JP2014069763A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Masato Hirano
聖門 平野
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】外気温がかなり低い条件下でエンジンを始動させた際に、不具合を生じさせることなくエンジンの暖気を促進し、また暖房の立ち上がりを速めることが可能な車両用空調装置を提供する。
【解決手段】駐車状態でのエンジン始動時において、外気温が所定温度以下の場合には、空調の吸気モードが強制的に内気循環モードに設定され、かつその後に所定の条件が満たされた際には、前記空調の吸気モードが内気循環モードから外気導入モードに強制的に切り替わるように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関する。
この種の車両用空調装置として、特許文献1に記載のものがある。
同文献に記載の車両用空調装置においては、エンジン始動時において外気温が低い場合には、その後にエンジン冷却水の温度が上昇するまでの期間中は、空調装置の送風モードがDEFモードに設定される。その後、エンジン冷却水の温度が上昇したこと、およびフラントガラスの結露信号がなくなったことが検出されると、送風モードが足元送風モードに切り替えられる。
このような構成によれば、外気温度が低い条件下においてエンジンを始動させた際に、冷たい風が乗員に直接当たることを回避しつつ、フロントガラスの曇り除去を行なうことができることとなる。
しかしながら、前記従来技術においては、エンジン始動時における外気温が所定温度以下の低温の場合には、常にDEFモードが設定される。ここで、DEFモード時における吸気モードは、外気導入モードである。したがって、外気温が、たとえば氷点下またはそれに近い温度であるなど、かなり低温の条件下において、エンジンが始動された場合には、前記したDEFモードが設定されることに起因して、エンジンの暖気が促進されず、暖房の立ち上がりも遅くなる不具合を生じる。
特許第3467109号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、外気温がかなり低い条件下でエンジンを始動させた際に、不具合を生じさせることなくエンジンの暖気を促進し、また暖房の立ち上がりを速めることが可能な車両用空調装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両用空調装置は、駐車状態でのエンジン始動時において、外気温が所定温度以下の場合には、空調の吸気モードが強制的に内気循環モードに設定され、かつその後に所定の条件が満たされた際には、前記空調の吸気モードが内気循環モードから外気導入モードに強制的に切り替わるように構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
駐車状態でのエンジン始動時において、外気温がかなり低い場合には、内気循環モードを強制的に設定することができるために、エンジンの暖気を促進し、暖房の立ち上がりも速くする効果が得られる。暖気運転時間を短縮し、燃費を向上させる効果も得られる。
本発明では、特許文献1とは異なり、ガラスの曇り除去よりもエンジンの暖気などを優先させているが、内気循環モードが強制的に設定されるのは、エンジン始動が駐車状態でなされること、および外気温が所定温度以下の低温であることが条件とされているために
、多くのユーザの要望(エンジンの暖気を終えてから車両を走行させたいという要望)に沿ったものとなる。
一方、エンジンの暖気が終了するなどの所定の条件が満たされた場合には、外気導入モードに強制的に切り替わり、ガラスの曇り除去が行なわれるために、走行時における安全性も確保できる。
本発明において、好ましくは、前記所定の条件は、エンジン冷却水の温度が所定温度以上になることである。
このような構成によれば、暖気運転が終了したことを的確に検出し、内気循環モードから外気導入モードへの切り替えを適切なタイミングで行なうことができる。エンジン冷却水用の温度センサは、殆どの自動車に元々装着されるものであるため、新たなセンサを別途追加するといった必要はなく、コスト上昇を抑制することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両用空調装置の一例を示すブロック図である。 図1に示す制御部の動作制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す車両用空調装置Aは、空調ユニット1と、これを制御する制御部2とを備えている。空調ユニット1は、ブロア、空気の除湿・冷却を図るためのエバポレータ、エンジン冷却水の熱を利用して空気加熱を行なうためのヒータコアなど、空調に必要な機器を備えている。この空調ユニット1には、空調時の吸気モードを、内気循環モードおよび外気導入モードのいずれかに切り替えるための吸気モード切替えダンパ10も設けられている。
制御部2は、外気温センサ30、エンジン冷却水温度センサ31、車速センサ32、およびシフトポジションスイッチ33などからのデータ出力信号を受けるように設けられており、これらのデータの内容に対応し、空調制御を実行するように構成されている。
制御部2の動作処理手順の一例については、図2のフローチャートを参照しつつ、以下に説明する。
まず、エンジンが始動されると、制御部2は、そのエンジン始動が車両の駐車状態で行なわれたこと、および外気温またはエンジン水温が所定温度以下であることの条件が満たされている場合には、空調の吸気モードを強制的に内気循環モードに設定する(S1:YES,S2:YES,S3:YES,S4)。
エンジン始動が駐車状態で行なわれたか否かの判断においては、たとえばエンジン始動時における車速がゼロであれば、エンジン始動が駐車状態で行なわれたものとし、そうでない場合にはエンジン始動は駐車状態ではなされていないとして判断される。オートマチック車の場合には、シフトポジションをパーキングにして駐車していなければエンジン始動ができない仕様とされているのが通例であるため、この場合には、エンジン始動が行なわれたこと自体が、駐車状態で行なわれたものと判断することが可能である。なお、仮に、オートマチック車がそのような仕様でない場合には、エンジン始動時におけるシフトポジションを判断し、そのポジションがパーキングであれば、駐車状態でのエンジン始動で
あると判断すればよい。なお、判断の正確性に万全を期すべく、エンジン始動時のシフトポジションがパーキングであることと、車速がゼロであることとの双方の条件が満たされた場合にのみ、エンジン始動が駐車状態で行なわれたものと判断することもできる。
前記した外気温またはエンジン水温が所定温度以下であるか否かの判断において、「所定温度」は、たとえば、0℃〜−20℃の範囲内のいずれかの温度であり、かなり低温である。ただし、本発明では、前記した範囲外の温度としてもかまわない。
前記した2つの条件が満たされない場合には、内気循環モードの強制的な設定はなされない(S2:NO,S8、S3:NO,S8)。この場合には、たとえば以前に設定されていた吸気モードを継続して実行させるなど、どのような吸気モードに設定するかは種々に選択できる。
内気循環モードを強制的に設定した後において、エンジン冷却水温度が所定温度以上に上昇すると、制御部2は、その時点において、吸気モードを外気導入モードに強制的に切り替える制御を行なう(S5:YES,S6)。一方、内気循環モードを解除するための他の条件が満たされた場合にも、外気導入モードに強制的に切り替える(S7:YES)。この場合の条件の具体例としては、たとえばユーザが所定のスイッチ操作を行なったことなどが挙げられる。
前記した一連の動作制御によれば、次のような作用が得られる。
まず、駐車状態でのエンジン始動時において、外気温がかなり低い場合には、内気循環モードが強制的に設定されるために、エンジンの暖気が促進される。これに伴い、暖房の立ち上がりも速くなる。さらには、暖気運転時間を短くすることができることにより、燃費向上をも図ることが可能となる。前記の動作制御においては、ガラスの曇り除去よりもエンジンの暖気などを優先させているが、内気循環モードが強制的に設定されるのは、エンジン始動が駐車状態でなされること、および外気温が相当に低温であることが条件とされているために、ガラスの曇り除去よりもエンジンの暖気を優先したいユーザの要望に沿ったものとなる。
一方、エンジンの暖気が終了し、エンジン冷却水が所定温度まで上昇した際には、外気導入モードに強制的に切り替わることによって、ガラスの曇り除去が行なわれるために、車両の走行を開始する際の安全性を確保することもできる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両用空調装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
A 車両用空調装置
1 空調ユニット
2 制御部

Claims (2)

  1. 駐車状態でのエンジン始動時において、外気温が所定温度以下の場合には、空調の吸気モードが強制的に内気循環モードに設定され、かつその後に所定の条件が満たされた際には、前記空調の吸気モードが内気循環モードから外気導入モードに強制的に切り替わるように構成されていることを特徴とする、車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置であって、
    前記所定の条件は、エンジン冷却水の温度が所定温度以上になることである、車両用空調装置。
JP2012218961A 2012-09-29 2012-09-29 車両用空調装置 Pending JP2014069763A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018075980A (ja) * 2016-11-09 2018-05-17 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
CN111516644A (zh) * 2019-02-03 2020-08-11 宝马股份公司 除雾方法和除雾系统以及车辆、存储介质和电子设备

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