JP2014073152A - 椅子型マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】身長差を有する複数の使用者に対してマッサージを良好に行うことができる椅子型マッサージ機を提供する。
【解決手段】使用者LUが着座可能な座部14と、座部14の後側で使用者LUの背を受ける背もたれ部16と、座部14の前側で使用者LUの脚部Lを支持する脚部支持部22と、を備えた椅子型マッサージ機10において、着座状態の使用者LUの骨盤位置Pを背もたれ部16に向けて付勢させる挙上機構と、使用者LUの身長情報に基づいて、着座状態の使用者LUの骨盤位置Pを調整可能な傾動モータと、をさらに備えた。
【選択図】図5
【解決手段】使用者LUが着座可能な座部14と、座部14の後側で使用者LUの背を受ける背もたれ部16と、座部14の前側で使用者LUの脚部Lを支持する脚部支持部22と、を備えた椅子型マッサージ機10において、着座状態の使用者LUの骨盤位置Pを背もたれ部16に向けて付勢させる挙上機構と、使用者LUの身長情報に基づいて、着座状態の使用者LUの骨盤位置Pを調整可能な傾動モータと、をさらに備えた。
【選択図】図5
Description
本発明は、身長差を有する複数の使用者に応じて姿勢を変化させる椅子型マッサージ機に関する。
従来から、着座状態の使用者に対してマッサージ動作を実行可能な椅子型マッサージ機が知られている。椅子型マッサージ機の中には、使用者の脚部を載置させるとともに、左右方向に往復移動可能な脚部支持部を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、このような椅子型マッサージ機は、使用者の両脚部を受けている脚部支持部を左右方向に往復移動させることで、使用者の両脚部を使用者の骨盤(腰部)を中心として揺動運動させて、下半身のマッサージを行っている。
ところで、椅子型マッサージ機を使用するにあたり、体格の大きい使用者と体格の小さい使用者では椅子型マッサージ機に対する着座姿勢が異なるため、効果的なマッサージを行うためには使用者の身長に合わせて椅子型マッサージ機の姿勢を調整する必要があった。
この点、上記従来の椅子型マッサージ機では、使用者の身長に応じて脚部支持部の位置を前後させる機構を備えているが、使用者の身長に応じて使用者の骨盤位置を調整する機構を備えていない。従って、ある使用者の身長に合わせた姿勢を取る椅子型マッサージ機に、その使用者とは身長差を有する他の使用者が着座した場合には、該使用者の身長に合わせた骨盤位置の調整ができないために、効果的なマッサージを行うことができない虞がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、身長差を有する複数の使用者に対してマッサージを良好に行うことができる椅子型マッサージ機を提供することにある。
上記課題を解決する椅子型マッサージ機は、使用者が着座可能な座部と、前記座部の後側で前記使用者の背を受ける背もたれ部と、前記座部の前側で前記使用者の脚部を支持する脚部支持部と、を備えた椅子型マッサージ機において、着座状態の前記使用者の骨盤位置を前記背もたれ部に向けて付勢させる骨盤位置付勢機構と、前記使用者の身長情報に基づいて、着座状態の前記使用者の骨盤位置を調整可能な骨盤位置調整機構と、をさらに備えた。
上記椅子型マッサージ機において、前記骨盤位置付勢機構は、前記脚部支持部を前記座部よりも高い位置に挙上させる挙上機構及び前記座部を前後方向において傾斜させる座部傾斜機構のうち少なくとも一方の機構を含んで構成されることが望ましい。
上記椅子型マッサージ機において、前記骨盤位置調整機構は、前記背もたれ部の角度を調整することが望ましい。
上記椅子型マッサージ機において、前記骨盤位置調整機構は、前記座部の角度を調整することが望ましい。
上記椅子型マッサージ機において、前記骨盤位置調整機構は、前記座部の角度を調整することが望ましい。
上記椅子型マッサージ機は、前記使用者の身体を押圧する施療子をさらに備え、前記骨盤位置調整機構は、前記施療子を移動させることが望ましい。
上記椅子型マッサージ機は、膨張及び収縮して前記使用者の身体を押圧するエアーバッグをさらに備え、前記骨盤位置調整機構は、前記エアーバッグを膨張及び収縮させることが望ましい。
上記椅子型マッサージ機は、膨張及び収縮して前記使用者の身体を押圧するエアーバッグをさらに備え、前記骨盤位置調整機構は、前記エアーバッグを膨張及び収縮させることが望ましい。
上記椅子型マッサージ機は、前記身長情報を外部から入力可能な入力部及び前記身長情報を着座状態の前記使用者から計測可能な計測部のうち少なくとも一方をさらに備えることが望ましい。
上記椅子型マッサージ機において、前記脚部支持部は、前記身長情報に基づいて予想される前記使用者の着座状態における仮想胸部位置よりも高い位置にあることが望ましい。
上記椅子型マッサージ機は、前記脚部支持部を左右方向に揺動可能な揺動機構をさらに備えることが望ましい。
上記椅子型マッサージ機は、前記脚部支持部を左右方向に揺動可能な揺動機構をさらに備えることが望ましい。
身長差を有する複数の使用者に対してマッサージを良好に行うことができる。
本実施形態の椅子型マッサージ機10(以下、単に「マッサージ機10」ともいう)について図を参照して説明する。なお、図1において、マッサージ機10の正面視における幅方向を左右方向Xとする。また、図1において、左右方向Xと交差する前後方向を前後方向Yとする。
図1及び図2に示すように、本実施形態のマッサージ機10は、図示しない床面に載置される支持部11を備えている。図2に示すように、支持部11は、長手方向(図2では上下方向)に伸縮可能な前側伸縮部材11a及び後側伸縮部材11bを有している。また、各伸縮部材11a,11bは、その長手方向における上端部において、左右方向Xに延びる第1回動軸12及び第2回動軸13を支持している。そして、各伸縮部材11a,11bは、各回動軸12,13を介し、使用者が着座可能な座部14を回動可能に支持している。なお、前側伸縮部材11aは、その基端部が支持部11に対し前後方向Yに沿って摺動可能とされている。したがって、本実施形態では、各伸縮部材11a,11bが、各々伸張したり収縮したりすることで、座部14の角度が変化することとなる。よって、本実施形態の各伸縮部材11a,11bは、座部傾斜機構の一例に相当する。
座部14には、空気供給源15a(図3参照)から供給される空気によって、膨張したり収縮したりするエアーバッグ15が内装されている。エアーバッグ15は、膨張したり収縮したりすることで、使用者の臀部に対し施療を行うことが可能とされている。
座部14の後ろ側には、使用者が背中をもたれ掛けさせるための背もたれ部16が、座部14に対して傾動可能に第2回動軸13に軸支されている。背もたれ部16は、座部14に対して傾動するために傾動モータ16a(図3参照)を備えている。また、背もたれ部16には、施療子17及びその施療子17に施療動作を行わせる施療モータ17a(図3参照)を有するマッサージ機構18が内装されている。そして、マッサージ機構18は、施療モータ17aの駆動に基づく施療子17の施療動作により、使用者の背中に対して施療を行うことが可能とされている。また、マッサージ機構18は、移動モータ18a(図3参照)によって背もたれ部16の長手方向に沿って移動可能とされている。また、座部14の左右方向Xにおける両側には、使用者の腕を置くための肘掛け部19が背もたれ部16から座部14の両側前方にかけて設けられている。
座部14の前側には、使用者の脚部Lのうち下腿部を載せることができるオットマン20が連結部材21を介して座部14に連結されている。連結部材21は、その基端側を座部14に対し、第3回動軸21aを中心として回動可能に連結している。また、連結部材21は、その先端側をオットマン20に対し、第4回動軸21bを中心として回動可能に連結している。また、オットマン20には、使用者の脚部Lを挿入可能な断面略U字状をなす脚部支持部22が左右に各々配置されている。脚部支持部22には、使用者の脚部Lが載置される支持面22aが設けられている。そして、各脚部支持部22は、揺動機構22b(図3参照)から伝達される駆動力に基づいて左右方向Xに揺動可能とされている。
また、連結部材21には、脚部支持部22(オットマン20)を座部14よりも低い位置から高い位置に挙上させることができる挙上機構23(図3参照)が設けられている。例えば、挙上機構23は、連結部材21を座部14に対して回動させるモータと、オットマン20を連結部材21に対して回動させるモータ等からなる。また、図1に示すように、背もたれ部16の側方には、使用者によりマッサージ機10の各部を操作することができるコントローラ24が設けられている。
次に、本実施形態のマッサージ機10の制御構成について説明する。
図3に示すように、マッサージ機10は、該マッサージ機10の動作を統括制御する制御部30を備えている。制御部30は、マッサージ機10に着座状態の使用者から身長情報(身長)を計測する計測部31を備えている。また、制御部30の入力側インターフェースには、コントローラ24が接続されている。一方で、制御部30の出力側インターフェースには、各伸縮部材11a,11b、空気供給源15a、傾動モータ16a、施療モータ17a、移動モータ18a、揺動機構22b、及び挙上機構23が接続されている。
図3に示すように、マッサージ機10は、該マッサージ機10の動作を統括制御する制御部30を備えている。制御部30は、マッサージ機10に着座状態の使用者から身長情報(身長)を計測する計測部31を備えている。また、制御部30の入力側インターフェースには、コントローラ24が接続されている。一方で、制御部30の出力側インターフェースには、各伸縮部材11a,11b、空気供給源15a、傾動モータ16a、施療モータ17a、移動モータ18a、揺動機構22b、及び挙上機構23が接続されている。
ここで、計測部31が行う身長情報の計測方法について簡単に述べる。計測部31は、まず、着座状態の使用者の腰部に施療子17を押圧させ、その反力を検出した状態で、移動モータ18aによりマッサージ機構18を腰部から肩部にかけて移動させる。その後、計測部31は、腰部から、反力を検出できなくなった(肩部を通過した)ところまでの距離を測定し、その腰部から肩部までの距離から身長情報の概算の計測を行っている。一方で、使用者の身長情報は、コントローラ24を介して、マッサージ機10の制御部に入力することも可能とされている。すなわち、コントローラ24は入力部の一例としても機能する。
また、制御部30は、伸縮部材11a,11b及び挙上機構23を制御して、着座状態の使用者の骨盤位置Pを背もたれ部16に向けて付勢させる。すなわち、本実施形態では、伸縮部材11a,11b及び挙上機構23が、骨盤位置付勢機構の一例として機能する。
また、制御部30は、使用者の身長情報に基づいて、伸縮部材11a,11b、空気供給源15a、傾動モータ16a、及び施療モータ17aを制御して着座状態の使用者の骨盤位置Pを調整する。すなわち、本実施形態では、伸縮部材11a,11b、空気供給源15a、傾動モータ16a、及び施療モータ17aが、骨盤位置調整機構の一例として機能する。
次に、上記のように構成されたマッサージ機10の作用について説明する。
さて、マッサージ機10は、使用者に対して揺動動作による刺激を与える場合に、制御部30を介して、挙上機構23、伸縮部材11a,11b、及び傾動モータ16aを駆動させて、揺動動作を与えるために適した姿勢態様を取る。
さて、マッサージ機10は、使用者に対して揺動動作による刺激を与える場合に、制御部30を介して、挙上機構23、伸縮部材11a,11b、及び傾動モータ16aを駆動させて、揺動動作を与えるために適した姿勢態様を取る。
図4は、図2に示す比較的身長の低い使用者SUの脚部Lに対して、揺動動作を与えるために適した姿勢態様を取るマッサージ機10を示している。図2に示すマッサージ機10の姿勢態様と比較すると、オットマン20が座部14よりも高い位置に配置されている。また、座部14は、前側よりも後ろ側のほうが低くなるように傾斜している。そして、背もたれ部16は後ろ側に傾斜している。
こうして、マッサージ機10が、図4に示す姿勢態様を取ることによって、使用者SUは、骨盤位置Pが背もたれ部16に向かって付勢された着座姿勢を取ることができる。さらに、使用者SUの脚部Lを支持する各脚部支持部22の支持面22aは、座部14よりも上方となる位置で水平に配置される。このため、使用者SUは、膝が軽く曲がった状態で着座するため、ふくらはぎの筋肉が緩んだ状態となる。また、使用者SUは自身の脚部Lを、脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できているため、揺動動作を受けるための良好な着座姿勢(以下、単に「良好な着座姿勢」ともいう)を取れている。
そして、良好な着座姿勢を取る使用者SUに対して、脚部支持部22を左右方向Xに揺動させることで、マッサージ機10に着座した使用者SUの脚部Lが左右方向Xに揺動される。使用者SUは良好な着座姿勢を取っているため、マッサージ機10は、この使用者SUの脚部Lに対する揺動動作を良好に行うことができる。従って、マッサージ機10は、使用者SUの脚部Lに対して身体をほぐす効果を良好に付与することができる。
ところで、図4に示すように、同図中に破線で示す身長の低い使用者SUが良好な着座姿勢を取るための姿勢態様を取るマッサージ機10に、同図中に実線で示す身長の高い使用者LUが着座すると、該使用者LUにとって良好な着座姿勢を取れないことがある。具体的には、身長の高い使用者LUは、身長の低い使用者SUよりも一般的に脚部Lが長い。そのため、身長の低い使用者SUに合った姿勢態様のマッサージ機10に身長の高い使用者LUが着座した場合には、膝角度が身長の低い使用者SUの場合よりも小さくなり、その下腿部は足首側が膝よりも下方となるように傾いてしまう。換言すれば、図4に示す骨盤位置Pは、身長の低い使用者SUにとって良好な着座姿勢を取るための骨盤位置Pであるが、身長の高い使用者LUにとって良好な着座姿勢を取るための骨盤位置Pではないともいえる。その結果、身長の高い使用者LUの場合は、その脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの先端側だけにしか載置させることができず、良好な着座姿勢を取ることができない。そして、このような良好ではない着座姿勢では、脚部Lに揺動動作を与えても、使用者LUの脚部Lを良好に揺動させられない虞がある。
そこで、以下に、身長の高い使用者LUが良好な着座姿勢を取るために、制御部30が、背もたれ部16を傾斜させて実施する骨盤位置Pの調整について、図4及び図5を参照して説明する。なお、調整にあたって基準となる図4に示すマッサージ機10の姿勢態様は、オットマン20が挙上した状態且つ座部14が傾斜した状態にあるため、既に使用者LUの骨盤位置Pは背もたれ部16に付勢された状態となっている。このため、制御部30は、改めて使用者LUの骨盤位置Pを背もたれ部16に付勢させることなく骨盤位置Pの調整を実施する。
まず、制御部30は、コントローラ24又は計測部31を介して取得した身長情報を参照して、図4に示すマッサージ機10の姿勢態様に対し、背もたれ部16をどの程度傾斜させるかを決定する。そして、その決定に基づき制御部30は、図4に示す状態から、背もたれ角θ4Bを小さくさせるべく、傾動モータ16aを駆動させて背もたれ部16を後ろ側に傾斜させる。
図5に示すように、背もたれ部16を後ろ側に傾斜させると、背もたれ角θ4Bは、より小さな背もたれ角θ5Bとなる。すると、身長の高い使用者LUの骨盤位置Pが座部14に沿って後方且つ下方に移動する。なお、図5では、調整前の骨盤位置Pを2点鎖線で、調整後の骨盤位置Pを実線で記載している。また、背もたれ部16が傾斜するに際して、座部角θ4Sの角度は維持され、座部14が動くことはない。
そして、骨盤位置Pが調整されたことによって、身長の高い使用者LUは、自身の脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できるようになり、マッサージ機10に対し良好な着座姿勢を取ることができる。このため、マッサージ機10は、この使用者LUの脚部Lに対する揺動動作を良好に行うことができる。従って、マッサージ機10は、使用者SUの脚部Lに対して身体をほぐす効果を良好に付与することができる。
次に、身長の高い使用者LUが良好な着座姿勢を取るための姿勢態様を取るマッサージ機10に対し、身長の低い使用者SUが着座した場合について説明する。つまり、図6に示すように、身長の高い使用者LUに合った姿勢態様を取るマッサージ機10に身長の低い使用者SUが着座した場合には、脚部支持部22の支持面22aの一部だけに脚部Lが載置されるため、良好な着座姿勢を取れない。そこで、身長の低い使用者SUが良好な着座姿勢を取るために、制御部30が、背もたれ部16を傾斜させて実施する骨盤位置Pの調整について図6及び図7を参照して説明する。なお、調整にあたって基準となる図6に示すマッサージ機10の姿勢態様は、オットマン20が挙上した状態且つ座部14が傾斜した状態にあるため、既に使用者SUの骨盤位置Pは背もたれ部16に付勢された状態となっている。このため、制御部30は、改めて使用者SUの骨盤位置Pを背もたれ部16に付勢させることなく骨盤位置Pの調整を実施する。
まず、制御部30は、コントローラ24又は計測部31を介して取得した身長情報を参照して、図6に示すマッサージ機10の姿勢態様に対し、背もたれ部16をどの程度傾斜させるかを決定する。そして、その決定に基づき制御部30は、図6に示す状態から、背もたれ角θ6Bを大きくさせるべく、傾動モータ16aを駆動させて背もたれ部16を前側に傾斜させる。
図7に示すように、背もたれ部16を前側に傾斜させると、背もたれ角θ6Bは、より大きな背もたれ角θ7Bとなる。すると、身長の低い使用者SUの骨盤位置Pが座部14に沿って前方且つ上方に移動する。なお、図7では、調整前の骨盤位置Pを2点鎖線で、調整後の骨盤位置Pを実線で記載している。また、背もたれ部16が傾斜するに際して、座部角θ6Sの角度は維持され、座部14が動くことはない。
そして、骨盤位置Pが調整されたことによって、身長の低い使用者SUは、自身の脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できるようになり、マッサージ機10に対し良好な着座姿勢を取ることができる。このため、マッサージ機10は使用者SUの脚部Lに対する揺動動作が良好に行うことができる。そして、マッサージ機10は、使用者SUの脚部Lに対して揺動刺激が身体をほぐす効果として良好に付与することができる。
次に、身長の高い使用者LUが良好な着座姿勢を取るために、制御部30が、座部14を傾斜させて実施する骨盤位置Pの調整について、図4及び図8を参照して説明する。なお、調整にあたって基準となる図4に示すマッサージ機10の姿勢態様は、オットマン20が挙上した状態且つ座部14が傾斜した状態にあるため、既に使用者LUの骨盤位置Pは背もたれ部16に付勢された状態となっている。このため、制御部30は、改めて使用者LUの骨盤位置Pを背もたれ部16に付勢させることなく骨盤位置Pの調整を実施する。
まず、制御部30は、コントローラ24又は計測部31を介して取得した身長情報を参照して、図4に示すマッサージ機10の姿勢態様に対し、座部14をどの程度傾斜させるかを決定する。そして、その決定に基づき制御部30は、図4に示す状態から、座部角θ4Sを小さくさせるべく、前側伸縮部材11aを収縮させて座部14を前側に傾斜させる。
図8に示すように、座部14を前側に傾斜させると、座部角θ4Sは、より小さな座部角θ8Sとなる。すると、身長の高い使用者LUの骨盤位置Pが背もたれ部16に沿って前方且つ下方に移動する。なお、図8では、調整前の骨盤位置Pを2点鎖線で、調整後の骨盤位置Pを実線で記載している。また、座部14が傾斜するに際して、背もたれ角θ4Bの角度は維持され、背もたれ部16が傾斜することはない。
そして、骨盤位置Pが調整されたことによって、身長の高い使用者LUは、骨盤位置Pが調整される前とは異なり、自身の脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できるようになり、マッサージ機10に対し良好な着座姿勢を取ることができる。このため、マッサージ機10は使用者LUの脚部Lに対する揺動動作が良好に行うことができる。そして、マッサージ機10は、使用者LUの脚部Lに対して揺動刺激が身体をほぐす効果として良好に付与することができる。
次に、身長の高い使用者MUが良好な着座姿勢を取るための姿勢態様を取るマッサージ機10に対し、身長の低い使用者SUが着座した場合について説明する。つまり、図9に示すように、身長の高い使用者LUに合った姿勢態様を取るマッサージ機10に身長の低い使用者SUが着座した場合には、脚部支持部22の支持面22aの一部だけに脚部Lが載置されるため、良好な着座姿勢を取れない。そこで、身長の低い使用者SUが良好な着座姿勢を取るために、制御部30が、施療子17を突出させて実施する骨盤位置Pの調整について図9及び図10を参照して説明する。なお、調整にあたって基準となる図9に示すマッサージ機10の姿勢態様は、オットマン20が挙上した状態且つ座部14が傾斜した状態にあるため、既に使用者SUの骨盤位置Pは背もたれ部16に付勢された状態となっている。このため、制御部30は、改めて使用者SUの骨盤位置Pを背もたれ部16に付勢させることなく骨盤位置Pの調整を実施する。
まず、制御部30は、移動モータ18aを駆動してマッサージ機構18を背もたれ部16の下方に移動させておく。そして、制御部30は、コントローラ24又は計測部31を介して取得した身長情報を参照して、図9に示すマッサージ機10の姿勢態様に対し、施療子17をどの程度、背もたれ部16から突出させるかを決定する。そして、その決定に基づき制御部30は、施療モータ17aを駆動させて施療子17を背もたれ部16から突出させる。
図10に示すように、背もたれ部16の下方において、施療子17を背もたれ部16から突出させると、身長の低い使用者SUの骨盤位置Pが座部14に沿って前方且つ上方に移動する。なお、図10では、調整前の骨盤位置Pを2点鎖線で、調整後の骨盤位置Pを実線で記載している。また、施療子17の突出に際して、背もたれ角θ9B及び座部角θ9Sの角度は維持され、背もたれ部16及び座部14が動くことはない。
そして、骨盤位置Pが調整されたことによって、身長の低い使用者SUは、骨盤位置Pが調整される前とは異なり、自身の脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できるようになり、マッサージ機10に対し良好な着座姿勢を取ることができる。このため、マッサージ機10は使用者SUの脚部Lに対する揺動動作が良好に行うことができる。そして、マッサージ機10は、使用者SUの脚部Lに対して揺動刺激が身体をほぐす効果として良好に付与することができる。
次に、身長の低い使用者SUが良好な着座姿勢を取るために、制御部30が、エアーバッグ15を膨張・収縮(突出)させて実施する骨盤位置Pの調整について図9及び図11を参照して説明する。なお、調整にあたって基準となる図9に示すマッサージ機10の姿勢態様は、オットマン20が挙上した状態且つ座部14が傾斜した状態にあるため、既に使用者SUの骨盤位置Pは背もたれ部16に付勢された状態となっている。このため、制御部30は、改めて使用者SUの骨盤位置Pを背もたれ部16に付勢させることなく骨盤位置Pの調整を実施する。
まず、制御部30は、コントローラ24又は計測部31を介して取得した身長情報を参照して、図9に示すマッサージ機10の姿勢態様に対し、エアーバッグ15をどの程度、座部14から突出させるかを決定する。そして、その決定に基づき制御部30は、空気供給源15aを駆動させてエアーバッグ15を座部14から突出させる。
図11に示すように、座部14において、エアーバッグ15を突出させると、身長の低い使用者SUの骨盤位置Pが背もたれ16に沿って後方且つ上方に移動する。なお、図11では、調整前の骨盤位置Pを2点鎖線で、調整後の骨盤位置Pを実線で記載している。また、エアーバッグ15の突出に際して、背もたれ角θ9B及び座部角θ9Sの角度は維持され、背もたれ部16及び座部14が動くことはない。
そして、骨盤位置Pが調整されたことによって、身長の低い使用者SUは、骨盤位置Pが調整される前とは異なり、自身の脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できるようになり、マッサージ機10に対し良好な着座姿勢を取ることができる。このため、マッサージ機10は使用者SUの脚部Lに対する揺動動作が良好に行うことができる。そして、マッサージ機10は、使用者SUの脚部Lに対して揺動刺激が身体をほぐす効果として良好に付与することができる。
次に、身長の高い使用者LUが良好な着座姿勢を取るために、制御部30が、背もたれ部16及び座部14を傾斜させて実施する骨盤位置Pの調整について、図4及び図12を参照して説明する。なお、調整にあたって基準となる図4に示すマッサージ機10の姿勢態様は、オットマン20が挙上した状態且つ座部14が傾斜した状態にあるため、既に使用者LUの骨盤位置Pは背もたれ部16に付勢された状態となっている。このため、制御部30は、改めて使用者LUの骨盤位置Pを背もたれ部16に付勢させることなく骨盤位置Pの調整を実施する。また、ここでの骨盤位置Pの調整は、使用者LUからコントローラ24を介し、制御部30に使用者LUの胸部よりも脚部Lを高い位置とするよう指示があったとする。
まず、制御部30は、コントローラ24又は計測部31を介して取得した身長情報を参照して、図4に示すマッサージ機10の姿勢態様に対し、背もたれ部16及び座部14をどの程度傾斜させるかを決定する。なお、この際には、制御部30は、身長情報から推察される使用者LUの仮想胸部位置Hの情報を加味して、背もたれ部16及び座部14をどの程度傾斜させるか決定する。なお、仮想胸部位置Hは、一例として身長情報に定数を掛けることで算出すればよい。
そして、その決定に基づき制御部30は、図4に示す状態から、座部角θ4Sを大きくさせるべく、前側伸縮部材11aを伸張させて座部14を後ろ側に傾斜させる。一方で、制御部30は、図4に示す状態から、背もたれ角θ4Bを小さくさせるべく、傾動モータ16aを駆動させて背もたれ部16を後ろ側に傾斜させる。
図12に示すように、座部14を後ろ側に傾斜させると、座部角θ4Sは、より大きな座部角θ12Sとなる。また、背もたれ部16を後ろ側に傾斜させると、背もたれ角θ4Bは、より小さな背もたれ角θ12Bとなる。すると、身長の高い使用者LUの骨盤位置Pが後方且つ下方に移動する。なお、図12では、調整前の骨盤位置Pを2点鎖線で、調整後の骨盤位置Pを実線で記載している。一方で、オットマン20に載置される使用者LUの脚部Lは、使用者LUの胸部よりも高い位置に配置される。
そして、骨盤位置Pが調整されたことによって、身長の高い使用者LUは、骨盤位置Pが調整される前とは異なり、自身の脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できるようになり、マッサージ機10に対し良好な着座姿勢を取ることができる。このため、マッサージ機10は使用者LUの脚部Lに対する揺動動作が良好に行うことができる。そして、マッサージ機10は、使用者LUの脚部Lに対して揺動刺激が身体をほぐす効果として良好に付与することができる。また、使用者LUの脚部Lは、使用者LUの仮想胸部位置Hよりも高い位置に配置されることで、脚部Lの血液を心臓に戻す効果が得られ脚部Lのリラックス効果を得ることができる。
次に、身長の低い使用者SUが良好な着座姿勢を取るために、制御部30が、エアーバッグ15及び施療子17を突出させて実施する骨盤位置Pの調整について図9及び図13を参照して説明する。なお、調整にあたって基準となる図9に示すマッサージ機10の姿勢態様は、オットマン20が挙上した状態且つ座部14が傾斜した状態にあるため、既に使用者SUの骨盤位置Pは背もたれ部16に付勢された状態となっている。このため、制御部30は、改めて使用者SUの骨盤位置Pを背もたれ部16に付勢させることなく骨盤位置Pの調整を実施する。
まず、制御部30は、移動モータ18aを駆動してマッサージ機構18を背もたれ部16の下方に移動させておく。そして、制御部30は、コントローラ24又は計測部31を介して取得した身長情報を参照して、図9に示すマッサージ機10の姿勢態様に対し、エアーバッグ15及び施療子17をどの程度、突出させるかを決定する。そして、その決定に基づき制御部30は、空気供給源15aを駆動させてエアーバッグ15を座部14から突出させる。一方で、制御部30は、施療モータ17aを駆動させて施療子17を背もたれ部16から突出させる。
図13に示すように、座部14からエアーバッグ15を突出させ、背もたれ部16から施療子17を突出させると、身長の低い使用者SUの骨盤位置Pが上方に移動する。なお、図13では、調整前の骨盤位置Pを2点鎖線で、調整後の骨盤位置Pを実線で記載している。また、施療子17及びエアーバッグ15の突出に際して、背もたれ角θ9B及び座部角θ9Sの角度は維持され、背もたれ部16及び座部14が動くことはない。
そして、骨盤位置Pが調整されたことによって、身長の低い使用者SUは、骨盤位置Pが調整される前とは異なり、自身の脚部Lを脚部支持部22の支持面22aの全面に載置できるようになり、マッサージ機10に対し良好な着座姿勢を取ることができる。このため、マッサージ機10は使用者SUの脚部Lに対する揺動動作が良好に行うことができる。そして、マッサージ機10は、使用者SUの脚部Lに対して揺動刺激が身体をほぐす効果として良好に付与することができる。
本実施形態のマッサージ機10によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)骨盤位置Pを調整する場合には、前もって、制御部30は、使用者の骨盤位置Pを背もたれ部16に向けて付勢させる。そして、その状態において、使用者の身長情報に基づいて制御部30が、背もたれ部16及び座部14を傾斜させたり、エアーバッグ15及び施療子17を突出させたりして、着座状態の使用者の骨盤位置Pを調整する。このとき、前もって骨盤位置Pが背もたれ部16に付勢されていることで、背もたれ部16及び座部14を傾斜させたり、エアーバッグ15及び施療子17を突出させたりすると、骨盤位置Pが必ず移動する。これによれば、ある使用者が良好な着座姿勢を取るための姿勢態様を取るマッサージ機10に、その使用者とは身長差を有する他の使用者が着座した場合にも、他の使用者が良好な着座姿勢を取ることができる。従って、身長差を有する複数の使用者に対して骨盤位置Pを中心とする揺動運動を伴ったマッサージを良好に行うことができる。
(1)骨盤位置Pを調整する場合には、前もって、制御部30は、使用者の骨盤位置Pを背もたれ部16に向けて付勢させる。そして、その状態において、使用者の身長情報に基づいて制御部30が、背もたれ部16及び座部14を傾斜させたり、エアーバッグ15及び施療子17を突出させたりして、着座状態の使用者の骨盤位置Pを調整する。このとき、前もって骨盤位置Pが背もたれ部16に付勢されていることで、背もたれ部16及び座部14を傾斜させたり、エアーバッグ15及び施療子17を突出させたりすると、骨盤位置Pが必ず移動する。これによれば、ある使用者が良好な着座姿勢を取るための姿勢態様を取るマッサージ機10に、その使用者とは身長差を有する他の使用者が着座した場合にも、他の使用者が良好な着座姿勢を取ることができる。従って、身長差を有する複数の使用者に対して骨盤位置Pを中心とする揺動運動を伴ったマッサージを良好に行うことができる。
(2)制御部30は、骨盤位置Pの調整前に、挙上機構23によってオットマン20を座部14の前端部よりも高い位置に挙上させたり、伸縮部材11a,11bによって座部14を後端部よりも前端部のほうが高くなるように傾斜させたりする。このため、マッサージ機10に着座した使用者の骨盤位置Pを、背もたれ部16に向けて適確に付勢させることができる。
(3)制御部30は、マッサージ機10に着座した使用者の骨盤に対し直接荷重を加えて骨盤位置Pの位置調整を行うのではなく、背もたれ部16及び座部14を傾斜させ、使用者の自重を利用した位置調整を行う。このため、使用者の骨盤の一部分に強い荷重が加わることなく骨盤位置Pの調整を行うことができる。
(4)制御部30は、エアーバッグ15及び施療子17により、直接、使用者の骨盤位置Pを調整するため、その調整を簡単且つ高精度に行うことが可能になる。また、施療子17及びエアーバッグ15は、本来、マッサージのために使用者の身体を押圧するものであるため、使用者の骨盤の一部分に強い荷重が加わり不快感を与えることもない。
(5)制御部30は、コントローラ24及び計測部31を介して身長情報を取得することができる。コントローラ24に入力された身長情報を使用すれば、制御部30は、正確な身長情報でもって骨盤位置Pの調整を行うことが可能となる。一方、計測部31で計測した身長情報を使用すれば、使用者が行う身長情報を入力する作業を省略することが可能となる。
(6)制御部30は、使用者の仮想胸部位置Hよりも脚部Lが高くなるようなマッサージ機10の姿勢態様を取るように、該使用者の骨盤位置Pの調整を行うこともできる。これによれば、使用者が揺動運動を受ける際に、仮想胸部位置H(心臓)よりも脚部Lを高くできるため、血液を脚部Lから心臓に戻す効果が得られ下腿部のリラックス効果を得ることができる。
なお、上記実施形態は、以下に示す変形例のように変更してもよい。また、以下の各変形例は、互いに組み合わせてもよい。
・上記実施形態において、揺動機構22bを省略してもよい。すなわち、制御部30は、脚部揺動のマッサージ以外のマッサージのために骨盤位置の調整を行ってもよい。
・上記実施形態において、揺動機構22bを省略してもよい。すなわち、制御部30は、脚部揺動のマッサージ以外のマッサージのために骨盤位置の調整を行ってもよい。
・上記実施形態において、コントローラ24の身長情報の入力に係る機能及び計測部31のうち何れか一方を省略してもよい。
・上記実施形態において、制御部30は、背もたれ部16、座部14、エアーバッグ15、及び施療子17のうち、少なくとも2つ以上を組み合わせて、骨盤位置Pを調整してもよい。
・上記実施形態において、制御部30は、背もたれ部16、座部14、エアーバッグ15、及び施療子17のうち、少なくとも2つ以上を組み合わせて、骨盤位置Pを調整してもよい。
・上記実施形態において、挙上機構23を省略してもよい。又は、伸縮部材11a,11bを伸縮不能な構成としてもよい。
・上記実施形態において、座部14にマッサージ機構18を備えてもよい。また、背もたれ部16にエアーバッグ15を備えてもよい。さらに、その数は複数であってもよい。
・上記実施形態において、座部14にマッサージ機構18を備えてもよい。また、背もたれ部16にエアーバッグ15を備えてもよい。さらに、その数は複数であってもよい。
・上記実施形態において、エアーバッグ15及び施療子17のうち少なくとも一方を省略してもよい。
・上記実施形態において、背もたれ部16は、第2回動軸13とは別の軸を介して座部14に傾動可能に設けてもよい。
・上記実施形態において、背もたれ部16は、第2回動軸13とは別の軸を介して座部14に傾動可能に設けてもよい。
・上記実施形態において、エアーバッグ15及び施療子17は、座部14及び背もたれ部16から沈下させて骨盤位置Pを調整するようにしてもよい。
・上記実施形態において、身長情報は、身長以外にも座高、股下及び体重等の情報を含んでもよい。
・上記実施形態において、身長情報は、身長以外にも座高、股下及び体重等の情報を含んでもよい。
10…椅子型マッサージ機、11a…前側伸縮部材(座部傾斜機構、骨盤位置調整機構、骨盤位置付勢機構)、11b…後側伸縮部材(座部傾斜機構、骨盤位置調整機構、骨盤位置付勢機構)、14…座部、15…エアーバッグ、15a…空気供給源(骨盤位置調整機構)、16…背もたれ部、16a…傾動モータ(骨盤位置調整機構)、17…施療子、17a…施療モータ(骨盤位置調整機構)、22…脚部支持部、22b…揺動機構、23…挙上機構(骨盤位置付勢機構)、24…コントローラ(入力部)、31…計測部、H…仮想胸部位置、L…脚部、P…骨盤位置、X…左右方向、Y…前後方向、SU,MU,LU…使用者。
Claims (9)
- 使用者が着座可能な座部と、
前記座部の後側で前記使用者の背を受ける背もたれ部と、
前記座部の前側で前記使用者の脚部を支持する脚部支持部と、を備えた椅子型マッサージ機において、
着座状態の前記使用者の骨盤位置を前記背もたれ部に向けて付勢させる骨盤位置付勢機構と、
前記使用者の身長情報に基づいて、着座状態の前記使用者の骨盤位置を調整可能な骨盤位置調整機構と、をさらに備えたことを特徴とする椅子型マッサージ機。 - 前記骨盤位置付勢機構は、前記脚部支持部を前記座部よりも高い位置に挙上させる挙上機構及び前記座部を前後方向において傾斜させる座部傾斜機構のうち少なくとも一方の機構を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の椅子型マッサージ機。
- 前記骨盤位置調整機構は、前記背もたれ部の角度を調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の椅子型マッサージ機。
- 前記骨盤位置調整機構は、前記座部の角度を調整することを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の椅子型マッサージ機。
- 前記使用者の身体を押圧する施療子をさらに備え、
前記骨盤位置調整機構は、前記施療子を移動させることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の椅子型マッサージ機。 - 膨張及び収縮して前記使用者の身体を押圧するエアーバッグをさらに備え、
前記骨盤位置調整機構は、前記エアーバッグを膨張及び収縮させることを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の椅子型マッサージ機。 - 前記身長情報を外部から入力可能な入力部及び前記身長情報を着座状態の前記使用者から計測可能な計測部のうち少なくとも一方をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の椅子型マッサージ機。
- 前記脚部支持部は、前記身長情報に基づいて予想される前記使用者の着座状態における仮想胸部位置よりも高い位置にあることを特徴とする請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の椅子型マッサージ機。
- 前記脚部支持部を左右方向に揺動可能な揺動機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載の椅子型マッサージ機。
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CN113908033A (zh) * | 2021-09-01 | 2022-01-11 | 中国联合网络通信集团有限公司 | 按摩浴缸、计算设备、按摩浴缸控制方法及装置 |
-
2012
- 2012-10-02 JP JP2012220498A patent/JP2014073152A/ja active Pending
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