JP2014085103A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力の供給がなくなった場合であっても、自動的に加湿フィルタが浸水しない状態になる加湿装置の提供。
【解決手段】 本発明に係る加湿装置は、水槽55及び送風手段4と、該送風手段4が発生する風の通風路10の途中で配する加湿フィルタ52と、該加湿フィルタ52が一部浸水する状態と浸水しない状態とに切り替える切替手段58と、外部電源より給電されて前記送風手段4及び前記切替手段58の動作を制御する制御手段100と、を備えた加湿装置において、前記外部電源から給電される電力の一部を蓄積する蓄電部100Aを備え、前記外部電源からの給電が停止した場合、前記制御手段100は前記蓄電部100Aに蓄積された電力を前記切替手段58へ供給して、前記加湿フィルタ52を浸水しない状態にする。
【選択図】図6

Description

本発明は、送風機が発生する風の通風路に配され、水槽内の水により加湿されるフィルタを備える加湿装置に関する。
近年では、感染症予防の観点、又は美容・健康の観点から、適度な加湿の重要性が認識されており、室内の空気に適度な湿度を与える加湿装置が利用されている。加湿装置の加湿方法として、加熱を伴わずに加湿を行う気化式が主流となっている。
特許文献1には、気化式の加湿装置の例が開示されている。従来の気化式の加湿装置は、吸水性のある加湿フィルタと送風手段とを備え、水を含ませた加湿フィルタに空気を通過させることにより、空気の加湿を行う。加湿フィルタは、吸水性のある材料で円形に形成されており、加湿装置は、垂直に配置した加湿フィルタの下方を水が貯留された水槽にて浸水させながら、円の中心を回転中心として加湿フィルタを回転させて、加湿フィルタに水を含ませる。送風手段は、加湿フィルタよりも風下側に配置されており、加湿フィルタを通過した空気を吸引し、加湿された空気を加湿装置外へ放出する。
特許第4808201号
従来の加湿装置は、水槽内に水が残っているにも関わらず加湿フィルタを浸水したまま放置することが多かった。そのため、炭酸カルシウム等のスケールが加湿フィルタに発生しやすかった。このような問題に対し、特許文献1では加湿フィルタの保持枠に浸水部と非浸水部を設け、加湿装置を動作させない場合は非浸水部を下方にある水槽に浸し、浸水部を上方に移動させることで、加湿フィルタを長時間浸水しないようにした。
しかしながら、加湿装置は、外部電源(商用電源)からの電力供給を受ける駆動手段により駆動されるため、停電等により急に電力供給が行われなくなる可能性がある。よって、非浸水部を浸水部に比べ重くすることにより、非浸水部が自重により鉛直下方に回転移動しやすい構成にしたとしても、モータにはトルク抵抗があるため、非浸水部が下方に移動しないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電力の供給がなくなった場合において、加湿フィルタが浸水しない状態になる加湿装置を提供することを目的とする。
本発明に係る加湿装置は、水槽及び送風手段と、該送風手段が発生する風の通気路の途中で配する加湿フィルタと、該加湿フィルタが一部浸水する状態と浸水しない状態とに切り替える切替手段と、外部電源より給電されて前記送風手段及び前記切替手段の動作を制御する制御手段と、を備えた加湿装置において、前記外部電源から給電される電力の一部を蓄積する蓄電部を備え、前記外部電源からの給電が停止した場合、前記制御手段は前記蓄電部に蓄積された電力を前記切替手段へ供給して、前記加湿フィルタを浸水しない状態にすることを特徴とする。
本発明に係る加湿装置は、前記外部電源からの給電が停止した場合、前記制御手段は前記蓄電部に蓄積された電力を前記切替手段へ供給して、前記加湿フィルタが前記水槽内の水位よりも上方に移動することを特徴とする。
本発明に係る加湿装置は、前記加湿フィルタの移動が回転運動によるものであることを特徴とする。
本発明に係る加湿装置は、前記水槽内の水位を検出する水位センサを備え、前記外部電源からの給電が停止した場合、前記水位センサが所定以上の水位を検出していれば、前記制御手段は前記蓄電部に蓄積された電力を前記切替手段へ供給することを特徴とする。
本発明にあっては、運転中において外部電源からの電力が得られなくなった場合、蓄電部に蓄積された電力を切替手段に供給することによって加湿フィルタを浸水しない状態にする。このため、運転停止状態において、加湿フィルタが水槽内の水に長時間浸水している状態を確実に回避できる。
また、本発明にあっては、蓄電部に蓄積された電力を切替手段に供給することによって前記加湿フィルタが前記水槽内の水位よりも上方に移動する。加湿フィルタが物理的に上方に移動するだけなので、制御も簡易である。
また、本発明にあっては、加湿フィルタの移動が回転運動によるものであるため、一部が浸水した円形の加湿フィルタを用いた加湿装置であれば、通常のモータ駆動だけでよい。よって、消費電力も小さく、追加の構成が不要となる。
また、本発明にあっては、運転中において外部電源からの電力が得られなくなった場合、水位センサによる水位検出を行い、加湿フィルタ部が浸水する状態にあれば、加湿フィルタを浸水しない状態にする。消費電力が小さい水位センサにより蓄電部に蓄積された電力を使用するか判断できるため、蓄電部の不要な電力消費を抑制できる。
本発明によれば、送風装置の運転停止状態において、加湿フィルタが浸水しない状態になるため、停電等により急に電力供給が行われなくなったとしても、加湿フィルタが長時間浸水することがない。そのため、加湿フィルタへのスケール発生を抑制できる。
本実施の形態に係る空気清浄機を示す正面側の斜視図である。 本実施の形態に係る空気清浄機を示す側断面図である。 本実施の形態に係る空気清浄機を示す背面側の斜視図である。 本実施の形態に係る動作中の加湿フィルタ部を示す側断面図である。 本実施の形態に係る停止中の加湿フィルタ部を示す側断面図である。 空気清浄機の制御系の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る空気清浄機の動作を説明するフローチャートである。 実施形態2に係る空気清浄機の動作を説明するフローチャートである。
〔実施形態1〕
本発明に係る加湿装置を空気清浄機に適用した形態について図面を用いて具体的に説明する。図1は本実施の形態に係る空気清浄機を示す正面側の斜視図、図2は側断面図、図3は背面側の斜視図である。なお、図2において、紙面左側は空気清浄機の正面側(前側)であり、紙面右側は空気清浄機の背面側(後側)である。
空気清浄機は、縦型直方体状のハウジング1を備え、壁及び床を有する室内において、ハウジング1の背面側が壁に対面する姿勢で床に設置される。ハウジング1の内部には、第1通風路10、第2通風路20及び制御室90が、互いに区画されて設けられている。
第1通風路10は、垂直方向の隔壁14及び後ろ斜め方向の隔壁15により更に区画されており、隔壁14より後側(背面側)のフィルタ収容室11、2つの隔壁14,15の間に位置する加湿室12、及び隔壁15より前側(前面側)の送気室13を備える。ハウジング1の後面には、多数の吸気口17,17,17,…を有する後面パネル16が着脱可能に取り付けられる。フィルタ収容室11は、この後面パネル16に開設された多数の吸気口17,17,17,…を介して外部に連通する。また、送気室13は、ハウジング1の天板に開設された送気口18を介して外部に連通する。加湿室12は、隔壁14及び15の下部に設けた開口を経て、フィルタ収容室11及び送気室13の双方に連通するように構成されている。
フィルタ収容室11には、脱臭フィルタ31及び集塵フィルタ32が積層配置してある。脱臭フィルタ31は、例えば、不織布に活性炭を分散保持させてなり、通気中の臭い成分を吸着、除去する作用をなす。集塵フィルタ32は、例えば、公知のHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタであり、通気中に含まれる微細な塵埃を捕集、除去する作用をなす。脱臭フィルタ31及び集塵フィルタ32は、合成樹脂製の矩形の枠体に各別に一体化され、後面パネル16の前側に設けたフィルタ室11に嵌め込まれている。
送風手段としての送風ファン4は、例えば、シロッコファンであり、羽根車40と、羽根車40を駆動するファンモータ41とを備えている。ファンモータ41は、送気室13を構成する壁面に固定されている。羽根車40は、送気室13内に突出するファンモータ41の出力端に固定され、隔壁14,15の下部に設けた開口に対向配置してある。送風ファン4の羽根車40は、ファンモータ41の駆動によって回転する。羽根車40が回転した場合、図2の白抜矢符で示すように、後面パネル16に設けた吸気口17,17,17,…を経て、フィルタ収容室11の内部に外気が導入される。フィルタ収容室11に導入された外気は、フィルタ収容室11の内部を前方向に流れ、加湿室12を経て羽根車40に吸い込まれ、上向きに方向を変えて送気室13の内部に導出される。そして、送気室13を斜め後ろ方向に通流し、送気室13末端の送気口18を経て外部に送り出される。
このように、フィルタ収容室11、加湿室12及び送気室13は、送風ファン4の動作に応じて前述した空気の流れが生じる第1通風路10を構成する。脱臭フィルタ31及び集塵フィルタ32は、第1通風路10の上流側に位置しており、吸気口17,17,17,…を経てフィルタ収容室11に導入される外気は、脱臭フィルタ31の通過により臭い成分を除去され、集塵フィルタ32の通過により塵埃を除去された清浄な空気となって、送気室13の末端の送気口18を経て送り出される。
なお、送気口18には、電動モータ75(図6を参照)により開閉駆動するルーバ7が設けられており、必要に応じて、送気口18を開放した状態(以下、開状態)、又は送気口18を閉塞した状態(以下、閉状態)にするように構成してある。
本実施の形態に係る空気清浄機は加湿機能を有しており、第1通風路10を流れる空気を加湿すべく、加湿室12(すなわち、集塵フィルタ32と送風ファン4との間)には、加湿ユニット5を設けている。
この加湿ユニット5は、加湿フィルタ部50と水槽55とにより構成される(図4、図5を参照)。加湿フィルタ部50は、円環状をなす保持枠51の内側に加湿フィルタ52を収容保持して構成されている。加湿フィルタ52は、不織布等、高い含水性を有すると共に通気が可能な材料製のシートであり、後側から前側に向けて流れる通気との接触面積を増加させるべく、蛇腹状に折り重ね、重ね幅の方向を通気の方向に沿わせて前記保持枠51の内部に収容されている。
保持枠51は、側面と、該側面の逆側に位置する前面の中心部に円形の支え環63が、また該支え環63を外周部に連絡する複数本(図4、図5においては6本)の支えリブ64,64・・・が夫々設けてあり、更に外周近傍の一か所を塞ぐように弓形の閉止部65が設けてある。
保持枠51の内部の加湿フィルタ52の収容空間は、弓形の閉止部65を除いた断面形状、即ち、円形の一部を弓形に切欠いた断面形状を有しており、この収容空間内に収容された加湿フィルタ52は、支え環63及び支えリブ64,64・・・により前後両側から支えられた状態で保持される。
図4、図5に示す保持枠51の後面(及び前面)は、前記支え環63、支えリブ64,64・・・及び閉止部35を除く全面が開口しており、保持枠51内の加湿フィルタ52は、夫々の開口から外部に露出した状態にある。加湿フィルタ52は、前述のように、シート材を蛇腹状に折り重ねて構成されている。図4、図5中には、夫々の開口から露出する加湿フィルタ52が、正面視にて山形の折り線を実線により示し、同じく谷形の折り線を破線により示してあり、図示のように加湿フィルタ52は、その折り線(山形及び谷形)を、弓形をなす閉止部65の弦と略平行とした姿勢にて保持枠51内部の収容空間に収容されている。
水槽55は、上部が開放された皿形の容器であり、ハウジング1の底板に設けたガイド部19に嵌め込むことにより、集塵フィルタ32の前側の加湿室12の内部に配され、内部に設けた2つにローラ部材66、66により加湿フィルタ部50の保持枠51を回転可能に支持するように構成されている。水槽55は、加湿フィルタ部50と共に、ガイド部19に沿ってスライド移動することにより、ハウジング1の一側面から外部に引き出すことが可能である。水槽55の引き出し側の端部には、広幅のタンク受け56が連設してあり、タンク受け56には、給水タンク6が着脱されるようになしてある。
水槽55の内部には、一定水位の水が貯留されている。図4、図5中には、水槽55の内水位Lが2点鎖線により示してある。回転する保持枠51の下部は、水槽55の貯留水に浸漬され、貯留水は、保持枠51の内部に前後の開口を経て浸入し、保持枠51内に収容保持された加湿フィルタ52に吸水される。
給水タンク6は、一側の端部に給水栓を有する直方体のタンクであり、給水栓の側を下向きとした倒立姿勢にてタンク受け56に装着される。給水栓は、公知の定水位弁を内蔵している。この定水位弁は、タンク受け56への給水タンク6の装着時に開放されて、給水タンク6内の収容水を水槽55に送り出し、水槽55の内部に一定水位の水を貯留させるように作用する。
加湿フィルタ部50は、保持枠51の外周に沿って従動ギア51aが取り付けてあり、従動ギア51aと、加湿フィルタ部50の上部に配置された駆動ギア58aとが噛合している。この駆動ギア58aを回転させると、駆動力が従動ギア51aに伝達され、保持枠51及び加湿フィルタ52が回転する。
駆動ユニット60は、基台61の一面に取り付けた駆動ギア58a及び伝動ギア59と、基台61の他面に取り付けた駆動モータ58を備え、基台61を貫通する複数本の固定ねじ62,62・・・によりハウジング1の内部の端壁14の適宜位置に固定されている。伝動ギア59は、駆動モータ58の出力軸に嵌着されており、駆動モータ58の回転は、伝動ギア59を介して駆動ギア58aに伝わり、該駆動ギア58aが回転するように構成されている。
加湿フィルタ52は、回転することによって水槽55に浸漬した部分が順次周方向に移動して水を吸い上げ、加湿フィルタ52の全体が水分を含んだ状態になる。その結果、加湿フィルタ52を通過した空気は加湿される。一方、加湿フィルタ52が回転していないときには、加湿フィルタ52を通過した空気はほとんど吸湿しない。
ここで、図5より、加湿フィルタ部のうち、閉止部65より鉛直上方における加湿フィルタが格納された保持枠を浸水部68とし、閉止部65より鉛直下側の保持枠を非浸水部69とする。
以上の如く構成された加湿装置は、加湿フィルタ部50が所定の回転位置(図4、図5に示す回転位置)にあることを検出する位置検出器67を備えている。位置検出器67は、図4、図5中に2点鎖線により示すように、保持枠51の閉止部65に中央から周方向一側に適長離れて設けられた検出子が、保持枠51の回転周上の最下位置にあるとき検出信号を出力するように構成されている。この位置検出器7は、例えば、前記検出子としてのマグネットと近接スイッチとの組み合わせにより構成することができる。
位置検出器7の検出信号は、運転制御のための制御部100に与えられている。図4、図5中にブロックで示す制御部100は、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどを備えるコンピュータであり、使用者による運転操作に従って送風ファン4及び駆動ユニット60に動作指令を与え、これらを駆動制御する動作をなす。
また、送風ファン4から送気口18に至る送気室13には、イオン発生器35が配設されている。イオン発生器35は、送気室13の壁面13aに固定され、針状の放電電極及び該放電電極に対向配置された誘導電極を有し、高電圧を印加された放電電極がコロナ放電を起こして正負イオンを発生させる。イオン発生器35の放電電極は、送気室13に露出しており、イオン発生器35を駆動している場合、送風ファン4から送気口18へ向かう空気にイオンが放出され、イオンを含んだ空気が送気口18より室内に送り出される。室内へ放出されたイオンは、菌類、ウィルス、及びアレルゲン等を死滅又は不活性化させ、悪臭の原因となる物質(例えばアセトアルデヒドのような有機化合物)を分解する。
なお、送気室13における前側及び後側の壁面13a,13bは、前下側から後上方へ傾斜するように配してあるため、送気口18を通じて送り出される空気は、空気清浄機の背面の壁に沿って上昇し、天井に沿って壁から離れる方向へ流れる。天井に沿って流れる空気は、部屋の反対側の壁付近で下降するので、イオンを含んだ空気を空気清浄機から比較的遠い場所に届かせることができる。また、部屋の反対側の壁付近で下降した空気は、床に沿って空気清浄機の方句に流れ、部屋の中を循環する。
一方、第2通風路20は、第1通風路10より上側、ハウジング1の前寄りに位置し、ハウジング1の天面に連なる曲面状の隔壁21と、ハウジング1の前カバー1aとにより区画された領域に設けられている。前カバー1aには、矩形状の吸気口22が開設されており、前カバー1aの上部とハウジングの天面との間に送気口26が設けられている。第2通風路20には送風ファン24が設けられており、第2通風路20は、送風ファン24より下側の吸気室20aと、送風ファン24より上側の送気室20bとにより分割される。吸気室20aは吸気口22を通じて外部と連通し、送気室20bは送気口26を通じて外部と連通している。
吸気室20aには、粗い格子状のガード部23が設けられており、ガード部23に対してプレフィルタ8が着脱自在に装着されている。プレフィルタ8は、比較的編み目の細かいネット状のフィルタを保持枠により保持したフィルタ部81と、第2通風路20の一部を形成すると共に、着脱時の取手となる取手部82とにより構成されている。プレフィルタ8は、吸気室20aへ流入する空気に含まれている粗い塵埃を捕集し除去する。
第2通風路20に設けられた送風ファン24は、ファンモータ241(図6を参照)及びファン242を備える。ファンモータ241はファン242を左右方向の軸まわりに回転駆動する。ファン242は、例えば、回転中心に対し外縁側が回転方向へ変位する複数の羽根を有する円筒形状をなす多翼羽根車を有するクロスフローファンである。ファン242は、回転中心の方向が空気清浄機の左右方向となるように配してある。ファンモータ241は、図示しない支持部によってハウジング1の内部に固定されている。ファン242は、ファンモータ241の出力軸に固定され、ファンモータ241の駆動によって回転する。ファン242が回転することによって、図2中の実線の矢印にて示すように、室内の空気は、吸気口22を介して第2通風路20へ吸入され、吸入された空気は、吸気室20aから送気室20bへ通流し、送気口26を通じて室内へ送り出される。
また、第2通風路20には、第1通風路10と同様に、イオン発生器25が配設されている。イオン発生器25は、送風ファン24と送気口26との間にて、隔壁21の壁面に固定されており、針状の放電電極及び該放電電極に対向配置された誘導電極を有し、高電圧を印加された放電電極がコロナ放電を起こして正負イオンを発生させる。イオン発生器25を駆動している場合、送風ファン24から送気口26へ向かう空気にイオンが放出され、イオンを含んだ空気が送気口26より室内に送り出される。なお、送気口26には、電動モータにより左右方向の軸のまわりに回転駆動する風向規制板27が設けられており、送り出す空気に含まれるイオンが室内の中央付近に到達し易いように、風向規制板27の傾斜角度が調節される。
第2通風路20から送り出す空気の方向は、第1通風路10から送り出す空気の方向と異なっている。すなわち、第2通風路20からは、前方へ空気を送り出すようにしているのに対し、第1通風路10からは、後方斜め上方へ空気を送り出すようにしている。
図6は空気清浄機の制御系の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る空気清浄機は、制御系の構成として、制御部100、操作部110、表示部120、各種モータ駆動回路131〜134、イオン発生器25,35、各種センサ101〜104を備える。
制御部100は、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどを備え、操作部110を通じて受付ける利用者からの操作指示、各種センサから出力されるセンサ出力に基づき、各種モータ駆動部及び表示部120の動作を制御する。
また、本実施の形態に係る制御部100は、比較的容量の大きなコンデンサにより構成される蓄電部100Aを備える。蓄電部100Aは、図に示していない商用電源(外部電源)からの電力を制御部100が受けている場合、その電力の一部を蓄積するように構成されている。本実施の形態に係る空気清浄機は、運転の停止、停電等により商用電源からの電力が得られなくなった場合、蓄電部100Aに蓄積した電力を用いて、加湿フィルタ52を回転させるための電動モータ58を駆動し、浸水部68を上方に回転することで、加湿フィルタ52が一部浸水する状態と浸水しない状態とに切り替えることが可能となる。
操作部110は、利用者からの操作指示を受付けるための各種操作ボタンを備える。操作部110は、例えば、室内の空気が急に汚れた場合に押操作されるイオンシャワーボタン、室内の塵やほこりを急速に吸塵する際に押操作される急速吸塵ボタン、風量を「自動」、「静音」、「中」、「強」に切り替えるための風量切替ボタン等を備える。
表示部120は、空気清浄機の動作状態等を利用者に報知するための表示手段である。表示部120として、制御部100からの指示に応じてオン/オフされるLEDランプを用いることができる。また、表示部120としてLCDディスプレイを備えるものであってもよい。
空気清浄機は、第1通風路10に設けられたファンモータ41を駆動するモータ駆動回路131を備える。モータ駆動回路131は、制御部100からの制御信号に基づいてファンモータ41の駆動を制御することにより、制御部100からの指示に応じた回転速度で送風ファン4を回転させたり、送風ファン4の回転を停止させたりする制御を行う。
モータ駆動回路132は、加湿フィルタ52を回転させるための電動モータ58を駆動する。モータ駆動回路132は、制御部100からの制御信号に基づいて電動モータ58の駆動を制御することにより、加湿フィルタ52を所定の回転速度で回転させたり、回転を所定の回転位置で停止させたりする制御を行う。
モータ駆動回路133は、ルーバ7を回動させるための電動モータ75を駆動する。モータ駆動回路133は、制御部100からの制御信号に基づいて電動モータ75の駆動を制御することにより、ルーバ7を横方向の回動軸72のまわりに回動させ、閉状態、開状態、調整状態の何れかの回動停止位置にてルーバ7を停止させる制御を行う。
モータ駆動回路134は、第2通風路20に設けられたファンモータ241を駆動する。モータ駆動回路134は、制御部100からの制御信号に基づいてファンモータ241の駆動を制御することにより、制御部100からの指示に応じた回転速度で送風ファン24を回転させたり、送風ファン24の回転を停止させたりする制御を行う。
更に、空気清浄機は、各種センサとして、イオンセンサ101、温湿度センサ102、臭気センサ103、埃センサ104を備える。
イオンセンサ101は、送気室13においてイオン発生器35よりも下流側に設置され、送気室13を通流するイオンを検出し、検出結果を適宜の時間間隔で制御部100へ繰り返し出力する。この検出結果は、送気室13を通流するイオンの多寡を示すものである。イオンセンサ101で検出したイオンの量が所定量を下回る場合、イオン発生器35に汚損又は劣化等が生じていることがわかる。
温湿度センサ102は、例えば、ハウジング10内においてフィルタ収容室11の側壁上部に設置されている。温湿度センサ102は、吸気口17から吸入される空気の温度及び湿度を検出し、相対湿度を計測する。
臭気センサ103は、温湿度センサ102と同様に、ハウジング10内においてフィルタ収容室11の側壁上部に設置される公知のガスセンサなどである。臭気センサ103は、臭気の要因となるガスの濃度を検知することによって、吸気口17から吸入される空気中の臭気のレベルを検出する。ガスセンサは、例えば数百度に加熱された感ガス体の抵抗値が周囲のガスの濃度によって変化することを利用してガスの濃度を検知する。検知したガスの濃度が小さい場合、臭気のレベルは低く、検知したガスの濃度が大きい場合、臭気のレベルは高い。
埃センサ104は、温湿度センサ102と同様に、ハウジング10内においてフィルタ収容室11の側壁上部に設置される光学式粒子センサなどである。光学式粒子センサは、センサに設けたスルーホール内に発光ダイオードから赤外線を放射し、スルーホール中に浮遊する粒子による反射光をフォトトランジスタで検知することにより埃の量を検出するものであり、煙草の煙のような微細な粒子も検知できる。光学式粒子センサでは、フォトトランジスタが出力する電圧の大小によって、埃の量の多寡が検出される。
図7は実施の形態1に係る空気清浄機の動作を説明するフローチャートである。空気清浄機の動作中において、制御部100は、商用電源からの給電があるか否かを判断する(ステップS11)。商用電源からの給電がある場合(S11:YES)、制御部100は、他の処理を継続して行う。
商用電源からの給電がないと判断した場合(S11:NO)、制御部100は、蓄電部100Aに蓄積された電力を用いて、電動モータ58を駆動し、図4の加湿フィルタ部50が、図5のように非浸水部69を下方に回転する(ステップS12)。このとき、制御部100は、位置検出器7で回動停止位置を示す情報を取得して、非浸水部が下方位置になる回動停止位置まで加湿フィルタ部50を回動させる制御信号を生成し、生成した制御信号をモータ駆動回路132に送出することにより、非浸水部69が下方に回転することができる。この結果、浸水部68は上方に移動する。
なお、本実施例では位置検出器7を用いて加湿フィルタ部の浸水部68及び非浸水部69の位置制御を行っているが、単に電動モータ58への通電を行って、非浸水部が下方位置になる回動停止位置まで加湿フィルタ部50を回動させる構成でもよい。この場合、電動モータ58はステッピングモータを用い、制御部100が回転クロックを制御すれば加湿フィルタの回転位置を制御できる。
なお、本実施例では円形の加湿フィルタ部50が一部浸水する状態と浸水しない状態に切り替えていたが、例えば一部が浸水した直方体又は立方体の加湿フィルタを、上下移動や回転運動することにより切り替えてもよい。また、別の切替手段として、加湿フィルタの形に関わらず、加湿フィルタが浸水しないよう水槽内の水位を下げてもよい。
以上のように、実施の形態1では、空気清浄機の運転停止状態において、加湿フィルタが浸水しない状態にできるため、例え停電等により急に電力供給が行われなくなったとしても、加湿フィルタが長時間浸水することがない。そのため、加湿フィルタへのスケール発生を抑制できる。
〔実施形態2〕
本実施の形態に係る空気清浄機は、水槽55の貯留水の水位を検知する水位センサ105を備えている場合について説明する(図4、図5を参照)。一般的に、水槽内の残水を確認できる水位センサを備えた加湿装置がある。よって、実施の形態2では空気清浄機の運転停止状態において、水位センサ105を活用して浸水部68を上方に移動する構成について説明を行う。なお、空気清浄機の内部構成については実施の形態1と全く同様であるため、その説明を省略することとする。
図8は実施の形態2に係る空気清浄機の動作を説明するフローチャートである。空気清浄機の動作中において、制御部100は、商用電源からの給電があるか否かを判断する(ステップS21)。商用電源からの給電がある場合(S21:YES)、制御部100は、他の処理を継続して行う。
商用電源からの給電がないと判断した場合(S21:NO)、次に水位センサ105が所定以下であるか否かを判断する(ステップS22)。ここで、ステップ22の判断のために蓄電部100Aに蓄積された電力を用いるが、電動モータ58を駆動させるための電力に比べると、一般的に電力が少ない。水位が所定以下である場合(S22:YES)、制御部100は処理を終了する。一方、水位が所定以下でない場合(S22:NO)、制御部100は、蓄電部100Aに蓄積された電力を用いて、電動モータ58を駆動し、図4の加湿フィルタ部50が、図5のように非浸水部69を下方に回転する(ステップS23)。この結果、浸水部68は上方に移動する。
以上のように、実施の形態2では、空気清浄機の運転停止状態において水位センサ105により蓄電部100Aに蓄積された電力を電動モータ58に使用するか否かの判断を行うことができるため、蓄電部100Aに貯蓄された電力の不要な消費を抑制できる。なお、水位センサ105はフロートスイッチ等の簡易な構成が望ましい。
なお、上述の複数の実施の形態および上述の複数の変形例で説明した構成(発明特定事項)のうちの二以上の構成を組み合わせて新たな本発明の加湿装置が導かれることができることは、言うまでもない。
本発明に係る加湿装置は、加湿機能を備える機器全般に広く適用することができる。
4 送風ファン
10 第1通風路
18 送気口
52 加湿フィルタ
55 水槽
58 電動モータ
100 制御部
100A 蓄電部
105 水位センサ
110 操作部
120 表示部

Claims (4)

  1. 水槽及び送風手段と、
    該送風手段が発生する風の通風路の途中で配する加湿フィルタと、
    該加湿フィルタが一部浸水する状態と浸水しない状態とに切り替える切替手段と、
    外部電源より給電されて前記送風手段及び前記切替手段の動作を制御する制御手段と、
    を備えた加湿装置において、
    前記外部電源から給電される電力の一部を蓄積する蓄電部を備え、
    前記外部電源からの給電が停止した場合、前記制御手段は前記蓄電部に蓄積された電力を前記切替手段へ供給して、前記加湿フィルタを浸水しない状態にすることを特徴とする加湿装置。
  2. 前記外部電源からの給電が停止した場合、前記制御手段は前記蓄電部に蓄積された電力を前記切替手段へ供給して、前記加湿フィルタが前記水槽の貯留水の水位よりも上方に移動することを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
  3. 前記加湿フィルタの移動が回転運動によるものであることを特徴とする請求項2に記載の加湿装置。
  4. 前記水槽の貯留水の水位を検出する水位センサを備え、
    前記外部電源からの給電が停止した場合、前記水位センサが所定以上の水位を検出していれば、前記制御手段は前記蓄電部に蓄積された電力を前記切替手段へ供給することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の加湿装置。
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