JP2014095340A - 排気タービンの支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンチング・プレート、及びパンチング・プレートとフランジとの溶接部に、クラックや疲労亀裂が発生するのを防止する。
【解決手段】タービンケーシング16は、支持体36Aによって排気タービン膨張機10の軸方向(矢印a方向)の熱伸びを許容されながら支持される。支持体36Aは、パンチング・プレート40と、パンチング・プレート40の下端に溶接されたフランジ46とからなる。フランジ46には、軸方向に長辺を有する楕円形のばか孔46aが穿設されている。円板状の座金48に挿入されたボルト50は、ばか孔46aに挿入され、据付台32に形成されたネジ孔32aに螺合される。ばか孔46aの内周面、スペーサ52及びボルト50の間には隙間s3が形成され、座金48とフランジ46の上面との間に隙間s4が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、主内燃機関から排出される排ガスによって駆動される排気タービンの支持構造に関する。
舶用ディーゼル機関や陸上発電機用ディーゼル機関には、主ディーゼル機関から排出される高温排ガスで駆動される排気タービン過給機が設けられている。また、舶用ディーゼル機関の排熱回収装置として、排ガスの熱を利用し、排ガスエコノマイザで蒸気を発生させ、蒸気タービン駆動発電機で船内電力を賄うことは既に実用化されている。加えて、主ディーゼル機関の高温排ガスの一部を過給機上流より抽気してパワータービンと称するガスタービンを駆動し、蒸気タービンの駆動力を補助することも実施されている。また、コンプレッサ部を有さずタービン部のみからなる排気タービン膨張機に、排ガスを導入し、排ガスを断熱膨張させて冷却する排気タービン膨張機も使用されている。
排気タービン過給機及びパワータービン等は、軸受台の下部に脚部を設け、該脚部を主内燃機関の上部に設けられた据付台に固定していた。また、タービンケーシングの下部にパンチング・プレートを含む支持体を取り付け、該支持体を脚として該据付台にボルト締めで固定していた。前記脚部で排気タービン過給機の自重及び運転時の排ガス圧力に抗する反力を受け持ち、前記支持体で排ガスの出口側ケーシングの軸方向の熱膨張を吸収できるようにしていた。特許文献1には、排気タービン過給機に適用されたかかる支持構造が開示されている。
特開2009−257258号公報
前記支持構造において、パンチング・プレートを含む支持体は、タービンケーシングに接続されるパンチング・プレートと、該パンチング・プレートに対して直角方向に溶接された厚板のフランジとからなり、該フランジが据付台にボルト結合されている。かかる構成では、運転時のタービンケーシングやガス出口ケーシングの軸方向の熱伸びにより、パンチング・プレートとフランジとの溶接部に過大な曲げ応力が発生する。タービンケーシングの径方向の熱伸びによっても、パンチング・プレート及び該溶接部に曲げ変形が発生する。そして、運転の起動発停回数が多い場合には、パンチング・プレートとフランジとの溶接部にクラックが発生する場合があった。
特に、主内燃機関の起動発停又は負荷変動が多い発電用又は船舶用の内燃機関では、熱応力が繰り返し発生することで、該溶接部を含み、パンチング・プレートに疲労亀裂が発生する可能性もある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、排気タービンの支持構造において、パンチング・プレート、及びパンチング・プレートとフランジとの溶接部に、クラックや疲労亀裂が発生するのを防止することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の排気タービンの支持構造は、タービンケーシングの内部にタービンホィールが収納されたタービン部と、タービンケーシングが接続され、タービンホィールに接続された回転軸を回転自在に支持する軸受台とからなる排気タービンを架台上に支持する排気タービンに適用される。この排気タービンの範疇には、前述の排気タービン過給機、パワータービン及び排気タービン膨張機等が含まれるものである。
本発明の支持構造は、軸受台の下部に取り付けられ、架台上に固定される脚部と、タービンケーシングの下部に取り付けられ、架台に固定される支持体とを備え、支持体は、一端がタービンケーシングに接続されたパンチング・プレートと、一端がパンチング・プレートの他端に固着され、一方の面が架台に当接されるフランジとからなる。このパンチング・プレートの曲げ変形で、タービンケーシングの軸方向及び径方向(フランジに接近又は離隔する方向)の熱膨張を吸収する。
そして、フランジは、該フランジに形成されたばか孔に遊嵌され、架台に螺合してフランジを架台上に拘束するボルトと、ばか孔に挿入されてボルトの周囲に配置され、ボルトの頭部を支持する中空筒形のスペーサとを有し、スペーサとばか孔との間に、タービンケーシングの熱伸びを許容する隙間が形成されている。排気タービンの運転時には、タービンケーシングに接続されたパンチング・プレートは高温になる。そのため、パンチング・プレート自体も径方向に熱伸びする。
本発明では、フランジとボルトとの間にタービンケーシングの熱伸びを許容する隙間が形成され、タービンケーシング及びパンチング・プレートの熱伸びに伴って、フランジが該隙間を移動できる。そのため、パンチング・プレート及びパンチング・プレートとフランジとの結合部の曲げ変形は抑えられ、これらの部位で発生する熱応力は小さくなる。なお、フランジを拘束するボルトはスペーサの上端面に締め付け固定されるので、緩んだり、ぐらつくことはない。
また、パンチング・プレートとタービンケーシングとの接続部は、タービンケーシングの熱伸びによる両者間の径方向の相対移動を許容する隙間が形成されているので、パンチング・プレート、及び前記結合部に発生する曲げ変形を低減できる。かかる構成により、低コストで、パンチング・プレートや該結合部に発生する熱応力を低減し、これら部位のクラックの発生や疲労亀裂を防止できる。
本発明において、フランジに形成されたばか孔は、タービンケーシングの軸方向に長辺を有する長円形を有しているとよい。これによって、ばか孔とボルトとの軸方向の隙間を広く確保できるので、熱伸び量が大きい軸方向の熱伸びを許容できるばか孔を形成できる。
本発明において、フランジと架台との間に低摩擦係数を有する材質からなる平板状のライナーが介在し、該フランジは、ボルトの取付け領域の一部が欠如されているとよい。また、前記ライナーを設けることで、フランジの滑りが良くなり、かつフランジはボルトの取付け領域の一部が欠如されているので、ボルトによる拘束力を弱めることができ、フランジの滑りをさらに向上できる。これによって、パンチング・プレート及びパンチング・プレートとフランジとの結合部に付加される熱応力を確実に低減できる。
本発明において、フランジとパンチング・プレートとの結合部の両端に切欠きが形成されているとよい。前記結合部の両端に歪が集中する傾向にあるが、該結合部の両端に切欠きを形成することで、結合部の両端に集中する歪を軽減できる。これによって、結合部に発生する熱応力を低減できる。
本発明によれば、低コストで、支持体を構成するパンチング・プレートやパンチング・プレートとフランジとの結合部に発生する熱応力を低減できるので、当該部位に起こるクラックや疲労破壊を防止できる。
本発明の第1実施形態に係る排気タービン膨張機の正面図である。 図1中のA矢視方向から視た右側面図である。 図2中のB−B線に沿う断面図である。 図2中のC―C線に沿う断面図である。 図4中のD−D線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る排気タービン膨張機の右側面図である。 第2実施形態に係る排気タービン膨張機の一部の平面図である。 図7中のE−E線に沿う断面図である。 図7中のF−F線に沿う断面図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態は、船舶用の主ディーゼル機関から排出される高温の排ガスを断熱膨張させて温度を下げ、エコノマイザ等に供給する排気タービン膨張機に適用した例である。図1において、排気タービン膨張機10はタービン部12と、軸受台14と、タービン部12の出口側に接続された排ガスダクト部15とから構成されている。タービン部12は、渦巻き形状をしたタービンケーシング16の内部にタービンホィール18が設けられている。タービンホィール18は、ハブ18aと、ハブ18aの周囲に放射状に取り付けられた複数の羽根18bとからなる。
タービンケーシング16は軸受台14と結合している。軸受台14の内部に、ハブ18aと結合した回転軸20が設けられ、回転軸20は軸受21によって回転自在に支持されている。タービンケーシング16の入口開口には、入口ケーシング22が設けられ、タービンケーシング16の出口開口には、タービンケーシング16と一体の出口フランジ24に出口案内筒26が接続されている。出口案内筒26は、出口側に向かって徐々に拡径した傾斜角の緩い円錐形を有している。
出口案内筒26の出口端に蛇腹状の隔壁28aを有する円筒形のケーシングからなるガス出口エキスパンション28が接続されている。ガス出口エキスパンション28の出口端には、曲がり流路を形成するガス出口ケーシング30が接続されている。出口案内筒26、ガス出口エキスパンション28及びガス出口ケーシング30で排ガスダクト部15を構成している。図示しない主ディーゼル機関から排出された高温の排ガスeは、入口ケーシング22からタービンケーシング16の内部に入り、タービンホィール18を回転させながら断熱膨張する。排ガスeは、タービンケーシング16及び出口案内筒26の内部で断熱膨張しながら冷却される。
その後、排ガスeは、ガス出口エキスパンション28を通り、ガス出口ケーシング30から排出される。そして、図示しないエコノマイザに供給され、該エコノマイザで熱回収される。例えば、入口ケーシング22に500℃で入った排ガスeは、ガス出口ケーシング30から300℃になって排出される。
排気タービン膨張機10は、図示しない主ディーゼル機関の上部に設けられた据付台32の上面に固定される。軸受台14の下部に高剛性の金属からなる脚部34が取り付けられ、脚部34は据付台32にボルト等で固定されている。また、タービンケーシング16の下部と据付台32との間に支持体36Aが設けられ、タービンケーシング16は支持体36Aによって支持される。また、ガス出口ケーシング30の下部に、脚部38が一体に設けられ、脚部38が据付台32にボルト等で結合されている。
タービンケーシング16は、支持体36Aによって排気タービン膨張機10の軸方向(矢印a方向)の熱伸びを許容されながら支持される。また、タービンケーシング16及び出口ケーシング26の軸方向の熱伸びは、蛇腹状の隔壁28aで吸収される。次に、支持体36Aの構成を説明する。
図2及び図3において、支持体36Aは、パンチング・プレート40と、パンチング・プレート40の下端に溶接されたフランジ46とからなる。パンチング・プレート40の上端に接続部42が形成されている。接続部42は長方形断面の凹部42aが形成され、該凹部に出口フランジ24が挿入される。接続部42にはばか孔42bが穿設され、ばか孔42bにボルト44が挿入され、ボルト44が出口フランジ24に設けられたネジ孔に螺合している。出口フランジ24と接続部42との間、及びばか孔42aとボルト44との間には、タービンケーシング16の径方向(矢印b方向)の熱伸びを許容する隙間s1及びs2が形成されている。
図4及び図5に示すように、フランジ46は、パンチング・プレート40の下端に溶接部wで、パンチング・プレート40に対しほぼ直角に接続されている。フランジ46の下面が据付台32の上面に接するように配置されている。フランジ46には、軸方向(矢印a方向)に長辺を有する楕円形のばか孔46aが穿設されている。円板状の座金48に挿入されたボルト50は、ばか孔46aに挿入され、据付台32に形成されたネジ孔32aに螺合される。
ボルト50と楕円孔46aとの間に、中空円筒形のスペーサ52が介装されている。ばか孔46aの内周面、スペーサ52及びボルト50の間には隙間s3が形成され、座金48とフランジ46の上面との間に隙間s4が形成されている。そのため、フランジ46とボルト50とは接触していない。ボルト50はスペーサ52の上端面に締め付け固定される。
かかる構成において、排気タービン膨張機10の運転中、タービンケーシング16に接続されたパンチング・プレート40は高温になり、低温側のフランジ46との間で温度差が生じる。これにより、タービンケーシング16の軸方向及び径方向の熱伸びと、パンチング・プレート40の径方向の熱伸びが発生する。しかし、フランジ46とボルト50との間に隙間s3及びs4があるので、フランジ46は、タービンケーシング16及びパンチング・プレート40の熱伸びと共に、ばか孔46a内を軸方向に移動できる。そのため、パンチング・プレート40及び溶接部wに発生する曲げ変形を抑制できる。なお、ボルト50はスペーサ52の上端面に締め付け固定されるため、ボルト50が緩んだり、ぐらついたりすることはない。
また、タービンケーシング16及びパンチング・プレート40の径方向の熱伸びは、出口フランジ24と接続部42との間に形成された隙間s1及びs2によっても吸収される。以上の構成によって、パンチング・プレート40の曲げ変形が抑制されるため、パンチング・プレート40及び溶接部wに過大な熱応力が発生しない。従って、低コストな構成で、パンチング・プレート40及び溶接部wのクラックや疲労亀裂の発生を効果的に防止できる。また、ばか孔46aは、軸方向(矢印a方向)に長辺を有する楕円形であるので、フランジ46とボルト50との間の軸方向の隙間s3を広く取ることができる。従って、熱伸び量が大きいタービンケーシング16の軸方向の熱伸びを容易に許容できる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図6〜図9に基づいて説明する。図6及び図7に示すように、本実施形態に係る支持体36Bは、第1実施形態と同一構成のパンチング・プレート40と、パンチング・プレート40の下端と溶接部wを介して、パンチング・プレート40に対してほぼ直角方向に接続されたフランジ60と、フランジ60と据付台32の上面との間に介装された平板状のライナー62とからなる。図6に示すように、フランジ60は、中央域に四角形状の切欠き60aが形成されている。ライナー62は、例えば、表面に硬質Crメッキを施したSS400のように、低摩擦係数を有する高強度鋼で構成されている。
図8において、ボルト50は、ライナー62に形成されたネジ孔62aと螺合している。フランジ60の構成は第1実施形態のフランジ46の構成と同一である。即ち、フランジ60に、矢印a方向に長辺が向いた楕円形のばか孔60bが形成されている。円板状の座金48に挿入されたボルト50は、ばか孔60bに挿入されると共に、ボルト50とばか孔60bとの間に、中空円筒形のスペーサ52が介装されている。ばか孔60bの内周面、スペーサ52及びボルト50の間には隙間s3が形成され、座金48とフランジ60の上面との間に隙間s4が形成されている。また、スペーサ52の上端面にボルト50の頭部が締め付け固定されている。
切欠き60aの領域に設けられたボルト64は、ライナー62に穿設された円形のばか孔62aに挿入され、据付台32に形成されたネジ孔32aに螺合している。その他の構成は第1実施形態と同一である。
本実施形態によれば、第1実施形態で得られる作用効果に加えて、ライナー62を設けることで、フランジ60の滑りが良くなり、かつフランジ60はボルト64の取付け領域の一部が欠如されているので、ボルト64による拘束力はない。そのため、フランジ60の滑りが良く、タービンケーシング16及びパンチング・プレート40の熱伸びと共に、フランジ46がばか孔60b内を移動する。かかる構成によって、パンチング・プレート40及び溶接部wに発生する熱応力をさらに低減でき、これら部位のクラックの発生や疲労破壊を防止できる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態を図6を参照して説明する。図6に示すように、本実施形態では、第2実施形態の構成に加えて、溶接部wの両端において、パンチング・プレート40に円弧形状の切欠き70を形成したものである。その他の構成は第2実施形態と同一である。溶接部wでは、タービンケーシング16及びパンチング・プレート40の熱伸びに起因した歪は、両端部に集中する。そこで、本実施形態では、切欠き70を形成することで、溶接部wの両端に集中する歪を軽減することができる。これによって、溶接部wに発生する熱応力を低減し、溶接部wのクラックや疲労破壊を防止できる。
本発明によれば、排気タービンの支持構造において、低コストで、パンチング・プレート、及びパンチング・プレートとフランジとの結合部で、クラックや疲労亀裂が発生するのを効果的に防止できる。
10 排気タービン膨張機
12 タービン部
14 軸受台
15 排ガスダクト
16 タービンケーシング
18 タービンホィール
18a ハブ
18b 羽根
20 回転軸
21 軸受
22 入口ケーシング
24 出口フランジ
26 出口案内筒
28 ガス出口エキスパンション
30 ガス出口ケーシング
32 据付台
32a ネジ孔
34、38 脚部
36A、36B 支持体
40 パンチング・プレート
42 接続部
42a 凹部
42b ばか孔
44 ボルト
46 フランジ
46a ばか孔
48 座金
50 ボルト
52 スペーサ
60 フランジ
60a 切欠き
60b ばか孔
62 ライナー
62a ネジ孔
64 ボルト
70 切欠き
s1、s2、s3、s4 隙間
w 溶接部

Claims (4)

  1. タービンケーシングの内部にタービンホィールが収納されたタービン部と、該タービンケーシングが接続され、該タービンホィールに接続された回転軸を回転自在に支持する軸受台とからなる排気タービンを架台上に支持する排気タービンの支持構造において、
    前記軸受台の下部に取り付けられ、前記架台上に固定される脚部と、前記タービンケーシングの下部に取り付けられ、前記架台に固定される支持体とを備え、
    前記支持体は、一端が前記タービンケーシングに接続されたパンチング・プレートと、一端が該パンチング・プレートの他端に固着され、一方の面が前記架台に当接されるフランジとからなり、
    前記フランジは、該フランジに形成されたばか孔に遊嵌され、前記架台に螺合して該フランジを該架台上に拘束するボルトと、該ばか孔に挿入されて該ボルトの周囲に配置され、該ボルトの頭部を支持する中空筒形のスペーサとを有し、該スペーサと前記ばか孔との間に、前記タービンケーシングの熱伸びを許容する隙間が形成され、
    前記パンチング・プレートと前記タービンケーシングとの接続部は、該タービンケーシングの熱伸びによる両者間のタービンケーシング径方向の相対移動を許容する隙間が形成されていることを特徴とする排気タービンの支持構造。
  2. 前記ばか孔は、前記タービンケーシングの軸方向に長辺を有する長円形を有していることを特徴とする請求項1に記載の排気タービンの支持構造。
  3. 前記フランジと前記架台との間に低摩擦係数を有する材質からなる平板状のライナーが介在し、
    該フランジは、前記ボルトの取付け領域の一部が欠如されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気タービンの支持構造。
  4. 前記フランジと前記パンチング・プレートとの接合部の両端に切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気タービンの支持構造。
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