヘッダ23eと、燃料ノズルヘッダ23bの外周円部分を燃焼器の略半径方向で2分割したもう一方の燃料ノズルヘッダ23fとによって群分けされている。
そして、外側バーナ37を構成する燃料ノズル25bには、燃料ノズルヘッダ23bを介して燃料供給系統52が接続している。
また、外側バーナ37に設けられた燃料ノズル25eには燃料ノズルヘッダ23eを介して燃料供給系統53が接続され、燃料ノズル25fには燃料ノズルヘッダ23fを介して燃料供給系統53が接続されている。
上記構成によっても実施例1と同様に、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することができる。その結果、燃焼振動に起因するガスタービン燃焼器の高サイクル疲労を抑制または低減できる効果が得られる。
更に、本実施例では、燃料ノズルヘッダ23bの外周円部分が、燃料ノズルヘッダ23eと燃料ノズルヘッダ23fとによって略半径方向で2分割され、各々の燃料入口にオリフィス26を備えている。そのため、燃料ノズルヘッダ23e及び燃料ノズル25eの系で生じた圧力変動は、燃料ノズルヘッダ23fに伝播されない。その結果、周状に配置された燃料ノズルに対し、順々に圧力が伝播していくことが抑制され、外側バーナ37単体において、周方向に回転しながら発振する燃焼振動を抑制する効果が得られる。
(実施例3)
本発明の第3実施例であるガスタービン燃焼器2について図6を用いて説明する。
なお、本実施例のガスタービン燃焼器2は、図4及び図5に示した第2実施例のガスタービン燃焼器2と基本的な構造及び作用効果は同じであるので、両者に共通した部分の説明は省略し、相違する部分について以下に説明する。
本実施例では、外側バーナ37は上流部において、燃料ノズルヘッダ23bと、燃料ノズルヘッダ23bの外周円部分を燃焼器の略周方向で2分割した一方の燃料ノズルヘッダ23eと、燃料ノズルヘッダ23bの外周円部分を燃焼器の略周方向で2分割したもう一方の燃料ノズルヘッダ23fとによって群分けされている。
上記構成によっても実施例1と同様に、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することができる。その結果、燃焼振動に起因するガスタービン燃焼器の高サイクル疲労を抑制または低減できる効果が得られる。
また、実施例2と同様に、燃料ノズルヘッダ23e及び燃料ノズル25eの系で生じた圧力変動は、燃料ノズルヘッダ23fに伝播されない。その結果、周状に配置された燃料ノズルに対し、順々に圧力が伝播していくことが抑制され、外側バーナ37単体において、周方向に回転しながら発振する燃焼振動を抑制する効果が得られる。
(実施例4)
本発明の第4実施例であるガスタービン燃焼器2について図7及び図8を用いて説明する。なお、本実施例のガスタービン燃焼器2は、図1〜図3に示した第1実施例のガスタービン燃焼器2と基本的な構造及び作用効果は同じであるので、両者に共通した部分の説明は省略し、相違する部分について以下に説明する。
図7に本実施例のガスタービン燃焼器2におけるマルチバーナ6の側断面図及び燃料供給系統を示す。
本実施例では、中央バーナ33及び外側バーナ37には、これらを構成する複数の燃料ノズル25a、25b、25gが設置されており、更に燃料ノズル25a、25b、25gの上流側に位置し、ガス燃料を燃料ノズル25aに分配する燃料ノズルヘッダ23aと、燃料ノズル25bに分配する燃料ノズルヘッダ23bと、燃料ノズル25gに分配する燃料ノズルヘッダ23gが設置されている。
次に、図8に燃料ノズルヘッダ23の断面図を示すが、燃料ノズルヘッダ23a及び燃料ノズルヘッダ23bに接続される燃料供給系統は図示せず、燃料ノズルヘッダ23gに接続される燃料供給系統のみ図示する。
本実施例では、6個の外側バーナ37は、複数の燃料ノズル25bと、複数の燃料ノズル25gとによってそれぞれ構成されている。
燃料ノズル25bには、燃料ノズルヘッダ23bを介して、燃料供給系統52が配設されている。
また、燃料ノズル25gには、燃料ノズルヘッダ23gを介して、燃料供給系統53が配設されており、燃料ノズルヘッダ23gの入口にオリフィス26が配設されている。
本実施例では、隣接する2つの外側バーナ37の2列目以降の燃料ノズルヘッダを一体化し、燃料ノズルヘッダ23gとしている。
したがって、上記構成によれば、より簡易な燃料系統で低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することができる。その結果、燃焼振動に起因するガスタービン燃焼器の高サイクル疲労を抑制または低減できる効果が得られる。
(実施例5)
本発明の第5実施例であるガスタービン燃焼器2について図9を用いて説明する。
本実施例では、実施例4の外側バーナ37の2列目以降の燃料ノズルヘッダを略半径方向で2分割し、隣接する外周バーナ37同士で前記分割区分を一体化し、燃料ノズルヘッダ23hとしてある。
上記構成では、隣接する燃料ノズルヘッダ23h同士で圧力変動が伝播されない。その結果、周状に配置された燃料ノズルに対し、順々に圧力が伝播していくことが抑制され、外側バーナ37単体において、周方向に回転しながら発振する燃焼振動を抑制する効果が得られる。
したがって、上記構成によっても、低NOx燃焼と燃焼振動の低減を両立しながら、燃料ノズル部の閉塞を抑制可能なガスタービン燃焼器を提供することができる。その結果、燃焼振動に起因するガスタービン燃焼器の高サイクル疲労を抑制または低減できる効果が得られる。
1:圧縮機、2:ガスタービン燃焼器、3:タービン、4:ケーシング、5:燃焼室、6:マルチバーナ、7:シャフト、8:発電機、9:ガスタービンプラント、10:燃焼器ライナ、11:フロースリーブ、12:尾筒内筒、13:尾筒外筒、15:吸い込み空気、16:高圧空気、17:燃焼用空気、18:高温燃焼ガス、19:排気ガス、23、23a〜23h:燃料ノズルヘッダ、25、25a〜25g:燃料ノズル、26:オリフィス、31:空気孔プレート、32:空気孔、33:中央バーナ、37、37a、37b:外側バーナ、40:旋回流、41:循環流、42:火炎、50〜53:燃料供給系統、60:燃料遮断弁、61〜63:燃料流量調節弁、

Claims (6)

  1. 燃料と空気とを混合して燃焼して燃焼ガスを生成する燃焼室と、前記燃焼室の上流側に位置し空気を供給する複数の空気孔を形成した空気孔プレートと、前記空気孔プレートに形成した複数の空気孔に向かって燃料を噴射する複数の燃料ノズルとを備え、
    前記空気孔の一つと前記燃料ノズルの一つとが対となるように前記燃料ノズルの下流側の位置に前記空気孔が配設されており、対となった複数の前記燃料ノズルと複数の前記空気孔とから構成されるバーナを複数備え、
    複数の前記バーナは、前記燃焼室の軸中心に同心円状に前記燃料ノズルを複数列配置した中央バーナと、前記中央バーナの周囲に同心円状に前記燃料ノズルを複数列配置した複数の外側バーナとから構成され、
    前記中央バーナを構成する前記燃料ノズルの上流には、燃料を分配して供給する中央バーナ燃料ノズルヘッダを備え、前記中央バーナ燃料ノズルヘッダには中央バーナ燃料供給系統が配設され、
    前記外側バーナを構成する前記燃料ノズルの上流には、前記外側バーナの最内周となる1列目の前記燃料ノズルに燃料を分配する外側バーナ1列目燃料ノズルヘッダと、前記外側バーナの2列目以降の各列に配設された前記燃料ノズルに燃料を分配する複数の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダとを備え、
    前記外側バーナ1列目燃料ノズルヘッダには外側バーナ1列目燃料供給系統が配設され、
    前記複数の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダには、それぞれ外側バーナ外周燃料供給系統が配設され、
    前記複数の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダの入口にはそれぞれオリフィスが設けられ、複数の前記オリフィスの上流部に複数の前記外側バーナ外周燃料供給系統を合流させる合流部を有し、前記合流部の上流部に燃料流量調節弁を備えたことを特徴とする燃焼器。
  2. 請求項1に記載の燃焼器において、
    複数の前記外側バーナには、前記燃料ノズルが同心円状に3列配置され、
    2列目に配置された前記燃料ノズルに燃料を供給する第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダと、
    3列目に配置された前記燃料ノズルに燃料を供給する第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダが配設され、
    前記第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダには第1の外側バーナ外周燃料供給系統が配設され、前記第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダには第2の外側バーナ外周燃料供給系統が配設され、
    複数の前記第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダ及び、複数の前記第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダの入口に、それぞれオリフィスを備え、
    複数の前記オリフィスの上流部で複数の前記第1の外側バーナ外周燃料供給系統及び、複数の前記第2の外側バーナ外周燃料供給系統を合流させる合流部と、前記合流部の上流部に燃料流量調節弁とを備えたことを特徴とする。
  3. 請求項1に記載の燃焼器において、
    前記複数個の外側バーナには、前記燃料ノズルが同心円状に3列配置され、
    前記外側バーナの2列目以降の領域を燃焼器の半径方向で2分割した一方の領域の前記燃料ノズルに燃料を供給する第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダと、
    前記外側バーナの2列目以降の領域を燃焼器の半径方向で2分割したもう一方の領域の前記燃料ノズルに燃料を供給する第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダとが配設され、
    複数の前記第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダ及び、複数の前記第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダの入口には、それぞれオリフィスを備え、
    複数の前記オリフィスの上流部で複数の前記第1の外側バーナ外周燃料供給系統及び、複数の前記第2の外側バーナ外周燃料供給系統を合流させる合流部と、前記合流部の上流部に燃料流量調節弁とを備えたことを特徴とする。
  4. 請求項1に記載の燃焼器において、
    前記複数個の外側バーナには、前記燃料ノズルが同心円状に3列配置され、
    前記外側バーナの2列目以降の領域を燃焼器の周方向で2分割した一方の領域の前記燃料ノズルに燃料を供給する第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダと、
    前記外側バーナの2列目以降の領域を燃焼器の周方向で2分割したもう一方の領域の前記燃料ノズルに燃料を供給する第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダとが配設され、
    複数の前記第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダ及び、複数の前記第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダの入口にはそれぞれオリフィスを備え、
    複数の前記オリフィスの上流部で複数の前記第1の外側バーナ外周燃料供給系統及び、複数の前記第2の外側バーナ外周燃料供給系統を合流させる合流部と、前記合流部の上流部に燃料流量調節弁とを備えたことを特徴とする。
  5. 請求項1に記載の燃焼器において、
    前記複数個の外側バーナには、前記燃料ノズルが同心円状に3列配置され、
    前記外側バーナの2列目以降の領域の前記燃料ノズルに燃料を供給する外側バーナ外周燃料ノズルヘッダが配設され、
    前記外側バーナ外周燃料ノズルヘッダは、隣接する2つの前記外側バーナ同士で一体化されており、
    複数の前記外側バーナ外周燃料ノズルヘッダの入口にはそれぞれオリフィスを備え、
    複数の前記オリフィスの上流部で複数の前記外側バーナ外周燃料供給系統を合流させる合流部と、前記合流部の上流部に燃料流量調節弁とを備えたことを特徴とする燃焼器。
  6. 請求項1に記載の燃焼器において、
    前記複数個の外側バーナには、前記燃料ノズルが同心円状に3列配置され、
    前記外側バーナの2列目以降の領域を燃焼器の半径方向で2分割した一方の領域の前記燃料ノズルに燃料を供給する第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダと、
    前記外側バーナの2列目以降の領域を燃焼器の半径方向で2分割したもう一方の領域の前記燃料ノズルに燃料を供給する第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダが配設され、
    前記第1の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダと、前記第2の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダとが、それぞれ隣接する2つの前記外側バーナ同士で第3の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダとして一体化されており、
    複数の前記第3の外側バーナ外周燃料ノズルヘッダの入口にはそれぞれオリフィスを備え、
    複数の前記オリフィスの上流部で複数の前記第3の外側バーナ外周燃料供給系統を合流させる合流部と、前記合流部の上流部に燃料流量調節弁とを備えたことを特徴とする燃焼器。
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