JP2014086918A - 基地局、端末、及びセルの割り当て方法 - Google Patents

基地局、端末、及びセルの割り当て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の通信事業者のいずれかに割り当てられるセルの利用効率を向上させる。
【解決手段】基地局10において、計数部13は、自装置がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントする。また、割り当て部14が、複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数に基づいて、第1のグループの複数のセルのそれぞれを、複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる。第1のグループの複数のセルは、基地局10が有し且つ各セルが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである。
【選択図】図1

Description

本発明は、基地局、端末、及びセルの割り当て方法に関する。
3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Radio Access Network Long Term Evolution)のシステムには、フェムト(Femto)基地局(以下では、「フェムト局」と呼ばれることがある)が存在することがある。フェムト局は、マクロ基地局に比べて小型であり、例えば、家庭又はオフィス等に設置される。
また、現在、フェムト基地局は通信事業者毎に異なる。このため、通信事業者の異なる通信端末をそれぞれ有する複数のユーザが出入りするエリア(例えば、オフィス又はレストラン等)では、各通信事業者の通信端末に対応するために、各通信事業者に対応するフェムト局が設置される。従って、フェムト局の設置者にかかる負担が大きくなる。
特表2012−502521号公報
そこで、通信事業者の異なる複数の通信端末で共用できるフェムト局を導入することができる。この場合、フェムト局が有する複数の「セル」のそれぞれに、複数の通信事業者の内の1つが割り当てられる。ここで「セル」とは、通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドの1単位である。
しかしながら、複数の通信事業者に単純にセルを振り分けるだけでは、例えば、対応する通信端末の数が少ない通信事業者に対して過剰にセルが割り当てられる可能性があり、この場合には、セルの利用効率が低下してしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、第1に、複数の通信事業者に対応可能な基地局を提供することを目的とする。第2に、複数の通信事業者のいずれかに割り当てられるセルの利用効率を向上させることができる、基地局、端末、及びセルの割り当て方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、自装置がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、前記複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントする計数部と、前記複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数の比に基づいて、自装置が有し且つ各セルが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである複数のセルのそれぞれを、前記複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる割り当て部と、を具備する。
開示の態様によれば、複数の通信事業者のいずれかに割り当てられるセルの利用効率を向上させることができる。
図1は、実施例1の基地局の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。 図3は、実施例1の対応テーブルの一例を示す図である。 図4は、実施例1の端末の一例を示すブロック図である。 図5は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。 図6は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。 図7は、実施例1の事業者割り当てテーブルの周期的な更新の説明に供する図である。 図8は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。 図9は、実施例2の基地局の一例を示すブロック図である。 図10は、実施例2の調整テーブルの一例を示す図である。 図11は、実施例2の調整テーブルの一例を示す図である。 図12は、実施例3の基地局の一例を示すブロック図である。 図13は、実施例4のRRC Connectionの確立手順の説明に供する図である。 図14は、基地局のハードウェア構成を示す図である。 図15は、端末のハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する基地局、端末、及びセルの割り当て方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する基地局、端末、及びセルの割り当て方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[基地局の構成]
図1は、実施例1の基地局の一例を示すブロック図である。図1において、基地局10は、無線部11と、通信処理部12と、計数部13と、割り当て部14と、記憶部15と、ネットワークインタフェース(IF)16とを有する。
無線部11は、基地局10がカバーするエリア内に存在する端末から送信された信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対して所定の受信無線処理を行う。所定の無線受信処理とは、ダウンコンバート、アナログデジタル変換等である。受信無線処理後の受信信号は、通信処理部12へ出力される。
また、無線部11は、通信処理部12から送信信号を受け取り、その送信信号に対して所定の送信無線処理を行う。所定の送信無線処理とは、デジタルアナログ変換、アップコンバート等である。
通信処理部12は、基地局10の起動時に、基地局10に対応する事業者の識別情報を含む報知信号を無線部11へ出力する。これにより、報知信号が、無線部11及びアンテナを介して基地局10がカバーするエリア内に存在する端末へ送信される。
通信処理部12は、所定の周期で疑似ページング信号を無線部11へ出力する。これにより、疑似ページング信号が、無線部11及びアンテナを介して基地局10がカバーするエリア内に存在する端末へ送信される。
また、通信処理部12は、無線部11から受け取る受信信号から制御信号を抽出し、抽出された制御信号を計数部13へ出力する。ここで、抽出された制御信号は、具体的には、事業者識別情報を含む報知信号に応答して端末から送信される位置登録要求信号(TAU:Tracking Area Update)、及び、基地局10から送信された疑似ページング信号に対する端末からの応答信号である。
また、通信処理部12は、記憶部15に記憶されている「事業者割り当てテーブル」と、割り当て対象である端末の識別情報及び当該端末に対応する通信事業者の識別情報とに基づいて、割り当て対象である端末に対して使用セルを割り当てる。使用セルに関する情報、つまり割り当て信号は、割り当て対象である端末へ送信される。「事業者割り当てテーブル」は、基地局10が有する複数のセルのそれぞれの識別情報と、通信事業者の識別情報とが対応付けて記憶する。「事業者割り当てテーブル」の詳細については後述する。
また、通信処理部12は、受信信号の転送処理を実行する。具体的には、通信処理部12は、任意の使用セルにおいて信号を受信した場合、当該任意の使用セルと事業者割り当てテーブルにおいて対応付けられている通信事業者を特定する。そして、通信処理部12は、受信信号を、特定された通信事業者と「対応テーブル」において対応付けられているコアネットワークへネットワークIF16を介して送出する。「対応テーブル」は、複数の通信事業者の識別情報と、各通信事業者と対応するコアネットワークに関する情報とを対応付けて記憶する。「対応テーブル」の詳細については後述する。
計数部13は、基地局10がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントする。このカウントには、上記したTAU及び応答信号が用いられる。TAUは、基地局10の起動時に端末から送信される。また、応答信号は、所定の周期で端末から送信される。すなわち、計数部13によるカウント処理は、基地局10の起動時に、及び、所定の周期で実行される。
割り当て部14は、基地局10が有し且つそれぞれが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである第1のグループの複数のセルのそれぞれを、複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる。この通信事業者に対するセルの割り当ては、計数部13において複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数の比に基づいて行われる。なお、各通信事業者に割り当てられるセルの数に下限値を設けてもよい。例えば、比によれば、1つのセルも割り当てられない通信事業者であっても、その通信事業者に対して最低1つのセルを割り当てるようにしてもよい。
そして、割り当て部14は、第1のグループの複数のセルの識別情報と、第1のグループの各セルに対応する通信事業者の識別情報とを対応付けた、事業者割り当てテーブルを形成し、記憶部15に記憶させる。また、割り当て部14は、事業者割り当てテーブルに、複数の通信事業者のいずれも利用可能な第2のグループのセルの識別情報を含めてもよい。以下では、第2のグループのセルは、「共用セル」と呼ばれることがある。
記憶部15は、割り当て部14で形成された事業者割り当てテーブルを記憶する。
図2は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。図2において、事業者割り当てテーブルには、項目として、セル数通番、MCC番号、MNC番号、ECI番号、事業者、及びECGI番号が含まれている。セル数通番は、基地局10が有する複数のセルの数を示している。すなわち、図2の事業者割り当てテーブルから基地局10が9個のセルを有していることがわかる。また、MCC番号は、モバイルカントリーコード(Mobile Country Code)、つまり国番号である。また、MNC(Mobile Network Code)番号は、各国内の通信事業者の識別番号である。すなわち、MCC番号とMNC番号との組合せが、通信事業者識別情報であり、これにより全世界の通信事業者を区別することができる。また、ECI(E-UTRAN Cell ID)番号は、セルの識別情報である。また、事業者の項目は、事業者名が入力される。また、ECGI番号は、MCC番号、MNC番号及びECI番号を単に結合した数字列である。
ここで、本質的には、上記の通り、事業者割り当てテーブルには、基地局10が有する複数のセルのそれぞれの識別情報と、通信事業者の識別情報とが対応付けて記憶されればよい。従って、MCC番号、MNC番号及びECI番号が含まれていればよく、他の項目、つまり、セル数通番、事業者、及びECGI番号は含まれなくてもよい。
なお、図2において、ECI番号09のセルは、上記した第2のグループに属するセルであり、複数の通信事業者のいずれも利用可能である。
ネットワークIF16は、複数の通信事業者にそれぞれ対応する複数のコアネットワークと接続されている。そして、ネットワークIF16は、通信処理部12によって特定された通信事業者と対応テーブルにおいて対応付けられているコアネットワークへ通信処理部12から受け取る信号を送出する。
図3は、実施例1の対応テーブルの一例を示す図である。図3において、対応テーブルでは、項目として、MCC番号と、MNC番号と、事業者と、MME(Mobility Management Entity)番号とが含まれている。MME番号は、コアネットワークの識別情報として用いられる。
ここで、本質的には、上記の通り、対応テーブルには、複数の通信事業者の識別情報と、各通信事業者と対応するコアネットワークに関する情報とが対応付けて記憶されればよい。従って、MCC番号、MNC番号、及びMME番号が含まれていればよく、事業者の項目は含まれなくてもよい。
[端末の構成]
図4は、実施例1の端末の一例を示すブロック図である。図4において、端末20は、無線部21と、通信制御部22とを有する。
無線部21は、基地局10から送信された信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対して所定の受信無線処理を行う。受信無線処理後の受信信号は、通信制御部22へ出力される。
また、無線部21は、通信制御部22から受け取る信号に対して所定の送信無線処理を行い、送信無線処理後の信号をアンテナを介して基地局10へ送信する。
通信制御部22は、基地局10の起動時に基地局10に対応する事業者の識別情報を含む報知信号を受け取ると、TAUを生成し、生成されたTAUを無線部21及びアンテナを介して基地局10へ送信する。
また、通信制御部22は、所定の周期で疑似ページング信号を基地局10から受け取ると、疑似ページング信号に対する応答信号を基地局10へ送信する。
また、通信制御部22は、送信データ信号が発生すると、基地局10から受け取った割り当て信号が示す使用セルを用いて送信データ信号を基地局10へ送信する。また、通信制御部22は、基地局10から受け取った割り当て信号が示す使用セルを用いて、データ信号を基地局10から受信する。すなわち、通信制御部22は、割り当て信号の示す使用セルによって通信する。
ここで、割り当て信号が示す使用セルは、基地局10によって、基地局10がカバーするエリア内に存在する複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについての、複数の端末の数に比に基づいて、端末20に対応する通信事業者に対して割り当てられた、セルである。
[基地局及び端末の動作]
以上の構成を有する基地局10及び端末20の処理動作について説明する。
<事業者割り当てテーブルの初期設定>
基地局10は、起動時に、基地局10に対応する事業者の識別情報を含む報知信号を送信する。
次に、基地局10がカバーするエリア内に存在する端末20は、当該端末20に対応する通信事業者に対する「基本セル」を用いてTAUを基地局10へ送信する。ここで、基地局10の起動時には、予め各通信事業者に対して仮に割り当てられている基本セルが用いられる。例えば、基本セルとして、通信事業者A,B,Cに対してそれぞれセル数通番1,2,3のセルを割り当てておく。従って、通信事業者Aの端末20は、セル数通番1の基本セルを用いてTAUを送信する。
次に、基地局10は、複数の基本セルのそれぞれについて、受信したTAUの数をカウントする。各基本セルが各通信事業者に対応しているので、各基本セルで受信されたTAUの数をカウントすることにより、基地局10の配下に存在する端末20の数を通信事業者毎にカウントすることができる。ここで、既存の方式では1つのセルの各フレームには複数のサブフレームが存在するので、当該複数のサブフレームを利用することにより、基地局10は、1つのセルで複数の端末20からのTAUを受信することができる。
次に、基地局10は、基地局10が有し且つそれぞれが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである第1のグループの複数のセルのそれぞれを、複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる。この通信事業者に対するセルの割り当ては、計数部13において複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数の比に基づいて行われる。
なお、各通信事業者に割り当てられるセルの数に下限値を設けてもよい。また、比に応じてセルを通信事業者に割り当てた結果余ったセルを、共用セルとしてもよい。すなわち、図5に示すように、比によれば、通信事業者B,Cに対して1つのセルも割り当てられない場合でも、通信事業者B,Cに対してそれぞれセル数通番7,8のセルを割り当てられる。また、余りのセルであるセル数通番9のセルは、共用セルとされている。図5は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。
又は、図5においては通信事業者B,Cに対してそれぞれ割り当てられているセル数通番7,8のセルを、図6に示すように共用セルにしてもよい。図6は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。
<事業者割り当てテーブルの周期的な更新>
図7は、実施例1の事業者割り当てテーブルの周期的な更新の説明に供する図である。図7には、1周期の終了時点で行われる処理が示されている。すなわち、図7に示す処理は、1周期毎に行われる。
基地局10は、疑似ページングメッセージ、つまり、疑似ページング信号を所定の周期で生成する(ステップS101)。
基地局10は、「エリア内端末テーブル」に記憶されている端末20に対して、所定の周期で疑似ページング信号を送信する(ステップS102)。ここで、エリア内端末テーブルは、記憶部15に記憶されている。そして、エリア内端末テーブルには、通信処理部12によってTAUを送信した端末20の識別情報が記憶される。なお、基地局10のエリア内に新たに入ってきた端末20は、その時点でTAUを基地局10へ送信する。
次に、疑似ページング信号を受け取った端末20は、疑似ページング信号に対する応答信号であるRRC接続要求(RRC CONNECTION REQUEST)を基地局10へ送信する(ステップS103)。
次に、基地局10は、複数の通信事業者のそれぞれについて、受信した応答信号の数をカウントする(ステップS104)。そして、基地局10は、基地局10が有し且つそれぞれが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである第1のグループの複数のセルのそれぞれを、複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる。この通信事業者に対するセルの割り当ては、計数部13において複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数の比に基づいて行われる。
次に、基地局10は、RRC接続要求を送信してきた端末20に対してRRC拒否(Reject)を送信する(ステップS105)。
次に、基地局10は、応答信号を送信してこなかった端末20の識別情報をエリア内端末テーブルから削除することにより、エリア内端末テーブルを更新する(ステップS106)。なぜならば、疑似ページング信号を送ったにも関わらず応答信号を送信してこなかった端末20は、基地局10のエリアから出ていったと判断できるからである。
なお、周期的な更新処理においても、初期設定の場合と同様に、各通信事業者に割り当てられるセルの数に下限値を設けてもよい(図5参照)。また、比に応じてセルを通信事業者に割り当てた結果余ったセルを、共用セルとしてもよい(図6参照)。又は、図5においては通信事業者B,Cに対してそれぞれ割り当てられているセル数通番7,8のセルを、図6に示すように共用セルにしてもよい。
以上のように本実施例によれば、基地局10において、計数部13は、自装置がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントする。また、割り当て部14が、複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数に基づいて、第1のグループの複数のセルのそれぞれを、複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる。第1のグループの複数のセルは、基地局10が有し且つ各セルが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである。
こうすることで、1つの基地局によって複数の通信事業者に対応できるので、ユーザの利便性を向上させることができる。また、複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数に基づいて通信事業者にセルを割り当てるので、基地局10がカバーするエリア内の実態に合わせたセルの割り当てを行うことができる。この結果、セルの利用効率を向上させることができる。
また、第1のグループの複数のセルの他に、複数の通信事業者のいずれも利用可能な第2のグループのセル、つまり共用セルが設けられてもよい。
こうすることで、或る通信事業者について実際にセルを使用したい端末の数が割り当てられたセルの数を超えた場合でも、共用セルを用いることができる。従って、通信を開始したい端末の待ち時間を低減することができる。
また、各通信事業者に割り当てられるセルの数に、下限値が設けられてもよい。
こうすることで、端末の数が少ない通信事業者についても、実際にセルを使用したい端末の数が割り当てられたセルの数を超える状況が起こる確率を低減することができる。従って、端末の数が少ない通信事業者についても、通信を開始したい端末の待ち時間を低減することができる。
また、計数部13は、複数の端末から送信される位置登録要求(TAU)、又は、基地局10から送信された疑似ページング信号に対する複数の端末からの応答に基づいて、端末の数をカウントする。
また、端末20において、無線部21が、基地局10から割り当て信号を受信する。また、通信制御部22が、受信された割り当て信号の示すセルで通信する。そして、割り当て信号の示すセルは、基地局10によって端末20に対応する通信事業者に対して割り当てられたセルである。そして、基地局10による割り当ては、基地局10のカバーエリア内に存在する複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについての端末の数に基づいて行われる。
なお、事業者割り当てテーブルには、特定の端末20に予め割り当てられることが決められている「優先セル」が含められてもよい。図8は、実施例1の事業者割り当てテーブルの一例を示す図である。図8において、セル数通番1のセルが、通信事業者Aの或る端末20向けの優先セルである。この場合、優先セルを除くセルが上記した第1のグループとされ、比で分配した後に余るセルが共通セルとされる。
[実施例2]
実施例2は、比に応じて割り当てられたセルの調整処理に関する。
[基地局の構成]
図9は、実施例2の基地局の一例を示すブロック図である。図9において、基地局30は、割り当て部31を有する。
割り当て部31は、実施例1の基地局10における割り当て部14と同じ機能を有する。割り当て部31は、さらに、基地局30が設置される場所、又は、時間若しくは時期に応じて、各通信事業者に割り当てられたセルの数を調整する。この調整は、記憶部15に記憶されている「調整テーブル」に基づいて行われる。
図10は、実施例2の調整テーブルの一例を示す図である。図10において、調整テーブルには、項目として、属性ID、項目1,2,3と、調整内容と、変化数とが含まれている。複数の属性IDは、複数の調整処理にそれぞれ対応する。項目1は、調整処理の属性、例えば、基地局30が設置される場所又は時間若しくは時期を示す。具体的には、図10においてショップは設置場所を示し、時刻、季節及びイベントは時間又は時期を示す。項目2は、項目1の具体的な内容を示す。項目3は、備考欄として用いられる。調整内容の項目は、どの通信事業者のセルを増加させるのか又は減少させるのかを示している。変化数は、調整内容の項目の増加量又は減少量を示す。
割り当て部31は、さらに、通信事業者の優先順位に基づいて、セル数の調整を行ってもよい。この優先順位に基づくセル数の調整は、記憶部15に記憶された「優先度テーブル」に基づいて行われる。図11は、実施例2の調整テーブルの一例を示す図である。図11に示すように、調整テーブルでは、複数の通信事業者と、各通信事業者に対応する優先順位とが対応付けられている。
具体的には、割り当て部31は、複数の通信事業者の内の第1の通信事業者に対する割り当てセルの数を増加させる場合、第1の通信事業者よりも調整テーブルでの優先順位の低い通信事業者へ割り当てられたセルが、第1の通信事業者へ優先的に振り分けられる。
[基地局の動作]
以上の構成を有する基地局30の処理動作について説明する。以下では、2つの具体例が挙げられる。
<例1>
例1では、図10の調整テーブルの属性ID1の調整処理が取り上げられる。
第1の処理として、基地局30は、携帯ショップに設置されているため、起動時に、通信事業者Bのセル数を3つ増加させる調整処理を開始する。
第2の処理として、基地局30は、調整テーブルにおいて共用セルが存在するか否かを判定する。
第3の処理として、基地局30は、共用セルが存在した場合には、その共用セルを通信事業者Bに振り分ける。
第4の処理として、基地局30は、共用セルが存在しない場合には、通信事業者Bよりも優先順位の低い通信事業者のセルを、通信事業者Bに対して振り分ける。例えば、通信事業者Cは通信事業者Bよりも優先順位が低いので、通信事業者Cに割り当てられているセル数通番3のセルを、通信事業者Bに振り分ける。なお、優先順位の低い通信事業者のセルの方から順番に振り分け対象としてもよい。また、通信に利用されている最中の使用セルを振り分け対象から外し、通信に利用されていないセルを優先的に振り分け対象としてもよい。
第2から第4の処理は、「変化数」に達するまで繰り返される。
<例2>
例2では、図10の調整テーブルの属性ID3の調整処理が取り上げられる。
第1の処理として、基地局30は、項目2が「7:00〜20:00」に設定されているため、その時間帯において割り当て処理が行われた場合、通信事業者Cのセル数を2つ減少させる調整処理を開始する。
第2の処理として、基地局30は、減少対象である通信事業者Cに割り当てられているセルを、調整テーブルにおいてサーチする。
第3の処理として、基地局30は、通信事業者Cのセルが無い場合には、調整処理を終了する。
第4の処理として、基地局は、通信事業者Cのセルを発見した場合には、そのセルを共用セルに変更する。
第2の処理及び第4の処理は、通信事業者Cのセルが発見されなくなるまで、又は、「変化数」に達するまで繰り返される。
以上のように本実施例によれば、基地局30において、割り当て部31は、基地局30が設置される場所、又は、時間若しくは時期に応じて、各通信事業者に割り当てられたセルの数を調整する。
こうすることで、基地局30が設置される場所、又は、時間若しくは時期等の事情を考慮した、セルの割り当てが可能となる。この結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、複数の通信事業者には優先順位が設定される。そして、割り当て部31による調整では、複数の通信事業者の内の第1の通信事業者に割り当てられるセルの数を増加させる場合、第1の通信事業者よりも優先順位の低い通信事業者に対して割り当てられたセルが第1の通信事業者に対して優先的に振り分けられる。
こうすることで、複数の通信事業者に対して設定された優先順位に合わせた、セルの割り当てを行うことができる。
[実施例3]
実施例3は、セル割り当ての制限に関する。
図12は、実施例3の基地局の一例を示すブロック図である。図12において、基地局40は、通信処理部41と、割り当て部42とを有する。
通信処理部41は、実施例1の基地局10における通信処理部12と同じ機能を有する。
通信処理部41は、さらに、基地局40における通信事業者毎のスループット値を算出し、算出されたスループット値を割り当て部42へ出力する。
割り当て部42は、実施例1の基地局10における割り当て部14と同じ機能を有する。
割り当て部42は、さらに、前回の割り当て時に割り当てられた第1のセル数よりも今回の割り当て時に割り当てられた第2のセル数の方が大きい任意の通信事業者に対して、所定の条件を満たす場合に、セルの割り当てに制限を与える。具体的には、割り当て部42は、任意の通信事業者のスループット値が所定値以上の場合、その任意の通信事業者に対しては、今回の第2のセル数を割り当てるのではなく、前回の第1のセル数のままにする。一方、割り当て部42は、任意の通信事業者のスループット値が所定値未満の場合には、その任意の通信事業者に対して、今回の第2のセル数を割り当てる。
なお、以上の説明では、基地局40における通信事業者毎のスループット値が用いられたが、これ限定されるものではなく、基地局40における通信事業者毎の一定期間内の累積パケット数が用いられてもよい。
以上のように本実施例によれば、基地局40において、計数部13によるカウント及び割り当て部42による割り当ては、所定の周期で実行される。そして、割り当て部42は、前回の割り当て時に割り当てられた第1のセル数よりも今回の割り当て時に割り当てられた第2のセル数の方が大きい任意の通信事業者に対して、所定の条件を満たす場合に、セルの割り当てに制限を与える。具体的には、割り当て部42は、任意の通信事業者のスループット値、又は、任意の通信事業者の一定期間内の累積パケット数が所定値以上の場合、その任意の通信事業者に対しては、今回の第2のセル数を割り当てるのではなく、前回の第1のセル数のままにする。一方、割り当て部42は、任意の通信事業者のスループット値、又は、任意の通信事業者の一定期間内の累積パケット数が所定値未満の場合には、その任意の通信事業者に対して、今回の第2のセル数を割り当てる。
こうすることで、通信事業者による基地局40のリソースの利用状況を考慮した、セルの割り当てが可能となる。この結果、通信事業者間の公平性を担保することができる。
[実施例4]
実施例4は、基地局による転送処理の具体例に関する。特に、RRC Connection(Radio Resource Control Connection)の確立手順を例に取り具体例を説明する。
図13は、実施例4のRRC Connectionの確立手順の説明に供する図である。
端末20は、RRC接続要求(RRC Connection request)を基地局10へ送信する(ステップS201)。
基地局10において通信処理部12は、端末20の使用セルの識別情報(例えば、ECGI番号)を読み出す(ステップS202)。
通信処理部12は、端末20の使用セルを決定する(ステップS203)。具体的には、通信処理部12は、読み出したECGI番号に対応する通信事業者に対して割り当てられたセルが事業者割り当てテーブルに存在する場合、そのセルを端末20の使用セルとして決定する。一方、読み出したECGI番号に対応する通信事業者に対して割り当てられたセルが事業者割り当てテーブルに存在しない場合、共用セルを端末20の使用セルとして決定する。なお、共用セルも事業者割り当てテーブルに存在しない場合、通信処理部12は、端末20へRRC接続拒否(RRC Connection reject)を送信する。
通信処理部12は、決定された使用セルを用いて、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)を端末20へ送信する(ステップS204)。
端末20は、RRC接続セットアップを受信すると、RRC接続セットアップ完了(RRC Connection Setup Complete)を基地局10へ送信する(ステップS205)。
基地局10において通信処理部12は、RRC接続セットアップ完了を受け取ると、DCCH(Dedicated Control CHannel)データACKを端末20へ送信する(ステップS206)。
端末20は、端末とコアネットワークとの間の制御信号(NAS信号)を、基地局10へ送信する(ステップS207)。
基地局10において通信処理部12は、NAS信号を受信したセルと、事業者割り当てテーブルと、対応テーブルとに基づいて、転送先のコアネットワークを特定する(ステップS208)。
通信処理部12は、特定された転送先のコアネットワークへNAS信号を転送する(ステップS209)。
通信処理部12は、転送されたNAS信号に対して通信事業者から送信された応答信号を受信する(ステップS210)。
通信処理部12は、受信された応答信号の送信元アドレスと、対応テーブルとに基づいて、応答信号の送信元である通信事業者を特定する(ステップS211)。
通信処理部12は、特定された通信事業者と、事業者割り当てテーブルとに基づいて、使用セルを特定する(ステップS212)。
通信処理部12は、特定された使用セルを用いて、応答信号を端末20へ転送する(ステップS213)。
以上のように通信処理部12による転送処理によって、RRC Connectionの確立手順を実行することができる。
[他の実施例]
[1]実施例1から実施例4の基地局及び端末は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図14は、基地局のハードウェア構成を示す図である。図14に示すように、基地局100は、ハードウェアの構成要素として、RF(Radio Frequency)回路110と、CPU(Central Processing Unit)120と、メモリ130と、ネットワークIF(Inter Face)140とを有する。メモリ130は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。通信処理部12と、計数部13と、割り当て部14とは、CPU120等の集積回路により実現される。無線部11は、RF回路110により実現される。ネットワークIF16は、ネットワークIF140に対応する。
図15は、端末のハードウェア構成を示す図である。図15に示すように、端末200は、ハードウェア的には、RF回路210と、CPU220と、メモリ230とを有する。メモリ230は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。通信制御部22は、CPU220等の集積回路により実現される。無線部21は、RF回路210により実現される。
また、実施例1から実施例4で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。すなわち、通信処理部12と、計数部13と、割り当て部14とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ130に記録され、各プログラムがCPU120に読み出されてプロセスとして機能してもよい。また、通信制御部22によって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ230に記録され、各プログラムがCPU220に読み出されてプロセスとして機能してもよい。
[2]実施例1から実施例4における基地局は、フェムト基地局に限定されるものではない。例えば、マクロ基地局でも、第3世代に対応する基地局でも、LTEに対応する基地局でもよい。すなわち、いずれの方式に対応する基地局においても、上記実施例は成立する。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)自装置がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、前記複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントする計数部と、
前記複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数に基づいて、自装置が有し且つ各セルが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである第1のグループの複数のセルのそれぞれを、前記複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる割り当て部と、
を具備することを特徴とする基地局。
(付記2)前記割り当て部は、自装置が設置される場所、又は、時間若しくは時期に応じて、各通信事業者に割り当てられたセルの数を調整する、
ことを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記3)前記第1のグループの複数のセルの他に、前記複数の通信事業者のいずれも利用可能な第2のグループのセルを有する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の基地局。
(付記4)各通信事業者に割り当てられるセルの数は下限値を有する、
ことを特徴とする付記1から3のいずれか一つに記載の基地局。
(付記5)前記計数部によるカウント及び前記割り当て部による割り当ては、所定の周期で実行され、
前記割り当て部は、前回の割り当て時に割り当てられた第1のセル数よりも今回の割り当て時に割り当てられた第2のセル数の方が大きい任意の通信事業者に対して、前記任意の通信事業者のスループット又は一定時間内の累積パケット数が所定値未満の場合には前記第2のセル数のセルを割り当て、前記所定値以上の場合には前記第1のセル数のセルを割り当てる、
ことを特徴とする付記1から4のいずれか一つに記載の基地局。
(付記6)前記複数の通信事業者には優先順位が設定され、
前記割り当て部による調整では、前記複数の通信事業者の内の第1の通信事業者に割り当てられるセルの数を増加させる場合、前記第1の通信事業者よりも前記優先順位の低い通信事業者に対して割り当てられたセルが前記第1の通信事業者に対して優先的に振り分けられる、
ことを特徴とする付記2に記載の基地局。
(付記7)前記計数部は、前記複数の端末から送信される位置登録要求、又は、自装置から送信されたページング信号に対する前記複数の端末からの応答に基づいて、前記数をカウントする、
ことを特徴とする付記1から6のいずれか一つに記載の基地局。
(付記8)基地局から割り当て信号を受信する無線部と、
前記受信された割り当て信号の示すセルで通信する通信制御部と、
を具備し、
前記割り当て信号の示すセルは、前記基地局によって、前記基地局がカバーするエリア内に存在する複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについての、前記複数の端末の数に基づいて、自装置に対応する通信事業者に対して割り当てられた、セルである、
端末。
(付記9)基地局がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、前記複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントし、
前記複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数に基づいて、前記基地局が有し且つ各セルが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである複数のセルのそれぞれを、前記複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる、
ことを特徴とするセルの割り当て方法。
10,30,40 基地局
11,21 無線部
12,41 通信処理部
13 計数部
14,31,42 割り当て部
15 記憶部
20 端末
22 通信制御部

Claims (5)

  1. 自装置がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、前記複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントする計数部と、
    前記複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数に基づいて、自装置が有し且つ各セルが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである複数のセルのそれぞれを、前記複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる割り当て部と、
    を具備することを特徴とする基地局。
  2. 前記割り当て部は、自装置が設置される場所、又は、時間若しくは時期に応じて、各通信事業者に割り当てられたセルの数を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記計数部は、前記複数の端末から送信される位置登録要求、又は、自装置から送信されたページング信号に対する前記複数の端末からの応答に基づいて、前記数をカウントする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 基地局から割り当て信号を受信する無線部と、
    前記受信された割り当て信号の示すセルで通信する通信制御部と、
    を具備し、
    前記割り当て信号の示すセルは、前記基地局によって、前記基地局がカバーするエリア内に存在する複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについての、前記複数の端末の数に基づいて、自装置に対応する通信事業者に対して割り当てられた、セルである、
    端末。
  5. 基地局がカバーするエリア内に存在する複数の端末の数を、前記複数の端末に対応する複数の通信事業者のそれぞれについてカウントし、
    前記複数の通信事業者のそれぞれについてカウントされた数に基づいて、前記基地局が有し且つ各セルが通信中の1つの端末が占有できる周波数バンドである複数のセルのそれぞれを、前記複数の通信事業者のいずれかに対して割り当てる、
    ことを特徴とするセルの割り当て方法。
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